新卒採用の料金・特徴をご紹介│10タイプ・33 サービスを比較
新卒採用

新卒採用は時代の変遷にともない、手法がさまざま変化してきました。今や、どの手法を使いどう組み合わせるべきかお悩みの方も多いと思います。
本記事では
・新卒採用をおこなうメリット
・新卒採用サービス10種
・手法別各サービスの特徴や料金
をまとめています。
採用活動の参考にしていただければ幸いです。
1.新卒採用にかかる料金
新卒採用にかかる料金は就職サイトなどの掲載料金だけではありません。
採用活動のための広報費用や企業説明会に必要な費用も含み、予算を組む必要があります。
本章では新卒採用にかかる料金を解説します。
新卒採用の採用単価
新卒採用における「採用単価」とは、入社予定者1名あたりにかかった費用です。
一般的には「採用費用の総額 ÷ 採用人数」で算出します。
24年卒を対象にした調査では、新卒採用の平均採用単価は約56.8万円※です。
こちらは企業が新卒社員を1名採用するためにかけた費用の平均値であり、採用活動における広告費用や説明会などの運営費、人件費、内定者フォロー費用などが含まれています。
採用単価は一般的に、中小企業や非上場企業のほうが高くなる傾向がみられます。
なぜなら、中小企業がブランド力や知名度を高めるための広告や広報活動に費用を多くかける必要があるためです。
※出典:株式会社マイナビ「2024年卒 企業新卒内定状況調査.pdf」
企業規模による採用単価の違い
大手企業はブランド力が高い傾向にあるため、知名度向上のために多額の広告出稿や大規模な説明会を開催しなくても母集団形成が可能なケースが多いです。
そのため、新卒採用における平均採用単価は約49万円※と、比較的抑えられています。
しかし、ターゲット学生が少ない業界や職種の採用時は、平均採用単価よりも高額となることもあります。
一方、中小企業や非上場企業は知名度の向上を課題となっていることがあるため、学生に自社の魅力を伝えるための広報活動や複数回にわたる面接、インターンシップの開催などに費用を多くかける傾向があります。
その結果、新卒採用単価は約57.5万円※と、大手企業の平均採用単価よりも高くなっています。
なお、企業規模以外にも業種や地域、採用人数によって採用単価は変動するため、自社の特性に合わせて予算計画を立てることが重要です。
※出典:株式会社マイナビ「2024年卒 企業新卒内定状況調査.pdf」
新卒採用のコストが中途採用より高くなる理由
2024年の調査結果※によると、中途採用にかかった費用の総額は平均で650.6万円、採用人数の平均は約20.8人でした。
これらの数値から計算される中途採用の採用単価は約31.3万円です。
新卒採用時の平均採用単価は約56.8万円なので、新卒採用の方が採用コストが高いことがわかります。
なお、中途採用のコストは企業の従業員規模や業種、地域によって大きく異なります。
過去数年のデータでは中途採用のコストは上昇傾向にあり、背景には少子高齢化に伴う労働力人口の減少があります。
今後も競争激化により、中途採用の費用は一定の上昇が想定されるため、中途採用においても対策が重要です。
では、新卒採用はなぜ中途採用よりもコストがかかるのでしょうか。
順に解説をおこないます。
※出典:株式会社マイナビ「中途採用状況調査2025年版(2024年実績).pdf」
採用期間と複雑な選考プロセスによる影響
新卒採用は中途採用に比べて採用プロセスが長期にわたり、選考プロセスも複雑であることが特徴です。
具体的には、企業説明会や会社説明会、インターンシップなど、学生との接触機会を多く作る必要があり、それに伴い会場費用や資料作成費用、人件費などが発生します。
また、選考段階でも複数回の面接や適性検査、グループディスカッションなど多様な選考手段を用いることが多いです。
さらに、選考に関わる面接官や採用担当者、サポート社員の人件費や交通費も積み上がります。
そのため、新卒採用は1名あたりの採用単価が中途採用よりも高くなる傾向があります。
ブランド認知度向上に要する費用
中小企業やブランド力の向上に課題がある企業は、新卒学生に企業を認知してもらうために広告や説明会の開催、大学訪問による広報活動など、より多くのリソースを割く必要があります。
このような活動には広告費用やイベント開催費用、人件費がかかり、採用単価を押し上げる要因の1つです。
対して大企業はブランド力が高いため、大規模な広告費をかけずとも応募者を集められることが多く、この費用差が新卒採用のコスト格差として現れています。
また、近年では大企業でも母集団の形成が課題となる企業も増えているため、徐々に採用単価が高まっています。
2. 新卒採用のサービスの種類と費用相場
新卒採用にはさまざまな費用が発生します。
そのため新卒採用にかかる主な費用相場を、10項目に分けて解説します。
1.採用コンサルティング
採用コンサルティング会社は、企業の採用業務のサポートをおこないます。
経営戦略に沿った採用戦略の立案から、採用組織メンバーの構築、採用活動、採用フローの構築からPDCAまで提案やアドバイスが提供されます。
自社の新卒採用がうまくいっていない、採用メンバーのスキルに不安がある企業に適しています。
採用コンサルティングの費用相場は企業規模や業務範囲によって異なりますが、一般的には50万円〜200万円程度の費用がかかります。
2.就職サイト
採用活動をおこなう企業や就職活動をする学生のほとんどがインターネットを介してそれぞれの活動を進めています。
就職サイトは、学生にとっては情報収集の場であり、企業にとっては自社の採用情報をアピールのできるプラットフォームとして認識されています。
企業側は、求人内容や企業情報の発信、求人に対する応募の受付、登録学生の中から人材を探すことができます。
学生の傾向や動向を知りたい企業、ある程度認知度のある企業、採用人数が多い企業は効果を見込める媒体です。
就職サイトの相場は年間で約80万円~です。
大手就職サイトのマイナビの場合は80万円~、dodaキャンパスは採用人数ごとの定額制で、3名プランの場合は60万円です。
なお、掲載料金や掲載期間は、サービスやプランなどにより異なります。
3.合同説明会、イベント
合同説明会や各種イベントは学生と企業の出会いの場として、就職サイトやイベント会社が開催しています。
対面やオンラインで、自社を知らない学生とも接点を持つことが可能です。
そのため、認知度の向上に課題のある企業や、より多くの学生と早期から接点を作り、インターンシップや選考に誘導したい企業におすすめです。
合同説明会、イベントの費用相場は、イベントの開催規模や地域、時期により異なります。
一般的な合同説明会の参加費は1回あたり約40万円〜100万円が目安です。
自社企画の企業説明会の場合は、1回あたり20万円〜数十万円が相場です。
4.ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングは企業が自社にマッチする求職者を、サービスの登録学生の情報から探して、直接アプローチする「攻め」の採用です。
採用コストをおさえつつ、より自社とのマッチ度が高い人材を採用したいという企業におすすめです。
ダイレクトリクルーティングサービスの料金形態は、採用に成功した際に費用が発生する成功報酬型が主流です。
1名の獲得あたり、30万円〜40万円程度が相場です。
ただし、理系学生などは、成功報酬額が高くなることがあります。
また、成功報酬型の場合は採用人数に比例して費用が増加します。
そのため、大量採用の場合は就職サイトなどからの応募を待つだけでは接触が難しいターゲット学生のみを、ダイレクトリクルーティングサービスでスカウトをするなど、目的により使い分けるなどの工夫が必要です。
5.新卒紹介
新卒紹介は新卒の紹介に特化している人材紹介サービスです。
新卒紹介サービスに登録している学生のなかから、企業のターゲットに合う学生へ企業説明や業務説明などの惹きつけをおこない、選考参加意欲を高めた状態で紹介をしてくれます。
学生の選定から惹きつけ、面接の日程調整や内定後のフォローまでおこなってくれるため、はじめて新卒採用をおこなう企業や、採用工数を削減したい企業におすすめです。
また、理系学生の紹介に特化しているサービスなどもあるため、特定のターゲットの採用時にも活用できます。
新卒向けの人材紹介サービスは、1名の採用ごとに費用が発生する成功報酬型が主流です。
相場は85万円から100万円程度で、これは採用した学生の初年度想定年収の約20〜25%に相当します。
一般的に文系学生よりも、理系学生や体育会系学生など採用が難しいターゲットの成果報酬額の方が高く設定されています。
なお、完全成功報酬型のサービスの場合は導入段階では費用が発生しないため、ほかのサービスとの併用をおこないやすい利点があります。
6.ターゲティング広告
ターゲティング広告はリスティング広告やSNS広告、SEOなどのWebマーケティングスキルを活用した新しいターゲット集客サービスです。
ターゲット学生が多く利用している検索ツールやSNSなどへ、採用広告を出稿することにより、自社の知名度向上と採用情報の発信を同時におこなえます。
ほかのサービスでは出会いにくい、潜在層にアプローチができるため、ターゲットとなる学生に自社の情報を届けたい、求人サイトに依存しない独自の採用ルートを構築したいと考えている企業におすすめです。
ターゲティング広告の運用は、クリックごとの従量課金制と運用費用などが必要です。
運用相場としては、月額にして数万円~数十万円が一般的です。
広告の運用をプロに依頼することで、効果的なターゲット設定をおこないやすくなり、費用対効果を高めることができます。
7.採用アウトソーシング(採用代行)
採用アウトソーシングは、企業の採用業務を一括、もしくは分割して委託できるサービスです。
新卒採用では、一気に応募やエントリーが殺到するなど、初期の段階から膨大な工数が発生しがちです。
煩雑な作業をアウトソースすることで、採用担当者はコアな重要業務に専念することができます。
採用担当者が少ない、採用におけるコア業務に注力したいという企業にとっては効果的です。
採用アウトソーシング(採用代行)の相場は、業務委託範囲や期間に応じて数十万円〜200万円前後です。
8.採用管理システム(ATS)
採用管理システム(ATS)は、応募者情報や選考状況を一元管理できるシステムです。
学生からの応募受付や面接日程の調整など、時間がかかりやすく複雑になりがちな業務も自動化・効率化できるため、採用担当者の負担を大きく減らします。
また、学生とのやり取りや各ステータスをデジタル上で一元的に管理できるので、選考漏れを防止しながら選考を進めることが可能です。
導入により応募から内定承諾までの流れを整理できるため、業務効率を高めながら正確な情報管理をおこないたい企業に適しています。
採用管理システム(ATS)の相場は、初期費用やシステム利用料などに50万円~70万円程度、月額利用料は5千円〜数万円が一般的です。
9.採用ツール制作
採用ツール制作は、採用サイトやパンフレット、採用動画などを制作して、学生に「この会社で働きたい」と思わせるコンテンツを制作します。
写真や動画などのビジュアル訴求をおこなうことで学生の印象に残りやすくなり、応募意欲を高められます。
情報収集段階の低学年の学生にとっては企業を知るきっかけとなり、応募前の学生にとっては応募動機を高めるための要素の1つとなります。
また、社内の様子や業務内容をリアルに発信することで内定者フォローにも活用できるため、複数のフェーズで役立ちます。
採用ツールの相場は制作費用や制作物の種類や納品量により異なります。
一般的には数十万円から100万円程度です。
10.適性検査
適性検査は学生の能力や性格、ストレス耐性などを科学的に測定するツールです。
面接官の直感や印象に偏らず、データに基づいて学生を分析できるため、選考の精度を高めることができます。
また、面接だけではわからない「潜在的なポテンシャル」や「社風との相性」を客観的に判断できるため、採用後の早期離職を防止しやすくなります。
適性検査は主に、選考の初期段階で活用されます。
学生の適性を評価する検査検査の相場は、1回あたり2,000円〜10,000円程度です。
検査の種類や規模により費用が変動します。
ほかにも、新卒採用は説明会やセミナーなどにもコストが発生します。
具体的には会場レンタル費や備品レンタル費、人件費、資料作成費がかかります。
会場費は規模によって異なり、小規模で数万円、大規模ホールでは数十万円が一般的です。
オンライン説明会の場合は配信機材のレンタルや通信費もかかります。
また、内定者の辞退防止と早期離職の抑制のための内定者フォローにおいてもコストが生じます。
懇親会や研修をおこなう場合は、1回あたり10万円〜30万円程度、研修費用は講師料や教材費を含めて30万円〜100万円程度が相場です。
3.採用コストの削減方法
新卒採用の料金について調べる理由が、現状の採用コストを削減したいという課題である企業のために、採用コストの削減方法について解説をおこないます。
採用課題の見直し
採用コストを削減するためには、まず自社の採用課題を丁寧に見直すことが重要です。
現状の問題点を把握し、採用のどのような部分に費用がかかっているかを明確にしましょう。
たとえば、採用要件が曖昧だったり、求める学生像が定まっていない場合は、必要のない応募が増えて選考の手間やコストが膨れ上がります。
ターゲットとなる学生の母集団形成に時間がかかったり、選考に多くの工数がかかる場合は、自社が本当に必要とする人材やスキルを具体的に再設定しましょう。
ターゲット学生を明確化することで、適切な採用手法やサービスの選定が容易になります。
自社に合ったサービスを活用することで、掲載料などのコストが無駄になりにくく、採用につながりやすい運用が可能となります。
また、採用プロセスを振り返り、説明会の回数が多すぎたり、面接が過剰に繰り返されていないか確認し、合理化も検討しましょう。
採用手法の見直し
採用課題について見直しをおこなったあとは、採用手法自体を見直します。
採用手法の見直しは、採用コスト削減と費用対効果向上に直結する重要な施策です。
サービスの選定では大手サービスにこだわらず、ターゲット学生が多く利用しているサービスを選ぶことで、応募を獲得しやすくなり、掲載料などのコストを抑えられます。
また、社員の紹介やリファラル採用を活用すれば、低コストかつ自社にマッチした人材獲得が期待できます。
さらに、最近ではダイレクトリクルーティングや自社の採用HP、SNSによる採用活動も有効です。
これらは外部媒体に頼らず、企業自らが直接母集団を形成する手法であり、掲載料などの固定費削減にもつながります。
新卒採用は、複数の手法やサービスを組み合わせることで、最小限の投資で最大の効果を得る採用活動が実現できます。
そのため、現状の成果やコスト構造をしっかり分析した上で、最適な採用手法を選択し、戦略的に運用していくことがポイントです。
採用活動の効果測定の実施
採用活動の効果測定は、効果的な採用活動のために欠かせません。
まず、どのサービスから何名の応募があり、最終的に採用に何名つながったのか、その採用にどれくらいの費用がかかったのかを数字で確認しましょう。
このようなデータをもとに分析すれば、成果が出ない採用経路に費用を使い続けるのを防ぎ、逆に成果の高い方法には予算を集中して使うことができます。
また、内定辞退率や新入社員の定着率も追いかけることで、採用の質の向上につながります。
データで運用を管理することで、無駄なコストの削減とより質の高い人材採用の両立が可能になります。
このような効果測定を含む手法をきちんと取り入れることで、新卒採用にかかる費用を抑えながら、必要な人材を効率よく確保することができます。
採用コストの見直しは単なる節約ではなく、採用戦略そのものの質を高めるチャンスです。
4.新卒採用サービス紹介
では、上記でご説明した項目ごとに、具体的な新卒採用サービスをまとめました。
各企業に有効、かつ最適なサービスを見つけていただけますと幸いです。
各サービスの特徴や料金などをご紹介していますので、ぜひ比較検討にお役立てください。
1.採用コンサルティング
インターンシップ企画
- 特徴
- ・中小企業から大手企業まで、10,000社を超える豊富な支援実績
- ・幅広い商材のなかから最新・最適なソリューションをご提供
- ・市況を見極め、インターンシップの集客、運営、効果測定までをトータルサポート
- ・イベント企画やワークショップなど、パッケージではなくオリジナルで企画
サービス | 料金 |
インターンシップの企画立案・運営サポート | 50万円~ |
オリジナルコンテンツ開発 | 100万円~ |
オリジナルコンサルティング
- 特徴
- ・採用戦略や採用フロー、惹き付け方やコンテンツを見直し、採用プロセスの最適化を実現
- ・各企業の課題に合わせたオリジナル企画を開発することが可能
- ・魅力的なコンテンツで学生の母集団形成・惹き付けに
サービス | 料金 |
コンサルタント(8時間) | 30~50万円前後 |
2.就職サイト
マイナビ
- 特徴
- ・インターンシップ期間から学生登録40万人以上、業界を牽引する主要就活サイト
- ・学生の利用率はほぼ100%で、採用活動のベースとして活用できる
- ・50種類を超える豊富なオプション企画で採用課題を解決できる
サービス | 料金 |
バリュープラン | 定価80万円~ |
マイナビインターンシップサイト
- 特徴
- ・プレサイト公開となる6月から学生登録数約20万人と業界を牽引する主要就活サイト
- ・学生の利用率ほぼ100%と、母集団形成のためのもっともベーシックなツール
- ・豊富なオプション企画で採用課題を解決できる
サービス | 料金 |
プレ企業情報掲載パッケージA | 定価60万円~ ※別途オプションあり |
キャリタス就活
- 特徴
- ・企業と学生がお互いの興味関心が分かる「気になる」機能が好評
- ・便利な機能を備えたキャリタス就活2022専用アプリで就活生の利用度アップ
- ・VISITS OBとの連携で、ターゲット層にダイレクトな働きかけができる
サービス | 料金 |
プレサービス版 スタンダートプラン | 90万円 |
プレサービス版 エントリープラン | 50万円 |
ONECAREER
- 特徴
- ・新卒採用マーケット内で最大級の学生の声(クチコミ)を集めたWebメディアを運営
- ・オンラインイベントへの参加が可能
- ・長い利用期間と学生の高いアクティブ率
サービス | 料金 |
フリー | 0円 |
ライト | 30万円(システム利用料)+10万円/1ヶ月 |
スタンダード | 30万円(システム利用料)+30万円/1ヶ月 |
3.合同説明会、イベント
マイナビ EXPO
- 特徴
- ・業界ダントツの情報量と情報力の説明会開催
- ・日本最大級の合同企業説明会の開催
- ・47都道府県、50都市で開催
サービス | 料金(目安) |
開催地、出展内容により変動 | 50万円~ |
マイナビ就職セミナー
- 特徴
- ・中規模イベントのため落ち着いた企業説明会ができる
- ・学生のイベント認知度、参加率、満足度が高い
- ・全国47都道府県全てで開催
サービス | 料金 |
東京会場/1ブロック | 45万 |
大阪会場/1ブロック | 35万 |
名古屋会場/1ブロック | 30万 |
アクセス就活フェア2022
- 特徴
- ・人事担当者と学生の距離が近く、安定した面談数を確保できる
- ・年間90回以上開催されているため、採用スケジュールに合わせやすい
- ・学生の動きを考えた会場作りで質の高い出会いを創出
サービス | 料金 |
東京/一日 | 40万 |
大阪/一日 | 35万 |
キャリタス就活フォーラム
- 特徴
- ・国内30都市で年間250回開催されているため、就活期後半でも効果が期待できる
- ・毎年約24万人が来場する知名度の高いイベント
- ・機械・情報系、土木・建築系、理系、U/Iターンなど限定イベントもあり
サービス | 料金 |
東京会場 スタンダード | 90万円 |
大阪会場 スタンダード | 75万円 |
福岡会場 シングル | 55万円 |
Meets Company
- 特徴
- ・全国8ヶ所、年間600回以上のイベントを開催、集客も任せられる
- ・大手志向の高いナビ就活サイトでは出会えない人材との接点を創出
- ・詳細のヒアリングに基づき、業種、業界、採用課題にマッチした人材を紹介
サービス | 料金 |
早期 9月~2月 | 25万円 |
通常期 3月~7月 | 35万円 |
後期 8月~3月 | 40万円 |
学研就職セミナー
- 特徴
- ・女子、留学生、高専、理工系など特化セミナーが充実
- ・高スキルと強いモチベーションを持つ学生の参加が多い
- ・研究熱心な学生が集まるため、企業伝達の質もあがる
- ※料金の詳細はお問い合わせください。
キャンリクフォーラム
- 特徴
- ・全国の50の大学と企業との合同相談会によるリアル情報の収集
- ・遠方の大学でも、担当者経由で学生にアプローチ可能
- ・大学のキャリアセンターの担当者と1対1の対話ができる
サービス | 料金 |
基本参画料金(2名まで参画可能) | 18万円 |
アクセス就活FOCUS
- 特徴
- ・4ブース指定+2ブースフリーでブース参加が促される
- ・業界ごとの開催のため、ターゲット人材に効率的に出会える
- ・選考試験のワンステップ免除で、学生負担の軽減に協力
サービス | 料金 |
基本ブロック | 40万円 |
理系学生採用向けイベント【Premium Startup Seminar】
- 特徴
- ・理系学生に特化をしており、機械・電気電子系の学生集客に強い
- ・1グループ6~8名前後の理系学生に20分×6回でアプローチする小規模イベント
- ・交通費・宿泊費負担で、集客率をアップ
サービス | 料金 |
理系 | 70万円 |
4.ダイレクトリクルーティング
Offerbox
- 特徴
- ・採用ターゲットの学生に積極的にアプローチできる
- ・高い学生アクティブ率と、スカウト開封率
- ・企業の知名度に関係なく新卒採用できる
サービス | 料金 |
早期型プラン(3名) | 75万円 |
早期型プラン(5名) | 125万円 |
Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)
- 特徴
- ・会員登録数60万人!登録学生の8割以上が中小企業を希望
- ・全国の文系・理系学生にアプローチできる
- ・Web面談システム「スマ面」で、遠隔セミナーや面談、面接ができる
サービス | 料金 |
基本プラン※全卒年対象 | 130万円~ |
卒年別プラン※採用広報 | 80万円~ |
LabBase
- 特徴
- ・優秀な理系学生の登録が多い
- ・他社平均スカウト返信率の倍以上で、スカウト返信率は約40%
- ・特に工学系の学生の登録が多い
サービス | 料金 |
スタンダードプラン | 240万円 |
キミスカ
- 特徴
- ・学生検索の項目は30種類以上
- ・適性検査の確認・検索が無料
- ・国公立・G-MARCH以上の学生が6割以上
- 特徴
サービス | 料金 |
年度利用プラン | 150万円 |
5ヶ月プラン | 75万円 |
dodaキャンパス
- 特徴
- ・ターゲット学生に積極的にアプローチできる
- ・就職活動前の低学年層に早めからアプローチ可能
- 特徴
サービス 料金 ベーシックプラン 60万円
5.新卒紹介
就職エージェントneo
- 特徴
- ・ターゲット像を絞り込み、ピンポイントに人材を探せる
- ・文系職、体育会系、留学生などカテゴリ別の紹介依頼も可能
- ・急な内定辞退や欠員補充にもスピーディーに対応できる
- 特徴
サービス 料金※成果報酬型 文系学生(一律) 100万円 理系学生(一律) 110万円
理系就職エージェントneo
- 特徴
- ・利用者35,000以上、内定実績2,300以上、求人社数1万社の実績
- ・理系人材にピンポイントにアピール・アプローチが可能
- ・競争率の高い理系人材を紹介してもらえるため、効率性が高い
- 特徴
サービス 料金※成果報酬型 理系学生(一律) 110万円
6.ターゲティング広告
- 特徴
- ・最先端のマーケティング手法を取り入れて、費用対効果の高い広告コンテンツを発信できる
- ・就活サイトなど既存の求人手法に依存しない、ターゲット人材からの応募増の期待が持てる
- ・専門知識のない企業にもわかりやすい提案・設計されるのが魅力
サービス | 料金 |
クリック保証型プラン (広告表示回数120万回/1000クリック保証) | 40万円~ |
7.採用アウトソーシング
採用代行(RPO)サービス
- 特徴
- ・10,000社以上の導入実績を誇り、採用業務全般もしくは一部を担い、依頼企業の採用力強化を全面バックアップ
- ・自社ニーズに合わせた導入、プランニング、実施後にも運用可能
- ・土日祝日の業務やサポートの体制も整っているため、候補者対応への遅れの心配なし
サービス | 料金 |
サービスによる | 要見積もり |
8.採用管理システム
MOCHICA(モチカ)
- 特徴
- ・若者のコミュニケーションの主流ツール「LINE」に対応した採用管理システム
- ・電話やメールより、確実でスピーディーな学生とのやり取りを実現。日程調整がLINE上でわかりやすく伝達できるのも魅力
- ・イベント時の即エントリー、選考予約の取り付け、内定後の懇親会の日程調整などまで迅速対応
サービス | 料金 |
初期費用 | 5万円 |
スタンダードプラン | 月額6万5千円~ |
9.採用ツール制作
採用動画作成
サービス | 料金 ※要見積り |
コンセプト・オープニング動画 | 目安:30万円~ |
インタビュー動画 | 目安:50万円~ |
採用サイト・ホームページ作成
サービス | 料金 ※内容により変動あり |
カスタマイズプラン | 150万円 |
スタンダードプラン | 70万円 |
- ・社内外のデザイナーにより、クオリティの高いパンフレットが作成
- ・採用目線での提案をしてくれるので、学生の活用度や印象度もアップ
- ・さまざまなシーンで組み合わせ活用ができるようサポートも充実
サービス | 料金(1000部) |
カスタマイズプラン | 100万円 |
スタンダードプラン | 70万円 |
10.適性検査
ダイヤモンドシリーズ
- ・紙媒体でもWeb上でも実施可能な適性検査
- ・人柄・思考・興味などを測定するパーソナリティ検査
- ・ストレス耐性や知的能力まで測ることのできる総合能力検査
- ・職種ごとの適性診断も可能
サービス | 料金(一人あたり) |
紙媒体-DPI | 800円 |
Web-DPI(標準) | 2,500円 |
- ・性格、欲求、思考タイプなど個人の潜在意識や資質、適性を把握できる検査
- ・非常に細かい特性に区分された診断結果が学生の選考や見極めに役立つ
- ・採用時に限らず、内定フォローや入社後研修、組織分析にも活用可能
サービス | 料金 |
月額従量制 | 料金1万円(月額) |
年間定額制 | 料金21万円(年間) |
受験料 | 2,000円/一人あたり |
4,000件超過受験料 | 1,000円/一人あたり |
Compass
- ・性格、欲求、思考タイプなど個人の潜在意識や資質、適性を把握
- ・抑うつ・ストレス耐性を確認できる検査
- ・入社後の不適応性を見抜き、入社後のリスクを把握できる
- ・自社で活躍している社員の特性をモデル登録し学生と合致判断することができる
サービス | 料金 |
100名未満 通常プラン 受験料 | 2,000円/一人あたり |
100名以上 半額プラン 受験料 | 1,000円/一人あたり |
1,000名以上 定額プラン 受験料 | 見積もりにて |
アッテル
- 特徴
- ・これまでの適性検査と異なり、採用・配置・タレントマネジメントに活かせる
- ・「オリジナル適性診断」で価値観・スキルを定量化
- ・既存従業員の分析で最適な採用と配置を実現
- ・データ蓄積により自社分析も可能
サービス | 料金 |
初期費用 | 初年度のみ20~50万円(従業員数に応じて) |
ライトプラン | 250円/月(3,000円/年) |
スタンダードプラン | 350円/月(4,200円/年) |
プロプラン | 500円/月(6,000円/年) |
CUBIC
- 特徴
- ・人や組織の見えにくい側面を可視化
- ・採用から組織活性化までを一元管理
- ・分析から研修・コンサルティングまで
サービス | 料金(定額プラン) |
個人特性+能力検査分析 | 200万円/年 |
個人特性分析 | 120万円/年 |
能力検査分析 | 120万円/年 |
自己分析出力 | 50万円 |
サービス | 料金(従量課金プラン) |
個人特性分析 | 2,000円/件 |
能力検査分析 | 1,500円/件 |
自己分析出力 | 1,000円/件 |
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5.新卒採用をおこなうメリットは?
株式会社ディスコの キャリタスリサーチの2022 年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査.pdfによると、前年よりも採用を「増加」すると回答した企業は全体の15.6%に対し、「減少」すると回答した企業は12.9%となり、「増加」が「減少」をやや上回る結果となっています。
ここでは、新卒採用をおこなうメリットを見ていきたいと思います。
参照:株式会社ディスコ「キャリタスリサーチの2022 年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査.pdf」
一括採用で採用・教育が効率的
新卒採用は、採用選考から入社後の教育・育成までを同時期におこなうことができます。
複数の人材を一括してアプローチや対応ができるため、効率性は上がります。
新卒人材は、ほとんどがアルバイト以外の職務経験がなく、人材の能力やスキルのばらつきがありません。
このため、入社後に必要な教育やその後の育成の企画や準備も事前に整えやすいといえます。
将来を担う優秀な人材が確保できる
中途採用がスキル採用といわれることにに対して、新卒採用はポテンシャル採用といわれます。
新卒採用は、ポテンシャルを期待して自社の将来を担う優秀な人材に育てることが可能です。
すでに働いている人の中から、優秀な人材を引き抜くことは容易ではありません。
多くの場合、現職の企業がしっかりとコア人材として目をかけており、転職の可能性も低いからです。
このため、新卒人材の中から優秀な人を探し出すことが有効と考えられます。
組織の活性化と強化を期待できる
新卒人材は、職場を活性化させるパワーを持っています。
何かと上司が手をかけることも多いですが、良くも悪くも職場の中に新しい風を巻き起こす働きをします。
そのため、新卒社員の存在と彼らが持つ新しい視点は、既存社員の刺激になり、停滞やマンネリ化を防ぐことができます。
既存社員は指導や教育、交流など、新卒社員と接する中で自分の理解が不足している点を明確に認識することができます。
既存社員のさらなるスキルアップにもつながり、全体的な組織力の強化も見込めます。
企業文化が浸透しやすい
新卒社員は、学生時代を終えたばかりで、社会人としての価値観も形成・確立されていません。
このため、自社が持つ企業文化や価値観を受け入れやすい=浸透しやすいという特徴があります。
新卒入社で勤続が長くなるほど、高いロイヤリティを持って働いてもらえる可能性がある層なのです。
組織内の人員バランスが適正になる
新卒年代層は、企業の将来を担う次世代人材です。
将来を見越した人材育成も必要となります。
今や、企業は目先の利益を追求するだけでは、10年、20年先にも存続し、存在価値高く競争力を維持していくことが難しい時代です。
あらゆる年代層を取り込み、多様性を活かす上でも、新卒採用でバランスを取っていくことができるのです。
6.採用コスト削減に成功した中小企業の事例紹介
東京に本社を構える機械系メーカーの、地方採用における採用単価の削減成功事例を紹介します。
従業員数 | 300~499名 |
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上場・非上場 | 非上場 |
採用エリア | 宮城県/静岡県 |
採用課題は学生からの認知度が低い点と、ターゲット学生が機電系学生に限定されていることから、母集団を形成しにくい点です。
さらに、東京勤務ではなく地方エリアの募集であることから、長期的な新卒採用の計画も立てにくいことが課題となっています。
過去の対策としては、複数サービスの活用です。
新卒紹介サービスも利用してきましたが、年々採用の難易度が上がるにつれ採用単価も上昇していたため、新たな採用手法を検討しました。
新たな施策は主に3つです。
マイナビの活用でインターンシップの集客時期から学生への早期アプローチをおこない、学生の目に留まりやすくなるように上位表示オプションを活用しています。
さらに、学生への訴求方法にも工夫をこらして、製造業界のマイナスイメージや固定概念を払しょくするために、職場のリアルを伝えやすい動画の活用により、学生の興味に合わせた視点での訴求に切り替えています。
結果として約500名の学生が応募し、約200名の学生が選考に参加しており、採用目標の5名を達成しています。
採用単価に換算すると、30万円の削減です。
母集団を形成しにくいターゲット学生の採用時に、複数のサービスの併用は効果的ですが、定期的に効果を測定してサービスを絞り込み、予算の配分を調整することも重要です。
そのほかにも、中小企業の採用コスト削減事例や、気になるサービスの事例を知りたい方は、求人広告代理店などを通して情報収集をおこなうことをおすすめします。
7.まとめ
いかかでしたでしょうか。
新卒採用活動に役立つサービスをご紹介しました。
どのサービスを利用するのがベストなのかは、貴社の状況や課題によって異なります。
さらに、それぞれのサービス特徴や料金もさまざまなため、ぜひ詳細をご確認の上比較検討することをおすすめします。
新卒採用成功に、何か1つでも活かせるものがありましたら幸いです。
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中小・ベンチャー企業を採用成功に導く戦略を
入社してから一貫して新卒採用のコンサルティングをおこなう部署に携わる。大手上場企業~ベンチャー企業まで計1,000社近くの支援を経験し、現在は新規営業部門の責任者として従事。
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斎藤/新卒採用領域
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