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新卒の面接|魅力的な自己PRの答え方【回答例文10選】

自己PRは新卒の面接で必ず聞かれる王道の質問です。 ただし、「自己PRをしてください」という問いかけではなく、「強みを教えてください」「短所は何ですか」のように様々な言い回しによって自己PRを求められるケースが多いものです。 本記事では企業が自己PRで見ているポイントについてや自己PRの答え方についてを解説しています。 その他にも自己PRの質問例文や回答例文についてもご紹介していますので、自分なりの自己PR文作成の参考にしてみてください。 この記事のまとめ 自己PRで企業が確認したいポイントは、「就活生はどんな人柄なのか」「企業で活かせる強みを持っているか」「企業の価値観とマッチしているか」という3点 自己PRは、「結論→具体的なエピソード→入社後どう活かせるか」という流れに沿って話していく 自己PRを求める質問は複数あるため、様々なパターンの自己PRを作成しておく必要がある 「ESとの一貫性がない」「根根拠がない」「面接企業で活かせない」「ダラダラと長い」自己PRはNG  本選考を通過したESを見たい就活生必見! 伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。 本選考に通過したいと考えている就活生は是非参考にしてみてください。 新卒の面接|自己PRで企業が見ているポイント自己PRを考える前に企業が自己PRで見ているポイントを確認しておきましょう。 どのような人柄なのか自己PRで最も見ているポイントは就活生の「人柄」です。新卒採用はポテンシャル採用が基本のため、多くの企業は人柄を重視して採用をしています。  自己PRでは、就活生の強み(もしくは弱み)と同時に様々な経験やその時の思い・価値観も確認することができます。つまり自己PRで自分が力を発揮した経験について聞くことで、物事に対してその学生がどのように考え、どのような行動を取るのかを把握することができます。 「自分が先頭に立ち、引っ張ってまとめるタイプ」「表には出ないが、裏でみんなをサポートしてまとめるタイプ」など就活生が持っている個性や強みは多様ですので、まずはどのような人柄なのかを詳細に確認するために自己PRは重要な質問です。  企業で活かせる強みを持っているか 新卒は企業の今後の大事な戦力です。今後企業にどのように貢献してくれる人材なのかどうかを知るうえでも、就活生の強みやスキルが企業の求めている人物像に合致しているかどうかを見極めています。 自己PRをする際には、就活生自身の強みが企業でどう活かせるのかまで具体的に述べることで、面接官に入社後のイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。 人柄や性格が自社の社風に合っているか 自己PRを聞くことで強みだけではなく、就活生の価値観を知ることができます。企業はできる限り長く活躍できる人材を採用したいと考えているため、人柄やスキルはマッチしていても社風に合う価値観を持っていなければ早期離職につながりかねないため、自己PRのエピソードなどを通じ自社の社風に合う価値観を持っているかどうかも確認しています。  POINT OB訪問もしておく 企業のHPだけでは分からない社風や働いている環境や雰囲気などを知っておくとどのような強みを魅せるべきかを確認することができます。その他にもインターンにも参加しておくと良いでしょう。 新卒の面接|自己PRを引き出す質問 面接では「自己PRをお願いします」という直接的な質問以外にも、自己PRを聞き出そうとしている質問が多数あります。 下記のような質問は全て自己PRを引き出そうとしている内容です。 ■自己PRを引き出そうとしている質問例 ・あなたの長所・短所を教えてください。 ・アルバイトで頑張ったことを教えてください。 ・学生時代で一番の挑戦だと思うことを教えてください。 ・これまで直面した困難や挫折した経験と、それをどのように乗り越えたかを教えてください。 ・今までで一番辛かったことを教えてください。 ・今までで最も嬉しかったことを教えてください。 ・今までの人生で一番苦しかったことを教えてください。 ・あなたが失敗から学んだことと、それを活かした経験について教えてください。 ・どのような時にやりがいを感じるのか教えてください。 ・学生時代に特に力を入れたことを教えてください。 ・自分を表す四字熟語を教えてください。 ・自分および周りからみた、自分の性格・キャラクターを、率直且つ具体的に教えてください。 ・自分らしさを表すキャッチフレーズを教えてください。 ・あなたが最も達成感を感じた出来事とその理由を具体的に教えてください。 就活生の個性や性格を確認するために、様々な言い回しを活用した質問が行われます。 このような質問をされた時にどう回答するべきか複数のパターンを用意しておくことをおすすめします。 自己PRを考えることは大変かと思いますが、1回の面接で自己PRを引き出す質問を複数される場合もありますので、同じ回答をしてしまう、返答できなくて空白の時間を生んでしまうなどの状況を避けるためにも、ぜひ準備をしておいてください。 本選考を通過したESを見たい就活生必見! 伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。 本選考に通過したいと考えている就活生は是非参考にしてみてください。 新卒の面接|自己PRの答え方 自己PRに答える場合には、下記のフローに従って答えていきましょう。 この流れに沿って伝えることができれば、論理的且つわかりやすく自己PRをすることができます。 それぞれの項目について細かく見ていきましょう。 STEP1.結論をまとめる まず始めに簡潔に結論から述べます。 ■回答例 「私の強みは〇〇です」 「最もつらかった経験は〇〇という経験です」 「私のキャッチフレーズは〇〇です」 STEP2. 具体的なエピソードを述べる 結論の次に、強みの根拠となる過去の経験に関するエピソードを話します。 エピソードを話す場合、 ①どんな問題が起こったのか ②その出来事に対してどのような行動を取ったのか ③その結果どうなったのか という点を意識し、具体的に回答しましょう。 ③の結果を伝える際は数字などを用いると説得力の強い自己PRになります。 STEP3. 入社後どう活かすのかを述べる 最後に強みを入社後どのように活かしていくかを伝えます。 面接官にあなたが働いている姿を想像しやすくさせるために、できるだけ具体的に答えるようにしましょう。 新卒の面接|自己PRの回答例文10選 ここからは自己PRの回答例を紹介します。下記5つのシチュエーション別に回答例をご紹介しますので、参考にしてみてください。 ・アルバイト ・部活度 ・インターン ・留学 ・サークル 例文は、 のフレームワークに沿って作成しています。 アルバイト ■例文1 ①私の強みは、困難な目標も達成できる粘り強さです。 ②幼い頃から、自転車・鉄棒・水泳・一輪車など、どんなことでも達成できるまで練習に付き合ってくれる家族の存在があったことから、目標に向かってとことん努力し続ける性格が形成されました。 学生時代は、個別指導塾講師のアルバイトをしており、限られた指導時間の中で、生徒の学習に最大限貢献することに努めていました。たとえば、生徒が問題を解けなかった場合には、煮詰まっている箇所を解決するだけでなく、復習となる宿題を出し、家庭学習の習慣を改善させるといった工夫を徹底して行いました。その結果、偏差値を10アップすることができ、先日無事に目標大学に合格することができました。 ③このように困難な目標であっても粘り強く最後までやり抜く精神で、仕事に対してもその都度目標を立て、粘り強く努力し結果を出していきたいと考えています。 ■例文2 ①私の強みは、相手の立場に立って物事を考えられるということです。 ②私はガソリンスタンドでアルバイトをしており、来店されたお客様を必ずリピーターにするという目標を掲げていました。具体的には受付時に雑談を通してヒアリングを行い、お客様にとって最適な提案を徹底しました。その結果、お客様目線に立って相談から提案までを親身になって行う私の人柄が認められ、リピーターが増えていきました。 このことから、相手の立場に立って物事を考えるはこと、信頼関係を構築するうえで非常に重要であると学びました。 ③この経験を活かし、社会に出ても顧客の目線から物事を判断し、相手のニーズに応えられる提案を心掛け、御社の業績に貢献していきたいと考えています。  部活動 ■例文1 ①私の強みは継続的に努力し続けられる点です。 ②私は高校時代に所属していた柔道部は、平成◯年からインターハイに連続出場している強豪校だったのですが、私は高校1年生から始めたため、最初は練習についていくことすら厳しい状態でした。しかし、チームメイトに負けないように毎日朝1時間、夜1時間の自主練を欠かさずに実施し、一生懸命練習に取り組んだ結果、高校3年生の時にはインターハイメンバーに選出されました。 また、私は幼少の頃から痩せやすい体質で、それがコンプレックスでしたが、大学でトレーニング科学や栄養学、生理学について学び、それを活かし毎日1時間のトレーニングを3年間継続したことで自身の筋肉量を増加させ、約15kgの増量に成功しました。 ③今後御社で働く上でも、成果が出るまで継続的に努力し続け業績に貢献していきたいと考えています。 ■例文2 ①私は努力し、周囲を巻き込むことができる人間です。 ②私は学生時代に陸上部に所属していました。私が入部した当初、練習内容が長距離走のスピードを向上させるものに偏っており、もっと持久力を向上させる練習を増やすべきだと提案しましたが、部の中枢的存在ではなく、信頼もなかったためその提案は通りませんでした。 そこで積極的に部内の交流を促進するイベントの企画をし他の部員とのコミュニケーションを取る時間を設けたり、他の部員より多く練習を行い実力をつけるようにしました。 その結果、少しずつ部員が私のことを一目置き、信頼するようになり、練習メニューの変更を受け入れるだけでなく、ランの練習メニューの作成を一任されるまでになりました。その後、部員のランのタイムは大きく向上し、6月に行われた団体戦では50チーム中7位と入賞を果たすことができました。 ③入社後に何か改善したい内容があった場合には、自ら努力し実力を付け、周囲を巻き込みながらより良いサービスを提供できるように努力したいと考えています。 インターン ■例文1 ①私は「期待に応える」ではなく、「期待を超える」ことが好きな人間です。 ②昨年設計業務に関するインターンに参加しました。その際に任された業務が非常に多かったため、当初担当者からは「終える必要はない」といわれていましたが、期待以上の成果を成し遂げたいと思い、期間中に終える計画を立てました。 疑問を次の日に持ち越さないように設計部の方々にその日のうちに質問し解決すること、データ整理を徹底すること、作業時間を効率的に確保することを心掛け、計画した一日のノルマ以上の作業を進めることができました。その結果、計画よりも三日間早く作業をやり遂げることに成功しました。 ③今後業務を進めていくにあたってもクライアントの要望以上の提案ができるように日々努力をし続けることができる構造設計者になりたいと考えています。 ■例文2 ①私の強みは、多文化環境でのコミュニケーション能力です。 ②フィリピンの現地IT系企業にて計2ヶ月間インターンとして勤務した際に、イギリス、タイ、ベトナム、インドといった現地メンバーで構成されるチームで開発案件を進め、中国企業との共同開発案件にも携わり、英語での会話力に加えて、相互の文化的側面の理解、非英語ネイティブ同士の意思疎通におけるリスクヘッジなど、グローバルな環境下でのコミュニケーション経験を多く積むことができました。 ③これらの経験を海外の事業所との連携や異なる文化の社員同士のコミュニケーションなどに活かし、少しでも事業の発展に貢献していきたいと考えています。 留学 ■例文1 ①目標達成のために行動することができる点が強みです。 ②私はワーキングホリデーのためにオーストラリアに3ヵ月間滞在していました。その間1ヵ月間は語学学校にも通っていました。語学学校での授業は、難民問題や同性婚などがテーマで、手を挙げて発表する形式ではなく自由に議論する形だったため全く発言できず、結果クラスメイトから「自分の意見をいわないことは意見を持っていないことと同じ。それではあなたがどんな人なのかわからない」といわれ、文化の違いを感じたと共に反省しました。 そこで異国の友達を20人作ることを目標に、英語の自主学習の時間を増やしたり、語学学校では間違っていても必ず手を挙げるように行動を変えてみたり、日本が好きな外国人が集まるイベントに参加し英語を話す機会を増やしたりとできる努力を実施していきました。その結果、48人もの友達ができました。 ③このように目標達成のために行動し続ける点を御社の仕事の中でも活かし、困難な壁にぶち当たった時でも、最大限の行動をして乗り越えていきたいと考えています。 ■例文2 ①私の強みは相手のことを考える力です。 ②香港留学中に、日本人のみを対象として行っていた餅つき大会を、留学生に向けて企画しました。しかし、日本人を集客することは仲間意識もあり容易ですが、多様な価値観を持つ外国人を集めるためには工夫が必要で非常に難航しました。そこで留学生に餅つき大会を具体的にイメージしてもらうためFacebookページを作成し、餅つきの動画や日本の文化の説明を載せてみたところ、30人もの留学生を集めることができました。 ③相手の目線に立ち、相手によってアプローチ方法を変えることの大切さを御社の業務内容にも活かしていきたいと考えています。 サークル ■例文1 ①私は計画的に物事を進めることができる人間です。 ②私は企画サークルに所属していて、3年生の夏に企画の代表を任されました。一日規模の企画であったため、3か月前からサークル全員の意見を聞き、それらの意見を自分なりに取捨選択し、タイムスケジュールを綿密に決め、サークル員とともに内容を練り上げていきました。 企画当日は前もって準備したことが功を奏して200人もの人が参加し、大成功を収めることができました。代表者として個々の意見を尊重し、受け入れ、調整していくことを繰り返すことによりサークル員が一丸となって企画を成功させることができたと感じています。 ③今後仕事を行っていくうえでも優先順位を立て、スケジュールを引き、物事を円滑に進められるよう仲間とコミュニケーションを取りながら仕事に取り組んでいきたいと考えています。 ■例文2 ①私は人の意見を聞き、問題解決の架け橋となれる人間です。 ②大学では体操サークルに所属していましたが、サークルの団体戦の出場者についてキャプテンとメンバーの間で意見が分かれ亀裂が生じていました。この要因が、キャプテンとメンバーの立場が違うために誤解が生まれているという点に気付いた私は、キャプテンを含めた全員とまずは個別に話し合い、誤解をひも解くきっかけを作りました。その後、皆の理解を得て団体戦メンバーを選出することができました。 ③業務において、意見の対立など問題が生じた場合でもあっても、原因を追求し、解決のための対話をし円滑に解決できるように貢献していきたいと考えています。 本選考を通過したESを見たい就活生必見! 伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。 本選考に通過したいと考えている就活生は是非参考にしてみてください。 新卒の面接|自己PRで注意すべきポイント ここからは自己PRを行う際に注意すべきポイントを紹介します。 ESとの一貫性がない 面接は基本的にESで書いている内容をより具体的に伝える場です。面接官は面接を行う前に就活生のESを読んでいますので、ESで書いた内容と全く異なる自己PRをすることは避けましょう。全く違う自己PRをしてしまうと、自己PRの信憑性が下がりますし、一貫性のない人だという印象を与えてしまいます。 面接ではESに書いた自己PRをより具体的にアピールするという気持ちで臨むようにしましょう。 根拠がない いくら「私には~~という強みがあります」と良い長所をアピールしても、それを裏付けるエピソードがないと企業側から「本当にそうなのか?」と疑われてしまいます。 自己PRを語る際に最も大切なことは、強みを証明できる実体験を伝えるということです。 具体的な経験を伝えられるかが不安という就活生は、再度自己分析を行い、自分の強みはこれだと思った理由はなぜかを振り返ってみてください。 企業の業務内容と合わない 「その企業に合った強みをアピールする」ということを意識しましょう。企業は自社の利益を生み出してくれる人材を採用したいと思っているため、その業種で活かせない強みをアピールされても全く魅力を感じません。業界研究を行い、志望企業の業種内容を理解したうえで自分の強みは活きるのかを確認してください。 ダラダラと長く話しすぎない 自己PRも自己紹介と同様に1分程度を目安に話し終えるようにしましょう。あまりにも長くダラダラと話し過ぎるのは、要点がつかめず「あまり有能ではなさそう」という印象を与えかねません。結論から端的に要点を絞って話すように心掛けましょう。 

2024.04.25

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特技一覧を参考に面接で好印象を与える特技を見つけよう!ポイントや注意点も紹介!

就活では特技に関して聞かれることがあります。 「特技がないけどどうしよう・・・」 「特技の探し方がわからない・・・」 など特技に対してどう回答すれば良いかと悩んでいる就活生に向けて、本記事では、特技の探し方と特技一覧をご紹介しています。 そもそも面接官が特技を聞く理由や特技を回答する際の注意点についてもお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 特技は、「学生時代にやっていたこと」「仕事に活かせること」「人にはマネできないこと」「ギャップを感じさせること」「趣味」から探すことができる 面接で「特技」を聞く理由は「人柄を知る」「仕事の適性があるかを見極める」「緊張をほぐす」ためである 面接で特技を伝えるには「お酒・ギャンブルにまつわること」「政治・宗教に関すること」は言わないほうが良い 特技一覧と特技の探し方 特技で何をアピールすれば良いか分からないと感じている就活生は、下記の一覧を参考にしてみてください。学生時代にやっていたことから探すまずは、学生時代にやっていた習い事や部活動を通じて習得したものを思い返してみます。幼少期から継続しており得意だと感じているものがあれば、それを特技としても良いでしょう。 特技一覧|学生時代にやっていたこと ・野球 ・サッカー ・バレーボール ・バスケットボール ・ソフトボール ・テニス ・バドミントン ・卓球 ・ハンドボール ・ラグビー ・陸上競技 ・柔道(段位があれば併せて記載する) ・剣道(段位があれば併せて記載する) ・空手(段位があれば併せて記載する) ・弓道(段位があれば併せて記載する) ・ボクシング ・レスリング ・水泳 ・書道(段位があれば併せて記載する) ・華道(流派や段位を併せて記載する) ・茶道(流派や段位を併せて記載する) ・楽器演奏(ピアノ、ギター、バイオリンなど具体的な楽器を挙げるとよい) ・歌・合唱 ・写真 ・英会話(英語以外の外国語も含む) ・工作 ・絵画 ・将棋(段位があれば併せて記載する) ・囲碁(段位があれば併せて記載する) ・e-スポーツ できれば、1年以上継続しているものを選ぶことをおすすめします。数える程度しか行ったことのないものはさすがに特技とは言えませんので、ある程度の期間継続して実施しているものを選ぶようにしてみてください。仕事に活かせることから特技を探すこれから面接を受ける企業で活かせる特技を持っている場合には、是非アピールしてみましょう。 業界や職種によっても異なりますが下記のような特技は、高評価を与える可能性もあります。 特技一覧|仕事に活かせること ・語学力 ・プログラミング ・映像制作 ・動画編集 ・イラスト制作 ・Webサイト制作 ・ゲーム制作 ・SNS投稿 ・ゴルフ Web関連の需要はどの業界・職種においても役立つ可能性が高いですので、周りの人から「すごいね!」と言われた経験のあるものがあれば、アピールしてみましょう。 ゴルフは企業で接待として行われる場合もありますが、コロナ禍以降、接待自体が少なくなっているので活かせる可能性は低いかもしれませんが、大人の趣味にも積極的にトライしているという印象は残せるはずです。日常的に継続しているものの中から探すその他にも日常生活の中で継続していることも特技として使えるケースもあります。 特技一覧|日常的に継続していること ・料理(パン作りやお菓子作りも含む) ・お弁当作り ・手芸(裁縫や刺繍、編み物、マスコット作りなど) ・筋トレ ・ストレッチ ・清掃 ・ジョギング ・投資日常的にやっているからといって、炊飯器でご飯を炊く、洗濯機で洗濯するというような当たり前のことを特技として伝えることはNGです。 あくまで特技ですので、土鍋でおいしいご飯を炊ける、どんな汚れでも染み抜きできるとなるなど、他の人には真似できないことをやっていることを選びましょう。 面接の場では、この特技を続けたことによって得られたことや業務にどう活かせるのかといったポイントも交えて話すと好印象です。人にはマネできないと思うものの中から探す努力しなければできないような特技も印象に残せるだけでなく人柄を表現できます。 特技一覧|人にはマネできないと思うこと ・天気予報(気象予報士の資格を取得していれば資格についても記載する) ・家電製品を修理できる ・世界遺産の名前を全て言える ・日本全国の駅名を全て言える ・3ケタの掛け算を暗算できる ・速読 ・手話 ・落語 ・お笑いのネタ作りあくまでの面接の場ですので、仕事に活かせる特技についてアピールした方が好印象を与えることができますが、どうしても人柄をアピールしたい場合には、人にはマネできないと思うことを伝えることで、印象に残すことに専念しても良いでしょう。 この項目の中から特技を選ぶ場合には、努力した点やその努力を入社後どのように活かそうと考えているのかという点も合わせて伝えるように意識をしてみてください。ギャップを感じさせるものを見つける「まさか、この人にこんな特技があったとは意外だ」と思わせるような特技はないか探してみるのも良いでしょう。インパクトを与えられるだけでなく、深掘り質問をしてもらえる可能性が高く、面接の場が盛り上がりやすくなるはずです。 特技一覧|ギャップを感じさせるもの ・か弱そうな女性の場合:空手や柔道の有段者 ・真面目そうな女性の場合:HIPHOPダンス歴8年 ・体格がよく活発そうな男性:生け花・茶道歴5年 ・おとなしそうな男性:ウエイトリフティング 優勝経験あり面接で印象を残したいと考えている場合には、このようなギャップを活かした特技をアピールするのも良いでしょう。 また、これらを始めたきっかけやこの特技をやったことによってどのように変わったのかなどについて深堀りされることが想定されます。 その際には、就活先の企業が求める人柄にマッチしていることをアピールする一言を合わせて伝えられると好印象です。趣味から探すその他にも趣味から探すという方法もあります。 趣味と特技の違いは、下記の通りです。 趣味・・・自分の好きなことや熱中できること 特技・・・他の人と比べて自信のあることや得意なこと そのため、趣味として自分が日頃から好きで取り組んでいるものの中には、他の人には負けないと自信を持って言える得意なことがあるかもしれません。 周りの人から「そんなことできるの?」「すごい!」と言われた経験があれば、それは特技といって良いでしょう。 そのため、まずは自分の好きなものを見つけてみることから始めてみましょう。 特技一覧|趣味から探す ・アクセサリー作りが好き→フリマアプリで年間〇〇万円の販売実績あり ・ネイルが好き→友人のネイルなども実施、インスタに常に公開しフォロワー1万人以上 ・走ることが好き→フルマラソンの大会に出場している(タイムなども記載) ・カラオケが好き→カラオケで95点以上の高得点が出せる面接で「特技」を聞く理由とは?そもそもなぜ面接で「特技」について聞くのでしょうか。人柄を知りたいため面接では様々な角度から人柄を見極め、企業に合った人材かどうかを判断しています。 特技を聞くのも、人柄を知るための質問の一つです。 特技を知ることで、その人の努力してきたことや考え方、価値観、志向性が見えてくるため、面接で質問されることが多いと覚えておきましょう。仕事の適性があるかを見極めるため特技とは自分が得意なことですので、特技を知ることによって、仕事の適性がみえてきます。 たとえば、「アクセサリー作りが得意」という方の場合、細かい作業を根気強く続けることができるという印象を受けますし、「筋トレが特技」という場合には、ストイックに業務に打ち込むストレス耐性の高さがあるという印象を与えます。 特技が複数あるという場合には、特技から連想されるイメージを理解したうえで、選考先の企業と親和性の高い特技は何かを考えてみるとよいでしょう。緊張をほぐすためその他にも面接で緊張している就活生の緊張をほぐすために、あえてフランクな質問として「特技は?」といった質問をするケースがあります。 特技の返答だけで合否が決まることは考えにくいですので、リラックスして回答できると良いでしょう。面接で「特技」を伝える際の注意点面接で特技を伝える場合には、特技として挙げたものが相手にどのような印象を与えるかを意識して回答することが大切です。マイナスイメージを与えかねない内容もありますので、事前に確認をしておきましょう。お酒、ギャンブルにまつわることは避けるお酒やギャンブルにまつわる内容は避けたほうが良いです。 単にお酒が強い、お酒が好きであると伝えた場合、不摂生をしているような印象を与えます。 また、ギャンブルが好きと伝えるとギャンブル依存症のような印象を与えてしまいますのでおすすめできません。お金の使い方が健全でなく、「会社にリスクを与えるのでは?」と警戒されてしまうかもしれません。 応募先の企業がお酒を扱っている場合や利き酒師やソムリエのように資格として証明できるものであれば、よい話のネタになる可能性もありますが、一般的にはお酒やギャンブルの話は良い印象をもたれにくいため避けたほうが懸命です。政治・宗教関連の内容は避ける政治や宗教に関係することを特技として挙げることもおすすめできません。 多くの企業は、基本的人権を尊重し、適性・能力のみを基準として採用するという厚生労働省の基準に則り採用活動をしています。基本的人権の中には、思想・良心の自由や信教の自由という権利があり、仮に面接の中でこれらの内容を深堀りした場合、「政治や宗教に関することが原因で落とされた」と言われても反論ができません。 そのため、ほとんどの企業では予防策として、応募者の政治や宗教に関することには一切触れないようにしているのです。話題として触れてもらえないことを、特技の欄に書くことはナンセンスですので、このような内容は避けたほうが良いでしょう。まとめ「特技」というフランクな質問だからといって、気を抜いてはいけません。 就活では、様々な質問を通して就活生の人柄を見極めようとしています。「特技」も人柄を知り、職務適性を見極めようとしている質問の一つであることを理解したうえで、面接対策を行うと良いでしょう。 本記事が少しでも就活の役に立てば幸いです。

2024.04.24

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面接で質問されることの多い項目別に回答方法など面接に役立つ情報をお届けしています。

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新卒の面接|魅力的な自己PRの答え方【回答例文10選】

自己PRは新卒の面接で必ず聞かれる王道の質問です。 ただし、「自己PRをしてください」という問いかけではなく、「強みを教えてください」「短所は何ですか」のように様々な言い回しによって自己PRを求められるケースが多いものです。 本記事では企業が自己PRで見ているポイントについてや自己PRの答え方についてを解説しています。 その他にも自己PRの質問例文や回答例文についてもご紹介していますので、自分なりの自己PR文作成の参考にしてみてください。 この記事のまとめ 自己PRで企業が確認したいポイントは、「就活生はどんな人柄なのか」「企業で活かせる強みを持っているか」「企業の価値観とマッチしているか」という3点 自己PRは、「結論→具体的なエピソード→入社後どう活かせるか」という流れに沿って話していく 自己PRを求める質問は複数あるため、様々なパターンの自己PRを作成しておく必要がある 「ESとの一貫性がない」「根根拠がない」「面接企業で活かせない」「ダラダラと長い」自己PRはNG  本選考を通過したESを見たい就活生必見! 伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。 本選考に通過したいと考えている就活生は是非参考にしてみてください。 新卒の面接|自己PRで企業が見ているポイント自己PRを考える前に企業が自己PRで見ているポイントを確認しておきましょう。 どのような人柄なのか自己PRで最も見ているポイントは就活生の「人柄」です。新卒採用はポテンシャル採用が基本のため、多くの企業は人柄を重視して採用をしています。  自己PRでは、就活生の強み(もしくは弱み)と同時に様々な経験やその時の思い・価値観も確認することができます。つまり自己PRで自分が力を発揮した経験について聞くことで、物事に対してその学生がどのように考え、どのような行動を取るのかを把握することができます。 「自分が先頭に立ち、引っ張ってまとめるタイプ」「表には出ないが、裏でみんなをサポートしてまとめるタイプ」など就活生が持っている個性や強みは多様ですので、まずはどのような人柄なのかを詳細に確認するために自己PRは重要な質問です。  企業で活かせる強みを持っているか 新卒は企業の今後の大事な戦力です。今後企業にどのように貢献してくれる人材なのかどうかを知るうえでも、就活生の強みやスキルが企業の求めている人物像に合致しているかどうかを見極めています。 自己PRをする際には、就活生自身の強みが企業でどう活かせるのかまで具体的に述べることで、面接官に入社後のイメージを持ってもらいやすくなるでしょう。 人柄や性格が自社の社風に合っているか 自己PRを聞くことで強みだけではなく、就活生の価値観を知ることができます。企業はできる限り長く活躍できる人材を採用したいと考えているため、人柄やスキルはマッチしていても社風に合う価値観を持っていなければ早期離職につながりかねないため、自己PRのエピソードなどを通じ自社の社風に合う価値観を持っているかどうかも確認しています。  POINT OB訪問もしておく 企業のHPだけでは分からない社風や働いている環境や雰囲気などを知っておくとどのような強みを魅せるべきかを確認することができます。その他にもインターンにも参加しておくと良いでしょう。 新卒の面接|自己PRを引き出す質問 面接では「自己PRをお願いします」という直接的な質問以外にも、自己PRを聞き出そうとしている質問が多数あります。 下記のような質問は全て自己PRを引き出そうとしている内容です。 ■自己PRを引き出そうとしている質問例 ・あなたの長所・短所を教えてください。 ・アルバイトで頑張ったことを教えてください。 ・学生時代で一番の挑戦だと思うことを教えてください。 ・これまで直面した困難や挫折した経験と、それをどのように乗り越えたかを教えてください。 ・今までで一番辛かったことを教えてください。 ・今までで最も嬉しかったことを教えてください。 ・今までの人生で一番苦しかったことを教えてください。 ・あなたが失敗から学んだことと、それを活かした経験について教えてください。 ・どのような時にやりがいを感じるのか教えてください。 ・学生時代に特に力を入れたことを教えてください。 ・自分を表す四字熟語を教えてください。 ・自分および周りからみた、自分の性格・キャラクターを、率直且つ具体的に教えてください。 ・自分らしさを表すキャッチフレーズを教えてください。 ・あなたが最も達成感を感じた出来事とその理由を具体的に教えてください。 就活生の個性や性格を確認するために、様々な言い回しを活用した質問が行われます。 このような質問をされた時にどう回答するべきか複数のパターンを用意しておくことをおすすめします。 自己PRを考えることは大変かと思いますが、1回の面接で自己PRを引き出す質問を複数される場合もありますので、同じ回答をしてしまう、返答できなくて空白の時間を生んでしまうなどの状況を避けるためにも、ぜひ準備をしておいてください。 本選考を通過したESを見たい就活生必見! 伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。 本選考に通過したいと考えている就活生は是非参考にしてみてください。 新卒の面接|自己PRの答え方 自己PRに答える場合には、下記のフローに従って答えていきましょう。 この流れに沿って伝えることができれば、論理的且つわかりやすく自己PRをすることができます。 それぞれの項目について細かく見ていきましょう。 STEP1.結論をまとめる まず始めに簡潔に結論から述べます。 ■回答例 「私の強みは〇〇です」 「最もつらかった経験は〇〇という経験です」 「私のキャッチフレーズは〇〇です」 STEP2. 具体的なエピソードを述べる 結論の次に、強みの根拠となる過去の経験に関するエピソードを話します。 エピソードを話す場合、 ①どんな問題が起こったのか ②その出来事に対してどのような行動を取ったのか ③その結果どうなったのか という点を意識し、具体的に回答しましょう。 ③の結果を伝える際は数字などを用いると説得力の強い自己PRになります。 STEP3. 入社後どう活かすのかを述べる 最後に強みを入社後どのように活かしていくかを伝えます。 面接官にあなたが働いている姿を想像しやすくさせるために、できるだけ具体的に答えるようにしましょう。 新卒の面接|自己PRの回答例文10選 ここからは自己PRの回答例を紹介します。下記5つのシチュエーション別に回答例をご紹介しますので、参考にしてみてください。 ・アルバイト ・部活度 ・インターン ・留学 ・サークル 例文は、 のフレームワークに沿って作成しています。 アルバイト ■例文1 ①私の強みは、困難な目標も達成できる粘り強さです。 ②幼い頃から、自転車・鉄棒・水泳・一輪車など、どんなことでも達成できるまで練習に付き合ってくれる家族の存在があったことから、目標に向かってとことん努力し続ける性格が形成されました。 学生時代は、個別指導塾講師のアルバイトをしており、限られた指導時間の中で、生徒の学習に最大限貢献することに努めていました。たとえば、生徒が問題を解けなかった場合には、煮詰まっている箇所を解決するだけでなく、復習となる宿題を出し、家庭学習の習慣を改善させるといった工夫を徹底して行いました。その結果、偏差値を10アップすることができ、先日無事に目標大学に合格することができました。 ③このように困難な目標であっても粘り強く最後までやり抜く精神で、仕事に対してもその都度目標を立て、粘り強く努力し結果を出していきたいと考えています。 ■例文2 ①私の強みは、相手の立場に立って物事を考えられるということです。 ②私はガソリンスタンドでアルバイトをしており、来店されたお客様を必ずリピーターにするという目標を掲げていました。具体的には受付時に雑談を通してヒアリングを行い、お客様にとって最適な提案を徹底しました。その結果、お客様目線に立って相談から提案までを親身になって行う私の人柄が認められ、リピーターが増えていきました。 このことから、相手の立場に立って物事を考えるはこと、信頼関係を構築するうえで非常に重要であると学びました。 ③この経験を活かし、社会に出ても顧客の目線から物事を判断し、相手のニーズに応えられる提案を心掛け、御社の業績に貢献していきたいと考えています。  部活動 ■例文1 ①私の強みは継続的に努力し続けられる点です。 ②私は高校時代に所属していた柔道部は、平成◯年からインターハイに連続出場している強豪校だったのですが、私は高校1年生から始めたため、最初は練習についていくことすら厳しい状態でした。しかし、チームメイトに負けないように毎日朝1時間、夜1時間の自主練を欠かさずに実施し、一生懸命練習に取り組んだ結果、高校3年生の時にはインターハイメンバーに選出されました。 また、私は幼少の頃から痩せやすい体質で、それがコンプレックスでしたが、大学でトレーニング科学や栄養学、生理学について学び、それを活かし毎日1時間のトレーニングを3年間継続したことで自身の筋肉量を増加させ、約15kgの増量に成功しました。 ③今後御社で働く上でも、成果が出るまで継続的に努力し続け業績に貢献していきたいと考えています。 ■例文2 ①私は努力し、周囲を巻き込むことができる人間です。 ②私は学生時代に陸上部に所属していました。私が入部した当初、練習内容が長距離走のスピードを向上させるものに偏っており、もっと持久力を向上させる練習を増やすべきだと提案しましたが、部の中枢的存在ではなく、信頼もなかったためその提案は通りませんでした。 そこで積極的に部内の交流を促進するイベントの企画をし他の部員とのコミュニケーションを取る時間を設けたり、他の部員より多く練習を行い実力をつけるようにしました。 その結果、少しずつ部員が私のことを一目置き、信頼するようになり、練習メニューの変更を受け入れるだけでなく、ランの練習メニューの作成を一任されるまでになりました。その後、部員のランのタイムは大きく向上し、6月に行われた団体戦では50チーム中7位と入賞を果たすことができました。 ③入社後に何か改善したい内容があった場合には、自ら努力し実力を付け、周囲を巻き込みながらより良いサービスを提供できるように努力したいと考えています。 インターン ■例文1 ①私は「期待に応える」ではなく、「期待を超える」ことが好きな人間です。 ②昨年設計業務に関するインターンに参加しました。その際に任された業務が非常に多かったため、当初担当者からは「終える必要はない」といわれていましたが、期待以上の成果を成し遂げたいと思い、期間中に終える計画を立てました。 疑問を次の日に持ち越さないように設計部の方々にその日のうちに質問し解決すること、データ整理を徹底すること、作業時間を効率的に確保することを心掛け、計画した一日のノルマ以上の作業を進めることができました。その結果、計画よりも三日間早く作業をやり遂げることに成功しました。 ③今後業務を進めていくにあたってもクライアントの要望以上の提案ができるように日々努力をし続けることができる構造設計者になりたいと考えています。 ■例文2 ①私の強みは、多文化環境でのコミュニケーション能力です。 ②フィリピンの現地IT系企業にて計2ヶ月間インターンとして勤務した際に、イギリス、タイ、ベトナム、インドといった現地メンバーで構成されるチームで開発案件を進め、中国企業との共同開発案件にも携わり、英語での会話力に加えて、相互の文化的側面の理解、非英語ネイティブ同士の意思疎通におけるリスクヘッジなど、グローバルな環境下でのコミュニケーション経験を多く積むことができました。 ③これらの経験を海外の事業所との連携や異なる文化の社員同士のコミュニケーションなどに活かし、少しでも事業の発展に貢献していきたいと考えています。 留学 ■例文1 ①目標達成のために行動することができる点が強みです。 ②私はワーキングホリデーのためにオーストラリアに3ヵ月間滞在していました。その間1ヵ月間は語学学校にも通っていました。語学学校での授業は、難民問題や同性婚などがテーマで、手を挙げて発表する形式ではなく自由に議論する形だったため全く発言できず、結果クラスメイトから「自分の意見をいわないことは意見を持っていないことと同じ。それではあなたがどんな人なのかわからない」といわれ、文化の違いを感じたと共に反省しました。 そこで異国の友達を20人作ることを目標に、英語の自主学習の時間を増やしたり、語学学校では間違っていても必ず手を挙げるように行動を変えてみたり、日本が好きな外国人が集まるイベントに参加し英語を話す機会を増やしたりとできる努力を実施していきました。その結果、48人もの友達ができました。 ③このように目標達成のために行動し続ける点を御社の仕事の中でも活かし、困難な壁にぶち当たった時でも、最大限の行動をして乗り越えていきたいと考えています。 ■例文2 ①私の強みは相手のことを考える力です。 ②香港留学中に、日本人のみを対象として行っていた餅つき大会を、留学生に向けて企画しました。しかし、日本人を集客することは仲間意識もあり容易ですが、多様な価値観を持つ外国人を集めるためには工夫が必要で非常に難航しました。そこで留学生に餅つき大会を具体的にイメージしてもらうためFacebookページを作成し、餅つきの動画や日本の文化の説明を載せてみたところ、30人もの留学生を集めることができました。 ③相手の目線に立ち、相手によってアプローチ方法を変えることの大切さを御社の業務内容にも活かしていきたいと考えています。 サークル ■例文1 ①私は計画的に物事を進めることができる人間です。 ②私は企画サークルに所属していて、3年生の夏に企画の代表を任されました。一日規模の企画であったため、3か月前からサークル全員の意見を聞き、それらの意見を自分なりに取捨選択し、タイムスケジュールを綿密に決め、サークル員とともに内容を練り上げていきました。 企画当日は前もって準備したことが功を奏して200人もの人が参加し、大成功を収めることができました。代表者として個々の意見を尊重し、受け入れ、調整していくことを繰り返すことによりサークル員が一丸となって企画を成功させることができたと感じています。 ③今後仕事を行っていくうえでも優先順位を立て、スケジュールを引き、物事を円滑に進められるよう仲間とコミュニケーションを取りながら仕事に取り組んでいきたいと考えています。 ■例文2 ①私は人の意見を聞き、問題解決の架け橋となれる人間です。 ②大学では体操サークルに所属していましたが、サークルの団体戦の出場者についてキャプテンとメンバーの間で意見が分かれ亀裂が生じていました。この要因が、キャプテンとメンバーの立場が違うために誤解が生まれているという点に気付いた私は、キャプテンを含めた全員とまずは個別に話し合い、誤解をひも解くきっかけを作りました。その後、皆の理解を得て団体戦メンバーを選出することができました。 ③業務において、意見の対立など問題が生じた場合でもあっても、原因を追求し、解決のための対話をし円滑に解決できるように貢献していきたいと考えています。 本選考を通過したESを見たい就活生必見! 伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。 本選考に通過したいと考えている就活生は是非参考にしてみてください。 新卒の面接|自己PRで注意すべきポイント ここからは自己PRを行う際に注意すべきポイントを紹介します。 ESとの一貫性がない 面接は基本的にESで書いている内容をより具体的に伝える場です。面接官は面接を行う前に就活生のESを読んでいますので、ESで書いた内容と全く異なる自己PRをすることは避けましょう。全く違う自己PRをしてしまうと、自己PRの信憑性が下がりますし、一貫性のない人だという印象を与えてしまいます。 面接ではESに書いた自己PRをより具体的にアピールするという気持ちで臨むようにしましょう。 根拠がない いくら「私には~~という強みがあります」と良い長所をアピールしても、それを裏付けるエピソードがないと企業側から「本当にそうなのか?」と疑われてしまいます。 自己PRを語る際に最も大切なことは、強みを証明できる実体験を伝えるということです。 具体的な経験を伝えられるかが不安という就活生は、再度自己分析を行い、自分の強みはこれだと思った理由はなぜかを振り返ってみてください。 企業の業務内容と合わない 「その企業に合った強みをアピールする」ということを意識しましょう。企業は自社の利益を生み出してくれる人材を採用したいと思っているため、その業種で活かせない強みをアピールされても全く魅力を感じません。業界研究を行い、志望企業の業種内容を理解したうえで自分の強みは活きるのかを確認してください。 ダラダラと長く話しすぎない 自己PRも自己紹介と同様に1分程度を目安に話し終えるようにしましょう。あまりにも長くダラダラと話し過ぎるのは、要点がつかめず「あまり有能ではなさそう」という印象を与えかねません。結論から端的に要点を絞って話すように心掛けましょう。 

2024.04.25

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特技一覧を参考に面接で好印象を与える特技を見つけよう!ポイントや注意点も紹介!

就活では特技に関して聞かれることがあります。 「特技がないけどどうしよう・・・」 「特技の探し方がわからない・・・」 など特技に対してどう回答すれば良いかと悩んでいる就活生に向けて、本記事では、特技の探し方と特技一覧をご紹介しています。 そもそも面接官が特技を聞く理由や特技を回答する際の注意点についてもお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 特技は、「学生時代にやっていたこと」「仕事に活かせること」「人にはマネできないこと」「ギャップを感じさせること」「趣味」から探すことができる 面接で「特技」を聞く理由は「人柄を知る」「仕事の適性があるかを見極める」「緊張をほぐす」ためである 面接で特技を伝えるには「お酒・ギャンブルにまつわること」「政治・宗教に関すること」は言わないほうが良い 特技一覧と特技の探し方 特技で何をアピールすれば良いか分からないと感じている就活生は、下記の一覧を参考にしてみてください。学生時代にやっていたことから探すまずは、学生時代にやっていた習い事や部活動を通じて習得したものを思い返してみます。幼少期から継続しており得意だと感じているものがあれば、それを特技としても良いでしょう。 特技一覧|学生時代にやっていたこと ・野球 ・サッカー ・バレーボール ・バスケットボール ・ソフトボール ・テニス ・バドミントン ・卓球 ・ハンドボール ・ラグビー ・陸上競技 ・柔道(段位があれば併せて記載する) ・剣道(段位があれば併せて記載する) ・空手(段位があれば併せて記載する) ・弓道(段位があれば併せて記載する) ・ボクシング ・レスリング ・水泳 ・書道(段位があれば併せて記載する) ・華道(流派や段位を併せて記載する) ・茶道(流派や段位を併せて記載する) ・楽器演奏(ピアノ、ギター、バイオリンなど具体的な楽器を挙げるとよい) ・歌・合唱 ・写真 ・英会話(英語以外の外国語も含む) ・工作 ・絵画 ・将棋(段位があれば併せて記載する) ・囲碁(段位があれば併せて記載する) ・e-スポーツ できれば、1年以上継続しているものを選ぶことをおすすめします。数える程度しか行ったことのないものはさすがに特技とは言えませんので、ある程度の期間継続して実施しているものを選ぶようにしてみてください。仕事に活かせることから特技を探すこれから面接を受ける企業で活かせる特技を持っている場合には、是非アピールしてみましょう。 業界や職種によっても異なりますが下記のような特技は、高評価を与える可能性もあります。 特技一覧|仕事に活かせること ・語学力 ・プログラミング ・映像制作 ・動画編集 ・イラスト制作 ・Webサイト制作 ・ゲーム制作 ・SNS投稿 ・ゴルフ Web関連の需要はどの業界・職種においても役立つ可能性が高いですので、周りの人から「すごいね!」と言われた経験のあるものがあれば、アピールしてみましょう。 ゴルフは企業で接待として行われる場合もありますが、コロナ禍以降、接待自体が少なくなっているので活かせる可能性は低いかもしれませんが、大人の趣味にも積極的にトライしているという印象は残せるはずです。日常的に継続しているものの中から探すその他にも日常生活の中で継続していることも特技として使えるケースもあります。 特技一覧|日常的に継続していること ・料理(パン作りやお菓子作りも含む) ・お弁当作り ・手芸(裁縫や刺繍、編み物、マスコット作りなど) ・筋トレ ・ストレッチ ・清掃 ・ジョギング ・投資日常的にやっているからといって、炊飯器でご飯を炊く、洗濯機で洗濯するというような当たり前のことを特技として伝えることはNGです。 あくまで特技ですので、土鍋でおいしいご飯を炊ける、どんな汚れでも染み抜きできるとなるなど、他の人には真似できないことをやっていることを選びましょう。 面接の場では、この特技を続けたことによって得られたことや業務にどう活かせるのかといったポイントも交えて話すと好印象です。人にはマネできないと思うものの中から探す努力しなければできないような特技も印象に残せるだけでなく人柄を表現できます。 特技一覧|人にはマネできないと思うこと ・天気予報(気象予報士の資格を取得していれば資格についても記載する) ・家電製品を修理できる ・世界遺産の名前を全て言える ・日本全国の駅名を全て言える ・3ケタの掛け算を暗算できる ・速読 ・手話 ・落語 ・お笑いのネタ作りあくまでの面接の場ですので、仕事に活かせる特技についてアピールした方が好印象を与えることができますが、どうしても人柄をアピールしたい場合には、人にはマネできないと思うことを伝えることで、印象に残すことに専念しても良いでしょう。 この項目の中から特技を選ぶ場合には、努力した点やその努力を入社後どのように活かそうと考えているのかという点も合わせて伝えるように意識をしてみてください。ギャップを感じさせるものを見つける「まさか、この人にこんな特技があったとは意外だ」と思わせるような特技はないか探してみるのも良いでしょう。インパクトを与えられるだけでなく、深掘り質問をしてもらえる可能性が高く、面接の場が盛り上がりやすくなるはずです。 特技一覧|ギャップを感じさせるもの ・か弱そうな女性の場合:空手や柔道の有段者 ・真面目そうな女性の場合:HIPHOPダンス歴8年 ・体格がよく活発そうな男性:生け花・茶道歴5年 ・おとなしそうな男性:ウエイトリフティング 優勝経験あり面接で印象を残したいと考えている場合には、このようなギャップを活かした特技をアピールするのも良いでしょう。 また、これらを始めたきっかけやこの特技をやったことによってどのように変わったのかなどについて深堀りされることが想定されます。 その際には、就活先の企業が求める人柄にマッチしていることをアピールする一言を合わせて伝えられると好印象です。趣味から探すその他にも趣味から探すという方法もあります。 趣味と特技の違いは、下記の通りです。 趣味・・・自分の好きなことや熱中できること 特技・・・他の人と比べて自信のあることや得意なこと そのため、趣味として自分が日頃から好きで取り組んでいるものの中には、他の人には負けないと自信を持って言える得意なことがあるかもしれません。 周りの人から「そんなことできるの?」「すごい!」と言われた経験があれば、それは特技といって良いでしょう。 そのため、まずは自分の好きなものを見つけてみることから始めてみましょう。 特技一覧|趣味から探す ・アクセサリー作りが好き→フリマアプリで年間〇〇万円の販売実績あり ・ネイルが好き→友人のネイルなども実施、インスタに常に公開しフォロワー1万人以上 ・走ることが好き→フルマラソンの大会に出場している(タイムなども記載) ・カラオケが好き→カラオケで95点以上の高得点が出せる面接で「特技」を聞く理由とは?そもそもなぜ面接で「特技」について聞くのでしょうか。人柄を知りたいため面接では様々な角度から人柄を見極め、企業に合った人材かどうかを判断しています。 特技を聞くのも、人柄を知るための質問の一つです。 特技を知ることで、その人の努力してきたことや考え方、価値観、志向性が見えてくるため、面接で質問されることが多いと覚えておきましょう。仕事の適性があるかを見極めるため特技とは自分が得意なことですので、特技を知ることによって、仕事の適性がみえてきます。 たとえば、「アクセサリー作りが得意」という方の場合、細かい作業を根気強く続けることができるという印象を受けますし、「筋トレが特技」という場合には、ストイックに業務に打ち込むストレス耐性の高さがあるという印象を与えます。 特技が複数あるという場合には、特技から連想されるイメージを理解したうえで、選考先の企業と親和性の高い特技は何かを考えてみるとよいでしょう。緊張をほぐすためその他にも面接で緊張している就活生の緊張をほぐすために、あえてフランクな質問として「特技は?」といった質問をするケースがあります。 特技の返答だけで合否が決まることは考えにくいですので、リラックスして回答できると良いでしょう。面接で「特技」を伝える際の注意点面接で特技を伝える場合には、特技として挙げたものが相手にどのような印象を与えるかを意識して回答することが大切です。マイナスイメージを与えかねない内容もありますので、事前に確認をしておきましょう。お酒、ギャンブルにまつわることは避けるお酒やギャンブルにまつわる内容は避けたほうが良いです。 単にお酒が強い、お酒が好きであると伝えた場合、不摂生をしているような印象を与えます。 また、ギャンブルが好きと伝えるとギャンブル依存症のような印象を与えてしまいますのでおすすめできません。お金の使い方が健全でなく、「会社にリスクを与えるのでは?」と警戒されてしまうかもしれません。 応募先の企業がお酒を扱っている場合や利き酒師やソムリエのように資格として証明できるものであれば、よい話のネタになる可能性もありますが、一般的にはお酒やギャンブルの話は良い印象をもたれにくいため避けたほうが懸命です。政治・宗教関連の内容は避ける政治や宗教に関係することを特技として挙げることもおすすめできません。 多くの企業は、基本的人権を尊重し、適性・能力のみを基準として採用するという厚生労働省の基準に則り採用活動をしています。基本的人権の中には、思想・良心の自由や信教の自由という権利があり、仮に面接の中でこれらの内容を深堀りした場合、「政治や宗教に関することが原因で落とされた」と言われても反論ができません。 そのため、ほとんどの企業では予防策として、応募者の政治や宗教に関することには一切触れないようにしているのです。話題として触れてもらえないことを、特技の欄に書くことはナンセンスですので、このような内容は避けたほうが良いでしょう。まとめ「特技」というフランクな質問だからといって、気を抜いてはいけません。 就活では、様々な質問を通して就活生の人柄を見極めようとしています。「特技」も人柄を知り、職務適性を見極めようとしている質問の一つであることを理解したうえで、面接対策を行うと良いでしょう。 本記事が少しでも就活の役に立てば幸いです。

2024.04.24

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面接で就活生の「苦手な人」を聞く理由とは?回答方法と例文12選

面接で「苦手な人は?」と聞かれて困ってしまった経験を持つ就活生もいるのではないでしょうか。 本記事では、面接官が苦手な人を聞く理由や好印象を残す回答のポイントについて説明しています。 その他にも回答方法や回答例も掲載していますのでぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 苦手な人を聞く理由は「就活生の人柄・人間性を知る」「苦手な人とも協力して仕事ができるかを見極める」ため 自己分析を行い苦手な人を明確にし、面接では自己PRの内容と関連付けをし、志望企業の求める人物像や社風・企業の価値観にマッチした回答をすると好印象を与えることができる 苦手な人を回答する場合には「苦手な人はいない」「その人とは関わらない」といった回答はNG。 苦手な理由のみで回答を終えたり、太っているなどの身体的な特徴に関する回答も避ける 面接で就活生の苦手な人を聞く2つの理由ここでは企業が苦手な人を聞く理由についてお伝えしていきます。 苦手な人がいると答えると逆に印象が悪くなるのではと感じている就活生もいるかもしれませんが、そんなことはありません。面接官がこの質問を通じて知りたいポイントを理解して返答できるように準備をしておきましょう。 就活生の人柄・人間性を知るため1つ目の理由は就活生の人柄や人間性を見極めるためです。 面接は就活生の人柄を確認する場ですので、多方面から様々な質問をして就活生の素の人柄を見極めようとしています。そのため、あえてネガティブな内容の質問をするということを覚えておきましょう。 下記のように「苦手な人」から逆算して就活生の性格を知ることができます。 「嘘をつく人が嫌い」→「正義感が強いまじめな性格」 「時間にルーズな人が苦手」→「几帳面・計画性が高い」 この回答から、面接官は社風や企業の求める人物像とマッチしているかも把握していますので志望企業の社風や求める人物像も確認しておきましょう。苦手な人とも協力して仕事ができるかを見極めるためもう一つの理由は苦手な人と協同して仕事を進めることが可能かどうかを見極めるためです。 学生時代までは自分の好きなタイプの人とだけ付き合えば良かったかもしれませんが、社会に出るとそうはいきません。仕事をするうえでは、様々な性格の人と働く機会があります。 もちろん自分が苦手とするタイプの人と付き合わなければならないケースも出てくるでしょう。 面接で苦手な人という質問をすることによって、苦手な人とどのように向き合ってきたのかを確認し、入社後の働き方を見極めているのです。面接で就活生の苦手な人を聞かれた場合の回答方法ここでは、苦手な人に対する回答方法についてお伝えしていきます。下記のフレームワークに沿って回答するとどのような人柄か予想しやすくなり、入社後もしっかりビジョンをもって働く意思がありそうだと高評価に繋がるでしょう。STEP1. ①結論簡潔に自分はどんな人が苦手なのか伝えましょう 例) 私の苦手な人は〇〇です。 STEP2. ②理由と具体的なエピソードなぜ苦手か、どのような部分が苦手かを伝えます。 具体的な経験やエピソードを交えて話せると、面接官に伝わりやすいでしょう。STEP3. ③改善方法ここが一番重要です。苦手な人に対して「どう対処したか」「改善するために何をしたか」について話します。実践し改善できた方法などがあれば、具体的なエピソードを交えて伝えましょう。STEP4. ④入社後にどう活かすか入社後にどう活かすのかを話します。 例) 入社後は今回の経験を〇〇の業務で活かしていきたいと考えています。 面接で就活生の苦手な人を聞かれた際の回答例12選ここでは「苦手な人」を聞かれた場合の回答例を紹介していきますので回答方法の参考にしてみてください。【回答例】価値観が合わず苦手な人 ・時間にルーズな人 ・マナーに欠ける人 【回答例】性格が苦手な人 ・協調性がない人 ・ネガティブな人 ・すぐに感情的になる人 ・責任感がない人 ・優柔不断な人 【回答例】取る行動が苦手な人 ・話を聞かない人 ・必要な連絡をしない人 ・挨拶をしない人 ・悪口をいう人 ・嘘をつく人【回答例】価値観が合わず苦手な人時間にルーズな人 ①私の苦手な人は「時間にルーズな人」です。 ②大学時代にサークル活動のイベントで委員長をしていた時のことです。メンバーにイベント当日配るチラシ制作をお願いしており、イベント開始の1週間前までには提出するように依頼をしていました。しかし提出されたのは、イベント開始前3日前でした。そこから添削をし必要な部数を印刷しギリギリ間に合いましたが、本来終わっているはずの業務が直前にずれ込んだため、他の業務が逼迫し、時間にルーズな人がいるとプロジェクトが失敗する可能性もあると感じました。 ③ただ改めて思い返すと、私の管理が甘かったことも原因だと感じています。今回のイベント以外にもアルバイトも多数こなしている子だったので、もっと細かく進捗確認をして前もってフォローをするなど私自身もできることがあったのではと反省しています。 ④入社後もプロジェクトを進める際には、今回の経験を活かし、進捗を適宜確認しフォローし合いながら進めていきたいと考えています。 マナーに欠ける人 ①私の苦手な人は「公共の場でのマナーに欠ける人」です。 ②私自身がすべてのマナーに精通しているわけではありませんが、公共の場での最低限のマナーは守るべきだと感じています。 電車やバスなどで老人が立っている目の前で足を組んで座っている人を見るといたたまれなくなります。また姉が妊娠中に席を譲ってもらえなくて辛かったという話を聞き、公共の場は譲り合って使うべきだと感じました。また電車の中で電話をしたり大きな声で話すなどの行為も他人の迷惑になるのでやめるべきです。 ③そのため当たり前ですが、公共の場では他人の迷惑になるような行為はしないですし、自分が電車やバスに乗っている時は席を譲ることで模倣となるように振る舞っています。ただし、マナーの物差しは人によって異なりますし、時と場合によってはマナーを守れなかった背景を考慮する必要もあると考えています。私自身の価値観を押し付けることなくフォローできる点は助け合いたいです。 ④入社後働く会社のスペースは自分だけのものではなく、みんなが共有する場所です。みんなが気持ちよく過ごせるようルールを守り快適に仕事に取り組めるよう心掛けたいと考えています。 【回答例】性格が苦手な人協調性がない人 ①私の苦手な人は「協調性がない人」です。 ②学生時代に所属していたサッカー部に協調性のないチームメイトがいました。彼は、なぜかチーム練習の時間にもかかわらず個人練習をするなどチームの輪を乱す行為が多くみられました。当時副キャプテンを努めていたので注意をし練習に参加するように促していたのですが、何度注意しても参加する気配が見られなかったことから、押してダメなら引いてみろ作戦として、注意せずに一度肯定することを思いつきました。 ③いつも練習してえらいよな!といった声かけから始めるなど肯定しながら会話をすることを心掛けたところチーム練習に参加しない理由を本音で答えてくれるようになりました。そこで、全体ミーティングを開き、今後の練習メニューや方法について意見を出し合い、そのメンバーの意見も含め全員の意見を取り込んだ練習を行うことが決まり、彼も一緒に参加するようになりました。 ④入社後も、協調性がないからと排除するのではなく、理由や要因を確認し納得して取り組めるチーム作りを行っていきたいと考えています。 ネガティブな人 ①私が苦手と感じる人は「ネガティブな発言が多い人」です。 ②学生時代に飲食店でアルバイトをしていたのですが、そこで働く仲間の一人がネガティブな発言をする人でした。嫌なことや面倒なことがあるとすぐに「〇〇やりたくないな」「〇〇ってやる意味あるの?」といった発言を繰り返していました。 ③このような発言を聞いた時には「その気持ちは分かるよ。ただ〇〇をするとお客様が気持ちよくお店を利用できるんじゃないかな」などポジティブな気持ちになれる声掛けを心掛けていました。 ④今後もネガティブな発言をする人と共に仕事をする機会があるかもしれませんが、アルバイト時代に実践していた接し方を活かし、良い人間関係を構築できるよう努力していきたいです。 すぐに感情的になる人 ①私の苦手な人は「すぐに感情的になる人」です。感情に身を任せるが故に建設的な話ができなくなるためです。 ②学園祭の準備をチームに分かれて作業を行っていた時のことです。自分の意見が通らなかったメンバーの一人が急に感情的になり大声で怒鳴り始めました。以前から嫌な事があると大きな声を出したり物にあたったりすることがあり、周囲もどう対処すべきか悩んでいました。 ③怒りに身を任せているところを落ち着かせるために、まずは否定するのではなく、意見を肯定的に聞いてあげ、本人がやりたかったこと気に入らなかったことを丁寧に聞くことを心掛けました。そうすることで、気持ちの整理がつき冷静さを取り戻すことができました。 ④入社後もこのようなタイプの方と一緒に仕事をすることがあるかもしれませんが、相手の意見を聞き入れる姿勢を持ち、良好な関係を築くことができるように努力していきたいです。 責任感がない人 ①私の苦手な人は「責任感がない人」です。 ②コンビニエンスストアでアルバイトをしていたのですが、そこに責任感のない人がいました。毎週自分の希望に合わせてシフトを提出するのですが、彼と一緒の時には必ずといっていいほど時間に遅れてくるのです。また、棚卸をしている際も終わったと聞いて安心していると実はまだ半分しか終わっていなかったりと全うに仕事をすることがなく困っていました。 ③最初はお客様や業務に支障が出ないようにと私が負担していたのですが、負担は増える一方で疲弊しつつありました。そこで店長に相談し改善策を練るなどして対応をしていきました。このことから一人で悩むのではなく相談することの重要性を学びました。 ④入社後も何かトラブルがあった時には一人で解決しようとせずに周囲にも相談をすることも意識して、適切に対応していきたいと考えています。 優柔不断な人 ①私の苦手な人は「優柔不断な人」です。 ②優柔不断な友人がいるのですが、レストランに行くとメニューを選ぶまでに時間がかかったり、旅行先を決める時にもなかなかまとまらなかったりと何事にも時間がかかり話が進まない点に苦手意識を持っています。 ③友人の場合、複数の選択肢がありすぎると迷う傾向があるため、友人の気持ちを聞き整理をし、選択肢を分類訳をして狭めていきできるだけ決断を迷わせないように配慮するようサポートしています。 ④入社後も様々なタイプの人と一緒に仕事をすることになるかと思いますが、相手の癖や傾向を判断し、円滑に物事を進めることができるように努力をしていきたいと考えています。 【回答例】取る行動が苦手な人話を聞かない人 ①私の苦手な人は「人の話を聞かない人」です。 ②人が話している途中にもかかわらず、話を遮って自分の話ばかりする人がクラスにいました。普段の会話ではそこまで気に留めることはなかったのですが、ディスカッションの授業でも自分の意見ばかりを主張しており、せっかくの異なる意見を聞きながら議論をする場にもかからず議論が膨らまないことに違和感を覚え機会損失だなと感じました。 ③次のディスカッションの時には、進行役を立て一人ずつ発表する時間を決め時間内に話すといったルールを作って運用したところ改善が見られました。 ④入社後も意見交換やディスカッションの場があると思います。自然と意見交換ができる雰囲気作りももちろん大事ですが、人の話を聞かないような人がいた場合には、今回の経験を活かし進行方法を改善するなど工夫をしながら取り組んでいきたいです。 必要な連絡をしない人 ①私の苦手な人は「必要な連絡をしない人」です。 ②細かな連絡が欲しいとは思いませんが、必要な最低限の情報はすぐに連絡して欲しいと思っています。私の友人には、約束の時間を過ぎているにもかかわらず連絡をしない人がいます。もし仮に遅刻すると分かったタイミングで連絡をしてくれていれば、待っている時の気持ちも変わりますし、待ち時間を有効活用することもできます。 ③友人には遅れそうな時は事前に連絡をするように伝えるなどしてできるだけ改善してもらえるように努めています。 ④社会に出て、仮に必要なタイミングで連絡をしなかった場合、相手を不安にさせるだけでなく責任感がないと失望される可能性もあります。そうならないよう必要に応じて連絡する意識を忘れずに仕事をしていきたいと考えています。 悪口をいう人 ①私の苦手な人は「悪口をいう人」です。 ②学生時代のアルバイト先に悪口や陰口をいう人がいました。「〇〇さんはいつも〇〇しない」「また店長が〇〇している」といった具合に誰のことでも不満や悪口をいっていました。その悪口を聞いていると、気持ちが暗くなり気が滅入ってくるのです。 ③「確かに〇〇さんは〇〇をいつもやってくれますが、〇〇さんのおかげでこの仕事が楽になっていると私は思っています」や「〇〇さんはいつもフォローしてくれますし良いところもありますよ」などポジティブな面に目を向けてもらえるように工夫をした声かけを心掛けていました。 ④社会に出てからも悪口に加担するのではなくポジティブな面に目を向け良好なチームワーク作りに貢献していきたいと思います。 嘘をつく人 ①私は「嘘をつく人が苦手」です。 ②学生時代にチームで協力して提出する課題を行った時にそう感じました。期日に間に合うように役割を分担して執り行いました。提出期日の中間地点では進捗確認を行い、全員が順調に進んでいるといっていたのですが、実はその時点で一人のメンバーは全く何も進んでいなかったのです。その事実が発覚したのは、期日まであと3日のタイミングでした。 メンバー全員で手伝いなんとか提出期日に間に合わせることができたのですが、本来であればもっとクオリティを高めることもできたはずです。一人の嘘がみんなに迷惑をかけることを改めて身をもって感じました。 ③改めて振り返ると私たちの行動にも改善点があったと感じています。進捗確認時に内容も確認しておけばフォローし合うことができ、このような事態を引き起こすことはなかったと反省しています。 ④入社後もチームでプロジェクトを進める機会があると思います。今回と同じ失敗をしないために、進捗確認の頻度を高めお互いのスケジュールを把握し、フォローをし合いながら仕事を進めていきたいと考えています。  挨拶をしない人 ①私の苦手な人は「挨拶をしない人」です。 ②同じサークルに挨拶をしない人がいました。出会った当初「この人はなぜ挨拶をしないのだろう」と疑問に感じ苦手意識を持っていました。 ③しかし、単純にシャイな性格であるため挨拶を恥ずかしがる人であると気付き、自分から積極的にコミュニケーションを取るように心掛けました。 ④挨拶はコミュニケーションの基本であり、挨拶を通じて良い関係が構築され良い環境を作ることができると考えています。社会人になっても、自ら積極的に挨拶をすることを心掛け、良い環境に貢献していきたいと考えています。 好印象を残す回答にするためのポイントここでは、上記の回答例を例に面接で苦手な人を聞かれた際の回答で好印象を残すコツを紹介しますので、面接を受ける前に確認をしておきましょう。 自己PRの内容と関連付ける苦手な人について回答する場合には自己PRの内容と関連づけると面接官は就活生の人柄や価値観をよりイメージしやすくなるため好印象を残すことができます。 【具体例】 ・自己PR「私の強みはどんなことでも前向きに捉えられるところです」(強み:ポジティブ) ・苦手な人「ネガティブな人です」    ▼ 一貫性が出るため好印象を与えることができる 上記のように苦手な人を述べる際は自己PRでアピールする強みと真逆なものを選ぶと一貫性が出ますのでおすすめです。志望企業の求める人物像や社風にマッチした内容を伝える面接官は面接全体を通して、自社とマッチする就活生かどうかを見極めています。「苦手な人」という質問も例外ではありません。 たとえば、志望企業が若手にも裁量権を与える社風の企業の場合「新しいことに挑戦しない人が苦手です」と回答すると「この就活生はうちの社風に合いそうだ」と良い印象を持ってもらえるでしょう。 ただ苦手な人を伝えるのでなく、企業研究を行ったうえで志望企業に合った内容を答えられるように準備をすることをおすすめします。就活生が苦手な人を回答する場合に避けたいNG例ここからは「苦手な人」を回答する場合に避けたほうが良いNG例を紹介しますので参考にしてみてください。「苦手な人はいません」と回答する自分自身を良く魅せるために「苦手な人はいません」と回答しようと考えている就活生もいるかもしれませんが、マイナス評価に繋がる可能性が高いためおすすめできません。 全く苦手な人がいないというのは考えにくいことですので、面接官は嘘をついている、自己分析ができていないと判断します。 前述している通り苦手な人を通して就活生の人柄や企業とのマッチ度、入社後の人付き合いの仕方などを確認していますので、自分自身をアピールする場と捉え、何らかの回答を用意しておきましょう。「苦手な人とは関わりません」と回答する「苦手な人とは関わりません」「苦手な人とは距離を置くようにしています」といった回答も止めましょう。これらの回答からは「嫌なことから逃げ出すタイプ」「やりたくないことはやらない」という印象を受けるため、マイナス評価となる可能性が高いです。 また、前述の通り入社後の人付き合いについても確認していますので、このスタンスでは選考を通過することはできません。 面接官の質問の意図を理解したうえで回答を考えてみてください。ネガティブな発言で終える苦手な人とその理由だけ述べて回答を終了することもNGです。 重要な点は対処方法や今後どう付き合っていくかという点ですので、ネガティブな発言で終えるのではなく、「どう対処したのか」「どう問題を解決したのか」というポジティブな結論に変換して終えるようにしましょう。身体的な特徴を伝える「太っている」「ハゲている」といった身体的な特徴に対する回答もおすすめできません。身体的な特徴に対する対処法や改善策を講じることは難しいですし、このようなタイプの人がいる場合は一緒に仕事をしないといっているの同意義と捉えられる可能性も高いです。面接の場では、なぜこのようなタイプが苦手なのかといった明確な理由が伝えられ、適切な対処法を示せる内容となっているかどうかを意識しましょう。 "苦手な人"を通してあなたのことを知ろうとしている ここまで説明してきた通り、「苦手な人はどんな人ですか?」という質問を通じて面接官は①人柄・人間性、②苦手な人とも協力して仕事を進められそうか、と言う点を確認しています。 質問がネガティブな内容の為、自己分析や面接対策が十分に出来ていなければ、意図せず批判的な表現が強くなったり論理的ではなく、ただ感覚としての苦手な人を伝えてしまうので回答の際には細かい表現に注意が必要です。 準備が出来ていなければ、柔軟に対応しづらい質問であるという背景から"得意"な人ではなく、あえて"苦手"な人を聞いているといのかもしれません。 こうした質問はいくつかありますので、同様の質問に対しても落ち着いて回答できるように、自己分析を行ったうえで本記事で紹介している例文・構成を参考に自分なりの回答例を作成してみましょう。 このような記事も読まれています 面接で就活生の失敗談を聞く理由や回答方法【回答例文13選】

2024.04.12

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面接の服装で悩む就活生向け|私服?スーツ?選び方のポイントを解説!

人生を左右する面接の第一印象は非常に大切です。 第一印象を良くするために、できる用意の一つに服装があります。 本記事では、面接で好印象を残すための服装選びのポイントを解説しています。 企業によっては「私服でお越しください」「カジュアルな服装でお越しください」など指定するケースもあるため、何を着ていくべきか迷っている就活生は、是非本記事を参考に最適な服装を選んでみてください。  この記事のまとめ 面接の服装を選ぶ際には、清潔感を意識し、自分の身体にフィットしたTPOに合った服装を選ぶ。全体のバランスが整っているかにも配慮する 面接の服装は基本的にはスーツが無難  「私服で」「カジュアルな服装で」と指定された場合には、オフィスカジュアルを選択する 面接での服装を選ぶ際のポイント面接の服装を選ぶポイントは以下の4点を意識しましょう。自分の身体に合った服を選ぶ大きすぎるジャケットは「ダボダボしていてだらしない」、丈が短すぎるズボンは「みずぼらしい」といった印象を与えてしまう可能性がありますので、自分に合わないサイズのスーツはおすすめできません。 リクルートスーツは就活時にしか使うことはありませんが、兄弟姉妹のおさがりではなく、自分の体形に合ったスーツを採寸して準備をしておくことをおすすめします。サイズ感が分からない場合には、お店の人に相談し適切なサイズを選ぶようにしましょう。清潔感を意識する面接時の服装は第一印象を決めるものとなりますので、衣服にしわやシミ、匂いなどがないかをチェックし、好印象を残せるように準備をしておきましょう。面接前にはクリーニングに出しておくことをおすすめします。TPOに合った服装を選ぶ面接の服装選びのポイントは「TPO」に合ったビジネスの場に相応しい服装かどうかという点です。就活は社会人への第一歩であり、どれだけビジネスの場に合った行動ができるのかという点も面接では確認されます。面接の場であることを再度認識し、企業の一員として迎えてもらうにあたり適切な服装かどうかという観点で服装を選ぶように心掛けましょう。全体のバランスが整っている近年は面接にオフィスカジュアルを求められるケースも多くなっています。オフィスカジュアルは上下セットで販売されていないこともあり、全体の統一感がなくバランスの悪いコーディネートになっているケースもあります。着丈や色の配色などの組み合わせが得意ではない場合には、お店の人の力も借り就活用にバランスの整ったオフィスカジュアルセット服を用意しておくと良いでしょう。面接時の服装選び方面接時の服装を指定されるケースもありますが、曖昧な表現で何を選べばいいのか悩んでしまうこともあります。ここでは、失敗しない服装選びの考え方をお伝えしていきます。「指定なし」の場合おすすめの服装:「スーツ」 服装に対する指定がない場合、スーツで行くことが無難です。社会人の正装は「スーツ」ですので、面接という正式な場に出向く場合、指定がないのであれば「スーツ」を選ぶことをおすすめします。「服装自由」の場合おすすめの服装:「スーツ」 「服装自由」という指定が、就活生の中で一番頭を悩ませるのではないでしょうか。この場合も基本的にはスーツが無難でしょう。「スーツ」は正装ですのでどのような場においても相手に不快感を与えることはない服装です。 ただし、ベンチャー企業など会社全体がカジュアルな社風の企業の場合には「オフィスカジュアル」でも問題ないケースもあります。その他にもアパレル業界など服装から個性を把握したい業界の場合には、私服の方が良い場合もありますので、迷った場合には、OGやOB訪問をしておくと良いでしょう。「私服で来てください」の場合おすすめの服装:「オフィスカジュアル」 ここでは、「私服で」と指定されているので私服でいくことをおすすめします。 ただしビジネスにおける私服とは、「オフィスカジュアル」であることが前提なので、デニムにTシャツなどのラフなスタイルは避け、節度のある服装を選びましょう。オフィスカジュアルについては後ほど詳しく説明します。  CHECK! アパレル業界やエンタメ業界などは例外 アパレル業界の場合、ファッションセンスやブランドコンセプトとのマッチング度を確認する目的として私服を指定するケースが多いです。インターンに参加する際は、ブランドの雰囲気に合った服や自社ブランドの服を着用し、私服で自己アピールをしましょう。   「カジュアルな服装でお越しください」の場合 おすすめの服装:「オフィスカジュアル」 ビジネスにおけるカジュアルは「オフィスカジュアル」のことです。企業側の意図としては、どれだけTPOを守れるかといった点を確認していると考えられます。デニムやTシャツといったラフなカジュアルではなく、ビジネスの場であることを意識し、面接の場に合った服装を選ぶようにしましょう。 就活の服装|リクルートスーツの選び方 ここではリクルートスーツの選び方についてお伝えしますので、参考にしてみてください。 男性の場合 男性の場合のスーツの選び方は下記の通りです。迷ったらお店の方に相談し、自分の身体にフィットしたスーツを選びましょう。 スーツ ・色:黒色または紺色  ※グレーやベージュなどの明るい色は避ける ・柄:無地  ※チェック柄やストライプは面接には不向き ・ボタンの数:2つボタンのシングルスーツ ・サイズ:身体にフィットしたもの選ぶ  ※小さめのスーツは窮屈で貧相に見え、大きめのスーツはだらしなく見えてしまう   Yシャツ ・色:白色 ・柄:無地 ・形:レギュラーかワイドカラー  ※無地の白のYシャツレギュラーカラーとワイドカラーの画像を入れる   ネクタイ ・色:相手に与えたい印象の色見のネクタイを選ぶ ・柄:ドット柄、ストライプ、無地が無難 POINT 色が与える印象 ネクタイの色を選ぶ際には色が与える印象も参考材料にしてみると良いでしょう。 色によって下記のような印象を与える効果がありますので是非参考にしてみてください。 ①紺・ブルー系 「知性」「信頼」 ②赤・エンジ系 「やる気」「情熱」 ③イエロー系 「社交性」「華やかさ」 靴 ・黒の紐のついた革靴 靴下 ・色:黒色 ・柄:無地 鞄 ・色:黒色 ・柄:無地 ・サイズ:A4サイズの資料が入る ・その他:自立する(面接時に椅子の横に置くため) 女性の場合 女性の場合は下記の通りです。 スーツ ・色:黒色・紺色 ・柄:無地  ※チェック柄やストライプ柄は面接には不向き ・ジャケットのボタン:2つボタン ・ボトムス:スカートorパンツ  ※自分らしさをアピールできるものを選ぶ シャツ ・色:白色 ・柄:無地 靴 ・色:黒色 ・素材:革 ・デザイン:無地でシンプルなもの ・ヒール:高さ3~5cm、太め  ※ヒールが苦手な方はフラットヒールの靴も可 ストッキング ・色:ベージュ  ※黒タイツや黒ストッキングはお悔みなど不幸なイメージを連想するため面接には不向き 鞄 ・色:黒 ・柄:無地 ・サイズ:A4サイズの資料が入る ・その他:自立する(面接時に椅子の横に置くため) 就活の服装|クールビズの選び方 夏場のインターンの場合では、「クールビズ」を指定される場合もあります。クールビズの場合の服装についてもご紹介します。 そもそも「クールビズ」とは、「ノージャケット、ノーネクタイの服装」のことです。オフィスカジュアルと混同しがちですが、リクルートスーツが基本ですので勘違いしないように注意してください。 リクルートスーツを持っているのであれば、クールビズ用にわざわざスーツを新調する必要はありません。手持ちのリクルートスーツのジャケットとネクタイを外した服装で臨みましょう。 男性の場合 男性の場合のクールビズの選び方は下記を参考にしてみてください。 ジャケット・ネクタイ クールビズの場合、ジャケット・ネクタイは不要です。 ボトムス ボトムスは、リクルートスーツのボトムスで問題ありません。 ・色:黒 ※チノパンなどはNG。オフィスカジュアルと混同しないように注意 Yシャツ ・色:白 ・柄:無難 ・袖丈:長袖か半袖  ※長袖の場合、袖まくりはしない。 靴 ・黒のひもがついた革靴 靴下 ・色:黒色 ・柄:無地 女性の場合 女性の場合は下記を参考にしてみてください。   ジャケット クールビズの場合、ジャケットは不要です。 Yシャツ ・色:白色 ・柄:無地 ・袖丈:長袖・半袖・七分丈  ※長袖の場合、袖まくりはしない。 靴 ・色:黒 ・素材:革 ・デザイン:無地でシンプルなもの ・ヒール:高さ3~5cm、太め  ※ヒールが苦手な方はフラットヒールの靴も可 ストッキング ・色:ベージュ  ※素足はマナー違反。ストッキングは必ず着用する。 POINT インナーは必ず着る Yシャツの下には必ずインナーのシャツを着ましょう。素肌が透けて見えるのはマナー違反です。インナーのシャツも柄物のシャツではなく、無地の白やベージュの透けて見えにくいものを選びます。 CHECK! 基本的にはリクルートスーツ クールビズで面接に臨んでも良いケースは企業から「クールビズでお越しください」という指定があった場合のみです。暑いからなどと就活生の独断でクールビズで行くとネガティブな印象を与えてしまう可能性がありますので、指示がない限りリクルートスーツを着用するようにしましょう。 就活の服装|オフィスカジュアルの選び方 ここでは、オフィスカジュアルの服装の選び方についてお伝えします。 オフィスカジュアルとは、スーツを少しカジュアルにした格好のことを指し、スーツほどフォーマルではないがビジネスの場でも通用する服装を選びます。 男性の場合 男性のオフィスカジュアルの選び方について見ていきましょう。 ジャケット オフィスカジュアルの場合もジャケットは羽織ります。 ・色:黒・紺・グレーネイビー  ※あくまで面接ですので、落ち着いた印象を与えるものを選びます。 襟付きシャツ シャツは襟付きのものを選びましょう。 ※Tシャツやポロシャツはカジュアルすぎる印象を与えてしまうためNG。 ・色:白色や紺色 ボトムス オフィスカジュアルでは、チノパンやスラックスを着用します。 ・色:黒やネイビー、グレーやベージュ ・デザイン:シンプルなデザイン、センタープレスの入ったものがより良い ・裾丈:くるぶしまで丈のあるもの 革靴 ・色:黒色がベスト。ダークブラウンも可 ・デザイン:シンプルなデザインのもの(紐のあるタイプ)  ※カジュアルな革靴や装飾が派手なものは避ける 鞄 リクルート用のカ鞄でも問題ありませんが、あまりにも鞄だけ浮いた印象を与えるようであれば、ビジネスバッグを用意しておくと良いでしょう。 ・色:黒色 ・サイズ:A4の資料が入るサイズ ・その他:自立するタイプの鞄  ※リュックは面接には不向き POINT ネクタイはどうする? オフィスカジュアルの場合、ネクタイをしたほうがよいのか悩むところですが、基本的にはネクタイなしで問題ありません。ただし、ノーネクタイにすると襟元からインナーのシャツなどが見えてしまうなどだらしない印象を与えてしまう可能性もありますので細部までしっかり確認した身だしなみを心掛けましょう。 どうしてもネクタイをする場合には、ニットタイなどカジュアルな印象のネクタイを選ぶことをおすすめします。 女性の場合 女性の場合は下記を参考にしてみてください。 ジャケット オフィスカジュアルの場合もジャケットを着用します。 ・色:ネイビーやべージュ・グレーなどの落ち着いた色 トップス(ブラウスやカットソー) ・色:白が無難 ・デザイン:シンプルなデザイン  ※透ける素材もの、胸元が大きく空いているものは面接には不向き。  ※ノースリーブやオフショルダーなど露出の高い服装もNG。   膝丈スカート、パンツ スカートでもパンツでもどちらでも問題ありません。自分らしさをアピールできるものを選びましょう。 ・色:黒色、紺色、グレー、ベージュなど落ち着いた色 ・スカート丈:ひざより丈の長いもの  ※ミニスカートは面接の場には不向き ・パンツ丈:くるぶしまで丈のあるもの パンプス ・色:黒色、茶色など落ち着いた色 ・デザイン:シンプルなデザイン  ※オープントゥは面接には不向き ・ヒール:3~5cmの高さ、ヒールが太めのもの  ※高すぎるヒールは不向き。またヒールのないパンプスもカジュアル過ぎるためNG   靴 ・色:黒 ・素材:革 ・デザイン:無地でシンプルなもの ・ヒール:高さ3~5cm、太め  ※ヒールが苦手な方はフラットヒールの靴も可 ストッキング ・色:ベージュ ※素足はマナー違反。ストッキングは必ず着用する。 鞄 リクルート用の鞄でも問題ありませんが、あまりにも鞄だけ浮いた印象を与えるようであれば、トートバッグなどビジネスバッグを用意しておくと良いでしょう。 ・色:黒・ネイビー・ベージュなど ・柄:無地 ・サイズ:A4サイズの資料が入る ・その他:自立する(面接時に椅子の横に置くため)  ※ブランドのロゴが目立つデザインのものはNG  注意すべきスーツの着こなし方 ここでは、好印象を与えるスーツの着こなし方のポイントをお伝えします。 ジャケットの一番下のボタンは留めない 基本的に一番下のボタンを留めることはありません。 2つボタンのスーツの場合は一番上のボタンを留め、下のボタンは開けておきます。 現在はあまりないデザインですが、3つボタンのスーツの場合は、一番下のボタンは留めず上2つのボタンを留めるか真ん中のボタンのみを留めるようにしましょう。  ポケットのフラップ(蓋)はしまう ポケットについている蓋のことを「フラップ」と言います。フラップは雨やホコリよけの機能を持っているため、室内に入ったら内側にしまうのが一般的なマナーです。 ジャケットの袖口と襟口からシャツを出す ジャケットの袖口や襟口からシャツがある程度見えていないと、ジャケットがブカブカでだらしない印象を与えてしまいます。腕を下ろした状態で、ジャケットの袖口から1.5cmほど、襟部分からは1.5~2cmほど出るようにしましょう。 面接の服装|小物の選び方 就活に必要な小物選びのポイントについてお伝えしていきます。 「ベルト」「時計」「傘」「コート」の選び方について詳しく見ていきましょう。 ベルト ベルトを選ぶ際には下記のポイントに抑えましょう。 ・色:黒色(靴の色と合わせる) ・バックル::ピンタイプでシルバーのスクエア型 ・ベルト本体:本革でシンプルなデザイン ・太さ:3cm程度 ・長さ:真ん中の穴で止まる長さ 腕時計 腕時計は高級ブランドのものやスポーツウォッチなどは面接には不向きです。 下記のうちどちらのデザインも腕時計を選ぶようにしましょう。 金属製の腕時計 ・色:シルバー ・種類:アナログタイプ ・文字盤の色:白や黒など単色のもの 革ベルトの腕時計 ・ベルトの色:黒やダークブラウン ・種類:アナログタイプ ・文字盤の色:白や黒など単色のもの 傘 雨天時の面接に備えて傘も用意します。ビニール傘は、応急処置的なイメージがあるため色や柄のあるものを用意しておきましょう。 予想外の雨などにも対応できるよう、折りたたみ傘を用意しておくと便利です。これから購入するという就活生は、折りたたみ傘を選ぶと良いでしょう。 ・色:ダークグレーやネイビーなどのシックなもの ・柄:奇抜なデザインを避けシンプルなものが理想 コート カジュアルなデザインのコートは避け、ビジネスの場に適したコートを選びましょう。 ・色:黒、紺、グレー、ベージュ ・男性におすすめのコート:ステンカラーコート ・女性におすすめのコート:トレンチコート 下記のようなコートは面接には不向きです。 【NGなコート例】 ・ダウンコート ・ダッフルコート、ピーコート ・ファーやワッペンがついているコート 面接の服装|髪型などの身だしなみ ここでは、髪型などの身だしなみについて確認します。面接に臨む前にチェックしてみてください。 男性の場合 髪色 男性の場合、髪色は黒色がベストで、茶髪、金髪は絶対にNGです。 黒に近い茶色であったとしても企業によって悪い印象を持たれてしまう可能性があるため黒髪で面接に臨むようにしてください。 髪型 前髪を上げひたいを見せるようにします。サイドと襟足は短く揃え、全体的にワックスを使って整えるようにしてください。 長髪やひげなどは不潔な印象を与えるため面接には不向きです。 女性の場合 髪色 女性の場合はの髪色は、黒もしくは暗めの茶色が良いでしょう。 ピンクや金髪など派手な髪色は男性同様にNGです。 髪型 女性は顔の印象が暗くならないようにするために耳を出すようにします。ロングヘアの場合はポニーテールやハーフアップなど髪を結ぶことで、表情がよくみえ明るさを演出できます。お辞儀をしても崩れない髪型にするのがポイントです。 ヘアアクセサリー 髪を結ぶゴムやピンは黒か茶色のものを選び、華美にならないように意識しましょう。 その他アクセサリー ピアスやネックレスなどは面接には不向きです。時計以外のアクセサリーは外しましょう。

2024.04.18

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新卒向け面接マナー|入退室の方法などWeb・対面面接別に気を付けるべき点を画像付でご紹介

そもそもマナーとは「態度や礼儀作法のこと」をいい、面接では、社会人として今後自社の看板を背負っていく仲間を採用するのであれば最低限のマナーを持っている人が望ましいという企業側の思惑もあり重要視されています。 他の就活生ができていて自分ができていないと不採用となる可能性が高まりますので最低限のマナーは身についておきたいところです。 本記事では、就活生のために面接時のマナーについてご紹介しています。入退室時や面接中のマナーを対面面接・Web(オンライン)面接に分けて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 対面面接では会場に遅刻しないことを意識し、会場ビルには15~20分前に到着、5~8分前に受付完了を心掛ける 入退室時のマナーは、気を付けるべきポイントが複数あるため事前に練習をしておくことが望ましい Web(オンライン)面接の場合には、バーチャル背景は利用せず、白い背景を用意しておく方が良い Web(オンライン)面接は対面面接に比べて熱意が伝わりにくいため、カメラをみて通常より口角を上げてハキハキと話す方が良い 面接方法について就活における面接手法は対面面接かWeb(オンライン)面接の2つのパターンがありますが、就活ではどのくらいの割合で実施されているのでしょうか。 「就職みらい研究所『就職白書2023』」によると2023卒採用時のWeb・対面実施率は、Web(オンライン)のみが15.4%、Web・対面どちらも実施が69.2%、対面のみ実施が15.5%でした。 Webを活用した面接活動が主流となりつつあり、2024卒採用においてもWeb実施率は同割合かそれ以上となる可能性がありますので、対面面接だけでなく、Web面接対策も行っておくと安心でしょう。 就活面接のマナー(対面面接編)対面面接には、集団面接(グループ面接)と個人面接の2つの形式がありますが、どちらの面接も下記の項目ごとにマナーを抑えておくと良いでしょう。 ①会場に到着 ⇒ ②受付 ⇒ ③待合室にて待機 ⇒④入室 ⇒ ⑤面接 ⇒ ⑥退室 対面面接マナー|会場に到着ここでは、面接会場に到着してからのマナーについてご紹介していきます。15~20分前に着く時間配分で電車の遅延や道に迷うなどの不測の事態を想定し、指定時刻の15~20分前までには到着する時間配分で家を出ましょう。企業によっては、ビルが大きすぎて面接企業の受付に到着するまでに時間がかかってしまうケースもあります。事前に確認しておくことが大切ですが、初見で面接会場に到着した場合にも「遅刻をしないこと」を最優先に時間を意識して行動してください。 15~20分前に面接会場に到着した場合、すぐに受付はせずにビルの下やビルの外で待ちましょう。その間面接官や面接先企業の社員に出会う可能性もありますので、壁によりかかったり、スマホをいじったり、大きな声で雑談などをせず、見られている意識を持って良い姿勢を維持しましょう。コートや傘などをしまってから建物に入る冬場の就活ではコートを着ていることが多いと思いますが、建物に入る前にコートは脱ぎ、裏地を表面にして持ちます。 また雨が降っている場合は、建物内を濡らさないために、傘のしずくをタオルやハンカチで拭き取る、折りたたみ傘の場合はカバンに収納することを忘れずに行いましょう。受付前にトイレを済まし、身だしなみをチェック極度に緊張するとトイレが近くなることもありますので、受付前にトイレを済ませておきましょう。 また、強風や雨などによって、家を出る前に整えておいた身だしなみが崩れてしまうこともあります。早めに到着しておけば、受付前に化粧室で身だしなみに問題はないか再チェックをすることができます。 POINT 遅刻しないことを大前提とした行動を! 集合面接(グループ面接)・個人面接どちらの面接においても、とにかくまずは「遅刻しないこと」を大前提とした行動を取るようにしましょう。 「時間にルーズ⁼社会人としての自覚が欠如している。仕事もルーズ」と捉えられてしまいます。ネガティブ要素になりますので、時間に対する意識を高めて行動してください。 CHECK! 遅刻しそうな場合 万が一遅刻しそうな場合には、遅刻が分かったタイミング(遅くとも受付時間の5分前まで)で電話を入れましょう。 遅刻はしないに越したことはありませんが、時間になっても来ない・・・と面接官を待たせるよりは、早めに遅刻の連絡をいれることをおすすめします。連絡する際は誠意のある対応をしてください。 ■電話例 「お世話になっております。〇〇時に面接予定の〇〇大学、〇〇と申します。採用担当の〇〇さんお願いできますでしょうか?」「大変申し訳ございません、〇〇線の遅延により、到着時刻が面接時刻を〇〇分程過ぎてしまう可能性があります。お忙しい中お待たせしてしまい大変申し訳ありません。到着次第受付させていただければと思うのですが、ご承知いただけますでしょうか。」 対面面接マナー|受付での対応ここでは受付でのマナーについてをお伝えします。面接担当者以外の方からも見られている可能性がありますので、しっかり確認しておきましょう。受付は5~8分前がベスト受付は指定時刻の5分前に済ませましょう。受付が混雑している可能性も考慮し、8分前くらいからスタンバイしておきます。10分以上前に受付を行うとまだ会場の準備が整っていない場合もあり、面接官にマイナスの印象を与えてしまうケースもあります。やる気を見せるのであれば、早い到着でアピールするのではなく、面接内の問答で魅せましょう。 事前に「担当者名」の確認、「身分証明書」「書類」の準備をしておくとスムーズに受付を済ませることができます。 無人受付(テレフォン型)・総合受付・企業受付など受付の種類は企業によって異なりますが、受付の方法は変わりませんので落ち着いて対応してください。 受付の例) 「こんにちは。本日〇時からの面接で参りました、〇〇大学の〇〇と申します。」 「〇〇部の〇〇様にお約束を頂戴し伺いました」 ※部署名や担当者名など事前に呼び出しの指定があれば、その旨も伝えます。 POINT 受付でのポイント ①明るく元気な声でハキハキと(大きな声で言う必要はないが、相手が聞きやすい声、やる気のある声で) ②用件と名前を伝える ③採用担当者の氏名を受付で伝えるよう指示があるのであれば、事前に確認しておく ④身分証明書や書類の提出が必要な場合もあるため、出し入れしやすいように鞄に入れておく 対面面接マナー|待機中面接が始まるまでの間に別室などで待機をするケースもあります。その場合のマナーについてお伝えしていきます。姿勢を正して静かに待つ待機室で待つ場合やロビーで待つ場合など様々なパターンがありますが、担当者に呼ばれるまで姿勢を正して待ちましょう。待機中の態度を面接官が確認しているケースもありますので、気を抜かないようにしてください。 待機中のNG行動 ①スマホをいじる ②足を組んだり、だらしない座り方をする ③落ち着きなくきょろきょろを周りを見る ④本や新聞などを読む 対面面接マナー|入室入室の方法についてのマナーを確認していきましょう。緊張して間違ってしまうことも想定されますので、事前に何度も練習することをおすすめします。集団面接の場合は個人面接と異なる点がありますので、注意してください。入室の流れとマナー①ドアを3回軽くノックする 集団面接の場合・・・ノックするのは、先頭の就活生のみ ②「どうぞ」という声が聞こえたら「失礼致します」と言ってからドアを開ける 集団面接の場合・・・前の人に続き、「失礼致します」と言ってから入室する ③部屋に入ったら、ドアを閉める  ※後ろ手で閉めないように注意する 集団面接の場合・・・最後に入室する就活生がドアを閉める ④ドアの前で面接官の方を向いて、「本日はよろしくお願い致します」と挨拶し、30度の角度で1秒間お辞儀をする。 複数面接官がいる場合、中央の面接官に向かってお辞儀する。 ⑤椅子の横まで歩き、姿勢を正して立つ。 「学校名とお名前をお願いします」と言われたら「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します、本日はよろしくお願い致します」と言い、深くお辞儀をする。 ※挨拶しながらお辞儀をしないように気を付ける。 集団面接の場合・・・自分以外の就活生が挨拶を終えるまで、良い姿勢で椅子の横に立って待つ。 ⑥面接官に「お座りください」と言われたら着席する ※着席する前に「失礼します」と会釈(15度の角度)してから座る POINT 着席時のNG姿勢 下記のような姿勢はNGです。 ・椅子に深く腰掛ける ・足を組む ・背もたれにもたれかかる 特に集団面接の場合、他の就活生との差が比較しやすいため姿勢が崩れていると悪目立ちします。正しい姿勢を日頃から心がけるように意識しておきましょう。 鞄・傘・コートの置き方 面接中に鞄・傘・コートをどこにおけば良いか悩む就活生は多いことでしょう。 下記にまとめましたので参考にしてみてください。 鞄 鞄は着席した際に椅子の横に立てて置きます。左右どちらでも構いませんが利き手側の方が置きやすいでしょう。 鞄は就活生の必須アイテムですので、購入する際は面接で活用することも考慮し、自立する鞄かどうかを確認した上で購入しましょう。 傘 面接で使用する傘は「折りたたみ傘」が良いでしょう。濡れた傘を面接会場内に持って入ることはあまりおすすめできません。折りたたみ傘であれば、ケースに収納しカバンに納める事ができます。 折りたたみ傘では防げない程の豪雨などやむを得ず普通の傘を利用する場合、水滴をタオルやハンカチで拭き面接会場では常に傘の先端は下を向けた状態で持ち運んでください。着席する時に傘はカバンに並列に置き、持ち手を面接官に向けて置きましょう。傘の先端を面接官に向ける、机に立てかける、椅子の背もたれに掛けるなどはNGです。 ■就活で利用する傘の選び方 柄や色:ダークグレーやネイビーなどのシックなもので柄も奇抜なデザインを避けシンプルなものが理想 形状:折りたたみ傘(面接会場へ持ち運ぶことを考慮し、カバンに収納できるコンパクトなサイズ) ■こんな傘はNG ビニール傘:応急処置的イメージがあり、雨予報なのにビニール傘を使用していると先の読めない人だと思われる可能性もあります。ここまで確認する企業はごく一部かと思いますが、念のため就活用の傘を購入しておくことをおすすめします。 さびや折れのある傘:傘も第一印象を決めるツールの一つです。服装をばっちり決めていたとしても、さびや折れのある傘は清潔感がなくだらしない印象を与えてしまいます。 就職後も活用する機会があることを考慮し1本用意しておくと良いでしょう。  コート コートは2つ折りもしくは3つ折りにし、自分の鞄の上にかけて置きましょう。 入室時は、片方の手で鞄を持ち、もう片方の手に畳んだコートを持ちます。着席後に鞄の上に畳んだコートを置いてください。 対面面接のマナー|面接中 ここでは、面接の流れと面接中のマナーについてご説明します。 面接の流れ 面接の流れを事前に理解しておくことで、心構えもでき、リラックスして臨むことができるでしょう。 基本的な面接の流れは下記の通りです。 ①自己紹介 ⇒ ②自己PR ⇒ ③志望動機 ⇒ ④質問 ⇒ ⑤逆質問 稀に「あなたを色に例えると何色?それはなぜ?」のような奇抜な質問をされるケースもありますが、よく聞かれる基本的な質問に関しては事前準備を行っておくと良いでしょう。 面接時のマナー 面接中には、以下の5点に気を付けましょう。 ・面接官の目を見て話をする ・正しい言葉遣いをする ・面接官が話し終わるまで待つ ・面接官の聞きやすいペースでハキハキ話す ・結論から話す 面接官の目を見て受け答えをする 自信がない時に目が泳いだりすることもあるように、勢力ややる気の有無は目に現れます。自らの熱意や想いを面接官に届けるためにも、目を見て話すよう心がけてください。 正しい言葉遣いをする 敬語表現などを間違ったり、「えっと」「あの」など日常会話や口癖などで使う言葉はビジネスマナー上ではNGです。模擬面接を実施し、正しい話し方かどうかをチェックしておくと良いでしょう。 面接官が話終わるまで待つ 途中で話をさえぎるという行為はNGです。面接官の話を最後まで聞いた上で一呼吸おいてから発言すると「相手の話をきちんと聞ける人」という印象を与えることができます。 面接官の聞きやすいペースでハキハキ話す 緊張すると声が小さくなったり早口になったりしてしまいます。いつも以上にゆっくり丁寧に面接官の聞きやすい話し方をすることもコミュニケーションを取る上で大切なマナーです。 結論から話す 常に面接官にとって分かりやすいかどうかを意識した態度が求められます。結論から話すことも大事なスキルです。ビジネスにおいても常に求められるマナーですので、身に着けておくと良いでしょう。 対面面接のマナー|退室 面接が終了したら、退出です。最後まで気を緩めず、マナーを守って行動しましょう。 ①椅子から立ってお礼 「以上で面接は終了です」といった趣旨のコメントが聞かれたら面接は終了です。 椅子から立ち上がり、「本日はお忙しい中ありがとうございました」と言い一礼する。 ②椅子の横に立ち、お辞儀をする 椅子の横に立ち荷物を持ち改めて「失礼致します」と言った後に度面接官に向かってお辞儀をする ③ドアの前で30~45度の角度で一礼して退室する ドアに向かって歩き、ドアの前で面接官の前に向き直り「失礼致します」と言って再度深くお辞儀をします。その後ドアを開けて退室します。 POINT 建物を出るまで気を抜かない 場合によっては採用担当者がエレベーターホールや出入口まで見送ってくれることもあります。その際はエレベータのドアが閉まるまで会釈をします。帰り際に受付の前を通る際には「ありがとうございました」などの挨拶をしても良いでしょう。 ほっとしてスマホをすぐに見たくなる気持ちは分かりますが、建物を出るまでスマホをいじってはいけません。 就活面接のマナー(Web面接編) 次にWeb(オンライン)面接でのマナーについてお伝えしていきます。 Web面接の流れは下記の通りです。  ①Web面接前の準備 ⇒ ②オンラインルームにログイン ⇒ ③面接 ⇒ ④ログアウト 各それぞれの項目ごとにチェックすべきマナーについてお伝えしていきます。 Web面接(オンライン面接)のマナー|面接前の準備 Web(オンライン)面接を行う前には下記の点を準備しておくことをおすすめします。 ①インターネット環境の確認しておく ②周りの環境を整備しておく ③デバイスとアカウントを準備しておく ④マイクやイヤホンの音量を確認しておく ⑤面接開始5分前にはログインをして待機する それぞれの項目ごとに細かく確認していきましょう。 ①インターネット環境の確認しておく Web面接で最も重要な点は安定したインターネット環境です。途中で回線が切れてしまうなどは双方にとってかなりのストレスとなりますので、快適なインターネット環境のある場所で面接をすることをおすすめします。カフェや講習Wi-fiなどは電波が弱く接続状態が不安定なのでおすすめできません。あくまで面接の場となりますので、「個室」で「静か」な場所で行いましょう。可能な限り自宅で面接に臨めるよう環境を整備しておくことがおすすめです。 ②周りの環境を整備しておく 自宅で面接を行う場合、背景にも気を配る必要があります。白い無地の壁が一番のおすすめですが、ない場合には、白色や淡い色のカーテンを背景にしましょう。ただし時間帯によっては逆光となり顔が暗く映ってしまう場合があるため、注意が必要です。どうしても背景に物が映ってしまう場合には、白い布などで覆い隠します。白い背景が用意できない場合は、白い背景用紙を購入しておくと良いでしょう。 バーチャル背景は整理整頓ができない、面倒くさがり屋といったマイナスな印象を与えかねないためおすすめできません。やむを得ず利用する場合には、白色のバーチャル背景を活用してください。 CHECK! 背景の注意点 ①白い壁が一番おすすめ ②カーテンを背景にする場合、逆光などにも気を付ける ③物が映り込む場合は、白い布で隠す ④白い背景が用意できない場合、白い背景用紙を購入しておく   ③デバイスとアカウントを準備しておく 面接で使うデバイスはマイクとカメラの機能がついているものであれば、スマホ・タブレット・PCなどどのデバイスでも問題ありませんが、手振れや画質・音声などの面を考慮するとできればPCが望ましいでしょう。 Web面接で利用されることが多い通話ツールは、「zoom」「Skype」「Google Meets」が多いので、これらのツールは事前にアカウントを作成しておきましょう。個人で活用している場合には、アカウント名があだ名などになっていいないか確認し、面接前にフルネームに変更しておきましょう。 POINT セカンドデバイスを用意しておく 基本的にはPCが望ましいですが、万が一PCが不調になった場合に備え、スマホやタブレットでもログインできるようにアプリをインストールしておくと安心です。 ④マイクやイヤホンの音量を確認しておく PCを利用する場合、内臓されたスピーカーやマイク機能でも十分聞こえますが、イヤホンを用意しておいた方がよりクリアに聞こえるため、双方の聞き直しなどを回避できるためにもイヤホンを用意することをおすすめします。 イヤホンも製品によっては聞こえにくいものもありますので、面接で利用する前に友人や家族などに協力してもらい実際に活用しておくと良いでしょう。 ⑤前日にログイン方法を確認しておく 初めて活用するWeb面接ツールの場合、不慣れな点もありうまくログインできない可能性もあります。企業からWeb面接ツールのURLやIDなどが事前に共有されているかと思いますので、一度前日に操作方法などを確認しておくと当日焦らずにログインできます。  Web面接(オンライン面接)のマナー|入室(ログイン) Web(オンライン)面接にログインする場合のマナーについてご紹介します。 服装は上下スーツ Web面接だからといって気を緩めてはいけません。対面面接と同様に必ず上下スーツを身に着け、髪型など身なりを整えてください。女性の場合は化粧も怠りがちですが、画面越しだと暗い印象を与えてしまいますので、メイクはしっかり整え、髪もまとめて耳が出るヘアスタイルにしておきましょう。Web面接の場合は、自宅から面接を行うケースが多いと思いますのでマスクをする必要はありません。 開始5分前には入室しておく Web面接の場合も、面接官を待たせたり、遅刻してログインしたりすることのないよう、余裕を持って5分前には面接ルームにログインし待機をしておきましょう。 また、入室前にカメラの配置やマイクの音量設定、インターネット環境の状況、背景に余計なものが映っていないか、自分の身なりは適正かなどを確認し準備が整った段階で入室するようにしてください。 POINT 適正なカメラの配置とは? 上半身が映るようにカメラを設置します。 Web面接の場合「カメラが面接官の目線」だと意識し、話しをする際には、画面ではなくカメラを見て話すと熱意が伝わりやすく好印象を与えることができるでしょう。 入室の挨拶 面接官が入室したら、「初めまして。〇〇大学の〇〇と申します。お忙しい中面接の機会を作っていただきありがとうございます。本日はよろしくお願い致します。」といった挨拶をし、お辞儀をします。Web面接では立ち上がらず、座ったままカメラを見て挨拶をします。また話しながらお辞儀をするのではなく、挨拶をした後にお辞儀をすると良いでしょう。カメラ越しにお辞儀をする場合には通常より深めにした方が綺麗に見えます。 Web面接(オンライン面接)のマナー|面接中 ここでは、面接の流れと面接中のマナーについてご説明します。 面接の流れ 面接の流れは対面面接と一緒です。 ①自己紹介 ⇒ ②自己PR ⇒ ③志望動機 ⇒ ④質問 ⇒ ⑤逆質問 表情や話し方 対面の面接とは異なり、画面越しだと表情が暗く見えてしまいがちになるため、いつも以上に口角を上げにこやかな表情を心がけましょう。 話す際にも、普段よりも大きな声でハキハキと話した方が聞き取りやすく、身振りや手振りも交えた方が熱意が伝わりやすいでしょう。 Web面接の場合、通信状況によっては「タイムラグ」が発生する場合があります。面接官の話にかぶせてしまわないよう、一呼吸おいて話始めるなど落ち着いた対応を心がけると良いでしょう。 POINT インターネット環境が不調だと感じた場合 面接中に面接官の声が聞こえなくなってしまった場合には、落ち着いて行動しましょう。 「申し訳ありません、インターネット環境の調子が悪いようで、〇〇さんの声が聞こえにくい状況です。私の声は明瞭に聞こえていますでしょうか?」など、現況の確認を行いましょう。 Web面接ではトラブルがつきものですので、PCだけではなく、スマホからも通信できるように準備をしておくと安心です。不測の事態にどう対応するかを面接官がチェックしている可能性もありますので、慌てずに対応してください。 目線はカメラ 対面では面接官の目を見ることがマナーとして上げましたが、Web面接の場合、画面内の面接官をみて話をすると面接官側からするとどこを見ているのか分からない、という印象を与えてしまいます。Web面接の場合は、カメラが面接官の目だと意識し、話をする際はカメラをみて話すように意識しましょう。 パソコンを下記のようにおいておくと上半身が映り、カメラを見て受け答えしやすくなるのでおすすめです。 POINT Web面接でカンペはOK? カンペを利用した回答は目線の動きから面接官にばれることが多いです。企業や面接官によってカンペの有無に対する捉え方は異なるので、できればカンペ無しで挑めるように準備しておくことをおすすめします。 Web面接(オンライン面接)のマナー|退室(ログアウト) Web(オンライン)面接からログアウトする場合のマナーについてご紹介します。 退室(ログアウト)の仕方 面接が終了し次第勝手に退室するのではなく、面接官の指示に従って行います。面接官が先に退出する場合もありますし、就活生に先に退室するよう促す場合もあります。指示がない場合には、面接官が退出するのを待ち、最後に自分が退出するようにしましょう。 退室する前には必ず「本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。失礼致します。」など一言を添えた上で退室するようにしましょう。 面接時の服装・持ち物 服装は就活生の第一印象を決める重要な要素の一つです。対面面接ではもちろんのことWeb(オンライン)面接の場合も対面面接と同様の準備をしておくことをおすすめします。 スーツで面接を行う場合  スーツで面接に行く場合には下記の服装を参考に準備を整えておくと良いでしょう。 私服で面接を行う場合 スーツではなく「お好きな服でお越しください」といわれた場合にはオフィスカジュアルな服装がおすすめです。 ※ただしアパレル業界などセンスを問う業界の場合は、私服から趣向を確認しているケースもありますので、あくまで参考として確認してください。 対面面接で用意しておいた方が良い持ち物 企業から指定された持ち物以外に用意しておいた方が良い持ち物についてご紹介します。万全の準備で面接に挑めるよう下記の持ち物は準備をしておくと安心でしょう。 ■会場の地図(印刷したもの) ■会社案内、資料 ■ES、履歴書のコピー ■筆記用具、メモ帳 ■現金、交通系ICカード ■腕時計 ■ハンカチ、ティッシュ ■印鑑 ■折りたたみ傘 ■学生証 ■スケジュール帳 ■携帯充電器 ■ストッキングの予備(女性の場合) ■手鏡、ヘアブラシ(女性の場合) ■携帯用靴磨き

2024.04.18

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新卒の面接の流れを知っておこう!受付・入室・退室時のマナーとは?

初めての就活の場合、どのような流れで面接が進むのかが分からず不安を感じている就活生は多いことでしょう。 本記事では、「受付」「入室」「退出」「面接質問」「オンライン」など面接におけるさまざまなシチュエーションでの流れやマナーについて説明していきます。 分かりやすく簡潔にまとめていますので、面接直前のマナーの見直しなどにもぜひ役立ててみてください。 この記事のまとめ 面接の基本的な流れは①ビルに到着⇒②受付⇒③待合室で待機 ⇒④入室⇒⑤面接⇒⑥退出 質問の流れは①自己紹介⇒②自己PR⇒③志望動機⇒④その他質問(ガクチカ・長所短所など)⇒⑤逆質問 入退室の流れには細かなマナーが多いため必ず練習をしておく Web面接の流れは①Web面接前の準備⇒②Webにて面接ルームに入室⇒③ 面接⇒④Webの面接ルームからの退室 新卒の面接|受付から退出までの流れ 面接の流れは下記の通りです。 【面接の流れ】 ①ビルに到着⇒②受付⇒③待合室で待機 ⇒④入室⇒⑤面接⇒⑥退出 面接前の待機場所は、待合室や控室などはなく、受付にて待機する場合や面接する部屋で待機する場合もあります。企業や選考段階によって異なりますが、基本的な流れは同じです。 新卒の面接|受付の流れ ここでは受付での流れについてお伝えします。 【受付での流れ】 受付に5~10分前に到着する   ▼ 受付から担当者へ連絡をする 受付は5~10分前に済ませます。あまりにも早く着すぎてしまうと迷惑となる可能性もありますので注意が必要です。 受付では、学校名、氏名、目的を伝えます。 【受付での挨拶例】 こんにちは。 本日15時に面接のお約束をさせていただいております、〇〇大学の△△と申します。 〇〇部のご担当者様をお願いできますでしょうか。 受付嬢がいる企業もあれば、受付の電話から呼び出すケースもありますが、挨拶の仕方は変わりません。 企業によっては受付での態度もチェックされる可能性もあるため、ハキハキ話す、笑顔を意識するなどの振る舞いには気をつけておきましょう。 POINT 受付前にやるべきこと 受付を行う前にトイレを済ませ、身だしなみの最終確認を行っておきましょう。 新卒の面接|入室の流れ 入室の流れは下記の通りです。細かいマナーが多いため、必ず練習しておきましょう。 ①ドアを3回軽くノックする 集団面接の場合・・・ノックするのは、先頭の就活生のみです。 ②「どうぞ」という声が聞こえたら「失礼致します」と言ってからドアを開ける 集団面接の場合・・・前の人に続き、「失礼致します」と言ってから入室します ③部屋に入ったら、ドアを閉める ドアを閉める際には、後ろ手で閉めないように注意しましょう。 集団面接の場合・・・最後に入室する就活生がドアを閉める ④ドアの前で面接官の方を向いて、  「本日はよろしくお願い致します」と挨拶し、30度の角度で1秒間お辞儀をする。 複数面接官がいる場合、中央の面接官に向かってお辞儀する ⑤椅子の横まで歩き、姿勢を正して立つ 「学校名とお名前をお願いします」と言われたら「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します、本日はよろしくお願い致します。」と言い、深くお辞儀をします。 ※挨拶しながらお辞儀をしないように気を付けます。 集団面接の場合・・・自分以外の就活生が挨拶を終えるまで、良い姿勢で椅子の横に立って待ちます。 ⑥面接官に「お座りください」と言われたら着席する 着席する前に「失礼します」と会釈(15度の角度)してから座ります。 POINT 着席時のNG姿勢 着席時は姿勢を正して座ります。下記のような座り方はNGです。 ・椅子に深く腰掛ける ・足を組む ・背もたれにもたれかかる 特に集団面接の場合、他の就活生との差が比較しやすいため姿勢が崩れていると悪目立ちします。正しい姿勢を日頃から心がけるように意識しておきましょう。 新卒の面接|質問の流れ 面接ではどのような流れで質問がされるのでしょうか。事前に知っておくことで焦らず回答することができるでしょう。 【質問の流れ】 ①自己紹介 ⇒ ②自己PR ⇒ ③志望動機 ⇒ ④その他質問(ガクチカ・長所短所など) ⇒ ⑤逆質問 企業によって異なる場合もありますが、基本的にはこのような流れで進むことが多いです。 POINT 面接時のマナー 面接時に受け答えをする場合には以下の5点を意識しましょう。・面接官の目を見て話をする ・正しい言葉遣いをする ・面接官が話し終わるまで待つ ・面接官の聞きやすいペースでハキハキ話す ・結論から話す 新卒の面接|退室の流れ ここでは退室時の流れについてお伝えしていきます。建物を出るまでが面接ですので、最後まで気を抜かずに行動してください。退室の流れも細かなマナーが多いため必ず練習をしておきましょう。 ①椅子から立ってお礼 「以上で面接は終了です」といった趣旨のコメントが聞かれたら面接は終了です。 椅子から立ち上がり、「本日はお忙しい中ありがとうございました」と言い一礼します。 ②椅子の横に立ち、お辞儀をする 椅子の横に立ち荷物を持ち改めて「失礼致します」と言った後に再度面接官に向かってお辞儀をします。  ③ドアの前で30~45度の角度で一礼して退室する ドアに向かって歩き、ドアの前で面接官の前に向き直り「失礼致します」と言って再度深くお辞儀をします。その後ドアを開けて退室します。 POINT 建物を出るまで気を抜かない 建物を出るまで気を抜いてはいけません。面接官だけではなく、企業の社員が見ているケースもありますので、ホッとしてエレベーターの中などで携帯電話を出してしまうことのないよう最後まで気を引き締めて行動してください。 場合によっては採用担当者がエレベーターホールや出入口まで見送ってくれることもあります。その際は、エレベーターのドアが閉まるまで会釈をします。帰り際に受付の前を通る際には「ありがとうございました」などの挨拶をしても良いでしょう。 新卒の面接|Web面接(オンライン面接) 次にWeb(オンライン)面接でのマナーについてお伝えしていきます。 Web面接の流れは下記の通りです。  ①Web面接前の準備 ⇒ ②Webにて面接ルームに入室 ⇒ ③面接 ⇒ ④Webの面接ルームからの退室 面接で質問される流れは、対面面接と同様です。 【質問の流れ】 ①自己紹介 ⇒ ②自己PR ⇒ ③志望動機 ⇒ ④その他質問(ガクチカ・長所短所など)⇒ ⑤逆質問 企業によって異なる場合もありますが、基本的にはこのような流れで進むことが多いです。 POINT 必ず上下スーツを着用する Web面接だからと言って気を抜いてはいけません。対面面接と同様に装備をした上で臨みましょう。必ず上下スーツを身に着け、髪型など身なりを整えてください。女性の場合は化粧も怠りがちですが、画面越しだと暗い印象を与えてしまいますので、メイクはしっかり整え、髪もまとめて耳が出るヘアスタイルにしておきましょう。

2024.03.27

質問

POINT

就職活動における質問に関する情報をご紹介しています。

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【就活生向け|面接質問例56選】一次~最終選考の傾向と回答案を解説

「次の面接では何を聞かれるのだろう」と緊張しながら本記事を読んでいる就活生も多いのではないでしょうか。  本記事では、選考フロー別の頻出質問例や面接官が見ているポイント、質問の意図について解説しています。  回答方法に関するフレームワークも掲載していますので、ぜひ自分なりの回答方法を作成し、面接の練習に活かしてみてください。 あなたの就活がうまくいくことを祈っています。 この記事のまとめ 一次は複数の応募者の絞り込み、二次は求める人物像の見極め、最終は企業とのマッチングを行うために面接をしている 質問内容の意図を理解しておくことで面接官が求める返答が可能となる 面接時は簡潔に結論から話すことを意識し、表情や態度にも気を付ける 話す内容は結果より過程を意識する 新卒の面接で見ているポイント(一次~最終面接別) 面接官が面接で聞いてくる質問には必ず全て意図があり、その質問の意図を考えることによって、面接官に刺さる回答を行うことができます。 一次面接・二次面接・最終面接によって見られているポイントが異なりますので、その点を意識して準備をしておくと良いでしょう。   一次面接 ■目的 多数の応募者をある程度の人数に絞り込む ■見ているポイント ・社会人としての基本的なマナーや素質があるかどうか ・会話力・論理的思考・ビジネスパーソンの基礎能力など 【具体例】 ・身だしなみやマナーは適切か ・明るくハキハキとした受け答えができているか ・ESと一貫性のある回答ができているか ・面接官の質問に対して的を得た回答できているか ・自社への志望度は高いか ■頻出質問 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機 ・ガクチカ ・逆質問 ■面接形式 ・グループ面接(集団面接) ・グループディスカッション ※個人面接もあり ■面接官 ・現場社員(20~30代の若手社員が多い) ・人事担当者 ■面接時間 30分~1時間 ※グループ面接の場合、人数により異なる。 ※一人あたり10分程度想定 ■質問数 5~6個程度 二次面接 ■目的 自社が求める人物像に合致しているかどうかを見極める ■見ているポイント ・面接している学生の性格や能力・スキルはどうか ・どのような価値観を持っている学生なのか ・企業にどれくらいマッチしているか ■頻出質問 ・自己紹介 ・自己PR(論理的思考能力・特徴) ・志望動機(入社意欲・業界理解・企業理解) ・将来のビジョン ・最近気になるニュースなど(基礎能力) ・逆質問 ■面接形式 ・個人面接 ・少人数制のグループ面接 ※深堀りする質問も増えていく ■面接官 ・現場の管理職 ・人事担当者 ■面接時間 30分~60分 ■質問数 質問数5~6個程度 POINT 一次面接・二次面接の違い 一次面接では多くの就活生をふるいにかけるため形式的な質問が多いですが、二次面接では、自社の求めている人・マッチしている人を探すため、質問に対し「深堀り」をされる傾向が強いです。自己PRや志望動機に関しても一次面接以上に「なぜ?どうして?」をしっかり考えて自分自身の軸や就活の軸を意識して回答内容を用意しておくと良いでしょう。面接では一貫性も大切ですので、ESの内容・一次面接、二次面接の回答に一貫性があるかも確認してください。 最終面接 ■目的 自社の社風に合う社員を採用する ■見ているポイント ・自社の社風に合うか ・社員になじめるか信念が企業理念にマッチしているか ・本気で自社に志望してるか  入社意欲があるか ■頻出質問 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機(入社意欲・業界理解・企業理解) ・入社後のイメージ ・キャリアプラン ・逆質問 ■面接形式 個人面接 ■面接官 社長や役員など ■面接時間 30分~1時間程度 POINT 最終面接でのポイント 「自社の社風に合うかどうか」を見極める場となるため、面接時間が30分~1時間程度の企業が多いですが、合わないと判断されると10分程度で短く打ち切られるケースもあります。 内定をもらうためには、「会社の理念・風土に対する理解を深める」「より具体的に入社後のキャリアをリアルに思い描く」ことが大切です。企業理念や入社後のイメージと自分自身のガクチカの経験とを紐づけて自己アピールをするように心掛けましょう。   就活面接頻出質問例(一次~最終面接別)~質問例56選~ ここでは、一次面接・二次面接・最終面接別の頻出質問についてまとめました。 またそれぞれの質問項目ごとに質問の意図と回答方法について解説していますので、自分なりの回答作成に活用してみてください。 頻出質問(一次~最終面接) 前述した通り、選考段階によって見られているポイントが異なり、それに合わせて質問項目も異なります。ただし、あくまで一般例ですので、一次面接でも最終面接と同様の質問をされることもありますし、逆もあります。面接を受ける際にはどのような質問を受けても良いように準備をしておきましょう。 下記に頻出質問例を挙げていますので参考にしてみてください。  【頻出質問項目】 ■一次面接 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機 ・ガクチカ(大学の勉強内容なども) ・長所・短所 ・逆質問 ■二次面接 ・自己紹介 ・自己PR(論理的思考能力・特徴) ・個人の性格・価値観 ・志望動機(業界理解・企業理解) ・ガクチカの深堀り ・長所・短所の深堀り ・仕事の価値観 ・入社後のイメージやキャリアプラン ・最近気になるニュースなど(基礎能力) ・逆質問 ■最終面接 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機(業界理解・企業理解) ・入社後のイメージやキャリアプラン) ・志望度 ・逆質問 質問のパターン11選 質問のパターンは大きく分けると下記の11種類となります。質問時の言い回しは様々ですが、面接官が確認したいことは同じなので、意図を理解しておくと仮に質問例にない質問を受けた場合であっても対処できるでしょう。 【質問のパターン】 ①自己紹介 ②自己PR~質問例5選~ ③ガクチカ(大学の勉強内容なども)~質問例4選~ ④長所・短所~質問例4選~ ⑤志望動機(入社意欲・業界理解・企業理解)~質問例9選~ ⑥個人の性格・価値観~質問例10選~ ⑦仕事の価値観~質問例3選~ ⑧入社後のイメージ・キャリアプラン~質問例4選~ ⑨最近気になるニュースなど(基礎能力)~質問例3選~ ⑩志望度~質問例3選~ ⑪逆質問~質問例10選~ 質問に回答する場合は下記のフレームに沿って簡潔に分かりやすく答えることを意識していきましょう。 質問①:自己紹介に関する質問 自己紹介では、第一印象や基本的なマナーを見ているケースが多いです。会話中のしぐさや表情、声のトーン、話すスピード、言葉遣いなどを意識しましょう。 その他にも時間に対する対応力もチェックされています。自己紹介は「1分以内」を目安に長くなりすぎないよう端的にまとめることが重要です。ただし、企業によっては30秒や2分といった時間の指定がある場合もありますので、複数の文例を考えて練習しておくと安心です。 【質問例】 「自己紹介をしてください」 【回答方法】 学校・学部・学科・氏名:「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します」    ▼ 学業で学んだこと:「大学では、〇〇を専攻しており、ゼミでは〇〇という役割を担っています」     ▼ 学業以外の特技や成果:「学業以外では、〇〇というサークルを自ら発足し、〇〇というイベントを開くなどの活動を行っています。この活動を通じ、▲▲という能力を身に着ける事ができました」    ▼ 企業に対するアピール(魅力に感じている点など):「学業以外の活動を通じ〇〇という業界に興味を持ち、■■という点で御社に魅力を感じ志望い致しました」      ▼ あいさつ:「本日はよろしくお願い致します」 自己紹介でコメントする内容は、面接の中で深堀りされる可能性がありますので、アピールしたい内容を盛り込んで自己紹介をすると好印象です。  POINT 自己紹介と自己PRの違い 自己紹介は、「あいさつや面接のきっかけ作り」、自己PRは「スキルや能力、志望意欲などのアピール」です。 自己紹介のみを求められたにもかかわらず、自己PRまで話してしまうと、質問の意図を理解していないと捉えられコミュニケーション力がない人だとみなされる可能性があります。面接官の質問をしっかり聞いた上で受け答えをするように心掛けましょう。 「自己紹介」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 就活の面接|好印象を与える自己紹介の方法【回答例あり】 質問②:自己PRに関する質問~質問例5選~ 自己PRでは、自分自身をどれくらい客観視できているのか、企業が求めている人物像とどのくらいマッチしているか、企業に対する熱意ややる気があるかという点を見ています。就活生にとっても「自分の魅力」をアピールする場ですので、自己分析を行い短時間でまとめて話せるように準備をしておきましょう。 【質問例】 「自己PRを1分でお願いします」 「あなたの強みを表すエピソードを教えてください」 「あなたは周囲からどのような人だといわれますか」 「あなたは集団や組織の中でどのような役割や立場を担うことが多いですか」 「これまでの経験の中で、どのような強みを発揮してきましたか」 【回答方法】 質問:「自己PRを1分でお願いします」 結論:「〇〇という点が私の強みです。    ▼ エピソード:「具体的には、〇〇(結論の根拠となる内容)というエピソードがありました。」    ▼ 入社後:「入社後は、〇〇という点を御社の〇〇に活かしていきたいと思っています。」 エピソードでは、「誰が・どんな時に・なぜ」という点を具体的に伝えることが大切です。 「自己PR」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接|魅力的な自己PRの答え方【回答例文10選】 質問③:ガクチカに関する質問~質問例4選~ ESで分からない具体的な行動や思いの確認や、ESの内容に信憑性があるか過大評価をしていないかといった一貫性の有無、自社にマッチした人材かどうかといった点を見極めています。さらに、分かりやすく説明する「論理的思考力」も問われています。 ■ガクチカに関する質問 【質問例】 「どのようなアルバイトをしましたか?」 「学校で頑張ったことは何ですか?」 「サークル活動について教えてください」 「ゼミの活動について教えてください」 【回答方法】 質問:「どのようなアルバイトをしましたか?」 結論:「私は〇〇というアルバイトをやっていました。この仕事を選んだ理由は〇〇だからです」    ▼ 具体的なエピソード: 「〇〇のアルバイトを通じ、〇〇という点で成長できたと感じています」    ▼ 入社後: 「〇〇というを御社の〇〇という業務に活かしたいと考えています」 結果はもちろん大切ですが、結果だけではなくプロセスを知りたいと感じている企業が多いため、自分のアルバイト経験なんてたかが知れていると萎縮せずに自信を持って答えましょう。 POINT ガクチカでのNGポイント 下記のようなガクチカは面接官に伝わらないので気を付けましょう。 ・専門用語が多い ・余談やエピソードが長すぎる ・エピソードを複数話す ・間髪入れずに一気に話す 質問④:長所や短所に関する質問~質問例4選~ 就活生がどのような人物なのか、どのような経験を積んできたのか、入社後どのような活躍が期待できるかなどを確認しています。自己分析を行い、客観的に自分自身の長所や短所を探索してみてください。 【質問例】 「長所を教えてください」 「短所を教えてください」 「主体性があると感じている点について教えてください」 「今後改善していきたいと考えていることはありますか?」 【回答方法①】 質問:「長所を教えてください」 結論:「私の長所は〇〇です」    ▼ 具体的なエピソード:「具体的には、〇〇を活かして〇〇を取り組み、〇〇といった成果を上げることができました」    ▼ 入社後のイメージ:「今後、御社に入社した際には、〇〇のように長所を活かして貢献したいと考えています」 「長所」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接で長所を質問された時の回答方法とは?長所一覧と回答例文15選 【回答方法②】 質問:「短所を教えてください」 結論:「私の短所は〇〇です」    ▼ 具体的なエピソード:「〇〇というエピソードがあり、短所だと感じています」    ▼ 改善策:「そのため、〇〇という点を改善できるよう、〇〇をするなどの行動をし、注意するよう心掛けています。(もしくは改善した)」    ▼ 入社後のイメージ:「短所に対して〇〇してきた経験を通して入社後も〇〇として取り組んでいきたいと考えています」 POINT 短所を聞かれる理由  短所は誰にでもあるもので、大切なことは短所に対し改善に向けてどのように行動したのかという点です。短所と長所は表裏一体ですので、短所から長所に結びつけ企業で働く上でどのように活かせるのかまでセットで答えられると良いでしょう。  「短所」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接で「短所」を質問された時の答え方とは?回答例文9選と短所一覧あり CHECK! 仕事に活かせない・抽象的な長所や短所はNG! あくまで面接ですので、「足が早い」といった仕事に関係のない長所や「遅刻癖がある」のような社会人として欠落していると思われるような短所はNGです。 また「好奇心」「探求心」といった抽象的な内容や「笑顔」「コミュニケーション力」など面接で見極められる内容もおすすめできません。 質問⑤:動機に関する質問~質問例9選~ 志望動機では、「なぜこの企業を選んだのか」「志望度がどれくらい高いのか」「就活生のやりたいことと企業の方針がマッチしているのか」という点を確認しています。なぜこの業界なのかという点に関しても深堀りして、自分自身の企業選びの軸を説明できるように準備をしておくことが大切です。  【質問例】 「志望動機を教えてください」 「当社に興味を持ったきっかけは何ですか?」 「当社では具体的にどのような仕事に取り組みたいですか?」 「当社の弱みを教えてください」 「当社の強みは何だと思いますか?」 「企業選びの軸を教えてください」 「希望の職種は何ですか」 「企業理念に共感する理由を教えてください」 「この業界を選んだ理由は何ですか?」 【回答方法】 質問:「企業選びの軸を教えてください」 結論:「私の企業選びの軸は、〇〇です」    ▼ 理由:「〇〇をすることで、▲▲となるからです」    ▼ 具体的なエピソード:「大学2年生まで××というアルバイトをしていました。~~というエピソードを通じ、〇〇となる喜びを感じました。」    ▼ 入社後のイメージ:「貴社の業務であれば、今までの◆◆という経験を活かし〇〇できると思い、志望致しました」 POINT 二次選考、最終面接では深堀りされるケースも多い 志望動機に関しては企業とのミスマッチを防ぐため、最終面接でも聞かれる質問です。なぜこの企業が良いのか、色々な角度から深堀りし、熱意を伝えることができるように準備をしておきましょう。 質問⑥:個人の性格・価値観を知る質問~質問例10選~ 自社が求める人物像に合っているか、自社で活躍できる人材かどうかを判断するためや、企業の文化や社風に合うかどうかを図るためにこのような質問をします。 【質問例】 「好きな言葉を教えてください」 「あなたを動物に例えると何ですか」 「休日の過ごし方を教えてください」 「キャッチフレーズ・キャッチコピーを教えてください」 「成功体験を教えてください」 「今までで一番うれしかったことは何ですか?」 「留年した理由は何ですか?」 「得意科目と苦手科目は何ですか?」 「今までで一番つらかったことは何ですか?」 「失敗談を教えてください」 【回答方法①】 質問:「成功談を教えてください」 結論:「私の成功体験は、〇〇ということです。」※簡潔に    ▼ エピソード:「成功するために、日々▲▲ということを意識して、××という取り組みを実施していました。その結果、××という成果を得ることに成功しました。」    ▼ 入社後:「この〇〇という成功体験を活かし、御社でも■■に取り組み貢献したいと考えています。」 成功経験を話す場合には、「結果」よりもなぜ成功できたのか、成功するためにどのような取り組みをおこなったのかといった「過程」を重視して答えるようにしましょう。 【回答方法②】 質問:「失敗談を教えてください」 結論:私の失敗は、〇〇ということです。」※簡潔に    ▼ エピソード:「(エピソード)してしまいました。結果として、〇〇となってしまいました。」 ※失敗談が薄いと結論に結びつかない場合があります。     ▼ 改善策:「このままでは良くないと思い、〇〇という対策を行うことでスムーズに〇〇できるようになりました」    ▼ 入社後:「〇〇を活かし、御社でも〇〇に取り組んでいきたいと思います。」 ネガティブなことを聞く意図は、トラブルや困難にぶち当たった時に乗り切ることができるのか、どのようなプロセスで乗り切ることができたのかを確認するためです。失敗から学んだことをどう企業に活かすのかに繋げ、前向きな姿勢で発言を終えることが大切です。  「失敗談」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 面接で就活生の失敗談を聞く理由や回答方法【回答例文13選】 POINT おもしろい質問をする意図は? 個性や価値観を図るために面白い質問をする企業も多数あります。就活生の緊張をほぐすためという理由でこのような質問をするケースもありますが、「素の就活生の個性や価値観を見たい」「学生の対応力を見たい」と考えている企業が多いため、落ち着いて柔軟に受け答えができるように心掛けましょう。  質問⑦:仕事の価値観に関する質問~質問例3選~ 就活生の仕事に対する価値観や人柄を知りたい、企業の理念や方針と合うかどうかのマッチングを図りたいといった意図で下記のような質問をするケースがあります。この質問に回答するためにも企業が大切にしているビジョンや企業理念を理解しておくと良いでしょう。 【質問例】 「仕事とは何か?」 「仕事で大切にしたいと思っていることは何ですか?」 「仕事のやりがいは何だと思いますか?」 【回答方法】 質問:「仕事とは何か?」 結論:「私にとって仕事とは、〇〇です」    ▼ 具体的なエピソード:「アルバイト経験の中で、■■という業務をしていました。その中で、▲▲という出来事が起こり、××をしたことから、〇〇という答えに行き着きました」    ▼ 入社後:「御社においても、〇〇という気持ちを大切に、貢献していきたいと考ています」 CHECK! NGな質問例 「生活費を稼ぐため」や「プライベートのため」といった回答は、仕事への意欲や企業への志望度を示す回答としてはふさわしくないためNGです。 お金を稼ぐだけであれば、他の企業でも問題ないのではと思われかねません。あくまで選考の場ですので、企業で働くイメージを持ってもらえる回答を用意しておきましょう。 質問⑦:入社後のイメージ・キャリアプランに関する質問~質問例4選~ 企業と就活生の間でのミスマッチがないかを確認しています。就活生が思い描く将来像が企業で実現可能なことなのかを確認することで、ミスマッチなく長く活躍しながら働いてくれる学生を探したいという面接官の意図があります。 その他にも、事業内容や企業理念を理解しているか、働くイメージが湧いているかどうか、成長意欲があるかどうかを確認する狙いもあります。 【質問例】 「10年後の自分について教えてください」 「入社後にしたいことを教えてください」 「あなたを採用するメリットは何ですか?」 「転勤は問題ないですか?」 【回答方法】 質問:「10年後の自分について教えてください」 結論:「私は10年後には、顧客に信頼してもらえるような提案ができる営業を担っていたいです」    ▼ 理由:「なぜなら、自社の売上に貢献できる〇〇という仕事は、▲▲であり、顧客にとっても◆◆であると考えているからです。そのため現在は、〇〇という商材に関する理解を自分なりに学んでおり、大学では〇〇という研究も行っています」    ▼ 入社後:「貴社に入社できたら、まずは〇〇として基礎をしっかり身に着けつつ、顧客との関係構築の方法を学び、お客様から選ばれる人材になれるよう精進していきたいと思っています」 理由を述べる際には、活かせる自分の強みも合せてアピールすると良いでしょう。 質問⑧:最近の気になるニュース等に関する質問~質問例3選~ これらの質問は、情報への感度の高さや社会問題に対する理解度などを確認していると捉えましょう。どんな仕事をする場合においても最新の情報をキャッチアップし仕事に活かすことは不可欠なため、そういった能力を兼ね備えているかもチェックされています。 その他にも選ぶニュースから興味の方向性がどこにあるのかを確認し、自社とのマッチ度を図る狙いもあります。 【質問例】 「最近読んだ本を教えてください」 「最近気になるニュースを教えてください」 「最近関心のあることを教えてください」 【回答方法】 質問:「最近の気になるニュースについて」 結論:「私が気になっているニュースは、〇〇です。」    ▼ 概要:「〇〇というものです。」    ▼ 自分なりの見解:「〇〇というのは、▲▲であり、◆◆であると感じています」    ▼ 企業:「入社後は、仮に〇〇というニュースが起こった場合においても、貴社の××という事業を、〇〇は▲▲できると考えており、そのために××していきたいと考えています」 「最近の気になるニュース」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 面接で就活生に「最近のニュース」を聞く理由とは?答え方と回答例文10選 質問⑨:志望度に関する質問~質問例3選~ 志望度に関する質問は最終面接などで多く聞かれます。内定辞退などを避けるためにも下記のような質問を通じ、就活生の企業に対する本気度を確認しています。 【質問例】 「第一志望ですか?」 「最後に一言ありますか?」 「他の企業の選考状況はどうですか?」 質問⑩:逆質問~質問例10選~ 逆質問は一次面接から最終面接までどのシチュエーションでも行われます。ただし、選考フローによって見られているポイントが異なりますので質問内容は選考プロセスに応じて変える必要があります。 【選考フロー別|おすすめの質問】 ■一次面接:基本的な能力や企業に対する基礎理解を見られることが一般的なため、入社意欲や熱意をアピールする質問 ■二次面接:面接官に就活生が企業で働いている姿をイメージさせられるような質問 ■最終面接:社長や経営層にしか聞けない、企業のビジョン、会社や事業全体に関する内容について質問 逆質問については、面接の途中で疑問が解消されることもあるため、5~6個程度を予め準備しておくことをおすすめします。 【一次面接での質問例】 「貴社で活躍している人に共通する点があれば教えてください」 「この職種に求められるミッションなどがあれば教えてください」 「〇〇部署の雰囲気について教えてください」 【二次面接での質問例】 「より早く即戦力として活躍したいのですが、入社前までに身に着けておいた方が良いスキルや資格などがあれば教えてください」 「業務内容については確認しておりますが、配属部署の具体的な仕事内容についてお聞きしたいです。1日のスケジュールについて教えていただけますでしょうか」 「業務の中で〇〇様が一番やりがいに感じていることを教えていただけますでしょうか」 【最終面接での質問例】 「経営者から見て御社の魅力何だとお考えですか?」 「経営者から見て現在自社で課題に感じていることや今後の解決策、就活生に求めることはどのようなことですか?」 「御社の〇〇というビジョンに共感しているのですが、どのような場面で発揮されていると感じますか?」 「新入社員の採用は初めてだと伺っているのですが、新入社員に期待することは何ですか?」 「逆質問」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 【新卒の面接】逆質問例38選|質問の終わり方や最終面接で使える例文も! 新卒の面接時に意識すべきポイント 面接では回答内容も大切ですが、受け答えの仕方も重要です。ここでは、面接時に意識しておいた方が良いポイントについてお伝えしていきます。 エピソードの過程をアピールする 質問に回答する際に重要なことは「過程をアピールする」ということです。 面接官は、人柄や価値観が知りたいので、実績を得るに至った過程で取った行動や考え方を重視して回答しましょう。 簡潔に話す 面接で回答する際は、基本的に簡潔に伝えてください。たくさんアピールしたい気持ちは分かりますが、盛り込みすぎるとかえって何を伝えたいのか分からなくなります。要点を絞って話すことを心掛けましょう。 簡潔にまとめて話すことが苦手な人は、日頃から話したい内容を1分以内に収める練習をしておくことをおすすめします。   表情・態度に気を付ける 面接では話す態度・聞く態度についてもチェックされています。 話す時は面接官の目を見て笑顔でハキハキ話すことを意識し、話を聞く際は、面接官の方へ視線を向け、相槌を打ちながら聞くようにしましょう。 結論から話す 面接の質問に答える場合、必ず結論から伝えましょう。 エピソードから話されると何の話をしているのかが分からず、仮に良い話をしたとしても、面接官にうまく伝わらないという事態が発生しかねません。そのためまず最初に結論を伝えるコミュニケーションを心掛けてください。 面接前日までに準備しておくべきこと ここでは、面接に挑む前にやっておいた方が良い準備についてお伝えします。 ニュースや新聞に目を通しておく 情報収集能力や基礎知識力を確認するため「最近の気になるニュースは?」という質問をされることが多々あります。ニュースの事前準備は前日では用意できないため、就活中には常にニュースや新聞をチェックしておきましょう。 日々の出来事に関するニュース以外にも、志望業界や企業に関するニュースも合せて確認しておくとさらに高評価に繋がる可能性が高いです。 ESを見返す 面接では一貫性があるかどうかもチェックされており、面接で企業はESの情報をもとに質問をしています。そのためESで書いた内容と違う話をすると軸がぶれている印象を持たれてしまうため、面接に臨む前に自分が書いたESを見直しておきましょう。  逆質問を考える 面接の最後に企業理解度や就活生の志望度を知るために「何か質問もはありますか?」と聞かれることが多々あります。 一次~最終面接までどの選考プロセスにおいても聞かれることを想定し、準備をしておくことをおすすめします。

2023.12.19

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【就活生向け】面接で失敗しない!正しい受け答え方のコツやポイントとは?

面接での受け答え方に不安を感じている就活生も多いのではないでしょうか。 本記事では、面接官に好印象を与える答え方のコツやポイントについて解説致します。 さらに、面接官のタイプ別の特徴や対策方法についてもご紹介していますので、これからの面接対策に役立ててみてください。 この記事のまとめ 答える時は「結論→理由(エピソード)→まとめ」の構文で話す 面接官の質問に対する意図を汲み取り、エピソードの過程を意識し、1分以内を目安に回答する  声のトーンや話すテンポ、表情や聞く態度にも気を付ける 社交型、受け身型、圧迫型、論理型の4パターンの面接官の特徴を知っておく 新卒の面接|正しい答え方をするための6つのコツ 新卒の面接で抑えておきたい6つのポイントについてお伝えしていきます。 面接では、下記6点を意識して受け答えをしましょう。 ①答える時は「結論→理由(エピソード)→入社後」の構文で話す ②エピソードの大きさではなくその過程をアピールする ③1分以内を目安に答える ④面接官の質問をしっかり良く聞いて回答する ⑤声のトーンや話すテンポにも気を付ける ⑥表情や聞く態度にも気を付ける それぞれの項目に関して細かく確認していきましょう。 答える時は「結論→理由(エピソード)→入社後」の構文で話す 面接では、基本的に下記の構文に沿って回答します。 ①結論  ・質問に対する回答を端的に    ▼ ②理由(エピソード) ・結論に至った理由や背景、それを裏付けるエピソード  (1)取り組んだ出来事を伝える  (2)その問題に対してどういう行動をとったかを伝える  (3)結果を伝える    ▼ ③入社後 ・②を通して最も伝えたいこと、入社後にどう活かせるのかなど どんな質問に対してもまずは端的に結論から話すという点がポイントです。 要点をまとめずにダラダラと回答すると、最も伝えたいことが何なのか面接官には伝わらず、良い話をしたとしても好印象を与えることができません。 ②で話すエピソードはあれもこれも盛り込まずに1つか2つに絞るとすっきりまとめることができます。 エピソードの大きさではなくその過程をアピールする 面接で答えるエピソードは「大きな成果を出したものでなければいけない」と考えている就活生も少なくないと思いますがそれは間違いです。大切なことは、「過程をアピールする」ということです。 面接官が知りたいポイントは、就活生が取った行動や考え方など人柄や価値観ですので、良い実績を残すことができた過程が分からなければ好印象を与えることができません。エピソードの大きさにこだわるのではなく、過程を重視して回答するようにしましょう。 1分以内を目安に答える 質問に対する回答は長くても1分以内と覚えておきましょう。冒頭にお伝えした構文に沿って、結論から端的にまとめて回答するよう練習をしておくと良いでしょう。 面接官の質問をしっかり良く聞いて回答する 面接官の質問の意図を組み、的を得た回答をするようにします。「自己紹介をお願いします」といわれたにもかかわらず自己PRをしたり、「サークル活動を通じて学んだことは何ですか」という質問に対してサークル活動を選んだ理由を回答したり、的外れな回答をしたりしないように面接官の質問をしっかり聞いて回答しましょう。 分かっていても緊張してしまいうまくいかないこともあるかも知れませんが、そのような時は、面接官からの質問後に1、2秒程度間を空けて頭を整理して回答するように意識することをおすすめします。 声のトーンや話すテンポにも気を付ける 受け答えをする場合には内容だけではなく、声のトーンやテンポも重要です。 声は明るくハキハキとした声を意識しましょう。また、緊張していると早口になりがちですので、自分が考えているよりもワンテンポ遅めに話すと相手には伝わりやすい早さとなります。 表情や聞く態度にも気を付ける 面接では話す時だけではなく、話を聞く時の態度も非常に大事です。 話す時は笑顔で、面接官の目を見てハキハキ話すことを意識し、話を聞く時は、話している面接官の方に視線を向け、あいづちを打ちながら聞くようにしましょう。面接中の態度もチェックされているので意識して臨むようにしてください。 新卒の面接|正しい答え方の回答例 ここでは、2つのシチュエーションでの回答例をご紹介していきます。 回答例①|「自己PRをお願いします」 まずは、自己PRの回答例文を紹介していきます。自己PRでは基本的な構文に沿って回答していきます。 ①結論 ・質問に対する回答を端的に    ▼ ②理由(エピソード) ・結論に至った理由は背景、それを裏付けるエピソード  (1)取り組んだ出来事を伝える  (2)その問題に対してどういう行動をとったかを伝える  (3)結果を伝える    ▼ ③入社後 ・②を通して最も伝えたいこと、入社後にどう活かせるのかなど ■例文 【結論】 私の強みは、「相手の立場に立って物事を考えられる点」です。 【エピソード】 ①私はガソリンスタンドでアルバイトをしており、来店されたお客様の殆どをリピーターにするという目標掲げていました。 ②具体的には受付時に雑談を通したヒアリングを行い、お客様にとって最適なプラスワンの提案を徹底しました。 ③その結果、お客様目線に立って相談から提案を親身になって行う私の人柄が認められ、リピーターが増えていきました。 このことから、相手の立場に立って物事を考えることは、信頼関係を構築するうえで非常に重要であると学びました。 【入社後】 この経験を生かし、社会に出ても顧客の目線から物事を判断し、相手のニーズに応えられる提案ができる社会人になりたいと考えています。 「短所」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接で「短所」を質問された時の答え方とは?回答例文9選と短所一覧あり 面接官のタイプ別特徴と対策方法 様々なタイプの面接官がいますので、それぞれの面接官の特徴や対策を知っておくと面接に役立つかもしれません。 社交型面接官 社交型の面接官は、就活生の話に対してあいづちを打ったり褒めてくれたりと良い反応をしながら聞いてくれるという点が特徴で、就活生からすると「採用されるかも!」と期待してしまいがちなのがこのタイプです。 このタイプの面接官にあたった場合には、「ダラダラと話さない」ということを意識してください。 面接官がフレンドリーに話を聞いてくれるとなると、安心感からか長く話してしまう就活生も少なくありませんが、社交型の面接官でも面接は評価をつける場であるため、簡潔に話すことを心掛け、緊張感を持って臨みましょう。 受け身型面接官 受け身型面接官の特徴は、あまり質問をしてこないということです。 たとえば「尊敬する人は誰ですか?」と聞かれた際に「母です」と答え、「そうなんですね…」と終わらせてしまう面接官は受け身型タイプです。 このタイプの場合、面接官からの「なぜ?」というような深堀り質問が少ない傾向にあるため、「母です。なぜなら~~」のように自らアピールする姿勢を忘れないようにしましょう。 圧迫型面接官 圧迫型面接官は、回答に対して否定的であったり、聞く態度が悪かったり、とことん深堀りをしてくるという特徴があります。 面接中に「圧迫面接だ」と感じて焦ってしまう就活生もいると思いますが、全く焦る必要はありません。このタイプの面接官は、圧迫面接を通して、就活生のストレス耐性をチェックしているケースが多いため、圧迫面接をされた時は「ストレス耐性をみられている」と理解し冷静に対応しましょう。 論理型面接官 論理型面接官の特徴は、就活生の回答に対して「なぜ?なぜ?」とたくさん深堀りをしてきます。 面接用に作られたエピソードではないかという点や就活生の素の価値観を確認するために深堀りをしていると考えられます。 面接を受ける前には、このタイプに当たることも予想し、事前に深堀りされた場合の回答案を用意しておくと良いでしょう。 このような記事も読まれています 新卒の面接で内定をもらうためにやるべき効果的な練習方法8選!

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新卒の面接で内定をもらうためにやるべき効果的な練習方法8選!

本記事では、面接に対して不安や緊張を感じている就活生が自信を持って面接に挑むために必要な練習方法についてご紹介しています。 面接の本番はきっと緊張するかと思いますが、練習した努力は必ず本番での底力となりますので、自信を持って本番に臨むために準備をすることは内定への第一歩です。 面接時に面接官が見ているポイントや練習する前の事前準備なども紹介していますので、準備を万全に整えたうえで自分に合った練習方法を実践してみてください。 この記事のまとめ 自分の印象を客観視でき、落ち着いて面接に臨めるようになるため面接の練習はしたほうが良い 面接の練習は「自信がつくまで」何度でもやるべき 面接の練習を始める前に回答例を作成しておく 一人で練習する方法は「スマホで録画する」「時間を計る」「Youtubeを活用する」「アプリを活用する」の4つがある 客観的な態度を確認するためには「友達や家族に協力してもらう」「面接官役をやってみる」「社会人に協力してもらう」「就活イベントに参加する」「就活エージェントに頼る」という方法がある 新卒の面接|練習をしたほうが良い理由とは? 練習する前に、なぜ練習するべきなのかを知ってから取り組むようにしましょう。 自分の印象を客観視できる 面接では好印象を与えるために、視線や座り方、表情、話し方や話すスピードなどを意識する必要があります。本番の面接前に練習することで、自分自身の印象を客観的に捉えることができ、より良い姿勢に改善することができます。自分が思っている姿と客観的に見る印象とは乖離することもありますので、事前にチェックしておくことが大切です。  落ち着いて面接に臨むことができる 面接の基本的な流れは決まっているため、事前に流れに沿って練習しておくことで、本番で落ち着いて臨むことができます。また、面接で聞かれるであろう質問に関する回答を準備しておけば、慌てることなく落ち着いて対応できるため面接官に好印象を与えられるでしょう。   POINT① 面接の一連の流れ 面接の流れは下記の通りです。面接では基本的なマナーが確認されていますので、流れと共にマナーについてもチェックし、練習しておきましょう。 POINT② 面接時の質問の流れ 面接開始後の基本的な流れは下記の通りです。質問の仕方は変わるかと思いますが、下記のような流れで質問されるケースが多いため、事前に質問に対する回答なども準備しておきましょう。 新卒の面接|評価基準を確認しよう 面接の練習をする前に、どのような点を面接官がチェックしているのかを今一度確認し、練習に役立てましょう。 面接時の態度・姿勢と回答内容の2つに分けてお伝えします。 【面接官がチェックしているポイント】 ■態度・姿勢 ・第一印象や基本的なマナー ■回答内容 ・企業の価値観とのマッチ度・自社で活かせるスキルの有無 ・企業への志望度 各項目について詳しく確認していきましょう。 態度・姿勢|第一印象、基本的なマナー 面接で一番注意すべきポイントは、第一印象や基本的なマナーです。 ポテンシャル採用である新卒採用において、社会人として当たり前の行動やマナーを持ち、好印象な学生を採用したいと考えている面接官は多いです。この基準はどの企業においても変わらない点ですので、第一印象で好印象を与えられるよう、基本的なマナーをしっかりと練習しておきましょう。  POINT 第一印象で好感度を上げる方法 ①視線は面接官の目を見る(オンラインの場合はカメラ) ②少し口角を上げてにこやかな表情 ③面接官の聞き取りやすいスピードで話す ④面接官の聞き取りやすいトーンで話す ⑤背もたれに寄りかかったりせず、足を揃えて背筋を伸ばして座る ⑥適切な敬語表現を使う ⑦面接官が理解できない略語や専門用語を使わない  回答内容①|企業の価値観とのマッチ度、自社で活かせるスキルの有無 面接をする目的は、「自社の価値観にマッチしており、長期的に自社で活躍できる人材の採用」にあります。面接官は早期離職を防ぐため、企業の価値観と就活生個人の価値観が合っているのか、就活生が持っているスキルは自社で活用できるスキルなのかなどを総合的に判断しています。  同じ業界でも企業によって特色は異なりますし、求めているスキルも異なります。 なぜこの企業に就職したいのかを面接官に伝えるためには、業界理解だけでなく、「企業研究」をしっかり行い、企業とマッチしていると判断してもらえる回答を用意することが大切です。スキル面においても、企業が必要としているスキルを確認し、自分自身が活かせる強みと合っている点を面接でアピールするように準備をしましょう。(ESの内容も同様ですので、一貫性のある内容を記載するようにしてください。) 回答内容②|企業への志望度 企業は予め採用予定人数を決めて新卒採用を実施しています。企業が求める人物像であっても、企業への入社意欲が低い就活生に内定を出し、後々内定辞退者が大勢出てしまうと予定人数を割り込んでしまい、企業運営に支障をきたしかねません。 そのため、面接官は自社の価値観に合い、求めている人物像であるという点だけでなく、「自社に対する志望度が高い学生」かどうかも見極めています。 特に最終面接で企業への志望度を確認する質問が多いため、志望動機をしっかり伝えられるように準備をし、熱意の伝わる話し方を練習しておくと良いでしょう。 面接の練習は何日前から? ここでは、面接練習の日数についてお伝えします。 自信がつくまで何度でも 面接の練習について「何日前から練習すれば問題ないんだろう」と疑問に感じている就活生もいるかと思いますが、答えは、日数ではなく「自信がつくまで」です。 自分は自信があるから練習をしなくても良いという就活生であれば、無理に練習をする必要はありません(選考を通過するかどうかは分かりませんが)。大事なことは、自信を持って面接に挑める覚悟ができているかどうかです。 面接の本番は、自分が思っている以上に緊張するものです。ご自身の経験の中でも、練習せずにぶっつけ本番で成功した経験を持つ人は少ないのではないでしょうか。人生の大一番である就活面接とどのように向き合いたいかを再確認し、自信を持って臨めるまで練習しておくことをおすすめします。 新卒の面接|練習の前の準備 面接の練習をする前に、本番の面接で聞かれるであろう質問に対する回答例を作成することから始めましょう。 質問に対する回答を書き出す 面接で聞かれる質問はある程度決まっていますので、予め面接で聞かれそうな質問を書き出し、その質問に対する具体的な回答を書き出しておきましょう。 回答を書き出したら、書き出した項目に対して「なぜ?なぜ?」と問い直し、深堀りされた場合を想定した回答も用意しておきます。 POINT 新卒の面接でよく聞かれる質問例 ■自己紹介に関する質問 「自己紹介を1分以内でお願いします」 ■自己PRに関する質問 「自己PRを1分でお願いします」 「あなたの強みを表すエピソードを教えてください」 ■志望動機に関する質問 「当社に興味を持ったきっかけは何ですか?」 「当社の弱みを教えてください」 ■ガクチカに関する質問 「どのようなアルバイトをしましたか?」 「学校で頑張ったことは何ですか?」 ■逆質問 「最後に何か質問はありますか」 新卒の面接|一人でできる練習方法4選 練習の準備が整ったら、練習を始めていきましょう。 ここでは一人でできる練習方法をご紹介していきます。練習の相手がいなくてもできる方法は複数ありますので、ぜひ実践してみてください。 練習①スマホで録画する スマホの録画機能を活用し、自分が話している姿を録画し、確認するという方法です。 自分が話している姿を客観的に見ることができますし、今まで気付けなかった改善点を見つけることもできます。 POINT できているかチェックしよう! □姿勢:背筋が伸びているか □声の大きさ:大きい声でハキハキと話せているか □話すペース:速すぎず、聞き取りやすく話せているか □表情・視線:笑顔で、しっかりと面接官の目を見て話せているか 練習②時間をはかる 自己紹介は「〇分以内で回答してください」と時間に制限を設けられるケースもあります。自己紹介以外の質問においてもダラダラと話すのではなく、要点をまとめて簡潔に話すことが面接の場では鉄則です。1つの質問に対して「1分」を目安に回答できると相手にとっても伝わりやすいです。 練習をする場合には、タイマーをセットし、1分以内に回答できるかどうかを確認しておくと良いでしょう。 練習③YouTubeを活用する 様々な就活系の動画がYouTubeにアップされていますので、ぜひ活用してみてください。「面接練習」と検索すると、質問を投げかけてくれるものもあります。 自分では想定していなかった質問を投げかけられるケースもありますので、対人練習のような緊張感を持った練習ができるためおすすめです。 練習④アプリを活用する 面接練習用のアプリが普及していますのでこれらのサービスを活用するとより効率的な練習が可能です。 疑似面接官が質問をしてくれたり、回答内容を録音してくれたり、回答時間を計ってくれたりとかなり便利ですので一人で練習しようと考えている就活生は活用してみると良いでしょう。 新卒の面接|客観的にみる練習方法5選 客観的なアドバイスをもらうために、周りの人に協力を仰ぐ場合には下記のような練習方法があります。 練習①家族や友達に聞いてもらう 家族や友達に面接官役をお願いし、率直なアドバイスをもらいましょう。身近な存在であるため気軽に取り組めるという利点があります。 ただし、身近な人であるがゆえに気持ちが緩んでしまいがちですので、しっかり緊張感を持って練習してみましょう。 練習②友達との練習で面接官役をやる 友達と面接練習をする場合、面接官役で聞く人の立場を経験することで、どう話せば相手が聞きやすいかを理解することができます。姿勢や表情などを面接官の立場で見ることで「意外とこういうポイントが気になる」といった新たな発見があるでしょう。面接官役をやって得た改善策を自分に活かすことができます。 練習③社会人に聞いてもらう 面接では基本的なマナーや第一印象をみられていますので、社会人にチェックしてもらうとより面接官に近い視点からの評価やアドバイスを受けることができます。 家族や友達との練習方法と比べ難易度は高いですが、得られるフィードバックはより的確ですので、「具体的なアドバイスがほしい!」という就活生はOB・OG訪問などを利用し、社会人との面接練習を実施することをおすすめします。 練習④就活イベントに参加する 就活イベントでは、模擬面接やマナー講座など様々なイベントを開催しています。  自分に必要な講座を選んで参加することができるため、自分一人で練習することに少しでも不安を感じている人は積極的に参加してみると良いでしょう。 練習⑤就活エージェントを利用する 就活エージェントとは新卒の人材紹介などを行っている新卒採用のプロフェッショナルのことです。「個別面談」「企業紹介」「履歴書・ESアドバイス」「面接アドバイス」など一人ひとりの就活状況や人柄を把握したうえで就活のサポートをしてくれます。 一人で面接練習をしていて、行き詰ってしまった場合にはこのようにプロの力を借りることも選択肢の一つでしょう。 新卒の面接|練習をする場合の注意点 面接の練習をする場合にはいくつか注意点がありますので、先に確認したうえで取り組みましょう。 回答を丸暗記しようとしない 面接の練習で多い間違いは「丸暗記をすること」です。丸暗記は、ただ原稿を読んでいるような印象を与えてしまい、熱意を伝えることが難しくなってしまいます。そのため、回答を一語一句正しくいうということよりも、どう話したら相手に一番伝わりやすいかを考えて話す練習を心がけましょう。 結論から話す 面接では、ダラダラと話すのではなく、結論から話すことが鉄則です。「結論→エピソード→入社後の意欲」を伝えられるよう、要点を絞って話せるように準備をしましょう。 用意していた質問と全く同じ内容の質問が来るとは限りませんので、質問の内容に合わせて変更できるように練習すると安心して面接に挑めます。 緊張感を持って練習する 練習だからといって気が緩んでしまうこともあると思いますが、面接本番の緊張感の中で、話せるように準備をしなければ練習の意味がありません。 練習する際はできるだけ本番と同じ緊張感を持って取り組めるように環境を整備してみましょう。

2024.03.21

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圧迫面接をする理由は?面接官の意図や対処法・回答例もご紹介

就活を進めていく中で、圧迫面接を受けたという声を聞くことがあります。 本記事では、圧迫面接とはどんな面接を指すのかという基本情報や、面接官が圧迫面接を行う意図や圧迫面接と間違えられてしまう圧迫面接もどきについても解説します。 その他にも圧迫面接を受けた場合の対処法や回答例についてもご紹介しますので、面接を控えている就活生は一度確認しておくと安心して面接に臨むことができるでしょう。 この記事のまとめ 否定的な発言や執拗な深堀り、怒鳴るなどの威圧的な態度によって就活生を萎縮させる面接を圧迫面接という 圧迫面接を通して、ストレス耐性や思考力、コミュニケーション力を見極めている 圧迫面接を想定し、深堀り質問への回答を用意しイメージトレーニングをしておく 圧迫面接中は、面接官も仕方なくやっていると捉え、ネガティブ質問をポジティブに変換して回答する 圧迫面接とは?   圧迫面接とは、面接官が威圧的な行動をとったり、否定的な回答をしたり、意図的に意地の悪い質問をしたりすることで就活生を萎縮させる面接のことをいいます。 ここでは、一般的な圧迫面接の例を確認していきます。   回答に対して否定的な発言が多い 面接官の質問に対して自身の考えを述べたとしても、「その考えは間違っている」と否定してきます。どんなに就活生が良い回答をしても、その回答について重箱の隅をつつくような事柄を取り上げ、揚げ足を取ってくるケースもあります。 ■質問例 ・うちの会社に向いてないんじゃないですか? ・第一志望じゃないですよね? ・そんな考えで通用すると思ってるの? ・うちの仕事はきついから辞めたほうがいいんじゃない? ・あなたが当社にもたらすメリットはあるのでしょうか? 威圧的な行動 面接は本来、相互の理解を深める場ですが、明らかに上から目線な態度で就活生の話を聞く気のないような威圧的な態度を取ってくる場合も圧迫面接だと考えられます。下記のようなものが威圧的な態度例にあたります。 ■態度例 ・腕を組んだり、足を組んだり、背もたれにもたれかかったりしている ・貧乏ゆすりをするなどイライラした高圧的な雰囲気を出してくる ・就活生の発言に対してリアクションが全くない 怒鳴る 面接の場で本来はあってはならないことですが、面接官によっては無意味に怒鳴ることもあります。そういった面接を許容する企業は、怒鳴ることが常態化している可能性も考えられますので、仮に内定をもらったとしても入社をするかどうかを就活生は熟慮する必要があるかもしれません。  徹底的に深堀される この手の面接官は就活生の回答に対して5W1Hで何度も追及してきます。なんで?どうして?とそこまで聞いてくるかというところまで深く追求される場合も圧迫の一種である可能性があります。  質問のペースが速い 矢継ぎ早に次から次へと質問をしてくる場合も圧迫面接です。中には、答えを待たずに別の質問を投げかけてくるケースもあります。 興味を示さない 面接で何をいっても面接官が興味を示さず、向こうからの質問に答えても、「へえ」とだけいって会話を終わらせてしまうパターンもあります。 CHECK! 圧迫面接は企業側にもリスクがあり減少傾向 圧迫面接には以下のようなリスクがあります。 ・就活生から精神的苦痛を理由に「損害賠償請求訴訟」を起こされる可能性がある ・選考辞退・内定辞退・入社辞退をされる可能性がある ・企業イメージが下がる 近年コンプライアンス意識の高まりにより、社員を大切にする風土が主流ですので、圧迫面接は減少傾向にあります。しかしながら、全ての企業で圧迫面接がなくなったわけではないため、対策は講じておいたほうが良いでしょう。 企業が圧迫面接をする理由とは そもそも企業はなぜ圧迫面接を行うのでしょうか。ここでは、圧迫面接を行う企業の意図について確認していきます。   ストレス耐性があるかを確認したい 圧迫面接が行われる一番オーソドックスな理由は、就活生の「ストレス耐性」を把握するためというものです。ビジネスの場において、取引先から理不尽な指摘を受けることや、不愉快な態度を取られてしまうこともあります。 このような状況であっても忍耐強く感情をコントロールし、相手に不快な思いを与えずに対応できるストレス耐性を持ち合わせているかという点をチェックしています。 思考力を見たい 思考力をチェックしている場合もあります。顧客や取引先から予期せぬ質問をされる可能性があるため、繰り返し深堀り質問をしたり、質問攻めにしたりといった状況に対し就活生が即座に反応できるかといった点をチェックしていると考えられます。  コミュニケーション力を見たい 聞く気のない相手や威圧的な相手に対してどのようなコミュニケーションを取るのかという点をチェックしています。ビジネスの場においては、威圧的な態度で接してくる顧客に対して円滑なコミュニケーションを取らなければならない場合もあります。そのようなケースを想定し圧迫面接を通して、理不尽な相手であっても角の立たない会話ができるかというコミュニケーション力を見られていると覚えておきましょう。 POINT ビジネスの場で通用するかを見極めている ビジネスの場には圧迫面接と同じような態度を取る顧客や取引先担当者もいます。そのため、企業は圧迫面接を通してそういった顧客にも対応できるような、自社の業務内容に通用するスキルを持ち合わせているかを判断しているのです。  圧迫面接と勘違いしていることもある 何かしらの意図を持ったうえで圧迫面接を課しているパターンを紹介しましたが、圧迫面接には「圧迫面接をするつもりはないが、就活生が勝手に圧迫面接であると勘違いをしているパターンもあります。 質問への深堀りが多い 最も多いケースは質問への深堀りが多いというものです。企業側からすると、単純に就活生のことをより詳しく知るために質問の深堀りをしているだけだったにもかかわらず、様々な角度から予想だにしない質問をされ、就活生自身が勝手に萎縮しテンパってしまい、圧迫面接を受けたと思い込んでいるというケースです。 面接の場で面接官が質問に対して深堀りをすることは当たり前のことですので、事前準備をしっかり行うといった対策をしておきましょう。 面接官の表情が怖い 面接官が全く笑わず、無表情で睨んでいると感じると圧迫面接かもしれないと思う就活生も多いですが、これも誤解の可能性が高いです。 面接官にも様々なタイプの人がいますが、表情が固く見える面接官の場合には単純に表情筋が固く笑わない人であるだけで、特に年配の部長職以上の役職の方に多い印象です。面接官本人には威圧しているつもりは全くないため、冷静に落ち着いて対応しましょう。 圧迫面接の事前準備と対処法 ここでは圧迫面接の対処法についてお伝えしていきます。面接前に準備しておくべきことと面接中にできる対処法についてご紹介します。 事前準備①5W1Hで深堀りし回答を準備しておく 予め想定できる質問と回答を準備しておくことで冷静な対応ができます。5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように)を意識した深堀り質問を自ら設定し、回答した内容に対しても「なぜ?」「なぜ?」とさらに深堀りを繰り返した回答案を考えておきましょう。可能な限り想定外をなくせるような準備は非常に重要です。 事前準備②イメージトレーニングをしておく 威圧的な態度をしている面接官を想定し、事前にその中で面接を受けている自分を想像してみます。イメージをするだけでも心構えが変わり冷静に対応できる可能性がありますので、試しておくと良いでしょう。 対処法①面接官も仕方なくやっていると考える まず圧迫面接をされたときに面接官も仕事で仕方なく圧迫面接をしていると考えることが重要です。面接官も好きで圧迫をしているわけではなく、「この人も仕事でやっているんだろうな」くらいの気楽な心持ちで受けることで気持ちが楽になるでしょう。圧迫面接は選考の過程の一つであると認識し、他の就活生も圧迫されていると考えてください。 実際に圧迫面接をされると冷静な対応はできないかもしれませんが、割り切ることが大事です。最初の段階で焦ってしまうとその後の受け答えも感情的になってしまう可能性があるので、冷静になることが大切です。 対処法②ポジティブな内容に変換する ネガティブな質問を受けた場合でも頭の中でポジティブな質問に変換して回答してみましょう。たとえば「あなたが当社にもたらすメリットは何ですか」という質問であれば「会社に入ったらどんな活躍をしてくれるか」といった具合です。 こうすることで、準備をしてきた返答ができますし、気持ちを落ち着けて返答できます。 CHECK! ポジティブ変換例 ■「うちの会社に向いてないんじゃないですか?」 →「うちの会社を志望した理由をおしえてください」 ■「第一志望じゃないですよね?」 →「うちの会社が第一志望ですか?」 ■「そんな考えで通用すると思ってるの?」 →「他にはどんな考え方を持っていますか?」 ■うちの仕事はきついから辞めたほうがいいんじゃない? →「うちの仕事は本当に大変ですが、耐えられる自身はありますか?」 圧迫面接時に回答する際のポイント 圧迫面接の際に回答する時のポイントについてお伝えしていきます。 堂々と自信を持って回答する どんなに相手が威圧的な態度であったとしても、就活生自身は通常の面接と変わらず、明るく元気にハキハキと話すことを心掛け、笑顔で大きな声で自信を持って回答するようにしましょう。通常の面接時よりも少し大きい声で話をしたほうがより堂々と自信があるように見えます。大きな声を出すことで自分自身の中にある不安を払拭できる効果もあります。 素直に質問を受け止める あえて意地悪ないい方をしてくることもありますが、けんか腰な反応をすることなく、まずは「おっしゃる通りです」といった具合に素直に話を受け止める姿勢が大切です。 一呼吸おく ネガティブな質問を多くされると、面接官の質問の意図を見失って的違いな返答をしてしまう恐れがありますので、一呼吸おいて質問内容をポジティブに変換したうえで面接官の的を射た回答をするように心掛けましょう。 冷静な態度で返答する 実際に圧迫面接を受けると焦ったりてんぱったり、萎縮したりしてしまうことも考えられますが、できる限り冷静な態度で返答できるように努めてください。 圧迫面接でのNG対応 圧迫面接をされると逃げ出したい気持ちになると思いますが、下記のような対応はNGです。 それぞれの項目について詳しくみていきましょう。 面接会場から勝手に退出する 冒頭にお伝えしたように圧迫面接ではビジネスの場での対応力を確認しているため、面接会場から勝手に退出するということは、顧客対応においても顧客をおざなりにして逃げる可能性があると判断されます。どんなに不快で逃げ出したい気持ちだったとしても勝手に退出することは避けましょう。 面接中に泣いてしまう 雰囲気に呑まれどう対応して良いのか分からずふと涙が出てしまうこともあるかもしれませんが、これもNGです。ビジネスの場では泣いたところで何も解決はしませんし、泣く前に解決策を提示して欲しいと感じる顧客のほうが多いものです。面接は社会人への第一歩ですので、たとえば質問のスピードが早いようであれば、「申し訳ありません、適切に回答をできるよう頭の中を整理しますので、少しお待ちいただけますでしょうか」など自分ができる最大限の対処法を伝え気持ちを入れ替えて毅然とした態度を心掛けましょう。 感情的になって怒る 不躾な態度や理不尽な質問についカッとなってしまうことも考えられますが、感情に任せて怒ってはいけません。感情のコントロールができなかった場合、顧客からの理不尽なクレームを受けた場合にも同じように怒ってしまうのではといった印象を与えてしまいます。 面接官はわざとこういう態度を取っていると冷静に判断し、落ち着いて回答するようにしましょう。 圧迫面接での回答例 ここでは、圧迫面接を受けた場合の回答例についてご紹介していきます。威圧的な質問に対してもこのように紳士的に返答していくことで面接官に好印象を与えることができるでしょう。 「うちの会社に向いてないんじゃないですか?」 「第一志望じゃないですよね?」 「そんな考えで通用すると思ってるの?」 「うちの仕事はきついから辞めた方がいいんじゃない?」 「うちの会社に向いていないんじゃないですか?」 ポジティブ変換例:「うちの会社を志望した理由を教えてください」 申し訳ありません。〇〇様のおっしゃる通り、勉強不足でした。 私は、御社の〇〇という事業で〇〇を作り出したいと思い志望しました。 ご指摘の通りまだまだ未熟な点が多くご迷惑をおかけするかと思いますが、 〇〇ということが好きで、御社では〇〇を通して貢献していきたいです。 また、御社の〇〇というビジョンに共感しており、今後〇〇の目標達成に向けても貢献できるよう精進していきたいと考えております。 「第一志望じゃないですよね?」 ポジティブ変換例:「うちの会社が第一志望ですか?」 いいえ、第一志望は御社です。 私はWebデザインが好きで、高校時代に叔父が経営する飲食店のホームページを制作しました。叔父からは「集客が増えた」と大変喜ばれ、その後ボランティアで知り合いの会社のホームページを作った際にも「よい広告になっている」と感謝されました。 この経験から、多くの中小企業やお店でデジタル化が遅れていることを痛感しました。の制作だけでなく、集客に向けたプロモーションに貢献できないかと考えるようになり、御社の仕事が目にとまりました。 集客を容易にするシステム開発において先端を行くという点だけでなく、御社の〇〇〇という考え方に共感をしています。御社で自分の能力を発揮し、会社と社会の両方に貢献できるように尽力したいと考えています。 「そんな考えで通用すると思ってるの?」 ポジティブ変換例:「他にはどんな考えを持っていますか?」 失礼しました。ご指摘の通りです。 〇〇様のお話をお聞きし、自分自身の考えの甘さを痛感しております。 確かに〇〇という点では社会に通用しないのかもしれません。 しかしながら、私は大学入学から3年間、5つ星ホテルでアルバイトをし実践を積んでまいりました。その中で〇〇という経験をし、お客様から感謝のお言葉をいただいたことがあります。 アルバイトを通して得た経験を活かしつつ、今後も学び吸収する姿勢を忘れずに努力し続け、御社の〇〇事業などでも活躍できるように努力していきたいと考えています。 うちの仕事はきついから辞めたほうがいいんじゃない? ポジティブ変換例:「うちの仕事は本当に大変ですが、耐えられる自信はありますか?」  いいえ、頑張れそうです。 私の強みは継続的に努力し続けられることです。私が所属していた〇〇部はインターハイの常連校だったのですが、私は高校から◯◯を始めたため、最初は練習についていくことすら厳しい状態でした。ですがチームメイトに負けないように毎日継続的に自主練習をし、懸命に練習に取り組んだ結果、高校3年生の時にはインターハイメンバーに選出されました。 このように、どんなにきつい環境であっても継続的に努力し続けられることが私の強みですので、社会に出ても最後まで諦めずにやり遂げます。 このような記事も読まれています 新卒の面接対策|緊張のほぐし方や事前にできる準備とは?

2024.03.21

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就活の面接|好印象を与える自己紹介の方法【回答例あり】

面接を受ける場合には必ず質問される自己紹介ですが、何を話すべきなのか悩んでいる就活生は多いのではないでしょうか。 本記事では、第一印象を決める自己紹介で企業が見ているポイントや気を付けるべきポイント、自己紹介で話す内容について分かりやすく解説しています。 その他にもガクチカ別に自己紹介の回答例をご紹介していますので、オリジナルの自己紹介作りの参考にしてみてください。 この記事のまとめ 自己紹介で面接官は、就活生の人柄、基本的なマナーや第一印象、計画性などを見ている  自己紹介を話す際には、視線や表情、言葉遣いを意識し簡潔に結論から話す 自己紹介は「あいさつと面接のきっかけ作り」が目的なので、自己PRと混同しないように注意が必要 自己紹介は事前に声を出しながら練習するのがベスト。動画で撮影したり、友人の前で実践したりするのも効果的   新卒の面接|自己紹介で見ているポイント 新卒の面接で好印象を与えるためには、企業が面接の自己紹介で見ているポイントを知っておくことが大切です。面接官が自己紹介の際に見ているポイントは下記の通りです。  基本的なマナーや第一印象 自己紹介は、面接官との最初の対話となります。ビジネスにおいても商談前には必ず自己紹介などを行い、その時の第一印象によってその後の商談の進行がスムーズに進むかどうかが異なります。新卒の面接での自己紹介では、就活生の仕草や表情、声のトーン、話すスピードや言葉遣いなどを通して、第一印象の良さや基本的なマナーがあるかを判断していると認識しておきましょう。 就活生の人柄 自己紹介で面接官が最も知りたいポイントは、面接を受ける就活生の人柄です。自己紹介は誰でも好きなように回答できるためその内容から人間性が出やすく、話し方や声のトーン、話すスピードなども含めて面接官は自己紹介を聞くだけで、就活生の大体の人柄を予測することが可能です。 自己紹介では、この後の面接で深堀りして欲しい内容などを盛り込み、個性をアピールできるように心掛けると良いでしょう。 事前準備ができる計画性 就活生が面接を受ける場合、基本的に自己紹介の準備はしているものです。自己紹介での回答の仕方次第で、準備をしてきたのか否かは一目瞭然です。必ず質問される項目に対してどのように向き合い準備を整えてきたのかを確認することで、面接官は就活生が計画性のある人なのかどうかを判断しています。1分・30秒・2分など自己紹介の時間を制限されるケースがあるのはそのためです。どのようなパターンにも対応できるように準備をしておきましょう。 CHECK! 自己紹介は1分が目安 「〇〇分以内で」と言われない限り、基本的には1分以内で終わるように話します。 1分で話せる内容は、文字におこすと250~300文字程度です。まずは250~300文字の自己紹介文を作成し、相手に伝わりやすいようハキハキと話す練習をしましょう。 時間制限では30秒や2分を指定されることもありますので、30秒を想定した150文字前後の自己紹介文、2分を想定した500~600文字程度の自己紹介文も作成しておくと安心です。  人前で堂々と話す力 面接は誰しも緊張するものですが、そのような状況であっても落ち着いて対応できる度胸がある人かどうかも自己紹介から知ることができます。冷静に話ができるように何度も準備をしておくと良いでしょう。 POINT 緊張してしまってたらどう対処する? 緊張してしまって話す内容を忘れてしまった場合には、相手とコミュニケーションを取ることを大切にし、緊張していることを率直に話しましょう。そうすることで緊張している自分を客観視でき、気持ちを落ち着かせることができます。 それでも話す内容を忘れてしまった場合は、「〇〇大学の〇〇です。今日は面接の機会をいただきありがとうございます。本日はよろしくお願い致します」など感謝の気持ちを伝えましょう。 緊張するのは当たり前のことですし、上手に話せなかったからといって不合格となるわけではありません。空白の時間を生むよりも、その時できる限りの対応をすることを心掛け、自己紹介以降の質問でしっかり自分をアピールできるように気持ちを立て直しましょう。 新卒の面接|自己紹介で意識すべきポイント 面接で好印象を与えるためにはどのような点を意識しておくと良いのでしょうか。 表情や視線 冒頭でもお伝えした通り、自己紹介では就活生の第一印象や人柄が見られています。基本的にはどのような企業であっても明るくハツラツとした人柄の学生を求める傾向が強いため、そのような雰囲気を伝えるために、にこやかな表情で面接官の目を見て快活な声で話すように意識しましょう。 緊張して声が出ない場合であっても自信なさげに下を向くのではなく、目線を上に向けるだけでも印象は全く変わってきます。  言葉遣い 基本的なマナーをチェックするうえで正しい言葉遣いができているかどうかは大切なポイントですので、正しい敬語表現についてはおさらいしておきましょう。その他にも初対面の人には伝わりづらい略語やビジネスでは不適切な言い回しなどがないかも確認が必要です。 POINT① 敬語表現|あいづち ここでは特に面接時に注意したい、あいづち表現についてお伝えします。 間違った表現が癖になっているケースもあるので、確認しておきましょう。 POINT② 敬語表現|二重敬語 二重敬語も間違いやすいポイントですのでチェックしておきましょう。 簡潔に要点をまとめて話す 自己紹介以外の質問でもそうですが、面接で回答する際は簡潔に要点をまとめて話すことが鉄則です。 まとまりのない話は、面接官に「あまり有能ではなさそう」という印象を与えてしまいかねません。 「結論→エピソード」の順に話すよう心掛けましょう。 POINT 「あの~」「えっと」といったフィラーもNG 言葉と言葉の間に「あの~」や「えっと」といった会話の合間にはさむ繋ぎ言葉(フィラー)を入れると自信がなさそうに見えますのでNGです。話と話の間に1秒程度の間を開けて話すとフィラーを防ぐことができます。 自己PRと混同しない 自己紹介は、「あいさつや面接のきっかけ作り」、自己PRは「スキルや能力、志望意欲などのアピール」です。 自己紹介と自己PRでは伝えるべきポイントが異なるため伝えるべき主体を理解し、自己紹介を求めているにもかかわらず自己PRを行ってしまうことのないように注意が必要です。 面接官の質問をしっかり聞いて適切な回答をするように意識しておきましょう。 「自己PR」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接|魅力的な自己PRの答え方【回答例文10選】 新卒の面接|自己紹介で何を言う? では、具体的に自己紹介では何を伝えるべきなのでしょうか。ここでは、自己紹介で伝えるべきポイントについてお伝えします。 自己紹介で話すべきポイントは下記の5つです。 1.学校・学部・学科・氏名 2.学業で学んでいること(※) 3.学業以外の特技や成果 4.企業へのアピール 5.挨拶 (※)2.学業で学んでいることがアピールできない場合には、3のみでも問題ありません。 ■回答方法 学校・学部・学科・氏名:「〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します」   ▼ 学業で学んだこと:「大学では、〇〇を専攻しており、ゼミでは〇〇という研究を行っています」     ▼ 学業以外の特技や成果:「学業以外では、〇〇というサークルを自ら発足し、〇〇というイベントを開くなどの活動を行っています。この活動を通じ、▲▲という能力を身に着ける事ができました」   ▼ 企業に対するアピール(魅力に感じている点など): 「学業以外の活動を通じ〇〇という業界に興味を持ち、■■という点で御社に魅力を感じ志望い致しました」    ▼ あいさつ:「本日はよろしくお願い致します」 自己紹介でコメントする内容は、面接時に深堀りされる可能性がありますので、アピールしたい内容を盛り込んで自己紹介をすると好印象です。  POINT 1分の場合と2分の場合で項目数を変える 1分の場合と2分の場合では話す内容の濃淡が異なります。 1つの項目を深く話すと自己PRのようになってしまいますので、話す項目を追加したほうが良いでしょう。 ■1分の場合(例) 1.学校・学部・学科・氏名 2.学業や特技に対する成果 3.企業へのアピール 4.挨拶 ■2分の場合(例) 1.学校・学部・学科・氏名 2.学業で学んでいること 3.学業以外の特技や成果(アルバイト・サークル・趣味・特技・留学経験・性格など) 4.学業以外の特技や成果(アルバイト・サークル・趣味・特技・留学経験・性格など) 5.企業へのアピール 6.挨拶 2.学業で学んでいることがない場合には、3の項目の内容(アルバイト・サークル・趣味・特技・留学経験・性格)を話しましょう。 新卒の面接|自己紹介の回答例 ここでは、新卒の面接で自己紹介を求められた際の回答例を以下の5つのガクチカごとにご紹介します。  ・学業 ・アルバイト ・部活動 ・留学経験 ・趣味 以下のフレームに沿って自己紹介を考えていきます。 ①学校・学部・学科・氏名 ②学業・特技などの成果 ③企業へのアピール ④挨拶 ※250~300文字程度の長さ(1分想定)で作成しています。回答例を参考にし、あなたのキャラクターが発揮できる独自の自己紹介を作り上げていきましょう。 学業 ■例文1 ①〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 ②大学では主に経営学を専攻しています。 経営学を知ることで、会社の仕組みや事業の作り方などを具体的に理解することができました。中でも簿記検定1級を取得したことで、企業の運営状況や現状などを数字で把握できるようになったことは、今後の仕事に役立つのではないかと考えています。 ③自分が学んできたことを活かし御社に貢献しながら、主体的な姿勢でどんどん仕事を取っていける人材になりたいと思っています。 ④本日はお忙しい中貴重なお時間を頂きありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します。 ■例文2 ①〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 ②大学では人間心理学を専攻しています。 人間心理学を専攻した理由は、社会に出ると様々な人と接することが増えるため、今後仕事をするうえで役立つのではないかと考えたからです。現在は、人間心理学の中でも主に「人の購買行動を心理的側面で分析するとどのようになるか」ということを中心に研究しています。 ③大学で学んできた心理学に関する知識を御社が中長期的に注力されていくというマーケティング事業や現在強化されている開拓営業などで貢献できればと考えています。 ④本日は緊張していますがどうぞ宜しくお願い致します。 アルバイト ■例文1 ①〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 ②私はこれまで飲食店のホールスタッフなどで接客業を経験してきました。お会計時に「ありがとう」と言っていただけることを目指し、お客様に気持ちよく過ごしてもらうためのサービスを常に心掛け、精一杯努めてきました。この経験の中で、接客することの難しさと同時に喜んでいただける嬉しさについても学びました。 ③お客様を第一に考える社風に魅力を感じ、今までのアルバイト経験を御社でも活かせるのではないかと思い志願致しました。入社後は高いホスピタリティを持って仕事に取り組んでいきたいと思っています。 ④本日は宜しくお願い致します。 ■例文2 ①〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 ②私はこれまで、コンビニエンストアでアルバイトをしてきました。 私が勤めていたコンビニエンストアは通勤・通学ラッシュになると、一気にお店が混むため、店員同士でのやり取りがとても重要でした。そのため、少しでも効率よく作業が進められるように、他のメンバーにより多く声がけをするなど、細かい工夫を徹底して行うことを意識してきました。 ③これから会社で働く際にも、効率的に作業を進められるよう細かい工夫を徹底し、 チームで相乗効果を生み出せるように努めていきたいと思っています。 ④本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。 部活動 ■例文1 ①〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 ②私は高校から大学にかけて、サッカー部に所属していました。サッカー部に所属している間に一番大切にしていたことは、勝つための努力と仲間たちとの時間でした。厳しい練習にくじけそうになる仲間も多かったのですが、励まし合いながら練習を頑張り絆を深めることで、一緒に壁を乗り越えるという経験を積んできました。 ③これから先もくじけそうになることや、失敗することもあると思いますが、部活動で得た経験を活かし、会社の仲間と助け合いながらたくさんの壁を乗り越え、御社に貢献していきたいと考えています。 ④本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。どうぞ宜しくお願い致します。 留学経験 ■例文 ①〇〇大学〇〇学部の〇〇学科の〇〇と申します。 ②私は大学時代カナダに1年間留学し、現地の方々との交流を通じ、語学力の習得に励んできました。 その中でも一番の収穫はカナダ人以外だけでなく韓国、台湾、アメリカ、イギリスなど様々な国の友人ができたことです。当初は拙い英語でしたが、積極的に話しかけ、色々な行事に参加する事で友達の輪を広げることができました。これによって、様々な国の文化を知り、その異文化に対し柔軟に対応する適応力も身に付きました。 ③今後海外展開を検討されている御社においても、留学で培ってきた積極性や適応力を活かして貢献できるように頑張りたいと考えています。 ④本日はどうぞ宜しくお願い致します。 趣味 ■例文 ①〇〇大学〇〇学部の〇〇学科の〇〇と申します。 ②私の特技はダンスで、6年間続けており、これまでに色々な舞台で踊る機会がありました。一番印象に残っている舞台は、アメリカの大会で3000人を前に仲間5人と踊った時のことです。結果は3位と悔しい結果に終わりましたが、場内の熱気と高揚感は今でも忘れられません。 ダンスを通じて、仲間と協力することの大切さを学ぶことができました。 ③貴社の〇〇というビジョンに共感しており、今までの経験を活かし仲間と協力しながら貢献できるよう努力していきたいと考えています。 ④本日は貴重なお時間を頂き誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。 CHECK! 自己紹介で何を話せば良いか分からない 学業やサークル・アルバイト活動をやっていなかったという場合には、特技や趣味、自分自身の性格など、プロフィール以外の内容を伝えられると良いでしょう。 自分自身の性格を伝える場合には、自分自身にキャッチコピーを付けるなど独自性を持たせる内容にすると印象に残りやすいです。 新卒の面接|自己紹介は練習しておこう 自己紹介の文章を作成した後は必ず声に出して練習してみましょう。ここでは、練習の方法を2つご紹介しますので、是非参考にしてみてください。 動画で撮影してみる 自分自身が話している様子を客観的に見るために、スマホなどを利用して動画を撮影すると良いでしょう。話している時には気付かなかった癖に気付くこともあります。視線や表情、仕草などを確認し、好印象を与える態度になっているかどうかをチェックしてみてください。 友人の前で話してみる 友人に協力してもらい模擬面接のような形をセッティングし、友人の前で自己紹介を実践する方法もおすすめです。自分だけでは気付かなかった癖に気付くこともできますし、声のトーンや視線など人前で話す環境に慣らすこともできます。 このような記事も読まれています 新卒の面接で内定をもらうためにやるべき効果的な練習方法8選!

2023.12.18

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面接に行きたくない時に取るべき行動8選|当日辞退の方法もご紹介

就活の雰囲気にも慣れ始めてくると「今日は気分が乗らない」「この企業は興味がない」「そもそも面接苦手」など様々な理由で行きたくないと思ってしまうことがあるのではないでしょうか。 本記事では面接に行きたくないと感じたときに取るべき行動パターンについて、その理由別にご紹介していきます。 当日キャンセルをする場合の方法についてもご紹介しますので、面接に行きたくない就活生の皆さんはぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接に行きたくない理由は人それぞれ。「志望企業ではない」「モチベーションが上がらない」「スケジュールが過密」「面接の準備不足」「面接に自信がない」「トラウマがある」など 面接に行きたくない理由に合わせて「後悔しないか考える」「面接会場の近くまで行ってみる」「面接後のご褒美を用意する」などの行動をすると良い 面接に行かないと決めたら必ず企業に連絡を入れる 面接に行きたくないと思う就活生は多い 面接に行きたくない就活生は多いです。 下記のように就活中は多くの就活生が面接に行きたくないと悩みながら就活を続けています。 今日の面接行きたくない。クソ暑いのにスーツだし、面接すると自分の無能さを晒すみたいで嫌。無能な私が悪いんですけどね。かといって無職はもっっと嫌😇貯金であと2ヶ月暮らせるとしても、早く仕事決めたい。。。— カフェオレさん (@kafeoresan_) July 25, 2023 二次面接ボロクソに言われた所、勝手に諦めてたら最終面接の案内来て行きたくないの気持ち— 防人(さきもり) (@ij13u) July 20, 2023 今日2件面接(1件オンライン、1件オフライン)あるから、昨日の夜慌てて面接対策の情報まとめしたわ…オフライン面接の方、本当に行きたくないww— るるるん🐿 (@lululun_divi) July 24, 2023 やだやだやだやだやだやだ面接行きたくないやだやだやだやだ。゚ヾ(゚`ω´゚ノシ゚。)ノシ— 葛餅たろう (@naofumi_ns) June 3, 2020 やる気のある過去の私が明日面接いれたんだが死ぬほど行きたくない。— 965 (@965Kuroco) July 25, 2023 今日の面接行きたくない。クソ暑いのにスーツだし、面接すると自分の無能さを晒すみたいで嫌。無能な私が悪いんですけどね。かといって無職はもっっと嫌😇貯金であと2ヶ月暮らせるとしても、早く仕事決めたい。。。— カフェオレさん (@kafeoresan_) July 25, 2023 もう面接に対してやる気が出ない別に行きたくない企業だからだと思うけど準備もできてないし緊張もしない内定欲しさに焦って応募するもんじゃないね— つらみ (@nete_tai) July 26, 2023 面接に行きたくない理由は様々 前述の通り様々な行きたくない声があるのですが、行きたくない理由をまとめると大きく6つに分けることができます。 それぞれの理由について確認していきましょう。 志望企業ではない 就活では第一志望ではない企業の面接を受けることも多いです。NNT(無い内定)を防ぐため、滑り止めのため、面接慣れのためといった理由が多いのではないでしょうか。 志望企業ではないため、面接に行くこと自体が億劫になってしまい、行きたくない気持ちを引き起こしてしまうこともあります。 モチベーションが上がらない 就活を始めた当初はやる気に満ちていたモチベーションも時間が経つにつれて、面倒くさいと感じてしまうこともあります。特になかなか内定が出なかったり選考に進めなかったりすると頑張る気持ちが薄れてしまうでしょう。 スケジュールが過密すぎる 企業の採用開始時期が決まっているため、面接日が重なるケースも多いです。昨今はオンライン面接もありますし、日によっては3社同日ということも考えられます。一日中緊張状態が続いてしまうことを想像すると行きたくない気持ちが高ぶってしまいます。 面接の準備が整っていない 面接を受けるためには、面接で想定される質問に対する回答を準備し、企業理解を深め逆質問を考えなければなりません。回答内容は1社1社変更する必要がありますが、面接が立て込んだり、学業・バイト・部活動との両立で時間が取れなかったりする場合には、準備不足に陥る可能性もあります。事前準備が整っていない状態で面接に臨むとスムーズに回答できなくなる不安から面接に足を運ぶことが怖くなる就活生も多いです。 面接に自信がない 事前準備を整えていた場合であっても「緊張しすぎて話せる自信がない・・・」「準備した通りに話せなかったらどうしよう・・・」「上手にアピール出来なくて落ちてしまったら・・・」という不安からネガティブな志向になり、面接に自信がなくなり落ち込んでしまうケースもあります。 トラウマがある 前回の面接が圧迫面接だった場合や面接中に嫌なこと・気がかりなことを言われた場合には、選考に通過していたとしても面接に行くことが嫌になることがあります。 面接に行きたくない時に取るべき行動8選 面接に行きたくない時におすすめの行動をご紹介します。行きたくない理由と合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 後悔しないかを考えてみる 行きたくない理由:「志望企業ではない」「モチベーションが上がらない」 モチベーションが下がり面接を受けること自体が面倒臭くなっている場合には、まずは「面接に行った後の未来」と「面接に行かなかった未来」を想像してみましょう。 「本来面接に行けば内定を得られた企業にもかかわらず、辞退してしまっために内定を得られなかったという未来」や「面接に行かなかったことによって就活に対する余白時間が生まれ次の日の面接に前向きに挑めたという未来」などその時の就活生それぞれの状況によって想像する未来は異なるはずです。  大切なことは「面接に行くか行かないか」ではなく、「後悔をしない選択であるか」どうかですので、一度自分に問いただしてみましょう。  近くまで行ってみる 行きたくない理由:「志望企業ではない」「モチベーションが上がらない」 家の中で準備をしている時には気持ちが乗らなくても、外に出てみるとやる気スイッチが入る場合もあります。気持ちが乗らないけど、行かないと後悔すると感じている場合には、まずは準備をして面接会場の近くまで足を運んでみましょう。 近くまで来て勤務先を確認した後に「この会社には就職しない」と感じるのであれば、そこで辞退をしても構いません。 まずは足を運ぶことで感じることもあるはずです。 面接後のご褒美を用意する 行きたくない理由:「志望企業ではない」「モチベーションが上がらない」 行かなけば行けないことは分かっているけど身体が動かないという場合には、面接後にテンションのあがるご褒美を用意して自分を鼓舞することも一つの手です。自分自身がこれがあれば頑張れると思えるものであればどんなご褒美でも構いません。 「美味しいものを食べに行く」「ドライブに行く」「買い物に行く」「運動する」など自分の好きなことを用意して面接に挑みましょう。 スケジュールを見直す 行きたくない理由:「スケジュールが過密すぎる」「面接の準備が整っていない」 就活を始めた当初はモチベーションも上がっており、複数の企業の面接を詰め込んだが、非現実的なスケジュールだったという場合には、もう一度志望企業を見直し、優先順位を付けスケジュールの見直しを行いましょう。 無理に当初通りのスケジュールを続けようとした結果、志望企業の準備がおろそかになってしまい選考通過できなかったとなってしまっては本末転倒です。 内定が欲しいために焦る気持ちも分かりますが、まずは志望企業で実力を出し切ることが最優先ですので優先順位を意識して行動してください。 面接の辞退をする場合やスケジュール変更が必要な企業にはメールなどで連絡をしましょう。 想定される質問を洗い出す 行きたくない理由:「面接の準備が整っていない」「面接に自信がない」 面接の準備ができておらず行きたくないと感じてしまうことが多い場合には、「就活ノート」の作成をおすすめします。 想定される質問項目を全て書き出し、企業ごとにその質問に対してどう回答するのかを書き出していきます。まず1社分作ってみると2社目以降は応用が利くため少ない時間で事前準備を終えることができるはずです。 準備が苦手だと感じている就活生はぜひ試してみてください。 POINT 就活ノートの作成方法 下記のように、左側に質問を書き、企業ごとに回答を書いていきます。 面接でよくある質問をまとめていますので、これらの質問に回答できるよう準備をしていきましょう。 □一次面接で考えておくべきよくある質問 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機 ・ガクチカ ・長所・短所 ・逆質問 □考えておかないと返答できない質問 ・最近のニュース ・将来の夢(10年後の自分) ・趣味・特技 ・座右の銘 ・失敗談・成功談 ・苦手な人 面接の練習をする 行きたくない理由:「面接に自信がない」 面接に自信がない場合には、練習の回数を増やし自分に自信を持つことが大切です。今までの面接でうまくいかなった点などを振り返り、話すスピードや表情にも気を付けて練習してみましょう。アプリを活用して一人で練習する方法もありますが、友人や家族など第三者の客観的視点からのアドバイスは参考になる点も多いはずです。 何度も練習することで要点を絞って話すことにも慣れてきますので、自信を持てるまで何度も繰り返し行いましょう。 OB・OG訪問をする 行きたくない理由:「トラウマがある」 圧迫面接を受けた場合や面接時に気になることを言われて解決していない場合には、企業の本質を知る必要があります。口コミ情報ももちろん大事ですが、OB・OG訪問ができるのであれば直接現役社員から話を聞き、就職後も安心して働ける会社であるかを確認してみましょう。 選考と選考の間隔が短くOB・OG訪問の時間が足りない場合には、入社後にその企業で働くイメージが持てるかどうかを判断軸として後悔しない選択をしてください。 就活エージェントに頼る 行きたくない理由:「面接に自信がない」「面接の準備が整っていない」「トラウマがある」 何度か面接に落ちた経験があり、自分に自信が持てなくなっている場合には、就活のプロフェッショナルに相談すると気持ちが楽になります。面接のマナーや受け答え方、回答内容などについてもチェックしてくれますので、うまくプロの力を頼りながら面接を優位に進める方法を考えてみても良いでしょう。 面接に行かないと決めたら辞退の連絡をする 面接に行かないという選択をした場合には、必ず企業に連絡をしてください。ドタキャンは印象が悪いだけではなく、面接先の企業に迷惑をかける行為ですのでやめてください。  当日に行かないと決めた場合 面接の当日に行かないと決めた場合には必ず「電話」で連絡をし、その後「メール」でも連絡を入れます。メールはいつ確認するか分からないため、辞退の連絡に採用担当者がリアルタイムで気付けず、面接官に迷惑をかけてしまう可能性もあります。 そのため、当日に面接辞退の連絡を入れる場合には「電話」で伝えるようにしましょう。 電話のかけ方は下記の通りです。 いつもお世話になっております。  本日〇時から面接予定の〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。  恐れ入りますが、採用担当の〇〇様をお願いできますでしょうか。  誠に申し訳ありませんが、一身上の都合により本日の面接を辞退したくご連絡致しました。  お時間を頂戴していたにも関わらず当日のご連絡となり大変申し訳ありません。 貴社のご発展とご活躍心よりお祈り申し上げます。 前日までに行かないと決めた場合 前日までに行かないと決めた場合には、下記のフォーマットを活用してメールで連絡を入れましょう。 宛先:株式会社〇〇 人事部 〇〇様 件名:2次面接辞退のご連絡【〇〇大学〇〇学部 〇〇(氏名)】 ーーーーーーー 【宛先】 株式会社〇〇 人事部 〇〇様 【本文】 お世話になっております。 〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。 〇月〇日〇〇時より、2次面接のお時間をいただいておりましたが、 一身上の都合により、選考を辞退させていただきたくご連絡を致しました。 お忙しい中、選考のお時間を頂戴していたにも関わらず誠に申し訳ございません。 末筆ながら、貴社のご発展とご活躍をお祈り申し上げます。 ----------------------------------- 新卒太郎 〇〇大学 〇〇学部〇〇学科 電話番号:〇〇〇-〇〇〇-〇〇〇 メールアドレス:〇〇@〇〇.co.jp ----------------------------------- POINT 行かないと決めたら早めに連絡を 面接辞退を決めた場合にはなるべく早めに連絡をしましょう。 面接先の企業もあなたのために貴重な時間を確保しています。早めに面接辞退の連絡をした場合、他の就活生のために時間を取ることができます。 入社しない企業だから迷惑をかけていいわけではありませんし、今後社会に出た後はどこでどう人脈が繋がるかも分かりませんので一期一会だと思わず最後まで思いやりのある行動を意識してください。

2024.03.21