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インターンには何社参加すべき?状況に合わせて社数を変えよう
目次
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25卒採用からインターンの定義が変わり、どのように対応すべきか悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。
本記事では新たなインターンの定義を解説するとともに、26卒の就活生が受けるべき参加するべきインターンの社数についてご紹介していきます。
これから就活を本格的に始めようと思っている就活生はぜひ参考にしてみてください。
この記事のまとめ
- 「オープン・カンパニー(1dayインターン)」には6社程度、「汎用的能力・専門活用型インターン(5日以上のインターン)」には1~3社程度参加する
- インターンの目的は業界理解・企業理解し自分に合う業界・企業を見つけるための活動であるため、闇雲にインターンに参加するのではなく、目的を持って参加をすることが大切である
- 就業体験が可能な「汎用的能力・専門活用型インターン」「高度専門型インターン」をインターンと定義する
- 企業説明・座談会を実施する従来の1dayインターンは「オープン・カンパニー」と称され、採用には直結しない
※正式名称は「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ」ですが、本記事では「インターンシップ」ではなく「インターン」に統一してご説明しております。

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インターンは何社参加する?
インターンとは、業界や企業のことを知り自分に合った「業界・職種・企業」を見つける活動です。インターンへの参加が採用に有利に働く可能性があるからといって闇雲に5日以上のインターンに参加することはおすすめできません。
まずは「オープン・カンパニー(1dayインターン)」に参加し業界・企業研究を深め企業や職種を理解し、自分に合った業界を探すことをおすすめします。
「オープン・カンパニー(1dayインターン)」「汎用的能力・専門活用型インターン(5日以上のインターン)」に参加する場合の社数については下記を参考にしてみてください。
志望業界が決まっている場合は4~6社
■「オープン・カンパニー(1dayインターン)」への参加
志望業界:2~3社、志望業界以外:1~2社
■「汎用的能力・専門活用型インターン(5日以上のインターン)」への参加
志望業界:1社
すでに業界研究も進んでいて、志望業界も固まっている就活生の場合には、同業界の「オープン・カンパニー(1dayインターン)」に2~3社、他業界の「オープン・カンパニー(1dayインターン)」にも1~2社参加してみましょう。
そのうえで「汎用的能力・専門活用型インターン(5日以上のインターン)」に参加し、自分に適性があるのかを見極めてみることをおすすめします。他業界の「オープン・カンパニー(1dayインターン)」に参加したほうが良い理由としては、志望業界との違いに気付き志望動機を明確にできるという点が挙げられます。
また、志望業界を最初から固めすぎてしまうと志望業界よりも自分に適性がある業界・企業に気づけない可能性があるため、他業界の「オープン・カンパニー(1dayインターン)」に参加することで視野を広げることに繋がります。
志望業界が決まっていない場合は4~8社
■「オープン・カンパニー(1dayインターン)」への参加
興味のある業界:3~4社→進みたい業界:1~2社
■「汎用的能力・専門活用型インターン(5日以上のインターン)」への参加
進みたい業界:1~2社
志望業界が明確に決まっていない場合には、同じ業界への応募は避け、興味のある業界3~4社の「オープン・カンパニー(1dayインターン)」への参加をおすすめします。あまり多すぎても日程調整が大変になりますし、学業に支障をきたしかねません。本業とのバランスを加味して現実的に可能な社数に制限しましょう。
3~4社の「オープン・カンパニー(1dayインターン)」に参加し、興味のある業界が明確になった場合には、進みたい業界の「オープン・カンパニー(1dayインターン)」を追加で1~2社受けると同業界内の比較ができ、自分に合った社風や文化の企業と出会える可能性が広がり、志望動機を明確にすることに繋がります。
その後自分のスキル・性格と職種がマッチするかを判断するために「汎用的能力・専門活用型インターン(5日以上のインターン)」に参加してみましょう。
POINT
- 少し多めに応募しよう
インターン選考の倍率は高く、誰でもインターンに参加できるわけではありません。また複数のインターンに応募した場合、日程が被ってしまう可能性もあります。
不測の事態も想定し、参加したいインターン数よりも多めに応募をしておくことをおすすめします。
複数社のインターンに参加する場合の注意点

ここでは、複数社のインターンに参加する場合の注意点についてお伝えしてきます。
目的を明確にしておく
自分はこのインターンを通じて何を学び、何を得たいのかを明確にしたうえで参加してください。
目的を持って参加したほうがより多くのことを吸収でき、インターン自体の価値に大きく差がでてきます。有意義なインターン期間とするために、目的を明確にしておきましょう。
スケジュール管理をしっかり行う
複数のインターンに応募をすると選考日程やインターン開催日が被ってしまうことがあります。 「就活用のスケジュール帳を作る」「アプリにまとめる」など、自分が管理しやすい方法で予定を管理しましょう。
それでも被ってしまった場合は、気づいた時点ですぐに企業に連絡をするようにしてください。
自己分析を怠らないようにする
多くのインターンに参加することで、業界や企業研究は十分にできるのですが、そればかりに注力しすぎる人が陥りやすいのが自己分析不足です。
就活では業界や企業理解と同様に自分についても深く理解できていることが重要であるため、必ず自己分析の時間も取るようにしましょう。

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25卒採用からインターンの定義が変わる
25卒採用からインターンの定義が異なります。ここではその詳細を説明していきます。
インターンでの働きが本選考に繋がるケースもある
24卒採用までは企業がインターンで得た情報を採用活動に利用できないという決まりがありましたが、25卒からは新たに定められたインターンの定義にあてはまる内容のインターンを企業が実施した場合、そこで得た学生情報を本採用でも利用できるようになりました。
就活生からすると、インターンでの働きぶり次第では、本選考を有利に進めることができるようになったともいえます。
キャリア形成支援の4類型
従来のインターンには会社説明会を中心に行う1dayインターンや実際に実務を行う短期・長期インターンなどがありました。どちらも「インターン」とひとくくりにされていましたが、「産学協議会(経団連と大学が直接対話する会)」が従来のインターンを「キャリア形成支援の4類型」と称し分類し、規定を満たしている内容のもののみをインターンとすることを決めました。
■キャリア形成支援の4類型
「オープン・カンパニー」のような従来の1dayインターンにあたる内容は25卒採用からはインターンではなくなり、これらの内容は採用には直結しません。
「汎用的能力・専門活用型インターン」「高度専門型インターン」に分類される内容が25卒からは「インターン」と位置づけられ、これらは採用に直結します。
25卒採用はインターン定義の移行期間にもあたるため、就活サイトによっては本来のインターン要件を満たしていない内容であっても「インターン」と表示されている場合もあります。そのため、就活生自身もインターンの定義を理解し採用に直結するインターンか否かを判断できると良いでしょう。
キャリア形成支援の4類型の内容
「オープン・カンパニー」「キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターン」「高度専門型インターン」ではそれぞれどのような内容なのかを確認していきましょう。
オープン・カンパニー
「オープン・カンパニー」は企業や就活サイト、大学のキャリアセンターなどが実施するイベントや説明会のことをいい、職業体験を伴いません。大学が受験生に対して行う「オープン・キャンパス」の企業版と考えると分かりやすいでしょう。
主な内容は
■企業の事業・業務内容の説明
■社員による講演会
■座談会
など企業や業界を理解してもらうことを目的とした内容となっています。
参加対象者は、学年問わず全学生が対象で、1日開催が基本です。 オンラインでの開催などもあります。
□メリット
・複数のインターンに参加しやすい
・日程調整がしやすい
・学業との両立がしやすい
・業界理解ができる
・職種理解ができる
・さまざまな学生や社会人と出会える
・選考なしで参加できるものもある
□デメリット
・実際の業務を体験することはできない
・自分に合った職業かどうかを判断しにくい
・交通費がかかる
・職場の雰囲気が分からない場合もある
キャリア教育
キャリア教育とは「一人ひとりの社会的・職業的自立に向けて基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」のことをいいます。これを行う主目標は、「学生に社会的・職業的自立に必要な能力を身に着けるように働きかけること」です。 そのため、学生自身のキャリアを考える場として8割を超える大学で正課授業として導入されています。
具体的には、
・職業観の養成・キャリア形成を目的とした授業
・社会人基礎力の醸成を目的とした授業
・資格取得・就職対策などを目的とした授業
・社会人のゲストを招き講話を聞く特別授業会
・社会人基礎力を測るアセスメントの実施
・産学協働で行う課題解決型学習(PBL)
など内容は様々です。
大学が独自でカリキュラムを組んで実施をしているケースもあれば、企業と協働して行うプログラムもあります。短期で実施するものや1年間など長期的に実施するものなど期間も様々です。企業主催で行う場合には1~3日など短期間のものが多いです。
汎用的能力・専門活用型インターン
参加する期間は、汎用的能力活用型は5日間以上、専門活用型は2週間以上と定められており、参加日程の半数を超える日数で就業体験を行います。そのため、汎用的能力活用型は3日以上、専門活用型は1週間以上の実務体験が可能です。
具体な業務は、
・営業などの業務同行
・研究所・工場などで実務体験
など企業によって様々です。
実施時期は学部3年・4年もしくは修士1年・2年の長期休暇期間(夏休み・冬休み・入試休み・春休み)と定められているため学業との両立がしやすいように改定されています。
□メリット
・業界理解ができる
・自分に合った職種か判断できる
・職場の雰囲気を知ることができる
・仕事を具体的にイメージできるようになる
・社員からフィードバックを得ることができる
・学業との両立がしやすい
□デメリット
・選考があり希望の企業のインターンに参加できない場合もある
・複数のインターンに参加しにくい
・最低5日間は必要なため都合により参加できない可能性もある
高度専門型インターン
高度専門型インターンは大学院の修士・博士課程を対象に職業体験を行うというものです。 2021年から開始した理系の博士課程を対象とした「ジョブ型研究インターン」と現在検討中の文系修士課程学生を対象とした「高度な専門性を重視した修士課程学生向けインターン(仮)」という2つのタイプがあります。
「ジョブ型研究インターン」の場合、理系・博士課程を持つ大学院生が2ヵ月以上の就業体験に有給で参加し、その評価を受けて単位を取得するという制度となっています。
インターン実施には、ジョブ型研究インターン推進協議会の会員企業・会員大学が対象となります。
「高度な専門性を重視した修士課程学生向けインターン(仮)」は2週間以上の就業体験を実施する方向で検討中で、こちらも有給の予定です。
□メリット
・自分自身のスキルや意欲の向上に繋がる
・職場の雰囲気を知ることができる
・必要なスキルや能力を具体的に知ることができる
・社員人としてのスキルを養うことができる
・正規の教育課程の単位科目として実施されるため学業と両立できる
□デメリット
・制度がスタートしたばかりなので、専攻分野でのインターンが実施されていない場合もある
・実施期間が長期に渡るため、日程が合わない場合もある
POINT
- インターンに参加していなくても本選考を受けることができる
インターンに参加していないからといって本選考を受けることができない訳ではありません。闇雲にインターンに参加するのではなく目的を持ち、学業や部活動など学生の本業との両立を大切にしたうえでインターンへの参加を検討してみましょう。

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この記事を書いた人

元中途求人広告アドバイザー
こばさん
不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。