新卒採用のスケジュール策定のポイント|時期に合わせた準備内容をご紹介

新卒採用のスケジュール策定のポイント|時期に合わせた準備内容をご紹介

  • 新卒採用
  • インターンシップ
  • 採用コストの削減
  • 採用戦略の立案
  • 母集団形成・ターゲットからの応募確保

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新卒採用

最近新卒採用では、人手不足から優秀な人材をめぐり激しい争奪戦が発生しています。自社に合う学生を採用するにはどのようなスケジュールで準備を進めていくのがよいのでしょうか。

本記事では、時期に合わせた準備物やスケジュール策定のポイントについて採用担当者様の参考になるようにおまとめしています。

 

 

秋・冬からはじまるインターンシップの集めかた・つくりかた

秋冬インターンシップの集め方・つくり方

新卒採用の早期化に伴い重要視されているインターンシップ。秋冬も継続しておこなう企業も多いことでしょう。
インターンシップを導入している企業は9割をこえ、激戦状態となっています。

 

<資料内容>
・学生の満足度の高いインターンシップとは?
・本選考までつなぎとめておけるコンテンツとは?
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1. 新卒採用のスケジュール

新卒採用の全体的なスケジュールはどのようになっているのでしょうか?

1-1.新卒採用全体のスケジュールは?

新卒採用活動のスケジュールは10カ年遡ると大きな変化が生じています。2016年頃から何度か変更となっていますが、2018年卒以降のスケジュールは以下のように変遷していました。


広報解禁は3月、選考解禁は6月だが実際はスケジュールを守る企業は少ない

2020年卒からは経団連の採用活動への指針が廃止され、政府主導で大学3年生の3月1日から広報活動、大学4年生の6月1日から採用活動を政府主導の新卒採用ルールとして設定されました。2023年卒までは、新卒採用のスケジュールは2022卒現在の日程を維持することが決まっています。

では、2024年卒以降の採用スケジュールはどうなるのでしょうか?基本的には、急激な変化をすると学生や企業を混乱させるリスクが高いことから、当面は今のスケジュールで継続される見込みです。

1-2.企業側の採用スケジュール

採用スケジュールとしては大学3年生の3月1日から広報活動の解禁とルール化されています。ただし、実際には多くの企業がそれ以前から広報活動に近い活動をしています。

インターンシップで早期に接触

1社でも早くおこなう企業があれば、有利になるため学生動向に合わせた活動をおこなう必要があるからです。実際にはインターンシップなどを大学3年生向けに6月頃から活動をおこなっている企業が増えています。

学生の夏季休暇に合わせて9月頃までインターンシップをおこなう企業が多いのは、より多くの学生と接触したいという意図があるでしょう。

スピード重視で選考を実施

その後、1~2月頃に広報解禁前最後のインターンシップを実施する企業や、インターンシップに参加した学生向けに簡易的に説明会に近いものを実施する企業もいたりします。

3月の広報解禁後には、面談という形式で面接を実施したり、OB・OGと接点を持たせる企業もいます。6月1日以降にすぐに内定を出せるように各企業は短期間で選考を進めていきます。

1-3.学生側のスケジュール

学生側は大学3年生の6月頃から大学が主催するインターンシップガイダンスなどへ参加して企業の情報収集を始めます。夏季休暇をうまく活用して、インターンシップに参加していきます。複数の企業を受けることが当たり前になったため、夏季休暇もしくは10月から2月におこなわれるインターンシップに参加する学生が増えています。

ただし、直前期のインターンシップは実質的に説明会としておこなう会社もいるため、早い学生は3月前から説明会などへ積極的に参加していきます。

広報活動解禁後は企業説明会や合同説明会への参加は加速が付きます。6月の選考解禁までに内定を1社以上持っている学生も21年卒では、65%と非常に早くなっていることからも学生もスピード重視で動いていることが見えてきます。

2.時期に合わせた各手法の準備内容とポイント

採用スケジュールイラスト

過去の採用スケジュールの変遷や企業・学生双方の活動スケジュールは掴めたのではないでしょうか。ただし、実際に新卒採用に関する活動を自社にあった形で運営するには、細かなスケジュール設計が必要となります。

夏季・秋季・直前期・広報解禁以降の4つに分けて、それぞれのタイミングで必要な準備とポイントを見ていきましょう。

2-1.夏季(6月~8月)

前年の採用の振り返りやインターンシップの対応と準備など、活動に入る前に必要なものをまとめて確認をおこなう企業が多いでしょう。

前年の採用の中間振り返り

6月頃には、前年の採用の中間振り返りをおこなっている企業も多くいます。これは、夏ごろまでに採用活動に目処を付けるためです。

採用活動でおこなった施策の効果検証をするとともに課題を洗い出し、次の採用活動へ活かすことで採用活動の効率や効果を高めることが可能です。また、次年度に必要な人物像や人数などの洗い出しもこのタイミングでおこないます。中間振り返りをおこなうことで、追加で洗い出しすべき項目、内容を考え、最終振り返りまでに追加検討をおこなっていきます。

インターンシップ実施に向けたスケジュール調整

インターンシップは学生の夏季休暇に合わせて開始する企業が多くなっています。インターンシップをおこなうためには、日程や現場主導でおこなうのかなど内容の調整が必要です。また、インターンシップの募集を開始する時期やどのような手法を利用して募集するかなどを決める必要があります。

前年の採用の最終振り返り

8月頃には前年の採用の最終振り返りをおこなう必要があります。最終的に、自社の採用目標人数や求める人物にあった学生に内定承諾をしてもらえたのかを見ていく必要があります。また、エントリーから各選考の歩留まりの人数や率がそれ以前の採用活動と比べてよいのか、悪いのかも確認する方がよいでしょう。

秋冬のインターンシップの準備

秋冬インターンシップの準備も必要です。募集をかけるだけでなく、夏のインターンシップの実施状況や学生からの応募状況も振り返ることがおすすめです。また、場合によっては秋冬のインターンシップをおこなうべきかどうかの検討も必要です。また夏季と同様にインターンシップで受け入れる部門との調整作業も必要となります。

2-2.秋季(9月~11月)

この時期にはインターンシップの活動と合わせて、各種ツール類の検討や制作も進める必要があります。

秋冬インターンシップの実施

予定していた秋冬インターンシップの実施です。担当部門と連携して学生・企業の双方に取って有意義なインターンシップをおこなえる環境づくりが必要です。また、インターンシップが完了したあとの学生のフォローも重要で、3月の広報解禁に向けた動きもしていくことをおすすめします。

企業によっては、夏・秋冬インターンシップに参加した学生向けの特別コンテンツを用意する場合もあります。

就職サイトの準備
  • プラン確定と活用方法の決定

前年度の就職サイトの効果実績を振り返り時に出しておき、使用したプランやオプションの効果に合わせて考えていくことがおすすめです。前年と同じ就職サイトを使用するのか、オプションも変更するのかなどを担当コンサルタントや営業と相談して客観的に決めていく企業が多くなっています。

決まった予算内でプランを組めるようにすることがベストですが、採用目標人数やターゲットによっては予算内での採用が難しい場合もあります。このような場合には、追加予算を取れるような準備もこのタイミングですることが必要です。

 

  • 就職サイトの原稿入稿

就職サイトの公開に向けた原稿の準備も必要です。取材は毎年実施する企業と実施しない企業があると思います。採用コンセプトや会社の雰囲気を伝える重要なものですし、学生のタイプも数年ごとに変わってくるため何年か置きには取材をすることをおすすめします。

今回ご紹介した手法についてのご相談は下記から可能です。

 

秋・冬からはじまるインターンシップの集めかた・つくりかた

秋冬インターンシップの集め方・つくり方

新卒採用の早期化に伴い重要視されているインターンシップ。秋冬も継続しておこなう企業も多いことでしょう。
インターンシップを導入している企業は9割をこえ、激戦状態となっています。
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採用ツールの準備

採用活動で活用するツールの準備を始めます。企業紹介のパンフレットや合同説明会でくばるリーフレット、採用ホームページや動画の準備をおこないます。この際にどのような目的で各ツールを選考のどのタイミングで使用するのかを考えて準備することが重要です。

採用ツールは作成期間に注意する必要があります。パンフレットで平均2ヶ月程度、採用ホームページで2~3ヶ月、採用動画で平均2ヶ月程度は見ておいた方がよいでしょう。

 

イベント出展などのスケジュール決めと出展決定

合同説明会などイベントの出展計画を立てます。これまでの採用活動の中でイベントへ出展したことがある場合には、効果面などを見た上でどのようなイベントに出展するかを選択するとよいでしょう。逆にこれまで出たことがない場合には、イベントにおける目的から逆算して決めるとよいのではないでしょうか。

イベントについては、通年でさまざまなものがありますが企業から人気なイベントについては検討時期が夏頃からスタートするため、出展企業数に余裕があるかの確認も重要です。

インターンシップ後の採用スケジュールの作成

インターンシップが終わった後の採用スケジュールを検討します。インターンシップ参加学生だけでなく、広報解禁後の応募数など前年の情報を元に3月以降の選考のスケジュールについても借り計画として決めておくとよいでしょう。この際に、年々企業側の選考スケジュールは早まっているため、他社の動向も確認して決めていくことをおすすめします。

2-3.直前期(12月~2月)

外資系企業などはこの時期には採用活動を開始しています。早期化が進む市況の中、この時期から活動をする企業が増加することが考えられます。また、次の年のインターンシップの準備もこの時期採用活動と同時並行でおこなう必要があります。

3月以降の採用スケジュールの作成

3月から始まる広報活動の確認とそれ以降の採用スケジュールを立てます。採用活動は面接官を含めて、企業全体でおこなうため、会場や面接官の確保など企業内のスケジュール調整も必要になります。

また、母集団形成が予定していたよりもうまくいかなかったケースのリカバリープランの作成などもこのタイミングで実施しておくとよいでしょう。

就職サイトやアウトソーシングなどの設定

3月以降の設定をしておく必要があります。就職サイトはインターンシップの時期から3月以降に向けて、管理画面などが使えなくなるタイミングが発生します。この前に各種企業側の設定をしなければ、3月からスムーズに使用することができなくなります。アウトソーシングで業務代行を依頼している場合にも、このタイミングで担当者との打合せをおこなっておくことをおすすめします。特に初めて対応してもらう場合には、十分に準備していてもトラブルが発生することもあるためです。

最終準備

広報活動から面接、内定まで採用活動全体のスケジュールの確認、使用する就職サイト、パンフレットなどのツール類などが使用開始までに間に合うかなども確認しておくのがよいでしょう。

また、各部門から採用に必要となる人物像と人数も最終確認し、社内での意思統一をはかるのも重要な業務です。

2-4.採用広報以降(3月~5月)

いよいよ採用活動が本格的にスタートします。学生は毎年入れ替わるため、予期せぬトラブルやうまくいかないこともあるでしょう。

選考状況の確認

3月の広報活動以降は、応募状況や選考状況を確認していく必要があります。当初予定していた通りに選考が進んでいれば、選考学生の対応に注力していくことが可能です。一方で、母集団形成が予定通り進まない場合にはその対策を考える必要があります。スタートする前にいくつかの予想を立てておくと、今の状況がよいのか、厳しいのかを判断するのにも慌てなくてよいでしょう。

採用状況が予定通りいかない場合

採用状況が思わしくない場合は、その原因を探る必要があります。下記の選考フローに合わせた見直すポイントを確認することがおすすめです。

 

就職サイトから応募状況が思わしくない場合

  • ・エントリー数が少ない場合には、アクセス数からエントリーへの率が低くないか
  • ・エントリーはあるが、説明会参加人数が少ない場合には説明会の回数や時間帯の見直し

 

合同説明会での集客が芳しくない

  • ・着座が少ない場合には、当日の学生来場数と周りの企業の様子がどうか
  • ・エントリーや説明会参加につながっていない場合には、案内方法が学生に取ってどうだったのか

 

選考・内定辞退が多い

  • ・選考途中辞退が多い場合には、他社と比べて選考フローが長すぎたり、短すぎたりしないか
  • ・学生が求める情報を提供できているか
  • ・内定辞退が多い場合には、内定が出るまでに早すぎたり、遅すぎたりしないか
  • ・自社の魅力をきちんと伝えられているのか
内定者フォロー

選考が終わり内定を出した学生のフォローも重要です。フォローが疎かになり内定者を放置すれば、内定辞退ということにもなりかねないため内定者に対するフォローを忘れてはいけません。

内定者同士を合わせる懇親会を実施したり、一緒に働くことになる先輩社員に会わせたり学生がどのようなことに不安を感じているのかを見極めてフォローしていくことが大切です。

3. まとめ

新卒採用スケジュールについて動向や動き方についてまとめてみましたが、年間を通して採用担当の方は多くの項目を検討する必要があります。スムーズな採用活動をおこなうためにもスケジュール把握をした上で動いていくことが重要となりそうです。

 

秋・冬からはじまるインターンシップの集めかた・つくりかた

秋冬インターンシップの集め方・つくり方

新卒採用の早期化に伴い重要視されているインターンシップ。秋冬も継続しておこなう企業も多いことでしょう。
インターンシップを導入している企業は9割をこえ、激戦状態となっています。
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新卒で入社して以降ずっと、新卒採用支援事業に所属しています。より良い採用に向けて人事の方とご相談させていただく時間が大好きです。3年間の産休・育休で年子の女の子2人を出産し、今は育児・家庭と仕事の両立に日々奮闘しています!

名前

小泉

得意領域
  • 新卒採用全般

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