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インターンを無駄にしない質問例50選!ポイントや注意点もご紹介
インターンに参加する就活生の中には、 「質問する時に気を付けた方がいいことってあるのかな。」 「より深く業界を理解するためにはどんな質問をすればいいんだろう。」 などインターンでの質問について悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 本記事では、インターンで質問するタイミングやポイント、すぐに活用できる質問例などをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ インターンで質問するメリットは、「リアル情報の収集」「マッチング」「志望度アピール」「社員との関係構築」の4点 インターンで質問するタイミングは、「座談会中」「業務中」「インターン終了後」 インターンでの質問のコツは、「就職軸」「質問内容の整理」「仮説立て」の3点 インターンで就活生が質問するメリット インターンでは、実際に働いている社員とコミュニケーションを取る機会があります。就活生がこのような機会を活かし、社員に質問することで得られるメリットについてお伝えします。 リアルな情報を得ることができる インターン先で実際に働いている社員に話を聞くことで、企業のHPには載っていないリアルな情報を得ることができます。 直接コミュニケーションを取ることで、仕事内容や企業理解を深められます。自分にあった業界なのか、自分にあった仕事なのか、自分に合った社風なのか、など働くうえでの疑問や不安を解消することが可能です。 自分と企業とのマッチング度合いがわかる 就活では”自分にマッチしている企業を探すこと”が最も大切だといえます。 つまり、自分の就活軸と企業の情報を照らし合わせ、自分に適性はあるのか、社風や社内環境は自分にとって苦しいものではないかを確認する必要があるということです。 インターンでは、社員と直にコミュニケーションを取ることで、志望企業に対する疑問や不安を解消することができ、本選考前に自分の軸に合っているか、受けるべきかどうかを判断することができるでしょう。 志望度の高さをアピールできる 積極的に質問をすることにより、企業に対し志望度の高さをアピールできます。 企業担当者は、興味があるからこそ、積極的に質問をしてくれているのだろうなと評価します。 インターンでの評価が本選考に影響する場合もありますので、積極的な姿勢をみせましょう。 社員との接点を作ることができる 実際に働いている社員と直接話せる機会は貴重です。インターン中に積極的にコミュニケーションを取ることで、社員との接点を持つことができ、現場のリアルをより具体的に聞ける関係を作ることもできます。 インターンで就活生が避けたい質問例 たくさん質問することは良いことですが、内容によっては、聞くことでマイナスなイメージを持たれてしまうリスクのあるものもあります。予め避けたほうが良い質問内容を把握しておきましょう。 給与や待遇・福利厚生に関する質問 給与や待遇・福利厚生などの条件に関する質問はあまりおすすめはしません。 これらの条件に関する質問自体がNGなわけではありませんが、「この学生は条件面のことばかり聞いてくるな・・・」「仕事内容よりも待遇にしか興味がないんだな・・・」と誤解されてしまう可能性があります。 企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を探しているため、仕事への熱量が少ないと判断されてしまうと選考を通過することは難しくなってしまうでしょう。 どうしても条件面に関する質問をしたい場合には、「将来的に家庭を持った場合、子供との時間も確保しつつ働き続けたいと考えています。子育てに関する福利厚生制度はありますか?」など質問の意図も添えると良いでしょう。 調べればすぐに分かるような質問 企業HPなどにも掲載されているような、自分で調べればすぐにわかる内容を質問することは避けましょう。 「この学生はうちの企業について何も調べてきてないのか…?志望度は低そうだな…」と思われてしまう可能性があります。 せっかくインターンに参加しても、マイナスなイメージを持たれてしまったり、インターネットでもわかるような情報しか得られず終わってしまっては非常に勿体ないです。 貴重な機会を有効活用するためにも、実際に働いている社員だからこそ聞ける質問をするように心掛けましょう。 インターンで就活生はいつ質問するべき? せっかく質問するのであれば、お互いに余裕のあるタイミングで適切な回答が得られる環境で質問することが大切です。 ここでは、質問しても良いタイミングについてお伝えしていきます。 座談会中 インターンのプログラム内には、社員と話すことができる座談会を設けているケースもあります。座談会では、学生がグループとなり、社員1~2名に対して質問することができます。 座談会に参加する社員は優秀な方や社内でも高い成果を残している方が多いので、企業や仕事内容をより理解することが可能です。 インターンに参加前に座談会があるかどうか、事前に確認しておきましょう。 インターン業務中 座談会のように質問する時間が設定されていないインターンに参加する場合には、インターンの業務の合間に質問します。 業務中には社員が近くにいる場合が多いです。この状況を活用し、社員の休憩時間や隙間時間を見計らい、積極的に声をかけてみてください。 インターン終了後 業務内でも、質問できるタイミングを見つけられない場合は、インターン終了後に社員に話しかけます。 忙しい社員が多いので、質問内容は端的にまとめ、「質問したいことがあるのですが、お時間よろしいでしょうか」と相手の状況をみて質問します。 POINT 事前前にメールをしておく いつ時間が確保できるか分からないという場合には、事前に質問内容を社員にメールしておくという手もあります。 もしくは、予め質問時間のアポをとっておくのも効果的です。 社員の業務の妨げにならないよう配慮することを心掛けましょう。 インターンで就活生が質問をするコツ 限られた時間の中で、自分の中の疑問や不安を解消する質問をするために、知っておいたほうが良いポイントを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 就活軸と照らし合わせながら質問する 先にも述べましたが、就活では”自分にマッチしている企業を探すこと”がゴールです。インターン先がどれだけ自分にマッチしているのかを知るために、自身の就活軸に沿った質問をしてみましょう。 たとえば就活軸が「年齢に関わらず能力によって活躍できる」なのであれば、「自分の強みは向上心と負けず嫌いなのですが、年齢にかかわらず昇進できる環境はありますか」などと聞くとマッチ度を測れます。 質問内容を整理しておく 質問したいことが多い場合は、事前に整理してから質問するようにしましょう。 内容のまとまっていない質問をすると、質問を受けた社員は何からどう回答すべきなのか分からず困惑してしまいます。 そのため、質問をする前に「いくつか質問させていただきたいのですがよろしいでしょうか?」「お聞きしたいことが2点あります」などと、今から複数の質問をすることを伝え、内容の順序を整理した上で質問するようにしてください。 自分の意見を持ったうえで質問する インターンで質問する際は、「自分の意見を持ったうえで質問する」ことが大切です。 ただ疑問に感じたことをそのまま尋ねるのではなく、企業のHPなどから得られる情報をもとに自分なりの仮説を立てたうえで質問することをおすすめします。 たとえば「〇〇について私はこのように思っています。御社の考えをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。」など、自分の意見を伝えたうえで質問します。 そうすることで、ただ「〇〇についてどう思いますか?」と聞くよりも、「この学生は自分の意見をちゃんと持ってる人だな」と効果的なアピールをすることができるでしょう。 インターンで好印象を与える話の聞き方とは? 話を聞く際は、聞く態度にも注意をしましょう。自分はちゃんと聞いているつもりでも、意外と相手にはその姿勢が伝わっていないこともあります。 相手に好印象を与える聞き方のポイント4点を意識してみましょう。 相手の目を見て聞く 相手の話を聞く際は、必ず話している相手の目を見て聞きましょう。相手の目を見ることで、話を聞いているという意思表示になります。 また、表情にも意識してください。真顔で聞いていると「つまらないのかな・・・?」と不安にさせることがあります。少し口角を上げながら話を聞くと良いでしょう。 うなずく・あいづちを打つ 前述の相手の目を見て口角を上げた表情にプラスをして、うなずきやあいづちを打つとさらに好印象です。 うなずきも話を聞いているというアピールとなります。相手の話しやすい空気感を作るよう心掛けましょう。 メモを取る 話してくれた内容を全て暗記するのは難しいですので、大事な情報を忘れないためにも、メモを取るようにしてください。社会人にとってメモをとることは当たり前です。メモをしないと基本的なビジネスマナーがなってないなと思われることがあるので注意が必要です。 メモを取る際は「メモを取ってもよろしいでしょうか」と一言伝えましょう。 相手の発言を遮らない 相手の話を遮ってしまうのはとても失礼な行為です。 遮ってしまうと「人の話を聞くのが苦手な人なのかな?」と思われてしまう可能性があります。何か発言したい場合は、相手の話が終わるまで待ちましょう。 話を遮ってプラスになることはないため避けるようにしてください。 インターンで就活生が質問をする際の注意点 積極的に質問しているにも関わらず、タイミングや言葉遣いによってはマイナスイメージをもたれてしまう可能性があります。 そうならないためにも、質問する際には、以下3点に注意してみてください。 業務の妨げにならないタイミングに質問する インターンのプログラムの最後に質問タイムが設けられている場合もありますが、そこで聞ける質問は1つか2つなどと限られています。 質問したい内容が複数ある場合には、業務の合間や業務後など社員さんの邪魔にならないタイミングで声をかけましょう。もしくは、個別に質問タイムを取ってもらえるよう事前に頼んでおくとよいでしょう。 言葉遣いに注意する 質問をする際は丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。 せっかく積極的に質問をしても、言葉遣いや質問態度が悪いとマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。 そのため質問する前に正しい敬語表現を身に着けておきましょう。 丁寧語:相手に対して丁寧な表現を使って敬意を表す敬語です。主に「です」「ます」「ございます」で表現します。 尊敬語:相手に対して敬う気持ちを表す敬語です。主に目上の方が主体になる時に使います。 謙譲語:へりくだった言い方で相手への敬意を表す敬語です。主に自分を下げて相手を立てる時に使います。 答えにくい質問は避ける 漠然とした質問や、その社員が専門外とする分野についての質問はやめましょう。 社員も何でもわかるわけではありません。直接質問できる機会はとても貴重であるため、その人だからこそ聞ける話を質問することをおすすめします。 インターンで就活生がすぐに使える質問例50選 ここまで、インターンで質問すべきメリットやポイントや注意点などをお伝えしてきました。しかし、いざ「積極的に質問するべきっていわれても何を聞けばいいんだろう・・・」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 カテゴリー別におすすめの質問例をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。 ■企業理解を深める質問 経営戦略に関する質問 4選 社風に関する質問 10選 仕事内容に関する質問 8選 必要な能力に関する質問 5選 キャリアパスに関する質問 3選 人事担当者や面接官の方個人に関する質問 7選 ■自己アピールにつながる質問 自己PRできる質問 5選 志望度をアピールする質問 8選 企業理解を深める質問 経営戦略に関する質問 4選 ■今後注力していきたい事業を教えてください。 ■5年後、10年後に描いているビジョンを教えてください。 ■御社の強み、弱みを教えてください。 ■御社に今、不足しているまたは、課題に感じていることはなんですか? 社風に関する質問 10選 ■他部署との交流はありますか? ■社員の方同士で飲みに行くことはありますか? ■休日でも仕事仲間と過ごすことはありますか? ■社員の方はどのような人が多いですか? ■社内でよく使われている言葉を教えてください。 ■上司の方や先輩方に質問させていただける環境はありますか? ■御社は〇〇という社風だと伺いましたが、どう思われますか? ■御社には部署や事業部によって、組織風土などに違いはありますか? ■社員同士が自発的に教え合うような風土はありますか? ■社内では、上司の方をどのように呼んでいますか? 仕事内容に関する質問 8選 ■だいたいの1日の仕事の流れを教えてください。 ■仕事をしていて、楽しいと思ったことやつらいと思ったことを教えてください。 ■今担当している仕事は会社にとって、どのような役割を果たしていますか? ■仕事で最もやりがいを感じるのはどのような時ですか? ■どんな顧客を対象に、何人くらいのチームで仕事をしていますか? ■今の目標を教えてください。またそれを達成するために頑張っていることを教えてください。 ■今までの中で最も達成感を感じたエピソードを教えてください。 ■御社における、クライアントに対する姿勢について教えてください。 必要な能力に関する質問 5選 ■新入社員の間にやっておくべきことはありますか? ■御社で評価されている人はどのような人ですか? ■御社で働く際に最も大切にすべきことを教えてください。 ■働くうえでどんな能力が必要ですか? ■〇〇について学ぼうと思ってるのですが、このスキルは御社の役に立ちますか? キャリアパスに関する質問 3選 ■若手社員に求めることや、今後こうなって欲しいというイメージがあれば教えてください。 ■〇〇という事業に興味があるのですが、配属はどのように決まりますか? ■〇〇という役職に憧れているのですが、通常何年ぐらいかかりますか? 人事担当者や面接官の方個人に関する質問 7選 ■〇〇さんはなぜ御社へ入社したのですか? ■〇〇さんが入社前後に感じたギャップはありますか? ■今の目標と、それを達成するためにどのような取り組みをしているか教えてください。 ■〇〇さんの働くうえでのこだわりを教えてください。 ■〇〇さんが若手の時にぶつかった壁を教えてください。 ■これまでで最もやりがいを感じられた瞬間を教えてください。 ■〇〇さんが御社で最も魅力を感じているところはどこですか? 自己アピールにつながる質問 自己PRできる質問 5選 ■私は根気強い性格ですが、どのような資質が必要ですか? ■異なる価値観でも受け入れられる性格ですが、配属先の雰囲気を教えてください。 ■〇〇の資格を持っていますが、御社の仕事で活かすことはできますか? ■大学時代は100人以上の部員がいる部活動で部長として全体を統括していました。御社では若手でもこうした経験が活かせるチャンスはありますか? ■学生時代の留学経験を活かしたいと考えていますが、若手のうちから語学を活かす機会はありますか? 志望度をアピールする質問 8選 ■社員教育に力を入れているとお聞きしましたが、独自の研修などはありますか? ■(志望している部署の)仕事内容について、詳しく教えてください。 ■若手社員の方が、最初につまずくのはどんな場面が多いですか? ■入社までにさらに勉強をしておくことはありますか? ■入社までに〇〇以外で勉強しておくことはありますか? ■御社の〇〇という商品に憧れているのですが、その商品に携わることは可能ですか? ■御社の〇〇に強い興味があるのですが、どのような経緯で開発されたのか教えてください。 ■入社後は責任あるポジションを目指したいと考えています。御社の評価制度・昇進制度について教えてください このような記事も読まれています 就活生がインターン面接に向けて準備しておくべきこととは?【頻出質問例付】
2024.03.22
インターン後のお礼状は就活に有利?メール・手紙の書き方を解説〈例文付〉
「インターンのお礼状をどうやって書けばいいのか分からない・・・」 「そもそもメールで送るの?それとも手紙?」 など、初めてのお礼状に苦慮していませんか? このような就活生向けに、本記事ではインターン後にお礼状を出すメリットやタイミング、お礼状の書き方や注意点についてご紹介しています。 メールと手紙それぞれの例文も掲載しているので、書き方のマナーが分からないという人はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ インターンでお礼状を出すと好印象を与えるだけでなく、企業に熱意や志望度をアピールできる お礼状はメールでも手紙でも良いが昨今ではメールで送るケースが多い お礼状は、誤字脱字に気を付け自分の言葉で思いを伝える インターンのお礼状を就活生が出すメリットは? インターンにおけるお礼状とは、お世話になった相手に感謝の気持ちを文書で伝えるための手段として企業に送るものを指します。 ここでは、お礼状を出すメリットについてお伝えしていきます。 好印象を与えることができる お礼状を出すことで「丁寧な学生だな」「礼儀があるな」と企業に思ってもらえる可能性が高いです。 お礼を言われて嫌な気持ちになる人はいません。むしろこの学生をインターンに受け入れて良かったなと思ってもらえると思います。 インターンに参加させてもらった感謝の気持ちをしっかりと伝えつつ、あなたの人柄をアピールしていきましょう。 企業に対する熱意や志望度をアピールできる お礼状は、企業に対し自分の想いや気持ちをアピールするためにとても効率的なツールです。 インターンで気づいた企業の魅力や学んだことなどを具体的に書くことで熱意を届けることができます。お礼状を出すことによって、ただインターンに参加しただけの学生との間に就活の差をつけることができるかもしれません。 今後の連絡が取りやすくなる インターンが終わってしまうと企業との関わりがなくなってしまうことはよくあります。しかし、お礼状を出すことによって企業担当者から返事をもらえる可能性もあります。 インターン中は他の学生もいるため、企業の方と2人で会話する時間が十分に取れなかった場合にも、お礼状をきっかけに、直接2人でやりとりをする機会を作ることができます。今後も関係を継続させるためにも、お礼状は送った方が良いでしょう。 POINT お礼状は出したほうが良い お礼状は必ず出さなければならないものではありませんし、実際にお礼状を出さない学生も多くいます。そのため、お礼状を出さなくてもマイナスイメージを持たれることはありません。 しかし、インターンに参加させてもらった感謝の気持ちを伝えることは、良いマナーであり、企業に対し良い印象を与えられるのでできる限り出しましょう。インターンの期間にかかわらず送ることをおすすめします。 インターンのお礼状を出すタイミングはいつ? お礼状はできる限り早く、お互いに記憶が鮮明に残っているうちに出すことがベストです。 インターン参加の当日にメール文面を作成し、翌日までには出します。 翌日までに間に合わない場合でも、お礼状は送った方が好印象です。遅くなってしまった場合には、「ご連絡が遅れて申し訳ありません」などの文言を添えると良いでしょう。 インターンのお礼状はメールと手紙どちらが良い? 感謝の気持ちを伝えることができるのであれば、メールでも手紙でもどちらでも問題ありません。 メールと手紙それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、ツールを選ぶと良いでしょう。 ただ、手紙の場合投函から到着までかなり時間がかかりますので、基本的にはメールで十分です。どうしても熱意を手紙で伝えたい!という人は手紙で送っても良いでしょう。 インターンのお礼状の書き方【メール編】※例文あり ここでは、メールの書き方を項目ごとにお伝えします。例文もありますので、ぜひ参考にしてみてください。 (1)件名 件名はメールの内容と差出人がひと目でわかるように記入します。 採用担当者は数多くの就活生からメールが届いているため、メールを開かなくても誰から届いたのか件名で判断できるようにしておくようにしましょう。 ■件名の例 「インターン参加の御礼 〇〇大学 ネオキャリア花子」 POINT 返信する際は件名を変更しない 企業から届いたメールに返信する際は、件名を変えないようにしましょう。 件名でメールを管理している場合もあります。件名を変更してしまうことで、企業側がメールを見失ってしまう可能性もあるので、届いた件名のまま返信してください。 (2)宛名 宛名には「企業名」「部署名」「担当者名」を書きます。 部署名が分からない場合は、「企業名」「担当者名」部署名は省いてもかまいません。 また、担当者名が分からない場合は、「インターン担当者様」と書きましょう。 (3)本文 本文の最初でまずは自分の自己紹介から始めます。インターンに参加した日時、大学名、学部名、氏名を書くと特定しやすいです。 次にインターンのお礼や感想を述べましょう。感想では、インターンで学んだことや心に残ったエピソードなどを具体的に自分の言葉で書くようにします。 ❏例文 〇月〇日~〇月〇日までのインターンシップに参加致しました、 〇〇大学〇〇学部の就活太郎と申します。 この度はお忙しい中、貴重な経験をさせて頂き、 誠にありがとうございました。 貴社で職務体験をさせていただきたことで、 〇〇職の詳細を知ることができ、今後の学校生活で学ぶべきことが明確となりました。 今回のインターンシップを通じ社員の皆様と直に交流する中で、 貴社で働く魅力など生の声を聞くことができました。 また、どの社員さんも目標を持ちイキイキと働く姿が非常に印象的で、 御社で働きたいという思いがより一層強くなりました。 (4)結びの挨拶 最後に改めて感謝の気持ちを伝えましょう。 ❏例文 心よりお礼申し上げます。 取り急ぎお礼申し上げたく、メールにて失礼致します。 このように感謝の気持ちを伝えたうえでメールの本文を締めます。 (4)署名 署名には「大学名」「学部学科名」「学年」「氏名」「電話番号」「メールアドレス」を書きます。 インターンのお礼状の書き方【手紙編】※例文あり ここでは手紙の書き方・封筒の書き方・選び方についてお伝えします。メールの場合と異なる点がありますので注意が必要です。 例文も掲載しているのでぜひ参考にしてみてください。 手紙の書き方 (1)頭語 一般的に手紙は、「頭語」から始まり「結語」で終わります。 頭語には「拝啓」や「謹啓」などがありますが、ビジネスの場合は「拝啓」を使います。 お礼状で用いる場合は「拝啓」が無難です。 急ぎの場合は「前略」を使うこともありますが、お礼状の場合には使いません。 (2)時候の挨拶 頭語の次は時候の挨拶を書きます。 時候の挨拶は普段活用しない文言が多く、季節によって内容も変わるため難しく感じる人もいると思います。季節に関わらず活用できる挨拶として、 「貴社におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます」 「貴社におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます」 などがあります。就活生がお礼状で活用するには無難な挨拶ですので、行き詰った場合にはこれらの文章を活用しても良いでしょう。 (3)本文 本文の書き方はメールの場合と同様です。 (4)結びの挨拶 最後に結びの挨拶を書きます。結びの挨拶では再度お礼の気持ちを伝え、会社の繁栄を祈るあいさつを入れます。 結びの挨拶がないと、締りのない文章になってしまうため必ず入れるようにしてください。 ❏例文 インターンに参加させていただいた御礼を申し上げたく、お便りを差し上げました。 末筆ながら貴社のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。 POINT メールの場合と書き方が異なるので注意してください。 (5)結語 結びの挨拶の次は結語を書きます。 頭語で「拝啓」を用いた場合、結語は「敬具」と記しましょう。頭語と結語はセットとなりますので、間違いないように注意しましょう。 基本的には、頭語で「敬具」、結語で「敬語」が無難です。 (6)日付 日付には「手紙を書いた日」か「手紙を送る日」のどちらかを記します。 日付の前に和暦で「令和●年」と書きます。西暦ではなく和暦で書くという点にも注意してください。 (7)署名 「大学名・学部学科・学年・氏名」を書きます。自分の名前は左側に寄せて書きます。 署名はあなたを紹介する大事な情報ですので、間違いがないように気をつけましょう。 (8)宛名 宛名はメールの時同様、「会社名」「部署名」「担当者の名前」を書きます。 部署や担当者の名前がわからない場合は「会社名」「インターン担当者様」で問題ありません。 宛名を書く際は本文と同じ高さに書いてください。イメージがつかないという方は上記の画像を参考にしてみてください。 封筒の選び方・書き方 手紙の場合は封筒も気にかけたいポイントです。ここでは、封筒の選び方、封筒の書き方、封筒のマナーについて紹介します。 封筒の選び方 <おすすめの封筒の形> □封筒の形 縦型 □封筒の色 白無地 □サイズ ナガカタ4号・90×205mm 横型の封筒は招待状や写真送付などカジュアルなシーンで使われるため、お礼状には向きません。 お礼状というフォーマルな用途の場合は白がおすすめです。「茶封筒じゃだめ?」と思う人もいると思いますが、茶封筒は一般的に事務用に使われることが多いため避けたほうが良いでしょう。 封筒の書き方 ❏表面 (1)住所、(2)宛名 ❏裏面 (3)封字、(4)差出人名、(5)日付 (1)住所 住所は必ず都道府県から書きます。番地を書く際は「1-2-3」ではなく、「一丁目二番三号」と漢数字を用いて書いてください。 長くなってしまう場合は、改行し2行に分けても問題ありません。 社名を書く場合には(株)と略さず「株式会社」と正式な表記で書くように注意しましょう。 (2)宛名 個人に郵送する場合は「様」、企業や部署に郵送する場合は「御中」を使います。 「様」と「御中」を併用するのは誤りです。 複数の部署にお礼状を送りたい場合は個別に送ることをおすすめします。それぞれにお礼状を出すことでお礼状を受け取った人が他の人に回す手間が省けるためです。 (3)封字 封筒を閉じる時はセロハンテープではなく、のりを使ってしっかりと閉じてください。のり付けしたら封字を書きます。 封字とは、封を閉じた後に第三者が中身を盗み見しないように防ぐものです。「×」と間違えやすいため注意してください。 (4)差出人名 自分の名前は封筒にある中央線の左に、住所は中央線の右に書きます。 自分の住所を書く場合も、省略せずに正式名称で書きます。 時折自分の名前を書き忘れてしまう人がいます。苦労して書いたお礼状が誰からのものか分からなくなってしまっては非常に勿体ないので、自分の名前が書かれているか必ず確認しましょう。 (5)日付 左上に日付を書きます。日付は「手紙を書いた日」か「手紙を出す日」にします。 手紙に記載した日付と合わせるようにしましょう。 インターン後のお礼状で就活生が注意すべき点 お礼状では感謝の気持ちを届けることができますが、場合によっては意図せず相手を不快な気持ちにしてしまうケースもあるため細心の注意を図る必要があります。 ここではお礼状での注意点をお伝えします。 自分の言葉で書く 何を書けば良いか分からないからという理由で、ネット検索で見つけた例文をコピペして送るということは、絶対に避けた方が良いです。 お礼状は上記の「インターンのお礼状を出すメリット」でもお伝えした通り、熱意や志望度のアピールや好印象を与えることのできるツールです。コピペで送ってしまってはむしろ逆効果になってしまうケースもあります。 お礼状を出すことを目的とするのでなく、感謝の気持ちや熱意をどれだけ伝えられるかを考え、自分自身の言葉で書くことが大切です。 誤字脱字・敬語表現に気を付ける 誤字脱字がないか、敬語表現は適切か念入りにチェックします。 敬語は自分では気付かないこともあるので、不安な人は敬語に強い友人や家族などに確認してもらいましょう。 業態によって書き方が異なりますので下記参考にしてみてください。 会社→貴社 銀行→貴行 市役所・区役所→貴役所 事務所→貴事務所 官公庁→貴庁・貴省 施設→貴施設 店舗→貴店 書き間違えたら新しい紙に書き直す 手紙でお礼状を出す場合、書き間違えたら新しい紙に書き直してください。 書き直すことが面倒で、修正ペンで消したり、間違った箇所に二重線を引いて書き直そうとする人もいますが、ビジネスマナーとしては正しくありません。 お礼状だけでなく、就活で必要となる書類は基本的にすべて書き直します。 印象が悪くなる可能性のある行動は避けるようにしましょう。 企業からのメールには必ず返信する メールでお礼状を出した場合、企業から返信をもらえる可能性があります。 企業から返信が来た場合は必ず返信をしましょう。 返信文には「丁重にお返事をいただきましてありがとうございます」などの感謝の気持ちを伝えるようにします。自分の返信でメールのやり取りが完結するよう意識しましょう。 このような記事も読まれています インターンメールの決定版!就活生がすぐに使えるシチュエーション別例文付
2024.03.22
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