マイナビ・リクナビの特徴を徹底比較!自社の採用に活かすには?

新卒採用

新卒採用において、2大新卒就活サイトであるマイナビ・リクナビを利用するのが一般的だと考える採用担当の方も多いのではないでしょうか。

2つの媒体は同じ役割を果たすように思えるかもしれませんが、詳しく見てみると特徴が大きく異なることがわかります。

今回はこれら2つの媒体を、登録学生数や掲載企業数などの基本情報から仕様の違いなど、さまざまな視点から比較していきます。リクナビ・マイナビを、自社に適した方法で活用するための参考になれば幸いです。

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1.マイナビ・リクナビを基本情報で比較する

はじめに、大手就活サイトとして評価の高い「リクナビ」と「マイナビ」の基本情報の違いを見ていきます。それぞれが、何を重視して運営をおこなっているか理解しておきましょう。

1.1 マイナビ・リクナビの打ち出し方の比較

マイナビは、「学生満足度No1として、学生へのサポート力の評価の高さをうたっています。

Webでの学生集客だけでなく、大学訪問での会員獲得にも力を入れており、学生に就職活動のレクチャーや面接対策などをおこなっています。使いやすさから学生が登録したくなる=登録者が多いというのが特徴でしょう。

一方のリクナビは、「掲載企業数3年連続No1」として、2019年3月段階で31,563社の掲載数をアピール。また、新卒採用学生調査の「先輩が利用した就活サイトNo1」という点も強調しています。

1.2 基本情報で見るマイナビ・リクナビの比較

リクナビとマイナビの基本情報を比較してみました。(2020年3月グランドオープン時点)単純に比較をすると、掲載企業が多いのはリクナビ、登録学生数が多いのはマイナビです。

登録学生数を掲載企業数で割る1社あたりの登録学生数でみてみると、リクナビが25.2人/社、マイナビが35.4人/社となり、マイナビが1社あたり約10人ほど学生数が多い結果となりました。

もちろん、サイト内でどれだけの学生にリーチできるかによって、エントリー数は異なりますので、サイト比較の1つの指標としてご参考ください。また、それぞれの掲載社数のうち、説明会情報を公開している企業比率に大きな差がありました。

2020年3月時点(21年卒向けサイト比較表)

 

マイナビ

リクナビ

掲載企業数    

24,013社

31,564社

学生登録数

約90万人

約80万人

上場企業の掲載社数

2,079社(8.6%)

2,512社(7.9%)

企業規模1,000名以上の掲載社数

3,146社(13%)

2,929社(9.2%)

企業規模   100名以下の掲載社数

7,598社(31%)

15,180社(48%)

※採用支援ポータル調べ
 
21年卒採用は新型コロナウイルスの影響もあり、過去4年間上昇し続けていた主要ナビサイトの掲載企業数および会員数は初めて減少しています。

2.マイナビとリクナビの比較│基本情報以外

次に、さまざまな観点からマイナビとリクナビを比較・分析してみたいと思います。

2.1 掲載企業の特徴

どのような業界の掲載が多いか

掲載企業の業界には2つのサイトに大きな差はなく、いずれもサービス・インフラ系、メーカー企業の割合が多くなっています。

差がある業界としては、商社(リクナビ4,250/マイナビ5,037社)、サービス業(リクナビ14,658/マイナビ9,233社)が見られます。

リクナビは就活生にとって企業比較がしやすい作りになっているため、競合が多い業界の場合には考慮した方がいいかもしれません。

地域別から見る比較

主要都市(東京、大阪、名古屋、福岡)の企業の割合は、リクナビが15,679社(52%)、マイナビが11,560社(51%)となっています。

過去の名残りでリクナビは都市型、マイナビは地方型という認識もあるようですが、現在大きく差はありません。

基本的には本社所在地で検索する学生が多いようですので、自社エリアの企業件数を検索して、その掲載企業数で利用する就職サイトを選定してもいいかもしれません。

2.2 登録学生

文理別に見る比較

登録学生の専攻比較(2018年卒HR総研調査)をしてみると、文系は、リクナビが90%でマイナビが91%、理系についてはリクナビが89%でマイナビが86%と差が見られます。

情報、工学系の学生、開発や研究分野の学生の採用にはリクナビのほうが見つかりやすいかもしれません。

2.3 合同説明会

開催時期

20193月の時点で、すでに双方の合同説明会は活発化しています。リクナビは、夏休み期間の8月までの説明会スケジュールが組まれています。

マイナビは、3月~5月にかけて国内17都市で合同説明会が実施されます。合同説明会当日はエリア周辺の学生は合同説明会へ足を運ぶ可能性が高くなるため、自社での説明会は別の日程で開催するのがおすすめです。また、合同説明会開催前には各媒体社が学生向けに告知をおこなうため、学生の媒体利用度が増す傾向にあります。

2021・2022年卒採用ではオンライン化が進む!オンライン合同説明会が主流に!
新型コロナウイルスの影響もあり、21年卒採用では各社説明会の開催が発表されました。
そこで主流となっているのが、「オンラインイベント」です!
 
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料金

リクナビもマイナビも出展料は20万円前後からとなっており、時期や地域、イベントの規模によって変動があります。

時期が早ければそれだけ学生の動員数も多く見込めるため料金は高い傾向にあり、7月・8月くらいになると少しづつ安価な料金設定となっているようです。

開催スタイルの特徴

リクナビ開催の合同説明会は、理系募集、IT系などある分野に特化した企業だけが出展するものもあり、その種類も多彩です。

マイナビは、東京のMEGA EXPOから各都市での就職EXPOや中型のセミナーなど、一挙に企業が集まる形の合同説明会が充実しています。その他、Web合同説明会、理系、建築・土木などのカテゴリ別の合同説明会も実施されています。

2.4 採用担当者用のコンテンツ

リクナビ・マイナビには、それぞれ採用活動実施企業向けのサポートをする採用支援サイトを運営しています。

リクナビは「採用成功ナビ|新卒」を運営しており、採用方法やノウハウ、事例、採用専門家のコラムなどが掲載されているのが特徴です。

マイナビは「新卒採用サポネット」を運営しています。採用レポートや統計資料などが豊富で、企業が利用できるマイナビサービスが把握しやすくなっています。

両サイトとも、採用において参考にできる書類フォーマットや資料などもダウンロードできる仕様となっており、初めて新卒採用を実施する場合や、内容を改めて見直す場合なども参考とすることが可能です。

2.5 サイト内の企業情報・求人情報の特徴

サイト内のコンテンツや発信の仕方もそれぞれ個性があるようです。自社が求める人物像の趣向に配慮しながら、伝えるべきことが効果的に届けられるサイトを選択しましょう。

サイト内コンテンツ

リクナビのトップページには、企業検索、イベント、WEBセミナー、就活準備ガイドなどが設定されています。説明会を基準にして検索することも可能です。

テーマ別、グループ企業別の企業紹介やランキング情報も組まれています。また、6万人を超える先輩のインタビュー記事も検索できるようになっています。説明会開催に積極的な企業であれば、検索にヒットする確率も高まる可能性があります。

マイナビのトップページには、企業検索、イベント、WEBセミナー、特集、理系ナビ、就活支援などが設定されています。

特集に掲載している企業は、導線を複数設けることができ露出が高まるような仕組みとなっています。定期的に更新されるコンテンツとしては、福利厚生や選考特徴で企業がピックアップされるものもあります。

両サイトとも、選考の時期変動にともなう学生心理に合わせ、トップページの構成を時期に応じてへ変更しています。掲載しているサイトの学生トップページを定期的に確認することで、露出アップのポイントが変わるため定期的に確認する必要があります。

各企業ページの内容

リクナビは、会社情報、採用情報、説明会や面接情報、先輩社員情報の4つの情報を基本掲載できます。マイナビは、会社情報、採用情報、説明会や面接情報、マイページコンテンツの4つが基本掲載内容となります。

比較すると、マイナビの方が先輩社員情報が基本掲載ではない分情報量が少なくなりますが、掲載構成の統一感はマイナビがやや優勢、読みやすさにもつながるかもしれません。

リクナビの良さは企業の魅力がわかりやすいことと、内容がある程度まとめられて簡易性が感じられる点です。採用担当の主観でどちらがいいというよりも、求める学生の趣向の考慮が必要といえます。

学生にあまり知名度がない企業だと自社のストーリー性がアピールしやすいマイナビが有効かもしれません。

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2.6 サイトオプションの特徴

リクナビ・マイナビともに、サイト内での露出度を高めるさまざまなオプションが用意されています。オプションの種類別で比較してみましょう。

上位表示オプション

上位表示オプションとは、学生が企業検索をする際に条件を絞り込んだ場合、その結果一覧で自社の求人を上位に表示させることが可能なオプションです。

リクナビにもマイナビにも上位表示のオプションが複数用意されており、最上位表示やPC上、スマホ上で上位表示されるタイプのものなどがあります。

オプションにもよりますが、リクナビの場合には上位表示は12週間上位に表示されるものがあり、一方マイナビは4週・8週・12週と期間選択が可能です。採用目標人数や、説明会の実施期間などに合わせて使い分けるのがポイントです。

DM(ダイレクトメール)・スカウトメール

リクナビ・マイナビともに、DM・スカウトメールが利用できます。スカウトメールは1対1での配信となり、それぞれDMとは別のフォルダへ届くため、その閲覧度は高くなる傾向にあります。

ただし、押さえておきたいポイントとしては、DMもスカウトも3月のグランドオープン時から、その反応率は右肩下がりに下降する傾向にあります。使うタイミング、配信するターゲット、そしてそのタイトルと内容が効果の良し悪しを左右するため計画的に使用することが重要です。

掲載情報量をアップするオプション

最近の就職活動は短期間勝負になりつつあります。そうなるといかに自社の求人が閲覧されたタイミングに、多くの情報をわかりやすく届けるかが重要なポイントとなります。

リクナビ・マイナビともに基本掲載は上述の通りですが、オプションを活用して情報量をアップすることが可能です。対象学生を限定した特集記事や、取材情報などの掲載がそれにあたります。

マイナビは先輩情報掲載が有料のオプションとなりますが、学生が登録した大学と掲載された先輩社員情報がマッチすると、学生画面上に出身大学の先輩と示すアイコンが付くなど、他社との差別化がしやすくなる特徴があります。

理系募集など、特定の大学の採用を目指す場合は、特に効果が出やすいオプションと言えるでしょう。

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3.インターンシップサイトで比較する

どちらのサイトにも、前年の6月にオープンするインターンシップサイトがあります。

3.1 インターンシップ掲載情報から見る比較

インターンシップの開催企業も増え、学生もインターンシップに参加するのが一般的になっています。両サイトでどのように企業のインターンシップ情報が流れているかを比較してみましょう。

リクナビも、マイナビも、6月からインターンシップ応募を開始することができます。

掲載企業はインターンシップの募集ページが設けられ、インターンシップ情報発信します。最近はインターンシップの告知イベントの開催もあり、リクナビ・マイナビともに大型のイベントが催されています。

サイトの仕様には大きな差はありませんが、サイト上でより露出を増やす施策として、リクナビはDMやトップページバナーがメインとなり、マイナビは加えて掲載順位アップのオプションが充実しています。

4.マイナビ・リクナビ詳細サービス

4.1 マイナビ2022

新卒向けサービスは卒年ごとに分かれています。現在利用可能なサイトについては、マイナビ2022です。学生の約9割が毎年利用しているとも言われる就職サイトです。

21年卒については、2020年8月現在内定率が約80%で推移しているため採用終了に向かっている企業が多くなってきています。22年卒は、2020年6月にインターンシップ募集がスタートし、掲載企業数も毎週伸びています。2021年3月以降に本サイトがオープンします。

4.2 マイナビ就職イベント 就職EXPO・セミナー

マイナビの就職サイトと連動して、全国各地でイベントを開催しています。

大型のものはマイナビ就職EXPOとして、北海道・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡などの主要都市で開催しています。
本選考前でもインターンシップEXPOについては、3月~6月頃の開催がメインとなっています。

一方の就職セミナーは、全国の都道府県で実施されています。EXPOと比べ参加社数や会場は中規模となっており、地域に根付いた企業の参加が多いことが特徴です。
22年卒採用においては、リアルとWebを融合させたイベント形式も多く、首都圏以外の学生との接点を取りやすくなっています。

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4.3 リクナビ

マイナビ同様リクナビも年度ごとに分かれています。

2020年8月末現在、22年年卒向けでインターンシップの掲載が可能なリクナビ2022が運営されています。

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5.まとめ

リクナビとマイナビの仕様や特徴に関しては、毎年変化しています。そのため、活用側の定期的な情報キャッチアップは欠かせません。

どちらが良いかは、自社の採用基準に左右されるところとなります。採用人数はどのくらいか、どんな人物を採用したいのか、採用のマンパワーはどの程度かけられるのか。

採用したい学生の動向をうまく見極めることが選定のスタートラインかもしれません。有効度の高い選択をして、効果的な採用情報の発信をしていきましょう。

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