求人媒体比較厳選20選|おすすめ求人広告の費用・特徴・メリット・デメリット【2024年3月最新版】
更新日:
中途採用
「求人媒体への掲載を検討しているが、どのサイトを使用すればいいのかわからない」
「自社にあった求人媒体はどれなのかわからない」
という採用担当者様も多いのではないでしょうか。
本記事は、
・求人媒体の料金比較
・求人媒体を選ぶポイント
・掲載のメリット・デメリット
について解説します。
たくさんある求人媒体(求人広告)を比較して検討したい、求人媒体(求人広告)それぞれの特徴が知りたい、おすすめの求人媒体(求人広告)が知りたい、いずれかに当てはまる方はぜひご覧ください。
複数サービスを比較してご検討いただけるよう、一括で資料請求をおこなうことも可能です。
ぜひ貴社の採用活動にお役立てください。
- このような企業様におすすめ
・自社にあった求人サービスを利用したい
・採用を検討しているが情報収集が大変
・各サービスを比較したうえで導入を検討したい
1.求人媒体(求人広告)について
中途採用の求人サイトについて紹介するにあたり、まずは求人媒体(求人広告)について見ていきましょう。
1-1.求人媒体(求人広告)とは?
求人媒体とは、新卒採用・中途採用・アルバイト採用など採用募集をおこなっている企業が業務内容やどのような人物を求めているかなどの求人情報を掲載し、求職者からの応募を待つ媒体です。
- 求人媒体以外にもダイレクトリクルーティングや人材紹介、ホームページ(オウンドメディア)、SNS、縁故採用(リファラル)などのさまざまな採用手法があり、予算や求める人物像によって効果が大きく変わることもあるので、自社が求める人材と採用手法のメリットを理解した上で選定する必要があります。
本記事ではダイレクトリクルーティングや求人検索エンジンも含めて「求人媒体(求人広告)」としてご紹介いたします。
1-2.求人媒体(求人広告)の向いている企業の特徴
では、求人媒体の利用はどのような企業が向いているのでしょうか。
ここでは、求人媒体の利用が向いている企業の特徴を紹介します。
1.同職種でさまざまな地域の募集が多い
同業種でさまざまな地域の募集が多い企業は求人媒体の利用が向いています。
求人媒体の場合1職種に対して1求人のため、複数勤務地がある場合は対象者が増えることになるので、効果が上がることが想定されます。
もし求人媒体上だけでは管理しきれないときは、ATS(採用管理システム)の導入もおすすめです。
- 参考記事:ATSについて詳しく知りたい方はこちら
- ・ATS(採用管理システム)とは?|導入事例をもとにATSでできることをご紹介
- ・採用管理システム比較15選|効率化診断あり!【中途・新卒・アルバイト用途別】
2.募集人数が多い
募集人数が多い場合も求人媒体の利用が向いています。
エージェント依頼は1名の採用毎に費用が掛かるのに対して、求人は掲載費を支払えば何名採用しても良く、多くの採用をすればするほど費用対効果は高くなるので、募集人数が多い場合は求人媒体を選択することが向いています。
また、転職を今すぐしたい求職者(転職顕在層)も、転職を考え始めている段階の人(転職潜在層)も、求人媒体にとりあえず登録をして、募集を探す・眺める方は多くいます。
大量採用をお考えの企業に加えて、転職潜在層へのアプローチをお考えの企業にも、求人媒体の効果は感じられやすいといえます。
しかし、離職が多いために募集の頻度や人数が多い企業はこの限りではないので注意しましょう。
3.採用難度が比較的低い
採用難度が低いというのはどういう状況でしょうか。
特殊資格の必要な職種を募集したい場合、その資格を持っている人が限られてしまうため、採用難度は高くなってしまいます。
その逆であるため、希望者の多い職種や、特別な資格の不要な職種の募集などが、採用難易度が比較的低いといえます。
具体的には、主に営業職や事務職といったものが例に挙げられます。
このような職種は希望者も多い傾向にあり、また、コストを削減しながらの採用が求められるため、求人媒体を利用することでより効率的に採用活動をおこなうことができます。
1-3.自社に合った求人媒体(求人広告)を選びたい場合は代理店へ
「自社に合った採用手法を選びたいが、どのように判断すればいいかわからない!」という方は、求人媒体の代理店を利用することもおすすめです。
中途採用手法や求人媒体が多様化している今、自社に合った適切なサイトの選定や、選定後にも求職者のページ閲覧状況や応募状況を測定し、データから効果的な活用方法を提案してもらうことができます。
- 参考記事:採用手法について知りたい方はこちら
- ・中途採用手法12選を徹底比較|選定のポイントやトレンド、メリット・デメリットなどをまとめて解説!
2.求人媒体(求人広告)20選 比較一覧表(資料請求付き)
ここではさまざまな求人媒体を比較していきたいと思います。
求人媒体(求人広告)比較一覧表
求人媒体(求人広告)主要媒体比較
※2024年3月時点【画像をクリックで拡大が可能です】
スカウト型求人媒体(ダイレクトリクルーティング)比較
※2024年3月時点【画像をクリックで拡大が可能です】
求人検索エンジン型求人媒体 比較
※2024年3月時点【画像をクリックで拡大が可能です】
- このような企業様におすすめ
・自社にあった求人サービスを利用したい
・採用を検討しているが情報収集が大変
・各サービスを比較したうえで導入を検討したい
3.求人媒体(求人広告)の料金比較
続いては、求人媒体を掲載する際に発生する料金についてご紹介したいと思います。
3-1.掲載費用が無料の求人媒体(求人広告)
掲載費用(料金)が無料の求人媒体の中には、完全無料型と一部無料型のものがあります。
無料なので掲載ハードルが低く手を出しやすいのがメリットですが、
様々な手法が存在し、作業工数が増える上に多くの企業が利用しており競争率が高く優秀な人材を採用することが難しいことがデメリットです。
- 完全無料型
- 登録から採用に至るまですべてが無料
・ハローワーク 等
- 一部無料型
- 完全無料ではないが一部サービスを無料で利用可能
・Indeed(インディード)
・求人ボックス
・スタンバイ
・Simply Hired
・ジモティー
・仁王
・jooble 等
3-2.掲載費用が有料の求人媒体(求人広告)
掲載費用(料金)が有料の求人媒体(求人広告)の中には、先行投資型と成果報酬型のものがあります。
- 先行投資型
広告枠を購入して求人を掲載する
・マイナビ転職
・エン転職
・doda(デューダ) 等
- 成果報酬型
採用が確定した段階で追加費用が発生する
・Green(グリーン)
・BIZREACH(ビズリーチ)
・Offers(オファーズ)
・paiza(パイザ)等
4.求人媒体(求人広告)を選ぶポイント
ここでは、求人媒体(求人広告)を選ぶ際に重視すべきポイントを紹介します。
4-1.求人媒体の特性を把握
求人媒体(求人広告)により、年齢・性別・得意とする業種・職種、求職者の志向性などが異なります。
マイナビ転職やエン転職、リクナビNEXTなど、どんな業種・職種にも対応している「総合求人媒体」は複数ありますが、経験スキルの高い求職者が集まる求人媒体もあれば、20代の若手や未経験者が多い求人媒体などもあります。
その他にも業界や職種に特化している、地方採用に強いなど、求職者属性に特化をした転職サイトも複数あるので、それぞれのサイトの特性や自社ターゲットの会員数などをしっかり見極めた上で自社に最適な求人媒体を選定することが重要です。
そのためにも、まずは自社内で求める人物像をペルソナ化し、ターゲットを明確にしておきましょう。
4-2.付属の機能で比較する
原稿修正が可能か
求人サイトの特性に合わせ媒体選定をおこなったにも関わらず、予想以上に応募が集まらないなどの不測の事態がおこった場合、PV数や応募数などの効果を確認しつつ「原稿修正」をおこなった方がよい場合もあります。
求人サイトによっては、原稿修正が有料な転職サイトもありますので、事前に原稿修正の可否についても確認しておくべきでしょう。
この他にも不採用通知時の連絡方法、面接のドタキャンを防ぐ機能が設置されているなど、転職サイトにより備えている機能が異なります。
これらの機能を事前に把握することでスムーズな採用につながります。
スカウトメール機能
スカウトメールとは、ターゲットに対して直接アプローチのできるツールです。
採用成功率を高めるためにも機能面をしっかり確認しておきましょう。
求職者の履歴書・職務経歴書が見られるのか、スカウトメール配信通数は何件まで可能なのか、有料なのか無料なのか、文面のカスタマイズは可能なのか、など詳細に確認しておきましょう。
※2023年8月時点【画像をクリックで拡大が可能です】
4-3.費用対効果を考慮する
採用活動に充てる資金もそれぞれの会社によって異なるでしょう。
採用活動を成功させるために、求人媒体(求人広告)ごとにどれくらい費用がかかりどれくらいの効果が見込めるのかを、求人コンサルタントなどに情報をあおぎ、事前にリサーチをおこないましょう。
同業他社での実績や効果、時期変動などを考慮し、自社の場合の想定を見極めます。
安かろう・悪かろうでは求人を出す意味がないので、予算だけで判断をせず、他社実績など費用対効果を意識しながら求人サイトを選ぶことをおすすめします。
4-4.ニーズごとの求人媒体(求人広告)比較
企業によって、さまざまなニーズがあると思います。
ここではニーズごとに求人媒体(求人広告)を比較してご紹介したいと思います。
1.幅広い年齢層にアプローチしたい
若手からベテラン層まで幅広く求人募集をしたい場合はマイナビ転職、エン転職、dodaがおすすめです。
全国各地の求人を取り扱う日本最大級のサイトであり、地方エリアの採用を検討している企業にも広くお使いいただけます。
※2023年8月時点【画像をクリックで拡大が可能です】
2.若手ユーザー層にアプローチしたい
若手ユーザー層にアプローチしたい場合は以下の4つのサービスがおすすめです。
それぞれの特徴を比較表にしましたので、参考にしてみてください。
※2023年8月時点【画像をクリックで拡大が可能です】
3.IT・WEB系に特化してアプローチしたい
IT・WEB系に特化してアプローチしたい場合は以下の5つのサービスがおすすめです。
こちらも特徴を比較表にしましたので、参考にしてみてください。
4.女性に特化してアプローチしたい
女性に特化してアプローチしたい場合は女性の転職がおすすめです。
正社員や契約社員募集にも強いため、長く働きたいと考えている女性の採用を検討している企業にぴったりです。
5.建築業に特化してアプローチしたい
採用が難しいといわれている施工管理人材を含む81の建築系業種にアプローチが可能です。
登録者層の平均年齢は36歳ですので、建築業で若手採用をおこないたい企業におすすめです。
6.経験者や特定の人材にアプローチしたい
経験者や特定の人材にアプローチしたい場合は以下の3つのサービスがおすすめです。
こちらも特徴を比較表にしましたので、参考にしてみてください。
- このような企業様におすすめ
・自社にあった求人サービスを利用したい
・採用を検討しているが情報収集が大変
・各サービスを比較したうえで導入を検討したい
5.求人媒体(求人広告)20種類を一挙ご紹介!
それでは、求人媒体(求人広告)20種類を一挙にご紹介いたします。
比較検討される際の判断材料にしてみてください。
5-1.マイナビ転職
若手からベテラン層まで幅広い層が活用している転職サイト
【特徴】
原稿修正 | 3回まで可能 |
---|---|
スカウトメール | コンタクトメール1日あたり20名 |
更新日 | 火曜日・金曜日 |
サービス名:マイナビ転職
提供会社:株式会社マイナビ
5-2.エン転職
会員数980万人以上、20代の若手ユーザーが多い転職サイト
【特徴】
原稿修正 | 5万円~ |
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スカウトメール | プランにより異なる。1日あたり15通~ |
更新日 | 月曜日・木曜日 |
サービス名:エン転職
掲載会社:エン・ジャパン株式会社
5-3.doda(デューダ)
IT・ものづくり系エンジニアや営業・企画職の採用に強い転職サイト
【特徴】
原稿修正 | 2回まで無料、以降有料(5万円) |
---|---|
スカウトメール | プランにより異なる。150通~ |
更新日 | 月曜日・木曜日 |
サービス名:doda
運営会社:パーソルキャリア株式会社
5-4.type(タイプ)
エンジニア採用に強い
【特徴】
原稿修正 | 可能(無料) |
---|---|
スカウトメール | プランにより異なる。80名分~ |
更新日 | 火曜日・金曜日 |
サービス名:type
運営会社:株式会社キャリアデザインセンター
5-5.女の転職type
女性の採用に特化した転職サイト
【特徴】
原稿修正 | 可能(無料) |
---|---|
スカウトメール | プランにより異なる。80名分~ |
更新日 | 火曜日・金曜日 |
サービス名:女の転職type
運営会社:株式会社キャリアデザインセンター
5-6.Re就活
会員の9割が20代、20代の採用に特化した求人サイト
【特徴】
原稿修正 | 可能(無料) |
---|---|
スカウトメール | 50通~ |
更新日 | 毎営業日 |
サービス名:Re就活
運営会社:株式会社学情
5-7.日経転職版
ビジネスパーソンが幅広く利用していて掲載案件数も多い
【特徴】
原稿修正 | – |
---|---|
スカウトメール | プランにより異なる |
更新日 | 金曜日(エージェント案件は随時) |
サービス名:日経転職版
提供会社:株式会社日経HR
5‐8.助太刀
建設業に特化しており、施工管理人材を含む81職種に細分化
【特徴】
原稿修正 | 可能(無料) |
---|---|
スカウトメール | 50通~ |
更新日 | 金曜日(原則) |
サービス名:助太刀
提供会社:株式会社助太刀
5‐9.BizReach(ビズリーチ)
経営幹部・管理職・専門職など役職上位者採用に強い
【特徴】
成果報酬費 | 理論年収の15% |
---|---|
スカウトメール | 400~1,600通 |
掲載可能求人数 | 制限なし |
サービス名:BIZREACH
運営会社:株式会社ビズリーチ
5‐10.エン転職ダイレクト
シークレットスカウトが可能、専属CSがサポート
【特徴】
成果報酬費 | なし |
---|---|
スカウトメール | 400~2,000通 |
掲載可能求人数 | 制限なし |
サービス名:エン転職ダイレクト
運営会社:エン・ジャパン株式会社
5‐11.Green(グリーン)
IT/Web業界に特化をした成果報酬型求人サイト
【特徴】
成果報酬費 | 30~120万円(勤務地/職種ごと) |
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スカウトメール | 400通/月 |
掲載可能求人数 | 制限なし |
サービス名:Green(グリーン)
運営会社:株式会社アトラエ
5‐12.Wantedly(ウォンテッドリー)
優秀な若手層へのリーチを可能とした採用マーケティングツール
【特徴】
成果報酬費 | なし |
---|---|
スカウトメール | 別料金(100通~) |
掲載可能求人数 | 制限なし |
サービス名:Wantedly(ウォンテッドリー)
運営会社:ウォンテッドリー株式会社
5‐13.doda Recruiters(デューダ・リクルーターズ)
直接スカウトメールが送れるダイレクトソーシングサービス
【特徴】
成果報酬費 | なし |
---|---|
スカウトメール | 400~2,000通 |
掲載可能求人数 | 制限なし |
5‐14.Offers(オファーズ)
ハイクラスエンジニアやデザイナーのスピード採用が強み
【特徴】
成果報酬費 | 20~80万円(契約内容による) |
---|---|
スカウトメール | 非公開 |
掲載可能求人数 | 制限なし |
5‐15.paiza(パイザ)
ITエンジニア特化、完全成果報酬型
【特徴】
成果報酬費 | 25%~ |
---|---|
スカウトメール | 制限なし |
掲載可能求人数 | 非公開 |
サービス名:paiza(パイザ)
運営会社:paiza株式会社
5‐16.engage(エンゲージ)
チケット制、費用対効果が高い
【特徴】
成果報酬費 | なし |
---|---|
スカウトメール | 制限なし |
掲載可能求人数 | 制限なし |
サービス名:engage(エンゲージ)
運営会社:エン・ジャパン株式会社
5‐17.イーキャリア
クリエイター・ゲーム系職種に強い
【特徴】
成果報酬費 | なし |
---|---|
スカウトメール | 50通まで(エントリープランを除く) |
掲載可能求人数 | 1プランで3職種まで |
サービス名:イーキャリア
運営会社:SBヒューマンキャピタル株式会社
5‐18.Indeed(インディード)
圧倒的ユーザー数
【特徴】
成果報酬費 | なし |
---|---|
スカウトメール | 非公開 |
掲載可能求人数 | 制限なし |
サービス名:Indeed(インディード)
運営会社:株式会社リクルートホールディングス
5‐19.求人ボックス
シンプルかつ高い機能性
【特徴】
成果報酬費 | なし |
---|---|
スカウトメール | 非公開 |
掲載可能求人数 | 制限なし |
サービス名:求人ボックス
運営会社:株式会社カカクコム
5‐20.スタンバイ
Yahoo!ユーザーにアプローチ可能
【特徴】
成果報酬費 | なし |
---|---|
スカウトメール | 非公開 |
掲載可能求人数 | 制限なし |
サービス名:スタンバイ
運営会社:株式会社スタンバイ
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
求人媒体(求人広告)と言ってもさまざまで、用途に応じていろいろな種類があることがおわかりいただけましたでしょうか。
数ある中から比較して自社の採用ターゲットに合った求人媒体を選択し、企業成長に必要な即戦力人材の採用を検討してみてください。
ご不明点などございましたら、お気軽にこちらからご相談くださいませ。
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比較表やポジショニングマップを用いて客観的に整理しているので、
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2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。
- 名前
中島/中途領域
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