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転職の面接に必要な持ち物を準備しよう!必須アイテムとあると便利なグッズもご紹介!

転職活動では企業から持ち物を指定されることは考えにくいです。 本記事では、ビジネスパーソンとして必要な準備を整え、安心して面接に臨むために必要な持ち物をご紹介していきますので、事前に揃えておきましょう。 この記事のまとめ 面接に必須な持ち物は、「カバン・応募書類や求人情報のコピー・応募先企業の連絡先・携帯電話・腕時計・筆記用具・現金・ICカード・ハンカチ・ティッシュ」である。 あると便利な持ち物は「携帯の充電器・面接会場の地図・折りたたみ傘・身分証明書・クリアファイル・印鑑・身だしなみを整えるグッズ・消臭グッズ・コンタクトレンズやストッキングなどの予備・常備薬」である。 面接に必須な持ち物9選!まずは、面接に必ず持って行くべき持ち物9点をご紹介します。 必須な持ち物9選 ・A4サイズの書類が入るカバン ・履歴書・職務経歴書などのコピー ・求人情報のコピー・企業情報 ・応募先企業の連絡先 ・携帯電話 ・腕時計 ・筆記用具 ・現金・ICカード ・ハンカチ・ティッシュ A4サイズが入るカバンA4サイズの書類が入るカバンを用意するようにしましょう。面接に手ぶらで行くことはビジネスパーソンとしての素質が問われかねませんので必ずカバンは持っていきましょう。 リュックサックやトートバックはスーツとの相性も悪くカジュアルな印象を与えるため避けたほうが無難です。企業側から書類をいただく可能性も想定し、A4サイズの書類が入るカバンを選びます。履歴書・職務経歴書などのコピー面接では、事前に提出した履歴書や職務経歴書の内容に沿って質問されることが想定されます。 提出書類で記載した内容と面接での回答に齟齬が生じてしまわないよう面接前に、提出書類を再度見直し、面接官からの質問にスムーズに応えられるよう用意をしておきましょう。求人情報のコピー・企業情報求人情報のコピーや企業情報などの書類も準備しておきましょう。これらの書類を面接前に確認しながら、面接時に聞かれる質問に対する回答のシミュレーションをします。 たとえば、求人情報のコピーを見ながら、企業がどのような人材を求めているのかを改めて再確認し、自己PRで回答することなどを確認します。その他にも仕事内容を読むことで入社後のイメージを膨らませ、企業に熱意を伝えられるようモチベーションを高めておくことも重要です。 企業情報では、企業の理念や自分がその企業に共感しているポイントを再認識しておきましょう。逆質問で確認したい内容なども合わせて見直しておくことで、落ち着いて面接に挑めるはずです。応募先企業の連絡先万が一電車が遅延した場合など、何かしらのトラブルによって、面接の時間に遅刻してしまう場合があるかもしれません。このような不測の事態には、早急に面接官に連絡を入れることが大切です。 そのため、時間に間に合わないことが分かった際にすぐに連絡が取れるように、応募先企業の担当者名と連絡先を控えておくと良いでしょう。 当日の連絡ですので、まずは電話で連絡をします。電車の中でどうしても通話が出来ない場合にはメールでの連絡となりますので、電話番号・メールアドレスのどちらも控えておくと安心です。携帯電話前述の通り、担当者に連絡をする可能性もあるため、携帯電話は必ず必要です。また、地図アプリや乗り換えアプリなど会場に向かうまでの道のりを検索するためにも携帯電話は必要ですので、必ず充電をしておきましょう。腕時計ビジネスパーソンとして時間管理をする上で腕時計は必須です。日常生活ではスマートフォンなど携帯電話で時間を確認することが多いですが、ビジネスの場では腕時計を使うことが一般的だと考えられています。 腕時計がない場合、ビジネスパーソンとしての常識が欠如しているとみなされる可能性も否定できませんので、腕時計は付けていくようにしましょう。筆記用具筆記用具も必ず用意しておきましょう。面接前に適性検査や筆記試験を受ける場合や面接の逆質問の際にメモを取る場合もあるためです。 あらゆる場面を想定し、メモ帳、ボールペン、シャープペンシル、消しゴムを用意しておくと良いでしょう。筆記用具は筆箱などに収納しておきます。現金・ICカード会場までの交通費を支払う際にICカードや現金は必要不可欠です。基本的に交通系ICカードがあれば問題ないですが、様々なトラブルにも対応できるよう現金も用意しておくようにしましょう。 チャージのし忘れ、交通機関の乱れにより急遽利用したタクシーで交通系ICカードが使えないなどのシチュエーションも考えられます。そのため交通系ICカードだけでなく、現金も必ず準備をしておきましょう。ハンカチ・ティッシュハンカチ・ティッシュを持参していることは社会人として最低限のマナーですので、必ず持参しましょう。 ハンカチ・ティッシュを持っていないからと服で拭いたりしているところを企業の従業員に見られてしまっては、「だらしない」と捉えられ減点対象に繋がりかねません。 ビジネスパーソンのエチケットとして、ハンカチ・ティッシュを持ち歩くよう心掛けましょう。面接に持っていくと安心な持ち物12選次に必須ではないですが、用意をしておくと安心な持ち物をご紹介します。 面接に持っていくと安心な持ち物12選 ・携帯の充電器 ・面接会場の地図 ・折りたたみ傘 ・身分証 ・クリアファイル ・印鑑 ・手鏡 ・身だしなみを整えるもの(整髪料・ブラシ・エチケットブラシ) ・口臭ケア用具 ・予備のストッキング ・予備のマスク ・常備薬 携帯電話の充電器(モバイルバッテリー)面接当日は、会場までの道のり検索、乗り継ぎ検索、企業への連絡などあらゆるシーンで携帯電話を使うことになるでしょう。万が一、携帯電話を使いたいタイミングで充電切れになってしまっても焦らず対応できるようモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。面接会場の地図携帯電話の充電をし忘れた、携帯電話を紛失したなど、何らかのアクシデントにより、携帯電話が使えなくなってしまったことを想定し、面接会場までの地図を用意しておくと良いでしょう。折りたたみ傘突然の雨にも対応できるよう、常に折りたたみ傘を持っておくと安心です。A4サイズのカバンに入る軽量かつ頑丈なものを選びましょう。身分証明書(運転免許証など)セキュリティの厳しいビルやオフィスの場合、本人確認の目的で身分証を提示するよう求められることがあります。このような施設で面接を行う場合には事前に身分証明書を持参するよう促されるケースが多いですが、万が一に備えて、身分証を用意しておくと安心です。 運転免許証、保険証、マイナンバーカードなどを用意しておきましょう。クリアファイル企業からパンフレットや書類を受け取ることもあります。その際にもそのままカバンにしまうのでは失礼にあたりますので、予備のクリアファイルを持参しておき、そこに収納してからカバンにしまうようにしましょう。印鑑企業によっては、面接会場に行くまでの交通費を清算してくれる場合もあります。その際に印鑑が必要になるため、予め用意をしておくと良いでしょう。手鏡面接前に身だしなみを整えるために持ち歩いておくと安心です。お手洗いで確認する方が良いですが、到着時刻がギリギリになってしまった場合に備えます。身だしなみを整えるグッズ(ヘアブラシ、整髪料、化粧ポーチなど)仮に身だしなみが崩れていた場合、整えなおせるようにヘアブラシ、整髪料、化粧ポーチなども持ち歩いておくと良いでしょう。衣類についた埃やゴミを取り除けるエチケットブラシなどもあると便利です。 夏場は汗をかきやすいため、汗ふきシートや制汗スプレーも用意をしておくと清潔感を保てます。消臭・口臭ケアグッズ見た目を整えておくことは大切ですが、対面の面接では「臭い」にも気を配りましょう。喫煙者の場合にはタバコの臭い、面接時間が食後の場合には、口臭にも注意が必要です。 そのため、衣類用の消臭スプレー、口臭ケアグッズ、歯ブラシなども常備をしておきます。メガネやコンタクトレンズの予備コンタクトをつけている方であればメガネとコンタクトケース、コンタクト保存液を持っておくと万が一の場合に備えることができます。特に花粉症の方の場合、春や秋はコンタクトがゴロゴロしてしまうことがあるため、目のトラブルに備えた準備も忘れずにしておきましょう。ストッキングの予備(女性)女性の場合にはストッキングが伝線してしまった時に備えて予備を持ち歩くことをおすすめします。 パンツスーツの場合は、ひざ下丈のストッキングを着用する方も多いと思いますが、この場合も不測の事態に備えておくと安心です。マスクの予備面接中のマスク着用は事前に面接官に確認をしておくことが望ましいですが、仮にマスクを着用したまま面接に行こうと考えている場合には、面接前に清潔なマスクに付け替えたほうが良いでしょう。 面接でマスクを付ける場合には、不織布で白色の使い捨てタイプのものを着用することを推奨します。常備薬偏頭痛持ちの方や緊張すると腹痛を起こしやすい方などは、面接をスムーズに受けるためにも、頭痛薬や下痢止めを用意しておくと安心です。面接前に確認しておくべきこと最後に、面接に備えて確認しておくべきことについてお伝えします。面接でよく聞かれる質問への対策面接でよく聞かれる質問について対策をしておきましょう。面接を行う一週間くらい前から確認しておき、面接の直前にもう一度確認するという流れが理想です。 転職理由・志望理由・自己PR・逆質問などは良く聞かれる項目ですので、これらの質問にスムーズに答えられるよう面接前に再確認をしておきます。身だしなみ面接の直前には、必ず身だしなみの最終チェックを行いましょう。スーツにシワやヨレがないか、化粧や髪型に崩れはないか、ネクタイが曲がっていないかなどを確認します。 面接の第一印象は非常に重要ですので、見た目で評価を落とさないためにも身だしなみには細心の注意を払い面接に挑みましょう。まとめ転職活動では、よほどのことがない限り、基本的に持ち物を指定されることはほぼありません。 面接に必要な道具は何かを自分で考えて用意する力もビジネスパーソンに求められるスキルの一つだと考えられているからです。 本記事では、面接会場に行くために必要なもの、面接をスムーズに進めるために必要なもの、ビジネスパーソンとして最低限必要なものを必須の持ち物としてお伝えしています。 面接先の企業や職種によってはこれ以外にも必要なものがあるかもしれませんので、ここで挙げたものにこだわり過ぎず、必要だと思うものがあれば追加で準備をしておきましょう。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.08

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面接のスーツ|色は?ボタンは?ストライプOK?女性・男性別におすすめを紹介!

転職の面接でどのようなスーツで行けば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 本記事では、男性・女性別に面接用スーツの選び方についてお伝えしています。 さらに面接用スーツに関するよくある疑問についても回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接のスーツで意識すべきポイントは「清潔感」「TPO」である。 男性は、ネイビー・濃いグレーなど落ち着いた色合いで、ボタンはシングルブレストのスーツを選ぶと良い。柄はストライプでも良いが目立たないものか無地が理想である。 女性の場合は、色はネイビー・グレー・ベージュ、パンツorスカートは職種・業種に応じてスーツを選ぶと良い。 面接のスーツで意識すべきポイント面接時の着用するスーツは、面接官がチェックするポイントの一つです。ここでは、面接官に好印象を与えるために意識すべきポイントをお伝えしていきます。清潔感があるかまずは、スーツに清潔感があることです。身だしなみに気を配ることのできる人材は、仕事においても気配りができる人だと判断できるため、面接官にポジティブな印象を与えることができます。 シワや汚れ、タバコや汗の臭いがついている、スーツのサイズが体に合っていない場合には、清潔感がなくだらしなく見えてしまいます。 面接前にスーツをクリーニングなどに出しておき、面接前には、ボタンの掛け違いやホコリなどがついていないかどうかを確認して清潔感のある身だしなみを意識しましょう。TPOをわきまえているかどうか面接官は応募者がTPOをわきまえられる人物かどうかもチェックしています。 具体的には、ビジネスパーソンとしてコミュニケーションを取り合う場である面接に相応しい服装選びができる人材かどうかを見極めているのです。奇抜なデザインのスーツやカラースーツを着てしまう人はTPOを意識できない人だと判断される可能性が高いため、注意が必要です。 入社後にビジネスパーソンとして活躍できる人材であることをイメージしてもらうためにも、面接の場に合った服装選びを意識しましょう。面接のスーツを選ぶ際のポイントここからは、面接に相応しいスーツの選び方のポイントを紹介していきます。体のサイズに合ったものを選ぶまずは、体に合ったサイズのスーツを選ぶことです。 体に合うスーツかどうかは、着たときのシルエットで判断することができます。スーツを着てボタンを留めたとき、体のラインが綺麗に出ている場合はサイズが合っています。 体のサイズに合わないものは、清潔感がないように見えるため面接の場には相応しくありません。 年齢と共に体形も変わりますので、しばらくスーツを着用していない場合には、新調することをおすすめします。ネイビー・グレーなどの落ち着いた色を選ぶスーツの色はネイビーや濃いグレーなど、主張しすぎない定番カラーを選びましょう。それぞれの色が与える印象や特徴は下記の通りです。ネイビー多くのビジネスマンが着用している定番カラー。落ち着きと清潔感といった印象を与える。ダークネイビーネイビーよりも暗めの色合い。堅実・誠実・真面目といった印象を与える。濃いグレー知的・真面目・モダンな印象を与える。※企業によっては良い印象を与えない場合もあるため注意が必要。黒落ち着いた印象。就活生としての印象が強いため、少し明るさやツヤ感のあるビジネススーツを選ぶ。  ライトグレーやライトネイビー、チャコールグレー、ブラウン系のスーツは企業によって賛否が分かれる可能性があるため、避けた方が無難でしょう。 次の章からは、男女別々に細かいスーツの選び方についてご紹介します。 面接にふさわしいスーツを選ぼう!【男性編】 ここでは、男性のスーツ選びのポイントについてお伝えしていきます。 ジャケットの選び方 ジャケットは、サイズとボタンに注目して選ぶことが大切です。 サイズ サイズは下記に注意をして選びましょう。 ・肩幅に合っているか  ジャケットの肩の部分が指でつまめる程度 ・着丈は適切か  お尻が隠れるくらいの長さ ・胸周り  ボタンを留めた状態で横シワや膨らみがないか   ボタン ジャケットのボタンは、ダブルブレスト(ボタンが2列)とシングルブレスト(ボタンが1列)があります。 ダブルブレストは結婚式などフォーマルなスタイルで出席する場に適したジャケットなため、面接ではシングルブレストを選びましょう。 POINT ボタンの数にマナーはある? 面接では、ビジネス用スーツのボタンの数にマナーはありません。スーツのボタンの数には2つや3つといったパターンがあります。どちらを選んでも問題ありませんが、着用時にはマナーがあるので理解しておきましょう。 まず、ボタンをすべて締めてしまうと、座った際にスーツへシワが入ります。そのため、一番下のボタンは外しておき、ゆとりを持たせておくことがマナーです。 パンツの選び方 パンツを選ぶ際はサイズ以外にも裾とタックにも注目して選びます。 裾 パンツ裾には、裾を折り返すタイプと折り返さないタイプの2つがあります。 裾を折り返すタイプはオシャレな印象を与えますが面接では不向きです。面接では折り返さないタイプを選びましょう。スッキリとした見た目となり、誠実な印象を与えます。 タック タックとは、パンツのウエストのあたりにあるヒダのことです。ヒダのない「ノータック」とヒダが1つある「ワンタック」、ヒダが2つある「ツータック」の3種類があります。 面接では、ノータックタイプのパンツを選ぶと、シルエットを綺麗に細く見せる効果に期待できるため、おすすめです。 スーツの色の選び方 男性の場合は明るすぎないネイビーや濃いグレーを選ぶのがベターです。スーツの色は暗くなるほど落ち着いた印象をあたえ、 明るくなるほど爽やかさや若々しさといった印象を与えます。 転職の面接ではフレッシュさよりも落ち着きがり真面目な印象を与える色の方が好印象ですので、濃いカラーを選ぶことをおすすめします。 スーツの柄の選び方 基本的には無地のスーツがおすすめですが、スーツのメインカラーと同系色のストライプ柄など、目立ちにくい柄であれば問題ありません。 ただし、ストライプ柄であっても柄の主張が強すぎるものやチェック柄などの奇抜なものは面接には不向きですので、あくまで無地を基調とし、目立ちにくい柄を選ぶようにしましょう。 Yシャツの選び方 基本的には白色で無地、襟はレギュラーやワイドのシャツが面接には適しています。 ボタンダウンは襟の端にボタンがついており、カジュアルな印象になりがちなので、面接では避けましょう。 面接は1時間程度かかることもあるため、季節に合わせて過ごしやすいシャツを選ぶことも大切なポイントです。 春・夏であれば、薄く放熱性のあるリネンや吸湿性に優れたロイヤルオックスフォードなどが適しています。一方、秋・冬は、厚手のヘリンボーンや保温性のあるコットンが過ごしやすいでしょう。 ネクタイの選び方 色 着ているスーツのカラーと合わせて選びます。 グレーのスーツの場合:ネイビー・淡いグリーンなど ネイビーのスーツの場合:カーキやえんじ色など 組み合わせがわからない場合には、スーツとネクタイを同系色にしましょう。 柄 柄は、無地・ストライプ・小紋柄を選びましょう。特に、無地のネクタイはどのようなスーツにも合わせやすいためおすすめです。 奇抜な色や柄、イラストが書かれているような独特なネクタイは面接には不向きですので、印象を重視して選びましょう。 靴の選び方 ビジネスでも利用できるレザーの靴紐がついた革靴が面接に適しています。 面接官にビジネスパーソンとして見てもらうためにも、実際のビジネスシーンで利用されているタイプの革靴を選びましょう。 カラーはブラックやブラウンなど落ち着いたものがマッチしています。これらのカラーはスーツの定番カラー(グレーやネイビーなど)にも合いやすいです。濃い色合いのスーツはブラック・ブラウンの靴との相性が良くなっています。 靴のすり減りや汚れは目立ちますので、面接前には靴を磨き、汚れがないか確かめておきましょう。かかとがすり減っている場合には、靴の修理に出しておくことをおすすめします。 小物の選び方 スーツを選ぶ際には、全体的なバランスを重視し、身につける小物類にも気をつけましょう。腕時計やネクタイピン、カバンなどのファッション性が高いと、そこだけが目立ってしまい全体的なバランスが取れない恐れがあります。 カバンはブラック系統、ネクタイピンはネイビーやグレー、腕時計はシルバーなどのビジネスパーソン向けのカラーを意識しましょう。 面接にふさわしいスーツを選ぼう!【女性編】 ここからは女性のスーツ選びのポイントについてお伝えしていきます。 ジャケットの選び方 女性の場合、服のレパートリーが多いため悩む方が多いことでしょう。基本的には「シンプルで清潔感のあるタイプ」を選ぶことを意識します。 襟 ノーカラーか襟ありの2つのタイプのジャケットがありますが、志望企業に合わせて選びましょう。 ・襟ありのジャケット  印象:きちっとしたフォーマルな印象  向いている業界:金融関係など ・ノーカラージャケット  印象:エレガントでアクティブな印象  向いている業界:アパレル関係やベンチャー企業など 丈の長さ 丈の長さはヒップの最も高い部分にかかる程度がベストです。 ※短すぎるジャケットはカジュアルな印象を与えるため面接には不向き 袖 親指の付け根くらいの長さのものを選びましょう。 POINT 夏場もジャケットは長袖のものを選ぼう! 女性の場合季節に合わせて5分丈や7分丈のジャケットなどもありますが、面接の場ではカジュアルな印象を与えるため不向きです。 面接では基本的に長袖のジャケットを着用します。ただし、汗をかきやすい時期ですので、裏地の無いものを選ぶなど通気性を意識して服装を選ぶと良いでしょう。 パンツ・スカートの選び方 パンツ・スカートどちらを選ぶかは職種によって変更しても良いでしょう。それぞれの選び方のポイントをお伝えします。 パンツの選び方 テーパード(足首にかけて細くなっている)かストレート(膝から下にかけてラインがまっすぐ)を選びましょう。どちらもベーシックなタイプなので主張が強すぎず、シルエットも綺麗に見えます。 ・印象:動きやすいので活発な印象 ・向いている職種:営業職などの動くことが多い職種 スカートの選び方 スカートは座ったときに膝から5cm以内に収まるものを選びます。立ち上がったときは膝が隠れる程度の長さです。これよりも短すぎる、もしくは長すぎるとだらしない印象を与える可能性があります。 ・スカートスタイルの印象:真面目で誠実な印象 ・向いている職種:どのような業種・職種にも対応 パンツとスカートで迷った際にはスカートを選ぶと無難です。 スーツの色の選び方 女性用スーツのカラーは種類が豊富なので、自分のアピールポイントに合わせたカラーを選ぶと良いでしょう。 ・ネイビー:清潔感があり、誠実な印象を与えたい場合 ・ダークグレー:真面目で落ち着いた印象 ・ライトグレー:柔らかく、爽快な印象 ・ベージュ・ホワイト:華やかな印象(派手にな見た目になりやすいため注意が必要) ネイビーはビジネススーツとして初めて購入する場合に選ばれることの多い人気色です。定番色でもあり万人受けするカラーであるともいえます。悩んだ場合には、ネイビーを選ぶと間違いはないでしょう。 業種や職種によって色の許容範囲は異なりますので、志望企業で着用しても問題ないカラーかどうかは選考先の業種・職種に応じて判断するようにしてください。 スーツの柄の選び方 スーツの柄は基本的に無地なものがベストですが、目立たない柄や淡いストライプなどであれば問題ありません。ただし、太いストライプなど柄の主張が強いものは面接には不向きです。 インナーの選び方 インナーを選ぶ際には、前へかがんだときに、胸元が開かないタイプのものを選びましょう。 基本的には白色で無地がベストです。ボタンや襟のついたシャツでなくても問題ありません。季節に応じてカットソーやニットなど使い分けましょう。 ただし、ノースリーブなどは面接には不向きですので、ジャケットをはおっているからと油断せず、インナーにも気を配ります。 インナーの選び方 ヒールの高さ5cm未満のパンプスを選びましょう。なるべく太く安定したヒールを選び、カジュアルらしさのないタイプが適しています。 靴の色は黒、ベージュ、グレーなどで問題ありません。スーツの色に合わせて選びましょう。 面接によくあるスーツのQ&A この段落からはスーツのQ&Aを参考に、スーツ選びの疑問を解消していきましょう。 Q ユニクロで揃えても問題ない? A ユニクロで揃えても問題ありません。 ビジネスの場でユニクロを着用している方も多くいらっしゃるため、面接の場で着用しても違和感はないでしょう。 ただし、注意すべきは、着こなしです。丈があっておらずブカブカになってしまっているなど着こなしによっては、清潔感がなくみっともなく見えてしまう可能性があります。 そのため、ユニクロで揃えようと考えている場合には、寸法を自分の丈に合わせて調整してもらうようにしてください。 Q 夏場はどうすればいい? A 夏場の面接の場合、「クールビズ」を推奨する企業も多くあります。 面接の場では、クールビズで面接を受けさせてもらえたことに対するお礼を一言添えると良いでしょう。 男性の場合のクルーズビズの着こなしは、ジャケットなし、ノーネクタイです。女性の場合は、ジャケットなしの格好です。男女共に半袖やノースリーブはカジュアルすぎるので避けましょう。 「クールビズ」を推奨されていない場合には、スーツのジャケットとネクタイは着用することがマナーです。 Q 冬場のコートはどんなものがいい? A 冬の面接では、ビジネスシーンに合わせたコートを選ぶ必要があります。コートの色は、男性であればブラックやグレー、女性の場合はベージュなどのコートが無難です。 ダウンやダッフルコート・ファーのついたコートなどカジュアルな印象を与えるコートは避け、トレンチコートやステンカラーコート・チェスターコートなどを選びましょう。 Q 服装自由の時はどうすべき? A 服装自由と言われた場合には、TPOを意識できる人材かどうかを見極めようとしている可能性が高いため、基本的には「スーツ」がベストです。 ただし、ファッションやアパレル業界など、自分の個性を主張しなければならない職種の場合には、ファッション性の高い服、個性をアピールする服を推奨します。 Q アパレル系や美容師などはスーツを着るべき? A アパレル系や美容師など、応募者自身のセンスが問われるような業界・職種では、必ずしもスーツを着る必要はありません。一般的に私服を指定されるケースが多く、服装もアピールポイントの一つと考えられているためです。 あくまでも面接であることを意識しつつ、自分の強みを活かしたファッションセンスをアピールできる服装を選びましょう。 志望企業のブランドを取り入れる、企業のブランドイメージや雰囲気に合わせるといった工夫も必要です。 まとめ 面接という短時間の間に面接官に好印象を与えるためには、見た目は非常に重要です。 スーツの着こなし方によって印象は大きく変わってきます。好印象を与えるためにも自分に合ったスーツを選びをしておきましょう。 スーツ選びに迷った際には、スーツ販売店で相談するなどし、面接に相応しい格好をコーディネートしておくと安心です。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.08

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面接の自己紹介で好印象を与える方法とは?質問例や回答例文もご紹介!

面接で必ずと言っていい程、始めに求められるのが自己紹介です。 面接の場では出来る限り好印象を与える自己紹介をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。 そこで、本記事では、そもそも面接官が自己紹介を聞く理由や自己紹介で伝えるべき内容、好印象を与えるためのポイントについて解説していきます。 最後に、自己紹介時に面接官から求められる内容と回答例も掲載していますので、自分独自の自己紹介を作成する際の参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接で自己紹介を聞く理由は「緊張をほぐす」「経験やスキルを確認する」「第一印象を確認する」ためである。 自己紹介で伝えるべき内容は「氏名・経歴・仕事内容・スキル・実績・志望理由」である。 自己紹介で好印象を与えるためには、面接官が自己紹介を聞く理由を意識し、明るくハキハキと端的に1分程度で回答すると良い。   面接で自己紹介を聞く理由を知ろう! まずは、面接で面接官が自己紹介を求める理由について確認しておきましょう。 アイスブレイクをして緊張をほぐすため 面接官は面接前に応募書類を確認しているため、名前や経歴などはある程度把握しています。しかし、あえて自己紹介を促す理由は、応募者の緊張をほぐし、面接をスムーズに進めるためです。 多くの応募者は面接という特異な空間に緊張していることが多く、緊張しすぎるあまり本来の良さを発揮できないこともあります。 そのため、自己紹介を通じて面接官と会話を交えることによって緊張をほぐそうとしているのです。 自社で活かせる経歴やスキルがあるか 自己紹介を通じて自社で活かせる経歴やスキルがあるかどうかも確認しています。 自己紹介をする場合には、経歴やスキルなどを含めて話すことが一般的です。面接官は、自己紹介で応募者がアピールした内容の中から、自社で活かせる経歴やスキルがあればそれをもとにその後の面接で深堀り質問をしたいと考えているのです。 そのため、自己紹介では面接先の企業で活かせる経歴やスキルを重点的に伝えた方が良いでしょう。 コミュニケーション力を確認するため 営業職など人前に出る職種の場合、取引先のお客様とのコミュニケーションに支障はないか、第一印象はどうかという点も確認したいポイントです。 コミュニケーション力があり、第一印象の良い人のほうが顧客と良好な関係性を築くことが多いため、自己紹介での話し方や話すテンポなどからコミュニケーション力を確認しているケースもあります。 また、営業職以外の職種であっても、円滑に業務を遂行するためにはコミュニケーションが必要不可欠ですので、簡単な会話のキャッチボールを通じて意思疎通にズレはないかといったコミュニケーション能力を確認している場合もあることを覚えておくと良いでしょう。 POINT 「自己紹介」と「自己PR」の違いとは? 面接では「自己紹介をお願いします」ではなく、「自己PRをお願いします」と言われる場合もあります。では、自己紹介と自己PRは具体的に何が異なるのでしょうか? 違いは下記の通りです。 ・自己紹介:自分自身のことを知ってもらうこと ・自己PR:ビジネスパーソンとしての自分の魅力を知ってもらうこと 面接の自己紹介では基本的に自分の基礎情報を伝えるだけでも問題はありませんが、自己PRではビジネスパーソンとしての魅力を伝えるために、スキルや能力についてアピールする必要があります。 仮に自己紹介を問われた場合であっても、スキルや実績についてのアピールを少し入れたほうが、インパクトのある自己紹介を行うことができるでしょう。 面接の自己紹介で伝えるべき内容とは? 面接官が自己紹介を聞く理由を理解したところで、具体的にどのような内容を自己紹介では伝えれば良いのでしょうか。ここで自己紹介で伝えるべき内容をご紹介いたします。 面接の冒頭で聞かれることが多いので、好印象を残せるように事前に伝えるべき内容を決めておくことが大切です。 氏名 まず始めに氏名を名乗ります。ハキハキと明るく伝えることが大切です。 中には、緊張してうまく話せないこともあるかもしれません。その場合は氏名を伝えた直後に 「すみません、緊張してしまっています」などと一言添えると、厳格な面接官でない限り緊張がほぐれるように笑顔で一言返してくれる可能性が高いです。緊張しすぎている場合には自分の気持ちをストレートに伝えてみると良いでしょう。   「初めまして(改めまして※自己紹介の前に雑談をしている場合など)〇〇〇〇と申します。」 前職(現職)までの経歴・仕事内容 次に、これまでの経歴や具体的な仕事内容などについて伝えましょう。 面接官も面接前に職歴や業務内容を確認していることが大半ですが、改めて自分の口から最も深堀して欲しい職務経歴が伝わるように話しましょう。この時、どのような職種に従事していたのか、何年間働いていたのかなど具体的な数字を用いて説明するとより良いです。 ただし、面接の時間が限られているため、今に至るまでの経歴の全てを丁寧に長々と話してしまうことはおすすめできません。これまでの業務経験を要約して端的に伝えるようにしてください。 「新卒で〇〇株式会社に入社し、営業職として3年間小売店向けに〇〇の販売をしていました。その後、〇〇という理由から〇〇社に転職し、〇〇社で4年間、営業マネージャーとして営業成績の管理・売上管理・販路拡大に向けた施策の実行などを行っていました」 これまでに身に着けたスキルや実績 次に、現職(前職)の仕事を通じて得たスキルや実績などについて述べます。 この際注意すべき点は、得たスキルや実績が面接先の企業で活かせるものであるかという点です。2社・3社と経験している人の場合には、それぞれの会社で得たスキルや実績を全て述べる必要はありません。 自己紹介で伝えるスキルや実績は、応募先の企業で求められるものに絞り、実績などの深い内容には一旦触れず、軽く伝える程度に留めておきましょう。 「前職(現職)の提案営業の業務を通じ、顧客の求めているものを理解する力、提案力、分析力、マネジメント力などを培ってきました。営業実績としては、入社3年目に売上〇〇円を達成し、200名の営業メンバーの中で売上3位を獲得しています。また、ビジネス実務検定資格も取得し、正しい法律の知識を得るなど業務上のリスク低減にも勤めてきました。」 志望理由 最後に志望理由について簡潔に述べます。志望理由では「その会社に応募しようと思った理由やきっかけ」について触れましょう。 ただし、あくまで自己紹介ですので、長々と説明するのではなく、完結に一言で伝えられる程度の内容に留めます。 志望理由を伝えたら本日の意気込みや挨拶で自己紹介を締めるようにしましょう。 「営業職としてよりスキルアップを目指したいと考えている中で、事業拡大を目指している御社の求人を見つけ、ぜひ今まで得た提案力、分析力、マネジメント力などを活かして御社で活躍したいと考え志願致しました。本日は宜しくお願いいたします。」 自己紹介で好印象を与えるコツ3選 自己紹介で伝えるべき内容は理解できましたでしょうか。 ここでは、自己紹介でより好印象を与えるためのコツについてお伝えしていきます。 面接官が自己紹介を聞く理由を意識する まず冒頭でお伝えした面接官が自己紹介を聞く理由を常に意識しておくことが大切です。 企業や面接官によって、自己紹介への促し方は様々です。基本的にはアイスブレイクの意味合いも含んで行われるケースが多いため、「簡単に自己紹介をお願いします」という質問の方法が一般的ですが、中には一風変わった聞き方をする面接官がいるかもしれません。 緊張している状態で予想に反した質問を受けると焦って頭が真っ白になることも充分に考えられます。このような状態であっても、面接官の意図を理解しておくと「今は、第一印象やコミュニケーション力を見ているから、素直に緊張していることを伝えた上で落ち着いて笑顔で返答しよう」などの打開策が見えてくるでしょう。 内容は端的に1分程度を目安に話す 次に、自己紹介では、わかりやすく端的に話すことを意識しましょう。できれば1分程度で収まるように練習をしておくことが望ましいです。 自己紹介で伝えるべき内容には経歴や仕事内容などもあるため、細かく伝えようとすると時間がかかり過ぎてしまいます。経歴の全容は履歴書や職務経歴書で確認しているため、応募者が一番伝えたい内容をアピールするよう心掛けましょう。 わかりやすく端的に話すことは、面接全般を通しても同様です。面接という限られた時間の中で自分をアピールし、面接官に採用したいと思ってもらえるような話し方を常に意識してみてください。 CHECK! 時系列順に長々と話すのはNG 自己紹介の失敗でよくある例として「経歴を時系列順に長々とすべて話してしまう」というものがあります。 自分自身の経歴やキャリアを知ってもらうためには必要なことではありますが、面接は限られた時間の中で行われているため、全ての経歴を事細かに説明する必要はありません。仮に面接官が経歴に興味を持った場合には、その後の面接の中で質問されますので、あくまで自己紹介の場では、端的に1分程度に収まることを意識して、話す内容を面接先の企業に合わせて事前に決めておくと良いでしょう。 明るくハキハキと伝える 最後に話し方についてです。回答する際には明るくハキハキと伝えたほうが好印象です。特に自己紹介は面接での最初のアピールタイムですので、姿勢を正しく、明るくハキハキと伝えることによって明るい第一印象を与えることができます。 逆を言えば、自己紹介の態度によっては、一気に評価を下げてしまうことになりかねませんので、緊張を吹き飛ばす意気込みで「ハキハキと明るく」という点を意識して挑むと良いでしょう。 自己紹介の質問例文と回答例 面接では「自己紹介をお願いします」という表現以外にも、自己紹介と併せて面接官が知りたい情報を求められる場合があります。 ここでは、その事例と回答例文をご紹介していきます。回答のポイントも合わせて記載していますので、面接対策の参考にしてみてください。 「退職理由も含めて自己紹介をお願いします」 〇〇〇と申します。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。 私はこれまで○○メーカーの人事部で約4年間勤務しておりました。現職の企業では社員教育や新人研修へ特に力を入れており、中でも私は社員のスキルアップやモチベーションの向上について任されておりました。 仕事を進める中で、企業の求めるものと従業員の目指すものの間に不一致があり、原因の根幹は採用にあることに気付き、いつしか採用の仕事へ転職したいと考えるようになりました。 入社後の社員の状況を知っているからこそ、採用をして終わりではなく、採用が始まりであることを意識して働ける点は私の強みだと感じています。 本日はよろしくお願いいたします。 転職の面接では退職理由(退職していない方の場合には、転職理由)について必ず聞かれます。自己紹介と合わせて質問されるケースもあるため、事前に対策をしておきましょう。 面接官が退職理由を聞く意図は、応募者が入社後も同様の理由で退職してしまう可能性がないかを見極めるためです。 そのため、転職理由や退職理由について答える際には、実際はネガティブな理由が根底にあったとしても、面接の場では、出来る限りポジティブな内容を述べる方が良いでしょう。 「これまでの経歴や実績も含めて自己紹介をお願いします。」 〇〇〇と申します。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。 私は**株式会社にて約2年間、提案営業業務を経験して参りました。 ウォーターサーバーのセールスということで多種多様なお客様と接する中で、各個人のインサイト・ご要望を引き出すことのできるコミュニケーション能力を培うことができました。 この能力を活かして月内売上**万円を達成、大阪拠点のマネージャーに選出され、未開拓のエリアにおけるさらなる集客を目指し尽力して参りました。 今回は未経験からの志望ですが、前職で培ったユーザーインサイトを追うスキルとコミュニケーションスキルを駆使して、御社の**サービスへの集客に役立てていけると考えております。 本日は宜しくお願いいたします。」 経歴や実績を聞く意図は、応募者がその企業で成果を生み出せるかどうかを確認するためです。 これらを伝える際には、「実績を伝える際には具体的な数字を用いる」「今後の業務にどのように活かせるかを伝える」という点を意識しましょう。 特に、営業職などの売上金額といった数字でアピールできる職種は伝えやすいです。事務職など実績を数字で表しづらい職種の場合には、生産性の向上ために行ってきた施策や工夫などをアピールします。 職歴が複数ある場合には、特に濃い経験を培えた職場を1,2社ピックアップし、最初に「特に経験を深く培えた職歴について、抜粋してお伝えいたします」など前置きをすると良いでしょう。 「志望理由も合わせて自己紹介をお願いします。」 〇〇〇と申します。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。 今回貴社を志望したのは、~~という企業方針に強く共感したためです。 前職では飲食業に従事し、そこでは○年間新人教育の他、契約等の手続き業務など幅広い業務を経験して参りました。 その中でも店舗を陰から支える仕事にやりがいを感じ、企業を裏側から支える仕事に一から携わって行きたいと考えるようになりました。 そして、転職活動中に貴社が○○を扱う企業であることや**という理念を掲げていらっしゃること、そして新規支店の立ち上げ業務を行っていく総務職の募集があることを知り、志望致しました。 本日は宜しくお願いいたします。 面接で志望理由と併せて自己紹介を求められた場合には、同じ業界の中でもどうしてその企業を選んだのかをしっかりと伝えることが大切です。企業に入社したいという熱意をアピールすることで、面接官に好印象を残すことができます。 熱意のある志望動機を作成するために必要なことは企業分析です。求人情報・ホームページの情報を参考に、その企業だからこその良さを見つけます。自分が働く上で大切にしている理念などとその魅力を絡めた志望理由を伝えると、より信憑性のある内容となるでしょう。 例文は、未経験者の志望理由の回答例ですが、経験者の場合にはその職種や業界ならではの要素を組み込むと、よりアピールに繋がります。 まとめ ここまで、面接での自己紹介で伝える内容や伝える際のポイント、回答例文などについてご紹介してきました。 自己紹介は面接の冒頭で聞かれることの多い質問ですので、好印象を与えるためにもスムーズに回答できるように準備をしておきたいものです。 もちろん、緊張をしてしまうこともあるとは思いますが、面接官も応募者が緊張していることは充分理解をしています。また、面接官は、緊張している応募者ではなく、応募者の日常的な姿を知ったうえで人柄を正しく理解したいと考えているはずですので、あなたらしさを伝えるためにも「緊張している時は緊張している」と言うことも大切でしょう。 本記事が少しでも参考になれば幸いです。

2024.03.28

質問内容

POINT

面接で質問されることの多い項目別に回答方法など面接に役立つ情報をお届けしています。

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転職理由の答え方|ポジティブな表現への言い回しなど例文付きで解説!

転職理由は、多くの企業の面接で聞かれる質問の一つです。 本記事では、転職理由を通じて面接官がチェックしているポイントや転職理由で好印象を与えるために気を付けるべきポイント、注意すべき点について解説しています。 ポジティブな転職理由への言い換え方や転職理由別の例文も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 転職理由という質問を通じて「早期離職の可能性」「人柄」「自社とのマッチ度」をチェックしている。 転職理由で好印象を与えるポイントは、「理由によっては正直に伝える」「嘘は避ける」 「ポジティブな言い回しに変換する」ことである。 転職理由では、「ネガティブな理由」「悪口」「応募企業にも該当する内容」を回答することは避ける。 ポイント 転職理由を聞く理由とは?まずは、転職理由を面接官が聞く理由について確認していきましょう。長く働いてくれる人材かどうかを見極めるためまず第一に、自社で長く働いてくれる人材かどうかを見極めています。転職理由によっては、同様の理由で辞めてしまうことも十分に考えられます。 「給料が・・・」「人間関係が・・・」などネガティブな理由の場合には特に、長期的に貢献してくれる可能性が低いとみなされる可能性が高いですので、転職理由を伝える際には、注意が必要です。人柄を確認するため転職理由から人柄も確認できます。「新しいスキルにチャレンジするため」といったポジティブな転職理由の場合には、「成長意欲がある」「前向きである」といった人柄を想像しますが、前述同様ネガティブな理由の場合には、「愚痴が多そう」「仕事に対する意欲がない」と受け取ることができます。 また、転職理由以外にも転職回数が多い場合には、「長続きしない」というネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。自社にマッチした人材かどうかを判断するため転職活動をしているということは、転職したいと感じた理由を解消できる環境を探していることが一般的です。 転職理由を通じて、応募者が求めている環境を知り、それが自社で実現可能なのかをすり合わせることで、自社に合う人材かどうかを判断しようとしています。転職理由で好印象を与えるためのポイントここでは、転職理由で面接官に好印象を与えるポイントについてお伝えしていきます。納得のいく理由は正直に伝える「労働環境が劣悪である」「残業時間が150時間を超えている」「深夜残業が多く体力的にきつくなった」など納得のいく退職理由であれば、正直に伝えてしまいましょう。 世間一般的に考えて、「しょうがないよね」と感じるような理由は多々あります。面接だからとあえて格好良い転職理由を作ることはせず、納得のいく理由であれば正直に話すことが大切です。 ただし、前職に関する愚痴や不平・不満などをいうことはNGですので、言い回しには気を配りましょう。嘘をつくことは避けるなんとなく仕事がきつくて辞めてしまった。という方も中にはいるかもしれません。「なんとなく」で仕事を辞めてしまったことを正直にいうと、選考通過は厳しい可能性が高いです。 だからといって、面接の場で嘘をつくのは避けましょう。これまで多くの応募者を見ている面接官であれば、応募者が嘘をついていることはすぐに見抜けますし、仮に嘘がバレた場合、信頼を損ねてしまいます。 転職理由が思いつかないと感じている場合にも、嘘をつくのではなく、改めて退職する際に考えていたことを棚卸しし、ポジティブな言い回しに変換できないか、考えてみましょう。ポジティブな言い回しに変換するネガティブな気持ちが膨らんだ時に多くの人は退職を考え始めます。そのため、退職理由をストレートに言うとネガティブ要素ばかりです。しかし、仮に退職はネガティブであっても、次の環境に求めることは意外とポジティブな要素が多いのではないでしょうか。 そこで、面接では退職時に思っていたことを次の環境で求めることと照らし合わせポジティブな言い回しに変換して伝えると、好印象を与えることができます。転職理由をポジティブな言い回しに変更してみよう!ネガティブな転職理由をポジティブな言い回しに変換した例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 上司や先輩が嫌いだったから 協調性を大切にして、チーム一丸となってより高いパフォーマンスを発揮したい 給与が低かったから 自分自身の実力や能力を正当に評価される環境で働きたい 仕事がつまらなかったから より自分らしくいれる環境に身を投じて、高いパフォーマンスを発揮したい 正当に評価してもらえなかったから 実力主義の現場で最大限の価値を発揮したい 福利厚生などの条件面が不満だったから より自分の価値を発揮しやすい環境で、更なるスキルアップを目指したい 会社に将来性を感じなかったから 企業やチームと共に成長を実感したい 長時間労働に耐えられなかったから 業務に必要な勉強や資格の取得をしたい 決められた時間内により密度の高い働きをしたい やりがい・達成感を感じなかったから やりがいを感じられる職場で働きたい 社風が合わなかったから チームの調和を重んじるような職場で価値を発揮したい 実力主義の業界で自分の可能性にチャレンジしたい 【理由別】面接での転職理由の回答例ここでは具体的な転職理由の回答例をご紹介していきます。理由別に例文を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。人間関係の悩みがあった場合まずは、前職(現職)において上司や先輩、周りの社員との方向性・性格の不一致など、人間関係の悩みがあった場合についてです。 前職(現職)の社風はとにかく実力を重視するものでした。 私は営業でしたが、その職場は各チーム一丸となって売上を追求するというよりは「誰でもいいから収益を上げろ」という空気感でした。 しかし、私は協調性を大切にしてチーム一丸となった方が達成感もひとしおで、より高いパフォーマンスを発揮できると考えております。 そこで、これまでに培った営業スキルを活かして、協調性を意識して働ける環境で成長していきたいと考え転職を希望いたしました 「個人主義ではなく、協調性を意識したい」という方向性の違いをうまく言い換えています。 人間関係の悩みを転職理由にする場合には、人間関係の中の何がうまくいかなかったのかを明確にするとポジティブ変換しやすくなるでしょう。業務量が多過ぎる場合自分のキャパシティーを越える業務量を課されていた場合についてです。長時間労働や休日出勤、サービス残業を課されていたという方にも応用できるでしょう。 前職(現職)は実力主義の文化が根強く、各拠点では現状の数値よりもはるかに高い目標数値を掲げており、休日出勤も頻繁にあり、業務を自宅に持ち帰って行うということも多々ありました。 効率的に業務を行うため、様々な提案を行ってきましたが、従来のやり方から変更することは難しく、一定の時間内でより密度の高い業務が行える環境へ転身できればと考え転職を希望いたしました。 ここでは「業務量が多かった」と伝えるのではなく、“どのような状況・環境でどのように業務が振り分けられていたのか”を具体的にエピソードとして提示することで、業務量の多さと信憑性を同時に示すことができます。 「環境のせい」だけにするのではなく、具体的に自分自身が起こしたアクションなどがあればそれも伝えましょう。 ただし、具体例を伝える際に愚痴や不平にならないようにすることが大切です。仕事がつまらなかった場合中にはどうしてもその仕事に興味が沸かず、つまらないと感じて転職した方もいらっしゃるでしょう。ここではその場合の回答例を見ていきます。 新卒で入社した前職(現職)では事務職に従事していましたが、業務を続けていく中で、目標数値を追う職業に就き明確に価値を発揮したいと考え、転職を希望いたしました。 これまでに事務職で培ったコミュニケーション能力を活かして、営業としてより高いパフォーマンスを発揮したいと考えております。 この回答例では、「仕事がつまらなかった」という表現ではなく「目標数値を追う職業に就き明確に価値を発揮したい」というポジティブな表現に切り替えています。 またこの「目標数値を追う」というフレーズを使うことで、営業職を希望する理由に繋げているところがポイントです。給与や待遇に不満があった場合給与や待遇に不満があって転職を希望した場合の例です。 前職(現職)は年功序列の文化が根強く、能力のある人材でもなかなか評価を受けることができない社風でした。 他にも学歴によって上長の対応に違いが見られるなど、実力を正当に評価して欲しいと考えていた私としては、はがゆい思いをすることが少なくありませんでした。 そこで今回、実力主義の環境への転職を経て、より高いモチベーションを保つことで更なる価値を発揮したいと考えました。 この回答例では、前職(現職)の社風が自分の求めるものと合わなかったこと、そして実力を評価して欲しいというポジティブな理由を挙げて回答しています。 この回答もある程度シンプルですが、必要最低限の要素だけを盛り込むことができているため、間延びもしにくいでしょう。転職理由を伝える際の注意点ここでは、転職理由を伝える場合の注意点についてお伝えしますので、面接前に確認しておくと良いでしょう。ネガティブな理由をそのまま伝えるのはNGネガティブな理由をそのまま伝えることは避けましょう。転職理由で好印象を与えるためのポイントでもお伝えしたように、基本的には転職理由をポジティブな理由に変換することをおすすめします。 そのため、仮に転職時点ではネガティブな理由で辞めたとしても、次の環境に臨むことを想像しつつ、ポジティブな言い換えができるように準備をしておくと良いでしょう。前職の悪口を言うのはNG前職の職場・社員の悪口を言うことも避けましょう。 悪口を聞くのは気持ちの良いものではありません。不平・不満があって退職をしたのだとしても、それを面接の場で伝える必要はないはずです。面接というビジネスの場で「悪口を言う人」だと判断され、ビジネスパーソンとしての素養を疑われかねませんので、絶対に面接の場で悪口を言うことは止めましょう。応募先の企業にも該当する内容を答える転職理由が応募先の企業にも該当するような内容を回答することもおすすめできません。 たとえば「年功序列の文化が根強く、能力のある人材でもなかなか評価を受けることができない社風でした」と伝えた先の企業が年功序列の文化がある場合、「うちの会社でも同じような理由で辞めてしまうのではないか」と捉えられてしまう可能性があります。 そのため、面接を受ける前には必ず企業研究をしっかりと行っておくようにしましょう。まとめ転職理由は面接で必ずといって良い程聞かれることの多い質問です。 転職経験が複数ある場合には、直近の転職理由だけでなく、過去の転職経験に関しても理由を聞かれる場合があるため、面接前に今までの自分の経歴を振り返り、理由を明確にしておきます。 本文でもお伝えしている通り、この質問を通して面接官が一番確認したいことは「同じ理由で転職する可能性があるかどうか」ですので、その点を意識したうえで回答を考えておくと良いでしょう。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.07

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【例文あり】面接で長所・短所を聞かれた時の答え方|長所・短所一覧あり

面接では長所・短所について質問されることもあります。 そもそもなぜ長所・短所について聞かれるのでしょうか? ここでは、面接官が長所・短所について質問する意図を知ったうえで、面接での回答方法について解説していきます。 長所・短所一覧や長所・短所別の回答例も掲載していますので、参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接で長所・短所について聞く理由は「人柄を知る」「自社で活躍する人材の特徴と合致しているかを確認する」「自分自身を客観視できているかを確認する」ためである。 面接で長所について回答する場合には、「結論→具体的なエピソード→入社後どのように活かすのか」の順で話すと良い。 面接で短所について回答する場合には、「結論→具体的なエピソード→どう克服したのか→入社後どのように活かすのか」の順で話すと良い。 長所・短所を回答する際に避けるべきポイントは、「仕事で活かしづらい長所・短所、プライベートなエピソード、企業が求める人物像と合わない長所・短所」について話すことである。 面接で長所・短所を聞かれる理由とは?そもそもなぜ面接では長所について聞かれるのでしょうか。まずは、面接官が長所・短所を聞く意図について確認していきましょう。どのような人柄なのかを知るためまず、どのような人柄なのかを知るために質問をしています。 長所・短所を知ることで、応募者の人柄や人となりを理解でき、仕事をするうえでの適性を判断することが可能となるのです。自社で活躍する人材の特徴と合致しているかを確認するため長所・短所を通じて人柄を理解することができると、自社に合った人材かどうかを判断することもできます。 スキルや経験がマッチしていたとしても、自社の雰囲気や他のメンバーとの相性が合わない場合には、早期離職に繋がりかねませんので、長所・短所を知ることで自社にマッチした人材かどうかを見極めようとしているのです。自分自身を客観視できているかを確認するため仕事をするうえで、自分自身の性格を理解しておくことは非常に重要です。 長所を理解している人は、自分自身の強みを活かした行動を取ることで、企業に貢献してくれることが期待できます。 また、短所を自覚しているということは、自分がミスしやすいポイントを理解しており、自分の欠点を補う行動を取ることができるということです。 そのため、長所・短所という質問を通じて、自分自身を客観視できているのかを確認しようとしているのです。 ここからは、長所・短所に分けてお伝えしていきます。面接で使える長所一覧まずは長所についてです。 自分自身の長所は何だろうと考えている人も多いのではないでしょうか。ここでは、仕事に活かせる長所を一覧と具体的な人柄、仕事でどのように活かせるのかについて紹介していますので、参考にしてみてください。長所一覧 長所 具体的な人柄 仕事に活かせるポイント 協調性がある ・人の話を良く聞ける ・感情的にならない ・円滑なコミュニケーション ・チームなど複数人での業務 柔軟性がある ・臨機応変に対応できる ・一つの考えに固執することなく、状況に応じて適切な行動を取ることができる ・ベンチャー企業など変化や成長が著しい企業での対応 ・接客業・営業などにおける顧客対応 行動力がある ・新しいことにも積極的に挑戦できる ・迅速に物事判断し行動できる ・新規事業の立ち上げ ・新規顧客の開拓 推進力がある ・改善点に対して前向きに行動できる ・周囲への働きかけが得意 ・事業課題の解決 ・周囲を巻き込む力 実行力がある ・前向きに行動し続けることができる ・物事への達成意欲が強い ・目標達成 ・有言実行 継続力がある ・コツコツと積み上げることができる ・粘り強くやり抜ける ・困難な課題を解決する ・品質管理 計画性がある ・目標に向かって計画を立て、それを実行することができる ・几帳面である ・段取り力 ・進行管理 論理的思考力がある ・何かを説明することが得意である ・問題解決が得意である ・分析力がある ・交渉力 社交性がある ・人付き合いが得意 ・ポジティブ思考である ・好奇心旺盛 ・コミュニケーション力 ・関係構築 努力家である ・向上心がある ・諦めない ・前向きである ・コツコツ継続できる   責任感が強い ・時間や納期厳守 ・約束は必ず守る ・相手を尊重する ・正しく業務を行う ・正確さが必要な業務     面接で長所を聞かれた時の答え方 面接で長所について聞かれた場合には下記のフォーマットに沿って回答していくと良いでしょう。 【長所を回答する際の流れ】 ①結論から ②具体的なエピソード ③入社後どのように活かすのか ①結論から 基本的に面接ではどのような質問であってもまずは「結論から」話すことが重要です。 私の長所は新しいことにも積極的に挑戦できる行動力があることです。 ②具体的なエピソード 次に長所を裏付ける具体的なエピソードについて話します。 前職では、業務管理ツールの営業職を行っていました。新たな管理ツールであったため、お客様にマニュアルをお渡ししていても使い方に関するお問合せが1日に30件以上あり、営業担当者もお問合せに対応することが多くなりました。 そこで、上司に提案し、お問合せのみに対応する部隊の立ち上げを実施し、私が責任者として2人のメンバーの管理も担いました。情報を一つの部隊に集約することができるようになったため、システムの課題点なども明確にでき、システム改善にも貢献できました。 POINT 具体的な数字を交えて話そう! 具体的なエピソードを交えて話をする際には具体的な数字などを用いて話すことで、面接官にも共通認識を持ってもらえると同時に信憑性も増します。 そのため、出来る限り数字を用いて伝えることを意識すると良いでしょう。 ③入社後どのように貢献するのか 最後に、長所をどのように入社後の企業で活かしていくのかについて伝えます。 貴社におきましても、新たに実施したほうがよいと感じる点についても周囲とも相談しながら積極的に挑戦し、企業の成長に貢献していきたいと考えています。 長所の回答例5選 ここからは、よくある長所の回答例をご紹介していきます。ここでは5つの長所の回答例をご紹介しますので、参考にしてみてください。 協調性がある 柔軟性がある 計画性がある 責任感が強い 継続力がある 協調性がある 回答例 私の長所は、チームを団結させる協調性があることです。 前職では、営業職として業務に携わっていましたが、会社のプロジェクトの一貫で、複数の部署から4~5人が抜擢され、新規事業の開発を考えるというミッションも兼務していました。 同世代だけで構成されたチームでしたが、志向性が皆異なり、議論が進まない状況が続きました。そこで、ファシリティターを率先して担当し、一人ひとりの意見をしっかりと聞き、それぞれが持つ仕事の価値観を共有し、全員が同じ方向性に向かえるような共通の目標を掲げることにしました。 全員が納得する目標ができたことでチームの団結力が強まり、ミッション開始から半年間で決裁をいただける企画を練り上げることができ、現在立ち上げに向けて稼働中です。 この経験を活かし、入社後も意見が衝突した場合であっても一人ひとりの意見を尊重しつつ、共通認識を持って行動できるよう、協調性を活かして働きたいと考えています。 柔軟性がある 回答例 私の長所は、状況に応じて適切な対応ができる柔軟性があることです。 アパレル業をしていた時の話です。オンライン限定商品の購入を求めて店舗に来店されたお客様がいらっしゃいました。ですが、オンライン限定商品ですので実店舗ではその商品の取扱はありません。そこで、お客様にその旨を伝えたうえで、着用予定のシチュエーションなどをお伺いし、類似商品や着用したいシチュエーションに合わせたコーディネートをご紹介することで、非常に喜んでご購入いただいたことがあります。 このことから、マニュアル通りに「ありません」と回答するのではなく、顧客の心情に寄り添い、対応することの重要性を改めて実感しました。 入社後も顧客に寄り添い、状況に応じて臨機応変に対応していきたいと考えております。 計画性がある 回答例 私の長所は、計画性を持って行動ができる点です。 以前の職場では人員が少ないこともあり、1人で行う業務が多く、発注・在庫管理・書類作成・提案書作成など様々な業務をマルチタスクで行うことが常でした。 そこで、1日の業務の中で何を優先すべきか、毎日やるべきこと、1週間・1ヵ月に1度やるべきことなど業務を選別し、日ごとにやるべきタスクをリスト化し優先順位を付けて取り組みました。 業務を効率化することにより、残業時間を80%削減することができました。その結果をもとに、他の従業員にもノウハウを共有することで、部署内の残業時間を60%削減でき、生産性向上に貢献しました。 今後も効率化できる点を改善しつつ、生産性高くパフォーマンスを出せるように尽力していきたいと考えています。 責任感が強い 回答例 私の長所は、責任感が強い点です。 当初担当していたお客様から、オウンドメディアからの売上高を1年以内に140%まで増やしたいとの要望をいただきました。かなりハードルの高い案件ではありましたが、課題を洗い出したうえで、UI/UX・サイトスピード・問い合わせフォーム・コンテンツなど改善すべき点を優先立てて改修することで、目標を超える前年比売上高160%を達成することに成功しました。 周囲からは絶対無理だと言われることもありましたが、諦めずに責任感を持って全力で取り組み続けた結果だと自負しています。 今後もどのような案件であっても最後まで諦めずに責任感を持って全うし、貴社の業績に貢献したい所存です。 継続力がある 回答例 私の長所は、諦めずに粘り強く取り組み続けることができる点です。 新規開拓営業の部署に所属していた当初、どのようにアプローチをしても取引ができないクライアントがおりました。自社商品との親和性が高く、必ず喜んでいただける提案ができると確信していた私は、週に1度訪問し、自社商品の話ではなく、先方にとって役に立つ情報を提供し続けることにしました。 当初は、全く相手にされず嫌な顔をされていましたが、半年ほど訪問を継続した頃には自然に会話ができる関係性へと変化していきました。そこで初めて、クライアントが抱えている課題や状況を知り、取引に至るまでのハードルが何かを理解することができました。 その後、半年間をかけて課題を一つずつ解決し、訪問開始から1年後ついに発注いただき、現在の年間売上額は〇〇万円と社内のコアクライアントになっています。 貴社の新規ビジネスにおいても、行動を起こす前から無理だと諦めることなく、継続し続けることで打開策を見つけていけるよう努力し、貴社の業績に貢献していきたいと考えています。 面接で使える短所一覧 次に短所についてです。 ここではよくある短所の一覧と短所の改善例をご紹介していきます。 短所一覧 短所 具体的な人柄 改善例 融通が利かない ・仕事のやり方にこだわりがある ・素直に人の意見が聞けない ・周囲からのアドバイスを実践するように努力した ・周りを頼るように意識をする せっかち ・抜け漏れミスが多い ・常にあわただしくしてしまう ・時間に余裕を持ったスケジュール管理表を作成する 心配性である ・常にミスがないか不安になってしまう ・事前に確認する時間を設ける 判断が遅い ・一つの業務に時間をかけすぎてしまう ・時間を決めて行動する ・フォーマットを作成する   面接で短所について聞かれた時の答え方 面接で短所について聞かれた場合には下記の流れに沿って回答していきます。 【短所を回答する際の流れ】 ①結論から ②具体的なエピソード ③短所をどう改善してきたのか ④入社後どのように活かすのか 長所について聞かれた時の答え方との違いは、「③短所をどう改善してきたのか」という点を盛り込むという点です。 克服できていない場合であっても、改善するために努力をしてきたことなどについて触れるようにします。 面接で使える短所一覧でもご紹介した「改善例」に記載されているような内容を盛り込むと良いでしょう。 具体例 せっかち:時間に余裕を持ったスケジュール管理表を作成した 融通が利かない(頑固である):周囲からのアドバイスを実践するように努力した 心配性である:事前に確認する時間を設ける 判断が遅い:時間を決めて行動する 短所の回答例3選 ここでは、短所の回答例を3つご紹介しますので、参考にしてみてください。 せっかち 回答例 私の短所はせっかちな所です。 営業サポートとして勤務していた際にも、出来る限り早く書類や見積書の作成をしようとするあまり、ミスや抜けがあり、結果的に工数がかかってしまうことがありました。 自分自身がせっかくな人間であるとその時初めて自覚をし、これを改善するために、チェックリストを設けて抜け漏れがないかを確認する、書類に関してはダブルチェックの時間を設けるように時間配分を見直しすなど取り組みにより、ミスや抜け漏れがなく正確に仕事をこなすことができるようになりました。 入社後も持ち前のスピード感を活かしつつ、丁寧で正確なサポート業務ができるように尽力していく所存です。 頑固である 回答例 私の短所は、一つのやり方に固執し過ぎてしまう頑固さです。 自分が決めたルーティーンを崩すことが苦手であったこともあり、営業活動の場でも、最初に身に着けた型を崩すことに抵抗感がありました。しかし、このままではこれ以上の成果を出すことができないと感じるようになり、同僚や上司の営業方法を聞く、ロープレをお願いするなどしたことにより、目標の160%以上の成果を出すことができるようになりました。 この出来事から、自分のルーティンに固執し過ぎると成長のチャンスを逃すことにも繋がることを実感したため、成果が思うように出ていない時には人の意見を聞き、やり方を変えるように意識をしています。 入社後も、自分の意見ややり方に固執するのではなく、人の意見を素直に聞き、その時々の状況に合わせて柔軟に行動を変えられるように尽力し、御社の成果に貢献していきたいと考えています。 心配性である 回答例 私の短所は、心配性な点です。 お客様への提案前などは特に、この資料が足りていないのでは、この情報を追加しておいたほうがよいのではと考えてしまいがちで、あらゆる場面を想定し、準備を万全に整えておかなければ落ち着かないのです。そのため、提案前準備には人一倍時間がかかってしまう点が課題でもあります。 しかし、お客様からは、「質問に対してその場で的確な回答が得られて助かる」とお褒めの言葉をいただくことも多々あります。 今後は、状況に応じて資料をフォーマット化するなどし、事前準備にかかる工数を削減しつつ、顧客の満足度を維持できるよう努めていきたいと考えています。 長所・短所を回答する際のNG回答例 最後に長所・短所を回答する際に注意をしておきたいポイントについてお伝えします。 仕事で活かしづらい長所・短所を伝える あくまで面接の場ですので、仕事で活かしづらい長所・短所を伝えることはNGです。 たとえば、「忍耐力」「我慢強さ」を長所として伝えた場合、「受け身で積極性がない人」と捉えられる可能性もありますし、これらの強みを活かすことで、企業に貢献することは難しいでしょう。 このように、面接で伝えようとしている長所・短所は仕事で活かせる内容かを確認したうえで話すようにしましょう。 プライベートでのエピソードを話す 長所・短所について回答する場合には、具体的なエピソードを用いて回答します。 しかし、具体的なエピソードで話す題材はプライベートな内容では説得力がありません。あくまで転職活動ですので、面接官に入社後に働く姿を想像してもらいやすいよう、業務上での内容について伝えるようにしてください。 企業が求める人物像と合わない長所を伝える 冒頭の「面接で長所・短所を聞かれる理由とは?」でもお伝えした通り、面接官はこの質問を通じて、自社にマッチした人材かどうかという点も確認しています。 そのため、面接時に伝える長所・短所は、企業が求める人物像に合致した内容のほうが好印象です。 たとえば新規事業の立ち上げを考えている企業に対して、「慎重さ」が長所だと伝えた場合、ミスマッチが起きていることは容易におわかりいただけるのではないでしょうか。 まずは企業研究をしっかり行い、自分の長所が活かせる場であるかどうかも事前に確認しておくと良いでしょう。 長所・短所はないと回答する 「長所・短所はない」と回答することも避けましょう。冒頭の「面接で長所・短所を聞かれる理由とは?」でもお伝えした内容の繰り返しになりますが、自己分析が出来ているかどうかという点も大事なポイントです。 「長所・短所はない」と回答することは、自己分析ができておらず、企業に貢献する術を知らないと言っているのと等しいと捉えられます。 面接前に、業務における自分の長所・短所は何か今一度客観的に確認してみましょう。分からない場合には、職場の仲間などに聞いてみるのも良いでしょう。 まとめ 面接では、様々な角度からあなたの人柄や志望企業との親和性を知ろうとする質問を受けることとなります。 長所・短所という聞き方をされる場合もあれば、「あなたの業務上での強み・弱みは何ですか?」という聞き方をされるケースもあるでしょう。 どのような形で質問されたとしても、自分自身のことを客観的に振り返り、自己分析ができていればうろたえることなく自信を持って回答できるはずです。 面接を受ける前に、今までの社会人経験を振り返り良い機会だと捉え、自分自身の長所・短所を見つけてみてください。次の職場にもきっと活かせるはずですよ。 本記事が少しでもお役に立てば幸いです。

2024.04.24

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【例文フォーマットあり】面接辞退メールを送る場合のマナーとは?書き方のポイントもご紹介!

次の面接の予定が詰まっている場合であっても、 「第一志望の企業で内定が出た」 「やっぱりこの企業は理想と違うな」 「家庭の事情で転職活動そのものをやめよう・・・」 など様々な理由で面接辞退をしなければならないケースもあるでしょう。 そこで、本記事では面接辞退をする場合の適切な対応方法や面接辞退メールの書き方のポイントについてご紹介致します。 メールフォーマットも掲載していますので、参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接辞退をする場合、「出来る限り早めに」「基本的にメールで」連絡をする。無断欠席だけは絶対にNGである。 当日の面接辞退の場合には、メールだけでなく、電話でも連絡をするほうが良い。 面接辞退メールを書く際のポイントは、面接辞退であることが分かる件名にすること、出来る限り簡潔に記すこと、お詫びの言葉を入れることである。 面接辞退をする場合のマナー面接辞退をする場合には、下記のマナーを守るようにしてください。出来る限り早めに連絡をする面接を辞退することを決めた場合には、出来る限り早めに各企業の採用担当者に連絡を入れましょう。 採用面接ではあなたと会うために採用担当者だけでなく現場の社員や面接担当者の予定を抑えています。中には役員面接などの調整を行っているケースもあるでしょう。忙しい社員の方のスケジュールを面接に当てていることを理解し、辞退をするのであれば、出来る限り早く連絡をすることが大切です。面接辞退の連絡は基本的にはメールでOK!面接辞退の連絡をする場合には基本的にメールで連絡をしましょう。中にはメールのみでの連絡は失礼にあたるのではないかとお考えの方もいらっしゃるかも知れませんが、メールのみで構いません。 ただし、やむを得ず面接の前日や直前に連絡することになった場合には、急を要しますので必ず電話とメールの両方で連絡を入れましょう。メールのみの場合ですと、採用担当者がすぐに確認できない場合もありますので、電話でも連絡を入れます。繋がらなかった場合には、電話を受けてくれた方に伝言をお願いしてもよいでしょう。伝言を依頼する場合には、「面接日時、氏名、応募職種、面接辞退へのお詫び」を伝えます。 POINT 面接辞退メールを送る時間帯は? メールを送る場合には、出来る限り就業時間内に連絡を入れるほうが好ましいです。 ただし、仕事をしながら転職活動を行っている方など、少し遅い時間でなければメールを送れないという場合には、メールの冒頭に「夜分遅くに失礼致します」などのフレーズを入れておけば失礼になりにくいでしょう。 面接の無断欠席は絶対にNG連絡をしないまま面接を欠席することは絶対避けましょう。連絡を入れることは社会人としての最低限のマナーです。 また、面接を受ける権利があるということは、書類選考で少なからず自分に興味を持ち認めてくれたという証ですので、お詫びの気持ちだけでなく感謝の気持ちも込めて、必ず連絡を入れるようにしましょう。面接辞退メールの書き方ここでは、面接辞退メールの書き方についてお伝えしていきます。件名(メールの件名で辞退であることがわかるように記載する)件名では、面接辞退のメールであることがわかるように記載することが大切です。 そのため、「面接について」「面接辞退の件」などの表記ではすぐに内容を把握しづらかったり、マイナスな側面が前に出てしまいます。「面接辞退のご連絡」などと記載しておけば、内容が一目で伝わるでしょう。 件名の例 「面接辞退のご連絡/〇〇〇〇(名前)」 宛名宛名では、送り先である担当者の企業名、部署名、名前の順に記載しましょう。また株式会社を(株)などと略すのはあまり印象がよくありません。必ず正式名称で記載するようにしましょう。 宛名の例 株式会社〇〇 人事部 採用担当 〇〇 〇〇 様 本文(要件を簡潔に・お詫びの言葉も添える)本文では要件とお詫びの言葉を書きます。 内容は下記の順に記載します。 ・自分の氏名 ・面接予定日時 ・辞退をする理由 ・お詫びの言葉 メールの文面を書く際には面接辞退の件やお詫びなど、必要なことだけを簡潔に記載することを徹底しましょう。 ネガティブな内容の連絡を入れるとき、「失礼をしてはいけない!」と丁寧な性格の方ほど冗長的な文章を書いてしまいがちですが、不必要な情報が多い文章は読み手にわずらわしさを感じさせ、余計に印象を悪くしてしまいかねませんので、簡潔に書くことを意識してみてください締めの言葉・署名最後に締めの言葉と署名を付けます。 締めの言葉には、「末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。」など相手を敬う文言を入れます。 また、署名を付けることはビジネスマナーですので、署名の付け忘れには注意をしましょう。 POINT 面接辞退メールの書き方のポイント 面接辞退メールで抑えておくべきポイントは下記の3点です。 ・一目で「面接辞退」であることがわかる件名にする ・必要なことだけを簡潔に記載する ・お詫びの言葉を入れる この3点を意識してメールを作成してみてください。 【パターン別】面接辞退メールのテンプレートここでは、面接辞退メールのテンプレートをご紹介します。 ・基本的な面接辞退メールテンプレート ・当日の連絡となってしまった場合 ・他社から内定をもらった場合 ・選考先の企業が自分に合わないと感じた場合 ・家庭の事情が理由の場合 ・言いづらい理由の場合 下記の内容に沿ってメールを作成してみてください。基本的な面接辞退メールテンプレート 面接辞退メール例 ■件名 面接辞退のご連絡/〇〇〇〇(氏名) ■本文 株式会社〇〇 人事部 採用担当 〇〇様 お世話になっております。 先日〇次面接のご連絡をいただきました〇〇〇〇(氏名)です。 その節は誠にありがとうございました。 (※)〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、一身上の都合により選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。 私事で大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い申し上げます。 また、本来であれば直接お詫び差し上げるべきところですが、メールでのご連絡になりましたことを重ねてお詫び申し上げます。 末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 ———————————————————— 〇〇〇〇(氏名) 〒000-0000 東京都新宿区西新宿0-0-0 電話番号:000-0000-0000 ———————————————————— シチュエーションに合わせて、「基本的な面接辞退メールテンプレート」の(※)を付けた文章を変更していきます。当日の連絡となってしまった場合当時の連絡となってしまった場合には、必ず電話でも連絡をしましょう。ここでは、電話が繋がった場合と繋がらなかった場合の2つの例をご紹介します。 電話が繋がった場合 当日の連絡の辞退メール例(電話連絡後) お世話になっております。 先日〇次面接のご連絡をいただきました〇〇〇〇(氏名)です。 その節は誠にありがとうございました。 先ほどお電話にてお伝えしました通り、〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、一身上の都合により選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、大変申し訳ございません。 私事で大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い申し上げます。 末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 電話が繋がらなかった場合 当日の連絡の辞退メール例(電話が繋がらない) お世話になっております。 先日*次面接のご連絡をいただきました〇〇〇〇(氏名)です。 その節は誠にありがとうございました。 〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、一身上の都合により選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、大変申し訳ございません。 また、直前のご連絡となってしまいましたこと重ねてお詫び申し上げます。 先ほどお電話差し上げましたが、ご不在のようでしたのでご伝言をお伝えしております。 末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 当日の連絡となってしまった場合には、電話で連絡をした後に、メールで連絡をしたほうが良いでしょう。 電話が繋がった場合も、そうでない場合もどちらの場合も電話だけでなくメールも送るほうが良いです。 他社から内定をもらった場合 他社から内定をもらった場合には、「基本的な面接辞退メールテンプレート」の(※)の文章を下記のように変更します。 他社から内定をもらった場合 〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 先日他社から内定をいただき、熟考した結果その企業でお世話になることに致しました。 内定を貰った他社の企業でお世話になることを決めた場合には、その旨を率直に伝えて問題ありません。 選考先の企業が自分に合わないと感じた場合 選考先の企業が自分に合わないと感じた場合は「基本的な面接辞退メールテンプレート」の(※)の文章を下記のように変更します。 選考先の企業が自分に合わないと感じた場合 〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 業務内容などを詳しくお伺いする中で、当初考えていたイメージと異なり、貢献することが難しいと判断したためです。 この場合には、詳しく面接辞退の理由について触れる必要はありません。仮に面接中の対応に不満があった場合であっても、批判・中傷するような内容は避けるように注意してください。 「業務内容が違った」「当初の御社のイメージと違った」など想定と異なったという点のみを伝える程度にとどめておきましょう。 家庭の事情が理由の場合 家庭の事情が理由の場合は「基本的な面接辞退メールテンプレート」の(※)の文章を下記のように変更します。 家庭の事情が理由の場合 〇月〇日(〇)に面接のお約束をさせていただいておりましたが、選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。 家庭の事情により、面接活動を継続することが難しくなりましたので、面接を辞退させていただきます。 家庭の事情も状況に応じて様々かと思いますが、「家庭の事情」と伝えることで、それ以上深堀りして辞退の理由を聞かれるケースはありません。そのため、家庭の事情による面接辞退の場合には、「家庭の事情」と記すようにしましょう。 言いづらい理由の場合 基本的に言いづらい理由の場合には、「一身上の都合」と答えるようにしましょう。「面接の設定をしてくれているのに申し訳ないから」といって言いづらい理由をわざわざ全てさらけ出す必要はありません。 言いづらい理由の場合には、「基本的な面接辞退メールテンプレート」の内容を活用すると良いでしょう。 面接辞退メール前に、本当に辞退すべきか考えよう 面接辞退メールを送付する前に、本当にその企業の面接を辞退しても良いのか、もう一度考えてみましょう。 第一志望の企業や自分がやりたい仕事ができる企業から内定を取得した場合には、辞退をしても良いと思います。 しかし、内定を獲得するまでに苦労し、ようやく1社から内定を得られた場合には、面接自体が億劫に感じている状況なのであれば考え直したほうが良いかもしれません。 これから面接辞退をしようとしている会社の社風や雰囲気・仕事内容が今内定をもらっている企業よりも自分に合っている可能性もありますし、内定を貰える可能性も充分に考えられます。 妥協で会社選びをしてしまうと、入社後に後悔する可能性も十分に考えられますので、納得した企業選びができていないと感じているのであれば、面接を辞退しないことをおすすめします。 まとめ 面接辞退の連絡を入れることに抵抗感を感じるかもしれません。 しかし、面接辞退をすると決めたのであれば、早期に連絡することが、あなたにとっても企業にとっても良い状態であるということを理解しておきましょう。そして、面接調整をしてもらっていることへの感謝の気持ちを忘れず、誠意を持って対応するよう意識してください。 本記事が少しでも参考になれば幸いです。

2024.04.24

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【例文あり】面接日程調整メールの書き方のコツとは?知っておくべきマナー・注意点もご紹介!

面接の日程調整をする場合、多くの企業ではメールを活用することが一般的です。 面接で出来る限り良い印象を与えるためにも、メールで評価を落とすことのないように慎重に対応したいと考えている人も多いのではないでしょうか。 そこで、本記事では、面接の日程調整メールのマナーや書き方、気を付けるべきポイントを解説しています。 さらに、企業から指定された日程で調整できない場合や、調整した日程を変更する場合の伝え方など、シチュエーション別の回答方法についても例文を交えてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接日程メールも選考に影響する場合があるため、ビジネスマナーを意識して返信したほうが良い。 面接日程調整メールを送る場合には、24時間以内に返信・希望日程を3候補以上提示・件名は変更せずに返信することを意識する。 面接日程調整メールを書く際のポイントは、お礼のフレーズを入れる、適度に改行を入れることである。 面接の日程調整希望日を提示する場合には、3日~2週間先のスケジュールを伝えると良い。 面接日程メールは選考にも影響する?面接日程を調整する場合、一般的には採用担当者とメールでやり取りを行うこととなります。しかし、「面接日程を調整するだけだから・・・」と気を抜いてはいけません。 採用担当者の中には、候補者のメールの対応を見て社会人としてのビジネススキルやマナーがある人なのかどうかを見極めようとしている場合もあります。 選考を優位に進めるためにも、単なる面接日程調整メールと思わずに、選考はすでに始まっているという意識を持ってスケジュール調整を行いましょう。面接日程調整メールのマナー面接日程調整メールで面接官にも好印象を残すために、メールで日程調整を行う場合の最低限のマナーを理解しておくと良いでしょう。24時間以内に返信するまず、採用担当者からのメールには24時間以内に返信するよう心掛けましょう。 採用担当者も複数の候補者の面接日程調整を行っており、返信が遅くなってしまうことで、面接官との日程調整に影響が出るなど、迷惑をかけてしまうことも十分に考えられますので、出来る限り早めにメールの返信をするよう意識をしてください。 POINT こんな時はどうする? 日程の都合が分からず、すぐに返信ができない場合もあるかと思います。そのような場合にも、まずは24時間以内の返信を意識しましょう。メールでは、「あいにく現時点で、都合が分からない旨を伝え、〇〇日以降に再度連絡をする」など、現状の状況と日程が確定できるタイミングなどの情報を伝えるようにしましょう。 仮に24時間以内にメールに返信できなかった場合には「ご返信が遅くなってしまい申し訳ございません」などと一言添えるようにしましょう。 希望日時は3候補以上提示する希望日時は出来る限り複数提示することをおすすめします。目安としては3候補以上が良いでしょう。 面接官が現場の社員の場合もありますので、できるだけ希望日程は複数あるほうがスケジュール調整がスムーズです。時間にも幅を持たせておいた方が調整がしやすいでしょう。 企業側から候補日時を指定される場合もありますが、仮に指定された日時で調整ができない場合にも、こちらから候補日時の案を提示するのがマナーです。その際も3候補以上提示することを意識してみてください。件名は変更せずに返信するビジネスメールの基本ですが、件名は変更せずに返信をしましょう。 具体的には、企業側から「面接日程調整の件」という件名でメールが届いているのであれば、「Re:面接日程調整の件」と返信をします。 メールを返信する際に「Re:」が勝手に表示されると思いますので、あえて削除せずにそのまま返信すれば問題ありません。 こうすることで、担当者は面接日程調整の件であること、返信メールであることを件名から理解することができるため、日程調整メールの件名は変更せずに返信するということを覚えておきましょう。 POINT メールの本文も引用しておくと良い メールに返信する場合には、返信するメールの内容を引用して残しておくとより良いです。 こうすることで、以前のやり取りをスムーズに把握することができます。基本的には、メールに返信すると、新たに作成した新規のメール文面の下に以前のやり取りが勝手に引用されると思いますので、削除せずに、そのまま残しておくようにしましょう。 署名を必ず付けるビジネスメールでは必ず署名を付けます。仕事でメールを使う場合にはテンプレートに署名を保存しているケースが多いため忘れることはないですが、転職活動でメールを送る場合には注意が必要です。 「氏名・住所・電話番号・メールアドレス」を記した署名を作成し、必ずメールの末尾に付けることを忘れないようにしてください。ただし、住所に関しては、記載していなくても失礼には当たらないので郵便物の有無に合わせて適宜対応しましょう。メールを返信する時間帯に気を付けるメールを返信する時間帯にも気を配りましょう。 基本的には、企業の就業時間中に返信する方が望ましいです。ただし、現職中の方の場合には、就業時間内での返信は難しいかと思いますので、真夜中などの非常識な時間は避け、常識の範囲内で受け入れられる時間帯を意識して返信をしましょう。 21時以降になる場合には必ず、「夜分遅くに失礼いたします」などの一言を添えて失礼のないように心掛けてください。面接日程調整メールの書き方のポイントさて、ここからは日程調整メールの書き方のポイントについてお伝えしていきます。日程調整メールでは、簡潔に分かりやすく伝えることが大切です。 下記の流れに沿って書いていくと良いでしょう。 【日程調整メールの流れ】 ①件名 ②宛名 ③挨拶 ④自分の名前 ⑤面接の日程調整に関する内容 ⑥締めくくり ⑦署名 企業名は省略しない宛名で企業名を記載する場合には、(株)のように省略せずに必ず正式名称で記載するようにしましょう。お礼のフレーズを必ず入れる「この度は、面接日程のご連絡を誠にありがとうございます」など、メールを送っていただいたことや面接日程を提示していただいたことに感謝する気持ちをメールに盛り込むよう意識しましょう。適度に改行を入れるメールを送る際にはメールの文面の見やすさにも気を配りましょう。 採用担当者の多くはPCでメールチェックを行っていることが多いため、文章が長くなり過ぎないように適宜改行を入れて、全体的に読みやすくなるように整えてください。また、内容の節目ごとに行間を空けて段落を区切ると、より読みやすいメールになります。 スマートフォンなど携帯からメールを配信する場合には、「PCでの見やすさ」を意識して作成すると良いでしょう。面接日程調整は何日後から設定する?面接日程調整メールで日程を調整する場合、自分自身がメールを返信する日から起算して、何日後の日程を提示すれば良いのか悩む場合もあるのではないでしょうか? 基本的には、3日後~2週間先までの日程で調整をすると問題ないでしょう。 明日、明後日の日程だと企業側のスケジュール調整が難しいことも想定されるため、少し余裕を持って3日後以降だと好ましいです。 また、1ヵ月後などあまりに遠いスケジュールになってしまうと、そもそも採用枠が埋まってしまっている可能性も考えられますので、出来る限り早めの日程で調整することをおすすめします。【例文】面接日程調整メールの4パターンここでは、面接の日程調整メールをシチュエーション別に4つに分けてお伝えしていきますので、参考にしてみてください。 日程調整メールの4パターン ・提示された日程にて面接日程を確定する場合 ・提示された日程での調整ができない場合 ・一度決定した日程を変更したい場合 ・面接日程を確定する場合 提示された日程にて面接日程を確定する場合 提示された日程にて面接日程を確定する場合 ■件名 Re:(元の件名) ■本文 〇〇株式会社 人事部 採用担当 〇〇〇〇様 お世話になっております。 以前、貴社求人に応募いたしました〇〇〇〇(氏名)と申します。 この度は、面接日程のご連絡を誠にありがとうございます。 ご提示いただいた日程から下記の日時を希望致します。 ■第1希望:〇月〇日(〇) 〇時~〇時 ■第2希望:〇月〇日(〇) 〇時~〇時 ■第3希望:〇月〇日(〇) 〇時~〇時 ご多忙な中、日程を調整いただき誠にありがとうございます。 当日も何卒宜しくお願いいたします。 ———————————————————— 〇〇〇〇(氏名) 〒000-0000 東京都新宿区西新宿0-0-0 電話番号:000-0000-0000 メールアドレス:****@**** ———————————————————— 提示された候補日の中でも都合のつく日時が複数ある場合には、希望順位と合わせて複数回答した方が面接調整がしやすいです。提示された日程での調整ができない場合次に、提示された日程でどうしても都合がつかなかった場合の返信の方法です。 提示された日程での調整ができない場合 ■件名 Re:(元の件名) ■本文 〇〇株式会社 人事部 採用担当 〇〇〇〇様 お世話になっております。 以前、貴社求人に応募いたしました〇〇〇〇(氏名)と申します。 この度は、面接日程のご連絡を誠にありがとうございます。 大変恐縮ながらご提示いただいた日時での都合がつかなかったため、 別日程での実施をお願いすることは可能でしょうか。 以下に候補日を提示させていただきますので、 いずれかの日時でご検討いただけましたら幸いです。 ■第1希望日:〇月〇日(〇) 〇時~〇時(〇時までに面接終了を希望) ■第2希望日:〇月〇日(〇) 〇時~〇時(〇時までに面接終了を希望) ■第3希望日:〇月〇日(〇) 〇時~〇時(〇時までに面接終了を希望) ■第4希望日:〇月〇日(〇) 〇時~〇時(〇時までに面接終了を希望) 以上となります。 ご多忙な中恐縮ですが、ご確認いただけましたら幸いです。 また、上記日程での調整が難しい場合には、再度候補日をご連絡いただけましたら幸いです。 大変お手数をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。 ———————————————————— 〇〇〇〇(氏名) 〒000-0000 東京都新宿区西新宿0-0-0 電話番号:000-0000-0000 メールアドレス:****@**** ———————————————————— 指定された日程の中で調整ができない場合には、提示された面接日程が合わなかったことに対する一言を添えましょう。 そのうえで、面接調整が可能な日程をこちらから提示をするようにします。 日程を提示する場合には、3候補以上の日程を提示するように心掛けましょう。一度決定した日程を変更したい場合次に、一度面接日程を決定した後に、どうしてもその日程で面接を行うことが難しくなってしまった場合について見ていきます。 一度決定した日程を変更したい場合 ■件名 Re:(元の件名) ■本文 〇〇株式会社 人事部 採用担当 〇〇〇〇様 お世話になっております。 〇月〇日(〇)の〇時から面接のお時間を頂戴している〇〇〇〇(氏名)と申します。 私事で大変恐縮ですが、予定させていただいておりました日時に伺うことが難しくなってしまったため、別日程での実施をお願いすることは可能でしょうか。 以下に候補日を提示させていただきますので、 いずれかの日時でご検討いただけましたら幸いです。 ■第1希望日:〇月〇日(〇) 〇時~〇時(〇時までに面接終了を希望) ■第2希望日:〇月〇日(〇) 〇時~〇時(〇時までに面接終了を希望) ■第3希望日:〇月〇日(〇) 〇時~〇時(〇時までに面接終了を希望) ■第4希望日:〇月〇日(〇) 〇時~〇時(〇時までに面接終了を希望) 以上となります。 ご多忙な中恐縮ですが、ご確認いただけましたら幸いです。 また、上記日程での調整が難しい場合には、再度候補日をご連絡いただけましたら幸いです。 大変お手数をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。 ———————————————————— 〇〇〇〇(氏名) 〒000-0000 東京都新宿区西新宿0-0-0 電話番号:000-0000-0000 メールアドレス:****@**** ———————————————————— 「〇月〇日(〇)の〇時から面接のお時間を頂戴している」のようにすでに面接が決まっている候補者からのメールであることがわかるように明記します。 日程を変更する理由については、具体的に理由を伝える必要はありませんので、本メールのように「私事で大変恐縮ですが」などの一言を入れておくとスマートにまとめることができるでしょう。  面接日程を確定する場合 面接日程を確定する場合 ■件名 Re:(元の件名) ■本文 〇〇株式会社 人事部 採用担当 〇〇〇〇様 お世話になっております。 以前、貴社求人に応募いたしました〇〇〇〇(氏名)と申します。 この度は、面接日程のご連絡を誠にありがとうございます。 ご提示いただいた下記日時に、指定いただきました面接会場にお伺い致します。 ■面接日時:〇月〇日(〇) 00:00~ ■場所:〇〇〇 ご多忙な中、日程を調整いただき誠にありがとうございます。 当日も何卒宜しくお願いいたします。 ———————————————————— 〇〇〇〇(氏名) 〒000-0000 東京都新宿区西新宿0-0-0 電話番号:000-0000-0000 メールアドレス:****@**** ———————————————————— 都合の良い日程にて調整できた場合には、認識のズレがないかを確認するために、日程・面接場所を必ずメールに記載しましょう。面接日程調整メールを送る場合に気を付けるべきポイント最後に面接日程調整メールを送る場合に気を付けるポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。文字を装飾しないメールの文面で強調したい箇所に色を付けたり太字にしたりする方もいるかもしれませんが、ビジネスメールでは、文字の装飾は避けましょう。 装飾されたメールは社外の人へ送るものとしてはふさわしくないと考えられているため、注意してください。「!」などの記号の使用も同様です。会社のアドレスは使用しない就業中の方が転職を行う場合についやりがちなのが、会社用のメールアドレスを使って採用担当者とやり取りを行ってしまうことです。 会社のアドレスかどうかはアドレス自体を見ればたいていわかります。そのため会社のものを使用していると「公私混同するリスク管理の出来ない人材なんだな」と思われてしまうかもしれません。 転職活動を行う際には、メールアドレスを新たに取得することをおすすめします。敬語表現を意識するそして、敬語表現がしっかりと使えていない人材は社会人の基礎がなっていないと判断されるため、しっかりとした敬語表現(謙譲語も同様)を心がける必要があります。 下記の点を意識してメール文面を作成しましょう。 ■二重敬語になっている (例)× ~拝見させていただきます→ 〇 拝見いたします ■「話し言葉」と「書き言葉」が混在している (例)× 御社 → 〇 貴社 まとめここまで、面接日程調整のメールの送り方についてお伝えしてきました。 日程調整のメールだからといって、気を抜いてはいけません。日程調整メールのやり取りから、すでに選考が始まっていることを意識して、丁寧に対応しましょう。 メールを送る際の基本は、相手のことを気遣う気持ちが大切です。 すぐに返信をすることも、お礼を添えることも、候補日を複数日程提示することも全て相手の立場を考えるが故の行動でもあります。 本記事が少しでも就職活動のお役に立てば幸いです。

2024.04.24

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【例文あり】面接のお礼メールは送る?書き方のコツや注意すべきポイントをご紹介!

面接を受けた企業の選考通過率を上げるためにも出来る限り好印象を与えたいと考えている方は多いのではないでしょうか。 そのため、面接後にお礼メールは送ったほうが良いのかと悩んでいる方も多いです。 本記事では、面接後のお礼メールを送るべきかという疑問に回答しています。また、お礼メールを送る前に知っておくべきポイントや、メールの書き方のコツ、注意すべきポイントについてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ お礼メールは必ずしも送る必要はない。 お礼メールを送る場合のポイントは「当日中に」「採用担当者宛に」送ることである。※面接官のアドレスがわかる場合には面接官でもOK! お礼メールの書き方のコツは、端的にわかりやすく、面接の感想・入社意欲を伝えることである。 お礼メールを書く際に注意すべきポイントは、「字の装飾・誤字脱字がないか、敬語の使い方に誤りがないかを確認すること」である。 面接のお礼メールは必要?ビジネスの場では、面談や商談の後などにお礼メールを送るケースも多いため、「面接の後にもお礼メールを送るべき?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 結論から言うと、お礼メールは必ずしも送る必要はありません。お礼メールを送らなかったからといって、評価が下がることはないです。 ただし、お礼メールを送ることによって、熱意のある人・丁寧な人という印象を与えることができますので、面接官が次の選考の候補者を決めかねている際には有効に働くケースもあるかもしれません。 第一志望の企業の選考など、どうしても入社したい意欲を伝えたい場合や感謝の気持ちを伝えたい場合には、お礼メールを送っても良いでしょう。面接のお礼メールを送る前に知っておくべきポイント面接でお礼メールを送ろうと考えている場合には、下記のポイントを抑えておくと良いでしょう。当日中にメールを送る面接へのお礼メールは、基本的に当日中に送ります。面接の後もしくは自宅に帰宅後すぐに送信すれば、それだけその企業に対する真剣さと入社意欲の高さをアピールすることができるでしょう。 ただし、時間帯には注意が必要です。基本的にメールであっても面接先の営業時間内に送ることがマナーであることを意識して送信しましょう。ただし、就労中の場合など、どうしても営業時間内に送信できない場合には、深夜帯など非常識な時間を避けて送ります。仮に面接の終了時刻が遅くなった場合は、翌朝に送るようにしましょう。 CHECK! 遅すぎるお礼メールは逆効果 面接から2~3日後にお礼メールを送る場合には、マイナス評価となる場合があるため注意が必要です。 お礼メールの基本は当日中に送ることです。2~3日後の場合、 他の候補者と比較してビジネスマナーがない人、志望意欲が低い人という印象を与えます。 また、面接から日が経ちすぎている場合には、すでに面接の合否も出ているケースも多いです。お礼メールを活用し、内定率を高めたいと考えている場合には、当日中から遅くとも翌朝までに送るように意識をしてください。 採用担当者宛に送るお礼メールは、基本的にスケジュール調整などで日頃からメールのやり取りをしている採用担当者宛に送りましょう。ただし、面接時に名刺交換をしている場合など面接官の連絡先が分かる場合には、その方宛に送っても問題ありません。 面接官が複数名いる場合には、一人ひとり個別にお礼メールを送る場合には、一斉送信でかまいません。一斉送信する場合には、名刺に記載されている役職に注意をし、役職の高い方から順に宛名に記すように気を付けます。 採用担当者が面接にいなかった場合には、ccに採用担当者の名前を入れても良いでしょう。 面接のお礼メールの書き方のコツここでは、面接のお礼メールを書く際のコツについてお伝えしていきます。 基本的に、お礼メールには下記の要素を盛り込むことが大切です。 【お礼メールの基本構成】 (1)件名 (2)宛名 (3)自己紹介 (4)面接へのお礼 (5)面接の感想・入社意欲 (6)署名 それぞれの項目ごとにポイントをお伝えしていきます。件名はわかりやすく件名では、「わかりやすさ」を心掛けましょう。企業に送るメールは、大前提として「わかりやすく読みやすい」が基本です。 採用担当者は採用活動以外にも様々な業務を並行して行っているため、瞬時に要件が判断できるメールの件名にしたほうが好印象を与えられるでしょう。 そのため、「採用面接の御礼/〇〇〇〇(氏名)」など、一目で要件がわかる件名と自分の氏名を記載することをおすすめします。宛名は正式名称で記載する宛名は送り先である採用担当者(面接官の名前が分かれば面接官)の基本情報を「企業名→部署名→氏名」の順に記載するようにしましょう。ちなみに、株式会社を(株)などと略すことはマナー違反です。企業名を書く際にはどんなに長くなっても必ず正式名称で記載します。 複数名の方にメールを一斉送信する場合には、役職が上の方から順に記載するよう注意をしてください。面接日時も添えて自己紹介をする次に挨拶と自己紹介をします。自分のフルネームと面接を受けた日時などを添えると、面接官があなたのことを特定しやすくなります。 自己紹介 本日の〇月〇日(〇)00:00より面接のお時間をいただきました、〇〇〇〇(氏名)と申します。 面接へのお礼を伝えるお礼メールですので、面接へのお礼の気持ちを必ず盛り込みます。 面接の機会を設けていただいたことや、忙しい中自分のために時間を割いてもらったことへのお礼の気持ちを文章にしたためます。 面接へのお礼 先ほどはご多忙な中、貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。 面接の感想・入社意欲を伝える次に面接の感想や入社意欲を伝えます。今回の面接でどのようなことを感じたのかや入社意欲を伝えることによってその企業に対する真剣さをアピールすることができるでしょう。 また、面接の感想を記載することにより、その応募者が面接でどのような会話を行ったのかを面接官はリアルに思い出すことができますし、あなたオリジナルのお礼メールを作成することにも繋がります。 ただし、アピールを意識するあまり自己PRのような内容を盛りこんでしまうと、ガツガツしている印象を与えかねません。メールの基本は「端的にわかりやすく」ですので、くどくどと長く書くのではなく、長くても300文字程度に収まるようにまとめて記載するよう意識しましょう。 CHECK! 定型文で送ることは避ける お礼メールでは、どの企業でも使いまわせる定型文を送ることは避けましょう。使い回しであることが面接官にも伝わるため、逆効果となる可能性が高いです。 「企業への熱意を伝えること」がお礼メールを送る目的だと思いますので、面接で得た気付きなどを添えあなたの人柄や入社意欲が伝わるようなお礼メールを作成するよう意識をしてみてください。 署名を忘れずに最後に署名を忘れずに記載しましょう。名前・住所・電話番号・メールアドレスを記載します。ただし、住所に関しては、記載していなくても失礼には当たらないので郵便物の有無に合わせて適宜対応しましょう。 以上のポイントをまとめると下記の通りです。お礼メールを送る際の参考に活用してみてください。 お礼メール例 ■件名 採用面接の御礼/〇〇〇〇(氏名) ■本文 〇〇株式会社 人事部 採用担当 〇〇〇〇様 お世話になっております。 本日の10:00より面接のお時間をいただきました、〇〇〇〇と申します。 先ほどはご多忙な中貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。 〇〇様とお話をさせていただく中で、貴社の〇〇施策に強い関心を抱きました。 私もこれまでに〇〇関係に携わった経験があり、 これまでに培った〇〇の側面から貴社に少しでも貢献できたらと感じました。 末筆ながら、面接のお礼を申し上げると共に、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 ———————————————————— 〇〇〇〇(氏名) 〒000-0000 東京都新宿区西新宿0-0-0 電話番号:000-0000-0000 メールアドレス:〇〇〇〇〇@〇〇.〇〇 ———————————————————— お礼メールを書く際に注意すべきポイント ここでは、お礼メールを送る際に注意すべきポイントについてお伝えしていきます。字の装飾はNGメールの内容をわかりやすいものにしようと太字や色文字を使用したくなる気持ちはわかりますが、ビジネスメールのマナーとしてふさわしくないためNGです。 特に転職の場合には、社会人としての基礎がなっていないとシビアな評価をされることも考えられますので、こういった細やかなポイントにも留意するようにしておきましょう。誤字脱字はNG誤字脱字は、「注意力がない」「仕事が雑」という印象を与え逆効果となる可能性が高いため、誤字脱字には細心の注意を払います。 ダブルチェック・トリプルチェックを行い、ミスがないか確認をしたうえで送信するようにしましょう。敬語の使い方に注意誤字脱字以外にも、敬語や謙譲語の使い方が間違っていたりすべて「です・ます」調で統一されている場合には印象を悪くする可能性があります。 敬語を正しく使えることは社会人としての基礎スキルですので、誤りがないか送信前に今一度確認をしましょう。メールの文面を書く際には以下のような間違いがよく見られますので参考にしてみてください。 ×「よろしかったでしょうか?」 ○「よろしいでしょうか?」 →「よろしい」の中に過去形の表現を入れる必要はない ×「お伺いさせていただきます」 ○「伺います」「お伺いします」 →「お伺い」と「いただきます」で二重敬語となっている ×「御社の**事業に強い関心を抱きました」 ○「貴社の**事業に強い関心を抱きました」 →「御社」は口語。書き言葉の場合は「貴社」 お礼メールに関するQ&A最後に、面接のお礼メールによくあるQ&Aについてお伝えします。 Q 企業から先にメールがきたらどうする? A お礼メールを送る前に、企業側から次回の面接日程の調整についてや、結果の連絡が先に入ることもあります。その場合には返信メールの冒頭に面接へのお礼を簡潔に記載し、それ以降にメインの内容に対する回答を書きましょう。 あくまで企業からのメールに返信することがメインとなりますので、お礼は出来る限り簡潔にまとめることがポイントです。 Q 宛先がわからない場合はどうする? A 面接では基本的に名刺をもらうことはありません。そのため面接のお礼メールを送ろうにも、宛先である面接官の名前を忘れてしまったり、面接官が複数人いて名前を把握できていない場合もあるでしょう。 このような場合には、「面接ご担当者様(一人の場合)」「面接ご担当様 各位(複数人の場合)」などと記載しておけば失礼になりません。面接官の名前を覚えていないからといって選考の評価に悪影響を及ぼすことは考えにくいですので、気負わずに対応しましょう。 Q 複数回面接がある場合は毎回送る? A 複数回面接がある場合には、面接毎にお礼メールを送りましょう。毎回メールを送ることにより、「マメである」といった印象を与えますし、企業への真剣さをアピールすることもできます。 ただし、この場合にはお礼メールの内容に注意が必要です。以前送ったお礼メールの内容をコピペするなどは逆効果ですので、毎回違った感想を盛り込むよう心掛けましょう。 まとめ面接後のお礼メールは必ずしも送る必要はありません。しかし、少しでも企業への熱意をアピールしたいと考えている場合には、お礼メールを送ることをおすすめします。 本記事ではお礼メールの送り方についてお伝えしましたが、メールの送り方について不安だと感じている場合には、転職エージェントなどの転職支援サービスを利用するとアドバイスを受けることもできるためおすすめです。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.04.24

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転職の面接に必要な持ち物を準備しよう!必須アイテムとあると便利なグッズもご紹介!

転職活動では企業から持ち物を指定されることは考えにくいです。 本記事では、ビジネスパーソンとして必要な準備を整え、安心して面接に臨むために必要な持ち物をご紹介していきますので、事前に揃えておきましょう。 この記事のまとめ 面接に必須な持ち物は、「カバン・応募書類や求人情報のコピー・応募先企業の連絡先・携帯電話・腕時計・筆記用具・現金・ICカード・ハンカチ・ティッシュ」である。 あると便利な持ち物は「携帯の充電器・面接会場の地図・折りたたみ傘・身分証明書・クリアファイル・印鑑・身だしなみを整えるグッズ・消臭グッズ・コンタクトレンズやストッキングなどの予備・常備薬」である。 面接に必須な持ち物9選!まずは、面接に必ず持って行くべき持ち物9点をご紹介します。 必須な持ち物9選 ・A4サイズの書類が入るカバン ・履歴書・職務経歴書などのコピー ・求人情報のコピー・企業情報 ・応募先企業の連絡先 ・携帯電話 ・腕時計 ・筆記用具 ・現金・ICカード ・ハンカチ・ティッシュ A4サイズが入るカバンA4サイズの書類が入るカバンを用意するようにしましょう。面接に手ぶらで行くことはビジネスパーソンとしての素質が問われかねませんので必ずカバンは持っていきましょう。 リュックサックやトートバックはスーツとの相性も悪くカジュアルな印象を与えるため避けたほうが無難です。企業側から書類をいただく可能性も想定し、A4サイズの書類が入るカバンを選びます。履歴書・職務経歴書などのコピー面接では、事前に提出した履歴書や職務経歴書の内容に沿って質問されることが想定されます。 提出書類で記載した内容と面接での回答に齟齬が生じてしまわないよう面接前に、提出書類を再度見直し、面接官からの質問にスムーズに応えられるよう用意をしておきましょう。求人情報のコピー・企業情報求人情報のコピーや企業情報などの書類も準備しておきましょう。これらの書類を面接前に確認しながら、面接時に聞かれる質問に対する回答のシミュレーションをします。 たとえば、求人情報のコピーを見ながら、企業がどのような人材を求めているのかを改めて再確認し、自己PRで回答することなどを確認します。その他にも仕事内容を読むことで入社後のイメージを膨らませ、企業に熱意を伝えられるようモチベーションを高めておくことも重要です。 企業情報では、企業の理念や自分がその企業に共感しているポイントを再認識しておきましょう。逆質問で確認したい内容なども合わせて見直しておくことで、落ち着いて面接に挑めるはずです。応募先企業の連絡先万が一電車が遅延した場合など、何かしらのトラブルによって、面接の時間に遅刻してしまう場合があるかもしれません。このような不測の事態には、早急に面接官に連絡を入れることが大切です。 そのため、時間に間に合わないことが分かった際にすぐに連絡が取れるように、応募先企業の担当者名と連絡先を控えておくと良いでしょう。 当日の連絡ですので、まずは電話で連絡をします。電車の中でどうしても通話が出来ない場合にはメールでの連絡となりますので、電話番号・メールアドレスのどちらも控えておくと安心です。携帯電話前述の通り、担当者に連絡をする可能性もあるため、携帯電話は必ず必要です。また、地図アプリや乗り換えアプリなど会場に向かうまでの道のりを検索するためにも携帯電話は必要ですので、必ず充電をしておきましょう。腕時計ビジネスパーソンとして時間管理をする上で腕時計は必須です。日常生活ではスマートフォンなど携帯電話で時間を確認することが多いですが、ビジネスの場では腕時計を使うことが一般的だと考えられています。 腕時計がない場合、ビジネスパーソンとしての常識が欠如しているとみなされる可能性も否定できませんので、腕時計は付けていくようにしましょう。筆記用具筆記用具も必ず用意しておきましょう。面接前に適性検査や筆記試験を受ける場合や面接の逆質問の際にメモを取る場合もあるためです。 あらゆる場面を想定し、メモ帳、ボールペン、シャープペンシル、消しゴムを用意しておくと良いでしょう。筆記用具は筆箱などに収納しておきます。現金・ICカード会場までの交通費を支払う際にICカードや現金は必要不可欠です。基本的に交通系ICカードがあれば問題ないですが、様々なトラブルにも対応できるよう現金も用意しておくようにしましょう。 チャージのし忘れ、交通機関の乱れにより急遽利用したタクシーで交通系ICカードが使えないなどのシチュエーションも考えられます。そのため交通系ICカードだけでなく、現金も必ず準備をしておきましょう。ハンカチ・ティッシュハンカチ・ティッシュを持参していることは社会人として最低限のマナーですので、必ず持参しましょう。 ハンカチ・ティッシュを持っていないからと服で拭いたりしているところを企業の従業員に見られてしまっては、「だらしない」と捉えられ減点対象に繋がりかねません。 ビジネスパーソンのエチケットとして、ハンカチ・ティッシュを持ち歩くよう心掛けましょう。面接に持っていくと安心な持ち物12選次に必須ではないですが、用意をしておくと安心な持ち物をご紹介します。 面接に持っていくと安心な持ち物12選 ・携帯の充電器 ・面接会場の地図 ・折りたたみ傘 ・身分証 ・クリアファイル ・印鑑 ・手鏡 ・身だしなみを整えるもの(整髪料・ブラシ・エチケットブラシ) ・口臭ケア用具 ・予備のストッキング ・予備のマスク ・常備薬 携帯電話の充電器(モバイルバッテリー)面接当日は、会場までの道のり検索、乗り継ぎ検索、企業への連絡などあらゆるシーンで携帯電話を使うことになるでしょう。万が一、携帯電話を使いたいタイミングで充電切れになってしまっても焦らず対応できるようモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。面接会場の地図携帯電話の充電をし忘れた、携帯電話を紛失したなど、何らかのアクシデントにより、携帯電話が使えなくなってしまったことを想定し、面接会場までの地図を用意しておくと良いでしょう。折りたたみ傘突然の雨にも対応できるよう、常に折りたたみ傘を持っておくと安心です。A4サイズのカバンに入る軽量かつ頑丈なものを選びましょう。身分証明書(運転免許証など)セキュリティの厳しいビルやオフィスの場合、本人確認の目的で身分証を提示するよう求められることがあります。このような施設で面接を行う場合には事前に身分証明書を持参するよう促されるケースが多いですが、万が一に備えて、身分証を用意しておくと安心です。 運転免許証、保険証、マイナンバーカードなどを用意しておきましょう。クリアファイル企業からパンフレットや書類を受け取ることもあります。その際にもそのままカバンにしまうのでは失礼にあたりますので、予備のクリアファイルを持参しておき、そこに収納してからカバンにしまうようにしましょう。印鑑企業によっては、面接会場に行くまでの交通費を清算してくれる場合もあります。その際に印鑑が必要になるため、予め用意をしておくと良いでしょう。手鏡面接前に身だしなみを整えるために持ち歩いておくと安心です。お手洗いで確認する方が良いですが、到着時刻がギリギリになってしまった場合に備えます。身だしなみを整えるグッズ(ヘアブラシ、整髪料、化粧ポーチなど)仮に身だしなみが崩れていた場合、整えなおせるようにヘアブラシ、整髪料、化粧ポーチなども持ち歩いておくと良いでしょう。衣類についた埃やゴミを取り除けるエチケットブラシなどもあると便利です。 夏場は汗をかきやすいため、汗ふきシートや制汗スプレーも用意をしておくと清潔感を保てます。消臭・口臭ケアグッズ見た目を整えておくことは大切ですが、対面の面接では「臭い」にも気を配りましょう。喫煙者の場合にはタバコの臭い、面接時間が食後の場合には、口臭にも注意が必要です。 そのため、衣類用の消臭スプレー、口臭ケアグッズ、歯ブラシなども常備をしておきます。メガネやコンタクトレンズの予備コンタクトをつけている方であればメガネとコンタクトケース、コンタクト保存液を持っておくと万が一の場合に備えることができます。特に花粉症の方の場合、春や秋はコンタクトがゴロゴロしてしまうことがあるため、目のトラブルに備えた準備も忘れずにしておきましょう。ストッキングの予備(女性)女性の場合にはストッキングが伝線してしまった時に備えて予備を持ち歩くことをおすすめします。 パンツスーツの場合は、ひざ下丈のストッキングを着用する方も多いと思いますが、この場合も不測の事態に備えておくと安心です。マスクの予備面接中のマスク着用は事前に面接官に確認をしておくことが望ましいですが、仮にマスクを着用したまま面接に行こうと考えている場合には、面接前に清潔なマスクに付け替えたほうが良いでしょう。 面接でマスクを付ける場合には、不織布で白色の使い捨てタイプのものを着用することを推奨します。常備薬偏頭痛持ちの方や緊張すると腹痛を起こしやすい方などは、面接をスムーズに受けるためにも、頭痛薬や下痢止めを用意しておくと安心です。面接前に確認しておくべきこと最後に、面接に備えて確認しておくべきことについてお伝えします。面接でよく聞かれる質問への対策面接でよく聞かれる質問について対策をしておきましょう。面接を行う一週間くらい前から確認しておき、面接の直前にもう一度確認するという流れが理想です。 転職理由・志望理由・自己PR・逆質問などは良く聞かれる項目ですので、これらの質問にスムーズに答えられるよう面接前に再確認をしておきます。身だしなみ面接の直前には、必ず身だしなみの最終チェックを行いましょう。スーツにシワやヨレがないか、化粧や髪型に崩れはないか、ネクタイが曲がっていないかなどを確認します。 面接の第一印象は非常に重要ですので、見た目で評価を落とさないためにも身だしなみには細心の注意を払い面接に挑みましょう。まとめ転職活動では、よほどのことがない限り、基本的に持ち物を指定されることはほぼありません。 面接に必要な道具は何かを自分で考えて用意する力もビジネスパーソンに求められるスキルの一つだと考えられているからです。 本記事では、面接会場に行くために必要なもの、面接をスムーズに進めるために必要なもの、ビジネスパーソンとして最低限必要なものを必須の持ち物としてお伝えしています。 面接先の企業や職種によってはこれ以外にも必要なものがあるかもしれませんので、ここで挙げたものにこだわり過ぎず、必要だと思うものがあれば追加で準備をしておきましょう。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.08

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面接のスーツ|色は?ボタンは?ストライプOK?女性・男性別におすすめを紹介!

転職の面接でどのようなスーツで行けば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 本記事では、男性・女性別に面接用スーツの選び方についてお伝えしています。 さらに面接用スーツに関するよくある疑問についても回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接のスーツで意識すべきポイントは「清潔感」「TPO」である。 男性は、ネイビー・濃いグレーなど落ち着いた色合いで、ボタンはシングルブレストのスーツを選ぶと良い。柄はストライプでも良いが目立たないものか無地が理想である。 女性の場合は、色はネイビー・グレー・ベージュ、パンツorスカートは職種・業種に応じてスーツを選ぶと良い。 面接のスーツで意識すべきポイント面接時の着用するスーツは、面接官がチェックするポイントの一つです。ここでは、面接官に好印象を与えるために意識すべきポイントをお伝えしていきます。清潔感があるかまずは、スーツに清潔感があることです。身だしなみに気を配ることのできる人材は、仕事においても気配りができる人だと判断できるため、面接官にポジティブな印象を与えることができます。 シワや汚れ、タバコや汗の臭いがついている、スーツのサイズが体に合っていない場合には、清潔感がなくだらしなく見えてしまいます。 面接前にスーツをクリーニングなどに出しておき、面接前には、ボタンの掛け違いやホコリなどがついていないかどうかを確認して清潔感のある身だしなみを意識しましょう。TPOをわきまえているかどうか面接官は応募者がTPOをわきまえられる人物かどうかもチェックしています。 具体的には、ビジネスパーソンとしてコミュニケーションを取り合う場である面接に相応しい服装選びができる人材かどうかを見極めているのです。奇抜なデザインのスーツやカラースーツを着てしまう人はTPOを意識できない人だと判断される可能性が高いため、注意が必要です。 入社後にビジネスパーソンとして活躍できる人材であることをイメージしてもらうためにも、面接の場に合った服装選びを意識しましょう。面接のスーツを選ぶ際のポイントここからは、面接に相応しいスーツの選び方のポイントを紹介していきます。体のサイズに合ったものを選ぶまずは、体に合ったサイズのスーツを選ぶことです。 体に合うスーツかどうかは、着たときのシルエットで判断することができます。スーツを着てボタンを留めたとき、体のラインが綺麗に出ている場合はサイズが合っています。 体のサイズに合わないものは、清潔感がないように見えるため面接の場には相応しくありません。 年齢と共に体形も変わりますので、しばらくスーツを着用していない場合には、新調することをおすすめします。ネイビー・グレーなどの落ち着いた色を選ぶスーツの色はネイビーや濃いグレーなど、主張しすぎない定番カラーを選びましょう。それぞれの色が与える印象や特徴は下記の通りです。ネイビー多くのビジネスマンが着用している定番カラー。落ち着きと清潔感といった印象を与える。ダークネイビーネイビーよりも暗めの色合い。堅実・誠実・真面目といった印象を与える。濃いグレー知的・真面目・モダンな印象を与える。※企業によっては良い印象を与えない場合もあるため注意が必要。黒落ち着いた印象。就活生としての印象が強いため、少し明るさやツヤ感のあるビジネススーツを選ぶ。  ライトグレーやライトネイビー、チャコールグレー、ブラウン系のスーツは企業によって賛否が分かれる可能性があるため、避けた方が無難でしょう。 次の章からは、男女別々に細かいスーツの選び方についてご紹介します。 面接にふさわしいスーツを選ぼう!【男性編】 ここでは、男性のスーツ選びのポイントについてお伝えしていきます。 ジャケットの選び方 ジャケットは、サイズとボタンに注目して選ぶことが大切です。 サイズ サイズは下記に注意をして選びましょう。 ・肩幅に合っているか  ジャケットの肩の部分が指でつまめる程度 ・着丈は適切か  お尻が隠れるくらいの長さ ・胸周り  ボタンを留めた状態で横シワや膨らみがないか   ボタン ジャケットのボタンは、ダブルブレスト(ボタンが2列)とシングルブレスト(ボタンが1列)があります。 ダブルブレストは結婚式などフォーマルなスタイルで出席する場に適したジャケットなため、面接ではシングルブレストを選びましょう。 POINT ボタンの数にマナーはある? 面接では、ビジネス用スーツのボタンの数にマナーはありません。スーツのボタンの数には2つや3つといったパターンがあります。どちらを選んでも問題ありませんが、着用時にはマナーがあるので理解しておきましょう。 まず、ボタンをすべて締めてしまうと、座った際にスーツへシワが入ります。そのため、一番下のボタンは外しておき、ゆとりを持たせておくことがマナーです。 パンツの選び方 パンツを選ぶ際はサイズ以外にも裾とタックにも注目して選びます。 裾 パンツ裾には、裾を折り返すタイプと折り返さないタイプの2つがあります。 裾を折り返すタイプはオシャレな印象を与えますが面接では不向きです。面接では折り返さないタイプを選びましょう。スッキリとした見た目となり、誠実な印象を与えます。 タック タックとは、パンツのウエストのあたりにあるヒダのことです。ヒダのない「ノータック」とヒダが1つある「ワンタック」、ヒダが2つある「ツータック」の3種類があります。 面接では、ノータックタイプのパンツを選ぶと、シルエットを綺麗に細く見せる効果に期待できるため、おすすめです。 スーツの色の選び方 男性の場合は明るすぎないネイビーや濃いグレーを選ぶのがベターです。スーツの色は暗くなるほど落ち着いた印象をあたえ、 明るくなるほど爽やかさや若々しさといった印象を与えます。 転職の面接ではフレッシュさよりも落ち着きがり真面目な印象を与える色の方が好印象ですので、濃いカラーを選ぶことをおすすめします。 スーツの柄の選び方 基本的には無地のスーツがおすすめですが、スーツのメインカラーと同系色のストライプ柄など、目立ちにくい柄であれば問題ありません。 ただし、ストライプ柄であっても柄の主張が強すぎるものやチェック柄などの奇抜なものは面接には不向きですので、あくまで無地を基調とし、目立ちにくい柄を選ぶようにしましょう。 Yシャツの選び方 基本的には白色で無地、襟はレギュラーやワイドのシャツが面接には適しています。 ボタンダウンは襟の端にボタンがついており、カジュアルな印象になりがちなので、面接では避けましょう。 面接は1時間程度かかることもあるため、季節に合わせて過ごしやすいシャツを選ぶことも大切なポイントです。 春・夏であれば、薄く放熱性のあるリネンや吸湿性に優れたロイヤルオックスフォードなどが適しています。一方、秋・冬は、厚手のヘリンボーンや保温性のあるコットンが過ごしやすいでしょう。 ネクタイの選び方 色 着ているスーツのカラーと合わせて選びます。 グレーのスーツの場合:ネイビー・淡いグリーンなど ネイビーのスーツの場合:カーキやえんじ色など 組み合わせがわからない場合には、スーツとネクタイを同系色にしましょう。 柄 柄は、無地・ストライプ・小紋柄を選びましょう。特に、無地のネクタイはどのようなスーツにも合わせやすいためおすすめです。 奇抜な色や柄、イラストが書かれているような独特なネクタイは面接には不向きですので、印象を重視して選びましょう。 靴の選び方 ビジネスでも利用できるレザーの靴紐がついた革靴が面接に適しています。 面接官にビジネスパーソンとして見てもらうためにも、実際のビジネスシーンで利用されているタイプの革靴を選びましょう。 カラーはブラックやブラウンなど落ち着いたものがマッチしています。これらのカラーはスーツの定番カラー(グレーやネイビーなど)にも合いやすいです。濃い色合いのスーツはブラック・ブラウンの靴との相性が良くなっています。 靴のすり減りや汚れは目立ちますので、面接前には靴を磨き、汚れがないか確かめておきましょう。かかとがすり減っている場合には、靴の修理に出しておくことをおすすめします。 小物の選び方 スーツを選ぶ際には、全体的なバランスを重視し、身につける小物類にも気をつけましょう。腕時計やネクタイピン、カバンなどのファッション性が高いと、そこだけが目立ってしまい全体的なバランスが取れない恐れがあります。 カバンはブラック系統、ネクタイピンはネイビーやグレー、腕時計はシルバーなどのビジネスパーソン向けのカラーを意識しましょう。 面接にふさわしいスーツを選ぼう!【女性編】 ここからは女性のスーツ選びのポイントについてお伝えしていきます。 ジャケットの選び方 女性の場合、服のレパートリーが多いため悩む方が多いことでしょう。基本的には「シンプルで清潔感のあるタイプ」を選ぶことを意識します。 襟 ノーカラーか襟ありの2つのタイプのジャケットがありますが、志望企業に合わせて選びましょう。 ・襟ありのジャケット  印象:きちっとしたフォーマルな印象  向いている業界:金融関係など ・ノーカラージャケット  印象:エレガントでアクティブな印象  向いている業界:アパレル関係やベンチャー企業など 丈の長さ 丈の長さはヒップの最も高い部分にかかる程度がベストです。 ※短すぎるジャケットはカジュアルな印象を与えるため面接には不向き 袖 親指の付け根くらいの長さのものを選びましょう。 POINT 夏場もジャケットは長袖のものを選ぼう! 女性の場合季節に合わせて5分丈や7分丈のジャケットなどもありますが、面接の場ではカジュアルな印象を与えるため不向きです。 面接では基本的に長袖のジャケットを着用します。ただし、汗をかきやすい時期ですので、裏地の無いものを選ぶなど通気性を意識して服装を選ぶと良いでしょう。 パンツ・スカートの選び方 パンツ・スカートどちらを選ぶかは職種によって変更しても良いでしょう。それぞれの選び方のポイントをお伝えします。 パンツの選び方 テーパード(足首にかけて細くなっている)かストレート(膝から下にかけてラインがまっすぐ)を選びましょう。どちらもベーシックなタイプなので主張が強すぎず、シルエットも綺麗に見えます。 ・印象:動きやすいので活発な印象 ・向いている職種:営業職などの動くことが多い職種 スカートの選び方 スカートは座ったときに膝から5cm以内に収まるものを選びます。立ち上がったときは膝が隠れる程度の長さです。これよりも短すぎる、もしくは長すぎるとだらしない印象を与える可能性があります。 ・スカートスタイルの印象:真面目で誠実な印象 ・向いている職種:どのような業種・職種にも対応 パンツとスカートで迷った際にはスカートを選ぶと無難です。 スーツの色の選び方 女性用スーツのカラーは種類が豊富なので、自分のアピールポイントに合わせたカラーを選ぶと良いでしょう。 ・ネイビー:清潔感があり、誠実な印象を与えたい場合 ・ダークグレー:真面目で落ち着いた印象 ・ライトグレー:柔らかく、爽快な印象 ・ベージュ・ホワイト:華やかな印象(派手にな見た目になりやすいため注意が必要) ネイビーはビジネススーツとして初めて購入する場合に選ばれることの多い人気色です。定番色でもあり万人受けするカラーであるともいえます。悩んだ場合には、ネイビーを選ぶと間違いはないでしょう。 業種や職種によって色の許容範囲は異なりますので、志望企業で着用しても問題ないカラーかどうかは選考先の業種・職種に応じて判断するようにしてください。 スーツの柄の選び方 スーツの柄は基本的に無地なものがベストですが、目立たない柄や淡いストライプなどであれば問題ありません。ただし、太いストライプなど柄の主張が強いものは面接には不向きです。 インナーの選び方 インナーを選ぶ際には、前へかがんだときに、胸元が開かないタイプのものを選びましょう。 基本的には白色で無地がベストです。ボタンや襟のついたシャツでなくても問題ありません。季節に応じてカットソーやニットなど使い分けましょう。 ただし、ノースリーブなどは面接には不向きですので、ジャケットをはおっているからと油断せず、インナーにも気を配ります。 インナーの選び方 ヒールの高さ5cm未満のパンプスを選びましょう。なるべく太く安定したヒールを選び、カジュアルらしさのないタイプが適しています。 靴の色は黒、ベージュ、グレーなどで問題ありません。スーツの色に合わせて選びましょう。 面接によくあるスーツのQ&A この段落からはスーツのQ&Aを参考に、スーツ選びの疑問を解消していきましょう。 Q ユニクロで揃えても問題ない? A ユニクロで揃えても問題ありません。 ビジネスの場でユニクロを着用している方も多くいらっしゃるため、面接の場で着用しても違和感はないでしょう。 ただし、注意すべきは、着こなしです。丈があっておらずブカブカになってしまっているなど着こなしによっては、清潔感がなくみっともなく見えてしまう可能性があります。 そのため、ユニクロで揃えようと考えている場合には、寸法を自分の丈に合わせて調整してもらうようにしてください。 Q 夏場はどうすればいい? A 夏場の面接の場合、「クールビズ」を推奨する企業も多くあります。 面接の場では、クールビズで面接を受けさせてもらえたことに対するお礼を一言添えると良いでしょう。 男性の場合のクルーズビズの着こなしは、ジャケットなし、ノーネクタイです。女性の場合は、ジャケットなしの格好です。男女共に半袖やノースリーブはカジュアルすぎるので避けましょう。 「クールビズ」を推奨されていない場合には、スーツのジャケットとネクタイは着用することがマナーです。 Q 冬場のコートはどんなものがいい? A 冬の面接では、ビジネスシーンに合わせたコートを選ぶ必要があります。コートの色は、男性であればブラックやグレー、女性の場合はベージュなどのコートが無難です。 ダウンやダッフルコート・ファーのついたコートなどカジュアルな印象を与えるコートは避け、トレンチコートやステンカラーコート・チェスターコートなどを選びましょう。 Q 服装自由の時はどうすべき? A 服装自由と言われた場合には、TPOを意識できる人材かどうかを見極めようとしている可能性が高いため、基本的には「スーツ」がベストです。 ただし、ファッションやアパレル業界など、自分の個性を主張しなければならない職種の場合には、ファッション性の高い服、個性をアピールする服を推奨します。 Q アパレル系や美容師などはスーツを着るべき? A アパレル系や美容師など、応募者自身のセンスが問われるような業界・職種では、必ずしもスーツを着る必要はありません。一般的に私服を指定されるケースが多く、服装もアピールポイントの一つと考えられているためです。 あくまでも面接であることを意識しつつ、自分の強みを活かしたファッションセンスをアピールできる服装を選びましょう。 志望企業のブランドを取り入れる、企業のブランドイメージや雰囲気に合わせるといった工夫も必要です。 まとめ 面接という短時間の間に面接官に好印象を与えるためには、見た目は非常に重要です。 スーツの着こなし方によって印象は大きく変わってきます。好印象を与えるためにも自分に合ったスーツを選びをしておきましょう。 スーツ選びに迷った際には、スーツ販売店で相談するなどし、面接に相応しい格好をコーディネートしておくと安心です。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.08

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面接に「私服でお越しください」と言われた場合の服装は?男女別のポイントもご紹介!

転職活動を続けていると業界や職種によっては「私服でお越しください」といった服装の指定を受けることがあります。 このような場合「どのような服装で行くのが正解なのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。 そこで、本記事では、そもそも企業が「私服」を指定する理由や服装選びのポイントについてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接で「私服」を指定する理由は「TPOに合った服装選びが出来るかを確認するため」「個性を判断するため」「自由な社風をアピールするため」など企業により異なる。 私服を指定された場合、基本的にはオフィスカジュアルを選ぶと良い。 私服面接での注意点は、「ラフになり過ぎない」「清潔感を意識する」「季節に合わせた服装を選ぶ」「派手な小物やデザインは避ける」ことである。 面接で「私服でお越しください」と伝える理由とは?企業の中には服装を指定するケースがあります。ここでは、企業が「私服でお越しください」と伝える理由についてお伝えしていきます。TPOに合った服装選びができるかを確認するためまず、TPOに合った服装ができるかを確認するためです。面接というビジネスマナーが試される場で、どのような服装を選ぶのかを確認し、TPOや常識をわきまえた人材かを見極めようとしています。 そのため、「私服」だからといってTシャツやデニムなどのラフな格好で参加することは避け、オフィスカジュアルなどビジネスの場に合った服装を選ぶと良いでしょう。個性を判断するため私服を指定することにより「その人らしさ」を判断したいという意図もあります。スーツの場合、どれも同じようなデザインですので、服装から個性を見分けることは難しいです。 その点、私服の場合には、こだわりやセンスが表れやすいため、どのような人物なのかを判断する材料になります。アパレル・エンタメ業界などの業界の場合は私服を指定するケースが多いのはこのためです。 このような業界を受ける際には、応募先の企業の文化やカルチャーを調べ、企業に合ったコーディネートにより志望度の高さをアピールできる服装を選びましょう。自由な社風をアピールするためその他にも、自由な社風をアピールする狙いも考えられます。 企業によっては、従業員の服装に指定がない場合もあり、縛りが少なく、快適に働ける環境だということを面接を受ける人に伝えるために私服を指定しているケースもあります。IT企業やベンチャー企業などに多い傾向です。 ただし、面接であることには変わりないため、シワのよった服やカジュアル過ぎる服は避け、清潔感のある格好を選びましょう。応募者をリラックスさせるため中には、できる限りリラックスして欲しいという狙いから私服を指定するケースもあります。 普段、着慣れないスーツに身を包み、面接官の前に立つのは非常に緊張するでしょう。私服にすることで、少しでも応募者の緊張を和らげ、応募者の素を見たいと考えているのです。私服orスーツ?指定された場合の服装の選び方企業によって服装の指定の仕方は様々です。言い回しによっては、「これは私服で行くべきなのか?スーツで問題ないのか?」と悩んでしまうこともあるかもしれません。 ここでは、企業からの服装案内の表現別に適した服装をご紹介していきます。「私服でお越しください」と記載されている場合「私服でお越しください」の場合は、私服での面接を指定する表現ですので、私服が良いでしょう。ただし、私服といってもビジネスの場に即した服装を選ぶ必要があるため、基本的にはオフィスカジュアルが好ましいです。 私服で来るよう指示されているにもかかわらず、スーツで面接に行くと、「こちらの指示がよく理解できていない人」と反対に悪い印象を与えてしまう可能性があるため注意が必要です。 面接を受ける企業のサイトなどで社内の様子を確認し、実際に働いている人はどのような服装をしているのか確認しながら、オフィスカジュアルのコーディネートを考えてみてください。 アパレル関連などセンスを問われる業種の場合は、オフィスカジュアルにかかわらず、自己アピールできる服装が良いでしょう。「服装自由」と記載されている場合「服装自由」と記載されている場合には、スーツでも私服でもどちらでも問題ありません。私服で行く場合には、オフィスカジュアルを選択すると安心です。 ただし、中にはTPOのある人材かを確認するために、社交辞令として服装自由を指定しているケースもあります。 応募先企業で働く方々の服装を調べたうえで、場合によってはスーツを選びましょう。その他にも悩むようであれば、スーツを選んだほうがが無難です。「カジュアルな服装」と記載されている場合「カジュアルな服装」という記載は、「オフィスカジュアル」を指していると捉え、ビジネスの場に合うオフィスカジュアルな服装を選ぶと良いでしょう。 わざわざカジュアルと表記しているのは、服装からその人らしさを判断したい意図があると考えられます。 そのため、スーツスタイルで面接に向かってしまうと個人の人物像が服装から全く見えないため不向きです。また、あえて「カジュアル」な服装と指定しているにもかかわらず、フォーマルなスーツを着用すると、企業の指示を聞けない人物というイメージを持たれる可能性もあるため注意が必要です。「私服可」と記載されている場合「私服可」とは、「私服でも構いません」という意味です。つまり、スーツでも私服でもどちらでも構わないという意味になります。 ただし、この場合の私服は完全なる普段着ではなくビジネスにマッチする私服(オフィスカジュアル)です。もし自信がないようであれば、スーツを選んでも全く問題はありません。「あなたらしい服装」という記載の場合「あなたらしい服装」という記載は私服を指定するものです。 企業は面接を受ける人の個性や性格を服装から判断したいと考えている可能性が高いため、人物像が見えづらいスーツスタイルは基本的にNGだと考えたほうが良いでしょう。 私服面接の場合、オフィスカジュアルが基本ですが、この指定の場合には、一般的なオフィスカジュアルにさらに自分らしさを加えたスタイルが求められている可能性があります。 そのため、オフィスカジュアルの枠を超えたスタイルでも問題がない場合もありますので、企業のSNSやホームページなどを確認し、社風や文化に合わせたスタイルを考えてみましょう。 個性の出し方に悩む場合には、色や素材、カバンや小物などで自分らしさを表現してみるのも一つです。服装について指定がない場合服装についての記載がない場合、基本的にはスーツが基本です。「記載がないから何でもいいだろう」と私服を着て面接に向かうと、冷たい視線を浴びてしまう可能性があります。 私服での面接は、企業側が私服に言及している場合のみだと考えておきましょう。【男女別】オフィスカジュアルコーデ例私服で面接を受けるときには、基本的には「オフィスカジュアル」が無難です。オフィスカジュアルはスーツほどフォーマルではなく、ビジネスシーンに適した服装のことです。 ここでは、オフィスカジュアルコーデ例を男女別にご紹介します。男性の場合男性のオフィスカジュアルコーデの基本は、ワイシャツにジャケット、ボトムスはチノパンかスラックスです。ワイシャツ無地のものが無難で、色は白が無難ですが、企業によっては淡いブルーなどでも良い場合もあります。 夏場であれば、トップスをワイシャツから半袖ポロシャツなどに変えることもできます。ただし、企業によってはラフ過ぎるイメージを抱かれる可能性もあるため、注意が必要です。ネクタイはしてもしなくてもどちらでも構いません。ジャケットパンツとセットになっていないテーラードタイプのものを選びます。黒、グレー、ベージュなど落ち着いた色のジャケットが良いでしょう。ジャケットは季節に関わらず着用することをおすすめします。ボトムスチノパンやスラックスは、少し細身で無駄な余裕がないものを選びます。ボトムスもジャケット同様落ち着いた色を選びましょう。 オーバーサイズの服はだらしなくみえてしまうためサイズ選びに気を付けてください。靴革靴が基本です。黒や茶色だと服装に合わせやすいでしょう。ある程度ファッション性の高いデザインでも問題ありませんが、華美すぎるものは控えます。カバンA4サイズの書類などがすっぽり入るトートバックなどが良いでしょう。革製のものなど自立できるタイプを選びます。リュックなどは避けたほうが良いでしょう。女性の場合女性のオフィスカジュアルコーデもトップスに上着を重ねるのが基本です。トップスブラウスやカットソーを選びます。基本的には白色で無地なものが良いでしょう。胸元が空きすぎていないデザインのものを選びます。上着基本的にはジャケットを着ます。ネイビー、グレー、ベージュなど落ち着いた色を選びましょう。企業によってはカーディガンなどもOKな場合もあるため、社風を見極めたうえで判断してください。ボトムススカートとパンツどちらでも構いません。どちらも上着同様おちついた色のものが良いでしょう。 スカートの場合は膝丈のものがベストで、素足ではなく肌の色にあったストッキングを着用します。パンツの場合はオーバーサイズのものは避け、スリムなシルエットのデザインを選びましょう。靴足元はシンプルなパンプスを合わせましょう。ヒールは3~5cmほどの高過ぎないものが最適です。サンダルやブーツ、スニーカーなどカジュアル感の強いアイテムはNGです。カバンA4サイズがそのまま入る大きさの自立できるトートバッグなどを選びます。色は黒、ネイビー、ブラウンなどが良いでしょう。【業界別】私服の選び方業界によっては私服を指定されることの多い業界もあります。ここでは、業界別におすすめの私服の選び方について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。アパレル業界アパレル業界ではスーツスタイルでの面接はほぼ見られず、私服での面接が一般的です。そのため、服装の指定がない場合には、私服を着用しましょう。 アパレル業界の私服面接でまず抑えるべき点は、面接を受ける企業のブランドイメージに合った服装をすることです。ブランドのイメージや社風を学び、求められているファッションを表現しましょう。面接を受ける企業のブランドの服を面接時の私服に取り入れるのも一つです。 その他にもトレンドを意識したコーディネートを手がけることで最先端のトレンドをキャッチしている点をアピールできます。 服装が選考の合否に直結する可能性が高い業界ですので、全身でアピールできるように準備を進めましょう。エンタメ業界エンタメ業界とはテレビや映画、音楽、アニメ、ゲームなどジャンルが幅広い業界のことで、この業界も私服面接が多いです。 エンタメ業界では、楽しさやオリジナリティ、独創性が重視されているため、応募者の個性を面接時の服装から判断しようという意図もあります。 また、業界の雰囲気が非常に自由であり、普段着で業務を行う人も大勢いるため、面接時の服装にあまりこだわらないことも私服面接が多い理由の一つです。 この業界では、オフィスカジュアルにこだわる必要はありませんが、Tシャツとハーフパンツなどだらしなく見える服装は避け、人と接する場であるということを意識し、失礼のない服装にしましょう。私服面接における注意点最後に、私服面接に関する注意点についてお伝えしていきます。ラフになり過ぎないまず、1つ目はラフになり過ぎないことです。 シワやシミ、色褪せのある服などを選ぶとカジュアル感やプライベート感が出過ぎてしまい、面接には不向きです。 服装を選ぶ際には、出来る限り新しい服を選び、シワやシミがないことを確認した上で着用することをおすすめします。清潔感を意識するまた、清潔感があるかという点も注意が必要です。清潔感のない身だしなみは相手を不快にさせてしまうため、論外と判断される可能性があります。 衣服の清潔感も大切ですが、合わせて髪・ひげ・眉毛などもしっかり整え、全身を通して清潔感を演出できるように準備をしておきましょう。季節に合わせた服装を選ぶその他にも、季節に合わせた服装をすることもポイントです。たとえば、夏場なのに私服で厚着をしていたら非常に違和感があります。 季節に応じた適した服装ができるかもTPOの一つであることを理解しておきましょう。派手な小物やデザインは避ける私服といっても基本的にはオフィスカジュアルが主流です。オフィスカジュアルとはビジネスの場に適したスタイルですので、ショッキングピンクなど色が主張しすぎていたり、柄が大きすぎるものは避けたほうが良いでしょう。 また、仮に服装は落ち着いた色合いで整えていた場合でもあっても、小物の色や柄が派手過ぎる場合もいただけません。アクセサリーをじゃらじゃらとつけるなど華美な装飾は避け、全体の統一感を意識したコーディネートを目指しましょう。ヘアアレンジのし過ぎはNGオリジナリティを出そうとするあまり、ヘアアレンジをやり過ぎることも避けましょう。 男性の場合、スタイリング剤を付けすぎるとベタつき埃やゴミなどが付着し清潔感の無い印象を与えかねません。女性の場合も、気合いを入れて巻紙などのへアレンジをするとビジネスの場にふさわしくないと捉えられる可能性もあります。 あくまでの面接の場ですので、清潔感を意識したスタイリングにするよう心掛けましょう。まとめ面接の服装は第一印象を決める大切な要素の一つです。 服装で損をしないためにも、出来る準備はしっかりと整え、面接官に好印象を与えられるようにしておきましょう。 また本記事でお伝えした通り、私服の許容範囲は業界や職種によっても異なります。自分自身が受ける業界や企業の様子を事前にリサーチをしておくことで、失敗しない服装選びができるはずです。 一人で転職活動を続けていると分からないことも多いと思います。誰かに相談したいなと感じた場合には、転職エージェントなどの転職支援サービスを活用してみるのも一つかもしれません。 本記事が転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.08

面接対策

POINT

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Web(オンライン)面接で準備すべきこと・マナー・注意点を徹底解説!

近年、Web(オンライン)面接を実施する企業は増加傾向にあり、一次・二次面接でWeb面接を指定されることも多いでしょう。 そこで、本記事では、Web面接を受ける前に準備をしておくこと、Web面接のマナーや注意点について解説していきます。 万全の準備を整えてWeb面接に臨みたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。 この記事のまとめ Web面接を受ける前には、インターネット状況の確認・ツールのダウンロード・場所の整備・カメラやマイクの確認などを行っておく必要がある。 Web面接には、上下スーツで参加し、5分前にはWeb面接ルームにログインをしておくことがマナーである。 Web面接を受ける際に注意点すべきことは、カメラを見る、表情・リアクションを意識する・ハキハキと話すことである。 Web面接とは?Web面接(オンライン面接)とは、パソコンやスマートフォン、タブレットを使用したビデオ通話によって遠隔で行う面接のことをいいます。 2020年に流行したコロナウィルス感染症の拡大による外出規制の影響を受けて一般的となった面接形態ですが、現在はWeb面接を活用するケースが定着しつつあり、多くの企業で導入が進んでいます。Web面接で使われることの多いツールWeb面接で使われることの多いビデオ通話ツールとしては下記のようなものがあります。 ・Zoom ・GoogleMeet ・Skype その他にもWeb面接ツールは複数あり、企業によって使うツールは異なりますので、ツールによっては新たにアカウントを発行する、アプリをダウンロードする、という手順が必要となります。Web面接と対面面接の違いWeb面接と対面面接の違いには下記のような点が挙げられます。 Web面接 対面面接 面接の日時調整 ・面接会場への移動時間を考慮する必要がない ・Web面接の時間のみ調整する ・移動時間も含めて調整する必要がある 会場 ・自宅で対応できる ・会場で面接を受けるよりリラックスした環境で面接に対応できる ・面接会場まで移動する必要がある 交通費 ・移動がないため交通費がかからない ・面接会場までの交通費がかかる 面接中の対応 ・Web面接なので、電波不良を起こす可能性もある ・オンラインなので、会話のテンポが掴みずらいこともある ・表情が暗く見えてしまうことがある ・人柄や雰囲気を伝えやすい ・会話のテンポを合わせやすい このように、Web面接のほうが日時調整のしやすさがある一方で、人柄や雰囲気の伝わりやすさは対面面接に比べると劣ります。 そのため、一次・二次面接はWeb面接、最終面接は対面面接といった具合にそれぞれの面接形式の良し悪しをうまく活用し、ハイブリッド型の面接を行っている企業も多く存在します。Web面接で準備するべきことWeb面接で面接を受けるとなった場合、どのような準備をしておくと良いのでしょうか。ここでは、web面接を受けるまでに行っておくべきことをお伝えしていきます。デバイスの準備(パソコン・スマートフォン・タブレット)まずは、面接で使うデバイスを準備します。パソコンが一番望ましいですが、仮に持っていなくとも面接のためにわざわざ購入する必要はありません。 手持ちのスマートフォン、もしくはタブレットを活用しましょう。ただし、スマートフォン・タブレットの場合、デバイスを固定しておかなければ、面接途中に画像がブレたり乱れてしまう恐れもあるため、デバイスがズレないようスタンドなどを利用します。インターネット環境(Wi-Fi接続)の準備次に、Web面接はインターネット環境下でなければ対応できませんので、インターネット環境を準備します。 また、Web面接を行う際には音声や動画の反応の速さが重要です。通信速度が遅い場合、面接がスムーズに進まないため相手の面接官に迷惑をかけてしまうこともありますので、Web面接を開始する前に自分のパソコンの通信速度をチェックしておきましょう。 『インターネット回線の速度テスト』にて簡単にチェックすることができます。 通信速度の目安は下り、上りともに10Mbps以上といわれていますので、自宅内で最も通信状況の良い場所を予め探しておくことをおすすめします。ツールのダウンロードデバイスとインターネット環境を整えたら次にツールへログインできるよう準備をします。 前述の通り、「Zoom」「GoogleMeet」「Skype」といったツールを利用する企業が多いですが、中にはこれ以外のツールを指定する場合もあります。 面接当日に指示されたツールにスムーズにログインするために、事前にアカウント発行やアプリのダウンロードなどを行っておきましょう。 CHECK! アイコンやニックネームにも注意! プライベートでも「Zoom」「GoogleMeet」「Skype」などのツールを使っている場合には、アイコンやニックネームがカジュアルなものになっていないか今一度確認をしてください。 あくまで面接の場ですので、アイコンはデフォルトの設定に戻す、ニックネームはフルネームにするなどに変更しておくと良いでしょう。 面接を受ける場所・環境の準備面接を受ける場所や環境も事前に準備をしておきたい大事なポイントです。静かな空間を選ぶWeb面接では自分で環境を準備することとなりますが、相手の声が聞こえやすいよう無音に近い状況を保てるスペースが面接には適しています。カフェなど騒がしい場所はおすすめできません。 自宅で面接を受ける場合、リビングや家族がいる空間ではなく、個室でプライベート空間が保てる場所を選びましょう。 POINT 個室のレンタルオフィスなどを利用してもOK! 自宅近くで工事が行われていて騒音が気になるなど周辺環境の問題により、自宅で面接を受けることが難しい場合には、個室のレンタルオフィスや駅などに完備されている一人用のワークスペースなどを活用しても良いでしょう。 ただし、面接で利用する前に、回線状況に問題がないか、面接に適した場所なのかなどは事前に調べておくことが大切です。 整理整頓をしておくWeb面接の画面には、自分と机、背景以外は何も映らないようにしておきましょう。万が一散らかっている様子が映りこんでしまうとネガティブな印象を与えかねませんので、直前まで飲んでいたペットボトルなども画面に入ってしまわぬよう、身の回りを整理整頓しておくことが鉄則です。壁など白を基調とした背景をバックにする面接を受ける場合の背景は、白い壁などを背景にすると良いでしょう。この時、ポスターや雑貨などが映りこむことのないように注意します。 POINT TPOをわきまえたバーチャル背景を選ぼう! Web面接ツールにはバーチャル背景機能も存在するため、「部屋を見られたくないからバーチャル背景にしよう」と思っている人もいるかと思います。 バーチャル背景を使うこと自体は問題はないですが、使う背景には気を配りましょう。 面接はあくまでビジネスの場ですので、リゾート地や海辺などの個性あふれる背景は不適切で、ネガティブな印象を持たれかねません。「無地の白色」などを選ぶことをおすすめします。 カメラの位置・マイク機能を確認ツールにログインし、カメラの位置やマイク機能に不具合がないかを確認していきます。カメラの位置デバイスを置く角度によっては、上から目線に感じてしまう場合があるため、自分の目の高さにカメラのレンズが来るように配置しましょう。事前に自分の見え方をインカメラを利用して確認してみてください。 スマートフォンなどのデバイスを使う場合には、手持ちではなく、スタンドを用意することで手振れなどの画像ブレを防ぐことができます。マイク機能音声が正常に聞こえるか、マイク機能は正常に使えているかを確認していきます。実際にツールを起動させ、話してみると良いでしょう。 POINT Web面接ではイヤホンを使おう! Web面接でイヤホンを使用せずに会話をすると、想像以上にまわりの音が面接官に聞こえてしまう可能性があります。 その点、マイク機能付きのイヤホンを使うことで、余計な音を遮断でき、会話に専念しやすくなりますので、Web面接の場合にはイヤホンを使用することをおすすめします。 Web面接で押さえておきたいマナーここでは、実際にWeb面接でのマナーについてお伝えしていきますので、ぜひ事前に確認してみてください。上下スーツを着用するWeb面接で、自宅から面接を受けるからといって、カジュアルな服装で面接に臨むことはおすすめできません。あくまでビジネスパーソンとしての素養があるのかを見極める場ですので、その場にふさわしい格好で参加することが最低限のマナーです。 中には、上半身しか映らないからと油断をして、スーツの上のみを着用している方もいますが、ふとした瞬間にその様子が映りこむ可能性も十分に考えられます。だらしないとネガティブな印象を与えないためにも、Web面接では上下スーツを着用して参加するようにしましょう。入室のタイミング|10分前には準備を完了しておくWeb面接の場合には、少なくとも開始予定時間の10分前までには、カメラの位置やマイク機能、Wi-fi環境などを確認し、いつでも面接がスタートできる状態にしておきましょう。 指定のWeb面接ルームには、5分前にはログインして面接官の入室を待ちます。 面接官がログインしたら、「初めまして、本日は面接を受けさせていただきます〇〇〇〇(フルネーム)です。宜しくお願いいたします」と挨拶をしましょう。 POINT 面接担当者への連絡先も事前に準備をしておく 万が一、デバイスやインターネット環境の状況が芳しくなく、指定の面接時刻に遅れそうな場合には、遅くとも5分前には先方に電話で連絡を入れるようにしてください。 何も言わずに準備を粛々と進め、所定の時刻に間に合わなかった場合、無礼な人であるという印象を与えかねません。不測の事態に備え、応募先の企業にすぐに連絡ができるよう準備をしておくと安心です。 退室のタイミング|面接官の指示に従うWeb面接のルームから退室する場合、勝手に退室せずに面接官の指示に従って対応しましょう。企業側が先に退出することもあれば、先に退出するように促されるケースもあります。 いずれの場合にしても、「本日はお時間お忙しい中ありがとうございました。失礼致します」など、感謝の一言を伝えたうえで退出します。Web面接の注意点 ここでは、Web面接を受けるうえでの注意点についてお伝えしていきます。対面面接とは勝手が異なる部分もありますので、事前に確認をして対策をしておきましょう。タイムラグが発生することがあるWeb面接では、電波状況によりタイムラグが発生することがあります。面接官と同じタイミングで会話を被せてしまうことを防ぐためにも、会話と会話の間を意識するなどし、言葉が被らないよう心掛けましょう。 また、質問内容に回答し終えた際には、「以上です」など終わりを示す単語を付け足すことで、面接官と言葉が被ることを防げます。画面ではなくカメラを見るWeb面接でよくありがちな失敗ですが、面接中は画像ではなくカメラを見るようにしましょう。画像を見ながら会話をすると、視線が合わず、下向き加減で自信がないような印象を与えます。 Web面接では、Webカメラが面接官の視点であると捉え、カメラを見ながら会話をするよう意識してみてください。表情やリアクションに気を配る対面面接と比較するとWeb面接の場合、表情やリアクションが伝わりにくいことがあります。特に、無表情の場合には、不機嫌で暗い印象を与えてしまいかねません。 そのため、面接官からの問いに対して「口角を上げ、にこやかな表情を保つ」「少し大きめにリアクションをする」「うなずく」「相槌を打つ」などを心掛けましょう。ハキハキと話すWeb面接の場合、対面面接と比較すると音声が聞き取りづらくなるため、普段よりも一層ハキハキと話すことで、相手にわずらわしい思いをさせずに済みます。 マイク機能付きイヤホンの性能にもよりますが、音声がこもって聞こえる場合もあるため、事前にイヤホンの性能を確認し、ハキハキと話すよう意識してみてください。Web面接全体の流れと質問内容をチェック!Web面接全体の流れと質問される内容も事前に確認しておきましょう。 Web面接全体の流れと質問内容 ①Web面接ルームへ入室 ②自己紹介 ③退職理由 ④志望動機 ⑤自己PR(スキル・経験など) ⑥雇用条件 ⑦逆質問 ⑧Web面接ルームより退出 企業によって聞かれる内容は異なりますが、基本的な流れは対面面接と変わりありませんので、事前に面接の流れを理解し、質問される可能性のある内容にスムーズに受け答えできるよう、準備を進めておきます。Web面接でカンペはあり?Web面接だからといってカンペを用意するのはご法度です。 面接ではどんな質問が飛んでくるかわからないため、回答例をメモして置いておきたくなる気持ちも分かりますが、カンペを見ている場合には視線の動かし方や態度で面接官に見抜かれてしまいます。 この場合、次の選考に通過できない可能性のほうが高いですので、対面面接と同様に事前準備をしっかりと行い、万全の体制で本番に臨めるようにしてください。まとめ初めてWeb面接を受けるという場合には、勝手が分からず緊張してしまいますが、ツールの準備さえ整えてしまえば、後は通常の対面面接とはさほど変わりありません。 自宅で受ける面接だからといって、気を抜かずに面接の準備を整え、緊張感を持って臨みましょう。 一人でWeb面接の対策ができるか不安という方は、転職エージェントなどの転職支援サービスを活用してみても良いかもしれません。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.07

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転職の面接|練習で意識すべきことや一人でできる方法・アプリもご紹介!

面接という限られた時間の中で面接官に好印象を残すために、出来る限りの準備を整えてから面接に臨みたいと考えている方は多いのではないでしょうか。 そのために効果的な手法の一つが面接の練習をしておくことです。 本記事では、面接の練習をするメリットや面接の練習をする際に意思すべきこと、練習方法などについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接の練習をしておくことで、本番で落ち着いて対応できるだけでなく、自分の印象を改善でき、スマートな受け答えを身に着けることも可能である。 接の練習では、結論から簡潔に適度なスピードで明るくハキハキと話すこと、にこやかな表情で背筋を伸ばした姿勢を保つことを意識する。 面接の練習方法には、スマートフォンで録画、鏡やアプリを活用、家族・友人に依頼、転職支援サービスの活用などがある。 面接の練習をするメリットそもそも面接の練習って必要なの?と感じている方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、まず練習をするメリットについてお伝えしていきます。本番で落ち着いて対応できる面接当日は緊張する方が大半かと思いますが、練習をしておくことで、本番のシミュレーションができ、落ち着いて対応することができる可能性が高いです。 特に入退室など面接ならではのマナーもありますので、事前に練習をしておくことをおすすめします。自分の印象を改善できる面接当日には出来る限り面接官に好印象を持ってもらえるように対応したいと考える方が多いのではないでしょうか。 好印象を与えるポイントとしては、話し方・声のトーン・姿勢などが挙げられます。事前に練習をすることで、自分の癖や改善すべき点を予め理解でき、本番までに改善することが可能です。スマートな受け答えができる面接では、全ての質問に結論から端的にわかりやすく答えることが求められます。普段から、その習慣のある人は面接本番でも、理路整然と回答できるかもしれませんが、基本的には訓練が必要です。 説明が苦手な人の場合は特に事前に回答方法をまとめておくことにより面接本番でスマートな受け答えができるようになるでしょう。面接当日の流れを把握しよう!面接の練習をする前に面接の流れを把握しておきましょう。面接当日の流れここでは一般的な面接の流れをお伝えします。 ①面接会場に到着:受付を済ませる 会場の建物に入る前に携帯電話の電源は切る ②受付を済ませる 「本日○時に面接のお約束をさせていただいております○○と申しますが、人事ご担当の○○様にお取次ぎをお願いできますでしょうか」などと声をかける。 ③入室 ノックを3回し面接官の応答後に入室。マナーに従い入室し、指示に従い着席する。 ④面接 姿勢を正し、目を見てハキハキと応答する。 ⑤退室 マナーに従い退室。最後まで気を抜かずに作法に気を付けて行動する。退室してすぐ携帯電話を見るなどの行為は控える。   面接中の質問の流れ 続いて、面接中の流れについても確認をしておきましょう。一般的に下記のような流れで質問を受けることが多いです。 ①自己紹介 ②職務経歴 ③退職理由 ④志望動機 ⑤自己PR ⑥その他企業独自の質問 ⑦逆質問 ⑥については対策は難しいですが、⑥以外その他の質問に関しては聞かれることが多いため、必ず事前にどのように回答するか練習をしておくと良いでしょう。 面接の練習で意識すべきポイント 面接の練習をする場合であっても闇雲に練習をしても身になりません。ここでは面接の練習で意識すべきポイントについてお伝えしていきます。 結論から簡潔に話す 面接での受け答えでは、結論から簡潔に話すことが求められます。こうすることで、面接官にも意図が伝わりやすく知的な印象を与えられるでしょう。 普段から説明することが苦手な人や要点を絞って話すことが不得意な人は、結論から話すことを意識して練習をしてみてください。 チェックポイント ・回答は端的にまとまっているか ・結論から話せているか ・回答の構成は適切か ・「え~」を連発していないか 適度なスピードで、明るくハキハキと話す 面接での話し方はその人の人柄を印象付けます。ボソボソと小さな声で話すと暗く、自信のないように感じられますので、面接の練習をする際は、明るくハキハキと話すことを意識してみてください。 携帯電話の録音機能を活用し、自分自身が話す声を客観的に聞いてみると効果的です。自分が思っている以上に話すスピードが早すぎたり、声が小さかったり、低かったりということは良くありますので、好感触を得られる話し方を練習してみてください。 チェックポイント ・早口になっていないか ・ハキハキと話せているか ・声の大きさは適切か にこやかな表情・背筋を伸ばした姿勢を保つ 面接では、表情や姿勢も非常に重要です。にこやかな表情で、背筋を伸ばした姿勢が望ましいですが、これも練習をしておかなければ本番ではうまく実践できないこともあるでしょう。 鏡や携帯電話の録音機能を活用し、自分が話している姿を客観視します。実際に見てみると思っている以上に表情が暗かったり、姿勢が猫背になっているケースもあるため注意してみてください。 チェックポイント ・背筋は常に伸びているか ・笑顔が作れているか ・所作は丁寧か ・着席時の足元はだらしなくないか 面接の練習法5選 ここでは、面接の練習方法を5つご紹介します。自分に合った練習方法を実践してみてください。 スマートフォンで動画撮影をする 練習方法の一つ目は、スマートフォンの動画機能を使うことです。一人で簡単に始められます。 できるだけ自分の全身が映る位置にスマートフォンをセットし、ビデオ録画を開始しましょう。 そして、面接室に入室するときの所作から面接での受け答え、退室までの一連の動作をすべて録画してみます。質問への回答は事前に自身で考えおき、その質問に対して回答してみましょう。 最初は一人でカメラに向かって話すのが恥ずかしく感じられるかもしれませんが、自分自身の挙動を客観視できるため改善点を見つけやすいですので、ぜひ一度トライしてみてください。姿勢・表情・話し方などをトータル的にチェックすることができます。 鏡の前で練習する 鏡の前で練習する方法もあります。この方法は、自分の表情を客観視したい方におすすめです。まず、鏡の前に立ち、面接で聞かれるであろう質問を投げかけられたと想定して、回答してみましょう。 自分の表情を観察すると、しっかりと口が開いていなかったり、気を張りすぎて真顔になってしまっていたり、逆に笑顔を保とうとしすぎて不自然になっているなどの改善点が見えてきます。 そのため自分の表情についてしっかりと対策をしたいという方は、この方法が有効でしょう。 面接練習用のアプリを活用する 昨今は面接練習用のアプリなどもあるため、これを活用するのも良いでしょう。自分で用意している質問以外にも様々な質問を聞いてくれるためおすすめです。また、検索エンジンで「面接練習」などと検索すれば、公開されている面接練習用の動画を無料で活用できるため、こうした素材を活用してみるのもよいでしょう。 hanasel(ハナセル) アプリが読み上げてくれる質問に回答します。回答した内容を保存できるため、練習を振り返ることが可能です。 面接チェッカー AIによる面接練習アプリです。面接風景を動画や写真に記録するだけでなく、AIによる的確なアドバイスにより改善点を指摘してくれます。 家族や友人に依頼する 家族や友人など、身近にいる信頼できる人に面接官の役をお願いし、実際に質問を投げかけてもらうことも効果的です。 事前に絞り込んでおいた質問を伝えておけばランダムに質問してもらえるため、リアリティが出ますし、自分一人では気付けなかった改善点を指摘してもらえる可能性もあります。 ただし、この練習法の場合、身近な人に練習をお願いするため、緊張感に欠けるものとなってしまうケースもありますので、注意が必要です。 転職エージェントなどの転職支援サービスを活用する その他にも、転職エージェントなどの転職支援サービスを活用し、転職のプロに頼って本番さながらの模擬面接を実施してもらうという方法もあります。 転職エージェントでは応募を検討している企業の質問傾向を元に、密度の高い模擬面接を実施しているケースもあります。一人で練習するのは不安という方は、転職のプロに頼ってみるのも良いでしょう。 面接の練習でよくある疑問 面接の練習に関するよくある疑問についてお応えしますので、ぜひ参考にしてみてください。 Q 面接の練習のし過ぎは良くない? A 面接の練習は自分が自信を持って面接に臨むためのものですので、「し過ぎる」ということはないでしょう。 ただし、回答の丸暗記は止めましょう。企業によって質問の内容は少しずつ異なりますので、練習をし過ぎて回答を丸暗記している場合には、企業の質問とズレた回答をしてしまうことも考えられます。 そのため、面接の練習では、丸暗記は避け、要点を覚えて回答できるようにしておきましょう。 Q 何日前から練習をする? A 面接の日程が確定したタイミングから練習をしましょう。 基本的に転職活動の場合、面接日程が確定してから面接までの日数はさほど離れていないケースが多いです。そのため、面接日程が確定したら、すぐに練習を始めると良いでしょう。2週間前など余裕を持って始められると理想的です。 まとめ 面接の練習をしておくことで、面接当日の緊張を和らげ、本来の自分の良さを自信を持ってアピールすることができるため、事前に行っておくことをおすすめします。 しかし、どれだけ練習をしていても面接当日は緊張をしてしまうものです。仮に緊張をしてしまい、回答につまづいてしまった場合には、「申し訳ありません。緊張をしています。」など今の気持ちを素直に伝えてしまいましょう。 気持ちを伝えることで自分自身を客観視でき、その後の質問に回答することができるようになるはずです。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.07