【中途採用に最適な時期】月ごとの戦略と採用スケジュールをご紹介!
中途採用

中途採用では、応募が集まりやすい「繁忙期」と、応募が落ち着く「閑散期」が存在します。
中途採用に最適な時期は「1月~2月」「6月~7月」「10月~11月」です。
これは、年末年始やボーナス支給後、年度や半期の切り替えなど、転職希望者が動きやすいタイミングと企業の採用ニーズが重なるためです。
一方で、求人掲載のタイミングが繁忙期か閑散期かによって、採用活動の成果には大きな違いが生まれます。
繁忙期(例:1月~2月など)は、求職者の活動が活発になり応募が集まりやすい反面、競合他社も多く、求人が埋もれやすい・内定辞退が増えやすいなどのデメリットもあります。
閑散期は、応募数が減るものの、競合が少なく自社求人が目立ちやすい、転職意欲の高い求職者と出会えるといった利点があります。
さらに、各求人サイトで新規会員登録数が増加する時期(例:dodaやマイナビ転職などの会員動向)を把握することで、より効果的に母集団形成を進めることができます。
実際に、多くの転職サイトで1月、7月、10月に新規会員登録者が増える傾向があり、これらのタイミングを逃さずに求人を掲載することが、採用成功率を高める重要なポイントとなります。
この記事で紹介する3つのポイント
・企業と求職者の動き
・繁忙期と閑散期に掲載するメリット・デメリット
・各求人サイトごとの新規会員登録者数が増えるタイミング
目次
1.採用時期による企業と求職者の動向
中途採用では、企業の採用が活発化しており求人数が増加傾向にあります。
一方で、求職者数は大きな変動がなく、ほぼ横ばいで推移しています。
このような動きにより、転職求人倍率は高い水準を維持し、企業同士の人材獲得競争が激化しています。
業界や職種でも企業・求職者の動向には違いが見られ、特に専門性の高い分野では求人が増加しています。
こうした市場環境を踏まえ、求人数と求職者数の推移を把握することは、採用活動を成功させるための重要なポイントとなっています。
企業と求職者の数がこれまでどのように推移してきたのか、その動向を詳しくご紹介します。
求人数と求職者の推移
中途採用の最適な時期は、就職活動の解禁日が決められている新卒とは異なり、通年活動をおこなっています。
『この時期に掲載すれば採用成功する!』というベストシーズンはありませんが、企業の動きや求職者の動向により「応募が集まりやすい」など適切な時期が存在します。
ここでは、企業や求職者が活発に動く時期・落ち着く時期をご紹介します。
中途採用の求人数が右肩上がりに増えている一方で、転職希望者数は横ばいで推移しており、「転職求人倍率」が年々上昇しているということが分かります。
転職求人倍率とは、求職者1人あたりに対して何件の求人があるかを示す指標のことで、この倍率が上がるということは、「企業間の人材獲得競争が激化している」ことを意味します。
企業が求人を出しても求職者側の選択肢が増えているため、1社あたりの応募数が減り、採用難易度が高まる傾向にあります。
採用担当者にとっては、最適な時期に求人をだすだけでなく、求人内容や自社の魅力訴求、採用手法の工夫がますます重要になっています。
今後もこの傾向は続くと予想されるため、採用戦略の見直しや、競合他社との差別化が不可欠です。
2.中途採用のおすすめ時期
中途採用におすすめの時期は、「1月」「6月」「10月」です。
1月から2月にかけては、4月の入社に向けて転職活動を始める人が多く、年間を通じて市場が活発になる時期です。
6月から7月は、賞与を受け取ったタイミングで転職を検討する人が増え、10月から11月にかけては、年内に転職先を決めたいと考える人や、下半期を区切りとして動きだす人が多く見られます。
時期ごとの求職者の動きと、それぞれのタイミングで求人を掲載する際のメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。
求職者が動く時期は?
1月~2月
1月、2月の求職者は、1年でもっとも動く時期になります。
年度の変わり目である4月から新しい職場で働き始めることを目安に転職活動をおこなったり、年が変わる節目に自身のキャリアプランを見つめ直し、転職を考える人も多いようです。
6月~7月
6月、7月の求職者は、8月の入社を目標に動きます。
賞与が支給され賞与を受け取ってから次の職場に移ろうと計画する求職者が多く、8月入社を目標に6月から転職活動を始める場合が多いです。
また、4月に入社した新卒がミスマッチ等を理由に転職を考え始める時期でもあります。
10月~11月
10月、11月の求職者は、10月から始まる下半期に合わせ、現在の職場で区切りをつけて転職活動を始める求職者が増えます。
また、お盆の休暇で帰省をした際、友人や家族と会って現状を振り返り、転職を考える人もいます。
繁忙期に求人広告を掲載するメリット・デメリットは?
メリット
💡求職者の意欲が高まる傾向に!
繁忙期は、期の初めや賞与をもらったタイミングなど区切りが良く心機一転しやすいタイミングのため、求職者の意欲が高まる傾向にあります。
💡応募数の増加
繁忙期には、求人サイトの新規会員登録数が増加します。
そのため平均の応募数も高くなる傾向にあります。
💡即戦力人材と出会えるチャンス!
繁忙期に転職を決意する人は「すぐにでも新しい環境に移りたい」と考えている傾向があります。
そのため、即戦力として活躍してくれる人材に出会える可能性が高くなります。
デメリット
💡競合他社が多く、求職者の取り合いになりやすい
繁忙期は、求人広告を掲載する企業が多くなります。
競合となる企業も掲載をするため、求職者の奪い合いになる可能性があります。
💡広告費が高くなることも
繁忙期は、掲載件数が多くなるので上位表示をしないと埋もれてしまい、求職者に見てもらえないということもあります。
そのため、上位表示に掲載することで広告費が高くなる可能性があります。
💡採用までのスピード勝負に
応募から入社までのスピード感は、どの時期でも重視されます。
繁忙期は、特に掲載する企業が多くなるため求職者の争奪戦が激化し、今まで以上に早い対応が求められます。
求職者が落ち着く時期は?
5月・8月
5月・8月の求職者は、長期休暇があるため落ち着く傾向にあります。
現在は売り手市場であるため、焦って転職活動をする求職者は少なく、休暇はしっかりと休みたいという傾向が強いです。
そのため、長期休暇の時期に転職活動をする求職者は少なく、動きは落ち着いています。
12月
12月の求職者は、年末調整など何かとやらなくてはならないことが多くあり、求職者も転職活動に時間を割くことが難しくなります。
また、周囲も忙しそうにしている年末に退職することは心理的な抵抗感もあるため、あまり活発に転職活動はおこなわれない傾向にあります。
閑散期に求人広告をだすメリット・デメリットは?
メリット
💡競合が少なくなる!
閑散期は、繁忙期とは異なり競合他社の掲載が少なくなるため、求人広告が埋もれにくくなり求職者の目に留まりやすくなります。
💡コストパフォーマンス◎
繁忙期とは異なり競合他社の掲載が少なくなるため、繁忙期と閑散期で同じ広告費を使った場合、上位に表示されることもあります。
💡内定承諾率があがる!?
閑散期は、全体の掲載件数が減るため、競合他社とバッティングする可能性が少なくなります。
そのため、内定承諾率が上がる可能性があります。
デメリット
💡応募数が減ることもある
閑散期は、繁忙期と比較し求職者の転職活動も落ち着きます。
そのため、応募数が減る可能性があるので、採用手法や一人一人の面接が大事になります。
💡経験者の採用が難しくなる
閑散期は、求職者の動きが鈍化するため経験者の登録数も減る可能性があります。
企業同士取り合いになる可能性があるため、面接での引付や魅力付けが大切になります。
💡入社時期が難しいことも
閑散期は、「今すぐ転職は難しいけど、情報収集をしている」という求職者も多くいます。
即戦力採用・短期入社を目的とすると難しくなる可能性もあります。
繁忙期は「応募数増加」と「競争激化」、閑散期は「露出増」と「応募数減少」という特徴があり、企業の採用計画やターゲットによって最適な時期が異なります。
時期ごとの市場動向や自社のリソースを見極め、戦略的に求人掲載時期を選ぶことが、効率的な採用活動につながります。
3.掲載時期にあわせた戦略
繁忙期・閑散期のいずれであっても、「どの採用媒体を選ぶか」「どのように運用するか」によって採用成功の可能性は大きく変わります。
採用市場の動向や自社のターゲット層を見極めたうえで、媒体選定や運用戦略を最適化することが重要です。
掲載時期ごとのポイントをしっかり把握し、自社にあった攻略ポイントをおさえていくことが採用成功のカギとなります。
繁忙期の攻略ポイント
繁忙期(例:1月~2月、6月~7月、10月~11月)は求職者の活動が活発になり、多くの応募が期待できます。
しかし、同時に多くの企業が採用活動を強化するため、競争も激化します。
この時期は、大手総合型求人サイトやスカウト型サービス、ダイレクトリクルーティングなど、露出力やリーチ力の高い媒体を活用し、求人票の差別化やスピーディーな選考対応が効果的です。
また、オプションや広告枠を活用して自社求人の露出を高める工夫も欠かせません。
閑散期の攻略ポイント
閑散期は求職者の動きが落ち着く一方、競合他社の求人が減るため、自社の求人が目立ちやすくなります。
この時期は、専門職向けの媒体やニッチなターゲットに強いサービスを選ぶことで、転職意欲の高い本気層と出会える可能性が高まります。
応募数は少なくても、質の高いマッチングを狙う運用がポイントです。
また、じっくりと選考を進められるため、採用プロセスの見直しや、候補者との丁寧なコミュニケーションも有効です。
4.採用手法ごとの繁忙期と閑散期の活用ポイント
採用活動には、求人広告・ダイレクトリクルーティング・転職フェア・人材紹介といったさまざまな手法があり、それぞれに応募が集まりやすい「繁忙期」と、応募が落ち着く「閑散期」が存在します。
計画的に通年で採用活動をおこなう企業と、急な人員補充など突発的に採用を行う企業が存在します。
そのため、各採用手法ごとの時期的な特徴を理解し、適切に活用することで、採用コストを抑えつつ、効率的に人材を確保することが可能です。
ここでは、「求人広告」「ダイレクトリクルーティング」「転職フェア」「人材紹介」それぞれについて、繁忙期・閑散期の活用ポイントを詳しくご紹介します。
中途採用 求人広告
求人サイトを活用した中途採用では、時期ごとに「どの媒体を選ぶか」「どのように運用をするか」が採用成功のカギとなります。
採用担当者向けに、攻略ポイントを分かりやすくご紹介します。
繁忙期(1月~2月、6月~7月、10月~11月)
💡他社より早く掲載する!
繁忙期は各社同じ時期に掲載を開始します。
その中で一歩、二歩早く掲載をすることで求職者の目に留まりやすくなり、応募を獲得できる可能性が高まります。
💡応募から入社までのスピード感
繁忙期には、内定をいくつか持って転職活動をしている求職者が多くなります。
その中で『他社よりもスピードが遅い』『即レスができていない』という理由で面接辞退になってしまったり、ドタキャンされることも増えています。
そのため、スピード感をもって対応することが大切です。
💡求人広告の差別化
掲載企業が多くなるため、他社との差別化が重要になります。
求人広告で何を打ちだすのか、求職者がどのようなことを求めているのか、競合他社と被らないようにするにはどうすればいいのかなど営業担当と相談しながら作成していくことが大切です。
閑散期(5月、8月、12月)
💡媒体の選定
中途採用では、人材紹介、求人広告、ダイレクトリクルーティングなど様々な採用手法があります。
その中で今求職者が転職活動をおこなっているのか、他社に応募しているのかなど転職状況がわかるdodaダイレクトという媒体もあります。
掲載時期にあわせて媒体選定をおこなうのが大切です。
💡ポテンシャル採用も!
閑散期は、求人原稿の応募数が鈍化するため即戦力採用だけでなくポテンシャル採用を検討するのもおすすめです。
ポテンシャル採用では、研修制度が注目されるため、他社がどのような研修をやっているのか、求職者はどのような研修を望んでいるのか事前に確認するのが大切です。
💡採用×ブランディング
今すぐ転職を検討している求職者に求人原稿を見てもらうのはもちろんですが、SNSやオウンドメディアで転職を考え始めた方、転職をしようか悩んでいる求職者に認知してもらうのもおすすめです。
求人広告で通年意識したいこと
- ・各求人サイトの新規会員登録数や求職者の動向を把握し、効果的な掲載時期を見極める
- ・繁忙期は複数内定を持つ求職者が多いため、スピード感を持った対応が重要です
- ・採用ターゲット像を明確にし、その層に刺さる情報発信・運用を徹底する
ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングは、時期ごとに戦略を変えることで採用効果を最大化できます。
採用担当者向けに、時期別の攻略ポイントを分かりやすく解説します。
繁忙期(1月~2月、6月~7月、10月~11月)
💡テンプレートはNG
スカウトメールやメッセージは、テンプレートではなく一人一人に合わせた内容を送ることが大切です。
他社との差別化がはかれ、求職者の意欲を高められます。
💡配信する曜日と時間帯を確認
送信タイミングを工夫し送ることも重要です。
例えば、登録直後や転職意欲が高まる曜日・時間帯をしらべ、求職者に見てもらえるよう運用します。
💡選考スピード
返信があった候補者には、スピーディーに対応し、面談・面接までのリードタイムを短縮することが重要です。
競合他社が多い時期のため、少しでも早く取り組むことが大切です。
閑散期(5月、8月、12月)
💡送る方を絞る
繁忙期と比較し転職活動をおこなう求職者の数が減るため、じっくりと候補者リストを精査し、マッチ度の高い人材に絞ってアプローチすることが大切です。
💡求職者を囲い込む
丁寧なコミュニケーションやフォローで、転職意欲の高い求職者をしっかり囲い込むのが重要です。
また、長期的な関係構築を意識し、将来の転職潜在層にもアプローチできます。
💡志望度を高める
選考プロセスの見直しをおこない、面談時の情報提供を充実させることが大切です。
面談時に求職者の欲しい情報やプラスαの情報を伝えることで、志望度を高められます。
ダイレクトリクルーティングで通年意識したいこと
- ・時期ごとの求職者動向や媒体の登録者数増加タイミングを把握し、戦略的にアプローチを強化する
- ・ターゲット層の志向や転職理由に合わせて、訴求ポイントやメッセージ内容を柔軟に調整する
- ・複数のダイレクトリクルーティング媒体やSNSを併用し、接点を増やす
転職フェア
転職フェアは開催時期によって来場者の層や動きが大きく変わるため、時期ごとに戦略を変えることが採用成功のカギとなります。
採用担当者向けに、時期別の攻略ポイントを分かりやすくまとめます。
繁忙期(1月~2月、6月~7月、10月~11月)
💡他社との差別化
求職者は1日で5~10社ほどの企業をまわります。
目立つブース装飾やノベルティ、体験型コンテンツなど来場者の興味を引くことが重要になります。
💡事前準備
短時間で自社の魅力や強みを伝えるプレゼンや説明資料を用意することが大切です。
事前告知やSNS発信で、来場前から自社に関心を持ってもらう工夫をします。
💡求職者と接点を持つ
積極的な声かけや個別相談で、埋もれずにターゲット層と接点を持つことが成功のポイントです。
直接話せる機会は少ないため、一人でも多くの方に声をかけ接点を持つことが大切です。
閑散期(5月、8月、12月)
💡短時間での関係構築
丁寧なヒアリングや個別対応で、来場者一人ひとりと深い関係を築くことが大切です。
じっくりと自社のカルチャーや働き方を伝えることで、志望度を高めることができます。
💡現場の社員と話す
現場社員や経営層が直接参加し、リアルな魅力を伝えるのがおすすめです。
普段の面接で話すことができない社員がイベントに参加することで特別感がでるため、競合他社と差別化がはかれます。
💡フォローアップの徹底
フェア後の面接や選考につなげられるよう、求職者には転職フェアの次の日に連絡をし、スピード感持った対応が重要です。
転職フェアでの印象は、日がたつごとに薄れてしまうため、一日でも早く求職者と面接をおこないます。
転職フェアで通年意識したいこと
- ・開催時期や地域ごとの来場者傾向を事前にリサーチし、ターゲット層に合わせて準備する
- ・フェアで得た名刺やアンケート情報を活用し、スピーディーに個別アプローチ・フォローをおこなう
- ・オンライン開催の場合は、チャットやWeb面接など双方向コミュニケーションの場を活用する
人材紹介
人材紹介サービスを活用した中途採用は、時期ごとにアプローチや運用を工夫することで、より効果的な採用が可能になります。
採用担当者向けに、時期別の攻略ポイントを分かりやすく解説します。
繁忙期(1月~2月、6月~7月、10月~11月)
💡ペルソナを決める
人材紹介会社との情報を密に共有し、求める人物像やポジションの魅力を具体的に伝えることが大切です。
💡選考スピード
紹介された候補者へのレスポンスや選考スピードを早め、他社に流れるリスクを下げるのが重要です。
面接日程の調整や内定提示のタイミングを柔軟にし、スムーズな意思決定をします。
💡競合との差別化
競合他社との差別化ポイント(待遇、キャリアパス、働き方など)を明確にし、紹介会社にも積極的に訴求してもらうのが大切です。
閑散期(5月、8月、12月)
💡採用条件の緩和
採用要件や条件面で柔軟性を持たせ、マッチ度の高い候補者に幅広くアプローチすることが大切です。
💡長期的な採用活動
長期的な人材確保を見据えて、紹介会社と将来の潜在層にも情報発信しておくことも大切です。
💡社内体制の強化
採用プロセスの見直しや、社内体制の強化・準備期間として活用することもおすすめです。
人材紹介で通年意識したいこと
- ・人材紹介会社との定期的な打ち合わせやフィードバックをおこない、質の高い紹介につなげる
- ・市場動向や紹介会社の得意分野を把握し、複数社を使い分けることで母集団を広げる
- ・内定後のフォローや入社後の定着支援も重視し、紹介会社と連携して進める
5. 採用媒体ごとの新規登録者数が増える時期を徹底比較!
繁忙期・閑散期によって、求職者の動きは大きく変化しますが、各求人サイトが計画しているTVCMや電車のつり革広告でも新規の会員登録者数が増加します。
繁忙期には、TVCMや電車広告など大規模なプロモーションをすることで、求人サイトの認知度が高まり新規会員登録者が大幅に増加します。
求人サイトのCMが過去15年で25倍に増加しており、若年層やハイクラス転職市場での関心度が高まっています。
電車のつり革広告は、通勤・通学など日常的に電車を利用する幅広い層に対して繰り返し目に触れるため、企業ブランディングや求人広告との相乗効果も期待できます。
主要な求人媒体の広報活動やプロモーション戦略を比較し、それぞれの特性や活用タイミングをご紹介します。
1.エン転職
1月・7月・10月に注目!
Point!
エン転職では、1月・7月・10月にTVCMを放映することが多く、毎年求職者が動く時期にプロモーションをおこなっています。
TVCMを放映することで新規会員登録数が増え、応募数が増加することが見込めるため、エン転職を掲載する場合1月・7月・10月がおすすめとなります。
2.マイナビ転職
1月・6月・10月に注目!
Point!
マイナビ転職では、1月・6月・10月にプロモーションをおこなうことが多く、期初や賞与をもらったタイミングなど求職者の動きに合わせておこなっています。
そのため、マイナビ転職を掲載する場合1月・6月・10月がおすすめとなります。
3.doda
通年で実施!
Point!
dodaでは、通年を通してTVCMを放映しています。
月により放映する期間は異なりますが、年間を通してプロモーションをおこなっているためキャンペーンの内容や各媒体がプロモーションをおこなっていない時期などおすすめとなります。
4.type
1月・4月・7月に注目!
Point!
typeでは、この時期にプロモーションをおこなうかどうかは決まっていませんが、過去3年分の統計から1月・4月・7月にプロモーションをおこなっていることが多いです。
そのため、今年も同じ時期にプロモーションをおこなう確率が高いため、1月・4月・7月はおすすめです。
6.まとめ
中途採用を成功させるためには、「求人原稿を掲載する」だけではなく、求職者の動きや市場を読み取り、時期ごとの特徴を活かした戦略が必要です。
・1月・6月・10月の繁忙期は、応募数が増える一方で他社との競争も激化するため、スピード感ある対応や求人の選定・運用が求められます。
・5月・8月・12月などの閑散期には、応募数が減るものの競合が少なく自社の求人が目立ちやすいという利点があります。
この時期は、質の高いマッチングや丁寧な対応が成功のカギとなります。
・求人広告・ダイレクトリクルーティング・転職フェア・人材紹介など、採用手法ごとに時期に応じた運用ポイントを押さえることで、より効果的な人材確保につながります。
各求人媒体のプロモーション時期や新規会員登録者数の動向も把握し、最適なタイミングでアプローチすることが重要です。
時期ごとの特徴や各種採用手法のポイントを活かし、理想の人材獲得にお役立てください。

圧倒的な顧客視点をもったトータルサポート
2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。
- 名前
中島/中途領域
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