秋冬インターンシップを使った効果的な母集団形成とは?

インターンシップ

秋冬インターンシップを使った効果的な母集団形成とは?

2018年卒採用は約60%だった企業のインターンシップ実施率も2022年卒採用では約90%まで増加し、4年間で30%程増加しました。

今となっては、新卒採用活動をおこなうにあたって、インターンシップをおこなうことは必須であるともいえるでしょう。

インターシップでは学生を日常に近い形で見ることができ、本当に優秀な人材を獲得することができます。最近では、秋冬インターシップも注目されています。

 

本記事では

・秋冬インターシップの動向

・秋冬インターンシップ実施のポイント

・秋冬インターンシップに活用できるサービス

について解説していきます。

 

人手不足が社会問題になっている現状ですが、インターシップをもちいて優秀な人材効率よく獲得していきましょう。

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秋・冬からはじまるインターンシップの集めかた・つくりかた

秋・冬からはじまるインターンシップの集めかた・つくりかた

新卒採用の早期化に伴い重要視されているインターンシップ。秋冬も継続しておこなう企業も多いことでしょう。
インターンシップを導入している企業は9割をこえ、激戦状態となっています。
<資料内容>
・学生の満足度の高いインターンシップとは?
・本選考までつなぎとめておけるコンテンツとは?
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1.秋冬インターンシップのシーズンが到来

男性の後ろ姿

 

インターンシップは大きく6月~9月のサマーインターンシップと10月~2月の秋冬インターンシップに分けられ、学生はそれぞれ参加する目的が異なります。

2022年卒 学生就職モニター調査 2月の活動状況.pdf」によると、2月までに約90%の学生がインターンシップにエントリーしたと回答しています。

 

また、「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査 6月の活動状況.pdf」によると、内々定先のインターンシップに参加した学生の割合は46.4%でした。

内々定先のインターンシップに最初に参加した時期は、8~9月、12~2月がピークとなっており、長期休暇のタイミングで本命となる企業のインターンシップに参加する傾向があります。

1-1.新卒採用の近況

2021年6月から2023年卒採用のサマーインターンシップも動き出しており、「マイナビ 2023年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(6月).pdf」によると、62.7%の学生が「インターンシップ・ワンデー仕事体験に応募や申込みをした」と回答しています。

 

秋冬インターンシップのトップシーズンに向けて、スケジュールやコンテンツの検討など準備を進めましょう。

1-2.インターンシップの傾向

学生はインターンシップに参加することで、社会人の入り口となるような経験ができます。

また、インターンシップ参加への準備を通して、業界を深く知ることができたり、実際に企業で働くことでその企業の特徴や社風を感じたりすることができます。

 

先にも述べましたが、「サマーインターンシップ」と「秋冬インターンシップ」では学生の参加目的が異なります。
マイナビ 2023年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(6月).pdf」によると、学生のインターンシップに参加する目的は「どの業界を志望するか明確にするため」が66.1%で最も高くなっており、「視野を広げるため」「どの職種を希望するか明確にするため」と続きます。

 

上記からもわかる通り、「サマーインターンシップ」では広く多くの企業のインターンシップに参加することで、自分自身のやりたいことや適性を見極めることを目的に参加しているといえます。

一方「秋冬インターンシップ」は3月のグランドオープン直前のタイミングであることから、ある程度、志望業界や志望職種、企業を絞り込んだ上で、より具体的にその企業のことを知ることを目的に参加しています。
学生の目的を理解した上でインターンシップのコンテンツを考えることがポイントとなります。

2.秋冬インターンシップ実施のポイント

インターンシップ画像

 

秋冬インターンシップは企業の採用活動において、自社を知ってもらう非常に重要な機会となります。

 

また、学生も内定を意識してインターンシップに参加しているため、ここで良いマッチングができれば、その後の選考フローでも離脱することなく、内定承諾まで繋がる可能性が高くなります。

それでは、秋冬インターンシップをどのように実施すべきなのか解説していきます。

2-1.母集団形成が夏より難しくなる

企業が最もインターンシップをおこなう時期は、夏のインターンシップです。

夏は学校の夏季休暇もあるため、学生にとって参加しやすく、非常に多くの学生が参加します。

 

学生もサマーインターンシップに参加することで、志望する業界や職種について考え、就職活動のための大きな糧にします。

そして、そこから業界分析や自己分析などをじっくりおこなっていきながら志望業界・企業を定めていきます。

 

一方、秋冬インターンシップの時期は、学生の授業が始まる頃です。

この時期はサマーインターンシップ参加後の学生が多く、業界分析に時間をあてていたり、学業に時間を割いたりするなどしているようです。

そのため、秋冬インターシップはサマーインターシップと比べると参加者が少なく、母集団形成をすることが困難になります。

2-2.秋冬インターンシップは選考に繋げるインターンシップ

サマーインターンシップに比べ母集団形成の難しさはありますが、秋冬インターンシップは学生の感度や本気度も高くなっているタイミングでもあります。

企業側からみると、その後の選考や採用を見据えたインターンシップをおこなうことができます。

 

企業としては優秀な学生に自社をアピールする絶好のチャンスです。

インターンシップで企業に対して良い印象をもてば、応募してくるケースが増えます。

また職場の雰囲気や仕事内容をある程度わかっているので、入社してすぐに思っていたことと違うといって退職するリスクも減ります。

2-3.秋冬インターンシップはこのように実施するべき!!

秋冬インターンシップはサマーインターンシップの時期とは異なり、大学の授業がある時期であることも多いため、その点を考慮したスケジュール設定が大切です。
休日に開催するワンデー仕事体験や平日にオンラインで開催するWebセミナーを組み合わせて、学生との接点を多く作るようにしましょう。

 

短い時間であってもオフィスの雰囲気を感じたり、先輩社員との交流を通して、自分と企業がマッチしているのかどうか、様々な角度から見ることができ、より具体的に働くイメージを持ってもらうことができます。

秋冬インターンシップを採用活動の重要な手段と位置付け、先輩社員も巻き込みながら会社全体で取り組むことが重要です。

 

3.秋冬インターンシップに活用できるサービス

秋冬インターンシップはサマーインターンシップに比べ、母集団形成が難しいため、いかに優秀な母集団形成をおこなうことができるかがポイントになります。

母集団形成の手法はさまざまです。ここでは、母集団形成に効果的な手法を紹介します。

3-1.インターンシップサイト

マイナビインターンシップサイト

就職サイトとしても利用している企業が多いマイナビは、インターンシップサイトとしても活用することが可能です。

マイナビ2026ロゴ

 

POINT
学生登録数・企業掲載社数ともに業界最大規模
インターンシップだけでなく、3月以降も継続して利用が可能です。
学生が企業・業務理解できるような情報提供に注力しており、先輩社員紹介コンテンツも充実しています

6月から9月のサマーインターンシップと10月から翌2月のオータム・ウィンターインターンシップに分けての掲載となっています。

23年卒向けサービスから2月中旬より、就職準備期間としてさまざまな新しいオプションも投入され、インターンシップから3月以降の活動にスムーズに移れるよう工夫されています。

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3-2.合同説明会/イベント/オンラインイベント

イベント一覧

 

 

POINT

早期から業界研究に取り組む積極的な学生に対して、アプローチすることが可能です。
また、直接社員と学生が触れ合う機会となるため、会社の雰囲気をアピールし、集客につなげることができます。

イベントは社員に対して質問などをしやすいため、学生の参加率が高いためおすすめです。

1日で多くの学生と接触が見込めます。

3-3.インターンシップ企画代行サービス

インターンシップ企画

POINT

採用活動において重要な秋冬インターンシップ。集客に最も効果的なのは、学生が「参加したい!」と思うようなコンテンツを用意することです。
しかし、どのようなコンテンツにすれば良いのか、どのようなスケジュールで組み立てれば良いのかなど、お悩みの企業も多いのではないでしょうか。

集客が見込める自社に最適なインターンシップを設計します。

プロによる現状課題の把握の上でインターンシップづくりをお手伝い。目的などのヒアリングの上で、それら網羅するプログラムを設計できます。

秋・冬からはじまるインターンシップの集めかた・つくりかた

秋・冬からはじまるインターンシップの集めかた・つくりかた

新卒採用の早期化に伴い重要視されているインターンシップ。秋冬も継続しておこなう企業も多いことでしょう。
インターンシップを導入している企業は9割をこえ、激戦状態となっています。
<資料内容>
・学生の満足度の高いインターンシップとは?
・本選考までつなぎとめておけるコンテンツとは?
新卒採用担当者のお悩みに応えるため、すぐにでも使えるノウハウ満載の資料を無料配布中です。

3-4.送客(動員課金)サービス

文理別・大学別・地方なども対応が可能
文系は東名阪、福岡、京都や仙台が中心となりますが、さまざまな学生をご紹介が可能です。
地方の理系学生にも一部対応しています。また大学別に集客して欲しいなど、企業様の要望に合わせてセグメントが可能です!

 

費用面については、求めるターゲットや時期によって異なります。

おすすめの時期については、学生が比較的に能動的に動くインターンシップの時期から就職活動前半までが目安の期間となります。

 

就職エージェントneo

 

POINT
「送客サービス」とは、自社の採用ターゲットにあった学生を説明会や選考に動員してくれるサービスです。
成功報酬型が多く、人が集まらない場合は費用負担を抑えることができます。
選考フェーズにあった送客プランを選ぶことができます。学生を集める手間を削減でき、採用ターゲットを決めておくことで、マッチング度の高い採用が実現できます。
また、成功報酬型のため、人が集まれば費用負担、集まらなければ費用負担を減らすことも可能です。

3-6.学生動員・呼び込みサービス(採用業務代行)

採用代行

 

POINT
多くの企業に課題としてある人員不足を採用代行サービスを使うことで解消することができます。
合同説明会やイベントで獲得した学生データに対し、選考や説明会への呼び込みの代行もおこないます。
プロに任せることで品質向上を図ることができ、ノウハウやスキルを自社に蓄積できることもメリットです。
圧倒的工数削減になり、選考に集中することができます。

3-6.採用管理ツールMOCHICA(モチカ)

モチカ ロゴ

POINT
MOCHICAは、学生や求職者とLINEでやり取りできる、チャット対応採用管理ツールです。
これまでの採用管理ツール同様学生への連絡や歩留まり管理ができるのはもちろん、LINEでメッセージが送信できることが特徴です。
学生が最も利用するSNSであるLINEで学生とつながることができます。
メールや電話連絡よりも圧倒的に返信率が高いです。

4.まとめ

秋冬インターンシップは3月のグランドオープン直前のタイミングとなるため、企業、学生ともにその後の選考を意識したインターンシップとなります。

採用活動において母集団形成は重要です。

企業が求めている人物像にあった学生を多数集めることができれば、企業の選択肢が増えます。

母集団の形成方法をいくつか紹介しましたが、それぞれにメリット・デメリットがあるため、自社の考え方、採用方針にマッチした方法を採用し良い母集団形成を行いましょう。

 

良い母集団形成を行うことが採用活動を決めるといっても過言ではありません。

年々インターンシップを重要視する傾向が高まり、今後も早期化が進むことが予想されます。

この機会にぜひ、秋冬インターンシップに活用できるサービスをご活用ください。

 

<26年卒>インターンシップ戦略~母集団形成おすすめ施策5選~

<26年卒>インターンシップ戦略~母集団形成おすすめ施策5選~

<資料の内容>

・企業・学生の採用動向

・26年卒の傾向と対策まとめ

・おすすめ母集団形成サービス5選

この事例・記事に関わった営業担当

中小・ベンチャー企業を採用成功に導く戦略を

入社してから一貫して新卒採用のコンサルティングをおこなう部署に携わる。大手上場企業~ベンチャー企業まで計1,000社近くの支援を経験し、現在は新規営業部門の責任者として従事。

名前

斎藤/新卒採用領域

得意領域
  • 新卒採用全般

  • 新卒採用コンサルティング

  • 中小・ベンチャー企業の採用支援

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