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東京で就職をして後悔する理由とは?地元就職と比較して就活を始めよう!
この記事のまとめ 「地元の友人や両親と会えない」 「通勤が苦痛である」「都会の生活が合わない」といった理由から東京に就職したことを後悔している 東京就職のメリットは「仕事が豊富である」「キャリアップしやすい」「高給与を得やすい」「トレンド情報を得やすい」「本社勤務可能である」「競争意識が高い」という点である 地元で就職するメリットは「家族・友人がいる」「物価が安い」「地域に貢献できる」「競争意識が低い」という点である 東京就職ができなかった場合への備えも大切である 東京で就職して後悔する理由東京での就職を後悔しないために、事前に東京で就職をして後悔をしている理由を知り、心構えを持っておきましょう。 友人と会えない 地元にいる時には都合が合えば会えていた友人と会える頻度が減ってしまうことに後悔をしている人もいます。SNSなどで地元の友人達が集まって楽しそうにしている姿を見ると自分だけ仲間外れにされているような疎外感もあり東京に就職したことを後悔をしてしまうのです。 両親と会う時間が減る 両親や家族に何か起こった時にすぐに助けに行けないことで後悔をしてしまうケースもあります。急な病気や事故、それ以外にもトラブルがあった場合、近くにいればすぐに駆けつけ解決したり、助けたりすることができますが、上京してしまうとそうはいきません。 また、自分自身が病気や怪我を患った時にも助けてくれる両親は近くにいないため心細さを感じてしまうこともあります。 通勤が苦痛である 上京すると必ず体験することになるものの一つが満員電車です。昨今はテレワークも進み、以前に比べると改善も見られますが、それでも通勤ラッシュの混雑は過酷です。地元では体験したことのない人の多さと不快な密集にはかなりの苦痛を強いられます。 また、物価が最も高い東京は、特に家賃が高く『総務省統計局「消費者物価地域差指数」』によると物価指数が最も高い都道府県は東京都で10年連続です。そのため、家賃を工面するために都心ではなく郊外に住む人が多いです。郊外に住むということはその分通勤時間が長くなります。ただでさえ不快な通勤ラッシュを長時間体感しなければならないため、通勤が耐えがたく後悔してしまうこともあります。 都会の生活が合わない 都会での暮らしは何事も流れが早く、スピーディです。仕事がスピーディに進むだけでなく、人の歩く速さ、トレンドの移り変わり、お会計一つとっても後ろに並んでいる人が待っていると思うだけでせかされているような気分となり、無意識的に早く済ませようと感じてしまいます。日常生活のどの部分を抜き取っても心を休ませ穏やかにゆっくりできる環境が少なく、都会のスピーディな流れが自分に合わないと感じて後悔してしまうこともあります。 どこに行っても人が多い 総務省によると転入者が転出者を上回る「転入超過」は東京圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)では27年連続で転入超過です。そのため、どこに行っても人が多く、レジャーなどでは待ち時間も長く、空いている環境に慣れている場合にはストレスに感じてしまうこともあるでしょう。 人との関係が希薄である 地元での生活は、知り合いも多く隣人や地域の人との交流が濃厚であるというケースもあると思います。しかし、それが当たり前だと感じていると東京での生活の淡白さにカルチャーショックを受けるかもしれません。 特に賃貸物件の場合、頻繁に入居者が入れ替わるためわざわざ挨拶をして交流を深めようという人は少ないです。また、近年は物騒な事件も多く、下手に近づきすぎないように距離を置く人も多いため、それも人間関係の希薄さに繋がっているのです。 就活で後悔をしたくない!そう考えている就活生必見 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 東京で就職しなくて後悔している人もいる 東京で就職して後悔している人の意見を聞くと東京での生活は大変そうだと感じてしまいますよね。しかし東京で就職しなくて後悔している人がいることも事実です。 X(旧:Twitter)では後悔している人のコメントが複数上がっています。 なんで自分、東京にいたのに東京で就職せんかったという後悔が今更すごく押し寄せている今日この頃… — GAN (@iwakou33701) April 7, 2023 めちゃくちゃ今更なんだけど、 最近本当にどうして若い時にもっと東京行っとかなかったんだろうと、めっっっっっちゃくちゃ後悔してる。 東京で就職って手もあったろうに なんで私は地元を離れなかったんだろう… — なつこ (@nachunax2cco) June 5, 2020 地元で就職した子で、やっぱり東京で就職すれば良かった〜って言ってる子、2〜3人いる😅色々な事情はあったにせよ、後悔のないように行動した方がラッキーだよね。地元で就職しちゃうと、転職で東京の会社受けるって難しそう💦 — ゆりりん👧4y (@yuriyuri___mam) December 5, 2022 一度就職してしまうとやっぱり東京で就活をしたかったと思い直してもすぐに転職することは難しいため、多くの人が後悔をしています。 自分にとって最良の決断は地元に残ることか上京することなのかを再度考え直してみましょう。 上京就職と地元就職のメリット 東京で就職するかどうかを判断するためには、地元で就職するメリット・東京で就職するメリットを理解し、どちらが自分にとって最良かを考えてみましょう。 東京で就職するメリット 企業数や職種が豊富 東京は企業数が最も多い地域です。大手企業以外にも中小・ベンチャー企業、スタートアップ企業など様々な企業を選ぶことができます。企業数が多いため業界や職種数も多く、自分のやりたい仕事を見つけやすい環境が整っています。選択肢の幅を広げたい、自分の可能性を試したいと考えている人は東京での就活に向いているでしょう。 キャリアアップしやすい たとえば、同じ法人営業であっても地方と東京では取引の規模が全く異なります。このように、業務内容は地方と東京で同じであっても経験できる幅が異なるため、東京で働いたほうがキャリアは積みやすいでしょう。 また企業にもよりますが、主要支店は在籍人数も多いため、スキルに応じてマネジメントを若いうちから任されるケースも少なくありません。 給与水準が高い 東京は物価も高いですが、その分給与水準も高いです。『厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」』によると、東京の最低時給は1,072円と最も高い事が分かります。お金を稼ぎたいと考えている人や給与によってモチベーションが上がる人には魅力的な環境だといえます。 最新の情報(トレンド)を手に入れやすい 最新の技術やトレンドを発信する拠点が東京に集中しているため、トレンドの情報にいち早く携わることができる点も東京勤務ならではの魅力です。 近年はトレンドを掴む力も重要視されていますので、流行に敏感で情報のキャッチアップ能力の高い人はその能力を活かして活躍することもできます。 本社や本部での勤務が可能 東京には多くの企業がありますが本社を東京におく企業も多いです。『株式会社四季報「47都道府県別「上場会社の本社数」リスト最新版」』によると上場企業3,800社のうち2,029社(53.3%)が東京に本社を構えています。東京で働く場合、本社勤務の可能性も十分考えられますので、キャリアアップやジョブチェンジにより本社でしか経験のできない実務に携わることができます。 競争意識が高い 「2016年社会保障・人口問題基本調査第8回人口移動調査」によると東京に住んでいる人のうち東京生まれ東京育ちの割合は54.4%で、45%は地方出身者です。大学進学などの理由で上京した割合も含まれていますが、そのまま東京で就活をし東京に在住するケースも少なくありません。東京で働き続けることができる人は競争意識や成長意欲の高い人が多い傾向にあります。このような環境に身を置くことで、自己研鑽が求められ必然的にスキルアップが可能となります。 地元の企業に就職するメリット 家族・友人が近くにいる 地元で働く場合の1番のメリットは生活環境が変わらないため、家族や友人が近くにおり、何か困ったことがあった場合には頼れることもできるし、またトラブルがあった際にもすぐに助けに行くこともできるなど、家族や友人を大切にしながら仕事をすることができる点です。今の住んでいる環境で働きたいと考えている場合には、地元での就活のほうが向いているかもしれません。 東京に比べ物価が易い 東京に比べると物価が安いです。特に家賃は全く異なり、1Kの部屋で比較すると都内の1/3程度の料金で一人暮らしをすることができます。(エリアにより異なります)東京に比べると給与水準は見劣りしますが、物価が低いため、快適な暮らしができる可能性もあります。 地域に貢献できる 地元の企業の多くは地域に根ざした企業が多く地元や地域の活性化や発展に貢献した働き方をすることができます。また、地域の人が求めてるサービスを展開している企業が多いため、地域からの信頼が厚く住民との関わりも深くやりがいを感じることもできます。 地元を盛り上げるためのイベントの開催や協賛を行っている企業であればなおさら、地元や地域への貢献を実感するでしょう。 競争意識が低い 地元で働く人は、東京で働く人と比較するとプライベートを充実させつつ働きたいと考えている人が多い傾向にあります。そのため、企業や業種にもよりますが、残業が比較的少ない傾向にあり仕事と家庭の両立がしやすいでしょう。 就活を東京で行うために必要な準備とは? ここでは就活を東京で行うために必要な準備についてお伝えしていきます。 東京で就職をする目的を明確にしておく 東京で就職したい理由は様々だと思いますが、「東京での憧れ」を理由に上京をすることはおすすめできません。前述の通り、東京での就活にはメリットやデメリットがあり、中には後悔をしている人もいます。就職し働き続けることを考えると憧れだけだと後悔や挫折を感じてしまう可能性が高いのです。 また、志望動機を語るうえでも「東京で働きたいから」という理由だけでは選考を通過することは難しいです。 東京で何をしたいのか、なぜ東京で働きたいのかを具体的に考え、目的を明確にしたうえで東京での就活を目指したほうが良いでしょう。 就職活動費用を準備する 就活を東京で行う場合、面接会場に行くための交通費や宿泊費などが必要となります。 『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』によると地域によって就活にかかる費用に差があることが分かります。 ※出典:『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』 昨今はオンライン面接の普及に伴い、コロナウィルスが流行する前の20年卒と比較すると就活にかかる費用が大きく減少しています。 ※出典:『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』 しかし、最終面接は対面面接を行う企業も多いため、東京での就活をメインで行う場合には自宅から東京までにかかる交通費や宿泊先の料金などを事前に調べ必要な資金を用意しておきましょう。 POINT 就活費用を抑えるために 上京して就活を行うとどうしても費用がかさんでしまいます。できる限り費用を抑えるためには下記を実践してみてください。 ①できる限りオンライン面接を活用する ②飛行機を利用する場合には、LCCなど格安チケットのあるものを選ぶ ③上京する日に合わせてスケジュールを組む(1日で数社の面接を行うなど) 東京での就職の難易度を確認しておく 東京での就活だとライバルが増え就職が難しいのではないかと考えているかも知れませんが、中小ベンチャー企業も多く採用難易度は他の地域とほとんど変わりません。 『厚生労働省「令和4年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)」』によると、東京を含む関東地方での就職率は96.7%です。就職率とは就職希望者に対して実際に就職できた人の割合を表しています。志望した就活生の多くが就職できたことを意味しています。このことから東京での就活は地方エリアと同等の難易度といえそうです。 ■エリア別就職率 ・北海道・東北 93.4% ・関東 96.7% ・中部 97.0% ・近畿 95.8% ・中国・四国 92.2% ・九州 96.0% ※参照:『厚生労働省「令和4年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)」』 東京で就職ができなかったらどうする? 地方と東京での就職率にはさほど大きな差がないことが分かりました。しかし万が一東京で就職ができなかった場合に備えリスクヘッジも行っておくと安心です。 地元での就職活動も並行して行う 仮に東京での就職一本に絞っていると万が一東京での就活が難しかった場合就職浪人となってしまう可能性もあります。せっかく地元にいるのであれば、念には念を入れて地元での就職活動も並行しておくと安心です。 地元の企業について調べてみると、気付かなかった優良企業に出会えるなど企業選びの視野も広がり、就活を有利に進めることに繋がる可能性もあります。 転職や転勤で上京する可能性も視野に入れる 万が一東京の企業への就職が出来なかった場合に備えて、東京の企業に転職しやすい会社や東京への転勤の可能性のある会社の面接を受けておくという手もあります。すぐに東京で働くことが出来なかったとしても、上京したいと思った時に行動に移せるように下準備をしておくと後悔のしない選択を起こすことができるでしょう。 就活で後悔をしたくない!そう考えている就活生必見 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。
2024.04.26
「就職浪人は不利になる?」今からでも間に合う選考対策を紹介
未だに内定がもらえておらず将来の進路に不安を感じている就活生の中には、このまま卒業して就活を続けるべきなのか、それとも留年するべきなのかといった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。 そこで、本記事では就職浪人をした場合のメリット・デメリットや就職浪人になる前にやるべきことや就職浪人をした場合の就活対策についてお伝え致します。 将来を考えるうえでの参考にしてみてください。 この記事のまとめ 就職浪人とは、「大学を卒業した後も就活を続けている人のこと」を指す 「時間がある」「就活に専念できる」「経験を活かせる」「社会人の友人からアドバイスを得られる」といったメリットがある 「エントリーできない企業がある」「スキルが求められる」「マイナス印象を持たれやすい」「大学の就活サポートを利用できない」「就活費・生活費がかかる」といったデメリットがある 就職浪人期間の間に「就職浪人になった理由を明確にする」「スキルを身に着ける」「早めに選考対策をとる」ということをやっておく必要がある 就職浪人と就職留年の違いとは?まずは、就職浪人と就職留年にはどのような違いがあるのかについて確認していきましょう。 就職留年との違い 就職浪人・・・大学を卒業した後も就活を続けている人のこと 就職留年・・・大学を卒業せずに留年し、次の年に就活をリベンジすること 就職浪人と就職留年の大きな違いは「大学に在籍しているかどうか」が大きくことなります。 これによって就活の入口も変わることがあります。 一般的に大学を卒業していない就活生のことを「新卒採用」として新卒枠で採用をします。 就職浪人のように一度大学を卒業してしまうと、新卒ではなく、社会人経験のある「第二新卒枠」と同等の枠での採用となるケースもあります。就職浪人の割合『文部科学省「令和元年学校基本調査」』によると、大学学部後の進路は下記のようになっています。 ※就職準備中=就職浪人(公務員志願者も含む) ※グラフは『文部科学省「令和元年学校基本調査」』の資料をもとにキャリアトラスにて作成 上記の表からわかるように、大学を卒業した後も就活を続ける人の割合は少ないということがわかります。とはいえ、就職浪人をするかを悩んでいるという就活生もいるでしょう。まずは就職浪人のメリット・デメリットをみていきましょう。就職浪人のメリットまずは、就職浪人のメリットについて考えていきましょう。 自分のやりたいことについてじっくり考える時間がある就活1年目には、自己分析や業界研究・企業研究に追われ、じっくりと自分のやりたいことと向き合うことができなかった場合でも、就職浪人をすることによって、自分と向き合う時間を増やすことができます。 就活で最も求められることは自分自身を理解しているかどうかという点ですので、自己分析が足りずに自分が将来やりたいことが分からず悩んだ経験を持っている就活生は、「自分の軸」「就活の軸」を見つけるための時間を得ることができます。就活だけに専念することができる就活浪人の場合、就職留年と異なり学業や部活動など就活以外の活動がないため、自己分析や業界研究、企業研究、OB訪問など就活だけに時間を費やすことが可能です。 そのため、学生時代には充分にできなかった業界研究・企業研究などを細かく行える、履歴書やESの作成に時間をかけることができるというメリットがあります。 次の年の就活を目指す場合であれば1年間猶予ができるため、より精度の高い志望動機や自己PRの作成に時間を割けるでしょう。就活の経験を活かせる一度就活を経験していると、就活の流れや雰囲気・面接でよく聞かれる質問などを理解しているため精神的に余裕を持ったうえで就活の準備をすることができます。 面接に対する慣れが、就活に対して余裕があるように見え、就活1年目とは異なる面を面接官にアピールできる可能性が高いです。社会人になった友人からアドバイスを得ることができる就職浪人の場合、1年のビハインドがあるため就職活動をする際には、学生時代の友人が社会人となっているケースが多いです。そのため、身近な友人から就職前のイメージと実際に働いてみた結果のギャップを知ることができ、それをもとに業界研究を行うことも可能です。 その他にも内定を取得するための具体的なアドバイスや方法を知ることもできるでしょう。 就活の乗り切り方を教えて欲しい就活生向け 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 就職浪人のデメリットでは、逆に就職浪人にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。 新卒としてエントリーできない企業がある企業によって異なりますが、就職浪人の場合、新卒採用ではなく「既卒採用枠」での応募になる可能性があります。そのため、新卒のみを採用している企業にエントリーすることはできず、応募できる企業数は限られてしまう可能性が高いです。 既卒採用枠の場合、経験者のある人や社会人経験がある人のみを採用しているケースも少なくなく、就職浪人にとっては非常に不利な状況となります。 ただし全ての企業へエントリーが出来ないわけではなく、企業によっては卒業後3年以内であれば新卒枠で採用しているケースもありますので、企業の応募条件を確認したうえでエントリーをしてみましょう。スキルが求められる場合がある前述したように既卒採用となる可能性が高いため、新卒のようなポテンシャル採用以外のスキルを求められる可能性があります。 選考を受ける企業の要項を確認し、志望企業が求めるスキルに足りない条件があるのであれば、就職浪人期間中にスキルアップを図るなどの努力が求められます。 また、就職浪人をした場合には、面接の際に「就職浪人中に何をしていたのか」を聞かれる可能性が高いため、就職浪人中の自己研鑽の質が評価に影響を与えるといえるでしょう。面接官にマイナスの印象を持たれやすい通常であれば、卒業と同時に就職をしていることが普通ですので、「なぜ就職浪人となってしまったのか」「就職浪人になるということは何か問題がある人なのか」など面接開始前から面接官にネガティブな印象を持たれたうえで面接をされる可能性が高いです。 「就職浪人すれば全て最初からやり直すことができる」という単純なものではないということを心にとどめておきましょう。 大学の就活サポートを利用できない学生時代であれば、学校内での企業説明会、面接対策、キャリアセンターへの相談といったサービスを受けることができましたが、卒業してしまうとこのようなサービスを利用することはできません。 また同じように就職を志す友達・仲間が周りに少ないため一人での就活に心細さや不安を感じてしまうこともあるでしょう。就活・生活費がかかるメリットで就活に大半の時間を割くことができるとお伝えしましたが、生活しながら就活を続けるためにはお金が必要です。そのため、就活と並行してアルバイトをしなければならない人もいるでしょう。 住んでいる地域によっても異なりますが、生活費・就活費の捻出のためにアルバイト三昧となり、結果的に就活する時間がなくなってしまうということがないように注意をする必要があります。就職浪人で失敗する人の特徴就職浪人をした結果、就活に至れば問題ありませんが、その後も就活先が決まらずフリーターとして生活することを余儀なくされるケースも少なくありません。そのような人にはどのような特徴があるのでしょうか。 なんとなく就職浪人をしている就職浪人をした場合、目標や期日を定めて行動しなければ就活先を探すことは困難です。しかし、やりたいことが見つからないままなんとなく就職浪人期間を過ごしてしまうと、いつのまにか2度目の就活も終わってしまう可能性も十分に考えられます。 就職浪人期間が長くなればなるほど、企業からマイナスの印象を持たれやすくなってしまうので、「なんとなく」就職浪人することは止め、メリハリのある行動をすることが大切です。就活仲間がいない就活を成功させるためには「情報」も極めて重要な要素です。一人で就活をする場合、インターネットに掲載されている限られた情報のみを頼りに就活をしなければならず、学生時代に比べると「知らなかった」と感じる事象によって不合格になってしまう可能性もあります。自分一人で得られる情報には限りがあるため、同じ業界を目指す就活仲間を探すかもしくは就活エージェントなど就活のプロに頼ることも大切になるでしょう。振り返りができていない怪我や病気などの特別な事情がない場合、就職職浪人ということは就活1年目であらゆる失敗をしてしまっているということに他なりません。その失敗の要因を自分自身の中で分析できていなければ、また次の年の就活でも同じ失敗を繰り返すこととなります。 1度目の就活では何が問題で内定に至らなかったのかを振り返り、その振り返りをもとに改善策を立てて実践していきます。面接が苦手であれば面接の練習を徹底的に行う、自己分析ができていないのであれば自己分析に時間を費やす、スキルが足りないと感じたのであれば資格取得を行うなど、就活生それぞれの状況によって異なるはずですので、まずは課題を洗い出してみましょう。 就職浪人になることを決める前にやるべきことここでは就職浪人を決定する前に行うべきことを紹介します。就職浪人という道を本当に選ぶべきなのかを今一度考え直してみましょう。 就職浪人が自分の人生にとってベストなのか考える「就職先が見つかっていないが卒業を迎えてしまった。就職したいから就職浪人をしよう」という考え方は非常に危険です。お伝えしている通り、就職浪人にはメリット・デメリットがありますが、デメリットのほうが大きく、就活が不利になる可能性が高いです。 就職浪人になるべきかを悩んでいる場合には、まずは自分の人生の目標や目的を改めて見直し、本当にその選択が一番自分の人生を考えたうえで最適な道なのか、就職浪人以外の進路はないのかを今一度考え直したほうが良いでしょう。通年採用している企業を探す毎年就活の形は変化しており、一括採用の就活の風潮も徐々に緩和が見られ、企業によっては新卒を通年採用をしている企業も出始めています。また、昨今はコロナ禍からの景気回復に伴い各社の採用予定人数も増加している企業も多く、4月の入社式を目指して採用を続けているケースも少なくありません。 就職浪人になると決定する前に今からでも就職できる道はないかを確認してみましょう。就活エージェントやキャリアセンターに相談する就活浪人をするかどうかについて悩んでしまった場合には、一人で結論を出さずに周囲に相談をすることをおすすめします。 相談するタイミングにもよりますが、今からでも間に合う就職の方法などを伝授してもらえる可能性もありますし、就活でのつまづきポイントを客観的目線から指導してもらえることにより、卒業までに内定を得ることができる可能性も高いでしょう。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較! 就職浪人期間中にやるべきこと就職浪人になると決めた場合、不利な状況にならないためにやっておくべきことをお伝えします。 就職浪人した理由を明確にする就職浪人の場合、面接時に必ず「なぜ就職浪人をしようと思ったのですか」「就職浪人中に自分が成長したことを教えてください」などの質問をされると考えておきましょう。 「希望企業から内定が出なかったから」「どの企業からも内定がもらえなかったから」などの回答が本音だと思いますが、一般的にそのような回答をしてしまうと面接官はネガティブな印象を持つだけで、選考通過が厳しい可能性が高いです。 内定が出なかったために就活を継続している場合であっても、「その理由」と「その経験から学んだこと」を明確にしていることが明らかになるような回答をすることが大切です。 【パターン①】 (理由)就活に対して本気度が足りていなかったため内定が得ることができなかった (学んだこと)何事にも本気で取り組み、事前準備を怠らないことが大切である 【パターン②】 (理由)志望業界を絞り過ぎていた (学んだこと)固定概念にとらわれずに様々な角度から物事を捉え、まずは調べてみることが大切である 面接では「失敗談」について質問されるケースが多いですが、就職浪人も失敗談のひとつですので、理由と学んだことを明確にしたうえで行動がどう変化したのかまで伝えることを意識しましょう。就職浪人期間にスキルを身に着ける前述の通り、面接の場では就職浪人期間中の活動について質問されることが予想されますが、「就職浪人」という期間をどうアピールするかによって好印象を与えることができるかもしれません。 その一つが「スキル取得」です。1年目の就活を振り返った際に「アピールできるスキルや資格がなかった」と感じるのであれば、その反省を活かし、志望業界に役立つ勉強をしておくと良いでしょう。 たとえば、英語を使うことが多い業界の場合であればTOEICで高得点を取得する、不動産業界を目指す場合であれば宅地建物取引士(宅建)の資格を取得するなど、1年の就職浪人というブランクがあったとしても企業にとっては必要なスキルを身に着けることで、志望度の高さをアピールすることができるはずです。早めに選考対策をする就職浪人をすると決めた場合には早めに選考対策をスタートさせましょう。 1年の猶予があると感じているかもしれませんが、実際にはそんなに悠長な時間はありません。新卒採用枠の場合、大学3年の夏休みからインターンがスタートしており、ライバルとなる就活生は動きだしています。 「時間がある」とのんびり構えるのではなく、スケジュールを立て前倒しに行動していくことが大切です。 就活の乗り切り方を教えて欲しい就活生向け 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。
2024.04.26
就活で全落ちしても挽回は可能?着実に内定を狙える書類&面接対策5STEP
「選考を受けてた企業、全落ちした・・・」 「持ち駒がなくなった・・・もう就職できないかもしれない・・・」 このように、応募した全ての企業の選考で落とされてお悩みではありませんか?特に4年生の6月以降は内定を獲得している学生も増えてくるため、より一層焦ってしまいますよね。 そこで本記事では、就活で全落ちした学生の特徴をお伝えしたうえで、内定を狙えるようになる書類対策と面接対策についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活で全落ちするのは「選択肢の過度な絞り込み」「リサーチ不足」などが原因 就活で全落ちしたら「自己分析のやり直し」「業界・企業研究のやり直し」「相談窓口の活用」が必要 上記にトライしたうえで「書類対策」と「面接対策」を行うと効果的 就活で全落ちしてしまう学生の特徴 就活で全落ちしてしまう学生にはある共通した特徴が見られます。「なぜ自分は全落ちしてしまったのか」の原因を明確にするという意味でも、ぜひご自身に照らし合わせて内容をチェックしてみてください。 受けている企業数が少ない(業界を絞りすぎている) 就活生の中には、業界を絞りすぎているなどして受けている企業の母数が少ない人もいます。 キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば、2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒~2023年卒までのエントリー数は平均21.5社となっています。 また株式会社Synergy Career「【アンケート報告:24卒の内定状況】GW前の内定保持率は71.1%、平均内定数は1.56社」によれば、「既に就活を終えている」と答えた学生の平均内定数は2.30社、「内定を持っているが、まだ続けている」と答えた就活生の平均内定数は2.14社となっています。 これらのことから20社程度受けて2社程度しか内定が出ないのが相場であるとわかるため、最低でも20社は受けるのが望ましいといえます。 最初から「自分はこの業界しか興味がない」「この水準以上の企業じゃないと話にならない」などと決めつけてしまうのはリスキーです。 就活を進めていく中で志望業界が変わったり増えたりすることはよくあるため、このように応募企業を絞り込みすぎてしまうと本当に自分が納得できる企業に出会うことも内定をもらうことも難しくなってしまうでしょう。 そのため「全落ちした」「全落ちしそう」という就活生は、今のうちに他の業界も視野に入れて受ける企業数を増やすのが得策です。 自分の言葉でアピールできていない ESの書き方がよくわからず、Web上に載っている例文をそのまま真似して書いているという就活生はいませんか? 例文を参考にして自分の言葉に言い換えることができれば読みやすく理解してもらいやすいESになりますが、文章を丸写しのような形で書いてもどの業界や企業にも使える「変わり映えのないES」になってしまい、こちらの人柄や熱意を伝えることができません。 また、面接ではESで書いたエピソードについて深堀りされるため、人の言葉をそのまま使ってしまうと深堀りされた際にうまく答えられない可能性があります。必ず自分の言葉でアピールするよう心掛けましょう。 自己分析ができていない 自己分析を細かく行えていなければ、自分が仕事にどういった価値を求め、どういった仕事や環境に適性があるのかなどを明確にできないまま業界や企業を選んでいくことになってしまいます。 自己分析では自分のことを客観的に見つめることでアピールポイントを知ることもできるため、自己分析ができていないと自分を企業へ適切にアピールすることもできなくなります。 同時に企業選びの軸を定めることもできなくなるため、なぜこの業界、企業でなければならないのかについて具体的に答えることができず「本当にこの学生はうちで働きたいのか?」と企業からマイナスイメージを持たれてしまう可能性もあります。 そのため今から他の企業にエントリーするという人は、自己分析をしっかりと行い、自分について言語化できるようにしておくのがベターです。 企業研究が不足している 就活に全落ちしてしまう理由としては、企業研究が不足していることも挙げられます。 就活ではただ自分の強みをアピールするだけでは足りず、その企業が求めている人物像に近い強みを訴求しなければ採用担当者に「この人にうちで働いてほしい」と感じてもらうことができません。 企業は自社に貢献してくれる人材を採用したいと考えているため、いくら良い強みを持っていてもその強みが志望企業で活かせるものでなければ意味がないのです。 志望企業が決まったら、まずはその企業はどのような人材を求めているのかをリサーチするようにしましょう。 就活で全落ちしたらまずやるべき3つのこと 就活で全落ちしてしまった場合、考えられる原因としては下記が挙げられます。 ・自分の強みを理解していない ・自分とマッチした企業を選べていない ・選考対策が不足している ・就活の知識が不足している そして、これらの原因を解決するためには下記のアクションが必要となります。 この後も触れますが、自分の強みを理解できておらずしっかりとしたアピールをすることができていない就活生や、自分とマッチした企業を選べていない就活生は自己分析が不足している可能性が高いため、まず自己分析からやり直してみましょう。 「自己分析はかなり詳細にやった」という就活生は、業界研究や企業研究が不足している可能性があります。 中には業界や企業を絞り込み過ぎている就活生もいるかと思いますので、視野を広げるという観点からも下記のポイントに留意してそれぞれトライし直してみましょう。 【業界分析のやり方】 ・業界地図を広く浅く把握する ・業界本を活用する ・業界団体のHPをチェックする ・ニュースや新聞で情報を得る 【企業研究のやり方】 ・企業HPをチェックする ・就活四季報を読む ・OB・OG訪問を行う 就活で全落ちしてしまう就活生は書類対策や面接対策を細かく行えていなかったり、就活で知っておくべき情報を網羅しきれていない可能性もありますので、大学のキャリアセンターや就活エージェントといった相談窓口を活用するのも一つです。 就活なんてもうやめたい!・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 就活で全落ちしたらやるべき”書類対策”5STEP 就活で全落ちした原因が書類対策にありそうだという就活生は、ぜひ下記の5STEPを実践してみてください。 STEP1:自己分析をやり直す 先ほども触れましたが、書類対策におけるSTEP1は「自己分析をやり直すこと」です。自己分析には様々なやり方がありますが、下記に挙げているような質問に対して「なぜ?」と何度も問いかけてみる方法がトライしやすいでしょう。 たとえばこれまでで一番嬉しかった出来事について「県大会で優勝できた」というエピソードがある際には、下記のような流れで「なぜ?」を繰り返していきます。 【なぜ県大会で優勝できたことが嬉しいの?】 →「数ある学校の中で一番になれたから」 →なぜ一番になれたことが嬉しいの? →「周りに認められたいから」 →なんで認められたいの? →「尊敬されたいから」 →なんで尊敬されたいの? →「自分の努力が実るのを実感できるから」 このように深堀っていくことで、自然と自分のモチベーションの源泉や仕事を選ぶ際の軸が見えてくるはずです。 STEP2:ガクチカ・自己PRを見直す 次に、ガクチカや自己PRを見直して改善しましょう。それぞれ下記のフレームワークに沿って書けば理解しやすくアピールもしっかりと行える文章を作ることができるでしょう。 STEP3:エントリーする企業を増やす 書類選考の時点で全落ちしてしまった、あるいは全落ちしてしまいそうだという方は、書類を作成し直して別の企業へもう一度エントリーしてみましょう。 希望しているところとは別の業界であっても、自分が仕事に求める価値などから逆算すれば自分が納得できる業界があるはずです。 自分が仕事に求める価値や条件については自己分析の段階で明確になっているはずですので、そちらをもとに考えてみましょう。 下記のように、仕事には大きく5つのカテゴリーが存在します。まずは自分が興味のあるカテゴリーや適性がありそうなカテゴリーを選び、その中でもさらに興味のある業界を洗い出してみましょう。 この時、無理に業界を絞り込みすぎないよう留意するのがポイントです。 STEP4:業界・企業研究をする エントリーする業界研究を行う際は下記のポイントを意識して行ってみましょう。 ・選んだ業界のビジネスモデルを理解する ・職種ごとに求められる素養を考える ・類似している業界と比較する ビジネスモデルを理解する際には、「どのような商品・サービス」を、「誰」に対し、「どのように提供しているか」について調べると詳細部分まで見ることができます。 また、企業がどのような強みを持つ人材を求めているかについては「SWOT分析」を活用すれば知ることができます。SWOT分析とは、企業の情報を下記の4項目を使って分析するもののことです。 類似する企業と比較する際は下記の4Pのフレームワークを活用すると比較しやすいためおすすめです。 一見関係のない業界に思えても、比較をしてみると意外に仕事内容が似ていたということも少なくありません。自分の可能性を広げるためにも、視野を広げ、様々な業界を調べてみましょう。 STEP5:志望動機の書き方を見直す 最後に、志望動機の書き方を見直してみましょう。自分だからこそもっているエピソードを盛り込むことで説得力が増し、熱意をアピールできることに繋がります。ぜひ下記の流れで書いてみましょう。 就活で全落ちしたらやるべき”面接対策”5STEP 次に、面接が原因で就活に全落ちしていそうだという就活生は下記の5STEPを試してみてください。 STEP1:面接官の思考を把握する まずは面接官の思考を把握してみましょう。面接官の思考を理解することで、面接ではどういったポイントを特に意識すれば良いのかなどのヒントを得られます。 面接官に限らず人間は「感情(直感)で動き、論理(内容)で納得する」といわれています。この原則を面接に当てはめると、面接官は下記のような流れで思考します。 面接官が「この人材は非常に優秀そうだ」と直感的に感じる ↓ なぜ優秀そうに感じるのかを様々な質問を通して論理で「やはり優秀である」と納得する (アルバイトの経験を通して主体性や責任感があると分かるなど) ↓ 面接に通過できる また逆についても同じことがいえます。 面接官が「この人材はあまり活躍してくれなさそう」と直感で感じる ↓ なぜ活躍しないと思うかの根拠を集める ↓ 面接で落とされる このように、面接ではいかに直感的に「優秀そう」「自社にマッチしていそう」と思わせるのかが重要となります。 もちろん直感的に活躍してくれそうな人材だと思わせることができたとしても、内容が伴っていないと意味はないため、内容についてもしっかりと対策をするようにしましょう。 STEP2:自己紹介のフレームワークを作る 次に、自己紹介のフレームワークを作りましょう。これによってその後の面接の内容をある程度想定できるようになります。 たとえば自己紹介の中で自分の価値観、ガクチカ、自分の強み(自己PR)の3要素を盛り込めば、その後の面接官からの質問をその3つに誘導できる可能性が高まるのです。 ある程度自分が想定している流れの質問を最初に受けることができれば順調に滑り出しやすくなるため、その後の面接もある程度落ち着いて対応できるでしょう。 自己紹介のフレームワークに正解はありませんが、どうやって考えれば良いのかわからないという就活生は下記の例文を参考にしてみてください。 初めまして、〇〇(名前)と申します。〇〇大学〇〇学部より参りました。 私はこれまでの人生において「~~~」という考え方を大切にしており、この価値観をもとに学生時代は〇〇と〇〇(ガクチカ)に取り組んで参りました。 これらの取り組みでは、私の強みである「〇〇」が発揮されました。面接を通して、私について細かくお伝えできたらと思いますので、何卒宜しくお願いいたします。 STEP3:エントリーする企業を増やす 次に、書類対策の内容とも被りますが、エントリーする企業を増やしてみましょう。別の業界でも仕事内容が似ている業界はたくさんあります。 ちなみにエントリー可能な企業を探す方法としては下記が挙げられますので、ぜひトライしてみてください。 ・ナビサイトを活用する ・キャリアセンターに相談する ・就活エージェントに相談する STEP4:面接のマナーや態度を見直す エントリーする企業を増やすことができたら、自分の過去の面接を振り返って面接のマナーや態度を見直しましょう。姿勢が悪い、表情が暗いといった傾向があると第一印象を悪くしてしまいます。 具体的には下記のポイントについて留意するようにしましょう。 (1)表情:口角を挙げ、目を開き、明るい表情で話す (2)言葉遣い:語尾は伸ばさず、丁寧に話す (3)目線:面接官の目をしっかりと見て話す (4)声のトーン・大きさ:ハキハキと明瞭に話す (5)棒読み:暗記するのではなく、自分の言葉で話す (6)身だしなみ:スーツの着こなし、清潔感を大事にする STEP5:面接練習をする 最後に面接練習を行いましょう。具体的な練習方法としては下記が挙げられます。 ■一人で練習する方法 ・自分が話している姿を録画してチェックする ・YouTubeのシミュレーション動画を活用する ■人にサポートしてもらって練習する方法 ・家族や友人に面接官役をお願いする ・キャリアセンターを活用する ・就活エージェントを活用する 自分では笑顔で話せているつもりでも実際にはできていないということもよくありますので、一人で練習する際には自分が話している姿を録画して振り返るのが効果的です。 またYouTube上に面接官が質問を投げかけてくれるシミュレーション動画も多く投稿されていますので、こちらを活用するのも手です。頻出質問についてはすべて回答する内容を考えておき、できるだけ1分以内にまとまるよう話す練習をしておきましょう。 人にサポートしてもらう方法としては家族や友人に面接官役をお願いするのも一つです。客観的な視点でアドバイスをもらうことができるため、自分では気づかなかった改善点を知れるかもしれません。 もっと細かい視点でのアドバイスを求める場合は大学のキャリアセンターや就活エージェントを利用すると良いでしょう。面接の練習だけでなく書類対策などについてもアドバイスを受けられるため便利です。 就活なんてもうやめたい!・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 ただし、やはり実戦経験を積むのが何より効果的です。できるだけ多くの企業の面接を受けて場に慣れ、ある程度リラックスした気持ちで面接を受けられるようにできると良いでしょう。
2024.04.26
就活に向いていないと感じる理由と今後の進路についてを徹底解析
就活のスタートの時期は年を追うごとに早期化しており、就活に対する気持ちが前向きになれない中で就活が始まってしまいます。 このような中でも就活の波に乗り遅れることのないようにとりあえず就活をやってはいるものの、日を追うごとに「自分は就活に向いていない」と感じてしまう人も多いです。 そこで本記事では、就活が自分には向かないと感じてしまう理由や就活をしなかった場合の選択肢、就活を続ける場合の対処法についてお伝えしていきます。 就活が向かないと感じている人はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 就活が向かないと感じてしまう理由は「就活のシステムが嫌だから」「将来の選択に悩んでいるから」「面接が苦手であるから」である 就活のシステムを利用しない場合には「就職先の探し方を変える」「起業する・フリーランスになる」「ボランティア・ホームステイなどに参加する」などの選択肢がある 就活を続ける場合には、就活が向かないと感じている点を対策していく 就活が向いていないと感じてしまう理由まずは、就活が向いていないと思う理由を考えていきます。 就活のシステムが嫌だから日本の就活は極めて特殊で、就活の時期になると皆が同じようにリクルートスーツを着用し髪を黒く染め、個性を封じて礼儀正しいように見せなければなりません。 就活生の中には、この風習が自分に合わないと感じてしまう人もいます。なぜ黒い髪でなければならないのかが理解できない、個性を知るための面接にもかかわらず私服で参戦することもできない、決められたルールに沿って行動しなければ選考に進むことすらできないため、就活が自分には向いていないと感じてしまうのです。人と同じことをしたくないから個性が強い場合「人と同じことをする」ということ自体に違和感を覚える人も就活に向いていないと感じるでしょう。前述の就活のシステムが嫌だと感じる場合とも重複しますが、少しでも就活のルールから逸脱すると不採用となることも少なくありません。 人がやったことがないことに挑戦したいという開拓意欲は素晴らしいのですが、就活においてはその力をうまく発揮することができず堅苦しさを感じてしまうのでしょう。将来の選択に悩んでいるから就活を成功させるためには、自分が仕事をするうえで欠かせないことや将来のビジョン・目標などを見つけ、それに併せて「就活の軸」を固めていく作業が必要となります。 しかし、自分がやりたいことや将来像が描けていない場合やそもそも就職すること自体に前向きな気持ちになれていない場合には、就活すること自体が億劫になり就活が向いていないと感じてしまいます。面接が苦手であるから就活では必ず面接が行われます。そのため、人前で話すことが苦手な人・緊張しやすい人・あがり症の人・完璧主義な人は面接で上手な受け応えができない場合に落ち込んでしまい、自分は就活に向いていないと感じてしまいます。 その他にも、集合面接で他の就活生が悠長に話している姿を見て劣等感を感じてしまったというような経験がある場合にも、就活に向いていないという気持ちを強くしてしまうでしょう。選考を受けても不採用が続いているから選考が思うように進まない場合にも、就活が向いていないと感じてしまいます。このケースの場合、就活が向いていないと思うだけではなく、自分は価値のない人間なのではないか、社会から必要とされていないのではないかなどネガティブな思考に陥ってしまうことも少なくありません。 就活で不採用が続いている場合、面接対策・準備・エントリー先の見直しなどを行うことで改善するケースも多々ありますので、就活に向いていないと諦める前に原因を追求することが大切です。 就活に向いていない・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 就活システムを利用しない場合の選択肢前述の通り就活が向かないと感じてしまう理由はいくつかあります。では、就活が向かない人が取るべき選択肢にはどのようなものがあるのでしょうか。 就活システムを使わず就職先を探すまずは1一つ目は就活のシステムを活用せずに就職のできる道を探すという方法です。たとえば、就活サイトに掲載されていない企業であっても、自分の気になる企業があれば、直接自ら連絡を取り就職をしたいとお願いすることもできるでしょう。その他にも、中小・ベンチャー企業のOB訪問で企業の社員とコネを作り選考に繋げるという方法やアルバイトで入社し社員へ転身をするという方法もあります。 就職の方法は就活サイトを使うことだけではないことを知り、自分にあった就職先の見つけ方を実践してみましょう。 個性が出せない就活が嫌だと感じてるであれば、私服OKのスタートアップ・ベンチャー企業やアパレル業界などを中心に就活をしても良いでしょう。起業する・フリーランスになる就活は企業に選別されているような気がして向かないという人や社会の枠組みの中で働くことは嫌だと感じている人は、思い切って起業もしくはフリーランスになるという選択肢もあります。 ただし、当たり前ですが起業・フリーランスになるためには稼ぐためのスキルがなければなりません。何を生業にするのか・事業が成功する目途は立っているか・拡大販路はどうするかなど、先行きを見通したうえで決断するようにしましょう。ボランティア・ホームステイなどに参加する自分の将来の夢や目標、就活の軸が見出せずに悩んでいる場合には、自分と向き合う時間が必要です。就活をスムーズに進めるために、ボランティア活動に参加する、ホームスティに参加するなど今までの生活では得ることができなかった価値観に触れる機会を増やしてみましょう。 やりたいことが分からずに就活が向かないと感じている就活生の中には就職留年をし、次年度に再度就活をやり直す人もいます。ただし、そのためには大きな覚悟と費用が必要となりますので、就職留年を検討する際は、メリット・デメリットを理解したうえで判断してください。就活が向いていないと感じる点を対策しよう前章で、就活のシステムを利用しない方法をご紹介しましたが、その選択は自分には向かないと感じた場合には、現行の就活と向き合い就職先を見つけなければなりません。ここでは、就活を続けるためにやるべきことについてお伝えしていきます。面接対策を行う面接が苦手だと感じる場合には、面接対策を実施していきます。苦手を克服する一番の近道は、「徹底した準備」と「面接慣れ」です。 「徹底した準備」 ・面接で聞かれるであろう質問の回答例を全て準備する ・業界研究を再度おこない、市場規模、将来性などを見据える ・企業研究を行い、業界内での立ち位置、同業他社との違い・優れている点、企業風土、将来ビジョン、を確認しておく ・志望動機を明確にしておく ・自己分析をし、入社後に活かせる自分の強み、貢献できると思える点、入社後に叶えたい目標を言語化しておく 「慣れ」 ・模擬面接を実施し、スムーズに受け答えできるかを練習する ・友人に協力してもらい、面接練習を行う ・志望企業以外の選考を受け、場慣れをする 面接への準備を万全に整え面接に対する不安感が払拭できることによって、面接に対する不安感が払拭でき自信を持って対応できるため、嬉しい選考結果を得ることができるでしょう。応募先の企業規模・業界を見直す選考が進まない原因として、企業規模や業界を絞りすぎているという可能性があります。「できれば知名度ある企業で働きたい」「自分はこの業界が向いているに決まっている」など固定概念を持った就活を進めることは大変危険です。なぜなら、あなたが選考を受けている企業規模や業界とあなたとの相性が必ずしも良いとは限らないからです。 就活は恋愛と一緒で、相思相愛でなければ選考通過は難しく、同じような企業を受けて不採用が続いているのであれば、企業規模を見直す、業界を見直すといった方向転換が必要です。 プライドや固定概念を捨て、再度業界研究を行い、自分の身の丈にあった企業規模・業界を探してみましょう。業界・職種別に向いている人の特徴を知り企業選びをしようここでは、企業規模・業界・職種別に向いている人の特徴についてお伝えしていきます。企業規模・業界の見直しをする際の参考にしてみてください。大手・中小・ベンチャー企業の違いと向いている人の特徴まずは、大手企業、中小企業、ベンチャー企業の違いに関する傾向を見てみましょう。 ■大手企業安定性を求めている人には働きやすい環境です。また、部署ごとに仕事が縦割りとなっているため、専門スキルを磨きやすいでしょう。 その一方で、昇進やスピード感を重視する人の場合には物足りなさを感じるケースがあります。■中小企業アットホームな環境で働きたい、転勤はしたくないと考えている人との相性は良いでしょう。また、少数精鋭のため、仕事の全容を掴みやすく、マルチタスク能力を身に着けることができます。 一方で、大手企業に比べると福利厚生面で劣るケースがあります。■ベンチャー企業成長意欲がある人やチャレンジ精神の高い人には刺激的な環境でしょう。経営者陣との距離が近く決済フローが短いため、スピーディなサービス展開が可能です。 一方で中小企業同様に、大手企業に比べると福利厚生面で劣るケースがあります。総合職・一般職の違いや向いている人の特徴ここでは、総合職と一般職の違いや向いている人の特徴を紹介します。 ■総合職キャリアアップを望んでいる人や自分の頑張りを正当に評価されたい人、高い給与を求めている人にとってはやりがいを感じやすい職種です。 一方で、転居を伴う転勤も発生する可能性もあるため、プライベートを充実させたい人には不向きな点もあるでしょう。■一般職プライベートとの両立を確立したい人にはマッチしやすい職種です。 一方で、裁量権を持って仕事を進めたい人やお金を稼ぎたい人には物足りなさを感じるでしょう。営業職・事務職・専門職の違いと向いている人の特徴最後に営業職、事務職、専門職の違いに関する傾向を紹介します。 ■営業職人と接することが好きな人、誰かの役に立つ仕事をしたい人、自分の頑張りを正当に評価されたい人に向いている職種です。 一方で、お客様対応にはイレギュラーが発生する可能性もあるため、物事を計画通りに進めたい人にとっては苦痛を感じるケースもあるでしょう。■事務職プライベートとの両立を重視している人には向いている職種です。 一方で、スキルアップが難しく、ルーティン作業がメインとなるケースも多く裁量権も少ないため、キャリアアップを求める人には不向きといえます。■専門職スペシャリストを目指している人、専門的な知識を身につけたい人、将来的にスリーランスや起業を視野に入れている人は向いているでしょう。 一方で、他職種への転職は難しいため、専攻する職種や方向性を先に検討しておく必要があります。 就活に向いていない・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。
2024.04.26
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【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介
「就活の自己PRが思いつかない」とお悩みの就活に向けて、本記事では23種類の強み別に自己PRの例文をご紹介いたします。 自己PRの書き方のフレームワークもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活の自己PRの例文を強み別に23種類紹介(各強みを使った自己PRの書き方や別パターンの例文を掲載した記事も掲載) 就活の自己PRは「結論→エピソード→結果→入社後、強みをどう活かすか」の流れで組んでいく 自己PRのアピール内容が思いつかない時にはモチベーショングラフが便利 就活における自己PRの書き方~フレームワークつき~すでに把握している就活生も多いかもしれませんが、例文を見る前に自己PRの書き方の基本をざっくりおさらいしておきましょう。 就活の自己PRは下記のフレームワークに沿って書くと、採用担当者に理解してもらえる文章を作りやすくなります。 結論 自己PRを書く際は最初に「私の強みは〇〇です」などと自分の強みを端的に伝えましょう。最初に結論を伝えることで、この先どういった内容が続くのかを聞き手側が想定でき、理解してもらいやすくなります。 エピソード 強みを伝えたら、その強みがあることを証明できるエピソードを述べましょう。 ここではどういった目標や課題に向けてどのような思考をし、どのような行動を起こしたのかを盛り込むことでできるだけ説得力を持たせるのがベターです。 結果・学んだこと その後は、自分が起こした行動によってどういった結果に繋がったのかを明記しましょう。ここでは第三者にもその結果の大きさを理解してもらえるよう、できるだけ数値で示して定量的に表現するのが得策です。 たとえば「〇〇という提案をして実践した結果、売上を昨対比20%UPさせることができた」と伝えられると説得力が増します。 入社後どう活躍できるか 最後に、その経験を通して何を学んだのか、その学びを活かして入社後どのように活躍するのかを伝えましょう。就活においてはいかに採用担当者から「この就活生は自社で活躍する素養がある」と思ってもらえるかが勝負です。 「私の長所である〇〇を活かし、貴社の〇〇業務において〇〇のように貢献していきたいと思います」などと、自分の強みをどう業務に活かせるかを伝え「この人材は自社に貢献してくれる」と捉えてもらえるとベストです。 【思いつかない就活生向け】自己PR内容の考え方 中には「自己PRが思いつかない・・・」「自分にアピールできる強みなんてないよ・・・」とお悩みの就活生もいるかと思います。そこでここでは自己PRの内容の考え方を3STEPでご紹介します。 STEP1:過去の経験を洗い出す まずは自分の過去の経験について振り返りましょう。これはいわゆる自己分析の作業を指します。下記のように幼少期から現在に至るまでの間に経験したことや印象的だった出来事を羅列してみましょう。 嬉しかったこと、頑張ったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、辛かったことなどの観点で思い起こすとわかりやすいのではないでしょうか。 【例】 サッカーの試合でインターハイに出場した ピアノコンクールで入賞できた 初めてのアルバイトで接客に苦戦した STEP2:モチベーショングラフを作成する 過去の経験を洗い出せたら、それらの内容をもとにモチベーショングラフを作成してみましょう。 先程洗い出した過去の経験を時系列に並べ直し、その出来事があった際のモチベーションがどのくらいの高さだったのかを下記の図のようにグラフにしていきます。 STEP3:モチベーショングラフから強みを見つける モチベーショングラフを作成したら、それぞれのエピソードについて深堀りしていきます。 たとえば「部活動で自分の無力さを痛感した」というエピソードであれば、「無力さを感じた結果どう行動したのか」「ぶつかった壁をどう乗り越えたのか」などを考えていきます。 他の経験についても同じように深堀りし、それらにおける行動や思考に共通点があれば、それが自分の強みであるといえます。 【強み別】就活の自己PRに使える例文23選 最後に、就活の自己PRの参考にしていただきたい例文を、強みごとにご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 ●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ 協調性 就活の自己PRで協調性をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、協調性を持って主体的に行動できる点です。 私は大学1年生から4年生にかけて飲食店のホールのアルバイトを行っておりましたが、職場では店長とアルバイトで意見が合わないことやオペレーションが整っていないことでお店がうまく回っていませんでした。しかし私は良い店舗にしていきたいという想いから食事の提供方法や役割分担について意見を出し、また誰よりも全員とコミュニケーションを取ることを意識しました。 結果、意見が採用され効率が上がっただけでなく、利用してくださった顧客から団体での予約が入るなどしてリピーターの獲得にも繋がりました。店舗の雰囲気も良くなり細かい連携が取れるようになったことも嬉しいポイントです。 入社後はこの強みを活かし、主体的に行動することで組織の売上の向上と活性化に貢献したいです。 継続力 就活の自己PRで継続力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私は何事においても目標を達成できるまで諦めない継続力があります。 私は高校から野球部に所属してそのタイミングで野球を始めたのですが、最初は経験者の選手に全くついていくことができず、試合の時もずっとベンチが定位置になってしまっていました。引退までには必ず試合に出たいと考えた私は、今の自分の課題をもとにした効率的な練習メニューをコーチに組んでもらい、朝練の前に1時間早く起きて個人での練習を行いつつ、土日も個人的にスクールに通って練習を重ねました。 その甲斐あって高校2年生の頃には試合に出場することができ、最終的には自分が出場した県大会で準優勝することができました。 入社後にはこの継続力を活かし、それまでに経験したことのない業務であっても細かく対策を練り、成果にコミットできるまで諦めずに取り組みたいと思います。 責任感 就活の自己PRで責任感をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは物事を自責で捉え、常に自分にできることを模索して成果へ導こうと努力できることです。 大学時代はテニス部に所属しており、部の目標は団体戦で全国大会に出場することでした。しかし私が所属していたチームは部内での力量の差が大きく、試合で得点を得られない選手に対して冷ややかな視線を送るメンバーもいました。ただ、得点を得られない選手をただ責めても何も問題は解決しないと考え、私は中でもテニス経験が長い選手としてその選手の課題の発見と練習メニューの改良のサポートに徹しました。 結果、少し時間はかかりましたがその選手の持ち味を引き出す取り組みができるようになり、引退直前のタイミングで団体戦で全国大会に出場するという目標を達成することができました。 入社後もこの自責で捉えるスタンスを持ち続け、組織のためにその時自分にできることを模索、実践していきたいと思います。 行動力 就活の自己PRで行動力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは課題の要因の発見と解決に向けて努力できることです。 アルバイトで勤めていた小学生向けの塾では度々生徒の集中力のなさが問題視されていました。私はそれを受けて数日間生徒たちの動きを細かく観察し、集中力が持続しないのは生徒同士の席の近さと教室内にある時計の位置にあるのではないかという仮説を立て、塾の責任者の方へ席の配置と時計の位置の見直しを提案しました。 結果、生徒たちが問題を解いている間の私語は激減し、「気づいたら帰る時間になっていた」とつぶやく生徒も現れ、以前よりも生徒たちが学習しやすい環境を作ることができました。 入社後もこの課題発見力と解決力を生かし、事業の質をより高めていけるよう率先して行動したいと思います。 向上心 就活の自己PRで向上心をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは現状に満足せずにより高い目標を目指して努力できる点です。 昨年まで参加していた長期インターンシップにおいて私は記事執筆業務に従事していたのですが、社員の方からは「記事の質が高いにもかかわらず執筆スピードも問題ない」との声をいただいていました。しかし私はもっと生産性を高めたいと考え、記事の質を担保しつつ執筆スピードを高められるよう一般的な効率UP施策を実施しつつ、二度同じフィードバックを受けぬよう反省点管理シートを作成して運用しました。 結果、以前から質を落とさぬ状態で1記事あたりの執筆時間を6時間から5時間に短縮させることができ、月に納める記事数も増やすことができました。 入社後はこの向上心を活かし、常に高い目標を掲げてそれに向けたアクションを取ることで組織に貢献していきたいと思います。 計画性 就活の自己PRで計画性をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みはあらかじめ計画を立てることで、その時すべきことが何かを明確にし効率的にアクションを起こせる力があることです。 大学時代アルバイトとして働いていたレストランではホール業務を任されていたのですが、当初はスタッフ同士の連携がうまく取れていないことからお客様のもとへ料理が届くのに時間がかかる、オーダーをキッチンに伝える前に失念してしまうなどの課題が見られました。そこで私はその日のメンバーを確認したうえでその日一日の役割分担を細かくスケジュールに落とし込み、その時誰が何をすべきなのかを視覚で把握できるようにしました。 結果、スタッフ同士の円滑な連携が取れるようになり、私のスケジュール管理シートはキッチンでも運用されることになりました。 入社後はこの計画性を活かし、課題解決に向けてより効果的なアクションを取れるよう努めたいと思います。 真面目さ 就活の自己PRで真面目さをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、人が避けたがることに率先して取り組む真面目さがあることです。 大学時代は居酒屋でアルバイトを行っていたのですが、働き出した当初はお手洗いの清潔さに関するクレームが多く寄せられていました。しかしスタッフは皆忙しさも相まって最低限の清掃しか行っていなかったため自分がやるしかないと考え、仕事の合間を縫って頻繁にお手洗いの清掃と備品の補充を行うようにしました。 するとお手洗いにに寄せられたクレームが激減しただけでなく、サービス提供に関する評価が上がったことや私の働きぶりを見たスタッフの士気が高まっていることなどを店長から感謝してもらうことができとても嬉しかったのを覚えています。 入社後はこの強みを活かし、自分にしかできない価値提供を行うことで組織に貢献したいと思います。 忍耐力 就活の自己PRで忍耐力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、一度決めたことを最後まで諦めずに努力できることです。 昨年長期インターンシップに参加していた際、新商品の案出しを行う機会があり、全10名の学生がそれぞれ計2回プレゼンすることになりました。私はどちらかのプレゼンで優勝したいと考えていたのですが、初回は全く良いアイデアが思い浮かばず良い評価を受けられませんでした。不甲斐ない結果に終わり心が折れそうになりましたが、一度決めた目標を諦めたくない、まだ次があるのだから勝負は終わったわけではないと自分を鼓舞し、アイデア出しのコツを書籍で勉強しつつ、競合調査シートを独自に作成してアイデア出しの基盤を固めました。 結果、2回目のプレゼンでは準優勝することができました。目標には届きませんでしたが、忍耐と継続が自身の成長に繋がることを学ぶことができたと思います。 入社後はこの忍耐力を活かして、どのような難しい業務にも前向きに取り組みたいと思います。 柔軟性 就活の自己PRで柔軟性をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、相手の行動を見てその時必要なサポートができることです。 大学時代はダンスサークルに所属していたのですが、とある後輩メンバーがあるタイミングを境に少しずつ部室に顔を出す頻度が減っていっていることに気づき、心配になってある時個別で聞いてみると周りの足を引っ張っているようで気まずかった、でもダンスは楽しいから続けたいとこぼしていました。それを受けて、私はどうにか彼女に自信をつけてもらうべく、部室から離れたところで個別で一緒に練習することを提案し、2ヶ月後の学園祭の時までに自信をつけてもらうことを目標に掲げて彼女用のメニューを作成して練習に励みました。 結果本人の努力の甲斐あって学園祭のステージは大成功に終わり、本人も「頑張って本当に良かった」とうれし涙をこぼしていたのが今でも心に残っています。 入社後はこの強みを活かして、その時必要なサポートを行うことで組織を下支えしていきたいと思います。 気配り 就活の自己PRで気配りできる力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私は、場の空気を読んでその時自分にできる役割を率先して果たせる強みがあります。 大学時代は合唱部に所属しており皆で全国大会出場を目指していたのですが、2名の部員の歌唱力が周りに追いついておらず、周りの部員は何も言わないながらも冷ややかな視線を送っている状況でした。私は約5年間の合唱経験がある者としてこの状況を打開したいと考え、顧問と相談したうえでその2名の部員用の練習メニューを作成し、毎日の朝練を実施しました。また、自宅でできる練習もそれぞれの部員に実施してもらい、それを録音して毎日提出してもらうことで練習の習慣も身につけてもらいました。 すると、そんな様子を見ていた周りの部員たちも士気が高まったのか個人練を行うようになっていき、最終的には引退直前の年に全国大会へ出場することができました。 貴社に入社できた際にはこの強みを活かし、組織一丸となって成果に繋げられるよう尽力したいと思います。 チャレンジ精神 就活の自己PRでチャレンジ精神をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、課題解決のためには新たな試みでも臆することなく挑戦できる力があることです。 大学時代はアルバイトとして夫婦が営む個人経営の洋菓子店に勤めていたのですが、勤めだしてしばらくした頃、集客数の伸び悩みが課題になっていました。当時私には集客ノウハウが一つもない状態でしたが、大好きなお店だからこそなんとか貢献したいと思い、10代後半から20代の集客ができないか考えました。大学の友人へヒアリングを行った結果SNSで事前に店選びをする層が圧倒的多数だったため、SNSに疎い店主夫妻に代わって店内の様子やキッチンでの作業現場などを撮影して定期的な情報発信を行いました。 結果、集客数を前年比で20%UPさせることができたほか、顧客の投稿がバズるなど嬉しい成果に繋がりました。 入社後もこの強みを活かして、いかなる課題にもチャレンジし続けたいと思います。 負けず嫌い 就活の自己PRで負けず嫌いであることをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、納得のいく成果を得られるまで諦めずに努力し続けられることです。 大学時代はアルバイトとしてテイクアウト用の総菜販売店に勤めていたのですが、ある年創業10周年ということで販売目標が掲げられました。達成できればスタッフ全員にボーナスが入るということもあり、私はバイトリーダーとしてどうにか全員の力を併せてこの目標を達成したいと考え、店舗のディスプレイを工夫したりSNS投稿を引き受けて毎日発信したり、メンバーの得手不得手を考えて配置換えを行うなどあらゆる工夫を行いました。 結果、スタッフの努力の甲斐あって販売目標を達成することができ、発表時、スタッフみんなで抱き合って喜んだのを覚えています。 入社後はこの強みを活かし、組織一丸となって納得のいく成果を得られるよう尽力したいと思います。 好奇心 就活の自己PRで好奇心をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、向上心が強く何事にも主体的に取り組めることです。 大学時代は雑貨店でアルバイトを行っており、当初は接客スタッフとして働いていました。しかしある時売上が低迷しており閉店の可能性があるという噂を耳にしました。私は思い入れのあるお店だったからこそ自分がなんとかしたいと思い、かねてから興味のあったマーケティングに挑戦したいという思いも相まって、店長に相談したうえで店舗のディスプレイや店のチラシのデザイン、SNSでの発信などあらゆる集客に挑戦しました。 すると周りのスタッフも力を貸してくれるようになり、3ヶ月後には集客数を前年比で20%UPさせることに成功しました。 入社後はこの強みを活かし、自分がアクションを起こすことによって周りを巻き込みながら組織の成長に寄与したいと思います。 努力家 就活の自己PRで努力家であることをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私には現状に満足せずより高い目標に向けて努力できる強みがあります。 昨年まで参加していた長期インターンシップでは営業を行っており、私の業績は中でも高い方だったのですが、インターン生の中で2位の業績であることが悔しく、なんとかTOPを勝ち取りたいと考えるようになりました。既存営業のノウハウを書籍で学び、顧客との連絡頻度を増やしてまずは信用を得られるよう工夫しました。加えて顧客の視点に立ったサービス提供がしたいと考え、競合他社の商材の打ち出し方などを研究して自社商材に置き換えた際にどう伝えれば魅力をアピールしやすいのかを考えて実際の営業時に実践するようにしました。 その甲斐あって、そこから2ヶ月後の業績は無事TOPを勝ち取ることができ大きなやりがいを得られました。 貴社への入社後はこの向上心を活かし、常に高い目標を掲げてそれに向けたアクションを取ることで組織に貢献していきたいと思います。 素直さ 就活の自己PRで素直さをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、他者の意見を素直に取り入れ次に繋げられることです。 大学時代はダンスサークルに所属していたのですが、練習中にリーダーから「アンサンブルがなってない。自分が目立とうとする前に全体の調和を意識して欲しい」と指摘を受けました。最初は「本格的に練習し出してまだ数ヶ月しか経っていない自分にそんなハイレベルなことを言われても」という気持ちになりましたが、一旦アドバイスに従ってみて上手くいけたら嬉しいし、違えば軌道修正をすれば良いと考え、まずはリーダーの指示通りに練習することに決めました。 結果、その1ヶ月後の自分のダンスは驚くほど周りに溶け込んでおり、リーダーから「こんな速度で成長できるなんて、来年にはセンターで踊れてるかもしれないね」と褒めてもらえたのがとても嬉しかったのを覚えています。 入社後はこの素直さと成長速度を活かし、他者の意見を積極的に取り入れてアクションに繋げることで組織に貢献したいです。 主体性 就活の自己PRで主体性があることをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、組織の目指す方向を見据えつつその時々の自分の役割を考えて行動できることです。 私は大学時代バレーボール部に所属しており全国大会出場を目指していたのですが、一年生の頃怪我をしたことでバレーを続けることができなくなってしまいました。最初は絶望しましたが、周りの支えもあり、形は違えど今自分がチームにできることをやって貢献しようと考えられるようになり、マネージャーとして部を支えることを決めました。その時の自分にできるのはチームを客観的に見ることだと考えた私は、メンバー一人ひとりの課題を観察して洗い出しノートにまとめ、それをもとにコーチと練習メニューの改善を行いました。 最終的に私たちのチームは全国大会に出場することができ、選手たちと抱き合って喜んだのを覚えています。 入社後もこの主体性を活かして、その時自分に必要な役割を果たしていきたいと思います。 体力 就活の自己PRで体力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、苦手なことにも積極的に取り組み諦めずに成果を追い求める点です。 大学時代はパンケーキ店でアルバイトを行っていたのですが、初めてのキッチン業務ということでパンケーキを上手く作ることができず、先輩から厳しい指摘を受けていました。最初はとても落ち込んだのですが、中高生の頃野球部で培った精神力のお陰で「毎日少しずつ上手くなってるんだから自信を持とう」と自分を励まして気持ちを保っていました。私は早く上達して一人前になりたいと考え、店長にお願いして毎日就業後に個人練習をさせてもらっていつつ、厳しくて近寄りがたかった料理長にも自分から積極的に話しかけコツを伝授してもらえるように働きかけました。 結果、2ヶ月も経つ頃には後輩の指導を任されるレベルまでに上達しました。 入社後はこの精神力を活かし、どんなに困難な課題にも挑戦し続けた成果に繋げたいと思います。 前向きさ 就活の自己PRで前向きさをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私には、失敗を恐れずに挑戦し続けられる強みがあります。 昨年参加した長期インターンでは、新商品のアイデア出しを行う課題が出され計2回のプレゼンの機会が設けられました。なんとか1回は優勝したいと考え周りの学生には考えられないような奇抜な商品を提案することに決めたのですが、1回目のプレゼンでは良い評価を得られず厳しいコメントをいただく結果になりました。時間をかけて準備したため落ち込みましたが、そこでいただいた意見をもとにさらに競合調査を強化してプレゼンの進め方も書籍で学び、ブラッシュアップして2回目のプレゼンに臨みました。 その甲斐あって2回目では無事優勝することができ、失敗してもその学びを糧にすれば成功に導けることを学びました。 貴社への入社後も失敗を恐れず、日々成長することで貢献したいと思います。 調整力 就活の自己PRで調整力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは、メンバーの意見をまとめて皆が納得できる落としどころを見つけられる点です。 バンクーバーに約半年間留学をしていた際にグループでプレゼンを行う授業があったのですが、ただでさえ細かいニュアンスが伝わりにくい環境に加えて意見の出し方に文化的な違いがあったこともあり、最初は意思疎通を行うことに苦戦し話し合いはなかなか前に進みませんでした。さらに私のグループにはいわゆるまとめ役もいなかったため私がまとめるしかないと考え、発言できていない学生にはこちらから意見を尋ねつつ、自分の意見が正しいと強く出ている学生には、それぞれの意見の良いところを集めればもっと良いプレゼンができるということを一生懸命伝えました。またプレゼン当日までの計画表を作成してそれぞれの役割分担も行うことで、メンバー全員が主体的に取り組めるよう工夫しました。 その甲斐あって、当日のプレゼンでは先生から高評価を受けることができました。 入社後はこの強みを活かし、組織がより高い成果を上げられるようベストを尽くしたいです。 吸収力 就活の自己PRで吸収力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私には人の意見を素直に聞き入れ成長に繋げられる強みがあります。 大学時代はテニス部に所属しており大会に向けてダブルスを組むことになったのですが、それまでの私はシングルス経験しかなく、初の練習試合では全敗してしまいました。私はその原因を「自分にシングルス経験しかないから」と考えていたのですが、コーチから「ダブルスは二人でやるものだから、自分一人でボールを全て取ろうとせずにパートナーを信じる心が大切」と助言されたことに衝撃を受けました。そこでまずはコーチを信じて改善を図ろうと考え、パートナーとの距離を縮めるために普段の会話量を増やし、試合中に私へ感じる課題を率直に教えてもらえるよう配慮しました。 その甲斐あって次の練習試合の際には3勝1敗という結果に持っていくことができ、大会でも勝利を収めることができました。 貴社へ入社できた際にはこの強みを活かし、自分がスピーディーに成長していけるようまずは人の意見を取り入れてアクションに繋げていきたいと思います。 対応力 就活の自己PRで対応力をアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私には、イレギュラーが生じた場合でも前向きかつ柔軟に対応できる強みがあります。 私は大学時代テニス部に所属しており全国大会出場を目指していたのですが、一年生の頃怪我をしたことでテニスを続けることができなくなってしまいました。最初は自暴自棄になりかけましたが、周りの支えもあり、形は違えど今自分ができることをやって部に貢献しようと考えられるようになり、マネージャーとしてサポートすることに決めました。メンバー一人ひとりの課題を観察して洗い出しノートにまとめ、それをもとにコーチと練習メニューの改善を行うなどチームを客観的に捉えて強化できるように努めた結果、私たちのチームは全国大会に出場することができ、選手たちと抱き合って喜んだのを覚えています。 貴社への入社後もこの柔軟な対応力を活かして、様々な形で組織の改善と売上UPに貢献したいと思います。 几帳面さ 就活の自己PRで几帳面さをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは計画を細かく立てて準備を入念に行うことで効率的にアクションを起こせることです。 大学時代アルバイトとして働いていた飲食店ではホール業務を任されていたのですが、当初はスタッフ同士の連携がうまく取れていないことからお客様のもとへ料理が届くのに時間がかかる、オーダーをキッチンに伝える前に失念してしまうなどの課題が見られました。そこで私はその日のメンバーを確認したうえでその日一日の役割分担を細かくスケジュールに落とし込み、その時誰が何をすべきなのかを視覚で把握できるようにしました。 結果、スタッフ同士の円滑な連携が取れるようになり、私のスケジュール管理シートはキッチンでも運用されることになりました。 入社後はこの計画性を活かし、課題解決に向けてより効果的なアクションを取れるよう努めたいと思います。 問題解決能力 就活の自己PRで問題解決能力があることをアピールする際には、下記のポイントに留意しましょう。 私の強みは問題解決に向けて率先してアクションを起こせることです。 私は毎月介護施設でボランティア活動を行っているのですが、当初は施設の利用者の方に話しかけても厳しい言葉を投げかけられたり返事をしてもらえなかったりと、コミュニケーションを取ることに苦戦しました。しかし私以外のスタッフさんが円滑にコミュニケーションを取れているのを見て自分の接し方に原因があるのではないかと考え、周りのプロの介護士の方へアドバイスを仰ぎつつ、利用者の方それぞれに適した介護方法を書籍を読むなどして勉強しました。 その甲斐あって、利用者の方それぞれに合った介護を実践できるようになり、少しずつ利用者の方に心を開いてもらえるようになりました。 入社後はこの問題解決に向けた行動力を活かし、その時の自分に何ができるのかを率先して考え、組織に貢献していきたいと思います。
2024.04.25
計画性をアピールする自己PRの書き方|他の就活生と一味違う例文4選
「就活の自己PRで計画性をアピールしたいけどどう書けば良いかわからない」 「そもそも自己PRで計画性をアピールしても問題ないの?」 このように、自己PRで計画性をアピールしたいもののどのように進めれば良いのかよくわからないとお悩みの就活生は多いことと思います。本記事ではそういった就活生に向けて、計画性をアピールする際の自己PRの書き方をご紹介いたします。 例文も掲載しておりますのでぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活の自己PRで「計画性」をアピールするのはアリ 就活の自己PRで「計画性」をアピールする場合「短所として捉えられない工夫」「別の言葉への変換」「計画を立てた際のこだわりの明記」が重要 就活の自己PRで「計画性」をアピールするのはアリ? そもそも就活の自己PRで「計画性」をアピールするのはアリなんだろうかとお悩みの就活生もいるかと思いますが、結論からいえばアリです。ただし、ただ計画性があるだけで実行に移せなかったり結果に繋げられなかったりする可能性があります。 就活の自己PRで計画性をアピールするにあたっては、どういった目標や課題に対して何を考え、どういう意図をもって計画を立てたのか、そしてそれをどのように実行しどういった結果に繋げることができたのかまでを併せて述べることで、ご自身が持っている計画性によって具体的な成果に繋がることを採用担当者に伝えるのが重要です。 就活の自己PRで計画性をアピールする際のポイント 就活の自己PRで計画性をアピールするにあたっては、下記のポイントを押さえておくと周りの就活生と差をつけられるためぜひ念頭に置いておくと良いでしょう。 短所として捉えられぬように伝える 「計画性」という言葉は、アピールの仕方によって「融通が利かない」「慎重すぎて意思決定や判断に時間がかかる」などと短所として捉えられてしまう可能性があります。 計画性があると同時に協調性があることをアピールしたり、場合によっては計画を立てるよりも先にアクションを起こすこともあるなどの柔軟性をアピールしたりすると、ネガティブな印象を与えにくくなるでしょう。 「計画性」を別の言葉に変換する 「計画性」という言葉は抽象度が高いため、ただ「私の強みは計画性があることです」とだけ述べても本当に伝えたいことが採用担当者に伝わらない可能性があります。 そこで、計画性という言葉を別の言葉に変換することで具体性を持たせられるほか、他の就活生との差別化にもなるためおすすめです。ぜひ下記の表現を参考に、自己PRに使おうと考えているエピソードに沿った言い換えを考えてみましょう。 目標に向けてスケジュールを立て実行することができる ゴールから逆算して計画を立てることができる 自己管理や時間管理が得意である リスク管理が得意である 限られた期間で成果を出せる 物事を効率的に進められる 計画を立てた際のこだわり・工夫も盛り込む 就活の自己PRで計画性についてアピールするにあたっては、その計画を立てた際のこだわりや工夫も盛り込むことで計画性の高さが伝わりやすくなるほか、その計画力があって初めて成果に繋がったと採用担当者に感じてもらうことができます。 実際にどういった計画を立てたのかを伝える際には、具体的な数値を用いるとより説得力が増すためおすすめです。 就活で計画性をアピールする自己PRの書き方 実際に就活の自己PRで計画性をアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは具体的な書き方をご紹介いたします。 まずは結論として、志望企業にアピールしたい強みを端的に伝えます。冒頭で結論を伝えることで、採用担当者はその先の内容を想像することができ、理解度を高めることができます。 ここでは冒頭でお伝えしたポイントを念頭に置きつつ、ご自身が持つ「計画性」という強みの中でもできるだけその企業が求める人物像に近づけるような要素やそれに付随するエピソードを選んでアピールするようにしましょう。 次に、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。その経験の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 それによりアピールしたい強みに説得力を持たせられるほか、ご自身の人柄についても採用担当者に知ってもらうことが可能になるはずです。 ここまで終えたら結果を書きます。第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くと良いでしょう。 そして最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 合わせて読みたい 優秀な就活生が実践中!効果的な自己PRの書き方【選考通過者の例文集つき】 就活における効果的な自己PRの書き方【例文つき】 自己PRのさらに詳しい書き方や注意点、そもそもなぜ企業が自己PRをさせるのかを解説しています。 【活動別】就活の自己PRで計画性をアピールする例文4選 最後に、就活の自己PRで「計画性」をアピールする例文をアルバイト、部活動などの活動別にご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 ●結論⇨ 緑 ●エピソード⇨ 青 ●結果・学んだこと⇨ ピンク ●入社後⇨ オレンジ アルバイト編 私の強みはあらかじめ計画を立てることで、その時すべきことが何かを明確にし効率的にアクションを起こせる力があることです。 大学時代アルバイトとして働いていたレストランではホール業務を任されていたのですが、当初はスタッフ同士の連携がうまく取れていないことからお客様のもとへ料理が届くのに時間がかかる、オーダーをキッチンに伝える前に失念してしまうなどの課題が見られました。そこで私はその日のメンバーを確認したうえでその日一日の役割分担を細かくスケジュールに落とし込み、その時誰が何をすべきなのかを視覚で把握できるようにしました。 結果、スタッフ同士の円滑な連携が取れるようになり、私のスケジュール管理シートはキッチンでも運用されることになりました。 入社後はこの計画性を活かし、課題解決に向けてより効果的なアクションを取れるよう努めたいと思います。 部活動編 私には高い目標に向けて細かい計画を立て、着実に実行に移せる強みがあります。 大学時代はサッカー部に所属していたのですが、私たちのチームは歴代弱小でメンバーの士気も低い状態でした。そこで私は県大会出場という目標を掲げ、サッカー経験が特に長い選手としてチームの強化に努めることを決めました。メンバー一人ひとりの練習風景を観察しながらそれぞれの練習メニューを考えることと並行して、コーチと相談しつつ大会の予選時期から逆算した練習予定を組み、練習試合の予定なども要所要所で入れていきました。メンバーのモチベーションを高めるために定期的に1on1も導入し、精神面、物理面でもサポートいたしました。 その甲斐あって、初戦で敗退してしまいましたが丸一年かけて県大会出場を果たすことができました。 貴社への入社後もこの計画性を活かして、より高い目標を達成できるよう尽力していきたいです。 インターン編 私の強みは、目標達成までの計画を立て必要なタスクを順序立って進められることです。 昨年参加したインターンでは、約2週間かけて新商品を企画する課題が出されたため、私は2週間後のプレゼンをゴールとして逆算してタスクを洗い出し、TO DOに優先度をつけてスケジュールを立てました。どのタイミングで何をすべきかが明確になったお陰で納期が近づいても焦ることなく、安定して準備を進められました。 結果、私のプレゼンは周りの学生よりも高い評価を受けることができ、賞もいただくことができました。 入社後はこの計画力を活かし、任された業務をより効率的に進めてより高い価値を発揮できるよう努めたいです。 受験編 私には目標に向けて具体的に計画を立て実行できる強みがあります。 私は高校受験で第一志望だった公立高校に落ち、滑り止めだった私立高校に通うことになりました。両親は励ましてくれましたが、中学3年間惜しむことなく学業に費用をかけてくれた両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、私は高校で指定校推薦枠を獲得して着実に納得できる水準の大学に入れるよう猛勉強することを決めました。そのために私は高校3年間教卓の目の前の席を確保し続け、昼休みの間にその日の宿題を全て終わらせ、放課後にはその日の復習ノートをつけ、移動中の英単語の勉強も徹底いたしました。 その甲斐あって私はクラスTOPの成績を貫くことができ、第一志望の大学の指定校推薦枠を獲得することができました。 貴社へ入社できた際にはこの計画性と継続力を活かして、どのような難しい目標に対しても全力で臨みたいと考えております。 合わせて読みたい 【強み別】就活の自己PRに使える例文23選|書き方のフレームワークも紹介 自分の強みは何なのかピンと来ていない方のために行動力や責任感、忍耐力など強み別の23例を紹介。上記同様、例文にはマーカーを引いて構造をわかりやす掲載しています。
2024.03.22
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【化粧品業界編】就活で内定に繋がる志望動機の書き方~資生堂・コーセー他5社の選考通過ES公開~
女性だけでなく近年は男性にも人気のある化粧品業界ですが、ライバルと差別化を図るためにも徹底した自己分析と業界・企業理解でいかに質の高い志望動機を作れるかが勝負どころとなります。 そこで本記事では業界の特徴や仕事内容をもとに、就活でより選考に通過しやすくなるような化粧品業界の志望動機の書き方をわかりやすくご紹介します。 実際に書類選考を通過したESも掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 「なぜ化粧品業界を選んだのか」「なぜその企業なのか」を志望動機に盛り込む 上記のためには"化粧品業界が求める人物像"と"応募先企業の特徴"の把握が必須 フレームワークに沿って志望動機を書くことで読みやすい文章になる 【ざっくり解説】化粧品業界ってどんな業界? 化粧品業界では化粧品の開発や製造、販売が行われており、化粧品の種類としては下記のように様々なものが存在します。 ・ヘアケア化粧品 ・ボディケア化粧品 ・スキンケア化粧品 ・メイクアップ化粧品 ・フレグランス化粧品 また化粧品業界は、入浴剤や洗剤といった化粧品以外の製品も取り扱っている点が特徴的です。 化粧品業界は、人口が増えて一人当たりのGDPが伸びれば着実に成長していく業界で、経済産業省「化粧品産業ビジョン」に掲載されている図によれば、国内の化粧品業界には化粧品に対する一人当たりの消費額が一人当たりの名目GDPと非常に高い相関があることがわかっており、世界規模で見た時にも同様のことがいえます。 しかし日本の名目GDP成長率は低いため、国内の化粧品産業をより早く成長させるためには日本よりも名目GDP成長率の高い海外のマーケットを狙っていくのが得策であると考えられます。 同じく経済産業省「化粧品産業ビジョン」によれば、現状、世界トップシェアのロレアル社の海外(Western Europe 以外)売上比率は73%(2020年12月期(第3四半期))を占めていますが、国内シェア上位3社の海外売上比率は下記の通りとなっており、ロレアル社と比較すると数字はあまり大きくありません。 株式会社資生堂:56% 花王株式会社:37% 株式会社コーセー:32% 今後、国内の化粧品メーカーがいかに海外での売上を増やしていけるかが、日本の化粧品業界の成長の鍵を握っています。ちなみに、近年では異業種から化粧品業界に参入する企業が増えています。 例えば、写真フィルム事業で有名な富士フイルムはフィルム写真に使用されるコラーゲンに関する技術を応用し、化粧品ブランド「ASTALIFT(アスタリフト)」を立ち上げました。 2005年の改正薬事法の施行によって製造工程を外部に委託することが可能となったことで参入コストが低い点も、異業種から参入する企業が増えている要因の一つです。 またトレンドとして、化粧品業界もサステナビリティを意識した流れがあります。 有害物質を含まず環境に優しい製品を選んだり、企業側もリサイクル可能なパッケージを導入したりと、消費者と企業の双方に持続可能な社会に向けての意識が現れてきているのです。 たとえば資生堂では再生可能エネルギーの導入によってCO2や水の消費量を40%削減させているほか、つけかえ容器や使用済み容器の回収による廃棄物ゼロへの取り組みなどを行っています。 またセザンヌの数ある取り組みの中でも特に印象的なのはレフィル化で、製品の容器を共通にすることでユーザーが製品を買い替える際に中身のみを入れ替えるだけで済むように配慮し、使用するプラスチック量を減らす取り組みを行っています。 化粧品業界の業務・代表例 では、化粧品業界には具体的にどのような仕事があるのでしょうか?ここでは代表例をピックアップしてご紹介します。 営業 化粧品の営業は、百貨店以外にスーパーやドラッグストアといった小売店にも価格交渉を行ったり、そこで販売する商品の決定などを行います。 また、店舗に所属している美容部員のマネジメントや店舗の売上管理も行っています。 研究開発 安全性や機能性、使い心地の良さを追求しながら新商品の開発を行います。それと並行して既存化粧品の素材や成分についての品質評価研究も行います。 商品企画 商品企画ではマーケティング、新商品の企画、パッケージデザインなどを行います。 特に化粧品は効果や効能が短期間では分かりにくいため、プロモーションが非常に重要と言えます。商品ごとのイメージに合ったモデルの起用やキャッチコピーが求められます。 接客販売 実際に店頭に立って、お客様に適した商品提案を行います。 それ以外にも、お客様の肌やメイク方法の悩みや疑問の相談に乗るなども行い、実際に自社の化粧品をその場で使いながらスキンケアやメイクアップをする「タッチアップ」も接客販売の仕事です。 化粧品業界の職種・代表例 総合職 総合職で入社すると上記で述べたほとんどの業務に携わりますが、研究開発職は理系のみの募集が大半です。また業務にもよりますが、全国転勤が前提となります。 一般職(美容部員・ビューティーコンサルタント) 基本的に一般職で入社すると、接客販売のみの業務になります。社割により安く化粧品が購入できるなどのメリットがあります。 合わせて読みたい 【業界研究】化粧品業界の就活。必要な情報だけをかんたん解説! 化粧品業界の仕組みや販売経路、現在のトピックスから今後の動向まで詳細な内容をまとめています。 就活でライバルと差をつける!化粧品業界の志望動機 作成の3STEP 化粧品業界の特徴や仕事内容を確認できたところで、ここでは就活において化粧品業界でより内定に近づくための志望動機作成における3ステップを紹介します。 これから志望動機を作成するという人は、ぜひ参考にして作成してみてください。 (1)志望動機に必要な要素を把握する 志望動機を作成する際は「なぜ化粧品業界を選んだのか」「なぜその企業なのか」をしっかりと深掘りしましょう。 数ある業界の中でもなぜ化粧品業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておかなければ、信憑性に乏しい志望動機になってしまう可能性があります。 「自らが化粧品によって前向きになれた経験があり、その感動を与える側になりたい」といった化粧品業界ならではの理由を入れると良いでしょう。 また「なぜそのホテルなのか」を明確にしたうえで志望動機を考えなければ、どのホテルにも通用しそうな特徴のない内容になってしまい、採用担当者にこちらの熱意をアピールしにくくなってしまいます。 例えば、売上トップを誇っている資生堂は「マキアージュ」「クレ・ド・ポー ボーテ」などの化粧品を保有しており、海外事業に積極的です。 また、コーセーは「コスメデコルテ」「アルビオン」「ジルスチュアート」といった、高価格帯商品に根強い人気があります。 就活においてはこのように、企業ごとの特徴や強みを把握したうえでより熱意が伝わりやすい志望動機を目指しましょう。 (2)化粧品業界の求める人物像を把握する 化粧品業界は少子高齢化や中国EC法の影響を受け、今後縮小する可能性があると予想されています。 そんな化粧品業界で生き残っていくためには、日々移り変わる消費者のニーズを把握してビジネスチャンスを掴むことが必要です。 また国内だけでなく、海外に視野を広げることも必要となるでしょう。向上心を持ち、著しい変化にも柔軟に対応し行動できる就活生が化粧品業界には求められます。 (3)志望動機のフレームワークを知る 情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは文章に起こすだけです。必ずしもオリジナルの構成にこだわる必要はなく、シンプルでわかりやすい文章構成にすることで、漏れなくこちらの魅力を伝えるのが重要です。 文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうなどして、「て・に・を・は」や接続詞の使い方のほか、「です・ます」調に統一されているかなどを細かく確認しましょう。 合わせて読みたい 【例文つき】就活で内定を勝ち取る志望動機の書き方3STEP|やりがちなNG例も紹介 志望動機の書き始め方、面接官が読みやすい文章構成がまるわかり。逆にマイナス評価につながるNGポイントもご紹介します。 就活で実際に選考を通過!化粧品業界の志望動機・例文 就活で実際に選考を通過したESの志望動機の例文と考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。 資生堂の志望動機の例文 化粧品開発と普及活動を通じて世界の人々の幸せを支えたいからです。 私は高校時代まで自分で化粧したり、基礎化粧品でケアをすることなく過ごしていました。しかし、そのせいで肌はカピカピ、当時はケア不足が原因と知らずにただ悩むばかりでした。 大学生になり化粧品を使用するようになってから、肌質を周りに褒められるようになり、特別な日にメイクアップすることで楽しい気持ちになりました。 その経験から、私は普段化粧品を使っている方はもちろん、今使っていない方も日常的に使用してもらえるような化粧品を作りたいと感じました。 貴社は、心や体といったあらゆる方向から化粧品の研究を進めておられ、化粧品の本質に迫ることができ、さらに世界中で貴社の商品が売られています。 まずは、研究で学んだ生物学、特に蛋白質の知識を活かし、どんな人も気軽に、楽しみながら使える、お肌に優しい化粧品の開発に取り組みたいです。 研究を通して貴社の技術を学んだ後、サプライチェーン部門において、身につけた技術や強みである「交渉力」を活かし、新商品の製造のサポートに携わることで、世界中の化粧品の普及に貢献したいです。 →はじめに自分の夢を述べ、そう考えたエピソードを説明しています。自分の経験を織り交ぜることで、オリジナリティのある志望動機になっています。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(資生堂) 資生堂ジャパンの志望動機の例文 自分のやりたいことができる会社だと思うからです。私は化粧品を通して多くの人々の生活と健康に貢献し、人々を笑顔にしたいと思っております。 貴社は国内で圧倒的なブランド力と高い開発力を持っており、国内に大きな存在感があるというだけではなく、海外各国にも進出し、アジアを中心に近年知名度を上げていっています。 そのため、貴社の美容部員になることで多くの人々を笑顔にできると思いました。 →200字と短いため、なぜその企業で働きたいのかについてもっと具体例に深掘りできるとより良い志望動機になるでしょう。 参照元:unistyle/内定者本選考ES(資生堂ジャパン) 花王の志望動機の例文 このコンテンツは会員の方のみご覧いただけます。 会員の方は、選考に通過した77203枚のエントリーシートを無料で閲覧できます。 (無料会員登録はこちら) コーセー(KOSE)の志望動機の例文 このコンテンツは会員の方のみご覧いただけます。 会員の方は、選考に通過した77203枚のエントリーシートを無料で閲覧できます。 (無料会員登録はこちら) ポーラ(POLA)の志望動機の例文 このコンテンツは会員の方のみご覧いただけます。 会員の方は、選考に通過した77203枚のエントリーシートを無料で閲覧できます。 (無料会員登録はこちら) 上記例文の他にも就活支援サイトunistyleでは選考通過者のESを7万件以上掲載しています。下記画像からサイトに移動できるので、ぜひES作成の参考にしてください。
2024.03.22
メーカーを目指す就活で内定を勝ち取る志望動機の書き方3STEP~内定者例文5選~
この記事のまとめ メーカーでは「モノづくりが好きな人材」「地道な努力を継続できる人材」「慎重で正確な作業が得意な人材」「責任感が強い人材」が求められる メーカーの志望動機作成のコツは主に「目標とその企業の特徴を絡める」「希望職種で活躍できる強みを盛り込む」の2つ メーカー業界とは?特徴を把握しよう メーカーとは食品や医薬品、自動車、住宅、電気機器、化学製品といったあらゆる製品を製造する企業のことで、メーカー業界は製造業界とも呼ばれます。素材を加工、組み立てして、製品化して販売する役割を担います。 取り扱う製品によって食品メーカー、医薬品メーカー、自動車メーカー、住宅メーカーなどに細分化されますが、メーカー業界自体を大きく分けると下記の3つの役割に分類されます。 ・素材 ・加工・組み立て ・自社生産・加工 多くの素材メーカーは素材(製品のもとになる材料)のみを取り扱っており、加工・組み立てメーカーに販売することで利益を創出しています。素材メーカーは主に紙や繊維、化学素材、金属、ガラス素材、食品素材などを扱っています。 加工・組み立てメーカーは、素材メーカーから仕入れた材料をもとに加工、組み立てを行い製品を販売しており、自動車や食品、電気機器などを取り扱っています。 中には素材メーカーから素材を仕入れて加工、組み立てを行うという一連の流れを自社で完結させる企業もあり、これが自社生産・加工メーカーと呼ばれるものです。 主に医薬品などを取り扱っており、素材の研究開発から加工までのすべての工程を自社で行っています。 メーカーの動向 メーカーは取り扱い商材によって特徴が異なりますが自社工場を持っていることが共通点として挙げられ、そのことから「IoTによる工場の効率化」がメーカー業界のトレンドとなっています。 また、メーカー全般の国内市場の成熟が進み市場の成長余地が限られていることから、日本のメーカーはこれまでに培ってきた技術や文化を駆使して世界進出していくことが求められており、各社がそれに向けた独自の動きを取っています。 ※「製造業界」記事のリンクを掲載する 就活においてメーカーが求める人物像 メーカーの志望動機を書くにあたっては、自己分析を行って自分の強みを洗い出したうえでメーカーが求めている人物像を把握し、双方に合致する強みをアピールするのがセオリーです。 もっといえば、志望企業が求めている人物像も意識しながらアピールする強みを考えられるとより効果的となりますが、どちらにせよメーカー全体において求められている人物像についてはしっかりと把握しておきたいところです。 就活においてメーカーが求める人物像は基本的に下記のようなものになります。 メーカーで働くにあたってはモノづくりが好きであることが大前提となりますが、その他にも地道な努力を継続できる力も必要になります。 職種にもよりますがメーカーでは基本的に目立たぬところで細かく地味な役回りを淡々とこなしていくことになるケースが多いため、そういった中でもしっかりと自分の業務に責任を持ち、日々組織全体の成果を意識しながら取り組める人材はどの企業でも重宝されます。 またメーカーでは些細なミスでも後々の工程へ与える影響が大きいため、慎重さがあり正確に業務を進めていこうとする姿勢のある人材が求められます。 メーカー業界全体を通して上記のような人材が求められますが、企業ごとに求める人物像は異なるため、業界研究と企業研究を細かく行ったうえで志望動機を考えるのが得策です。 就活で内定を勝ち取る志望動機の書き方3STEP それでは、実際に就活における志望動機の書き方をチェックしていきましょう。ここでは3STEPに分けて具体的なポイントを交えてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 (1)志望動機に必要な要素を把握する メーカーを目指すための志望動機を作成する際は「なぜメーカー業界を選んだのか」「なぜそのメーカーなのか」をしっかりと深掘りしましょう。 数ある業界の中でもなぜメーカー業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておかなければ、熱意が感じられにくく信憑性に乏しい志望動機になる可能性があります。 たとえば「モノづくりを通して人々の生活の利便性を高めたい」「自動車の製造過程に携わることで自動車事故の軽減を目指したい」など、メーカー業界ならではの理由を考えてみると良いでしょう。 また「なぜそのメーカーなのか」を明確にしたうえで志望動機を考えなければ、どの企業にも転用できそうな特徴のない内容になってしまい、採用担当者にこちらの熱意をアピールしにくくなってしまいます。 特に就活はポテンシャル採用が基本のため、いかに熱意を伝えられるか、いかに志望動機に説得力を持たせられるかが勝負どころです。 企業ごとに強みや注力している事業は異なるため、他にはない志望企業だけの強みや事業形態などを調べ、競合他社と差別化をしながら伝えましょう。 (2)その業界・企業が求める人物像を把握する 志望動機は、ただこちらの熱意を伝えるだけでは十分なアピールになりません。いかに「うちの企業で働いてもらいたい」「この人材と一緒に仕事をしたい」と採用担当者に感じてもらえるかが重要です。 そのためには先ほどご紹介した人物像の情報も念頭に入れつつ、志望業界や志望企業について細かく情報収集を行い(業界研究・企業研究)どのような人物が求められているのかを把握しましょう。 そして自己分析を行った結果わかったご自身の仕事に求める要素の中でもその人物像に近いものをピックアップし、それについて触れると効果的です。 (3)フレームワークに沿って志望動機を書く 情報収集や自己分析をもとに志望動機で伝えたいことが決まれば、あとは文章に起こすだけです。 必ずしもオリジナルの構成にこだわる必要はなく、シンプルでわかりやすい文章構成にすることで、漏れなくこちらの魅力を伝えるのが重要です。 文章力に課題がある就活生は第三者にチェックしてもらうなどして、「て・に・を・は」や接続詞の使い方のほか、「です・ます」調に統一されているかなどを細かく確認しましょう。 まずは冒頭で結論を述べます。最初に結論を端的に伝えることで読み手はその先の内容を想起しやすくなるため、採用担当者の理解度を増す効果があります。 結論を述べたら続けてその理由を端的に伝え、その理由について具体的に説明していきます。ここでは”過去の経験や自分の考え”と”志望業界や志望企業”が関連していることを伝えて説得力を持たせ、熱意が伝わるよう配慮するのがポイントです。 そして最後に、その企業へ入社した後どのように活躍していきたいのか、どのようになりたいのかを述べて締めくくります。 合わせて読みたい 【例文つき】就活で内定を勝ち取る志望動機の書き方3STEP|やりがちなNG例も紹介 志望動機の文字数別の書き方、エントリーシートに志望動機を書く目的やNGポイントを解説しています。 就活で内定に繋げるためのメーカーの志望動機作成のコツ ちなみに、上記の3STEPに則ったうえで踏まえておくとより内定に繋がりやすくなる志望動機作成のコツがありますのでご紹介いたします。 「目標・実現したいこと」と「その企業の特徴」を絡める メーカーに限らずですが、採用担当者は志望動機を通して「なぜ数ある企業業界の中からうちのメーカーを選んだのか」というポイントをチェックすることで入社意欲の高さを見ています。 そのため、「そのメーカー独自の技術や保有しているビッグデータなどを活用することで自らの目標実現に繋げたい」といった内容でまとめると、その企業でなければならない理由を示しつつ入社意欲が高いことをしっかりと裏付けでき、志望動機に説得力を持たせられるでしょう。 希望職種で活躍できるとアピールできる強みを盛り込む 先ほどメーカーで求められる人物像についてご紹介しましたが、より強くアピールしたい場合には自分の強みの中でも”希望職種で活躍できる”という説得力を持たせられるような強みをピックアップして志望動機に盛り込むのが得策です。 ただし、志望動機ではいくつも強みをアピールしようとしてしまうと内容にまとまりがなくなってしまい逆効果ですので、アピールする強みはできるだけ絞っておくようにしましょう。 【例文5選】選考を通過した就活生のメーカーの志望動機 最後に、実際に選考を通過した就活生の志望動機の例文をご紹介いたしますので、ぜひこちらも参考にしながら納得のいく志望動機の作成を目指してみてください。 日産自動車(R&D) Q 志望動機を教えてください。(200字以内) 刺激的な環境に身を置くことができると考えたため、貴社を志望しました。まず、自動車業界全体として変革期にあること、そして、数ある自動車メーカーの中でも、グローバルな環境が整っており、電気自動車や自動運転など、他社に先駆けて先進技術の実現を成し遂げてきた貴社では、やりがいを持って仕事に打ち込めると考えます。そのような環境を持つ貴社に魅力を感じ、志望いたしました。 unistyle「日産自動車のES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! アサヒビール(営業職) Q あなたがアサヒビールに入社したい理由と、実現したい夢を教えてください。 【「笑顔」を作り「満足」を生み出す】 私は、「お酒」を通じて人々に「笑顔」を届け、心から「満足」してもらえる仕事がしたいと考えています。私は、お酒の場や飲食店でのアルバイトを通して、お酒は人と人との距離を近づけるものだと考えるようになりました。その中で、貴社は「アサヒスーパードライ」というブランドを確立しただけでなく、チューハイや新ジャンル等幅広い事業分野があります。そして何よりも、目標となる商品が社内にあることでそれを越える商品を作り出そうという意欲を常に持ち働くことができます。また、私自身、貴社商品の「アサヒスーパードライ」が大好きであり、私のアルバイト先でも貴社のビールを取り扱っています。私自身が愛飲・提供していた商品を持つ貴社で働くことで、お客様により身近に働きかけられ、多面的に物事を考えられます。そのような貴社で、短期的には「営業」、長期的には「商品企画」で、目標に向かって挑戦していきたいです。私は粘り強く営業をすることで貴社商品を広めるだけでなく、「私」というブランドを売ります。良い商品を一人でも多くのお客様に飲んでいただくには、信頼が必要です。私が商品を売るだけでなく、アフターフォローまで行うことで、1を10へと変化させる付加価値をつけ、信頼関係を築きます。「商品企画」では営業での経験を活かし、多様化するニーズとシーズを限りなく結びつけます。そしてチームで取り組んでいくことで既存の商品を越え、貴社の新たな「顔」となる商品を作り出し、0から1を創り出していきたいです。以上のことから、お客様の「満足」を生み出し続けるために、相手本位で考え仲間と共に努力をすることで、お客様や貴社から「矢部じゃなきゃだめだ」と言われる存在となり、貴社の「顔」となる人材へと成長していきたいです。以上のことから、会社と共に成長し目標を達成するには、貴社でなければならないと考え、志望します。 unistyle「アサヒビールのES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 東急不動産(営業職) Q あなたが当社に入社し、実現したい事は何ですか? 10年後の世の中をイメージしながら、あなたが世の中に提案したい新しいライフスタイルを具体的に記入してください。(600文字以内) 「100年経っても人の活気が続く街」を創りたい。私は所属するゼミの研究活動で「カフェで勉強する事」に関する問題解決に取り組んだ。勉強する顧客は企業や一般客から迷惑行為と捉えられがちだった事から、双方にストレスがかかっていたが、実際にお話を伺って全員が快適に過ごせる解決策を社員に提案し、賞賛された経験にやりがいを強く感じた。将来も多様な関係者の利害関係を考慮し、価値観が異なる人が快適に共存できる空間を創りたいと思う。 10年後、世の中は変化がこれまで以上に速くなっていると思う。その中でデベロッパーは生活者の多様化したニーズに応える新規事業を常に模索し、街を創った後も活気のある空間を持続させる事が重要になると考える。私は多様な人々の悩みを一つの空間で解決し、生活者がいつまでも社会の変化を楽しめるライフスタイルの提供を商業施設から提案していきたい。人々が暮らす地域に溶け込んだ施設を、数多く手がけてきた実績を持っている貴社でこそ、私の目標が実現できると思う。渋谷の「東急プラザ表参道」へ企業研究の一環で訪れた際、コンパクトな敷地の中で上階に緑地の広場を創り、周囲の建物と差別化しており、今後も貴社の施設が活気に満ち溢れていくだろうと感じたためだ。私は貴社に入社した後、ゼミ活動で培った「課題発見力」を活かして多様な人々のニーズを引き出し、直接現場に赴く事に拘って活躍したい。 unistyle「東急不動産のES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 富士フイルム Q 応募理由をご記入ください。(200文字以内) フイルム事業の衰退から、他分野に渡る研究・開発を行う現在の体制へと方向転換を成し遂げたように、新たなことに挑戦する貴社の姿勢に魅力を感じた。 また、同じ部署内でも多様な専門家が在籍し、勉強会などで様々な知見が得られると社員の方からお伺いした。そういった環境の中で専門外の知識を吸収しつつ、自らの専門性を活かして新たな製品の開発に挑戦していきたいと考えた。 unistyle「富士フィルムのES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 三菱マテリアル Q 部門または当社への志望理由を入力してください。(200文字以上400文字以内) ものづくりの根幹を支え技術革新の根幹を担う上で、貴社の高い開発力と事業開拓力を駆使し、社会貢献をする姿に感銘を受けたからである。 現在所属する硬式野球部で偵察班としてチームの方向性を示すことで優勝に貢献し、大きな成果を挙げるための、必要不可欠な役割にやりがいを感じた。この経験から、社会の変化や市場の動向を把握することで事業の多角化を推進し、 数多くの企業の生命線として社会に幅広い“快適”を提供することができる貴社に魅力を感じている。 そして、正確な情報をつかみ、顧客と共に課題を解決する事でものづくりの発展に貢献したいと考える。特に、加工事業に興味がある。グローバル展開により、各地域のニーズに応じたソリューション提供で国際的課題の解決に携わる点に関心があるためである。その中で、多様な経験値を持つステークホルダーの方々と共に、人々の日常を支え未来を創造することができる存在として活躍したいと考える。 unistyle「三菱マテリアルのES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください!
2024.03.21
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就活時の面接に関するお悩みを解決します。
新卒の面接|魅力的な自己PRの答え方【回答例文10選】
自己PRは新卒の面接で必ず聞かれる王道の質問です。 ただし、「自己PRをしてください」という問いかけではなく、「強みを教えてください」「短所は何ですか」のように様々な言い回しによって自己PRを求められるケースが多いものです。 本記事では企業が自己PRで見ているポイントについてや自己PRの答え方についてを解説しています。 その他にも自己PRの質問例文や回答例文についてもご紹介していますので、自分なりの自己PR文作成の参考にしてみてください。 この記事のまとめ 自己PRで企業が確認したいポイントは、「就活生はどんな人柄なのか」「企業で活かせる強みを持っているか」「企業の価値観とマッチしているか」という3点 自己PRは、「結論→具体的なエピソード→入社後どう活かせるか」という流れに沿って話していく 自己PRを求める質問は複数あるため、様々なパターンの自己PRを作成しておく必要がある 「ESとの一貫性がない」「根根拠がない」「面接企業で活かせない」「ダラダラと長い」自己PRはNG 本選考を通過したESを見たい就活生必見! 伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。 本選考に通過したいと考えている就活生は是非参考にしてみてください。 新卒の面接|自己PRで企業が見ているポイント自己PRを考える前に企業が自己PRで見ているポイントを確認しておきましょう。 どのような人柄なのか自己PRで最も見ているポイントは就活生の「人柄」です。新卒採用はポテンシャル採用が基本のため、多くの企業は人柄を重視して採用をしています。 自己PRでは、就活生の強み(もしくは弱み)と同時に様々な経験やその時の思い・価値観も確認することができます。つまり自己PRで自分が力を発揮した経験について聞くことで、物事に対してその学生がどのように考え、どのような行動を取るのかを把握することができます。 「自分が先頭に立ち、引っ張ってまとめるタイプ」「表には出ないが、裏でみんなをサポートしてまとめるタイプ」など就活生が持っている個性や強みは多様ですので、まずはどのような人柄なのかを詳細に確認するために自己PRは重要な質問です。 企業で活かせる強みを持っているか 新卒は企業の今後の大事な戦力です。今後企業にどのように貢献してくれる人材なのかどうかを知るうえでも、就活生の強みやスキルが企業の求めている人物像に合致しているかどうかを見極めています。 自己PRをする際には、就活生自身の強みが企業でどう活かせるのかまで具体的に述べることで、面接官に入社後のイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。 人柄や性格が自社の社風に合っているか 自己PRを聞くことで強みだけではなく、就活生の価値観を知ることができます。企業はできる限り長く活躍できる人材を採用したいと考えているため、人柄やスキルはマッチしていても社風に合う価値観を持っていなければ早期離職につながりかねないため、自己PRのエピソードなどを通じ自社の社風に合う価値観を持っているかどうかも確認しています。 POINT OB訪問もしておく 企業のHPだけでは分からない社風や働いている環境や雰囲気などを知っておくとどのような強みを魅せるべきかを確認することができます。その他にもインターンにも参加しておくと良いでしょう。 新卒の面接|自己PRを引き出す質問 面接では「自己PRをお願いします」という直接的な質問以外にも、自己PRを聞き出そうとしている質問が多数あります。 下記のような質問は全て自己PRを引き出そうとしている内容です。 ■自己PRを引き出そうとしている質問例 ・あなたの長所・短所を教えてください。 ・アルバイトで頑張ったことを教えてください。 ・学生時代で一番の挑戦だと思うことを教えてください。 ・これまで直面した困難や挫折した経験と、それをどのように乗り越えたかを教えてください。 ・今までで一番辛かったことを教えてください。 ・今までで最も嬉しかったことを教えてください。 ・今までの人生で一番苦しかったことを教えてください。 ・あなたが失敗から学んだことと、それを活かした経験について教えてください。 ・どのような時にやりがいを感じるのか教えてください。 ・学生時代に特に力を入れたことを教えてください。 ・自分を表す四字熟語を教えてください。 ・自分および周りからみた、自分の性格・キャラクターを、率直且つ具体的に教えてください。 ・自分らしさを表すキャッチフレーズを教えてください。 ・あなたが最も達成感を感じた出来事とその理由を具体的に教えてください。 就活生の個性や性格を確認するために、様々な言い回しを活用した質問が行われます。 このような質問をされた時にどう回答するべきか複数のパターンを用意しておくことをおすすめします。 自己PRを考えることは大変かと思いますが、1回の面接で自己PRを引き出す質問を複数される場合もありますので、同じ回答をしてしまう、返答できなくて空白の時間を生んでしまうなどの状況を避けるためにも、ぜひ準備をしておいてください。 本選考を通過したESを見たい就活生必見! 伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。 本選考に通過したいと考えている就活生は是非参考にしてみてください。 新卒の面接|自己PRの答え方 自己PRに答える場合には、下記のフローに従って答えていきましょう。 この流れに沿って伝えることができれば、論理的且つわかりやすく自己PRをすることができます。 それぞれの項目について細かく見ていきましょう。 STEP1.結論をまとめる まず始めに簡潔に結論から述べます。 ■回答例 「私の強みは〇〇です」 「最もつらかった経験は〇〇という経験です」 「私のキャッチフレーズは〇〇です」 STEP2. 具体的なエピソードを述べる 結論の次に、強みの根拠となる過去の経験に関するエピソードを話します。 エピソードを話す場合、 ①どんな問題が起こったのか ②その出来事に対してどのような行動を取ったのか ③その結果どうなったのか という点を意識し、具体的に回答しましょう。 ③の結果を伝える際は数字などを用いると説得力の強い自己PRになります。 STEP3. 入社後どう活かすのかを述べる 最後に強みを入社後どのように活かしていくかを伝えます。 面接官にあなたが働いている姿を想像しやすくさせるために、できるだけ具体的に答えるようにしましょう。 新卒の面接|自己PRの回答例文10選 ここからは自己PRの回答例を紹介します。下記5つのシチュエーション別に回答例をご紹介しますので、参考にしてみてください。 ・アルバイト ・部活度 ・インターン ・留学 ・サークル 例文は、 のフレームワークに沿って作成しています。 アルバイト ■例文1 ①私の強みは、困難な目標も達成できる粘り強さです。 ②幼い頃から、自転車・鉄棒・水泳・一輪車など、どんなことでも達成できるまで練習に付き合ってくれる家族の存在があったことから、目標に向かってとことん努力し続ける性格が形成されました。 学生時代は、個別指導塾講師のアルバイトをしており、限られた指導時間の中で、生徒の学習に最大限貢献することに努めていました。たとえば、生徒が問題を解けなかった場合には、煮詰まっている箇所を解決するだけでなく、復習となる宿題を出し、家庭学習の習慣を改善させるといった工夫を徹底して行いました。その結果、偏差値を10アップすることができ、先日無事に目標大学に合格することができました。 ③このように困難な目標であっても粘り強く最後までやり抜く精神で、仕事に対してもその都度目標を立て、粘り強く努力し結果を出していきたいと考えています。 ■例文2 ①私の強みは、相手の立場に立って物事を考えられるということです。 ②私はガソリンスタンドでアルバイトをしており、来店されたお客様を必ずリピーターにするという目標を掲げていました。具体的には受付時に雑談を通してヒアリングを行い、お客様にとって最適な提案を徹底しました。その結果、お客様目線に立って相談から提案までを親身になって行う私の人柄が認められ、リピーターが増えていきました。 このことから、相手の立場に立って物事を考えるはこと、信頼関係を構築するうえで非常に重要であると学びました。 ③この経験を活かし、社会に出ても顧客の目線から物事を判断し、相手のニーズに応えられる提案を心掛け、御社の業績に貢献していきたいと考えています。 部活動 ■例文1 ①私の強みは継続的に努力し続けられる点です。 ②私は高校時代に所属していた柔道部は、平成◯年からインターハイに連続出場している強豪校だったのですが、私は高校1年生から始めたため、最初は練習についていくことすら厳しい状態でした。しかし、チームメイトに負けないように毎日朝1時間、夜1時間の自主練を欠かさずに実施し、一生懸命練習に取り組んだ結果、高校3年生の時にはインターハイメンバーに選出されました。 また、私は幼少の頃から痩せやすい体質で、それがコンプレックスでしたが、大学でトレーニング科学や栄養学、生理学について学び、それを活かし毎日1時間のトレーニングを3年間継続したことで自身の筋肉量を増加させ、約15kgの増量に成功しました。 ③今後御社で働く上でも、成果が出るまで継続的に努力し続け業績に貢献していきたいと考えています。 ■例文2 ①私は努力し、周囲を巻き込むことができる人間です。 ②私は学生時代に陸上部に所属していました。私が入部した当初、練習内容が長距離走のスピードを向上させるものに偏っており、もっと持久力を向上させる練習を増やすべきだと提案しましたが、部の中枢的存在ではなく、信頼もなかったためその提案は通りませんでした。 そこで積極的に部内の交流を促進するイベントの企画をし他の部員とのコミュニケーションを取る時間を設けたり、他の部員より多く練習を行い実力をつけるようにしました。 その結果、少しずつ部員が私のことを一目置き、信頼するようになり、練習メニューの変更を受け入れるだけでなく、ランの練習メニューの作成を一任されるまでになりました。その後、部員のランのタイムは大きく向上し、6月に行われた団体戦では50チーム中7位と入賞を果たすことができました。 ③入社後に何か改善したい内容があった場合には、自ら努力し実力を付け、周囲を巻き込みながらより良いサービスを提供できるように努力したいと考えています。 インターン ■例文1 ①私は「期待に応える」ではなく、「期待を超える」ことが好きな人間です。 ②昨年設計業務に関するインターンに参加しました。その際に任された業務が非常に多かったため、当初担当者からは「終える必要はない」といわれていましたが、期待以上の成果を成し遂げたいと思い、期間中に終える計画を立てました。 疑問を次の日に持ち越さないように設計部の方々にその日のうちに質問し解決すること、データ整理を徹底すること、作業時間を効率的に確保することを心掛け、計画した一日のノルマ以上の作業を進めることができました。その結果、計画よりも三日間早く作業をやり遂げることに成功しました。 ③今後業務を進めていくにあたってもクライアントの要望以上の提案ができるように日々努力をし続けることができる構造設計者になりたいと考えています。 ■例文2 ①私の強みは、多文化環境でのコミュニケーション能力です。 ②フィリピンの現地IT系企業にて計2ヶ月間インターンとして勤務した際に、イギリス、タイ、ベトナム、インドといった現地メンバーで構成されるチームで開発案件を進め、中国企業との共同開発案件にも携わり、英語での会話力に加えて、相互の文化的側面の理解、非英語ネイティブ同士の意思疎通におけるリスクヘッジなど、グローバルな環境下でのコミュニケーション経験を多く積むことができました。 ③これらの経験を海外の事業所との連携や異なる文化の社員同士のコミュニケーションなどに活かし、少しでも事業の発展に貢献していきたいと考えています。 留学 ■例文1 ①目標達成のために行動することができる点が強みです。 ②私はワーキングホリデーのためにオーストラリアに3ヵ月間滞在していました。その間1ヵ月間は語学学校にも通っていました。語学学校での授業は、難民問題や同性婚などがテーマで、手を挙げて発表する形式ではなく自由に議論する形だったため全く発言できず、結果クラスメイトから「自分の意見をいわないことは意見を持っていないことと同じ。それではあなたがどんな人なのかわからない」といわれ、文化の違いを感じたと共に反省しました。 そこで異国の友達を20人作ることを目標に、英語の自主学習の時間を増やしたり、語学学校では間違っていても必ず手を挙げるように行動を変えてみたり、日本が好きな外国人が集まるイベントに参加し英語を話す機会を増やしたりとできる努力を実施していきました。その結果、48人もの友達ができました。 ③このように目標達成のために行動し続ける点を御社の仕事の中でも活かし、困難な壁にぶち当たった時でも、最大限の行動をして乗り越えていきたいと考えています。 ■例文2 ①私の強みは相手のことを考える力です。 ②香港留学中に、日本人のみを対象として行っていた餅つき大会を、留学生に向けて企画しました。しかし、日本人を集客することは仲間意識もあり容易ですが、多様な価値観を持つ外国人を集めるためには工夫が必要で非常に難航しました。そこで留学生に餅つき大会を具体的にイメージしてもらうためFacebookページを作成し、餅つきの動画や日本の文化の説明を載せてみたところ、30人もの留学生を集めることができました。 ③相手の目線に立ち、相手によってアプローチ方法を変えることの大切さを御社の業務内容にも活かしていきたいと考えています。 サークル ■例文1 ①私は計画的に物事を進めることができる人間です。 ②私は企画サークルに所属していて、3年生の夏に企画の代表を任されました。一日規模の企画であったため、3か月前からサークル全員の意見を聞き、それらの意見を自分なりに取捨選択し、タイムスケジュールを綿密に決め、サークル員とともに内容を練り上げていきました。 企画当日は前もって準備したことが功を奏して200人もの人が参加し、大成功を収めることができました。代表者として個々の意見を尊重し、受け入れ、調整していくことを繰り返すことによりサークル員が一丸となって企画を成功させることができたと感じています。 ③今後仕事を行っていくうえでも優先順位を立て、スケジュールを引き、物事を円滑に進められるよう仲間とコミュニケーションを取りながら仕事に取り組んでいきたいと考えています。 ■例文2 ①私は人の意見を聞き、問題解決の架け橋となれる人間です。 ②大学では体操サークルに所属していましたが、サークルの団体戦の出場者についてキャプテンとメンバーの間で意見が分かれ亀裂が生じていました。この要因が、キャプテンとメンバーの立場が違うために誤解が生まれているという点に気付いた私は、キャプテンを含めた全員とまずは個別に話し合い、誤解をひも解くきっかけを作りました。その後、皆の理解を得て団体戦メンバーを選出することができました。 ③業務において、意見の対立など問題が生じた場合でもあっても、原因を追求し、解決のための対話をし円滑に解決できるように貢献していきたいと考えています。 本選考を通過したESを見たい就活生必見! 伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。 本選考に通過したいと考えている就活生は是非参考にしてみてください。 新卒の面接|自己PRで注意すべきポイント ここからは自己PRを行う際に注意すべきポイントを紹介します。 ESとの一貫性がない 面接は基本的にESで書いている内容をより具体的に伝える場です。面接官は面接を行う前に就活生のESを読んでいますので、ESで書いた内容と全く異なる自己PRをすることは避けましょう。全く違う自己PRをしてしまうと、自己PRの信憑性が下がりますし、一貫性のない人だという印象を与えてしまいます。 面接ではESに書いた自己PRをより具体的にアピールするという気持ちで臨むようにしましょう。 根拠がない いくら「私には~~という強みがあります」と良い長所をアピールしても、それを裏付けるエピソードがないと企業側から「本当にそうなのか?」と疑われてしまいます。 自己PRを語る際に最も大切なことは、強みを証明できる実体験を伝えるということです。 具体的な経験を伝えられるかが不安という就活生は、再度自己分析を行い、自分の強みはこれだと思った理由はなぜかを振り返ってみてください。 企業の業務内容と合わない 「その企業に合った強みをアピールする」ということを意識しましょう。企業は自社の利益を生み出してくれる人材を採用したいと思っているため、その業種で活かせない強みをアピールされても全く魅力を感じません。業界研究を行い、志望企業の業種内容を理解したうえで自分の強みは活きるのかを確認してください。 ダラダラと長く話しすぎない 自己PRも自己紹介と同様に1分程度を目安に話し終えるようにしましょう。あまりにも長くダラダラと話し過ぎるのは、要点がつかめず「あまり有能ではなさそう」という印象を与えかねません。結論から端的に要点を絞って話すように心掛けましょう。
2024.04.25
特技一覧を参考に面接で好印象を与える特技を見つけよう!ポイントや注意点も紹介!
就活では特技に関して聞かれることがあります。 「特技がないけどどうしよう・・・」 「特技の探し方がわからない・・・」 など特技に対してどう回答すれば良いかと悩んでいる就活生に向けて、本記事では、特技の探し方と特技一覧をご紹介しています。 そもそも面接官が特技を聞く理由や特技を回答する際の注意点についてもお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 特技は、「学生時代にやっていたこと」「仕事に活かせること」「人にはマネできないこと」「ギャップを感じさせること」「趣味」から探すことができる 面接で「特技」を聞く理由は「人柄を知る」「仕事の適性があるかを見極める」「緊張をほぐす」ためである 面接で特技を伝えるには「お酒・ギャンブルにまつわること」「政治・宗教に関すること」は言わないほうが良い 特技一覧と特技の探し方 特技で何をアピールすれば良いか分からないと感じている就活生は、下記の一覧を参考にしてみてください。学生時代にやっていたことから探すまずは、学生時代にやっていた習い事や部活動を通じて習得したものを思い返してみます。幼少期から継続しており得意だと感じているものがあれば、それを特技としても良いでしょう。 特技一覧|学生時代にやっていたこと ・野球 ・サッカー ・バレーボール ・バスケットボール ・ソフトボール ・テニス ・バドミントン ・卓球 ・ハンドボール ・ラグビー ・陸上競技 ・柔道(段位があれば併せて記載する) ・剣道(段位があれば併せて記載する) ・空手(段位があれば併せて記載する) ・弓道(段位があれば併せて記載する) ・ボクシング ・レスリング ・水泳 ・書道(段位があれば併せて記載する) ・華道(流派や段位を併せて記載する) ・茶道(流派や段位を併せて記載する) ・楽器演奏(ピアノ、ギター、バイオリンなど具体的な楽器を挙げるとよい) ・歌・合唱 ・写真 ・英会話(英語以外の外国語も含む) ・工作 ・絵画 ・将棋(段位があれば併せて記載する) ・囲碁(段位があれば併せて記載する) ・e-スポーツ できれば、1年以上継続しているものを選ぶことをおすすめします。数える程度しか行ったことのないものはさすがに特技とは言えませんので、ある程度の期間継続して実施しているものを選ぶようにしてみてください。仕事に活かせることから特技を探すこれから面接を受ける企業で活かせる特技を持っている場合には、是非アピールしてみましょう。 業界や職種によっても異なりますが下記のような特技は、高評価を与える可能性もあります。 特技一覧|仕事に活かせること ・語学力 ・プログラミング ・映像制作 ・動画編集 ・イラスト制作 ・Webサイト制作 ・ゲーム制作 ・SNS投稿 ・ゴルフ Web関連の需要はどの業界・職種においても役立つ可能性が高いですので、周りの人から「すごいね!」と言われた経験のあるものがあれば、アピールしてみましょう。 ゴルフは企業で接待として行われる場合もありますが、コロナ禍以降、接待自体が少なくなっているので活かせる可能性は低いかもしれませんが、大人の趣味にも積極的にトライしているという印象は残せるはずです。日常的に継続しているものの中から探すその他にも日常生活の中で継続していることも特技として使えるケースもあります。 特技一覧|日常的に継続していること ・料理(パン作りやお菓子作りも含む) ・お弁当作り ・手芸(裁縫や刺繍、編み物、マスコット作りなど) ・筋トレ ・ストレッチ ・清掃 ・ジョギング ・投資日常的にやっているからといって、炊飯器でご飯を炊く、洗濯機で洗濯するというような当たり前のことを特技として伝えることはNGです。 あくまで特技ですので、土鍋でおいしいご飯を炊ける、どんな汚れでも染み抜きできるとなるなど、他の人には真似できないことをやっていることを選びましょう。 面接の場では、この特技を続けたことによって得られたことや業務にどう活かせるのかといったポイントも交えて話すと好印象です。人にはマネできないと思うものの中から探す努力しなければできないような特技も印象に残せるだけでなく人柄を表現できます。 特技一覧|人にはマネできないと思うこと ・天気予報(気象予報士の資格を取得していれば資格についても記載する) ・家電製品を修理できる ・世界遺産の名前を全て言える ・日本全国の駅名を全て言える ・3ケタの掛け算を暗算できる ・速読 ・手話 ・落語 ・お笑いのネタ作りあくまでの面接の場ですので、仕事に活かせる特技についてアピールした方が好印象を与えることができますが、どうしても人柄をアピールしたい場合には、人にはマネできないと思うことを伝えることで、印象に残すことに専念しても良いでしょう。 この項目の中から特技を選ぶ場合には、努力した点やその努力を入社後どのように活かそうと考えているのかという点も合わせて伝えるように意識をしてみてください。ギャップを感じさせるものを見つける「まさか、この人にこんな特技があったとは意外だ」と思わせるような特技はないか探してみるのも良いでしょう。インパクトを与えられるだけでなく、深掘り質問をしてもらえる可能性が高く、面接の場が盛り上がりやすくなるはずです。 特技一覧|ギャップを感じさせるもの ・か弱そうな女性の場合:空手や柔道の有段者 ・真面目そうな女性の場合:HIPHOPダンス歴8年 ・体格がよく活発そうな男性:生け花・茶道歴5年 ・おとなしそうな男性:ウエイトリフティング 優勝経験あり面接で印象を残したいと考えている場合には、このようなギャップを活かした特技をアピールするのも良いでしょう。 また、これらを始めたきっかけやこの特技をやったことによってどのように変わったのかなどについて深堀りされることが想定されます。 その際には、就活先の企業が求める人柄にマッチしていることをアピールする一言を合わせて伝えられると好印象です。趣味から探すその他にも趣味から探すという方法もあります。 趣味と特技の違いは、下記の通りです。 趣味・・・自分の好きなことや熱中できること 特技・・・他の人と比べて自信のあることや得意なこと そのため、趣味として自分が日頃から好きで取り組んでいるものの中には、他の人には負けないと自信を持って言える得意なことがあるかもしれません。 周りの人から「そんなことできるの?」「すごい!」と言われた経験があれば、それは特技といって良いでしょう。 そのため、まずは自分の好きなものを見つけてみることから始めてみましょう。 特技一覧|趣味から探す ・アクセサリー作りが好き→フリマアプリで年間〇〇万円の販売実績あり ・ネイルが好き→友人のネイルなども実施、インスタに常に公開しフォロワー1万人以上 ・走ることが好き→フルマラソンの大会に出場している(タイムなども記載) ・カラオケが好き→カラオケで95点以上の高得点が出せる面接で「特技」を聞く理由とは?そもそもなぜ面接で「特技」について聞くのでしょうか。人柄を知りたいため面接では様々な角度から人柄を見極め、企業に合った人材かどうかを判断しています。 特技を聞くのも、人柄を知るための質問の一つです。 特技を知ることで、その人の努力してきたことや考え方、価値観、志向性が見えてくるため、面接で質問されることが多いと覚えておきましょう。仕事の適性があるかを見極めるため特技とは自分が得意なことですので、特技を知ることによって、仕事の適性がみえてきます。 たとえば、「アクセサリー作りが得意」という方の場合、細かい作業を根気強く続けることができるという印象を受けますし、「筋トレが特技」という場合には、ストイックに業務に打ち込むストレス耐性の高さがあるという印象を与えます。 特技が複数あるという場合には、特技から連想されるイメージを理解したうえで、選考先の企業と親和性の高い特技は何かを考えてみるとよいでしょう。緊張をほぐすためその他にも面接で緊張している就活生の緊張をほぐすために、あえてフランクな質問として「特技は?」といった質問をするケースがあります。 特技の返答だけで合否が決まることは考えにくいですので、リラックスして回答できると良いでしょう。面接で「特技」を伝える際の注意点面接で特技を伝える場合には、特技として挙げたものが相手にどのような印象を与えるかを意識して回答することが大切です。マイナスイメージを与えかねない内容もありますので、事前に確認をしておきましょう。お酒、ギャンブルにまつわることは避けるお酒やギャンブルにまつわる内容は避けたほうが良いです。 単にお酒が強い、お酒が好きであると伝えた場合、不摂生をしているような印象を与えます。 また、ギャンブルが好きと伝えるとギャンブル依存症のような印象を与えてしまいますのでおすすめできません。お金の使い方が健全でなく、「会社にリスクを与えるのでは?」と警戒されてしまうかもしれません。 応募先の企業がお酒を扱っている場合や利き酒師やソムリエのように資格として証明できるものであれば、よい話のネタになる可能性もありますが、一般的にはお酒やギャンブルの話は良い印象をもたれにくいため避けたほうが懸命です。政治・宗教関連の内容は避ける政治や宗教に関係することを特技として挙げることもおすすめできません。 多くの企業は、基本的人権を尊重し、適性・能力のみを基準として採用するという厚生労働省の基準に則り採用活動をしています。基本的人権の中には、思想・良心の自由や信教の自由という権利があり、仮に面接の中でこれらの内容を深堀りした場合、「政治や宗教に関することが原因で落とされた」と言われても反論ができません。 そのため、ほとんどの企業では予防策として、応募者の政治や宗教に関することには一切触れないようにしているのです。話題として触れてもらえないことを、特技の欄に書くことはナンセンスですので、このような内容は避けたほうが良いでしょう。まとめ「特技」というフランクな質問だからといって、気を抜いてはいけません。 就活では、様々な質問を通して就活生の人柄を見極めようとしています。「特技」も人柄を知り、職務適性を見極めようとしている質問の一つであることを理解したうえで、面接対策を行うと良いでしょう。 本記事が少しでも就活の役に立てば幸いです。
2024.04.24
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不動産業界の年収ランキング!就活に役立つ、全19社のリアルな労働環境を大公開
就活で業界選びを行うにあたり、不動産業界の年収水準が気になっている就活生も多いでしょう。特に不動産業界は他の業界と比較して年収水準が高く、収入面を重視している就活生に人気の業界です。 本記事では不動産業界を「デベロッパー業界」「戸建て住宅業界」「マンション業界」の3つに分け、それぞれの年収ランキングをご紹介いたします。 それぞれの業界における企業のリアルな労働環境についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 不動産業界の平均年収は822万円と業界別第5位の高水準 デベロッパー業界における平均年収第1位はヒューリックで1803万円 戸建て住宅業界における平均年収第1位は積水ハウスで926万円 マンション業界における平均年収第1位は大京で758万円 不動産業界で高収入を稼ぐにあたっては企業・職種選びがポイント 不動産業界の年収は他業界よりも高水準 毎年東洋経済新聞社より発刊されている会社四季報「業界地図2023年度版」の「業界別平均年収ランキング」(国内上場企業の40歳平均年収をもとに集計)によれば、業界別の平均年収は下記のようになっています。 これによれば「不動産・戸建て・マンション」業界の平均年収は第5位の822万円となっており、全業界平均の662万円を大きく超える額となっています。 【就活生向け】デベロッパー業界の平均年収ランキング では、中でも平均年収の高い企業にはどういったところがあるのでしょうか? ここからは就職四季報2024年版の情報をもとに、「デベロッパー業界」「戸建て住宅業界」「マンション業界」の3つに分けてそれぞれの平均年収をランキング形式でご紹介したいと思います。 まずはデベロッパー業界の平均年収ランキングです。 ヒューリック 1,803万円 ・初任給:(修士)29.5万円 (大卒)26万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):13人 ・配属勤務地:東京7人 ・平均勤続年数:6.2年 ・平均残業時間:42.2時間 ・従業員の男女比:男性67.7%:女性32.3% ・新卒3年後離職率:0% ・有給取得状況:16.3/20日 住友不動産 1,361万円 ・初任給:(修士)28万円 (大卒)25万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):18人 ・配属勤務地:東京21人 ・平均勤続年数:9.4年 ・平均残業時間:24.6時間 ・従業員の男女比:男性79%:女性21% ・新卒3年後離職率:データなし ・有給取得状況:11.4/20日 東京建物 1,352万円 ・初任給:(修士)27.1万円 (大卒)25.5万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):33人 ・配属勤務地:東京26人 ・平均勤続年数:12.0年 ・平均残業時間:26.0時間 ・従業員の男女比:男性72.6%:女性27.4% ・新卒3年後離職率:4.8% ・有給取得状況:10.2/20日 日鉄興和不動産 1,205万円 ・初任給:(修士)27.58万円 (大卒)25.48万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):14人 ・配属勤務地:東京14人 ・平均勤続年数:NA ・平均残業時間:データなし ・従業員の男女比:男性76.8%:女性23.2% ・新卒3年後離職率:0% ・有給取得状況:9.7/20日 野村不動産 1,170万円 ・初任給:(修士)27.5万円 (大卒)26万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):72人 ・配属勤務地:東京46人、大阪3人、名古屋1人 ・平均勤続年数:12.5年 ・平均残業時間:データなし ・従業員の男女比:男性60.8%:女性39.2% ・新卒3年後離職率:データなし ・有給取得状況:データなし 森ビル 1,059万円 ・初任給:(修士)27.5万円 (大卒)26万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):39人 ・配属勤務地:東京31人 ・平均勤続年数:15.4年 ・平均残業時間:26.9時間 ・従業員の男女比:男性65.8%:女性34.2% ・新卒3年後離職率:7.9% ・有給取得状況:12.5/20日 サンケイビル 1,034万円 ・初任給:(修士)27万円 (大卒)25.5万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):9人 ・配属勤務地:東京7、大阪1人 ・平均勤続年数:11.1年 ・平均残業時間:32.2時間 ・従業員の男女比:男性77%:女性23% ・新卒3年後離職率:20.0% ・有給取得状況:9.7/25日 NTT都市開発 993万円 ・初任給:(修士)25.556万円 (大卒)23.057万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):41人 ・配属勤務地:東京24人、大阪3人、名古屋1人、北海道1人、宮城1人、広島1人、福岡1人 ・平均勤続年数:14年 ・平均残業時間:29時間(管理職除く) ・従業員の男女比:男性76.29%:女性23.71% ・新卒3年後離職率:7.7% ・有給取得状況:17.0/20日 都市再生機構 822万円 ・初任給:(修士)21.84万円 (大卒)20.64万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):89人 ・配属勤務地:東京15人、横浜1人、埼玉1人、名古屋4人、京都1人、大阪5人、福岡4人、北海道1人 ・平均勤続年数:16.8年 ・平均残業時間:22.0時間 ・従業員の男女比:男性79.3%:女性21.7% ・新卒3年後離職率:2.7% ・有給取得状況:12.5/20日 大成有楽不動産 709万円 ・初任給:(修士)施設管理:21.7万円 不動産:23.4万円 (大卒)施設管理:21.3万円 不動産:22.9万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):26人 ・配属勤務地:東京11人 ・平均勤続年数:14.5年 ・平均残業時間:19.7時間 ・従業員の男女比:男性85.98%:女性14.02% ・新卒3年後離職率:18.8% ・有給取得状況:13.2/20日 【就活生向け】戸建て住宅業界の平均年収ランキング 続いて、戸建て住宅業界の平均年収ランキングです。 積水ハウス 926万円 ・初任給:(修士)22.65万円 (大卒)21.5万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):データなし ・配属勤務地:全国主要都市282人 ・平均勤続年数:16.7年 ・平均残業時間:29.1時間 ・従業員の男女比:男性74.72%:女性25.28% ・新卒3年後離職率:15.3% ・有給取得状況:9.5/20日 旭化成ホームズ 888万円 ・初任給:(修士)23.32万円 (大卒)22.58万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):130人 ・配属勤務地:東京11人、千葉・茨城13人、埼玉・北関東15人、神奈川16人、中部16人、関西・西日本18人、他9人 ・平均勤続年数:17.1年 ・平均残業時間:35.6時間 ・従業員の男女比:男性71.26%:女性28.74% ・新卒3年後離職率:15.8% ・有給取得状況:9.6/20日 大和ハウス工業 884万円 ・初任給:(博士)24.35万円(修士)23.15万円 (大卒)22万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):709人 ・配属勤務地:全国各地 ・平均勤続年数:15.0年 ・平均残業時間:23.5時間 ・従業員の男女比:男性79.28%:女性20.72% ・新卒3年後離職率:23.0% ・有給取得状況:10.6/20日 住友林業 868万円 ・初任給:(博士)25.45万円(修士)24.05万円(大卒)22.65万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):178人 ・配属勤務地:全国各地 ・平均勤続年数:16.5年 ・平均残業時間:42.0時間 ・従業員の男女比:男性77.41%:女性22.59% ・新卒3年後離職率:17.2% ・有給取得状況:12.1/20日 大東建託グループ 828万円 ・初任給:(博士)23万円 (大卒)22万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):168人 ・配属勤務地:全国各地 ・平均勤続年数:10.9年 ・平均残業時間:16.6時間 ・従業員の男女比:男性85.84%:女性14.16% ・新卒3年後離職率:37.4%(3社計) ・有給取得状況:14.5/20日 【就活生向け】マンション業界の平均年収ランキング 次に、マンション業界の平均年収ランキングです。 大京 758万円 ・初任給:(修士)23.4万円 (大卒)22.2~23.4万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):7人 ・配属勤務地:東京10人、大阪1人 ・平均勤続年数:21.1年 ・平均残業時間:19.4時間 ・従業員の男女比:男性74.22%:女性25.78% ・新卒3年後離職率:12.5% ・有給取得状況:8.3/20日 東急コミュニティ― 630万円 ・初任給:(修士・大卒)21.025万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):110人 ・配属勤務地:全国各地 ・平均勤続年数:10.3年 ・平均残業時間:25.3時間 ・従業員の男女比:男性72.02%:女性27.98% ・新卒3年後離職率:14.0% ・有給取得状況:12.3/20日 穴吹興産 592万円 ・初任給:(博士/修士/大卒)24.24万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):23人 ・配属勤務地:高松3人、高知1人、松山2人、岡山6人、松江2人、姫路2人、三重2人、宇都宮2人、埼玉2人、新潟1人、福岡2人、長崎1人、宮崎2人、鹿児島2人 ・平均勤続年数:8.5年 ・平均残業時間:5.4時間 ・従業員の男女比:男性75.78%:女性24.22% ・新卒3年後離職率:36.4% ・有給取得状況:8.4/20日 日本ハウズイング 552万円 ・初任給:(大卒)23.09万円 ・修士・大卒採用実績(総合職):42人 ・配属勤務地:東京・神奈川・千葉・埼玉20人、大阪2人 ・平均勤続年数:8.4年 ・平均残業時間:18.2時間 ・従業員の男女比:データなし ・新卒3年後離職率:データなし ・有給取得状況:10.5/20日 就活生は要チェック!不動産業界で年収をUPさせる方法 さて、ここまでで不動産業界の年収ランキングをご覧いただきましたが、不動産業界においては職種によって年収1,000万円以上を狙うことも可能です。 最後にそのための方法を大きく3点ご紹介いたしますので、就活生はぜひ参考にしてください。 大手不動産企業に就職する 不動産業界においては大手企業がより高収入である傾向があります。 就職四季報2024年版の情報によれば、不動産業界全体で平均年収TOP5に入ったのは下記の企業となっており、いずれも平均年収は1100万円以上となっています。新卒で不動産業界を視野に入れている方はぜひ参考にしてください。 インセンティブの比重が多い企業を狙う インセンティブとは成果を上げた社員に対して企業から支払われる報酬金を指し、不動産業界においては制約金額の数%が給与として支払われるシステムになっています。 不動産業界におけるインセンティブのパーセンテージは制約金額や物件の種類によって様々で、約3%~30%と幅があります。 高い年収を目指すにあたってはこのインセンティブのパーセンテージが高い企業を狙うのが得策ですので、事前にリサーチしてみると良いでしょう。 不動産投資、売買営業職を狙う 不動産業界の中でも不動産投資や売買営業などは高収入を得やすい仕事として知られています。営業成績次第でインセンティブ額が変動する職種では、制約件数を稼ぐことによって高い年収を確保することに繋がります。 ただし、売買営業職は企業次第で固定給の場合もあるため、事前にきちんと条件をチェックしておきましょう。
2024.03.22
【業界研究】IT業界とは?就活生が聞きたい業界の今後・市場規模・ランキングを解説!
IT業界についての業界研究を進めようと思っている就活生のために、IT業界の仕組みについて詳しく解説しています。 またIT業界の今後の動向や現状抱えている課題、その他就活生が気になるIT業界に必要なスキルについてもお伝えします。 企業選びの参考にIT業界の売上や利益、年収、従業員数、勤続年数やランキングも掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ IT業界は「ソフトウェア業界」「ハードウェア業界」「インターネット・Web業界」「通信業界」「情報処理業界」の5つの分野に分けることができる IT市場は今後も成長が見込まれる業界である IT業界は人材の育成や長時間労働に課題がある IT業界とは? ITとは「Information Technology(情報技術)」の略で、インターネットなどの通信とコンピュータを駆使する情報技術のことをいいます。このIT技術に携わる業種・業態をIT業界と呼んでいます。 近年は、ITに代わってITC「Information and Communication Technology(情報通信技術)」という言葉を活用することも増えてきています。 「Communication(通信、伝達)」という言葉が挿入されていることからも分かるように、ICTとは単なる情報処理ではなく、ネットワーク通信を利用して情報や知識を共有できる産業やサービスの総称のことです。スマートフォンやIoTなどが近年普及している要因はICTによるところが大きいといえます。 ITとICTは基本的には同じ意味ですが、使い分けがなされています。 ハードウェアやソフトウェア、インフラなどコンピュータ関連の技術そのものを指す場合は「IT」、医療や教育などにおける技術の活用方法やその方法論など、ITを用いて情報を伝える場合には、「ICT」という言葉を使います。 就活で業界を調べる際には「IT業界」という文言検索で問題ないですが、IT業界は日々進化しており、ICTという言葉を活用するケースもあるということは念頭に入れておくと良いでしょう。 【就活生向け】 IT業界の仕組み IT業界には、多くの業種や職種が存在しますが、大きくは以下の5種類に分けられます。 それぞれの業界ごとに説明していきます。 ※「主な職種」については、各それぞれの業界で活躍している専門職を中心に記載しています。 ソフトウェア業界 ソフトウェアとは、ハードウェアと呼ばれるパソコン・スマートフォンや周辺機器など、目に見える機器を動かすプログラムの総称です。 ソフトウェア業界では、Windows・macOS・Linux・iOS・Androidのようなオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションを扱っています。「文字入力や計算ソフト」のように、パソコンやスマートフォンにインストールして自分の作業をより効率的にするために使うものもソフトウェアの一つです。 ■代表的な企業名 「Microsoft」 ※Microsoftの日本支社として「日本Microsoft」社があります。 ■主な職種 ・システムエンジニア ・プログラマー ・ネットワークエンジニア ハードウェア業界 ハードウェア業界とは、家電、ゲーム機、PCやキーボード、スマートフォンなどの製品の企画から販売を一貫して行っている業界のことを指します。いわゆる「メーカー」企業のことです。ソフトウェア業界とハードウェア業界は非常に密接した関係にあります。 ソフトウェアの技術がどれだけ向上したとしても、それを出力するハードウェア製品がなければ成り立ちません。たとえば「Apple」社は、iTunesなどのソフトウェアも提供していますが、主にiPhoneやMacBookを発売しているハードウェア企業といえます。 ■代表的な企業名 「日立製作所」「SONY」「NEC」 ■主な職種 ・ハードウェアエンジニア インターネット・Web業界 インターネット・Web業界は、「BtoB」企業と「BtoC」企業の2つに分けられます。「BtoB」企業とは、企業向けにサービスを行う企業群のことで、主にネットワークの構築や企業のホームページの制作、インターネット広告の制作といったサービスを展開している企業群を指します。一方、「BtoC」企業とは、個人(一般消費者向け)へのサービス提供をメインに行っている企業群で、ECサイトの運営やSNSなどのサービスを提供する企業を指します。 ■代表的な企業名 「Google」「amazon」「楽天」「Meta(旧:Facebook)」 ■主な職種 ・Webディレクター ・Webデザイナー ・Webライター ・動画クリエイターなど 通信業界 通信業界は、携帯電話会社などの通信キャリアを扱う業界のことを指します。主な業務として、利用者に電波や回線を提供しており、それに付随するネットワーク設備の保守や運用サービスなども行っています。 インターネットサービスを急成長を実現した立役者は通信業界で、この業界が提供する高速インターネット回線やスマートフォンの普及による成果であることからIT業界にとって不可欠な存在です。通信は今や電気や水道・ガスのような経済インフラの一つといえます。 ■代表的な企業名 「NTTドコモ」「ソフトバンク」「KDDI」 ■主な職種 ・サーバーエンジニア ・ネットワークエンジニア ・データベースエンジニア ・セキュリティエンジニア 情報処理サービス業界 情報処理サービス業界とは、Webサイトで利用するサービスや、企業が利用する情報システムの企画・開発・運用・設計などの業務を行っている業界のことを指します。システムインテグレーター(SI)とも呼ばれています。金融機関や自治体などが運営する社会インフラを担う大規模なシステムから、それぞれの会社が事業を遂行するために利用する業務系システムまでと大小様々なシステムを扱っています。 また、システムの構築・運用だけでなく、顧客企業に対してITを活用した業務効率化を提案するなど、コンサルティング業務も担うケースもあり、この業界は担当する領域が幅広いことが特徴として挙げられます。 ■代表的な企業名 「NEC」「富士通」「NTTデータ」「日本IBM」 ■主な職種 ・ITコンサルタント ・セールスエンジニア CHECK! 文系でも活躍できる職種もある IT業界というと専門職のイメージが強いため理系出身者でないと就職はできないと考えている就活生も多いのではないでしょうか。 近年は、IT人材不足もあり、社内で教育体制を整え育成している企業も増えており、文系出身者の採用を積極的に行っている企業もあります。 また、IT技術職以外にも営業職やコンサルタント職などもあり、コミュニケーション力を活かしてIT業界で活躍できる可能性もあります。 POINT 志望企業を選ぶポイント IT業界の仕事は上記5つの業界が絡み合って成り立っています。企業を選ぶ際には、1つの業界の業務だけを行っている企業なのか、複数の業界の業務を扱っている企業なのかを確認しておくと良いでしょう。 また、現在は1つの業界の業務しか扱っていないが今後は他の業界の業務も扱う予定があるのか等も確認できると、企業選びの選択肢の幅が広がります。記憶に新しい出来事でいくと、楽天の通信業界参入です。通信業界参入はかなり特殊なケースなので資金調達力のある大企業でしか成し得ませんが、現在はハードウェア業界を中心に事業展開をしている企業がソフトウェア業界の業務に参入する可能性は十分にあり得ます。 まずは、自分がIT業界内のどんな業務を行いたいのかをしっかり整理したうえで、今後どのようなキャリアパスを築きたいのかを考えてみるとスムーズに志望企業を探すことができるでしょう。 【就活生向け】 IT業界の市場規模と今後の動向について ここでは、IT業界の現在の市場規模と今後の動向についてお伝えしていきます。 IT業界の市場規模 『矢野経済研究所「国内企業のIT投資に関する調査(2022年)」』によると2021年度の国内民間企業のIT市場規模は13兆5,500億円で、2024年には14兆6,000億円となると予測しています。 2023年10月より施行した「インボイス制度」や2024年1月に施行予定の「電子帳簿保存法」などに対応するため、民間企業のITへの投資は必要不可欠な事項であり、IT需要は引き続き伸び続けると見込まれます。 ※グラフは『矢野経済研究所「国内企業のIT投資に関する調査(2022年)」』のデータをもとに作成しています。 その他にも、Amazonや楽天といったeコマース市場も引き続き堅調に伸びており、AI・メタバース市場の普及も進むことでしょう。 また、政府もICT化に力を入れていることからIT業界は今後も成長していく業界だといえます。 IT業界の動向 ■eコマース市場の普及拡大 数年前から普及し始めた、楽天やAmazonなどのECサイトを活用したインターネットでの買い物は、コロナでの巣ごもり需要が落ち着いた現在でも引き続き堅調に伸びています。 コロナ禍でECサイトを利用したユーザーが定着し、引き続きサービスを活用するようになったことが背景にあります。 『経済産業省「電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました」』によると市場規模はうなぎ上りに推移しており、今後も成長が期待できるでしょう。 ■AI・メタバース市場の普及拡大 AI(人工知能)やメタバースと言った最新技術を活用した市場はIT業界の成長を牽引すると予想されています。現在AIは自動車の自動運転、お掃除ロボット、工場での不良品検知、SiriやAlexaなどのバーチャルアシスタントなど様々な場面で活用されており、昨今では「ChatGPT」というAI対話ツールが脚光を浴びています。 日本のAI主要8市場全体の売上金額は2020年度に513億3,000万円(前年度比19.9%増)となり、2025年度には1,200億円に達すると予測されています。(※) メタバースとは、インターネット上の仮想空間のことをいいます。元々はゲームなどで利用することが多かったサービスですが、コロナ自粛によるオンライン化が進んだ影響で、ビジネスの場でのメタバース利用が普及しつつあります。同資料によると世界のメタバースの市場規模(売上高)は、2021年に4兆2,640億円となり、2030年には78兆8,705億円に まで拡大する見込みで、日本市場においても急速にサービスが拡充していくこととなるでしょう。 ■情報インフラの整備加速、5Gから6Gへ 2020年3月に5Gの提供が開始されました。これによりPCやモバイル端末以外のさまざまな機器からネットワークに接続できるようになりました。現在「ローカル5G」の制度が新設され、医療や製造業(工場)などの多様な分野での5G活用に向けて実証実験等を実施しています。 今後、6G/ Beyond5Gに向けた技術戦略などについても検討していく予定で、より便利な社会インフラ構築を目指し進歩していくこととなるでしょう。(※) ■政府が進めるICT化 政府は今後、さまざまな物をICT化し「生産性の向上」「労働力不足の解消」「業務の効率化」「地域活性化」「災害時支援」に繋げていく方針で動いています。(※) 具体的には、AIやビッグデータ解析などを用いることで、生産・流通過程の更なる業務効率化を図り、場所にとらわれない働き方としてテレワークを推奨することで労働参加率を向上させ、地域活性化・地域経済の縮小化が見込まれるためオンライン診療・オンライン学習を活性化させることで地方に居ながら都会と同様のサービスを受けることを可能とし、地方への移住者の増加を狙います。 さらに、近年急増している災害に対し、迅速かつ効率的な情報収集と情報伝達を目指し、多種多様なセンサーやドローン等をICT活用することで防災に貢献していく予定です。 政府はICT化を進めることで、日本が抱える人口減少・労働力不足・地方創生・自然災害などの課題の解決を目指しています。 このように、民間企業だけでなく官公庁や教育機関・医療機関など多くの分野でICT化の需要は更なる拡大が見込まれるでしょう。 (※)参照『経済産業省「令和4年 情報通信に関する現状報告の概要」』 【就活生向け】 IT業界の今後の課題 IT業界は、私たちの生活に必要不可欠な技術やサービスを提供しており今後も更なる飛躍が見込まれる業界ですが、日本のIT業界ではいくつかの課題があります。 IT人材の確保・育成 急速に進むIT市場の拡大によりIT人材の需要は増加しているにもかかわらず、供給が追いついていないことが大きな課題です。 『経済産業省「IT分野について」』の報告によると、2030年には約79万人のIT人材が不足すると予測されています。 人材不足解消のため、経済産業省は厚労省・文科省と連携を強化し、教育訓練給付によるミドル人材のスキル転換や「中高生などを対象としたプログラミング教育」「2020年から実施されるプログラミングの義務教育化」などを実施していますが、効果が出ているとは言い難い状況です。 IT人材の人手不足問題は、今後のIT業界にとって目を背けることができない課題といえるでしょう。 エンジニアの長時間労働 IT業界は慢性的な人手不足の状況が続いているにもかかわらず、IT技術は日々進歩しているため、現場の1人ひとりのエンジニア・プログラマーへの負担が大きくなり、長時間労働を強いられることがあります。 またIT業界がピラミッド構造(多重下請け構造ともいう)になっている点も長時間労働の要因の一つです。 IT業界では、1つのプロジェクトを複数の企業に振り分けて進行していきます。そのため、下請け企業に所属するエンジニアが元請け企業からの無理な納期設定や曖昧な中間管理によって長時間労働を迫られることが多々あるというのが現状です。 POINT ピラミッド構造とは? ソフトウェア業界の多くは受託開発のビジネスモデルのことをいい、下記のような階層上のビジネスモデルになっています。 ■メリット:自社内だけでは受けられない仕事も下請けに振り分けることで受諾できる。中小企業でも大手企業の仕事に携わることができる。 ■デメリット:元請けからの無理な納期設定を強いられることがある。 曖昧な中間管理により作業が遅れることがある。 【就活生向け】 IT業界で活躍できる人物像 ここではIT業界で活躍できる人物像について把握をしましょう。企業で評価される自己PRを行うためにも、どのような人材が求められているかを知ることは大切です。 向上心があり勉強家 IT業界はトレンドの変化や流れが非常に速い業界です。知識や技術面・業界の流れについて、日々の変化・進化についていけるよう日頃から向上心を持って勉強に取り組める性質があると技術が身に付きやすくスキルアップもしやすいため、必要なスキルといえます。 トラブルに対応できる忍耐力・集中力・継続力・思考力 仕事上でのトラブル解決力も非常に重要なスキルであり、決まった形式を活用するだけでなく、知識力と柔軟な対応が必要が求められます。これを実現するためには、解決するまであきらめずに取り組むための忍耐力・集中力・継続力と論理的思考が必要不可欠となるため必須のスキルといえるでしょう。 適度なコミュニケーション力 IT業界は、1人で黙々とパソコンに向かって仕事をしているイメージが強いかもしれませんが、実際は、顧客や取引先・社内のスタッフなど、多くの人たちと関わりながら仕事を進めていかなくてはならないため、適度なコミュニケーション能力は不可欠です。 職種によっては、ITに詳しくないクライアントに対して説明やヒアリングを行う場合もあります。クライアントにわかりやすい言葉で説明したり、クライアントの求めていることを引き出したりと高いコミュニケーション能力が求められるケースもあります。 職種に応じたPCスキル IT業界は当然ですが、他の業界に比べてパソコンでの仕事が多く、高いPCスキルが求められます。どの程度パソコンが使いこなせるかというのは職種により様々ですが、IT業界ではPCスキルは必要不可欠です。 企業の求める人物像を理解したうえで、自分の特性を活かした自己PRを書くと良いでしょう。 就活生が気になるIT業界ランキング ここでは日本法人のIT業界の業績と社内環境のランキングを掲載します。企業選びの参考にしてみてください。 IT業界の業績ランキング ※ランキングは2023年に発表された各社の有価証券報告書をもとに作成しています。 ※NTTデータの売上はグローバルソリューション事業単体のものです。 ※日立製鉄所の売上はデジタルシステム&サービス部門単体のものです。 ※野村総合研究所の売上はコンサルティング事業の売上を除いています。 ※各社の有価証券報告書( (NTTデータ ・富士通 ・日立製鉄所 ・NEC(日本電気) ・野村総合研究所) 売上高での1位はNTTデータで4兆917億、2位が富士通で3兆7,137億6700万円、3位が日立製鉄所で2兆2,890億円、4位がNEC(日本電気)で1兆7,755億5,800万円、5位が 野村総合研究所で6,443億4,400万円となっています。 選考企業を選ぶ基準は売上高以外にも様々な視点がありますので、本ランキングは業界を知るうえでの参考程度に確認しておくと良いでしょう。 POINT 業績を確認する際のポイント 企業の業績を見る場合には、「売上高」「経常利益」「利益率」の3指標に気を付けてチェックしてみましょう。 ■売上高:企業の財務力・ビジネスの規模を表している ※売上高の大きい企業のほうが行っているビジネスの規模が大きく、金融機関からの融資も受けやすい。 ■経常利益・利益率:企業が行っているビジネスの成否を示している ※利益が出ていない、赤字の場合、何らかの問題がある可能性がある。 ※成長企業の場合、収益を投資に回しているケースもあるので、「成長率」も確認しておくと良い。
2024.03.22
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履歴書
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履歴書写真で就活の合否が決まる!?基本のルール4つと身だしなみのポイント
「履歴書の写真ってやっぱり気を遣った方が良いのかな?」 「証明写真で合否って左右されるのかな・・・」 このように、履歴書の写真を用意するにあたって不安を感じている就活生は少なくないかと思います。結論、履歴書の写真だけで合否が決まることはありませんが、第一印象を大きく左右するため影響があるといえます。 そこで本記事では就活における履歴書写真の用意の仕方について、基本ルール4つと身だしなみのポイントを中心にお伝えしたいと思います。ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 履歴書写真は合否の判定に間接的に作用する 履歴書写真はサイズ、撮影時期、背景色に注意 履歴書に貼る際には裏面に氏名と連絡先を書くのがベター スピード写真利用時には足元に注意が必要 履歴書写真で就活の合否は決まる? 冒頭でお伝えした通り、履歴書写真によって合否が決まることはありませんが、第一印象は大きく左右されます。 よれよれのスーツや寝ぐせがついたままの格好で履歴書写真に写っていたり、眠そうでやる気のない表情になっていると「常識が欠けているのではないか」「やる気がないのではないか」などとネガティブな印象を持たれやすく、間接的に不採用へ繋がりかねません。 そのため、就活の履歴書ではいかに良い印象を作れるかが勝負となります。 就活における履歴書写真の基本ルール 履歴書写真を撮影するにあたっては押さえておきたい4つのポイントがありますので、ここで把握しておきましょう。 サイズは「縦4cm×横3cm」 履歴書に貼る写真のサイズとしては縦4cm×横3cmが一般的です。 Web上で写真を送る際の推奨サイズは「560×420ピクセル」が一般的といわれていますが、必ずしもこのサイズでなければならないわけではなく企業によって推奨サイズが異なるため、志望企業のサイズはどれくらいなのか事前に確認するのがベターです。 撮影日から3ヶ月以内の写真を使用する 撮影後日が経過しすぎてしまうと髪型や体型などが変化している可能性があるため、履歴書に貼る証明写真は撮影日から3ヶ月以内のものを使用するのがマナーです。 背景色は白、青、グレーを選ぶ 証明写真の背景は白、青、グレーの中から選ぶようにしましょう。白が最も無難ですが、スーツの色味なども考慮して選びます。 写真の裏には「氏名と連絡先」を書く 履歴書に貼った写真が剥がれてしまった場合、その証明写真を見ただけでは誰のものかがわからなくなってしまいます。 そういった場合に備え、写真の裏面には氏名と連絡先(場合によっては学校名も添える)を記載しておくと良いでしょう。 就活における履歴書写真撮影の注意点 履歴書写真を撮影する際には表情や姿勢以外にも気を配る必要があります。そこでここでは証明写真を撮影する際に注意すべき点についてご紹介します。 姿勢は胸を張って背筋を伸ばす 証明写真を撮る際は胸を張って背筋を伸ばし、顎を引いて美しい姿勢で撮影するようにしましょう。 首が前に出ていたり背中が丸まっていたりするとだらしない印象を与えかねないため、横から見た時に耳と肩の位置が一直線になるように調整します。 もし姿勢を伸ばすとカメラの枠内に入らないという就活生は、椅子の高さやカメラの位置を調整して視線がカメラと並行になるように工夫しましょう。 足元にも留意する 表情や姿勢などの写真に写る部分にしか気を配っていない就活生も多いと思いますが、スピード写真機で撮影する場合には足元にも注意が必要です。 スピード写真機には足元にストロボ(写真撮影の時に用いる光度の高い放電管)が設置されており、足を開いた状態で撮影するとそのストロボの光を遮ってしまい、写真に不自然な影ができたり顔が暗く写ったりする可能性があります。 そのため、写真機での撮影時には両足を閉じて座るのがベターです。荷物がある場合には、椅子と足の間に置くなどしてストロボを遮らないようにしましょう。 画像は過度に加工しない プリクラやアプリで過度に加工した写真は実際のイメージとかけ離れてしまう可能性がありますので、加工のし過ぎには注意が必要です。 就活における履歴書写真の撮影方法 証明写真を撮る方法としては主に「自撮り」「スピード写真」「写真館」の3つがあり、それぞれ下記のようなメリット・デメリットがあります。 とにかく費用を抑えたい場合には自撮りをしたりスピード写真機を利用するのも一つですが、最も推奨されているのは写真館で撮影する方法です。 写真館を利用すれば写真自体のクオリティが高くなることに加え、表情や姿勢のアドバイスを受けられ、ニキビや顔のゆがみといった点についても不自然でない程度に加工してもらえるため良い第一印象を演出しやすくなります。 企業の採用担当者も写真館で撮影した写真についてはすぐに気がつくため、就活に対する意欲の高さを実感してもらうことにも繋がるでしょう。 就活における履歴書写真撮影時の身だしなみポイント 最後に、履歴書写真を撮影する際に把握しておいていただきたい身だしなみのポイントをご紹介しますので、こちらもぜひ参考にしてください。 男性 まずは男性です。スーツの色は黒やネイビーなどの落ち着いた色のスーツが好ましいです。必ずしも無地である必要はなく、派手でなければストライプ柄が入っていても大丈夫です。 シャツは白い無地のものを選び、アイロンがけをしたりクリーニングに出したりしてシワがない状態にしておきましょう。ネクタイは色や柄が派手でないものを選び、上まできっちりと締めます。 髪は短くカットしてワックスなどで適度にまとめ、清潔感を演出しましょう。髪色は黒がベターです。 また男性の場合はひげが伸びていると清潔感がないように見えるため、証明写真を撮る前にしっかりと剃っておきましょう。 女性 女性も男性と同じく黒かネイビーのスーツを選び、インナーには白いブラウスかシンプルなデザインのカットソーを着用しましょう。 また胸元が開きすぎているものやフリルなどの装飾が多いものは派手な印象を与えやすいため避けるのが無難です。髪色は必ずしも黒でなければいけないわけではありませんが、明るすぎる髪色の人は暗めの茶色に染めておくのが安心です。 髪の長さが肩より長い人は後ろで1つに束ねるか、ハーフアップにすると清潔感が出ます。 前髪は目にかかってしまうと暗い印象を持たれてしまうことがあるため、長い人はピンでとめるか横に流して目と眉毛が見えるようにすると明るくスッキリして見えるでしょう。 また女性はメイクもポイントとなります。就活でのメイクはナチュラルメイクが基本ですが、証明写真を撮る際はフラッシュなどの光で色が飛んでしまう場合があるため、面接の際よりもしっかりめに色味をつけるのがコツです。 また証明写真ではチークを頬に入れることで血色がアップしより顔が華やかに見えるため、意識的に使ってみましょう。リップは赤などの派手な色は避け、コーラルピンクやベージュ系のオレンジなどを使用すると品のある仕上がりになります。
2024.03.22
【就活用】履歴書の郵送準備まとめ|封筒の選び方から書き方まで徹底解説
「履歴書を郵送したいけど何をどう書けば良いのかわからない」 「封筒の書き方はなんとなくわかるけどいまいち自信がない・・・」 このように、履歴書を郵送するにあたって不安があるという就活生は少なくないでしょう。本記事ではそんな就活生に向けて、履歴書を郵送するにあたっての準備に必要な情報をまとめました。 封筒の選び方から書き方までをお伝えしておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 郵送準備をする前に履歴書の内容を見直すのがベター 履歴書の郵送にあたっては「A4サイズの書類が入る白い封筒」を選ぶのがベスト 履歴書の郵送にあたっては「添え状」を用意する必要がある 【郵送の準備をする前に!】履歴書の最終チェックリスト 履歴書を郵送する準備をする前に、まずは自分が用意した履歴書や同封する添え状に不備がないか、下記のチェック項目をもとに確認しましょう。もし不備が見つかった場合にはすぐに対応してください。 ・誤字脱字がないか ・空欄がないか ・フリガナを書き忘れていないか ・写真は剥がれかかっていないか ・写真がまっすぐ綺麗に張られているか ・押印されているか(履歴書に押印欄がある場合) ・略称を使用していないか (住所は「〇丁目〇番地〇号」になっているか、高校ではなく「高等学校」になっているか、就活ではなく「就職活動」になっているかなど) ・入学、卒業時期の年月日は間違っていないか ・履歴書のコピーを印刷したか(面接準備のために必要) ・添え状を用意したか 就活の履歴書の郵送用・封筒の選び方 履歴書の最終チェックを終えたら、履歴書を入れる封筒を選びましょう。色は白いものを選ぶのが無難です。 ない場合は茶封筒でも問題はありませんが企業に届いた他の郵便物と混ざってしまう可能性があるため、可能な限り白の封筒を使用してください。 サイズについては履歴書のサイズに合わせるのが基本ですが、履歴書は通常A4かB5サイズのため、A4サイズの書類が入る封筒を用意すると良いでしょう。 就活の履歴書を郵送する際の封筒の書き方 封筒の選び方を把握できたところで、次は履歴書を郵送する際の封筒の書き方を確認していきましょう。 表面 封筒の表面には「宛名」「住所」「赤字で〇〇在中」の3要素を書きます。宛名を書く際には下記の3点に留意しましょう。 ・企業、部署宛へ送付する場合は「御中」と書く ・個人宛へ送付する倍は「様」と書く ・個人名が不明な場合は「〇〇ご担当者様」と書いてもOK 住所は略さず「丁目、番地、号」を用いて記載し、最後に赤字で「履歴書在中」と忘れずに書きます。 裏面 封筒の裏面には封筒の中央より左側に、自分の住所と差出人名(自分の名前)を記載しましょう。 就活の履歴書に同封する添え状の書き方 履歴書を郵送する場合には添え状が必要となりますので、ここで書き方を把握しておきましょう。 日付 まずは右上に日付を記載しますが、こちらは作成した日付ではなく投函する日付を書きます。西暦でも和暦でも問題ありませんが、全体を通して統一するようにしましょう。 宛名 左の上側に宛先を書きます。企業や部署宛てで郵送する場合には「正式会社名+正式部署名+御中」と書くようにしましょう。 差出人 右側には差出人情報として「大学名」「学部・学科」「氏名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」を記載します。 タイトル 添え状のタイトルは趣旨が一言でわかるよう、「選考応募書類の送付につきまして」などと中央揃えで記載するのがベターです。 本文 添え状の本文を書く際は下記の3ポイントを意識して書いてみましょう。 (1)「拝啓」「敬具」などの頭語を書く (2)時候を書く (3)「敬具」「敬白」などの結語で閉める 記 結語から一行空けて中央揃えで「記」と記入し、その下に送付書類を記載して何が同封されているかがひと目でわかるようにしましょう。最後には右下に「以上」と書いて締めくくります。 履歴書を郵送する際の注意点 最後に、履歴書を郵送する際の注意点をご紹介します。マナー違反を避けるためにも、郵送する前には必ずチェックしておきましょう。 切手の料金を間違えないようにする 切手の料金は封筒のサイズや重さによって異なります。自分ではわからないという就活生は郵便局で料金を計算してもらうのが確実です。 郵便局に行く時間がないという就活生は下記の料金表を参考にしてください(※下記の表は2023年11月時点での料金を元に作成しております)。 参考:定形外郵便物の料金 のりづけを忘れない 必要書類が全て揃っているかを確認して封筒に入れたら、最後に封筒をのりづけします。 水のりを使うと封筒がふやけてしまうことがあるため、スティックタイプののりか両面テープを使用すると良いでしょう。 封字を書く 封筒をのり付けしたら下記のように「〆」を使うなどして封字を書きます。 提出期限を守る 履歴書の提出期限を守ることは最低限のマナーです。履歴書の提出期限には「必着」と「当日消印有効」の2パターンがあり企業によって異なるため、企業の締切情報を見て把握しておきましょう。 必着とは、指定された日程までに郵送物を送り先に必ず届けるという意味になります。そのため「4月30日必着」の場合は、4月30日にはすでに企業に履歴書が届いている必要があります。つまり、4月30日よりも前に投函しておく必要があるということです。 一方で当日消印有効とは、郵便局にて押された消印が期日以内であれば書類を受け付けてもらえるという意味になります。 たとえば「4月30日 当日消印有効」とされている場合は、4月30日までの消印さえあれば問題ないということになります。 どちらにせよ、履歴書などの大切な書類は余裕を持って早めに投函するようにするのが無難です。
2024.03.22
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エントリーシート
このカテゴリのページを見るエントリーシート(ES)の書き方など就活に役立つ情報をお届けしています。
【例文つき】優秀な就活生が実践しているエントリーシートの書き方まとめ
「エントリーシートの書き方がいまいちよくわからない」 「自己PRと同じ内容になってしまってこのまま提出して良いのか不安」 このように、エントリーシートの書き方に不安がある就活生は多いのではないでしょうか? 本記事では、優秀な就活生が実践しているエントリーシートの書き方についてご紹介いたします。例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ エントリーシートでは就活生の考え方や価値観、人柄などをチェックされている エントリーシートと履歴書の内容は重複しても良い エントリーシートでは「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」を問われやすい エントリーシートはフレームワークに沿って回答するのがベター エントリーシートの提出前には最終チェックを怠らない 就活における「エントリーシート」とは? エントリーシートとは、採用選考の材料とするために企業が就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための書類で、面接時の参考資料としても用いられます。 採用を行うにあたって、企業は業務に適性があり自社の社風やビジョンとマッチしている、あるいは貢献してくれる可能性の高い就活生を求めており、そういった人材かを判断するために上記のようなポイントをチェックしようとしているのです。 中には「エントリーシートと履歴書って同じじゃないの?」と感じている就活生もいるかと思いますが、両者には明確な違いがあります。 エントリーシートはあくまで採用のために活用する資料ですが、履歴書は入社後も氏名や住所、生年月日、連絡先、学歴などが従業員のデータとして保管されることが一般的です。 またエントリーシートは志望動機や自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などその企業ごとにチェックしたい項目や文字数を設定してフォーマット化していることが多いですが、履歴書は企業が用意しているもの以外にも、大学が用意しているものや市販のものなどがあります。 ただ、エントリーシートの内容は履歴書と被っても問題ありませんので、エントリーシートと履歴書の双方を提出する必要のある場合には基本的にエントリーシートへ具体的な回答を書き、履歴書にはそれを要約したものを書くようにすると良いでしょう。 ちなみに、エントリーシートは基本的に企業が独自で用意していることが一般的であるため、質問項目はの問われ方は企業によって異なります。 ただし、どの企業でも共通して聞かれやすい質問がありますので、次の項目でチェックしておきましょう。 就活におけるエントリーシートでよくある質問 エントリーシートにおいてよく聞かれる質問項目について、ここでは下記の3つに大別してご紹介しますので、ぜひこの内容をもとに答え方を想定しておきましょう。 ・志望動機・就職活動に関する設問 ・自己PR・ガクチカ、自分自身に関する設問 ・業界特有の設問 志望動機・就職活動に関する質問 志望動機や就職活動に関する設問としては下記が挙げられます。 ★入社してやってみたいこと ★将来の夢 ★今後のキャリアについて(3年後、5年後、10年後) ★あなたにとって仕事とは ★あなたにとって働くとは ★就活の軸 ★就職活動を行う上で重要視していること ★仕事で大切だと思うこと ★仕事とプライベートどちらが大切か ★この業界を選んだ理由 ★他社にもエントリーしているか ★当社の志望順位 ★同業界の中でも当社を選んだ理由 ★当社のどこに魅力を感じたか ★当社の好きな商品とその理由 ★経営理念のどこに共感したのか ★あなたが面接官なら自分を採用するか ★当社が内定を出したら就活やめるか ★当社のホームページを見た感想 ★当社に求めるものや期待していること ★新商品の提案 自己PR・ガクチカ、自分自身に関する質問 自己PRやガクチカに関する設問としては下記が挙げられます。 ★長所・短所 ★アルバイトでの経験 ★今までで一番の挑戦 ★自ら行動した経験 ★一番の成功体験 ★挫折した経験 ★学生時代に特に力を入れたこと ★あなたを採用したら当社にどんなメリットがあるのか ★これまでの人生で最も嬉しかったこと ★最も辛かったこと・苦しかったこと ★失敗から学んだこと ★やりがいを感じる時 ★日頃から心がけていること ★あなたの信念 ★昔から継続している習慣 ★意思決定をする際に意識していること ★達成感を得た出来事 ★部活動について ★サークル活動について ★ゼミに所属していたか ★卒論のテーマ ★研究内容 ★一番印象に残っている授業 ★今の大学を選んだ理由 ★インターン経験 ★周りからみたあなたの印象 ★あなたを表す四字熟語 ★あなたのキャッチフレーズ ★あなたを漢字1文字で表すと何か ★趣味は何か ★特技は何か ★最近気になったニュース ★あなたを物に例えると何か ★あなたを動物に例えると何か ★最近読んだ本 ★1,000万円あったら何に使うか ★一つ夢が何でも叶うとしたら何を願うか ★今後日本が解決すべき問題 ★リーダーになるために必要なもの ★あなたの地元をPRするなら ★信頼を得るために大切なこと ★友達も知らない、あなたの秘密 業界特有の質問 最後に、業界特有の質問としては下記のようなものが挙げられます。 ★最近見たCMの中で一番印象に残っているもの ★今まで受けたサービスで一番印象に残っているもの ★日本の現在の経済状況についての見解 ★若者の〇〇離れの原因についての見解 ★新しいビジネスモデル、サービス内容の提案 ★面白いと思う写真を撮り、その写真にタイトルをつけて ★あなたが持っている中で一番面白いと思うエピソード ★あなたにとってエンターテイメントとは何か ★あなたが今注目している人にインタビューして聞いてみたいこと 【例文つき】就活におけるエントリーシートの書き方 ここではエントリーシートで必ずと言っても良いほど聞かれる質問である「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」の書き方についてそれぞれご紹介していきます。 それぞれの質問に対する企業によるチェック観点もお伝えしますので、書き方と一緒に確認してみてください。 志望動機の書き方 就活のエントリーシートにおいて、企業は志望動機を通して下記の2点をチェックしています。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できないため、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしています。 上記の内容を念頭において、志望動機を書いていきましょう。志望動機を書くにあたっては下記のフレームワークに従うとより読みやすい内容になります。 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト) ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。これらを念頭におくと、実際に下記のような志望動機を書けるようになるはずです。 【当社に興味、関心を持った理由・ 入社してやってみたいことを教えてください。】 「誇りを持つ製品を通じて途上国発展に寄与し、関わった国の成長を五感をもって体感する」との目標達成にあたり貴社が最適と考えるからです。 2年おきに4度ベトナムを訪れた際、渡航する度に急速に発展していく姿を目の当たりにし、これ以上に現実感の伴った成長を感じるフィールドは無いと確信しました。バックパッカーとして14カ国を訪れた際は不衛生な水道水やゴミ山問題からインフラ整備が不十分な現状を実感し、途上国の生活水準向上へ貢献したい想いを強くしました。 高い技術力によって製造されるポンプを通じて世界中の電力インフラ、水インフラへ貢献すると共に、今後も新興国を中心とした海外展開を加速する方針の貴社でこそ自身の目標を達成できると考えています。 また営業として貴社の製品を世界へ広め、途上国発展へ寄与したいと考えています。 参照元:unistyle/選考通過者インターン選考ES(荏原製作所) この例文は「志望理由→背景・理由→企業を選んだ理由→入社後について」の流れで、読みやすい構成で書けており、特に背景・理由や企業を選んだ理由の部分が具体的で理解しやすい内容となっています。 入社後についてもう少し具体的に書けるとより良くなるでしょう。 自己PRの書き方 続いては自己PRの書き方についてです。自己PRでは主に下記のポイントをチェックされています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたり、就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ています。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしているのです。実際に自己PRを書く際は、下記の流れに従うと読みやすい文章を書けるようになるでしょう。 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 ガクチカの書き方 続いてはガクチカの書き方についてです。企業はガクチカにおいて下記の2点をチェックしています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。 実際にガクチカを書く際は、流れに沿って書いてみてください。 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。この流れに従えば下記のようなガクチカを作成できるでしょう。 【あなたが自分自身に課しているルール(いつも心がけていること)について、理由・エピソードを添えて教えてください。】 私は「夢叶うまで挑戦」という言葉を心掛けています。理由は夢を叶える過程で自己成長できるからです。 私は大学時代、アカペラサークルに所属していました。私のバンドの目標はサークル内で年に2度あるオーディションに合格して、大きなステージで歌うことでした。 しかし、中々結果が出ず、目標を諦めかけた時期がありました。その時、私は呑み会を企画することで話し合いの場を設けました。具体的には自分たちの強みや曲選び、衣装にも拘って話し合い、聞いてくれる人と一緒に楽しめる空間作りを目指しました。そして、自分たちに欠けている部分を明確にし、それを補完しながら挑戦し続けました。 その結果、大学4年の冬に一番大きなサークルライブのステージに立つことができました。ステージから見た景色は忘れられません。 私はバンド活動を通して、グループでのリーダーシップやマネジメント力が身に付き、目標達成のためのアプローチの仕方を学びました。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(全日空空輸(ANA)) この例文も「結果→動機→目標・課題→取り組みや対策→結果→学び」という読みやすい構成で書けています。より良い内容にするには、「聞いている人と一緒に楽しめる空間・時間を作る」ために行ったことについてより具体的に書けると良いでしょう。 エントリーシートを書く際の注意点 ESを作成したら、最後に以下のチェック項目を確認してみましょう。もし当てはまるものがあれば提出する前に修正します。家族や先輩など、周りの社会人に客観的な視点でチェックしてもらうことができればなお良いでしょう。 ✓ 誤字脱字がないか ✓ 話し言葉を使っていないか ✓ 文体は統一されているか(です、ます調/である調) ✓ 結論ファーストになっているか ✓ 記入欄の8割以上を埋められているか ✓ 読みやすい字で書けているか(手書きの場合) 特にWeb上でエントリーシートを作成する場合はタイプミスや変換ミスが起こりやすいため留意しましょう。
2024.03.28
【就活】エントリーシート(ES)とは?履歴書との違いを紹介|書き方&例文も
「そもそもエントリーシートって何?」 「履歴書とは何が違うの?内容は被っても良いの?」 このように、企業にエントリーシートを提出するにあたってお悩みの就活生は多いのではないでしょうか? 本記事ではエントリーシートの役割と履歴書との違いをお伝えしたうえで、エントリーシートでチェックされるポイントをご紹介します。例文を交えて書き方もお伝えしますので、不慣れな就活生はぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ エントリーシートは、就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための提出資料 エントリーシートはあくまで採用選考で使用するものであり、履歴書は入社後も従業員のデータとして使用されるのが一般的 エントリーシートと履歴書の内容は重複しても良い エントリーシートでは「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」などを問われる エントリーシート(ES)とは? エントリーシートとは、採用選考の材料とするために企業が就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための書類になります。 採用を行うにあたり企業は、業務に適性があり自社の社風やビジョンとマッチしている、貢献してくれる可能性の高い就活生を求めており、そういった人材かを判断するために上記のようなポイントをチェックしておく必要があるのです。 もちろん書類を見ただけでその就活生の全てを把握できるわけではないため、エントリーシートの内容を参考にしつつ、その次の面接ではよりその就活生について深くチェックする動きが取られています。 エントリーシート(ES)と履歴書の違い 「エントリーシートと履歴書って同じじゃないの?」と感じた就活生もいるかと思いますが、両者には若干の違いがあります。 エントリーシートはあくまで採用のために活用する資料ですが、履歴書は入社後も氏名や住所、生年月日、連絡先、学歴などが従業員のデータとして保管されることが一般的です。 またエントリーシートは志望動機や自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などその企業ごとにチェックしたい項目や文字数を設定してフォーマット化していることが多いですが、履歴書は企業が用意しているもの以外にも、大学が用意しているものや市販のものなどがあります。 【エントリーシートと履歴書の内容は重複しても良い】 エントリーシートと履歴書の両方を企業に提出する場合、志望動機や自己PRなどの内容が重複してしまうかと思いますが、同じ内容を記載しても問題ありません。 この場合、企業はエントリーシートの内容を主軸に選考を進めると考えられるため、エントリーシートに詳細な志望動機や自己PRなどを記載し、履歴書にはその内容を要約したものを書くようにすると良いでしょう。 エントリーシートで就活生がチェックされるポイント 次に、ここではエントリーシートで必ずと言っていいほど聞かれる「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」について、どういったポイントをチェックされているのかお伝えします。 志望動機 就活のエントリーシートにおいて、企業が志望動機を通してチェックしているのは下記の2点です。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、たとえ内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できず、企業と就活生双方にとってマイナスになってしまいます。 その点から、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしているのです。 自己PR エントリーシートの自己PRにおいては主に下記のポイントをチェックされています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたり、就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ています。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしているのです。 ガクチカ ガクチカのおいては下記の2点がチェックされています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。 就活におけるエントリーシート 書き方の基本 続いては、上記でご紹介した項目それぞれの具体的な書き方をご紹介いたします。 志望動機の書き方 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト) ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。 自己PRの書き方 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 ガクチカの書き方 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。 エントリーシートの例文 では、具体的にはどういった内容を書けば良いのでしょうか?ここでは実際にあったエントリーシートの質問項目とその回答例について、ポイントと留意点をお伝えします。 志望動機(志望度)・就職活動に関する設問と回答例 【あなたの10年後のキャリア像を教えてください。また、そのキャリアに向かって現在取り組んでいることがあれば教えて下さい。】 10年後私は、貴社で広告・宣伝もしくは営業推進の部署で仕事をしていたいです。私は貴社でやりたいことが3つあります。 1つ目は、営業として会社の売り上げに貢献すること。2つ目は、広告・宣伝や営業推進に関わることで、シェア拡大するための提案をすること。3つ目は、商品を企画し生み出すことで、直接お客様の求めるニーズを満たすことです。 入社後5年ほどはしっかりと営業で成績を出したいと考えています。販売店の方やお客さまの意見を聞き、まずはそのニーズにしっかりと応えられる営業マンになります。また、営業で得た情報を会社に持ち帰り共有することで、新製品開発に繋げたいです。その後、広告・宣伝の仕事か営業推進の仕事に携わり、製品のシェアを広げる仕事をします。 最終目標としては市場全体のニーズを理解した上で商品企画の部署に移り、それまでに得た知識と経験を生かして、ニーズに応えられる新製品をゼロから創り出していきたいです。 参照元:unistyle/内定者本選考ES(大王製紙) やりたいこととして挙げている3つのものについて、取り組みの流れを具体的に「何年間はこれをやって、その後はこれをやる」と設定できており、とても説得力のある内容になっています。 ただし、やりたいこととして挙げている3つのことについて、説明する際に少しでもその企業にからめて書けるとより良くなります。また設問で「そのキャリアに向かって現在取り組んでいること」も聞かれているため、それについても触れられるとより志望度が伝わるはずです。 自己PR・ガクチカ、あなた自身に関する設問と回答例 【アルバイト経験やアルバイトでがんばったことを教えてください。】 私は塾講師のアルバイトを通じ、生徒が納得のいく人生を歩めるよう努力しています。 塾に通う受験生の多くが偏差値で立地だけで大学を決めているという現状を知り、それでは入学してから何の目的も持てずにダラダラ過ごしてしまうかもしれない、せっかく頑張って入学してもしても勿体ないと感じたからです。そこで私は志望大学を決める前に生徒自身に将来図を描かせています。 なんとなく決めた大学に入学するための勉強という考え方ではなく、自分で描いた将来図の第一歩として勉強するという思考に変換したところ、生徒も納得感を持ちながら受験勉強に取り組めるようになりました。 この経験から相手の幸せのためには双方向のコミュニケーションが必要だと学びました。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(三谷商事) 動機の部分を明確に書けているため読み手が理解しやすい内容になっています。 ただし、ガクチカのフレームワークの「結果→動機→目標・課題→取り組みや対策→結果→学び」のうち、「目標・課題」の部分が欠けているため、ここを補えればより説得力のある内容になるでしょう。 ※UniへのCV導線CTAを掲載する
2024.03.22
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ガクチカ
このカテゴリのページを見るガクチカを履歴書やESに書く方法や面接でのガクチカのアピール方法についてお伝えしていきます。
ガクチカとは?どんな就活生でも「刺さるガクチカ」が書けるフレームワーク6STEP【例文あり】
就活において頻繁に耳にする「ガクチカ」。これは「学生時代に力を入れたこと」を指し、就活ではES(エントリーシート)や面接における頻出質問として特に力を入れて対策しておくべきといわれています。 そこで本記事では企業が就活の選考でガクチカを聞く理由やガクチカと自己PRの違いについてお伝えしたうえで、ガクチカの書き方をご紹介いたします。例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ ガクチカとは「学生時代頑張ったこと・力を入れたこと」の略称 ガクチカでは「自社へ貢献できる能力があること」「その能力を引き出せるモチベーションの源泉を把握していること」をチェックされている ガクチカでは「再現性の有無」「業務で活かせる学びの有無」などを見られている ガクチカを思いつかない時には「困難を乗り越えた経験」などから逆算するのがコツ ガクチカとは? ガクチカとは「学生時代頑張ったこと・力を入れたこと」の略称です。 就活の選考においては「学生時代に打ち込んだことは?」「学生時代に成し遂げたことは?」など、あらゆる言い回しで必ずと言っても良いほど質問される項目になります。 ガクチカと自己PRの違い 「ガクチカと自己PRって同じではないの?」と感じる就活生もいるかと思いますが、たしかにガクチカも自己PRも「その就活生が自社の求める人物像に近いか」を知るための指標である点においては同じです。 ここでいう「自社の求める人物像」とは「自社の利益に貢献できる人材」と捉えるとわかりやすいかと思いますが、自社の利益に貢献できる人材とは主に下記の2点を網羅している人材を指します。 (1)自社に貢献できる能力があること (2)その能力を100%引き出すモチベーションの源泉を理解していること 企業は自己PRで上記(1)の「企業に貢献できる能力を備えているか」についてチェックしていますが、ガクチカではそれに加えて上記(2)の「その能力をMAXまで引き出すモチベーションの源泉がどこにあるか」についてもチェックしているのです。 ガクチカと自己PRで同じエピソードを用いるとしても、ガクチカでは「なぜその活動に取り組んだのか」「具体的にどのように取り組んだのか」までを書く必要があります。 そこで本記事ではより説得力のあるガクチカを書けるよう、ガクチカのフレームワークをご紹介いたします。 本記事でご紹介するフレームワークをもとにご自身ならではのエピソードを盛り込むことで、他の就活生には書けないガクチカを作ることができるでしょう。 就活の選考でガクチカを聞かれる理由 ガクチカを作成するにあたってはなぜ企業は就活の選考でガクチカを聞くのかの意図を把握しておくとより効果的なアプローチが期待できますので、ここで簡単に見ておきましょう。 何に挑戦し、どのような成果を出してきたのかを知るため 企業はガクチカを聞くことでその就活生が学生時代にどのようなことに挑戦し、どういった成果を出してきたのかを知ろうとしています。 一般的な学生にはまず経験できないような取り組みや素晴らしい成果を残している場合には、それ自体が評価の対象となりますが、それだけで周りの就活生と大きな差をつけられるわけではありません。 成果の規模にかかわらず、その経験からどういったことを学び、その学びをいかに次へ活かせるかが重要な指標となります。 ガクチカでは「その経験から得た学びが志望企業の業務で活かせるものである」ということを示すのが大切です。 またガクチカでは「その経験に対してどのように取り組み、どういった課題や目標に対して行動し、どのように改善したのか」という点についてもチェックされています。 ここで主体性があるか、物事を自責で捉えてより高みを目指そうとする姿勢があるかなどを見ることで、その就活生の今後の伸びしろやポテンシャルをチェックしているのです。 自社が求める人物像とマッチするかを確認するため 企業はガクチカを通してその就活生の思考力やモチベーションの源泉が、自社が求める人物像とマッチしているかを知りたいとも考えています。 思考力については物事に対してどの程度考えを巡らせ、それをどのようにアクションに落とし込むことができるのかを見ることで、社会人としてモノを売ったり課題解決のためのアイデア出しをどの程度行えるかをチェックしようとしています。 またモチベーションの源泉については、何にやる気を感じてモチベーションが高まる人材なのかを見ることで、自社での業務でも同様な効果を期待できるかを確認しています。 なお、企業は自社にマッチする人材かどうかを見るために、思考力やモチベーションの源泉についてのエピソードの端々に現れる就活生の人柄も同時にチェックしています。 就活におけるガクチカの評価基準とは? 実際にガクチカを書く際には「どういった点を評価されるのか」を意識しながら書くだけでよりアピールに繋がりやすくなります。そこでここではガクチカの評価基準についてもお伝えしたいと思います。 エピソードに再現性があるか ここでいう再現性は、"ガクチカに書いた経験をその企業に入社してからも活かせるか"を指しています。 学生時代にどんなに素晴らしい経験をしていても、どんなに大きな成果を上げていても、そこからの学びや培った能力を業務で活かせなければ企業にとってはメリットを感じられません。 そのためガクチカでは成果よりもプロセスを重要視し、企業に合った強みをアピールすることが重要なのです。 企業で活かせる学びを得ているか こちらも当然といえば当然ですが、どんなに素敵な強みを持っていても、どんなに良い学びを得ていても、その企業で活かせるものでなければ強みアピールには繋がりません。 ガクチカにおいては「その経験から得られた学びが、志望企業の仕事内容で活かせるものであること」を示す必要があるのです。 「どのように取り組んだのか」「どのような課題や目標があったのか」「それに対してどう改善したのか」を重点的にチェックされていますので、この点には必ず触れるようにしましょう。 ガクチカではどういったことに対しても自責で捉え、自らのアクションによって改善していこうとする姿勢を見せることでスタンス面での評価を受けやすくなり、今後伸びしろに期待してもらえる効果も見込めます。 「思考力」「モチベーションの源泉」「人柄」を示せているか ガクチカでは特に「思考力」「モチベーションの源泉」「人柄」の3点をアピールするのが重要です。 思考力についてはロジカルシンキングが備わっていることをアピールすることで、商材を売ったりアイデアを出したりといった業務全般に必要な能力がどの程度あるかを企業に把握してもらう効果が期待できます。 モチベーションの源泉については、自分がその取り組みの中で何に対して意欲ややりがいを感じたのかが伝わるように書くことで、自分の適性がどういった業務にあるのかを企業に把握してもらいやすくなります。 そして企業は自社が求める人物像により近い人材を採用したいと考えているため、その人の性格や価値観が企業の社風やビジネスモデルに沿っているかを把握しやすいよう、ガクチカにおいては人柄についても触れておくのが望ましいです。 どんな就活生でも「刺さるガクチカ」が書けるフレームワーク6STEP ガクチカの評価基準を把握できたところで、ここからはガクチカの書き方について見ていきましょう。 ガクチカは基本的に下記のフレームワークに沿って書くと、企業側に理解してもらいやすくアピールに繋がる文章になると言われています。 ちなみに、ガクチカの書き方がよくわからないという就活生は家族や先輩などの周りの社会人に手伝ってもらったり、就活エージェントにサポートをお願いするのも一つです。 合わせて読みたい ガクチカは意外と簡単!書き方を就活生向けにわかりやすく解説【テンプレ&例文】 ガクチカのフレームに合わせてどんなことを書けば良いのか、ガクチカが思いつかないときにどうしたらよいのか、書き方と考え方のヒントも掲載しています。 就活で使える!項目別ガクチカ回答例7選 では、実際にはどのようにガクチカを書いていけば良いのでしょうか?ここからはガクチカの例文を項目別にご紹介いたしますのでぜひ参考にしてください。 学業にまつわるガクチカ 私は高校時代、良い成績を維持し続けるために学業に励みました。中学時代、第一志望の公立高校への受験に失敗し私立高校に通うことになりました。 両親は励ましてくれましたが、塾や教材の費用を惜しみなくかけてくれた両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そこで私は指定校推薦枠を獲得して着実に大学受験を成功させたいと考えました。 授業に集中できるよう3年間教卓の目の前の席を確保し続け、昼休みにその日の宿題を全て終わらせ、放課後はその日の復習ノートを必ずつけることを徹底しました。 体力面やメンタル面において辛いこともありましたが、両親に喜んで欲しいという想いや同級生に負けたくないという気持ちから踏ん張ることができました。 結果、私は学年TOP10%の順位を維持することができ、無事第一志望校に合格できました。この経験から私は、何事も自責で捉え自らアクションを起こすことで成果に繋がることを学びました。 入社後はどのような課題においても自ら行動を起こせる要因が見つかるまで分析し、成果が出るまで尽力し続けたいと思います。 ゼミにまつわるガクチカ 私が学生生活の中で最も力を入れたのはゼミ活動です。私が所属していたゼミの教授は意見交換を重要視していたため、討論を主体にしたゼミ活動が進んでいました。 しかし、日々同じような議論を繰り返していることが課題として話に上がり、その原因は毎度議論の内容を記録していないことにあることがわかりました。 そこで私は自ら記録係を務め、結果として過去の討論内容を振り返られるようになったことに加え、議論の内容をその場で客観的にまとめられるようにもなりました。 記録係を設けるアイディアは教授と他のゼミ生にも高く評価してもらえ、現在は交代制で記録係を担当しています。 私はこの経験から、些細なことでも自発的に行動を起こし、周囲を巻き込むことで状況を改善できることを学びました。 入社後も些細な課題を人任せにせず、自分がその時できるベストな行動を考え、率先して働きかけていきたいと思います。 サークル活動にまつわるガクチカ 私は合唱サークルの活動に力を入れました。サークルでは副リーダーとして、リーダーやメンバーをサポートすることで組織を動かす能力を培えたと感じております。 私が所属していたサークルは当時、合唱コンクールに出場できる機会が年に一度しかなく、コンクールの日程が近づいてくるまでは活動がルーズになってしまう傾向がありました。 一部のメンバーからも不満が出ており、なんとかして合唱コンクール以外にも発表の場を増やせないかという話になりました。 そこで私はリーダーやメンバー、サークル外の友人のつてをたどるなどして、商業施設や学校などに複数問い合わせ交渉する役を買って出ました。 周りのメンバーも関係各所に連絡するのを手伝ってくれたこともあり、結果、発表の場を年4回まで増やすことができ、一年を通してメンバーが熱心に練習に励めるようになってコンクールでの評価も高まったことが嬉しかったです。 この経験から私は、周りの人の力を借りながら協力してアクションを起こすことで成功に導けることを学びました。 入社後も周りの人と協力することの大切さを念頭に置き、協調しながら自分がその時できるベストな行動を起こしていきたいと思います。 アルバイトにまつわるガクチカ 私は学生時代、アルバイト先のカフェの集客に力を注ぎました。当時、そのカフェが集客で伸び悩んでいたのですが、その原因として20代のユーザーにアプローチできていないことが挙げられました。 そのお店はアルバイトでお世話になる前から通っていた思い入れの強いお店だったということもあり、何か自分にできることはないかと考え、周りの友人十数名にヒアリングを実施し、どのようにしてカフェを探しているかを探りました。 すると、全体の8割がインスタグラムやTikTokなどのSNSでお店を探していることがわかり、私はお店にSNSマーケティングの実施を提案しました。 結果、SNS運用を始めて4ヶ月経つ頃には新規顧客を前年比で25%増加させることができました。 私はこの経験から、困難にぶつかった時には自分たちでアクションを起こせる要因が明確になるまでリサーチを続け、着実に行動を起こしていくことの大切さを学びました。 入社後の業務にもこの学びを活かし、自らの行動によって改善に持っていけるよう尽力したいと思います。 部活動にまつわるガクチカ 私はテニス部の活動に力を入れておりました。 私が入部した当初は顧問がテニス経験者でないこともあってかなり弱いチームでしたが、入部から一年後には県大会で準々決勝まで勝ち進めるまでに成長することができました。 そのテニス部は一つ上の代の先輩が少なく廃部寸前の状態だったこともあり、私は元々テニス経験者ということで一年生で部長に選出されたのですが、コーチもいない中で何から着手すべきかわからない状態でした。 そこで私は昔通っていたテニススクールの先生に連絡を取ってアドバイスを仰いだうえでテニス教則本を購入して情報収集をし、練習メニューを組んで顧問に提案しました。 さらに県大会で3位以内に入るということを目標として掲げ、新たな練習を開始しました。 結果メンバーの目的意識とモチベーションが高まり、3位入賞は叶いませんでしたが、一年後には県大会で準々決勝まで勝ち進むことができました。 この経験から、どんな逆境に立たされていても工夫と継続によって成果はついてくるということを学びました。 入社後は課題に対する方法を模索し続け、組織の売上やモチベーションの向上に貢献したいと思います。 留学にまつわるガクチカ 私は半年間のカナダ留学において、現地学生と共同での日本とカナダの文化にまつわるプレゼンに力を入れました。 準備を進めていく中で、皆無意識に同じ母国同士の学生で集まってしまう傾向があることに気づき、一緒に準備を行う学生を明確なグループに分けて、互いの国の文化について理解を深めやすい環境を作ろうと提案しました。 結果、互いの国の文化の深層部分に焦点を当てたプレゼンを行うことができました。 この経験から、周りの人と協力し複数の観点をもとにした取り組みを行うことで、より大きな成果に繋げられることを学びました。 入社後はこの経験を活かし、周りの人と協力しながらより高い成果や目標に向かって貢献していきたいと思います。 長期インターンシップにまつわるガクチカ 私はインターンシップでの業務において、求められた以上の価値を提供できるよう力を入れて参りました。 昨年Webマーケティングを行うインターンシップに参加した際、「本当はこれだけの記事数を執筆してもらいたいところだけど負担が大きいからその3分の2の量で良い」と指示されたのですが、私は本来必要とされている量をこなさなければ真の価値提供に繋がらないと考え、指示された1.5倍の記事数を執筆できるようスケジュールを立てました。 質を落とさずに量をこなせるよう基本的な効率UP施策を実施しつつ、フィードバック内容の記録管理シートを作成してそれを定期的に振り返り、同じフィードバックを二度受けないよう工夫しました。 結果、期限ギリギリにはなってしまいましたが本来必要とされていただけの記事数を納めることができました。 社員の方からは、私の行動が自然と周りのインターン生の士気を高めることにも繋がったとお褒めの言葉をいただくこともできました。 御社に入社できた際には、求められた以上の価値を発揮して部署全体の生産性を高められるよう努めて参ります。 ガクチカが思いつかない就活生に有効な対処法 ちなみに、中にはガクチカがなかなか思いつかないとお悩みの就活生もいることと思います。そこでここではガクチカが思いつかない時に有効な対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 困難を乗り越えた経験を思い出す 自分が頑張った経験や努力を重ねた経験としては思い出せなくても、困難を乗り越えた経験はなかったかと思いを巡らせてみると、いくつか思い当たるものがあるのではないでしょうか? たとえば勉強や実習が上手くいかなかった経験や、アルバイト中での失敗、部活動やサークル活動でなかなか結果が出なかった経験などです。 うまくいかなかった経験があれば、何かしらのアクションを起こしてそれを乗り越えてきたはずです。 たとえば初めてのアルバイトで接客がうまくできずお客様に怒られてしまったという経験があれば、お客様からの評判が良い従業員の話し方や表情の作り方、気の配り方などを徹底的に真似してコミュニケーションを円滑に取れるようになった、などのエピソードを思い出せる可能性があります。 自分の強みを発揮できた経験を思い出す すでに自己分析を終えている就活生が多いかと思いますが、その際に洗い出した長所について考えてみましょう。 なぜ自分はそれを長所だと考えたのかを考えると、その長所が活かされたエピソードを思い出すことができるはずです。 褒められた経験を思い出す 自分では当たり前に感じていたことでも、周りの人からすれば十分に強みである場合があります。 そのため、人から褒められた経験を思い出し、そこから自分がどういった行動を取り結果に繋げることができたのかを考えてみましょう。
2024.03.22
【例文7選】就活生必見!「評価されるガクチカ」が書ける4STEP
「どんなガクチカを書けば良いのかわからない・・・」 「ガクチカって何から考えれば良いんだろう?」 このように、ガクチカ作成でお悩みの就活生は多いのではないでしょうか?中には、自分にアピールできるガクチカなんてないと不安に感じている就活生もいるかと思います。 そこで本記事ではどんな就活生でも評価されるガクチカが書ける4STEPをご紹介します。学業や部活、サークルやアルバイト、インターンシップなどを題材にした例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ ガクチカでは「自社へ貢献できる能力があること」「その能力を引き出せるモチベーションの源泉を把握していること」をチェックされている ガクチカでは「再現性の有無」「業務で活かせる学びの有無」などを見られている 「高校以前のエピソード」「実績が伴わないエピソード」は避けるのが無難 就活の選考でガクチカを聞かれる理由 ガクチカを作成するにあたってはなぜ企業は就活の選考でガクチカを聞くのかの意図を把握しておくとより効果的なアプローチが期待できますので、ここで簡単に見ておきましょう。 何に挑戦し、どのような成果を出してきたのかを知るため 企業はガクチカを聞くことでその就活生が学生時代にどのようなことに挑戦し、どういった成果を出してきたのかを知ろうとしています。 一般的な学生にはまず経験できないような取り組みや素晴らしい成果を残している場合には、それ自体が評価の対象となりますが、それだけで周りの就活生と大きな差をつけられるわけではありません。 成果の規模にかかわらず、その経験からどういったことを学び、その学びをいかに次へ活かせるかが重要な指標となります。ガクチカでは「その経験から得た学びが志望企業の業務で活かせるものである」ということを示すのが大切です。 またガクチカでは「その経験に対してどのように取り組み、どういった課題や目標に対して行動し、どのように改善したのか」という点についてもチェックされています。 ここで主体性があるか、物事を自責で捉えてより高みを目指そうとする姿勢があるかなどを見ることで、その就活生の今後の伸びしろやポテンシャルをチェックしているのです。 自社が求める人物像とマッチするかを確認するため 企業はガクチカを通してその就活生の思考力やモチベーションの源泉が、自社が求める人物像とマッチしているかを知りたいとも考えています。 思考力については物事に対してどの程度考えを巡らせ、それをどのようにアクションに落とし込むことができるのかを見ることで、社会人としてモノを売ったり課題解決のためのアイデア出しをどの程度行えるかをチェックしようとしています。 またモチベーションの源泉については、何にやる気を感じてモチベーションが高まる人材なのかを見ることで、自社での業務でも同様な効果を期待できるかを確認しています。 なお、企業は自社にマッチする人材かどうかを見るために、思考力やモチベーションの源泉についてのエピソードの端々に現れる就活生の人柄も同時にチェックしています。 就活におけるガクチカの評価基準とは? 実際にガクチカを書く際には「どういった点を評価されるのか」を意識しながら書くだけでよりアピールに繋がりやすくなります。そこでここではガクチカの評価基準についてもお伝えしたいと思います。 エピソードに再現性があるか ここでいう再現性は、"ガクチカに書いた経験をその企業に入社してからも活かせるか"を指しています。 学生時代にどんなに素晴らしい経験をしていても、どんなに大きな成果を上げていても、そこからの学びや培った能力を業務で活かせなければ企業にとってはメリットを感じられません。 そのためガクチカでは成果よりもプロセスを重要視し、企業に合った強みをアピールすることが重要なのです。 企業で活かせる学びを得ているか こちらも当然といえば当然ですが、どんなに素敵な強みを持っていても、どんなに良い学びを得ていても、その企業で活かせるものでなければ強みアピールには繋がりません。 ガクチカにおいては「その経験から得られた学びが、志望企業の仕事内容で活かせるものであること」を示す必要があるのです。 「どのように取り組んだのか」「どのような課題や目標があったのか」「それに対してどう改善したのか」を重点的にチェックされていますので、この点には必ず触れるようにしましょう。 ガクチカではどういったことに対しても自責で捉え、自らのアクションによって改善していこうとする姿勢を見せることでスタンス面での評価を受けやすくなり、今後伸びしろに期待してもらえる効果も見込めます。 「思考力」「モチベーションの源泉」「人柄」を示せているか ガクチカでは特に「思考力」「モチベーションの源泉」「人柄」の3点をアピールするのが重要です。 思考力についてはロジカルシンキングが備わっていることをアピールすることで、商材を売ったりアイデアを出したりといった業務全般に必要な能力がどの程度あるかを企業に把握してもらう効果が期待できます。 モチベーションの源泉については、自分がその取り組みの中で何に対して意欲ややりがいを感じたのかが伝わるように書くことで、自分の適性がどういった業務にあるのかを企業に把握してもらいやすくなります。 そして企業は自社が求める人物像により近い人材を採用したいと考えているため、その人の性格や価値観が企業の社風やビジネスモデルに沿っているかを把握しやすいよう、ガクチカにおいては人柄についても触れておくのが望ましいです。 「評価されるガクチカ」が書ける4STEP さて、ガクチカの評価基準について把握できたところで、ここからは実際にガクチカを書くための4STEPを見ていきましょう。ぜひ下記の内容に沿ってガクチカを作成してみてください。 学生時代の取り組みを振り返る まずは学生時代の取り組みについて振り返ってみましょう。学生時代に取り組んだことをまずは複数洗い出し、そこから応募企業に併せてエピソードを絞り込むのがセオリーです。 下記の活動を念頭に振り返ってみると思い出しやすいかと思いますので、それぞれの項目について振り返ってみましょう。 ■学業 メリット:成績など客観的に図れる指標でアピールすることができる 注意点:個人単位での努力になるため、チームワークを重んじる企業の場合にはグループワークやグループディスカッションがあった授業について触れるなどが効果的 ■部活動 メリット:心身のタフさをアピールしやすい 注意点:大会や練習などエピソードが他の就活生と被りやすいため、自分ならではの強みを発揮したエピソードを探すのがベター ■サークル活動 メリット:興味がある分野について明確に伝えやすい 注意点:好きなことだから頑張れたのではないかと捉えられやすいため、ぶつかった課題と、それをどう乗り越えたかを明記する ■アルバイト メリット:業務経験について伝えられるため入社後の働く姿をイメージしてもらいやすい 注意点:当たり前のエピソードを伝えてもアピールにならないため、主体性があることをアピールできるエピソードを用意するのがベター。また顧客情報やマニュアルの内容、原価などの守秘義務のある情報は伝えないよう留意が必要 ■ゼミ活動 メリット:専門知識が必要なレベルの内容に取り組めることをアピールしやすい 注意点:専門用語が出てくると採用担当者が理解できない可能性があるため、わかりやすい言葉に置き換えたり詳しく説明するのが大切 ■長期インターン メリット:社員と近い業務内容について話せるため入社後の働く姿をイメージしてもらいやすい 注意点:エピソードに出てくるインターン先以外の企業の選考を受ける場合、なぜその企業に入社しないのかを疑問に思われる可能性があるため、インターン先と比較した応募先企業の魅力をアピールするのがベター ■留学 メリット:言葉や文化の違いなどの高い壁にぶつかりやすく、困難を乗り越えた経験をアピールしやすい 注意点:語学力を培ったことのみのアピールでは差別化を図りにくいため、「自分ならではの感じたことや学んだこと」「人一倍努力したこと」などを重点的にアピールするのがベター ■習い事 メリット:興味のある分野を伝えることができ、人柄のアピールがしやすい 注意点:人と協力した経験を伝えにくく業務に直結する内容をアピールしにくいため、長く続けられたものやたくさん努力した習い事がある場合には、継続力やストイックさを示せるようエピソードをまとめるのが有効 印象的なエピソードを洗い出す ここまでで学生時代の取り組みをざっくり洗い出すことができたら、次は中でも印象的なエピソードを洗い出してみましょう。 人柄を盛り込みやすいエピソードとしては下記のようなものが該当するため、ぜひこちらを参考にしつつ洗い出しを行ってみてください。 ・具体的な実績が伴った取り組み ・大きな苦労が伴った取り組み ・最も時間を使った取り組み ・役割を任された取り組み ・強い思い入れのあった取り組み ・他の就活生にはないような珍しい取り組み 企業に合ったエピソードを選ぶ 印象的なエピソードを絞り込むことができたら、次は志望企業の特徴に合ったエピソード、あるいは自分がその企業が求める人物像に近いことをアピールしやすいエピソードを絞り込んでみましょう。 企業の方向性に沿ったエピソードを洗い出すことができれば、学生時代の取り組みの中で培った学びやスキルを入社後も活かして働いてくれるだろうという、再現性の高さを示すことが可能です。 たとえば社風や仕事内容、企業理念や経営理念をもとにエピソードを絞り込むと良いでしょう。ぜひ下記のヒントをもとに考えてみましょう。 【社風でエピソードを絞り込む場合の例】 ■実力主義の企業 └仕事量の多さや働くうえでの目標や軸が明確な人が多い →学業や長期インターンでの経験など、"明確な数値で実績を示せる経験"の親和性が高い ■風通しが良い企業 └社員数が少なく経営層との距離が近い →上下間の距離が近いアルバイトやサークル活動でのエピソードの親和性が高い ■若手が活躍しやすい企業 └若手社員の裁量権が大きくチャレンジングな人材を求める傾向がある →留学経験や起業経験などの親和性が高い 【業務内容に合うエピソードを絞り込む場合の例】 ■営業系 └組織の売上に貢献するための商材の販売や契約がメイン →コミュニケーション能力、ロジカルシンキング、継続力、提案力、主体性などをアピールできるエピソードの親和性が高い ■事務・管理系 └労働環境の整備や組織運営を円滑に進めるための事務作業がメイン →協調性や柔軟性、主体性、継続力のほか、陰で支えられる強みをアピールできるエピソードの親和性が高い ■企画系 └細部まで情報を集めて分析、課題を明確にしてアクションを起こすことが求められる →情報収集能力、分析力、継続力、主体性、行動力、アイデア力を発揮したエピソードの親和性が高い ■技術・研究系 └アイデアの具現化や品質の担保のための管理がメイン →ロジカルシンキング、計画力などを発揮したエピソードの親和性が高い ■販売・サービス系 └商材の販売や提供がメイン →傾聴力、忍耐力、柔軟性のほか、相手の立場になって考えられる能力を発揮できたエピソードの親和性が高い ■クリエイティブ系 └様々な媒体においてアイデアを出し、形にして世に出すことがメイン →アイデア力、計画力、継続力、情報収集能力、知的好奇心などを発揮したエピソードの親和性が高い フレームワークに当てはめてガクチカを作成する 取り上げるエピソードを一つ選ぶことができたら、最後にそのエピソードを下記のフレームワークに当てはめながら文章を組んでいきましょう。 ちなみに、ガクチカの書き方がよくわからないという就活生は家族や先輩などの周りの社会人に手伝ってもらったり、就活エージェントにサポートをお願いするのも一つです。 合わせて読みたい ガクチカは意外と簡単!書き方を就活生向けにわかりやすく解説【テンプレ&例文】 ガクチカのフレームに合わせてどんなことを書けば良いのか、ガクチカが思いつかないときにどうしたらよいのか、書き方と考え方のヒントも掲載しています。 就活で使える!項目別ガクチカ回答例7選 では、実際にはどのようにガクチカを書いていけば良いのでしょうか?ここからはガクチカの例文を項目別にご紹介いたしますのでぜひ参考にしてください。 学業にまつわるガクチカ 私は高校時代、良い成績を維持し続けるために学業に励みました。中学時代、第一志望の公立高校への受験に失敗し私立高校に通うことになりました。 両親は励ましてくれましたが、塾や教材の費用を惜しみなくかけてくれた両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。そこで私は指定校推薦枠を獲得して着実に大学受験を成功させたいと考えました。 授業に集中できるよう3年間教卓の目の前の席を確保し続け、昼休みにその日の宿題を全て終わらせ、放課後はその日の復習ノートを必ずつけることを徹底しました。 体力面やメンタル面において辛いこともありましたが、両親に喜んで欲しいという想いや同級生に負けたくないという気持ちから踏ん張ることができました。 結果、私は学年TOP10%の順位を維持することができ、無事第一志望校に合格できました。この経験から私は、何事も自責で捉え自らアクションを起こすことで成果に繋がることを学びました。 入社後はどのような課題においても自ら行動を起こせる要因が見つかるまで分析し、成果が出るまで尽力し続けたいと思います。 ゼミにまつわるガクチカ 私が学生生活の中で最も力を入れたのはゼミ活動です。私が所属していたゼミの教授は意見交換を重要視していたため、討論を主体にしたゼミ活動が進んでいました。 しかし、日々同じような議論を繰り返していることが課題として話に上がり、その原因は毎度議論の内容を記録していないことにあることがわかりました。 そこで私は自ら記録係を務め、結果として過去の討論内容を振り返られるようになったことに加え、議論の内容をその場で客観的にまとめられるようにもなりました。 記録係を設けるアイディアは教授と他のゼミ生にも高く評価してもらえ、現在は交代制で記録係を担当しています。私はこの経験から、些細なことでも自発的に行動を起こし、周囲を巻き込むことで状況を改善できることを学びました。 入社後も些細な課題を人任せにせず、自分がその時できるベストな行動を考え、率先して働きかけていきたいと思います。 部活動にまつわるガクチカ 私はテニス部の活動に力を入れておりました。 私が入部した当初は顧問がテニス経験者でないこともあってかなり弱いチームでしたが、入部から一年後には県大会で準々決勝まで勝ち進めるまでに成長することができました。 そのテニス部は一つ上の代の先輩が少なく廃部寸前の状態だったこともあり、私は元々テニス経験者ということで一年生で部長に選出されたのですが、コーチもいない中で何から着手すべきかわからない状態でした。 そこで私は昔通っていたテニススクールの先生に連絡を取ってアドバイスを仰いだうえでテニス教則本を購入して情報収集をし、練習メニューを組んで顧問に提案しました。 さらに県大会で3位以内に入るということを目標として掲げ、新たな練習を開始しました。結果メンバーの目的意識とモチベーションが高まり、3位入賞は叶いませんでしたが、一年後には県大会で準々決勝まで勝ち進むことができました。 この経験から、どんな逆境に立たされていても工夫と継続によって成果はついてくるということを学びました。入社後は課題に対する方法を模索し続け、組織の売上やモチベーションの向上に貢献したいと思います。 サークル活動にまつわるガクチカ 私は合唱サークルの活動に力を入れました。サークルでは副リーダーとして、リーダーやメンバーをサポートすることで組織を動かす能力を培えたと感じております。 私が所属していたサークルは当時、合唱コンクールに出場できる機会が年に一度しかなく、コンクールの日程が近づいてくるまでは活動がルーズになってしまう傾向がありました。 一部のメンバーからも不満が出ており、なんとかして合唱コンクール以外にも発表の場を増やせないかという話になりました。 そこで私はリーダーやメンバー、サークル外の友人のつてをたどるなどして、商業施設や学校などに複数問い合わせ交渉する役を買って出ました。 周りのメンバーも関係各所に連絡するのを手伝ってくれたこともあり、結果、発表の場を年4回まで増やすことができ、一年を通してメンバーが熱心に練習に励めるようになり、コンクールでの評価も高まりました。 この経験から私は、周りの人の力を借りながら協力してアクションを起こすことで成功に導けることを学びました。 入社後も周りの人と協力することの大切さを念頭に置き、協調しながら自分がその時できるベストな行動を起こしていきたいと思います。 アルバイトにまつわるガクチカ 私は学生時代、アルバイト先のカフェの集客に力を注ぎました。当時、そのカフェが集客で伸び悩んでいたのですが、その原因として20代のユーザーにアプローチできていないことが挙げられました。 そのお店はアルバイトでお世話になる前から通っていた思い入れの強いお店だったということもあり、何か自分にできることはないかと考え、周りの友人十数名にヒアリングを実施し、どのようにしてカフェを探しているかを探りました。 すると、全体の8割がインスタグラムやTikTokなどのSNSでお店を探していることがわかり、私はお店にSNSマーケティングの実施を提案しました。 結果、SNS運用を始めて4ヶ月経つ頃には新規顧客を前年比で25%増加させることができました。 私はこの経験から、困難にぶつかった時には自分たちでアクションを起こせる要因が明確になるまでリサーチを続け、着実に行動を起こしていくことの大切さを学びました。 入社後の業務にもこの学びを活かし、自らの行動によって改善に持っていけるよう尽力したいと思います。 長期インターンシップにまつわるガクチカ 私はインターンシップでの業務において、求められた以上の価値を提供できるよう力を入れて参りました。 昨年Webマーケティングを行うインターンシップに参加した際、「本当はこれだけの記事数を執筆してもらいたいところだけど負担が大きいからその3分の2の量で良い」と指示されたのですが、私は本来必要とされている量をこなさなければ真の価値提供に繋がらないと考え、指示された1.5倍の記事数を執筆できるようスケジュールを立てました。 質を落とさずに量をこなせるよう基本的な効率UP施策を実施しつつ、フィードバック内容の記録管理シートを作成してそれを定期的に振り返り、同じフィードバックを二度受けないよう工夫しました。 結果、期限ギリギリにはなってしまいましたが本来必要とされていただけの記事数を納めることができました。社員の方からは、私の行動が自然と周りのインターン生の士気を高めることにも繋がったとお褒めの言葉をいただくこともできました。 御社に入社できた際には、求められた以上の価値を発揮して部署全体の生産性を高められるよう努めて参ります。 留学にまつわるガクチカ 私は半年間のカナダ留学において、現地学生と共同での日本とカナダの文化にまつわるプレゼンに力を入れました。 準備を進めていく中で、皆無意識に同じ母国同士の学生で集まってしまう傾向があることに気づき、私は一緒に準備を行う学生を明確なグループに分けて、互いの国の文化について理解を深めやすい環境を作ろうと提案しました。 結果、互いの国の文化の深層部分に焦点を当てたプレゼンを行うことができました。この経験から私は、周りの人と協力し複数の観点をもとにした取り組みを行うことで、より大きな成果に繋げられることを学びました。 入社後はこの経験を活かし、周りの人と協力しながらより高い成果や目標に向かって貢献していきたいと思います。 就活でガクチカを作成する際の注意点 ちなみに、就活のガクチカを作成する際には注意していただきたい点がありますので、最後に軽くチェックしておきましょう。 高校以前のエピソードは避ける よっぽど強いエピソードでない限り、ガクチカにおいては高校以前のエピソードは避けるのが無難です。というのも「大学時代は取り立てて何もしていないのだろうか」と捉えられかねないためです。 高校以前のエピソードを伝えたい場合には、大学時代のエピソードについて話したうえで、追加で求められた際に話すのがベターといえます。 ただし、中学時代以前のエピソードは古すぎてしまうため、自分から率先して話さないようにしましょう。 趣味などの実績を伴わないエピソードは避ける 趣味に励んだ話など、明確な実績を伴わないエピソードも避けるのが無難です。趣味はあくまで娯楽であって社会人としての業務に活かせるものではないと考える採用担当者も少なくありません。 「全国大会への出場」「集客の前年比20%UP」といった明確な実績や数値で示せる成果が伴っているエピソードを用いるのが、ガクチカで評価を受けるコツです。 誇張し過ぎた表現は避ける 自分のガクチカに自信がないからと内容を誇張したり嘘に近い内容を盛り込んでしまう就活生もいますが、これも避けるようにしましょう。 採用担当者は就活生の話し方や表情から誇張していることや嘘をついていることを簡単に見抜きます。たとえうまく話せたとしても、さらに深く質問されるとボロが出てしまうリスクがあり、得策とはいえません。 ガクチカは周りの就活生と比較して目立つものである必要はありません。自分が心から頑張ったと思えることなのであれば、自分のガクチカに自信を持ち胸を張って伝えるようにしましょう。
2024.03.22
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お悩み
このカテゴリのページを見る就活でのお悩みを解決するためのコンテンツをご紹介しています。
東京で就職をして後悔する理由とは?地元就職と比較して就活を始めよう!
この記事のまとめ 「地元の友人や両親と会えない」 「通勤が苦痛である」「都会の生活が合わない」といった理由から東京に就職したことを後悔している 東京就職のメリットは「仕事が豊富である」「キャリアップしやすい」「高給与を得やすい」「トレンド情報を得やすい」「本社勤務可能である」「競争意識が高い」という点である 地元で就職するメリットは「家族・友人がいる」「物価が安い」「地域に貢献できる」「競争意識が低い」という点である 東京就職ができなかった場合への備えも大切である 東京で就職して後悔する理由東京での就職を後悔しないために、事前に東京で就職をして後悔をしている理由を知り、心構えを持っておきましょう。 友人と会えない 地元にいる時には都合が合えば会えていた友人と会える頻度が減ってしまうことに後悔をしている人もいます。SNSなどで地元の友人達が集まって楽しそうにしている姿を見ると自分だけ仲間外れにされているような疎外感もあり東京に就職したことを後悔をしてしまうのです。 両親と会う時間が減る 両親や家族に何か起こった時にすぐに助けに行けないことで後悔をしてしまうケースもあります。急な病気や事故、それ以外にもトラブルがあった場合、近くにいればすぐに駆けつけ解決したり、助けたりすることができますが、上京してしまうとそうはいきません。 また、自分自身が病気や怪我を患った時にも助けてくれる両親は近くにいないため心細さを感じてしまうこともあります。 通勤が苦痛である 上京すると必ず体験することになるものの一つが満員電車です。昨今はテレワークも進み、以前に比べると改善も見られますが、それでも通勤ラッシュの混雑は過酷です。地元では体験したことのない人の多さと不快な密集にはかなりの苦痛を強いられます。 また、物価が最も高い東京は、特に家賃が高く『総務省統計局「消費者物価地域差指数」』によると物価指数が最も高い都道府県は東京都で10年連続です。そのため、家賃を工面するために都心ではなく郊外に住む人が多いです。郊外に住むということはその分通勤時間が長くなります。ただでさえ不快な通勤ラッシュを長時間体感しなければならないため、通勤が耐えがたく後悔してしまうこともあります。 都会の生活が合わない 都会での暮らしは何事も流れが早く、スピーディです。仕事がスピーディに進むだけでなく、人の歩く速さ、トレンドの移り変わり、お会計一つとっても後ろに並んでいる人が待っていると思うだけでせかされているような気分となり、無意識的に早く済ませようと感じてしまいます。日常生活のどの部分を抜き取っても心を休ませ穏やかにゆっくりできる環境が少なく、都会のスピーディな流れが自分に合わないと感じて後悔してしまうこともあります。 どこに行っても人が多い 総務省によると転入者が転出者を上回る「転入超過」は東京圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)では27年連続で転入超過です。そのため、どこに行っても人が多く、レジャーなどでは待ち時間も長く、空いている環境に慣れている場合にはストレスに感じてしまうこともあるでしょう。 人との関係が希薄である 地元での生活は、知り合いも多く隣人や地域の人との交流が濃厚であるというケースもあると思います。しかし、それが当たり前だと感じていると東京での生活の淡白さにカルチャーショックを受けるかもしれません。 特に賃貸物件の場合、頻繁に入居者が入れ替わるためわざわざ挨拶をして交流を深めようという人は少ないです。また、近年は物騒な事件も多く、下手に近づきすぎないように距離を置く人も多いため、それも人間関係の希薄さに繋がっているのです。 就活で後悔をしたくない!そう考えている就活生必見 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 東京で就職しなくて後悔している人もいる 東京で就職して後悔している人の意見を聞くと東京での生活は大変そうだと感じてしまいますよね。しかし東京で就職しなくて後悔している人がいることも事実です。 X(旧:Twitter)では後悔している人のコメントが複数上がっています。 なんで自分、東京にいたのに東京で就職せんかったという後悔が今更すごく押し寄せている今日この頃… — GAN (@iwakou33701) April 7, 2023 めちゃくちゃ今更なんだけど、 最近本当にどうして若い時にもっと東京行っとかなかったんだろうと、めっっっっっちゃくちゃ後悔してる。 東京で就職って手もあったろうに なんで私は地元を離れなかったんだろう… — なつこ (@nachunax2cco) June 5, 2020 地元で就職した子で、やっぱり東京で就職すれば良かった〜って言ってる子、2〜3人いる😅色々な事情はあったにせよ、後悔のないように行動した方がラッキーだよね。地元で就職しちゃうと、転職で東京の会社受けるって難しそう💦 — ゆりりん👧4y (@yuriyuri___mam) December 5, 2022 一度就職してしまうとやっぱり東京で就活をしたかったと思い直してもすぐに転職することは難しいため、多くの人が後悔をしています。 自分にとって最良の決断は地元に残ることか上京することなのかを再度考え直してみましょう。 上京就職と地元就職のメリット 東京で就職するかどうかを判断するためには、地元で就職するメリット・東京で就職するメリットを理解し、どちらが自分にとって最良かを考えてみましょう。 東京で就職するメリット 企業数や職種が豊富 東京は企業数が最も多い地域です。大手企業以外にも中小・ベンチャー企業、スタートアップ企業など様々な企業を選ぶことができます。企業数が多いため業界や職種数も多く、自分のやりたい仕事を見つけやすい環境が整っています。選択肢の幅を広げたい、自分の可能性を試したいと考えている人は東京での就活に向いているでしょう。 キャリアアップしやすい たとえば、同じ法人営業であっても地方と東京では取引の規模が全く異なります。このように、業務内容は地方と東京で同じであっても経験できる幅が異なるため、東京で働いたほうがキャリアは積みやすいでしょう。 また企業にもよりますが、主要支店は在籍人数も多いため、スキルに応じてマネジメントを若いうちから任されるケースも少なくありません。 給与水準が高い 東京は物価も高いですが、その分給与水準も高いです。『厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」』によると、東京の最低時給は1,072円と最も高い事が分かります。お金を稼ぎたいと考えている人や給与によってモチベーションが上がる人には魅力的な環境だといえます。 最新の情報(トレンド)を手に入れやすい 最新の技術やトレンドを発信する拠点が東京に集中しているため、トレンドの情報にいち早く携わることができる点も東京勤務ならではの魅力です。 近年はトレンドを掴む力も重要視されていますので、流行に敏感で情報のキャッチアップ能力の高い人はその能力を活かして活躍することもできます。 本社や本部での勤務が可能 東京には多くの企業がありますが本社を東京におく企業も多いです。『株式会社四季報「47都道府県別「上場会社の本社数」リスト最新版」』によると上場企業3,800社のうち2,029社(53.3%)が東京に本社を構えています。東京で働く場合、本社勤務の可能性も十分考えられますので、キャリアアップやジョブチェンジにより本社でしか経験のできない実務に携わることができます。 競争意識が高い 「2016年社会保障・人口問題基本調査第8回人口移動調査」によると東京に住んでいる人のうち東京生まれ東京育ちの割合は54.4%で、45%は地方出身者です。大学進学などの理由で上京した割合も含まれていますが、そのまま東京で就活をし東京に在住するケースも少なくありません。東京で働き続けることができる人は競争意識や成長意欲の高い人が多い傾向にあります。このような環境に身を置くことで、自己研鑽が求められ必然的にスキルアップが可能となります。 地元の企業に就職するメリット 家族・友人が近くにいる 地元で働く場合の1番のメリットは生活環境が変わらないため、家族や友人が近くにおり、何か困ったことがあった場合には頼れることもできるし、またトラブルがあった際にもすぐに助けに行くこともできるなど、家族や友人を大切にしながら仕事をすることができる点です。今の住んでいる環境で働きたいと考えている場合には、地元での就活のほうが向いているかもしれません。 東京に比べ物価が易い 東京に比べると物価が安いです。特に家賃は全く異なり、1Kの部屋で比較すると都内の1/3程度の料金で一人暮らしをすることができます。(エリアにより異なります)東京に比べると給与水準は見劣りしますが、物価が低いため、快適な暮らしができる可能性もあります。 地域に貢献できる 地元の企業の多くは地域に根ざした企業が多く地元や地域の活性化や発展に貢献した働き方をすることができます。また、地域の人が求めてるサービスを展開している企業が多いため、地域からの信頼が厚く住民との関わりも深くやりがいを感じることもできます。 地元を盛り上げるためのイベントの開催や協賛を行っている企業であればなおさら、地元や地域への貢献を実感するでしょう。 競争意識が低い 地元で働く人は、東京で働く人と比較するとプライベートを充実させつつ働きたいと考えている人が多い傾向にあります。そのため、企業や業種にもよりますが、残業が比較的少ない傾向にあり仕事と家庭の両立がしやすいでしょう。 就活を東京で行うために必要な準備とは? ここでは就活を東京で行うために必要な準備についてお伝えしていきます。 東京で就職をする目的を明確にしておく 東京で就職したい理由は様々だと思いますが、「東京での憧れ」を理由に上京をすることはおすすめできません。前述の通り、東京での就活にはメリットやデメリットがあり、中には後悔をしている人もいます。就職し働き続けることを考えると憧れだけだと後悔や挫折を感じてしまう可能性が高いのです。 また、志望動機を語るうえでも「東京で働きたいから」という理由だけでは選考を通過することは難しいです。 東京で何をしたいのか、なぜ東京で働きたいのかを具体的に考え、目的を明確にしたうえで東京での就活を目指したほうが良いでしょう。 就職活動費用を準備する 就活を東京で行う場合、面接会場に行くための交通費や宿泊費などが必要となります。 『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』によると地域によって就活にかかる費用に差があることが分かります。 ※出典:『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』 昨今はオンライン面接の普及に伴い、コロナウィルスが流行する前の20年卒と比較すると就活にかかる費用が大きく減少しています。 ※出典:『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』 しかし、最終面接は対面面接を行う企業も多いため、東京での就活をメインで行う場合には自宅から東京までにかかる交通費や宿泊先の料金などを事前に調べ必要な資金を用意しておきましょう。 POINT 就活費用を抑えるために 上京して就活を行うとどうしても費用がかさんでしまいます。できる限り費用を抑えるためには下記を実践してみてください。 ①できる限りオンライン面接を活用する ②飛行機を利用する場合には、LCCなど格安チケットのあるものを選ぶ ③上京する日に合わせてスケジュールを組む(1日で数社の面接を行うなど) 東京での就職の難易度を確認しておく 東京での就活だとライバルが増え就職が難しいのではないかと考えているかも知れませんが、中小ベンチャー企業も多く採用難易度は他の地域とほとんど変わりません。 『厚生労働省「令和4年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)」』によると、東京を含む関東地方での就職率は96.7%です。就職率とは就職希望者に対して実際に就職できた人の割合を表しています。志望した就活生の多くが就職できたことを意味しています。このことから東京での就活は地方エリアと同等の難易度といえそうです。 ■エリア別就職率 ・北海道・東北 93.4% ・関東 96.7% ・中部 97.0% ・近畿 95.8% ・中国・四国 92.2% ・九州 96.0% ※参照:『厚生労働省「令和4年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)」』 東京で就職ができなかったらどうする? 地方と東京での就職率にはさほど大きな差がないことが分かりました。しかし万が一東京で就職ができなかった場合に備えリスクヘッジも行っておくと安心です。 地元での就職活動も並行して行う 仮に東京での就職一本に絞っていると万が一東京での就活が難しかった場合就職浪人となってしまう可能性もあります。せっかく地元にいるのであれば、念には念を入れて地元での就職活動も並行しておくと安心です。 地元の企業について調べてみると、気付かなかった優良企業に出会えるなど企業選びの視野も広がり、就活を有利に進めることに繋がる可能性もあります。 転職や転勤で上京する可能性も視野に入れる 万が一東京の企業への就職が出来なかった場合に備えて、東京の企業に転職しやすい会社や東京への転勤の可能性のある会社の面接を受けておくという手もあります。すぐに東京で働くことが出来なかったとしても、上京したいと思った時に行動に移せるように下準備をしておくと後悔のしない選択を起こすことができるでしょう。 就活で後悔をしたくない!そう考えている就活生必見 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。
2024.04.26
「就職浪人は不利になる?」今からでも間に合う選考対策を紹介
未だに内定がもらえておらず将来の進路に不安を感じている就活生の中には、このまま卒業して就活を続けるべきなのか、それとも留年するべきなのかといった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。 そこで、本記事では就職浪人をした場合のメリット・デメリットや就職浪人になる前にやるべきことや就職浪人をした場合の就活対策についてお伝え致します。 将来を考えるうえでの参考にしてみてください。 この記事のまとめ 就職浪人とは、「大学を卒業した後も就活を続けている人のこと」を指す 「時間がある」「就活に専念できる」「経験を活かせる」「社会人の友人からアドバイスを得られる」といったメリットがある 「エントリーできない企業がある」「スキルが求められる」「マイナス印象を持たれやすい」「大学の就活サポートを利用できない」「就活費・生活費がかかる」といったデメリットがある 就職浪人期間の間に「就職浪人になった理由を明確にする」「スキルを身に着ける」「早めに選考対策をとる」ということをやっておく必要がある 就職浪人と就職留年の違いとは?まずは、就職浪人と就職留年にはどのような違いがあるのかについて確認していきましょう。 就職留年との違い 就職浪人・・・大学を卒業した後も就活を続けている人のこと 就職留年・・・大学を卒業せずに留年し、次の年に就活をリベンジすること 就職浪人と就職留年の大きな違いは「大学に在籍しているかどうか」が大きくことなります。 これによって就活の入口も変わることがあります。 一般的に大学を卒業していない就活生のことを「新卒採用」として新卒枠で採用をします。 就職浪人のように一度大学を卒業してしまうと、新卒ではなく、社会人経験のある「第二新卒枠」と同等の枠での採用となるケースもあります。就職浪人の割合『文部科学省「令和元年学校基本調査」』によると、大学学部後の進路は下記のようになっています。 ※就職準備中=就職浪人(公務員志願者も含む) ※グラフは『文部科学省「令和元年学校基本調査」』の資料をもとにキャリアトラスにて作成 上記の表からわかるように、大学を卒業した後も就活を続ける人の割合は少ないということがわかります。とはいえ、就職浪人をするかを悩んでいるという就活生もいるでしょう。まずは就職浪人のメリット・デメリットをみていきましょう。就職浪人のメリットまずは、就職浪人のメリットについて考えていきましょう。 自分のやりたいことについてじっくり考える時間がある就活1年目には、自己分析や業界研究・企業研究に追われ、じっくりと自分のやりたいことと向き合うことができなかった場合でも、就職浪人をすることによって、自分と向き合う時間を増やすことができます。 就活で最も求められることは自分自身を理解しているかどうかという点ですので、自己分析が足りずに自分が将来やりたいことが分からず悩んだ経験を持っている就活生は、「自分の軸」「就活の軸」を見つけるための時間を得ることができます。就活だけに専念することができる就活浪人の場合、就職留年と異なり学業や部活動など就活以外の活動がないため、自己分析や業界研究、企業研究、OB訪問など就活だけに時間を費やすことが可能です。 そのため、学生時代には充分にできなかった業界研究・企業研究などを細かく行える、履歴書やESの作成に時間をかけることができるというメリットがあります。 次の年の就活を目指す場合であれば1年間猶予ができるため、より精度の高い志望動機や自己PRの作成に時間を割けるでしょう。就活の経験を活かせる一度就活を経験していると、就活の流れや雰囲気・面接でよく聞かれる質問などを理解しているため精神的に余裕を持ったうえで就活の準備をすることができます。 面接に対する慣れが、就活に対して余裕があるように見え、就活1年目とは異なる面を面接官にアピールできる可能性が高いです。社会人になった友人からアドバイスを得ることができる就職浪人の場合、1年のビハインドがあるため就職活動をする際には、学生時代の友人が社会人となっているケースが多いです。そのため、身近な友人から就職前のイメージと実際に働いてみた結果のギャップを知ることができ、それをもとに業界研究を行うことも可能です。 その他にも内定を取得するための具体的なアドバイスや方法を知ることもできるでしょう。 就活の乗り切り方を教えて欲しい就活生向け 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 就職浪人のデメリットでは、逆に就職浪人にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。 新卒としてエントリーできない企業がある企業によって異なりますが、就職浪人の場合、新卒採用ではなく「既卒採用枠」での応募になる可能性があります。そのため、新卒のみを採用している企業にエントリーすることはできず、応募できる企業数は限られてしまう可能性が高いです。 既卒採用枠の場合、経験者のある人や社会人経験がある人のみを採用しているケースも少なくなく、就職浪人にとっては非常に不利な状況となります。 ただし全ての企業へエントリーが出来ないわけではなく、企業によっては卒業後3年以内であれば新卒枠で採用しているケースもありますので、企業の応募条件を確認したうえでエントリーをしてみましょう。スキルが求められる場合がある前述したように既卒採用となる可能性が高いため、新卒のようなポテンシャル採用以外のスキルを求められる可能性があります。 選考を受ける企業の要項を確認し、志望企業が求めるスキルに足りない条件があるのであれば、就職浪人期間中にスキルアップを図るなどの努力が求められます。 また、就職浪人をした場合には、面接の際に「就職浪人中に何をしていたのか」を聞かれる可能性が高いため、就職浪人中の自己研鑽の質が評価に影響を与えるといえるでしょう。面接官にマイナスの印象を持たれやすい通常であれば、卒業と同時に就職をしていることが普通ですので、「なぜ就職浪人となってしまったのか」「就職浪人になるということは何か問題がある人なのか」など面接開始前から面接官にネガティブな印象を持たれたうえで面接をされる可能性が高いです。 「就職浪人すれば全て最初からやり直すことができる」という単純なものではないということを心にとどめておきましょう。 大学の就活サポートを利用できない学生時代であれば、学校内での企業説明会、面接対策、キャリアセンターへの相談といったサービスを受けることができましたが、卒業してしまうとこのようなサービスを利用することはできません。 また同じように就職を志す友達・仲間が周りに少ないため一人での就活に心細さや不安を感じてしまうこともあるでしょう。就活・生活費がかかるメリットで就活に大半の時間を割くことができるとお伝えしましたが、生活しながら就活を続けるためにはお金が必要です。そのため、就活と並行してアルバイトをしなければならない人もいるでしょう。 住んでいる地域によっても異なりますが、生活費・就活費の捻出のためにアルバイト三昧となり、結果的に就活する時間がなくなってしまうということがないように注意をする必要があります。就職浪人で失敗する人の特徴就職浪人をした結果、就活に至れば問題ありませんが、その後も就活先が決まらずフリーターとして生活することを余儀なくされるケースも少なくありません。そのような人にはどのような特徴があるのでしょうか。 なんとなく就職浪人をしている就職浪人をした場合、目標や期日を定めて行動しなければ就活先を探すことは困難です。しかし、やりたいことが見つからないままなんとなく就職浪人期間を過ごしてしまうと、いつのまにか2度目の就活も終わってしまう可能性も十分に考えられます。 就職浪人期間が長くなればなるほど、企業からマイナスの印象を持たれやすくなってしまうので、「なんとなく」就職浪人することは止め、メリハリのある行動をすることが大切です。就活仲間がいない就活を成功させるためには「情報」も極めて重要な要素です。一人で就活をする場合、インターネットに掲載されている限られた情報のみを頼りに就活をしなければならず、学生時代に比べると「知らなかった」と感じる事象によって不合格になってしまう可能性もあります。自分一人で得られる情報には限りがあるため、同じ業界を目指す就活仲間を探すかもしくは就活エージェントなど就活のプロに頼ることも大切になるでしょう。振り返りができていない怪我や病気などの特別な事情がない場合、就職職浪人ということは就活1年目であらゆる失敗をしてしまっているということに他なりません。その失敗の要因を自分自身の中で分析できていなければ、また次の年の就活でも同じ失敗を繰り返すこととなります。 1度目の就活では何が問題で内定に至らなかったのかを振り返り、その振り返りをもとに改善策を立てて実践していきます。面接が苦手であれば面接の練習を徹底的に行う、自己分析ができていないのであれば自己分析に時間を費やす、スキルが足りないと感じたのであれば資格取得を行うなど、就活生それぞれの状況によって異なるはずですので、まずは課題を洗い出してみましょう。 就職浪人になることを決める前にやるべきことここでは就職浪人を決定する前に行うべきことを紹介します。就職浪人という道を本当に選ぶべきなのかを今一度考え直してみましょう。 就職浪人が自分の人生にとってベストなのか考える「就職先が見つかっていないが卒業を迎えてしまった。就職したいから就職浪人をしよう」という考え方は非常に危険です。お伝えしている通り、就職浪人にはメリット・デメリットがありますが、デメリットのほうが大きく、就活が不利になる可能性が高いです。 就職浪人になるべきかを悩んでいる場合には、まずは自分の人生の目標や目的を改めて見直し、本当にその選択が一番自分の人生を考えたうえで最適な道なのか、就職浪人以外の進路はないのかを今一度考え直したほうが良いでしょう。通年採用している企業を探す毎年就活の形は変化しており、一括採用の就活の風潮も徐々に緩和が見られ、企業によっては新卒を通年採用をしている企業も出始めています。また、昨今はコロナ禍からの景気回復に伴い各社の採用予定人数も増加している企業も多く、4月の入社式を目指して採用を続けているケースも少なくありません。 就職浪人になると決定する前に今からでも就職できる道はないかを確認してみましょう。就活エージェントやキャリアセンターに相談する就活浪人をするかどうかについて悩んでしまった場合には、一人で結論を出さずに周囲に相談をすることをおすすめします。 相談するタイミングにもよりますが、今からでも間に合う就職の方法などを伝授してもらえる可能性もありますし、就活でのつまづきポイントを客観的目線から指導してもらえることにより、卒業までに内定を得ることができる可能性も高いでしょう。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較! 就職浪人期間中にやるべきこと就職浪人になると決めた場合、不利な状況にならないためにやっておくべきことをお伝えします。 就職浪人した理由を明確にする就職浪人の場合、面接時に必ず「なぜ就職浪人をしようと思ったのですか」「就職浪人中に自分が成長したことを教えてください」などの質問をされると考えておきましょう。 「希望企業から内定が出なかったから」「どの企業からも内定がもらえなかったから」などの回答が本音だと思いますが、一般的にそのような回答をしてしまうと面接官はネガティブな印象を持つだけで、選考通過が厳しい可能性が高いです。 内定が出なかったために就活を継続している場合であっても、「その理由」と「その経験から学んだこと」を明確にしていることが明らかになるような回答をすることが大切です。 【パターン①】 (理由)就活に対して本気度が足りていなかったため内定が得ることができなかった (学んだこと)何事にも本気で取り組み、事前準備を怠らないことが大切である 【パターン②】 (理由)志望業界を絞り過ぎていた (学んだこと)固定概念にとらわれずに様々な角度から物事を捉え、まずは調べてみることが大切である 面接では「失敗談」について質問されるケースが多いですが、就職浪人も失敗談のひとつですので、理由と学んだことを明確にしたうえで行動がどう変化したのかまで伝えることを意識しましょう。就職浪人期間にスキルを身に着ける前述の通り、面接の場では就職浪人期間中の活動について質問されることが予想されますが、「就職浪人」という期間をどうアピールするかによって好印象を与えることができるかもしれません。 その一つが「スキル取得」です。1年目の就活を振り返った際に「アピールできるスキルや資格がなかった」と感じるのであれば、その反省を活かし、志望業界に役立つ勉強をしておくと良いでしょう。 たとえば、英語を使うことが多い業界の場合であればTOEICで高得点を取得する、不動産業界を目指す場合であれば宅地建物取引士(宅建)の資格を取得するなど、1年の就職浪人というブランクがあったとしても企業にとっては必要なスキルを身に着けることで、志望度の高さをアピールすることができるはずです。早めに選考対策をする就職浪人をすると決めた場合には早めに選考対策をスタートさせましょう。 1年の猶予があると感じているかもしれませんが、実際にはそんなに悠長な時間はありません。新卒採用枠の場合、大学3年の夏休みからインターンがスタートしており、ライバルとなる就活生は動きだしています。 「時間がある」とのんびり構えるのではなく、スケジュールを立て前倒しに行動していくことが大切です。 就活の乗り切り方を教えて欲しい就活生向け 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。
2024.04.26
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インターン
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インターンを無駄にしない質問例50選!ポイントや注意点もご紹介
インターンに参加する就活生の中には、 「質問する時に気を付けた方がいいことってあるのかな。」 「より深く業界を理解するためにはどんな質問をすればいいんだろう。」 などインターンでの質問について悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 本記事では、インターンで質問するタイミングやポイント、すぐに活用できる質問例などをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ インターンで質問するメリットは、「リアル情報の収集」「マッチング」「志望度アピール」「社員との関係構築」の4点 インターンで質問するタイミングは、「座談会中」「業務中」「インターン終了後」 インターンでの質問のコツは、「就職軸」「質問内容の整理」「仮説立て」の3点 インターンで就活生が質問するメリット インターンでは、実際に働いている社員とコミュニケーションを取る機会があります。就活生がこのような機会を活かし、社員に質問することで得られるメリットについてお伝えします。 リアルな情報を得ることができる インターン先で実際に働いている社員に話を聞くことで、企業のHPには載っていないリアルな情報を得ることができます。 直接コミュニケーションを取ることで、仕事内容や企業理解を深められます。自分にあった業界なのか、自分にあった仕事なのか、自分に合った社風なのか、など働くうえでの疑問や不安を解消することが可能です。 自分と企業とのマッチング度合いがわかる 就活では”自分にマッチしている企業を探すこと”が最も大切だといえます。 つまり、自分の就活軸と企業の情報を照らし合わせ、自分に適性はあるのか、社風や社内環境は自分にとって苦しいものではないかを確認する必要があるということです。 インターンでは、社員と直にコミュニケーションを取ることで、志望企業に対する疑問や不安を解消することができ、本選考前に自分の軸に合っているか、受けるべきかどうかを判断することができるでしょう。 志望度の高さをアピールできる 積極的に質問をすることにより、企業に対し志望度の高さをアピールできます。 企業担当者は、興味があるからこそ、積極的に質問をしてくれているのだろうなと評価します。 インターンでの評価が本選考に影響する場合もありますので、積極的な姿勢をみせましょう。 社員との接点を作ることができる 実際に働いている社員と直接話せる機会は貴重です。インターン中に積極的にコミュニケーションを取ることで、社員との接点を持つことができ、現場のリアルをより具体的に聞ける関係を作ることもできます。 インターンで就活生が避けたい質問例 たくさん質問することは良いことですが、内容によっては、聞くことでマイナスなイメージを持たれてしまうリスクのあるものもあります。予め避けたほうが良い質問内容を把握しておきましょう。 給与や待遇・福利厚生に関する質問 給与や待遇・福利厚生などの条件に関する質問はあまりおすすめはしません。 これらの条件に関する質問自体がNGなわけではありませんが、「この学生は条件面のことばかり聞いてくるな・・・」「仕事内容よりも待遇にしか興味がないんだな・・・」と誤解されてしまう可能性があります。 企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を探しているため、仕事への熱量が少ないと判断されてしまうと選考を通過することは難しくなってしまうでしょう。 どうしても条件面に関する質問をしたい場合には、「将来的に家庭を持った場合、子供との時間も確保しつつ働き続けたいと考えています。子育てに関する福利厚生制度はありますか?」など質問の意図も添えると良いでしょう。 調べればすぐに分かるような質問 企業HPなどにも掲載されているような、自分で調べればすぐにわかる内容を質問することは避けましょう。 「この学生はうちの企業について何も調べてきてないのか…?志望度は低そうだな…」と思われてしまう可能性があります。 せっかくインターンに参加しても、マイナスなイメージを持たれてしまったり、インターネットでもわかるような情報しか得られず終わってしまっては非常に勿体ないです。 貴重な機会を有効活用するためにも、実際に働いている社員だからこそ聞ける質問をするように心掛けましょう。 インターンで就活生はいつ質問するべき? せっかく質問するのであれば、お互いに余裕のあるタイミングで適切な回答が得られる環境で質問することが大切です。 ここでは、質問しても良いタイミングについてお伝えしていきます。 座談会中 インターンのプログラム内には、社員と話すことができる座談会を設けているケースもあります。座談会では、学生がグループとなり、社員1~2名に対して質問することができます。 座談会に参加する社員は優秀な方や社内でも高い成果を残している方が多いので、企業や仕事内容をより理解することが可能です。 インターンに参加前に座談会があるかどうか、事前に確認しておきましょう。 インターン業務中 座談会のように質問する時間が設定されていないインターンに参加する場合には、インターンの業務の合間に質問します。 業務中には社員が近くにいる場合が多いです。この状況を活用し、社員の休憩時間や隙間時間を見計らい、積極的に声をかけてみてください。 インターン終了後 業務内でも、質問できるタイミングを見つけられない場合は、インターン終了後に社員に話しかけます。 忙しい社員が多いので、質問内容は端的にまとめ、「質問したいことがあるのですが、お時間よろしいでしょうか」と相手の状況をみて質問します。 POINT 事前前にメールをしておく いつ時間が確保できるか分からないという場合には、事前に質問内容を社員にメールしておくという手もあります。 もしくは、予め質問時間のアポをとっておくのも効果的です。 社員の業務の妨げにならないよう配慮することを心掛けましょう。 インターンで就活生が質問をするコツ 限られた時間の中で、自分の中の疑問や不安を解消する質問をするために、知っておいたほうが良いポイントを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 就活軸と照らし合わせながら質問する 先にも述べましたが、就活では”自分にマッチしている企業を探すこと”がゴールです。インターン先がどれだけ自分にマッチしているのかを知るために、自身の就活軸に沿った質問をしてみましょう。 たとえば就活軸が「年齢に関わらず能力によって活躍できる」なのであれば、「自分の強みは向上心と負けず嫌いなのですが、年齢にかかわらず昇進できる環境はありますか」などと聞くとマッチ度を測れます。 質問内容を整理しておく 質問したいことが多い場合は、事前に整理してから質問するようにしましょう。 内容のまとまっていない質問をすると、質問を受けた社員は何からどう回答すべきなのか分からず困惑してしまいます。 そのため、質問をする前に「いくつか質問させていただきたいのですがよろしいでしょうか?」「お聞きしたいことが2点あります」などと、今から複数の質問をすることを伝え、内容の順序を整理した上で質問するようにしてください。 自分の意見を持ったうえで質問する インターンで質問する際は、「自分の意見を持ったうえで質問する」ことが大切です。 ただ疑問に感じたことをそのまま尋ねるのではなく、企業のHPなどから得られる情報をもとに自分なりの仮説を立てたうえで質問することをおすすめします。 たとえば「〇〇について私はこのように思っています。御社の考えをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。」など、自分の意見を伝えたうえで質問します。 そうすることで、ただ「〇〇についてどう思いますか?」と聞くよりも、「この学生は自分の意見をちゃんと持ってる人だな」と効果的なアピールをすることができるでしょう。 インターンで好印象を与える話の聞き方とは? 話を聞く際は、聞く態度にも注意をしましょう。自分はちゃんと聞いているつもりでも、意外と相手にはその姿勢が伝わっていないこともあります。 相手に好印象を与える聞き方のポイント4点を意識してみましょう。 相手の目を見て聞く 相手の話を聞く際は、必ず話している相手の目を見て聞きましょう。相手の目を見ることで、話を聞いているという意思表示になります。 また、表情にも意識してください。真顔で聞いていると「つまらないのかな・・・?」と不安にさせることがあります。少し口角を上げながら話を聞くと良いでしょう。 うなずく・あいづちを打つ 前述の相手の目を見て口角を上げた表情にプラスをして、うなずきやあいづちを打つとさらに好印象です。 うなずきも話を聞いているというアピールとなります。相手の話しやすい空気感を作るよう心掛けましょう。 メモを取る 話してくれた内容を全て暗記するのは難しいですので、大事な情報を忘れないためにも、メモを取るようにしてください。社会人にとってメモをとることは当たり前です。メモをしないと基本的なビジネスマナーがなってないなと思われることがあるので注意が必要です。 メモを取る際は「メモを取ってもよろしいでしょうか」と一言伝えましょう。 相手の発言を遮らない 相手の話を遮ってしまうのはとても失礼な行為です。 遮ってしまうと「人の話を聞くのが苦手な人なのかな?」と思われてしまう可能性があります。何か発言したい場合は、相手の話が終わるまで待ちましょう。 話を遮ってプラスになることはないため避けるようにしてください。 インターンで就活生が質問をする際の注意点 積極的に質問しているにも関わらず、タイミングや言葉遣いによってはマイナスイメージをもたれてしまう可能性があります。 そうならないためにも、質問する際には、以下3点に注意してみてください。 業務の妨げにならないタイミングに質問する インターンのプログラムの最後に質問タイムが設けられている場合もありますが、そこで聞ける質問は1つか2つなどと限られています。 質問したい内容が複数ある場合には、業務の合間や業務後など社員さんの邪魔にならないタイミングで声をかけましょう。もしくは、個別に質問タイムを取ってもらえるよう事前に頼んでおくとよいでしょう。 言葉遣いに注意する 質問をする際は丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。 せっかく積極的に質問をしても、言葉遣いや質問態度が悪いとマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。 そのため質問する前に正しい敬語表現を身に着けておきましょう。 丁寧語:相手に対して丁寧な表現を使って敬意を表す敬語です。主に「です」「ます」「ございます」で表現します。 尊敬語:相手に対して敬う気持ちを表す敬語です。主に目上の方が主体になる時に使います。 謙譲語:へりくだった言い方で相手への敬意を表す敬語です。主に自分を下げて相手を立てる時に使います。 答えにくい質問は避ける 漠然とした質問や、その社員が専門外とする分野についての質問はやめましょう。 社員も何でもわかるわけではありません。直接質問できる機会はとても貴重であるため、その人だからこそ聞ける話を質問することをおすすめします。 インターンで就活生がすぐに使える質問例50選 ここまで、インターンで質問すべきメリットやポイントや注意点などをお伝えしてきました。しかし、いざ「積極的に質問するべきっていわれても何を聞けばいいんだろう・・・」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 カテゴリー別におすすめの質問例をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。 ■企業理解を深める質問 経営戦略に関する質問 4選 社風に関する質問 10選 仕事内容に関する質問 8選 必要な能力に関する質問 5選 キャリアパスに関する質問 3選 人事担当者や面接官の方個人に関する質問 7選 ■自己アピールにつながる質問 自己PRできる質問 5選 志望度をアピールする質問 8選 企業理解を深める質問 経営戦略に関する質問 4選 ■今後注力していきたい事業を教えてください。 ■5年後、10年後に描いているビジョンを教えてください。 ■御社の強み、弱みを教えてください。 ■御社に今、不足しているまたは、課題に感じていることはなんですか? 社風に関する質問 10選 ■他部署との交流はありますか? ■社員の方同士で飲みに行くことはありますか? ■休日でも仕事仲間と過ごすことはありますか? ■社員の方はどのような人が多いですか? ■社内でよく使われている言葉を教えてください。 ■上司の方や先輩方に質問させていただける環境はありますか? ■御社は〇〇という社風だと伺いましたが、どう思われますか? ■御社には部署や事業部によって、組織風土などに違いはありますか? ■社員同士が自発的に教え合うような風土はありますか? ■社内では、上司の方をどのように呼んでいますか? 仕事内容に関する質問 8選 ■だいたいの1日の仕事の流れを教えてください。 ■仕事をしていて、楽しいと思ったことやつらいと思ったことを教えてください。 ■今担当している仕事は会社にとって、どのような役割を果たしていますか? ■仕事で最もやりがいを感じるのはどのような時ですか? ■どんな顧客を対象に、何人くらいのチームで仕事をしていますか? ■今の目標を教えてください。またそれを達成するために頑張っていることを教えてください。 ■今までの中で最も達成感を感じたエピソードを教えてください。 ■御社における、クライアントに対する姿勢について教えてください。 必要な能力に関する質問 5選 ■新入社員の間にやっておくべきことはありますか? ■御社で評価されている人はどのような人ですか? ■御社で働く際に最も大切にすべきことを教えてください。 ■働くうえでどんな能力が必要ですか? ■〇〇について学ぼうと思ってるのですが、このスキルは御社の役に立ちますか? キャリアパスに関する質問 3選 ■若手社員に求めることや、今後こうなって欲しいというイメージがあれば教えてください。 ■〇〇という事業に興味があるのですが、配属はどのように決まりますか? ■〇〇という役職に憧れているのですが、通常何年ぐらいかかりますか? 人事担当者や面接官の方個人に関する質問 7選 ■〇〇さんはなぜ御社へ入社したのですか? ■〇〇さんが入社前後に感じたギャップはありますか? ■今の目標と、それを達成するためにどのような取り組みをしているか教えてください。 ■〇〇さんの働くうえでのこだわりを教えてください。 ■〇〇さんが若手の時にぶつかった壁を教えてください。 ■これまでで最もやりがいを感じられた瞬間を教えてください。 ■〇〇さんが御社で最も魅力を感じているところはどこですか? 自己アピールにつながる質問 自己PRできる質問 5選 ■私は根気強い性格ですが、どのような資質が必要ですか? ■異なる価値観でも受け入れられる性格ですが、配属先の雰囲気を教えてください。 ■〇〇の資格を持っていますが、御社の仕事で活かすことはできますか? ■大学時代は100人以上の部員がいる部活動で部長として全体を統括していました。御社では若手でもこうした経験が活かせるチャンスはありますか? ■学生時代の留学経験を活かしたいと考えていますが、若手のうちから語学を活かす機会はありますか? 志望度をアピールする質問 8選 ■社員教育に力を入れているとお聞きしましたが、独自の研修などはありますか? ■(志望している部署の)仕事内容について、詳しく教えてください。 ■若手社員の方が、最初につまずくのはどんな場面が多いですか? ■入社までにさらに勉強をしておくことはありますか? ■入社までに〇〇以外で勉強しておくことはありますか? ■御社の〇〇という商品に憧れているのですが、その商品に携わることは可能ですか? ■御社の〇〇に強い興味があるのですが、どのような経緯で開発されたのか教えてください。 ■入社後は責任あるポジションを目指したいと考えています。御社の評価制度・昇進制度について教えてください このような記事も読まれています 就活生がインターン面接に向けて準備しておくべきこととは?【頻出質問例付】
2024.03.22
インターン後のお礼状は就活に有利?メール・手紙の書き方を解説〈例文付〉
「インターンのお礼状をどうやって書けばいいのか分からない・・・」 「そもそもメールで送るの?それとも手紙?」 など、初めてのお礼状に苦慮していませんか? このような就活生向けに、本記事ではインターン後にお礼状を出すメリットやタイミング、お礼状の書き方や注意点についてご紹介しています。 メールと手紙それぞれの例文も掲載しているので、書き方のマナーが分からないという人はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ インターンでお礼状を出すと好印象を与えるだけでなく、企業に熱意や志望度をアピールできる お礼状はメールでも手紙でも良いが昨今ではメールで送るケースが多い お礼状は、誤字脱字に気を付け自分の言葉で思いを伝える インターンのお礼状を就活生が出すメリットは? インターンにおけるお礼状とは、お世話になった相手に感謝の気持ちを文書で伝えるための手段として企業に送るものを指します。 ここでは、お礼状を出すメリットについてお伝えしていきます。 好印象を与えることができる お礼状を出すことで「丁寧な学生だな」「礼儀があるな」と企業に思ってもらえる可能性が高いです。 お礼を言われて嫌な気持ちになる人はいません。むしろこの学生をインターンに受け入れて良かったなと思ってもらえると思います。 インターンに参加させてもらった感謝の気持ちをしっかりと伝えつつ、あなたの人柄をアピールしていきましょう。 企業に対する熱意や志望度をアピールできる お礼状は、企業に対し自分の想いや気持ちをアピールするためにとても効率的なツールです。 インターンで気づいた企業の魅力や学んだことなどを具体的に書くことで熱意を届けることができます。お礼状を出すことによって、ただインターンに参加しただけの学生との間に就活の差をつけることができるかもしれません。 今後の連絡が取りやすくなる インターンが終わってしまうと企業との関わりがなくなってしまうことはよくあります。しかし、お礼状を出すことによって企業担当者から返事をもらえる可能性もあります。 インターン中は他の学生もいるため、企業の方と2人で会話する時間が十分に取れなかった場合にも、お礼状をきっかけに、直接2人でやりとりをする機会を作ることができます。今後も関係を継続させるためにも、お礼状は送った方が良いでしょう。 POINT お礼状は出したほうが良い お礼状は必ず出さなければならないものではありませんし、実際にお礼状を出さない学生も多くいます。そのため、お礼状を出さなくてもマイナスイメージを持たれることはありません。 しかし、インターンに参加させてもらった感謝の気持ちを伝えることは、良いマナーであり、企業に対し良い印象を与えられるのでできる限り出しましょう。インターンの期間にかかわらず送ることをおすすめします。 インターンのお礼状を出すタイミングはいつ? お礼状はできる限り早く、お互いに記憶が鮮明に残っているうちに出すことがベストです。 インターン参加の当日にメール文面を作成し、翌日までには出します。 翌日までに間に合わない場合でも、お礼状は送った方が好印象です。遅くなってしまった場合には、「ご連絡が遅れて申し訳ありません」などの文言を添えると良いでしょう。 インターンのお礼状はメールと手紙どちらが良い? 感謝の気持ちを伝えることができるのであれば、メールでも手紙でもどちらでも問題ありません。 メールと手紙それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、ツールを選ぶと良いでしょう。 ただ、手紙の場合投函から到着までかなり時間がかかりますので、基本的にはメールで十分です。どうしても熱意を手紙で伝えたい!という人は手紙で送っても良いでしょう。 インターンのお礼状の書き方【メール編】※例文あり ここでは、メールの書き方を項目ごとにお伝えします。例文もありますので、ぜひ参考にしてみてください。 (1)件名 件名はメールの内容と差出人がひと目でわかるように記入します。 採用担当者は数多くの就活生からメールが届いているため、メールを開かなくても誰から届いたのか件名で判断できるようにしておくようにしましょう。 ■件名の例 「インターン参加の御礼 〇〇大学 ネオキャリア花子」 POINT 返信する際は件名を変更しない 企業から届いたメールに返信する際は、件名を変えないようにしましょう。 件名でメールを管理している場合もあります。件名を変更してしまうことで、企業側がメールを見失ってしまう可能性もあるので、届いた件名のまま返信してください。 (2)宛名 宛名には「企業名」「部署名」「担当者名」を書きます。 部署名が分からない場合は、「企業名」「担当者名」部署名は省いてもかまいません。 また、担当者名が分からない場合は、「インターン担当者様」と書きましょう。 (3)本文 本文の最初でまずは自分の自己紹介から始めます。インターンに参加した日時、大学名、学部名、氏名を書くと特定しやすいです。 次にインターンのお礼や感想を述べましょう。感想では、インターンで学んだことや心に残ったエピソードなどを具体的に自分の言葉で書くようにします。 ❏例文 〇月〇日~〇月〇日までのインターンシップに参加致しました、 〇〇大学〇〇学部の就活太郎と申します。 この度はお忙しい中、貴重な経験をさせて頂き、 誠にありがとうございました。 貴社で職務体験をさせていただきたことで、 〇〇職の詳細を知ることができ、今後の学校生活で学ぶべきことが明確となりました。 今回のインターンシップを通じ社員の皆様と直に交流する中で、 貴社で働く魅力など生の声を聞くことができました。 また、どの社員さんも目標を持ちイキイキと働く姿が非常に印象的で、 御社で働きたいという思いがより一層強くなりました。 (4)結びの挨拶 最後に改めて感謝の気持ちを伝えましょう。 ❏例文 心よりお礼申し上げます。 取り急ぎお礼申し上げたく、メールにて失礼致します。 このように感謝の気持ちを伝えたうえでメールの本文を締めます。 (4)署名 署名には「大学名」「学部学科名」「学年」「氏名」「電話番号」「メールアドレス」を書きます。 インターンのお礼状の書き方【手紙編】※例文あり ここでは手紙の書き方・封筒の書き方・選び方についてお伝えします。メールの場合と異なる点がありますので注意が必要です。 例文も掲載しているのでぜひ参考にしてみてください。 手紙の書き方 (1)頭語 一般的に手紙は、「頭語」から始まり「結語」で終わります。 頭語には「拝啓」や「謹啓」などがありますが、ビジネスの場合は「拝啓」を使います。 お礼状で用いる場合は「拝啓」が無難です。 急ぎの場合は「前略」を使うこともありますが、お礼状の場合には使いません。 (2)時候の挨拶 頭語の次は時候の挨拶を書きます。 時候の挨拶は普段活用しない文言が多く、季節によって内容も変わるため難しく感じる人もいると思います。季節に関わらず活用できる挨拶として、 「貴社におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます」 「貴社におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます」 などがあります。就活生がお礼状で活用するには無難な挨拶ですので、行き詰った場合にはこれらの文章を活用しても良いでしょう。 (3)本文 本文の書き方はメールの場合と同様です。 (4)結びの挨拶 最後に結びの挨拶を書きます。結びの挨拶では再度お礼の気持ちを伝え、会社の繁栄を祈るあいさつを入れます。 結びの挨拶がないと、締りのない文章になってしまうため必ず入れるようにしてください。 ❏例文 インターンに参加させていただいた御礼を申し上げたく、お便りを差し上げました。 末筆ながら貴社のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。 POINT メールの場合と書き方が異なるので注意してください。 (5)結語 結びの挨拶の次は結語を書きます。 頭語で「拝啓」を用いた場合、結語は「敬具」と記しましょう。頭語と結語はセットとなりますので、間違いないように注意しましょう。 基本的には、頭語で「敬具」、結語で「敬語」が無難です。 (6)日付 日付には「手紙を書いた日」か「手紙を送る日」のどちらかを記します。 日付の前に和暦で「令和●年」と書きます。西暦ではなく和暦で書くという点にも注意してください。 (7)署名 「大学名・学部学科・学年・氏名」を書きます。自分の名前は左側に寄せて書きます。 署名はあなたを紹介する大事な情報ですので、間違いがないように気をつけましょう。 (8)宛名 宛名はメールの時同様、「会社名」「部署名」「担当者の名前」を書きます。 部署や担当者の名前がわからない場合は「会社名」「インターン担当者様」で問題ありません。 宛名を書く際は本文と同じ高さに書いてください。イメージがつかないという方は上記の画像を参考にしてみてください。 封筒の選び方・書き方 手紙の場合は封筒も気にかけたいポイントです。ここでは、封筒の選び方、封筒の書き方、封筒のマナーについて紹介します。 封筒の選び方 <おすすめの封筒の形> □封筒の形 縦型 □封筒の色 白無地 □サイズ ナガカタ4号・90×205mm 横型の封筒は招待状や写真送付などカジュアルなシーンで使われるため、お礼状には向きません。 お礼状というフォーマルな用途の場合は白がおすすめです。「茶封筒じゃだめ?」と思う人もいると思いますが、茶封筒は一般的に事務用に使われることが多いため避けたほうが良いでしょう。 封筒の書き方 ❏表面 (1)住所、(2)宛名 ❏裏面 (3)封字、(4)差出人名、(5)日付 (1)住所 住所は必ず都道府県から書きます。番地を書く際は「1-2-3」ではなく、「一丁目二番三号」と漢数字を用いて書いてください。 長くなってしまう場合は、改行し2行に分けても問題ありません。 社名を書く場合には(株)と略さず「株式会社」と正式な表記で書くように注意しましょう。 (2)宛名 個人に郵送する場合は「様」、企業や部署に郵送する場合は「御中」を使います。 「様」と「御中」を併用するのは誤りです。 複数の部署にお礼状を送りたい場合は個別に送ることをおすすめします。それぞれにお礼状を出すことでお礼状を受け取った人が他の人に回す手間が省けるためです。 (3)封字 封筒を閉じる時はセロハンテープではなく、のりを使ってしっかりと閉じてください。のり付けしたら封字を書きます。 封字とは、封を閉じた後に第三者が中身を盗み見しないように防ぐものです。「×」と間違えやすいため注意してください。 (4)差出人名 自分の名前は封筒にある中央線の左に、住所は中央線の右に書きます。 自分の住所を書く場合も、省略せずに正式名称で書きます。 時折自分の名前を書き忘れてしまう人がいます。苦労して書いたお礼状が誰からのものか分からなくなってしまっては非常に勿体ないので、自分の名前が書かれているか必ず確認しましょう。 (5)日付 左上に日付を書きます。日付は「手紙を書いた日」か「手紙を出す日」にします。 手紙に記載した日付と合わせるようにしましょう。 インターン後のお礼状で就活生が注意すべき点 お礼状では感謝の気持ちを届けることができますが、場合によっては意図せず相手を不快な気持ちにしてしまうケースもあるため細心の注意を図る必要があります。 ここではお礼状での注意点をお伝えします。 自分の言葉で書く 何を書けば良いか分からないからという理由で、ネット検索で見つけた例文をコピペして送るということは、絶対に避けた方が良いです。 お礼状は上記の「インターンのお礼状を出すメリット」でもお伝えした通り、熱意や志望度のアピールや好印象を与えることのできるツールです。コピペで送ってしまってはむしろ逆効果になってしまうケースもあります。 お礼状を出すことを目的とするのでなく、感謝の気持ちや熱意をどれだけ伝えられるかを考え、自分自身の言葉で書くことが大切です。 誤字脱字・敬語表現に気を付ける 誤字脱字がないか、敬語表現は適切か念入りにチェックします。 敬語は自分では気付かないこともあるので、不安な人は敬語に強い友人や家族などに確認してもらいましょう。 業態によって書き方が異なりますので下記参考にしてみてください。 会社→貴社 銀行→貴行 市役所・区役所→貴役所 事務所→貴事務所 官公庁→貴庁・貴省 施設→貴施設 店舗→貴店 書き間違えたら新しい紙に書き直す 手紙でお礼状を出す場合、書き間違えたら新しい紙に書き直してください。 書き直すことが面倒で、修正ペンで消したり、間違った箇所に二重線を引いて書き直そうとする人もいますが、ビジネスマナーとしては正しくありません。 お礼状だけでなく、就活で必要となる書類は基本的にすべて書き直します。 印象が悪くなる可能性のある行動は避けるようにしましょう。 企業からのメールには必ず返信する メールでお礼状を出した場合、企業から返信をもらえる可能性があります。 企業から返信が来た場合は必ず返信をしましょう。 返信文には「丁重にお返事をいただきましてありがとうございます」などの感謝の気持ちを伝えるようにします。自分の返信でメールのやり取りが完結するよう意識しましょう。 このような記事も読まれています インターンメールの決定版!就活生がすぐに使えるシチュエーション別例文付
2024.03.22
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就活エージェント
このカテゴリのページを見る就活エージェントを利用するメリットや受けられるサービス内容、おすすめのサービスなどについてわかりやすく紹介しています。
就活エージェントとは?利用のメリット・デメリットと選ぶ際のポイント4つ
「就活エージェントって使ってみた方が良いのかなぁ?」 「就活エージェントってなんか怪しい気がするけど大丈夫?」 このように、就活エージェントを使うべきかどうかお悩みではありませんか? 就活エージェントは専任のキャリアアドバイザーが企業紹介から選考対策、選考の日程調整などの企業とのやり取りの代行まで、就職活動を全面的にサポートしてくれるサービスですが、無料で利用できるところが多いためつい怪しいと感じてしまう方が多いようです。 そこで本記事では就活エージェントがどういったサービスを提供しているのかという基本情報のほか、利用するメリット・デメリットなどをご紹介いたします。実際に就活エージェントを選ぶ際のポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活エージェントとは、就活を無料で全面的にサポートしてくれるサービスを指す 就活エージェントは「早く内定が欲しい人」「選択肢を広げたい人」に向いている 自分に適した企業と出会える可能性がある一方で、興味のない企業を紹介される可能性もある 「サポート内容」「強みのある業界」「取り扱いエリア」「求人数」の事前チェックが大切 就活エージェントとは? 就活エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーが個別面談を通して就活生の性格や強みなどをヒアリングして把握したうえで、 それぞれの就活生に合った企業の紹介や選考の日程調整のほか、選考対策などを内定に至るまで全面的にサポートしてくれるサービスです。 就活エージェントは企業とのコネクションが強く、就活エージェントを経由することによって中には特別選考ルートに乗るケースもあります。その場合は応募から内定までを最短ルートで進むことができ、一般選考よりも早いスケジュールで選考が進んでいきます。 一般的に全てのサービスを無料で利用できることがほとんどで、内定後も料金を請求されることはありません。 というのも、就活エージェントが紹介した人材の入社が決まると提携している企業側からその対価が支払われるというビジネスモデルとなっているからです。 ちなみに、就活エージェントの利用時期に制限はありません。「就活がうまくいかない」「もっと効率的に就活を進めたい」と感じた時が使い時ですので、この機会にぜひ利用を始めてみてはいかがでしょうか。 ナビサイト・キャリアセンターとの違い 就活ナビサイトの場合は自分自身で求人を調べて企業の選考にエントリーし、選考対策も自分一人で進める必要がありますが、就活エージェントを利用すればわからないことをすぐにキャリアアドバイザーに質問することができますし、選考対策も講じてもらえるため内定が出る確立がグッと高まります。 そのため一人で就活を進めていくことに不安を感じている方やなかなかうまくいかないとお悩みの方は、ぜひ就活エージェントの利用も視野に入れていただけたらと思います。 またキャリアセンターと就活エージェントはサービス内容にさほど違いがありませんが、選択肢をより多く持っておくためにも、双方を並行利用すると良いでしょう。 就活エージェント 3つの主要サービス 就活エージェントが提供しているサービスとしては主に下記が挙げられます。それぞれ見ていきましょう。 個別での就活相談(個別面談) 就活エージェントでは就活生一人ひとりに専属のキャリアアドバイザーがつき、就活状況や性格、長所を把握したうえで就活相談に応じてくれます。これは多くの場合、”個別面談”と呼ばれます。 「面接で落とされてしまう理由を知りたい」「どのように企業を選べば良いのかわからない」といった悩みも、就活エージェントに相談することで解決できたり、自分では気づかなかった観点が生まれることもあります。 企業紹介 最初の個別面談での内容を踏まえ、それぞれの就活生の希望条件や性格に合った企業の紹介も受けることができます。 就活エージェントによってはナビサイトに掲載されていない非公開求人を紹介してくれるところもあるため、自力では見つけられなかった企業と出会える可能性もあります。 選考のアドバイス 履歴書やES、面接に対するアドバイスや細かい対策を受けることもできます。特に企業によって面接での評価基準は異なるため、企業ごとの評価基準をもとに担当のキャリアアドバイザーが細かい面接対策のアドバイスを行ってくれます。 また、仮に面接で落とされてしまった場合には、なぜ不採用になってしまったのかを教えてもらえることがあります。自分の面接での課題を知ることができるため、次の選考へ活かすことが可能です。 就活エージェントを使った方が良い人の特徴6選 では、具体的にはどういった方が就活エージェントを使うと効果的なのでしょうか?主に挙げられるのは下記のような方になります。 できるだけ早く内定が欲しい人 まずはできるだけ早く内定が欲しい人が挙げられます。これまでの就活で自分なりに努力してきたけど思うように内定をもらえていないという方は、自分がなぜ選考で落とされてしまうかの原因を把握できていない可能性が高いです。 就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば今の自分の課題を客観的に見てもらうことができるため、選考の通過率を高められるでしょう。 まず一社内定を獲得することで不安な気持ちを解消でき、今よりもっと心に余裕をもって選考を進められることに繋がります。 企業の選択肢を広げたい人 また、企業の選択肢を広げたい人も就活エージェントを利用した方が良いといえます。ナビサイトなどの求人サイトで企業を探す際、どういったポイントに重点を置いて企業を選べば良いのかよくわからないと悩むことはありませんか? 結果的に聞いたことのある企業や同じような業種の企業ばかりをチェックしてしまい、選択肢が広がらないこともあるでしょう。 その点、就活エージェントを利用すると専任のキャリアアドバイザーがヒアリングを行ったうえで、ご自身にマッチした企業選びのコツをアドバイスしてくれます。 就活エージェントから企業紹介を受けることもできるため、自分一人では企業選びが不安だという方に向いています。 自分の強みがわからない人 自分の強みがわからないという方にも就活エージェントの利用が向いています。「自己分析を行ったもののいまいち自分の特別な強みが見えてこない」「自己分析をきちんと行えているのかどうか不安」といった方が該当するでしょう。 自分の強みが見えてこなければ自己PRで何をアピールすれば良いのかわからなくなってしまいますし、ESや面接で思うように自分の良さを伝えることができなくなってしまいます。 就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、自己分析を一緒に進めてもらえたり、自分の強みを客観的な視点で教えてもらうことができるため、こういった方にも就活エージェントの利用は効果的です。 書類選考に通過しない人 また、なかなか書類選考に通過しない方も就活エージェントを利用すべきであるといえます。書類選考で課せられる設問として一般的なのは「志望動機」「ガクチカ」「自己PR」の3つです。 もし、この中のどれかの書き方がわからないという方は、就活エージェントのキャリアアドバイザーからアドバイスをもらうと良いでしょう。あるいは、自分ではうまく書けているつもりでも、キャリアアドバイザーがチェックすることで見えてくる課題があるかもしれません。 面接が苦手な人 面接が苦手な人も就活エージェントを利用した方が良いといえます。「面接官がどういったポイントをチェックしているのか知りたい」「細かい面接対策をしたい」などと考えている方にぴったりです。 就活エージェントのキャリアアドバイザーは”面接の通過率を上げるにはどうすればいいのか”という視点で面接対策を講じてくれるため、面接で落とされてしまうことが多いという方にはぜひ利用していただきたいところです。 面接などの日程調整が面倒な人 最後に、面接などの日程調整を行うのが面倒だという方にも就活エージェントの利用が適しています。就活エージェントを利用すると、就活エージェントが企業との日程調整を代行してくれます。 就活エージェントを利用するメリット・デメリット さて、就活エージェントを利用するにあたって気になるのが、利用することによるメリットとデメリットではないでしょうか? ここでは就活エージェントの利用におけるメリットとデメリットをそれぞれ簡単に掲載しておきますので、ぜひご自身の状況に照らし合わせて利用を検討してみてください。 【就活エージェントを利用するメリット】 ・自分に合う業界・企業を見つけられる ・ナビサイトにはない非公開求人を紹介してもらえる ・サポートは全て無料で受けられる ・ESや面接のアドバイスを受けられる ・就活に役立つ特別なイベントに参加できる ・早く内定を獲得しやすい 【就活エージェントを利用するデメリット】 ・志望度が高くない業界・企業を紹介されることもある ・エージェントによって企業の選択肢が狭いこともある ・大手企業の紹介は少ない(倍率が高く自社集客で成り立つため) ・エージェントとの連絡頻度が高くなる場合がある ・相性の良いコンサルタントに当たるとは限らない 就活エージェント・利用の流れ ここでは実際に就活エージェントを利用する際の流れを簡単にお伝えいたします。 就活エージェントに登録する 就活エージェントを利用する際には、まずは登録が必要になります。登録はWeb上で行うことが多く、個人情報や希望業界、職種などを入力していきます。 登録が完了したら面談日時の予約をしましょう。就活エージェントから電話かメールで連絡が来た際に面談日時を決める場合もあるため、それぞれの就活エージェントの案内に従ってください。 個別面談を受ける 面談日程の調整が完了したら、実際に面談を受けます。近年ではオンラインのケースと直接エージェントに出向くケースとがあり、どちらかを選べる場合も多いです。 面談では、就活エージェントに登録した際の個人情報の確認や、現在の就活の状況、自分が企業に求める条件面などについて話します。この過程でこれまで知らなかった新しい自分や、就活の改善点を知れることも多いです。 企業紹介を受ける 個別面談で志望職種や勤務地などといった就活生側の希望と、キャリアアドバイザーの客観的な意見を擦り合わせたら、自分にマッチした企業を紹介してもらうフェーズに移ります。 大手ナビサイトには公開されていない非公開求人を紹介してもらえるケースもあるため、選択肢が広がるでしょう。 選考対策を受ける 次に選考対策として、履歴書やES作成におけるアドバイスを受けることができます。企業に好印象を与えられるような志望動機、ガクチカ、自己PRの書き方などをアドバイスしてもらえます。 ちなみに書類選考を通過した場合には、就活生の代わりにキャリアアドバイザーが面接の日程調整を行ってくれます。 内定・入社までサポートを受ける 応募先企業から内定をもらい、それを承諾したら無事入社が決まります。 内定獲得後は就活生が直接企業と連絡を取ることになりますが、入社までの間、何かあった場合には就活エージェントに相談することが可能です(エージェントによっては入社後もフォローしてくれるケースがあります)。 就活エージェントを選ぶ際のポイント4つ さて、ここまでお読みいただき「就活エージェントを使ってみたい!」と感じた方は、できるだけ下記の4つのポイントを意識しながら就活エージェントを選んでみてください。 また、もし就活エージェントを1社利用していく中でなかなか内定を獲得できなかったり、あまり納得のいくサービスを受けられていないと感じたりした場合には、他の就活エージェントも並行して利用してみましょう。 受けたいサポートを受けられるかを見る 就活エージェントによってサポートしてくれる内容は異なります。自分にはどういったサポートが必要なのかを明確にしたうえで、実際にそれを受けることができる就活エージェントを探すようにしましょう。 志望業界・企業へのコネクションが強いかを見る また就活エージェントによって強みを持つ業界は異なります。 あらゆる業界を幅広く取り扱っているエージェントであっても、一部の業界に特に強みがあるというケースも珍しくないため、ご自身が志望する業界に強みがあるかや、志望企業を紹介してくれているかをチェックしましょう。 ただし、登録前にどういった業界の企業を多く扱っているのかを把握するのは難しいかと思いますので、実際に面談を受けて聞いてみるのも一つです。 取り扱いエリアを見る 近年ではオンラインで面談を受けられる就活エージェントも多いですが、中にはその就活エージェントが自分が働きたいと考えているエリアでの求人を取り扱っていない場合もあるため、事前にチェックしておく必要があります。 求人数の多さを見る 最後に、就活エージェントによって取り扱っている求人数は異なります。求人数が多いほど自分に合った企業に出会える可能性が高くなるため、登録する前にその就活エージェントの求人数を調べておくのが得策です。 就活エージェントの効果的な利用方法3選 最後に、就活エージェントを利用するにあたっては特に効果的な利用方法があるため、ここでは3つのポイントをご紹介いたします。 複数の就活エージェントを並行して利用する 就活エージェントを利用するにあたっては、複数のサービスを同時に並行して利用するのが得策です。 というのも、就活エージェントによって持っている保有している求人数が異なるため、複数のエージェントを利用することで選べる企業の幅を広げられるからです。 就活エージェントによってはベンチャー企業に特化していたりある特定の業界に強みがあったりと特色も異なるため、エージェントを選ぶ際にはご自身に合ったところを見つけましょう。 また、その企業や業界への理解の深さなどは自分を担当してくれるキャリアアドバイザーによって異なります。 受けることができるアドバイスの内容や情報の詳細さにも差が生まれるため、複数の就活エージェントを並行して利用することでより自分が納得できる企業を見つけていきましょう。 自分に合わない企業の紹介はハッキリと断る 就活エージェントを利用する際、中には「ここはあんまり自分に合わないな・・・」と感じる企業を紹介されることもありますが、そういった際にはハッキリと断るようにしましょう。 就活エージェントのキャリアアドバイザーは、就活生の可能性を広げるために様々な企業を紹介しますが、その企業を全て受ける必要はありません。 就活生の時間は有限ですので、本当に自分には合わないと感じた企業については断って構いません。 ES・面接対策は遠慮せずに依頼する また、ESや面接の対策についてはキャリアアドバイザーへ積極的に依頼して構いません。先ほどの内容とも近いですが、自分を担当してくれるキャリアアドバイザーによってアドバイスの仕方や細かさ、頻度は異なります。 もっと細かく対策をしてほしいと感じた場合には、こちらから積極的にお願いしなければ伝わらないため、感じたら遠慮せずすぐに伝えるようにしましょう。 もし納得のいくアドバイスをもらえないと感じた場合には担当者の変更を依頼したり、他のエージェントに切り替えるなどの対処を行いましょう。
2024.04.26
就活エージェントはやめとけと言われる4つの理由。仕組みを理解して自分に最適なサービスを使おう
就活エージェントというサービスを耳にしたものの口コミや友人の「利用はやめとけ」という話を聞いて、サービスの利用に不安を感じた人もいるでしょう。 そこで本記事では就活エージェントの利用に対して不安はあるものの自身の就活が理想的に進まない方向けに、就活エージェントが持つネガティブなイメージや利用のメリット、デメリットについてご紹介します。 \おすすめの就活エージェントを知りたい/ おすすめの就活エージェント3選までスキップ 就活エージェントの利用をやめとけと言われる4つの代表的理由「就活エージェントを使うのはやめとけ」という情報を目にしたことのある就活生は少なくないと思いますが、なぜ就活エージェントはこういったマイナスイメージを持たれているのでしょうか? ここではその代表的な4つの理由をご紹介いたします。 希望に合わない企業を紹介される場合がある 就活エージェントを利用した就活生の中には「希望に合わない企業を紹介された」と語る人もおり、これが就活エージェントを利用しないほうが良いと言われている要因の一つです。 就活エージェントで希望に合わない企業を紹介されるケースがあるのは、主に下記の3つが原因です。 ・客観的な視点で企業紹介を行っているから ・担当者がスキル不足だから ・担当者が自分の成果を優先することがあるから 優良かつキャリアアドバイザーのレベルが高い就活エージェントの場合、就活生の希望に加えて面談を通して見えた就活生の適性・傾向も併せて、本当の意味でその就活生に適した企業を紹介する傾向があります。 希望に沿った企業が必ずしも適性のある企業であるとは限りません。 だからこそスキルの高いキャリアアドバイザーは第三者による客観的な視点をもとに企業紹介を行うことで、その就活生が長く働けるような企業に出会えるよう取り計らっているのです。 この場合には希望と多少異なる企業であっても、キャリアアドバイザーから詳細な説明を聞けば納得がいくかもしれません。 しかし中には一部ですが、キャリアアドバイザーのスキル不足が原因で的外れな企業を紹介されてしまったり、成果を優先したいというエージェント都合によって、あまりマッチしているとはいえない企業を紹介されたりするケースがあります。 もし、サービス自体に問題がない場合には担当者を変更してもらうよう問い合わせましょう。悪意のある対応を受けた場合には、別の就活エージェントを利用し直すと良いでしょう。 連絡頻度、連絡方法に不満を感じる場合がある 就活エージェントに登録をすると、初回の面談予約を行うまでに頻繁に連絡が来るケースがあり、これもまた就活エージェントを利用しないほうが良いと言われる原因です。 就活エージェントからすれば、面談を受けてもらわないことには企業紹介を行えないため面談予約を促すのは当然ですが、頻繁に連絡が来るとわずらわしく感じるのも無理はありません。 面談後も就活状況の確認や企業紹介などの連絡が頻繁に来るケースがあります。メールならまだ良いかもしれませんが、頻繁に電話がかかってくるような場合にはより一層ストレスを感じるでしょう。 また悲しいことに、「後日連絡しますね」と言いながら何の音沙汰もないような対応の悪いキャリアアドバイザーも一部います。 連絡頻度や連絡方法に不満を感じた場合、優良な就活エージェントであれば相談することできちんと対応してくれるはずですので、一度問い合わせてみると良いでしょう。 担当者の態度や対応に不満を感じる場合がある 就活エージェントを利用したことのある就活生の中には担当キャリアアドバイザーの態度や対応に不満を感じたことのある人も一定数おり、これもエージェント批判の要因の一つとなっています。 スキル不足のキャリアアドバイザーが担当になってしまった場合には、こちらの希望を理解してもらえなかったり、親身に話を聞いてくれることなく早々に企業紹介に移られてしまうなど、不快な思いをしてしまう可能性があります。 もし担当のキャリアアドバイザーの態度や対応に不満を感じたら、エージェントに問い合わせて担当者を変更してもらうと良いでしょう。 この際、どういった点で問題があったのかを明確に伝えておけば、次は自分に合った担当者を配置してもらえる可能性が高まります。 無料で利用できることに不信感を持たれている 就活エージェントのほとんどは就活生が無料で利用できるサービスとなっていますが、中には「無料で利用できるなんてなんか怪しい・・・」と懐疑的になっている学生もいるでしょう。 しかし、安心してください。就活生が就活エージェントを無料で利用できるのは、提携している企業が就活エージェントに料金を支払っていることが理由です。 エージェントや契約内容によって額は異なりますが、就活エージェントを経由して学生一人の採用が決まると企業は就活エージェントに報酬を支払い、これが就活エージェントの収入源となっています。そのため、就活生は無料でサービスを利用できるのです。 ちなみに企業は選考の手間を省きたい、自社に合った人材を効率的に募集したいといったニーズから就活エージェントを利用しています。そのため、無料で利用できることを理由に不安を感じる必要はありません。
2024.04.26
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専門学校
このカテゴリのページを見る専門学校生の就活などにまつわる記事をまとめました。
専門学校生の就活は遅い?選考スケジュールや就職を成功させるポイントをご紹介
大学生の就活スケジュールは世の中的に周知されていますが、専門学校生はどのような就活を行うべきなのかが分からず困っている人もいるのではないでしょうか。 本記事では、専門学校生の就活スケジュールや就職を成功させるポイントについてご紹介していますので、就活を始める専門学校生の皆さんはぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 専門学校生の就活スケジュールは大学生と異なる場合もあるため確認が必要である 専門学校生と大学生の就職率には差はない 就活を成功させるためには「キャリアセンターに頼る」「自己分析・業界研究・企業研究を行う」「面接練習をする」などが必要である 一般企業への就職を検討している場合には、大学と専門学校の違いを理解し、就活エージェントなどを頼ると効率的である 専門学校生の就活スケジュール まずは、一般的な専門学校生の就職のスケジュールを理解しましょう。あくまで例であり、業界によってスケジュールは異なることを理解し、専門学校のキャリアセンターなどで確認をしてください。 STEP1.就職ガイダンスの開催 専門学校生の場合、就職ガイダンスに参加することから就活がスタートします。 就職ガイダンスとは、就活を始める学生が、職先の探し方・採用試験の受け方・就活の基本などを説明してもらえるもののことで、基本的には学校内で実施されることが多いです。 2年制の専門学校の場合1年の9月頃、1年制の専門学校の場合入学してすぐの4月に行われます。 STEP2.会社説明会の開始(3月~) 3月からは順次会社説明会が始まるため、興味のある企業の会社説明会に参加していく必要があります。 2年制の場合には1年制の3月から就活がスタートします。1年制の専門学校の場合、入学直後から就活がスタートしますので、乗り遅れないようにしましょう。 STEP3.選考開始(6月~) 6月から大手企業を中心に本格的な選考がスタートします。中小企業の採用は7月中旬ごろから始まるケースが多いです。 STEP4.内定取得時期(10月頃) 10月頃に内定が出始めるケースが一般的で、12月頃になると大半の専門学校生が内定を取得している状況となります。 このように一般的な大学生の就活スケジュールに比べると専門学校生の就活スケジュールは少し後ろ倒しとなっています。 POINT 全ての企業が同じスケジュールでない 上記スケジュールは専門学校生単体で選考を行う場合の大まかなスケジュールであり、採用スケジュールは企業によって異なります。 ・大学生と同じ枠で同時に選考をする企業 ・大学生と短大生・専門学校生を分けて選考する企業 ・専門学校生だけを別枠で選考する企業 などがありますので、志望する企業のスケジュールを事前に細かくチェックをしておく必要があります。 専門学校生の就活率は? 専門学校生の就活スケジュールは大学生と異なり少し後ろ倒しになっていますが、そもそも専門学生の就活率は大学生と比べると不利なのでしょうか? 専門学校生と大学生の就活率を比較してみましょう。 『東京都専修学校各種学校協会「令和2年3月 専門課程卒業者の就職状況調査」』によると、令和2年3月時点での専門学校生と大学生の就職率は以下の通りです。 ※グラフは『東京都専修学校各種学校協会「令和2年3月 専門課程卒業者の就職状況調査」』のデータをもとにキャリアトラスにて作成 ・専門学校生・・・79.4% ・大学生・・・78.7% その差はかなり拮抗していますが、若干専門学校生のほうが優位となっています。 ただし近年は、専門学校で学ぶ学科数が増加していることや留学生など学生が多様化しているなどの理由から就職率は頭打ちの状況にあるようです。 同調査によると就職者のうち、学んだ専門分野に関連した職種に就職した割合は93.4%となっており、専門学校で学んだスキルを活かして就職する人が多いことが分かります。 就活への対策や準備を万全に行えば就職は十分に可能です。 専門学校生が就活を成功させるポイント 多くの専門学校生は専門学校で学んだスキルを活かした就活を行うこととなるでしょう。ここでは就活を成功させるためのポイントについてお伝えします。 キャリアセンターに相談する 学校のキャリアセンターには多くの先輩達の就職状況が蓄積されているため、自分が身に着けたスキルを活かして就活をするために最適な業界の動向などを知ることができますし、就活の進め方に関する具体的なアドバイスを得ることもできます。また先輩の入社歴がある企業とコネクションがあるため優位に選考が進むケースもあるでしょう。 その他にもスキルを求めた企業から専門学校生限定の求人票が届いているケースもありますので、これらを利用することで効率的な就活を実現することができます。 自己分析を行う 就活を行ううえで必要不可欠なことは自己分析です。自分の強み弱みを明確にしておくことで履歴書やESも書きやすくなります。面接の場でも自分をアピールしやすくなるため、志望企業に好印象を与えることができるでしょう。 業界理解を深める 専門学校で学んだスキルを活かせる業界はどのような業界か、似ている業界との違いやその業界の特色や将来性などを理解しておきましょう。業界研究はインターネットの情報以外にも新聞や経済雑誌、業界本などから得ることができます。 企業研究を行う 同じ業界に属する企業であっても、企業によって社風やビジョン、仕事内容は異なります。自分の性格や企業の社風は合っているか、企業が掲げているビジョンに共感できるか、自分が得たスキルを活かし働きたい場合には将来的にその企業で何をしたいのかまで具体的に考えたうえで自分が就職したい企業を選定していくと良いでしょう。 面接の練習をする ビジネスマナーや面接で聞かれるであろう質問に対する事前回答を準備し、面接対策を行います。学校で対策を行ってくれるケースもありますので、有効的に活用し就活に向けて万全の準備を行っていましょう。 実際に面接さながらの質疑応答も練習も行っておくことも大切です。 大学との違いを理解したうえで就活に挑もう 専門学校生の中でも一般企業への就職を目指したい就活生もいるでしょう。その場合の就活のポイントについてお伝えします。 就職エージェントに相談する 専門大学のキャリアセンターでは、一般企業の紹介や対策をとっているところはあまりありません。そのため、就職エージェントなど就活のプロフェッショナルに相談したり就活イベントに参加したりする必要があります。特に就職エージェントは、あなたの話を聞いて特性や強みを見つけ出します。その上で、あなたにマッチした企業を紹介してくれるためおすすめです。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較! 一般企業を選んだ理由を明確にしておく 専門学校生が専門職以外を目指すケースは珍しいので、面接でも深堀りされることが予想されます。 そのため、就職の軸が変わった理由、面接を受けた企業を志望する理由などを明確にしておくことが重要です。 大学と専門学校の違いを理解しておく 一般企業への就職を考えた場合、選考スケジュールは専門学校生独自の特別スケジュールではなく、大学生と同様のスケジュールで行われるケースが多いため大学生とはライバルになります。 しかし、大学と専門学校では特色に差があることを理解し、大学生よりタイトなスケジュールとなることを理解したうえで一般企業を目指しましょう。 【大学と専門学校の違い】 ■大学の場合 大学生の場合、大学の4年間かけて学問を学び、自分の状況にあわせ履修数を変えることができます。さらに大学によっては自分が専攻している分野以外の授業も受けることができ、多様な知識や情報を得ることが可能です。 また、年間の休みも専門学校生に比べると長く、自分の好きなことに時間を割くことができます。 就活については、本格的に4年生から行うことを見越し3年生までに取れるだけの単位を獲得し、3年生の夏頃から就活をスタートさせます。そのため余裕を持ったスケジュールの中で就活を行うことができます。 ■専門学校 専門学校生の学校生活では、通常4年で教わる内容を2年以下で学び、学校側で決めた時間割に沿った授業に参加する必要があります。他分野について履修することはできないため専攻分野以外の知識を得ることは難しいといえます。 また、大学に比べると休みが少ないため、自由な時間を確保することが難しいと感じる人もいるでしょう。 就活においては、卒業近くまで技術面を学ぶ実習があり学校の授業を受けることに精一杯になり、就活に時間を割くことができないケースもありますので、事前に専門学校生の就活スケジュールを確認し、就活への仕込みをしておく必要があります。
2024.03.22
専門学校生の就職は不利?一般企業への就活を目指す方必見、内定を取得するためのポイントを伝授
専門学校生の中には、「大学生と比較すると就職は難しいのではないか」と考え不安に思っている人もいるのではないでしょうか。 そこで本記事では、専門学校生と大学生の就職状況の比較や専門学校生の就職事情についてご説明していきます。 さらに一般企業への就活を考えている専門学生向けに、一般企業で内定を取得するためのポイントについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 専門学校生と大学生の就職率に大きな差はないが、内定取得時期は専門学校生のほうが遅い 専門学校生の9割以上が専門スキルを活かした就活に成功している 専門学校生が一般企業への就活をすることは「学歴フィルター・スケジュール・サポート体制」の観点から不利だといえる 一般企業への就職を目指すのであれば「就活の計画を立てる」「志望理由を明確にする」「就活エージェントを利用する」と良い 専門学校生と大学生の就職状況を比較 専門学校生は大学生と比較して就職は不利なのでしょうか。まずは、就職状況を比較してみましょう。 就職率の比較 専門学校生と大学生の就職率を比較してみましょう。 『厚生労働省「令和5年3月大学卒業者の就職状況(4月1日現在) 」』によると、令和5年4月1日時点での専門学校生と大学生の就職希望者に対する就職率は以下の通りです。 ・専門学校生・・・95.4% ・大学生・・・97.3% 大学生のほうが1.9%ほど就職率が高いですが、専門学校生の就職率も95%を越えていることから、専門学校生の就職が難しいとは一概にいえなさそうです。 ただし、内定時期には少し差があるようです。 内定時期の比較 同調査によると内定時期は大学生のほうが早いようです。 ※グラフは『厚生労働省「令和5年3月大学卒業者の就職状況(4月1日現在) 」』のデータをもとにキャリアトラスにて作成 専門学校は1~4年制がありますが、多くの専門学校は2年制であり、短期間で技術を習得する必要があるため授業カリキュラムが過密で、大学に比べると就活のスタート時期が後ろ倒しになるケースが多いです。 一般的な専門学校では、1年生の3月ごろから学校内で就活ガイダンスが開催され10月頃に内定が出始めることが多いため、大学生と比較すると内定取得時期は遅いと考えておくと良いでしょう。 以上のことから、就職率には差はないため専門学校生が就職に不利であるとはいえませんが、就職時期には差があるということが分かりました。 専門学校生の就活事情 では専門学校生はどのように就活を行っているのでしょうか。ここでは専門学校生の就活事情についてお伝えしていきます。 専門学校生の就職先 大学生の場合、一般企業への就職をメインに就活をするケースが多く、幅広い業界の中から自分に合う企業を探していきますが、専門学校生は専門学校で学んだ知識を活かせる業界への就職がメインとなるため限られた業界の中から就職先を探すケースが一般的です。 『東京都専修学校各種学校協会「令和2年3月 専門課程卒業者の就職状況調査」』によると就職者のうち、学んだ専門分野に関連した職種に就職した割合は93.4%となっており、専門学校で学んだスキルは就活にも優位に働いていることが分かります。 就活支援の状況 専門学校の就活支援は大学に比べると比較的手厚いといえます。 学校によっても異なりますが、一般的な専門学校生の就活のスタートは学校が開催する就活ガイダンスに参加することからスタートし、ここで就活の進め方や今後の流れについて学ぶことができます。 その後は、学校に企業が出向き企業説明会を開催してくれるため、専門スキルを求めている企業と多数の接点を持つチャンスもあります。 また、学校のキャリアセンターには学校の卒業生を採用している企業などから直接求人票が届くことも多いため、それらを活用することで効率的に就活を進めることができます。 このように学校のキャリアセンターの支援が充実しているので、スキルを活かした就活には強いでしょう。 専門学校生の一般企業への就活は不利 前述した通り 、専門学校生が学校で学んだスキルを活かし就活をする場合には学校からのサポートもあり、効率的に就活を進めることができます。 しかし、一般企業への就活を希望する場合には、大学生と同じ土台で就活をすることとなり、専門学校生にとっては不利な状況といえます。ここでは具体的に不利になる点についてお伝えいたします。 学歴フィルターがある まず1つ目は「学歴フィルター」があることです。就活サイトを活用して就活をする場合、大学生と専門学校生ではエントリーできる企業数に差があります。 2023年9月1日現在、リクナビ2024に掲載されている企業を比較すると下記の通りです。 大学生(文系)14232社 大学生(理系)16108社 専門学校生 9153件 専門学校生がエントリーできる社数は大学生より4割も少ないことが分かります。 ここからさらに、条件やエリア、業種などを絞り込み、限られた選択肢の中から志望企業をみつけなければなりません。 またエントリーできる企業数が少ないため、仮に不採用となった場合の受け皿がなくなってしまう可能性が高いです。 就活スケジュールが過密 就活サイトに掲載されている企業の多くは、卒業年度の前年の3月から企業説明会がスタートしますので、学校で就活ガイダンスが開催される時期にはすでに企業説明会が始まっていることとなります。企業説明会に参加していなければ、次の選考に進めないケースもあるため、早い段階から就活を意識して行動しなければなりません。 しかし、専門学校生は短期間に専門スキルを身に着ける必要があり、授業の時間割が決められているため、大学生のように自分の都合で自由に時間割を立てることはできません。そのため、学業との両立が難しくスケジュールが過密となる可能性が高く、この点でも大学生に比べると就活に専念することが難しく不利だといえます。 就活のサポートを受けにくい 専門学校のキャリアセンターは、スキルを活かして就職をするためのサポートとしては非常に有効的です。しかし、一般企業への就活に対する知識は少なく、コネクションのない企業への就活に対するサポートは得にくい可能性が高いです。 また専門学校に通う学生の多くは専門スキルを活かして就活をするため、一般企業に対する知識が少なく周囲からの協力を得ることは難しいでしょう。 そのため、一般企業への就活を検討するのであれば、独自で情報収集をする必要があります。 専門学校生が一般企業への就職を成功させるポイント このように大学生に比べると不利な状況にある専門学校生ですが、一般企業に就職できないわけではありません。ここでは、専門学校生が一般企業に就職するための方法についてお伝えしていきます。 就活の計画を立てる まず第1に就活のスケジュールを立てることです。前述の通り専門学校生は学業のスケジュールが過密なため、大学生と比較すると不利な状況にあります。そのため、一般企業への就活を検討したタイミングから、いつまでに何をするべきかを具体的にスケジュール立てをし、実践できる目途を立てておくことが大切です。 ■大学生の就活スケジュールと企業の動き 一般企業の場合、3月から多くの企業が企業説明会や選考をスタートし、6月から大手企業の選考がスタート、10月までに内定式を開催、という流れが一般的ですが、昨今は売手市場の影響もあり企業が採用したい人数を採用しきれないケースも少なくありません。 そのような企業は秋・冬採用として、新卒採用を継続していますので、大学生と同じスケジュールで就活をスタートするのではなく、専門学校のスケジュールに合わせて就活を始めるというのもひとつの手でしょう。 志望理由を明確にしておく 専門学校生の中には、専門学校で学んだスキル以外の業界への就職を臨んでいる人もいるかもしれません。このようなケースの場合、「なぜ専門学校で学んだスキルを活かして働かないのか」「なぜうちの業界を志望しているのか」と間違いなく質問されると考えておいたほうが良いでしょう。 この時、「向いていない」「思っていた業界と違う」などの抽象的かつネガティブな理由を回答することはおすすめできません。なぜなら、面接官に「入社後も同じ理由で退職するかもしれない」と思われ不採用になる可能性が高いからです。 そのため、面接を受ける前に、なぜ専門スキルを活かした就活ではなく、志望業界を目指したいと考えるようになったのか、そのきっかけやエピソード、志望企業を目指すうえで具体的にやっていることなどを明確にしておく必要があります。 就活エージェントを利用する 一人で就活を進めることに難しさを感じる場合には、就活エージェントなど就活のプロフェッショナルの力を借りると良いでしょう。就活の進め方、履歴書やESの書き方、面接の練習なども行ってくれます。また自分に合った企業を紹介してくれるため内定までスピーディに進むケースも少なくありません。昨今は就活サポートをしてくれる企業が増えていますので自分に合った就活支援を選んで活用してみてください。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較!
2024.03.22
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【24卒・25卒向け】おすすめの就活サイト13選|求人検索型、エージェント型、スカウト型からご紹介
「就活サイトを使ってみたいけど種類がありすぎてどれを使えば良いかわからない」とお悩みではありませんか? 就活サイトの種類は非常に多いですが、それぞれ異なる強みを持つため、いかに自分に合ったサイトを選ぶかが重要です。 そこで本記事ではおすすめの就活サイトを厳選してご紹介!就活サイトの選び方もお伝えしますのでぜひ参考にしてください。 ※本記事は2024年1月30日時点でのデータをもとに作成しています。また、本記事における各サービスの掲載順は五十音順となっており、優劣をつけるものではありません。 この記事を書いた人 キャリアアドバイザー しょん 高校までは岡山県の田舎で過ごし、就職を機に大阪へ。転職を機に東京で働いております。 これまで二社を通じてミドル層、第二新卒をはじめとした20代の就転職支援で400人以上のサポートをしてきました。 自身での転職経験はもちろん、会社の規模としても東証一部上場企業、10人に満たないベンチャー企業、3000人を超える規模の会社を経験しています。その経験を元にライフワークバランスや多様な働き方、キャリア形成まで様々な視点から信頼できる情報提供を行うことをお約束します。 【種類別】おすすめの就活サイト4選 就活サイトには大きく「求人検索型」「エージェント型」「スカウト型」「就活情報型」が存在し、それぞれ下記のような特徴があります(詳しくは後述します)。 ■求人検索型 └サイト上で求人を検索可能。主体的に就活を進めたい学生におすすめ ■エージェント型 └キャリアアドバイザーが仲介してくれるサービス。求人選びから内定までを全面的にサポートして欲しい就活生におすすめ ■スカウト型 └プロフィールを入力すると、自分に興味を抱いた企業からオファーメッセージが届くサービス。思いもよらなかった企業との出会いを求めている就活生におすすめ。 ■情報掲載型 └企業や説明会の情報などを検索できるほか、自己分析や企業研究のやり方、ESの書き方といった就活にまつわる情報を網羅的に調べられる情報サイト。就活生は全員チェックしておきたいサイト。 ここでは上記の4種類から一つずつ、24卒、25卒の就活生にまず利用していただきたいおすすめの就活サイトをご紹介いたします(※各サービスの掲載順は五十音順となっており、順番は優劣をつけるものではありません)。 【PR】就職エージェントneo 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 東証プライム上場企業・大手グループ求人あり、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件 公式サイト こちらをクリック 「就職エージェントneo」は業界のパイオニアとして就活エージェントの中で最も歴史があり、一般的な求人紹介ではなく10年後を見据えた企業探しを共に進めていくれるのが魅力のエージェント型就活サイトです。 Googleの口コミ評価は4.5と高く、東証プライム上場企業や大手グループの求人を保有しています。累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇り、信頼度の高いサービスとなっています。 こちらのエージェントでは担当アドバイザーとLINEでスムーズなやり取りが行えるよう配慮しているほか、選考フェーズに合わせた面接対策や面接後の個別フィードバックも行っており、丁寧なサポートを受けることができます。 いきなり責任者面接を受けられる特別推薦枠や、書類選考・一次選考が免除になる求人の取り扱いもあります。最速1日で内定が出る場合もあるということで、就活出遅れ組の学生にもおすすめできるサービスです。 ちなみに就職エージェントneoでは無料の就活セミナーも開催されており、人事がESや面接でチェックしているポイントを元人事担当者からリアルな視点で解説してもらえるほか、ES添削や模擬面接も受けられます。 オンデマンド配信も行われているため、好きな時間、好きな場所で就活レベルをUPさせることが可能です。 就職エージェントneoでは全国幅広いエリアの企業紹介を受けることが可能で、オンライン面談が基本となっています。将来を見据えた手厚いサポートを受けたい学生はぜひチェックしてください。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } このサービスのおすすめポイント 累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇る業界のパイオニア的存在 東証プライム上場企業や大手グループの求人あり 選考フェーズごとの対策や選考後フィードバックなど手厚いサポートが魅力 いきなり責任者面接を受けられるなど特別推薦枠多数 時期によっては最短1日で内定が出るケースあり リクナビ リクナビ 対応エリア 全国+海外 主な特徴 登録企業数12,600社以上(2024年1月時点)、複数企業に提出できる共通エントリーシート「OpenES」を利用可能、スカウトメッセージも受け取ることが可能、リクナビオリジナルの言語・非言語Webテストを受験可能 公式サイト こちらをクリック 「リクナビ」は大手企業や中小企業、メガベンチャー企業など、あらゆる業種、職種から求人検索が可能な求人検索型就活サイトで、2024年1月時点での登録企業数は12,600社以上となっています。 プレエントリー候補数が多い業界としてはメーカーやサービス・インフラ、商社、IT・ソフトウェア・情報処理などが挙げられます。 複数企業に提出できる共通エントリーシート「OpenES」を利用することが可能(利用できない企業もあります)で、スキルや経験を選ぶことで企業からのスカウトメッセージを受け取れるのも嬉しいポイントです。 リクナビオリジナルの言語・非言語Webテストを受けることもできますので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。 このサービスのおすすめポイント 登録企業数12,600社以上(2024年1月時点) 複数企業に提出できる共通エントリーシート「OpenES」を利用可能 スカウトメッセージも受け取ることが可能 リクナビオリジナルの言語・非言語Webテストを受験可能 dodaキャンパス dodaキャンパス 主な特徴 オリコン顧客満足度調査「逆求人型就活サービス」3年連続No.1、契約企業数累計8,500社以上、24年卒から27年卒まで991,000人の学生が登録(2023年5月時点)、企業からのオファー受信率99%、独自の適性検査の受検が無料、自己PR添削無料キャンペーンなどあり 公式サイト こちらをクリック 「dodaキャンパス」はオリコン顧客満足度調査「逆求人型就活サービス」3年連続No.1を獲得しているスカウト型就活サイトです。 契約企業は大手企業からベンチャー企業まで累計8,500社以上を誇り、24年卒から27年卒まで991,000人の学生が登録(2023年5月時点)しています。 企業からのオファー受信率は99%と高水準ですので、初めてスカウトサービスを利用する学生にもおすすめです。 運営会社であるベネッセの教育ノウハウを活かした、パーソナリティーの特徴を把握できる独自の適性検査(GPS)の受検が無料のほか、自己PR添削無料キャンペーンを受けられたり、自己分析に活用できるワークシートの配布を受けられたりするため、自己分析が不安だという就活生にも向いています。 インターンシップや就活に役立つオンラインイベントも実施中ですので、ぜひこちらもチェックしてみてください。 このサービスのおすすめポイント オリコン顧客満足度調査「逆求人型就活サービス」3年連続No.1 契約企業数累計8,500社以上 24年卒から27年卒まで991,000人の学生が登録(2023年5月時点) 企業からのオファー受信率99% 独自の適性検査の受検が無料 自己PR添削無料キャンペーンなどあり unistyle unistyle 主な特徴 総合商社・外資系コンサルなどの有名企業の内定者・選考通過者が実際に書いたESが76,794枚(2022年6月9日時点)見放題、選考対策記事のほか締め切り・選考情報の検索が可能、企業ごとのES・就活情報を閲覧可能、公式YouTubeでは企業インタビューなどを発信 公式サイト こちらをクリック 「unistyle」は情報掲載型の就活サイトで、総合商社や外資系コンサルなどの有名企業の内定者・選考通過者が実際に書いたESが、業界有数の76,794枚(2022年6月9日時点)も掲載されているのが最大の特徴となっています。 会員登録(無料)をすることでそれらESのほか、実際に選考通過者が書いた自己PR文などが見放題になります。選考対策にまつわる記事のほか、締め切り・選考情報も検索することができる非常に便利なサービスです。 「各企業詳細ページ」で企業名を検索すると、企業ごとのESや就活情報をまとめてチェックすることができるため、より細かい企業研究を行いたい就活生におすすめです。 公式Youtubeチャンネルでは企業インタビューなども行っており、さらなる企業研究に役立てられますので、ぜひサイトとYouTubeの双方をうまく活用しましょう。 このサービスのおすすめポイント 総合商社・外資系コンサルなどの有名企業の内定者・選考通過者が実際に書いたESが76,794枚(2022年6月9日時点)見放題 選考対策記事のほか締め切り・選考情報の検索が可能 企業ごとのES・就活情報を閲覧可能 公式YouTubeでは企業インタビューなどを発信 就活サイトの種類~利用の流れ~ 先ほどもお伝えしましたが、改めて、就活サイトには大きく「求人検索型」「エージェント型」「スカウト型」「情報掲載型」が存在し、それぞれ利用する際のメリットが異なります。 ここではこの4形態について、それぞれ具体的にどういったメリットがあるのかを見ていきましょう。 求人検索型 こちらはいわゆる「ナビサイト」と呼ばれているもので、耳にしたことのある就活生も多いのではないでしょうか。 こちらは求人掲載を行っている企業を検索、気になったところに応募するという仕組みで、数ある企業の中から調べることができます。 「こういう企業で働きたい」「やりたい仕事が決まっている」など、就活の軸が定まっていて主体的に就活を進めたいという学生におすすめの形態といえます。 求人検索型の就活サイトは大きく「総合型」「特化型」が存在します。前者はマイナビやリクナビといった、大手企業からベンチャー企業まで幅広く掲載しているサイトが該当します。 一方、後者は外資就活ドットコムやビズリーチキャンパスなど、理系の学生やITエンジニアを志望している学生、難関大学に在学中の学生などを対象にしたサイトになります。 求人検索型の就活サイトを利用した場合、内定までは下記のような流れになります。 会員登録 ↓ 求人検索 ↓ 求人へ応募 ↓(書類選考に通過したら) 面接 ↓ 内定 求人検索型の就活サイトの多くは、あらかじめWeb上にESや履歴書を保存しておくことができ、興味のある企業があればそれらのデータを送信するだけで応募が完了するため便利です。 面接については企業によって2回以上行われる場合があり、その他、SPI検査を実施するところもありますので、都度対策を行いましょう。 エージェント型 こちらはキャリアアドバイザーが就活生と企業を仲介してくれる形態のサービスで、企業選びの相談やES・面接対策だけでなく、面接日程の調整など、企業とのやり取りを代行してもらうこともできます。 「やりたいことがわからないから相談したい」「自分一人で就活を進めるのは不安だから全面的にサポートしてほしい」という就活生におすすめです。 エージェント型の就活サイトを利用した場合、内定までは下記のような流れになります。 会員登録 ↓ カウンセリング ↓ 求人紹介 ↓ 書類選考対策・応募 ↓(書類選考に通過したら) 面接対策 ↓ 面接 ↓ 内定 エージェント型の場合は、会員登録後、まずは担当のキャリアアドバイザーとのカウンセリングが行われます。 ここではどういった仕事をしていきたいかといった直接的な部分から、性格や価値観といった企業選びへ間接的に関わってくる部分まで細かくヒアリングを受けることになります。 その後、それらの内容を踏まえたうえでマッチングすると考えられる求人を紹介してもらえます。もし気になるものがあれば、書類選考の対策を講じてもらったうえで応募となります。 その後の面接対策はもちろん、面接後のフィードバックを受けられたり、企業とのやり取りを代行してもらえたりするメリットもあります。企業へ自分を推薦してもらえるケースもありますので、就活が不安な学生はぜひ利用してみると良いでしょう。 スカウト型 こちらは、プロフィールを入力しておくとそれを見て自分に興味を持ってくれた企業からスカウトが来るという形態の就活サイトです。企業からスカウトが来るため選考に対するハードルが下がるのが嬉しいポイントといえます。 この形態では、企業が就活生本人が自覚できていない強みなども踏まえたうえで「自社に合うのではないか」と考えた学生をスカウトするため、マッチングする可能性が高い傾向があります。 まだ就活の軸が定まっていないという就活生にもおすすめです。スカウト型の就活サイトを利用した場合、内定までは下記のような流れになります。 会員登録・プロフィール登録 ↓ 企業からスカウトが届く ↓ 応募 ↓ 面接 ↓ 内定 スカウト型の場合、企業からアプローチを受けることになるため、その企業に興味があれば応募し、選考を受けるという形になります(最初から選考を受けるのではなく、中には面談やインターンシップに移る場合もあります)。 前提として企業側が興味を持ってくれている状態から始まることに加え、ライバルも少ないため通常よりもマッチングしやすく、選考フローが一部省略されて短期間で内定が決まるケースもあります。 ただし、実際にコミュニケーションを取った結果内定が出なかったというケースもありますので覚えておきましょう。 情報掲載型 情報掲載型の就活サイトは、企業や説明会の情報を検索できたり、自己分析や企業研究のやり方、ESの書き方といった就活で把握しておくべき情報を網羅的に調べられるものになります。 このサイトを利用する場合は情報収集が主な目的となるため、上記でご紹介した就活サイト3形態のいずれかと併用し、都度最新情報を把握しながら就活を進めていくと良いでしょう。 就活サイトの選び方 では、数ある就活サイトの中から自分に合ったサービスを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは就活生にぜひ押さえていただきたい3ポイントをご紹介いたします。 求人が充実しているか まずは求人数についてです。まだ就活の軸が定まっていない就活生は、できるだけ求人保有数の多い就活サイトを選ぶと良いでしょう。 求人保有数が多い就活サイトであれば選択肢の幅が広がるため、自分に合った企業に出会える可能性が必然的に高まります。 希望する時期・条件をクリアしているか 次に希望する時期・条件についてです。たとえば求人検索型の就活サイトであれば、毎年3月1日の午前0時から企業説明会、エントリー、就活イベントなどが解禁となります。 一方、エージェント型やスカウト型は通年で利用できますが、就活の早期化が生じていることも鑑みて4月頃に積極的に利用し出すのがコツですので覚えておきましょう。 また、大手企業を狙いたい場合は求人検索型の大手就活サイトを、ベンチャー企業を狙いたい場合はスカウト型を利用すると効率的に進められます。 その他、各サービスの内定実績をチェックするのも一つですし、同じ求人検索型でもスカウトサービスがあるかなどによっても比較できますので、ご自身のニーズに併せて絞り込んでみましょう。 【求人検索型】おすすめの就活サイト3選 就活サイトの選び方がわかったところで、ここからは24卒・25卒の就活生におすすめの就活サイトを「求人検索型」「エージェント型」「スカウト型」に分けてご紹介しようと思います。 まずは求人検索型の就活サイトを見ていきましょう(※各サービスの掲載順は五十音順となっており、順番は優劣をつけるものではありません)。 マイナビ マイナビ 対応エリア 全国+海外 主な特徴 就職情報サイト「利用度」「認知度」共にNo.1、掲載企業数27,400社以上(2024年1月時点)、適性検査対策WEBテスト受験可能、適性診断「MATCH plus」あり 公式サイト こちらをクリック 「マイナビ」は就職情報サイト「利用度」「認知度」共にNo.1を誇る求人検索型就活サイトです。 2024年1月時点での掲載企業数は27,400社以上となっており、大手企業、中小企業、メガベンチャー企業などのラインナップが用意されています。 適性検査対策WEBテストが受けられるほか、向いている業界などがわかる適性診断「MATCH plus」を利用することもできます。 会員登録を行うことで、志望条件にマッチした企業検索、興味のあるインターンシップや仕事体験に応募できる「エントリー」機能の利用のほか、企業とのメッセージのやり取りや本格的な適性診断を受けることが可能ですので、気になる方はぜひ利用を検討してみてください。 このサービスのおすすめポイント 就職情報サイト「利用度」「認知度」共にNo.1 掲載企業数27,400社以上(2024年1月時点) 適性検査対策WEBテスト受験可能 適性診断「MATCH plus」あり リクナビ リクナビ 対応エリア 全国+海外 主な特徴 登録企業数12,600社以上(2024年1月時点)、複数企業に提出できる共通エントリーシート「OpenES」を利用可能、スカウトメッセージも受け取ることが可能、リクナビオリジナルの言語・非言語Webテストを受験可能 公式サイト こちらをクリック 「リクナビ」は大手企業や中小企業、メガベンチャー企業など、あらゆる業種、職種から求人検索が可能な求人検索型就活サイトで、2024年1月時点での登録企業数は12,600社以上となっています。 プレエントリー候補数が多い業界としてはメーカーやサービス・インフラ、商社、IT・ソフトウェア・情報処理などが挙げられます。 複数企業に提出できる共通エントリーシート「OpenES」を利用することが可能(利用できない企業もあります)で、スキルや経験を選ぶことで企業からのスカウトメッセージを受け取れるのも嬉しいポイントです。 リクナビオリジナルの言語・非言語Webテストを受けることもできますので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。 このサービスのおすすめポイント 登録企業数12,600社以上(2024年1月時点) 複数企業に提出できる共通エントリーシート「OpenES」を利用可能 スカウトメッセージも受け取ることが可能 リクナビオリジナルの言語・非言語Webテストを受験可能 ONE CAREER ONE CAREER 対応エリア - 主な特徴 人気企業が多数掲載、年収800万円超えの大手グループ企業の求人あり、ログインすると自分のデータに合った注目企業を閲覧可能 公式サイト こちらをクリック 「ONE CAREER」は大手企業、人気企業が多数掲載されている求人検索型就活サイトで、年収800万円超えの大手グループ企業の求人もあります。 選考対策セミナーには25卒の就活生10,000人以上が、本選考直前ラスト説明会にはのべ50,000人の就活生が申し込んでいます。約30秒で完成するAIによるESの自動生成ツールがあるのも魅力です。 「日系本選考特集」「早期本選考特集」「選考優遇が得られるイベント特集」などが組まれており、ログインすると自分のデータに合った注目企業をチェックすることができますので、気になった方はぜひ利用してみてください。 このサービスのおすすめポイント 人気企業多数掲載 年収800万円超えの大手グループ企業の求人あり ログインすると自分のデータに合った注目企業を閲覧可能 【エージェント型】おすすめの就活サイト5選 次に、エージェント型の就活サイトを見ていきましょう(※各サービスの掲載順は五十音順となっており、順番は優劣をつけるものではありません)。 キャリアパーク!就職エージェント キャリアパーク!就職エージェント 対応エリア 全国 オンライン対応 - 主な特徴 内定獲得まで最短1週間、ES集・志望動機作成ツールなどの対策資料が充実、面談5回以上 公式サイト こちらをクリック 「キャリアパーク!就職エージェント」は面談を5回以上実施しているなど親身なサポートを行っているのが魅力のエージェント型就活サイトです。 Googleの口コミ評価は4.5と高く、紹介企業数は6,800社と比較的規模が大きいことも特徴です。年間約1,000名以上の面談を行うキャリアアドバイザーが、内定まで細やかにサポートしてくれます。 ES集・志望動機作成ツールなどの対策資料が充実している点もこのサービスのおすすめポイントで、データレベルから企業に自分の魅力を最大限アピールできる選考書類を作成することができます。 面談を5回以上実施していると聞くと内定獲得までに時間がかかるのではないかと感じられるかもしれませんが、中には1週間で内定を得られるケースもあるとのことですので、内定獲得を急いでいる学生にもおすすめです。 全国の求人をチェックできますのでぜひ利用を検討してみてください。 このサービスのおすすめポイント 紹介企業数6800社 面談は5回以上実施 年間約1,000名以上のアドバイザーが手厚いサポートを行ってくれる ES集・志望動機作成ツールなどの対策資料が充実 最短1週間で内定 キャリアスタート キャリアスタート 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 入社実績3,000人以上、定着率92%(公式サイトより)、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「キャリアスタート」は入社実績3,000人以上、定着率92%を誇り、その丁寧な対応からGoogleの口コミでは4.3という高評価を獲得しています。 こちらのサービスは有名企業への就職支援実績も多数あり、最短2週間で内定を得られる点も魅力となっています。 全国の求人を紹介してもらうことができ、オンライン面談も可能です。中でもスピーディーに就活を進めたい学生、手厚いサポートを受けたい学生におすすめです。 このサービスのおすすめポイント 入社実績3,000人以上 定着率92% 最短2週間で内定 有名企業への就職支援実績多数 【PR】就職エージェントneo 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 東証プライム上場企業・大手グループ求人あり、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件 公式サイト こちらをクリック 「就職エージェントneo」は業界のパイオニアとして就活エージェントの中で最も歴史があり、一般的な求人紹介ではなく10年後を見据えた企業探しを共に進めてくれるのが魅力のエージェント型就活サイトです。 Googleの口コミ評価は4.5と高く、東証プライム上場企業や大手グループの求人を保有しています。加えて累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇り、信頼度の高いサービスです。 こちらのエージェントでは担当アドバイザーとLINEでスムーズなやり取りが行えるよう配慮しているほか、選考フェーズに合わせた面接対策や面接後の個別フィードバックも行っており、非常に手厚いサポートを受けられます。 いきなり責任者面接を受けられる特別推薦枠や、書類選考・一次選考が免除になる求人の取り扱いもあります。最速1日で内定が出る場合もあるということで、就活出遅れ組の学生にもおすすめできます。 ちなみに就職エージェントneoでは無料の就活セミナーも開催されており、人事がESや面接でチェックしているポイントを元人事担当者からリアルな視点で解説してもらえるほか、ES添削や模擬面接も受けることができます。 オンデマンド配信も行われているため、好きな時間、好きな場所で就活レベルをUPさせることができます。 就職エージェントneoでは全国北から南まで幅広いエリアの企業紹介を受けることが可能で、オンライン面談が基本となっています。将来を見据えた手厚いサポートを受けたい学生はぜひ一度チェックしてみてください。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } このサービスのおすすめポイント 累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇る業界のパイオニア的存在 東証プライム上場企業や大手グループの求人あり 選考フェーズごとの対策や選考後フィードバックなど手厚いサポートが魅力 いきなり責任者面接を受けられるなど特別推薦枠多数 時期によっては最短1日で内定が出るケースあり
2024.04.08
転職
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退職関連
このカテゴリのページを見る退職について手続きや転職までの準備について紹介します
退職金の受給時、確定申告は必要?還付金を受け取れるケース6選
職場を退職する際に退職金について確定申告をすべきか、お悩みではありませんか?結論からお伝えすると、退職金を受け取る際の確定申告は基本的に不要ですが、確定申告によって還付金を受け取れるケースがあります。 本記事ではその6つのケースをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 退職金を受け取った際、基本的には確定申告をしなくて良い 中には、退職金の受給時に確定申告をすることによって還付金を受け取れるケースがある 退職時に退職金を受け取る場合には「退職所得の受給に関する申告書」を提出する必要がある。これにより正しい税額を職場から納めてもらうことができる 退職金の有無に関係なく、確定申告をしたほうがお得なケースがある 退職金を受け取った時、確定申告は必要? 退職金にかかる税金は大きく「所得税」「住民税」の2つですが、これらの税は原則として源泉徴収(一年間の所得にかかる税金を事業者があらかじめ給与から差し引くこと)されるため、確定申告を行う必要はありません。 退職金は、長期的な勤労に対してボーナスのような意味合いで一時的に支払われるものである点などから、税負担が軽くなるよう配慮されています。 ただし、中には確定申告をすることによって払い過ぎた税金を取り戻せるケースもありますので、本記事でどのようなケースが考えられるのかを見ていきましょう。 【退職金】確定申告で還付金を受け取れるケース6選 それでは早速、退職金を受け取る際に確定申告によって還付金を受け取れるケースについて確認していきましょう。 退職前の給与が前年対比で少ないケース 退職前の収入が前年度と比べて減ったという場合は、所得税が多めに計算されている可能性があります。 たとえば今年度の給与額と前年度の給与額が同程度の場合、一年の途中で退職すると今年見込んでいた額よりも全体的な収入が必然的に下がることになります。 元々見込んでいた額よりも給与が少ないと源泉徴収によって納めた税金は払い過ぎになるため、一年の途中で退職して再就職していない場合は、確定申告をすることでお金を取り戻すことができるのです。 「退職所得の受給に関する申告書」を提出していないケース 退職金を受け取る際には、「退職所得の受給に関する申告書」を職場へ提出する必要があります。 【「退職所得の受給に関する申告書」とは?】 退職金から源泉徴収される所得税関連の書類で、退職金が支給される場合に事業者(支払者)への提出が必須のもの。 申告書を提出していれば職場が正しい税額を納めてくれるため、確定申告をする必要はなくなります。 一方で申告書を提出していない場合には正しい税額が計算されず税金を払い過ぎてしまう可能性があるため、確定申告によってお金を取り戻せるかもしれないのです。 ちなみに、年をまたいで退職金を受け取った場合にも支払い過ぎた税金を取り戻せることがあります。 社会保険料を払っているケース 退職後に支払った社会保険料については社会保険料控除が適用されます 基本的には先ほどお伝えした「退職所得の受給に関する申告書」を退職時に職場へ提出して正しい税額を納めているはずですので確定申告は必要ありませんが、下記のケースでは確定申告をすることで払い過ぎた税金を取り戻せる可能性があるため把握しておきましょう。 (1)退職後も任意継続健康保険料を支払っている (2)退職に伴い国民健康保険に切り替え、介護保険料と一緒に支払っている (3)国民年金保険料を支払っている 医療費が10万円以上かかったorセルフメディケーション税制を受けられるケース 次に、「医療費が10万円以上かかったケース」「セルフメディケーション税制を受けられるケース」についてです。これらのケースの場合には医療費控除を適用できます。 【セルフメディケーション税制とは?】 医療費控除の特例として、平成29年1月1日以降に、スイッチOTC医薬品(要指導医薬品及び一般用医薬品のうち、医療用から転用された医薬品)を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けられるもの。 上述の通り、退職時に「退職所得の受給に関する申告書」を提出していれ基本的には問題ありませんが、医療費が10万円以上かかった、あるいは所得の5%以上の医療費が発生した場合には、確定申告をすることで払い過ぎた税金を取り戻すことが可能です。 セルフメディケーション税制を受けられる場合も同様となります。 死亡退職金を受け取るケース 稀なケースですが、退職金や退職手当の制度を設けている企業では亡くなった従業員に対してもそれらが支払われることがあり、この場合は遺族などが受け取りますが、これには「相続税」がかかります。 配偶者や子供などの相続人が相続するか、相続を放棄するかによって異なるのはもちろんのこと、相続する額によっても相続税額は変わります。 受給額が決まったら職場が「退職手当金等受給者別支払調書」を作成することになります。 年に2回以上退職金を受け取ったケース こちらも珍しいケースですが、一年の間に2つ以上の企業からそれぞれ退職金を受け取った場合には、受け取れる退職金を全て合算して源泉徴収額を計算し、「退職所得の受給に関する申告書」を職場に提出する必要があります。 これを提出しなかった場合には20.42%(所得税20%、復興特別税0.42%)の税率をかけられ、通常よりも多めに徴収されてしまうため注意が必要です。 ちなみに、今退職を検討していて今後の転職先がまだ決まっていないという場合にはできるだけ短期間で見つけるのが得策です。というのも、転職市場においては退職後のブランクが長くなればなるほど企業から内定が出にくくなる傾向があるためです。 「どんな企業を選べば良いのかわからない」「なかなか内定が出ずに困っている」という方は転職エージェントに相談すると安心です。転職相談だけでなく求人紹介や選考対策などを講じてもらうことができます。 サービスによっては企業へ推薦してくれるケースもありますのでぜひ活用してみてください。 退職後に確定申告をした方が良いケース ちなみに、中には退職金の有無に関係なく、退職後に確定申告をした方がお得なケースがあるため簡単にご紹介いたします。 退職後アルバイトをしたケース 退職後、別の企業に転職することなくアルバイトを行った場合には、確定申告をした方がお得になる場合があります。 アルバイト先が1社のみで前職分と合わせて年末調整をしてくれる職場であれば確定申告の必要はありませんが、そのアルバイトも一年の途中で辞めている場合には確定申告によってお金が戻ってくる可能性があります。 また、アルバイト先が2社以上の場合にも確定申告を行って前職の分とアルバイトによる所得を併せて申告する必要があります。 ちなみに、退職後に副業で年間20万円以上収入を得た場合には、雑所得として申告する必要がありますので覚えておきましょう。 退職後にフリーランスになったケース 退職後にフリーランスとして働いている場合には、前職の「給与所得」とフリーランスによる「事業所得」の2種類の収入を得ていることになります。 これらはどちらも総合課税方式で課税されるため、これらの合計額に対して課税されることになり、確定申告を行う必要が出てきます。 ▼関連記事 「転職エージェントとは」 「転職エージェント おすすめ」
2024.03.22
退職届はいつまでに提出すればOK?提出時の流れ、マナーまとめ
「退職届をいつ提出すれば良いのかわからない・・・」など、退職届を提出する際のマナーについてよくわからないとお悩みではありませんか? 退職時のマナーを把握しておかなければ、意図せず上司や会社に失礼な態度を取ってしまう可能性があり、円満退職から遠のいてしまいます。 そこで本記事では退職届をいつまでに提出すれば良いかをお伝えしたうえで、退職時の流れやマナーをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 退職届は法律上2週間前までに提出すればOK 円満退職を目指す場合には、3ヵ月前くらいに退職意思表示を行い、上司や就業規則の指示に則ったタイミングで退職届を提出するのがベター 退職届の提出は法律上義務付けられてはいないものの、トラブルに発展することを防ぐためにも提出したほうが安心 退職届はいつまでに出せば良い? 結論からお伝えすると、退職届は退職する2週間前までに提出すれば、法律上職場を辞めることができます。 就業規則には1ヵ月前までに提出しておくよう記載している企業が多いですが、企業の規則よりも民法の効力が強いため、退職すること自体は可能です。 しかし、円満退職を望む場合には就業規則に則ったタイミングで退職届を提出するのが理想です。可能であれば、業務の引継ぎなどの期間を考慮したうえで退職日を決められると良いでしょう。 退職届は出さないとダメ? ちなみに、退職の意思を明確に伝えることができていれば、必ずしも退職届の提出が必要であるというわけではありません。 ただし、後々「言った」「言わない」といったトラブルに発展する可能性がゼロではないため、退職の意思表示を行ったという証拠を残しておくためにも退職届を提出しておくと安心です。 企業ごとにフォーマットが用意されている場合もありますので、就業規則の内容に従って用意しましょう。 円満退職しやすい、退職までのスケジュール例 先ほど、就業規則に則ったタイミングで退職届を提出すれば問題ないとお伝えしましたが、円満退職を望む場合にはおよそ3ヵ月前くらいには退職の意思表示を行っておくのがベターです。 ここでは円満退職しやすい、退職までのスケジュール例をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。 2~3ヵ月前 退職の意思が固まったら、まずは職場の就業規則を確認しましょう。就業規則には退職希望日のどのくらい前に退職の意思を伝える必要があるかが記載されているはずです。 たいていの企業は人員の再配置や業務の引継ぎ期間として1ヵ月前と設定していますが、現実的に考えると1ヵ月で引継ぎを行うのは難しいケースが多いです。 できるだけ職場への負担を軽減するためにも、退職の意思表示は2~3ヵ月前に行っておくのが無難です。上司へ事前にアポを取り、会議室などの一対一で会話ができる場所を用意して退職の意思を伝えましょう。 【退職の意思表示をする際のポイント】 上司に退職の意思を伝える際には下記の2ポイントを踏まえるのがコツです。 ・ポジティブな退職理由を用意しておく ・相談ベースで話す 「業務量が多い」「給料が少ない」といったネガティブな理由を伝えてしまうと相手にマイナスイメージを与えやすいほか、「条件を良くするから辞めないでほしい」などと引き止められる原因にもなります。 業務量が多くて仕事を辞めたいという場合には、「業務量が多い」→「自分の時間を持てない」→「スキルアップの勉強ができない」→「ライフワークバランスを整えつつ資格の勉強に専念するために退職したい」というポジティブな退職理由に変換することができるため、試してみましょう。 また「絶対にこの日で辞めますので」といった強い意思表示もまたマイナスイメージに繋がるため、退職の意思は変わらないことを示しつつ、退職日については相談ベースで話しているという雰囲気を作っておくのが理想です。 上司と相談して退職日が決まったら、上司の指示に従って退職届を提出しましょう。 仕事と並行して転職活動を行う場合は目安として2~3ヵ月はかかるため、このタイミングで転職活動も並行して進めるのがベターです。 ちなみに、上司に退職の意思表示をするまでは周りの従業員へ退職したい旨を話さないように配慮しましょう。自分で伝えるよりも先に上司の耳に入ってしまうと、これもまたマイナスイメージに繋がりかねません。 1~2ヵ月前 退職日の1~2ヵ月前には後任者への業務の引継ぎのスケジュール立てを行い、まとまり次第引継ぎを開始しましょう。特に退職日の1ヵ月前から有給消化に入るという場合には、退職日の2ヶ月前から約1ヵ月間で引継ぎを終わらせる必要があるため注意が必要です。 ちなみに、余力がある場合には上司に退職の意思表示をするタイミングで引継ぎスケジュールがまとまっていることを伝えられると、心配をかけにくくなるでしょう。 3日~1週間前 この時期に差し掛かったらデスクやロッカーなどの荷物を整理しておきましょう。社員証やパソコン、社用携帯などの職場からの貸与物が全て揃っているかも確認します。 また取引先や他部署の人など、退職日に直接顔を合わせられない可能性のある相手には事前に挨拶を済ませておくと安心です。 退職日 退職日には社内の人への挨拶を行い、職場から支給されていた貸与物も全て返却し終わっている状態にしましょう。退職時に受け取る必要のある書類も忘れずに受け取ります。 退職証明書など申請しなければ受け取れない書類については、あらかじめ書類の手続きを行う部署(人事部など)に連絡し、退職のタイミングで受け取れるようにしておくと退職日に必要なものを全て揃えられます。 退職届の書き方のマナー 職場で退職届のフォーマットが用意されている場合はそれに則れば問題ありませんが、退職届の書き方にはいくつかマナーがありますのでここで簡単に把握しておきましょう。 A4またはB5サイズの便せんに手書きで書くか、パソコンで作成しましょう。縦書き、横書きどちらでも問題ありませんが、縦書きが一般的となっています。 上記に記載例を掲載している通り、まずは退職届のタイトルを記載し、本文の1行目の下部に「私儀」と記載します。 その後退職理由を記載しますが、自己都合なら「一身上の都合」、会社都合なら「事業縮小のため」などと明記しましょう。 あらかじめ上司と決めた退職日と提出日を記載し、所属部署、氏名を記載します。最後に所属している企業名と代表者の役職名、氏名を記載して完了です。 ちなみに、今後の転職先がまだ決まっていないという場合にはできるだけ早く見つけるのが得策です。というのも、転職市場においては退職後のブランクが長くなればなるほど企業から内定が出にくくなるためです。 「なかなか内定が出ずに困っている」「どんな企業を選べば良いのかわからない」という方は転職エージェントに相談してみましょう。 転職相談だけでなく求人紹介や選考対策などを講じてもらえるほか、サービスによっては企業へ推薦してくれる場合もありますのでぜひチェックしてみてください。 ▼関連記事 「転職エージェントとは」 「転職エージェント おすすめ」
2024.03.22
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志望動機
このカテゴリのページを見る転職時の志望動機の作り方について解説します
【例文あり】未経験から人事を目指す場合の志望動機の書き方とは?
この記事のまとめ 人事職の主な仕事内容には「採用業務・労務管理業務・教育研修業務・評価業務・人事配置業務」があるため、志望企業でどのような業務を担うのかという点を確認しておくことが大切である。 人事職に向いている人は、計画力・企画力・対応力・コミュニケーション力があり、守秘義務を守れ、人の役に立つことが好きな人である。 志望動機を書く際には「なぜ人事職を志望しているのか」「なぜ志望企業を選んだのか」「入社後どのように貢献したいと考えているのか」という点を明確に記載したほうが良い。 人事職の仕事内容を理解しよう! 志望動機を書く前にまずは人事職の仕事について改めて理解を深めておきましょう。 ここでは人事職の仕事内容について改めてお伝えしていきます。 人事職の仕事は、採用、労務、教育・研修、評価、人事配置に分けられていますので、それぞれの業務内容について詳しく解説していきましょう。 採用業務 新卒採用・中途採用など年間を通して採用計画を立て、必要な人材を採用できるように動きます。採用計画は人事担当者一人で考えるものではなく、会社の経営状況によって左右されるため経営陣や事業責任者との密なコミュニケーションも重要です。 採用計画を策定後は、定めた採用人数を確保するための手法の立案を行い、実践していきます。近年は就活サイト・転職サイトのみならず、社員からのリファラル採用やSNS・オウンドメディア、ターゲティング広告など様々な手法の中から自社に最適な手法を考え採用活動を行うことが一般的です。そのため昨今の人事担当者にはマーケティングスキルも必要な要素となりつつあります。 近年、稀にみる人手不足が続いており、中には人出不足が原因で倒産してしまう企業がある程です。このように、会社は「人」が資源であるため、限られた採用予算の中で、効率的に採用活動を行い、採用計画通りに「人」の採用を行っていくことが人事職には求められています。 労務管理業務 労務管理業務とは、勤怠管理・給与計算・社会保険・雇用保険の管理や健康診断の調整・福利厚生の見直しなどを行うことをいいます。 これらの業務を行う主目的は、社員が心身共に健康な状態で働き続けることができるように環境を整備することです。 そのため、長時間労働や残業時間に対し、国が定める労働時間内での労働が慣行されているのかという点を確認したり、企業によっては独自の基準を設けるといった事前の策を講じたりしています。 その他にも、残業時間が多い社員に対しては、面談を行い現状を把握するなどし、ハラスメントがないかなどの確認を行うこともあります。 このように、社員が働きやすい環境を整えていく業務も人事職の重要な業務の一つです。 教育・研修業務 教育・研修業務では、新入社員や中途入社社員に対し、社内研修や商材研修などを行います。 研修プログラムを人事担当者が策定し、場合によっては現場の社員や経営陣に協力を仰ぐなどし、新しく入社した社員に社風や仕事内容をより理解してもらえるよう工夫することが大切です。 その他にも、社員のスキルアップ研修や役職別研修など、社員一人ひとりのスキルや習熟度に合わせた研修カリキュラムを用意し、実践も担います。 近年は、社員教育に特に力を入れる企業も増加しており、外部セミナーへの参加者を募る、 e-ラーニングなどのシステム導入を行うなど、社員をスキルアップさせ自社で長く貢献してもらうためにはどうすべきかを考え実践していく仕事も人事担当者の業務です。 評価業務(人事制度策定など) 評価業務とは、社員の能力や成果を正当に評価し、個々の社員に見合った昇給・昇進を実施していくための仕組みを策定し、実践していく業務のことをいいます。 この業務を実施していくためには、公平性・正当性・透明性のある人事制度を企画する必要があり、これらの立案し運営していくことも人事職の仕事です。 一度策定した人事制度であっても従業員数の変動・時代の変化によっては人事制度の見直しも必要不可となります。 より良い人事制度を策定することは、社員のモチベーションを高め、離職率を低く抑えることに繋がるため、企業の業績向上に寄与することになるでしょう。 人事配置 人事配置業務では企業に入社した人材や既に勤めている社員を、企業自体の利益向上や従業員のスキル向上のために最も適した部署へ配置する業務です。 必ずしも全ての社員の希望に沿った配属ができる訳ではないため、反感を買うケースもありますが、予め定められた指標に則って、企業にとって最適な人事配置は何かを考えていきます。 人事職の魅力・やりがい 人事職の仕事内容について理解を深めることができたと思います。ここでは、人事職の仕事の魅力・やりがいを確認していきましょう。 決まった型がなく、自分で作り上げていくことができる 人事職の仕事は多岐に渡りますが、基本的には人と向き合い続けることが求められる仕事です。そのため、企業の経営状況、経営方針、部署が求めるニーズ、社員の個性・能力などをしっかりと把握したうえで、臨機応変に最適な対応を行っていく必要があります。 全ての状況に応じてカスタマイズが必要なため、パターン化が難しいですが、自分自身で最適解を見つけ、それを試し成功した時の喜びややりがいはひとしおでしょう。 また、状況は刻々と変化していくため、仕事に対してマンネリ化することなく、常に新しい視点で物事を捉える事ができる点も人事職の魅力の一つです。 経営に直結する仕事である 人事の仕事の採用業務の箇所でお伝えした通り、昨今は経営戦略の中でも人を採用することに対するウエイトが高く、人を採用できないことによって業績悪化を引き起こす可能性もある程、人員採用は経営に直結する仕事です。 だからこそ、自分の業務が組織に大きな影響を与えているというやりがいを感じることができるでしょう。 その他にも、その他にも、教育・研修・評価の業務を通して社員のやりがいを感じ続けられる環境を整えることで、社員の生産性や帰属意識、パフォーマンスの向上に寄与し、間接的に経営を支えることもできます。 このように、自分自身の頑張りによって会社を支える縁の下の力持ちである点は、やりがい・魅力を感じることのできるポイントの一つといえるでしょう。 採用した人が活躍をしてくれている その他にも、採用活動に携わった社員が、入社後に高いパフォーマンスを発揮し、会社から評価された際に、一緒に喜びを分かち合うことができた時にやりがいを感じることもできるでしょう。 採用という人生における節目のタイミングで出会い、その後の成長まで関わることができるという経験は、人事職でしか体験することはできません。 また、高いパフォーマンスを出すことができるということは、会社にとっても採用した社員にとっても、より良い環境を提供できたことの表れです。 このように、一人の人生の成長を見届けることができるという点やお互いにwin-winの環境を提供できたという点において、やりがい・魅力を感じることができるでしょう。 CHECK! 人事職は華やかな仕事という思い込みはNG 中には、「華やかで面白そう」という印象だけで人事職を目指している人もいるかもしれません。 ここまでお伝えした通り、人事職の仕事は一見華やかで楽しそうに見えますが、地道な作業も多く、採用計画通りに採用を進める必要があるためプレッシャーを感じてしまうこともあります。 どんな仕事でも同じですが、見た目の華やかさだけではなく、仕事内容を正しく理解することとが大切です。また、楽しいと感じる仕事の裏には、地道な作業やプレッシャーが隠れていることを理解しておく必要があるでしょう。 人事職に向いている人とは? ここまで、人事職の仕事内容ややりがいについてお伝えしてきました。では、具体的にどのような人が人事職に向いているのでしょうか。 ここでは、人事職に向いている人の特徴についてお伝えしていきます。 計画力・企画力のある人 人事職の仕事内容でお伝えしたように、人事職では採用計画を立てその計画通りに遂行していくことが求められます。そのため計画通りに物事を進める力のある人は重宝されるでしょう。 また、採用計画を限られた予算内で計画通りに遂行するためには、求人サイトに掲載する以外の手法も含めて検討したり、面接方法を変更したりと様々なことを画策し企画する力も必要となります。 そのため、計画力や企画力に優れた人は人事職に向いているといえるでしょう。 対応力のある人 人事職の仕事は基本的に人を相手にしています。そのため、フォーマット化した対応では、対処できない仕事も多々あります。 そのため、一人ひとりの求職者、社員、事業部と真摯に向き合い、その状況に合った最適な判断ができる対応力は必要な素養の一つです。 特に面接では複数の企業の面接を受けている求職者に対し、面接という短い時間の中で、求職者を惹きつけ、興味をもってもらうためには瞬時の対応力が必要不可欠といえるでしょう。 守秘義務を守ることができる人 人事職の仕事は、人のプライバシー情報を多く扱う仕事です。そのため、会社の給料に関する情報や採用活動を行う中で知り得た情報を他人に吹聴しないなどの守秘義務を守ることができる人でなくてはなりません。 万が一にも他人の給料について口外したり、面接で聞いた個人のプライバシー情報を知人に軽々しく伝えたりした場合には、企業の信頼問題にも発展する恐れがあります。 そのため、人事職には口が堅く守秘義務を守れる人が向いているといえるでしょう。 人の役に立つことが好きな人 人事職の仕事でもお伝えしている通り、人事職の仕事は、人と向き合う仕事であり、自分がメインに立つのではなく、社員が働きやすい環境を提供したり、社員のスキルアップのために必要な教育・研修を整えたりと人を陰で支える業務が多いです。 そのため、自分がメインで目立ちたいという人ではなく、人のために頑張れる人、人の役に立つことが好きな人の方が向いているといえます。 コミュニケーション力のある人 人事職の仕事は、基本的に一人で黙々と行う仕事は少なく、常に人と関わり合いながら進めることが多いです。そのため、コミュニケーション力のある人の方が望ましいでしょう。 たとえば、評価制度を策定する場合においても、各事業部の状況をヒアリングし、相手の状況や求めていることなどを正しく判断する力が必要となります。 また、研修を開催する際に、現場の担当者に協力を仰ぐ場合にも、相手の立場を理解した上で気持ちの良いコミュニケーションを取れた方が社内調整もスムーズです。 その他にも、面接時にもより相手の本音を引き出すヒアリング力や「この会社魅力的だな」と感じてもらえるような受け答え方などが求められるでしょう。 このように人と関わることの多い人事職では、あらゆる場面で多彩なコミュニケーション力が必要となります。 人事職で活かせるスキル・能力 ここでは、人事職で活かせるスキルや能力についてお伝えしていきます。当てはまる点があれば、志望動機を作成する際のアピールポイントとして活用してみてください。 パソコンスキル 人事職では、前述の仕事内容を実践するために基本的なパソコンスキルが必要になります。 具体的には、求職者に企業について説明するための資料作成、採用計画や人事制度を策定するための資料作り、その他個人データの管理などの資料作成などの業務でパソコンを使用することとなります。そのため、Word・Excel・PowerpointなどのPCスキルは必須のスキルであると覚えておきましょう。 現在は採用管理・勤怠管理・交通費管理などをツールを用いて行うケースも多くありますが、いずれもパソコンを使う業務であることに変わりありません。 万が一、パソコンが苦手でスキルに不安がある人は、MOSの資格などを取得しておくことをおすすめします。 労働関係の法律の基礎知識 人事職の仕事では、勤怠管理などの業務を行うこともあるため、労働関係の法律の知識をつけておくと非常に便利です。 もちろん入社後に学ぶこともできますが、知識があることを志望動機を作成する段階でアピールすることで、未経験であっても人事職への熱意を伝えることができるでしょう。 その他にも下記のような資格を取得しておくと、評価をされる可能性が高いため興味のある人は下記を参考に勉強をしてみてください。 POINT 人事職で評価をされる可能性がある資格一覧 ・社会保険労務士 ・衛星管理者 ・人事総務検定 ・キャリアコンサルタント ・メンタルヘルスマネジメント検定 未経験から人事職を目指す場合の志望動機を書き方 ここからは、人事職の志望動機を書く際のポイントについてお伝えしていきます。 志望動機を書く際には3つのポイントを抑えておくと面接官に熱意が伝わる文章となりますので、ぜひ参考にしてみてください。 なぜ人事職を希望しているのか 未経験から人事職を目指す場合には、必ず「なぜ人事職を志望しているのか」という点について説明する必要があります。 その際には、過去の経験やエピソードを交えながら伝えると良いでしょう。たとえば、前職の経験から見えた人事職ならではのやりがいや魅力に感じたポイントなどについて伝えます。 この時、人事職に対する「憧れ」や「妄想」だけで人事職を目指していると思われないよう注意をしてください。前述の仕事内容をしっかり理解した上で、表面的な魅力だけでなく、人事職の地道な作業もこなせる適性がある点もアピールできるとより良い志望動機となるでしょう。 なぜ志望企業を選んだのか 転職活動をするにあたって「なぜ志望企業を選んだのか」という点は極めて重要なポイントです。 特に採用担当者の採用を検討している企業の場合、これからの採用活動を支える企業の顔ともいえる重要なポジションでもあるため、自社への愛社精神を持って長く働き続けることのできる人の方が好まれます。 そのため、数ある企業の中でなぜその企業なのか?という点を他社と差別化した上でその企業ならではの志望理由を伝えられるように準備を進めましょう。 志望理由を考えることが難しいと感じているのであれば、業界・企業理念・企業規模・社風・今後の成長性などに細分化していくと明確な理由を述べやすくなります。 入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか 志望動機の文章を締める際には必ず「入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか」という点を伝えて終えるようにしましょう。 志望理由ばかりだと実際に入社した後の働くイメージが沸きにくいためおすすめできません。 そのため、「入社後は私の強みである計画力とコミュニケーション力を活かし、御社の採用計画を支え、企業成長に貢献していきたいと考えています」といった具合に自分自身を採用するメリットや働くイメージが沸く内容を含めるように意識しましょう。 この際に、その企業が人事職に求める素養を持っていることをアピールできるとより良いです。 CHECK! 企業が求める人物像・仕事内容をしっかり確認しよう! 志望動機を作成する際には、必ず企業が求める人物像や仕事内容を必ず確認するようにしてください。 たとえば、志望企業では、採用活動ではなく人事評価の策定を行える人を採用したいと考えているにもかからず、志望動機に「採用活動に貢献します」と伝えても当たり前ですが書類通過は厳しいでしょう。 人事職の仕事内容は幅広いため、自分自身が行いたい業務と企業が求める業務・素養をしっかりと把握した上で志望動機を作成することを意識してください。 未経験から人事職を目指す際の志望動機の例文 ここまで、志望動機を書くポイントについてお伝えしてきました。 ここでは、具体的な例文をもとに志望動機の書き方を確認していきましょう。 未経験から人事職を目指す場合の志望動機例文① 私が貴社の人事を志望している理由は、貴社の「お客様の幸せ、社会の幸せ」という経営理念に魅力を感じたためです。 前職では、営業職として競合企業に負けないよう日々尽力していましたが、目の前の数字にばかり気を取られ、いつしか顧客に喜んでもらうことという本質を見失うこともありました。 もちろん企業の経営においては数字も大切ですが、本来大切にすべきはお客様であり、私もお客様に喜んで貰えることはとても嬉しく自分自身のモチベーションでもあります。貴社の企業理念や考え方に触れ、私の原点に立ち返ったように感じました。 前職では営業として顧客のニーズを引き出すためのヒアリング力、相手の課題を解決するために本質的な課題を見出した上で提案する力を培ってきました。これらのスキルは人事職にも活かせるのではないかと感じています。 職種としては未経験ではありますが、今まで培った能力を活かし、これら事業拡大を目指す御社の採用活動を支え、企業の成長に貢献したいと考えています。 志望動機では、「結論⇒具体的なエピソード⇒入社後の働き方」という流れで伝えると分かりやすい志望動機を作成できます。 また自分が培った能力についても記載し、その能力を入社後にどのように活かせるのという点を伝えることも大切です。 未経験から人事職を目指す場合の志望動機例文② 貴社の「従業員満足度の向上」という目標を一緒に叶えたいと感じ志願しました。 私は現職で広告業界でコンサルタントとして働いてます。様々な業界や業種の職種に触れる中で、企業の根幹を支える仕事により深く興味を抱くようになりました。 特に、人事職においては、採用活動だけでなく、社員がモチベーション高く働くための施策や制度の策定、能力の向上のための施策など、企業・部署ごとに異なる課題に対しよりよい制度への革新を繰り返すことで社員を支えることができ、それが企業の成長にも繋がるという点に魅力を感じています。 現職で培った課題解決力や企画力を活かし、貴社の従業員満足度を高め、離職率低減に向けて尽力したいと考えています。 人事職に対する熱意を伝えられています。また現職で培ったスキルを入社後にどう活かすのかという点にも触れており、入社後の働き方をよりイメージすることができます。 このように、未経験からのスタートの場合や職種に対する熱意や活かせるスキルについてアピールすることが大切です。 これらの例文を参考に自分オリジナルの志望動機を作成していきましょう。 POINT 志望動機を作成する場合のポイント 上記で説明した例文を参考に志望動機を作成するためのポイントをまとめましたので参考にしてみてください。 ・「結論⇒具体的なエピソード⇒入社後の働き方」の流れで伝える ・人事職に対する熱意をアピールする ・未経験から人事職を目指す場合には、現職で人事職に活かせる能力を培ってきた点をアピールする ※仮にない場合には、人事に活かせる資格を保有している(もしくは、勉強中)ことをアピールします。 ・入社後にどのように貢献しようと考えているのかについて述べる 人事職の志望動機の書き方がわからない、添削して欲しいなど少しでも不安に感じている人は、転職エージェントなどを活用してみると良いでしょう。
2024.04.02
【例文あり】未経験から経理事務を目指す場合の志望動機の書き方をご紹介
「経理事務を目指しているがどのように志望動機を書けば良いか分からない」と感じている方に向けて、本記事では経理事務の志望動機の書き方のポイントや例文についてお伝えしていきます。 志望動機を書く上で、経理事務の仕事内容を正しく理解をしていることや経理事務に求められるスキルを正しく知っておくことも大切です。 そのため、本文冒頭でこれらの情報についても触れていますので、経理事務の仕事を正しく理解した上でオリジナルの志望動機を作成してみてください。 この記事のまとめ 経理事務は、企業のお金にまつわる業務全般を管理をしており、日次・月次・決算期により業務内容が異なる。 経理事務に求められるのは「ミスがない・PCスキルがある・機密を保持できる・生産性を意識して行動できる・経理会計の基礎知識がある」ことである。 志望動機を作成する際には、「経理事務を志望する理由」「志望企業を選んだ理由」「入社後どのように企業に貢献するか」という3点を盛り込んだ方が良い。 経理事務の仕事内容を理解しよう! 志望動機を書く前にまずは経理事務の仕事内容についての理解を深めておきましょう。 経理事務の仕事は、簡単にいうと会社のお財布を管理する仕事です。具体的には企業の売上の管理や物品購入などで出費した場合の費用など、会社に入ってくるお金や出ていくお金の金額を帳簿に残し管理をする業務などがあります。 業務内容は日次、週次、月次、決算業務などによって異なります。 CHECK! 日次業務:売掛金・買掛金の確認・管理、在庫管理、現金の出入金の管理、伝票整理など 月次業務:給与・社会保険料の計算、請求書の発行処理、経費精算、月締め作業など 決算業務:四半期、半期、決算期には決算報告書の作成などの業務のサポートなど このように基本的に企業のお金にまつわる業務を全般的に行うことが経理事務の主な業務となります。 POINT 一般事務との違い 「経理事務と一般事務では何が違うの?」と感じている人もいるのではないでしょうか。 一般事務では、パソコンを使い、データ入力、資料作成、来客対応など幅広い業務を担います。一方で経理事務の場合には、前述の通り、企業に入出金の管理や経費清算、請求書の発行管理といったお金に関わる業務を行います。 このように「経理事務」は「経理」というお金にまつわる業務に特化した事務作業を担う仕事であると理解をしておくと良いでしょう。 経理事務に求められるスキル ここでは経理事務に求められるスキルについてお伝えしていきます。企業によって異なる場合もありますが、一般的に経理事務で求められるスキルは変わりませんので、経験し習得している点があれば志望動機に含めてアピールしていきましょう。 ミスがない(正確である) 経理事務の仕事はお金を扱う業務ですので、ミスがなく正確に作業を行うことが求められます。 たとえば、100万円と打ち込むところを、1000万円などと桁を間違えて打ち込むといったミスをしてしまうと大惨事となることはおわかりいただけるのではないでしょうか。 このように細かい作業が多い中でも、ミスなく正確に業務を遂行し続けることができる能力がある人は経理事務に向いているといえます。 パソコンスキルがある 経理事務の仕事は基本的にパソコンを使って作業します。そのため基本的なパソコンスキルは必要不可欠です。 特に数字の計算や管理をすることが多いので、Excelの関数を使いこなせた方が効率的に作業を行うことができ重宝される可能性が高いでしょう。 機密を保持できる 経理事務は企業のお財布事情を一番リアルに知ることができる立場にあります。そのため、重要な情報や仕事をする上で知り得た情報を、社内外の人に口外することは決して許されません。 そのため、経理事務には口が堅く機密を保持できるモラルのある人が求められます。 生産性を意識して行動できる 経理事務職の業務は、ルーティンワークを行うことが多い仕事です。 その中でもより効率的に業務を行うにはどうすれば良いのかを考え改善策を提案するなど、自発的に生産性を高める行動を取ることできる人は重宝されるでしょう。 経理・会計の基礎知識のある 経理事務の仕事は、お金にまつわる業務を担うこととなるため経理・会計の基礎知識は必要不可欠といえます。 未経験から経理事務を目指す場合であっても、基本的な経理・会計の知識を持っていた方が望ましいです。資格などを保有していない場合は、今までに経理・会計関連で勉強をしていることなどをアピールしたほうが良いでしょう。 POINT 経理事務に有利な資格 経理事務を目指すうえで持っておいた方が良い資格についてお伝えしていきます。 ・日商簿記検定2級以上 ・給与計算実務能力検定 ・ビジネス会計検定 ・経理・財務スキル検定 ・ファイナンシャルプランナー ・MOS 資格を保有していなければ、経理事務になれないというわけではありませんので、あくまでプラスアルファのアピールポイントとして参考にしてみてください。 未経験から経理事務を目指す際の志望動機の書き方 ここからは、経理事務の志望動機を書く際のポイントについてお伝えしていきます。 志望動機を書く際には3つのポイントを抑えておくと面接官に熱意が伝わる文章となりますので、ぜひ参考にしてみてください。 なぜ経理事務を希望しているのか 未経験から経理事務を目指す場合には、必ず「なぜ経理事務を志望しているのか」という点について説明する必要があります。 理由を明確に説明できないという人は、改めて経理事務を志望している理由を振り返りその理由を紙に書き起こしていく作業から始めると良いでしょう。 経理事務を目指す理由を自分自身に落とし込むことができれば、その理由を過去の経験やエピソードを交えながら伝えていきます。例えば、前職で見えた経理事務ならではのやりがいや魅力に感じたポイントなどがあればそのエピソードなどを書きます。 この時、経理事務に対する「憧れ」や「妄想」だけで経理事務を目指していると思われないよう注意をしてください。前述の仕事内容をしっかり理解したうえで、経理事務をこなせる適性がある点もアピールできるとより良い志望動機となるでしょう。 なぜ志望企業を選んだのか 転職活動をするにあたって「なぜ志望企業を選んだのか」という点は極めて重要なポイントです。 そのため、数ある企業の中でなぜその企業なのか?という点を他社と差別化した上でその企業ならではの志望理由を伝えられるように準備を進めましょう。 志望理由を考えることが難しいと感じているのであれば、業界・企業理念・企業規模・社風・今後の成長性などに細分化していくと明確な理由を述べやすくなります。 入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか 志望動機の文章を締める際には必ず「入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか」という点を伝えて終えるようにしましょう。 志望理由ばかりだと実際に入社した後の働くイメージが沸きにくいためおすすめできません。 そのため、「入社後は私の強みであるコツコツと努力し続ける点を活かし、作業効率を遵守しながら」のように、自分自身を採用するメリットや働くイメージが沸く内容を含めるように意識しましょう。 この時に経理事務に求める素養を持っていることをアピールできるとより良いです。 CHECK! 企業が求める人物像・仕事内容をしっかり確認しよう! 志望動機を作成する際には、必ず企業が求める人物像や仕事内容を必ず確認するようにしてください。 業界や企業規模によって経理事務に求められるスキルや能力は異なりますし、業務内容の比重も変わってきます。そのため、志望企業が求めるスキルや仕事内容を正しく把握した上で志望動機を作成するように意識をしていくと良いでしょう。 未経験から経理事務を目指す際の志望動機の書き方 ここでは、未経験から経理事務を目指す際の志望動機の書き方について例文を交えてお伝えしていきます。志望動機を作成する際の参考にしてみてください。 営業職から経理事務を目指す場合の例文 前職では、経理業務の管理ツールを販売する新規営業を行っていました。 営業を続ける中で、経理という職種が企業を運営する上で重要な職種であるかということに気付かされ、私自身も企業を支える業務に携わりたいと思いが強くなり経理事務を志望致しました。 営業を通じ、日々の数値管理や営業数値の報告をする上で、Excelを使い数値管理を行って参りました。また計画通りに予算達成するために、独自に関数を組み、数値分析表を策定し、月末着地予測表を作るなど、工数削減に向けた取り組みも実施しており、上司やチームメンバーからも高評価を得ることができました。 また、貴社の採用ページから「挑戦する意欲を大切にする」という社風であることを知り、決められた枠の中で活動するのではなく、常に前向きに挑戦することを大切にしてきた私の性格にも合致しているのではないかと考え御社を志願しました。 未経験からの挑戦となりますが、前職で見つけた数値管理能力を活かすと同時に、現在は、〇月に〇〇試験の受験を目指し、スキルアップのための努力をしています。入社後は貴社の経理事務として改善すべき点については意欲的に挑戦し、業務を全うしていきたいと考えています。 異職種から経理事務を目指す場合には、なぜ経理事務を目指すのかという理由について詳細に述べることにより、経理事務への熱意を伝えることができます。 熱意だけでなく、前職経験で培ったスキルや経験をもとに、志望企業でどう貢献できるのかという点を詳しく述べることも大切なポイントといえます。 一般事務から経理事務を目指す場合の例文 多角的に事業を展開しており、今後新規出店を目指すなど成長を続ける貴社の経理事務として、前職経験を活かして働きたいと考え、貴社の経理事務を志願しました。 前職では、ベンチャー企業の一般事務職として、総務、人事、経理と幅広く様々な業務に携わってきました。その中でも、数値を正確かつ効率的に管理する経理の業務が最も自分に合っていると感じ、より専門的に経理事務としてスキルアップをしたいと考えるようになり、経理事務を志望しました。 現在は、経理に関する知識を深めるために簿記1級の取得に向けて勉強を続けています。前職の事務職経験から、基本的なパソコンスキルに関しては問題なくこなせると自負しています。また、現在急成長を続けている貴社だからこそ、より効率的に作業を進めていく必要なども出てくるかと思います。その際にも、前職のベンチャー企業で培った、業務を効率的に進めるためのスキルも活かせると感じてます。入社後は、いち早く経理事務として貢献できるよう尽力して参りますのでどうぞ宜しくお願いいたします。 企業を選んだ理由、経理事務を選んだ理由を明確に記すことができています。また、前職経験をどのように志望企業で活かすのかという点についても具体的です。 このように、未経験から経理事務を目指す際には、前職の経験をどう活かすのか、入社後に働くイメージが沸くような内容を伝えるとより好印象を持ってもらいやすいでしょう。 これらの例文を参考に自分オリジナルの志望動機を作成していきましょう。 POINT 志望動機を作成する場合のポイント 上記で説明した例文を参考に志望動機を作成するためのポイントをまとめると下記となります。 ・経理事務に対する熱意をアピールする ・未経験から経理事務を目指す場合には、現職で経理事務に活かせる能力を培ってきた点をアピールする ※仮にない場合には、経理事務に活かせる資格を保有している(もしくは、勉強中)ことをアピールします。 ・入社後にどのように貢献しようと考えているのかについて述べる これらのポイントを意識して志望動機を作成してみてください 経理事務の志望動機の書き方がわからない、添削して欲しいなど少しでも志望動機の作成に不安に感じている人は、転職エージェントなどを活用してみると良いでしょう。
2024.04.02
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面接に関する情報をお伝えします
【例文あり】面接で長所・短所を聞かれた時の答え方|長所・短所一覧あり
面接では長所・短所について質問されることもあります。 そもそもなぜ長所・短所について聞かれるのでしょうか? ここでは、面接官が長所・短所について質問する意図を知ったうえで、面接での回答方法について解説していきます。 長所・短所一覧や長所・短所別の回答例も掲載していますので、参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接で長所・短所について聞く理由は「人柄を知る」「自社で活躍する人材の特徴と合致しているかを確認する」「自分自身を客観視できているかを確認する」ためである。 面接で長所について回答する場合には、「結論→具体的なエピソード→入社後どのように活かすのか」の順で話すと良い。 面接で短所について回答する場合には、「結論→具体的なエピソード→どう克服したのか→入社後どのように活かすのか」の順で話すと良い。 長所・短所を回答する際に避けるべきポイントは、「仕事で活かしづらい長所・短所、プライベートなエピソード、企業が求める人物像と合わない長所・短所」について話すことである。 面接で長所・短所を聞かれる理由とは?そもそもなぜ面接では長所について聞かれるのでしょうか。まずは、面接官が長所・短所を聞く意図について確認していきましょう。どのような人柄なのかを知るためまず、どのような人柄なのかを知るために質問をしています。 長所・短所を知ることで、応募者の人柄や人となりを理解でき、仕事をするうえでの適性を判断することが可能となるのです。自社で活躍する人材の特徴と合致しているかを確認するため長所・短所を通じて人柄を理解することができると、自社に合った人材かどうかを判断することもできます。 スキルや経験がマッチしていたとしても、自社の雰囲気や他のメンバーとの相性が合わない場合には、早期離職に繋がりかねませんので、長所・短所を知ることで自社にマッチした人材かどうかを見極めようとしているのです。自分自身を客観視できているかを確認するため仕事をするうえで、自分自身の性格を理解しておくことは非常に重要です。 長所を理解している人は、自分自身の強みを活かした行動を取ることで、企業に貢献してくれることが期待できます。 また、短所を自覚しているということは、自分がミスしやすいポイントを理解しており、自分の欠点を補う行動を取ることができるということです。 そのため、長所・短所という質問を通じて、自分自身を客観視できているのかを確認しようとしているのです。 ここからは、長所・短所に分けてお伝えしていきます。面接で使える長所一覧まずは長所についてです。 自分自身の長所は何だろうと考えている人も多いのではないでしょうか。ここでは、仕事に活かせる長所を一覧と具体的な人柄、仕事でどのように活かせるのかについて紹介していますので、参考にしてみてください。長所一覧 長所 具体的な人柄 仕事に活かせるポイント 協調性がある ・人の話を良く聞ける ・感情的にならない ・円滑なコミュニケーション ・チームなど複数人での業務 柔軟性がある ・臨機応変に対応できる ・一つの考えに固執することなく、状況に応じて適切な行動を取ることができる ・ベンチャー企業など変化や成長が著しい企業での対応 ・接客業・営業などにおける顧客対応 行動力がある ・新しいことにも積極的に挑戦できる ・迅速に物事判断し行動できる ・新規事業の立ち上げ ・新規顧客の開拓 推進力がある ・改善点に対して前向きに行動できる ・周囲への働きかけが得意 ・事業課題の解決 ・周囲を巻き込む力 実行力がある ・前向きに行動し続けることができる ・物事への達成意欲が強い ・目標達成 ・有言実行 継続力がある ・コツコツと積み上げることができる ・粘り強くやり抜ける ・困難な課題を解決する ・品質管理 計画性がある ・目標に向かって計画を立て、それを実行することができる ・几帳面である ・段取り力 ・進行管理 論理的思考力がある ・何かを説明することが得意である ・問題解決が得意である ・分析力がある ・交渉力 社交性がある ・人付き合いが得意 ・ポジティブ思考である ・好奇心旺盛 ・コミュニケーション力 ・関係構築 努力家である ・向上心がある ・諦めない ・前向きである ・コツコツ継続できる 責任感が強い ・時間や納期厳守 ・約束は必ず守る ・相手を尊重する ・正しく業務を行う ・正確さが必要な業務 面接で長所を聞かれた時の答え方 面接で長所について聞かれた場合には下記のフォーマットに沿って回答していくと良いでしょう。 【長所を回答する際の流れ】 ①結論から ②具体的なエピソード ③入社後どのように活かすのか ①結論から 基本的に面接ではどのような質問であってもまずは「結論から」話すことが重要です。 私の長所は新しいことにも積極的に挑戦できる行動力があることです。 ②具体的なエピソード 次に長所を裏付ける具体的なエピソードについて話します。 前職では、業務管理ツールの営業職を行っていました。新たな管理ツールであったため、お客様にマニュアルをお渡ししていても使い方に関するお問合せが1日に30件以上あり、営業担当者もお問合せに対応することが多くなりました。 そこで、上司に提案し、お問合せのみに対応する部隊の立ち上げを実施し、私が責任者として2人のメンバーの管理も担いました。情報を一つの部隊に集約することができるようになったため、システムの課題点なども明確にでき、システム改善にも貢献できました。 POINT 具体的な数字を交えて話そう! 具体的なエピソードを交えて話をする際には具体的な数字などを用いて話すことで、面接官にも共通認識を持ってもらえると同時に信憑性も増します。 そのため、出来る限り数字を用いて伝えることを意識すると良いでしょう。 ③入社後どのように貢献するのか 最後に、長所をどのように入社後の企業で活かしていくのかについて伝えます。 貴社におきましても、新たに実施したほうがよいと感じる点についても周囲とも相談しながら積極的に挑戦し、企業の成長に貢献していきたいと考えています。 長所の回答例5選 ここからは、よくある長所の回答例をご紹介していきます。ここでは5つの長所の回答例をご紹介しますので、参考にしてみてください。 協調性がある 柔軟性がある 計画性がある 責任感が強い 継続力がある 協調性がある 回答例 私の長所は、チームを団結させる協調性があることです。 前職では、営業職として業務に携わっていましたが、会社のプロジェクトの一貫で、複数の部署から4~5人が抜擢され、新規事業の開発を考えるというミッションも兼務していました。 同世代だけで構成されたチームでしたが、志向性が皆異なり、議論が進まない状況が続きました。そこで、ファシリティターを率先して担当し、一人ひとりの意見をしっかりと聞き、それぞれが持つ仕事の価値観を共有し、全員が同じ方向性に向かえるような共通の目標を掲げることにしました。 全員が納得する目標ができたことでチームの団結力が強まり、ミッション開始から半年間で決裁をいただける企画を練り上げることができ、現在立ち上げに向けて稼働中です。 この経験を活かし、入社後も意見が衝突した場合であっても一人ひとりの意見を尊重しつつ、共通認識を持って行動できるよう、協調性を活かして働きたいと考えています。 柔軟性がある 回答例 私の長所は、状況に応じて適切な対応ができる柔軟性があることです。 アパレル業をしていた時の話です。オンライン限定商品の購入を求めて店舗に来店されたお客様がいらっしゃいました。ですが、オンライン限定商品ですので実店舗ではその商品の取扱はありません。そこで、お客様にその旨を伝えたうえで、着用予定のシチュエーションなどをお伺いし、類似商品や着用したいシチュエーションに合わせたコーディネートをご紹介することで、非常に喜んでご購入いただいたことがあります。 このことから、マニュアル通りに「ありません」と回答するのではなく、顧客の心情に寄り添い、対応することの重要性を改めて実感しました。 入社後も顧客に寄り添い、状況に応じて臨機応変に対応していきたいと考えております。 計画性がある 回答例 私の長所は、計画性を持って行動ができる点です。 以前の職場では人員が少ないこともあり、1人で行う業務が多く、発注・在庫管理・書類作成・提案書作成など様々な業務をマルチタスクで行うことが常でした。 そこで、1日の業務の中で何を優先すべきか、毎日やるべきこと、1週間・1ヵ月に1度やるべきことなど業務を選別し、日ごとにやるべきタスクをリスト化し優先順位を付けて取り組みました。 業務を効率化することにより、残業時間を80%削減することができました。その結果をもとに、他の従業員にもノウハウを共有することで、部署内の残業時間を60%削減でき、生産性向上に貢献しました。 今後も効率化できる点を改善しつつ、生産性高くパフォーマンスを出せるように尽力していきたいと考えています。 責任感が強い 回答例 私の長所は、責任感が強い点です。 当初担当していたお客様から、オウンドメディアからの売上高を1年以内に140%まで増やしたいとの要望をいただきました。かなりハードルの高い案件ではありましたが、課題を洗い出したうえで、UI/UX・サイトスピード・問い合わせフォーム・コンテンツなど改善すべき点を優先立てて改修することで、目標を超える前年比売上高160%を達成することに成功しました。 周囲からは絶対無理だと言われることもありましたが、諦めずに責任感を持って全力で取り組み続けた結果だと自負しています。 今後もどのような案件であっても最後まで諦めずに責任感を持って全うし、貴社の業績に貢献したい所存です。 継続力がある 回答例 私の長所は、諦めずに粘り強く取り組み続けることができる点です。 新規開拓営業の部署に所属していた当初、どのようにアプローチをしても取引ができないクライアントがおりました。自社商品との親和性が高く、必ず喜んでいただける提案ができると確信していた私は、週に1度訪問し、自社商品の話ではなく、先方にとって役に立つ情報を提供し続けることにしました。 当初は、全く相手にされず嫌な顔をされていましたが、半年ほど訪問を継続した頃には自然に会話ができる関係性へと変化していきました。そこで初めて、クライアントが抱えている課題や状況を知り、取引に至るまでのハードルが何かを理解することができました。 その後、半年間をかけて課題を一つずつ解決し、訪問開始から1年後ついに発注いただき、現在の年間売上額は〇〇万円と社内のコアクライアントになっています。 貴社の新規ビジネスにおいても、行動を起こす前から無理だと諦めることなく、継続し続けることで打開策を見つけていけるよう努力し、貴社の業績に貢献していきたいと考えています。 面接で使える短所一覧 次に短所についてです。 ここではよくある短所の一覧と短所の改善例をご紹介していきます。 短所一覧 短所 具体的な人柄 改善例 融通が利かない ・仕事のやり方にこだわりがある ・素直に人の意見が聞けない ・周囲からのアドバイスを実践するように努力した ・周りを頼るように意識をする せっかち ・抜け漏れミスが多い ・常にあわただしくしてしまう ・時間に余裕を持ったスケジュール管理表を作成する 心配性である ・常にミスがないか不安になってしまう ・事前に確認する時間を設ける 判断が遅い ・一つの業務に時間をかけすぎてしまう ・時間を決めて行動する ・フォーマットを作成する 面接で短所について聞かれた時の答え方 面接で短所について聞かれた場合には下記の流れに沿って回答していきます。 【短所を回答する際の流れ】 ①結論から ②具体的なエピソード ③短所をどう改善してきたのか ④入社後どのように活かすのか 長所について聞かれた時の答え方との違いは、「③短所をどう改善してきたのか」という点を盛り込むという点です。 克服できていない場合であっても、改善するために努力をしてきたことなどについて触れるようにします。 面接で使える短所一覧でもご紹介した「改善例」に記載されているような内容を盛り込むと良いでしょう。 具体例 せっかち:時間に余裕を持ったスケジュール管理表を作成した 融通が利かない(頑固である):周囲からのアドバイスを実践するように努力した 心配性である:事前に確認する時間を設ける 判断が遅い:時間を決めて行動する 短所の回答例3選 ここでは、短所の回答例を3つご紹介しますので、参考にしてみてください。 せっかち 回答例 私の短所はせっかちな所です。 営業サポートとして勤務していた際にも、出来る限り早く書類や見積書の作成をしようとするあまり、ミスや抜けがあり、結果的に工数がかかってしまうことがありました。 自分自身がせっかくな人間であるとその時初めて自覚をし、これを改善するために、チェックリストを設けて抜け漏れがないかを確認する、書類に関してはダブルチェックの時間を設けるように時間配分を見直しすなど取り組みにより、ミスや抜け漏れがなく正確に仕事をこなすことができるようになりました。 入社後も持ち前のスピード感を活かしつつ、丁寧で正確なサポート業務ができるように尽力していく所存です。 頑固である 回答例 私の短所は、一つのやり方に固執し過ぎてしまう頑固さです。 自分が決めたルーティーンを崩すことが苦手であったこともあり、営業活動の場でも、最初に身に着けた型を崩すことに抵抗感がありました。しかし、このままではこれ以上の成果を出すことができないと感じるようになり、同僚や上司の営業方法を聞く、ロープレをお願いするなどしたことにより、目標の160%以上の成果を出すことができるようになりました。 この出来事から、自分のルーティンに固執し過ぎると成長のチャンスを逃すことにも繋がることを実感したため、成果が思うように出ていない時には人の意見を聞き、やり方を変えるように意識をしています。 入社後も、自分の意見ややり方に固執するのではなく、人の意見を素直に聞き、その時々の状況に合わせて柔軟に行動を変えられるように尽力し、御社の成果に貢献していきたいと考えています。 心配性である 回答例 私の短所は、心配性な点です。 お客様への提案前などは特に、この資料が足りていないのでは、この情報を追加しておいたほうがよいのではと考えてしまいがちで、あらゆる場面を想定し、準備を万全に整えておかなければ落ち着かないのです。そのため、提案前準備には人一倍時間がかかってしまう点が課題でもあります。 しかし、お客様からは、「質問に対してその場で的確な回答が得られて助かる」とお褒めの言葉をいただくことも多々あります。 今後は、状況に応じて資料をフォーマット化するなどし、事前準備にかかる工数を削減しつつ、顧客の満足度を維持できるよう努めていきたいと考えています。 長所・短所を回答する際のNG回答例 最後に長所・短所を回答する際に注意をしておきたいポイントについてお伝えします。 仕事で活かしづらい長所・短所を伝える あくまで面接の場ですので、仕事で活かしづらい長所・短所を伝えることはNGです。 たとえば、「忍耐力」「我慢強さ」を長所として伝えた場合、「受け身で積極性がない人」と捉えられる可能性もありますし、これらの強みを活かすことで、企業に貢献することは難しいでしょう。 このように、面接で伝えようとしている長所・短所は仕事で活かせる内容かを確認したうえで話すようにしましょう。 プライベートでのエピソードを話す 長所・短所について回答する場合には、具体的なエピソードを用いて回答します。 しかし、具体的なエピソードで話す題材はプライベートな内容では説得力がありません。あくまで転職活動ですので、面接官に入社後に働く姿を想像してもらいやすいよう、業務上での内容について伝えるようにしてください。 企業が求める人物像と合わない長所を伝える 冒頭の「面接で長所・短所を聞かれる理由とは?」でもお伝えした通り、面接官はこの質問を通じて、自社にマッチした人材かどうかという点も確認しています。 そのため、面接時に伝える長所・短所は、企業が求める人物像に合致した内容のほうが好印象です。 たとえば新規事業の立ち上げを考えている企業に対して、「慎重さ」が長所だと伝えた場合、ミスマッチが起きていることは容易におわかりいただけるのではないでしょうか。 まずは企業研究をしっかり行い、自分の長所が活かせる場であるかどうかも事前に確認しておくと良いでしょう。 長所・短所はないと回答する 「長所・短所はない」と回答することも避けましょう。冒頭の「面接で長所・短所を聞かれる理由とは?」でもお伝えした内容の繰り返しになりますが、自己分析が出来ているかどうかという点も大事なポイントです。 「長所・短所はない」と回答することは、自己分析ができておらず、企業に貢献する術を知らないと言っているのと等しいと捉えられます。 面接前に、業務における自分の長所・短所は何か今一度客観的に確認してみましょう。分からない場合には、職場の仲間などに聞いてみるのも良いでしょう。 まとめ 面接では、様々な角度からあなたの人柄や志望企業との親和性を知ろうとする質問を受けることとなります。 長所・短所という聞き方をされる場合もあれば、「あなたの業務上での強み・弱みは何ですか?」という聞き方をされるケースもあるでしょう。 どのような形で質問されたとしても、自分自身のことを客観的に振り返り、自己分析ができていればうろたえることなく自信を持って回答できるはずです。 面接を受ける前に、今までの社会人経験を振り返り良い機会だと捉え、自分自身の長所・短所を見つけてみてください。次の職場にもきっと活かせるはずですよ。 本記事が少しでもお役に立てば幸いです。
2024.04.24
【例文フォーマットあり】面接辞退メールを送る場合のマナーとは?書き方のポイントもご紹介!
次の面接の予定が詰まっている場合であっても、 「第一志望の企業で内定が出た」 「やっぱりこの企業は理想と違うな」 「家庭の事情で転職活動そのものをやめよう・・・」 など様々な理由で面接辞退をしなければならないケースもあるでしょう。 そこで、本記事では面接辞退をする場合の適切な対応方法や面接辞退メールの書き方のポイントについてご紹介致します。 メールフォーマットも掲載していますので、参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接辞退をする場合、「出来る限り早めに」「基本的にメールで」連絡をする。無断欠席だけは絶対にNGである。 当日の面接辞退の場合には、メールだけでなく、電話でも連絡をするほうが良い。 面接辞退メールを書く際のポイントは、面接辞退であることが分かる件名にすること、出来る限り簡潔に記すこと、お詫びの言葉を入れることである。 面接辞退をする場合のマナー面接辞退をする場合には、下記のマナーを守るようにしてください。出来る限り早めに連絡をする面接を辞退することを決めた場合には、出来る限り早めに各企業の採用担当者に連絡を入れましょう。 採用面接ではあなたと会うために採用担当者だけでなく現場の社員や面接担当者の予定を抑えています。中には役員面接などの調整を行っているケースもあるでしょう。忙しい社員の方のスケジュールを面接に当てていることを理解し、辞退をするのであれば、出来る限り早く連絡をすることが大切です。面接辞退の連絡は基本的にはメールでOK!面接辞退の連絡をする場合には基本的にメールで連絡をしましょう。中にはメールのみでの連絡は失礼にあたるのではないかとお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、メールのみで構いません。 ただし、やむを得ず面接の前日や直前に連絡することになった場合には、急を要しますので必ず電話とメールの両方で連絡を入れましょう。メールのみの場合ですと、採用担当者がすぐに確認できない場合もありますので、電話でも連絡を入れます。繋がらなかった場合には、電話を受けてくれた方に伝言をお願いしてもよいでしょう。伝言を依頼する場合には、「面接日時、氏名、応募職種、面接辞退へのお詫び」を伝えます。 POINT 面接辞退メールを送る時間帯は? メールを送る場合には、出来る限り就業時間内に連絡を入れるほうが好ましいです。 ただし、仕事をしながら転職活動を行っている方など、少し遅い時間でなければメールを送れないという場合には、メールの冒頭に「夜分遅くに失礼致します」などのフレーズを入れておけば失礼になりにくいでしょう。 面接の無断欠席は絶対にNG連絡をしないまま面接を欠席することは絶対避けましょう。連絡を入れることは社会人としての最低限のマナーです。 また、面接を受ける権利があるということは、書類選考で少なからず自分に興味を持ち認めてくれたという証ですので、お詫びの気持ちだけでなく感謝の気持ちも込めて、必ず連絡を入れるようにしましょう。面接辞退メールの書き方ここでは、面接辞退メールの書き方についてお伝えしていきます。件名(メールの件名で辞退であることがわかるように記載する)件名では、面接辞退のメールであることがわかるように記載することが大切です。 そのため、「面接について」「面接辞退の件」などの表記ではすぐに内容を把握しづらかったり、マイナスな側面が前に出てしまいます。「面接辞退のご連絡」などと記載しておけば、内容が一目で伝わるでしょう。 件名の例 「面接辞退のご連絡/〇〇〇〇(名前)」 宛名宛名では、送り先である担当者の企業名、部署名、名前の順に記載しましょう。また株式会社を(株)などと略すのはあまり印象がよくありません。必ず正式名称で記載するようにしましょう。 宛名の例 株式会社〇〇 人事部 採用担当 〇〇 〇〇 様 本文(要件を簡潔に・お詫びの言葉も添える)本文では要件とお詫びの言葉を書きます。 内容は下記の順に記載します。 ・自分の氏名 ・面接予定日時 ・辞退をする理由 ・お詫びの言葉 メールの文面を書く際には面接辞退の件やお詫びなど、必要なことだけを簡潔に記載することを徹底しましょう。 ネガティブな内容の連絡を入れるとき、「失礼をしてはいけない!」と丁寧な性格の方ほど冗長的な文章を書いてしまいがちですが、不必要な情報が多い文章は読み手にわずらわしさを感じさせ、余計に印象を悪くしてしまいかねませんので、簡潔に書くことを意識してみてください締めの言葉・署名最後に締めの言葉と署名を付けます。 締めの言葉には、「末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。」など相手を敬う文言を入れます。 また、署名を付けることはビジネスマナーですので、署名の付け忘れには注意をしましょう。 POINT 面接辞退メールの書き方のポイント 面接辞退メールで抑えておくべきポイントは下記の3点です。 ・一目で「面接辞退」であることがわかる件名にする ・必要なことだけを簡潔に記載する ・お詫びの言葉を入れる この3点を意識してメールを作成してみてください。 【パターン別】面接辞退メールのテンプレートここでは、面接辞退メールのテンプレートをご紹介します。 ・基本的な面接辞退メールテンプレート ・当日の連絡となってしまった場合 ・他社から内定をもらった場合 ・選考先の企業が自分に合わないと感じた場合 ・家庭の事情が理由の場合 ・言いづらい理由の場合 下記の内容に沿ってメールを作成してみてください。基本的な面接辞退メールテンプレート 面接辞退メール例 ■件名 面接辞退のご連絡/〇〇〇〇(氏名) ■本文 株式会社〇〇 人事部 採用担当 〇〇様 お世話になっております。 先日〇次面接のご連絡をいただきました〇〇〇〇(氏名)です。 その節は誠にありがとうございました。 (※)〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、一身上の都合により選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。 私事で大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い申し上げます。 また、本来であれば直接お詫び差し上げるべきところですが、メールでのご連絡になりましたことを重ねてお詫び申し上げます。 末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 ———————————————————— 〇〇〇〇(氏名) 〒000-0000 東京都新宿区西新宿0-0-0 電話番号:000-0000-0000 ———————————————————— シチュエーションに合わせて、「基本的な面接辞退メールテンプレート」の(※)を付けた文章を変更していきます。当日の連絡となってしまった場合当時の連絡となってしまった場合には、必ず電話でも連絡をしましょう。ここでは、電話が繋がった場合と繋がらなかった場合の2つの例をご紹介します。 電話が繋がった場合 当日の連絡の辞退メール例(電話連絡後) お世話になっております。 先日〇次面接のご連絡をいただきました〇〇〇〇(氏名)です。 その節は誠にありがとうございました。 先ほどお電話にてお伝えしました通り、〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、一身上の都合により選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、大変申し訳ございません。 私事で大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い申し上げます。 末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 電話が繋がらなかった場合 当日の連絡の辞退メール例(電話が繋がらない) お世話になっております。 先日*次面接のご連絡をいただきました〇〇〇〇(氏名)です。 その節は誠にありがとうございました。 〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、一身上の都合により選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。 また、直前のご連絡となってしまいましたこと重ねてお詫び申し上げます。 先ほどお電話差し上げましたが、ご不在のようでしたのでご伝言をお伝えしております。 末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 当日の連絡となってしまった場合には、電話で連絡をした後に、メールで連絡をしたほうが良いでしょう。 電話が繋がった場合も、そうでない場合もどちらの場合も電話だけでなくメールも送るほうが良いです。 他社から内定をもらった場合 他社から内定をもらった場合には、「基本的な面接辞退メールテンプレート」の(※)の文章を下記のように変更します。 他社から内定をもらった場合 〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 先日他社から内定をいただき、熟考した結果その企業でお世話になることに致しました。 内定を貰った他社の企業でお世話になることを決めた場合には、その旨を率直に伝えて問題ありません。 選考先の企業が自分に合わないと感じた場合 選考先の企業が自分に合わないと感じた場合は「基本的な面接辞退メールテンプレート」の(※)の文章を下記のように変更します。 選考先の企業が自分に合わないと感じた場合 〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 業務内容などを詳しくお伺いする中で、当初考えていたイメージと異なり、貢献することが難しいと判断したためです。 この場合には、詳しく面接辞退の理由について触れる必要はありません。仮に面接中の対応に不満があった場合であっても、批判・中傷するような内容は避けるように注意してください。 「業務内容が違った」「当初の御社のイメージと違った」など想定と異なったという点のみを伝える程度にとどめておきましょう。 家庭の事情が理由の場合 家庭の事情が理由の場合は「基本的な面接辞退メールテンプレート」の(※)の文章を下記のように変更します。 家庭の事情が理由の場合 〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 家庭の事情により、面接活動を継続することが難しくなりましたので、面接を辞退させていただきます。 家庭の事情も状況に応じて様々かと思いますが、「家庭の事情」と伝えることで、それ以上深堀りして辞退の理由を聞かれるケースはありません。そのため、家庭の事情による面接辞退の場合には、「家庭の事情」と記すようにしましょう。 言いづらい理由の場合 基本的に言いづらい理由の場合には、「一身上の都合」と答えるようにしましょう。「面接の設定をしてくれているのに申し訳ないから」といって言いづらい理由をわざわざ全てさらけ出す必要はありません。 言いづらい理由の場合には、「基本的な面接辞退メールテンプレート」の内容を活用すると良いでしょう。 面接辞退メール前に、本当に辞退すべきか考えよう 面接辞退メールを送付する前に、本当にその企業の面接を辞退しても良いのか、もう一度考えてみましょう。 第一志望の企業や自分がやりたい仕事ができる企業から内定を取得した場合には、辞退をしても良いと思います。 しかし、内定を獲得するまでに苦労し、ようやく1社から内定を得られた場合には、面接自体が億劫に感じている状況なのであれば考え直したほうが良いかもしれません。 これから面接辞退をしようとしている会社の社風や雰囲気・仕事内容が今内定をもらっている企業よりも自分に合っている可能性もありますし、内定を貰える可能性も充分に考えられます。 妥協で会社選びをしてしまうと、入社後に後悔する可能性も十分に考えられますので、納得した企業選びができていないと感じているのであれば、面接を辞退しないことをおすすめします。 まとめ 面接辞退の連絡を入れることに抵抗感を感じるかもしれません。 しかし、面接辞退をすると決めたのであれば、早期に連絡することが、あなたにとっても企業にとっても良い状態であるということを理解しておきましょう。そして、面接調整をしてもらっていることへの感謝の気持ちを忘れず、誠意を持って対応するよう意識してください。 本記事が少しでも参考になれば幸いです。
2024.04.24
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転職エージェント
このカテゴリのページを見る転職エージェントの選び方やおすすめの転職エージェントについて紹介します
東京でおすすめの転職エージェント20選!女性向け・年代別・業界別でご紹介!
「東京で転職したいけどどこのエージェントが自分に合っているのかわからない・・・」とお悩みではありませんか?転職エージェントは無数に存在するため、一体どこを選べば良いのか、信頼できるサービスはどれなのか、迷ってしまう方は多いことでしょう。 そこで本記事では東京での転職でおすすめの転職エージェントをご紹介いたします。東京の転職事情も併せてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 ※本記事は2023年9月12日時点での情報を元に作成しています。また、本記事における各サービスの掲載順は五十音順となっており、優劣をつけるものではありません。 ※本記事で紹介する全ての転職エージェントは2024年1月9日時点で東京に拠点を構えています。 この記事を書いた人 キャリアアドバイザー しょん 高校までは岡山県の田舎で過ごし、就職を機に大阪へ。転職を機に東京で働いております。 これまで二社を通じてミドル層、第二新卒をはじめとした20代の就転職支援で400人以上のサポートをしてきました。 自身での転職経験はもちろん、会社の規模としても東証一部上場企業、10人に満たないベンチャー企業、3000人を超える規模の会社を経験しています。その経験を元にライフワークバランスや多様な働き方、キャリア形成まで様々な視点から信頼できる情報提供を行うことをお約束します。 東京でおすすめの転職エージェント厳選3社 転職エージェントは幅広い業界・職種を取り扱う「総合型」と、特定の業界・職種を取り扱う「特化型」の2種類に大別されます。 まずは総合型エージェントの中でも求人数の豊富さ、サポートの丁寧さ、口コミ評価の高さ(X(旧Twitter)やGoogle)などの観点から、東京での転職で特におすすめの転職エージェントをご紹介いたしましょう。 【PR】第二新卒エージェントneo 第二新卒エージェントneo 対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、三重、岐阜、広島、福岡 オンライン対応 可 主な特徴 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件、最短6日で内定、1名あたりのサポート時間平均8時間 公式サイト こちらをクリック 「第二新卒エージェントneo」は主に20代に特化した就職・転職エージェントで、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇っています。 第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれの就職・転職活動に特化した選考対策などを実施しており、一人ひとりの状況に合った就職・転職活動を細かくサポートしてもらうことが可能です。 1名あたりのサポート時間平均が8時間であることからもわかるように手厚いサポートが高い評価を受けており、「利用したいエージェントNo.1」「おススメしたいエージェントNo.1」「キャリア相談を安心してお願いできる人材会社No.1」に選ばれる結果に繋がっています。 ただし、未経験歓迎求人などが多いことから20代の中でもハイキャリアを狙う層には適さないため注意が必要です。 最短6日で内定が出るケースもあるため、「すぐにでも就職・転職を叶えたい」という方はチェックしてみてはいかがでしょうか。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } このエージェントのおすすめポイント 18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇る 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化 中でも職務経験なしの就職・転職支援実績は10,000人を突破 最短6日で内定が出る可能性あり 1名あたりのサポート時間平均は8時間で親身なサポートを受けられる リクルートエージェント リクルートエージェント 対応エリア 全国+海外 オンライン対応 可 主な特徴 求人数業界TOPクラス、業界最大級の非公開求人数、IT業・金融業・コンサルタント業に強みあり 公式サイト こちらをクリック 「リクルートエージェント」は求人数業界TOPクラスを誇る転職エージェントで、20代以降のどの年代の方でも利用いただけます。 30代、40代の方向けの転職エージェントにはハイキャリア向けのものも多いため、そういった求人を探しているわけではないという場合にはまずリクルートエージェントの利用から始めてみるのが無難といえます。 2023年9月時点での公開求人数は約453,000件、非公開求人数は約330,000件に上る規模の大きい転職エージェントです。 また、実績豊富なキャリアアドバイザーによる求人紹介や、選考対策、独自に分析した業界・企業情報の提供といったサポートが、転職支援実績No.1獲得という結果に繋がっています。 中でもIT業、金融業、コンサルタント業に強みがあるため、これらの業界を目指す方にもおすすめの転職エージェントです。 このエージェントのおすすめポイント 求人数業界TOPクラス。業界最大級の非公開求人数を誇る 細かい選考対策を講じてもらえる IT業・金融業・コンサルタント業に強みあり JACリクルートメント JACリクルートメント 対応エリア 北関東(群馬/栃木/茨城/埼玉)、 神奈川、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、中国エリア(広島/岡山)、 福岡、海外 オンライン対応 - 主な特徴 管理職・技術/専門職転職のエキスパート、転職活動の支援実績約43万人、知人・友人にJACを勧めたい層は94.7% 公式サイト こちらをクリック 「JACリクルートメント」は転職活動の支援実績約430,000人を誇る、30代、40代の中でもハイクラスをターゲットにした転職エージェントで、管理職、技術・専門職転職のエキスパートといえるサービスとなっています。 「ハイクラス・ミドルクラス転職 オリコン顧客満足度 5年連続No.1」を獲得しています。 コンサルタントの総数は約1,200名に上り、日系大手、外資、メガベンチャーなど、優良企業におけるハイクラス求人を紹介してもらうことが可能です。その細やかなサポート体制から知人・友人にJACを勧めたい層は全体の94.7%を占めています。 30代、40代のハイクラス転職を目指す方の中でも管理職、技術・専門職の転職を検討している方には特におすすめの転職エージェントです。 このエージェントのおすすめポイント 転職活動の支援実績約43万人 知人・友人にJACを勧めたい層は94.7% 管理職、技術・専門職転職に強みがある 東京の転職事情と労働環境 中には、東京の企業に転職したいとは思っているものの、まだ決めきれないと感じている地方在住の方もいらっしゃるかと思います。そこでここでは東京の転職事情と労働環境について簡単にお伝えいたします。 東京の転職事情 労働政策研究・研修機構の「職業紹介-都道府県別有効求人倍率」によれば、2023年11月の全国の平均有効求人倍率が1.28倍であるのに対し、東京都の有効求人倍率は1.77倍となっています。 有効求人倍率とは「求職者1人に対して求人が何件存在するか」を示すものです。東京は全国平均よりも求職者1人に対して存在する求人数が多いということになります。 求人倍率という観点において、東京は比較的転職しやすいと考えられるでしょう。 ただし東京は求職者の人口も多いため、大手企業や有名企業といった人気の求人に応募者が集まりやすい傾向があります。 その中で採用枠を勝ち取るためには企業ごとに細かく情報収集をしたうえで、徹底した選考対策を講じる必要があります。 東京の労働環境 厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」によれば、全国の平均月収が31.18万円であるのに対し、東京は全エリアで最も高水準の37.55万円となっています。 高収入を目指す方にとって東京は最適の場所といえるでしょう。 ただし、その分都内は家賃をはじめ全体的に物価が高い傾向があります。都内に住んだ場合、収入に対して日々かかる固定費の額も高くなりやすいため、実際に自由に使える金額は地方に住んでいる場合とさほど変わらない可能性があるのです。 これを受けて、東京の企業に勤めながら神奈川や千葉、埼玉といった比較的家賃の低いエリアに住まいを構えている方は非常に多いです。 これらのエリアでも新宿や渋谷、池袋へのアクセスの良い場所で暮らせば所要時間は40分~1時間程度で済むため、通勤のストレスはそこまで大きくならないでしょう。 中には地方に住まいを構えながら東京の企業に勤め、フルリモートで働くことで収入に占める支出の割合を低くしている方もいらっしゃいます。 東京での転職でエージェントを利用すべき理由 ちなみに、東京の企業に転職するにあたって転職エージェントを利用する価値とは一体何なのでしょうか?ここでは東京での転職でエージェントを利用すべき理由をご紹介いたします。 効率的に求人を絞り込める 先ほどもお伝えした通り、東京においては求職者の人数よりも求人が多く存在しており、1人あたりの選択肢が非常に多い状況です。 「選択肢が多いほうが転職しやすいのではないか?」と感じられるかと思いますが、無数に存在する求人の中から自分に適したものを絞り込むのは非常に難しいものです。 求人サイトで希望条件を入れて絞り込んでも検索結果が多すぎて全てをチェックしきれなかったり、逆に絞り込みすぎてしまって求めている求人に出会えないというのはよくあることです。 その点、転職エージェントでは何百人もの転職支援をしてきたキャリアアドバイザーがあらゆる観点からおすすめの求人を紹介してくれるため、効率的かつ現実味をもって求人を絞り込むことができるのです。 非公開求人を紹介してもらえる 転職エージェントには「非公開求人」というものが存在します。 これは求人サイトなど、一般には公開されていない求人のことで、効率的に求める人材を募集したいと考えている企業や、競合他社に知られることなく人材を集めたいと考えている企業などが、転職エージェントを通して募集をかけているものになります。 非公開求人は転職エージェントを利用しなければ出会えないため、より幅広い選択肢から求人を探したいという方にとって大きな魅力といえます。 細かい選考対策を講じてもらえる 先ほどもお伝えしましたが、東京は求職者の母数が多い分、ある程度人気のある企業に応募する場合には、そのわずかな採用枠に多くの求職者たちが集まってくることになります。 そういった中で内定を勝ち取るためには細かい選考対策が必要になりますが、特に働きながら転職活動を進めようという方や転職活動に不慣れな方が一人で対策を行うには限界があるでしょう。 その点、転職エージェントに依頼すれば企業ごとに細かい選考対策を講じてもらえるほか、企業との面接日程の調整なども代行してもらうことが可能です。 選考のフィードバックも受けられるため、効率的に転職活動をしたいという方には転職エージェントの利用が非常におすすめです。 年収UPを目指せる 転職エージェントを利用すれば、ケースによっては年収UPの交渉を代行してもらうこともできます。より高い収入を目指しているという方にも転職エージェントの利用はおすすめです。 【東京に住んでいなくても東京の転職エージェントは利用できる】 現在、地方に住んでいるという方でも東京の転職エージェントを利用することは可能です(東京拠点での面談しか行っていない一部のサービスを除く)。 転職エージェントを利用して転職活動を行う場合、キャリアアドバイザーとの面談や企業との面接が行われることになりますが、相談すればリモートで対応してもらうことができます。 企業によっては内定までの全てがリモートで可能になるケースもありますので、まずは転職エージェントに相談してみましょう。 東京での転職に向けてエージェントを選ぶ際のポイント4選 では、東京での転職で利用できるたくさんのエージェントの中から自分に合ったサービスを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか?ここではぜひ押さえていただきたい4つのポイントをご紹介いたします。 求める求人が充実しているか 転職エージェント選びにおいて重要なのは、自分が求める求人がいかに充実しているかです。 すでに志望業界・職種が定まっている方であればそこに強みを持つ特化型エージェントを選ぶことで効率的に仕事選びを進めることができます。 一方、広く業界・職種をチェックしたうえで絞り込んでいきたいと考えている方は総合型エージェントの中でも取り扱い求人数が多いサービスを使うことで可能性を広げられるでしょう。 転職サイトと違い、自分の価値観や傾向、希望をもとに担当のキャリアアドバイザーから求人選びのアドバイスをもらえるのが転職エージェントの強みです。求人数が多いエージェントを利用する場合であっても、効率的に仕事選びを進めることができるのです。 転職エージェント選びにおいてはまず「自分が求める求人が多く取り扱われているか」をチェックしましょう。 本記事の読者の方は東京都内の求人をお探しかと思いますので、事前にその転職エージェントの保有求人について調べておくと良いでしょう。 公式サイト内に企業例が掲載されているケースや、一部の求人が公開されているケースがあります。求人検索をかけられる場合には、エリアを東京都内に絞って調べてみましょう。 自分が対象者に含まれているか 先ほども触れたように、転職エージェントは大きく「総合型」「特化型」の2つに大別されますが、特化型には一定の業界に特化したものもあればハイキャリア層に特化したもの、第二新卒者に特化したもの、女性に特化したものなど様々なサービスが存在します。 例えば20代で初めての転職を考えている方がハイキャリア層を対象としたエージェントを利用しても応募できる求人は限られますし、逆にハイクラスのポジションを目指す方が20代に特化したエージェントを利用しても、未経験歓迎求人が多いことなどから物足りなさを感じてしまう可能性があるでしょう。 自分が対象に含まれていないサービスを利用しても時間を無駄にしてしまいかねませんので、転職エージェントを利用する前に「自分がそのサービスの対象者に含まれているか」「自分が利用するサービスとして適切か」についても確認するようにしましょう。 サポート内容が充実しているか サポート内容が充実しているかどうかも、転職エージェント選びにおいては大切です。 転職エージェントでは基本的に求人紹介、選考書類の添削・作成、面接対策、企業との面接日程の調整や入社条件の交渉などを行ってくれますが、中には無料個別相談や細かい模擬面接を実施しているところもあります。 他にも業界特化型の転職エージェントではその業界の出身者がキャリアアドバイザーとして在籍しているケースも多いため、希望する業界についての深い知見をもとにした求人紹介や選考対策を受けることが可能です。 特に、地方から上京する形で東京の企業に転職したいと考えている方であれば、面接にかかる交通費や宿泊費を一部負担してくれるサービスを優先的に利用するなどすると出費を抑えることができます。 直近の口コミ評価の内容が良いか 転職エージェントを選ぶ際にはGoogleやX(旧Twitter)などの検索エンジンやSNSでサービス名を調べ、どういった口コミが寄せられているかをチェックして振るいにかけるのもポイントです。 口コミの評価が低い場合には期待しているようなサービスを受けられない可能性があり、時間を無駄にしてしまう可能性があります。 ちなみに、口コミ評価の平均値だけを見て判断するのではなく、直近の口コミに注目するのがコツですので覚えておくと良いでしょう。 というのも、評価の平均値が低いからといって必ずしもサービスの質が低いとは言い切れないためです。数年前に寄せられている口コミの評価が低く全体の評価を下げてしまっていたとしても、その後サービス内容が改善されているケースがあります。 口コミ評価の平均値があまり高くない場合には、直近の口コミもチェックすることで自分に合ったエージェントと出会う可能性を広げられることに繋がるため、念頭に置いておきましょう。 【年代別】東京でおすすめの転職エージェント 20代におすすめのエージェント ここからは、東京での転職におすすめの転職エージェントの中でも、特に20代の方におすすめの転職エージェントをご紹介いたします。 マイナビジョブ20's 対応エリア 全国 オンライン対応 - 主な特徴 利用者数360,000人、全求人20代対象、未経験OK求人75%以上、適性試験を受験可能 公式サイト こちらをクリック 「マイナビジョブ20's」はマイナビグループ唯一の20代専門転職エージェントで、利用者数は360,000人を誇ります。全ての求人が20代を対象としており、そのうち未経験OK求人が75%以上となっています。 年間約75,000人の20代が登録しているサービスということで、20代の転職を専門にサポートしてきたからこそ若手の転職事情を熟知しているキャリアアドバイザーが、慣れない就職活動を丁寧にサポートしてくれます。 また、このサービスでは世界中で毎年数千万人が受検する信頼性の高い適性診断を受けることが可能で、それまで気がつかなかった隠れた強みを見つけ適職について改めて捉え直すことができるのも嬉しいポイントです。 Googleの口コミ評価は4.5と高水準となっています。ちなみに「マイナビジョブ20'sスカウト」というサービスを受けられることもこのサービスの大きな特徴です。 人材紹介のみを行う一般的な転職エージェントとは異なり、自分に興味を持った企業からのスカウトオファーを受けることもできるため、より効率的に就職活動を進められます。 「20代で初めての転職を考えているけど向いている仕事がわからない」「自分のアピールポイントを磨きたい」「未経験からエンジニアを目指したいけど必要なスキルがわからない」といった悩み・課題を抱えている方に向けて、それぞれに応じた個別相談会も実施されています。 今すぐ転職をする予定がない方や情報収集をしたいと考えている方も参加できますので、一度活用してみると良いでしょう。 このエージェントのおすすめポイント マイナビグループ唯一の20代専門転職エージェント 利用者数360,000人を誇る 適性診断を通した適職の発見が可能 自分に興味を持った企業からのスカウトを受けることが可能 【PR】第二新卒エージェントneo 第二新卒エージェントneo 対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、三重、岐阜、広島、福岡 オンライン対応 可 主な特徴 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件、最短6日で内定、1名あたりのサポート時間平均8時間 公式サイト こちらをクリック 「第二新卒エージェントneo」は主に20代に特化した就職・転職エージェントです。18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇っています。 第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれの就職・転職活動に特化した選考対策などを実施しているため、一人ひとりの状況に合った就職・転職活動を細かくサポートしてもらえます。 1名あたりのサポート時間平均が8時間であることからもわかるように手厚いサポートが高い評価を受けており、Googleの口コミ評価は4.4と高評価を受けています。 こういった細かい対応が「利用したいエージェントNo.1」「おススメしたいエージェントNo.1」「キャリア相談を安心してお願いできる人材会社No.1」に選ばれる結果に繋がっています。 ただし、未経験歓迎求人などが多いことから20代の中でもハイキャリアを狙う層には適さないため留意しましょう。 最短6日で内定が出るケースもあるため、「すぐにでも就職・転職を叶えたい」という方はぜひチェックしてみてください。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } このエージェントのおすすめポイント 18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇る 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化 中でも職務経験なしの就職・転職支援実績は10,000人を突破 最短6日で内定が出る可能性あり 1名あたりのサポート時間平均は8時間で親身なサポートを受けられる ウズウズキャリアサポート 対応エリア - オンライン対応 可 主な特徴 取引企業数3,213社、サービス登録者数約147,000名、就業サポート人数約110,000名、入社半年後の定着率94.5%、キャリアカウンセラーの共感度100%、就活支援サービスサポート満足度No.1 公式サイト こちらをクリック 「ウズウズキャリアサポート(ウズキャリ)」は主に20代を中心にサポートを行っている就職・転職エージェントです。取り扱い企業は大企業から中小企業、ベンチャー企業まで多岐に渡り、取引企業数は約3,200社に上ります。 サービス登録者数約147,000名、就業サポート人数約110,000名を誇り、未経験OK求人を豊富に取り扱っていることからも多くの20代から人気を集めています。 こちらのサービスは就職内定率以上に「入社後の定着」に重きを置いています。というのも、入社できたとしてもミスマッチを起こしてしまっては魅力的なキャリアから遠ざかってしまうためです。 実際に、このサービスを通じた求職者の入社半年後の定着率は94.5%と高く、Googleの口コミ評価も4.4と高水準となっています。 これらの口コミに対しては実際に担当したキャリアアドバイザーが丁寧で心温まるコメントを返しており、「就活支援サービスサポート満足度No.1」を獲得していることにも納得できます。 中でも求職者に寄り添った丁寧なサービスを求めている方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。 このエージェントのおすすめポイント 取引企業数3,213社、就業サポート人数約110,000名を誇る 入社半年後の定着率は94.5%と高水準 就活支援サービスサポート満足度No.1を獲得 サービス全体を通して親切で丁寧なサポートが特徴 30代・40代におすすめの転職エージェント ここからは東京での転職におすすめの転職エージェントの中でも、30代や40代の方におすすめのものをご紹介します。 doda 対応エリア 全国+海外 オンライン対応 可 主な特徴 求人数の規模が非常に大きい、キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当の2人がサポートしてくれる、機械・電気・メーカー業、IT業、サービス業などに強みあり 公式サイト こちらをクリック 「doda」はパーソルグループが運営する転職エージェントです。転職サイトとエージェントの2つの機能を併せ持っているということもあり、2023年9月時点での公開求人数は約211,000件と求人数が多く、たくさんの選択肢から求人を探したいという30代、40代の方におすすめです。 「キャリアアドバイザー」と「採用プロジェクト担当」の2人がチームとなってサポートしてくれる特徴があり、業界、職種、エリア別の動向などに精通したキャリアアドバイザーが求職者1人に対して1人、専任担当としてサポートしてくれます。 求人紹介から選考対策、内定まで一貫してサポートしてくれるほか、電話やメールに加えてLINEで気軽に連絡が取れるのも、忙しく働く30代、40代の方に嬉しいポイントです。 採用プロジェクト担当は、企業1社ごとに1人の担当者が企業の採用担当者と直接やり取りを行っており、採用計画や求める人物像、実際の職場環境といったあらゆる情報を把握しています。 求人票だけではわからない情報を電話やメールを通して非対面にて教えてくれます。 Googleなどの口コミでは「丁寧に対応してもらえた」という言葉が目立ちましたが、中には「あまり良い対応を受けられなかった」「話が噛み合わなかった」という声も上がっていたため、担当者との相性があまり良くないと感じた場合にはエージェントに連絡して変更してもらいましょう。 手厚いサポートを受けたい層、より多くの求人の中から仕事選びをしたい層に向いていますが、中でも機械・電気・メーカー業、IT業、サービス業などに強みがあるため、これらの業界をチェックしたい方にもおすすめです。 このエージェントのおすすめポイント 転職サイトとエージェントの2つの機能を併せ持ち、求人数の規模が非常に大きい キャリアアドバイザー、採用プロジェクト担当の2人がサポートしてくれる 機械・電気・メーカー業、IT業、サービス業などに強みがある JACリクルートメント 対応エリア 北関東(群馬/栃木/茨城/埼玉)、 神奈川、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、中国エリア(広島/岡山)、 福岡、海外 オンライン対応 - 主な特徴 管理職・技術/専門職転職のエキスパート、転職活動の支援実績約43万人、知人・友人にJACを勧めたい層は94.7% 公式サイト こちらをクリック 「JACリクルートメント」は転職活動の支援実績約430,000人を誇るハイクラス向け転職エージェントで、管理職、技術・専門職転職のエキスパートといえるサービスとなっています。 「ハイクラス・ミドルクラス転職 オリコン顧客満足度 5年連続No.1」を獲得しています。 コンサルタントの総数は約1,200名に上り、日系大手、外資、メガベンチャーなど、優良企業におけるハイクラス求人を紹介してもらえます。 その細やかなサポート体制から知人・友人にJACを勧めたい層は全体の94.7%を占めています。ハイクラス転職を目指す方の中でも管理職、技術・専門職の転職を検討している方には特におすすめですのでぜひ利用を検討してみてください。 このエージェントのおすすめポイント 転職活動の支援実績約43万人 知人・友人にJACを勧めたい層は94.7% 管理職、技術・専門職転職に強みがある 30代・40代におすすめの転職サービス 次に、エージェントではありませんが、東京での転職で30代や40代の方にぜひご活用いただきたいサービスをご紹介します。 ビズリーチ 対応エリア 全国+海外 オンライン対応 可 主な特徴 200万人以上が利用している国内最大級のハイクラス向け転職サイト、企業・ヘッドハンターからスカウトが届く、導入企業数23,500社、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上、登録ヘッドハンター数 6,200人 公式サイト こちらをクリック 「ビズリーチ」は優良企業や一定の基準を満たしたヘッドハンターから直接スカウトが届く、転職サイトの機能を併せ持つハイクラス向けの転職サイトです。 導入企業数は23,500社、利用者は2,000,000人という国内最大級の転職サイトで、ハイクラス向けということもあり年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占めているのが特徴です。 ビズリーチの利用パターンには「企業からのスカウトに返信して進める方法」「ヘッドハンターからのスカウトに返信して進める方法」の2つがあり、企業からのスカウトに返信した場合には企業と直接コンタクトを取れるため、効率的かつ主体的に転職活動をしたい方におすすめです。 一方、一定の基準を満たした登録ヘッドハンターからのスカウトに返信した場合には、秘匿性の高い非公開求人を提案してもらえたり細かい選考対策を講じてもらえたりする利便性があります。 会員の7割以上が自分の市場価値を知るために利用していると言われており、長期的な目線での転職を考えている方にも活用いただきたいサービスです。実際には下記のような流れで利用することになります。 (1)ビズリーチに登録 (2)職務経歴書を作成 (3)企業・ヘッドハンターからスカウトメッセージが届く (4)興味のあるスカウトに返信する (5)企業・ヘッドハンターと面談 (6)内定・転職 ビズリーチには無料プランと有料プランがあり、前者は「プラチナスカウト(企業・ヘッドハンターから届くスカウトメール)」のみ閲覧・返信が可能ですが、後者は全てのスカウトの閲覧・返信、及び全ての求人の検索・閲覧、応募することができます。 ハイクラス転職を目指す方はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。 このエージェントのおすすめポイント 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占める 優良企業や一定の基準を満たしたヘッドハンターから直接スカウトが届く 企業と直接やり取りをすることも、ヘッドハンターにサポートしてもらうことも可能 スカウトを通じて自分の市場価値を測れる 有料プランを利用すると全てのスカウトの閲覧・返信、及び全ての求人の検索・閲覧、応募が可能
2024.04.25
転職エージェントおすすめ20選!エージェント選びのポイントも紹介
転職を効率的に進めるには転職エージェントの活用がおすすめです。ただ世の中には多くの転職エージェントサービスがあり、それぞれ強みや特徴が異なる中で自分に最適なエージェントを探すのは容易ではありません。 そこで本記事では、転職エージェントを選ぶうえでどのような観点が大切かをお伝えしたうえで、あなたにおすすめの転職エージェントが見つけられるように各社のサービスを比較してご紹介します。 【年代別まとめ】おすすめの転職エージェント転職エージェントは幅広い業界・職種を取り扱う「総合型」と、特定の業界・職種を取り扱う「特化型」の2種類に大別されます。 まずは総合型エージェントの中でも求人数の豊富さ、サポートの丁寧さ、口コミ評価の高さ(X(旧Twitter)やGoogle)などの観点から年代別でおすすめの転職エージェントをご紹介いたしましょう(本記事における各サービスの掲載順は五十音順となっています)。 【PR】第二新卒エージェントneo 第二新卒エージェントneo 対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、三重、岐阜、広島、福岡 オンライン対応 可 主な特徴 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件、最短6日で内定、1名あたりのサポート時間平均8時間 公式サイト こちらをクリック 「第二新卒エージェントneo」は主に20代に特化した就職・転職エージェントで、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数は34,000件を誇ります。第二新卒のほか、既卒、フリーター、高卒、中卒などのあらゆる方に対応しています。 未経験歓迎求人が多いのが特徴で企業へ推薦してもらうこともできるため「何から始めれば良いかわからない」という方へ特におすすめの転職エージェントです。 1名あたりのサポート時間平均が8時間となっているなど、手厚い選考対策などが高い評価を受けています。最短6日で内定が出るケースもありますので「今すぐ就職・転職したい」という方もぜひ利用してみてください。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } このエージェントのおすすめポイント 18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇る 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化 中でも職務経験なしの就職・転職支援実績は10,000人を突破 最短6日で内定が出る可能性あり 1名あたりのサポート時間平均は8時間で親身なサポートを受けられる リクルートエージェント リクルートエージェント 対応エリア 全国+海外 オンライン対応 可 主な特徴 求人数業界TOPクラス、業界最大級の非公開求人数、IT業・金融業・コンサルタント業に強みあり 公式サイト こちらをクリック 「リクルートエージェント」は求人数業界TOPクラスを誇る転職エージェントで、2023年9月時点での公開求人数は約453,000件、非公開求人数は約330,000件に上ります。 20代以降ならどなたも利用することができますが、特に30代、40代でハイキャリアを狙っていない方はまずリクルートエージェントの利用から始めてみるのが無難といえます。 実績豊富なキャリアアドバイザーによる求人紹介や、選考対策、独自に分析した業界・企業情報の提供といったサポートが、転職支援実績No.1獲得という結果に繋がっています。IT業、金融業、コンサルタント業に強みがあるため、これらを目指す方にもおすすめの転職エージェントです。 このエージェントのおすすめポイント 求人数業界TOPクラス。業界最大級の非公開求人数を誇る 細かい選考対策を講じてもらえる IT業・金融業・コンサルタント業に強みあり JACリクルートメント JACリクルートメント 対応エリア 北関東(群馬/栃木/茨城/埼玉)、 神奈川、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、中国エリア(広島/岡山)、 福岡、海外 オンライン対応 - 主な特徴 管理職・技術/専門職転職のエキスパート、転職活動の支援実績約43万人、知人・友人にJACを勧めたい層は94.7% 公式サイト こちらをクリック 「JACリクルートメント」は転職活動の支援実績約430,000人を誇る、30代、40代の中でもハイクラスをターゲットにした転職エージェントで、管理職、技術・専門職転職のエキスパートといえるサービスです。 「ハイクラス・ミドルクラス転職 オリコン顧客満足度 5年連続No.1」を獲得しています。 コンサルタントの総数は約1,200名に上り、日系大手、外資、メガベンチャーなど、優良企業におけるハイクラス求人を紹介してもらえ、細やかなサポート体制から知人・友人にJACを勧めたい層は全体の94.7%を占めています。 中でも管理職、技術・専門職の転職を検討している方には特におすすめです。 このエージェントのおすすめポイント 転職活動の支援実績約43万人 知人・友人にJACを勧めたい層は94.7% 管理職、技術・専門職転職に強みがある 転職エージェントを選ぶ際のポイント4選 おすすめの転職エージェントをご紹介しましたが、数ある転職エージェントの中から自分に合ったサービスを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか?ここではぜひ押さえていただきたい4つのポイントをご紹介いたします。 求める求人が充実しているか 転職エージェント選びにおいて重要なのは、いかに自分が求める求人が充実しているかです。すでに志望業界・職種が定まっている方であればそこに強みを持つ特化型エージェントを選ぶことで効率的に仕事選びを進められます。 一方、広く業界・職種をチェックしたうえで絞り込んでいきたいと考えている方は総合型エージェントの中でも取り扱い求人数が多いサービスを使うことで可能性を広げられます。 転職サイトと違い、自分の価値観や傾向、希望をもとに担当のキャリアアドバイザーから求人選びのアドバイスをもらえるのが転職エージェントの強みですので、求人数が多いエージェントを利用する場合であっても効率的に仕事選びを進めることが可能です。 転職エージェント選びにおいてはまず「自分が求める求人が多く取り扱われているか」をチェックするようにしましょう。 自分が対象者に含まれているか 先ほども触れたように転職エージェントは大きく「総合型」「特化型」の2つに大別されますが、特化型には一定の業界に特化したものもあればハイキャリア層に特化したもの、20代に特化したもの、女性に特化したものなど様々なサービスが存在します。 例えば20代で初めての転職を考えている方がハイキャリア層を対象としたエージェントを利用しても応募できる求人は限られますし、逆にハイクラスのポジションを目指す方が20代に特化したエージェントを利用しても、未経験歓迎求人が多いことなどから物足りなさを感じてしまう可能性があります。 自分が対象に含まれていないサービスを利用しても時間を無駄にしてしまいかねませんので、転職エージェントを利用する前に「自分がそのサービスの対象者に含まれているか」「自分が利用するサービスとして適切か」についても確認するようにしましょう。 サポート内容が充実しているか サポート内容が充実しているかどうかも、転職エージェント選びにおいては大切です。 転職エージェントでは基本的に求人紹介、選考書類の添削・作成、面接対策、企業との面接日程の調整や入社条件の交渉などを行ってくれますが、中には無料個別相談や細かい模擬面接を実施しているところもあります。 他にも業界特化型の転職エージェントではその業界の出身者がキャリアアドバイザーとして在籍しているケースも多いため、希望する業界についての深い知見をもとにした求人紹介や選考対策を受けることが可能です。 たとえば「エンジニア」という職種一つを取ってもWebやデータベース、AIエンジニアなど存在する職種は様々ですが、IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェントである「Geekly」は職種ごとに選任されたコンサルタントが在籍しているため、そういった細かい職種ごとの細かい知見を共有してもらえる強みがあります。 このようにエージェントそれぞれでサポート内容や強みが異なりますので、事前に特徴を確認したうえで利用を検討すると良いでしょう。 直近の口コミ評価の内容が良いか 転職エージェントを選ぶ際にはGoogleやX(旧Twitter)などの検索エンジンやSNSでサービス名を調べ、どういった口コミが寄せられているかをチェックして振るいにかけるのもポイントです。 口コミの評価が低い場合には期待しているようなサービスを受けられない可能性があり、時間を無駄にしてしまいかねません。 ちなみに、口コミ評価の平均値だけを見て判断するのではなく、直近の口コミに注目するのがコツですので覚えておきましょう。 というのも、評価の平均値が低いからといって必ずしもサービスの質が低いとは言い切れないからです。数年前に寄せられている口コミの評価が低く全体の評価を下げてしまっていたとしても、その後サービス内容が改善されている場合があります。 口コミ評価の平均値があまり高くない場合には、直近の口コミもチェックすることで自分に合ったエージェントと出会う可能性を広げられることに繋がるため、念頭に置いておくと良いでしょう。
2024.04.18
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仕事探し
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一人でできる仕事24選!黙々と取り組める・在宅勤務・女性におすすめの仕事もご紹介!
企業に勤めて働く場合にどうしても悩まされてしまうことの一つに人間関係があります。煩わしい人間関係に惑わされずに一人で黙々と働きたいと考えている人は意外と多いものです。 そこで、本記事では、一人でできるお仕事24選をご紹介します。 一人で黙々と働ける仕事以外にも、在宅でできる仕事・女性におすすめの仕事などもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 在宅で一人で黙々とできる仕事には「Webライター」「Webデザイナー」「イラストレーター」「データ入力」といったパソコンを使って働ける仕事がある。これらの仕事は女性にもおすすめである 「トラックドライバー」「新聞配達員」「警備員」「ビル管理」といったといった比較的一人で黙々と働ける職種もある 一人でできたい場合、起業・フリーランスになるという道もある 正社員で黙々と一人でできる仕事3選まずは一人で黙々とできる仕事3選をご紹介します。 警備員 工事現場や施設、イベント会場で勤務し、人や財産を守ることが主な業務です。 警備員の仕事には、「警備」と「警護」があり、警備業務・交通誘導・現金輸送(チームで動く)・要人の身辺警護があります。 施設内の警備や道路の交通整理をする場合、あらかじめ場所を決めて一人ずつ人員を配置します。 人と接することなく黙々と仕事をしたい場合には、警備か交通整理の仕事を探すと良いでしょう。 向いている人 ・責任感や使命感の強い人 ・体力に自信のある人 ・柔軟な対応ができる人 年収 300万円前後 ※資格取得をするなどし、スキルアップすることで給与アップもある 優遇される資格 資格を取得するなど目に見える形でスキルアップしていけば、給料にも反映されるため、下記のような資格を取得すると良いでしょう。 ・施設警備業務検定 ・雑踏警備業務検定 ・交通誘導警備業務検定 ・上級救命講習 ・防火・防災管理講習 など 工場作業員 工場で働く人全般を工場作業員といいます。 主な仕事内容には、「ライン作業」と「ピッキング」があります。 ■ライン作業 ベルトコンベアに乗って流れてくる製品を加工・検品する仕事です。 通常決まった場所に配置され、決まった作業を繰り返すことになります。 ■ピッキング 伝票や指示書を確認しながら、そこに書かれているものを倉庫などから取り出す等の業務を行います。 向いている人 ・単純作業を苦痛に感じることなく、黙々と作業に打ち込める人 ・ライン作業:飽きずに集中して作業できる忍耐力と集中力のある人 ・ピッキング:正確に素早く作業が進められる人 年収 350~480万円 ※業種によって年収は異なるが、自動車、半導体、通信機器などは比較的収入が高い傾向にある ※平均賃金よりは月収、年収ともに高めに設定されていることが多い 優遇される資格 ライン作業、ピッキングには特別な資格は必要ありませんが、工場内でのスキルアップを目指すのであれば、工場で扱う商材などに応じて資格を取っていくと良いでしょう。 ■国家資格 衛生管理者 電気工事士 電子機器組立技能士 機械保全技能士 など ■その他資格 フォークリフト運転技能者・クレーン運転士・有機溶剤作業主任者・特定化学物質等作業主任者・安全管理者など ビル管理 設備の故障や雨漏りなどの不具合を防ぐために、設備や建物の保守・点検をすることが主な仕事です。 修理が必要な際には、自身で修理する、専門業者に作業依頼をかけるなどの業務を行います。 ・管理対象:オフィスビル・大型商業施設・病院など多岐に渡る ・保守管理する設備:電気設備、空調設備、ボイラー設備など様々である ・ビルの点検項目・検査方法:ビル管理法によって決まっている 向いている人 ・自分の知識やスキルを活かして働きたい人 ・黙々と業務を行うことが好きな人 ・自己管理能力のある人 ・責任感を持って業務に取り組める人 年収 300万円前後 ※資格を取得することによって平均以上の収入を得ることも可能 優遇される資格 ・第二種電機工事士 ・危険物取扱責任者乙種4類 ・二級ボイラー技士 ・第三種冷凍機械責任者 ※ビルメン4点セットとも呼ばれており、ビル管理の仕事を目指すなら、取得しておくと役に立つ可能性が高いです。 在宅で黙々と一人できる仕事7選【女性にもおすすめ】 ここではパソコンを使った仕事をご紹介します。在宅で黙々と働くことができるため女性にもおすすめの仕事です。 プログラマー 【女性にもおすすめ】 プログラマーは、専用のプログラミング言語を用いてシステムを動かすためのプログラムを構築する仕事です。システムエンジニアが設計した仕様書に従って行います。 クライアントとの打ち合わせやシステムエンジニアとのやり取りもありますが、直接話をするよりもメール、チャットなどを用いたやりとりの方が多いため、コミュニケーションが苦手な人には精神的な負担が少ない仕事といえます。 向いている人 根気強く作業を続けられる忍耐力のある人 ※プログラムが正常に動くまでは、何度も修正を繰り返さなければならないため 年収 正社員:300~500万円 フリーランス:500~700万円 ※効率よく作業できれば高収入も可能 優遇されるスキル・資格 プログラミングの専門知識と効率的に作業できるコーディングスキルが必要です。 Webデザイナー 【女性にもおすすめ】 Webサイトのデザインを制作することが主な業務です。HTML、CSSなどのプログラミング言語を用いて、クライアントの要望に沿ってデザインを制作していきます。 向いている人 ・自分のセンスを活かして働きたいと考えている人 ・細部にまでこだわれる人 ・好奇心旺盛で流行に敏感な人 ・PCでの作業が好きな人 年収 正社員:300~400万円 フリーランス:200~600万円 ※個人のスキルによっても差がある 優遇されるスキル・資格 中途での転職を検討している場合、未経験からの転職は難しい可能性も少なくありませんが、仮に未経験であってもポートフォリオを提出するなど自分の作品を評価してもらえれば可能性はあります。 また、企業としては独学ではなく専門的な知識を持っていることの証明があるほうが採用を検討しやすいため、下記のような資格を持っておくと良いでしょう。 ・Webクリエイター能力認定試験 ・HTML5プロフェッショナル認定資格 ・アドビ認定エキスパート(ACE) ・Photoshop(R)クリエイター能力試験 ・Illustrator(R)クリエイター能力認定試験 ・色彩検定 Webライター 【女性にもおすすめ】 Webライターとは、Webサイトに掲載する文章を専門に書くライターのことをいいます。 企業等が開設しているサイトに載せるためのコラム、インターネット広告の文章部分、ECサイトで販売する商品やサービスの説明文などを作成します。 検索エンジンで上位に掲載されることやSNSで拡散されることを意識した文章を求められます。 向いている人 ・臨機応変に対応できる人 ※クライアントの要望を汲み取って書き方やまとめ方を変える必要があるため ・世の中の動向やトレンドにも敏感な人 ※想定読者に合わせた文章を書く必要があるため 給料 正社員:350~450万円 フリーランス:0~1000万円 ※初心者のうちは、文字単価の高い仕事を得られないので、収入の個人差はかなり大きい ※仕事を繰り返しこなし、クライアントや仲介業者の信頼を得られるようになれば、単価の高い仕事を任せられるようになる 優遇されるスキル・資格 基本的なPCスキルは必須です。 特に必要な資格は必要ありませんが、下記のような資格があると優遇される可能性もあるでしょう。 ・Webライター検定 ・Webライティング能力検定 ・SEO検定 イラストレーター 【女性にもおすすめ】 クライアントの要望に沿ってイラストを作成します。紙媒体(本・雑誌・チラシ・ポスターなど)以外にもWeb上のサイトや商品パッケージなどのイラストも仕事の対象となります。 手描きで制作することもありますが、専用のソフトを使って作成するケースが多いです。 クライアントや所属会社の担当者との打ち合わせがありますが、それ以外は基本的には一人で黙々と業務を行えます。 向いている人 ・時流を読める人 ・時代やトレンドをうまく取り入れる感性を持ち合わせている人 ・クライアントの求めるイメージをうまく表現できる人 ・やり直しが発生しても根気強く作業を続けることができる人 ・クライアントのニーズを汲み取る力のある人 年収 正社員:300~500万円 フリーランス:0~700万円 必要なスキル・資格 イラストを作成するうえでは下記ツールは必須となる可能性が高いため、イラストレーターへの転身を考える際には学んでおくと良いでしょう。 ・IllustratorやPhotoshop ・Adobe社のデザイン系ソフト コピーライター 【女性にもおすすめ】 企業やブランドのイメージに合わせて商品やサービスを売るための宣伝文句を考え出す仕事のことをいいます。 ワードセンスが問われるのはもちろん、いかに世間の人の心に響くコピーを考えられるかという点が重視されます。 発信したコピーが世の中の流行にマッチしていれば、大きな反響に繋がるでしょう。 向いている人 ・常に世の中の流れやトレンドにアンテナを張り巡らせておくことが好きな人 ・自分のセンスを活かして働きたい人 年収 300~500万円と幅が大きいです。 ※仕事を受ける業界や会社の規模によって異なる ※実力次第では、若くても高収入を得られる可能性もある 優遇されるスキル・資格 中途採用の場合にはコピーライティング経験者が優遇されます。 特に必要な資格はありませんが、下記のようなスキルは優遇される可能性があるためチェックしておくと良いでしょう。 ・日本語検定:日本が正しく使えることを証明する ・ビジネス著作権検定:著作権に関する知識を証明する データ入力 【女性にもおすすめ】 クライアントが提供する様々なデータをパソコン入力することが主な業務です。 入力したデータは指示された形式にまとめて納品します。 (業務例) ・録音音声やメモ書きの記録・紙やPDFの情報をWordやExcelに入力する ・音声データを文字にする(文字起こし) ・キーワード検索の結果をまとめる ・条件に合う写真を検索し、所定の位置に貼る など 向いている人 ・一人で黙々と作業することが苦にならない人 ・キーボードでの入力作業が得意な人 ・正確さ自信がある人 ・納期を厳守できる人 年収 300~350万円 優遇される資格・スキル 基本的にPCを使った作業がメインとなるため、基本的なPCスキルは必須となるでしょう。 翻訳 【女性にもおすすめ】 外国語の文章を日本語に訳す仕事を翻訳といいます。 翻訳には3つのパターンがあり、それぞれ異なる知識やスキルが必要です。 ・文芸翻訳:小説等の文芸作品を翻訳する ・実務翻訳:ビジネス文書や研究論文などを翻訳する ・映像翻訳映画等のセリフを翻訳する 翻訳は通訳とは異なるので、他人と話すのは打ち合わせの時くらいです。 給料 正社員:340~450万円 フリーランス:月収数万円~ ※年収1000万円を超える人もいる ※実力によって個人差が大きい 優遇される資格・スキル 翻訳家の場合、語学力は必須なため「英検1級」など外国語能力の有無が示せる資格は持っておいた方が良いでしょう。 またプロの翻訳家を目指す場合には、「JTA公認翻訳専門職資格試験」「JTFほんやく検定」「翻訳技能審査」といった翻訳家としてのスキルを証明できる検定もあるため、取得しておくと優遇される可能性もあります。 その他にも下記のようなスキルが求められます。 ■文芸翻訳 作品の世界観や著者の意図を読み取って訳す必要があるため、日本語と外国語両方に対する語学力が求められる。 ■実務翻訳 専門用語の知識が必須。特定の分野に精通している必要がある。 ■映像翻訳 内容を崩さず指定文字数にまとめる能力が必要。外国の文化や風習などを踏まえて訳すことが求められる。 一人でできる配送・運転をする仕事3選 ここからは、配送・運転をする仕事をご紹介していきます。 トラックドライバー トラックに荷物を積み込み、指定の場所まで運ぶのがトラックドライバーの仕事です。 トラックドライバーには「配送ドライバー」「長距離ドライバー」の2つの種類があります。 ■長距離ドライバー ・片道300kmを超える距離を走る ・運転は夜間が多い ・荷物の積み下ろしは1か所で終わることが多い ■短~中距離ドライバー ・片道50~200kmまでのエリア内での配送を行う ・複数の指定先を回って、荷物の積み下ろしをする ■配送ドライバー(宅配ドライバー) ・限られたエリア内を1日何度か巡回する ・顧客宅に荷物を配送する 年収 短~中距離トラックドライバー:360~720万円 長距離ドライバー年収:400~750万円 優遇されるスキル・資格 下記の資格は運転するトラックの大きさ、配送する荷物によって保有しておく必要があるでしょう。 ・普通自動車運転免許 ・中型自動車免許 ・大型自動車運転免許証 ・危険物取扱者(燃料輸送の仕事の場合必要) ・玉掛作業者 ・フォークリフト運転技能者 タクシードライバー 車の後部座席に人を乗せ、目的地まで運ぶことが主な仕事です。 お客様とは失礼のない程度にコミュニケーションをとる必要がありますが、基本的には会話は不要でしょう。 向いている人 ・運転することが好きな人 ・自分のペースで働きたい人 年収 約300~600万円 ※タクシードライバーの収入は歩合制が多い ※年収はエリアや実働時間などによって異なる 優遇されるスキル・資格 客を乗せて車を走らせるので、「第二種運転免許」が必要です。 第二種運転免許は、普通自動車免許や中型免許を取得して3年以上の運転経験がなければ取得できませんので覚えておきましょう。 新聞配達員 契約者の家庭(または企業)に新聞を配達することが主な業務です。朝刊・夕刊の両方を担当する場合と、朝刊のみ、夕刊のみを担当する場合があります。朝刊には折り込みチラシを挟む必要があるため、配達前に挟み込み作業を行います。 ■勤務時間 労働時間は朝刊・夕刊の両方を担当しても4~5時間程度 ・朝刊担当者:午前2半~5時頃まで 午前2時半~3時に出勤、3時半ごろまでチラシの差し込み作業、配達完了5時間頃(部数:200~300部想定) ・夕刊担当者:午後3時頃~午後4時頃まで ※折り込みチラシがなく、部数も少ないため 向いている人 ・早朝勤務となるため、早起きが得意な人 ・天候にかかわらず、配達が必要なため、責任感のある人 ・一人で黙々と作業できる人 年収 300~400万円 月給:20~30万円 基本時給制(1000円前後)で、歩合制・日給制の店舗もある 優遇されるスキル・資格 原動機付自転車免許 ※新聞配達の場合バイクで配達をするケースが多いため原付の免許は取得しておきましょう。 一人でできる仕事~起業・フリーランス8選~ ここまで正社員として企業で就労しながら一人で働ける仕事をご紹介してきましたが、ここでは、起業もしくは、フリーランスとして一人で働ける仕事をご紹介していきます。 美容系サロン・整体師 1つ目は、エステティシャンやネイリスト・整体師として独立し一人で働く道です。 サロンや店舗で働きスキルを身に着けた人が起業資金を溜め、自宅のスペースを利用して起業するケースが多いです。 最初のうちは一定の常連客がつくまで収入が安定しない可能性もありますが、一人で運営をするため、自分のペースで働くことが可能です。 向いている人 ・自分のスキルを活かして独立したいと考えている人 ・自分のスキルに自信を持っている人 ・一人でマルチタスクを行うことができる人 ・体力に自信のある人 年収 数万円~ ※平均250~300万円程度 ※専属契約をするような凄腕の場合、年収1000万円を稼ぐこともあり 求められるスキル・資格 資格はなくても独立は可能ですが、基本的には専門学校などで学び、実績を積んだうえで独立したほうが顧客からの安心を得られやすいです。 また、下記のような資格を持っているとより良いでしょう。 ■整体師 国家資格:柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師 民間資格:リラクゼーションセラピスト1級・カイロプラクティック ■エステティシャン 民間資格:認定エステティシャン・AEA認定エステティシャン(基礎資格)など 飲食店 自分の店を立ち上げるという観点では「飲食店」という道もあります。飲食店といっても、ラーメン店・居酒屋・レストラン・カフェなどジャンルも様々です。 自分の店を出すために現在修行を積んでいる人もいるかと思いますが、いざ独立した時、自分の裁量で出したい料理を顧客に提供し喜んでもらえるやりがいはひとしおでしょう。 向いている人 ・人を喜ばせることが好きな人 ・新しいメニューを開発することが得意な人 年収 数万円~ ※平均240万程度 ※飲食店の規模や商品ラインナップなど個人差が大きい 必要なスキル 飲食店を開業する場合には、「食品衛生責任者」「防火管理者」の資格は必須です。 一人で店舗を切り盛りするため、基本的な経営能力は勉強しておいた方が良いです。 教室(習い事) 自分の得意なことを活かして、教室を開くというのも1つです。 たとえば書道が趣味で師範免許を持っているのであれば「書道教室」、英語が得なのであれば企業と提携してフランチャイズの「英会話教室」、その他にも自分の好きや得意を活かし、ヨガ教室やフラワー教室などを開校するのも良いでしょう。 そのためには、人に教えるための資格が必要な業種もあるかもしれませんし、資格を「保有している先生」のほうが信頼感も沸き、生徒を集めやすくなります。 向いている人 ・自分の得意なことを仕事にしたいと考えている人 ・人に教えることが好きな人 年収 数万円~ 必要なスキル・資格 教室を開業する場合には、開業する業態によって必要な資格が異なりますし、違法性がないかなどについては細心の注意を払います。特定商取引法や個人情報保護法なども事前に確認しておきましょう。 CHECK! 開業届の提出が必要 個人教室として開業する場合には事前に開業届を管轄の税務署に提出する必要があります。 開業に必要な書類には下記があります。 ・過去人事業の開業・廃業等提出届 ・事業開始等申告書 ・所得税の青色申告承認申請書 申告漏れのないように注意をしておきましょう。 YouTuber YouTuberとは、YouTubeに自作の動画を投稿し、視聴者の数に応じた広告収入を得ている人のことをいいます。 YouTubeにはパートナープログラムというものがあり、それに参加したうえで動画を投稿すると、視聴者数に応じて広告費が支払われます。 数多くの動画が毎日投稿されているので、その中に埋もれない作品を投稿しなければ安定的な収入を得ることはできませんが、安直なことはせず、方向性を定めてコツコツやっていくことで、しっかりとしたファンがついて自信にも繋がるでしょう。 向いている人 ・視聴者を意識して動画を作成することができる人 ・YouTuber同士の競争も激化している中でも諦めずにコツコツと努力を続けることができる人 年収 数千円~ ※有名なYouTubrの場合だと数千万を越えることも少なくありません。 必要なスキル・資格 高い撮影スキルや編集スキルは必要スキルですが、それ以外にも、多くの視聴者が見たいと思える動画を構成できる企画力を持ち合わせていることも大切です。 ブロガー ブロガーとは、自分の得意なジャンルに関するブログ記事を書き、そこに掲載した広告の収入で生計を立てている人のことをいいます。 閲覧者が少ないブログサイトだと、広告収入を得ることが難しいため、魅力的な記事を書き続け、訪問者数をコンスタントに増やし続けることが必要です。 ブログに掲載できる広告には、クリック型広告とアフィリエイト広告があり、これらの広告に自然な形で読者を誘導するテクニックがブロガーには求められます。 向いている人 ・ブログを定期的に更新し続けることができる人 ・文字を執筆することに抵抗がない人 ・市場のニーズを察知し、必要な情報を提供できる人 年収 数千円~1000万円以上 ※個人の力量によって左右される ※かなり稀ですが、注目度があがると、書籍化や講演の依頼が舞い込む可能性もあり、大きな収入を得るチャンスもあります。 必要なスキル・資格 少なくとも、ライターとしてのスキルと、ウェブサイトの運営者としての知識や技術、記事の企画者としてのセンスは必要です。 アフィリエイト アフィリエイトとは、Webサイトに広告を掲載し、そこから広告収入を得ることをいい、アフィリエイトで生計を立てている人をアフィリエイターと呼びます。 Webサイトの訪問者が広告をクリックしたり、広告を通じて商品やサービスを購入したりすると報酬が発生するため、一定以上の訪問者数をキープできるように、常にサイトを魅力的なものに更新し続けることが主な仕事となります。 向いている人 ・地道に更新し続けることができる人 ・訪問者のニーズを理解することのできる顧客目線を持っている人 年収 数千円~数百万円 ※稀に企業と契約し、アフィリエイトサイトの運営だけで月数百万円稼いでいる人もいる ※副業で月数千円程度を稼いでいる人が多いのが現状 求められるスキル・能力 最低限のSEOや広告の知識、ライターとしてのスキルとセンスはあった方が良いでしょう。 POINT ブロガーとの違い ブロガーはブログ記事を書くことで広告収入を得ていますが、アフィリエイターはブログではなく、様々なジャンルのサイトを運営している点で異なります。 また、サイト以外にもSNSなどの媒体を利用して広告収入を得ている点でも大きな違いがあります。 個人投資家 投資とは、将来利益が発生することを見越して、物や事業などにお金を投じることです。証券(株式・債券)・不動産・FX・仮想通貨など様々なジャンルがあります。 時流を読み、金融商品の売買を行い利益が出るように運用をしていくことが主な仕事です。 ■投資家の種類 ・兼業投資家:他の仕事を持ちながら空き時間に投資を行う人 ・専業投資家:投資だけで生計を立てている人 ※相場を読む経験値を積みコツをつかんでから専業投資家になるケースが多い 向いている人 ・情報収集力と分析力のある人 年収 数千円~数千万円 ※平均425万円程度 ※5割近い人が300万円未満 必要な能力・スキル これから始める投資の内容によっても異なりますが、最低限の投資に関する知識は必要でしょう。 Web関連業務のフリーランス 一人で黙々とできる仕事の中でご紹介した、 ・プログラマー ・Webデザイナー ・Webライター ・イラストレーター ・コピーライター などの業務も正社員だけでなく、フリーランスとして働くこともできます。 正社員という縛られた時間の中ではなく、自分の好きな時間に好きなように働きたい場合には、フリーランスという道を選択することも可能です。 ただし、正社員と異なり給料が固定ではなくなりますし、案件が獲得できるかどうかも分かりません。 フリーランスとして働くメリット・デメリットを理解したうえで、最良の選択をしたほうが良いでしょう。 CHECK! 起業・フリーランスとして働く場合の注意点 起業・フリーランスとして働く場合には原則「確定申告」が必要ですので、忘れずに手続きを行ないましょう。 「確定申告」とは起業・フリーランスとして働いて稼いだ「所得(※1月1日~12月31日までの1年間で得た所得)」を申告・納税することをいいます。 「所得」は下記の式によって算出できます。 所得=売上-必要経費-所得控除 所得が48万円以下の場合には確定申告をしなくても問題ありませんが、48万円を越える際には必ず申請を行ないましょう。※納税額は、所得-所得基礎控除(48万円)となるため、48万円未満の場合は所得税が発生しない。 また起業・フリーランスの場合、「青色申告」の手続きをしておくと仮に事業が赤字だった際に、3年間にわたって赤字を繰越すことができる「繰越控除」を受けられるなどのメリットがあるため、確認しておきましょう。 副業をしているフリーランスの人で会社が年末調整を行っている場合には、売上(収入)が20万円を越える場合には、会社の年末調整とは別に確定申告を行う必要があります。 分からないことがあれば税理士に相談することをおすすめします。 一人でできるアルバイト・パートの仕事3選 最後に一人でできるアルバイト・パートのお仕事もご紹介致します。 正社員以外の働き方を検討している場合にはぜひ参考にしてみてください。 検針員(ガス・電気・水道) ガス、電気、水道のメーターを見て前回からの使用量を確認し、使用料金を知らせる仕事です。 あらかじめ決められた地域に出向き、1軒ずつメーターを確認していきます。 ガスや電気はハンディタイプの検針機で確認しますが、水道はメーターを目視した結果を入力して調査票をプリントアウトし、各家庭のポストに投函します。 ■労働時間 出勤人数:15日程度 1日当たりの労働時間は約5時間 1日の件数:200~400件 給料 時給:1100円前後 日給計算の場合:5000円+歩合給が目安 ポイント 天候が悪い日と重なると作業は大変ですが、仕事中は終始一人なので、自分のペースで仕事ができます。 コツをつかんで、効率よく仕事を進められれば、頑張った実感も湧くでしょう。 ポスティング 各家庭の郵便受けにチラシを投函する仕事です。一軒家の多いエリアよりも、マンションの多いエリアの方が、ポストが1か所に固まっていることもあり効率的です。 給料 日給制:1日に配るノルマが決められている ※効率よく配れば短時間で終了できる 歩合制:チラシ1枚につき2~6円×枚数 ※単価は配るエリアや発注元によって差がある ポイント 何時にポストに投函してほしいといった時間指定もないため、マイペースで作業できます。慣れるまでは大変ですが、コツをつかめばかなりスピードアップでき、短時間で稼げるようになるでしょう。 フードデリバリー 飲食店のテイクアウトメニューを配達する仕事です。 ■仕事の流れ 店がお客様からの注文を受ける ▼ デリバリー担当者に連絡が入る ▼ デリバリー担当者が店にでき上がった料理を取りに行く ▼ お客様の指定する場所まで運んで料金を受け取る ※キャッシュレス決済の場合は、料理を運べば終了 給料 時給制の場合:1時間当たり1000~1200円が相場 ポイント 配達には、多くの場合自転車やバイクなどを使うため、天候が悪い時には、割に合わない仕事だと感じることがあるかもしれませんが、1回の配達ごとに報酬が発生するケースもあります。 効率よく多くの件数をこなすことによって、1時間当たりの稼ぎがアップします。 やり方を工夫すれば作業スピードが上がり稼げるようになるため、やりがいを感じるようになるでしょう。 一人でできる仕事のメリット ここまで一人でできる仕事についてお伝えしてきましたが、一人でできる仕事のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。 人間関係に悩む必要がなくなる 1つ目のメリットは、煩わしい人間関係に左右されずに働けることです。 企業で働く場合、チームやプロジェクトを組むことも多く、性格的に合わない人ともコミュニケーションを取る必要があるなど、精神的なストレスを抱えてしまうことがあります。 しかし、一人でできる仕事であれば、苦手な人と無理に付き合う必要もなくなり、無駄なストレスを抱えずに仕事に専念することができるでしょう。 自分のペースで取り組める 周りの状況に振り回されることがなくなる点もメリットの一つです。チームで仕事をしていると、チームの進捗が遅れている場合、仮に自分の仕事が終わっていたとしても、他の人の業務を代理で行わなければならないなど自分の立てた計画が崩れてしまうこともあります。 一人でできる仕事なら、周りのペースに合わせなくて良いというのもメリットでしょう。周囲の雑談や会話に付き合う必要がないので、集中して仕事に打ち込めます。他の人の作業スピードに合わせず、自分のやりやすいスピードで作業できるので、ストレスもそれほど溜まりません。 一人でできる仕事のデメリット 続いて一人できる仕事のデメリットについてお伝えしていきます。 仕事のオンオフの切り替えが難しい 会社に出社をする場合、仕事とプライベートのオンオフのメリハリを付けやすいですが、在宅勤務の場合、仕事もプライベートも同じ場所で行うこととなるため、だらけてしまう可能性があります。 自宅の広さにもよりますが、できれば仕事を行う場所とプライベートで過ごす空間を分け、メリハリの付けやすい環境を作ることで仕事に専念しやすくなるでしょう。 ミスの責任を全て負うことになる 一人で仕事をしているが故に、仮にミスが発生した場合、ミスの所在は明白ですので、責任は全て自分が負うこととなります。 チームで仕事をしている場合であれば、上司が責任を取って代わり謝罪をするケースもあったかもしれませんが一人で仕事をする場合にはそうはいきません。 全ての責任は自分にあるので、失敗は全て自分のせいであり、謝罪も自分しかいないという点はデメリットといえるでしょう。 基本的に一人なので寂しさを感じることもある 一人でできる仕事ということは、業務を行っている間、基本的に一人です。煩わしい人間関係に関わらなくて良いというメリットがある反面、ずっと一人で作業を続けていると気持ちが滅入ってしまうこともあるかもしれません。 代役がいない 一人で仕事を行うため、どのような状況であっても一人で全うすることが求められます。しかしフリーランスの場合であれば、突発的に業務が行えない状況となった場合であっても代役がおらず、納期に間に合わせることが難しい状況となってしまう可能性があります。 完成させることを約束して獲得した以上、その約束を果たせなかった時には、仕事も信用を失うことになってしまいます。自分の代わりになる人がいないという点はデメリットでしょう。 自分で仕事を取ってくる必要がある フリーランスの場合、業務をこなすだけでなく「仕事を取ってくる」という業務も発生します。仕事が1度獲得できたとしても次の仕事が約束されているわけではありませんし、仕事がないと不安に感じることも多いでしょう。 正社員のように仕事が与えられるわけではありませんし、仕事がなければ給料を得ることもできませんので、仕事を見つけなればならないという点はかなりのデメリットでしょう。 一人でできる仕事をするためのポイント ここでは一人でできる仕事をするためのポイントについてお伝えしていきます。一人で仕事をするということは大変なこともたくさんありますので、ぜひ下記の点を抑えておきましょう。 自己管理をする まず1つ目に「自己管理をする」ということです。一人で仕事をするということは、全てを自分で管理する能力が必要となります。 たとえば、体調不良になってしまった、納期に間に合わない可能性があるなどの状況が発生した場合、チームで動く仕事の場合には助け合って仕事を分散することができますが、一人で行う場合にはそうはいきません。 そのため、徹底的に細かくスケジュール管理を行い、信頼をなくすような仕事をしないように自律していることが大切です。体調管理も自己管理の一つといえるでしょう。 集中力の高め方を知っておく 次に「集中力の高め方を知っておく」ということです。一人で仕事をするということは、誰にも管理されずに自分のペースで行うことができる半面、気が緩みやすくサボりやすい環境でもあります。 仮に集中できずにサボってばかりだとすると、最終的には、仕事に対する成果を見て判断・評価されるため低評価に終わり、信頼をなくすことにも繋がりかねません。 デスク周りを整理整頓しておくなど働く環境を整える、1時間おきに休息を取るなど、自分の集中力の高め方を知っておくとスムーズに仕事を進めることができるでしょう。 自分で調べる癖を付ける 一人で仕事をするということは、周囲に教えてくれる人がいないということです。このような環境の中でも、より高い成果を出していくためには、分からないことは自分で調べて勉強をしていく習慣を付けておくことが大切です。 この時に重要な点は、調べることが楽しいと感じる、自分の成長に繋がっていると感じるといった具合にポジティブな気持ちで取り組めるかどうかです。 無理にやらなければならない、やりたくないけどしょうがいないといった気持ちでは、一人で仕事を続けることは到底無理です。この場合、一人でやろうと思っている仕事が自分には合っていない業務の可能性もありますので、自分に合った分野であるかも一度振り返ってみると良いでしょう。 決断力がある 一人で働くということは全てを自分で決断することとなります。特にフリーランスで働く場合、どの仕事を請け負うのかなどを自分で判断していきます。しかし、「2社のクライアントの案件のどちらかを断らなければならないが、断ったことによって案件が貰えなくなる可能性もある」など究極の判断を迫られる場面も出てくる可能性があります。このような状況の中でも冷静に判断し決断できる能力が必要となるでしょう。 マルチタスクができる 最後に「マルチタスク能力がある」というのも一人で仕事できる人には重要なスキルです。もちろん扱う業務にもよりますが、フリーランスで働く場合には、必須のスキルといえます。 フリーランスの場合、メインの業務だけでなく、複数の業務を同時に請け負うこととなりますし、その際に関係各所に対し必要な連絡なども自分で行う必要があります。その他にも、確定申告書の作成などの雑務も基本的に自分で行わなければなりません。 そのため、業務の優先順位を付け確実に全ての業務を納期漏れすることなくこなせるマルチタスク力のある人は一人で仕事ができるでしょう。 一人でできる仕事を見つける方法 最後に一人でできる仕事を見つける方法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 転職サイトを利用する 一番王道の手法は転職サイトを利用することです。転職サイトであれば、条件を入れて検索するだけで自分の条件に合った仕事が複数表示されます。 転職サイトの検索軸には「一人で働ける」というワードは存在しませんが「在宅勤務可」であれば選択できるようになっていますので、自分に合った求人を素早く検索できるでしょう。 また転職サイトに掲載されている求人の多くは正社員求人ですので、正社員として働き続けることを希望している場合には、まずは転職サイトを利用することをおすすめします。 転職エージェントを利用する 転職サイトを利用していた場合であっても求人の詳細が不明瞭であり、うまく自分にマッチした条件の求人が見つからないというケースもあるかもしれません。このような場合には、転職エージェントを利用すると良いでしょう。 転職エージェントであれば、求職者一人ひとりのニーズをしっかりヒアリングをしたうえで、それぞれの求職者に合った求人を転職のプロのエージェントが紹介してくれます。 また、転職エージェントから紹介を受けた企業との選考の前には、選考のポイントを教えてもらえたり、選考が終わった後のフィードバックをもらえたりとサポートがかなり充実しているため、早期に転職を検討している場合には、効率的な転職活動ができるでしょう。 クラウドソーシングを利用する 転職ではなく、フリーランスとして仕事を獲得したい場合には、クラウドソーシングを利用すると良いでしょう。 クラウドソーシング(Crowd Sourcing)とは、群衆(Crowd)と業務委託(Sourcing)を組み合わせて造られた言葉で、仕事の依頼主が、不特定多数の群衆に呼びかけ業務委託先を探すシステムのことをいいます。 このように、インターネットを通じてアウトソーシング業務を請け負う人を募集する形が一般的となっています。 具体的には、まず発注主が依頼したい業務内容と条件を提示して募集をかけ、複数の応募者の中から仕事を依頼する人を発注主が選びます。 発注主と受注者の間で条件交渉を行い、契約が成立したら、仕事に取り掛かります。 クラウドソーシングでは、応募も受注も納品もすべて、インターネットで完結するため、会話での交渉が苦手な人であっても比較的スムーズに案件を獲得することができるでしょう。
2024.04.22
【仕事さがし】女性に向いている仕事6選|女性が働きやすい職場の特徴も
転職を考えている女性の中には、女性が働きやすい仕事や職場で働きたいと考えている方も少なくないでしょう。女性の仕事さがしにおいては、女性が働きやすい仕事や職場を把握したうえで具体的な求人をリサーチするのが効率的です。 そこで本記事では仕事さがし中の方へ向けて、女性に向いている仕事をご紹介いたします。女性が働きやすい職場の特徴もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 女性に向いている仕事には経理や法務アシスタントなどがある 女性が働きやすい職場には「女性比率が高い」「柔軟な勤務体系が用意されている」といった特徴がある 【PR】第二新卒エージェントneo 第二新卒エージェントneo 対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、三重、岐阜、広島、福岡 オンライン対応 可 主な特徴 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件、最短6日で内定、1名あたりのサポート時間平均8時間 公式サイト こちらをクリック 「第二新卒エージェントneo」は主に20代に特化した就職・転職エージェントで、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇っています。 第二新卒や既卒、高卒などあらゆる経歴の方に対応しており、一人ひとりの状況に合った就職・転職活動を細かくサポートしてもらえます。 女性比率が高い職場、女性が活躍しやすい職場も紹介してもらうことができるためおすすめです。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } 女性に向いている仕事6選 まずは、仕事さがし中の女性が気になっているであろう、女性に向いている仕事についてご紹介したいと思います。 ここではdoda「女性の仕事満足度 職種ランキング2023【総合】」の結果をもとに女性に向いている仕事をお伝えいたしますので、気になる仕事がないか、ぜひ参考にしてください。 経理 まずは経理です。これは組織のお金の流れを把握・管理する仕事で、決算業務をメインに入出金管理などを担います。 日々処理される伝票の整理や経費精算、毎月の給与計算、売掛金回収、毎年の決算書作成や源泉徴収税、保険料の支払いといった業務を行います。 経理には幅広い知識と経験が求められるため、一般的には日商簿記、 給与計算検定、ビジネス会計検定などの資格が必要ですが、在宅ワークが可能なケースが多く女性比率も高い傾向があります。 どういった組織においても必ず必要な仕事であるほか、専門知識を駆使して働ける仕事であるため、今後長期的に活躍できるでしょう。 法務アシスタント 次に法務アシスタントです。法務は組織・事業にまつわる法的手続きを行うほか、各事業担当者への法的な観点でのアドバイスを行います。 法務アシスタントはその法務の仕事をサポートするもので、電話・メール対応、契約書管理のほか、各種資料作成などを行います。 法律に関する基本的な知識が必要になりますが、専門性の高い仕事をサポートできるというやりがいがあるほか、女性比率も高い傾向があります。 貿易事務 次に、貿易事務です。こちらは輸出入に関わる事務業務全般を担当する仕事になります。 通関(貨物の輸出入を行う際に法的手続きを経て税関長の許可を受けること)の手配や書類作成、商品の納入管理のほか、関税や消費税の納付などを行います。 他にもデータ入力・管理、電話・メール対応といった一般的な事務業務も行います。海外とのやりとりが多いことから英語力が必要ですが、業務に携わる中で専門知識やスキルを身につけていくことができます。 在宅ワーク可能な職場も多いため、今後育児や家庭と仕事を両立させていきたい女性におすすめです。 経営・戦略コンサルタント 次に、経営・戦略コンサルタントです。これは企業の経営上、事業上の課題を洗い出したうえで、それを改善するためにプロセスや戦略についてアドバイスをする仕事になります。 財務やITを活用した業務改善のほか、マーケティング、生産プロセス、人材育成など、経営・戦略コンサルタントが携わる業務範囲は幅広いです。 経営・戦略コンサルタントの仕事は働く場所や時間を自由に選べることも多く、家庭や育児をこなしながらしっかり稼いでいきたいと考えている女性に向いています。 人事アシスタント 次に、人事アシスタントです。人事とは採用活動や配属管理のほか、従業員向けの研修の企画・実施、給与制度などの整備、福利厚生の設定、社会保険などに関する手続きなどを行う仕事を指します。 人事アシスタントはこれらの業務をサポートする仕事で、電話・メール対応のほか、データ入力・管理、資料作成などの事務作業を行います。個人情報を取り扱う業務が多いため細心の注意を払うことが求められます。 こちらの仕事も在宅ワークが可能なケースが多いほか、女性が活躍している職場も多いです。 美容関連職 最後に、美容関連職です。たとえば国家資格が必要なものとしては「美容師」「理容師」「あん摩マッサージ指圧師」などが挙げられます。 民間資格制度があるものとしては「エステティシャン」「ネイリスト」などが該当します。中には「美容部員(百貨店や化粧品専門店などで、顧客の悩みに合わせて実際にメイクアップなどを行う仕事)」などの資格が不要なものも存在します。 これらの美容関連職に就いている方には女性が多く、「自分磨き」に直結するものも多いため日々の業務や勉強にやりがいを感じやすいです。 シフト制であることが多いため、その都度休日の希望を出すことが可能です。これらの仕事は接客スキルが求められますが、顧客と関わりながら働く中でやりがいや喜びを見出しやすいといえます。 さて、これらの中で少しでも気になる仕事はあったでしょうか? ちなみに、これらのような女性に向いている仕事に転職するにはライバルから採用枠を勝ち取るための細かい選考対策が必要になりますが、転職に不慣れな方には転職エージェントの利用が非常におすすめです。 女性の仕事さがしにおすすめ!転職エージェント4選 先ほど触れた「転職エージェント」とは、転職を希望している「求職者」と人材を採用したいと考えている「企業」をマッチングさせる役割を担うサービスで、求人紹介や選考対策、入社条件の交渉といった転職活動全般をサポートしてくれるものになります。 仕事さがしで悩んでいるという女性は転職エージェントを活用することで自分に合った仕事を見つけやすくなります。しかし、転職エージェントの種類が多すぎてどこに相談すれば良いのかよくわからない、と悩む女性も多いです。 転職エージェントには様々な種類がありますが、中には女性が利用しやすい、あるいは女性に特化したサービスも存在します。そこでここでは、女性におすすめの転職エージェント3選をご紹介したいと思います。 (※各サービスの掲載順は五十音順となっており、優劣をつけるものではありません) 【PR】第二新卒エージェントneo 第二新卒エージェントneo 対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、兵庫、愛知、三重、岐阜、広島、福岡 オンライン対応 可 主な特徴 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件、最短6日で内定、1名あたりのサポート時間平均8時間 公式サイト こちらをクリック 「第二新卒エージェントneo」は主に20代に特化した就職・転職エージェントで、18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇っています。 第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれの就職・転職活動に特化した選考対策を実施、一人ひとりの状況に合った就職・転職活動を細かくサポートしてもらえるのが特徴です 未経験業界・職種への転職に強みがあり、未経験歓迎求人も多いため、女性の中でも「未経験の仕事に挑戦したい」「特別なスキルがなくても働きやすい職場を見つけたい」といった方におすすめです。 1名あたりのサポート時間平均が8時間であることからもわかるように、手厚いサポートが高い評価を受けているエージェントです。最短6日で内定が出るケースもありますのでぜひチェックしてみてください。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } このエージェントのおすすめポイント 18~28歳までの就職・転職支援実績22,500人、面談実施件数34,000件を誇る 20代の中でも第二新卒・高卒・中卒・既卒・フリーターそれぞれに特化 中でも職務経験なしの就職・転職支援実績は10,000人を突破 最短6日で内定が出る可能性あり 1名あたりのサポート時間平均は8時間で親身なサポートを受けられる 女性のハイクラス転職エージェントサービス - パソナキャリア 女性のハイクラス転職エージェントサービス - パソナキャリア 対応エリア 全国+海外 オンライン対応 可 主な特徴 ハイキャリア層向け、オリコン顧客満足度調査 転職エージェント 4年連続総合1位、リクルートダイレクトスカウト 決定人数部門2年連続第1位 公式サイト こちらをクリック パソナキャリア「女性のハイクラス転職エージェントサービス」はハイクラス転職に特化した転職エージェントです。「戦略総務・サステナビリティ(課長)」「人事マネージャー候補」などのハイキャリアポストの求人が豊富となっています。 これまで数多くのハイキャリア層の女性の転職支援を行ってきたキャリアアドバイザーがキャリアアップを全力でサポートしてくれるサービスです。 その結果が「オリコン顧客満足度調査 転職エージェント 4年連続総合1位」「リクルートダイレクトスカウト 決定人数部門2年連続第1位」という実績にも表れています。Googleの口コミには下記のような声が寄せられていました。 Mさん 4点 オリコンのランキングで転職エージェント部門4年連続1位という点に惹かれました。 他のエージェントにも登録していて、紹介先のラインナップにはそこまで違いがないとは思いましたが、対応の早さ、丁寧さが圧倒的に良かったです。面接のアドバイスも助かりました。 Iさん 4点 担当社員さんによるっぽいですね。私の場合は親身に話を聞いてくる方だったので自分の要望とかも結構ストレートに伝えて、結果的に希望する業界で転職することができ、感謝してます。 ただし、口コミ全体を通して担当者による対応レベルの濃淡があるという情報が散見されたため、担当者との相性が合わない場合には変更を依頼するのが得策です。 中でもハイキャリアポストへの転職を志している女性は、一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。 このエージェントのおすすめポイント ハイキャリア層の女性向け オリコン顧客満足度調査 転職エージェント 4年連続総合1位 リクルートダイレクトスカウト 決定人数部門2年連続第1位 女性の求人・転職エージェント - マイナビエージェント 女性の求人・転職エージェント - マイナビエージェント 対応エリア 全国+海外 オンライン対応 可 主な特徴 マイナビエージェントが運営、「キャリアアドバイザー」と「リクルーティングアドバイザー」がチームとなってサポート、独占求人も豊富 公式サイト こちらをクリック マイナビエージェント「女性の転職(Woman Will)」は、今後結婚や出産を考えている女性などに向けて、理想的な働き方をイメージしたうえで年収や役職といった希望する待遇や、必要なサポートを見定めながら転職先選びをサポートしてくれる、手厚いサービスが魅力です。 営業職、コンサルティング職、技術職を中心にサポートしているほか、女性の転職市場に精通した「キャリアアドバイザー」と、企業への営業担当として各企業と太いパイプを持つ「リクルーティングアドバイザー」がチームとなってサポートしてくれる特徴があります。 マイナビのノウハウの恩恵に預かれるため、応募書類の添削や面接対策について安心感があります。大手企業の取り扱いがあるほか、独占求人も豊富なため、ここでしか見つからない企業と出会えるのも魅力です。 リサーチしたところ、Googleには下記のような声が寄せられていました。 Sさん 5点 両学長リベラルアーツ大学のYouTubeで、マイナビエージェントが一番手厚く暖かいサポートだと聞き、マイナビエージェントに決めました。約1年間、お世話になりました。 5月に転職を決意、上司に「年末か年度末まで」と伝え、転職活動をスタートしました。 転職のタイミングについてや、志望業界について、退職交渉、書類添削、面談対策など、無料とは思えないサポートで安心して進めることができました。 私の場合、2,3月が現職の最繁忙期のため年末退職がどうしても出来ず、3月退社4月入社のスケジュールで進めるべく1月末から本格的に応募スタートしました。 仕事をしながらかつ、退職交渉をしつつでしたのでなかなかスムーズに進まなかったですが、担当の方を始め、第一志望の企業担当の方にメンタル面もサポートいただき、最後まで諦めず妥協せず転職活動できました。両学長の言う通り、とても暖かったです。 現在入社まで後数日、というところですが、入社直後のマインドセットについてもメールをくださるなど、かなり支えてくださっています。本当に感謝しています。ありがとうございます。 また転職活動をする際も、絶対にマイナビエージェントさんを利用したいですし、周囲にも勧めたいと思っています。 Nさん 5点 どういう仕事に就きたいか細かく話を聞いてくれて、自分では見つけられなかった仕事に出会えることができました。 また職務経歴書の添削や面接対策を丁寧に行なっていただき自信を持って当日を迎えることが出来ました。 今まで転職エージェントは一方的に求人を紹介してくるイメージでした。しかし今回利用してみて全く想像とは異なり、私を担当してくれたエージェントの方はとても親切でこちらの時間に合わせて対応してくれ、内定が出た時一緒に喜んでくれました。 もし周りにも転職で悩んでいる人がいたらまたお願いしたいです。 Googleに寄せられた口コミには従業員が温かいコメントを返しており、丁寧で細やかなサポートがなされていることが見て取れます。 「地方から東京に出たい」「キャリアチェンジをしたい」「ワークライフバランスを保てる働き方をしたい」といった方に向けた個別相談会も開催されています。まずは相談するだけでも大丈夫ですので、一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。 このエージェントのおすすめポイント マイナビエージェントが運営、豊富なノウハウを元にした選考対策を受けられる 「キャリアアドバイザー」と「リクルーティングアドバイザー」がチームとなってサポートしてくれる 独占求人も豊富 type女性の転職エージェント type女性の転職エージェント 対応エリア 全国+海外 オンライン対応 対面or電話 主な特徴 25年以上続く転職エージェント、独占求人あり、年間10,000名以上(2022年度実績)の女性転職者希望者へのキャリアカウンセリングを実施、個別相談会・セミナー実施、エージェントとして初めて面接対策用メイクアップサービスを開始 公式サイト こちらをクリック 「type女性の転職エージェント」は女性向け転職サイト「女の転職type」と同様の運営会社によるサービスで、25年以上に渡り、延べ数万人への転職支援実績があります。 豊富な転職ノウハウの恩恵に預かれるほか、この転職エージェントでしか見つけられない独占求人も用意されています。中でも印象的なのが、エージェントとして初めて面接対策の中で行うメイクアップサービスを開始した点です。 第一印象が合否を左右するといっても過言ではない面接対策だからこそ、そういった細かい部分まで気を配っている配慮の行き届いた転職エージェントであるといえます。Googleでは下記のような口コミが寄せられていました。 @Xis_mylifeさんのポスト 女の転職typeと、リクルートエージェント。エージェント、悪くなかったよ。しっかり1:1で担当制でついてくれてサポートしてくれて、求人も持ってきてくれたし面接練習とか相談も乗ってくれた @shiorin_3150さんのポスト 私はエン転職・女の転職typeをよく使ってます。 この2つは職歴や希望職入力するとスカウトメールばんばん来ますよ🙆♀ 無料相談会・セミナーも随時開催されています。「転職すべきか迷っている」「転職したいけど何から始めれば良いのかわからない」「キャリアプランの考え方がよくわからない」といった女性はぜひ一度利用してみると良いでしょう。 このエージェントのおすすめポイント 25年以上続く転職エージェント 年間10,000名以上(2022年度実績)の女性転職者希望者へのキャリアカウンセリングを実施 独占求人あり 個別相談会・セミナーを随時開催 エージェントとして初めて面接対策用メイクアップサービスを開始 女性が働きやすい職場の特徴 ちなみに、女性が仕事さがしをするにあたっては、いかに女性が働きやすい職場を選ぶかがポイントになってきます。そこでここでは、女性が働きやすい職場の特徴をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。 女性比率が高い 女性比率が高い職場においては、出産や育児、家庭との両立といった部分について、比較的配慮してもらいやすい傾向があります。 また、女性比率が多いことで必然的に女性のキャリアアップも問題なく可能と考えられますので、あらかじめ転職希望先の男女比率をチェックしておくと良いでしょう。 柔軟な勤務形態が用意されている 女性が仕事さがしを行う場合、今後家庭や育児と仕事を両立しやすいかを軸に選ぶのがコツです。たとえば時短勤務が可能であれば、育児を行うことになっても仕事と両立させやすくなるでしょう。 リモート勤務やフルフレックス制(コアタイムがなく月間の所定勤務時間を守れば勤務時間を自由に決められる)が採用されている場合も、同様に家庭や育児と仕事を両立させやすいです。 あらかじめ、転職希望先にどういった勤務形態が用意されているかチェックしておくと良いでしょう。 残業がない 「残業なし」を推進している企業も女性にとって働きやすいといえます。残業が当たり前になっている職場では家庭や育児と仕事の両立を図るのは難しいほか、体調への悪影響が生じることも否めません。 残業がなく全員が定時で帰る職場であれば、帰り際に気まずい思いもしなくて済みます。 残業があまりない企業では「いかに業務を効率的に行っていくか」を日々意識しながら働く習慣がついているため、そういった環境に身を置くことで自然とスキルアップできることにも繋がるでしょう。 コンプライアンスに対する意識が高い コンプライアンスに対する意識が高い職場においてはセクハラやモラハラといった各種ハラスメントが生じにくく、女性が働きやすい環境が整っていると考えられます。 そういった職場ではコンプライアンス教育に力を入れていたり、企業内に相談窓口が設けられていたりする場合が多いです。こういった情報は公式サイトでも確認できる場合がありますので、ぜひ事前にチェックしておきましょう。 出産・育児関連の福利厚生が充実している 今後出産や育児を控えている女性の場合は、出産や育児に関した福利厚生が充実している企業も働きやすいといえます。たとえば「結婚休暇」「結婚祝い金」「産前産後通院休暇」「出産祝い金」などが挙げられます。 これらの福利厚生の恩恵に預かれるのは一時的ですが、こういった福利厚生を用意していることからは、女性従業員の仕事と家庭の両立をサポートしようという姿勢が見られます。 育休の取得率も高いことが考えられますので、こういった点もチェックしておくと良いでしょう。 企業内保育所が用意されている 「企業内保育所」が設置されている企業もまた、今後育児を視野に入れている女性が働きやすい企業として挙げられます。これは、自社で働く従業員が勤務中に子どもを預けられるよう、企業が社内や近隣に設けている託児施設を指します。 近年では保育所が不足していることから、本来「育休明けも働きたい」と考えている方の意思が叶わないケースもあります。 そういった方に少しでも育児と仕事を両立しやすい環境を提供しようという背景から設けられているのがこの企業内保育所になりますので、仕事さがしの際のヒントにしてはいかがでしょうか。 ▼関連記事 「転職エージェントとは」 「転職エージェント おすすめ」
2024.04.17
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職場で「嫌われている」サイン7選|今すぐできる対処法7つもご紹介
「自分にだけあたりが強い」「周囲と自分の間に壁を感じる」など職場の人間関係に違和感を感じる場合には、嫌われているサインかもしれません。 ここでは嫌われている場合によく見られるサインを7つご紹介していきます。 さらに、嫌われている場合の対処法についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 会話に入れてもらえない・自分だけ明らかに態度が違う・視線が合わないなどの違和感を感じたらそれは嫌われているサインの可能性がある 嫌われていると感じたら、職場以外に居場所を見つける・信頼できる人に相談する・転職するなど自分の状況に合った方法で対処をすることが大切である 職場で嫌われていると感じた際の対処法7選 職場で嫌われていると感じる際にはどのように対処をしていけば良いのでしょうか。ここでは対処方法を7つご紹介していきます。 仕事以外では周りと関わらない 周囲から避けられているなどの嫌われているサインに気付いた場合には、自ら関わりを持とうと積極的に話しかけたりはせず、一定の距離を置いたほうが良いでしょう。 もちろん、仕事に必要な会話は致し方ないですが、それ以外の会話についてはわざわざ口を出す必要はありません。 仕事を円滑に進めるうえではコミュニケーションは大切だと思って、会話に参加をしていたのかもしれませんが、相手から拒まれているのであれば無理に仲良くする必要はありません。 休憩時間はオフィスの外で過ごす、仕事が終わったらすぐに帰るなど、周りとの関わりを減らすことで自分自身にかかるストレスも軽くなるでしょう。 職場以外に居場所をみつける 職場で嫌われていると感じるのであれば、職場は「あくまで仕事をする場」であると割り切り、職場以外の人間関係を充実させるという手もあります。 プライベートでは一切仕事から離れ、友達や趣味の人間関係を充実させることで、仕事でストレスが溜まっていたとしても解消することができますし、プライベートのために頑張ろうと仕事を乗り切ることができるかもしれません。 仕事で成果を出して自己肯定感に繋げる 職場での人間関係がぎすぎすしていたとしても、仕事で成果を出すことで周囲からの信頼を得ることができるかもしれませんし、見られ方も変わり出世に繋がる可能性もあります。 また仕事で結果を残すことで、今の職場で働く意義を見つけることもでき、自己肯定感も高まり自分に自信を持つことができるかもしれません。 今は嫌われていると感じ辛いかもしれませんが、嫌われていることを原動力に周りを見返してやろうという反骨心を持って仕事を頑張ってみるのも良いでしょう。 理解者と接する頻度を増やす 職場の人全員(もしくは所属するチームの人全員)に嫌われているのであれば前述の方法が望ましいですが、そうではなく特定の人のみの場合には、自分を嫌っている人との適度に距離を置き、自分を理解してくれている人と接するようにしましょう。 距離をおいていれば、嫌味や悪口をいわれる頻度も減る可能性が高いですし、自分を理解してくれる味方がいると分かると会社に行く際の安心感も変わってくるはずです。 ただし、味方がいるからといって頼りすぎてしまうと相手が負担に感じてしまいますので、あまりにもいやがらせが改善されないようであれば、人事に相談するなど然るべき部門に相談したほうが良いでしょう。 「自分のため」に仕事していることを念頭に置く 憧れの職業・憧れの会社で働いている場合には、どんなに周りからの当たりがきつくてもすぐに会社を辞めたくないと感じるでしょう。 ある程度会社で経験を積めば、同じ業界内で転職をすることもできますし、成果が認められて出世をすることもできる可能性も少なくありません。状況が改善するまでにはかなりの時間がかかるかと思いますが、「自分のため」ということを念頭に置き、スキルアップを目指して頑張ってみましょう。 ただし、かなりきつい状況かと思いますので、家族や職場外の友人などに愚痴を聞いてもらう・相談するなどし、適度にストレスを発散させながら、心や身体を壊さないように無理のない範囲内で努力をすることをおすすめします。 信頼できる人に相談してみる 信頼して相談できる人がいるのであれば、ストレートに人間関係のトラブルについて相談することで改善できるかもしれません。 仮に自分に問題がある場合には客観的な意見を聞くこともできますし、場合によってはハラスメントだと認定され、部署を変えてもらうなどの対応をしてもらえることもあります。 ただし、相談する相手を間違えてしまうと状況がより一層悪化してしまう可能性も考えられますので、相談する前に、相談しようとしている人と自分を嫌っている人との関係性を事前に情報収集するなどし、外部に情報を漏らさず適切に対応をしてくれると信頼できる人に相談をしましょう。 転職をする どうしても自分だけでは対処がしきれない、信頼できる人にも相談したが改善がみられないような場合には、思い切って転職をすることも一つの手です。 人間関係のトラブルが問題で仕事が円滑に回らない、自分自身のスキルアップに問題が生じているのであればなおさら、将来を考え転職をしたほうが良いでしょう。 特に若い頃の働き方は自分のキャリアに大きく影響を与えますので、仕事でキャリアアップを目指しているのであれば、職場環境を変えることも大切です。 ただし、今の職場から逃げたいという気持ちだけが先行して、今以上に労働環境の悪い職場に転職してしまっては大変ですので、転職をする際には、職場環境をしっかり吟味するなど慎重に行動しましょう。
2024.03.22
社会人が職場で自己アピールすべきポイントやコツをご紹介!
職場で自分自身のことをどうアピールするかによってその後の評価が大きく変わってくるため、社会人は自己アピール術を学んでおく必要があります。 そこで本記事では、社会人がアピールしたほうが良いポイント4選とアピールするコツやポイントについてご紹介していきます。 またアピール上手であることが転職活動にも有利に働く理由についてもご紹介していますので、参考にしてみてくだ この記事のまとめ 社会人には、コミュニケーション能力の高さ、仕事の早さ、分析能力などが求められるため、これらの能力があることをアピールすると良い アピールは自分の良さを知ってもらうことである アピールするためには自分の長所を見つけ、上司の気持ちを考え、失敗を恐れずに行動することが大切である アピール上手になるための3つのポイント アピールすることの重要性は理解していたとしても少し苦手だなと感じている人もいるのではないでしょうか。 ここではアピール上手になるためのポイントをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 自分の長所を見つける 私にはアピールできる点がないと感じている人はまずは自分の良さを見つけることからスタートしましょう。 短所は必要ありませんので、どんな些細なものでも良いのでひたすら長所をかき集めてください。こうすることで、自分には良い面がたくさんあることに気付くはずです。 かき集めた長所を素直に受け止め、これを伸ばすためにどのような行動を取ると仕事に活かすことができるのかを考えてみます。 部屋の掃除をすることが好きなのであれば、オフィスの掃除を人よりも少し頑張ってみる、元気が取り柄なのであれば誰よりも大きな声で挨拶を行うなど、どんなことでも良いので自分が得意なことを仕事の場でも活かしていきましょう。 それは必ず誰かが見ていて、新しい仕事のオファーに繋がる可能性は充分に考えられます。 上司の気持ちを考えてみる 自分の長所やアピールできるポイントが分かれば、次は上司の気持ちを理解してみます。 評価をする相手は上司なので、上司に取って必要な情報ややってほしいことを先読みし行動することでより評価に結びつきやすいです。 前述のAさん・Bさんのように、上司の立場からすると中間報告といった進捗報告は業績を管理している身としては欲しい情報ですし、週に1回程度の適度な報連相だと時間も確保しやすく業務の妨げにもなりません。 このように上司の視点から考えた時にどのような行動が喜ばれるのかを考えるとより良いアピールに繋がるでしょう。 失敗を恐れない 緊張しやすい人の場合など、どうしても失敗を恐れてアピールをためらう傾向にあります。 しかし、失敗するのではないかと考えていると新しいチャレンジはできませんし状況も変えられません。 若いうちこそたくさん失敗をすることでキャリアアップにも繋がりますので、まずはやってみようという精神を持ち、失敗を恐れずに前向きにチャレンジしてみましょう。 アピール上手は転職にも有利 日頃から自分の良い点をアピールする練習を行っていると仮に転職を考えた時にも有利に働きます。 ここではその理由についてお伝えしていきます。 自己PRの仕方を理解している 転職活動では、志望動機や経験・実績も大切ですが、それを裏付けるためには面接の場での「自己PR」も重要となります。 「自己PR」は自分の良さを知ってもらう場であり、職場で自分をどうアピールするのかを考えている場合には、同様のことを行えば良いのです。 このように、常にアピールをし続けていると日頃からその習慣が身についているため、転職活動においても有利に進めることができる可能性が高いです。 経験値を活かすことができる 職場でアピールをし続けていた結果同世代の人以上の経験を積むことができた、会社の中で重要なポジションを任されていたなど、職場で自分自身のアピールし続けた成果を面接の場で伝えるだけでも充分な自己PRとなります。 社内からの評価が厚かったことが分かると、職場内でも期待されていた人材だと面接官は判断し仕事ができる人であると認識される可能性が高いです。 人事担当者としてもできるだけ優秀な人材を採用したいと考えているため仕事ができる人であると確証が持てるエピソードを持っているということで転職に有利に働くでしょう。
2024.01.29
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業界研究
このカテゴリのページを見る各それぞれの業界の詳細についてお伝えしています。
2024年|農業業界の動向・仕事内容・売上高ランキングをご紹介
「農業業界に興味があるけど具体的にどのような仕事をしているの?」 「農業業界の動向が知りたい」 「農業業界の売上高ランキングが知りたい」 農業業界への転職を検討する中でこのような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、農業業界の仕事内容や現状の課題、今後の動向、農業業界の売上高ランキングをご紹介していきますので、農業業界への転職先企業を考える際の参考にしてみてください。 この記事のまとめ 農業業界とは、野菜・果物・畜産物・酪農といった農業に携わる業務全般を行っている業界のことである。 農業業界の現状の課題は、「農業従事者の高齢化と後継者不在」「国内食料自給率が低い」ことである。 農業業界はスマート農業化が進み、企業が農業に参入するなど、成長が見込まれる。また海外への販売拡大にも力を入れている。 農業業界の売上高ランキングでは、1位クボタ、2位ヤンマーホールディングス、3位住友化学である。 農業業界とは? まずは、農業業界とはどのような業界なのかを理解しておきましょう。 農業業界とは、野菜・果物・畜産物・酪農といった農業に携わる業務全般を行っている業界のことをいいます。 一般的にイメージすることの多い、野菜や果物を栽培して販売するといった業務ももちろん農業業界の業務の一つですが、それ以外にも、酪農・肉牛・養豚・養鶏などの畜産業、トラクターなどの農機を扱う農業資材業、穀物の種子や肥料を扱う種苗業、それらの流通・販売を行う農業関連ビジネスなども農業業界に含まれます。 農業業界の仕事内容 業務内容が幅広い農業業界ですが、ここでは、具体的な仕事内容についてお伝えしていきましょう。 農業業界の仕事は「耕種農業」「畜産農業」「アグリビジネス」の3つに分類されています。 耕種農業 耕種農業とは、野菜や果物、穀物などを実際に栽培する事業のことをいいます。きのこ類やなたね、茶葉や葉タバコなどの工芸農作物、飼肥料用作物の栽培も耕種農業の一種です。 耕種農業での仕事内容は6つに分類できます。 稲作 お米を生産するためのイネの栽培などを行う。日本の多くが水田で栽培する水田稲作だが、畑で栽培する陸稲も存在する。苗づくりや水田、稲穂の管理など、季節や天候を加味した細かい配慮が必要。 畑作 畑で穀物・イモ類・豆類などの農作物を栽培する仕事。農作物に合わせた畑の形状や土壌養分を調整、管理する細やかさが必要。農業機械の普及・進化に伴い、効率的でスケールの大きい作業が可能。 果樹 果樹は、旬の果物を季節ごとに栽培して販売する仕事。水分や肥料を細やかに調節して害虫などから守る必要がある。産地ごとに果物をブランド化し、収穫した果物を加工して商品化する「6次産業化」に力を入れている場合もある。 露地野菜生産 ビニールハウスなどを使用せずに野外の畑で野菜の栽培を行う。ビニールハウス栽培よりもコストが低く抑えられ、規模を拡大することが比較的安易。ただし、日中と夜間の寒暖差や風雨にさらされるため栽培できる野菜が限られる他、害虫や天候から受ける影響のリスクが大きいため臨機応変かつ細やかな対応が必要。 施設野菜生産 ビニールハウスやガラス温室などの施設内で作物の栽培を行う。季節に関わらず年間を通して作物を栽培でき、天候や害虫のリスクが低い点が特徴。気温・光量・土壌水分などの環境をコントロールすることで、一年中高品質な作物を消費者に届けることが可能。 花|観葉 季節に合わせた花を育成しピークに合わせて開花させ販売する仕事。花の育成も農業の一種である。花の種類は切り花、鉢物、球根、花壇用苗物の4つに分かれ、品質によって価格が大きく変わるため、品質保持のために細心の注意を払う必要がある。 種苗 メーカー・卸・小売店の3つの形態に分かれており、種苗メーカーは病気に強く栽培しやすい品種を作るための研究・開発業務を担う。卸・小売店を通じて農家や一般家庭に種苗を販売・提供する。 主な企業 ■お米関連 ・神棚ホールディングス ・全農パールライス ■食品栽培関連 ・ホクト ・雪国まいたけ ■種苗 ・サカタのタネ ・ベルグアース ・カネコ種苗 畜産農業 畜産農業とは、牛・豚・鶏などの家畜の飼育、肥育、ふ卵を行う事業のことをいいます。養蚕や養蜂、毛皮獣・実験用動物の飼育なども地産農業に含まれます。米や野菜、果物よりも生産額が多く、国内最大の1次産業といえるでしょう。 ここでは主な畜産農業の仕事を4つご紹介します。 酪農 牛やヤギなどを飼育し、ミルクや乳製品を生産する仕事。国内では牛の飼育を通した酪農が一般的。数十頭の牛を飼う個人牧場から数千頭を管理する法人牧場まで企業規模は様々である。観光施設として牧場を開放し、バターやチーズ、アイスクリームなどを販売するなど「6次産業化」を行うケースもある。 肉牛生産 食肉用に牛を飼育する仕事。個体の体調や生育段階に沿った肥料の配合が重要。牧草を飼料とする場合には、大型トラクターなどを使用した牧草の収穫も行う。 養豚 食用となる肉豚や種豚となる豚を生産する仕事。養豚業界は品種改良によっておいしさを追求した「三元豚」など、ブランド豚に力を入れている。 養鶏 卵の生産及び食肉用に鶏を飼育する仕事。国内の養鶏は一般的に数万~数十万羽の鶏をケージの中で飼育する方法が主流。地鶏の生産においては広い敷地内で放し飼いにするなど、できるだけ鶏がストレスを感じずに育つ環境を用意しているケースもある。 主な企業 ■畜産関連 ・アクシーズ ・秋川牧園 アグリビジネス アグリビジネスとは、農業(アグリカルチャー)と事業(ビジネス)を掛け合わせた造語で、農業関連ビジネス全般を指します。具体的には、トラクターなどの農機を取り扱う農業資材会社、種苗メーカー、流通・販売を担う企業などが該当し、耕種農業や畜産農業に従事する生産者をサポートする仕事や、生産者と消費者の橋渡しとなる流通・販売の役割を担っています。 農業資材 農業生産に必要な道具・資材・農薬・肥料などを提供・販売する仕事。メーカーや商社などの法人格が一般的。 農業機械 重労働な作業を機械によって効率化させることが主な仕事。コンバインやトラクターなど従来型の農業機械以外にもドローンやIT機器を提供することも農業機械に該当する。 主な企業 ■農業資材(農薬) ・住友化学 ・日産化学 ・日本曹達 ■農業資材(飼料) ・フィールドワン ・中部飼料 ・日本農産工業 ■農機関連 ・クボタ ・ヤンマーホールディングス ・井関農機 農業業界の現状と今後の動向 農業業界の現状と今後の動向についてお伝えしていきましょう。 農業業界の現状 まずは農業業界の現状についてお伝えしていきます。 農業従事者の高齢化と後継者不在 ご存じの方も多いと思いますが、農業業界の一番の課題は農業従事者の担い手不足です。高齢化に伴い、農業従事者が減少しており、後継者不足も深刻です。 『農林水産省「食料・農業・農村をめぐる情勢の変化)」』によると5年以内に農業を引き継ぐ後継者を確保できている割合は全体の24.4%で、確保していない割合は71.1%と実に7割の農業事業者に後継者がいない実態が浮き彫りとなりました。 後継者不足は国内市場の縮小を意味するため、経営継承者の問題は日本の農業業界において非常に重要な課題です。 国内食料自給率が低い 日本の食料自給率が低いことについては以前から問題視されていましたが、近年急速な円安に伴い、輸入品の値段が上がり私達の生活にも少なからず影響を及ぼしつつあります。 このように、世界情勢が不安定な昨今、私達の食生活により一層の負荷がかかることも充分に考えられるため、早期に世界情勢の変化にも対応できる地盤作りが急務といえるでしょう。 『農林水産省「食料自給率の考え方」』によると、国内の食料自給率は、1965年以降低下し続け、2000年代に入って以降の自給率は横ばい傾向で約40%程度です。低い自給率を打破するため、2030年に食料自給率を45%まで増加させることを目標として動き出しています。 農業業界の動向 多くの課題がある農業業界ですが、日本の農業を支えるために様々な動きが見られています。 スマート農業 AIやドローンなどIT技術を活用し、より効率的かつ安定的に農作物を生産できる「スマート農業」の動きが盛んです。これにより、ムダなコストを省き、より品質の高い農作物の生産を実現が可能となります。 また、AIを駆使することで、熟練者の感覚に頼っていたノウハウの伝承を容易にし作業自体の負担の軽減もできるため、新たな農業従事者の確保に繋がる可能性もあり、スマート農業は日本の農業に必要不可欠な要素となるでしょう。 ベンチャー企業などがこの分野に積極的に参入しているなどこれらの分野が活性化することにより国内自給率が上がることも期待されています。 企業参入の増加 農業と聞くと個人で行うイメージが強い業界ですが、近年は大手企業を始め、多くの企業が農業分野へ参入しています。 『農林水産省「リース法人の農業参入の動向」』によると、農地を利用して農業経営を行うリース法人は2004年時点ではわずか10法人のみであったのに対し、2022年1月時点で4,204法人にまで増加しています。 企業の農業参入事例でいくと以下のような例があります。 ■トヨタ自動車 トヨタ生産方式を活用した農業IT管理ツールを基に農業参入 ■ワタミ 2002年に農業に参入。農場・牧場を展開し、6次産業化(農産物の生産~加工・流通・販売までを行う)を進める ■JTBグループ 日本の食と農業をと観光を結びつけることを目的に参入。日本食の海外販路の創出や販売サポートなどを実施。 大手企業を中心に多くの企業が農事業に参入しており、日本の農業を盛り上げていこうという気運が高いことが伺えます。 海外販路の拡大 『農林水産省「食料・農業・農村をめぐる情勢の変化)」』によると日本国内の農業総産出額が2020年に8.9兆円だったものが、人口減少や高齢化に伴い2050年には人口は20%減少する見込みが立っていることから国内市場規模は今後縮小傾向にあると試算しています。 一方で世界の農産物マーケットは、世界人口の増加が見込まれていることもあり、日本の農業の活路は世界の食市場を獲得していけるかどうかが、鍵を握ることとなるでしょう。 農業業界の売上高ランキング ここでは、農業業界の売上高ランキングをご紹介します。企業選びの参考にしてみてください。 順位 分野 企業名 売上高 1位 農機 クボタ 2兆6,787億円 2位 農機 ヤンマーホールディングス 1兆222億円 3位 農薬 住友化学 8,943億円 4位 飼料 フィールドワン 3,079億円 5位 飼料 中部飼料 2,434億円 6位 農薬 日産化学 2,280億円 7位 飼料 日清丸紅飼料 2,220億円 8位 飼料 日本農産工業 1,807億円 9位 農薬 日本曹達 1,728億円 10位 農機 井関農機 1,662億円 ※本ランキングは、東洋経済新報社「業界地図」に掲載されている農業業界の日系企業28社の有価証券報告書・決算短信・自社ホームページに掲載されている売上高情報をもとに作成 ※各社売上高は2024年3月時点において掲載されている最新情報を参照 ※各社有価証券報告書・決算短信:クボタ・ヤンマーホールディングス・住友化学・フィールド・ワン・中部飼料・日産化学・日清丸紅飼料・日本農産工業・日本曹鉄・井関農機 農業業界の1位は、クボタで2兆6,787万円、2位はヤンマーホールディングスで1兆222万円、3位が住友化学で8,943億円、4位はフィードワンで3,079億円、5位は中部飼料で2,434億円という結果となりました。 また、農機具・農薬・飼料の分野がTOP10を占めていることがわかります。特に上位の企業においては、海外への輸出などを手がけており、日本市場だけでなく海外の市場開拓が進んでいることが売上高を伸ばしている大きな要因といえます。 まとめ ここまで、農業業界についてお伝えしてきました。 農業業界は今後伸びていく可能性の高い業界の一つであることが理解できたのではないでしょうか。 一方で、農業業界の「企業探し」に苦慮している人も多いかもしれません。 前述のランキングで挙げた農機具・農薬・飼料の分野においては、メーカー企業も充実しているため、これらの分野で活躍したい人は比較的スムーズに企業選びができるでしょう。 農産物を手がけたい、スマート農業の分野に取り組みたいなどの場合には、現在多くの企業が農業分野に進出しているので、そのような企業を探していくこととなります。 昨今は新たに、農業に特化をした転職サイトなどもリリースされつつありますので、そのようなサイトを活用してみるのも一つです。 その他にも転職エージェントなど人材紹介サービスを活用すると手間暇をかけずに農業業界に関する転職情報を紹介してくれるため、利用してみても良いでしょう。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。
2024.03.28
2024年版|これから伸びる業界とは?見極めるポイントや衰退する業界もご紹介
転職活動を考えている人の中には、これから伸びる業界に就職したいと考えている人も多いのではないでしょうか。 本記事では、これから伸びる業界だけでなく、今後衰退する恐れのある業界についてもご紹介しています。 また、これらから伸びる業界であるかを見極めるためのポイントについても掲載していますので、業界選びの参考にしてみてください。 この記事のまとめ これから伸びる業界は「IT業界」「インターネット広告業界」「エンタメ業界」「電子部品・半導体業界」などである。 これから衰退する可能性がある業界は「テレビ業界」「金融業界」「士業業界」「出版業界」などである。 これから伸びる業界かどうかを見極める際には「AIに代替えされにくい業界か」「最新のITトレンドを採用しているか」「業界の市場規模が拡大しているか」といった点を確認する。 これから伸びる業界9選 まずは、これから伸びる可能性が高い業界を9つご紹介していきます。 IT業界 IT業界は伸びる可能性が高い業界の一つです。 DX化の推進に伴い、多種多様な業種・業界においてデジタル化が進んでいます。ITを必要とする業界も幅広く、金融、農業、広告、教育、医療など、多くの分野でITスキルが重宝されることでしょう。 『東京ハローワーク「職種別有効求人・求職者状況」』によるとIT関連職の有効求人倍率は2024年1月時点では2.91倍となっています。2022年1月時点では1.72倍、2023年1月時点では2.03倍となっていることから、コロナウィルスの影響が落ち着き社会活動が日常を取り戻し始めたことを背景にIT需要が拡大していることが伺えます。 また、コロナウィルスをきっかけに日本のIT化の遅れが顕著に現れたことから、日本政府としてもデジタル庁を立ち上げるなど、国をあげてIT化を進めていく方針を見せており、IT業界は日本国内において最も成長が見込める業界であるといっても良いでしょう。 POINT IT業界の中でも特に成長が見込める分野 IT業界の中でも特に成長が見込まれる分野は下記の通りです。 ・サーバーセキュリティ対策分野 IT化の促進に伴い、脆弱なITセキュリティを狙ったサイバー攻撃の被害件数は年々増加傾向にあり、日本国内からだけでなく、海外からの不正アクセスなども頻発しています。これに伴い、サイバー攻撃に対抗する「ホワイトハッカー」と呼ばれるエンジニアのニーズも拡大していく見込みです。 ・AIやVRなど最新技術を活用した分野 人工知能(AI)や拡張現実(VR)などの技術は世界的にも注目を集めており、様々な業界を巻き込みながら規模を拡大しています。 2022年11月にOpenAIがリリースしたチャットボット「chatGPT」も話題となるなど、今後もAIなど最新の技術を駆使したサービスはIT業界を牽引する可能性が高いです。 インターネット広告業界 インターネット広告とは、FacebookやInstagramなどのSNS、YoutubeやWebサイトといったインターネット内の媒体に掲載される広告のことを指し、動画広告やリスティング広告、アフィリエイト広告などの種類があります。 インターネット広告のメリットは一人ひとりのユーザーに合わせた広告を効果的に表示させることができる点です。その他にも、従来のテレビや雑誌・新聞などマスに対しての広告ではできなかった広告の効果測定も容易となり、効率的な広告配信が可能である点からもニーズが広がっています。 また、スマホの普及に伴い、テレビ離れも進み、テレビではなくYouTubeやその他のSNSを見る時間のほうが多くなりつつあります。 『電通「2023年 日本の広告費」』によると、インターネット広告費は毎年増加傾向にあり、2023年の出稿費は3兆3,300億円(前年比107.8%)です。 媒体別広告費の構成比率で見ると、新聞・雑誌・ラジオ・テレビといったマスコミ4媒体の広告費構成比率が31.7%に対し、インターネット広告の構成比率が45.5%であることからもインターネット広告業界は、今後の広告市場を牽引する存在へと成長しており、今後さらに伸びていくことが期待できるでしょう。 エンタメ業界 エンタメ業界とは、アニメ・ゲーム・映画・動画配信といった人を楽しませるコンテンツを提供する業界のことです。その中でもWebやITを駆使したエンタメ市場は今後も伸びる可能性が考えられます。 家庭用ゲームやモバイルゲームではインターネットを介してオンライン交流が可能となり、実際に会わずとも友人と遊べるようになりました。コロナ禍の巣ごもり需要も相まって業績を伸ばし、現在もその流れを受け継いでいます。 ライブや演劇などの観客動員型のエンタメ事業においても、新型コロナウィルス感染拡大を景気に、AR/VRなどの最先端の技術を用いた体験型のビジネスを展開したり、オンラインでのライブ配信を実施したりと新たな活路を見出し市場規模の拡大が進んでおり、今後も伸びていく可能性が高いでしょう。 電子部品・半導体業界 電子部品・半導体業界とは、パソコンやスマホ、テレビやその他家電製品など、現代社会の生活に欠かせない製品の元となる部品を製造している業界のことです。 コロナ禍の影響により供給が滞り、その後ウクライナショックによりウクライナやロシアに依存していた半導体生産に必要な原材料の供給が滞り、半導体の供給不足が続きました。2024年の現時点においては比較的流通も安定しつつありますが、今後も世界情勢の影響を注視しておく必要があります。 一方で、電子部品・半導体はIT化を支える大事な柱であることに変わりありません。昨今は電気自動車分野において需要が見込まれるなど、IT社会を支え続ける産業として、ITの成長と共に飛躍し続ける業界であるといえるでしょう。 農業業界 農業もこれから伸びる可能性が高い業界といえるでしょう。 日本国内の農業は、担い手の高齢化・担い手不足・耕作放棄地拡大・国内食料自給率の低下などが課題となっています。 これらの課題を解決するためAIやドローンなどのテクノロジーを用いたスマート農業化が加速しており、収穫から管理までをパソコン操作だけで行なえる未来は近いです。 農業のIT化は、担い手不足を解決するだけでなく、大量の農産物を効率的に生産することで国内食料需給率の低下を抑止できる可能性も秘めています。 「食」は我々の生活に欠かせないインフラの一つであるため、農業がなくなることは考えにくいです。IT企業などを中心に農業の活性化に向けた取り組みが広がっており、今後も新しいテクノロジーと融合していくことで成長が見込まれる業界であるといえるでしょう。 ドローン業界 ドローン業界は、ここ数年で急激な成長を遂げており様々な分野で商用化を実現させています。 『インプレス総合研究所「ドローンビジネス調査報告書」』によると、ドローン業界の市場規模は、2022年度は3,086億円でしたが、同年12月に有人地帯の上空を目視で監視できない状態で自立飛行させる「レベル4飛行」が解禁されたことを受け2028年度には9,000億円以上市場へと拡大していく見込みです。 ドローン活用分野は幅広く、農業、物流、土木・建築業などで多く活用されています。特に、太陽光パネルや送電線、高層建築物の設備など人力では危険が伴う点検分野での成長が著しいです。 現状の分野以外においても、アイデア次第で時代に革命を起こせる業界でもあり今後の成長が期待できる業界といえるでしょう。 ヘルスケア業界 ヘルスケア事業はこれから伸びる可能性のある事業です。 ヘルスケアとは、健康の維持や促進を目指す行為のことを指します。 2016年には、経済産業省が企業の健康経営の取り組みを推進するために「健康経営優良法人制度」を設けており、国内において健康に関する意識が高まりつつあります。健康管理を促すヘルスケアアプリが普及していることからも関心の高さが伺えます。 これに伴い、大手企業がヘルスケア事業に参入していますので、将来性が期待できるでしょう。 高齢者向けの業界 高齢者向けのビジネスを展開する業界も今後伸びる可能性があります。 ご存じの通り日本の高齢者人口の割合は年々増加しており、『総務省「統計からみた我が国の高齢者」』によると、総人口に占める65歳以上の高齢者人口の割合は29.1%であり、2040年には34.8%、2045年には36.3%になる予測です。そのため、今後も増え続ける高齢者向けサービスの市場は今後伸びていく可能性が充分に考えられるでしょう。 高齢者向けビジネスというと医療・介護・福祉での業務を想像する人も多いかと思いますが、それ以外にも、高齢者向けの食品、娯楽、交通などの産業も大きなマーケットになる可能性を秘めています。 宇宙開発業界 宇宙開発事業も今後の成長が期待できる業界の一つです。 『内閣府「宇宙戦略基金 今後の検討の方向性について」』によると、政府は、「宇宙分野の最先端技術の開発、技術実証、商業化を支援するためJAXAに総額1兆円規模の支援を実施する」と明記されています。支援を受けたJAXAはスタートアップをはじめとする民間企業や大学・国研へ委託・補助金を交付します。この仕組みにより、国を上げて、宇宙事業への研究開発力を強化していく方針です。 背景には、アメリカ・ロシア・中国・インドなど国際的な宇宙開発競争が激化しており、各国に引け劣らず、日本の技術力を各国に示したい狙いもあります。宇宙基本計画では2020年時点で4兆円だった市場規模を、2030年の早い段階で8兆円まで拡大していくことを目標としており、まさに国力を上げた戦いが繰り広げられています。 2024年1月20日、日本の無人探査機「SLIM」が世界で5カ国目となる月面着陸に成功し、誤差100メートル以内を目指す世界発の「ピンポイント着陸」に成功したことは記憶に新しいことでしょう。 今後も宇宙ビジネスは政府からのバックアップも寄与し成長していく産業であるといえます。 これから衰退する可能性がある業界4選 ここまでこれから伸びていく業界ついてお伝えしてきました。ここでは、今後衰退する可能性がある業界についてご紹介していきます。 テレビ業界 衰退する可能性のある業界の1つ目はテレビ業界です。 かつて、家庭内での娯楽といえば、テレビが一般的でした。しかしスマホの普及に伴い、YouTubeやSNS、動画配信サービスなど視聴できるコンテンツの種類も増え、テレビ一強の時代は風化しつつあります。 『ボストンコンサルティンググループ「第1回メディア消費者行動調査」』の1日あたりのチャネル別平均利用時間によると、10代・20代など若年層のテレビ離れが顕著です。 60代のテレビ視聴時間の割合が68%であるのに対し、10代・20代では35%まで減少しています。それに代わってYoutubeなどの広告型動画配信サービスの視聴率は10代で42%、20代で33%、NetflixやAmazonPrimeといったサブスクリプション型動画配信サービスの視聴率は10代24%、20代32%となっており、テレビ以外の動画配信サービスの視聴へとニーズがシフトしています。 ※グラフ参照:『ボストンコンサルティンググループ「第1回メディア消費者行動調査」』 ※AVOD:広告型動画配信サービス、SVOD:サブスクリプション型動画配信サービス いつでも自分の時間に合わせて自分の好きなコンテンツを視聴できる動画配信サービスは若い世代を中心に人気です。また、スマホの普及により、場所にとらわれずに視聴できる点もこれらのサービスの利用率を押し上げているといえそうです。 そのため、場所や時間に制限のあるテレビ業界は、今後衰退する可能性が高いでしょう。 金融業界 金融業界も今後衰退する恐れのある業界の一つです。 安定した業界のイメージがありますが、近年の物価上昇や企業の倒産リスクの高まりを受けて、消費者行動に変化が見られます。また、低金利政策の継続により銀行の厳しい資金繰りが続いているのが現状です。これらの状況から、地方銀行を中心に衰退する恐れが高いといえるでしょう。 その他にも、フィンテックが金融業界に大きな変革をもたらしています。 フィンテック(Fintech)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を掛け合わせた造語で、金融サービスに最新テクノロジーを結びつけ様々な革新的なサービスを生み出す動きのことをいいます。 口座開設・入出金管理などがスマホ一つで完結できるアプリ・サービス、PayPayや楽天ペイといった電子決済サービス、ビッグデータやAIを利用した融資や資産運用の分析サービスなどもフィンテックの一環です。 このように、金融に関する仕事がテクノロジーの活用で代替できるとなれば、雇用は当然減っていきます。雇用が活発に進まない業界は衰退するリスクも高くなるため、銀行はその影響を大きく受けることとなるでしょう。 士業業界 税理士や司法書士などの士業業界も決して安泰とはいえません。人とコミュニケーションを取る業務もある一方で、典型的な事務作業も多く、そのような仕事はAIなどに置き換えられる可能性が高いです。 テクノロジーが進化することで、士業の業務を代行するアプリやシステムの台頭も示唆されており、士業業界の雇用は縮小する恐れがあります。 士業業界で活躍していきたいと考えるのであれば、テクノロジーでは解決できない人ならではの仕事は何かを模索し、プラスアルファの業務を行う構えが必要となるでしょう。 出版業界 電子書籍の普及により、スマホやタブレットを通じて本を読む人も増えてきました。しかし、このペーパーレス化の流れは出版業界にとっては逆境であり、紙離れによって本を購入する機会は減少しています。 事実、『東京商工リサーチ』によると直近10年間で764社の書店が倒産・廃業をするなど書店の減少に歯止めがかからない状態です。※2024年3月時点 この状況を受け、経済産業省が「書店振興プロジェクトチーム」を立ち上げ書店を支援する意向を示していますが、先行きは不透明です。 よほどの転機がない限り、出版業界が復調してくことは現時点では考えにくいといえるでしょう。 これから伸びる業界を見極めるポイント ここまで、これから伸びる業界や衰退していく可能性がある業界についてお伝えしてきました。 「自分が志望している業界名はないけど、今後の将来性が気になる」という方に向けて、ここでは、これから伸びる業界かどうかを見極めるポイントをご紹介していきます。 AIに代替されにくい業界か まずは、AIやIT技術に代替されにくい業界かどうかという点です。 衰退する業界で金融・士業を挙げましたがこれらの業界が衰退する理由はAIや最新のテクノロジーに雇用を奪われる可能性が高いためです。 一方で、これから伸びる業界で挙げた高齢化向け事業においては、食事の補助や生活の補助など、人の手を必要とするサービスも多く、今後AIや最新のテクノロジーによって効率化されることはあれど、業務全てがAIに代替えされることは難しい分野です。また、超高齢化も相まってサービス市場全体の成長が見込まれます。 その他の分野においても、人口減少に備えAI技術の導入が積極的に進んでいることから、仮にAIが台頭しても新しいテクノロジーと融合し、AIと人が共存できる業界は、今後成長していく可能性が充分に期待できるでしょう。 そのため、就職や転職をする際には、「AIに代替されにくい仕事かどうか」「AIと共存できる仕事かどうか」という点を基準とすると良いでしょう。 最新のITトレンドを採用しているか 最新のITトレンドを駆使している業界はこれから伸びる業界だといえます。 これから伸びる業界で挙げたIT業界は、IT化が進む現代社会を支える存在であるため、多くの分野において欠かせない業界です。 また、このIT技術をうまく活用して成長する兆しが見えているからこそ、インターネット広告業界・エンタメ業界・農業業界・ドローン業界・電子部品・半導体業界は成長していくであろうことが想定されているのです。 本記事ではこの5業界を紹介しましたが、これらの業界以外にも最新のITトレンドを取り入れている業界は数多くあるかと思いますので、トレンドに対しどのような知見を持っているのかという観点で転職先企業を選んでみるのも良いでしょう。 業界の市場規模が拡大しているか 市場規模が拡大をしている業界は、業界自体が伸びている証ですので、今後も成長することが見込まれるでしょう。 実際に先にご紹介した業界は市場規模が拡大している業界ばかりです。 この点に着目し、自分自身が転職をしようと考えている業界の市場規模を調べてみると将来性が見えてくるでしょう。 生活に欠かせない業界か 生活に欠かせない業界も安定して伸びる可能性が高い業界の一つです。 具体的には、食に関する業界、電気・ガス・水道などの生活インフラに関する業界、その他にも医療機関・警察・消防・清掃員など日常生活を維持することに必須の業界などは、常に需要が見込まれるため安定して働くことができるでしょう。 担い手が不足しているか 担い手が不足している業界とは、有効求人倍率の高い業界と言い換えることができます。 『東京ハローワーク「職種別有効求人・求職者状況」』によると2024年1月時点で有効求人倍率の高い職種は、下記のような職種が挙げられます。 ・IT技術関連(エンジニア):3.16倍 ・介護サービス職従事者:7.42倍 ・建築・土木・測量技術者:7.46倍 ・機械設備・修理従事者:6.67倍 ・自動車運転従事者:4.05倍 IT業界、介護・福祉業界、建設業界、2024年問題で話題となっている物流業界などの職種は特に有効倍率が高く、少子高齢化が進む日本においても今後も需要が伸び続ける可能性が高いです。 このように有効求人倍率などを確認し、業界の将来性を確認してみるのも一つでしょう。 政府の支援があるか 最後に政府の支援がある業界かどうかという点です。 出版業界でもご紹介したように、衰退している業界においても政府は支援をしますので、見極めも難しいのですが、前述の通り宇宙開発事業などは政府主導で総力を挙げて支援をしていくなど、政府のバックアップがあるからこそ成長が期待できる産業もあります。 宇宙開発事業以外にも保育士・介護士の拡充のために支援を促しているなどの実態もあります。政府が支援する目的が市場規模の拡大・拡充であるかを見定めたうえで、判断すると良いでしょう。 まとめ IT技術が進歩する中、求められるスキルや成長する業界もそれに呼応して変動しています。 しかし、自分が持っているスキルや自分自身がやりたいと感じている仕事内容が、必ずしも時代に合っているとは限らないでしょう。 仮に衰退する可能性がある業界であっても、業界の波に抗うために何ができるのかという点を模索していくことで、自分に合った職探しができるかもしれません。 自分がやりがいを持って、働きたいと思える業界・企業選びができることがベストでしょう。 本記事が少しでも企業選びの参考になれば幸いです。 これから伸びていく業界に自分が転職できるか不安な場合や、未経験業界への転職を行う際のアピールのコツなどを知りたい方は転職エージェントを活用することをおすすめします。
2024.03.28
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保育士転職サイトおすすめ10選|評判や選び方のコツもご紹介
保育士転職サイトを活用して理想の職場を見つける一歩を踏み出しませんか? 本記事では、保育士転職サイトを使う際のステップやおすすめサイトをわかりやすく解説しています。どの保育士転職サイトが自分に合っているのか迷っている方は必見です! 各サイトの特徴やおすすめポイントも紹介しているので、ぜひ自分のキャリアに合ったサイトを活用し、理想の職場環境を実現してみてください! ※本記事は2024.2.5時点での情報を元に作成しています。また、本記事における各サービスの掲載順は五十音順となっており、優劣をつけるものではありません。 おすすめ保育士転職サイトを活用する流れ 「転職サイトを活用した転職は初めて・・・」 「どのサイトを使っていいかわからない」 と不安に感じる方も多いと思います。こうした不安を感じる方に向け、まずは本記事内の保育士転職サイトをご活用頂く際の流れをご紹介いたします。 ※保育士転職サイトの活用方法をご存じの方は「保育士転職サイトのおすすめ10選」までスキップしてください。 転職における軸(転職条件)を決める 職場探しは給与・雇用条件・福利厚生・勤務地・社風・仕事内容など複数の要素が絡み合います。その為、軸が無ければ企業を選びきれないことによる転職活動の長期化や、より重要な軸に入社後に気付き後悔するといったことが起こり得ます。 「とにかく年収を上げたい」 「プライベートと両立したい」 など、まずはご自身の中で軸を洗い出し、それらの軸に優先順位をつけて転職活動、転職サイトの利用をはじめましょう。 保育士求人をチェック(公開求人は登録なしで閲覧可能) 保育士転職サイトで取り扱われている求人には、 公開求人 非公開求人 があります。非公開求人は一般に公開されていない求人情報であり、これらの求人情報を知るためには、通常はサイトへの会員登録が必要です。 公開求人は登録せずとも閲覧が可能ですので、まずは各サイトの公開求人からチェックしましょう。 闇雲に転職サイトに登録していくよりも、まずは公開求人の中に希望条件と合致するものがないかを確認する方が効率的です。 転職サポートの内容を確認する 求人数やサイトの見やすさはもちろん、サイトごとのサポートも重要です。サイトごとに様々なサービスが展開されており、転職活動に行き詰った際に手助けをしてくれます。 転職エージェントのサポートを受けられるか 履歴書の添削、面接対策をしてくれるか 内定後、入職日の調整やフォローが充実しているか など、サイトを活用した際のメリットをチェックし、自分に合った転職サイトを見つけましょう。 なお、後述する「保育士転職サイトのおすすめ10選」で各サイトごとのサポートについては触れていきたいと思います。 気になるサイトに無料登録し、応募・面接に向けて準備を進める 転職サイトの登録フォームを見て「入力項目が多くて面倒くさい」と断念する方は多いですが、名前とメールアドレスのみで登録できるサイトもありますので利用しやすいものを選びましょう。応募の際はまず次の2点を準備していきます。 履歴書 職務経歴書 基本的には履歴書では要点を記載し、職務経歴書ではより詳細な経験や業務内容を記載します。 職務履歴書には、 前職の職務内容 雇用形態 保有資格 得意分野 退職理由 自己PR などを要約して記載します。準備をする際は転職サイト・エージェントなどプロの観点で添削してもらい、ご自身の魅力が最大限伝わる状態にしておきましょう。 面接対策も非常に重要です。以下の項目は質問されることが多いため対策をしておくことが望ましいでしょう。 志望動機 転職理由 過去の実績 長所、短所 特に志望動機は企業研究がしっかりできているかを確認する質問でもあります。 自信がない方は転職エージェントを活用し、面接官に刺さる受け答えができるように準備しましょう。 サポートをフル活用し、転職成功へと導く サポートを活用しながら、面接を進めていくと次は内定のフェーズに移行します。ただし、内定が出たとしても入社が決まった訳ではないので気を抜かず、入社日や条件等のすり合わせをエージェントにも相談しながら進めていきましょう。 その際、他の転職エージェントを併用しているケースがあると思いますが、内定承諾前は他のエージェントに内定を保留している旨を伝えましょう。 改めて転職の軸に立ち返った上で納得が出来たら内定承諾を行います。無事内定を承諾したら他のエージェントに転職先が決まったことと感謝の意を伝え、転職活動を終了させましょう。 転職先が決まった途端に他のエージェントとの連絡を絶つことは失礼な行為なので、注意してください。 転職活動の一連の流れがつかめたと思いますので、ここからが本サイトでおすすめの保育士転職サイトをご紹介していきます。 保育士転職サイトのおすすめ10選 それでは、おすすめのサイトをご紹介していきます。前述したことも踏まえ、是非サイトを開いてご確認ください。(※各サービスの掲載順は五十音順となっており、順番は優劣をつけるものではありません) 【PR】ヒトシア保育(旧:保育ひろば) ヒトシア保育(旧:保育ひろば) サービス名 ヒトシア保育(旧:保育ひろば) 主な特徴 求人数の多さはもちろん、1人1人に合わせて転職をサポートする機能が充実。保育士・幼稚園教諭の転職に特化した多種多様な求人サービスを展開。 公式サイト こちらをクリック 求人数は2024年1月31日時点で39,023件と豊富にご用意しており、ご登録頂いている方には完全無料で保育士の転職に詳しい転職エージェントが履歴書から採用後までトータルサポートしています。 さらに一度に多くの企業と直接会ってお話しできる「就職・転職フェア」の実施、「保育士派遣」「保育実習生応援奨学金」など保育士・幼稚園教諭を目指すすべての人に向けたサービスを展開されています。 幅広い雇用形態に対応したサイトですが、給与・勤務地など条件を細かく指定できるので転職が初めての方や「とにかく自分に合った求人を探したい」という方におすすめです。 【ヒトシア保育(旧:保育ひろば)のおすすめポイント】 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } 幅広い条件から、自分に合った求人を探すことができる 保育士の転職に詳しいエージェントサービスを完全無料で展開 就職・転職フェアなど就職支援イベントを開催 派遣・新卒採用など幅広い就活に対応 保育求人ガイド 保育求人ガイド サービス名 保育求人ガイド 主な特徴 求人案件数20,000件を超える国内最大級の保育士求人サイト。全国20ヶ所にカフェブースを構えお仕事相談が可能。オンライン対応も可。 公式サイト こちらをクリック 「保育求人ガイド」は保育求人案件シェア率87%と国内最大級の求人数を誇るサイトです。 2020年の日本トレンドリサーチの調査によりますと「理想の求人に出会える保育求人サイトNo.1」にも選ばれています。また、サイト内の求人数だけでなく、求職者に対する手厚いサービスも充実しています。 全国主要都市を含む20箇所にカフェブースを設置し、コーヒー片手に気軽に保育士転職エージェントにお仕事相談ができます。 オンライン相談も可能ですので、電話・ビデオ通話・チャット・LINEなど多様なツールでお仕事探しをサポートしてくれます。 【保育求人ガイドのおすすめポイント】 保育求人案件シェア率87%と国内最大級の求人 全国20ヶ所にカフェブースを構え気軽にお仕事相談が可能 全国どこでもオンライン相談可能 ほいくジョブ ほいくジョブ サービス名 ほいくジョブ 主な特徴 求人案件数20,000件を超える国内最大級の保育士求人サイト。全国20ヶ所にカフェブースを構えお仕事相談が可能。オンライン対応も可。 公式サイト こちらをクリック 業界トップクラスの求人数を保有しており、すぐに枠が埋まってしまうため非公開としている好待遇の求人情報を多数保有しております。 無料で登録できるにも関わらず、業界専門のコンサルタントがサポートしてくれるため、一人一人に合った求人を提案してくれます。 実績も多数あり、年間30,000人を超える保育士・幼稚園教諭のサポートを行っています。 【ほいくジョブのおすすめポイント】 国内最大級の求人数を誇る保育・幼稚園教諭専門の転職サイト サポート実績多数で安心 登録無料でコンサルタントサービスあり 保育士人材バンク 保育士人材バンク サービス名 保育士人材バンク 主な特徴 看護師や栄養士などの医療福祉業界でのトップシェア実績を持つ会社だからこそ、独自のルートから深い求人情報を入手。保育士専門パートナーによるサポートで内定まで最短3日。 公式サイト こちらをクリック 東証プライム市場に上場している大手企業だからこそ手に入る隅々まで調査された求人情報で最適な職場を見つけられるでしょう。 エリア専任の保育士専門パートナーが1人1人に合った求人情報の提案と履歴書添削、面接対策、条件交渉など包括的なサポートが受けられます。各方面からのサポートで最短3日で内定が決まるスピード対応が特徴です。 厚生労働省委託事業「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」において、第一回適正事業者として認定されるほど高品質なマッチングが期待できるサイトです。 【保育士人材バンクのおすすめポイント】 業界トップシェアを誇る大手企業だからこそ提供できる求人情報多数 エリア専任の保育士専門パートナーがサポート 厚生労働省お墨付きの質の高いマッチング 最短3日で内定が決まるスピード対応 保育のお仕事 保育のお仕事 サービス名 保育のお仕事 主な特徴 全国の求人情報を多数保有しており、業界に詳しいキャリアアドバイザーが、無料で転職を全面サポート。入職後しかわからない職場の特徴まで情報発信しており、入職後のギャップを極力なくすことができて安心。 公式サイト こちらをクリック 「保育のお仕事」では好条件の非公開求人を含む全国の求人情報を幅広く展開されています。 施設形態や園の特徴などの条件からしぼり、自分にぴったりの求人を見つけることができます。無料で会員登録ができるにも関わらず、保育業界に精通したキャリアアドバイザーが転職をサポート。 さらにキャリアアドバイザー自ら地域の園まで出向き情報収集しているため、求人票では分からない職場の特徴までの情報が網羅されています。 【保育のお仕事のおすすめポイント】 新卒・中途・復帰など幅広いタイプの求職者に対応した豊富な求人情報 好条件の非公開求人情報を紹介してもらえる 職場内の雰囲気まで情報収集しているため、入職時のギャップを減らせる ほいく畑 ほいく畑 サービス名 ほいく畑 主な特徴 福祉専門の人材サービス会社ならではのネットワークと実績から全国各地の豊富な求人情報を集め、専任のコーディネーターがあなたにピッタリの保育士求人をご提案します。 就業後のアフターフォローもあるため安心。好条件で働きたい、キャリアアップをしたいという方にお勧め。 公式サイト こちらをクリック かいご畑・かんご畑など福祉専門の人材サービスを多数展開している同社だからこそ豊富な求人から自分に最適な職場を選べます。 1人1人に専任のコーディネーターがつき、仕事探しだけではなく就業中も仕事上でのお悩みやキャリアアップのご相談などのサポート体制が整っている保育士転職サイトです。 また、厚生労働大臣認可の保育士就職支援センターなので安心して利用できます。 【ほいく畑のおすすめポイント】 福祉専門の人材サービス会社ならではのネットワークと実績 1人1人に専任のコーディネーターがつく 就職中のフォローも万全 厚生労働大臣認可の保育士就職支援センターなので安心 保育士ワーカー 保育士ワーカー サービス名 保育士ワーカー 主な特徴 長年人材紹介サービスを運営しており求人数・実績が充実。専任アドバイザーがあなたの転職と終業後までサポート。就職後のギャップがなく、長く働ける職場への転職を一緒に目指します。 公式サイト こちらをクリック 豊富な求人数と年間3万人の転職成功者実績(2024年2月21日時点の情報です)を持ち、各求人に関する情報が充実しています。 残業時間、有給消化率、職場の人間関係など、求人情報だけではわかりづらい情報も保育士ワーカーには掲載されています。 1人1人に専任アドバイザーがつき、各種調整、面接対策、条件交渉さらには転職後のサポートまでしてくれるので、初めての転職でも安心です。 【保育士ワーカーのおすすめポイント】 実績のあるアドバイザーがあなたの転職をサポート 限定の求人情報も多数 一般の求人情報ではわからない情報も掲載 厚生労働省から許可をもらい運営しており安心 マイナビ保育士 マイナビ保育士 サービス名 マイナビ保育士 主な特徴 人材会社大手のマイナビが運営する保育士専門の転職サイト。すべて無料で利用ができ、会員登録も1分で完了。専任のキャリアアドバイザーが就職活動中から就職後までサポートします。 公式サイト こちらをクリック 人材業界大手のマイナビが展開する保育士に特化した転職サイトです。 大手だからこその求人数を誇り、公開求人だけで500件以上。全求人数は15,000件以上とトップクラスの求人数を保有しています。 安心の専任キャリアアドバイザーのサポート付きで、面接対策やスケジュール調整、給与交渉まで幅広くサポートしてもらうことができます。 登録が最短1分と気軽にできるのも魅力的なポイントです。 【マイナビ保育士のおすすめポイント】 人材業界大手の会社が運営する保育士専門転職サービス 求人数はトップクラス 公開求人だけでも500件以上 専任キャリアアドバイザーのサービスも受けれる ミラクス保育 ミラクス保育 サービス名 ミラクス保育 主な特徴 首都圏最大級の求人数を誇り、さまざまな勤務形態に対応。数々の保育士・幼稚園教諭の転職を成功に導いてきた人材サービスの会社が運営しています。 公式サイト こちらをクリック 全国の求人に対応されていますが、特に首都圏の求人数は業界最大級です。 福祉サービスを手がける企業が運営しているからこそ、情報やノウハウが豊富なサイトです。また、正社員だけでなく派遣社員など様々な勤務形態に対応ができるため、最適な求人を見つけることができます。 完全無料で登録ができ、その道のプロの専任の人材コンサルタントもつくため、貴方の希望に沿った転職活動をサポートしてくれるでしょう。 【ミラクス保育のおすすめポイント】 首都圏最大級の求人数 派遣に関するサービスも実施 福祉サービスを手掛ける企業だからこそのノウハウ 専任の人材コンサルタントがつく レバウェル保育士 レバウェル保育士 サービス名 レバウェル保育士 主な特徴 転職エージェント・スカウトサービス・求人サイトの3つのサービスを兼ね備えたサービスを展開。事業所への直接取材を通じて他社にはない職場のリアルな情報をキャッチ。就職後のギャップを最小限に抑えて、貴方にぴったりの職場探しをサポート。 公式サイト こちらをクリック 同社は医療・介護・ヘルスケア領域で有名な企業が運営する保育士専門の求人情報サービスです。 レバウェル保育士では、希望に合った職場を紹介してもらえるだけでなく、実際に働いた人の体験や職場の雰囲気も教えてくれるので、過去に合わない求人や職場環境に悩んだことがある人にもおすすめです。 また、レバウェル保育士は転職エージェント・スカウトサービス・求人サイトの3つのサービスがあり、柔軟に転職活動ができます。スカウトサービスを使えば、経験や希望に応じて、直接スカウトをもらうことができます。 【レバウェル保育士のおすすめポイント】 転職エージェント・スカウトサービスも使える 完全無料 医療・介護・ヘルスケア領域で有名な企業が運営しているので安心 失敗しないおすすめ保育士転職サイト活用方法 複数登録し、希望条件にマッチする求人を探す 失敗を防ぐ重要なポイントのひとつは「より多くの求人をチェックすること」です。 可能な限り求人の比較・検討を繰り返し、少しでも条件に合う職場を見つけましょう。 そのためにも、少なくとも3つの保育士転職サイトを併用することをおすすめします。 なぜなら、保育士転職サイトによって抱えている求人が異なっているというケースが良くあるからです。また、サイトに登録しないと紹介してもらえない「非公開求人」もあります。 「転職サイト側はなぜわざわざ求人を非公開にするのか?」の理由は様々ですが、代表的なもので、 好条件のため他社への情報流出を防ぐため 応募が殺到しないため といったことが挙げられます。そのため繰り返しになりますが、少なくとも3つの保育士転職サイトを併用し、非公開求人も含めて様々な求人をチェックしていくことが重要です。 検索機能で希望エリアの保育士求人を収集する 転職サイトに登録すると希望条件をもとに求人を探してもらえますが、自ら進んで求人を探すことも重要です。公開求人から条件に合致した求人を探すのはもちろん、転職エージェントに条件を伝えるときの参考求人として活用することもできます。 転職エージェントによっては、伝えた条件では見つからないと言われてしまうこともありますが、そのような場合に備えて公開求人の中から相場観を掴んでおくことも重要です。 サイトによって、 勤務地 給与、賞与の額 勤務形態 など様々な検索機能があるので、条件に合わせて活用していくようにすると良いです。 希望条件を詳細に伝え、合わない場合は担当変更も検討 転職エージェントサービスを利用する際は条件を明確に伝えるようにしましょう。 例えば「残業少なめ」といった曖昧な条件ですと、個人の価値観でギャップが生じてしまうことがあります。自分の中では残業は30分までという認識でも、人によっては1時間でも少ないと感じている人がいるかもしれません。 給与や賞与に関しても、できるだけ具体的な数字を使って伝えるようにしましょう。 おすすめ保育士転職サイト以外で求人を見つける方法 保育士転職フェアに参加する 保育士転職フェアのメリットはなんといっても、一度に複数社の情報が直接手に入る点です。疑問などがあればその場で聞くことができたり、転職サイトだけでは知ることができない情報を知った上でそのまま応募することなども可能です。 また、保育士転職フェアへの参加は基本は無料であることがほとんどです、今回ご紹介させていただいた転職サイトの中には転職フェアの情報が載ったものがありますので、ぜひチェックしてみてください。 ハローワークで保育士求人を探す ハローワークでも保育士求人を取り扱っていますので求人を探すことができます。しかし、保育専門ではないため求人数は今回ご紹介したサイトなどと比較すると少ないことが懸念されます。 ハローワークは求人を見つける場所というよりも、職業訓練の「保育士養成科」コースや、再就職手当などを条件を満たせば受けられることがメリットとして挙げられます。 知人・友人から紹介してもらう 知っている人がすでに働いていると安心な部分もありますが、あくまで自分の転職条件に合っているかを重視した方が失敗はないでしょう。 関係性があるだけに条件面など聞きにくかったりする場合があったり、辞めるときにすごく気まずくなってしまうというケースもあります。知人・友人の紹介からの転職はそのような面があることも理解した上で判断することが重要です。 本記事では、おすすめの保育士転職サイトをご紹介させていただきました。 各サイトの特徴やおすすめポイントを踏まえた上で、自分のキャリアに合ったサイトを活用し、理想の職場環境に就けることを願っております。
2024.04.04