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【例文つき】優秀な就活生が実践しているエントリーシートの書き方まとめ

「エントリーシートの書き方がいまいちよくわからない」 「自己PRと同じ内容になってしまってこのまま提出して良いのか不安」 このように、エントリーシートの書き方に不安がある就活生は多いのではないでしょうか? 本記事では、優秀な就活生が実践しているエントリーシートの書き方についてご紹介いたします。例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ エントリーシートでは就活生の考え方や価値観、人柄などをチェックされている エントリーシートと履歴書の内容は重複しても良い エントリーシートでは「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」を問われやすい エントリーシートはフレームワークに沿って回答するのがベター エントリーシートの提出前には最終チェックを怠らない 就活における「エントリーシート」とは? エントリーシートとは、採用選考の材料とするために企業が就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための書類で、面接時の参考資料としても用いられます。 採用を行うにあたって、企業は業務に適性があり自社の社風やビジョンとマッチしている、あるいは貢献してくれる可能性の高い就活生を求めており、そういった人材かを判断するために上記のようなポイントをチェックしようとしているのです。 中には「エントリーシートと履歴書って同じじゃないの?」と感じている就活生もいるかと思いますが、両者には明確な違いがあります。 エントリーシートはあくまで採用のために活用する資料ですが、履歴書は入社後も氏名や住所、生年月日、連絡先、学歴などが従業員のデータとして保管されることが一般的です。 またエントリーシートは志望動機や自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などその企業ごとにチェックしたい項目や文字数を設定してフォーマット化していることが多いですが、履歴書は企業が用意しているもの以外にも、大学が用意しているものや市販のものなどがあります。 ただ、エントリーシートの内容は履歴書と被っても問題ありませんので、エントリーシートと履歴書の双方を提出する必要のある場合には基本的にエントリーシートへ具体的な回答を書き、履歴書にはそれを要約したものを書くようにすると良いでしょう。 ちなみに、エントリーシートは基本的に企業が独自で用意していることが一般的であるため、質問項目はの問われ方は企業によって異なります。 ただし、どの企業でも共通して聞かれやすい質問がありますので、次の項目でチェックしておきましょう。 就活におけるエントリーシートでよくある質問 エントリーシートにおいてよく聞かれる質問項目について、ここでは下記の3つに大別してご紹介しますので、ぜひこの内容をもとに答え方を想定しておきましょう。 ・志望動機・就職活動に関する設問 ・自己PR・ガクチカ、自分自身に関する設問 ・業界特有の設問 志望動機・就職活動に関する質問 志望動機や就職活動に関する設問としては下記が挙げられます。 ★入社してやってみたいこと ★将来の夢 ★今後のキャリアについて(3年後、5年後、10年後) ★あなたにとって仕事とは ★あなたにとって働くとは ★就活の軸 ★就職活動を行う上で重要視していること ★仕事で大切だと思うこと ★仕事とプライベートどちらが大切か ★この業界を選んだ理由 ★他社にもエントリーしているか ★当社の志望順位 ★同業界の中でも当社を選んだ理由 ★当社のどこに魅力を感じたか ★当社の好きな商品とその理由 ★経営理念のどこに共感したのか ★あなたが面接官なら自分を採用するか ★当社が内定を出したら就活やめるか ★当社のホームページを見た感想 ★当社に求めるものや期待していること ★新商品の提案 自己PR・ガクチカ、自分自身に関する質問 自己PRやガクチカに関する設問としては下記が挙げられます。 ★長所・短所 ★アルバイトでの経験 ★今までで一番の挑戦 ★自ら行動した経験 ★一番の成功体験 ★挫折した経験 ★学生時代に特に力を入れたこと ★あなたを採用したら当社にどんなメリットがあるのか ★これまでの人生で最も嬉しかったこと ★最も辛かったこと・苦しかったこと ★失敗から学んだこと ★やりがいを感じる時 ★日頃から心がけていること ★あなたの信念 ★昔から継続している習慣 ★意思決定をする際に意識していること ★達成感を得た出来事 ★部活動について ★サークル活動について ★ゼミに所属していたか ★卒論のテーマ ★研究内容 ★一番印象に残っている授業 ★今の大学を選んだ理由 ★インターン経験 ★周りからみたあなたの印象 ★あなたを表す四字熟語 ★あなたのキャッチフレーズ ★あなたを漢字1文字で表すと何か ★趣味は何か ★特技は何か ★最近気になったニュース ★あなたを物に例えると何か ★あなたを動物に例えると何か   ★最近読んだ本 ★1,000万円あったら何に使うか ★一つ夢が何でも叶うとしたら何を願うか ★今後日本が解決すべき問題 ★リーダーになるために必要なもの ★あなたの地元をPRするなら ★信頼を得るために大切なこと ★友達も知らない、あなたの秘密 業界特有の質問 最後に、業界特有の質問としては下記のようなものが挙げられます。 ★最近見たCMの中で一番印象に残っているもの ★今まで受けたサービスで一番印象に残っているもの ★日本の現在の経済状況についての見解 ★若者の〇〇離れの原因についての見解 ★新しいビジネスモデル、サービス内容の提案 ★面白いと思う写真を撮り、その写真にタイトルをつけて ★あなたが持っている中で一番面白いと思うエピソード ★あなたにとってエンターテイメントとは何か ★あなたが今注目している人にインタビューして聞いてみたいこと 【例文つき】就活におけるエントリーシートの書き方 ここではエントリーシートで必ずと言っても良いほど聞かれる質問である「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」の書き方についてそれぞれご紹介していきます。 それぞれの質問に対する企業によるチェック観点もお伝えしますので、書き方と一緒に確認してみてください。 志望動機の書き方 就活のエントリーシートにおいて、企業は志望動機を通して下記の2点をチェックしています。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できないため、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしています。 上記の内容を念頭において、志望動機を書いていきましょう。志望動機を書くにあたっては下記のフレームワークに従うとより読みやすい内容になります。 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト) ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。これらを念頭におくと、実際に下記のような志望動機を書けるようになるはずです。 【当社に興味、関心を持った理由・ 入社してやってみたいことを教えてください。】 「誇りを持つ製品を通じて途上国発展に寄与し、関わった国の成長を五感をもって体感する」との目標達成にあたり貴社が最適と考えるからです。 2年おきに4度ベトナムを訪れた際、渡航する度に急速に発展していく姿を目の当たりにし、これ以上に現実感の伴った成長を感じるフィールドは無いと確信しました。バックパッカーとして14カ国を訪れた際は不衛生な水道水やゴミ山問題からインフラ整備が不十分な現状を実感し、途上国の生活水準向上へ貢献したい想いを強くしました。 高い技術力によって製造されるポンプを通じて世界中の電力インフラ、水インフラへ貢献すると共に、今後も新興国を中心とした海外展開を加速する方針の貴社でこそ自身の目標を達成できると考えています。 また営業として貴社の製品を世界へ広め、途上国発展へ寄与したいと考えています。 参照元:unistyle/選考通過者インターン選考ES(荏原製作所) この例文は「志望理由→背景・理由→企業を選んだ理由→入社後について」の流れで、読みやすい構成で書けており、特に背景・理由や企業を選んだ理由の部分が具体的で理解しやすい内容となっています。 入社後についてもう少し具体的に書けるとより良くなるでしょう。 自己PRの書き方 続いては自己PRの書き方についてです。自己PRでは主に下記のポイントをチェックされています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたり、就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ています。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしているのです。実際に自己PRを書く際は、下記の流れに従うと読みやすい文章を書けるようになるでしょう。 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 ガクチカの書き方 続いてはガクチカの書き方についてです。企業はガクチカにおいて下記の2点をチェックしています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。 実際にガクチカを書く際は、流れに沿って書いてみてください。 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。この流れに従えば下記のようなガクチカを作成できるでしょう。 【あなたが自分自身に課しているルール(いつも心がけていること)について、理由・エピソードを添えて教えてください。】 私は「夢叶うまで挑戦」という言葉を心掛けています。理由は夢を叶える過程で自己成長できるからです。 私は大学時代、アカペラサークルに所属していました。私のバンドの目標はサークル内で年に2度あるオーディションに合格して、大きなステージで歌うことでした。 しかし、中々結果が出ず、目標を諦めかけた時期がありました。その時、私は呑み会を企画することで話し合いの場を設けました。具体的には自分たちの強みや曲選び、衣装にも拘って話し合い、聞いてくれる人と一緒に楽しめる空間作りを目指しました。そして、自分たちに欠けている部分を明確にし、それを補完しながら挑戦し続けました。 その結果、大学4年の冬に一番大きなサークルライブのステージに立つことができました。ステージから見た景色は忘れられません。 私はバンド活動を通して、グループでのリーダーシップやマネジメント力が身に付き、目標達成のためのアプローチの仕方を学びました。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(全日空空輸(ANA)) この例文も「結果→動機→目標・課題→取り組みや対策→結果→学び」という読みやすい構成で書けています。より良い内容にするには、「聞いている人と一緒に楽しめる空間・時間を作る」ために行ったことについてより具体的に書けると良いでしょう。 エントリーシートを書く際の注意点 ESを作成したら、最後に以下のチェック項目を確認してみましょう。もし当てはまるものがあれば提出する前に修正します。家族や先輩など、周りの社会人に客観的な視点でチェックしてもらうことができればなお良いでしょう。 ✓ 誤字脱字がないか ✓ 話し言葉を使っていないか ✓ 文体は統一されているか(です、ます調/である調) ✓ 結論ファーストになっているか ✓ 記入欄の8割以上を埋められているか ✓ 読みやすい字で書けているか(手書きの場合) 特にWeb上でエントリーシートを作成する場合はタイプミスや変換ミスが起こりやすいため留意しましょう。

2024.03.28

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【就活】エントリーシート(ES)とは?履歴書との違いを紹介|書き方&例文も

「そもそもエントリーシートって何?」 「履歴書とは何が違うの?内容は被っても良いの?」 このように、企業にエントリーシートを提出するにあたってお悩みの就活生は多いのではないでしょうか? 本記事ではエントリーシートの役割と履歴書との違いをお伝えしたうえで、エントリーシートでチェックされるポイントをご紹介します。例文を交えて書き方もお伝えしますので、不慣れな就活生はぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ エントリーシートは、就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための提出資料 エントリーシートはあくまで採用選考で使用するものであり、履歴書は入社後も従業員のデータとして使用されるのが一般的 エントリーシートと履歴書の内容は重複しても良い エントリーシートでは「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」などを問われる エントリーシート(ES)とは? エントリーシートとは、採用選考の材料とするために企業が就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための書類になります。 採用を行うにあたり企業は、業務に適性があり自社の社風やビジョンとマッチしている、貢献してくれる可能性の高い就活生を求めており、そういった人材かを判断するために上記のようなポイントをチェックしておく必要があるのです。 もちろん書類を見ただけでその就活生の全てを把握できるわけではないため、エントリーシートの内容を参考にしつつ、その次の面接ではよりその就活生について深くチェックする動きが取られています。 エントリーシート(ES)と履歴書の違い 「エントリーシートと履歴書って同じじゃないの?」と感じた就活生もいるかと思いますが、両者には若干の違いがあります。 エントリーシートはあくまで採用のために活用する資料ですが、履歴書は入社後も氏名や住所、生年月日、連絡先、学歴などが従業員のデータとして保管されることが一般的です。 またエントリーシートは志望動機や自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などその企業ごとにチェックしたい項目や文字数を設定してフォーマット化していることが多いですが、履歴書は企業が用意しているもの以外にも、大学が用意しているものや市販のものなどがあります。 【エントリーシートと履歴書の内容は重複しても良い】 エントリーシートと履歴書の両方を企業に提出する場合、志望動機や自己PRなどの内容が重複してしまうかと思いますが、同じ内容を記載しても問題ありません。 この場合、企業はエントリーシートの内容を主軸に選考を進めると考えられるため、エントリーシートに詳細な志望動機や自己PRなどを記載し、履歴書にはその内容を要約したものを書くようにすると良いでしょう。 エントリーシートで就活生がチェックされるポイント 次に、ここではエントリーシートで必ずと言っていいほど聞かれる「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」について、どういったポイントをチェックされているのかお伝えします。 志望動機 就活のエントリーシートにおいて、企業が志望動機を通してチェックしているのは下記の2点です。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、たとえ内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できず、企業と就活生双方にとってマイナスになってしまいます。 その点から、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしているのです。 自己PR エントリーシートの自己PRにおいては主に下記のポイントをチェックされています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたり、就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ています。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしているのです。 ガクチカ ガクチカのおいては下記の2点がチェックされています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。   就活におけるエントリーシート 書き方の基本 続いては、上記でご紹介した項目それぞれの具体的な書き方をご紹介いたします。 志望動機の書き方 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト)   ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。 自己PRの書き方 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 ガクチカの書き方 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。 エントリーシートの例文 では、具体的にはどういった内容を書けば良いのでしょうか?ここでは実際にあったエントリーシートの質問項目とその回答例について、ポイントと留意点をお伝えします。 志望動機(志望度)・就職活動に関する設問と回答例 【あなたの10年後のキャリア像を教えてください。また、そのキャリアに向かって現在取り組んでいることがあれば教えて下さい。】 10年後私は、貴社で広告・宣伝もしくは営業推進の部署で仕事をしていたいです。私は貴社でやりたいことが3つあります。 1つ目は、営業として会社の売り上げに貢献すること。2つ目は、広告・宣伝や営業推進に関わることで、シェア拡大するための提案をすること。3つ目は、商品を企画し生み出すことで、直接お客様の求めるニーズを満たすことです。 入社後5年ほどはしっかりと営業で成績を出したいと考えています。販売店の方やお客さまの意見を聞き、まずはそのニーズにしっかりと応えられる営業マンになります。また、営業で得た情報を会社に持ち帰り共有することで、新製品開発に繋げたいです。その後、広告・宣伝の仕事か営業推進の仕事に携わり、製品のシェアを広げる仕事をします。 最終目標としては市場全体のニーズを理解した上で商品企画の部署に移り、それまでに得た知識と経験を生かして、ニーズに応えられる新製品をゼロから創り出していきたいです。 参照元:unistyle/内定者本選考ES(大王製紙) やりたいこととして挙げている3つのものについて、取り組みの流れを具体的に「何年間はこれをやって、その後はこれをやる」と設定できており、とても説得力のある内容になっています。 ただし、やりたいこととして挙げている3つのことについて、説明する際に少しでもその企業にからめて書けるとより良くなります。また設問で「そのキャリアに向かって現在取り組んでいること」も聞かれているため、それについても触れられるとより志望度が伝わるはずです。 自己PR・ガクチカ、あなた自身に関する設問と回答例 【アルバイト経験やアルバイトでがんばったことを教えてください。】 私は塾講師のアルバイトを通じ、生徒が納得のいく人生を歩めるよう努力しています。 塾に通う受験生の多くが偏差値で立地だけで大学を決めているという現状を知り、それでは入学してから何の目的も持てずにダラダラ過ごしてしまうかもしれない、せっかく頑張って入学してもしても勿体ないと感じたからです。そこで私は志望大学を決める前に生徒自身に将来図を描かせています。 なんとなく決めた大学に入学するための勉強という考え方ではなく、自分で描いた将来図の第一歩として勉強するという思考に変換したところ、生徒も納得感を持ちながら受験勉強に取り組めるようになりました。 この経験から相手の幸せのためには双方向のコミュニケーションが必要だと学びました。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(三谷商事) 動機の部分を明確に書けているため読み手が理解しやすい内容になっています。 ただし、ガクチカのフレームワークの「結果→動機→目標・課題→取り組みや対策→結果→学び」のうち、「目標・課題」の部分が欠けているため、ここを補えればより説得力のある内容になるでしょう。 ※UniへのCV導線CTAを掲載する

2024.03.22

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【例文つき】優秀な就活生が実践しているエントリーシートの書き方まとめ

「エントリーシートの書き方がいまいちよくわからない」 「自己PRと同じ内容になってしまってこのまま提出して良いのか不安」 このように、エントリーシートの書き方に不安がある就活生は多いのではないでしょうか? 本記事では、優秀な就活生が実践しているエントリーシートの書き方についてご紹介いたします。例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ エントリーシートでは就活生の考え方や価値観、人柄などをチェックされている エントリーシートと履歴書の内容は重複しても良い エントリーシートでは「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」を問われやすい エントリーシートはフレームワークに沿って回答するのがベター エントリーシートの提出前には最終チェックを怠らない 就活における「エントリーシート」とは? エントリーシートとは、採用選考の材料とするために企業が就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための書類で、面接時の参考資料としても用いられます。 採用を行うにあたって、企業は業務に適性があり自社の社風やビジョンとマッチしている、あるいは貢献してくれる可能性の高い就活生を求めており、そういった人材かを判断するために上記のようなポイントをチェックしようとしているのです。 中には「エントリーシートと履歴書って同じじゃないの?」と感じている就活生もいるかと思いますが、両者には明確な違いがあります。 エントリーシートはあくまで採用のために活用する資料ですが、履歴書は入社後も氏名や住所、生年月日、連絡先、学歴などが従業員のデータとして保管されることが一般的です。 またエントリーシートは志望動機や自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などその企業ごとにチェックしたい項目や文字数を設定してフォーマット化していることが多いですが、履歴書は企業が用意しているもの以外にも、大学が用意しているものや市販のものなどがあります。 ただ、エントリーシートの内容は履歴書と被っても問題ありませんので、エントリーシートと履歴書の双方を提出する必要のある場合には基本的にエントリーシートへ具体的な回答を書き、履歴書にはそれを要約したものを書くようにすると良いでしょう。 ちなみに、エントリーシートは基本的に企業が独自で用意していることが一般的であるため、質問項目はの問われ方は企業によって異なります。 ただし、どの企業でも共通して聞かれやすい質問がありますので、次の項目でチェックしておきましょう。 就活におけるエントリーシートでよくある質問 エントリーシートにおいてよく聞かれる質問項目について、ここでは下記の3つに大別してご紹介しますので、ぜひこの内容をもとに答え方を想定しておきましょう。 ・志望動機・就職活動に関する設問 ・自己PR・ガクチカ、自分自身に関する設問 ・業界特有の設問 志望動機・就職活動に関する質問 志望動機や就職活動に関する設問としては下記が挙げられます。 ★入社してやってみたいこと ★将来の夢 ★今後のキャリアについて(3年後、5年後、10年後) ★あなたにとって仕事とは ★あなたにとって働くとは ★就活の軸 ★就職活動を行う上で重要視していること ★仕事で大切だと思うこと ★仕事とプライベートどちらが大切か ★この業界を選んだ理由 ★他社にもエントリーしているか ★当社の志望順位 ★同業界の中でも当社を選んだ理由 ★当社のどこに魅力を感じたか ★当社の好きな商品とその理由 ★経営理念のどこに共感したのか ★あなたが面接官なら自分を採用するか ★当社が内定を出したら就活やめるか ★当社のホームページを見た感想 ★当社に求めるものや期待していること ★新商品の提案 自己PR・ガクチカ、自分自身に関する質問 自己PRやガクチカに関する設問としては下記が挙げられます。 ★長所・短所 ★アルバイトでの経験 ★今までで一番の挑戦 ★自ら行動した経験 ★一番の成功体験 ★挫折した経験 ★学生時代に特に力を入れたこと ★あなたを採用したら当社にどんなメリットがあるのか ★これまでの人生で最も嬉しかったこと ★最も辛かったこと・苦しかったこと ★失敗から学んだこと ★やりがいを感じる時 ★日頃から心がけていること ★あなたの信念 ★昔から継続している習慣 ★意思決定をする際に意識していること ★達成感を得た出来事 ★部活動について ★サークル活動について ★ゼミに所属していたか ★卒論のテーマ ★研究内容 ★一番印象に残っている授業 ★今の大学を選んだ理由 ★インターン経験 ★周りからみたあなたの印象 ★あなたを表す四字熟語 ★あなたのキャッチフレーズ ★あなたを漢字1文字で表すと何か ★趣味は何か ★特技は何か ★最近気になったニュース ★あなたを物に例えると何か ★あなたを動物に例えると何か   ★最近読んだ本 ★1,000万円あったら何に使うか ★一つ夢が何でも叶うとしたら何を願うか ★今後日本が解決すべき問題 ★リーダーになるために必要なもの ★あなたの地元をPRするなら ★信頼を得るために大切なこと ★友達も知らない、あなたの秘密 業界特有の質問 最後に、業界特有の質問としては下記のようなものが挙げられます。 ★最近見たCMの中で一番印象に残っているもの ★今まで受けたサービスで一番印象に残っているもの ★日本の現在の経済状況についての見解 ★若者の〇〇離れの原因についての見解 ★新しいビジネスモデル、サービス内容の提案 ★面白いと思う写真を撮り、その写真にタイトルをつけて ★あなたが持っている中で一番面白いと思うエピソード ★あなたにとってエンターテイメントとは何か ★あなたが今注目している人にインタビューして聞いてみたいこと 【例文つき】就活におけるエントリーシートの書き方 ここではエントリーシートで必ずと言っても良いほど聞かれる質問である「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」の書き方についてそれぞれご紹介していきます。 それぞれの質問に対する企業によるチェック観点もお伝えしますので、書き方と一緒に確認してみてください。 志望動機の書き方 就活のエントリーシートにおいて、企業は志望動機を通して下記の2点をチェックしています。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できないため、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしています。 上記の内容を念頭において、志望動機を書いていきましょう。志望動機を書くにあたっては下記のフレームワークに従うとより読みやすい内容になります。 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト) ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。これらを念頭におくと、実際に下記のような志望動機を書けるようになるはずです。 【当社に興味、関心を持った理由・ 入社してやってみたいことを教えてください。】 「誇りを持つ製品を通じて途上国発展に寄与し、関わった国の成長を五感をもって体感する」との目標達成にあたり貴社が最適と考えるからです。 2年おきに4度ベトナムを訪れた際、渡航する度に急速に発展していく姿を目の当たりにし、これ以上に現実感の伴った成長を感じるフィールドは無いと確信しました。バックパッカーとして14カ国を訪れた際は不衛生な水道水やゴミ山問題からインフラ整備が不十分な現状を実感し、途上国の生活水準向上へ貢献したい想いを強くしました。 高い技術力によって製造されるポンプを通じて世界中の電力インフラ、水インフラへ貢献すると共に、今後も新興国を中心とした海外展開を加速する方針の貴社でこそ自身の目標を達成できると考えています。 また営業として貴社の製品を世界へ広め、途上国発展へ寄与したいと考えています。 参照元:unistyle/選考通過者インターン選考ES(荏原製作所) この例文は「志望理由→背景・理由→企業を選んだ理由→入社後について」の流れで、読みやすい構成で書けており、特に背景・理由や企業を選んだ理由の部分が具体的で理解しやすい内容となっています。 入社後についてもう少し具体的に書けるとより良くなるでしょう。 自己PRの書き方 続いては自己PRの書き方についてです。自己PRでは主に下記のポイントをチェックされています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたり、就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ています。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしているのです。実際に自己PRを書く際は、下記の流れに従うと読みやすい文章を書けるようになるでしょう。 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 ガクチカの書き方 続いてはガクチカの書き方についてです。企業はガクチカにおいて下記の2点をチェックしています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。 実際にガクチカを書く際は、流れに沿って書いてみてください。 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。この流れに従えば下記のようなガクチカを作成できるでしょう。 【あなたが自分自身に課しているルール(いつも心がけていること)について、理由・エピソードを添えて教えてください。】 私は「夢叶うまで挑戦」という言葉を心掛けています。理由は夢を叶える過程で自己成長できるからです。 私は大学時代、アカペラサークルに所属していました。私のバンドの目標はサークル内で年に2度あるオーディションに合格して、大きなステージで歌うことでした。 しかし、中々結果が出ず、目標を諦めかけた時期がありました。その時、私は呑み会を企画することで話し合いの場を設けました。具体的には自分たちの強みや曲選び、衣装にも拘って話し合い、聞いてくれる人と一緒に楽しめる空間作りを目指しました。そして、自分たちに欠けている部分を明確にし、それを補完しながら挑戦し続けました。 その結果、大学4年の冬に一番大きなサークルライブのステージに立つことができました。ステージから見た景色は忘れられません。 私はバンド活動を通して、グループでのリーダーシップやマネジメント力が身に付き、目標達成のためのアプローチの仕方を学びました。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(全日空空輸(ANA)) この例文も「結果→動機→目標・課題→取り組みや対策→結果→学び」という読みやすい構成で書けています。より良い内容にするには、「聞いている人と一緒に楽しめる空間・時間を作る」ために行ったことについてより具体的に書けると良いでしょう。 エントリーシートを書く際の注意点 ESを作成したら、最後に以下のチェック項目を確認してみましょう。もし当てはまるものがあれば提出する前に修正します。家族や先輩など、周りの社会人に客観的な視点でチェックしてもらうことができればなお良いでしょう。 ✓ 誤字脱字がないか ✓ 話し言葉を使っていないか ✓ 文体は統一されているか(です、ます調/である調) ✓ 結論ファーストになっているか ✓ 記入欄の8割以上を埋められているか ✓ 読みやすい字で書けているか(手書きの場合) 特にWeb上でエントリーシートを作成する場合はタイプミスや変換ミスが起こりやすいため留意しましょう。

2024.03.28

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エントリーシートの自己PR・ガクチカはどう書く?選考を通過した就活生の例文10選を公開

「エントリーシートの自己PRってどう書けば良いの?」 「自己PRを書いてみたけど、本当にこれで良いのか自信がない・・・」 このように、エントリーシートの自己PRやガクチカを書くにあたって不安を抱いている就活生は多いのではないでしょうか? 本記事ではそういった就活生に向けて、エントリーシートにおける自己PRとガクチカの書き方をフレームワークつきでご紹介いたします。実際に選考を通過した就活生の例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ エントリーシートと履歴書の自己PRは被っても良い 自己PRとガクチカはそれぞれ企業の意図を汲んだうえでフレームワーク沿って書くと完成度が高まる 就活のエントリーシートと履歴書の自己PRは重複してもOK  エントリーシートに自己PRを書こうとした際「あれ、エントリーシートと履歴書、どっちも自己PR欄があるけど被っても良いのかな?」と感じた就活生もいるかもしれませんが、結論内容は被っても問題ありません。 そもそもエントリーシートとは企業が新卒採用を行うにあたってその就活生の考え方や価値観、人柄などをチェックするために用意しているものになります。 一方履歴書は、入社後も氏名や住所などの従業員データを保管しておくという役割があり、エントリーシートとは若干性質が異なります。 そのため、エントリーシートと履歴書の内容は重複しても問題ありません。どちらも提出を求められた場合には、エントリーシートに具体的な自己PRを記載し、履歴書にはそれを要約したものを書くようにすると良いでしょう。 就活のエントリーシートにおける自己PR・ガクチカに関する質問例 就活のエントリーシートでは必ずといって良いほど自己PRやガクチカに関する質問をされますが、企業によってその設問項目の内容は少しずつ異なります。 そこでここでは自己PRやガクチカに関する設問例のを一部ご紹介しますので、答え方をなんとなく想像しながらざっくりとチェックしておきましょう。 ★あなたの長所・短所 ★あなたを採用したら当社にどんなメリットがあるか ★アルバイトでの経験 ★インターン経験 ★今までで最も大きな挑戦 ★今までで最も大きな成功体験 ★自ら行動した経験 ★挫折した経験 ★これまでの人生で辛かったこと ★失敗から学んだこと ★あなたの信念は何か ★日頃から心がけていること ★昔から継続している習慣 ★意思決定をする際に意識していること ★リーダーになるために必要だと思うもの ★あなたにキャッチフレーズをつけるとしたら? ★あなたを表す四字熟語 ★あなたを漢字1文字で表すと ★あなたを動物に例えると ★周りからみたあなたの印象 ★学生時代に特に力を入れたこと ★やりがいを感じるのはどんな時か ★部活動について ★サークル活動について ★ゼミに所属していたか ★卒論のテーマ ★研究内容   就活におけるエントリーシートの自己PR・ガクチカの書き方    では、エントリーシートにおける自己PRやガクチカはどのように書けば良いのでしょうか?ここでは、自己PRとガクチカそれぞれについて、企業からチェックされているポイントとフレームワークをご紹介します。   自己PRの書き方 企業は自己PRを通して、主に下記のポイントをチェックしています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたってその就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ているのです。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしています。実際に自己PRを書く際は、下記の流れに従うと読みやすい文章を書けるようになるでしょう。 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 ガクチカの書き方 続いてはガクチカの書き方についてです。企業はガクチカにおいて下記の2点をチェックしています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。 実際にガクチカを書く際は、流れに沿って書いてみてください。 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。 【自己PR・ガクチカ回答例10選】実際に選考を通過した就活生のエントリーシートをチェック! 最後に、実際に選考を通過した就活生のエントリーシートの自己PR・ガクチカの質問項目と回答例を見ていきましょう。ぜひこれらの例文を参考にエントリーシートを作成してみてください。 自己PRの例文集 自己PR(300文字以内) 【どのような環境でも最大限の力を発揮します】 チャットで大学受験生のサポートをするアルバイトで、生徒一人ひとりを最大限サポートするため、独自の取り組みを行いました。例えば、生徒の趣味や勉強における悩み、成績まで多くの情報を記録することで、約30名の生徒全員の課題や成長を可視化してフィードバックできるようにしました。結果として、多くの生徒のモチベーションが向上し、成績を上げることができました。さらに、これらの取り組みが評価され、90名から1名選ばれるベストコーチ賞を受賞しました。貴社で働く上でも、どのような状況でも自身が妥協せずに最大のパフォーマンスをするために、何ができるかを考え行動し続けます。 選考通過者本選考ES:23年卒日清オイリオグループ(研究開発職) 自己PR (400文字以内) 私の強みは、“新しい視点から切りこみ、どんな困難とも闘える挑戦力と忍耐力”だ。 これは、競技ダンス部でペアが辞めた後も、自分なりの目的と方法で部活に向き合い続けた経験に表れた。 週6回の練習漬けの毎日を送っていたある日突然、ダンスのペアが部活を辞め、私は大学内の目標の大会に出られなくなった。しかし、大好きなダンスを中途半端な形で終わらせたくなく、先輩にしてもらったことをまだ後輩に返せていないと思い、以下の2つを行って部活に残った。 まず、卒業した先輩にペアを頼み込み、大学外の大会で勝利を目指して練習を再開した。 次に、練習会の前に1時間早く練習場に行き、悩む後輩に助言をした。ダンスの技術だけでなく個人的な悩みも聞き、精神面からサポートをした。 結果として、選手として活躍しつつ部活に貢献し、部活へのやりがいを取り戻した。 ここから、逆境でも諦めずに挑戦すれば道が開けることを学んだ。 選考通過者本選考ES:23年卒西日本電信電話(NTT西日本)(事務系職種) 自己PR(300文字以内) 持ち前の主体性と周りを巻き込む力を活かして、研究室の後輩の歓迎会を成功させました。私が昨年研究室に入った時はコロナでイベントが一切行われず、先輩と打ち解けるのに時間がかかりました。今年も歓迎会は中止の空気でしたが、後輩に同じ思いをしてほしくないと考えた私は自ら行事係となり、歓迎会の開催を決めました。内容を考えるにあたり、十分な距離をとりつつ教授や留学生も能動的に楽しめるよう、同期にも意見を聞きながら企画しました。当日は想像以上に盛り上がり、教授からも「久しぶりにイベントができてよかった」と感謝されました。貴社でも、課題に対してすべきことを自ら考え提案し、周りを巻き込みながら実行します。 選考通過者本選考ES:23年卒日清オイリオグループ(研究職) 自己PR(400字以内) 【チームを作る実行力と提案力】 高校時代にずっと応援し続けている男性タレントを語る場として、サークルを立ち上げました。地元でのイベントを通じて、友人ができたことをきっかけに「普段出会うことがない同じ趣味を持つ人たちが気軽に集まれる場所が欲しい」と想い、友人の協力のもと、私が主催者として、地元の中学生から大学生を対象にSNSで呼びかけました。最初は10人弱の規模でしたが、SNSにサークルの活動の様子を公開することで「参加したい」という声が寄せられ、結果30人ほどのサークルに成長しました。そして6年経っても定期的に交流会を開催しています。初めは、自らが中心となり、情報発信することに対して抵抗がありましたが、結果としてこの経験は、周りの輪を大きくするための「実行力」や「提案力」をより育む機会になりました。仕事では組織を巻き込む実行力とお客様に寄り添った提案を行いたいです。 選考通過者本選考ES:23年卒広島銀行(Gコース) 自己PR(400字以内) 私の強みは、目標に真摯に向き合い、最後までやり遂げる力です。この強みは中学校から6年間続けた吹奏楽の経験から培いました。大学ではこの強みを2つの取り組みで発揮しました。1つ目は体育会軟式野球部のマネージャーとして、新入生の勧誘を行ったことです。対面での新歓ができなかったため、「認知度向上」と「魅力アピール」を意識しSNS投稿を行いました。また最初はモチベーションや危機感に差があった同期のマネージャーを巻き込んで勧誘に協力してもらったことで、マネージャー不足という課題を解決することができました。2つ目は塾講師のアルバイトで、1年間にわたり生徒の志望校合格をサポートしたことです。部活を秋まで続けていて勉強時間が人より少ない生徒のために、効率化と質の重視を意識した指導を心掛け、生徒は志望校に合格することができました。この成果から私の強みは目標に真摯に向き合い、最後までやり遂げる力であると考えます。 選考通過者本選考ES:23年卒島津製作所(事務系総合職) 自己PRをお願いします。 私は目標に対して真摯に取り組む人間だ。 私は試合で勝つことを目標にキックボクシングを週に6回練習していた。ある日トレーナーから練習次第では試合に出すと言われ一層練習に打ち込んだ。しかし、私にはまだ相手を倒せる武器が無いと出場機会は見送られた。非常に悔しく辞めようとも考えたが自身の目標を諦めきれず、得意な左ミドルキックを重点的に練習した。どのように蹴れば重みが増すのか、左ミドルを当てるにはどう立ち回れば良いか常に意識した。また、練習で指摘されたことはメモに書き次の練習前に読み返すようにした。結果として左ミドルを駆使し試合に勝利した。 この経験で培った課題解決能力を貴会でも発揮したい。 選考通過者本選考ES:23年卒全国農業協同組合連合会(JA全農)(事務系) ガクチカの例文集 あなたがチームで最も高い成果を上げた経験について 研究活動において、効率的に実験を進めることに苦労した。私は、紫外線によるダメージの軽減法の研究を行っている。実験では、ヒト皮膚の培養細胞を使用しており、1週間の前培養が必要であった。また、同じ細胞を用いて複数の実験を行っており、効率的に実験を行う必要があった。そこで私は、2つのことを意識して計画を立てた。1つ目は、計画に余裕を持たせることだ。実験が多少前後しても、同じ実験機器を使う時間帯が被るリスクが軽減された。2つ目は、実験の優先順位を明確にすることだ。これにより、重要度の高い実験に時間を割くことが可能となった。この経験から、リスクと効率を管理して計画を立てることの大切さを学んだ。 選考通過者本選考ES:23年卒NTTデータ あなたが自分で考え行動し、成果を残した最も大きな経験を教えてください。 ※入学試験を除く、大学入学以降の経験。(400文字以内) 私が成果を残した経験はSNSを用いた集客である。私が働いていた飲食店には、立地が原因で若者の来店数が少ないという課題があった。金銭的に余裕がなく、失敗を避けたい気持ちが強い若者への知名度向上には直接的な口コミを増やすことが最適だと考えた。そこで、若者に認知度が高いSNSであるInstagramのアカウントを開設し、そのフォローと写真投稿でドリンク一杯を無料にするサービスを立案した。そして、社員に許可を得た上でアルバイトの協力を仰ぎ、来店した若者にこの無料サービスの提案を行った。その結果、私の退職時には一日一組がInstagramを見て来店するようになり、その後もInstagram経由での来店が増え続けていると聞いた。この経験を通して、前例がない分野に挑戦する抵抗がなくなり、人を巻き込んで計画を遂行する力を得た。入社後はこの力を活かし、挑戦心を持ち続けながら組織をけん引する人材でありたい。 内定者本選考ES:23年卒アビームコンサルティング 学生生活の中で力を入れて取り組んだ内容 代表を務める〇〇活動において、〇〇や〇〇に営業を行うことで「活動の認知度の向上」に取り組んだ経験です。大学の〇〇部の活動の一環で小中学生向け講習会を開いています。当初は年に3回の講習会しかなく小規模なものでした。活動を発展させるためにメンバーと話し合い、認知度の向上が必要であると考え複数の〇〇や〇〇に連絡し、直接お会いして講習会の開催への協力をお願いしました。その結果〇〇や〇〇の〇〇との合同講習会や紹介していただいた〇〇での講習会など昨年は9回の講習会を開催できました。また〇〇からは助成金もいただき、様々な用具を用いたより内容の濃い講習会を実現できました。様々な立場の人に対する営業活動を通して、自分たちの熱意を伝えるだけではなく相手の目的や利害を考えた上で提案を行うことの重要性を学びました。 選考通過者本選考ES:23年卒三菱UFJ銀行 あなたが大学入学後、最も力を入れて取り組んだことについて教えてください。 特に「取り組んだ理由」「難しかった点とその原因」「自分なりに創意工夫した点」を重点的に教えてください。 (400文字以内で簡潔に記入してください) プログラミングスクールでの長期インターンにて研修生の退職率を20%低下させたことです。 取り組んだ理由としては、私が日々の業務にやりがいを感じる一方で、研修生の退職者が非常に多いことに悲しさを覚えたからです。 当初は多くの案を実行するもなかなか効果が現れませんでした。この原因は闇雲に思いついた案を実行していることだと思い、徹底的な現状分析を行いました。3つの視点「自分自身の経験、現在の研修生や同期へのヒアリング、過去の学習進捗データ」から調べると、研修開始直後の学習進捗の遅れ、1人で学習する孤独感が学習意欲を下げていると判明しました。 そこで気軽に質問でき、他の研修生と一緒に学習できる「共同学習スペース」を設置しました。 当初は利用率が低く、効果が現れませんでしたが、適宜仲間と議論を重ね粘り強く取り組むことで、利用者が約3倍増え、退職率も約20%下げることができました。 内定者本選考ES:22年卒野村総合研究所(NRI)

2024.03.22

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オープンES用のベストな写真の選び方とは?他の就活生と差をつけるポイント3選

「オープンESってどんな写真を選べば良いのかわからない!」とお悩みではありませんか?本記事ではそんな就活生に向けて、オープンES用の写真の選び方を3つのポイントに分けてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ オープンESとは、あらかじめ登録したESデータを複数企業に転用できる、リクナビが提供しているサービスのこと オープンESではプロフィール写真欄、自己PR欄、学生時代に最も打ち込んだことの欄に写真を追加できる オープンESでは「内容と関連する写真」「人間性が伝わる写真」「興味を惹く写真」を選ぶのがポイント オープンESに写真を使用する際には「個人情報」「著作権」「許諾の有無」「画質」などに注意が必要 オープンESとは? オープンESとはリクナビが提供しているサービスで、あらかじめリクナビ上に登録したESのデータを複数の企業に提出できるシステムです。 複数の企業にエントリーする場合、本来であれば応募する企業分だけESや履歴書を作成する必要がありますが、オープンESを使用すれば一度作成しておくと他の企業にもそのまま転用できるため、書類作成時間を大幅に短縮できます。 オープンESしか扱っていない企業もあるため、企業の選択肢を広げるという意味でオープンESを活用するのがベターといえるでしょう。 ただし、オープンESはリクナビと提携していない企業には提出することができません。エントリーした後に「OpenES提出可能」と表示された企業に関しては提出可能ですのでチェックしてみましょう。 オープンESでは、基本情報の欄の隣にある「プロフィール写真」、「自己PR」「学生時代に最も打ち込んだこと」の欄の計3箇所に写真を追加することができます。 プロフィール写真部分にはいわゆる証明写真を、自己PRやガクチカの欄にはボランティア活動に参加した時の写真や実際に使用したTO DOリストの写真など、自分をアピールできる写真を選ぶことになります。 本記事ではその中でも、自己PR欄とガクチカ欄の写真の選び方をご紹介します。証明写真の撮り方については下記の記事にまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。   【就活初心者向け】オープンES用写真のサイズとファイル形式 オープンESに載せる写真のサイズとファイル形式は下記が推奨されていますので、前提としてこれらの情報を念頭に置いておきましょう。 【プロフィール写真】 ★サイズ:縦600px×横450px以上 ★形式:jpgまたはpng ★容量:5MB以下 【自己PR・ガクチカの写真】 ★サイズ:縦675×横900px(横長3:4推奨) 他の就活生と差をつける!オープンESの写真の選び方・ポイント3選 ここでは自己PR欄とガクチカ欄に掲載する写真について、その選び方を紹介していきます。リクナビは写真の例として下記のような例を挙げています。 【オープンESの公式サイトに記載されている写真例】 ・チームで結果を出し終えたとき、メンバー全員が心から笑顔でいる写真 ・メンバーを励ますために送ったメールの写真 ・目標を達成するために作った「やることリスト」やスケジュール表の写真 ここでは上記を念頭に、どういった写真を選べば良いのかのポイントを3つご紹介いたします。 自己PRやガクチカ内容と関連する写真 自己PRやガクチカで触れた内容と関連している写真を選ぶようにすると、自分の魅力をより詳細に伝えることができます。 たとえば、自己PRで部活の話をしているのであれば部活の練習中や大会出場時の際の写真を掲載したり、ゴミ拾いのボランティアに参加した際の話題を取り上げた場合にはその際の写真を選んだりするなどです。 自己PRやガクチカ欄のテキストベースでの情報に写真を追加することで、採用担当者にその際の情景や熱量をより鮮明にイメージしてもらうためのものとして写真を選ぶと良いでしょう。 自分の人間性が伝わる写真 採用担当者はオープンESを通じてその就活生の人柄も知り、自社とマッチするかをチェックしたいと考えています。 そこで自分らしさが伝わるような写真を選ぶようにすると、文章だけでは伝わりにくい雰囲気やその際の情景をイメージしてもらいやすくなります。 資格の勉強のためにTO DOリストをつけていた、細かいスケジュール管理を行っていたという場合には、その自分の計画性を示せるようそれぞれの実際の写真を撮影して掲載すると良いでしょう。 真面目な自分を知ってほしい、明るく前向きな自分を知ってほしいなどの「アピールしたい自分の人間性」の観点で写真を選ぶとわかりやすいのではないでしょうか。 採用担当者の興味を惹く写真 上記2つのポイントよりも少し難易度が上がりますが、他の就活生と明確な差別化を図るという意味では採用担当者の興味を惹くような写真選びも重要です。 「え?何コレ?」と、採用担当者が思わず二度見してしまうような写真があればそれを選ぶと良いでしょう。写真をそのまま使用せず、加工したり、他の画像とコラージュしたりするのも一つです。 【オープンESに載せる写真がない就活生はどうすれば良い?】 ちなみに、オープンESに載せる写真は必ず自分が写っていなければならないわけではありません。どうしても適した写真がないという就活生は、フリー画像から採用担当者の興味を惹きつけられそうな写真を選んでみましょう。 その際には、自己PRのメインテーマとなるワードをいくつかピックアップし、フリー画像のまとめサイトの検索にかけます。 たとえば「テニス部で県大会に出場するために日々の練習を頑張った」という話題であれば、「テニス」「試合」「練習」「部活」「ユニフォーム」「勝利」などのキーワードを活用します。 たとえフリー画像でも、複数の写真とコラージュすることで他の就活生との差別化を図れるはずです。 就活生がオープンESに載せる写真を選ぶ際の注意点 ここまでで、オープンESに載せる写真としてはどういったものを選べば良いのか把握していただけたかと思いますが、写真を選ぶにあたっては注意していただきたいポイントもあるので、最後に簡単にお伝えいたします。 住所や電話番号、車のナンバープレートといった個人情報が写っていないか、キャラクターや有名人などの著作権があるものが写っていないか確認してから写真を使用するようにしましょう。 友人の写真も同様で、許可を得ないまま他人の写真を使用してしまうと、後々問題になりかねません。許可を得られない場合にはぼかし加工を入れるなど配慮してください。 また、写真の画質が悪いと何の写真かわかりにくくなってしまいますし、日々何十人分ものESをチェックしている採用担当者からすると画質が悪いだけで真剣に読もうという気がなくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

2024.03.22

準備

POINT

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【就活】エントリーシート(ES)とは?履歴書との違いを紹介|書き方&例文も

「そもそもエントリーシートって何?」 「履歴書とは何が違うの?内容は被っても良いの?」 このように、企業にエントリーシートを提出するにあたってお悩みの就活生は多いのではないでしょうか? 本記事ではエントリーシートの役割と履歴書との違いをお伝えしたうえで、エントリーシートでチェックされるポイントをご紹介します。例文を交えて書き方もお伝えしますので、不慣れな就活生はぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ エントリーシートは、就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための提出資料 エントリーシートはあくまで採用選考で使用するものであり、履歴書は入社後も従業員のデータとして使用されるのが一般的 エントリーシートと履歴書の内容は重複しても良い エントリーシートでは「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」などを問われる エントリーシート(ES)とは? エントリーシートとは、採用選考の材料とするために企業が就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための書類になります。 採用を行うにあたり企業は、業務に適性があり自社の社風やビジョンとマッチしている、貢献してくれる可能性の高い就活生を求めており、そういった人材かを判断するために上記のようなポイントをチェックしておく必要があるのです。 もちろん書類を見ただけでその就活生の全てを把握できるわけではないため、エントリーシートの内容を参考にしつつ、その次の面接ではよりその就活生について深くチェックする動きが取られています。 エントリーシート(ES)と履歴書の違い 「エントリーシートと履歴書って同じじゃないの?」と感じた就活生もいるかと思いますが、両者には若干の違いがあります。 エントリーシートはあくまで採用のために活用する資料ですが、履歴書は入社後も氏名や住所、生年月日、連絡先、学歴などが従業員のデータとして保管されることが一般的です。 またエントリーシートは志望動機や自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などその企業ごとにチェックしたい項目や文字数を設定してフォーマット化していることが多いですが、履歴書は企業が用意しているもの以外にも、大学が用意しているものや市販のものなどがあります。 【エントリーシートと履歴書の内容は重複しても良い】 エントリーシートと履歴書の両方を企業に提出する場合、志望動機や自己PRなどの内容が重複してしまうかと思いますが、同じ内容を記載しても問題ありません。 この場合、企業はエントリーシートの内容を主軸に選考を進めると考えられるため、エントリーシートに詳細な志望動機や自己PRなどを記載し、履歴書にはその内容を要約したものを書くようにすると良いでしょう。 エントリーシートで就活生がチェックされるポイント 次に、ここではエントリーシートで必ずと言っていいほど聞かれる「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」について、どういったポイントをチェックされているのかお伝えします。 志望動機 就活のエントリーシートにおいて、企業が志望動機を通してチェックしているのは下記の2点です。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、たとえ内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できず、企業と就活生双方にとってマイナスになってしまいます。 その点から、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしているのです。 自己PR エントリーシートの自己PRにおいては主に下記のポイントをチェックされています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたり、就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ています。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしているのです。 ガクチカ ガクチカのおいては下記の2点がチェックされています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。   就活におけるエントリーシート 書き方の基本 続いては、上記でご紹介した項目それぞれの具体的な書き方をご紹介いたします。 志望動機の書き方 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト)   ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。 自己PRの書き方 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 ガクチカの書き方 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。 エントリーシートの例文 では、具体的にはどういった内容を書けば良いのでしょうか?ここでは実際にあったエントリーシートの質問項目とその回答例について、ポイントと留意点をお伝えします。 志望動機(志望度)・就職活動に関する設問と回答例 【あなたの10年後のキャリア像を教えてください。また、そのキャリアに向かって現在取り組んでいることがあれば教えて下さい。】 10年後私は、貴社で広告・宣伝もしくは営業推進の部署で仕事をしていたいです。私は貴社でやりたいことが3つあります。 1つ目は、営業として会社の売り上げに貢献すること。2つ目は、広告・宣伝や営業推進に関わることで、シェア拡大するための提案をすること。3つ目は、商品を企画し生み出すことで、直接お客様の求めるニーズを満たすことです。 入社後5年ほどはしっかりと営業で成績を出したいと考えています。販売店の方やお客さまの意見を聞き、まずはそのニーズにしっかりと応えられる営業マンになります。また、営業で得た情報を会社に持ち帰り共有することで、新製品開発に繋げたいです。その後、広告・宣伝の仕事か営業推進の仕事に携わり、製品のシェアを広げる仕事をします。 最終目標としては市場全体のニーズを理解した上で商品企画の部署に移り、それまでに得た知識と経験を生かして、ニーズに応えられる新製品をゼロから創り出していきたいです。 参照元:unistyle/内定者本選考ES(大王製紙) やりたいこととして挙げている3つのものについて、取り組みの流れを具体的に「何年間はこれをやって、その後はこれをやる」と設定できており、とても説得力のある内容になっています。 ただし、やりたいこととして挙げている3つのことについて、説明する際に少しでもその企業にからめて書けるとより良くなります。また設問で「そのキャリアに向かって現在取り組んでいること」も聞かれているため、それについても触れられるとより志望度が伝わるはずです。 自己PR・ガクチカ、あなた自身に関する設問と回答例 【アルバイト経験やアルバイトでがんばったことを教えてください。】 私は塾講師のアルバイトを通じ、生徒が納得のいく人生を歩めるよう努力しています。 塾に通う受験生の多くが偏差値で立地だけで大学を決めているという現状を知り、それでは入学してから何の目的も持てずにダラダラ過ごしてしまうかもしれない、せっかく頑張って入学してもしても勿体ないと感じたからです。そこで私は志望大学を決める前に生徒自身に将来図を描かせています。 なんとなく決めた大学に入学するための勉強という考え方ではなく、自分で描いた将来図の第一歩として勉強するという思考に変換したところ、生徒も納得感を持ちながら受験勉強に取り組めるようになりました。 この経験から相手の幸せのためには双方向のコミュニケーションが必要だと学びました。 参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(三谷商事) 動機の部分を明確に書けているため読み手が理解しやすい内容になっています。 ただし、ガクチカのフレームワークの「結果→動機→目標・課題→取り組みや対策→結果→学び」のうち、「目標・課題」の部分が欠けているため、ここを補えればより説得力のある内容になるでしょう。 ※UniへのCV導線CTAを掲載する

2024.03.22

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今さら聞けない「オープンES」とは?|併せて提出すべき書類や写真選びのポイントを紹介

就活で耳にすることのある「オープンES」という言葉。どんなものかいまいちわからないものの、今さら人に聞けないとモヤモヤしている就活生も多いでしょう。 本記事ではそういった就活生に向けてオープンESの概要をお伝えしたうえで、利用するメリットや注意点、使用する写真の選び方のポイントなどを網羅的にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ オープンESとは、あらかじめ登録したESのデータを複数の企業に転用して提出できるリクナビが提供しているサービスのこと オープンESのほかに書類提出が必要かは企業ごとに異なる オープンESを活用すると「作業時間の短縮」「支出の削減」「選択肢の増加」に繋がる オープンESを利用できない企業もあるため留意が必要 オープンESにおいては写真選びが重要 オープンESとは? オープンESとは、あらかじめリクナビ上に登録したESのデータを複数の企業に提出することができる、リクナビが提供しているサービスです。 複数の企業にエントリーする場合、本来であれば応募する企業分だけESや履歴書を作成する必要がありますが、オープンESを使用すれば一度作成しておくと他の企業にもそのまま転用できるため、書類作成時間を大幅に短縮できます。 ただし、オープンESはリクナビと提携していない企業には提出することができない点に注意が必要です。エントリーした後に「OpenES提出可能」と表示された企業に関しては提出可能ですのでチェックしてみましょう。 オープンESは履歴書扱い?ES扱い? 中には、オープンESが履歴書扱いになるのか、ES扱いになるのかよくわからないという就活生や、オープンESを提出した場合他の書類は提出しなくて良いのか疑問に感じている就活生もいるでしょう。 結論、企業によって必要な対応は異なり、その企業がオープンESをESとして扱うか、履歴書として扱うか、ES兼履歴書として扱うかによって変わります。 たとえば、企業がオープンESをESとして取り扱う場合には、別途履歴書を求められることがあります。詳細は提出画面で確認できますので、都度チェックしましょう。 ちなみに、オープンESと履歴書には設問に下記のような違いがあります(氏名や住所などの基本情報を除く)。 ■オープンES ✓ 保有資格 ✓ 趣味・特技 ✓ 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容 ✓ 自己PR(写真有) ✓ 学生時代に最も打ち込んだこと(写真有) ※企業ごとに独自の質問をさらに3問まで追加することが可能 ■履歴書 ✓ 免許・資格 ✓ 志望動機・自己PRの書き方 上記からわかるように、オープンESの方が記入できる項目が少々多くなっていますが、最も異なるのは、オープンESにおいては自己PRとガクチカの欄にアピール写真を入れられる点です。 写真を追加することでその当時の状況や自分の雰囲気、人柄をより詳細に伝えることができるでしょう。 オープンESを利用するメリット では、オープンESには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか? 書類作成時間を短縮できる 先ほどもお伝えしたように、オープンESは一度作成すれば他の企業にもデータを転用できるため、企業ごとにエントリーシートを作成する場合に比べて大幅に作業時間を短縮することができます。 企業ごとに内容を若干変化させたいという場合には、一度作成したものを修正してから提出することもできるため便利です。複数の企業を受けようとしている就活生や就活を効率的に進めたい就活生に向いているといえるでしょう。 出費を減らすことができる 一社一社に向けて履歴書を紙面で作成して提出する場合には、証明写真や郵送に都度費用がかかりますが、オープンESは写真を含め全てデータでのやり取りになるため、出費を減らすことができます。 就活においてはスーツ代や交通費など出費がかさむため、少しでも支出を減らしたい就活生に向いているでしょう。 写真によってより強いアピールができる 先ほどもお伝えしましたが、オープンESでは自己PRとガクチカの欄にそれぞれ写真を追加することができるため、文章だけでは伝わらない要素も追加でアピールすることが可能です。 オープンESしか扱っていない企業にもアプローチできる 企業によってはオープンESしか扱っていないところもあるため、オープンESを活用することで本来であれば応募できない企業にもアプローチすることが可能となり、選択肢の幅を広げることに繋がります。 ただし、上述したようにオープンESはすべての企業に提出できるわけではありません。オープンESだけを活用すると選択肢を狭めすぎてしまう可能性があるため、「オープンESも並行して活用する」のがベターです。 オープンESを活用する際の注意点 オープンESは一度情報を入力しておけばそのまま他の企業にも転用できるというメリットがありますが、作成したオープンESの内容があまり良くなかった場合には、転用した企業すべての書類選考で不採用になってしまう可能性があります。 そのため、オープンESを作成したらまずは登録する前に家族や先輩などの信頼できる社会人にチェックしてもらい、「文章は理解しやすいものになっているか」「しっかりとアピールできているか」「的外れな文章になっていないか」などを見てもらうと良いでしょう。 オープンESの書き方 改めて、オープンESの基本項目は下記の7つになります。 ここでは、それぞれの具体的な書き方について見ていきましょう。それぞれの項目の詳細な例などは下記の記事にまとめてありますので、ぜひこちらも参考にしてください。 保有資格 まずは保有資格欄です。ここを埋める際には下記のポイントに留意しましょう。 ✓ 正式名称で記載する ✓ スコアがある場合はその数値も書く ✓ 「取得した理由」「ちょっとしたアピール」を書く ✓ 全角25文字以内に収める 趣味・特技 趣味・特技欄については、下記のポイントを意識してください。 ✓ 扱うものを一つに絞る ✓ 可能な限り具体的に書く ✓ 自分の考えを盛り込む ✓ 学んだことや得たことを書く ✓ 入社後にどう活かせるか書く ✓ 120文字以内に収める 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容 次に学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容についてです。ここでは下記のポイントに留意しましょう。 ✓ 難しい言葉を使わない ✓ 身についたことを書く ✓ 入社後にどう活かせるかを書く ✓ 250文字以内に収める 自己PR 次に自己PR欄についてです。自己PRでは下記のフレームワークに沿って書いてみてください。 (1)結論(強み) (2)エピソード (3)結果・学んだこと (4)入社後どう活躍できるか 学生時代に最も打ち込んだこと 学生時代に最も打ち込んだことを書く際は、下記のフレームワークに沿って書いてみると読みやすい文章になるでしょう。 (1)結果 (2)動機 (3)目標と課題 (4)取り組みや対策 (5)結果 (6)学び 志望動機 最後に志望動機欄です。志望動機を書く際には下記のフレームワークを参考にしてください。 (1)志望理由 (2)背景・動機 (3)会社を選んだ理由 (4)入社後どのように活躍したいか 自己PRとガクチカ欄に載せる写真の選び方 ちなみに、オープンESでは掲載する写真も重要になりますので、ここでは評価される写真の選び方を簡単にご紹介いたします。まずは、オープンES用の写真のサイズやファイル形式を把握しておきましょう。 【プロフィール写真】 ★サイズ:縦600px×横450px以上 ★形式:jpgまたはpng ★容量:5MB以下 【自己PR・ガクチカの写真】 ★サイズ:縦675×横900px(横長3:4推奨) 続いて、オープンES用の写真を選ぶ際のポイントです。大きく下記の2点を把握しておきましょう。 自己PRやガクチカ内容と関連する写真 自己PRやガクチカと関連している写真を選ぶようにすると、自分の魅力をより詳細に伝えることができます。 たとえば、自己PRで部活の話をしているのであれば部活の練習中や大会出場時の際の写真を掲載したり、ゴミ拾いのボランティアに参加した際の話題を取り上げた場合にはその際の写真を選んだりするなどです。 自己PRやガクチカ欄のテキストベースでの情報に写真を追加することで、採用担当者にその際の情景や熱量をより鮮明にイメージしてもらうためのものとして写真を選ぶと良いでしょう。 自分の人間性が伝わる写真 採用担当者はオープンESを通じてその就活生の人柄も知り、自社とマッチするかをチェックしたいと考えています。 そこで自分らしさが伝わるような写真を選ぶようにすると、文章だけでは伝わりにくい雰囲気やその際の情景をイメージしてもらいやすくなります。 真面目な自分を知ってほしい、明るく前向きな自分を知ってほしいなどの観点で写真を選ぶと良いでしょう。

2024.03.22

対策

POINT

就職・転職活動における様々な対策方法についてお伝えしていきます。

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【エントリーシート例文】実際に選考を通過した就活生の志望動機・自己PR・ガクチカなど8選まとめ

「エントリーシートをどう書けば良いのかよくわからない」 「自分のエントリーシートにいまいち自信が持てない」 このように、エントリーシートの書き方でお悩みの就活生は多いでしょう。本記事ではそういった就活生に向けて、実際に選考を通過した就活生のエントリーシート8選をご紹介いたします。 エントリーシートを書く際のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ エントリーシートを通して企業は就活生の考え方や価値観、人柄を見ている エントリーシートと履歴書の内容は被っても良い エントリーシートを書く際のコツは「アピールポイントを絞る」「結論ファーストで書く」「読みやすさに配慮する」の3つ エントリーシートでは「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」を問われやすい 就活における「エントリーシート」とは? エントリーシートとは、採用選考の材料とするために企業が就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための書類になります。 採用を行うにあたり企業は、業務に適性があり自社の社風やビジョンとマッチしている、貢献してくれる可能性の高い就活生を求めており、そういった人材かを判断するために上記のようなポイントをチェックしておく必要があるのです。 もちろん書類を見ただけでその就活生の全てを把握できるわけではないため、エントリーシートの内容を参考にしつつ、その次の面接ではよりその就活生について深くチェックする動きが取られています。 ちなみに、エントリーシートにおいては読みやすい文章を書くことができているかを見ることで、ビジネスシーンで最低限必要となる「文章におけるコミュニケーション能力」もチェックされています。 そのため、本記事でご紹介するフレームワークに沿って結論ファーストで書くように心掛けると良いでしょう。 エントリーシートと履歴書の違い 「エントリーシートと履歴書って同じじゃないの?」と感じた就活生もいるかと思いますが、両者は若干異なります。 エントリーシートはあくまで採用のために活用する資料ですが、履歴書は入社後も氏名や住所、生年月日、連絡先、学歴などが従業員のデータとして保管されることが一般的です。 また履歴書と違いエントリーシートは企業が独自に用意することが多いため、質問される項目も企業ごとに異なります。 エントリーシートと履歴書の両方を企業に提出する場合には志望動機や自己PRなどの内容が重複してしまうかと思いますが、同じ内容を記載しても問題ありません。 この場合、企業はエントリーシートの内容を主軸に選考を進めると考えられるため、エントリーシートに詳細な志望動機や自己PRなどを記載し、履歴書にはその内容を要約したものを書くようにすると良いでしょう。 【就活初心者向け】エントリーシートを書く3つのコツ エントリーシートを書く際には、下記の3つのコツを抑えておくと読みやすい文章を書くことができるでしょう。 アピールポイントを絞る エントリーシートを書くにあたっては、いかに読みやすく理解しやすい文章を書くかが重要です。 「自分をたくさんアピールしたい!」という気持ちは大切ですが、だからといって1つの項目にアピールポイントを複数盛り込んでしまうとその分強みを説明するエピソードも増えてしまい、内容がごちゃついてしまいます。 採用担当者は1日に何十通ものエントリーシートをチェックしているため、少しでも読みにくければ最後まで目を通してもらえない可能性があります。 エントリーシートを書く際には、企業研究を通してその企業が求めている人物像をあらかじめ把握したうえで、盛り込むべきアピールポイントを絞るようにしましょう。 結論ファーストで書く 読みやすさを考慮するという意味で、結論を最初に述べるよう留意することも重要です。最初に結論を伝えることによって、この先どういった内容が展開されていくのか、読み手側が想像しやすくなるからです。 志望理由や自分の長所といった結論をまずは一言で伝え、その後にその根拠となるエピソードについて伝えるようにしましょう。 読みやすさ、見やすさに気を配る 読みやすいエントリーシートにするためには、理解しやすい流れで書くことに加え、直観的な見やすさに気を配ることも大切です。最低限、下記のポイントは網羅しておくようにしましょう。 ・誤字脱字、変換ミスに注意する ・専門用語を使用しない ・改行の仕方に留意する(改行のしすぎ、しなさすぎに注意する) ・改行できない時には■や●などの記号を上手く使う 専門用語はできる限り万人が理解できる言葉に置き換え、話題が移り変わる際には改行したり記号を入れるなどして直観的に理解できるよう工夫しましょう。 ちなみに、「バイト」「インターン」などの略語を使用するのは公式な文書を作成するにあたってマナー違反となりますので、「アルバイト」「インターンシップ」などの正式名称を使用するよう気をつけましょう。 就活におけるエントリーシートの書き方 ここからは就活におけるエントリーシートの書き方についてお伝えします。基本情報の書き方のほか、必須項目ともいえる「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」の書き方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 基本情報の書き方 まずは名前や住所といった基本情報を記載する欄について見ていきましょう。 生年月日については、もし指定がなければ西暦・和暦を統一するよう注意しましょう。 電話番号については書類によって「自宅電話番号」と「携帯番号」を分けて記載するケースがありますが、携帯電話しか持っていない方は携帯番号のみを記載すれば問題ありません。 またエントリーシートは公式な書類ですので、住所については「〇ー〇ー〇」と番地を省略するのではなく「〇丁目〇番地〇号」と正式名称で書きましょう。 この時、必須ではありませんが〇丁目の部分は漢数字、番地と号についてはアラビア数字を使用しておくと「細かいビジネスマナーを知っているんだな」と良い印象を与えられるかもしれません。 志望動機の書き方 就活のエントリーシートにおいて、企業は志望動機を通して下記の2点をチェックしています。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できないため、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしています。 そのため、上記の内容を念頭において志望動機を書いていきましょう。志望動機を書くにあたっては下記のフレームワークに従うとより読みやすい内容になります。 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト) ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。 自己PRの書き方 続いては自己PRの書き方についてです。自己PRでは主に下記のポイントをチェックされています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたり、就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ています。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしているのです。実際に自己PRを書く際は、下記の流れに従うと読みやすい文章を書けるようになるでしょう。 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 ガクチカの書き方 続いてはガクチカの書き方についてです。企業はガクチカにおいて下記の2点をチェックしています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。 実際にガクチカを書く際は、流れに沿って書いてみてください。 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。 【例文】実際に選考を通過した就活生のエントリーシート8選 最後に、実際に選考を通過した就活生のエントリーシートの例文をご紹介いたします。 ここでは「志望動機・就職活動に関する設問」「自己PR・ガクチカ、自分自身に関する設問」「業界ならではの設問」の例文をお伝えしますので、これらを参考にエントリーシートを作成してみましょう。 志望動機・就職活動に関する設問と回答例   Q 志望動機のエントリーシート(ES)例文:【金融業界】三菱UFJ信託銀行(450字) 当社の志望動機、実現したい夢や目標(450文字以下) 【人の想いに寄り添い、お客様の成長のサポートをしたい】という夢を実現出来る場所であるからです。私は、ボート部やアルバイトの経験から、誰かのために行動し、周囲の成長を支える役目にやりがいを感じてきました。そのために多くの人に必要不可欠である金銭を担う金融業界、中でも、お客様と長期的に信頼関係を構築し、幅広い提案が出来る信託銀行業界を志望します。特に貴社を志望する理由は、MUFGグループの総合力を活かし、より幅広い提案が出来るからです。故に、多様化するニーズに対し、包括的にサポート出来ると考えます。また、キャリア選択の幅が広く、自らの意思で「金融のプロフェッショナル」を目指せる点にも魅力を感じました。その上で、貴社で実現したい目標は、「新岡さんになら何でも託せる」と言って頂き、「総資産営業」が出来る行員になることです。そのために、お客様との窓口であるリテール業務に携わり、信頼関係を構築したいです。さらに、持ち前の「粘り強く目標達成する力」を活かし、業務に必要な専門知識と人間性を磨き続けます。 選考通過者本選考ES:23卒三菱UFJ信託銀行(総合職) Q なぜロレアルであるのか、またなぜ今回応募した職種を選んだのかをお書き下さい。その理由が自身の強み、または個性や経験とどのように繋がっているのか説明して下さい。(600字以内) 貴社を志望した理由は、人々の美しさを支え、多くの人々を笑顔にしたいという思いが実現できると感じだからである。私自身も日々の生活で「美」がモチベーションとなっており、美しくありたいという一人一人の思いに応えたいと考えている、またスポーツジムのアルバイトの経験から、相手を理解することの大切さを実感した。常に顧客目線の考えで、幅広い営業活動の中で深い信頼関係を築くことを目標にしている。なかでも、貴社の多様なニーズに応えている点に魅力を感じた。幅広い価格帯やその地域特性に合わせた商品展開でより多くの人のニーズに応えており、一人一人に寄り添ったものを提供できると感じた。 セールス職を志望した理由は、柔軟に行動でき、潤滑油的な存在である強みが最大限に活かせると感じたからである。高校での体育祭で幹部を務め、仲間と総合優勝を目指して取り組んだ経験で、衣装のデザインからパフォーマンスを作り上げる中で一人一人が自らの担当の仕事だけに集中していた為、私は各担当の連携が必要だと感じた。そこで、各担当と積極的にコミュニケーションを取り、お互いに進捗状況や課題を確認しながら進めた。その結果全体が見えるようになり、総合優勝を獲得できた。このような周囲と関係を築きながら行動できる力を、貴社で最大限に活かしたいと考えている。 選考通過者本選考ES:23卒日本ロレアル(セールス) Q 食品企業の中で当社を志望する理由を教えてください。(400文字以内) 私の「自身が携わった商品で多くのお客様を笑顔にしたい」という夢を叶えるためだ。 私の研究内容は食品成分の分析であり、将来食品開発に役立つ物質を農産物から探すことを目的としている。私は実験を進めるうちに、自身が製作に携わった商品を実際にお客様が笑顔で手に取ったらどんなに嬉しいのだろうと考え上記の夢を抱いた。それ以降私は将来食品業界で働くことを決意し、その中でも貴社に強い関心を持った。貴社はおいしさと健康だけでなく「楽しさ」にも焦点を当て、お客様のニーズに合わせた商品を多く提供しているからだ。人々が満足のいく食生活を送るためには、おいしさと健康の要素は欠かせない。貴社はその2つの要素を確立したうえで「楽しさ」という付加価値を加え新たな食生活の形を創出している。このことから貴社の商品は「多くのお客様を笑顔に」できる商品だと考え関心を持った。 私はぜひ貴社とともに自身の夢を叶えたいと感じ志望した。 選考通過者本選考ES:23卒明治(技術系) 自己PR・ガクチカ、あなた自身に関する設問と回答例 Q 自己PR(300文字以内) 【どのような環境でも最大限の力を発揮します】 チャットで大学受験生のサポートをするアルバイトで、生徒一人ひとりを最大限サポートするため、独自の取り組みを行いました。例えば、生徒の趣味や勉強における悩み、成績まで多くの情報を記録することで、約30名の生徒全員の課題や成長を可視化してフィードバックできるようにしました。結果として、多くの生徒のモチベーションが向上し、成績を上げることができました。さらに、これらの取り組みが評価され、90名から1名選ばれるベストコーチ賞を受賞しました。貴社で働く上でも、どのような状況でも自身が妥協せずに最大のパフォーマンスをするために、何ができるかを考え行動し続けます。 選考通過者本選考ES:23卒日清オイリオグループ(研究開発職) Q 自己PR (400文字以内) 私の強みは、“新しい視点から切りこみ、どんな困難とも闘える挑戦力と忍耐力”だ。 これは、競技ダンス部でペアが辞めた後も、自分なりの目的と方法で部活に向き合い続けた経験に表れた。 週6回の練習漬けの毎日を送っていたある日突然、ダンスのペアが部活を辞め、私は大学内の目標の大会に出られなくなった。しかし、大好きなダンスを中途半端な形で終わらせたくなく、先輩にしてもらったことをまだ後輩に返せていないと思い、以下の2つを行って部活に残った。 まず、卒業した先輩にペアを頼み込み、大学外の大会で勝利を目指して練習を再開した。 次に、練習会の前に1時間早く練習場に行き、悩む後輩に助言をした。ダンスの技術だけでなく個人的な悩みも聞き、精神面からサポートをした。 結果として、選手として活躍しつつ部活に貢献し、部活へのやりがいを取り戻した。 ここから、逆境でも諦めずに挑戦すれば道が開けることを学んだ。 選考通過者本選考ES:23卒西日本電信電話(NTT西日本)(事務系職種) Q 学生生活の中で力を入れて取り組んだ内容 代表を務める〇〇活動において、〇〇や〇〇に営業を行うことで「活動の認知度の向上」に取り組んだ経験です。大学の〇〇部の活動の一環で小中学生向け講習会を開いています。当初は年に3回の講習会しかなく小規模なものでした。活動を発展させるためにメンバーと話し合い、認知度の向上が必要であると考え複数の〇〇や〇〇に連絡し、直接お会いして講習会の開催への協力をお願いしました。その結果〇〇や〇〇の〇〇との合同講習会や紹介していただいた〇〇での講習会など昨年は9回の講習会を開催できました。また〇〇からは助成金もいただき、様々な用具を用いたより内容の濃い講習会を実現できました。様々な立場の人に対する営業活動を通して、自分たちの熱意を伝えるだけではなく相手の目的や利害を考えた上で提案を行うことの重要性を学びました。 選考通過者本選考ES:23卒三菱UFJ銀行 業界ならではの設問と回答例 Q 当社の事業内容や経営計画を踏まえて、このキャリアフィールドで実現したいことを教えてください。 Q その実現のために、あなたのどのような強みが活かせるか、どのようなスキルを身に着けていく必要があるかも合わせて教えてください。 【アプリケーションエンジニア】 私は家電量販店で来店したお客さんをキャッチし、携帯電話の料金事情をヒアリング、そして最適な料金プランを提案するアルバイトをしています。就職して働くにあたっても、そこで培ったヒアリング力や、提案力などの強みを活かした業務をしたいと考えていました。しかしアルバイトの仕事では、お客さんに興味付けした後は、オプションの組合せやより詳しい説明の工程を社員の方に任せる形になり、物足りなさを感じていました。そこで今度は私が一連のソリューションの奥の部分、つまりシステムの領域にも携わりたいと考え、システムエンジニアを志望しました。その中でも業務調査や分析を行い、要件定義や設計にも多く携わるアプリケーションエンジニアは、ニーズの把握が必要な点で自分の強みを活かせる仕事であると感じました。システムを通して課題解決へ、顧客のビジネスの成功へ、そして社会への貢献ができるような優れた技術者になりたいです。そのためにはITの専門性はもちろんのこと、問題の本質を捉え、システムに具現化するスキルを身につける必要があると考えます。 【テクニカルエンジニア】 私はもう一つの強みとして、諦めずに理解しようとする精神を挙げます。これまでも粘り強く理解しようと取り組んだ結果、成功に繋がった経験がいくつもあるからです。テクニカルエンジニアは、様々なシステムの基盤設計や開発、保守運用に深く関わるため、より高度で幅広い技術力をスキルとして有している必要があると思います。私は技術者としても理解することを諦めず、幅広い知識や経験を糧にして成長していきたいと考えています。そうして専門性を高めていき、将来はより技術的な視点から顧客に提言し、システムの実施までのソリューションを行うシステムコンサルタントの業務を行いたいと思っています。さらに経験を積むことで、プロジェクト全体を管理し成功へと導くプロジェクトマネージャーにもなれるようなキャリアアップを実現したいです。 内定者ES: 23卒 野村総合研究所(NRI)(エンジニア) Q 自己PRとしてキャッチフレーズをつけて教えてください 「寄り添い一緒に走れる名軍師」 学⽣時代部⻑を務めた際、困っている⼈や集団での発⾔が得意ではない⼈に対して、⾃分と2⼈のときに気楽に話してくれるようになるまで⾃分からコミュニケーションを積極的に取り、和やかな雰囲気を⽇頃から⽣み出すことを⼼がけた結果、何か起こったときに⾃分の所に話しかけてくれるようになりました。 チームで協⼒するためにたった⼀⼈の意⾒にも⽿を傾けて、寄り添って協働できる強みは貴社に⼤いに貢献できると考えます。 選考通過者ES: 22卒 テレビ西日本(総合職)

2024.03.22

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【項目別】オープンES・例文集|選考を通過した就活生の自己PRやガクチカも紹介

「オープンESってどんな風に書くのが正解なの?」 「一旦書いてみたけど、本当にこれで良いのかいまいち自信がない」 このように、オープンESの書き方でお悩みの就活生は多いのではないでしょうか。本記事ではそういった就活生に向けて、オープンESの例文を項目別にご紹介いたします。 実際に選考を通過した就活生の自己PRやガクチカも掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ オープンESとは、あらかじめ登録したESデータを複数企業に転用できる、リクナビが提供しているサービスのこと 設問ごとに注意点やポイントが異なるため注意が必要 自己PR、ガクチカ、志望動機についてはフレームワークと例文を参考にするのがベター オープンESとは? オープンESとはリクナビが提供しているサービスで、あらかじめリクナビ上に登録したESのデータを複数の企業に提出できるシステムです。 複数の企業にエントリーする場合、本来であれば応募する企業分だけESや履歴書を作成する必要がありますが、オープンESを使用すれば一度作成しておくと他の企業にもそのまま転用できるため書類作成時間を大幅に短縮できます。 オープンESしか扱っていない企業もあるため、企業の選択肢を広げるという意味でオープンESを活用するのがベターといえるでしょう。 ただし、オープンESはリクナビと提携していない企業には提出することができません。エントリーした後に「OpenES提出可能」と表示された企業に関しては提出可能ですのでチェックしてみましょう。 オープンESでは下記の項目が用意されていますので、本記事ではこれらそれぞれの書き方と例文をご紹介いたします。 【例文つき】就活生がオープンESを書く際のポイント 先ほどお伝えした項目のうち、氏名と学歴はそのまま書くだけですので、保有資格以降のポイントと例文をご紹介いたします。 保有資格 保有資格について書く際には、下記のポイントに留意しましょう。 資格名は、認識のズレが生じないよう必ず正式名称で書きましょう。TOEICなどのスコアがある場合はその点数も記載します。 また、保有資格を記載したうえでその資格を取得した理由や、自分をアピールする内容なども書けると自分の人柄や価値観を伝えられ、採用担当者により印象付けられるでしょう。 【保有資格・例文】 実用英語技能検定2級 合格(語学力をつけるため)|24文字 宅地建物取引士 合格(知識を早くつけたかったため)|25文字 TOEIC 650点取得(語学力をつけるため)|23文字 趣味・特技 趣味・特技欄を記載する際には下記のポイントに留意しましょう。 趣味・特技欄を書く際にはテーマを一つに絞りましょう。 自分を強くアピールしたいからと部活動やインターンなどテーマを複数盛り込んでしまうと、読み手はどこに重点を置いて読めば良いかわからなくなってしまいます。 その企業が求める人物像に沿った強みをアピールできるテーマを一つだけ選ぶようにしましょう。そして、できるだけ具体的に内容を書いて自分の人柄や考え方を伝えられるよう留意します。 アピールする内容にもよりますが、たとえばテニス部に所属していた際のエピソードを盛り込む場合には、大会でどれほどの記録を残せたのか、自分が部内でどういった役割を果たしていたかなどを具体的に書けると良いでしょう。 なお、企業は趣味や特技、そしてそこから得た学びを通して仕事との適性もチェックしています。入社後、その強みや学びをその企業でどう活かせるかまでを明確に書けるとより良いアピールとなるでしょう。 【趣味・例文】 私の趣味は野球です。野球ではチームワークが重要となるため、いかに周りを活かす動きができるかを考えられるようになり、協調性と柔軟性を養えました。入社後もチームワークを大切にし、組織一丸となって成果にコミットできるよう尽力したいです。|115文字 【特技・例文】 私の特技は風景画を描くことです。風景画は空や緑など一つひとつの要素の積み重ねでようやく完成するものだからこそ、絵を通して日々の積み重ねの大切さを学びました。入社後は日々の積み重ねを大切にし、些細な業務にも愚直に取り組みたいと思います。|117文字 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容について書く際には下記のポイントを意識しましょう。 学業関連の取り組みについて書く際には専門用語を使ってしまいがちですが、採用担当者が理解できないことを避けるためにも避けるのが無難です。 オープンESでは万人が理解しやすい言葉を使って文章が書けているかという点もチェックされていますので、留意しましょう。 また、採用担当者はこの項目を通してその就活生の考え方や人柄を知りたいと考えています。この項目では学んだ分野についての説明をするだけで終わってしまいがちですが、自分をアピールするためにもどういったスキルや思考力が備わったのかまでを書くように留意しましょう。 そしてそこで学んだものや得たものを入社後どう活かせるかまで落とし込めるとより強いアピールになります。   【学業で取り組んだ内容・例文】 私は学業の中でも簿記の勉強に力を入れて取り組みました。それまで数字が苦手だったのですが、数字に強くなりたい、将来に繋がる資格を取得したいという思いから簿記の勉強を始めました。最初は回答に時間がかかり正答率も低かったのですが、毎日2時間勉強時間を設け、友人の助けを借りて勉強した結果、簿記の資格を取得できました。この経験から習慣化の大切さと、苦手なことも努力次第で克服でき大きなやりがいを得られることを学んだため、入社後は課題にぶつかっても習慣化を実践して乗り越えていきたいと思います。|242文字 【ゼミで取り組んだ内容・例文】 私はゼミでのプレゼンに力を入れました。人前での発表が苦手だったため、図解やグラフを多用して視覚的に情報を伝えるよう工夫したうえで、自分が話す様子を動画で撮影して話し方や身振りを細かく確認し改善を繰り返しました。結果本番ではスムーズに発表することができ、周りからも「わかりやすくて良いプレゼンだった」と評価してもらうことができました。この経験から事前準備の大切さと苦手分野は努力次第で克服できることを学んだため、入社後も常に事前準備を細かく行い、苦手な業務でも問題なく対応できるよう努めたいと思います。|250文字 自己PR 企業は自己PRを通して、主に下記のポイントをチェックしています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたってその就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ているのです。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしています。実際に自己PRを書く際は、下記の流れに従うと読みやすい文章を書けるようになるでしょう。 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 【実際に選考を通過した就活生の例文】 私の強みは、“新しい視点から切りこみ、どんな困難とも闘える挑戦力と忍耐力”だ。 これは、競技ダンス部でペアが辞めた後も、自分なりの目的と方法で部活に向き合い続けた経験に表れた。 週6回の練習漬けの毎日を送っていたある日突然、ダンスのペアが部活を辞め、私は大学内の目標の大会に出られなくなった。しかし、大好きなダンスを中途半端な形で終わらせたくなく、先輩にしてもらったことをまだ後輩に返せていないと思い、以下の2つを行って部活に残った。 まず、卒業した先輩にペアを頼み込み、大学外の大会で勝利を目指して練習を再開した。 次に、練習会の前に1時間早く練習場に行き、悩む後輩に助言をした。ダンスの技術だけでなく個人的な悩みも聞き、精神面からサポートをした。 結果として、選手として活躍しつつ部活に貢献し、部活へのやりがいを取り戻した。 ここから、逆境でも諦めずに挑戦すれば道が開けることを学んだ。 選考通過者本選考ES:23年卒西日本電信電話(NTT西日本)(事務系職種) 学生時代に最も打ち込んだこと 続いてはガクチカの書き方についてです。企業はガクチカにおいて下記の2点をチェックしています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。 実際にガクチカを書く際は、流れに沿って書いてみてください。 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。 【実際に選考を通過した就活生の例文】 研究活動において、効率的に実験を進めることに苦労した。私は、紫外線によるダメージの軽減法の研究を行っている。実験では、ヒト皮膚の培養細胞を使用しており、1週間の前培養が必要であった。また、同じ細胞を用いて複数の実験を行っており、効率的に実験を行う必要があった。そこで私は、2つのことを意識して計画を立てた。1つ目は、計画に余裕を持たせることだ。実験が多少前後しても、同じ実験機器を使う時間帯が被るリスクが軽減された。2つ目は、実験の優先順位を明確にすることだ。これにより、重要度の高い実験に時間を割くことが可能となった。この経験から、リスクと効率を管理して計画を立てることの大切さを学んだ。 選考通過者本選考ES:23年卒NTTデータ 志望動機 志望動機はオープンESの必須設問ではありませんが、企業ごとに質問を3つまで追加できるため、こちらも問われる可能性が高いといえます。企業は志望動機を通して下記の2点をチェックしているため把握しておきましょう。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できないため、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしています。 上記の内容を念頭において、志望動機を書いていきましょう。志望動機を書くにあたっては下記のフレームワークに従うとより読みやすい内容になります。 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト) ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。これらを念頭におくと、実際に下記のような志望動機を書けるようになるはずです。 【実際に選考を通過した就活生の例文】 私の「自身が携わった商品で多くのお客様を笑顔にしたい」という夢を叶えるためだ。 私の研究内容は食品成分の分析であり、将来食品開発に役立つ物質を農産物から探すことを目的としている。私は実験を進めるうちに、自身が製作に携わった商品を実際にお客様が笑顔で手に取ったらどんなに嬉しいのだろうと考え上記の夢を抱いた。それ以降私は将来食品業界で働くことを決意し、その中でも貴社に強い関心を持った。貴社はおいしさと健康だけでなく「楽しさ」にも焦点を当て、お客様のニーズに合わせた商品を多く提供しているからだ。人々が満足のいく食生活を送るためには、おいしさと健康の要素は欠かせない。貴社はその2つの要素を確立したうえで「楽しさ」という付加価値を加え新たな食生活の形を創出している。このことから貴社の商品は「多くのお客様を笑顔に」できる商品だと考え関心を持った。 私はぜひ貴社とともに自身の夢を叶えたいと感じ志望した。 選考通過者本選考ES:23年卒明治(技術系)

2024.03.22