オウンドメディアリクルーティングの運用方法|始め方から事例まで徹底解説!

新規採用手法

オウンドメディアリクルーティングの運用方法|始め方から事例まで徹底解説!

近年、「オウンドメディアリクルーティング」が注目を集めています。

しかし「具体的に、どのようなことをすればよいのかわからない」という採用担当者様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本記事では、

・オウンドメディアリクルーティングの始め方

・オウンドメディアリクルーティングの運用方法

などをご紹介します。

 

ブックマーク(1)

求人検索エンジン・SNS/Web広告サービス比較8選

このような企業様におすすめ

・求人広告などの既存手法での応募獲得に限界を感じている
・採用マーケティングに取り組もうと思っている
・求人検索エンジンやSNS/Web広告の各サービスの特徴が知りたい

1.オウンドメディアリクルーティングとは?

オウンドメディアリクルーティングとは?

オウンドメディアリクルーティングとは、どのような採用手法なのでしょうか。

ここでは、オウンドメディアリクルーティングとは何か、求人サイトとどのように異なるのかを解説します。

1-1.オウンドメディアとは

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは、自社で保有しているメディアのことをさします。

例えば、会社が運営しているホームページやブログサイト、Webサイト、X(旧Twitter)、Instagram、Facebookなどのアカウント、youtubeアカウントなどのメディアが当てはまります。

1-2.オウンドメディアリクルーティングの定義

オウンドメディアリクルーティング」という言葉は広義で使われていますが、具体的には、自社の採用サイトを作成してIndeed(インディード)に掲載する、SNSアカウントを活用して自社の雰囲気を伝えるなどの方法があげられます。

英語表記である「Owned Media Recruiting」の頭文字をとって、「OMR」と呼ばれることもあります。

このようにオウンドメディアを通して求職者に企業の情報を発信することにより、採用したい職務に必要なスキルをもっており、自社の価値観に共感した人材を採用することができます。

また、求人サイトや人材紹介に頼らず、企業が一貫して採用活動をおこなうことから、能動的な採用手法として注目を集めています。

1-3.求人サイトとの使い分け

求人サイトとオウンドメディアリクルーティングの使い分け

採用活動で利用することの多い求人サイトですが、オウンドメディアリクルーティングと求人サイトの大きな違いは自社で採用に関するメディアを保有しているか否かという点にあります。

求人サイトは、サイトを運営しているメーカーがメディアと求人情報を保有しています。

そのため、掲載期間をはじめ、文字数やスペース、レイアウトやデザインなどに制約があります。

一方、オウンドメディアリクルーティングでは自社で採用のためのメディアを保有しています。

そのため、掲載の期間や内容などの制限を気にすることなく、十分な情報を掲載することができ、自社の魅力を最大限アピールすることができます。

求人サイトは転職顕在層向けであるため、即効性やすぐに転職したい人との出会いが期待できます。

オウンドメディアリクルーティングは即効性に欠けるものの、転職潜在層や求人サイトには登録していないようなハイクラス人材にもアプローチが可能なため、求職者の質やカルチャーフィットの向上に寄与します。

1-4.人材紹介との使い分け

人材紹介とオウンドメディアリクルーティングの使い分け

人材紹介会社では、求める人材要件や雇用条件などの詳細を専任のコンサルタントに伝え、要件に適合した人材を求職者の中から探し出し、応募意思を確認してもらった上で紹介してもらいます。

オウンドメディアリクルーティングと人材紹介を利用した時の大きな違いは自社でメディアを保有し、運営していくか否かという点にあります。

人材紹介会社も求人サイトと同様に即効性が期待できるサービスなのですが、コスト面で大きな違いがあります。

具体的には、転職に成功した際の報酬として、平均して転職者の年収の35%が求められることになります。

成功報酬の例【年収400万円のポジションへの転職】
転職者の年収の35%が成功報酬となるので…
400×0.35=140、つまり140万円を成功報酬として人材紹介会社に支払うことになります

オウンドメディアリクルーティングも、初期コストとしては人材紹介経由で獲得したときと同様の費用が必要となる可能性がありますが、運用が軌道に乗って一定以上に応募が来るようになったら、1人あたり採用にかかる費用も段階的に低くなっていきます。

1-5.ダイレクトリクルーティングとの使い分け

ダイレクトリクルーティングとオウンドメディアリクルーティングの使い分け

ダイレクトリクルーティングは、求職者のデータベースを保有するプラットフォーム事業者と契約し、その人材プールの中で自社の求める要件に合う人材を企業自らがスクリーニングし、スカウトを送信することで採用選考フローに進めていく手法です。

対応工数はそれなりにかかりますが、その分、求職者の質やカルチャーフィットは高くなる傾向があります。

スカウトを送る際に、どんなコンテンツがあるのかを併せて送ることで、求職者としてはより会社のイメージがわきやすくなります。

ダイレクトリクルーティングにおいてはオウンドメディアとの連携を前提にした動線設計が非常に有効なため、この2つは併用して運用することをおすすめします。

ダイレクトリクルーティングとは?

ダイレクトリクルーティングとは?全24サービスを新卒・中途別に徹底比較

本記事では、
・ダイレクトリクルーティングの仕組みやほかの採用手法との違い
・ダイレクトリクルーティングのメリットとデメリット
・ダイレクトリクルーティングの費用形態や採用単価
などをご紹介します。

2.オウンドメディアリクルーティングの始め方

オウンドメディアリクルーティングの始め方

オウンドメディアリクルーティングを始めるには、どのような準備が必要なのでしょうか。

4つの項目にわけて、ご紹介します。

2-1.採用するポジションの職務・必要な要素を洗い出す

まずは、採用するポジションについて確認したうえで、そのポジションの職務と必要なスキルを洗い出しましょう。

より詳細なスキルや具体的な職務内容を採用サイトに記載することで、求職者からWeb検索で見つけてもらえる可能性が高くなります。

求人票の記載

オウンドメディアリクルーティングに必要な要素の一つは、「求人票の記載(ジョブディスクリプション)」です。

海外ではジョブスクリプションと呼ばれており、日本では求人票と呼ばれることが多いです。

先ほどご紹介したオウンドメディアリクルーティングを始めるための「採用するポジションの職務・必要な要素を洗い出す」という項目でもジョブスクリプションが重要となってきます。

求人票は以下のように多くの項目から成り立ちます。

求人票の要素・職務内容
・職務の目的
・目標
・権限の範囲
・関わりを持つ社内外の関係性
・必要とされる技術/知識
・資格
・経験
・学歴

ポイントは、求職者に働くイメージをもってもらえるよう詳細に、かつクローリングされるように記載することです。

求人票を明確に言語化することで、求職者が仕事探しをするためにWebで検索をした際、ヒットしやすくなります。

また、求人票により求職者が自ら企業への適性を判断しやすくなるため、自社と求職者とのマッチング精度の向上をはかることも可能となります。

そして、Indeed(インディード)求人ボックススタンバイといった求人検索エンジンに自社の求人票がクローリングされるようにすることが重要となります。

POINT
クローリングとは?

クローリングとは、検索エンジンロボットがネット上の採用情報を巡回し、企業のHPや求人サイトから情報を集めて集約することを指します。

クローリングで読み込むページには「これは求人情報である」と判断するための条件があります。そのため、求人検索エンジンに自社のページを読み込ませたい場合は、その条件を満たす必要があります。

オウンドメディアに求人票を載せることで、求人検索エンジンへクローリングされ、より流入を増やすことができます。

求人票をCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)で作成している場合はすでにクローリングされる条件を満たしているため、オウンドメディアと紐づけをおこなうだけでいいためおすすめです。

2-2.採用のターゲットを明確にする

次に、採用ターゲットを明確にすることが必要となります。

採用ターゲットとは、「自社で活躍する可能性の高い人材」のことを指します。

採用のターゲットを決めるためには、まず自社で活躍している人材がどのような要素をもっているのか具体的に洗い出すようにしましょう。

その上で、それらの要素をもった人材はどのような学歴・経験・志向性があるのかを考えます。

 営業職の分析例

このように採用のターゲットを明確にし、ターゲット設計を詳細におこなえば、オウンドメディアでどのようなコンテンツを用意すれば求める人材に閲覧・応募してもらえるかがわかるようになります。

2-3.自社の魅力を整理する

続いて、自社の魅力を整理します。

まずは、自社の魅力を思いつく限り書き出してみましょう。

その後に、設定した採用ターゲットは自社の魅力のどの点に強く惹かれるかを考えます。

この点を打ち出したコンテンツを用意することで、採用ターゲットが自社に興味をもってくれる可能性が高まります。

企業の価値観や魅力を伝える

重要なポイントは「企業の価値観や魅力を伝えること(シェアードバリューコンテンツ)」です。

POINT
シェアードバリューコンテンツとは?
直訳すると「価値を共有できるコンテンツ」という意味になり、自社が社会において何のために活動し、何を目指しているのかという社会的な存在意義や、求職者が自社で働くことでどのように社会貢献できるのかという魅力を効果的に伝え共感を得るためのコンテンツのことです。
給与や福利厚生といった待遇が重要なのはもちろんですが、働くことに意義を求める求職者が大多数となります。
このような求職者に向けて自社の考えや目標などを発信していくのがシェアードバリューコンテンツです。

シェアードバリューコンテンツは、さらに2つの項目に分かれます。

パーパスコンテンツ

自社の理念や社会的存在意義を発信するコンテンツ

(例)経営者インタビュー

カルチャーコンテンツ

自社の文化、社風、行動様式などを発信するコンテンツ

(例)社員インタビュー、オフィス紹介、社内イベントレポート

オウンドメディアリクルーティングをおこなう上で、どのようなコンテンツを置くべきかを念頭に置いて進めることでオウンドメディアリクルーティングを加速させることにつながります。

そしてシェアードバリューコンテンツがあることで、より自社の価値観に共感した求職者からの応募を集めやすくなります。

例えば、企業理念を伝えたい場合、ただ企業理念を並べるだけではなく、なぜそのような企業理念にたどり着いたのか具体的なエピソードや創業者の想いなどを盛り込むことでストーリー性を持たせることでより求職者の共感を得やすくなります。

他にも、口コミが発達した現代において自社に都合の良い情報だけを発信していても意味がありません。

自社に関する情報は、ポジティブ・ネガティブの両面をしっかりと伝える透明性が大切です。

どのようなコンテンツを置くにあたっても、企業の価値や魅力を伝えることが鍵となるのです。

2-4.自社のポジショニングを明確にする

自社の魅力が整理できた後は、改めて採用における競合他社と比較をし、問題ないかを判断することが必要です。

自社の魅力が競合他社とも似ていると、差別化が難しくなってしまいます。

また、ポジショニングを明確にすることで、自社の新たな魅力を発見することもあるため、チェックするようにしましょう。

2-5.コンテンツの置き場所

オウンドメディアリクルーティングをおこなうにあたって、内容はもちろん重要ですが、作成したコンテンツをどこに置くかもとても重要な要素です。

コンテンツの置き場所として、主に3つ挙げられます。

採用ホームページ

最も基本的な置き場所は、採用ホームページになります。

採用ホームページは、基本的にはすべて自社の資産になるため、一度作成・設置したらその後は使わないといったことが起こりづらく、何度も再利用可能である点が魅力的です。

自社でコンテンツを増やしたり、必要に応じて減らしたり改変したりできるので自由度が高いですが、Googleの検索結果でしっかりと上位表示されるようにSEO対策をおこなう必要があります。

noteやWantedlyなどの外部メディア

一から採用ホームページを作成するのが難しい場合、外部メディアを利用するのがおすすめです。

noteやWantedlyといった大手外部メディアには、すでに登録をしているユーザーがたくさんいるため採用ホームページよりも短期的な効果が期待できます。

採用ホームページではSEO対策が必要と紹介しましたが、その点、大手外部メディアを利用する場合はSEO対策は必要ないため、大手外部メディアのSEOの恩恵を受けることができる点がメリットといえるでしょう。

SNS

SNSは大多数の人が利用しているため、拡散力が高くリーチできる求職者の人数が格段に多いことがメリットです。

X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、LINEなどが身近なSNSとして挙げられますが、LinkedInなどは採用に強いSNSです。

ツールとして日常的に使われているものでもあるので、企業としても公式ホームページなどとは違った視点から発信しやすいと言えます。

一方でSNSも、採用ホームページと同様に短期的な採用には向いておらず、日々の投稿など相応の工数がかかってきます。

オウンドメディアSNS・Web広告活用のヒント

このような企業様におすすめ

・オウンドメディアリクルーティングやSNS・Web広告の活用を検討している

・何か新しい取り組みをしたいが、何からはじめて良いかがわからない

3.オウンドメディアリクルーティングの運用方法

オウンドメディアリクルーティングの運用方法

事前準備が終わった後は、実際にオウンドメディアリクルーティングを活用していく段階になります。

ここでは、実際の運用方法についてご紹介します。

3-1.オウンドメディアがない場合

自社のオウンドメディアがない場合、まずは自社の採用サイトなどを立ち上げる必要があります。

外注して作成する

社内にサイトを作成することができるエンジニアがいる場合は、自社で作成することができますが、外注して作成してもらうことも可能です。

事前にどのようなコンテンツを盛り込みたいのか、ターゲットとしているのはどのような層なのか、などを伝えたうえで、作成に取り掛かってもらうようにしましょう。

採用サイト・ホームページの作成もお任せください

採用サイト・ホームページ

ネオキャリアは10,000社以上の採用支援実績をもつ総合人材サービス会社です。「採用支援」の観点を重視した採用サイト・ホームページの作成をおこなっています。詳細はこちらからご確認ください。

採用支援ツールなどの外部メディアを利用する

コンテンツの置き場所でもご紹介した通り、オウンドメディアを所有していない場合、外部メディアを利用することもおすすめです。

noteやWantedlyだけでなく、engage(エンゲージ)やAirワーク採用管理といった採用支援ツールを利用するのも一つの手です。

採用サイトの作成だけでなく集客もおこないたい場合、Indeed(インディード)求人ボックススタンバイなどに自動で連携されるツールも存在するため、チェックして利用しましょう。

 

無料で採用サイトを作成するなら「engage」

エンゲージ

engage(エンゲージ)は無料で採用サイトの作成がおこなえる採用支援ツールです。Indeedや求人ボックスなどに自動連携されます。
さらにengage premium(エンゲージプレミアム)のご利用で、職種などに強化した採用プランを組むことも可能です。

3-2.オウンドメディアがある場合 

自社の採用サイトがすでにある場合、以下の方法でオウンドメディアリクルーティングをおこなっていきます。

コンテンツを作成する

コンテンツの内容は、自社の採用ターゲットが「知りたい」と思うものや、ターゲットから共感してもらえる内容にすることがポイントです。

コンテンツは記事に限らず、インタビューや社内制度を紹介するページを作成してもよいでしょう。

自社で働く社員の姿を具体的に発信することができ、求職者に自社で働くことをイメージしてもらうことにつながります。

3-3.運用のポイント

オウンドメディア作成を外注する際のポイント

通常、「オウンドメディア」は採用サイト以外にも、商品の購買促進のためのサイトや企業のコーポレートサイトなどさまざまなものを指します。

そのため、ただオウンドメディア作成を作成してもらえる企業を探すのではなく、「採用成功ができる」オウンドメディアを作成してもらえる企業を探すことがポイントです。

実際に、弊社ネオキャリアを例にして、どのようにサイト制作が可能かご紹介いたします。

サイト制作例
貴社の事業内容や魅力について詳しくヒアリング
(採用職種や求める人物像についてお伺いし、どのような人材をターゲットしているのかを明確にします。)
サイトのコンテンツ内容を練る
社員インタビューを実施
サイト作成・公開

ネオキャリアでは、自社内外に数多くのデザイナーを抱えているため、高いクオリティのサイト構築が可能です。

また、Indeed(インディード)への掲載も見越してサイトを作成することができるため、サイト公開後、すぐに採用活動をおこなうことができます。

コンテンツ作成後のポイント

コンテンツを掲載した後は、定期的に「どれくらい閲覧されているか」「どのコンテンツが人気なのか」などを確認するようにしましょう。

あまり閲覧されていないコンテンツがある場合は、人気のあるコンテンツと比較して何が足りないのか、どうすればより多くの人に閲覧してもらえるのかを分析して改善していくことが必要です。

オウンドメディアリクルーティングでは、採用サイトの作成がゴールではなく、サイトを活用して採用成功していくことがゴールになります。

採用とサイト運営のノウハウが両方必要なオウンドメディアリクルーティングでは、代理店などのプロに運用を依頼することも一つの手段です。

メディアを見てもらうためのポイント

デメリットの章でもご紹介したように、オウンドメディアリクルーティングでは自社のメディアを閲覧してもらわなければ採用ができません。

オウンドメディアを閲覧してもらうためには、ディスプレイ広告・リスティング広告やIndeed(インディード)を活用するといいでしょう。

これらを活用すると、Webで検索をした際に検索結果として表示される機会が多くなるため、求職者にページを見つけてもらいやすくなります。

4.オウンドメディアのコンテンツ事例

オウンドメディアリクルーティングの事前準備や、運用に必要なことをお伝えしましたが、実際にどのようなコンテンツを用意すればよいのでしょうか。

4-1.社員インタビュー

オウンドメディアリクルーティングの事例(ネオワン)社員インタビュー

先輩社員へのインタビューは、多くの採用サイトで取り入れられています。

実際に在籍している社員の顔や考えがわかるため、入社した後、どのような仲間と働くことになるのか求職者がイメージしやすくなります。

また、「なぜ入社をきめたのか?」「仕事のやりがいは何か?」「将来、自分はどうなりたいのか?」といった点について先輩社員が語ることで、企業にどのような価値観があり、どのような人材が活躍しているかをわかりやすく伝えることができます。

さらに、社員インタビューを通して「一日の仕事の流れ」についても盛り込めば、どのような仕事をしているのかがさらにイメージしやすくなります。

4-2.プロダクトやサービスに込められた想い

オウンドメディアリクルーティングの事例(ネオワン)新規事業

企業の価値観を伝えるコンテンツとして、プロダクトやサービスにこめられた想いを紹介することも一つの手段です。

プロダクトやサービスを開発した社員や、責任者が「サービスの内容」「サービスの着想」「今後の目標」などについて語ることで、自社が社会に対してどのように価値貢献をしたいと考えているのかを伝えることができます。

4-3.経営者の想いや会社の価値観が伝わる記事、コンテンツ

ネオキャリア代表メッセージ

▶トップメッセージ

企業の価値観を伝えるために最も効果的な方法は、経営者の想いや会社の価値観が伝わる記事などのコンテンツでしょう。

経営者に「企業を創立した経緯」「どのような想いで会社を経営しているか」「今後の方針について」などをインタビューすることで、企業の価値観をより強く求職者へ伝えることができます。

代表者自らが顔を出して、会社の理念と求める人材について表明することは、求職者を惹きつけるためには欠かせないコンテンツであるといえます。

4-4.働き方に関する取り組みや制度、福利厚生の紹介

ネオキャリアの福利厚生

▶WEWELFARE

採用サイトで福利厚生を伝えることも効果的です。

例えば、子供を育てながら働くための休暇や手当などの制度を、実際に利用した社員のインタビューも交えて紹介することで、柔軟なキャリア形成ができることがアピールできます。

4-5.教育制度や勉強会の紹介

ネオキャリアの研修制度

▶EDUCATION

福利厚生だけでなく、社内研修制度について取り上げることも大切です。

新卒採用であれば、入社した後「どのような研修があるのか」「教育制度は整っているのか」について興味をもつ学生がほとんどでしょう。また、中途採用においても、社内研修をしっかりとおこなったかによって、その後の定着率が変わってきます。

基本的な研修から、キャリアアップができる勉強会まで、詳細と共に記載するようにしましょう。

4-6.プライベートも含めた従業員の写真

プライベートも含めた従業員の写真は、様々な場面での社員の自然な笑顔を見ることができます。そのため、求職者が人間関係や社風など会社の雰囲気を感じることのできるコンテンツです。

オウンドメディアリクルーティングとは

採用成功事例

オウンドメディアリクルーティングでの採用成功事例をご紹介します!

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5.オウンドメディアの運用代行

オウンドメディアの運用代行

ここまで、オウンドメディアリクルーティングの始め方や運用方法についてご紹介してきましたが、「運用に手が回らないがオウンドメディアリクルーティングを試したい」「プロの助言をもらいながら運用を進めたい」という方には運用代行を利用してみるというのも一つの手です。

オウンドメディアの運用代行会社を選ぶ上でポイントは以下になります。

5-1.オウンドメディア運営の中でどこまでが支援範囲か

オウンドメディアの運営といっても、企画や戦略設計、サイト・コンテンツの立ち上げ、記事作成、成果測定、リライトと広範囲にわたります。

支援範囲を確認せず依頼すると、「記事作成以外に成果測定などもお願いしたかったのに、集客に関してのアドバイスはもらえなかった」「サイト・コンテンツの立ち上げをお願いしたが思ったよりクオリティーが低かった」などの失敗につながりかねません。

どこまでの支援を希望するかを明確にすることで、より自社に合った運用代行会社を選ぶことができます。

5-2.予算に見合っているか

オウンドメディアリクルーティングは基本的にすぐに成果につながるものではなく、中長期的にみていくことが必要です。

そのため中長期的に続けられる金額かどうか、予算内に収まるかどうかは重要なポイントとなってくるでしょう。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、近年注目を集めている「オウンドメディアリクルーティング」についてご紹介しました。

オウンドメディアリクルーティングは、変わりつつある求職者の価値観や情報収集リテラシーの高まりに対応するため、自社の採用サイトを活用する採用手法です。

オウンドメディアリクルーティングには、より自社で活躍する可能性の高い人材を採用できるというメリットもありますが、採用手法として十分に活用できるようになるまでには、充実したコンテンツの作成と時間が必要になります。

「既存の採用手法に行き詰まりを感じている」「新しい方法を試してみたい」という企業様は、一度検討してみるとよいかもしれません。

オウンドメディアリクルーティングとは

オウンドメディアリクルーティングとは|メリット・デメリットを踏まえわかりやすく紹介!

本記事では、
・オウンドメディアリクルーティングとは
・オウンドメディアリクルーティングのメリットとデメリット
などをご紹介します。

 

この事例・記事に関わった営業担当

オウンドメディアを活用した新しい採用のカタチを

中途・新卒・アルバイト問わず、オウンドメディアを活用した採用支援が得意です!体を動かすのが好きで、休日は公園で三転倒立をしています!オウンドメディアの導入をご検討の際はお気軽にご相談ください。

名前

夏目/オウンドメディア領域

得意領域
  • オウンドメディアリクルーティング

  • ダイレクトリクルーティング

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