採用管理システム比較15選|ATS導入のメリット・デメリットも解説【中途・新卒・アルバイト用途別】
採用管理システム
採用活動には煩雑な作業が多々あり、採用担当者としては少しでも効率良く応募者の進行状況を管理したいと思うものです。
そこで注目されているのが、採用管理システム(ATS)です。
しかし、採用管理システムにもさまざまなタイプのものがあるため、
「採用管理システムは導入してみたいけど、種類が多すぎてどれが自社に合うのかわからない」
というお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、
・そもそも採用管理システム(ATS)とは?
・採用管理システム導入のメリット、デメリット
・採用管理システム15種の比較
などを解説していきます。
ご興味のある方のご参考になれば幸いです。
目次
1.採用管理システム比較表15選
それでは、いろいろな採用管理システム(ATS)を比較していきます。
中途採用・新卒採用・アルバイト採用の用途別にご紹介いたします。
1-1.【中途採用】おすすめ採用管理システム比較表6選
中途採用 採用管理システム(ATS)6選
HRMOS(ハーモス)採用
HRMOS(ハーモス)採用はデータによる採用活動の可視化・分析によって、業務効率化と戦略的な採用を実現するクラウドサービスです。
2016年6月のサービス提供開始以来、ベンチャー企業から日系大手企業まで多くの企業に導入された実績があります。
2017年にはグッドデザイン賞も受賞。「ビズリーチ!」でお馴染みの株式会社ビズリーチのサービスのため、ビズリーチをご利用の方はデータを連携させて管理することもできます。
採用の情報と業務をすべて集約。洗練されたUI/UXを提供
カレンダーやオンライン会議ツール、チャットツール等と連携しており、日程調整や依頼などのオペレーション業務がHRMOS内ですべて完結。
またリアルタイムで対応すべきタスクが “見える化” され、採用業務をストレスなくスピーディーに実行できます。
導入・活用・問い合わせ対応まで手厚くサポート
導入企業には必ず1名以上の専任サポート担当がつき、システムの立ち上げ~利活用を伴走します。
使い方のレクチャーだけでなく、面接現場への展開や導入目的・課題に合わせた定期振り返りの実施、またチャットでの問い合わせにはカスタマーサクセスが常駐し平均30秒以内に返信対応しています。
豊富なレポーティング機能で採用力強化を後押し
活動履歴が自動でレポーティングされ、応募状況・選考歩留まり・面接官分析・予実管理など目的別の振り返りやデータ分析が可能となります。
社内への共有も容易なため、戦略的な採用活動の実現を人事だけでなく、組織に根ざすことができます。
HRMOS(ハーモス)採用のキャンペーン
ハーモス(HRMOS)採用ではキャンペーンを実施することがあります。
過去に実施したキャンペーンでは新規契約で6ヵ月無料やお乗り換えで最大12ヵ月無料、中小規模の企業を対象にした特別プランの提案など、ハーモス(HRMOS)採用をお得に利用できる内容でした。
現在のキャンペーン実施の有無や詳細について気になる方はこちらよりお問い合わせください。
- HRMOS(ハーモス)採用ご紹介資料
・採用管理システムの利便性について知りたい
・母集団形成から選考管理、分析まで一括管理したい
・自社の採用で導入するとどれくらい効率化できるのか知りたい
HERP Hire(ハープハイヤー)
HERP Hire(ハープハイヤー)は現場巻き込み型の「スクラム採用」を実現する採用管理プラットフォームです。
自動で連携できる媒体が格段に多く、主要媒体以外も抑えています。
自動で候補者情報を一元化
20以上の媒体から自動で応募情報を取り込み、一元管理が可能です。
チャットツールと連携
SlackやChatworkと連携した直感的な操作でスムーズかつスピーディーに書類選考や面接スケジュールを管理することができます。
本当に必要なデータだけを正確に可視化
職種ごとの採用進捗、ダイレクトリクルーティングから人材紹介会社まで経路ごとの応募実績や通過率が瞬時に “見える化” できます。
JobSuite CARRER(ジョブスイートキャリア)
「Job Suite CARRER(ジョブスイートキャリア)」は中途採用実務にこだわった、機能・使いやすさ・安全性・サポート・実績のバランス力で選ばれつづけている採用管理システムです。
実務にこだわった機能
1,000社以上の導入実績から得られた中途採用特有のノウハウをパッケージ化し、簡単な初期設定、選考プロセスの管理のしやすさ、安定した動作パフォーマンスなどサービス全体としての使いやすさが多くの企業から指示されています。
丁寧なサポート
メールだけでなく電話による質問も受付可能となっており、聞きたいときに気軽に相談できる体制を整えています。
また専任のスタッフが定期的にお客様へコンタクトを取りながら、サービス活用の支援を継続的に行っています。
長年にわたる実績
中途採用に特化した採用管理システムにこだわり、20年以上にわたってサービスを展開したノウハウがあります。
そのノウハウを活かし、システムの導入だけに留まらず、採用力のアップにコミットしたご提案をしています。
ジョブカン
「ジョブカン」は業界最安値水準でありながら、必要機能は一通り揃っておりシンプルなUIで誰でも使いやすいものとなっています。
シンプルで使いやすい
人事だけでなく面接担当者まで、初めてシステムを利用する方でも簡単に使えるシンプルな設計となっています。
業界最安値クラスの利用料金
月額8,500円から利用でき、1ヶ月単位で契約することができます。
毎月の応募者数に応じた料金設定のため、採用規模に合わせて無駄なく利用が可能です。
10種類以上の求人媒体と連携
求人媒体から応募された候補者情報が自動でジョブカン採用管理に登録されます。
日々の入力の手間を削減します。
HITO-Link リクルーティング
「HITO-Linkリクルーティング(ヒトリンクリクルーティング)」はオペレーション業務をとことん自動化し『採用そのものに向き合う時間』を生み出します。
オペレーション業務にかかる時間削減&人為的ミス削減
新卒、中途、アルバイト・パート領域30種類以上の広告媒体から自動で応募者データを取り込み可能です。
内定までのリードタイムを短縮&母集団の有効活用が可能
紹介会社との連携を専門ページで管理し、案件の公開と候補者の推薦を受け付けることができます。
ダッシュボード機能
エントリー数推移と職種ごとの選考進捗・選考ステップごとの歩留まり率をダッシュボードで確認できます。
sonar ATS(ソナーエーティーエス)
「sonar ATS(ソナーエーティーエス)」は新卒・中途採用問わず応募者情報を一元管理でき、データ見える化、作業の自動化、数値分析などができる採用のインフラです。
分析データの「見える化」
採用の流れをフローチャート図で表示したり、月別など見たい情報を表ですぐに表示させたりすることが可能です。
工数がかかる個別連絡を「自動化」
LINEとの連携が可能な上、メールやLINEの自動送信や日程調整の日程枠の自動送信などができるため選考進捗率や内定承諾率の向上を望めます。
HR TechサービスのAPI連携
「sonar ATS」と「sonar store」を通じて情報の共有などが可能となり、結果採用力向上に繋がります。
1-2.【新卒採用】おすすめ採用管理システム比較表7選
新卒採用 採用管理システム(ATS)7選
■JobSuite FRESHERS(ジョブスイート フレッシャーズ)
HRMOS(ハーモス)採用 新卒エディション
HRMOS採用新卒エディションは、2016年6月にサービス提供を開始したHRMOS採用の新卒採用に特化した採用管理システムです。
グッドデザイン賞も受賞したHRMOS採用の洗練されたUI/UXはそのままに、企業と学生間における「コミュニケーションの見える化」をテクノロジーの力で支援し、企業の「効率化」と学生の「個別対応」の両立を実現し、「学生一人ひとりに最適な候補者体験の提供」ができるサービスとなっています。
新卒採用の情報と業務を全て集約、洗練されたUI/UXを提供
マニュアル不要で直感的に利用ができるシステム。
カレンダーやオンライン会議ツールと連携しており、日程調整や申し送りや学生への選考結果連絡の自動送信などのオペレーション業務がHRMOS(ハーモス)内ですべて完結でき、採用業務の効率化と自動化を実現できます。
学生一人ひとりに最適な候補者体験を提供
候補者情報にまつわる全ての情報を時系列ベースで蓄積できるため、社内の共有・引き継ぎを最小限にすることができ、候補者対応の時間最大化を力強く支援します。
また、マイページを介さず、メールやLINEでの「直接的なコミュニケーション」を実現し、学生に手間を取らせない学生ファーストなコミュニケーションが実現可能です。
そのため、「共有の簡略化」と「候補者の対応ハードルを下げる」ことにより、対応スピードが早まり、内定承諾率の向上や説明会と一次選考の歩留まり改善などに繋げられます。
加えて、学生の状況に合わせて自由に選考プロセスを構築することができるため、学生一人ひとりの状況を正確に可視化、正値なデータを元にした採用分析により、再現性の高い採用活動ができます。
導入・活用・問い合わせサポートまで手厚く対応
導入企業には必ず1名以上の専任サポート担当がつき、システムの立ち上げから利活用を伴走します。
使い方のレクチャーだけでなく、面接現場への展開や導入目的・課題に合わせた定期振り返りの実施も行います。
採用はPDCAを回し続けることが不可欠である中、施策の良し悪しや、実行策の検討を採用パートナーとして支援します。
MOCHICA(モチカ)
「MOCHICA(モチカ)」は株式会社ネオキャリアが提供する新卒採用向け採用管理ツールです。
学生とLINEでやり取りできる、チャット対応採用管理ツールで、これまでの採用管理ツール同様学生への連絡や採用進捗管理ができます。
「学生と連絡がつながらない」「母集団形成が限界で、歩留まりを改善したい」といった要望には最適なサービスとなっています。
LINEと連携しているためコミュニケーションツールの主流に
昨今の新卒採用ではメールや電話同様、LINEが活用されるようになりました。
学生は普段から使い慣れているLINEを活用することが増えており、LINE上で選考の日程調整を自動で行えます。
採用管理ツールとしての機能も対応
選考ステータスの管理や評価の記録や、エントリー学生の属性がひと目で分かるグラフや採用進捗を俯瞰できる表を表示するダッシュボードなど管理機能も充実しています。
圧倒的なコストパフォーマンス
業界最安値の月額0円からのプランもあるため、初めての企業でも導入しやすい料金形態となっています。
また採用支援会社の開発ツールのため、サポートに追加料金がかからず、サポート内容の手厚さが強みです。
i-web(アイウェブ)
「i-web(アイ ウェブ)」は新卒向け採用管理システムでは導入シェア1位*の実績があります。
大手就職情報サイト・適性検査とも連動しており圧倒的な利便性で新卒採用の成功に貢献します。
※24年卒向け採用管理システムを対象にした「就職希望企業ランキング」(2024卒ディスコ調べ)上位130社における採用管理システム(有償ツール)のシェア(ヒューマネージ調査)
大手就職情報サイト・適性検査と連動
業界唯一「リクナビ」「キャリタス就活」「CFN(キャリアフォーラムネット)」「ONE CAREER」「外資就活ドットコム」という大手就職情報サイトとシームレスに連携しています。
デザイン性の高いWebページや採用サイトの制作が可能
デザイン性の高い豊富なフォーマットと直感的な操作で、採用ページやサイトを簡単につくることができるWebページ制作機能を標準搭載しています。
採用状況を可視化できるBIツールを標準搭載
『i-web』に蓄積された膨大なデータを、タイムリーに収集・蓄積・分析・加工できるBI機能を標準搭載。
採用管理システムの強みである「蓄積されたデータ」をもとに、自社の採用をリアルタイムかつ複合的に把握でき、戦略的な採用施策に活かすことができます。
採用一括かんりくん
「採用一括かんりくん」はシンプルで分かりやすい設計でLINEやZoom等との連携が可能です。
必要な機能だけのプランもあるため必要最低限のコストに抑えることができます。
事務工数の削減
応募情報が一元化され、入力情報から評価シートを自動生成、評価の共有やチャット機能で紹介会社とのやりとりにかかる時間を大幅に削減することができます。
選考スピードの改善
予約フォームで面接日程の調整を自動化でき、面接官に評価登録を依頼したり選考で使用するzoomのURLを自動発行できるため選考スピードをアップさせたりすることができます。
外部連携による効率化
媒体からのエントリー者を自動で取り込むことが可能で、LINEや社内チャット、WEB面接アプリ、カレンダー等幅広く連携しています。
AOL(アクセスオンライン)
AOL(アクセスオンライン)は株式会社マイナビが提供する新卒向け採用管理システムです。
採用フローに応じて自由にカスタマイズできる、オールインワンの採用管理システムでさまざまな応募経路の学生情報を一元化することが可能です。
採用フローに合わせた日程の調整やメールの管理、蓄積されたデータに基づいた集計・分析も自由自在にできます。
Web面接ツールとの連携
説明会や面接の予約管理はもちろん、面接官の自動振り分け(レーン管理機能)や合否フラグ入力・管理などすべての工程をオンライン化できます。
Web面接ツール「FaceHub」とのシステム連携により、オンライン面談の実施も簡単にできます。
マイナビとのシームレス連携
マイナビ登録学生は、マイナビサイトの会員ID・パスワードでアクセスオンラインへのエントリーやマイページログインが可能です。
快適な操作性で、学生の離脱を防ぎます。
さらに、未読メッセージのアラートをマイナビに表示させるなど、マイナビ独自開発だからこそ実現したシームレス連携が強みです。
各種サービス連携
ライブ配信型Webセミナーとの連携で、各参加学生の視聴ログを取得できます。
そのほか、就職活動学生の約98%が利用する「LINE」や「Web適性テスト」、「交通費支払い代行サービス」など、連携できるサービスは多種多様です。
データを付け合わせる手間もありません。
sonar ATS(ソナーエーティーエス)
「sonar ATS(ソナーエーティーエス)」は新卒・中途採用問わず応募者情報を一元管理でき、データ見える化、作業の自動化、数値分析などができる採用のインフラです。
分析データの「見える化」
採用の流れをフローチャート図で表示したり、月別など見たい情報を表ですぐに表示させたりすることが可能です。
工数がかかる個別連絡を「自動化」
LINEとの連携が可能な上、メールやLINEの自動送信や日程調整の日程枠の自動送信などができるため選考進捗率や内定承諾率の向上を望めます。
HR TechサービスのAPI連携
「sonar ATS」と「sonar store」を通じて情報の共有などが可能となり、結果採用力向上に繋がります。
JobSuite FRESHERS(ジョブスイートフレッシャーズ)
応募者管理
バラバラの年度、様々な応募経路の応募者を集約し、企業全体で中期的な応募管理を実現しました。
応募者へのマイページ発行も簡単におこなえます。
リーズナブルな料金
JobSuite FRESHERSは月々の価格を抑えながらも、使いたい期間だけ利用できる月額制です。
さらに、通年利用や新卒採用・中途採用双方でJobSuiteシリーズをご利用いただければ、スペシャルプライスで利用できます。
ターゲティング広告(企業認知)
就活系メディアデータを利用してインターネット上の就活生ユーザーを抽出し、「ワンキャリア」「就活会議」「マイナビ」といった特定の就活生への広告配信を実現しました。
1-3.【アルバイト採用】おすすめ採用管理システム比較表2選
【画像をクリックで拡大できます】
新卒採用 採用管理システム(ATS)7選
■リクオプ
HITO Manager(ヒトマネージャー)
「HITO-Manager(ヒトマネージャー)」はあらゆる求人検索サイトに掲載できるため応募が集まりやすく、採用HPのデザインは専門のデザイナーが作成してくれます。
Indeedに「超」強い
Indeedエントリーに対応している数少ないATSパートナーとして、Indeedとの強力な連携を実現しています。
また国内で多くの実績をもつ代理店と提携し、Indeedへ最適化されたフィード情報を送信することでIndeed掲載に対して質の高い原稿を展開しています。
求人検索に強い
SEOの専門家が短期的・長期的、両方の観点で採用ページを最適化し、さらにIndeed、Googleしごと検索、Yahoo!しごと検索といった国内シェアトップの求人検索サイトにすべて対応しています。
デザイン性の高い採用HP
採用HPのデザインはテンプレートを選択するだけのことが多いですが、専門のデザイナーが採用ページのデザインを制作します。
リクオプ
「リクオプ」は、採用強化に繋がる自社採用ホームページが作成可能で、アルバイト・パート採用を強化したい企業や自社の求人サイトを充実させたい企業にぴったりのサービスです。
自社の求人サイトを充実させたい
自社の採用サイトを制作する機能があり、求人案件数に上限はありません。
フランチャイズ店の求人も同時掲載が可能です。
複数の求人メディアを一元管理
各求人メディア経由で応募者情報を自動的に取り込み、管理画面上で全ての応募者情報を一元管理できるためスピード向上や求人媒体効果の可視化にも繋がります。
豊富なオプション機能
標準機能に加えて、さらに機能を拡張できる豊富なオプション機能が用意されています。
動画面接、応募者向けチャットボット、多言語採用サイトetc…
2.採用管理システム(ATS)とは?
そもそも、採用管理システム(ATS)は一体どんなものなのでしょうか?
採用管理システムとは、
Applicant(応募者)Tracking(追跡)System(システム)の頭文字から「ATS」とも呼ばれ、求人募集、応募受付や応募者との連絡調整、進捗管理などの採用業務にかかる作業の効率化や、採用力強化に向けて自社で蓄積した選考情報を分析するために利用するシステムです。
システム画面上で採用状況に関するさまざまな情報を一括管理できます。
最終的にはどういった経路で応募してきた人材が入社につながっているのか、といったことなどもデータとして蓄積し、分析につなげることができるため採用の効率化が図れます。
特に一括で多くの新卒採用を実施する場合は、応募受付や応募者の選考管理に重きが置かれているため、採用管理システムが用いられるケースも多くなっています。
多くの採用担当者は上記のような日々の定型的なノンコア業務に追われ、より良い採用に繋がる分析・改善に時間を確保できない傾向にあります。
そこで採用管理システムを導入し、ノンコア業務を効率化することで分析・改善などのコア業務に時間をかけることができ、結果、採用力を高めることにつながります。
- HRMOS(ハーモス)採用ご紹介資料
・採用管理システムの利便性について知りたい
・母集団形成から選考管理、分析まで一括管理したい
・自社の採用で導入するとどれくらい効率化できるのか知りたい
2-1.採用管理システムで出来ること
では、実際に採用管理システムを活用するにあたって具体的にどのような項目の管理が可能になるのか、採用管理システムでできることをご紹介します。
求人管理:複数の求人を簡単に作成
採用管理システムでは、企業が求職者に対して公開している求人案件の管理ができます。
求人情報や採用予定人数、採用が必要な部署、求める人材、求人ごとの募集期限、公開した媒体名と媒体数といった情報をまとめて管理します。
応募件数、応募者データ、面接日時などを管理し、応募者とのメールのやり取りもシステム上で済ませることができます。
採用管理システムの種類によっては、自社の採用ページと他社媒体の採用ページの募集状況を一元管理することも可能です。
情報管理:応募者の履歴書や情報管理
自社の求人の応募者の情報も一括で管理することができます。
応募者の履歴書などの個人情報はコピーして紙での共有となると、取り扱いに注意が必要です。
その点、採用管理システムであれば閲覧者を制限できるため、個人情報を安全に管理できます。
選考管理:面接の評価や進捗の管理
応募者一人ひとりの選考状況もまとめて登録します。
応募者の採用進捗管理や、面接の評価などを一括で管理することが可能です。
面接の評価などは採用担当者によって属人化しやすい情報であるため、評価に関する情報を言語・数値化して社内で共有することが重要です。
内定者管理:内定の通知やフォロー
採用管理システムで、内定通知の有無や内定後の連絡・フォローも可能です。
せっかく内定を出した人材の辞退を防ぐためにも、内定後のフォローまでしっかりとおこなうことが大切です。
内定者のサポートを目的とした、専用のコミュニケーション機能などを提供している採用管理システムも登場しています。
2-2.採用管理システムの選び方
年々、人材不足による競争の激化やITの普及によるツールの増加によって採用担当者の業務は増加しています。
相手の都合に左右される要素が多いというのが採用業務の特徴ゆえに採用活動のIT化に踏み切る企業が増加しています。
採用管理システムを選ぶ上でどれだけ自社に合ったものを選ぶことができるかが重要となってきます。
ここでは採用管理システムを選ぶ3つのポイントをご紹介します。
向いている用途で選ぶ
まず1つ目のポイントは、中途採用・新卒採用・アルバイト採用のどの領域に注力したいかです。
雇用形態によって求める人材や母集団が異なるため重要視すべき機能は変わってきます。
重要視する点 | |
中途採用 | ・複数のエージェントとのやりとりや情報の集約 ・求人媒体からの応募者連携 |
新卒採用 | ・インターンシップや説明会などの選考フロー対応 ・メール機能などの充実度 |
アルバイト採用 | ・チャットツール連携によるスピーディーさ ・Indeed連携 |
どの採用業務を効率化したいか
2つ目のポイントは、どの採用業務を効率化したいかです。
日程調整業務や面接・選考の情報共有業務、応募者確保に伴う業務などさまざまな採用業務があります。
どの採用業務を効率化することで自社の成長につながるかを検討することが重要となります。
サポートはどれくらい必要か
3つ目のポイントは、
採用管理システムを導入することでどこまでのサポートを必要としているかです。
企業によって採用規模や利用中の媒体の有無などが異なります。
採用規模が大きく、採用管理システムによる母集団形成から選考管理・分析までの一気通貫のサポートを必要としている場合や、採用管理システムと利用中の媒体の連携が必要な場合などさまざまです。
専任の担当者によるシステム活用のフォローといったサポートなどもあるため、サポートの充実度も検討材料のひとつです。
近年、SNS採用の導入を開始する企業が増えています。
求人サイトや人材紹介といった従来の採用手法の場合、現在就職や転職を考えている「顕在層」にしかアプローチをすることができません。
しかし、SNSを活用することで「転職潜在層」へのアプローチも可能となるため、ベンチャー企業から大手企業まであらゆる企業がSNSを取り入れているのです。
こうした流れを受け、SNSを利用したコミュニケーションも多くなっていますが、管理が煩雑になりがちという点が挙げられます。
そこで、採用管理システムによる一元管理が今、注目されているのです。
3.採用管理システム導入のメリット・デメリット
ここでは採用管理システム(ATS)を採用活動に使用した場合の、具体的なメリットとデメリットをご紹介します。
3-1.メリット
◆人為的ミスの防止
応募者の情報をまとめてシステム管理することで、抜け漏れを防ぐことができます。
エクセルによる管理では、求職者とのメールの見落としなどの人為的なミスが発生する可能性があります。
こうした小さなミスを防ぐことが、採用のチャンスを確実に担保することにつながります。
◆採用活動の効率化
求人情報の作成から採用まで、採用活動におけるさまざまな情報を一元管理できます。
スマホやタブレット端末の活用で、求職活動が容易になっている近年では、採用成功をさせるために採用スピードは非常に重要です。 です。
採用にかかる時間を短縮することで、優秀な人材を取り逃がさないようにする効果が期待できます。
◆情報の可視化(社内共有)
選考にかかわるデータを社内で共有することで、情報の属人化を防止することが可能です。
応募者の選考に関する情報を属人化させてしまうと、選考から内定者フォローまで、特定の担当者を通さなければスムーズに進まないという状況になってしまいます。
また、情報を言語化・数値化することで、社内に情報を共有できます。
その結果、採用担当者の工数と負担減につながり、選考に集中できる環境を整えることができます。
3-2.デメリット
◆ランニングコストがかかる
自社に合わない採用管理システムを導入してしまうと無駄なコストがかかってしまい費用対効果が期待できないため比較検討が重要となります。
◆新たにシステム操作を覚えなければならない
採用にはさまざまな部署・役職の人たちが関わることが多く、システムをインストールすることや操作に慣れるのに工数がかかる可能性がありますが、一度覚えてしまえば効率化されることは間違いないでしょう。
フォローアップ体制を準備するなどの環境づくりをしておくことが重要となります。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
採用管理システムを導入することで、採用活動における業務の効率化を進めることができます。
◆採用管理システム(ATS)について復習したい方はこちらの記事をチェック
自社に最も適した採用システムを見つけていただき、採用活動の効率化にお役立ていただければ幸いです。
まずは社内で検討したい!という方は是非ご相談ください。
システムを活用した効率的な採用を実現
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- 名前
清川/採用管理システム関連
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