息子が就職できない要因は?親ができる就活の援助方法をご紹介

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卒業が目前になりつつあるにもかかわらず、
就職先が決まらない子供がいると親としてはとても不安ですよね。

「知人の子供は早々に内定を取得しているし、有効求人倍率は高いのになぜうちの子供は・・・」と心配ばかりが募ります。

本記事では、就職先が決まらない要因やこれから親ができるサポート方法をご紹介します。
まだ間に合う就活サポート機関の情報についても掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • 就職先が決まらない要因としては、「就職したい理由が分からない」「就職を諦めている」「就職以外の道を考えている」などがある
  • 就職ができない息子に対して、就職の進捗を逐一確認したり、兄弟や知人と比較したり、親世代の就活時の話をしたりすることはNG
  • 親ができることは、「就活費用の援助する」「相談に乗る」「就活情報を提供する」ことである

就活の悩みを相談したい...そう感じていませんか?

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就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

就職先が決まらない要因は何か?

そもそもなぜ就職先が決まっていないのでしょうか。まずはその原因を考えてみましょう。

就職したい理由が分からない(やりたい仕事がない)

就活をし続けているにもかかわらず、就職先が決まらないケースで多い理由の一つが「なぜ働かなければならないのか分からない」「特にやりたい仕事がない」というものです。 

面接で企業は「自社に入社して活躍してくれる人材」の採用を目指しているのですが、このようなタイプの場合、志望動機を聞かれても取り繕った本心ではない回答をしてしまうため、言葉に熱意がこもらず、その熱意の無さが面接官にも伝わり、選考通過が難しいのです。

まずは、本人が「働く理由」や「自分がやりたいこと」を明確にすることから考え直せるように促してみましょう。

就職を諦めてしまっている

「就職できないと諦めてしまっている」というケースも内定が貰えていない就活生に当てはまる例の一つです。

前述の通り企業は「やる気のある人材・活躍してくれそうな人材」の採用を目指してますが、「諦めている」人からはそのようなやる気や活躍への期待感を得ることが難しいです。

自分への自信のなさが面接時に出てしまっている場合が多いので、まずは「自分への自信を取り戻すこと」が大切です。
過去の息子の出来事を振り返り、自分にしかない魅力に気付かせてあげ、前向いて就活に取り組めるようにサポートすることが必要です。

自分は社会不適合者だと感じている

就活ではコミュニケーション力を問われることが多く、思っていることをストレートに言葉で伝えることができなかったり、集団面接などでプレゼンテーションをおこなう際にも一人だけ浮いてしまっていると感じたりと「自分は社会の輪で働くことに向いていない」と思ってしまっていることが就職できない要因となっている場合も考えられます。

自分は社会に向いていないと感じているため、前述と同様に「自分は就職できない」と考えてしまっている状態ですので、まずは自分に対する自信を持たせてあげることが大切です。

しかし、親であれば息子が社会不適合者かどうかは今までの生活状況から結果が見えている部分もあるのではないでしょうか。
筆者の息子も先生からの助言のもと診断を受けたことがあります。これにより、理解できなかった息子の行動の根源を知ることができたと同時に、通常の生活の中では息子は「生きにくさ」を感じる点があることを知り、息子に取っての最良は何かを考えるきっかけとなりました。

将来的に困るのは息子だけではなくあなた自身もですので、一度医療機関に相談するなどし息子にとって最善の生きやすい生活状況へと導いてあげることも必要かもしれません。

就活以外の活動で忙しく就活に専念できていない

就活をしたいにもかかわらず就活に必要な時間を割けていない場合も考えられます。
具体的には、就活をしたいが、日々の生活資金を稼ぐためにアルバイトをしなければならない、卒業単位が足りておらず就活ができないなどが考えられます。

就職以外の道を模索している

親にはまだ話せていないが、実は就職以外にやりたいことがあり、できればその道で成功したいと考えているため就活をしていないという場合もあるでしょう。

子供は親とは別の人格ですので親の思っている通りの選択を望んでくれるばかりではありません。また子供としても親に心配はかけたくないが故になかなか話し出せずに膠着状態が続いている可能性もあります。

一度本音で話し合える環境をお互いに持とうとする気持ちが大切なのかも知れません。

就職先が決まらない息子に対しやってはいけなNG行動

ここまで就職が決まらない理由についてお伝えしてきましたが、ここでは、就職先が決まらない息子に対して親がやらないほうが良いNGな行動についてお伝えしていきますので、参考にしてみてください。

就活の進捗を逐一確認する

早く就職先を決めてほしいと思う焦りからどうしても就活の進捗が気になってしまいますよね。しかし、本人からすると、就活の進捗を聞かれることが苦痛になってしまっていることも充分に考えられます。

就活先が決まらずに焦っているのは就活生本人ですので、それに発破をかけるように就活状況を親にまで確認されると、「どうせ、落ちている」「不合格だったらまた親をがっかりさせる」など選考で落ちる以外の過度なストレスがたまり、就活を続けることができなくなってしまうケースも充分に考えられますので、就活の進捗を確認したい気持ちは分かりますが、ぐっとこらえて信じて待つようにしましょう。

兄弟や知人の子供と比較する

「お兄ちゃんやお姉ちゃんは6月には就職が決まったのになぜあなただけ就職先が決まっていないの?」「〇〇さんちの子供は〇〇社に内定が決まったんだって」など他人と比較したりしていませんか? 

兄弟とはいえ、別のキャラクターを持った個人ですので、他人と比較することは親も本人も苦しいだけですので辞めましょう。
本人だって内定が貰えなくて辛いはずですし、その気持ちを逆なでするような声かけは「自分はできない人だ」という劣等感を与えるだけですのでおすすめできません。 
就活では何より自分に対する「自信」が大切ですので、他人と比べるのではなく、息子の良いところを見つけて褒める努力をしてみてください。

親世代の就活を前提として話をしてしまう

自分たちが就活をしていたころと比較すると企業の探し方も面接の形も面接官の見極めポイントも求める人物像も全く異なります。 

「昔は〇〇だった」「〇〇すれば受かる」など親世代の頃の就活の当たり前話をされても今の就活には活かせません。
親世代の当たり前は過去の当たり前ですので、新しい情報へとアップデートし、今の就活事情に適した声かけをするように注意しましょう。

就職先が決まらない息子に対して親ができる援助方法は?

では、就活が決まらない息子に対して親はどのようにサポートしてあげれば良いのでしょうか。ここでは、親ができる援助方法をお伝えしていきます。

就活費用を援助する

1つ目は、就活に思い切り専念できるように就活費用を援助してあげることです。 

就活をしているエリアにもよりますが、秋を過ぎると地方では採用をしている企業がほとんどなくなります。そのためどうしても首都圏の企業への就職を検討せざるを得ない就活生も少なくありません。

しかし、首都圏へ行くにも交通費がかかりますが、費用が用意できずに躊躇しているようであれば、就活費用をすべて援助して思い切り就活ができるようにしてあげると、企業選びの選択肢も広がり、就職しやすい環境を整えてあげることに繋がるでしょう。

相談に乗る

本記事の冒頭で、就職できない理由について触れてきましたが、その理由はあくまで仮定に過ぎません。息子さん一人ひとりに就職に対する様々な想いがあるはずです。その本音が分からなければ、適切な援助はできないのです。 そのため、困った時には、すぐに親に頼れるように「いつでも聞いてあげるよ」というスタンスを保ち、息子が今抱えている不安や将来への想いを受け止めてあげます。 

相談を聞く際には、「でも」「それは違う」など否定したくなることもあるかもしれませんが、まずは、全てを肯定することからスタートしてみてください。否定されてしまうと心を閉ざしてしまい、本音を聞き出せなくなってしまいますので、とにかく肯定する意識を持ち、「よく今まで頑張ってきたね」と今の息子の状態を認めてあげましょう。

就活情報を提供する

息子が向いていそうな就職先があった場合や、息子が使っていなさそうだけど就活を優位に進められそうなサービス、就活に役立ちそうなガイダンスなどがあれば誘ってみるのも一つかもしれません。

一人で就活を進めることは非常に辛いですので、息子の力になってくれそうな就活サポートなどの情報は有効活用できる可能性が高いため活用していないようであれば紹介してみるのも良いでしょう。

就活相談ができるサービス3選

ここでは、息子さんが使えそうな相談サービスを3つ紹介しますので参考にしてみてください。

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主な特徴 サービス登録者数68,165名、定着率92%、内定率86%、年収UP率83%、最短2週間で内定
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ハローワークと聞くと転職のイメージがある方も多いと思いますが、新卒を対象とした相談窓口もあり、窓口は各都道府県に1か所以上、全国で56か所に設置されています。

相談は「担当制」となるため一人ひとりの就活生に「担当」がつき就活相談の支援を行ないます。担当者はキャリアコンサルティング有資格者や企業の人事労務管理経験者で構成されているため手厚いサポートが受けることができるでしょう。必要に応じて臨床心理士に相談することも可能なので、ぜひ一度チェックしてみてください。

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  • キャリアコンサルタティング有資格者から手厚いサポート可
  • 「担当制」で安心
  • 臨床心理士への相談も可

よくあるお悩み

ここでは就職できない息子を持つ親御さんからのよくある悩みに関する回答をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

  • Q

    就職せずに卒業したらどうなる?その後の進路は?

    A

    就職せずに卒業をした場合には、下記のような選択肢があります。
    ・「就職浪人をする」
    ・「大学院などへ進学する」
    ・「公務員試験へ向けて勉強をする」
    ・「非正規社員(契約社員・アルバイト・フリーター)として働く」
    ・「起業・フリーランスとなる」
    大学を卒業しても就活を続ける場合、就職浪人となりますが、その場合、「新卒枠」ではなく「既卒枠」として採用活動をすることとなり、社会人経験を問われるケースもあるため、新卒採用時に比べると就職への難易度が上がる可能性も考えられます。

    もちろん「第二新卒枠」として未経験からの採用をしている企業もありますので、根気強く就活を続けていく覚悟が大切です。

  • Q

    就職せずに卒業する割合はどれくらい?

    A

    『文部科学省「令和5年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)」』によると、就職率は下記の通りです。

    大学後の就職希望率:74.8%
    (うち国公立大の就職希望率:55.8%、私立大の就職希望率:84.2%
    就職率:98.1%
    (うち国公立大の就職率:98.5%、私立大の就職率:97.9%

    国公立大学の場合、就職希望者が56%であり、多くの人は進学など就職以外の進路についていることが分かります。 ます。
    このことから、卒業後の進路は就職だけがすべてではないといえるでしょう。

  • Q

    息子のやる気を引き出す方法は?

    A

    一番良いスタンスは親が何かしてやろうと頑張ることではなく、「見守ること」が大切です。何かをしてあげようと考えると過干渉になりすぎたり口出し過ぎたりすることはマイナス効果となる可能性が高いからです。

    できることとすれば、困った時には助けてあげる、身体の心配をしてあげる、楽しい話をしてあげる、息子が普段頑張っていることを認めてあげる、息子の良いところを気付かせてあげるポジティブな声かけをしてあげるなど、ありのままの息子を認めてあげる努力とどんな時でも見方だという気持ちを見せ続けることが、何よりの起爆剤となるでしょう。 

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この記事を書いた人

元中途求人広告アドバイザー
こばさん

不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。

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