インターンシップの集客方法10選|母集団形成に活用できるサービスとは
インターンシップ

学生のインターンシップ参加率が年々増加する一方で、インターンシップの集客に苦戦されている企業も多いのではないでしょうか。
実際に、26年卒のインターンシップサイトの掲載社数はマイナビで昨対125.0%、リクナビで昨対102.3%の結果*となり、「集客をしても募集が集まらない」「昨年よりも集客数が減ってきている」という声を耳にすることも増えています。
*ネオキャリア独自調査(2024年6月1日時点)
そこで本記事では、インターンシップの集客に悩む企業に向けて
・主なインターンシップの集客方法
・インターンシップの集客に活用できるサービス10選
・インターンシップの最新動向
など、今すぐ活用できるサービスを詳しくご紹介していきます。
これからインターンシップの集客をはじめる方も、追加集客を検討されている方も、ぜひ今後の新卒採用活動にお役立てください。
1.インターンシップの集客方法
インターンシップの集客方法としてはインターンシップサイトを活用した手法が一般的ですが、そのほかにもさまざまな方法があるのをご存じでしょうか?
本章では、インターンシップ期間の学生集客方法について詳しく解説します。
1-1.インターンシップサイト
就職情報サイトとして知られているマイナビ・リクナビなどのサイトも、インターンシップ期間からの活用が可能です。
インターンシップ実施時期には、情報サイトのトップページもインターンシップ専用となっています。
基本的には、企業紹介のページのほかに、複数のインターンシップをコースごとに掲載することが可能です。
サイト上では実施月、業種、実施地域、実施日数、体験内容などからインターンシップを検索できるようになっており、学生は興味のあるインターンシップを探すためにこれらの条件を複数かけ合わせて使用しています。
年々企業掲載社数は多くなってきているため、学生に選ばれるためにも掲載開始時期や情報の打ち出し方、さらにはインターンシップコンテンツの見直しをおこなうことも重要です。
1-2.イベント
インターンシップサイトではなかなか学生が集まらないという企業におすすめなのがインターンシップイベントです。
インターンシップイベントには大きく分けて2種類の開催形式があり、目的やターゲットに応じて活用することが可能です。
大規模イベント
大規模イベントといえば、就職サイト運営会社が開催する大型イベントがあげられます。
多くのイベントでは、会場にインターンシップ実施予定の企業がブースを構えて自社の説明やインターンシップへの呼び込みをおこないます。
1度に多くの学生と出会えるのが特徴となっています。
大型のものは大都市で開催される傾向がありますが、各都道府県主要都市での開催もあるため地方採用をおこなっている企業にもおすすめです。
中・小規模イベント
中・小規模イベントは少数精鋭のマッチング形式でおこなわれることが多く、ビジネスゲームや座談会形式で学生と密にコミュニケーションが取れるのが特徴です。
大規模イベントと比較して会える学生の数は限られますが、テーマ別やエリア別、さらには学生の属性別で開催されることもあり、自社のターゲットに合わせた出展が可能です。
1-3.ダイレクトリクルーティング
通常は企業が募集告知をし、学生が応募するという集客方法が多い中で、近年注目されてきているのがダイレクトリクルーティングです。
ダイレクトリクルーティングは学生が登録サイトへ自己PRなどプロフィールを記載し、そのプロフィールをみて企業側がメールを送る攻めの採用を実現した採用手法です。
企業としては、事前に学生の情報を入手することができるため、自社にあった人材を効率的に選んでスカウトすることができます。
1-4.送客サービス
送客サービスとは、インターンシップ参加学生を企業に代わって選定し、送り込むサービスです。
自社の求める人物像に合う学生をインターンシップやインターンシップ説明会に動員してくれます。
事前に大学や学部、学科、現住所などの希望する学生の情報を伝え、その希望に合致した学生をスクリーニングした上で動員することが可能なサービスが多いです。
そのため、特定のターゲットに効率的に接触することができます。
また、成功報酬型のものが多いため、学生が集まらなかった場合は費用がかからないメリットがあります。
そのほか、企業/学生の最新動向をもとに、今から活用できるインターンシップ集客手法を一括にまとめた資料もございますので、合わせてご活用ください。
2.インターンシップの集客に活用できるサービス10選
本章では、インターンシップ集客を成功させるために活用できる具体的なサービスについてご紹介いたします。
2-1.マイナビ|インターンシップサイト
2-2.キャリタス就活|インターンシップサイト
2-3.あさがくナビ|インターンシップサイト
2-5.キャリタス就活フォーラム|イベント
2-6.ジョブトラ|イベント
2-7.Offerbox|ダイレクトリクルーティング
2-8.キミスカ|ダイレクトリクルーティング
2-10.学生送客サービス│送客サービス
3.インターンシップの動向
現在のインターンシップの市況やスケジュールはどのようになっているのでしょうか?
企業・学生それぞれのスケジュールや動向を確認していきましょう。
3-1.企業動向
企業のインターンシップスケジュールや動向はどのようになっているでしょうか。
企業のインターンシップ実施スケジュール
※出典:株式会社ディスコ「2023年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査.pdf」を参考にネオキャリア作成
株式会社ディスコの調査によると、企業のインターンシップ開始予定時期について、8月と答えた割合が多く64.8%(昨年56.0%)、次いで9月の57.4%(昨年51.5%)と、サマーインターンシップ時期が多いという結果となりました。
合わせて、年明け1月~2月のAW(秋冬)インターンシップ時期にも実施予定の波が来ていることから、インターンシップ参加後に説明会や選考に直結させるため、母集団形成の一環として実施を予定している企業が多いことがわかります。
実施企業は年々増加
※出典:株式会社マイナビ「マイナビ2023年卒企業新卒採用活動調査.pdf」を参考にネオキャリア作成
インターンシップ実施率は年々右肩上がりに増加しています。
22年卒では新型コロナウイルスの影響で部分的に減少しているものの、23年卒では52.1%と半数以上の企業がインターンシップを実施している結果となりました。
実施期間は半日や1日が主流
※出典:株式会社ディスコ「2023年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査.pdf」を参考にネオキャリア作成
また、企業のインターンシップ実施期間についてもみていきましょう。
株式会社ディスコが実施した、「2023年卒・新卒採用に関する企業調査-採用方針調査」の中で、プログラム1回あたりのインターンシップ実施期間についての質問では、半日のものがもっとも多く57.8%でした。
次いで1日の短期インターシップも39.0%でした。
一方で2日以上の複数日程のものも前年度よりは徐々に増加している傾向となり、インターンシップの目的に合わせて実施期間を決定することが重要になっています。
3-2.学生動向
企業動向に対して、学生のスケジュールや動向はどのようになっているでしょうか。
学生のインターンシップ参加スケジュール
※出典:株式会社ディスコ「キャリタス就活2023学生モニター調査結果(2022年4月発行).pdf」を参考にネオキャリア作成
株式会社ディスコが実施した、「キャリタス就活2023学生モニター調査結果(2022年4月発行)」 では、学生のインターンシップ参加時期の傾向として3年生の8月が最多という結果となりました。
また、採用広報解禁直前の2月の割合は年々減少しており、その分早期の参加が増加している傾向がわかります。
学生のインターンシップ参加率
※出典:株式会社マイナビ「マイナビ2025年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査~中間総括~(10月実施)」を参考にネオキャリア作成
マイナビの調査によると、インターンシップの参加率はここ数年右肩上がりの状況で、25年卒学生のインターンシップ参加率は90.0%という結果となりました。
また、インターンシップ平均参加社数も前年と比べて0.3ポイント増加し、6.0社と最高水準推移する結果でした。
このことからも、いかに学生の目に留まり、参加してもらえるかが重要になってきていることがわかります。
インターンシップの参加目的
※出典:株式会社マイナビ「マイナビ2024インターンシップ・就職活動準備実態調査(6月).pdf」を参考にネオキャリア作成
インターンシップへの参加目的について、「どの業界を志望するか明確にするため」「どの職種を志望するか明確にするため」というように、学生はインターンシップを就職活動の一環として捉えている傾向があるようです。
インターンシップが主流になりその動きも早期化する中で、企業としては上記の動向をもとにインターンシップの計画・実施をおこなう必要があります。
多くの学生に企業認知をしてもらうためにも、最新動向はチェックしておきましょう。
4.まとめ
インターンシップの集客手法はさまざまありますが、その中でも自社に適した手法を選択することでより多くの学生と接点を持つことが可能となります。
就職サイトだけではなかなか学生が集まらない企業や、新しくダイレクトリクルーティングの手法を取り入れたい企業など、集客方法の見直しや自社に適したサービスの

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入社から一貫して新卒採用支援に従事し、中堅中小企業、ベンチャー企業を中心に新卒採用支援。社内広報も担当しており、出演したYoutube動画の再生回数は 100万回を突破。ブランディングや惹きつけ等のノウハウにも強み。
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杉村/新卒採用領域
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