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東京で就職をして後悔する理由とは?地元就職と比較して就活を始めよう!

この記事のまとめ 「地元の友人や両親と会えない」 「通勤が苦痛である」「都会の生活が合わない」といった理由から東京に就職したことを後悔している 東京就職のメリットは「仕事が豊富である」「キャリアップしやすい」「高給与を得やすい」「トレンド情報を得やすい」「本社勤務可能である」「競争意識が高い」という点である  地元で就職するメリットは「家族・友人がいる」「物価が安い」「地域に貢献できる」「競争意識が低い」という点である 東京就職ができなかった場合への備えも大切である 東京で就職して後悔する理由東京での就職を後悔しないために、事前に東京で就職をして後悔をしている理由を知り、心構えを持っておきましょう。   友人と会えない 地元にいる時には都合が合えば会えていた友人と会える頻度が減ってしまうことに後悔をしている人もいます。SNSなどで地元の友人達が集まって楽しそうにしている姿を見ると自分だけ仲間外れにされているような疎外感もあり東京に就職したことを後悔をしてしまうのです。 両親と会う時間が減る 両親や家族に何か起こった時にすぐに助けに行けないことで後悔をしてしまうケースもあります。急な病気や事故、それ以外にもトラブルがあった場合、近くにいればすぐに駆けつけ解決したり、助けたりすることができますが、上京してしまうとそうはいきません。 また、自分自身が病気や怪我を患った時にも助けてくれる両親は近くにいないため心細さを感じてしまうこともあります。 通勤が苦痛である 上京すると必ず体験することになるものの一つが満員電車です。昨今はテレワークも進み、以前に比べると改善も見られますが、それでも通勤ラッシュの混雑は過酷です。地元では体験したことのない人の多さと不快な密集にはかなりの苦痛を強いられます。 また、物価が最も高い東京は、特に家賃が高く『総務省統計局「消費者物価地域差指数」』によると物価指数が最も高い都道府県は東京都で10年連続です。そのため、家賃を工面するために都心ではなく郊外に住む人が多いです。郊外に住むということはその分通勤時間が長くなります。ただでさえ不快な通勤ラッシュを長時間体感しなければならないため、通勤が耐えがたく後悔してしまうこともあります。 都会の生活が合わない 都会での暮らしは何事も流れが早く、スピーディです。仕事がスピーディに進むだけでなく、人の歩く速さ、トレンドの移り変わり、お会計一つとっても後ろに並んでいる人が待っていると思うだけでせかされているような気分となり、無意識的に早く済ませようと感じてしまいます。日常生活のどの部分を抜き取っても心を休ませ穏やかにゆっくりできる環境が少なく、都会のスピーディな流れが自分に合わないと感じて後悔してしまうこともあります。 どこに行っても人が多い 総務省によると転入者が転出者を上回る「転入超過」は東京圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)では27年連続で転入超過です。そのため、どこに行っても人が多く、レジャーなどでは待ち時間も長く、空いている環境に慣れている場合にはストレスに感じてしまうこともあるでしょう。 人との関係が希薄である 地元での生活は、知り合いも多く隣人や地域の人との交流が濃厚であるというケースもあると思います。しかし、それが当たり前だと感じていると東京での生活の淡白さにカルチャーショックを受けるかもしれません。 特に賃貸物件の場合、頻繁に入居者が入れ替わるためわざわざ挨拶をして交流を深めようという人は少ないです。また、近年は物騒な事件も多く、下手に近づきすぎないように距離を置く人も多いため、それも人間関係の希薄さに繋がっているのです。  就活で後悔をしたくない!そう考えている就活生必見 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 東京で就職しなくて後悔している人もいる 東京で就職して後悔している人の意見を聞くと東京での生活は大変そうだと感じてしまいますよね。しかし東京で就職しなくて後悔している人がいることも事実です。 X(旧:Twitter)では後悔している人のコメントが複数上がっています。 なんで自分、東京にいたのに東京で就職せんかったという後悔が今更すごく押し寄せている今日この頃… — GAN (@iwakou33701) April 7, 2023 めちゃくちゃ今更なんだけど、 最近本当にどうして若い時にもっと東京行っとかなかったんだろうと、めっっっっっちゃくちゃ後悔してる。 東京で就職って手もあったろうに なんで私は地元を離れなかったんだろう… — なつこ (@nachunax2cco) June 5, 2020 地元で就職した子で、やっぱり東京で就職すれば良かった〜って言ってる子、2〜3人いる😅色々な事情はあったにせよ、後悔のないように行動した方がラッキーだよね。地元で就職しちゃうと、転職で東京の会社受けるって難しそう💦 — ゆりりん👧4y (@yuriyuri___mam) December 5, 2022 一度就職してしまうとやっぱり東京で就活をしたかったと思い直してもすぐに転職することは難しいため、多くの人が後悔をしています。 自分にとって最良の決断は地元に残ることか上京することなのかを再度考え直してみましょう。  上京就職と地元就職のメリット 東京で就職するかどうかを判断するためには、地元で就職するメリット・東京で就職するメリットを理解し、どちらが自分にとって最良かを考えてみましょう。 東京で就職するメリット 企業数や職種が豊富 東京は企業数が最も多い地域です。大手企業以外にも中小・ベンチャー企業、スタートアップ企業など様々な企業を選ぶことができます。企業数が多いため業界や職種数も多く、自分のやりたい仕事を見つけやすい環境が整っています。選択肢の幅を広げたい、自分の可能性を試したいと考えている人は東京での就活に向いているでしょう。 キャリアアップしやすい たとえば、同じ法人営業であっても地方と東京では取引の規模が全く異なります。このように、業務内容は地方と東京で同じであっても経験できる幅が異なるため、東京で働いたほうがキャリアは積みやすいでしょう。 また企業にもよりますが、主要支店は在籍人数も多いため、スキルに応じてマネジメントを若いうちから任されるケースも少なくありません。 給与水準が高い 東京は物価も高いですが、その分給与水準も高いです。『厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」』によると、東京の最低時給は1,072円と最も高い事が分かります。お金を稼ぎたいと考えている人や給与によってモチベーションが上がる人には魅力的な環境だといえます。 最新の情報(トレンド)を手に入れやすい 最新の技術やトレンドを発信する拠点が東京に集中しているため、トレンドの情報にいち早く携わることができる点も東京勤務ならではの魅力です。 近年はトレンドを掴む力も重要視されていますので、流行に敏感で情報のキャッチアップ能力の高い人はその能力を活かして活躍することもできます。 本社や本部での勤務が可能 東京には多くの企業がありますが本社を東京におく企業も多いです。『株式会社四季報「47都道府県別「上場会社の本社数」リスト最新版」』によると上場企業3,800社のうち2,029社(53.3%)が東京に本社を構えています。東京で働く場合、本社勤務の可能性も十分考えられますので、キャリアアップやジョブチェンジにより本社でしか経験のできない実務に携わることができます。 競争意識が高い 「2016年社会保障・人口問題基本調査第8回人口移動調査」によると東京に住んでいる人のうち東京生まれ東京育ちの割合は54.4%で、45%は地方出身者です。大学進学などの理由で上京した割合も含まれていますが、そのまま東京で就活をし東京に在住するケースも少なくありません。東京で働き続けることができる人は競争意識や成長意欲の高い人が多い傾向にあります。このような環境に身を置くことで、自己研鑽が求められ必然的にスキルアップが可能となります。 地元の企業に就職するメリット 家族・友人が近くにいる 地元で働く場合の1番のメリットは生活環境が変わらないため、家族や友人が近くにおり、何か困ったことがあった場合には頼れることもできるし、またトラブルがあった際にもすぐに助けに行くこともできるなど、家族や友人を大切にしながら仕事をすることができる点です。今の住んでいる環境で働きたいと考えている場合には、地元での就活のほうが向いているかもしれません。 東京に比べ物価が易い 東京に比べると物価が安いです。特に家賃は全く異なり、1Kの部屋で比較すると都内の1/3程度の料金で一人暮らしをすることができます。(エリアにより異なります)東京に比べると給与水準は見劣りしますが、物価が低いため、快適な暮らしができる可能性もあります。 地域に貢献できる 地元の企業の多くは地域に根ざした企業が多く地元や地域の活性化や発展に貢献した働き方をすることができます。また、地域の人が求めてるサービスを展開している企業が多いため、地域からの信頼が厚く住民との関わりも深くやりがいを感じることもできます。 地元を盛り上げるためのイベントの開催や協賛を行っている企業であればなおさら、地元や地域への貢献を実感するでしょう。 競争意識が低い 地元で働く人は、東京で働く人と比較するとプライベートを充実させつつ働きたいと考えている人が多い傾向にあります。そのため、企業や業種にもよりますが、残業が比較的少ない傾向にあり仕事と家庭の両立がしやすいでしょう。 就活を東京で行うために必要な準備とは? ここでは就活を東京で行うために必要な準備についてお伝えしていきます。 東京で就職をする目的を明確にしておく 東京で就職したい理由は様々だと思いますが、「東京での憧れ」を理由に上京をすることはおすすめできません。前述の通り、東京での就活にはメリットやデメリットがあり、中には後悔をしている人もいます。就職し働き続けることを考えると憧れだけだと後悔や挫折を感じてしまう可能性が高いのです。 また、志望動機を語るうえでも「東京で働きたいから」という理由だけでは選考を通過することは難しいです。 東京で何をしたいのか、なぜ東京で働きたいのかを具体的に考え、目的を明確にしたうえで東京での就活を目指したほうが良いでしょう。 就職活動費用を準備する 就活を東京で行う場合、面接会場に行くための交通費や宿泊費などが必要となります。 『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』によると地域によって就活にかかる費用に差があることが分かります。 ※出典:『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』 昨今はオンライン面接の普及に伴い、コロナウィルスが流行する前の20年卒と比較すると就活にかかる費用が大きく減少しています。 ※出典:『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』 しかし、最終面接は対面面接を行う企業も多いため、東京での就活をメインで行う場合には自宅から東京までにかかる交通費や宿泊先の料金などを事前に調べ必要な資金を用意しておきましょう。 POINT 就活費用を抑えるために 上京して就活を行うとどうしても費用がかさんでしまいます。できる限り費用を抑えるためには下記を実践してみてください。 ①できる限りオンライン面接を活用する ②飛行機を利用する場合には、LCCなど格安チケットのあるものを選ぶ ③上京する日に合わせてスケジュールを組む(1日で数社の面接を行うなど) 東京での就職の難易度を確認しておく 東京での就活だとライバルが増え就職が難しいのではないかと考えているかも知れませんが、中小ベンチャー企業も多く採用難易度は他の地域とほとんど変わりません。 『厚生労働省「令和4年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)」』によると、東京を含む関東地方での就職率は96.7%です。就職率とは就職希望者に対して実際に就職できた人の割合を表しています。志望した就活生の多くが就職できたことを意味しています。このことから東京での就活は地方エリアと同等の難易度といえそうです。 ■エリア別就職率 ・北海道・東北 93.4% ・関東 96.7% ・中部 97.0% ・近畿 95.8% ・中国・四国 92.2% ・九州 96.0% ※参照:『厚生労働省「令和4年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)」』 東京で就職ができなかったらどうする? 地方と東京での就職率にはさほど大きな差がないことが分かりました。しかし万が一東京で就職ができなかった場合に備えリスクヘッジも行っておくと安心です。 地元での就職活動も並行して行う 仮に東京での就職一本に絞っていると万が一東京での就活が難しかった場合就職浪人となってしまう可能性もあります。せっかく地元にいるのであれば、念には念を入れて地元での就職活動も並行しておくと安心です。 地元の企業について調べてみると、気付かなかった優良企業に出会えるなど企業選びの視野も広がり、就活を有利に進めることに繋がる可能性もあります。 転職や転勤で上京する可能性も視野に入れる 万が一東京の企業への就職が出来なかった場合に備えて、東京の企業に転職しやすい会社や東京への転勤の可能性のある会社の面接を受けておくという手もあります。すぐに東京で働くことが出来なかったとしても、上京したいと思った時に行動に移せるように下準備をしておくと後悔のしない選択を起こすことができるでしょう。 就活で後悔をしたくない!そう考えている就活生必見 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

2024.04.26

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「就職浪人は不利になる?」今からでも間に合う選考対策を紹介

未だに内定がもらえておらず将来の進路に不安を感じている就活生の中には、このまま卒業して就活を続けるべきなのか、それとも留年するべきなのかといった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。  そこで、本記事では就職浪人をした場合のメリット・デメリットや就職浪人になる前にやるべきことや就職浪人をした場合の就活対策についてお伝え致します。 将来を考えるうえでの参考にしてみてください。 この記事のまとめ 就職浪人とは、「大学を卒業した後も就活を続けている人のこと」を指す 「時間がある」「就活に専念できる」「経験を活かせる」「社会人の友人からアドバイスを得られる」といったメリットがある 「エントリーできない企業がある」「スキルが求められる」「マイナス印象を持たれやすい」「大学の就活サポートを利用できない」「就活費・生活費がかかる」といったデメリットがある 就職浪人期間の間に「就職浪人になった理由を明確にする」「スキルを身に着ける」「早めに選考対策をとる」ということをやっておく必要がある 就職浪人と就職留年の違いとは?まずは、就職浪人と就職留年にはどのような違いがあるのかについて確認していきましょう。 就職留年との違い 就職浪人・・・大学を卒業した後も就活を続けている人のこと 就職留年・・・大学を卒業せずに留年し、次の年に就活をリベンジすること 就職浪人と就職留年の大きな違いは「大学に在籍しているかどうか」が大きくことなります。 これによって就活の入口も変わることがあります。 一般的に大学を卒業していない就活生のことを「新卒採用」として新卒枠で採用をします。 就職浪人のように一度大学を卒業してしまうと、新卒ではなく、社会人経験のある「第二新卒枠」と同等の枠での採用となるケースもあります。就職浪人の割合『文部科学省「令和元年学校基本調査」』によると、大学学部後の進路は下記のようになっています。 ※就職準備中=就職浪人(公務員志願者も含む) ※グラフは『文部科学省「令和元年学校基本調査」』の資料をもとにキャリアトラスにて作成 上記の表からわかるように、大学を卒業した後も就活を続ける人の割合は少ないということがわかります。とはいえ、就職浪人をするかを悩んでいるという就活生もいるでしょう。まずは就職浪人のメリット・デメリットをみていきましょう。就職浪人のメリットまずは、就職浪人のメリットについて考えていきましょう。 自分のやりたいことについてじっくり考える時間がある就活1年目には、自己分析や業界研究・企業研究に追われ、じっくりと自分のやりたいことと向き合うことができなかった場合でも、就職浪人をすることによって、自分と向き合う時間を増やすことができます。 就活で最も求められることは自分自身を理解しているかどうかという点ですので、自己分析が足りずに自分が将来やりたいことが分からず悩んだ経験を持っている就活生は、「自分の軸」「就活の軸」を見つけるための時間を得ることができます。就活だけに専念することができる就活浪人の場合、就職留年と異なり学業や部活動など就活以外の活動がないため、自己分析や業界研究、企業研究、OB訪問など就活だけに時間を費やすことが可能です。 そのため、学生時代には充分にできなかった業界研究・企業研究などを細かく行える、履歴書やESの作成に時間をかけることができるというメリットがあります。 次の年の就活を目指す場合であれば1年間猶予ができるため、より精度の高い志望動機や自己PRの作成に時間を割けるでしょう。就活の経験を活かせる一度就活を経験していると、就活の流れや雰囲気・面接でよく聞かれる質問などを理解しているため精神的に余裕を持ったうえで就活の準備をすることができます。 面接に対する慣れが、就活に対して余裕があるように見え、就活1年目とは異なる面を面接官にアピールできる可能性が高いです。社会人になった友人からアドバイスを得ることができる就職浪人の場合、1年のビハインドがあるため就職活動をする際には、学生時代の友人が社会人となっているケースが多いです。そのため、身近な友人から就職前のイメージと実際に働いてみた結果のギャップを知ることができ、それをもとに業界研究を行うことも可能です。 その他にも内定を取得するための具体的なアドバイスや方法を知ることもできるでしょう。 就活の乗り切り方を教えて欲しい就活生向け 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 就職浪人のデメリットでは、逆に就職浪人にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。  新卒としてエントリーできない企業がある企業によって異なりますが、就職浪人の場合、新卒採用ではなく「既卒採用枠」での応募になる可能性があります。そのため、新卒のみを採用している企業にエントリーすることはできず、応募できる企業数は限られてしまう可能性が高いです。 既卒採用枠の場合、経験者のある人や社会人経験がある人のみを採用しているケースも少なくなく、就職浪人にとっては非常に不利な状況となります。 ただし全ての企業へエントリーが出来ないわけではなく、企業によっては卒業後3年以内であれば新卒枠で採用しているケースもありますので、企業の応募条件を確認したうえでエントリーをしてみましょう。スキルが求められる場合がある前述したように既卒採用となる可能性が高いため、新卒のようなポテンシャル採用以外のスキルを求められる可能性があります。 選考を受ける企業の要項を確認し、志望企業が求めるスキルに足りない条件があるのであれば、就職浪人期間中にスキルアップを図るなどの努力が求められます。 また、就職浪人をした場合には、面接の際に「就職浪人中に何をしていたのか」を聞かれる可能性が高いため、就職浪人中の自己研鑽の質が評価に影響を与えるといえるでしょう。面接官にマイナスの印象を持たれやすい通常であれば、卒業と同時に就職をしていることが普通ですので、「なぜ就職浪人となってしまったのか」「就職浪人になるということは何か問題がある人なのか」など面接開始前から面接官にネガティブな印象を持たれたうえで面接をされる可能性が高いです。 「就職浪人すれば全て最初からやり直すことができる」という単純なものではないということを心にとどめておきましょう。 大学の就活サポートを利用できない学生時代であれば、学校内での企業説明会、面接対策、キャリアセンターへの相談といったサービスを受けることができましたが、卒業してしまうとこのようなサービスを利用することはできません。 また同じように就職を志す友達・仲間が周りに少ないため一人での就活に心細さや不安を感じてしまうこともあるでしょう。就活・生活費がかかるメリットで就活に大半の時間を割くことができるとお伝えしましたが、生活しながら就活を続けるためにはお金が必要です。そのため、就活と並行してアルバイトをしなければならない人もいるでしょう。 住んでいる地域によっても異なりますが、生活費・就活費の捻出のためにアルバイト三昧となり、結果的に就活する時間がなくなってしまうということがないように注意をする必要があります。就職浪人で失敗する人の特徴就職浪人をした結果、就活に至れば問題ありませんが、その後も就活先が決まらずフリーターとして生活することを余儀なくされるケースも少なくありません。そのような人にはどのような特徴があるのでしょうか。   なんとなく就職浪人をしている就職浪人をした場合、目標や期日を定めて行動しなければ就活先を探すことは困難です。しかし、やりたいことが見つからないままなんとなく就職浪人期間を過ごしてしまうと、いつのまにか2度目の就活も終わってしまう可能性も十分に考えられます。 就職浪人期間が長くなればなるほど、企業からマイナスの印象を持たれやすくなってしまうので、「なんとなく」就職浪人することは止め、メリハリのある行動をすることが大切です。就活仲間がいない就活を成功させるためには「情報」も極めて重要な要素です。一人で就活をする場合、インターネットに掲載されている限られた情報のみを頼りに就活をしなければならず、学生時代に比べると「知らなかった」と感じる事象によって不合格になってしまう可能性もあります。自分一人で得られる情報には限りがあるため、同じ業界を目指す就活仲間を探すかもしくは就活エージェントなど就活のプロに頼ることも大切になるでしょう。振り返りができていない怪我や病気などの特別な事情がない場合、就職職浪人ということは就活1年目であらゆる失敗をしてしまっているということに他なりません。その失敗の要因を自分自身の中で分析できていなければ、また次の年の就活でも同じ失敗を繰り返すこととなります。 1度目の就活では何が問題で内定に至らなかったのかを振り返り、その振り返りをもとに改善策を立てて実践していきます。面接が苦手であれば面接の練習を徹底的に行う、自己分析ができていないのであれば自己分析に時間を費やす、スキルが足りないと感じたのであれば資格取得を行うなど、就活生それぞれの状況によって異なるはずですので、まずは課題を洗い出してみましょう。 就職浪人になることを決める前にやるべきことここでは就職浪人を決定する前に行うべきことを紹介します。就職浪人という道を本当に選ぶべきなのかを今一度考え直してみましょう。 就職浪人が自分の人生にとってベストなのか考える「就職先が見つかっていないが卒業を迎えてしまった。就職したいから就職浪人をしよう」という考え方は非常に危険です。お伝えしている通り、就職浪人にはメリット・デメリットがありますが、デメリットのほうが大きく、就活が不利になる可能性が高いです。 就職浪人になるべきかを悩んでいる場合には、まずは自分の人生の目標や目的を改めて見直し、本当にその選択が一番自分の人生を考えたうえで最適な道なのか、就職浪人以外の進路はないのかを今一度考え直したほうが良いでしょう。通年採用している企業を探す毎年就活の形は変化しており、一括採用の就活の風潮も徐々に緩和が見られ、企業によっては新卒を通年採用をしている企業も出始めています。また、昨今はコロナ禍からの景気回復に伴い各社の採用予定人数も増加している企業も多く、4月の入社式を目指して採用を続けているケースも少なくありません。 就職浪人になると決定する前に今からでも就職できる道はないかを確認してみましょう。就活エージェントやキャリアセンターに相談する就活浪人をするかどうかについて悩んでしまった場合には、一人で結論を出さずに周囲に相談をすることをおすすめします。 相談するタイミングにもよりますが、今からでも間に合う就職の方法などを伝授してもらえる可能性もありますし、就活でのつまづきポイントを客観的目線から指導してもらえることにより、卒業までに内定を得ることができる可能性も高いでしょう。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較! 就職浪人期間中にやるべきこと就職浪人になると決めた場合、不利な状況にならないためにやっておくべきことをお伝えします。 就職浪人した理由を明確にする就職浪人の場合、面接時に必ず「なぜ就職浪人をしようと思ったのですか」「就職浪人中に自分が成長したことを教えてください」などの質問をされると考えておきましょう。 「希望企業から内定が出なかったから」「どの企業からも内定がもらえなかったから」などの回答が本音だと思いますが、一般的にそのような回答をしてしまうと面接官はネガティブな印象を持つだけで、選考通過が厳しい可能性が高いです。 内定が出なかったために就活を継続している場合であっても、「その理由」と「その経験から学んだこと」を明確にしていることが明らかになるような回答をすることが大切です。 【パターン①】 (理由)就活に対して本気度が足りていなかったため内定が得ることができなかった (学んだこと)何事にも本気で取り組み、事前準備を怠らないことが大切である 【パターン②】 (理由)志望業界を絞り過ぎていた (学んだこと)固定概念にとらわれずに様々な角度から物事を捉え、まずは調べてみることが大切である 面接では「失敗談」について質問されるケースが多いですが、就職浪人も失敗談のひとつですので、理由と学んだことを明確にしたうえで行動がどう変化したのかまで伝えることを意識しましょう。就職浪人期間にスキルを身に着ける前述の通り、面接の場では就職浪人期間中の活動について質問されることが予想されますが、「就職浪人」という期間をどうアピールするかによって好印象を与えることができるかもしれません。 その一つが「スキル取得」です。1年目の就活を振り返った際に「アピールできるスキルや資格がなかった」と感じるのであれば、その反省を活かし、志望業界に役立つ勉強をしておくと良いでしょう。 たとえば、英語を使うことが多い業界の場合であればTOEICで高得点を取得する、不動産業界を目指す場合であれば宅地建物取引士(宅建)の資格を取得するなど、1年の就職浪人というブランクがあったとしても企業にとっては必要なスキルを身に着けることで、志望度の高さをアピールすることができるはずです。早めに選考対策をする就職浪人をすると決めた場合には早めに選考対策をスタートさせましょう。 1年の猶予があると感じているかもしれませんが、実際にはそんなに悠長な時間はありません。新卒採用枠の場合、大学3年の夏休みからインターンがスタートしており、ライバルとなる就活生は動きだしています。 「時間がある」とのんびり構えるのではなく、スケジュールを立て前倒しに行動していくことが大切です。 就活の乗り切り方を教えて欲しい就活生向け 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

2024.04.26

わからない

POINT

就活がわからなくなってしまったと焦りや不安を感じしている就活生に向けてこれらかの就職活動に役立つ情報をお届けしています。

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【例文つき】自分の強みがわからない就活生が面接でアピールする際のポイント4選

「自分の強みって何をアピールすれば良いんだろう?」 「自分の特別な強みなんてあるのかなぁ・・・」   このように、自分の強みがわからないとお悩みの就活生は多いのではないでしょうか。就活では「自己PR」でいかに自分をアピールできるかが合否を左右するといっても過言ではないため、自分の強みはしっかりと把握しておきたいところです。   そこで本記事では自分の強みがわからない就活生に向けて、面接で長所をアピールする際のポイント4選をご紹介します。伝える際の例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 自分の強みがわからないと不採用に繋がるため注意が必要 自分の強みがわからない原因は「自信のなさ」と「自己分析不足」 自分の強みを把握するには「自己分析」「他己分析」「短所の変換」が有効 自分の強みを面接で伝える際には例文を参考にすると理解しやすいものになる 「自分の強みがわからない・・・」これってマズイ? 自分の強みがわからないながらも「それでもなんとかなるだろう」とそのまま就活を進めてしまう就活生は少なくありませんが、結論からいうと、自分の強みを把握しないまま就活を進めることはおすすめできません。   というのも、自分の強みを把握しておかなければ就活において下記のようなデメリットが生じるからです。   ・本当に自分に合った企業と出会いにくくなる ・面接で十分なアピールができなくなる 自分の強みを把握しておかなければ、本当に自分が活躍できる環境や分野がどういったものなのかを把握しきれないまま企業を選んでしまうことになり、入社後の後悔に繋がりかねません。   また、面接官は就活生が自分の強みを直接的にアピールする”自己PR”を通して「その企業に適性があるか」「入社後活躍してくれるか」をチェックしています。   ここで自分の強みの理解が曖昧であることを悟られると「就活の準備が不足しているな、熱意が少ないのかもしれない」「自分にマッチした企業を選べていないのではないか」などと捉えられ、不採用に繋がりやすくなるのです。   そのため、自分の強みがわからないという就活生はぜひこのタイミングでしっかりと自分の強みを理解できるようにアクションを起こしましょう。   就活における自分の強みがわからない原因 就活における自分の強みがわからないのは一体何が原因なのでしょうか?ここでは大きく2点に分けてお伝えします。 自分には強みがないと思い込んでいる 他者からすれば十分大きな強みであるにもかかわらず、自分にとっては当たり前で強みであると気づけていないケースは多いです。   自分の中で当たり前にできていることや長期間続けていることがあるという方は、それが自分の強みになるかどうかを考えてみてください。   中には「強みは特別な実績がないといけないんじゃないか」「強みとしてアピールするほどのものではないのではないか」と自分を過少評価してしまっている就活生もいますが、そういう方はそれが自分以外の全員が当たり前にできることかどうかを、冷静になって客観的に考えてみるようにしましょう。   自己分析が足りていない そもそも自己分析が足りていないという場合も、自分の強みを把握することは難しいです。   自分の過去の経験やその経験の中で感じたこと、考えたこと、学んだこと、それをきっかけに今でも続けていることはないか、今一度腰を据えて考えてみましょう。   自己分析を細かく行っても「これって強みとして面接で通用するの・・・?」と感じることもあるかもしれません。   その場合には自分の強みとしていくつか洗い出せたものの中から、志望企業で求められる強みと合致するものを見出すことができると、自信を持ってアピールできるようになるでしょう。   強みを考える際はぜひ「他者と比べて優れているか」ではなく、「自分の魅力を一番伝えられるものは何か」という視点で考えてみてください。   就活における自分の強みがわからない時の対処法3選 ここでは自分の強みがわからない人がすべきことを3つ紹介していきますので、自分に合う方法を試してみてください。 自己分析を行う まずは自己分析です。過去の経験を振り返り、その経験から自分にどういった強みがあるのか、どういった分野に適性があるのか、どういった時にモチベーションが高まるのかなどを網羅的に洗い出していけば、おのずと自分の強みが見えてくるはずです。   得意なことが出てこないという就活生は、習慣化していることや当たり前にできること、何をしている時が一番気分が高鳴るかなどを考えてみましょう。   他己分析を行う もし自己分析を行ってもいまいち自分を客観視できないという方には、家族や自分を良く知る友人などへのヒアリングを通して自分を客観視する他己分析が有効です。   もし周りに相談できる人がいないという就活生は、就活エージェントを利用してみるのも一つです。 短所を長所に変換する 強みを考えてみたものの、どうしてもわからないという就活生も、短所であればある程度思いつくのではないでしょうか?短所が思いつくという場合には、それを長所に言い換えることで自分の強みを見出すことも可能です。   例えば「物事に対して神経質になってしまう」という短所であれば「細かい部分に気が付く」「几帳面である」などの長所へ言い換えることができますし、「頑固である」という短所であれば「一度決めたことは最後まで貫き通す」という長所に言い換えることが可能です。   下記に言い換えの例を掲載しておきますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。 【例文つき】就活生が面接で強みをアピールする際のポイント4選 ご自身の強みを十分にアピールするためにも、ここでは例文を見ながらアピールする際のポイントを把握しておきましょう。   【例文】 私の強みは継続力がある点です。私は高校受験で第一志望だった公立高校に落ち、滑り止めだった私立高校に通うことになりました。 両親は「良く頑張った」と声をかけてくれましたが、中学校3年間、塾や教材費を十分にかけてくれた両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 そこで私は高校で指定校推薦枠を獲得して着実に納得できる水準の大学に入れるよう、高校を塾だと思って勉強することにしました。 大学に合格するまでの3年間、授業に集中できるよう教卓の目の前の席を確保し続け、昼休みの間にその日の宿題を全て終わらせ、学校が終わった後にはその日の復習ノートをつけることを徹底いたしました。小テストの勉強は電車での移動中の時間を活用し、勉強時間を効率的に確保できるよう心掛けました。 結果、高校3年間でクラスの上位3位以内の成績を貫くことができ、第一志望の大学の指定校推薦枠を獲得することができました。入社後にもこの継続力を活かして、どのような難しい目標に対しても全力で臨みたいと考えております。 アピールする長所は一つに絞る 自分の強みをアピールする際、面接官に伝える長所は1つに絞りましょう。   面接では時間が限られているため、いくつも長所を並べてしまうと時間がかかってしまううえに、一つひとつのエピソードが薄くなり自分の魅力を十分に伝えることができなくなってしまうからです。   できるだけ強い印象を残すためにも、アピールする長所は一つに絞りましょう。   結論から伝える これはどういった質問を受けた場合にも言えることですが、面接官から何か質問を受けた際には、内容を理解してもらいやすくするという意味でも結論から伝えるのがセオリーです。   強みについて聞かれた際には、自分の強みが何なのかを一番最初に端的に伝えましょう。   具体的なエピソードを交えて話す 強みをアピールする際はできるだけ具体的なエピソードを交えて伝えるようにすると、より説得力が増します。   エピソードを伝える際には「その出来事の中で生じた課題や目標」のほか、「その課題や目標に対してどのようなアクションを取ったのか」「自分が取った行動によってどのような結果に繋がったのか」まで伝えられると強いアピールが可能となります。   また、結果を伝える際には「〇〇を実践したことで店舗の売上を昨月比で23%増加させることができた」などと数字を用いるなどして定量的に示せると、その結果の大きさを理解してもらいやすくなります。   ちなみに、「その経験を通してどういったことを学んだか」についても伝えられると更に強いアピールとなります。   面接官は面接全体を通してその就活生の価値観や人柄もチェックすることで自社とのマッチング度を測っているため、そういった点においても自己PRをうまく活用できると良いでしょう。   入社後、強みをどう活かしていくかまで伝える 繰り返しになりますが、企業は自己PRを通してその就活生が自社で活躍してくれるかをチェックしています。そのため、強みについて質問された際には最後にその強みをその企業でどのように活かせるかまで伝えるようにしましょう。   それによってより強いアピールができるようになります。   なお、どんなに素敵な強みを持っていたとしてもそれが自社で活かせるものでなければあまり効果が期待できないため、その点にも留意して志望企業の業務内容にリンクするような強みを伝えられるようにしましょう。

2024.03.22

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就活が難しいと感じる理由とは?対処法を知り内定を目指そう!

なんとかなるだろうと就活をスタートさせたものの思うように進まず、就活に難しさを感じてしまう就活生もいるのではないでしょうか。  そこで本記事では、就活が難しいと感じてしまう理由や対処法をご紹介していきます。 就活が難しくて何をして良いのか分からなくなってしまった就活生はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 「やりたい仕事がわからない」「自己分析が難しい」「書類通過・面接通過・内定取得が難しい」ため就活が難しいと感じてしまう まずは難しいと感じてしまう原因を追求する 対処法としては「中小・ベンチャー企業の選考への参加」「実践練習の実施」・「OB・OG訪問」「就活エージェントの活用」などがある 就活が難しいと感じる6つの理由 なぜ「就活が難しい」と感じてしまうのでしょうか。以下のような理由が考えられます。 やりたい仕事がわからない 「自分が将来何をしたいのか分からない」「自分に何が向いているのかわからない」などの悩みは多くの就活生が抱えています。実は、情報過多な現代社会である昨今、選択肢が多様化し過ぎているが故に選択できない就活生が増えているのです。 行動経済学によると、選択肢が多すぎると、選ぶことに困難を感じてしまう心理作用(ジャムの法則)があるといわれており、「スーパーに試食のジャムを24種類並べると購入した人は3%だったが、6種類に減らしたところ購入者は30%となった」という実証実験もあります。 このことからも分かるように、人は「選択肢が多いと選ばないという選択をする」のです。 就活においても、複数の選択肢の中から自分にあった物を選ぶことは非常に難しいため、絞ることを先延ばしてしまうからこそやりたい仕事を選べないのです。 自己分析が難しい 情報収集をしていくと就活を成功させるためには、「自己分析が大切だ」と複数のWebメディアに書かれています。そのため多くの就活生が必死に自己分析をしようと努力しますが、適切な自己分析の方法が分からず、とても難しい作業のように感じてしまいます。 また、自己分析は目的やゴールを持って行わなければ効果を発揮することはありません。闇雲に自己分析をしても得られることがなかったという判断に陥りがちです。あくまで自己分析の目的は「自分の強み・企業選びの軸を発見すること」という意識を持ったうえで行うことが大切です。 書類選考の通過が難しい 複数の企業にエントリーしているにもかかわらず、一向に書類選考を通過できない場合には、書類作成に苦手意識を持ってしまいます。 このように「ガクチカ・志望動機・自己PR」の上手い書き方が分からないため苦労する就活生は多いです。 また作成した内容を使いまわして他の企業に転用することはできず、特に「志望動機」は企業ごとに変える必要があり、かなり労力がかかるため難しいと感じることもあります。 面接の通過が難しい 何度も面接に落ちてしまう場合には、面接の通過が難しいと感じてしまうことでしょう。特に、人と会話をすることが苦手な場合、面接に対して苦手意識を持つことも考えられます。 面接の場で面接官が確認しているポイントは、あなたの第一印象やマナー、人柄、コミュニケーションスキルといった点です。 勘違いしがちですが、コミュニケーションスキルだけを確認している訳ではないですし、雄弁だからといって必ず面接に受かるとは限りません。 もちろん面接では、Q&Aが一致するような回答をする必要はありますが、それは、話すのが得意で自分のことについて多くを話せば良いというわけではなく、逆に話しすぎることで相手に悪い印象を与えてしまうこともあるのです。 面接は面接官との対話であることを理解し、コツを抑えることができれば、多少空白の時間が生まれてしまったとしても通過率を改善することができるでしょう。 内定をもらうことが難しい 1社でも良いの内定をもらえれば精神的な安心感を得ることができます。就活を始めた当初は「すぐに内定をもらって就活を終えられるだろう」と思っていたけれど、いざ就活が始まると思っている以上に内定をもらうことは難しく、このままではNNT(無い内定)のまま就活が終わってしまうのではないか、と不安に感じてしまうこともあるでしょう。 就活は恋愛と似ており、企業と就活生双方のマッチングがポイントであるため、「内定がもらえないのは自分に魅力や素養がないからだ」と落ち込むのではなく、たまたま自分とは相性の合わない企業だったと割り切ることが大切です。 就活に時間を割くことが難しい 就活は想像以上にやることが多く、学業や部活動・アルバイトとの両立に支障が出るケースもあります。特に就活が長引き、授業を休んで就活を続けた場合、単位取得ができず卒業が危ぶまれるといった事態を引き起こす可能性もあります。就活との両立に悩んでいる就活生も就活が難しいと感じてしまうでしょう。 就活が難しいと感じた時にやるべき対処法とは? 就活が難しいと感じてしまった場合にはどのような対処法があるのでしょうか。 ここでは、すぐに実践できる6つの対処法をご紹介します。 難しいと感じる原因を追求してみる 一言で難しいといっても前述した通り、就活のどこに難しさを感じているかによって対処方法は異なります。まずやるべきことは自分自身が感じる就活の難しさの根源を探すことです。就活が難しい原因が分かれば、その根源への対処法を実践していきましょう。 たとえば、「書類選考の通過」に難しさを感じているのであれば、書類の書き方に問題がある可能性がありますので、書類の添削が難しさ解決の鍵となるかもしれません。 中小・ベンチャー企業にも目を向ける 書類選考や面接の通過が難しいと感じている就活生の中には、大手企業の選考ばかりを受けているというケースも少なくありません。 あまり知られていませんが、大手企業では「学歴フィルター」が存在します。そのため、どんなに力を込めた履歴書・ESを作成したとしても学歴フィルターにひっかかり、選考通過できない可能性もあるのです。 仮に書類通過している場合であっても、その後内定を得ることのできる人は一握りです。大手企業への就職倍率は非常に高く、狭き門といえます。 大手企業ばかりにこだわらず、中小企業・ベンチャー企業にも目を向けてみると、優良な企業・ホワイトな企業・人に任せてくれる企業など、優れた企業は多数存在しますので、先入観に捉われず企業規模問わずに様々な企業へエントリーすることをおすすめします。 実践練習を積む 面接の場で緊張しすぎてしまう場合には、実践練習を積み、面接慣れをしてくことも大切です。 志望している企業以外の企業にもエントリーをし、面接回数を増やすことで面接の流れや雰囲気を掴むことも可能ですし、面接官に「本日の自分の良かった点・改善した方が良い点」などを単刀直入に聞いてみるというのもひとつの手でしょう。 改善すべき点が分かれば次に活かせますので本命企業では落ち着いて面接に臨むことができるかもしれません。 OB・OG訪問を行う 社会人の先輩でもあるOB・OGに相談することも有効的です。 先輩方の成功の秘訣や実践していたことなどを聞くことで、自分が難しいと感じている点を解決してくれる可能性が高いです。就活へのモチベーションを改善してくれるきっかけになることも多いため、就活に対して悩みを抱えている場合には、他人を頼ることも大切です。 スケジュールを管理する 就活は想像以上にやることが多いため、スケジュール帳やスケジュール管理アプリを使い時間管理は必須ですので必ず活用しましょう。 スケジュール管理をする際に、「就活はいつまでに終わらせる」といった目標を決めるとより効果的です。目標を立てる際には、企業の選考フローを理解し、あと何回選考があるのかなどを具体的に把握するなどし、先の見通しをつけておきます。 また、スケジュールをルーティン化することも就活を効率的に進めるうえではおすすめです。午前中は就活、午後は学業、18時以降はアルバイトなど自分の生活リズムを固定すると無理なく就活と他の業務を両立することができるでしょう。 就活エージェントなどプロに頼る 「何が分からないかが分からない」という場合には、就活エージェントなど就職のプロの力を借りましょう。自己分析の方法や面接対策はもちろんのこと、悩み相談などにも乗ってくれるため、一人で就活を進めることが難しいと感じた場合には、就活エージェントも活用してみてください。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較!

2024.03.22

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就活に友達の協力は必要?一緒に就活をするメリット・デメリットを紹介

就活を始める時期に差し掛かり、友達と協力して就活をするのか一人でやるべきかと悩んでいる就活生もいるのではないでしょうか。 本記事では、就活を友達と一緒にするメリット・デメリット、一人で就活を進めるメリット・デメリットについてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 友達と協力をして就活をするメリットは「業界研究・企業研究が効率的に行える」「他己分析ができる」「モチベーションを維持できる」「情報共有ができる」という点である 友達と協力をして就活をするデメリットは「友達関係がギクシャクする」「視野が狭くなってしまう可能性がある」という点である 一人で就活をするメリットは「自分の就活に集中できる」「周りと比べるストレスがない」「就活の軸がブレにくい」という点である 一人で就活をするデメリットは「情報収集力が落ちる」「リアル情報が得にくい」「モチベーション維持が難しい」という点がある 就活の進捗によって一人で就活を進めたほうが良い場合もある 友達と協力して就活するメリットとは? まずは友達と一緒に就活をするメリットについてお伝えしていきます。 業界研究・企業研究を効率的に行える 就活は業界研究からスタートすることが多いです。しかし業界研究といっても幅広く、一業態を調べるだけでもかなりの時間を費やします。このように時間のかかる作業も友達と協力して行うことによって効率的にスムーズに進めることができます。また、自分一人では知り得なかった情報を入手できたり、効率的な調べ方を共有できたりすることもあるでしょう。 その他にも、業界や企業への理解を深めるために、友達同士でディスカッションすることも非常に有効な手段です。 他己分析ができる 就活では自分自身のことを理解していることが重要ですが、自分自身の強みが分からずに苦労する就活生は多いです。 友達と一緒に協力して就活を進めることによって、客観的な視点から、自分自身の強み・弱み・長所・短所・特技を聞くことができます。これによって自分では気付かなかった自分の良さを再確認できるため、より深く自己分析をすることが可能となります。 モチベーションを維持できる 業界・企業研究、Webテスト対策、ES作成、履歴書作成、面接練習など、就活は思っている以上にやらなければならないことが多くあります。 一人で行うとなると心が折れますが、友達と支え合いながらであれば「〇〇も頑張っているから自分も頑張ろう」とモチベーションを高く維持した状態で続けることができます。 また選考に落ちた場合であっても励ましてくれる友達がいると心強く、前向きに次の面接に挑むこともできるでしょう。 情報共有ができる 友達と一緒に就活を行うことで「〇〇企業の一次面接は〇〇だった」「〇〇という質問をされて戸惑った」など他の企業の面接についての情報を得ることができます。 自分が受けることができる企業数は限られますが、友達から情報提供を受けることで対策すべきチェック項目が増え、効率的な面接対策が可能です。 友達と協力して就活をするデメリット 次に友達と協力して就活をするデメリットについてお伝えしていきます。 友達関係がギクシャクする可能性もある 就活を始めた当初は、協力し合いながら進めることができていた就活も、「友達が内定を先に取った」「友達は選考に進むが、自分は書類落ちが続いている」など就活の進捗に差が出始めると友達関係がうまくいかずに、ギクシャクしてしまう可能性があります。 友達に慰められてたとしても嫉妬感から上から目線でフォローされているように感じ、うっとうしさを感じてしまったり一緒に行動すること自体が煩わしく感じたりすることもあるでしょう。 将来の人生を左右する就活なだけに、センシティブになることは当然のことですので、友達と比較してしまい自分に自信が持てず、。就活へのモチベーションに支障をきたすようであれば、友達に事情を説明し適度に距離を開けることが重要です。 視野が狭くなってしまう可能性がある 常に同じ友達と就活を続けている場合、限られた仲間の意見・考え方以外の情報を得ることができなくなる可能性があります。 就活を成功させるためには、様々な人の意見や考え方を知り、その中から自分なりの考えを見出したほうが良い場面も多々あります。そのため、友達と就活をする場合には常に同じ友達とだけ一緒に就活をするのではなく、学校外の就活仲間を作るなど意見交換ができる環境を作っておくと良いでしょう。 一人で就活をするメリット 続いては一人で就活をするメリットについてご紹介していきます。 自分の就活に集中できる 一人で就活する場合、自分の就活に集中しやすいです。 友達と一緒に就活をする場合の関わり方にもよりますが、業界選択や企業選びなどについて友達が悩んでいる場合には、友達の相談に乗るなど解決に導く手助けをしてあげる必要があります。時には自分の就活の準備に専念したい場合であっても、友達の悩み相談の時間が長引き、思うように就活に専念できずに困ってしまうケースも考えられます。 で就活をする場合には、自分の就活にだけ専念できるため周りにペースを乱されることなく自分のペースで就活に必要な時間を費やすことができるでしょう。 周りと比較するストレスがない 友達と一緒に就活をしている場合、知りたくなくても周りの就活状況が耳に入ってきてしまうため、つい自分と比較してしまい「友達は内定を貰えっているのになぜ自分はもらえないのだろう」「友達は最終面接まで進んでいるのになぜ私は一次面接で落ちてしまのだろう」といった具合に焦りを感じてしまうことがあります。 一人で活動している場合であれば、周りを気にすることなく自分のペースで進めることができるため、無駄なストレスを感じることなく就活を行うことができます。 就活の軸がブレにくい 友達と一緒に就活をしていると、他人の様々な意見を聞くため多様な価値観に触れやすく、これにより考え方や価値観がブレてしまう可能性が考えられます。特に周りの意見に流されやすい就活生の場合には、友達からの薦めにおされてしまう場合もあるため注意が必要です。 その点一人で就活を行う場合にはこのような心配はありません。自分が見つけた就職の軸をぶらすことなく一貫性を持って就活に取り組むことができます。 一人で就活をするデメリット 続いては一人で就活をするデメリットについてご紹介していきます。 情報収集力が落ちる 一人で就活をする場合には自分一人で得た情報が全てとなるため、友達と協力して就活をした場合に比べると情報量が少なく時間もかかる可能性があります。 また、情報量だけでなく得る情報にも偏りが出てしまう可能性もあるため、できるだけ多くの情報媒体を活用し正確な情報を集めるよう心掛けましょう。 ただし、業界研究が進み自分が目指す方向性がある程度絞れた場合には、情報の量ではなく濃さが重要となるため一人で就活を進めているか業界研究が薄くなるということはありません。 リアル情報が得にくい インターネットを利用し情報収集をする場合、過去の情報が掲載されていることが多くリアルタイムの情報を得ることが難しい場合もあります。 リアルタイムの情報とは今年の就活情報を指し「〇〇社の今年の面接で聞かれた質問内容」や「Webテストでどんな問題が出たか」などです。 中にはSNS情報に掲載されている場合もありますが、友達から聞くリアルな声に比べると情報量が少ない場合も多く、就活事情を収集することが難しい可能性があります。 モチベーション維持が難しい 友達と協力して就活をする場合、うまくいかなかった際にはお互いにフォローし合うなどモチベーションを保つために支え合うことができますが、一人で就活を続けている場合にはそうはいきません。 初めての就活で分からないこと・不安なことが多く、手探りな状態の中就活を続けていかなければならないため、自分で思っている以上に負荷がかかりストレスが溜まってしまいます。 就活がうまく進んでいる場合であれば問題ないのですが、行き詰った場合にメンタルコントロールができず、就活に対するモチベーションが下がってしまう可能性も考えられます。 悩みがある場合には一人で抱え込もうとせずに大学のキャリアセンターや家族、サークルの先輩、アルバイト先の人など誰でも良いので不安や悩みを吐き出すことが大切です。 就活の進捗によって適度な距離を取ることも大切 就活を友達と一緒に進めるメリット・デメリット、一人で進めるメリット・デメリットについてお伝えしてきましたが、一律して「友達と一緒」「一人」と決める必要はありません。最初は友達と一緒に就活をしようと考えていたとしても、進捗の差によって一人で就活を進めたほうが良い場合もあります。 友達だけ内定を取得した 一緒に就活をしていた友達が先に内定を取得し自分が未だに内定をもらえていない場合には、内定がないことへの焦燥感や劣等感で友達に対して嫉妬をしてしまい、友達関係がギクシャクしてしまうことも考えられます。 このような場合には、少し友達との距離を空け一人で就活に専念したほうが良いでしょう。センシティブになっている時だからこそ、冷静に判断し内定を取得するまでの間だと割り切り自分の将来を優先させることをおすすめします。 目指す業界が異なる 目指す業界が異なる場合、業界が求める人物像や質問内容も異なる可能性があります。友達からの不必要なアドバイスを受けることでストレスを感じてしまう場合にも無理をせずに、自分のペースで就活をする方向に舵を取り直しても良いでしょう。 価値観が異なる 一緒にいて楽しい友達であっても価値観や考え方、志向性は異なるケースが多いです。就活の進め方においても、友達と相談しながら進めたいタイプもいれば一人で黙々とこなしたほうがはかどるタイプもいます。 自分は一人で黙々とこなしたほうが就活に専念できるタイプだと分かれば、無理して友達と協働して進める必要はありません。 自分の将来が関わりますのでその点も踏まえて友達に相談し、お互いが後悔しない環境で就活に全力を尽くすほうが後腐れなく就活を進めることができるでしょう。 一人で就活を進める際にやっておいたほうが良いこと 前述している通り、一人で就活をする場合には情報収集が難しい可能性があるため、就活を一人で進めることを選んだ際にやっておいたほうが良いことをお伝えします。 OB・OG訪問をする 情報を収集するうえでは、実際に現場で働くリアルな声を聞くことが非常に大切です。ホームページには掲載されていない、会社の社風や働く人々のキャラクター・仕事の魅力・大変さ・やりがいといった情報をOB・OG訪問を行うことで得ることができます。 OB・OG訪問を行う際に注意すべきことは社員と対話をすることを意識することです。一方的に質問を投げかけるのではなく、社員さんが話してくださっている内容に対してさらに質問をして話を広げたり感想を述べたりするなど会話をすることを意識して話を聞きましょう。こうすることによって自然と会話が盛り上がり、より貴重な話が聞けるかもしれません。 その他にも、相手の時間をもらっているという意識を持ち、事前に質問したい内容をまとめておき、時間を有効活用することが大切です。 OB・OG訪問は友達と就活を進める場合にもやっておくことをおすすめします。 X(旧:Twitter)で就活アカウントを作っておく 情報収集はインターネット検索だけではなく、X(旧:Twitter)などのSNS上からも得ることができます。 SNSの中でもX(旧:Twitter)は特に就活アカウントが多く、企業情報や選考での実体験を投稿している就活生が多数います。 就活生だけではなく、X(旧:Twitter)を運用している企業も多いため志望企業の最新の情報を知ることも可能です。その他にも就活支援を行っている企業が、自己分析の仕方・志望動機の書き方・面接マナーなど、就活に役立つ情報を投稿しているケースもあるため、就活を一人で進めていく場合には、X(旧:Twitter)のアカウントを作成し活用していくことをおすすめします。 ただし、就活用にX(旧:Twitter)のアカウントを開設する場合、企業の採用担当者もX(旧:Twitter)を見ている可能性を加味し、自分の名前や顔写真など個人情報がバレるような内容は掲載しないように注意しましょう。 就活エージェントを活用する 一人で就活を続けていると分からないことや不安なことが多数発生してくることと思います。友達と慣れ合いながら就活したくはないが、アドバイスが欲しいと感じている場合には、就活のプロフェッショナルを頼る方法があることを知っておきましょう。 自分がつまづいているポイントをプロの目線からアドバイスをしてくれるため効率的に就活を進めることが可能となります。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較!

2024.03.22

うまくいかない

POINT

就活がうまくいかない時の対処法などをまとめました。

このお悩み・うまくいかないの新着記事

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就活に向いていないと感じる理由と今後の進路についてを徹底解析

就活のスタートの時期は年を追うごとに早期化しており、就活に対する気持ちが前向きになれない中で就活が始まってしまいます。  このような中でも就活の波に乗り遅れることのないようにとりあえず就活をやってはいるものの、日を追うごとに「自分は就活に向いていない」と感じてしまう人も多いです。  そこで本記事では、就活が自分には向かないと感じてしまう理由や就活をしなかった場合の選択肢、就活を続ける場合の対処法についてお伝えしていきます。 就活が向かないと感じている人はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 就活が向かないと感じてしまう理由は「就活のシステムが嫌だから」「将来の選択に悩んでいるから」「面接が苦手であるから」である  就活のシステムを利用しない場合には「就職先の探し方を変える」「起業する・フリーランスになる」「ボランティア・ホームステイなどに参加する」などの選択肢がある 就活を続ける場合には、就活が向かないと感じている点を対策していく 就活が向いていないと感じてしまう理由まずは、就活が向いていないと思う理由を考えていきます。 就活のシステムが嫌だから日本の就活は極めて特殊で、就活の時期になると皆が同じようにリクルートスーツを着用し髪を黒く染め、個性を封じて礼儀正しいように見せなければなりません。 就活生の中には、この風習が自分に合わないと感じてしまう人もいます。なぜ黒い髪でなければならないのかが理解できない、個性を知るための面接にもかかわらず私服で参戦することもできない、決められたルールに沿って行動しなければ選考に進むことすらできないため、就活が自分には向いていないと感じてしまうのです。人と同じことをしたくないから個性が強い場合「人と同じことをする」ということ自体に違和感を覚える人も就活に向いていないと感じるでしょう。前述の就活のシステムが嫌だと感じる場合とも重複しますが、少しでも就活のルールから逸脱すると不採用となることも少なくありません。 人がやったことがないことに挑戦したいという開拓意欲は素晴らしいのですが、就活においてはその力をうまく発揮することができず堅苦しさを感じてしまうのでしょう。将来の選択に悩んでいるから就活を成功させるためには、自分が仕事をするうえで欠かせないことや将来のビジョン・目標などを見つけ、それに併せて「就活の軸」を固めていく作業が必要となります。 しかし、自分がやりたいことや将来像が描けていない場合やそもそも就職すること自体に前向きな気持ちになれていない場合には、就活すること自体が億劫になり就活が向いていないと感じてしまいます。面接が苦手であるから就活では必ず面接が行われます。そのため、人前で話すことが苦手な人・緊張しやすい人・あがり症の人・完璧主義な人は面接で上手な受け応えができない場合に落ち込んでしまい、自分は就活に向いていないと感じてしまいます。 その他にも、集合面接で他の就活生が悠長に話している姿を見て劣等感を感じてしまったというような経験がある場合にも、就活に向いていないという気持ちを強くしてしまうでしょう。選考を受けても不採用が続いているから選考が思うように進まない場合にも、就活が向いていないと感じてしまいます。このケースの場合、就活が向いていないと思うだけではなく、自分は価値のない人間なのではないか、社会から必要とされていないのではないかなどネガティブな思考に陥ってしまうことも少なくありません。 就活で不採用が続いている場合、面接対策・準備・エントリー先の見直しなどを行うことで改善するケースも多々ありますので、就活に向いていないと諦める前に原因を追求することが大切です。 就活に向いていない・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 就活システムを利用しない場合の選択肢前述の通り就活が向かないと感じてしまう理由はいくつかあります。では、就活が向かない人が取るべき選択肢にはどのようなものがあるのでしょうか。 就活システムを使わず就職先を探すまずは1一つ目は就活のシステムを活用せずに就職のできる道を探すという方法です。たとえば、就活サイトに掲載されていない企業であっても、自分の気になる企業があれば、直接自ら連絡を取り就職をしたいとお願いすることもできるでしょう。その他にも、中小・ベンチャー企業のOB訪問で企業の社員とコネを作り選考に繋げるという方法やアルバイトで入社し社員へ転身をするという方法もあります。 就職の方法は就活サイトを使うことだけではないことを知り、自分にあった就職先の見つけ方を実践してみましょう。 個性が出せない就活が嫌だと感じてるであれば、私服OKのスタートアップ・ベンチャー企業やアパレル業界などを中心に就活をしても良いでしょう。起業する・フリーランスになる就活は企業に選別されているような気がして向かないという人や社会の枠組みの中で働くことは嫌だと感じている人は、思い切って起業もしくはフリーランスになるという選択肢もあります。 ただし、当たり前ですが起業・フリーランスになるためには稼ぐためのスキルがなければなりません。何を生業にするのか・事業が成功する目途は立っているか・拡大販路はどうするかなど、先行きを見通したうえで決断するようにしましょう。ボランティア・ホームステイなどに参加する自分の将来の夢や目標、就活の軸が見出せずに悩んでいる場合には、自分と向き合う時間が必要です。就活をスムーズに進めるために、ボランティア活動に参加する、ホームスティに参加するなど今までの生活では得ることができなかった価値観に触れる機会を増やしてみましょう。 やりたいことが分からずに就活が向かないと感じている就活生の中には就職留年をし、次年度に再度就活をやり直す人もいます。ただし、そのためには大きな覚悟と費用が必要となりますので、就職留年を検討する際は、メリット・デメリットを理解したうえで判断してください。就活が向いていないと感じる点を対策しよう前章で、就活のシステムを利用しない方法をご紹介しましたが、その選択は自分には向かないと感じた場合には、現行の就活と向き合い就職先を見つけなければなりません。ここでは、就活を続けるためにやるべきことについてお伝えしていきます。面接対策を行う面接が苦手だと感じる場合には、面接対策を実施していきます。苦手を克服する一番の近道は、「徹底した準備」と「面接慣れ」です。 「徹底した準備」 ・面接で聞かれるであろう質問の回答例を全て準備する ・業界研究を再度おこない、市場規模、将来性などを見据える ・企業研究を行い、業界内での立ち位置、同業他社との違い・優れている点、企業風土、将来ビジョン、を確認しておく ・志望動機を明確にしておく ・自己分析をし、入社後に活かせる自分の強み、貢献できると思える点、入社後に叶えたい目標を言語化しておく 「慣れ」 ・模擬面接を実施し、スムーズに受け答えできるかを練習する ・友人に協力してもらい、面接練習を行う ・志望企業以外の選考を受け、場慣れをする 面接への準備を万全に整え面接に対する不安感が払拭できることによって、面接に対する不安感が払拭でき自信を持って対応できるため、嬉しい選考結果を得ることができるでしょう。応募先の企業規模・業界を見直す選考が進まない原因として、企業規模や業界を絞りすぎているという可能性があります。「できれば知名度ある企業で働きたい」「自分はこの業界が向いているに決まっている」など固定概念を持った就活を進めることは大変危険です。なぜなら、あなたが選考を受けている企業規模や業界とあなたとの相性が必ずしも良いとは限らないからです。 就活は恋愛と一緒で、相思相愛でなければ選考通過は難しく、同じような企業を受けて不採用が続いているのであれば、企業規模を見直す、業界を見直すといった方向転換が必要です。 プライドや固定概念を捨て、再度業界研究を行い、自分の身の丈にあった企業規模・業界を探してみましょう。業界・職種別に向いている人の特徴を知り企業選びをしようここでは、企業規模・業界・職種別に向いている人の特徴についてお伝えしていきます。企業規模・業界の見直しをする際の参考にしてみてください。大手・中小・ベンチャー企業の違いと向いている人の特徴まずは、大手企業、中小企業、ベンチャー企業の違いに関する傾向を見てみましょう。 ■大手企業安定性を求めている人には働きやすい環境です。また、部署ごとに仕事が縦割りとなっているため、専門スキルを磨きやすいでしょう。 その一方で、昇進やスピード感を重視する人の場合には物足りなさを感じるケースがあります。■中小企業アットホームな環境で働きたい、転勤はしたくないと考えている人との相性は良いでしょう。また、少数精鋭のため、仕事の全容を掴みやすく、マルチタスク能力を身に着けることができます。 一方で、大手企業に比べると福利厚生面で劣るケースがあります。■ベンチャー企業成長意欲がある人やチャレンジ精神の高い人には刺激的な環境でしょう。経営者陣との距離が近く決済フローが短いため、スピーディなサービス展開が可能です。 一方で中小企業同様に、大手企業に比べると福利厚生面で劣るケースがあります。総合職・一般職の違いや向いている人の特徴ここでは、総合職と一般職の違いや向いている人の特徴を紹介します。 ■総合職キャリアアップを望んでいる人や自分の頑張りを正当に評価されたい人、高い給与を求めている人にとってはやりがいを感じやすい職種です。 一方で、転居を伴う転勤も発生する可能性もあるため、プライベートを充実させたい人には不向きな点もあるでしょう。■一般職プライベートとの両立を確立したい人にはマッチしやすい職種です。 一方で、裁量権を持って仕事を進めたい人やお金を稼ぎたい人には物足りなさを感じるでしょう。営業職・事務職・専門職の違いと向いている人の特徴最後に営業職、事務職、専門職の違いに関する傾向を紹介します。 ■営業職人と接することが好きな人、誰かの役に立つ仕事をしたい人、自分の頑張りを正当に評価されたい人に向いている職種です。 一方で、お客様対応にはイレギュラーが発生する可能性もあるため、物事を計画通りに進めたい人にとっては苦痛を感じるケースもあるでしょう。■事務職プライベートとの両立を重視している人には向いている職種です。 一方で、スキルアップが難しく、ルーティン作業がメインとなるケースも多く裁量権も少ないため、キャリアアップを求める人には不向きといえます。■専門職スペシャリストを目指している人、専門的な知識を身につけたい人、将来的にスリーランスや起業を視野に入れている人は向いているでしょう。 一方で、他職種への転職は難しいため、専攻する職種や方向性を先に検討しておく必要があります。 就活に向いていない・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

2024.04.26

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就活がうまくいかない原因8選と、今日からできる解決策まとめ

「就活頑張ってるのになかなか内定が出ない・・・」 「また面接で落とされた・・・自分の何がいけないんだろう・・・」 このように、就活がうまくいかないとお悩みではありませんか?自分なりに工夫して対策をしているのに結果に繋がらないと落ち込んでしまいますよね。 そこで本記事では就活がうまくいかない原因10選と、それぞれの場合に有効な解決策をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ 就活では20社受けて1,2社しか内定が出ないのが当たり前 就活がうまくいかない=企業とマッチしなかっただけのこと 自分の課題に合った解決策から一つひとつつぶしていくのが吉 就活はうまくいかないのは当たり前? リクルート「就職プロセス調査 (2022年卒)」によれば、22卒の学生の12月時点での平均内定取得企業数は2.35社となっており、内定取得企業数として最も割合が多いのは1社となっています。 キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば、2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒~2022年卒のエントリー数は平均21.5社となっています。 つまり、20社受けても1,2社くらいしか内定が出ないのが一般的なのです。 「全然内定が出ない・・・どうしよう・・・」と不安に感じている方は、現状を悲観して捉えすぎる必要はありません。これまでの選考の経験をもとに対策を立てれば、きっと未来の内定に繋がるはずです。 就活がうまくいかない=自分を否定されているわけではない 就活でなかなか内定が出ないと、時には「自分は社会から必要とされていないのではないか」と、自分自身を否定されているような気持ちになるかもしれません。 しかし就活がうまくいかないのは、本当に自分とマッチした企業に出会えていない、あるいは自分の強みや魅力を十分にアピールできていないことが主な原因です。 自分自身を否定されたと感じる必要はありませんので、今一度自己分析や業界研究、企業研究を細かく行ったうえで、本当に自分に合った企業に応募し、自己分析の内容をもとにしっかりと自分の魅力をアピールできる書類・面接対策を行いましょう。 就活がうまくいかない原因8選と今日からできる解決策 では、就活がうまくいかない原因としては具体的に何が考えられるのでしょうか?ここではそれぞれの原因に対する解決策と共にご紹介いたします。 振り返る時間を設けていない 反省する時間を設けていないと就活がうまくいかなくなる可能性が高まります。たとえば、過去に受けた面接でうまく答えられなかった質問について、次回また聞かれた際にどう答えるかを考え、対策を練ることはできていますか? 就活がうまくいかない場合、一つひとつの選考に対する改善策を講じない限り、何度選考を受けても通過率をUPさせることはできません。 最初は少しずつで構わないので、選考で落とされてしまった場合やうまく答えられなかった質問があった場合には、次回の選考で問題なくクリアできるように準備するようにしましょう。 全て自分一人でこなそうとしている どんな些細なことでも全て自分一人でこなそうとしている方も、就活がうまくいかない傾向があります。もちろん、できる限り自力で進めようとする責任感は素敵ですが、場合によっては人を頼った方がより良い結果に繋がることもあります。 たとえば自己分析は自分をよく知る家族や友人にヒアリングすることで新たに見えることもあります。面接の練習も、人に手伝ってもらうことでより本番に近い緊張感で練習することができ、細かい改善点が見えてくるかもしれません。 そのため、自分一人では限界があると感じたことについては周りの人を頼るようにしてみましょう。もし頼れる人がいないという方は就活エージェントを利用するのも一つです。 自己分析が不足している 自己分析が不足していると、選考でアピールすべき自分の強みをしっかりと把握できなかったり、本当に自分に合っている企業を選ぶこともできなくなったりしてしまいます。 そうなると結果的に企業から採用を見送られやすくなってしまうため、自己分析にあまり時間をかけていなかったという方は、今一度自己分析を詳細にやってみることをおすすめします。 先ほどもお伝えしましたが、家族や友人にヒアリングをしてより客観的に自分を知る方法も有効ですので、自分のアピールポイントがいまいちよくわかっていない方や企業をどのように選べば良いのかが曖昧になっているという方は、ぜひ周りの力も借りながら進めてみてください。 業界・企業研究が不足している 業界研究や企業研究が不足している場合も、就活がうまくいかない可能性が高いです。 業界研究や企業研究を細かく行えていないと、志望動機の内容が希薄になる、自己PRでアピールしている自分の強みが企業の求めている強みと噛み合わなくなるなどの課題が生じやすくなります。 そうなると企業への熱意が伝わらなかったり、採用担当者に採用したいと思ってもらえなくなったりして、内定から遠ざかってしまいます。 業界研究や企業研究をあまり深く行えていないなと感じる方は、企業説明会やインターンへの参加、OB・OG訪問などをしっかりと行うことで志望業界や志望企業への理解を深め、それらの業界や企業が求めている人物像に近づくようなアピールを行えるよう努めましょう。 企業数・企業選びに問題がある 中には応募企業数や企業選びに課題がある方もいらっしゃいます。応募企業数が少なすぎる場合にはそもそもの母数が少ないことで内定を獲得できる可能性が低くなってしまいます。 本記事の冒頭でもお伝えしたように、一般的には20社以上の企業に応募して内定を獲得できるのが1,2社程度であるため、まだあまり企業を受けられていないという方は応募企業数を増やしてみましょう。 この時、そこまで強く志望しているわけではない企業まで範囲を広げて応募してみるのも一つです。面接を受けてみると実は想定していなかった魅力があった、というケースも少なくありません。いかに自ら可能性を狭めてしまわないかが重要です。 また、大手企業や有名企業といった選考倍率が高い企業ばかりを狙っている場合もライバルに採用枠を奪われやすくなってしまうため注意が必要です。 企業ごとにESを書き分けていない ESの内容を企業ごとに分けず、全企業で同じものを使い回している場合、書類選考の通過率が低くなる可能性があります。 というのも業界や企業によって採用要件が大きく異なるため、それぞれの企業が求める人物像に沿った内容で提出できていなければ、十分なアピールに繋がらないからです。 またESを企業ごとに書き分けていない場合には、どの企業にも通用しそうなESを提出している=入社への意欲があまり高くないと判断され、選考に通過しにくくなってしまう可能性があります。 ESのなかでも特に注意が必要なのが自己PRと志望動機ですが、志望動機は企業ごとに、自己PRは業界ごとに書き分けるのがポイントになります。 もちろん、自己PRについても企業ごとに内容に変化をつけるのがベストですが、難しい可能性が高いため、最低限、業界ごとに内容を変えることをおすすめします。 志望動機については、必ず企業ごとに内容を工夫するようにしましょう。その企業でなければならない理由や、自分だからこそその企業に貢献できることをアピールすることで、より熱意のこもった志望動機になります。 特に日系企業はポテンシャル採用であることから志望動機を重視する傾向にあるため、じっくりと時間をかけて対策するようにしましょう。 適性検査への対策が不足している 適性検査の勉強が不十分な場合は、書類選考の段階で落とされてしまう可能性が高くなります。というのも、テストの得点である程度人数を絞り残った就活生をESの内容でさらに絞り込むという方法が、企業にとってより効率的だからです。 一つひとつの問題の難易度が高くないからと対策にそこまで時間をかけない方も多いですが、時間内に着実に答えられるようにするにはある程度の対策が必要になります。 色んな方にESを確認してもらったにもかかわらず、落とされているという方は適性検査の勉強不足に原因がある可能性が高いため、もっと深く対策を講じましょう。適性検査への対策は、ぜひ下記を参考にしてください。 (1)解説がわかりやすい参考書を一通り解く (2)間違えた問題の解説を読んで理解し、解きなおす (3)それでも間違えた問題を繰り返し解く まずは自分にとって解説がわかりやすい参考書を1冊選び、一通り解いてみましょう。ここで勉強せずとも解ける問題とそうでない問題の傾向をつかむことができるはずです。 もっと効率的な解法が載っている場合にはそれを活用して更なるスピードUPに努めましょう。そして間違えてしまった問題は解説を読んで内容を理解し、もう一度解きなおしてみましょう。 もしそれでも間違えてしまう問題があった場合には解説の内容を理解しきれていない可能性があるため、深く理解できるようになるまで繰り返し解いてみます。 目安として、参考書を2〜3周する頃には7~8割の問題を解くことができるようになっているはずです。 良い印象を作れていない 最後に、面接の際に良い印象を作れていない場合にも就活がうまくいかなくなる可能性が高まります。 基本的なマナーを把握してない場合には無意識に失礼な対応をしてしまう可能性がありますし、身だしなみを整えられていない場合にはだらしない印象を与えてしまい、ライバルに採用枠を奪われてしまいかねません。 身だしなみや態度については最低限下記のポイントに気をつけるようにしましょう。 【身だしなみ】 スーツやシャツにしわがない ネクタイをきちんと結んでいる 髪の毛がしっかりとセットされている 靴がきれいに磨かれている 眼鏡がきれいに磨かれている 【態度】 適切な声量が出ている 相手の目を見て会話できている 背筋が伸びている また、「話が長い」「結論から話せていない」など、適切なコミュニケーションを取れていない場合も面接官に良い印象を与えることができません。 こちらについてはPREP法を用いて論理的に話せるように心掛けると良いでしょう。PREP法とは、以下の順番で展開される文章構成のことです。 結論(Point) 理由(Reason) 具体例(Example) 結論(Point) 最も大事なこと(結論)を最初に伝え、最後にもう一度それを強調するのがPREP法の特徴です。たとえば下記の文章はPREP法に則って書かれた文章になります。 私の趣味は日記をつけることです。なぜなら日記をつけることで考えを整理でき、気持ちが落ち着くからです。 考えていることを言語化することで自分の思考を客観視できるため、自分が何に不安を覚えたり悩んだりしているのかを明確にすることができます。だから、私は日記をつけるのが趣味です。 面接で全ての回答にPREP法で回答しようとすると難しい場合もあるため、ケースによっては結論と理由だけを話すようにするなど、適宜自分で調整しましょう。

2024.03.22

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あなたが面接に落ちる理由|面接に悩む就活生の特徴と改善策を公開

「書類選考は通過するのに毎回面接で落ちる・・・なんで面接にはなかなか通過しないんだろう」とお悩みではありませんか?   面接がうまくいかない方には共通して見られる改善点があるため、その情報をもとに一つずつ見直していく必要があります。   本記事では面接に落ちる理由として就活生によく見られる特徴をお伝えしたうえで、それぞれの改善策をお伝えします。ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 面接では段階ごとにチェックされているポイントが異なる 自己分析、企業研究、業界研究、面接対策はマスト 面接で避けるべきNGワードは事前に要チェック 回答を丸暗記しないよう注意が必要 【段階別】面接でチェックされているポイント   「面接では何をチェックされてるんだろう・・・?」と評価基準がわからず不安になってしまう就活生もいると思いますが、面接官にチェックされるポイントは一次面接、二次面接、最終面接の段階ごとに異なります。 それぞれの段階において「面接官が自分のどの部分に注目してチェックしているのか」をもとに対策を講じなければ面接を乗り切ることは難しいため、まずはこれらを念頭に置いておきましょう。   一次面接 一次面接は優秀な学生を選ぶというよりも、絞り込みを目的に行われるのが一般的で、面接官は若手の現場社員や人事が担当することが多い傾向にあります。   質問としては「志望動機」「ガクチカ」「自己PR」などの基本的なものを聞かれることが多いです。   一次面接では第一印象が最も重要になるため、円滑なコミュニケーションを取れるか、最低限のマナーが備わっているかなど、社会人の基本とされる部分の対策を行いましょう。   二次面接 二次面接は人事部の中堅社員や現場社員の責任者などが担当することが多く、一次面接で絞り込んだ中からさらに優秀な学生や自社とマッチしそうな学生を残すという目的で行われる傾向にあります。   そのため聞かれる質問の内容自体は一次面接と似ていますが、その内容をさらに深堀りされ、もっと就活生の人柄を把握できるような質問がなされます。   たとえば「志望動機を教えてください」というざっくりとした質問ではなく、「競合他社ではなく弊社でなければならない理由は何ですか?」などと、より詳細に投げかけられます。   二次面接では志望度や強み、自社が求める人材とマッチしているかを重点的にチェックされていることを念頭に置いて準備を進めましょう。   最終面接 役員や社長などの重役が担当することが多い最終面接では、志望度の高さをさらにチェックされるほか、本当に企業に貢献できる人材なのかや、企業の方針とマッチしている人材なのかどうかを見られます。   そのため「今内定を出したら就活を終わりにするか」など、志望度の高さについて問う質問や「今後のキャリアプラン」など、学生と企業の価値観が合致しているかを確認できる質問がメインとなります。   「面接に落ちる・・・」と悩む就活生の特徴と改善策 「書類選考は通るのに面接でいつも落ちる・・・なんで面接通らないんだろう」と悩んでいる就活生は少なくないと思いますが、面接で落ちやすい人にはある共通した特徴があります。   そこでここでは面接に落ちやすい就活生の特徴と改善策についてご紹介してきます。ぜひご自身に照らし合わせてチェックしてみてください。 第一印象が悪い 身だしなみが整えられていなかったり基本的なマナーが備わっていなかったりすると、社会人として最低限のポイントすら押さえられていないとして採用を見送られる可能性が高いです。   スーツにシワは入っていないか、寝ぐせはついていないか、髭をきちんと剃っているか、靴は汚れていないかといった基本的なポイントは必ず押さえるようにしましょう。   面接官と目を合わせない、雰囲気が暗いといった場合もマイナスな印象を与えてしまうため注意が必要です。   また入室・退室時などのちょっとしたポイントも一次面接では細かくチェックされますので、ぜひ下記をもとに過去の面接を振り返ってみてください。   ■入室 (1)ドアを3回ノックし、「どうぞ」と言われたら開ける (2)後ろ手や面接官に完全に背を向けないよう気をつけながらドアを閉める (3)「本日はよろしくお願いします」とその場で挨拶する (4)椅子の横に移動し、椅子の左側に立つ (5)面接官に「お座りください」と言われたら着席する ■退出 (1)面接官に「本日の面接は終了です」と言われたら、着席したまま「本日はありがとうございますした」と述べ一礼する (2)椅子から立ち上がって椅子の左側に立ち、「失礼いたします」と再度一礼する (3)ドアの前で面接案の方へ向き直り、「失礼いたします」と言ってから深くお辞儀する (4)面接官に完全に背を向けないように気をつけながらドアを開けて退出する 話が長い 面接での基本は、結論から話し、できる限り簡潔にまとめるということです。たくさんアピールしたいという気持ちが先行してダラダラ話してしまうと何を伝えたいのかわからなくなってしまい逆効果です。   話すのが苦手でどうしても長くなってしまうという方は、どんな質問が来ても1分以内で回答をまとめられるよう日頃から練習しておきましょう。最低限、よくある質問について回答を用意して話す練習を繰り返すのがベターです。   自己分析が不足している 自己分析不足の人は下記のようなパターンに陥りやすく、面接に落ちる原因を作ってしまうことになります。   ・自分の長所・短所を把握できない ・志望動機や自己PRに説得力が生まれない しっかりと自己分析ができていないと、自分の長所や短所がわからなくなってしまっています。   長所を把握していなければ自己PRの際に自分のどのような強みで企業に貢献できるのか伝えられず、「自分は企業にとって必要な人材である」というアピールができなくなるため、自己分析は早い段階から時間をかけて行うのが得策です。   短所についても分析を行っておくことで、面接で短所について聞かれた際に改善策も併せて伝えられるようになるため、分析力や解決力をアピールすることができます。   また、自己分析が不足している=過去の経験の振り返りが不足しているということになります。志望動機や自己PR、ガクチカを考える際には過去の経験の細かい振り返りが必要になるため、こちらも面接に落ちる原因となってしまいます。   たとえば志望動機であれば「~~という経験を通して、〇〇という仕事に魅力を感じるようになりました」というように過去の経験を踏まえて書くことで、そのエピソードにより説得力が出ます。   業界・企業研究が不足している 業界・企業研究が不足している人も面接に落ちる傾向があり、具体的には下記のようなパターンに陥りやすくなります。   ・業界・企業に対する知識が薄い ・企業が求める人物像を把握できていない 面接時、その企業が位置している業界や企業についてある程度の知識がないと、面接官の質問に答えることができません。業界や企業に対する知識が薄いと捉えられると志望度が低いと考えられ面接に落とされる可能性が高まります。   また、企業研究不足によって企業が求める人物像を把握できていないと、その企業に刺さるアピールをすることができなくなってしまいます。   どんなに良い強みを持っていたとしても、それがその企業の求める人物像とずれたものだった場合、その企業にとっては魅力に感じられません。自己PRを考える際は、まずその企業はどのような人材を求めているのか調べてみましょう。   面接対策が不足している 面接対策が不足しているとうまく回答できないのはもちろんのこと、質問に対する回答に説得力を持たせられずアピールに繋がらないため、まず内定には到達できないと考えられます。   面接対策ができていないという自覚がある方は「質問に対する回答の準備」「逆質問に対する準備」の2点を最低限徹底するようにしましょう。   よくある質問に対する回答をある程度自分の中で固めることができたら、その質問への回答に対してさらにどんな質問を投げかけられるかまでを想像して対策を練ることができるとなお良いです。   逆質問を準備しておらず面接官に「最後に何か質問はありますか?」と聞かれた際に何も言えなかったというパターンは少なくありません。   企業は逆質問を通して志望度や質問力、積極性をチェックしているため、逆質問の時間が設けられた場合は積極的に質問するのがベストです。   面接で避けるべきNGワード ちなみに、面接では避けたほうが良いNGワードが存在します。無意識のうちにこれらのワードを発することで面接に落ちてしまっている可能性もゼロではありませんので、チェックしておきましょう。 希望する職種はありません 面接では希望職種について聞かれることが多くありますが、その際に「希望する職種はありません」と伝えてしまうと、志望度が低いと捉えられ落とされる可能性があります。   「〇〇という目標を掲げているため、〇〇系統の職種を志望しています」と将来のキャリアビジョンも併せて伝えられると、志望度や意識の高さをアピールできるため効果的です。   〇〇な仕事はしたくありません 誰にでも苦手な仕事はあると思いますが「〇〇な仕事はしたくありません」とはっきり言ってしまうのはあまり得策ではありません。この場合はやってみたい仕事についてアピールするようにしましょう。   この場合は「営業はやりたくありません」としたくない仕事について伝えるのではなく、「広報の仕事をやってみたいです」としたい仕事についてアピールするようにしましょう。   福利厚生に魅力を感じました 企業選びにおいて福利厚生も重要な指標ではありますが、ここをメインどころとしてピックアップしてアピールしてしまうと打算的な印象を与えてしまうため注意が必要です。   企業は自社に貢献してくれる人材を採用したいと考えているため、福利厚生に魅力を感じたということを理由にしてしまうと「この学生は自社に貢献する気がなさそうで、活躍も見込めなさそうだな」と捉えられてしまいかねないのです。   特にありません(逆質問) 先程もお伝えしましたが、企業は逆質問を通して志望度や質問力の高さをチェックしているため「特にありません」と答えてしまうとアピールする機会を逃すだけなく、入社意欲がないと判断されてしまうことにも繋がります。   いくら企業研究を事前に行っていてもその企業について全て把握するというのは不可能ですので、必ず質問すべきことはあるはずです。できる限り逆質問は行えるように準備しておきましょう。   企業の基本情報を聞く(逆質問) ちなみに、逆質問で「企業理念を教えてください」といった企業HPなどを見ればすぐにわかるような質問をするのは逆効果です。   企業の基本情報を把握していない=事前にあまり調べていない=志望度が低いと捉えられ、面接に落ちる原因となってしまいます。   逆質問は現場で働く社員に直接話を聞ける貴重な機会でもあるため、ネットではわからない働いている人だからこそ答えられるような質問を準備しておきましょう。   面接の練習方法 ここまでで面接に落ちやすい就活生の特徴や改善策をご紹介してきましたが、大前提として、面接に臨む前には必ず練習を行う必要があります。   練習することによって本番の出来は大きく変わってきます。そこでここでは一人でもできる練習方法と、周りの力を借りてできる練習方法をご紹介いたします。   一人でもできる練習方法 まずは一人でできる練習方法をご紹介します。他の人に頼りにくい、一人でやりたいという方は、想定される質問に対する回答を書き出したうえで、下記の方法を試してみてください。   ・話している姿を録画する ・時間をはかる ・YouTubeを活用する 面接官がいることをイメージして自分が話している姿を録画、後から見返すことで、自分の面接での振舞いを客観視することができます。   ぼそぼそと話していないか、表情が暗くないか、猫背になっていないか、結論から話せているか、「あの~」が多くなっていないかなどをチェックしてみてください。   また回答する練習をする際に都度時間を図ることで、テンポ感よく話せるように練習するのも効果的です。YouTubeにも面接官が実際に質問を投げかけてくれる動画がたくさん公開されていますので、ぜひこちらも活用してみましょう。   客観的に見ることができる練習方法 周りの力を借りて自分を客観視してほしいという方は、下記の練習方法を試してみてください。   ・面接での回答を家族や友達に聞いてもらう ・OB・OG訪問などを利用して社会人に聞いてもらう ・家族や友人に面接官役をやってもらう ・友人の面接練習の面接官役をやって面接官の気持ちをつかむ ・就活イベントに参加する ・就活エージェントを利用する これらの方法で練習すれば、第三者からの意見をもらえるためより細かい面接対策ができるでしょう。中でも、最も細かい視点でのアドバイスをもらいやすいものとしては就活エージェントに相談する方法が便利です。 ちなみに、面接の練習を行う際にはくれぐれも回答を丸暗記しないように留意しましょう。回答を丸暗記してしまうと、本番で緊張しすぎて頭が真っ白になってしまうという事態になりかねません。   回答を考える際には内容の要素を箇条書きにして脳内にインプットしておくくらいに留めておくのがベストです。本番ではその要素を言葉にしてうまく伝えられるよう、事前に練習しておきましょう。

2024.03.22

不安

POINT

就活や転職活動における不安を払拭するためのコンテンツをお届けします。

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「就職浪人は不利になる?」今からでも間に合う選考対策を紹介

未だに内定がもらえておらず将来の進路に不安を感じている就活生の中には、このまま卒業して就活を続けるべきなのか、それとも留年するべきなのかといった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。  そこで、本記事では就職浪人をした場合のメリット・デメリットや就職浪人になる前にやるべきことや就職浪人をした場合の就活対策についてお伝え致します。 将来を考えるうえでの参考にしてみてください。 この記事のまとめ 就職浪人とは、「大学を卒業した後も就活を続けている人のこと」を指す 「時間がある」「就活に専念できる」「経験を活かせる」「社会人の友人からアドバイスを得られる」といったメリットがある 「エントリーできない企業がある」「スキルが求められる」「マイナス印象を持たれやすい」「大学の就活サポートを利用できない」「就活費・生活費がかかる」といったデメリットがある 就職浪人期間の間に「就職浪人になった理由を明確にする」「スキルを身に着ける」「早めに選考対策をとる」ということをやっておく必要がある 就職浪人と就職留年の違いとは?まずは、就職浪人と就職留年にはどのような違いがあるのかについて確認していきましょう。 就職留年との違い 就職浪人・・・大学を卒業した後も就活を続けている人のこと 就職留年・・・大学を卒業せずに留年し、次の年に就活をリベンジすること 就職浪人と就職留年の大きな違いは「大学に在籍しているかどうか」が大きくことなります。 これによって就活の入口も変わることがあります。 一般的に大学を卒業していない就活生のことを「新卒採用」として新卒枠で採用をします。 就職浪人のように一度大学を卒業してしまうと、新卒ではなく、社会人経験のある「第二新卒枠」と同等の枠での採用となるケースもあります。就職浪人の割合『文部科学省「令和元年学校基本調査」』によると、大学学部後の進路は下記のようになっています。 ※就職準備中=就職浪人(公務員志願者も含む) ※グラフは『文部科学省「令和元年学校基本調査」』の資料をもとにキャリアトラスにて作成 上記の表からわかるように、大学を卒業した後も就活を続ける人の割合は少ないということがわかります。とはいえ、就職浪人をするかを悩んでいるという就活生もいるでしょう。まずは就職浪人のメリット・デメリットをみていきましょう。就職浪人のメリットまずは、就職浪人のメリットについて考えていきましょう。 自分のやりたいことについてじっくり考える時間がある就活1年目には、自己分析や業界研究・企業研究に追われ、じっくりと自分のやりたいことと向き合うことができなかった場合でも、就職浪人をすることによって、自分と向き合う時間を増やすことができます。 就活で最も求められることは自分自身を理解しているかどうかという点ですので、自己分析が足りずに自分が将来やりたいことが分からず悩んだ経験を持っている就活生は、「自分の軸」「就活の軸」を見つけるための時間を得ることができます。就活だけに専念することができる就活浪人の場合、就職留年と異なり学業や部活動など就活以外の活動がないため、自己分析や業界研究、企業研究、OB訪問など就活だけに時間を費やすことが可能です。 そのため、学生時代には充分にできなかった業界研究・企業研究などを細かく行える、履歴書やESの作成に時間をかけることができるというメリットがあります。 次の年の就活を目指す場合であれば1年間猶予ができるため、より精度の高い志望動機や自己PRの作成に時間を割けるでしょう。就活の経験を活かせる一度就活を経験していると、就活の流れや雰囲気・面接でよく聞かれる質問などを理解しているため精神的に余裕を持ったうえで就活の準備をすることができます。 面接に対する慣れが、就活に対して余裕があるように見え、就活1年目とは異なる面を面接官にアピールできる可能性が高いです。社会人になった友人からアドバイスを得ることができる就職浪人の場合、1年のビハインドがあるため就職活動をする際には、学生時代の友人が社会人となっているケースが多いです。そのため、身近な友人から就職前のイメージと実際に働いてみた結果のギャップを知ることができ、それをもとに業界研究を行うことも可能です。 その他にも内定を取得するための具体的なアドバイスや方法を知ることもできるでしょう。 就活の乗り切り方を教えて欲しい就活生向け 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 就職浪人のデメリットでは、逆に就職浪人にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。  新卒としてエントリーできない企業がある企業によって異なりますが、就職浪人の場合、新卒採用ではなく「既卒採用枠」での応募になる可能性があります。そのため、新卒のみを採用している企業にエントリーすることはできず、応募できる企業数は限られてしまう可能性が高いです。 既卒採用枠の場合、経験者のある人や社会人経験がある人のみを採用しているケースも少なくなく、就職浪人にとっては非常に不利な状況となります。 ただし全ての企業へエントリーが出来ないわけではなく、企業によっては卒業後3年以内であれば新卒枠で採用しているケースもありますので、企業の応募条件を確認したうえでエントリーをしてみましょう。スキルが求められる場合がある前述したように既卒採用となる可能性が高いため、新卒のようなポテンシャル採用以外のスキルを求められる可能性があります。 選考を受ける企業の要項を確認し、志望企業が求めるスキルに足りない条件があるのであれば、就職浪人期間中にスキルアップを図るなどの努力が求められます。 また、就職浪人をした場合には、面接の際に「就職浪人中に何をしていたのか」を聞かれる可能性が高いため、就職浪人中の自己研鑽の質が評価に影響を与えるといえるでしょう。面接官にマイナスの印象を持たれやすい通常であれば、卒業と同時に就職をしていることが普通ですので、「なぜ就職浪人となってしまったのか」「就職浪人になるということは何か問題がある人なのか」など面接開始前から面接官にネガティブな印象を持たれたうえで面接をされる可能性が高いです。 「就職浪人すれば全て最初からやり直すことができる」という単純なものではないということを心にとどめておきましょう。 大学の就活サポートを利用できない学生時代であれば、学校内での企業説明会、面接対策、キャリアセンターへの相談といったサービスを受けることができましたが、卒業してしまうとこのようなサービスを利用することはできません。 また同じように就職を志す友達・仲間が周りに少ないため一人での就活に心細さや不安を感じてしまうこともあるでしょう。就活・生活費がかかるメリットで就活に大半の時間を割くことができるとお伝えしましたが、生活しながら就活を続けるためにはお金が必要です。そのため、就活と並行してアルバイトをしなければならない人もいるでしょう。 住んでいる地域によっても異なりますが、生活費・就活費の捻出のためにアルバイト三昧となり、結果的に就活する時間がなくなってしまうということがないように注意をする必要があります。就職浪人で失敗する人の特徴就職浪人をした結果、就活に至れば問題ありませんが、その後も就活先が決まらずフリーターとして生活することを余儀なくされるケースも少なくありません。そのような人にはどのような特徴があるのでしょうか。   なんとなく就職浪人をしている就職浪人をした場合、目標や期日を定めて行動しなければ就活先を探すことは困難です。しかし、やりたいことが見つからないままなんとなく就職浪人期間を過ごしてしまうと、いつのまにか2度目の就活も終わってしまう可能性も十分に考えられます。 就職浪人期間が長くなればなるほど、企業からマイナスの印象を持たれやすくなってしまうので、「なんとなく」就職浪人することは止め、メリハリのある行動をすることが大切です。就活仲間がいない就活を成功させるためには「情報」も極めて重要な要素です。一人で就活をする場合、インターネットに掲載されている限られた情報のみを頼りに就活をしなければならず、学生時代に比べると「知らなかった」と感じる事象によって不合格になってしまう可能性もあります。自分一人で得られる情報には限りがあるため、同じ業界を目指す就活仲間を探すかもしくは就活エージェントなど就活のプロに頼ることも大切になるでしょう。振り返りができていない怪我や病気などの特別な事情がない場合、就職職浪人ということは就活1年目であらゆる失敗をしてしまっているということに他なりません。その失敗の要因を自分自身の中で分析できていなければ、また次の年の就活でも同じ失敗を繰り返すこととなります。 1度目の就活では何が問題で内定に至らなかったのかを振り返り、その振り返りをもとに改善策を立てて実践していきます。面接が苦手であれば面接の練習を徹底的に行う、自己分析ができていないのであれば自己分析に時間を費やす、スキルが足りないと感じたのであれば資格取得を行うなど、就活生それぞれの状況によって異なるはずですので、まずは課題を洗い出してみましょう。 就職浪人になることを決める前にやるべきことここでは就職浪人を決定する前に行うべきことを紹介します。就職浪人という道を本当に選ぶべきなのかを今一度考え直してみましょう。 就職浪人が自分の人生にとってベストなのか考える「就職先が見つかっていないが卒業を迎えてしまった。就職したいから就職浪人をしよう」という考え方は非常に危険です。お伝えしている通り、就職浪人にはメリット・デメリットがありますが、デメリットのほうが大きく、就活が不利になる可能性が高いです。 就職浪人になるべきかを悩んでいる場合には、まずは自分の人生の目標や目的を改めて見直し、本当にその選択が一番自分の人生を考えたうえで最適な道なのか、就職浪人以外の進路はないのかを今一度考え直したほうが良いでしょう。通年採用している企業を探す毎年就活の形は変化しており、一括採用の就活の風潮も徐々に緩和が見られ、企業によっては新卒を通年採用をしている企業も出始めています。また、昨今はコロナ禍からの景気回復に伴い各社の採用予定人数も増加している企業も多く、4月の入社式を目指して採用を続けているケースも少なくありません。 就職浪人になると決定する前に今からでも就職できる道はないかを確認してみましょう。就活エージェントやキャリアセンターに相談する就活浪人をするかどうかについて悩んでしまった場合には、一人で結論を出さずに周囲に相談をすることをおすすめします。 相談するタイミングにもよりますが、今からでも間に合う就職の方法などを伝授してもらえる可能性もありますし、就活でのつまづきポイントを客観的目線から指導してもらえることにより、卒業までに内定を得ることができる可能性も高いでしょう。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較! 就職浪人期間中にやるべきこと就職浪人になると決めた場合、不利な状況にならないためにやっておくべきことをお伝えします。 就職浪人した理由を明確にする就職浪人の場合、面接時に必ず「なぜ就職浪人をしようと思ったのですか」「就職浪人中に自分が成長したことを教えてください」などの質問をされると考えておきましょう。 「希望企業から内定が出なかったから」「どの企業からも内定がもらえなかったから」などの回答が本音だと思いますが、一般的にそのような回答をしてしまうと面接官はネガティブな印象を持つだけで、選考通過が厳しい可能性が高いです。 内定が出なかったために就活を継続している場合であっても、「その理由」と「その経験から学んだこと」を明確にしていることが明らかになるような回答をすることが大切です。 【パターン①】 (理由)就活に対して本気度が足りていなかったため内定が得ることができなかった (学んだこと)何事にも本気で取り組み、事前準備を怠らないことが大切である 【パターン②】 (理由)志望業界を絞り過ぎていた (学んだこと)固定概念にとらわれずに様々な角度から物事を捉え、まずは調べてみることが大切である 面接では「失敗談」について質問されるケースが多いですが、就職浪人も失敗談のひとつですので、理由と学んだことを明確にしたうえで行動がどう変化したのかまで伝えることを意識しましょう。就職浪人期間にスキルを身に着ける前述の通り、面接の場では就職浪人期間中の活動について質問されることが予想されますが、「就職浪人」という期間をどうアピールするかによって好印象を与えることができるかもしれません。 その一つが「スキル取得」です。1年目の就活を振り返った際に「アピールできるスキルや資格がなかった」と感じるのであれば、その反省を活かし、志望業界に役立つ勉強をしておくと良いでしょう。 たとえば、英語を使うことが多い業界の場合であればTOEICで高得点を取得する、不動産業界を目指す場合であれば宅地建物取引士(宅建)の資格を取得するなど、1年の就職浪人というブランクがあったとしても企業にとっては必要なスキルを身に着けることで、志望度の高さをアピールすることができるはずです。早めに選考対策をする就職浪人をすると決めた場合には早めに選考対策をスタートさせましょう。 1年の猶予があると感じているかもしれませんが、実際にはそんなに悠長な時間はありません。新卒採用枠の場合、大学3年の夏休みからインターンがスタートしており、ライバルとなる就活生は動きだしています。 「時間がある」とのんびり構えるのではなく、スケジュールを立て前倒しに行動していくことが大切です。 就活の乗り切り方を教えて欲しい就活生向け 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

2024.04.26

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自分って就活鬱・・・?今すぐできる5つの対処法と鬱を防止できる選考対策

「就活がうまくいかなくて気分が沈みっぱなし・・・」 「もう何もやる気が起こらない・・・」  このようにお悩みの方は、ひょっとすると”就活鬱”に陥っているかもしれません。そこで本記事では就活鬱に陥ってしまう原因についてお伝えしたうえで、有効な5つの対処法をご紹介します。   今後就活鬱を防止できる選考対策もお伝えしますので、「就活鬱かもしれない・・・」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 「就活鬱」とは就活のあらゆるストレスによって心身に影響が出て鬱状態になること 「真面目な人」「準備不足の人」は就活鬱になりやすい 就活鬱を防ぐには事前の選考対策が重要 就活鬱って何? 「就活鬱」とは、就活を進めていく中で生じる様々なものが蓄積してストレスとなり、精神的に大きな負担を抱えてしまう状態になることです。   ストレス要因は人によって異なりますが、「なかなか内定が出ない」「面接官に厳しいことを言われた」などが主なストレス源として挙げられます。就活鬱になってしまうと、主に下記のような症状が出てしまうと言われています。   ・常に焦りや不安を感じる ・常に気持ちが沈んでいる ・よくイライラする ・やる気が出ない ・注意力や集中力が続かない ・人に会うのが億劫になる ・眠れない ・食欲不振になる ・身体の不調が生じる └腹痛、頭痛、めまい、動悸、吐き気、耳鳴りなど 就活鬱だと感じるほど落ち込んでしまう人の特徴 では、具体的にはどういった方が就活鬱になりやすいのでしょうか?ここでは就活鬱になりやすい人の特徴をご紹介しますので、ぜひご自身に当てはめてチェックしてみてください。 周りの目を気にしている 就活鬱になりやすい人の特徴としては常に周りの目を気にしていることが挙げられます。   友人たちの中で唯一自分だけが内定をもらえていなかったり、周りの友人が自分よりもハイレベルな企業の選考に通過していたりすると、自分だけ取り残されているような焦りを覚えやすく、それが就活鬱に繋がりやすくなります。   そうなると就活に対する焦りに加えて「こんな自分を周りはどう思ってるんだろう」という心理に陥りやすくなり、より一層就活鬱に直結しやすくなるのです。   真面目すぎる また、真面目すぎることも就活鬱になりやすい人の特徴として挙げられます。真面目な方は目標達成のために細かく準備し、人一倍就活に本気で臨んでいます。   だからこそ、その努力が報われなかった時に受ける精神的なダメージが大きいのです。頑張りすぎが原因で無意識のうちに疲れが蓄積しているというケースも少なくありません。   一人でなんとかしようとする 上記のように真面目すぎる方は「これくらい自分一人でなんとかしないと・・・」と考えてしまう傾向も見られますが、こちらもまた就活鬱になりやすい人の特徴として見られるものです。   就活は自分一人で進めるものだ、人に頼っているようではダメだなどという思い込みに縛られ無理に自力で貫こうとするあまり、疲労が蓄積したり、なかなか内定に繋がらず苦しんだりしてしまうことに繋がります。   しかし就活は、家族や先輩、周りの友人など、周りの誰かに手伝ってもらった方が一人で進めるよりもうまくいくことがたくさんあるものです。   たとえば志望動機の内容や面接時の振舞いや声量、表情の作り方、質問に対する回答については、自分で十分にできていると思っていても、第三者にチェックしてもらったら改善ポイントがたくさん出てきた、というのはよくあることです。   コミュニケーションを取るのが苦手 また、コミュニケーションを取るのが苦手であることも、就活鬱になりやすい人に見られる特徴の一つです。   就活では初めて会う人に自分をアピールする必要がありますが、そもそもコミュニケーション苦手な方からすればこれは精神的に大きな負担となるでしょう。   また、「就活の面接では言動や振舞いの全てを評価されるのではないか」と考えている方は緊張から特に普段通りのコミュニケーションを取りにくくなり、余計に就活でストレスを感じやすくなります。   ネガティブ思考である 他にも、ネガティブ思考をしてしまう傾向のある方も就活鬱になりやすいといえます。   たとえばポジティブ思考の方であれば、たとえ面接で落ちてしまったとしても「きっとこの企業と相性が合わなかっただけ」「次の選考の練習になった」などと前向きに考えることができますが、ネガティブ思考の方は「自分は人から必要とされていないのではないか」「次の選考も落とされてしまうのではないか」などと後ろ向きな考えばかりが脳内を巡ってしまいます。   ストレス発散法を把握できていない 自分なりのストレス発散法を把握できていない方も就活鬱になりやすいといえます。就活ではやらなければならないことが多く、心身共に健康な状態で就活を進めていくためにもこまめにストレスを発散することが重要になります。   そこで自分なりのストレス発散法を把握できていないと、ただただストレスが溜まってしまい就活鬱に繋がってしまうのです。   完璧主義である 最後に、完璧主義であることも就活鬱になりやすい人に見られる特徴です。すべてを完璧にこなさなければ納得がいかないという方は、その分準備や対策を入念に行うためそれなりの結果を出しやすくなります。   しかし就活の準備や対策には終わりがありません。面接で質問される可能性のあるものは無数にありますし、企業によって特に注視しているポイントも異なります。   あれもこれも・・・と特に優先度をつけることもなく全てを完璧にこなそうとしていると、「こんなの全部終わるわけがない」という焦りやストレスを抱えやすくなるのです。   就活鬱になってしまった時に有効な5つの対処法 では、実際に就活鬱かもしれないと感じたら、どういった対処をすれば良いのでしょうか?ここでは代表的な対処法を5つご紹介しますので、就活鬱っぽいなと感じた方は症状が悪化してしまう前にできるだけ早く対処法を実践してみてください。 「相性が合わなかっただけ」と考える まずは、企業の選考に落ちても「自分とあの企業の相性が合わなかっただけ」と考えるというものです。   選考で落とされると「自分は社会に必要とされていないのではないか」といった、人格そのものを否定されたような気分になる就活生は少なくありません。   しかし、企業はその就活生の能力だけでなく、その就活生が将来見据えているビジョンをその企業で実現できるかについても細かくチェックしています。   将来的にそこを実現できなければその就活生にとってプラスになりませんし、それが短期離職に繋がって企業が不利益を被ることにもなるからです。   事前準備や選考対策が不足していた自覚がある場合は次回の選考に向けて準備・対策を徹底すれば問題ありませんが、対策を行った上で落ちてしまった場合は「相性が合わなかっただけ」「今回の学びを次の選考に活かそう」などと前向きに捉え、次回の選考に向けて気持ちを切り替えると良いでしょう。   キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば、2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒~2022年卒のエントリー数は平均21.5社となっています。   またリクルート「就職プロセス調査 (2022年卒)」によれば、22卒の学生の12月時点での平均内定取得企業数は2.35社となっており、内定取得企業数として最も割合が多いのは1社となっています。   これらのことから20社程度受けて1,2社しか内定が出ないのが相場で、選考では落ちることの方が圧倒的に多いということがわかります。必要以上に落ち込む必要はないのです。   気分転換をする また疎かにしがちですが、気分転換をするのも非常に重要です。たとえば下記のような方法を試すとうまくリフレッシュできるかもしれません。ぜひご自身に合ったものを実践してみましょう。   ・趣味に没頭する ・音楽を聞く ・運動する ・読書をする ・友達や家族と話す 第三者に相談する また、就活が辛いと感じた時には第三者に相談することも大切です。家族や友人など、信頼できる人に相談してみましょう。   すでに就活を経験している人であれば特に今の自分の悩みを理解してアドバイスをしてくれることでしょう。話すだけで気持ちが軽くなる可能性もあります。   もし話せる人が周りにいないという方や、より的確なアドバイスがほしいという方はキャリアセンターや就活エージェントを利用してみるのも一つです。   就活で鬱になりそう・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 一旦就活を休む 場合によっては一旦就活をストップさせてゆっくり休むのも大切です。就活から一旦離れることで気持ちを落ち着かせ、就活でより納得のいく結果を得ることに繋がります。   ただし、ただ就活を休んでしまうと復帰するのが怖くなったり、復帰のタイミングを逃してしまったりする可能性があるため、休む前に復帰時期を決めておくのが得策です。   就活を休んでいる間は自分なりのリフレッシュ法を模索して、体も心もスッキリさせることができれば、その後の就活にも良い影響が出てくるでしょう。   心療内科に行く 上記の方法を試しても効果が出ないという方や、対処法を試す気力もないという方は心療内科に行きましょう。病院に相談することで解決策が見つかるかもしれません。   就活鬱を防ぐための選考対策 今はただストレスが溜まっているだけで就活鬱ではなくとも、今後いつそういった状況に陥るかわかりません。そのため、今のうちに就活鬱の防止策を講じるのが得策です。   就活がうまくいかない場合は特に就活鬱に繋がりやすいため、就活鬱を防止するには選考対策を徹底するのがベターといえます。そこでここでは書類選考と面接に分けて就活鬱を防ぐための選考対策をご紹介いたします。   【書類選考編】就活鬱を防ぐための選考対策 書類選考がなかなかうまくいかない場合、多くは自己分析、業界分析、企業分析が不足していることが考えられます。   自己分析や企業分析が不足していると、そもそも自分と本当にマッチした企業にESを提出することが難しくなり、まずここで選考に落ちる可能性が高まります。   そして業界分析や企業分析を細かく行っていなければ、なぜその業界を選んだのか、なぜその企業をを選んだのかという点を明確にすることができず、説得力のある志望動機を作成することすらできません。   そのため、改めて自己分析を細かく行ったうえでES作成に臨みましょう。   また志望動機や自己分析についても、自分の強みをアピールしつつ採用担当者が読みやすく理解しやすいものを作成する必要がありますので、改めて準備を行いましょう。   【面接編】就活鬱を防ぐための選考対策 面接については、事前に準備や練習を繰り返して本番環境に慣れておくことが大切です。まずは企業分析の内容ももとにしつつ、面接ではどういった質問がなされるかをある程度想定して回答を考えます。   この時、その回答を丸暗記するのではなく要素ごとに区切って頭に入れておくことで、本番で緊張して頭が真っ白になってしまうといったことを防ぐことができます。   質問と回答にある程度辺りをつけることができたら、家族や友人に面接官役をやってもらい模擬面接の形で練習してみましょう。   お願いできる人がいない方やお願いするのが恥ずかしい方は、面接官がいることを想定して自分が受け答えをしている姿をスマホなどで録画するのも良い方法です。自分の振舞いなどを客観的にチェックすることができます。   YouTubeにも、よくある質問を面接官が質問してくるシミュレーション動画などが多く公開されていますので、それを活用するのも一つです。   この時、回答にかかった時間をチェックしておくと、本番でダラダラと喋ってしまうことを防ぐことに繋がります。また、OB・OG訪問や就活イベント、就活エージェントなどを利用して社会人に自分の回答内容を聞いてもらい、アドバイスをもらうのも一つです。   就活で鬱になりそう・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

2024.04.26

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「就活が怖い・・・」就活恐怖症で動けない原因と5つの克服法とは?

就活の時期が近づくにつれて、次第に「就活が怖い・・・」と就活に一歩を踏み出せなくなってしまうケースは多々見られます。中には過去の面接での失敗が原因で恐怖心を抱いている就活生もいるでしょう。   何を質問されるのかがわからないことが怖かったり、人前で話すことに恐怖心を抱いていたりすることが直接的な原因として考えられますが、一体どうすればこの就活への怖さを克服することができるのでしょうか?   そこで本記事では就活が怖いと感じてしまう原因を見たうえで、5つの克服法についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活が怖いのは「自信のなさ」「将来への不安」が主な原因 就活が怖い時には「自己分析」「情報収集」「思考の工夫」が有効 就活が怖いと感じてしまう原因って? なぜ就活生の中には就活が怖いと感じてしまう人がいるのでしょうか?考えられるものとしては主に下記が挙げられます。 人前で話すことが怖いから まずは面接やグループディスカッション(学生を数人ずつのグループに分け、テーマを与えてグループごとに議論させ、各グループとして結論を出させる選考方法)などの際に人前で話すことに恐怖心を抱いていることが原因として考えられます。   特に面接では初対面の社会人に自分をアピールしなければならないため、さらにハードルが高く感じられるでしょう。   自分の発言の一つひとつに自信が持てず評価を下げられそうで怖い、他の学生に「的外れなこと言ってるな」と思われていそうで怖いなど、自分に自信を持てていない就活生によく見られる原因です。   人と比較されるのが怖いから 就活では他の学生と比較されることになりますが、人と比較されることに対して怖いと感じる就活生も少なくないでしょう。   自分に自信を持てない就活生は「出来の悪い学生だと思われないかな」「周りが優秀な学生ばっかりで悪目立ちしたらどうしよう・・・」などと劣等感を抱いてしまいやすく、それは恐怖心に変わりやすいです。   しかし就活においてエピソードの大きさは関係なく、何を得たか、どのような行動をしたのかのほうが重要なため、まずはそこを念頭に置いておきましょう。   面接に不慣れだから 面接に不慣れだと、その分面接はどういった雰囲気の中進むのかいまいち想定しきれなかったり、面接で何を聞かれるのかの想定がつかず恐怖心を抱く場合があります。   中には圧迫面接(面接官がわざと威圧的な対応を取ることで、就活生のストレス耐性をチェックする面接)を行う企業もあるため、「圧迫面接をされたらどうしよう・・・」と過度に不安になってしまう方もいるでしょう。   しかし、圧迫面接はわざと就活生に圧をかけることで本人のストレス耐性や切り抜け方をチェックしているだけですので、落ち着いて対処すれば問題ありません。   選考に落ちることが怖いから 特に一度選考に落ちた経験がある方に見られるものですが、選考に落ちた時の悲しさや悔しさを実感しているがゆえに、選考に落ちることに対して「また落ちたらどうしよう・・・」と過剰な恐怖心を抱いてしまっているケースもあります。   就活がうまくいっていないと「このままどこからも内定をもらえなかったらどうしよう・・・」という不安を抱いてしまうのも無理はありません。   選考に落ちることで自分を否定されているように感じ、自分はどこの企業にも必要とされていないのではないかとネガティブに考えてしまう就活生も多いです。   ブラック企業に入社してしまいそうで怖いから 新卒でブラック企業に入社してつらい目に遭ったという話はよく耳にしますが、そういった話を聞いていると「自分もブラック企業に入社してしまうことになるのではないか」と恐怖心を感じることもあるでしょう。   新卒で入社する企業はその後のキャリアを大きく左右するため、自分の選択に対して不安を抱くのは当然のことです。   ただ、人によってブラック企業の定義は異なるため、自分にとってどういった企業がブラック企業にあたるのかを明確に定義したうえで、企業研究を徹底してそういった企業には応募せずに済むよう工夫しましょう。   就活が怖い時に有効な5つの克服法 ここまでは就活が怖いと感じる原因についてお伝えしましたが、就活が怖いと感じた時には一体どのように対処すれば良いのでしょうか?   ここでは有効な5つの克服法についてお伝えいたします。ぜひご自身のケースに照らし合わせながらチェックしてみてください。 自己分析を基に”自分を詳細に知る” まずは自己分析を基に”自分を詳細に知る”ことが挙げられます。中でも下記に当てはまる方に有効な克服法です。 ・選考に落ちるのが怖い ・人と比較されるのが怖い これらに該当する方は、自己分析を徹底することで自分の強みやアピールすべきポイントを把握することができ、選考時の自信に繋がります。   具体的には下記のような流れで自己分析を行うと、より詳細に自分について把握することができるでしょう。   (1)モチベーショングラフを作成する (2)エピソードを深堀る (3)エピソードに対するアプローチ方法を考える (4)エピソードの共通点を探す (5)企業選びの軸を考える (6)優先順位を決める (1)モチベーショングラフを作成 まずはモチベーショングラフの作成です。これは過去の出来事の中で自分がどんな時にモチベーションが上がり、どんな時に下がったかをグラフに表したものです。   これを作成する際は、まず自分の中で印象に残っている出来事をある程度洗い出し、それを基にグラフに起こしていきます。   モチベーショングラフを作成し終えたら、洗い出した中からいくつかのエピソードをピックアップします。   (2)エピソードの深堀り   エピソードをピックアップしたら、それを深堀りしていきます。深堀りをする際には、下記のような質問に対して「なぜ?→なぜ?→なぜ?」と自分に何度も問いかけてみましょう。   【質問例】 ・一番嬉しかったことは? ・一番悲しかった経験は? ・一番の挫折経験は? ・一番誇れる経験は? ・一番感動した経験は? ・一番影響を受けたことは? ・一番影響を受けた人は? ・家族の中でどのような役割だった? ・家族との間での一番の思い出は? ・どんなアルバイトをしていた? (3)エピソードに対するアプローチ方法を考える   ここでは、先程深堀りしたエピソードに対して自分がとった行動を考えます。これによって面接官からの深堀り質問にも論理的に答えられるようになります。自分の新たな強みを見つけることもできるため、ぜひトライしましょう。   (4)エピソードの共通点を探す   次に、モチベーショングラフを見て、自分のモチベーションが高くなる時に何かしらの共通点が見られないかをチェックしてみてください。同様に、モチベーションが低くなる時についてもチェックしてみましょう。   ここまでで過去の振り返りが終わったら、次は自分に合う仕事内容や企業の特徴などを分類し、企業選びの軸について考えていきましょう。   (5)企業選びの軸を考える   企業選びの軸を考える際は、下記の流れに沿って行ってみてください。 まずは楽しかったことと苦しかったことのエピソードをいくつか書き出し、そのエピソードの中で共通点を探しましょう。   例) ~楽しかったこと・嬉しかったこと~ ・サークルで自分が考えた企画が盛り上がったこと ・部活でチームのみんなと毎日必死で練習したこと ・アルバイトでバイトリーダーに選ばれたこと ↓ (共通点) ・チームで動くことが好き ・人を引っ張ることが好き ・誰かのために動くのが得意 共通点を出したら、次はそれらの共通点を「働く際に求めること」に置き換えみてください。   例) ・チームで動くことが好き ・人を引っ張ることが好き ・誰かのために動くのが得意 ↓ (働く際に求めるもの) ・仲間と協力しながら働く環境 ・実力主義 これと並行して、辛かったことや苦しかったことについても同様に共通点を探します。これらは働く際に求めないものとして洗い出すことが可能になります。   このように共通点を見つけて考えていくと、自分が働く環境には何が必要で何が不必要かが明確になるはずです。   (6)優先順位を決める   働く環境に求めるものはいくつか挙げられると思いますが、それらを網羅するのは現実的に考えて難しい可能性が高いため、その中でさらに優先順位をつけていきます。   つまり、妥協できるものかできないものかを考えていくということです。ここで最終的に妥協できないと思ったものが、企業を選ぶ際の軸になります。   企業選びの軸が明確になれば、その分企業選びもスムーズに進みますし、先ほどの自己分析の内容をもとに、より企業に刺さるアピールをすることができるようになるでしょう。   業界・企業研究を徹底する 次に、下記に該当する方には業界研究や企業研究を徹底することも克服法として有効です。   ・選考に落ちるのが怖い ・面接でどんなことを聞かれるのかわからず怖い ・ブラック企業に入社してしまいそうで怖い これらに該当する方は、業界研究や企業研究を徹底することでその企業がどういった人材を求めているのかや選考の傾向が見えてくるほか、どういった労働環境なのかを知ることができるため、不安要素を解消しやすくなります。   業界研究を行う際は下記の流れに沿って行ってみてください。   (1)どのような業界があるのかを知り、気になる業界を選ぶ (2)業界のビジネスモデルを知る (3)志望業界の将来性、安定性を知る (4)興味のある業界を絞り、気になる企業を選ぶ (1)どのような業界があるのかを知り、気になる業界を選ぶ   業界研究を行う際はまずどのような業界が存在するのかを把握することが大切です。業界は主に下記の5つに分類することができます。   ・ものをつくる業界 ・ものを売る業界 ・サービス、情報を提供する業界 ・社会基盤を整備する業界 ・資金を動かす業界 志望業界をまだ決めていないという人は、まずこれら5つの業界の中で興味がありそうなものがどれかを考えてみましょう。   どの業界に興味があるか決まったら、その中でも具体的にどの業界に関心を持っているのか考えてみます。   同じモノづくりでも、食品系もあればアパレル系もあるため、具体的に興味のある業界の目星をつけていきましょう。 (2) 業界のビジネスモデルを知る   気になる業界が決まったら、次は下記の項目について調べてその業界のビジネスモデルを把握しましょう。   ・どんな商品・サービスか ・顧客は誰か ・どのように営業しているのか (3)志望業界の将来性、安定性を知る   業界研究においてその業界の動向を知ることは必須です。それによって、その業界の将来性や安定性を知ることができます。   業界の将来性を調べたい時は業界の動向や売上、市場規模などについて調べましょう。   (4)興味のある業界を絞り、気になる企業を選ぶ   気になる業界を絞ったら、その業界の中で気になる企業を探しましょう。興味があると感じた企業について調べる際は、下記の項目についてチェックしてみてください。   ・企業名 ・企業を選んだ理由 ・間近3年の売上、利益の推移 ・主力商品、サービス(3つ) ・メインの顧客(個人or企業/国内or海外/年齢層など) ・業界内における企業の強み ・代表的な企業の広告・CMのコピーなど ・企業に関する最新のニュース、動向 気になる企業の情報を書き出したら、それぞれの企業を比較して志望度が高い順に並べてみましょう。   とにかく面接は実践で慣れる 下記に該当する方は、とにかく実践経験を積んで面接に慣れる方法がベターです。   ・人前で話すことが怖い ・面接の雰囲気が苦手 ・面接で何を聞かれるのかがわからず不安 人前で話すのが苦手な方は、場数を踏んで慣れるのが一番です。   実際に選考を受けてみるだけでなく、模擬面接やグループディスカッション講座、業界研究系のセミナーなど、様々なイベントやセミナーがあるため、それらに参加してみるのも良いでしょう。   それと併せて自分で練習を繰り返すのも効果的ですので、ぜひトライしましょう。   「選考に落ちる=相性が合わなかっただけ」と考える 選考に落ちることが怖いと感じている方は、選考に落ちてしまった際に「自分が無能だから落ちたんだ・・・」「自分に魅力がないんだ・・・」と自分を責めてしまうケースが多いです。   しかし、選考に落ちるのは、企業がその就活生とマッチしないと判断しただけのことなのです。就活=企業が学生を吟味する場で、学生はあくまで選ばれる立場にある、と考えている就活生も多いかと思います。   しかし、たとえ優秀な学生であってもその学生が求める価値を自社が提供できないと企業が判断した場合には、お互いのために採用を見送ることがあります。   無理に採用しても短期離職に繋がってしまう可能性が高く、教育コストなどを考えるとあまり得策とはいえないからです。   そのため、選考に落ちたのは自分に非があるのではなく相性が合わなかっただけと考え、自己分析や業界分析、企業分析を徹底することで本当にマッチする企業を見つけられるようアクションを起こすのがベターです。   第三者に相談する 最後に、下記に該当する方は第三者に相談すると良いでしょう。   ・選考に落ちるのが怖い ・人と比較されるのが怖い ・面接で何を聞かれるのかわからず不安 ・ブラック企業に入社してしまいそうで怖い 就活に対して悩みや不安がある人は、家族や信頼できる友人に相談してみるのも一つです。すでに就活を経験している先輩に面接のアドバイスを仰ぐのも良いでしょう。   周りに相談できる人がいないという人は、キャリアセンターや就活エージェントを利用する方法もあります。   キャリアセンターでは就活相談やESの添削、面接対策など、幅広い就活支援を受けることができます。OB・OG訪問をしたいという人に向けて、OB・OG訪問を受けて入れている先輩の紹介もしてくれます。   大学内にあり誰でも気軽に利用することができるため、就活に関する悩みがある人は試しに利用してみても良いでしょう。   ちなみに就活エージェントでは、面談を通してそれぞれの長所や希望などを把握したうえで、その就活生にあった企業を紹介してくれます。   その後の選考までサポートしてくれるため、選考に落ち続け受けるのが怖いという人でも、自信を持って臨むことができるようになるはずです。

2024.03.22

後悔

POINT

就活や転職活動において後悔をしないために必要な情報をお届けいたします。

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東京で就職をして後悔する理由とは?地元就職と比較して就活を始めよう!

この記事のまとめ 「地元の友人や両親と会えない」 「通勤が苦痛である」「都会の生活が合わない」といった理由から東京に就職したことを後悔している 東京就職のメリットは「仕事が豊富である」「キャリアップしやすい」「高給与を得やすい」「トレンド情報を得やすい」「本社勤務可能である」「競争意識が高い」という点である  地元で就職するメリットは「家族・友人がいる」「物価が安い」「地域に貢献できる」「競争意識が低い」という点である 東京就職ができなかった場合への備えも大切である 東京で就職して後悔する理由東京での就職を後悔しないために、事前に東京で就職をして後悔をしている理由を知り、心構えを持っておきましょう。   友人と会えない 地元にいる時には都合が合えば会えていた友人と会える頻度が減ってしまうことに後悔をしている人もいます。SNSなどで地元の友人達が集まって楽しそうにしている姿を見ると自分だけ仲間外れにされているような疎外感もあり東京に就職したことを後悔をしてしまうのです。 両親と会う時間が減る 両親や家族に何か起こった時にすぐに助けに行けないことで後悔をしてしまうケースもあります。急な病気や事故、それ以外にもトラブルがあった場合、近くにいればすぐに駆けつけ解決したり、助けたりすることができますが、上京してしまうとそうはいきません。 また、自分自身が病気や怪我を患った時にも助けてくれる両親は近くにいないため心細さを感じてしまうこともあります。 通勤が苦痛である 上京すると必ず体験することになるものの一つが満員電車です。昨今はテレワークも進み、以前に比べると改善も見られますが、それでも通勤ラッシュの混雑は過酷です。地元では体験したことのない人の多さと不快な密集にはかなりの苦痛を強いられます。 また、物価が最も高い東京は、特に家賃が高く『総務省統計局「消費者物価地域差指数」』によると物価指数が最も高い都道府県は東京都で10年連続です。そのため、家賃を工面するために都心ではなく郊外に住む人が多いです。郊外に住むということはその分通勤時間が長くなります。ただでさえ不快な通勤ラッシュを長時間体感しなければならないため、通勤が耐えがたく後悔してしまうこともあります。 都会の生活が合わない 都会での暮らしは何事も流れが早く、スピーディです。仕事がスピーディに進むだけでなく、人の歩く速さ、トレンドの移り変わり、お会計一つとっても後ろに並んでいる人が待っていると思うだけでせかされているような気分となり、無意識的に早く済ませようと感じてしまいます。日常生活のどの部分を抜き取っても心を休ませ穏やかにゆっくりできる環境が少なく、都会のスピーディな流れが自分に合わないと感じて後悔してしまうこともあります。 どこに行っても人が多い 総務省によると転入者が転出者を上回る「転入超過」は東京圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)では27年連続で転入超過です。そのため、どこに行っても人が多く、レジャーなどでは待ち時間も長く、空いている環境に慣れている場合にはストレスに感じてしまうこともあるでしょう。 人との関係が希薄である 地元での生活は、知り合いも多く隣人や地域の人との交流が濃厚であるというケースもあると思います。しかし、それが当たり前だと感じていると東京での生活の淡白さにカルチャーショックを受けるかもしれません。 特に賃貸物件の場合、頻繁に入居者が入れ替わるためわざわざ挨拶をして交流を深めようという人は少ないです。また、近年は物騒な事件も多く、下手に近づきすぎないように距離を置く人も多いため、それも人間関係の希薄さに繋がっているのです。  就活で後悔をしたくない!そう考えている就活生必見 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 東京で就職しなくて後悔している人もいる 東京で就職して後悔している人の意見を聞くと東京での生活は大変そうだと感じてしまいますよね。しかし東京で就職しなくて後悔している人がいることも事実です。 X(旧:Twitter)では後悔している人のコメントが複数上がっています。 なんで自分、東京にいたのに東京で就職せんかったという後悔が今更すごく押し寄せている今日この頃… — GAN (@iwakou33701) April 7, 2023 めちゃくちゃ今更なんだけど、 最近本当にどうして若い時にもっと東京行っとかなかったんだろうと、めっっっっっちゃくちゃ後悔してる。 東京で就職って手もあったろうに なんで私は地元を離れなかったんだろう… — なつこ (@nachunax2cco) June 5, 2020 地元で就職した子で、やっぱり東京で就職すれば良かった〜って言ってる子、2〜3人いる😅色々な事情はあったにせよ、後悔のないように行動した方がラッキーだよね。地元で就職しちゃうと、転職で東京の会社受けるって難しそう💦 — ゆりりん👧4y (@yuriyuri___mam) December 5, 2022 一度就職してしまうとやっぱり東京で就活をしたかったと思い直してもすぐに転職することは難しいため、多くの人が後悔をしています。 自分にとって最良の決断は地元に残ることか上京することなのかを再度考え直してみましょう。  上京就職と地元就職のメリット 東京で就職するかどうかを判断するためには、地元で就職するメリット・東京で就職するメリットを理解し、どちらが自分にとって最良かを考えてみましょう。 東京で就職するメリット 企業数や職種が豊富 東京は企業数が最も多い地域です。大手企業以外にも中小・ベンチャー企業、スタートアップ企業など様々な企業を選ぶことができます。企業数が多いため業界や職種数も多く、自分のやりたい仕事を見つけやすい環境が整っています。選択肢の幅を広げたい、自分の可能性を試したいと考えている人は東京での就活に向いているでしょう。 キャリアアップしやすい たとえば、同じ法人営業であっても地方と東京では取引の規模が全く異なります。このように、業務内容は地方と東京で同じであっても経験できる幅が異なるため、東京で働いたほうがキャリアは積みやすいでしょう。 また企業にもよりますが、主要支店は在籍人数も多いため、スキルに応じてマネジメントを若いうちから任されるケースも少なくありません。 給与水準が高い 東京は物価も高いですが、その分給与水準も高いです。『厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」』によると、東京の最低時給は1,072円と最も高い事が分かります。お金を稼ぎたいと考えている人や給与によってモチベーションが上がる人には魅力的な環境だといえます。 最新の情報(トレンド)を手に入れやすい 最新の技術やトレンドを発信する拠点が東京に集中しているため、トレンドの情報にいち早く携わることができる点も東京勤務ならではの魅力です。 近年はトレンドを掴む力も重要視されていますので、流行に敏感で情報のキャッチアップ能力の高い人はその能力を活かして活躍することもできます。 本社や本部での勤務が可能 東京には多くの企業がありますが本社を東京におく企業も多いです。『株式会社四季報「47都道府県別「上場会社の本社数」リスト最新版」』によると上場企業3,800社のうち2,029社(53.3%)が東京に本社を構えています。東京で働く場合、本社勤務の可能性も十分考えられますので、キャリアアップやジョブチェンジにより本社でしか経験のできない実務に携わることができます。 競争意識が高い 「2016年社会保障・人口問題基本調査第8回人口移動調査」によると東京に住んでいる人のうち東京生まれ東京育ちの割合は54.4%で、45%は地方出身者です。大学進学などの理由で上京した割合も含まれていますが、そのまま東京で就活をし東京に在住するケースも少なくありません。東京で働き続けることができる人は競争意識や成長意欲の高い人が多い傾向にあります。このような環境に身を置くことで、自己研鑽が求められ必然的にスキルアップが可能となります。 地元の企業に就職するメリット 家族・友人が近くにいる 地元で働く場合の1番のメリットは生活環境が変わらないため、家族や友人が近くにおり、何か困ったことがあった場合には頼れることもできるし、またトラブルがあった際にもすぐに助けに行くこともできるなど、家族や友人を大切にしながら仕事をすることができる点です。今の住んでいる環境で働きたいと考えている場合には、地元での就活のほうが向いているかもしれません。 東京に比べ物価が易い 東京に比べると物価が安いです。特に家賃は全く異なり、1Kの部屋で比較すると都内の1/3程度の料金で一人暮らしをすることができます。(エリアにより異なります)東京に比べると給与水準は見劣りしますが、物価が低いため、快適な暮らしができる可能性もあります。 地域に貢献できる 地元の企業の多くは地域に根ざした企業が多く地元や地域の活性化や発展に貢献した働き方をすることができます。また、地域の人が求めてるサービスを展開している企業が多いため、地域からの信頼が厚く住民との関わりも深くやりがいを感じることもできます。 地元を盛り上げるためのイベントの開催や協賛を行っている企業であればなおさら、地元や地域への貢献を実感するでしょう。 競争意識が低い 地元で働く人は、東京で働く人と比較するとプライベートを充実させつつ働きたいと考えている人が多い傾向にあります。そのため、企業や業種にもよりますが、残業が比較的少ない傾向にあり仕事と家庭の両立がしやすいでしょう。 就活を東京で行うために必要な準備とは? ここでは就活を東京で行うために必要な準備についてお伝えしていきます。 東京で就職をする目的を明確にしておく 東京で就職したい理由は様々だと思いますが、「東京での憧れ」を理由に上京をすることはおすすめできません。前述の通り、東京での就活にはメリットやデメリットがあり、中には後悔をしている人もいます。就職し働き続けることを考えると憧れだけだと後悔や挫折を感じてしまう可能性が高いのです。 また、志望動機を語るうえでも「東京で働きたいから」という理由だけでは選考を通過することは難しいです。 東京で何をしたいのか、なぜ東京で働きたいのかを具体的に考え、目的を明確にしたうえで東京での就活を目指したほうが良いでしょう。 就職活動費用を準備する 就活を東京で行う場合、面接会場に行くための交通費や宿泊費などが必要となります。 『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』によると地域によって就活にかかる費用に差があることが分かります。 ※出典:『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』 昨今はオンライン面接の普及に伴い、コロナウィルスが流行する前の20年卒と比較すると就活にかかる費用が大きく減少しています。 ※出典:『キャリタスリサーチ「10月1日時点の就職活動調査」』 しかし、最終面接は対面面接を行う企業も多いため、東京での就活をメインで行う場合には自宅から東京までにかかる交通費や宿泊先の料金などを事前に調べ必要な資金を用意しておきましょう。 POINT 就活費用を抑えるために 上京して就活を行うとどうしても費用がかさんでしまいます。できる限り費用を抑えるためには下記を実践してみてください。 ①できる限りオンライン面接を活用する ②飛行機を利用する場合には、LCCなど格安チケットのあるものを選ぶ ③上京する日に合わせてスケジュールを組む(1日で数社の面接を行うなど) 東京での就職の難易度を確認しておく 東京での就活だとライバルが増え就職が難しいのではないかと考えているかも知れませんが、中小ベンチャー企業も多く採用難易度は他の地域とほとんど変わりません。 『厚生労働省「令和4年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)」』によると、東京を含む関東地方での就職率は96.7%です。就職率とは就職希望者に対して実際に就職できた人の割合を表しています。志望した就活生の多くが就職できたことを意味しています。このことから東京での就活は地方エリアと同等の難易度といえそうです。 ■エリア別就職率 ・北海道・東北 93.4% ・関東 96.7% ・中部 97.0% ・近畿 95.8% ・中国・四国 92.2% ・九州 96.0% ※参照:『厚生労働省「令和4年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)」』 東京で就職ができなかったらどうする? 地方と東京での就職率にはさほど大きな差がないことが分かりました。しかし万が一東京で就職ができなかった場合に備えリスクヘッジも行っておくと安心です。 地元での就職活動も並行して行う 仮に東京での就職一本に絞っていると万が一東京での就活が難しかった場合就職浪人となってしまう可能性もあります。せっかく地元にいるのであれば、念には念を入れて地元での就職活動も並行しておくと安心です。 地元の企業について調べてみると、気付かなかった優良企業に出会えるなど企業選びの視野も広がり、就活を有利に進めることに繋がる可能性もあります。 転職や転勤で上京する可能性も視野に入れる 万が一東京の企業への就職が出来なかった場合に備えて、東京の企業に転職しやすい会社や東京への転勤の可能性のある会社の面接を受けておくという手もあります。すぐに東京で働くことが出来なかったとしても、上京したいと思った時に行動に移せるように下準備をしておくと後悔のしない選択を起こすことができるでしょう。 就活で後悔をしたくない!そう考えている就活生必見 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

2024.04.26

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中小企業への就職は後悔する?メリット・デメリットや企業の探し方をご紹介!

中小企業への就職を検討しているものの、そもそも後悔しないか心配している就活生もいるのではないでしょうか。 「周囲からは大手企業へいくことを進められている」「中小企業への就職は負け犬だといわれた」など躊躇する理由は様々でしょう。 しかし、実際に就職するのは周囲の人ではなく、あなた自身です。  本記事では、中小企業の実態を理解するとともに、中小企業のメリット・デメリット、中小企業の探し方について解説していきますので、中小企業への就活をするかを悩んでいる就活生はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 中小企業の定義は「300人以下、資本金or出資額3億円以下の企業」(卸売業・小売業・サービス業を除く) 日本にある企業の99%は中小企業であり、日本で働く7割の人は中小企業で働いている 中小企業で働くメリットには「若手でも責任者となる可能性がある」「スピーディに働ける」「アットホームな環境で働くことができる」などがある  中小企業で働くデメリットには「給与や賞与が低い」「福利厚生や手当が充実していない 」「研修や教育体制が整っていない」などがある 中小企業を探す場合には、「就活サイトを利用し条件を絞り、会社の状態を確認し、社員訪問を行う」と良い 中小企業とは? そもそも中小企業とはどのような企業のことを指すのでしょうか。 まずは、中小企業の定義を確認し大手企業と中小企業の違いを確認していきます。 中小企業の定義 『中小企業庁「中小企業・小規模企業者の定義」』によると中小企業は下記のように定義されています。 ※上記は、中小企業政策における基本的な制作対象の範囲を定めた「原則」である ※法律や制度によって「中小企業」と扱われる範囲が異なる場合がある ※中小企業関連立法では、ゴム製品製造業(一部を除く)は、資本金3億円以下または従業員900人以下、旅館業は、資本金5千万円以下または従業員200人以下、ソフトウェア業・情報処理サービス業は、資本金3億円以下または従業員300人以下を中小企業としている。   中小企業の数 全国には中小企業がどれだけの数あるのでしょうか。 ここでは、中小企業数と大手企業数を比較してみます。 日本にある99%は中小企業で構成されています。 大手企業社数・中小企業社数が多い都道府県をランキングで比較してみます。 ■大手企業 1位 東京都 4,580社 2位 大阪府 1,062社 3位 愛知県 638社 4位 神奈川県 587社 5位 福岡圏 337社  ■中小企業 1位 東京都 413,408社 2位 大阪府 270,874社 3位 愛知県 208,310社 4居 神奈川県 187,428社 5位 埼玉県 161,341社  企業数は大手・中小企業ともに東京都・大阪府などの主要都市に多いことが分かります。 この中から東京都の社数を比較すると下記となります。 大手企業:4,580社 中小企業:413,408社 大手企業より中小企業のほうが約100倍社数多いことが分かります。 このことからも、中小企業への就職は大手企業に比べると難易度は低いといえるでしょう。 中小企業で働く従業員数 最後に、従業員数を大手企業と中小企業を比較してみます。 『中小企業庁「都道府県・大都市別企業数、常用雇用者数、従業者数(民営、非一次産業、2016年)」』によると、日本で働く従業員(アルバイト・パートも含む)数の7割は中小企業で働いています。 全体 46,789,995人 中小企業 32,201,032人(69%) 大企業 14,588,963人(31%) このことからも、日本の雇用を支えているのは中小企業であることが分かるでしょう。  中小企業への就職は負け組? 中小企業への就職は負け組だと思い込んでしまい、内定をもらっても承諾に躊躇している人も少なからずいるのではないでしょうか。 結論からいうと中小企業への就職は負け組ではありません。 前述した通り、日本にある企業の99%は中小企業であり、7割の人は中小企業で働いています。 中小企業で働くことが負け組だと考えるのであれば、日本で働く人の大多数の人は負け犬だということになってしまいます。 しかし、それでも中小企業で働くことに後悔するかもしれないと感じてしまう理由は、入社する企業への納得感を得られていない可能性があります。 就職して働くのは、あなた自身ですので、周囲の意見に左右され過ぎず、中小企業・ベンチャー企業のメリット・デメリットを理解したうえで判断していくと良いでしょう。 中小企業に就職するメリットとは? では中小企業で働くメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。 ここでは、中小企業、ベンチャー企業に就職するメリットについてお伝えしていきます。 若手でも責任者となる可能性がある スタートアップ企業やベンチャー企業などの場合には大手企業に多くあるような年功序列の風土はなく、能力や実力次第で早い段階から責任ある仕事を任されるケースが少なくありません。 決裁者との距離が近いため昇進の意思決定も早く、若い内から責任ある仕事を任されるため、成長を実感することができるでしょう。 スピーディに働ける 大手企業と比べると決定権を持つ役員や社長との距離が近く、決裁を得るまでのフローが短いため、物事をスピーディに決めることができます。 顧客からの要望をすぐに製品開発に活かすことができるなど現場感を活かした仕事ができ、仕事の臨場感や達成感を感じやすいでしょう。 仕事の全体像をつかむことができる 大手企業の場合、営業・企画・管理・事務といった具合に業務分担がなされていますが、中小企業の場合には、少数精鋭で働いているケースが多く一人ですべてをこなす必要があります。 そのため、業務の流れや全体像を把握しやすく、高い能力とマルチタスク力を得ることができます。 アットホームな環境で働くことができる 現場と経営者層との距離が近く、また顔見知りな社員で構成されているため、アットホームな環境の企業が多いことも中小企業の特徴です。 部署をまたいだ交流の機会も多く、コミュニケーションも取りやすいため働きやすい環境だと感じる人が多いようです。 地元や地域に貢献する働きができる 中小企業は地元や地域に根付き事業展開している企業が多いため、地元や地域の活性化や発展に貢献した働き方をすることができます。地域の人が求めてるサービスを展開している企業が多いことので、地域からの信頼が厚く住民との関わりも深くやりがいを感じることができます。 地元を盛り上げるためのイベントの開催や協賛を行っている企業であればなおさら、地元や地域への貢献を実感するでしょう。 転勤する可能性が低い 中小企業の場合、全国展開している企業が少ないため転勤する可能性は極めて低いです。中には事業展開のために他のエリアに新規出店するため、責任者として転勤を依頼されるなどもあるかもしれませんが、ごく稀なケースだといえます。 入社前に今後のビジョンや方向性を確認しておくことで、転勤の有無を確認することができるでしょう。 中小企業に就職するデメリットとは? ここでは中小企業に就職するデメリットについてご紹介していきます。 給与や賞与が大手企業に比較すると低い可能性がある 一般的にみると大手企業に比べると中小企業の給与は賞与は低い可能性が高いです。  『厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」「毎月勤労統計調査 令和4年分結果速報」』によると平均的な給与水準は下記表の通りです。 ただしこれはあくまで平均値であり、業界・職種によっては中小企業であっても給与や賞与が充実している企業も多数存在するので、志望企業の状況を確認するようにしましょう。 福利厚生や手当が充実していない企業もある 大手企業と比較すると福利厚生費や手当が充実していない可能性があります。 大手企業の場合、住宅手当や子育て・介護支援に関する福利厚生が充実しているケースが多いですが、少数精鋭で事業を展開している中小企業の場合、休日制度などの福利厚生が充実しておらず不満に感じてしまうケースもあるかもしれません。 もちろん、すべての中小企業の福利厚生や手当が充実していないわけでなく、大手企業以上に充実している中小企業も多くありますので、気になる就活生は事前に確認したほうが良いでしょう。 研修や教育体制が整っていないケースもある 中小企業は限られた人員の中で新人教育を行っていくこととなるため、大手企業と比較すると体形的な研修や教育体制が整っている可能性は低いです。 多くの場合はOJTなど現場単位で個別に先輩社員が業務に必要な知識やスキルを実践しながら教える方法を取っています。 分からない点を聞きやすいなどのメリットもありますが、先輩社員の「独自のやり方」を伝承するケースが多いという点はデメリットとなる可能性もあるでしょう。 将来性、安定性が低い企業もある 志望する業種や職種によっては企業の将来性が不安定な企業もあります。大手企業に比べると少数の製品に特化をして事業拡大しているケースが多いため、扱う製品の需要が減少してしまった場合を想定すると将来性や安定性に不安を感じてしまうかもしれません。 中小企業への就職を検討する場合には、企業がどのようなビジョンを描き経営をしているのか、企業基盤に問題はないかなどを確認することが大切です。 責任の範囲が広い 大手企業の場合には管理部・営業部・営業サポートなど業務が縦割りになっており、1つの業務に専念できるかもしれませんが、中小企業の場合、一人の社員が行う業務範囲が幅広く、営業・事務作業・発注管理などマルチタスクの雨量苦が求められる可能性が高いです。 業務の全容を一人で担えるため複数の業務を理解できるというメリットがある半面、マルチタスクにより業務効率が下がるなどのデメリットも発生します。 現在の大手企業も昔は中小・ベンチャー企業だった 当たり前の話ですが、最初から大手企業だった会社はありません。 どんな会社も最初は小企業からスタートし、事業を拡大していった結果、今の形があるのです。 たとえば、世界的大企業である「ユニクロ」を展開する株式会社ファーストリティリングも元を辿れば個人商店からのスタートです。 1949年 戦後間もない山口県宇部市の商店街に「小郡商事」を開店 1960年 小郡商事株式会社を設立 1972年 現会長兼CEOである柳井正氏が入社 1991年 社名をファーストリティリングに変更 売上高71億円     年間30店舗越超の出店計画 1994年 大量出店によりSPAによる大量仕入れに目途 売上高333億円 2021年 総店舗数(国外含む)3,527店舗 売上高2兆1,329億円(連結) ※参照:ファーストリテイリングHP 当時珍しかったSPAという仕入れ手法を実施したことにより「安くて機能的」な商品展開を実現し、それを武器に事業を拡大していきました。 1991年に株式会社ファーストリティリングに社名変更し、わずか20年でこれだけの規模の企業に成長しているのです。 最初から大企業に入り仕組化された企業の中で働きたいのか、それとも未完成な中小・ベンチャー企業に入社し、企業成長に貢献する働きをしたいのか、自分自身が働くうえで求めることを今一度問い正し、後悔しない選択を検討してみると良いでしょう。 中小企業の探し方 中小企業へ就職しようと考えた場合、どのような手順で進めると良いのでしょうか。ここでは中小企業の探し方についてご紹介していきます。 就活サイトを活用し、条件を絞り込む まずは、就活サイトなどを活用して「就活の軸」となる条件を入れて絞り込みを行いましょう。 たとえば、「自由な社風」「アットホームな環境」「若手が活躍している」など自分が就活で外せないという条件を入れて検索をしていきます。 もちろん「業界」「エリア」が外せない条件なのであればそれで絞ってもかまいません。 会社の状態を確認する 絞った条件にヒットした採用ページを確認していきます。「就活の軸」としている内容が採用ページに掲載されているかを確認していきましょう。 「若手が活躍している」と書いてあるにもかかわらず、採用ページには40代近くの社員ばかりが写っている場合には、もしかしたら若手社員は少ない可能性もあります。 また毎年新卒採用を行っているにもかかわらず、従業員数が増えていないというケースなどは、離職率の高い企業の可能性が高いです。 分からない点や疑問に思った点があれば、会社説明会などを利用し質問してみましょう。 社員訪問を行う 中小企業の場合、少数の社員と働くため、社員訪問で出会う社員と今後一緒に働くこととなる可能性があります。そのため、気になる企業があれば、積極的にインターンなど社員訪問の場を活用し、社員とのコミュニケーションを取ることをおすすめします。 社員と話すことで、どのような考え方で働いている人が多いのか、どのようなキャラクターの人がいるのかなどを理解することができます。 社風のマッチングは非常に重要な観点ですので、中小企業への就職を検討するのであれば、必ず行っておいたほうが良いでしょう。

2024.03.22

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後悔している就活生が内定取得に向けて、今から取り組むべきこととは?

「就活なんて余裕で終わるだろう」そう考えていたものの、実際に就活を始めてみると、思っている以上に選考に通過できず苦戦をし、気付けば内定を一つも得ることができずに焦っている就活生もいるのではないでしょうか。   「もっと早く就活を始めていればよかった」「もっとガクチカを作っておけばよかった」などと後悔してしまうかもしれません。 しかし、後悔をしても現状は解決するわけではありません。 本記事では、就活に後悔をしている就活生に内定を取得するために今からできることについてお伝えしていきます。 来春に笑って入社式を迎えたい就活生はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 就活を後悔している理由には「就活を始める時期が遅かった」「業界・企業を絞り過ぎていた」「OB・OG訪問をしておくべきだった」などがある 内定率は10月1日時点では74%と4人1人は内定がないが、入社式のタイミングには97%と多くの就活生が就職できている 就活を成功させるために「短期目標を決めて企業を選ぶ」「自己分析・面接対策を行う」「業界・企業を絞りすぎない」「就活エージェントを利用する」と良い 就活を後悔している理由 就活で後悔している理由にはどのようなものがあるでしょうか。 就活を始める時期が遅かった 就活を後悔している理由の1つは、就活の時期に関してです。 「就活なんてすぐに終わるだろう」 「大手企業の解禁を待って就活を始めよう」 「就活に時間を割くのはもったいない」 など様々な理由で就活を後ろ倒しにした結果、思うように内定がもらえないことに焦りを感じ、後悔をしてしまいます。 業界を絞り過ぎていた 後悔している理由で多いのが業界を絞り過ぎていたというパターンです。 就活を進める中で、全ての業界を細かく研究していくことは不可能です。そのためどうしても自分の興味や「先入観」によって業界を予め絞り就活をしていくことが多くなってしまいます。 この時に業界を絞りすぎてしまうと、選択肢が限られるだけでなく、業界と就活生との相性が合わずに選考通過が難しくNNT(無い内定)が続いてしまう可能性もあり、「業界を絞り過ぎずに就活をしたほうが良かった」と後悔している就活生も多いです。 企業を絞り過ぎていた できれば大手企業に就職したいと考える就活生は多いです。しかし、「大手企業だけ」に絞り就活をすると後悔をしてしまいます。 大手企業への就職はハードルが高く、内定はかなり狭き門です。そのため「大手企業だけ」に絞りすぎてしまうとNNT(無い内定)となってしまう可能性があります。 ベンチャー企業や中小企業にも優良な企業は多数ありますし、大手企業にはない魅力もあるということを覚えておきましょう。 充実した学校生活を送っておくべきだった 就活面接の王道の質問に「ガクチカ」があります。面接に参加するとほとんどの企業がこの質問をするため、就活を開始して以降、ガクチカが薄いことに焦りを感じ、もっと充実した学校生活を送っておくべきだったと後悔してしまう人もいるようです。 就活資金を貯めておくべきだった その他にも金銭面で後悔をしてしまうケースもあります。 就活期間中はアルバイトをする時間を削られるためどうしても金銭的に苦しくなりがちです。 また、自分が志望する企業の面接を受けるための交通費もかかるため、事前に就活資金中の資金を貯めておいた方が良いと感じ後悔することもあるでしょう。 OB/OG訪問をしておくべきだった OB・OG訪問をすることにより働くことをよりイメージしやすくなるだけでなく、志望企業の社風や魅力、仕事の内容などもより詳しく理解することができます。その他にもOB・OGの就活体験などを聞くことで就活をスムーズに進めることができるなどメリットが多数あります。 OB・OGをしていない場合には、リアルな情報を得られない、就活の進め方が分からない、働くイメージが沸かないため、「OB・OG訪問をしておけば良かった」と後悔してしまうのでしょう。 就活生の内定時期 ここまで就活生の後悔についてお伝えしてきました。就活を後悔している就活生も多いと思いますが、まだ挽回の機会はあるのでしょうか。 ここでは、就活生の内定時期についてみていきましょう。 就活生の内定時期 ※グラフは『厚生労働省「令和5年3月大学卒業の就職状況(4月1日現在)」』のデータをもとに作成 『厚生労働省「令和5年3月大学卒業の就職状況(4月1日現在)」』によると大学生の就職率は 10月1日時点:74.1% 12月1日時点:84.4% 2月1日時点:90.9% 4月1日時点:97.3% となっています。 10月1日の時点では、4人に1人は内定が無い状態だったにもかかわらず、4月1日時点ではほぼ100%に近い就活生が内定を得ています。 昨今はインフレも加速し、景気も回復基調にある中で、人手不足を感じている企業は非常に多く、中小企業・ベンチャー企業を中心に4月の入社式直前まで採用活動を行なっているケースが多々あります。 「内定がない・・・」と諦めるのではなく、今からできる施策を立て4月入社を目指しましょう。 今からでも間に合う!就活を成功させるポイント では具体的に何をすれば良いのでしょうか。ここでは、これから就活を成功させるためのポイントをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。 短期目標を決めて企業を選ぶ そもそも何のために就活をするのでしょうか。やりたいことが特にないし、フリーターになるわけにも行かないから・・・という就活生もいるかと思います。 やりたいことが見つからないと感じている就活生は、まずは「社会人としての基礎を身に着けることができそうな企業を選び社会人として相応しい人材になる」など1年後や2年後など短期的な目標を立てそれが実現できそうな企業を探してみましょう。 自己分析を行う 選考を通過するために、大切なことは自己分析です。面接は自分自身のことをアピールする場ですので、自己分析ができていることが大前提となります。自分自身の性格を理解することは社会に出ても活かせるため、自己分析が不十分だと感じている場合には、再度実施しておきましょう。 面接対策を行う 自己分析が充分に行えているのであれば、面接本番を意識した対策を実施しましょう。 面接で質問されるであろうことを予測し、回答を作成しておくと安心です。質問に応じて臨機応変に答え方を変えることができるよう作成した回答を丸暗記するのではなく、用意したストーリーのポイントを抑えて暗記しておきましょう。 実践に備えて面接形式で答える練習も忘れずに行います。 業界を絞らず、幅広く自分の可能性を見つけてみる 業界を絞って就活を進めている場合には、少し業界の幅を広げてみることをおすすめします。 自分自身がやりたい仕事の軸にもよりますが、「〇〇業界でしかできない」という仕事は意外と少なく、他の業界でもできることは多いです。 また、業界によって求める思考的ターゲットが異なるため、同じ業界ばかり受けて選考が進まないのであれば、「自分自身がやりたい仕事の軸」を実現できる業界は他にないかを再度考えてみましょう。 大手企業にこだわらず、中小・ベンチャー企業も受けてみる 内定がもらえない原因として有名企業や大手企業の選考ばかりを受けていたことにより内定がもらえないというケースも良くあります。 確かに福利厚生面や待遇面などを比較すると大手企業は魅力的ですが、しかし中小・ベンチャー企業の中でも福利厚生や待遇面が充実している企業も多々ありますし、大手企業にはない良さやメリットがあります。 固定概念に捉われずに中小・ベンチャー企業の選考を受けてみると良いでしょう。 就活エージェントを活用する 就活エージェントとは、専任のキャリアカウンセラーが面談を通して就活生の個性や思考を把握し、 就活生に適している企業を紹介してくれるサービスです。 書類作成の確認や選考の日程調整や面接対策など内定に至るまでの過程を並走してサポートしてくれるため、就活がうまくいかずに悩んでいる就活生は就活エージェントに相談してみるのも良いでしょう。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較!

2023.12.19

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就活で何もしてないのは自分だけ・・・?今からすべき選考対策と用意すべきアイテム一覧

「やばい、まだ就活何もしてない・・・今からでも間に合うのかな・・・?」 「一体何から始めれば良いんだろう・・・」   このように、就活に出遅れてしまいお困りではありませんか?本記事では、まだ就活を何もしてないと焦っている方に向けて、今からすべき選考対策についてご紹介いたします。   用意すべきアイテム一覧もお伝えしますので、就活について何も把握していないという方も安心してご覧ください。   この記事のまとめ 3年生の11月時点で約50%の就活生が就活を始めている 就活でやるべき選考対策は一つずつこなしていこう まだ就活を何もしてない人はどれくらいいる? 内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 調査結果 報告書(2021年11月25日公表)」によれば、大学3年生の6月以前から就活を始めているという人は23.3%となっており、3年生の11月には50.1%とこの時点で半数の就活生が就活を開始しています。   一般的に就活解禁日といわれている大学4年生の3月には94.6%もの就活生が就活を始めており、この時点でまだ就活を何もしていないという就活生は5%ほどしかいません。 「まだ就活何もしてない・・・」と焦っている就活生に向けて、本記事で今からすべき選考対策についてご紹介しますので、冷静に一つずつクリアしていきましょう。   就活を何もしてない就活生が今からすべき選考対策 ここでは就活を何もしてない就活生が今からすべき選考対策をご紹介します。何からどう始めれば良いかわからないという就活生はぜひ下記の流れに沿ってトライしてみてください。 自己分析を行う まずは自己分析です。自分の過去の経験を振り返り、自分の長所や短所、得意なことや苦手なことのほか、価値観や傾向などを把握し、業界選びや企業選びに役立てるための作業を指します。   自己分析を行わなければ本当に自分に適性がある仕事を見つけることも、志望動機や自己PRでアピールできる強みも見つけることができないため、時間をかけて振り返りましょう。   具体的な自己分析の進め方はぜひ下記の記事を参考にしてください。   業界・企業研究を行う 次に、業界・企業研究です。興味のある業界や企業についても時間をかけて細かく把握しなければ、本当に自分とマッチした仕事や環境に身を置けなくなってしまいます。   内定が遠のくだけでなく就職後の早期離職にも繋がってしまうため、しっかりと取り組みましょう。   【業界研究の流れ】 1.どのような業界があるのかを知り、気になる業界を選ぶ 2.業界のビジネスモデルを知る 3.志望業界の将来性、安定性を知る 4.興味のある業界を絞り、気になる企業を選ぶ まずは世間にどのような業界が存在しているのかを把握しましょう。仕事のカテゴリーは大きく下記の5つに分けられるため、この中で興味のあるものを洗い出してみましょう。   ・モノをつくる仕事 ・モノを売る仕事 ・サービスや情報を提供する仕事 ・社会基盤を整備する仕事 ・資金を動かす仕事 そして、そのカテゴリーの中でも特にどの業界に興味があるのかを考えてみましょう。たとえばモノづくりであれば食品やアパレル、衣料品などの業界が存在します。 興味のある業界がある程度定まったら、次はその業界のビジネスモデル(会社が利益を生み出すための仕組み)を把握します。下記の項目について調べてみましょう。   ・どんな商品、サービスか ・顧客は誰か ・どのように営業しているのか 業界研究において業界の動向を知ることは非常に重要です。動向について調べることで、その業界の将来性や安定性を知ることができます。   将来性に乏しい業界に入ることを避けるためにも、その業界の近年の動向のほか、売上や市場規模などについてしっかりと把握しておきましょう。   ここまでで気になる業界を絞れたらその業界の中で気になるなと感じた企業を探し、それぞれの企業の下記の項目を調べてみましょう。   ・企業名 ・企業を選んだ理由 ・間近3年の売上、利益の推移 ・主力商品、サービス(3つ) ・メインの顧客(個人or企業/国内or海外/年齢層など) ・業界内における企業の強み ・代表的な企業の広告、CMのコピーなど ・企業に関する最新のニュース、動向 気になる企業の情報を書き出したらそれぞれの企業を並べて比較し、それぞれ選考を受けるべきかを考えましょう。   ESの書き方を把握する 業界・企業研究を終えたら、次はES作成に移ります。まずは書き方を把握しておきましょう。ESではガクチカや自己PRなど他にも対策をしておきたいものがありますが、一旦ここでは志望動機の書き方をご紹介いたします。   企業が志望動機を聞くことで”志望度の高さ”と”企業の社風・ビジョンとマッチするか”の2点をチェックしていますので、それを念頭に置きながら考えていきましょう。   志望動機を書く際は下記のフレームワークに沿って書くとわかりやすくアピールしやすいものになるでしょう。   ■志望動機の構成例 (1)志望動機(結論)をひと言で表す (2)理由を端的に伝える (3)(2)を具体的に説明する(過去の経験と業界・その会社の関連性を交える) (4)入社後にどうなりたいかを伝える まず最初に「貴社を志望したのは〇〇と考えたからです」といった形で志望動機をひと言で書き、続いてその理由を端的に伝えます。   そしてその理由について、エピソードを用いて具体的に説明することで信憑性を持たせます。誰にでも当てはまる内容では全く熱意が伝わらないため、過去の経験を振り返り、自分が身をもって体験したものについて伝えるようにしましょう。   ここで「なぜその業界を選んだのか」「なぜその企業でなければならないのか」といった点も網羅できるとより説得力のある志望動機になります。   そして最後に、入社後にどうなりたいか、何を成し遂げたいかなどを伝えて熱意のアピールに繋げます。   成し遂げたいことがあっても、それがその企業では実現できないことや方針と異なるものであれば採用を見送られてしまう可能性があるため、その企業の社風や事業内容、強みと絡めたものを伝えるようにしましょう。   また、ここでは自分を採用してもらうことのメリットをアピールするよう留意します。   ガクチカ・自己PRを作成する(200字、300字、400字の3パターン) 次に、ガクチカと自己PRを作成します。これらはそれぞれ同じエピソードでも3パターン用意しておくのがベターです。というのも、ESのガクチカや自己PRは200~400字で求められることが多いからです。   最初に各文字数で作成しておくことで、効率的にESを提出することができるため便利です。ガクチカを書く際には下記の流れで作成してみましょう。   ・最初に自分の強みを結論として簡潔に述べる ・強みを表すエピソードを述べる ・強みをどのように活かしたのかを述べる ・経験を通して学んだことを述べる ・入社後にこの強みをどう活かしていくかを述べる 面接のマナーを把握する 最後に、面接のマナーを把握しましょう。   面接では、基本的なマナーを把握していないと判断されてしまうと「入社後も社外の人に失礼な態度を取ってしまうのではないか」「就活に対する意欲が低いのではないか」などと捉えられ、内定が遠のいてしまいます。   具体的には以下のポイントをチェックされているため、特に注意して面接に臨みましょう。   (1)表情:口角を挙げ、目を開き、明るい表情で話す (2)言葉遣い:語尾は伸ばさず、丁寧に話す (3)目線:面接官の目をしっかりと見て話す (4)声のトーン・大きさ:ハキハキと明瞭に話す (5)棒読み:暗記するのではなく、自分の言葉で話す (6)身だしなみ:スーツの着こなし、清潔感を大事にする 事前に面接練習を行っておくと、これらのポイントを網羅しやすくなります。一人で練習する場合には、自分の受け答えの姿を録画して見直すなどすると良いでしょう。   また家族や友人に面接官役をお願いして自分を客観視してもらうのも一つです。繰り返し練習をして、本番で実力を発揮できるよう努めましょう。   また、面接の練習を行う前に面接でよくある質問を把握し、それぞれに対する回答を考えておくことが必要です。丸暗記してしまうと本番で頭が真っ白になってしまうリスクがあるため、要素を箇条書きで頭に入れておくのがベターです。   下記を参考にして、よくある質問とその回答を把握したうえで面接練習を行ってみてください。   ・自己PRをお願いします ・長所を教えてください ・短所を教えてください ・周りからどんな人と言われますか? ・苦手な人はいますか? ・尊敬する人を教えてください ・趣味、特技は何ですか? ・ストレス発散方法は何ですか? ・リーダーシップを発揮した経験を教えてください ・休日の過ごし方を教えてください ・企業選びの軸は何ですか? ・今までで一番嬉しかったことは何ですか? ・今までで一番辛かったことは何ですか? ・どのようなアルバイトをしていましたか? ・これまでの失敗談を教えてください ・その学部を選んだ理由を教えてください ・当社の弱みを教えてください ・最後に一言ありますか? 就活で用意すべきアイテム一覧 さて、就活を進めるにあたっては最低限用意しておくべきアイテムがありますので、そこについてもざっくり把握しておきましょう。 スケジュール帳 まずはスケジュール帳です。就活では複数の企業の選考を並行して受けたり、各種イベントに参加する可能性もあるため、スケジュール管理が必須です。   場合によっては面接時にスケジュールを確認する必要が出てくる可能性があるため、面接官の前で広げても印象が悪くならないような革素材などのビジネステイストのスケジュール帳を用意できると良いでしょう(面接時にスマートフォンを開くのはマナーとしてあまり望ましくないため)。   スーツ・靴 スーツや靴についても用意する必要があります。大学の入学式時にすでにリクルートスーツを購入している就活生が多いかと思いますが、特に体型が変化していない方はこのスーツを使用する形で問題ありません。   今の体型に合っていないと感じる場合には、面接時の第一印象を左右する大切なポイントとなりますので、新しいスーツを購入するのが望ましいです。   靴については、男性は革靴、女性はパンプスを用意しましょう。すでに持っている方は面接前にきちんと磨かれているか、サイドが擦れていないかなどをチェックし、マイナスイメージを生まないよう配慮しましょう。   A4サイズが入るカバン カバンについては履歴書や企業のパンフレットなどを折らずに入れることができるようなA4サイズのビジネス用のものが望ましいです。面接の際には床にカバンを置くケースが多いため、自立できるかばんがベストです。   腕時計 中には腕時計をつけていない就活生に対して「時間にルーズな人」「時間管理ができない人」といったマイナスイメージを抱く面接官もいるため、腕時計も用意しておくとベターです。   できるだけアナログタイプでシンプルなデザインの、カジュアルな印象を与えないものを選びましょう。   【参考】面接当日の持ち物 ・エントリーシート、履歴書(会場で提出する場合) ・エントリーシート、履歴書のコピー ・会社案内・資料 ・会場の地図(印刷した紙) ・クリアファイル ・筆記用具 ・ハンカチ・ティッシュ ※折り畳み傘、スマホの充電器、予備の顔写真などはあると便利 就活時に参加しておきたいイベント関連   最後に、就活時に参加しておくと就活を有利に進めやすくなるイベント関連についてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。 OB・OG訪問 興味のある業界や企業で働いている先輩のもとを訪ね、実際の業務内容や社内の雰囲気といったリアルな情報をヒアリングするもので、業界研究や企業研究に役立てることができます。   ネット上でもある程度の情報は集められますが、実際に働く人のリアルな声から新たに知れることは多いため、ぜひ活用したいところです。   採用担当者相手へのヒアリングではないため、ある程度カジュアルな質問ができる魅力もあります。   日頃の残業時間や生活リズム、仕事終わりの時間の使い方なども聞くことができることから、業界研究や企業研究に役立てられるだけでなく、実際に自分が社会に出て働く姿を具体的にイメージできることにも繋がり、就活のモチベーションも高まりやすくなります。   OB・OG訪問の際にその就活生が優秀だと判断された場合には、その上司へ報告してもらえるケースもあり、応募者の中でも特に印象付けられる可能性があります。   就職ガイダンスへの参加 就職ガイダンスは大学の就職支援課やキャリアセンターが行うもので、ESの書き方や面接の受け方に関するセミナーや、企業の人事担当者やOB、OGを招いての講演を受けることができるものです。   就活に必要な情報をわかりやすく説明してもらえるため、まだ就活を何もしていない就活生に適しています。大学の就職支援課やキャリアセンターに問い合わせるなどして情報を集めましょう。   インターンシップへの参加 インターンシップとは、就活生が興味のある企業で実際に働くことができるもので、国内企業のインターンシップでは研修やセミナー、職場体験といったものが多く、実際の業務や企業の社風を把握することができます。   応募者がインターンシップに参加していることは大きなアピールポイントにもなるため、ぜひ参加しておきたいところです。  

2024.03.22

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「就活しない」という選択は後悔しない?メリット・デメリットを徹底比較

「就活に疲れた・・・いっそのこと就活辞めちゃいたいけど、後悔するのは嫌だな」とお悩みではありませんか?また、就活をしない場合他にどのような進路が考えられるのか、まずは把握しておきたいという就活生もいるでしょう。   そこで本記事では、就活をしないという選択をした場合のメリット・デメリットを比較してご紹介いたします。   就活をしない場合の別の進路や、やっぱり就活を続けようと考えた場合のモチベーションの保ち方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活をしない場合のメリットは自由さと気楽さ 就活をしない場合のデメリットは不安定さと信用のなさ 就活をせずに就職する方法もある 後悔しないためにも各進路のメリット・デメリットをしっかり比較するのが大切 就活をしない場合のメリット・デメリットとは? 必ず就職しなければならないというルールが設けられているわけではないため、就活をしないのも一つの選択肢です。   ただ、今後後悔するようなことがないよう、就活をしない場合のメリットとデメリットについて把握したうえで検討するのが得策です。   ここでは就活をしなかった後のメリットとデメリットをご紹介いたします。   就活をしない場合のメリット まずは就活をしない場合のメリットについてです。 就活をしない場合、自由な時間が増えてストレスフリーになるメリットがあります。嫌々就活をする必要もなくなりますし、空いた時間でやりたいことに集中できるため生活における満足度が高まるでしょう。   就活をしない場合のデメリット 次は就活をしない場合のデメリットについてです。 就活をしない場合、安定性や信頼性を得にくい傾向があり、収入が安定しないことからローンを組みにくかったり、充実した福利厚生を受けられないなどのデメリットがあります。   また今後就活を再開した際、たとえば就活浪人をしていた方は面接で「浪人期間中にどんなことをしていたのか」などを聞かれることがあります。ここでネガティブな回答や中身のない回答をしてしまうと内定が遠のいてしまうため留意が必要です。   就活をしない場合の選択肢一覧 上記の内容をもとに、引き続き就活をしない方向で考えたいという方へ向けて、ここでは就活以外の選択肢としてはどういった進路が考えられるのかをご紹介いたします。 大学院に進学する まずは大学院に進学する道が挙げられます。   ■メリット 大学院に進学した場合、就活をするまでに余裕が生まれるメリットが挙げられます。大学院で勉強することで専門知識を得られることから、就職の選択肢が広がる可能性もあります。   企業によっては就職時の初任給が高くなる傾向があるため、専門知識を習得したうえでより高い初任給を目指したい方には合っている道といえるでしょう。   ■デメリット   一方で、大学院に進むことで学費が必要になるデメリットがあります。中には一年制の大学院もありますが、基本的には2年分の学費が必要になるため、負担は小さくありません。   さらに、社会に出るのが遅れる分、同年代の人よりもキャリアに”出遅れ”が生じてしまいます。   また大学院進学後に就職をする際には、面接で「なぜ大学院に進学したのか?」を問われることが多いため、その際にポジティブな理由を伝えられるようにしておきましょう。   留年する 次に、大学を留年することが挙げられます。ケースによっては「就活留年」と呼ぶ場合もあります。   ■メリット   メリットとしては、現在の就活経験を活かして再度新卒として就活に臨めることです。   新卒と既卒では求められる能力や就活の難易度が大きく異なるため、ポテンシャル重視の新卒枠で就活ができることは大きなメリットといえます。また、先に企業へ入社した同期から情報を教えてもらえることもメリットです。   ■デメリット   一方で、留年にもお金がかかります。加えて今後の就活時に「なぜ留年したのか?」と聞かれる可能性が高く、ポジティブな回答ができなければ就活で一気に不利になってしまうデメリットもあります。   就活浪人をする 次に、就活浪人(大学を卒業した後に就活をすること)をすることが挙げられます。 ■メリット   就活浪人のメリットとしては、自由な時間が増えることと就活を最初からやり直せることが挙げられます。学生として就活をする時よりも自由な時間が多いため、精神的に余裕をもって取り組むことができるでしょう。   ■デメリット   一方で、就活浪人は既卒として就活を行うことになりますが、新卒とはまた違った観点でのアプローチを求められます。   選考ではなぜ新卒として就職しなかったのか、学生時代にきちんと就活を行っていたのかなどを聞かれる可能性が高く、ここで説得力のある説明を行えなければ選考に不利になってしまいます。   フリーターになる 次に、フリーターになる選択肢が挙げられます。フリーターとは一般的に15~34歳までの正社員以外の就労雇用形態で働く人のことを指し、アルバイトやパートが該当します。   ■メリット   フリーターになるメリットは、時間の融通が効くことです。   もちろん職場環境にもよりますが、正社員よりも比較的自分の希望に沿った時間帯、日数で働くことができるため、プライベートの時間を確保しやすく、自分のやりたいこと、好きなことに集中することができます。   また正社員と比較して責任の大きい仕事を任されにくいため、ある程度気楽に働けて、プライベートと仕事を切り分けやすくなります。   時間の融通が利きやすいため、資格の勉強や起業の準備をしていきたい人にも合っている働き方です。   ■デメリット   一方でフリーターは働かなかった分だけ給与が減るため収入が安定しにくいほか、保障制度がないことがデメリットとして挙げられます。   また責任のある仕事を任されない分スキルも身につきにくいため、いざ就職しようと考えた際に就活で不利になってしまうデメリットもあります。   フリーランスになる フリーランスとして働く選択肢もあります。フリーランスとは、特定の企業や団体に所属せずに個人で仕事を請け負う働き方を指します。   ■メリット   フリーランスの場合、取引先に常駐するケースを除き、働く場所も時間も自由に決めることができます。自分の裁量次第でやりたい仕事を中心に請け負うことができ、磨きたいスキルを磨けるメリットもあります。   もちろん人と関わりながら働く必要はありますが、組織に属するよりも人間関係に対するしがらみが少ない点も魅力的です。   ■デメリット   一方で、フリーランスには安定収入を得られるようになるまでの難易度が高いことと、自分の力量次第で仕事を得られるかが左右されることがデメリットとして挙げられます。   また正社員と違い、税金や保険に関しても自分で手続きを行う必要があるため、そういった面での手間が生じる点もデメリットです。   起業する 最後に起業についてです。   ■メリット   起業をした場合はフリーランスと同じく自由に働けます。組織に属さないことで働く日や時間はもちろん、仕事内容をコントロールすることが可能です。   ■デメリット   一方で、起業するためにはそれなりの勉強と準備を行う必要があることに加え、安定的な収入を得るのが難しいデメリットがあります。   起業したばかりで安定収入を得られる人はほとんどおらず、たいていの場合は初期投資などを行って赤字経営からスタートすることになります。   さらに、就職をせずに起業をする場合は基本的なビジネススキルを含めて必要な知識を全て自分で勉強する必要があります。 就活をせずに就職する方法 ここまでで就活しない場合の他の選択肢についてお伝えしましたが、中には就活をせずに就職する方法もありますので、ここでは代表的な3つのルートをご紹介いたします。   公務員を目指す まずは公務員を目指すルートです。公務員を目指す場合、採用試験→面接→内定という流れが一般的で、たくさんESを書いて応募してたくさんの企業の面接を受けて・・・という一連の就活の流れを回避することができます。   就活をしたくないと考えている方にとって、完全に就活をしない状態とは言い切れないかもしれませんが、一般的な就活とはまた違ったアプローチが可能になります。   一般的にはマイナスイメージを持たれてしまう就活留年、就活浪人ですが、公務員を目指す場合これらの段階を踏むのは一般的です。そのため、周りからの視線を気にせずに済むメリットがあります。   公務員の場合は民間企業に勤めるよりも特に安定的に働けるといえるため、この点も魅力的です。   一方で、公務員を目指すにあたってはそのための勉強が必要になります。   さらに、元々公務員を目指して勉強を続けてきた人がライバルとなるため、途中から公務員を目指す就活生はそれなりのハードルを感じることになるでしょう。   知人の紹介で就職する また、知人に紹介してもらった企業に就職するルートもあります。この場合は内定をもらいやすくなり、そもそも推薦を受けている形となるため面接も少ない傾向があります。   ただし、ケースによっては入社後に社内で「あの人はコネ入社らしい」などとネガティブな言い方をされてしまう可能性があります。   また、企業規模が大きい場合には知人が役員レベルでなければ入社が厳しいでしょう。   さらに一度知人の紹介で入社すると、万が一短期間で離職したくなった場合、知人に紹介してもらった手前気まずい思いをする可能性があります。   アルバイトから正社員化する 最後に、社内にそういった制度が設けられている場合には、アルバイトから正社員化する方法もあります。この場合は社内の雰囲気や働き方を実際に現場で見て確認したうえで入社できるというメリットがあります。   ただし、実際のところアルバイトからの正社員化のハードルは高く、アルバイト時代にいかに率先して働いていたか、求められた以上の価値を提供しようと努めていたかなどを見られるため、確実な方法ではないということが言えます。   就活のモチベーションの保ち方 これまでの内容を読んで「やっぱり就活、続けてみようかな」と考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、就活は時間や手間がかかり、精神的な負担も大きいです。   そこでここでは就活を今後続けていくためのモチベーションの保ち方を簡単にお伝えしたいと思います。   ストレスの解消・回避を行う 自己分析やES作成、面接対策などでストレスが蓄積している方は、定期的にストレスの解消を行いつつ、そもそもストレスを受けないよう予防するようにしましょう。具体的には下記のような方法が挙げられます。   ・定期的に就活にお休みを設ける ・趣味の時間はそれだけに集中する ・周りと比べない ・結果をポジティブに受け取る 定期的に休息を入れる、趣味の時間はそれだけに集中するといった方法もありますが、周りと比べない、結果をポジティブに受け取るといった工夫も有効です。   就活はあくまで自分の人生をより豊かにするための手段にすぎません。   周りの就活の進み具合や決まった企業のレベルと自分の現状を比較して劣等感を抱いても焦りを覚えてストレスが蓄積するだけですので、人と比較する必要はないのです。   また、選考に落ちてしまったとしても、その選考の結果を次に活かすことができます。「あの企業を受ける前に改善点に気づけて良かった」と考えるだけでストレスを溜め込まないようにすることが可能です。   就活仲間とコミュニケーションを取る 人は周りの人間から影響を受けやすいものです。   これがポジティブに働いた場合、就活仲間と定期的にコミュニケーションを取ることで、周りの意識の高さから刺激を得てモチベーションアップに繋がる可能性があります。   社会人と話して気持ちを高める また、すでに社会で活躍している人の話を聞くことで、志望企業で働いている自分の姿をイメージして気分を高めることも効果的です。   すでに就活を経験している先輩に就活のモチベーションが下がってきた時の対処法を教えてもらうのも一つです。   ご褒美を用意する モチベーションを保つためには、頑張った自分へのご褒美を設けることも効果的です。   「ここまでできたら〇〇のゲームを買う」「この企業の面接が終わったら〇〇を食べに行く」など、自分の努力を引き出せるようなルールを自分で設けてみると良いでしょう。   就活エージェントのサポートを受ける 就活のモチベーションが高まらない、就活がうまくいかなくてこれからどう動けば良いのかわからなくなってしまったという方は、就活エージェントのサポートを受けるのも一つです。   就活エージェントに相談すれば自己分析を手伝ってもらえたり、現状の自分の業界・企業選びが本来自分が求める価値と合致しているかをチェックしてくれたりと、今までの自分の就活の課題を見つけるお手伝いをしてもらうことができます。   選考対策も受けることができるため、これまでよりも就活がスムーズに進むようになるでしょう。

2024.03.22

対策

POINT

就職・転職活動における様々な対策方法についてお伝えしていきます。

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【24年卒向け】冬採用で内定を取る方法とは?まだ間に合う就活の極意を伝授!

「卒業が目前に迫っているにもかかわらず、未だに内定がない」 「就職先に納得していない」 「留学から戻ってきたばかりで就活ができていない」 「公務員試験に落ちてしまい、民間企業への就職にシフトしたばかりで内定がない」 など様々な理由で就活を続けていることと思います。 本記事では、卒業までに就職先を決めたい就活生の皆さんに向けて、 冬採用の特徴や注意点、内定を取得するための方法についてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 冬採用とは12~3月に行われる採用のこと 就活生のライバルが少なく選考期間が短いというメリットがある一方、応募できる企業数も少ない 内定取得のために「就活の軸を定める」「定番の質問への準備する」「複数の企業にエントリーする」ということが大切である 冬採用とは そもそも、冬採用とはどのような採用のことをいうのでしょうか。 冬採用に関しては明確な定義はないですが、12月~3月までの間に行われている採用を一般的に「冬採用」ということが多いです。 余談ですが、8月~11月頃に行なわれている採用を「秋採用」といいます。 他の時期との違い 一般的な就活の時期と冬採用を比べるとどのような違いがあるのでしょうか。 ここではその違いを見ていきましょう。 ライバルが少ない 『リクナビ「就活準備ガイド」』によると、先輩たちの就活で最も忙しかった時期の就職活動のピークは大学3年生の2月~6月であり、10月以降に面接をしている冬採用の就活生は少ない傾向にあります。 ※参照:『リクナビ「就活準備ガイド」』 そのため、他の時期に比べるとライバルが少ない時期といえます。 応募できる企業数が少ない ライバルが少ない一方で応募できる企業数も少なく情報を得にくい傾向にあります。 先の『リクナビ「就活準備ガイド」』のグラフをみても、7月以降、試験や面接は実施されているものの、会社説明会などはほとんど開催されておらず、企業の情報は得にくいです。  冬採用を行っている企業は、臨時で募集をかけている企業も多く採用予定人数に達した場合すぐに応募が打ち切りになるため時間との勝負ともいえます。 就活のライバルが少ない一方、応募できる企業数も少ないため、内定倍率は決して低い訳ではないということを覚えておきましょう。 選考期間が短い 冬採用はピーク時の採用に比べると選考フローが短い傾向にあります。 前述の通り冬採用をしている就活生は少ないため集団面接は行なわず最初から個人面接のケースも多く必然的に選考期間が短くなります。 また、企業としても早めに内定者を確保したいという思いも強いことも選考期間が短くなる理由の一つです。 冬採用を行っている企業の特徴 冬採用をしている企業とはどのような企業なのでしょうか。ここでは、冬採用を行っている企業の特徴についてお伝えしていきます。 採用予定人数に達していない まず1つめに、「採用予定人数に達していない」という企業が挙げられます。  本来10月の内定式までに採用人数を確保しておきたい企業が多いのですが、採用予定人数が確保できなかったために採用を継続しています。 これには2つのパターンが存在します。「不人気企業」と「採用予定人数が多い成長企業」です。 昨今は売り手市場のため就活生は企業を選べる状態にあるため優良企業に人が集まる傾向が強く、企業としての魅力に欠ける企業やハードワークを強いられそうな企業などはどうしても採用に苦戦してしまいます。  また、コロナショックが落ち着き、通常年の採用予定人数以上の採用を計画しているため採用活動を継続せざるを得ないという企業も多いのです。 内定辞退が出てしまった 採用予定人数に達してたにもかかわらず、内定式以降に内定辞退がでてしまい欠員補充のために採用を再開しているという企業が多いというのも冬採用企業の特徴の一つです。 内定辞退を加味して採用計画を考える企業も多いのですが、前述の通り昨今は売手市場であり人の流動が激しく、内定をもらっても就職先に納得がいかずに就活を続ける就活生は一定数いるため、冬採用には欠員補充のための採用を行う企業が一定数存在するのです。 戦略的に冬採用を行っている あえて最初から冬採用に焦点を絞り採用活動を実施している企業もあります。 中小企業・零細企業などがその一例で、「大手企業などライバル企業が多い中で採用活動を行っても工数ばかりがかかる」「内定辞退が出る」と感じている場合や、採用にかける時間やコストにマンパワーを避けないケースが多いです。このような企業は、あえて冬採用での採用に力を入れ、短期間で採用人数を確保できるようにしています。 ただし、中にはブラック企業と呼ばれる労働環境がきつい、ノルマがきついような企業もこのような戦略を取っているケースもありますので、注意が必要です。 通年採用をしている 「冬採用」として採用を行っている訳ではなく、通年採用を行っている企業もあります。 『日本経済団体連合「採用と大学改革への期待に関するアンケート」』によると、新卒一括採用をしていた企業割合は90.5%から78.7%に減少、通年採用をしている企業は32.7%から55.2%に上昇していることがわかります。 ※参照:『日本経済団体連合「採用と大学改革への期待に関するアンケート」』 このように新卒を一括で採用するのではなく通年で採用をしていく企業が増えており、通年採用をしている企業が「冬採用」でも採用の募集をかけています。 冬採用をする就活生の特徴 前章では、冬採用を行なっている企業の特徴をお伝えしてきましたが、ここでは、冬採用でのライバルとなる就活生にはどのような特徴があるのかを確認していきましょう。 就活を続けているが内定がない 基本的に選考を受けている就活生の多くは内定を持っていないですが、「内定を持っていない理由」に違いがあります。 1つ目のタイプは「就活を続けているにもかかわらず」内定がないタイプです。 このタイプはピーク時に就活を行い、自分のやりたいことや就活の方向性が分からずに、途中で就活を辞めたケースが多いです。  一時的に就活から離れ、冬になり再度就活を開始しているため、自己分析や業界研究などはある程度行っており、面接にも慣れています。 また、一度就活から離れリフレッシュし自分を見つめ直しているため、就活への軸が固まり新たな気持ちで就活に挑めるタイプが多いでしょう。 留学から戻ってきた 内定がなく就活を続けている就活生に見られるパターンの2つめは「留学から戻ってきた」というものです。 海外外の大学などに留学しており、帰国してから就活を始めようと考えている学生なので、就活のピーク時に就活はしておらず、内定はありません。 このように、秋・冬採用には、留学から帰国したばかりの就活生が多いというのも一つの特徴です。 公務員試験に落ちてしまった 公務員試験の結果は毎年8~9月頃、一部の地方公務員では11月頃に発表されますが、 公務員を目指していたにもかからず、落ちてしまった場合、来年リベンジするか一般企業への就職にシフトするかの2択を選ばなければなりません。 公務員試験の結果を受けて就活をはじめる学生が多いことも冬採用の特徴の一つといえます。 内定先の企業に納得していない 冬採用を継続している就活生の中には、内定先に納得をしていないため就活を継続している人もいます。 内定は取得したものの希望業界からの内定ではなかった場合など就活生によって理由は異なりますが、冬採用には、入社までには自分が心から行きたいと思える企業と出会いたいと粘り強く就活を続けている就活生も多いです。 冬採用で内定を取るためにやるべきこと ここでは、冬採用で内定を取るためにやるべきことをご紹介していきます。 就活の軸を定めておく 冬採用の場合、通常の就活の時期と異なり選考の進むペースや合否の結果が決まるのがハイピッチとなります。 そのため、企業選択の軸が明確にあると悩むことなくスムーズに就活を進めていくことができます。 冬採用での定番質問に対する準備をしておく 冬採用では「なぜこの時期に就活を続けているのですか」という質問をされることが多いです。 そのためこの質問に対してどのように回答するべきか事前に考えておいたほうが良いでしょう。 「留学をしていた」「公務員試験に落ちてしまった」などの理由はストレートに伝えても問題ないと感じる就活生が多いと思いますが、それ以外の理由の場合には答え方に注意が必要です。 春から就職をしていて内定が貰えない場合、面接官は「何か理由がある」と就活生に対して懸念を持った目で見てしまう可能性があるため、春の就活で失敗した原因を分析し、現状どのように原因を改善して就活に取り組んでいるのかまで答えることができると面接官からの印象は良くなるでしょう。  内定先に納得していない場合も、根気強いというポジティブな印象だけでなく優柔不断で決断力に欠けるようにも捉えられるため、自らの就活の軸の話やどうなれば納得がいくのかまで答えられるよう準備をしておきます。 出来る限り多くの企業にエントリーをしておく 冬採用は通年採用をしている企業以外の場合、「採用の枠」が埋まり次第、終了となるケースが多いです。そのため、出来る限り多くの企業に応募をしておくことで、希望していた企業の面接が仮になくなった場合へのリスクヘッジを図ることができるでしょう。  冬採用をするうえでの注意点 冬採用を効率的に進めるために知っておいたほうが良い注意点をお伝えしていきますので、活動を始める前に確認をしておきましょう。 ブラック企業に注意 冬採用をしている企業の特徴でも触れましたが、不人気企業なども冬採用を実施しているケースが多いです。 そのため冬採用の企業の中にはブラック企業も採用を続けている可能性が高いことを念頭において就活を進めましょう。  おすすめの企業 企業を選ぶ際のおすすめの企業をご紹介しますので参考にしてみてください。 ①中小企業で社会的知名度は低いが優良企業 L隠れた優良企業 L社会的には知名度は低く名前は知れていないが、その業界内では知名度も高く賞賛されているような企業 L経営状態が安定しているため、福利厚生なども充実しているケースが多い。 ②大手企業の傘下の企業など L大手企業ではないが、大手企業の傘下に入っているような中小企業 L福利厚生なども大手企業と同等に手厚いケースも多く、また経営状態も安定しているため安心して働ける ミスマッチが起こりやすい 冬採用で多い問題が「企業と就活生のミスマッチ」です。 企業も就活生もどちらも早く就活を完結させたい意識が働いてしまうため、どうしても見極めが甘くなってしまい、ミスマッチが起こりやすくなりがちです。  時間がない中で大変だとは思いますが、企業を選ぶ際には、企業の社風やビジョン、仕事内容などは最低限確認し、自分のキャラクターに合った会社なのかを見極める習慣をつけるようにしましょう。  企業を探しにくい ピーク時の採用のように、リクナビやマイナビといった就活サイトに就活情報を掲載していない企業も多数存在するため、自分に合った企業になかなか出会えないという問題が発生する可能性があります。 企業選びの方法は就活サイト以外にもありますので、次の章で紹介していきましょう。 企業の探し方 ここでは冬採用におすすめの企業の探し方をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。 就活エージェント 冬採用という卒業が目前に迫った状況下で、自分に合った企業を探すのは時間がかかるし大変だと感じている場合には、就活エージェントを活用することも一つです。 就活サイトに掲載されていない求人情報の取り扱いも多く、自分に合った企業をおすすめしてくれるため、工数を削減しながらスピーディに就活を進めることができるでしょう。 就活サイト まずは王道の就活サイトです。ピーク時にはどちらのサイトにも就活情報を掲載していたとしても冬採用時にはリクナビ・マイナビどちらかにしか情報を掲載していないというケースも充分に考えられますので、どちらのサイトもチェックすることをおすすめします。 企業HP 就活サイトには情報がない場合であっても企業ホームページで募集をかけている場合もあります。1~2名程度の採用を検討している場合には特にこのようなケースが多いので、気になる企業が決まっている場合には、企業のホームページも欠かさずに見るようにしましょう。  24年卒(冬採用)でも間に合う就活エージェント3選 ここでは、24年卒の学生向けに就活エージェント3選をご紹介しますので、 ぜひ参考にしてみてください。 【PR】業界内のパイオニア・最速1日で内定も:就職エージェントneo 就職エージェントneo 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 東証プライム上場企業・大手グループ求人あり、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件 公式サイト こちらをクリック 「就職エージェントneo」は業界のパイオニアとして就活エージェントの中で最も歴史がある就活サービスです。 Googleの口コミ評価は4.5と高水準になっていることに加え、東証プライム上場企業や大手グループの求人を保有し、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件と、信頼度の高い点が特徴です。 いきなり責任者面接を受けられる特別推薦枠や、書類選考・一次選考が免除になる求人の取り扱いもあり、最速1日で内定が出る場合もあります。 就職エージェントneoでは幅広いエリアの企業紹介を受けることが可能で、オンライン面談が基本となっています。将来を見据えた手厚いサポートを受けたい学生はぜひチェックしてみてください。 このエージェントの特徴 累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇る業界のパイオニア的存在 東証プライム上場企業や大手グループの求人あり 選考フェーズごとの対策や選考後フィードバックなど手厚いサポートが魅力 いきなり責任者面接を受けられるなど特別推薦枠多数 時期によっては最短1日で内定が出るケースあり 取引企業数が豊富:type就活エージェント type就活エージェント 対応エリア 全国 オンライン対応 - 主な特徴 取引企業数10,000社以上、上位大学の学生の割合70%、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「type就活エージェント」は取引企業数10,000社以上を誇り、大手上場企業の求人も多数取り扱っている信頼性の高いサービスです。 type就活エージェントの運営会社である株式会社キャリアデザインセンターが創業の初期段階からエンジニア向けの転職支援を行っていることもあり、IT企業が多い点が特徴です。 キャリア志向の高い学生をターゲットにしていることから上位大学の学生の割合が70%であり、特別選考枠も用意されています。 全国の求人を取り扱っており、東京就活キャンプ(最大2週間、シェアハウスに滞在して東京での就職活動に専念できるサービス)も用意されているので、首都圏で働きたい地方学生からも支持されています。 このエージェントの特徴 取引企業数10,000社以上 大手上場企業、IT企業多数 上位大学の割合70% 最短2週間で内定 地方学生が都内で就活を行うための無料宿泊サービスあり 入社実績3,000人以上:キャリアスタート キャリアスタート 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 入社実績3,000人以上、定着率92%(公式サイトより)、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「キャリアスタート」は入社実績3,000人以上、定着率92%を誇り、その丁寧な対応からGoogleの口コミでは4.3という評価を獲得しています。また、有名企業への就職支援実績も多数あり、最短2週間で内定を得られるケースもあります。 全国の求人を紹介してもらうことができ、オンライン面談も可能ですので、スピーディーに就活を進めたい学生、手厚いサポートを受けたい学生に向いています。 このエージェントの特徴 入社実績3,000人以上 定着率92% 最短2週間で内定 有名企業への就職支援実績多数

2024.04.02

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就活っていつまでやればいいの・・・?終了時期の目安と内定を得る3つのコツ

「いつまで経っても内定が出ない・・・」 「就活、一体いつまで続くんだろう・・・」     このようにお悩みではありませんか?本記事では就活の終了目安となかなか内定が出ない方向けに内定を得る3つのコツをご紹介いたします。   なかなか内定が出ない原因についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活の終了時期の目安は「4年生の夏」 夏・秋採用を行う企業もあるため焦らなくて良い 内定が出ない原因を明確にして適した対処をしよう 就活はいつまで?終了時期の目安とは 就活をいつまで続けるのかは人によって異なりますが、4年生の夏が一つの目安であるといえます。   マイナビ「2022年卒大学生活動実態調査」によると、7月末時点での内々定率は78.7%となっており、約8割の学生が4年生の夏頃までに就活を終了していることがわかります。   ただし、4年生の夏以降も「秋採用」や「後期採用」という形で採用を続けている企業は一定数存在し、就活を続けている学生も一定数います。   大手企業のグループ企業などの採用枠が多い企業において追加募集を行っているケースもあり、十分にチャンスが残されているといえます。焦らず、自分が納得いくまで就活を続けていきましょう。   就活のスケジュールをおさらい 現在就活中の方は、就活をより円滑に進めるためにも、就活の大まかなスケジュールを改めて確認しておきましょう。 インターンは参加必須ではありませんが、参加して実際に業務を体験することで、その職種で求められる能力や素養、必要な考え方について身を持って理解することが可能になります。   インターンに参加することで志望企業の社員と実際に関わる機会を得られたり、その企業の雰囲気を肌で感じられるため、まだ明確に志望企業が決まっていない方には特に貴重な機会といえます。   その時期にはより自分とマッチする企業に就職するための準備として自己分析や業界・企業研究を行います。それによってESの内容や面接での受け答えも説得力のあるものになっていきます。   そしてエントリーについてはできるだけ業界を絞りすぎずにまんべんなく応募することで、本当に自分とマッチしている環境に出会えるチャンスを得ることができるため、最初は視野を広げておくことを念頭におきましょう。   就活でいつまでも内定が出ない4つの原因 では、就活でいつまで経っても内定が出ないという方は、一体何が原因なのでしょうか?ここでは主に考えられる4つの原因についてみていきましょう。 自分のやりたいことを把握できていない 自分のやりたいことがある程度明確になっていなければ、「なぜその企業に入りたいのか」という志望動機を伝える際の説得力に乏しくなってしまいます。   ここが明確になっていないという方は、自己分析を徹底して自分のやりたいことを見つけるところから始めましょう。   とはいえ、就活生でやりたいことがしっかり明確にあるという方は少なく、どのように考えれば良いかわからないという方も多いことと思います。   そういう方は、CAN(得意なこと)とLIKE(好きなこと)を掛け合わせたものを念頭にやりたいことを見つける方法を試してみてください。   「CAN(得意なこと)」とは”自分が自然とできること”を指し、具体的には下記が例として挙げられます。   ・人の話を聞くのが得意 ・人をサポートするのが得意 ・相手の立場になって考えるのが得意 ・情報を取捨選択するのが得意 ・分析をするのが得意 「CAN(得意なこと)」は他己分析によってより客観的な情報を得られるため、両親や友人などに質問してみると良いでしょう。場合によっては就活エージェントを利用するのも一つの手です。 次に「LIKE(好きなこと)」とは、”自分が率先して「もっと知りたい!」と感じるようなもの”を指し、具体的には下記などが挙げられます。   ・ファッション ・ゲーム ・経済学 ・心理学 ・機械工学 ・会計 これら2つの要素が明確になったら、双方を組み合わせたものが自分にとってのやりたいことであるといえます。   たとえばCANが”分析する”こと、LIKEが”ファッション”だった場合には、ファッションにまつわる分析業務がやりたいということになり、具体的にはファッションブランドのマーケターや商品開発などの仕事が該当します。   まずは自分のCANとLIKEを洗い出し、それぞれを掛け合わせてやりたいことを見つけられるようトライしてみましょう。 そもそも受けている企業が少ない 受けている企業が少ないと、その分内定を獲得できる確率が各段に低くなります。   これには応募している企業の母数が少ないということに加え、選考を受けた経験値が少なく面接で本来の力を発揮しきれないということも影響しています。   キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒から2022年卒のエントリー数は平均21.5社となっています。   そのため、エントリーしている企業が20社にも満たない方はもう少しエントリー数を増やして、経験値を増やしていきましょう。   そもそも受けている企業数が少ない方は、志望業界や企業を絞り込み過ぎている可能性があります。   志望度がそこまで高くない企業だとしても、面接を受ける中で印象がガラッと変わることも往々にしてありますので、初期段階ではできるだけ選択肢を広く持っておくのがベターです。   選考対策をしていない そもそも選考対策が細かくなされていなければ、企業にこちらの志望度の高さをアピールしきれず不採用に繋がってしまいます。   選考対策に力を入れていないなと感じる方は、これを機に志望動機や自己PRはもちろんのこと、そもそもの面接のマナーなどの根本的な部分から細かく見直しを行いましょう。   難易度の高い業界ばかりを受けている 最後に、大手企業や有名企業などの難易度が高い企業ばかりを受けていることも内定が出ない原因として挙げられます。   こういった人気が高いため倍率が高く、より差別化できる志望動機や自己PRなどを用意する必要があり、そもそものハードルが非常に高いです。   そのため、大手企業や人気企業を受ける際にはそういった企業だけでなく、その他にも自分とマッチしていると考えられる企業を並行して受けることをおすすめします。   就活で内定を得る3つのコツ では、まだどの企業からも内定が出ず就活が終わらないという場合には一体どうすれば良いのでしょうか?ここではそんな時に有効な対策をご紹介いたします。 これまでの就活を見直す 頑張って就活を進めているのになかなか内定が出ないという方は、そもそもの対策が不足していたり、対策の仕方そのものに原因があるのかもしれません。まずはこれまでの就活の内容を見直してみましょう。   具体的には自己分析や業界研究、企業研究からやり直し、そのうえで志望動機や自己PRの内容をブラッシュアップしていきます。   面接で落とされてしまうという方は、上記に加えて面接対策そのものをより細かく行うのが得策です。ここでは自己分析、業界研究、企業研究、面接の練習方法についてご紹介いたしましょう。   ■自己分析 自己分析を細かく行うことで本当に自分にマッチした業界選びや企業選びが実現するほか、志望動機や自己PRをより説得力のあるものにすることができます。   自己分析の方法は様々ですが、下記に挙げているような質問に対して「なぜ?」を繰り返す方法がわかりやすいでしょう。   例えば一番嬉しかった出来事として「コンテストで入賞できた」というエピソードがある場合は、下記のように自分の深層心理を深掘ることが可能です。   【なぜコンテストで入賞できて嬉しいの?】 →「自分の頑張りが認められたと感じたから」 →なぜ認められたいの? →「人から評価されたいから」 →なぜ評価されたいの? →「自分に価値があると実感したいから」 →なんで自分に価値があると実感したいの? →「人や社会から求められる人材でいたいから」 →承認欲求が根本にある このような流れでなぜ?と何度も繰り返していきます。   【なぜ?を繰り返す際のポイント】 目安としてマズローの欲求5段階説にある「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現」のどれかに到達したらそれ以上は本能的なもので深掘れないため、ここをラインとして考えるとわかりやすいでしょう。 業界・企業研究 次に、業界・企業研究です。まずは業界研究で仕事内容や業界の特徴を把握することで自分の企業選びの軸とマッチしているかを調べます。   業界・企業研究を通してその業界や企業についての詳細を把握しておかなければ、企業に刺さる志望動機や自己PRはなかなか作れません。   “なぜその企業を選んだのか””その企業でどのように活躍できるのか”を説得力を持って伝える必要があるため、そのためには自己分析を行ったうえで細かい業か・企業研究が必要になるのです。   具体的には下記のポイントを意識してトライしてみましょう。   【業界研究】 ■選んだ業界のビジネスモデルを理解する └「どんな商品やサービスを、誰に対してどのように提供しているか」について調べる ■職種ごとに求められる素養を考える ■類似している業界と比較する 【企業研究】 ■Strength(強み) ■Wakness(弱み) ■Opportunity(機会) ■Threat(脅威) ※似ている企業と比較する際には下記の4Pのフレームワークを活用するのがベター <4Pのフレームワーク> ・Product(製品・サービス・品質) ・Price(価格・割引) ・Place(立地・流通・販路) ・Promotion(広告宣伝) ■面接練習 面接では想像以上に声が小さくなってしまっている、表情が硬いなど、自分ができていると思っていることが実際にはできていないということが少なくありません。   こういったギャップを防ぐには、家族や友人に協力を仰ぐなどして模擬面接で練習するのが得策です。人に頼みにくいという方は自分が受け答えしている様子を動画に記録して振り返るのも一つです。   面接の練習をする際にはぜひ、下記のポイントを意識してみてください。   ■表情:口角を挙げ、目を開き、明るい表情で話す ■言葉遣い:語尾は伸ばさず、丁寧に話す ■目線:面接官の目をしっかりと見て話す ■声のトーン・大きさ:ハキハキと明瞭に話す ■棒読み:暗記するのではなく、自分の言葉で話す ■身だしなみ:スーツの着こなし、清潔感を大事にする まだ採用中の企業にエントリーする 企業によっては夏採用や秋採用を行っている企業もあるため、夏になったのに内定が1つもないと焦る必要はありません。   夏採用や秋採用を行っている企業にはベンチャー企業や外資系企業が多い傾向があります。ベンチャー企業や外資系企業は通年採用の形をとっているケースが多いからです。   通年採用を行っている企業例としては、リクルートやメルカリ、楽天やサイボウズなどが挙げられます。   夏・秋採用は春頃と比較すると企業によっては競争率が低い傾向があり、中には東証一部上場企業であるにもかかわらずBtoB(企業向けのビジネスモデル)であることで認知が低く応募者が少ないところもありますので、ぜひ諦めずにチャレンジしてみましょう。   就活エージェントを活用する 最後に、就活エージェントを活用する方法が挙げられます。就活エージェントとは主に下記4つのサービスを行っている就職支援サービスのことです。   ・個別面談(就活相談) ・企業紹介 ・履歴書・ESアドバイス ・面接アドバイス 就活エージェントを活用することで就活対策のサポートを受けられるため、これまで就活が上手くいかなかった方はその原因と対策を知ることができますし、サービスによっては業界研究や企業研究についてもサポートしてもらうことができます。

2024.03.22

内定がない

POINT

内定がなく焦りを感じている就活生に向けて役立つ情報をお届けしています。

このお悩み・内定がないの新着記事

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就活で全落ちしても挽回は可能?着実に内定を狙える書類&面接対策5STEP

「選考を受けてた企業、全落ちした・・・」 「持ち駒がなくなった・・・もう就職できないかもしれない・・・」  このように、応募した全ての企業の選考で落とされてお悩みではありませんか?特に4年生の6月以降は内定を獲得している学生も増えてくるため、より一層焦ってしまいますよね。   そこで本記事では、就活で全落ちした学生の特徴をお伝えしたうえで、内定を狙えるようになる書類対策と面接対策についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活で全落ちするのは「選択肢の過度な絞り込み」「リサーチ不足」などが原因 就活で全落ちしたら「自己分析のやり直し」「業界・企業研究のやり直し」「相談窓口の活用」が必要 上記にトライしたうえで「書類対策」と「面接対策」を行うと効果的 就活で全落ちしてしまう学生の特徴 就活で全落ちしてしまう学生にはある共通した特徴が見られます。「なぜ自分は全落ちしてしまったのか」の原因を明確にするという意味でも、ぜひご自身に照らし合わせて内容をチェックしてみてください。 受けている企業数が少ない(業界を絞りすぎている) 就活生の中には、業界を絞りすぎているなどして受けている企業の母数が少ない人もいます。   キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば、2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒~2023年卒までのエントリー数は平均21.5社となっています。   また株式会社Synergy Career「【アンケート報告:24卒の内定状況】GW前の内定保持率は71.1%、平均内定数は1.56社」によれば、「既に就活を終えている」と答えた学生の平均内定数は2.30社、「内定を持っているが、まだ続けている」と答えた就活生の平均内定数は2.14社となっています。   これらのことから20社程度受けて2社程度しか内定が出ないのが相場であるとわかるため、最低でも20社は受けるのが望ましいといえます。   最初から「自分はこの業界しか興味がない」「この水準以上の企業じゃないと話にならない」などと決めつけてしまうのはリスキーです。   就活を進めていく中で志望業界が変わったり増えたりすることはよくあるため、このように応募企業を絞り込みすぎてしまうと本当に自分が納得できる企業に出会うことも内定をもらうことも難しくなってしまうでしょう。   そのため「全落ちした」「全落ちしそう」という就活生は、今のうちに他の業界も視野に入れて受ける企業数を増やすのが得策です。   自分の言葉でアピールできていない ESの書き方がよくわからず、Web上に載っている例文をそのまま真似して書いているという就活生はいませんか?   例文を参考にして自分の言葉に言い換えることができれば読みやすく理解してもらいやすいESになりますが、文章を丸写しのような形で書いてもどの業界や企業にも使える「変わり映えのないES」になってしまい、こちらの人柄や熱意を伝えることができません。   また、面接ではESで書いたエピソードについて深堀りされるため、人の言葉をそのまま使ってしまうと深堀りされた際にうまく答えられない可能性があります。必ず自分の言葉でアピールするよう心掛けましょう。   自己分析ができていない 自己分析を細かく行えていなければ、自分が仕事にどういった価値を求め、どういった仕事や環境に適性があるのかなどを明確にできないまま業界や企業を選んでいくことになってしまいます。   自己分析では自分のことを客観的に見つめることでアピールポイントを知ることもできるため、自己分析ができていないと自分を企業へ適切にアピールすることもできなくなります。   同時に企業選びの軸を定めることもできなくなるため、なぜこの業界、企業でなければならないのかについて具体的に答えることができず「本当にこの学生はうちで働きたいのか?」と企業からマイナスイメージを持たれてしまう可能性もあります。   そのため今から他の企業にエントリーするという人は、自己分析をしっかりと行い、自分について言語化できるようにしておくのがベターです。   企業研究が不足している 就活に全落ちしてしまう理由としては、企業研究が不足していることも挙げられます。   就活ではただ自分の強みをアピールするだけでは足りず、その企業が求めている人物像に近い強みを訴求しなければ採用担当者に「この人にうちで働いてほしい」と感じてもらうことができません。   企業は自社に貢献してくれる人材を採用したいと考えているため、いくら良い強みを持っていてもその強みが志望企業で活かせるものでなければ意味がないのです。   志望企業が決まったら、まずはその企業はどのような人材を求めているのかをリサーチするようにしましょう。   就活で全落ちしたらまずやるべき3つのこと 就活で全落ちしてしまった場合、考えられる原因としては下記が挙げられます。   ・自分の強みを理解していない ・自分とマッチした企業を選べていない ・選考対策が不足している ・就活の知識が不足している そして、これらの原因を解決するためには下記のアクションが必要となります。 この後も触れますが、自分の強みを理解できておらずしっかりとしたアピールをすることができていない就活生や、自分とマッチした企業を選べていない就活生は自己分析が不足している可能性が高いため、まず自己分析からやり直してみましょう。   「自己分析はかなり詳細にやった」という就活生は、業界研究や企業研究が不足している可能性があります。   中には業界や企業を絞り込み過ぎている就活生もいるかと思いますので、視野を広げるという観点からも下記のポイントに留意してそれぞれトライし直してみましょう。   【業界分析のやり方】 ・業界地図を広く浅く把握する ・業界本を活用する ・業界団体のHPをチェックする ・ニュースや新聞で情報を得る 【企業研究のやり方】 ・企業HPをチェックする ・就活四季報を読む ・OB・OG訪問を行う 就活で全落ちしてしまう就活生は書類対策や面接対策を細かく行えていなかったり、就活で知っておくべき情報を網羅しきれていない可能性もありますので、大学のキャリアセンターや就活エージェントといった相談窓口を活用するのも一つです。 就活なんてもうやめたい!・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 就活で全落ちしたらやるべき”書類対策”5STEP 就活で全落ちした原因が書類対策にありそうだという就活生は、ぜひ下記の5STEPを実践してみてください。 STEP1:自己分析をやり直す 先ほども触れましたが、書類対策におけるSTEP1は「自己分析をやり直すこと」です。自己分析には様々なやり方がありますが、下記に挙げているような質問に対して「なぜ?」と何度も問いかけてみる方法がトライしやすいでしょう。   たとえばこれまでで一番嬉しかった出来事について「県大会で優勝できた」というエピソードがある際には、下記のような流れで「なぜ?」を繰り返していきます。   【なぜ県大会で優勝できたことが嬉しいの?】 →「数ある学校の中で一番になれたから」 →なぜ一番になれたことが嬉しいの? →「周りに認められたいから」 →なんで認められたいの? →「尊敬されたいから」 →なんで尊敬されたいの? →「自分の努力が実るのを実感できるから」 このように深堀っていくことで、自然と自分のモチベーションの源泉や仕事を選ぶ際の軸が見えてくるはずです。   STEP2:ガクチカ・自己PRを見直す 次に、ガクチカや自己PRを見直して改善しましょう。それぞれ下記のフレームワークに沿って書けば理解しやすくアピールもしっかりと行える文章を作ることができるでしょう。 STEP3:エントリーする企業を増やす 書類選考の時点で全落ちしてしまった、あるいは全落ちしてしまいそうだという方は、書類を作成し直して別の企業へもう一度エントリーしてみましょう。   希望しているところとは別の業界であっても、自分が仕事に求める価値などから逆算すれば自分が納得できる業界があるはずです。   自分が仕事に求める価値や条件については自己分析の段階で明確になっているはずですので、そちらをもとに考えてみましょう。   下記のように、仕事には大きく5つのカテゴリーが存在します。まずは自分が興味のあるカテゴリーや適性がありそうなカテゴリーを選び、その中でもさらに興味のある業界を洗い出してみましょう。   この時、無理に業界を絞り込みすぎないよう留意するのがポイントです。 STEP4:業界・企業研究をする エントリーする業界研究を行う際は下記のポイントを意識して行ってみましょう。   ・選んだ業界のビジネスモデルを理解する ・職種ごとに求められる素養を考える ・類似している業界と比較する ビジネスモデルを理解する際には、「どのような商品・サービス」を、「誰」に対し、「どのように提供しているか」について調べると詳細部分まで見ることができます。   また、企業がどのような強みを持つ人材を求めているかについては「SWOT分析」を活用すれば知ることができます。SWOT分析とは、企業の情報を下記の4項目を使って分析するもののことです。 類似する企業と比較する際は下記の4Pのフレームワークを活用すると比較しやすいためおすすめです。 一見関係のない業界に思えても、比較をしてみると意外に仕事内容が似ていたということも少なくありません。自分の可能性を広げるためにも、視野を広げ、様々な業界を調べてみましょう。   STEP5:志望動機の書き方を見直す 最後に、志望動機の書き方を見直してみましょう。自分だからこそもっているエピソードを盛り込むことで説得力が増し、熱意をアピールできることに繋がります。ぜひ下記の流れで書いてみましょう。 就活で全落ちしたらやるべき”面接対策”5STEP 次に、面接が原因で就活に全落ちしていそうだという就活生は下記の5STEPを試してみてください。 STEP1:面接官の思考を把握する まずは面接官の思考を把握してみましょう。面接官の思考を理解することで、面接ではどういったポイントを特に意識すれば良いのかなどのヒントを得られます。   面接官に限らず人間は「感情(直感)で動き、論理(内容)で納得する」といわれています。この原則を面接に当てはめると、面接官は下記のような流れで思考します。   面接官が「この人材は非常に優秀そうだ」と直感的に感じる ↓ なぜ優秀そうに感じるのかを様々な質問を通して論理で「やはり優秀である」と納得する (アルバイトの経験を通して主体性や責任感があると分かるなど) ↓ 面接に通過できる また逆についても同じことがいえます。   面接官が「この人材はあまり活躍してくれなさそう」と直感で感じる ↓ なぜ活躍しないと思うかの根拠を集める ↓ 面接で落とされる このように、面接ではいかに直感的に「優秀そう」「自社にマッチしていそう」と思わせるのかが重要となります。   もちろん直感的に活躍してくれそうな人材だと思わせることができたとしても、内容が伴っていないと意味はないため、内容についてもしっかりと対策をするようにしましょう。   STEP2:自己紹介のフレームワークを作る 次に、自己紹介のフレームワークを作りましょう。これによってその後の面接の内容をある程度想定できるようになります。   たとえば自己紹介の中で自分の価値観、ガクチカ、自分の強み(自己PR)の3要素を盛り込めば、その後の面接官からの質問をその3つに誘導できる可能性が高まるのです。   ある程度自分が想定している流れの質問を最初に受けることができれば順調に滑り出しやすくなるため、その後の面接もある程度落ち着いて対応できるでしょう。   自己紹介のフレームワークに正解はありませんが、どうやって考えれば良いのかわからないという就活生は下記の例文を参考にしてみてください。   初めまして、〇〇(名前)と申します。〇〇大学〇〇学部より参りました。 私はこれまでの人生において「~~~」という考え方を大切にしており、この価値観をもとに学生時代は〇〇と〇〇(ガクチカ)に取り組んで参りました。 これらの取り組みでは、私の強みである「〇〇」が発揮されました。面接を通して、私について細かくお伝えできたらと思いますので、何卒宜しくお願いいたします。 STEP3:エントリーする企業を増やす 次に、書類対策の内容とも被りますが、エントリーする企業を増やしてみましょう。別の業界でも仕事内容が似ている業界はたくさんあります。   ちなみにエントリー可能な企業を探す方法としては下記が挙げられますので、ぜひトライしてみてください。   ・ナビサイトを活用する ・キャリアセンターに相談する ・就活エージェントに相談する STEP4:面接のマナーや態度を見直す エントリーする企業を増やすことができたら、自分の過去の面接を振り返って面接のマナーや態度を見直しましょう。姿勢が悪い、表情が暗いといった傾向があると第一印象を悪くしてしまいます。   具体的には下記のポイントについて留意するようにしましょう。   (1)表情:口角を挙げ、目を開き、明るい表情で話す (2)言葉遣い:語尾は伸ばさず、丁寧に話す (3)目線:面接官の目をしっかりと見て話す (4)声のトーン・大きさ:ハキハキと明瞭に話す (5)棒読み:暗記するのではなく、自分の言葉で話す (6)身だしなみ:スーツの着こなし、清潔感を大事にする STEP5:面接練習をする 最後に面接練習を行いましょう。具体的な練習方法としては下記が挙げられます。   ■一人で練習する方法 ・自分が話している姿を録画してチェックする ・YouTubeのシミュレーション動画を活用する ■人にサポートしてもらって練習する方法 ・家族や友人に面接官役をお願いする ・キャリアセンターを活用する ・就活エージェントを活用する 自分では笑顔で話せているつもりでも実際にはできていないということもよくありますので、一人で練習する際には自分が話している姿を録画して振り返るのが効果的です。   またYouTube上に面接官が質問を投げかけてくれるシミュレーション動画も多く投稿されていますので、こちらを活用するのも手です。頻出質問についてはすべて回答する内容を考えておき、できるだけ1分以内にまとまるよう話す練習をしておきましょう。   人にサポートしてもらう方法としては家族や友人に面接官役をお願いするのも一つです。客観的な視点でアドバイスをもらうことができるため、自分では気づかなかった改善点を知れるかもしれません。   もっと細かい視点でのアドバイスを求める場合は大学のキャリアセンターや就活エージェントを利用すると良いでしょう。面接の練習だけでなく書類対策などについてもアドバイスを受けられるため便利です。 就活なんてもうやめたい!・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 ただし、やはり実戦経験を積むのが何より効果的です。できるだけ多くの企業の面接を受けて場に慣れ、ある程度リラックスした気持ちで面接を受けられるようにできると良いでしょう。

2024.04.26

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【段階別】内定がもらえない就活生の特徴8選|今すぐすべき対策とは?

周りの学生が次々に内定をもらい出している中、「自分だけまだ一社も内定もらえてない・・・」とお悩みではありませんか?   内定がもらえない場合、大きく「企業選び」「履歴書・ES作成」「面接」のどこかのフェーズに原因があるはずです。そこを見直せば、内定獲得に大きく近づくことができるでしょう。   そこで本記事では、内定がもらえない就活生の特徴8選をご紹介します。今すぐすべき対策もお伝えしますのでぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 内定がもらえない原因はフェーズごとに異なる 内定をもらうには「事前対策」が非常に重要 内定がもらえない時こそマインドセットが重要 他の就活生の内定獲得率ってどれくらい? 内定がもらえず焦りばかりが募っていくという就活生は、他の就活生の状況を把握しておきましょう。   就職みらい研究所『就職プロセス調査(2023年卒)「2022年12月1日時点 内定状況」』によれば、23卒の6月時点での就職内定率は76.5%、12月時点では94%となっています。   年々早期の内定獲得率が上がってはいますが、6月時点でまだ内定をもらっていないという人も2割以上いるため、必要以上に焦らないようにしましょう。   【段階別】内定がもらえない就活生の特徴8選 ここでは内定がもらえない就活生の特徴を企業選び、履歴書・ES作成、面接のフェーズに分けて紹介します。内定がもらえず悩んでいる就活生は、ご自身に当てはめながらチェックしてみてください。   企業選び 企業選びが原因で内定がもらえない就活生には、主に下記のような特徴が見られます。 自分のやりたいことがわかっていない 自分のやりたいことがよくわからないという就活生は、自分自身の深掘りができていない可能性が高いです。 やりたいことがわからないままなんとなくで企業を選んで選考を受けていると「この学生はあまり志望度高くないんだろうな・・・」と採用担当者に見抜かれ、内定が遠のいてしまいます。 企業の選考を受ける際には、その企業を受ける理由を明確にしてから受けるのがベストです。 やりたいことが見つからない場合には、得意なことやできることから就活の軸を見出してみると自分が活躍できる仕事に出会えるようになるため、企業や仕事とのミスマッチを防げるほか、将来的な仕事への満足度も高まりやすくなります。 マッチしていない企業を選んでいる 「ネームバリューがあるから」「初任給が高いから」といった漠然とした理由で企業を選んでいる就活生はいませんか? 企業は採用活動を通して自社にマッチしている人材を探しているため、なんとなくで選考を受けている就活生に対しては「この学生は熱意が感じられないしどうしてうちを選んだのかもよくわからないから、あまり適性はなさそうだな」と捉えられ、採用を見送られる可能性が高いです。 仮にその企業に入社できたとしても入社後に「想像と違った」とミスマッチを起こし、早期離職に繋がりかねません。 自分が仕事や職場に対して求めている価値をその企業で得ることができるのか、自分のキャリアビジョンに繋がる働き方ができるのかといった点も考慮して企業選びを行えるとベストです。 履歴書・ES作成 履歴書・ESが原因で内定がもらえない就活生には下記のような特徴があります。 履歴書・ESの書き方を理解していない 採用担当者は採用期間中、何百人ものESを日々チェックしているため、何を伝えたいかがわかりづらかったり読みづらかったりすると、最後まで読んでもらえない可能性があります。 特に「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」は企業も重要視している項目ですので、それぞれ企業に評価されやすい書き方を把握したうえで、セオリーに則って記載するのがベターです。 同じ内容を使い回している 中には同じESの内容をどの企業にも使い回しているという就活生もいるかもしれませんが、これは書類選考の通過率を悪化させる原因になり得ます。というのも、業界や企業によって採用要件は大きく異なるからです。 特にESの中でも内容が似てしまいやすいのが自己PRの部分ですが、その企業が求めている人物像に近く見えるような書き方をすると選考通過率が高まりますので、企業研究をしっかりと行ったうえでそれぞれの企業に適した書き方を目指しましょう。 履歴書・ESの書き方が雑になっている また履歴書やESを作成し終えたあとに最終チェックをせず、誤字や脱字が目立っているというケースは少なくありません。 就活で扱う大切な書類が雑になってしまっていると、社会人になった後も同じような対応をするのではないかと企業に捉えられ、採用したいとは考えてもらえなくなるでしょう。 また手書きの場合、字が雑になってしまうとマイナスな印象を与えかねません。字は上手くなくても大丈夫ですので、時間をかけて丁寧に書くようにしましょう。 面接 最後に、面接が原因で内定がもらえない就活生には下記のような特徴が見られます。 第一印象が悪い 見た目に清潔感がない人、声が小さい人、雰囲気が暗い人などは第一印象が悪くなりやすいです。就活では第一印象がその後の面接での印象を大きく左右するため、清潔感や声量、姿勢、表情には十分に留意しましょう。 人見知りな方に多いですが、面接官と目を合わせないこともマイナス評価を受けやすい原因になります。入室時や退出時の態度や細かい動きも採用担当者はしっかりとチェックしているため、事前の面接マナーの把握は不可欠です。 話が長い 面接では簡潔かつ結論ファーストで伝えることが基本です。しっかりアピールしなければと長々と話してしまうと、かえって何を伝えたいのかわからなくなり逆効果です。 話すのが苦手でどうしても長くなってしまうという就活生は、1分以内でまとめられるように日頃から練習しておきましょう。 面接では自己PR、志望動機と様々な質問を投げかけられます。何を聞かれても1分以内で答えられるように練習しておくと、面接本番でも簡潔に伝えることができるようになるでしょう。 面接対策ができていない 質問に対する回答が準備できていない、逆質問を考えられていないといった面接対策不足も、なかなか内定がもらえない就活生によく見られるものです。 面接前に、ある程度質問を予測して回答を考えておかなければ、聞かれた質問に答えられなかったという事態になりかねません。 そのため事前に面接ではよくどのような質問をされるのかを把握し、それに対する回答を考えておきましょう。 内定がもらえない就活生が今すぐすべき対策 では、内定がもらえないと悩んでいる就活生はどのように対策を講じれば良いのでしょうか?   上記と同様に企業選び、履歴書・ES作成、面接のフェーズごとに紹介していきますので、ご自身の今の就活段階と照らし合わせてチェックしてみてください。   企業選び 企業選びが原因で内定がもらえないという就活生は下記を試してみてください。 ■自己分析・他己分析   まずは自己分析です。自己分析はこの後行う業界研究や企業研究、ES対策、面接対策にも紐付いてくるため、ここで細かく行っておかなければ後々苦労をすることになります。   自己分析には主に6つのやり方がありますので、自分に合うやり方を探してみましょう。   【自己分析の種類】 ●マインドマップ: 自分の思考を整理することができる方法 ●ジョハリの窓: 自分から見た自分と周囲が感じている自分を比べることができる方法 ●モチベーショングラフ: 自分のモチベーションとなる源泉を知ることができる方法 ●SWOT分析: 自分の長所・短所、市場や業界の動向等から自分について深堀りする方法 ●自分史: 過去の実体験を書き出し、出来事を深堀りする方法 ●他己分析: 客観的立場から自分の強みや弱みを聞くことで、自分を深堀りする方法 続いて、他己分析のやり方をご紹介いたします。他己分析とは家族や友人へのヒアリングを通して、客観的に見た自分について知ることができる分析方法です。   今まで自分一人では気づけなかった強みや傾向を知ることができます。家族や友人にどのような質問をすればいいのかわからないという就活生は、ぜひ下記を参考にしてみてください。   ▼自己PRで活かせそうな質問 長所と短所は? どういう性格? 第一印象と今のギャップはある? 私(僕)を人に紹介する場合、どう紹介する? 改善したほうが良いところは? 尊敬できる、すごいと感じる部分はある? なぜ友人になってくれた? 向いていそうな仕事は何だと思う? ▼ガクチカに活かせそうな質問 どんな時に楽しそう(嬉しそう)に見える? どんな時に苦しそう(つまらなさそう)に見える? 集団ないでの役回りは? 困難に直面した時、どんな対応をしていた? 塩とではどういうシーンで活躍できそう? 私(僕)にまつわる印象的なエピソードは? 成長してほしいと感じる部分はある? コミュニケーションを取るうえでの問題はあった? ■業界・企業研究   続いては業界・企業研究についてです。業界研究は下記の流れに沿って行うとわかりやすいでしょう。 まずは社会にどういった業界が存在しているのかを把握しましょう。仕事のカテゴリーは大きく下記の5つに分類でき、それぞれ該当する業界があります。   まずは自分がどのカテゴリーに興味があるのかを考え、それがわかったらその中でもどの業界に興味があるのかを考えましょう。たとえば同じものをつくるというカテゴリーでも、食品業界やアパレル業界、衣料品業界など様々な分野があります。 気になる業界がある程度明確になったら、次はその業界のビジネスモデル(会社が利益を生み出すための仕組み)を理解しましょう。具体的には下記の項目について調べてみてください。   ・どんな商品・サービスか ・顧客は誰か ・どのように営業しているのか 業界の動向について調べることでその業界の将来性や安定性を知ることができるため、志望企業を決めるうえでこの作業は必須です。   業界の将来性を調べたい時は業界の動向や売上、市場規模などについて調べましょう。   ここまでで気になる業界を絞ったら、今度はその業界の中で気になる企業を探していきます。気になった企業について調べる際には、下記の項目についてチェックしてみてください。   ・企業名 ・企業を選んだ理由 ・間近3年の売上、利益の推移 ・主力商品、サービス(3つ) ・メインの顧客(個人or企業/国内or海外/年齢層など) ・業界内における企業の強み ・代表的な企業の広告・CMのコピーなど ・企業に関する最新のニュース、動向 気になる企業の情報を書き出したら、それぞれの企業を並べて比較し、志望度の高さを考えてみてください。 履歴書・ES作成 履歴書・ESが原因で内定がもらえないという就活生がすべき対策は下記の2点になります。 ■ESの書き方を知る   ESにおいて必ずと言っても良いほど聞かれる「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」については、必ず書き方のフレームワークを把握したうえで、その企業が求める人物像を念頭に置きつつ、わかりやすい文章を心掛けて書くようにしましょう。   たとえば志望動機を書く際は下記のフレームワークに沿って書くとわかりやすくアピールしやすいものになるでしょう。 まず最初に「貴社を志望したのは〇〇と考えたからです」といった形で志望動機をひと言で書き、続いてその理由を端的に伝えます。   そしてその理由について、エピソードを用いて具体的に説明することで信憑性を持たせます。誰にでも当てはまる内容では全く熱意が伝わらないため、過去の経験を振り返り、自分が身をもって体験したものについて伝えるようにしましょう。   ここで「なぜその業界を選んだのか」「なぜその企業でなければならないのか」といった点も網羅できるとより説得力のある志望動機になります。   そして最後に、入社後にどうなりたいか、何を成し遂げたいかなどを伝えて熱意のアピールに繋げます。   成し遂げたいことがあっても、それがその企業では実現できないことや方針と異なるものであれば採用を見送られてしまう可能性があるため、その企業の社風や事業内容、強みと絡めたものを伝えるようにしましょう。   また、ここでは自分を採用してもらうことのメリットをアピールするよう留意します。その他、自己PRやガクチカの書き方、ESの基本的な書き方は下記の記事を参考にしてください。   企業ごとに書き分ける   ESを企業ごとに書き分ける際は、志望企業の業界・企業研究を行い、求める人物像や企業のビジョンなどを把握するようにしましょう。業界研究のやり方については先ほど紹介したやり方で進めてみてください。   また、OB・OG訪問で志望企業で働いている社員さんに話を聞くという方法もあります。その企業がどういった人材を求めているのかをできる限り明確にしておきましょう。   面接 面接が原因で内定がもらえないという就活生がすべき対策は下記の3点になります。 ■面接マナーを把握する   まずは面接のマナーを把握することが重要です。ここでは一例として、入退室する際のマナーをご紹介します。   ▼入室 (1)ドアを3回ノックし、「どうぞ」と言われたら開ける (2)後ろ手や面接官に完全に背を向けないよう気をつけながらドアを閉める (3)「本日はよろしくお願いします」とその場で挨拶する (4)椅子の横に移動し、椅子の左側に立つ (5)面接官に「お座りください」と言われたら着席する ▼退出 (1)面接官に「本日の面接は終了です」と言われたら着席したまま「本日はありがとうございますした」と述べ一礼する (2)椅子から立ち上がって椅子の左側に立ち、「失礼致します」と再度一礼する (3)ドアの前で面接案の方へ向き直り、「失礼致します」と言ってから深くお辞儀する (4)面接官に完全に背を向けないように気をつけながらドアを開けて退出する 他にも、面接での正しい服装や髪型などについてもひと通り把握しておく必要がありますので、ぜひ下記の記事を参考にしてください。 ■話す練習をする   話が長くなってしまう、相手に理解してもらえないという就活生は、話す練習をするようにしましょう。   質問によって回答のフレームワークが異なるため、まずはそれぞれの質問に対する答え方を把握すると良いでしょう。面接でよく聞かれる質問としては下記のようなラインナップが挙げられます。   ●自己PRを教えてください ●長所を教えてください ●短所を教えてください ●どんな人と言われますか? ●苦手な人はどんな人ですか? ●尊敬する人を教えてください ●趣味を教えてください ●特技を教えてください ●座右の銘は何ですか? ●ストレス発散方法はありますか? ●自己紹介をお願いします ●あなたを動物・モノに例えると? ●リーダーシップをとった経験はありますか? ●休日はどうやって過ごしますか? ●自分のキャッチフレーズ・キャッチコピーを教えてください ●あなたの大切にしている言葉を教えてください ●あなたにとって仕事とは何ですか? ●仕事で大切だろ思うことは何ですか? ●仕事のやりがいは何だと思いますか? ●企業選びの軸を教えてください ●卒業論文のテーマは何ですか? ●留年した理由を教えてください ●得意だった授業を教えてください ●嬉しかったことは何ですか? ●辛かった・苦しかったことは何ですか? ●今までどんなアルバイトをしましたか? ●成功体験を教えてください ●失敗体験を教えてください ●今までで一番感動したことを教えてください ●〇〇大学に入った理由を教えてください ●学部を選んだ理由を教えてください ●学生時代頑張ったことを教えてください ●サークルについて教えてください ●ゼミについて教えてください ●なぜこの職種を志望するのですか? ●当社の業界に必要なものは何だと思いますか? ●当社は第一志望ですか? ●最後に何かありますか? ●転勤は可能ですか? ●当社の強みや事業戦略についてどのように考えていますか? ●最後に質問はありますか? ●将来やりたいことは何ですか? ●入社後具体的にやってみたい仕事は何ですか? ●10年後のあなたはどうなっていますか? ●仕事を通じてどのように成長したいですか? ●他にどんなところを志望していますか? ●なぜこの業界を志望しているのですか? ●当社を知ったきっかけは何ですか? ●他社の選考はどの程度進んでいますか? ●最近読んだ本で最も興味を持ったのは何ですか? ●今日のニュースで最も興味を持った記事を教えてください 項目が多くて気が遠くなるかもしれませんが、一つひとつつぶしていきましょう。本記事では自己PRの答え方についてご紹介します。   自己PRは以下のフレームワークに沿って回答すると内容がスッキリとまとまります。 まずは「私の長所は〇〇です」と結論を伝え、その強みの根拠となるエピソードを述べます。エピソードを伝える際の注意ポイントとしては下記の3点が挙げられますのでチェックしておきましょう。   (1)取り組んだ出来事を伝える (2)その問題に対してどういう行動をとったかを伝える (3)結果を伝える エピソードを伝えたら、最後はその強みを入社後どのように活かして企業に貢献していくかを伝え、しっかりとアピールに繋げましょう。   ■面接対策をする   先ほどの内容と被りますが、面接対策では面接で聞かれる質問に対する回答をあらかじめ考えておきましょう。また、面接では逆質問を問われることが多いため、逆質問もある程度数を用意しておくのが得策です。   逆質問の例が思いつかないという人に向けて、下記に例をご紹介します。   ●御社の強み、弱みを教えてください ●5年後、10年後に描いているビジョンを教えてください ●今担当している仕事は会社にとって、どのような役割を果たしていますか? ●どんな顧客を対象に、何人くらいのチームで仕事していますか? ●働く上でどんな能力が必要ですか? ●御社で評価されている人はどのような人ですか? ●休日でも仕事仲間と過ごすことはありますか? ●社内でよく使われている言葉を教えてください ●(志望している部署の)仕事内容について、詳しく教えてください ●入社までにさらに勉強をしておくことはありますか? ●私は根気強い性格ですが、どのような資質が必要ですか? ●異なる価値観でも受け入れられる性格ですが、配属先の雰囲気を教えてください ●なぜ御社へ入社したのですか? ●入社前後で感じるギャップはありますか? 焦らず就活を進めるための”2つのマインドセット” 内定がもらえない状況が続くと「自分はダメなやつなんだ」「社会から必要とされてないんだ」などと自分を否定してしまいやすくなります。   しかし、こうやって自分を否定するようになることでその自信のなさが余計に選考へ悪影響を与えている可能性があるため、内定がもらえないことが続いている時には先ほどお伝えした改善策にトライすることに加え、下記のマインドセットを念頭に置くようにしてみてください。 80点を目指す 完璧主義な人は物事へ真面目に向き合い慎重に取り組めるからこそ、できなかったことに対して「志望動機がダメだったのかな」「話し方がくどかったのかな」などと、ダメだった部分に目が行きがちです。   しかし、たとえ自分にとっての完璧を達成できたとしても企業や採用担当者によってその就活生の見え方は異なりますし、先ほどもお伝えしたように、その企業との適性がそもそもなければ、どんなに優秀な学生でも落とされてしまいます。   そのため、無理に完璧を目指して失敗してダメージを受けるよりも、自分の中でも80点を目指すくらいの気持ちで臨むほうが成功に繋がりやすくなるでしょう。   そしてうまくいかなかったとしても「企業との適性がなかったのかも」「次の面接の良い練習になった」などと気持ちを切り替えられるように心がけられると、次の選考までネガティブな気持ちを引きずらずに済みます。   自信をつける また、自分でアクションを起こして自信をつけることも大切です。具体的には下記の2点を意識しましょう。   ・小さな「できた」を積み重ねる ・他人ではなく過去の自分と比較する 不慣れな就活に苦戦するのは当たり前です。   しかし、人は悪いところに目が行きがちななものですので、これまでの就活を振り返って「自己分析ができた」「改善点を一つ見つけられた」「家族に手伝ってもらって面接の練習ができた」といった、小さな「できた」を一つひとつ意識するようにしましょう。   小さなことでもできたなら「よくやった」と自分を褒めてあげるのです。   また、周りの就活生と比較して劣等感にさいなまれるというのもよくあることです。しかし劣等感を抱きながら就活を続けても自信をもって自分をアピールすることはできませんし、何より精神がもたないでしょう。   そういった就活生は、他人ではなく過去の自分と比較するのがベターです。   「前回よりもスムーズに受け答えができた」「前よりも深い逆質問ができた」など、過去の自分と比較することで自分の成長を実感でき、自信に繋がります。   もし、これらの方法を試しても自信を持てないという方は、就活に精通している就活エージェントに相談して選考対策のアドバイスを受けるのも一つです。ぜひ、ご自身にとって悔いのない選択をしてください。  

2024.03.22

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【段階別】内定がない原因8選と解決策|早期内定が出ているのはインターン実施企業

周りの友人は内定をもらい出しているのに自分は未だに一社からももらえてない・・・持ち駒もなくなってきたしどうしよう・・・と焦ってはいませんか?   もう自分は就職できないんじゃないかとネガティブな気持ちになってしまうのも無理はありませんが、内定がないことには必ず原因があります。その原因をいち早く明確にしてこの先の就活に役立てることが何より重要になります。   そこで本記事では就活で「まだ内定ない!」と焦っている学生へ向けて、内定がない原因と解決策をご紹介いたします。有効なメンタル回復方法や相談先についてもお伝えしますのでぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 早期内定が出ているのはインターン実施企業が多い 内定がない原因を明確にして解決策を講じるのが近道 内定がない原因は段階別に探すと見つけやすい 内定がない時はメンタルケアも並行するのが大切 内定がない時は周りに相談するのがベター そもそも内定率ってどれくらい? 「未だに内定がない・・・どうしよう」と焦りばかりが募っていくという就活生は、他の就活生の状況を把握しておきましょう。   マイナビ「キャリアサーチLab」によれば、2024年卒の6月末時点での内定率が79.5%、8月末で83.9%、10月中旬で86.0%となっています。   年々早期の内定獲得率が上がってはいますが、6月時点でまだ内定をもらっていないという人も2割程度います。   また2024年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象にしたキャリタス就活2024「学生モニター調査(2023年4月)」によれば、4月1日の時点で内定を得ている学生は全体の52.9%と、前年の同じ時期に比べて6.4%高い数値になっています。   内定を得た企業のうち70.1%がインターンシップなどに参加していた企業ということで、インターン参加者を早期にアプローチしておこうと考えた企業が、早期選考などで早い内定出しを行ったことが考えられます。   ちなみに同資料によれば内定をもらった学生のうち就活を終了(就職先を決定)したのは全体の16.4%で、多くの学生は内定を保持しつつ就活を続けています。   さらに良い企業と出会いたいと考えていたり、いわば滑り止めといったようなニュアンスで内定を持っていたりする学生は、一定の自信をもってその後の選考に臨めることもあり、精神的に余裕も出てより良いパフォーマンスを発揮しやすくなります。   内定がないからと自分を否定する必要はない 「なんで自分だけ内定ないんだろう」「社会から必要とされてないのかな」などと辛い思いをしている就活生も多いと思いますが、内定がないからといって自分を否定する必要は全くありません。   ここでは自分を否定する必要がない3つの理由をお伝えします。 採用を実施している企業はたくさん存在するから キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば、2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒までの過去3年のエントリー数は平均21.5社となっています。   しかし、日本には約400万社の企業があるといわれています。約400万社の企業のうち、皆さんが選考に応募した企業は一体いくつでしょうか?おそらく1%にも満たないはずです。   「この業界じゃないと納得できない」「この水準以上の企業でなければ意味がない」などと考えている就活生もいるかとは思いますが、浅く広く業界研究、企業研究を行うことで一見自分が想定していた条件とは違っても適性のある企業や仕事はあるものです。   内定がないとお悩みの就活生はぜひ、自分で間口を狭めすぎないよう留意しましょう。   内定は通過点にすぎないから 内定がないからといって人生が終わってしまうわけではありませんし、逆に第一志望の企業から内定をもらえたからといって人生が万事上手く行くとも限りません。人生において内定はあくまで通過点にすぎないのです。   場合によっては普通に就職するのとはまた別の進路に進むことで人生が豊かになっていく可能性もありますし、少し細かく対策をするだけでこの先短期間で内定が出る可能性もあります。内定がないからと、必要以上に落胆しなくても良いのです。   自分を否定してもパフォーマンスが低下するだけだから 自分を否定すると自信を失い、選考時のパフォーマンスを下げることに繋がります。自分を否定をする人ほど感情のコントロールが下手になったり、集中力が低下したりするともいわれています。   少し厳しいことをお伝えしますが、自分を否定してしまう癖があるという方は現状の「内定がもらえていない自分」を一旦受け入れ、認めてみましょう。   できないことをとりあえず認めたうえで、どうすれば一歩前に進めるのかを考えることが自己否定を止めるために重要です。   就活がうまくいっていないなら、どんな工夫をすればうまくいくようになるのかを考えるのです。そのためには自分が内定をもらえていない原因を明確にし、それに適した解決策を実施するのが近道です。   【段階別】内定がない原因8選と解決策 では、内定がない原因としては一体どのようなものが考えられるのでしょうか?ここでは企業選び、書類・テスト、面接の3段階に分けてご紹介します。   企業選び編 まずは企業選びにおいて考えられる原因についてです。 エントリー数が少ない まずは、そもそもの企業へのエントリー数が少ないことが原因として考えられます。   先ほども触れましたが、キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒までの過去3年のエントリー数は平均21.5社となっています。   もしまだ応募した企業が20社に満たないという方は、応募企業や業界の間口を少し広げるなどしてエントリー数を増やしてみましょう。   人気企業や大手企業ばかりを受けている 人気企業や大手企業ばかりを受けている場合も、内定がない状況に陥りやすくなります。たとえば東洋経済ONLINE「「内定の競争倍率が高い会社」ランキングTOP100」によれば、雪印メグミルクの倍率は482.3倍と難易度が非常に高くなっています。   ここまで倍率が高い企業ばかりではありませんが、人気企業や大手企業は総じて倍率が高いため、内定を獲得できなくて当たり前ともいえます。   そのためこういった難易度の高い企業ばかりを受けている就活生はもっと範囲を広げて企業を探していく必要があります。   自分が職場や仕事に求める価値が何なのかを今一度見つめなおし、企業規模やネームバリューに縛られ過ぎずに選定し直してみましょう。   書類・テスト編 次に書類選考やテストにおいて考えられる原因についてです。 企業ごとにESを書き分けていない まずはES(エントリーシート)の内容が全企業同じであることが内定が出ない原因として考えられます。中でも自己PRや志望動機については内容が近くなりやすく、内容を使い回しているような印象を採用担当者に与えてしまい兼ねません。   ただこれは企業ごとに全く違うエピソードを用意しましょうということではありません。どんなに良いアピールポイントを持っていても、志望企業がその強みをもった人材を求めていなければ強いアピールにはなりません。   そのためESを作成する前に企業研究を徹底し、その企業がどういった人材を求めているのかを把握したうえで、自分にある強みのうち、その人物像に近く見せられるような強みを洗い出してアピールするようにしましょう。   そして志望動機については必ず企業ごとに内容を考えるようにしましょう。   その企業の強みや事業内容、方針や考え方などその企業が独自でもっている要素に焦点を当て、「その企業でなければならない理由」を伝えられなければ説得力のあるアピールはできません。こちらも企業研究の内容をもとに時間をかけて作成しましょう。   ESの書き方に問題がある またESの中でも特に自己PRや志望動機、ガクチカの書き方をよく知らないままなんとなくで書いている場合には、しっかりとしたアピールができていなかったり、内容が理解しにくいものになっていたりして内定が遠のく原因になります。   典型的な設問である上記の3つは評価されやすい書き方が存在しますので、もし自己流で書いているという就活生はぜひ下記の記事を参考にしてください。   適性検査対策をしていない 適性検査の勉強をしていないことも内定が出ない原因になり得ます。ESと適性検査を同時に課している企業も多いですが、たとえESの内容が良くても適性検査の得点が低いと落ちる確率は非常に高くなります。   というのも、テストの得点である程度就活生を絞り込み、残りはESの内容で判断した方が企業サイドの効率が良いと考えられるからです。   もしESを色んな人に添削してもらったのに落ち続けているという就活生は、適性検査の勉強が足りていないことが原因かもしれません。ぜひ下記の対策を実践してみてください。   (1) 解説がわかりやすい参考書を一通り解く (2) 間違えた問題の解説を読んで理解する (3) 表示時間以内に問題を解く (4) できなかった問題を繰り返し解く まずは解説が自分にとってわかりやすい参考書を1冊選び、一通り解いてみてください。勉強の必要なく解ける問題やそうでない問題の傾向がつかめます。解説により効率的な解法が載っている場合にはそれを実践してスピードアップに努めましょう。   間違えた問題については単なるミスでなければ解説を理解し、時間を意識しながらもう一度本番を想定して間違えた問題を解いていきます。それでも間違えた問題については繰り返し解きましょう。   時間のプレッシャーがある中でも落ち着いて解けるように、時間配分がうまくいくように意識して練習するのがポイントです。参考書を2〜3周する頃には7~8割の問題を解けるようになっているでしょう。   面接編 最後に、面接において考えられる原因について見ていきたいと思います。 基本マナーが身についていない 大前提として、面接の基本マナーが身についていない就活生はまず内定に到達することができません。下記を参考に身だしなみや態度について振り返ってみましょう。   ・スーツがしわだらけ ・ネクタイをきちんと結んでいない ・革靴が磨かれていない ・声が小さい ・目を見て話さない ・猫背になっている ・髪型がセットされていない など 該当するものがあった就活生は今すぐに改善しましょう。面接では話している内容だけでなく、身だしなみや話し方なども評価されています。面接に臨む際は最低限、下記のポイントを意識して臨むようにしてください。   ・スーツやシャツはしわがないものを着用する ・ネクタイは首元に余白が生まれないように結ぶ ・革靴は磨いたものを履く ・大きな声で話す ・相手の目を見て話す ・背筋を伸ばして面接に臨む ・髪型をワックス等で整える ・暗記するのではなく自分の言葉で話す ・語尾は伸ばさずに話す 志望動機が浅い 志望動機の内容が浅いことも内定がないと悩む原因の一つです。   たとえば「御社の商品が好きだから志望している」という志望動機は消費者目線のものであり、消費者に仕掛ける企業側の目線を持つことができておらず、アピールになりません。   そのため、企業がどんな人材を求めているのかを企業研究を通して把握をしたうえで、その人物像から逆算をして志望動機を考える必要があります。   志望動機を書く際のフレームワークは下記になりますので、ぜひこの流れに沿って内容を考え直してみましょう。 まずは結論としての志望理由を一言で伝え、なぜそう考えたのかを自分自身の経験に基づくエピソードと共に伝えましょう。エピソードを交えることで説得力が増します。   続いては、数ある企業の中からその企業を選んだ理由を書き、より説得力を持たせつつ熱意をアピールします。どのような観点で伝えれば良いかわからないという人は、下記の中から選んで考えてみましょう。   ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから  ∟業務内容  ∟サービス・商品(コンセプト)  ∟社会貢献活動 最後は入社後にどのように活躍していきたいか、企業にどんな形で貢献できるかを伝えてさらにアピールをします。   強いアピールができていない 自己PRやガクチカで強いアピールをすることができていない場合も内定が出ない原因になります。せっかく良い強みを持っていても、うまくアピールできなければ自分の魅力は伝わりません。 自己PRではまず一言で自分の強みを伝え、その強みを証明できるエピソードを書きましょう。ここではその出来事の中で生じた課題や目標と、その課題や目標に対してどのような行動を取ったのかまでを具体的に書くのがポイントです。   その後、その取り組みの結果を書きます。この時、できるだけ数字などを用いて定量的に伝えると、結果の大きさが伝わりやすくなります。   そして最後はここまで伝えてきた強みをどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて、自己PRを締めます。 ガクチカではまず一言で学生時代に頑張ったことを伝え、なぜそれを行ったのかの理由を書きます。その後はその活動を行う際に立てた目標や課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。   具体的な取り組みについて伝えたら、どのような結果に繋がったのかを伝え、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。   内定がない時に効果的なメンタル回復方法 内定がない原因に対して一つひとつ解決策を講じていけばおのずと就活に光が見えてくると思いますが、同時にメンタルケアを行うことも就活のモチベーションを高めるために大切です。   そこでここでは、内定がない時に効果的なメンタル回復方法をご紹介いたします。   就活の悩みを紙に書き出す まずは就活に関する悩みをひと通り書き出してみる方法です。書いてみるとわかりますが、悩みを書き出すことで自分の課題が客観的に把握できるようになります。下記のポイントを参考に書き出してみましょう。   ・思いついたものはすべて書く ・書き出す時間は10分を目安にする ・誤字脱字、文字の大きさは気にせずにどんどん書く ・一人きりの空間で取り組む 今まで見えていなかった自分の課題が見えて対策に繋がるだけでなく、悩みを吐き出すことで気持ちをリラックスさせる効果も期待できます。   運動する 運動をすることで汗をかいて気持ちをリフレッシュするのも効果的です。散歩やジョギングなどの軽い運動から始めると良いでしょう。   一日ゆっくり寝る 一度時間をとってゆっくり寝るのも一つです。特に就活中は意識的に休憩を挟まなければ心身を休める時間を確保しにくいため、複数企業の面接を同じ日に集約させるなどして一日時間を確保すると良いでしょう。   横になってゆっくりと睡眠を取ることで一時的に気持ちをリセットしやすくなり、脳もはっきりするはずです。   内定がない時に有効な相談先 ちなみに、就活ではいかに周りの人の力を借りて進めていけるかが鍵となります。慣れないことだらけの就活を自分一人で進めるのは非常に難しいことだからです。ここでは3つの有効な相談先についてお伝えします。 大学のキャリアセンターに相談する まずは大学のキャリアセンターです。ここを活用するメリット・デメリットは下記の通りとなります。   【メリット】 ●過去の学生がどのように就活をしたのかを知れる ●エントリーシートの添削をしてもらえる ●模擬面接をしてもらえる ●就活のアドバイスをしてもらえる 【デメリット】 ●相談に乗ってくれる人が就活を経験をしていない ●添削を受けるのに時間がかかる ●模擬面接の予約を取りにくい 当てはまらない大学もあるかもしれませんが、基本的にキャリアセンターは添削指導や模擬面接を受けるには非常に時間がかかります。   そのため、短期間で対策をする必要がある就活生にはあまり適さない可能性があります。   社会人に相談する 家族はもちろんのこと、サークルのOB・OGなど、身近にいる社会人に相談するのも良い方法です。   【メリット】 ●気軽に質問や相談をしやすい ●経験談を参考にできる ●社会人になったあとのイメージが膨らむ 【デメリット】 ●予定を合わせにくい ●その社会人の経験が自分にマッチするかがわからない キャリアセンターの職員と違い、一般の社会人は多くの学生の傾向を知っているわけではないため自分の経験をもとにしたアドバイスしかできません。   学歴や学生時代にやってきたこと、性格などがある程度一致していればかなり大きなヒントになりますが、そうでない場合には参考にする情報を自分で取捨選択する必要があります。   就活エージェントを利用する 最後に紹介するのが、就活エージェントです。   就活エージェントとは専任のアドバイザーが個別面談を実施し、就活状況や人柄を把握したうえでその就活生の希望や傾向に合った求人を紹介してくれるサービスで、企業選びの相談や選考対策も行ってくれます。   【メリット】 ●自分に適した業界・企業選びをサポートしてもらえる ●ナビサイトでは公開されていない非公開求人を紹介してもらえる ●就活生には基本的に料金が生じない ●選考対策のアドバイスを受けられる 【デメリット】 ●志望度が高くない業界や企業を紹介されることもある ●大手企業の紹介は少ない(倍率が高く自社集客で成り立つため) ●相性の良いコンサルタントに当たるとは限らない ぜひ、ご自身に合った相談先を頼ってみてください。

2024.03.22

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適当に就活をして内定を得たといっている人がやっていることとは?後悔しないために知っておくべきこと

「就活を適当にやったけど内定をもらったよ」という声を聞くと「なんだ適当に就活をやっても大丈夫なのかな」と思うかもしれません。 しかし「適当」という言葉を真に受けると後悔が待っている可能性があります。なぜなら、「適当」の基準は人によって違うからです。 本記事では、適当に就活をやって受かったといっている人が考える「適当」とは何かを理解したうえで、彼らがやっていることについてお伝えしていきます。 最後に、「適当」をはき違えないために、間違った「適当」な行動についてもご紹介していますので、後悔の就活のために参考にしてみてください。 この記事のまとめ 内定を取得している人がいう適当な就活とは「適度に力を抜きながら要領よく就活をすること」である 内定を取得している人がやっている適当なこととは「フォーマット化する」「とにかくエントリーをする」「面接の振り返りをする」「就活サイト以外の手法も活用する」である 間違った適当な就活には「志望業界を適当に選ぶ」「自己分析が不十分である」「ESを使い回す」「面接後に振り返りをしない」「面接の準備をしない」である 適当な就活とは何? 「適当に就活をしたのに受かった」という話を聞きますが、適当に就活をやるとは具体的にどういうことなのでしょうか。 内定をもらっている人達がいう適当な就活とは、「全く何もしないこと」ではなくて、「適度に力を抜きながら要領よく就活をすること」であることが多いです。 なぜ就活を適当にやって内定がもらえるのかというと、就活の力の入れどころを理解しており、気持ちのガス抜きがうまいからだと考えられます。 ご存じの通り、就活はやることがとても多く、業界研究、企業研究、自己分析、面接準備、面接対策などを行わなければならなず、これを全て全力でやろうとすると、体力的にも精神的にも病んでしまいます。 特に生真面目である人ほど適度に力を抜くことを忘れ、全力投球をしがちです。「絶対に志望企業からの内定をもらうために頑張るんだ」と思えば思うほど力み過ぎ、それが裏目にでて面接では緊張しすぎて自分の実力を発揮できず、頑張っているにもかかわらず、内定を獲得できないという負のスパイラルにはまってしまいます。 しかし、適当に就活をしている人は、やるべきことが多い就活の中でも「就活の核」となる点にだけ力を入れさえすれば、後はフォーマット化することで、効率的に就活を進めることができると考えているようです。 また、第一志望の企業に入社できる人は本当に限られたごくわずかな人だけであり、圧倒的に不採用となることのほうが多いのが就活だということも理解しており、適度に力を抜きながら就活に挑んでいるため、選考に落ちても心が疲れてしまうことなく就活を続けることができ、結果的に内定を取得することができるのでしょう。 適当に就活をやって内定をもらう人がやっていること では具体的に適当にやって内定をもらえる人がやっていることとにはどのようなことがあるのでしょうか。 フォーマット化している フォーマット化できることは全てフォーマット化しておくことで就活の効率は各段に上がります。 たとえば、ESの志望理由を書く場合には、 「貴社を志望した理由は〇〇です。なぜなら〇〇〇で、〇〇に惹かれたからです。」 など、こういう構文で書くというものを事前に作っておき、選考を受ける企業に合わせて中身を少しずつカスタマイズしていきます。 同じように面接で自己の強みに対する質問に回答する場合には、 「強み→理由→エピソード」の順で回答する、といった具合にこういう質問をされたらこういう流れで答えるというものを全てフォーマット化しているため、面接対策の時間を削減することができています。 このように適当に就活をする人は効率化を意識しているケースが多いです。 とにかくエントリーをする 正直どの企業と相性が良いかは採用されて入社してみなければ分かりません。自分がどんなに好意を持った企業があったとしても、企業側に合わないと判断されれば不合格なのです。 採用担当者は、就活生のスキルやポテンシャル以外にも企業の社風に合う人を採用しているので、適当に就活している人は採用担当者の判断を信じ、志望業界・興味のある業界などを中心に100社以上の企業にエントリーをしているケースが多いです。 エントリー前に1社1社を細かく企業研究をしたとしても書類通過しなければ意味がありませんので、まずは先にエントリーをして縁のある企業を調べる方法を取ることによって時間を効率化しています。 面接の振り返りを必ず行う 質問されて答えられなかった場合次はどように返答するか、選考の結果が出たあとに選考に通過した場合とそうでない場合の違いは何か、面接官はどんな雰囲気の担当者であったか、など次の選考に活かせることや改善したほうが良いことを面接が終わるたびに必ず振り返りを行います。 「毎回振り返りをするのは大変そう」と思うかもしれませんが、こうすることで効率的に面接慣れができ、内定への近道となります。 適当に就活をやっていくうえでも外してはいけないポイントがありますが、面接の振り返りはやるべき重要度が高いでしょう。 就活サイト以外の手法も活用する リクナビやマイナビといった大手就活サイトを活用して就活をする方法は王道中の王道ですが、昨今は企業から就活生にスカウトが届くスカウト型選考サービスや就活のプロに就活サポートを依頼し、内定までフォローしてもらう就活エージェントサービスなど、就活の方法は多様化してきています。 王道サービスだけを活用することなく、このようなサービスも併用して利用することにより効率的に就活を進めることができるでしょう。 これはNG! 後悔をしない就活をするために ここまで、就活を適当に進めて内定を貰っている人がやっていることについてお伝えしてきました。 ここでは、「適当」の意味をはき違えて就活を後悔しないために、間違った適当な就活とは何かについてお伝えしてきます。 志望業界を適当に選ぶ 適当な就活であっても最低限、自分が進みたい業界や興味のある業界を絞っている必要はあります。適当をはき違え、業界不問で手当たり次第にESを送っている人もいるかもしれませんがこれはNGです。 仮に就職が決まったとしてもやりたいことではないため早期離職に繋がりかねませんので、自分のやりたいこと、好きなことは明確にし、志望業界など就職の軸は必ず持つようにしておきましょう。 自己分析が不十分である 前章で適当に就活をして内定を貰っている人は、面接で回答する方法もフォーマット化しているとお伝えしましたが、フォーマット化する前段の自己分析は事前にしっかり行っており、自分自身の強みや弱み、好きなこと嫌いなこと、将来のビジョンなどを理解している人が多いです。 「適当な就活」を成功させるには、まずは就活の土台である「自己分析」は必ずやっておきましょう。 ESを使い回す フォーマット化したESを使い回すことは問題ありませんが、一言一句変更することなく使い回すことはNGです。当たり前ですが、企業のことを理解している、志望度が高いと感じられるESのほうが書類通過率は高くなります。 ESのフォーマットをうまく活用し、中身は企業に合わせて修正していく必要があるという点を理解しておきましょう。 面接後に振り返りをしない 面接後に振り返りをしないということもNGです。答えられなかった質問があれば次の面接では回答できるように準備をする、不得意なタイプの面接官だった場合には、次に同じタイプの面接官だった際に深呼吸をしてから返答するようにする、といった具合にPDCAを回すことによって、面接への免疫がつき、面接の選考通過率が上がっていくのです。  これを一切やらずに「ダメだった・・・」で終われば次も同じ結果しか訪れません。適当な就活を続ける場合には、振り返りは必ずやるべきことのひとつです。 面接の準備をしていない 面接に対する準備が全くできていないという状態も避けましょう。膨大な数のESを作成し、ようやく面接の機会を得ることができたとしても、全く準備をせずに挑めば当然ですが落選です。  面接は、企業に対する熱意をアピールする場ですので、面接をする企業の情報はしっかり事前に調べ、逆質問を用意しておくなど面接に対する最低限の備えはしておきましょう。

2024.03.22