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転職時の志望動機の作り方について解説します

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【例文あり】未経験から人事を目指す場合の志望動機の書き方とは?

この記事のまとめ 人事職の主な仕事内容には「採用業務・労務管理業務・教育研修業務・評価業務・人事配置業務」があるため、志望企業でどのような業務を担うのかという点を確認しておくことが大切である。 人事職に向いている人は、計画力・企画力・対応力・コミュニケーション力があり、守秘義務を守れ、人の役に立つことが好きな人である。 志望動機を書く際には「なぜ人事職を志望しているのか」「なぜ志望企業を選んだのか」「入社後どのように貢献したいと考えているのか」という点を明確に記載したほうが良い。 人事職の仕事内容を理解しよう! 志望動機を書く前にまずは人事職の仕事について改めて理解を深めておきましょう。 ここでは人事職の仕事内容について改めてお伝えしていきます。 人事職の仕事は、採用、労務、教育・研修、評価、人事配置に分けられていますので、それぞれの業務内容について詳しく解説していきましょう。 採用業務 新卒採用・中途採用など年間を通して採用計画を立て、必要な人材を採用できるように動きます。採用計画は人事担当者一人で考えるものではなく、会社の経営状況によって左右されるため経営陣や事業責任者との密なコミュニケーションも重要です。 採用計画を策定後は、定めた採用人数を確保するための手法の立案を行い、実践していきます。近年は就活サイト・転職サイトのみならず、社員からのリファラル採用やSNS・オウンドメディア、ターゲティング広告など様々な手法の中から自社に最適な手法を考え採用活動を行うことが一般的です。そのため昨今の人事担当者にはマーケティングスキルも必要な要素となりつつあります。 近年、稀にみる人手不足が続いており、中には人出不足が原因で倒産してしまう企業がある程です。このように、会社は「人」が資源であるため、限られた採用予算の中で、効率的に採用活動を行い、採用計画通りに「人」の採用を行っていくことが人事職には求められています。 労務管理業務 労務管理業務とは、勤怠管理・給与計算・社会保険・雇用保険の管理や健康診断の調整・福利厚生の見直しなどを行うことをいいます。 これらの業務を行う主目的は、社員が心身共に健康な状態で働き続けることができるように環境を整備することです。 そのため、長時間労働や残業時間に対し、国が定める労働時間内での労働が慣行されているのかという点を確認したり、企業によっては独自の基準を設けるといった事前の策を講じたりしています。 その他にも、残業時間が多い社員に対しては、面談を行い現状を把握するなどし、ハラスメントがないかなどの確認を行うこともあります。 このように、社員が働きやすい環境を整えていく業務も人事職の重要な業務の一つです。 教育・研修業務 教育・研修業務では、新入社員や中途入社社員に対し、社内研修や商材研修などを行います。 研修プログラムを人事担当者が策定し、場合によっては現場の社員や経営陣に協力を仰ぐなどし、新しく入社した社員に社風や仕事内容をより理解してもらえるよう工夫することが大切です。 その他にも、社員のスキルアップ研修や役職別研修など、社員一人ひとりのスキルや習熟度に合わせた研修カリキュラムを用意し、実践も担います。 近年は、社員教育に特に力を入れる企業も増加しており、外部セミナーへの参加者を募る、 e-ラーニングなどのシステム導入を行うなど、社員をスキルアップさせ自社で長く貢献してもらうためにはどうすべきかを考え実践していく仕事も人事担当者の業務です。 評価業務(人事制度策定など) 評価業務とは、社員の能力や成果を正当に評価し、個々の社員に見合った昇給・昇進を実施していくための仕組みを策定し、実践していく業務のことをいいます。 この業務を実施していくためには、公平性・正当性・透明性のある人事制度を企画する必要があり、これらの立案し運営していくことも人事職の仕事です。 一度策定した人事制度であっても従業員数の変動・時代の変化によっては人事制度の見直しも必要不可となります。 より良い人事制度を策定することは、社員のモチベーションを高め、離職率を低く抑えることに繋がるため、企業の業績向上に寄与することになるでしょう。 人事配置 人事配置業務では企業に入社した人材や既に勤めている社員を、企業自体の利益向上や従業員のスキル向上のために最も適した部署へ配置する業務です。 必ずしも全ての社員の希望に沿った配属ができる訳ではないため、反感を買うケースもありますが、予め定められた指標に則って、企業にとって最適な人事配置は何かを考えていきます。 人事職の魅力・やりがい 人事職の仕事内容について理解を深めることができたと思います。ここでは、人事職の仕事の魅力・やりがいを確認していきましょう。 決まった型がなく、自分で作り上げていくことができる 人事職の仕事は多岐に渡りますが、基本的には人と向き合い続けることが求められる仕事です。そのため、企業の経営状況、経営方針、部署が求めるニーズ、社員の個性・能力などをしっかりと把握したうえで、臨機応変に最適な対応を行っていく必要があります。  全ての状況に応じてカスタマイズが必要なため、パターン化が難しいですが、自分自身で最適解を見つけ、それを試し成功した時の喜びややりがいはひとしおでしょう。 また、状況は刻々と変化していくため、仕事に対してマンネリ化することなく、常に新しい視点で物事を捉える事ができる点も人事職の魅力の一つです。 経営に直結する仕事である 人事の仕事の採用業務の箇所でお伝えした通り、昨今は経営戦略の中でも人を採用することに対するウエイトが高く、人を採用できないことによって業績悪化を引き起こす可能性もある程、人員採用は経営に直結する仕事です。  だからこそ、自分の業務が組織に大きな影響を与えているというやりがいを感じることができるでしょう。  その他にも、その他にも、教育・研修・評価の業務を通して社員のやりがいを感じ続けられる環境を整えることで、社員の生産性や帰属意識、パフォーマンスの向上に寄与し、間接的に経営を支えることもできます。  このように、自分自身の頑張りによって会社を支える縁の下の力持ちである点は、やりがい・魅力を感じることのできるポイントの一つといえるでしょう。 採用した人が活躍をしてくれている その他にも、採用活動に携わった社員が、入社後に高いパフォーマンスを発揮し、会社から評価された際に、一緒に喜びを分かち合うことができた時にやりがいを感じることもできるでしょう。 採用という人生における節目のタイミングで出会い、その後の成長まで関わることができるという経験は、人事職でしか体験することはできません。 また、高いパフォーマンスを出すことができるということは、会社にとっても採用した社員にとっても、より良い環境を提供できたことの表れです。 このように、一人の人生の成長を見届けることができるという点やお互いにwin-winの環境を提供できたという点において、やりがい・魅力を感じることができるでしょう。 CHECK! 人事職は華やかな仕事という思い込みはNG 中には、「華やかで面白そう」という印象だけで人事職を目指している人もいるかもしれません。  ここまでお伝えした通り、人事職の仕事は一見華やかで楽しそうに見えますが、地道な作業も多く、採用計画通りに採用を進める必要があるためプレッシャーを感じてしまうこともあります。 どんな仕事でも同じですが、見た目の華やかさだけではなく、仕事内容を正しく理解することとが大切です。また、楽しいと感じる仕事の裏には、地道な作業やプレッシャーが隠れていることを理解しておく必要があるでしょう。 人事職に向いている人とは? ここまで、人事職の仕事内容ややりがいについてお伝えしてきました。では、具体的にどのような人が人事職に向いているのでしょうか。 ここでは、人事職に向いている人の特徴についてお伝えしていきます。 計画力・企画力のある人 人事職の仕事内容でお伝えしたように、人事職では採用計画を立てその計画通りに遂行していくことが求められます。そのため計画通りに物事を進める力のある人は重宝されるでしょう。 また、採用計画を限られた予算内で計画通りに遂行するためには、求人サイトに掲載する以外の手法も含めて検討したり、面接方法を変更したりと様々なことを画策し企画する力も必要となります。 そのため、計画力や企画力に優れた人は人事職に向いているといえるでしょう。 対応力のある人 人事職の仕事は基本的に人を相手にしています。そのため、フォーマット化した対応では、対処できない仕事も多々あります。 そのため、一人ひとりの求職者、社員、事業部と真摯に向き合い、その状況に合った最適な判断ができる対応力は必要な素養の一つです。 特に面接では複数の企業の面接を受けている求職者に対し、面接という短い時間の中で、求職者を惹きつけ、興味をもってもらうためには瞬時の対応力が必要不可欠といえるでしょう。 守秘義務を守ることができる人 人事職の仕事は、人のプライバシー情報を多く扱う仕事です。そのため、会社の給料に関する情報や採用活動を行う中で知り得た情報を他人に吹聴しないなどの守秘義務を守ることができる人でなくてはなりません。 万が一にも他人の給料について口外したり、面接で聞いた個人のプライバシー情報を知人に軽々しく伝えたりした場合には、企業の信頼問題にも発展する恐れがあります。 そのため、人事職には口が堅く守秘義務を守れる人が向いているといえるでしょう。 人の役に立つことが好きな人 人事職の仕事でもお伝えしている通り、人事職の仕事は、人と向き合う仕事であり、自分がメインに立つのではなく、社員が働きやすい環境を提供したり、社員のスキルアップのために必要な教育・研修を整えたりと人を陰で支える業務が多いです。 そのため、自分がメインで目立ちたいという人ではなく、人のために頑張れる人、人の役に立つことが好きな人の方が向いているといえます。 コミュニケーション力のある人 人事職の仕事は、基本的に一人で黙々と行う仕事は少なく、常に人と関わり合いながら進めることが多いです。そのため、コミュニケーション力のある人の方が望ましいでしょう。 たとえば、評価制度を策定する場合においても、各事業部の状況をヒアリングし、相手の状況や求めていることなどを正しく判断する力が必要となります。 また、研修を開催する際に、現場の担当者に協力を仰ぐ場合にも、相手の立場を理解した上で気持ちの良いコミュニケーションを取れた方が社内調整もスムーズです。 その他にも、面接時にもより相手の本音を引き出すヒアリング力や「この会社魅力的だな」と感じてもらえるような受け答え方などが求められるでしょう。 このように人と関わることの多い人事職では、あらゆる場面で多彩なコミュニケーション力が必要となります。  人事職で活かせるスキル・能力 ここでは、人事職で活かせるスキルや能力についてお伝えしていきます。当てはまる点があれば、志望動機を作成する際のアピールポイントとして活用してみてください。 パソコンスキル 人事職では、前述の仕事内容を実践するために基本的なパソコンスキルが必要になります。  具体的には、求職者に企業について説明するための資料作成、採用計画や人事制度を策定するための資料作り、その他個人データの管理などの資料作成などの業務でパソコンを使用することとなります。そのため、Word・Excel・PowerpointなどのPCスキルは必須のスキルであると覚えておきましょう。 現在は採用管理・勤怠管理・交通費管理などをツールを用いて行うケースも多くありますが、いずれもパソコンを使う業務であることに変わりありません。 万が一、パソコンが苦手でスキルに不安がある人は、MOSの資格などを取得しておくことをおすすめします。 労働関係の法律の基礎知識 人事職の仕事では、勤怠管理などの業務を行うこともあるため、労働関係の法律の知識をつけておくと非常に便利です。 もちろん入社後に学ぶこともできますが、知識があることを志望動機を作成する段階でアピールすることで、未経験であっても人事職への熱意を伝えることができるでしょう。 その他にも下記のような資格を取得しておくと、評価をされる可能性が高いため興味のある人は下記を参考に勉強をしてみてください。 POINT 人事職で評価をされる可能性がある資格一覧 ・社会保険労務士 ・衛星管理者 ・人事総務検定 ・キャリアコンサルタント ・メンタルヘルスマネジメント検定 未経験から人事職を目指す場合の志望動機を書き方 ここからは、人事職の志望動機を書く際のポイントについてお伝えしていきます。 志望動機を書く際には3つのポイントを抑えておくと面接官に熱意が伝わる文章となりますので、ぜひ参考にしてみてください。 なぜ人事職を希望しているのか 未経験から人事職を目指す場合には、必ず「なぜ人事職を志望しているのか」という点について説明する必要があります。 その際には、過去の経験やエピソードを交えながら伝えると良いでしょう。たとえば、前職の経験から見えた人事職ならではのやりがいや魅力に感じたポイントなどについて伝えます。 この時、人事職に対する「憧れ」や「妄想」だけで人事職を目指していると思われないよう注意をしてください。前述の仕事内容をしっかり理解した上で、表面的な魅力だけでなく、人事職の地道な作業もこなせる適性がある点もアピールできるとより良い志望動機となるでしょう。 なぜ志望企業を選んだのか 転職活動をするにあたって「なぜ志望企業を選んだのか」という点は極めて重要なポイントです。 特に採用担当者の採用を検討している企業の場合、これからの採用活動を支える企業の顔ともいえる重要なポジションでもあるため、自社への愛社精神を持って長く働き続けることのできる人の方が好まれます。 そのため、数ある企業の中でなぜその企業なのか?という点を他社と差別化した上でその企業ならではの志望理由を伝えられるように準備を進めましょう。 志望理由を考えることが難しいと感じているのであれば、業界・企業理念・企業規模・社風・今後の成長性などに細分化していくと明確な理由を述べやすくなります。 入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか 志望動機の文章を締める際には必ず「入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか」という点を伝えて終えるようにしましょう。 志望理由ばかりだと実際に入社した後の働くイメージが沸きにくいためおすすめできません。 そのため、「入社後は私の強みである計画力とコミュニケーション力を活かし、御社の採用計画を支え、企業成長に貢献していきたいと考えています」といった具合に自分自身を採用するメリットや働くイメージが沸く内容を含めるように意識しましょう。 この際に、その企業が人事職に求める素養を持っていることをアピールできるとより良いです。 CHECK! 企業が求める人物像・仕事内容をしっかり確認しよう! 志望動機を作成する際には、必ず企業が求める人物像や仕事内容を必ず確認するようにしてください。 たとえば、志望企業では、採用活動ではなく人事評価の策定を行える人を採用したいと考えているにもかからず、志望動機に「採用活動に貢献します」と伝えても当たり前ですが書類通過は厳しいでしょう。 人事職の仕事内容は幅広いため、自分自身が行いたい業務と企業が求める業務・素養をしっかりと把握した上で志望動機を作成することを意識してください。 未経験から人事職を目指す際の志望動機の例文 ここまで、志望動機を書くポイントについてお伝えしてきました。 ここでは、具体的な例文をもとに志望動機の書き方を確認していきましょう。 未経験から人事職を目指す場合の志望動機例文① 私が貴社の人事を志望している理由は、貴社の「お客様の幸せ、社会の幸せ」という経営理念に魅力を感じたためです。 前職では、営業職として競合企業に負けないよう日々尽力していましたが、目の前の数字にばかり気を取られ、いつしか顧客に喜んでもらうことという本質を見失うこともありました。 もちろん企業の経営においては数字も大切ですが、本来大切にすべきはお客様であり、私もお客様に喜んで貰えることはとても嬉しく自分自身のモチベーションでもあります。貴社の企業理念や考え方に触れ、私の原点に立ち返ったように感じました。 前職では営業として顧客のニーズを引き出すためのヒアリング力、相手の課題を解決するために本質的な課題を見出した上で提案する力を培ってきました。これらのスキルは人事職にも活かせるのではないかと感じています。 職種としては未経験ではありますが、今まで培った能力を活かし、これら事業拡大を目指す御社の採用活動を支え、企業の成長に貢献したいと考えています。 志望動機では、「結論⇒具体的なエピソード⇒入社後の働き方」という流れで伝えると分かりやすい志望動機を作成できます。 また自分が培った能力についても記載し、その能力を入社後にどのように活かせるのという点を伝えることも大切です。 未経験から人事職を目指す場合の志望動機例文② 貴社の「従業員満足度の向上」という目標を一緒に叶えたいと感じ志願しました。 私は現職で広告業界でコンサルタントとして働いてます。様々な業界や業種の職種に触れる中で、企業の根幹を支える仕事により深く興味を抱くようになりました。 特に、人事職においては、採用活動だけでなく、社員がモチベーション高く働くための施策や制度の策定、能力の向上のための施策など、企業・部署ごとに異なる課題に対しよりよい制度への革新を繰り返すことで社員を支えることができ、それが企業の成長にも繋がるという点に魅力を感じています。 現職で培った課題解決力や企画力を活かし、貴社の従業員満足度を高め、離職率低減に向けて尽力したいと考えています。 人事職に対する熱意を伝えられています。また現職で培ったスキルを入社後にどう活かすのかという点にも触れており、入社後の働き方をよりイメージすることができます。 このように、未経験からのスタートの場合や職種に対する熱意や活かせるスキルについてアピールすることが大切です。 これらの例文を参考に自分オリジナルの志望動機を作成していきましょう。 POINT 志望動機を作成する場合のポイント 上記で説明した例文を参考に志望動機を作成するためのポイントをまとめましたので参考にしてみてください。 ・「結論⇒具体的なエピソード⇒入社後の働き方」の流れで伝える ・人事職に対する熱意をアピールする ・未経験から人事職を目指す場合には、現職で人事職に活かせる能力を培ってきた点をアピールする ※仮にない場合には、人事に活かせる資格を保有している(もしくは、勉強中)ことをアピールします。 ・入社後にどのように貢献しようと考えているのかについて述べる 人事職の志望動機の書き方がわからない、添削して欲しいなど少しでも不安に感じている人は、転職エージェントなどを活用してみると良いでしょう。

2024.04.02

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【例文あり】未経験から経理事務を目指す場合の志望動機の書き方をご紹介

「経理事務を目指しているがどのように志望動機を書けば良いか分からない」と感じている方に向けて、本記事では経理事務の志望動機の書き方のポイントや例文についてお伝えしていきます。 志望動機を書く上で、経理事務の仕事内容を正しく理解をしていることや経理事務に求められるスキルを正しく知っておくことも大切です。 そのため、本文冒頭でこれらの情報についても触れていますので、経理事務の仕事を正しく理解した上でオリジナルの志望動機を作成してみてください。 この記事のまとめ 経理事務は、企業のお金にまつわる業務全般を管理をしており、日次・月次・決算期により業務内容が異なる。 経理事務に求められるのは「ミスがない・PCスキルがある・機密を保持できる・生産性を意識して行動できる・経理会計の基礎知識がある」ことである。 志望動機を作成する際には、「経理事務を志望する理由」「志望企業を選んだ理由」「入社後どのように企業に貢献するか」という3点を盛り込んだ方が良い。 経理事務の仕事内容を理解しよう! 志望動機を書く前にまずは経理事務の仕事内容についての理解を深めておきましょう。 経理事務の仕事は、簡単にいうと会社のお財布を管理する仕事です。具体的には企業の売上の管理や物品購入などで出費した場合の費用など、会社に入ってくるお金や出ていくお金の金額を帳簿に残し管理をする業務などがあります。 業務内容は日次、週次、月次、決算業務などによって異なります。 CHECK! 日次業務:売掛金・買掛金の確認・管理、在庫管理、現金の出入金の管理、伝票整理など 月次業務:給与・社会保険料の計算、請求書の発行処理、経費精算、月締め作業など 決算業務:四半期、半期、決算期には決算報告書の作成などの業務のサポートなど このように基本的に企業のお金にまつわる業務を全般的に行うことが経理事務の主な業務となります。 POINT 一般事務との違い 「経理事務と一般事務では何が違うの?」と感じている人もいるのではないでしょうか。 一般事務では、パソコンを使い、データ入力、資料作成、来客対応など幅広い業務を担います。一方で経理事務の場合には、前述の通り、企業に入出金の管理や経費清算、請求書の発行管理といったお金に関わる業務を行います。 このように「経理事務」は「経理」というお金にまつわる業務に特化した事務作業を担う仕事であると理解をしておくと良いでしょう。  経理事務に求められるスキル ここでは経理事務に求められるスキルについてお伝えしていきます。企業によって異なる場合もありますが、一般的に経理事務で求められるスキルは変わりませんので、経験し習得している点があれば志望動機に含めてアピールしていきましょう。 ミスがない(正確である) 経理事務の仕事はお金を扱う業務ですので、ミスがなく正確に作業を行うことが求められます。 たとえば、100万円と打ち込むところを、1000万円などと桁を間違えて打ち込むといったミスをしてしまうと大惨事となることはおわかりいただけるのではないでしょうか。 このように細かい作業が多い中でも、ミスなく正確に業務を遂行し続けることができる能力がある人は経理事務に向いているといえます。 パソコンスキルがある 経理事務の仕事は基本的にパソコンを使って作業します。そのため基本的なパソコンスキルは必要不可欠です。 特に数字の計算や管理をすることが多いので、Excelの関数を使いこなせた方が効率的に作業を行うことができ重宝される可能性が高いでしょう。 機密を保持できる 経理事務は企業のお財布事情を一番リアルに知ることができる立場にあります。そのため、重要な情報や仕事をする上で知り得た情報を、社内外の人に口外することは決して許されません。 そのため、経理事務には口が堅く機密を保持できるモラルのある人が求められます。 生産性を意識して行動できる 経理事務職の業務は、ルーティンワークを行うことが多い仕事です。 その中でもより効率的に業務を行うにはどうすれば良いのかを考え改善策を提案するなど、自発的に生産性を高める行動を取ることできる人は重宝されるでしょう。 経理・会計の基礎知識のある 経理事務の仕事は、お金にまつわる業務を担うこととなるため経理・会計の基礎知識は必要不可欠といえます。 未経験から経理事務を目指す場合であっても、基本的な経理・会計の知識を持っていた方が望ましいです。資格などを保有していない場合は、今までに経理・会計関連で勉強をしていることなどをアピールしたほうが良いでしょう。 POINT 経理事務に有利な資格 経理事務を目指すうえで持っておいた方が良い資格についてお伝えしていきます。 ・日商簿記検定2級以上 ・給与計算実務能力検定 ・ビジネス会計検定 ・経理・財務スキル検定 ・ファイナンシャルプランナー ・MOS 資格を保有していなければ、経理事務になれないというわけではありませんので、あくまでプラスアルファのアピールポイントとして参考にしてみてください。 未経験から経理事務を目指す際の志望動機の書き方 ここからは、経理事務の志望動機を書く際のポイントについてお伝えしていきます。 志望動機を書く際には3つのポイントを抑えておくと面接官に熱意が伝わる文章となりますので、ぜひ参考にしてみてください。 なぜ経理事務を希望しているのか 未経験から経理事務を目指す場合には、必ず「なぜ経理事務を志望しているのか」という点について説明する必要があります。 理由を明確に説明できないという人は、改めて経理事務を志望している理由を振り返りその理由を紙に書き起こしていく作業から始めると良いでしょう。 経理事務を目指す理由を自分自身に落とし込むことができれば、その理由を過去の経験やエピソードを交えながら伝えていきます。例えば、前職で見えた経理事務ならではのやりがいや魅力に感じたポイントなどがあればそのエピソードなどを書きます。 この時、経理事務に対する「憧れ」や「妄想」だけで経理事務を目指していると思われないよう注意をしてください。前述の仕事内容をしっかり理解したうえで、経理事務をこなせる適性がある点もアピールできるとより良い志望動機となるでしょう。 なぜ志望企業を選んだのか 転職活動をするにあたって「なぜ志望企業を選んだのか」という点は極めて重要なポイントです。 そのため、数ある企業の中でなぜその企業なのか?という点を他社と差別化した上でその企業ならではの志望理由を伝えられるように準備を進めましょう。 志望理由を考えることが難しいと感じているのであれば、業界・企業理念・企業規模・社風・今後の成長性などに細分化していくと明確な理由を述べやすくなります。 入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか 志望動機の文章を締める際には必ず「入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか」という点を伝えて終えるようにしましょう。 志望理由ばかりだと実際に入社した後の働くイメージが沸きにくいためおすすめできません。 そのため、「入社後は私の強みであるコツコツと努力し続ける点を活かし、作業効率を遵守しながら」のように、自分自身を採用するメリットや働くイメージが沸く内容を含めるように意識しましょう。 この時に経理事務に求める素養を持っていることをアピールできるとより良いです。 CHECK! 企業が求める人物像・仕事内容をしっかり確認しよう! 志望動機を作成する際には、必ず企業が求める人物像や仕事内容を必ず確認するようにしてください。 業界や企業規模によって経理事務に求められるスキルや能力は異なりますし、業務内容の比重も変わってきます。そのため、志望企業が求めるスキルや仕事内容を正しく把握した上で志望動機を作成するように意識をしていくと良いでしょう。 未経験から経理事務を目指す際の志望動機の書き方 ここでは、未経験から経理事務を目指す際の志望動機の書き方について例文を交えてお伝えしていきます。志望動機を作成する際の参考にしてみてください。 営業職から経理事務を目指す場合の例文 前職では、経理業務の管理ツールを販売する新規営業を行っていました。 営業を続ける中で、経理という職種が企業を運営する上で重要な職種であるかということに気付かされ、私自身も企業を支える業務に携わりたいと思いが強くなり経理事務を志望致しました。 営業を通じ、日々の数値管理や営業数値の報告をする上で、Excelを使い数値管理を行って参りました。また計画通りに予算達成するために、独自に関数を組み、数値分析表を策定し、月末着地予測表を作るなど、工数削減に向けた取り組みも実施しており、上司やチームメンバーからも高評価を得ることができました。 また、貴社の採用ページから「挑戦する意欲を大切にする」という社風であることを知り、決められた枠の中で活動するのではなく、常に前向きに挑戦することを大切にしてきた私の性格にも合致しているのではないかと考え御社を志願しました。 未経験からの挑戦となりますが、前職で見つけた数値管理能力を活かすと同時に、現在は、〇月に〇〇試験の受験を目指し、スキルアップのための努力をしています。入社後は貴社の経理事務として改善すべき点については意欲的に挑戦し、業務を全うしていきたいと考えています。 異職種から経理事務を目指す場合には、なぜ経理事務を目指すのかという理由について詳細に述べることにより、経理事務への熱意を伝えることができます。 熱意だけでなく、前職経験で培ったスキルや経験をもとに、志望企業でどう貢献できるのかという点を詳しく述べることも大切なポイントといえます。 一般事務から経理事務を目指す場合の例文 多角的に事業を展開しており、今後新規出店を目指すなど成長を続ける貴社の経理事務として、前職経験を活かして働きたいと考え、貴社の経理事務を志願しました。 前職では、ベンチャー企業の一般事務職として、総務、人事、経理と幅広く様々な業務に携わってきました。その中でも、数値を正確かつ効率的に管理する経理の業務が最も自分に合っていると感じ、より専門的に経理事務としてスキルアップをしたいと考えるようになり、経理事務を志望しました。 現在は、経理に関する知識を深めるために簿記1級の取得に向けて勉強を続けています。前職の事務職経験から、基本的なパソコンスキルに関しては問題なくこなせると自負しています。また、現在急成長を続けている貴社だからこそ、より効率的に作業を進めていく必要なども出てくるかと思います。その際にも、前職のベンチャー企業で培った、業務を効率的に進めるためのスキルも活かせると感じてます。入社後は、いち早く経理事務として貢献できるよう尽力して参りますのでどうぞ宜しくお願いいたします。 企業を選んだ理由、経理事務を選んだ理由を明確に記すことができています。また、前職経験をどのように志望企業で活かすのかという点についても具体的です。 このように、未経験から経理事務を目指す際には、前職の経験をどう活かすのか、入社後に働くイメージが沸くような内容を伝えるとより好印象を持ってもらいやすいでしょう。 これらの例文を参考に自分オリジナルの志望動機を作成していきましょう。 POINT 志望動機を作成する場合のポイント 上記で説明した例文を参考に志望動機を作成するためのポイントをまとめると下記となります。 ・経理事務に対する熱意をアピールする ・未経験から経理事務を目指す場合には、現職で経理事務に活かせる能力を培ってきた点をアピールする ※仮にない場合には、経理事務に活かせる資格を保有している(もしくは、勉強中)ことをアピールします。 ・入社後にどのように貢献しようと考えているのかについて述べる これらのポイントを意識して志望動機を作成してみてください 経理事務の志望動機の書き方がわからない、添削して欲しいなど少しでも志望動機の作成に不安に感じている人は、転職エージェントなどを活用してみると良いでしょう。

2024.04.02

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【例文あり】未経験から人事を目指す場合の志望動機の書き方とは?

この記事のまとめ 人事職の主な仕事内容には「採用業務・労務管理業務・教育研修業務・評価業務・人事配置業務」があるため、志望企業でどのような業務を担うのかという点を確認しておくことが大切である。 人事職に向いている人は、計画力・企画力・対応力・コミュニケーション力があり、守秘義務を守れ、人の役に立つことが好きな人である。 志望動機を書く際には「なぜ人事職を志望しているのか」「なぜ志望企業を選んだのか」「入社後どのように貢献したいと考えているのか」という点を明確に記載したほうが良い。 人事職の仕事内容を理解しよう! 志望動機を書く前にまずは人事職の仕事について改めて理解を深めておきましょう。 ここでは人事職の仕事内容について改めてお伝えしていきます。 人事職の仕事は、採用、労務、教育・研修、評価、人事配置に分けられていますので、それぞれの業務内容について詳しく解説していきましょう。 採用業務 新卒採用・中途採用など年間を通して採用計画を立て、必要な人材を採用できるように動きます。採用計画は人事担当者一人で考えるものではなく、会社の経営状況によって左右されるため経営陣や事業責任者との密なコミュニケーションも重要です。 採用計画を策定後は、定めた採用人数を確保するための手法の立案を行い、実践していきます。近年は就活サイト・転職サイトのみならず、社員からのリファラル採用やSNS・オウンドメディア、ターゲティング広告など様々な手法の中から自社に最適な手法を考え採用活動を行うことが一般的です。そのため昨今の人事担当者にはマーケティングスキルも必要な要素となりつつあります。 近年、稀にみる人手不足が続いており、中には人出不足が原因で倒産してしまう企業がある程です。このように、会社は「人」が資源であるため、限られた採用予算の中で、効率的に採用活動を行い、採用計画通りに「人」の採用を行っていくことが人事職には求められています。 労務管理業務 労務管理業務とは、勤怠管理・給与計算・社会保険・雇用保険の管理や健康診断の調整・福利厚生の見直しなどを行うことをいいます。 これらの業務を行う主目的は、社員が心身共に健康な状態で働き続けることができるように環境を整備することです。 そのため、長時間労働や残業時間に対し、国が定める労働時間内での労働が慣行されているのかという点を確認したり、企業によっては独自の基準を設けるといった事前の策を講じたりしています。 その他にも、残業時間が多い社員に対しては、面談を行い現状を把握するなどし、ハラスメントがないかなどの確認を行うこともあります。 このように、社員が働きやすい環境を整えていく業務も人事職の重要な業務の一つです。 教育・研修業務 教育・研修業務では、新入社員や中途入社社員に対し、社内研修や商材研修などを行います。 研修プログラムを人事担当者が策定し、場合によっては現場の社員や経営陣に協力を仰ぐなどし、新しく入社した社員に社風や仕事内容をより理解してもらえるよう工夫することが大切です。 その他にも、社員のスキルアップ研修や役職別研修など、社員一人ひとりのスキルや習熟度に合わせた研修カリキュラムを用意し、実践も担います。 近年は、社員教育に特に力を入れる企業も増加しており、外部セミナーへの参加者を募る、 e-ラーニングなどのシステム導入を行うなど、社員をスキルアップさせ自社で長く貢献してもらうためにはどうすべきかを考え実践していく仕事も人事担当者の業務です。 評価業務(人事制度策定など) 評価業務とは、社員の能力や成果を正当に評価し、個々の社員に見合った昇給・昇進を実施していくための仕組みを策定し、実践していく業務のことをいいます。 この業務を実施していくためには、公平性・正当性・透明性のある人事制度を企画する必要があり、これらの立案し運営していくことも人事職の仕事です。 一度策定した人事制度であっても従業員数の変動・時代の変化によっては人事制度の見直しも必要不可となります。 より良い人事制度を策定することは、社員のモチベーションを高め、離職率を低く抑えることに繋がるため、企業の業績向上に寄与することになるでしょう。 人事配置 人事配置業務では企業に入社した人材や既に勤めている社員を、企業自体の利益向上や従業員のスキル向上のために最も適した部署へ配置する業務です。 必ずしも全ての社員の希望に沿った配属ができる訳ではないため、反感を買うケースもありますが、予め定められた指標に則って、企業にとって最適な人事配置は何かを考えていきます。 人事職の魅力・やりがい 人事職の仕事内容について理解を深めることができたと思います。ここでは、人事職の仕事の魅力・やりがいを確認していきましょう。 決まった型がなく、自分で作り上げていくことができる 人事職の仕事は多岐に渡りますが、基本的には人と向き合い続けることが求められる仕事です。そのため、企業の経営状況、経営方針、部署が求めるニーズ、社員の個性・能力などをしっかりと把握したうえで、臨機応変に最適な対応を行っていく必要があります。  全ての状況に応じてカスタマイズが必要なため、パターン化が難しいですが、自分自身で最適解を見つけ、それを試し成功した時の喜びややりがいはひとしおでしょう。 また、状況は刻々と変化していくため、仕事に対してマンネリ化することなく、常に新しい視点で物事を捉える事ができる点も人事職の魅力の一つです。 経営に直結する仕事である 人事の仕事の採用業務の箇所でお伝えした通り、昨今は経営戦略の中でも人を採用することに対するウエイトが高く、人を採用できないことによって業績悪化を引き起こす可能性もある程、人員採用は経営に直結する仕事です。  だからこそ、自分の業務が組織に大きな影響を与えているというやりがいを感じることができるでしょう。  その他にも、その他にも、教育・研修・評価の業務を通して社員のやりがいを感じ続けられる環境を整えることで、社員の生産性や帰属意識、パフォーマンスの向上に寄与し、間接的に経営を支えることもできます。  このように、自分自身の頑張りによって会社を支える縁の下の力持ちである点は、やりがい・魅力を感じることのできるポイントの一つといえるでしょう。 採用した人が活躍をしてくれている その他にも、採用活動に携わった社員が、入社後に高いパフォーマンスを発揮し、会社から評価された際に、一緒に喜びを分かち合うことができた時にやりがいを感じることもできるでしょう。 採用という人生における節目のタイミングで出会い、その後の成長まで関わることができるという経験は、人事職でしか体験することはできません。 また、高いパフォーマンスを出すことができるということは、会社にとっても採用した社員にとっても、より良い環境を提供できたことの表れです。 このように、一人の人生の成長を見届けることができるという点やお互いにwin-winの環境を提供できたという点において、やりがい・魅力を感じることができるでしょう。 CHECK! 人事職は華やかな仕事という思い込みはNG 中には、「華やかで面白そう」という印象だけで人事職を目指している人もいるかもしれません。  ここまでお伝えした通り、人事職の仕事は一見華やかで楽しそうに見えますが、地道な作業も多く、採用計画通りに採用を進める必要があるためプレッシャーを感じてしまうこともあります。 どんな仕事でも同じですが、見た目の華やかさだけではなく、仕事内容を正しく理解することとが大切です。また、楽しいと感じる仕事の裏には、地道な作業やプレッシャーが隠れていることを理解しておく必要があるでしょう。 人事職に向いている人とは? ここまで、人事職の仕事内容ややりがいについてお伝えしてきました。では、具体的にどのような人が人事職に向いているのでしょうか。 ここでは、人事職に向いている人の特徴についてお伝えしていきます。 計画力・企画力のある人 人事職の仕事内容でお伝えしたように、人事職では採用計画を立てその計画通りに遂行していくことが求められます。そのため計画通りに物事を進める力のある人は重宝されるでしょう。 また、採用計画を限られた予算内で計画通りに遂行するためには、求人サイトに掲載する以外の手法も含めて検討したり、面接方法を変更したりと様々なことを画策し企画する力も必要となります。 そのため、計画力や企画力に優れた人は人事職に向いているといえるでしょう。 対応力のある人 人事職の仕事は基本的に人を相手にしています。そのため、フォーマット化した対応では、対処できない仕事も多々あります。 そのため、一人ひとりの求職者、社員、事業部と真摯に向き合い、その状況に合った最適な判断ができる対応力は必要な素養の一つです。 特に面接では複数の企業の面接を受けている求職者に対し、面接という短い時間の中で、求職者を惹きつけ、興味をもってもらうためには瞬時の対応力が必要不可欠といえるでしょう。 守秘義務を守ることができる人 人事職の仕事は、人のプライバシー情報を多く扱う仕事です。そのため、会社の給料に関する情報や採用活動を行う中で知り得た情報を他人に吹聴しないなどの守秘義務を守ることができる人でなくてはなりません。 万が一にも他人の給料について口外したり、面接で聞いた個人のプライバシー情報を知人に軽々しく伝えたりした場合には、企業の信頼問題にも発展する恐れがあります。 そのため、人事職には口が堅く守秘義務を守れる人が向いているといえるでしょう。 人の役に立つことが好きな人 人事職の仕事でもお伝えしている通り、人事職の仕事は、人と向き合う仕事であり、自分がメインに立つのではなく、社員が働きやすい環境を提供したり、社員のスキルアップのために必要な教育・研修を整えたりと人を陰で支える業務が多いです。 そのため、自分がメインで目立ちたいという人ではなく、人のために頑張れる人、人の役に立つことが好きな人の方が向いているといえます。 コミュニケーション力のある人 人事職の仕事は、基本的に一人で黙々と行う仕事は少なく、常に人と関わり合いながら進めることが多いです。そのため、コミュニケーション力のある人の方が望ましいでしょう。 たとえば、評価制度を策定する場合においても、各事業部の状況をヒアリングし、相手の状況や求めていることなどを正しく判断する力が必要となります。 また、研修を開催する際に、現場の担当者に協力を仰ぐ場合にも、相手の立場を理解した上で気持ちの良いコミュニケーションを取れた方が社内調整もスムーズです。 その他にも、面接時にもより相手の本音を引き出すヒアリング力や「この会社魅力的だな」と感じてもらえるような受け答え方などが求められるでしょう。 このように人と関わることの多い人事職では、あらゆる場面で多彩なコミュニケーション力が必要となります。  人事職で活かせるスキル・能力 ここでは、人事職で活かせるスキルや能力についてお伝えしていきます。当てはまる点があれば、志望動機を作成する際のアピールポイントとして活用してみてください。 パソコンスキル 人事職では、前述の仕事内容を実践するために基本的なパソコンスキルが必要になります。  具体的には、求職者に企業について説明するための資料作成、採用計画や人事制度を策定するための資料作り、その他個人データの管理などの資料作成などの業務でパソコンを使用することとなります。そのため、Word・Excel・PowerpointなどのPCスキルは必須のスキルであると覚えておきましょう。 現在は採用管理・勤怠管理・交通費管理などをツールを用いて行うケースも多くありますが、いずれもパソコンを使う業務であることに変わりありません。 万が一、パソコンが苦手でスキルに不安がある人は、MOSの資格などを取得しておくことをおすすめします。 労働関係の法律の基礎知識 人事職の仕事では、勤怠管理などの業務を行うこともあるため、労働関係の法律の知識をつけておくと非常に便利です。 もちろん入社後に学ぶこともできますが、知識があることを志望動機を作成する段階でアピールすることで、未経験であっても人事職への熱意を伝えることができるでしょう。 その他にも下記のような資格を取得しておくと、評価をされる可能性が高いため興味のある人は下記を参考に勉強をしてみてください。 POINT 人事職で評価をされる可能性がある資格一覧 ・社会保険労務士 ・衛星管理者 ・人事総務検定 ・キャリアコンサルタント ・メンタルヘルスマネジメント検定 未経験から人事職を目指す場合の志望動機を書き方 ここからは、人事職の志望動機を書く際のポイントについてお伝えしていきます。 志望動機を書く際には3つのポイントを抑えておくと面接官に熱意が伝わる文章となりますので、ぜひ参考にしてみてください。 なぜ人事職を希望しているのか 未経験から人事職を目指す場合には、必ず「なぜ人事職を志望しているのか」という点について説明する必要があります。 その際には、過去の経験やエピソードを交えながら伝えると良いでしょう。たとえば、前職の経験から見えた人事職ならではのやりがいや魅力に感じたポイントなどについて伝えます。 この時、人事職に対する「憧れ」や「妄想」だけで人事職を目指していると思われないよう注意をしてください。前述の仕事内容をしっかり理解した上で、表面的な魅力だけでなく、人事職の地道な作業もこなせる適性がある点もアピールできるとより良い志望動機となるでしょう。 なぜ志望企業を選んだのか 転職活動をするにあたって「なぜ志望企業を選んだのか」という点は極めて重要なポイントです。 特に採用担当者の採用を検討している企業の場合、これからの採用活動を支える企業の顔ともいえる重要なポジションでもあるため、自社への愛社精神を持って長く働き続けることのできる人の方が好まれます。 そのため、数ある企業の中でなぜその企業なのか?という点を他社と差別化した上でその企業ならではの志望理由を伝えられるように準備を進めましょう。 志望理由を考えることが難しいと感じているのであれば、業界・企業理念・企業規模・社風・今後の成長性などに細分化していくと明確な理由を述べやすくなります。 入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか 志望動機の文章を締める際には必ず「入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか」という点を伝えて終えるようにしましょう。 志望理由ばかりだと実際に入社した後の働くイメージが沸きにくいためおすすめできません。 そのため、「入社後は私の強みである計画力とコミュニケーション力を活かし、御社の採用計画を支え、企業成長に貢献していきたいと考えています」といった具合に自分自身を採用するメリットや働くイメージが沸く内容を含めるように意識しましょう。 この際に、その企業が人事職に求める素養を持っていることをアピールできるとより良いです。 CHECK! 企業が求める人物像・仕事内容をしっかり確認しよう! 志望動機を作成する際には、必ず企業が求める人物像や仕事内容を必ず確認するようにしてください。 たとえば、志望企業では、採用活動ではなく人事評価の策定を行える人を採用したいと考えているにもかからず、志望動機に「採用活動に貢献します」と伝えても当たり前ですが書類通過は厳しいでしょう。 人事職の仕事内容は幅広いため、自分自身が行いたい業務と企業が求める業務・素養をしっかりと把握した上で志望動機を作成することを意識してください。 未経験から人事職を目指す際の志望動機の例文 ここまで、志望動機を書くポイントについてお伝えしてきました。 ここでは、具体的な例文をもとに志望動機の書き方を確認していきましょう。 未経験から人事職を目指す場合の志望動機例文① 私が貴社の人事を志望している理由は、貴社の「お客様の幸せ、社会の幸せ」という経営理念に魅力を感じたためです。 前職では、営業職として競合企業に負けないよう日々尽力していましたが、目の前の数字にばかり気を取られ、いつしか顧客に喜んでもらうことという本質を見失うこともありました。 もちろん企業の経営においては数字も大切ですが、本来大切にすべきはお客様であり、私もお客様に喜んで貰えることはとても嬉しく自分自身のモチベーションでもあります。貴社の企業理念や考え方に触れ、私の原点に立ち返ったように感じました。 前職では営業として顧客のニーズを引き出すためのヒアリング力、相手の課題を解決するために本質的な課題を見出した上で提案する力を培ってきました。これらのスキルは人事職にも活かせるのではないかと感じています。 職種としては未経験ではありますが、今まで培った能力を活かし、これら事業拡大を目指す御社の採用活動を支え、企業の成長に貢献したいと考えています。 志望動機では、「結論⇒具体的なエピソード⇒入社後の働き方」という流れで伝えると分かりやすい志望動機を作成できます。 また自分が培った能力についても記載し、その能力を入社後にどのように活かせるのという点を伝えることも大切です。 未経験から人事職を目指す場合の志望動機例文② 貴社の「従業員満足度の向上」という目標を一緒に叶えたいと感じ志願しました。 私は現職で広告業界でコンサルタントとして働いてます。様々な業界や業種の職種に触れる中で、企業の根幹を支える仕事により深く興味を抱くようになりました。 特に、人事職においては、採用活動だけでなく、社員がモチベーション高く働くための施策や制度の策定、能力の向上のための施策など、企業・部署ごとに異なる課題に対しよりよい制度への革新を繰り返すことで社員を支えることができ、それが企業の成長にも繋がるという点に魅力を感じています。 現職で培った課題解決力や企画力を活かし、貴社の従業員満足度を高め、離職率低減に向けて尽力したいと考えています。 人事職に対する熱意を伝えられています。また現職で培ったスキルを入社後にどう活かすのかという点にも触れており、入社後の働き方をよりイメージすることができます。 このように、未経験からのスタートの場合や職種に対する熱意や活かせるスキルについてアピールすることが大切です。 これらの例文を参考に自分オリジナルの志望動機を作成していきましょう。 POINT 志望動機を作成する場合のポイント 上記で説明した例文を参考に志望動機を作成するためのポイントをまとめましたので参考にしてみてください。 ・「結論⇒具体的なエピソード⇒入社後の働き方」の流れで伝える ・人事職に対する熱意をアピールする ・未経験から人事職を目指す場合には、現職で人事職に活かせる能力を培ってきた点をアピールする ※仮にない場合には、人事に活かせる資格を保有している(もしくは、勉強中)ことをアピールします。 ・入社後にどのように貢献しようと考えているのかについて述べる 人事職の志望動機の書き方がわからない、添削して欲しいなど少しでも不安に感じている人は、転職エージェントなどを活用してみると良いでしょう。

2024.04.02

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【例文あり】未経験から経理事務を目指す場合の志望動機の書き方をご紹介

「経理事務を目指しているがどのように志望動機を書けば良いか分からない」と感じている方に向けて、本記事では経理事務の志望動機の書き方のポイントや例文についてお伝えしていきます。 志望動機を書く上で、経理事務の仕事内容を正しく理解をしていることや経理事務に求められるスキルを正しく知っておくことも大切です。 そのため、本文冒頭でこれらの情報についても触れていますので、経理事務の仕事を正しく理解した上でオリジナルの志望動機を作成してみてください。 この記事のまとめ 経理事務は、企業のお金にまつわる業務全般を管理をしており、日次・月次・決算期により業務内容が異なる。 経理事務に求められるのは「ミスがない・PCスキルがある・機密を保持できる・生産性を意識して行動できる・経理会計の基礎知識がある」ことである。 志望動機を作成する際には、「経理事務を志望する理由」「志望企業を選んだ理由」「入社後どのように企業に貢献するか」という3点を盛り込んだ方が良い。 経理事務の仕事内容を理解しよう! 志望動機を書く前にまずは経理事務の仕事内容についての理解を深めておきましょう。 経理事務の仕事は、簡単にいうと会社のお財布を管理する仕事です。具体的には企業の売上の管理や物品購入などで出費した場合の費用など、会社に入ってくるお金や出ていくお金の金額を帳簿に残し管理をする業務などがあります。 業務内容は日次、週次、月次、決算業務などによって異なります。 CHECK! 日次業務:売掛金・買掛金の確認・管理、在庫管理、現金の出入金の管理、伝票整理など 月次業務:給与・社会保険料の計算、請求書の発行処理、経費精算、月締め作業など 決算業務:四半期、半期、決算期には決算報告書の作成などの業務のサポートなど このように基本的に企業のお金にまつわる業務を全般的に行うことが経理事務の主な業務となります。 POINT 一般事務との違い 「経理事務と一般事務では何が違うの?」と感じている人もいるのではないでしょうか。 一般事務では、パソコンを使い、データ入力、資料作成、来客対応など幅広い業務を担います。一方で経理事務の場合には、前述の通り、企業に入出金の管理や経費清算、請求書の発行管理といったお金に関わる業務を行います。 このように「経理事務」は「経理」というお金にまつわる業務に特化した事務作業を担う仕事であると理解をしておくと良いでしょう。  経理事務に求められるスキル ここでは経理事務に求められるスキルについてお伝えしていきます。企業によって異なる場合もありますが、一般的に経理事務で求められるスキルは変わりませんので、経験し習得している点があれば志望動機に含めてアピールしていきましょう。 ミスがない(正確である) 経理事務の仕事はお金を扱う業務ですので、ミスがなく正確に作業を行うことが求められます。 たとえば、100万円と打ち込むところを、1000万円などと桁を間違えて打ち込むといったミスをしてしまうと大惨事となることはおわかりいただけるのではないでしょうか。 このように細かい作業が多い中でも、ミスなく正確に業務を遂行し続けることができる能力がある人は経理事務に向いているといえます。 パソコンスキルがある 経理事務の仕事は基本的にパソコンを使って作業します。そのため基本的なパソコンスキルは必要不可欠です。 特に数字の計算や管理をすることが多いので、Excelの関数を使いこなせた方が効率的に作業を行うことができ重宝される可能性が高いでしょう。 機密を保持できる 経理事務は企業のお財布事情を一番リアルに知ることができる立場にあります。そのため、重要な情報や仕事をする上で知り得た情報を、社内外の人に口外することは決して許されません。 そのため、経理事務には口が堅く機密を保持できるモラルのある人が求められます。 生産性を意識して行動できる 経理事務職の業務は、ルーティンワークを行うことが多い仕事です。 その中でもより効率的に業務を行うにはどうすれば良いのかを考え改善策を提案するなど、自発的に生産性を高める行動を取ることできる人は重宝されるでしょう。 経理・会計の基礎知識のある 経理事務の仕事は、お金にまつわる業務を担うこととなるため経理・会計の基礎知識は必要不可欠といえます。 未経験から経理事務を目指す場合であっても、基本的な経理・会計の知識を持っていた方が望ましいです。資格などを保有していない場合は、今までに経理・会計関連で勉強をしていることなどをアピールしたほうが良いでしょう。 POINT 経理事務に有利な資格 経理事務を目指すうえで持っておいた方が良い資格についてお伝えしていきます。 ・日商簿記検定2級以上 ・給与計算実務能力検定 ・ビジネス会計検定 ・経理・財務スキル検定 ・ファイナンシャルプランナー ・MOS 資格を保有していなければ、経理事務になれないというわけではありませんので、あくまでプラスアルファのアピールポイントとして参考にしてみてください。 未経験から経理事務を目指す際の志望動機の書き方 ここからは、経理事務の志望動機を書く際のポイントについてお伝えしていきます。 志望動機を書く際には3つのポイントを抑えておくと面接官に熱意が伝わる文章となりますので、ぜひ参考にしてみてください。 なぜ経理事務を希望しているのか 未経験から経理事務を目指す場合には、必ず「なぜ経理事務を志望しているのか」という点について説明する必要があります。 理由を明確に説明できないという人は、改めて経理事務を志望している理由を振り返りその理由を紙に書き起こしていく作業から始めると良いでしょう。 経理事務を目指す理由を自分自身に落とし込むことができれば、その理由を過去の経験やエピソードを交えながら伝えていきます。例えば、前職で見えた経理事務ならではのやりがいや魅力に感じたポイントなどがあればそのエピソードなどを書きます。 この時、経理事務に対する「憧れ」や「妄想」だけで経理事務を目指していると思われないよう注意をしてください。前述の仕事内容をしっかり理解したうえで、経理事務をこなせる適性がある点もアピールできるとより良い志望動機となるでしょう。 なぜ志望企業を選んだのか 転職活動をするにあたって「なぜ志望企業を選んだのか」という点は極めて重要なポイントです。 そのため、数ある企業の中でなぜその企業なのか?という点を他社と差別化した上でその企業ならではの志望理由を伝えられるように準備を進めましょう。 志望理由を考えることが難しいと感じているのであれば、業界・企業理念・企業規模・社風・今後の成長性などに細分化していくと明確な理由を述べやすくなります。 入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか 志望動機の文章を締める際には必ず「入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか」という点を伝えて終えるようにしましょう。 志望理由ばかりだと実際に入社した後の働くイメージが沸きにくいためおすすめできません。 そのため、「入社後は私の強みであるコツコツと努力し続ける点を活かし、作業効率を遵守しながら」のように、自分自身を採用するメリットや働くイメージが沸く内容を含めるように意識しましょう。 この時に経理事務に求める素養を持っていることをアピールできるとより良いです。 CHECK! 企業が求める人物像・仕事内容をしっかり確認しよう! 志望動機を作成する際には、必ず企業が求める人物像や仕事内容を必ず確認するようにしてください。 業界や企業規模によって経理事務に求められるスキルや能力は異なりますし、業務内容の比重も変わってきます。そのため、志望企業が求めるスキルや仕事内容を正しく把握した上で志望動機を作成するように意識をしていくと良いでしょう。 未経験から経理事務を目指す際の志望動機の書き方 ここでは、未経験から経理事務を目指す際の志望動機の書き方について例文を交えてお伝えしていきます。志望動機を作成する際の参考にしてみてください。 営業職から経理事務を目指す場合の例文 前職では、経理業務の管理ツールを販売する新規営業を行っていました。 営業を続ける中で、経理という職種が企業を運営する上で重要な職種であるかということに気付かされ、私自身も企業を支える業務に携わりたいと思いが強くなり経理事務を志望致しました。 営業を通じ、日々の数値管理や営業数値の報告をする上で、Excelを使い数値管理を行って参りました。また計画通りに予算達成するために、独自に関数を組み、数値分析表を策定し、月末着地予測表を作るなど、工数削減に向けた取り組みも実施しており、上司やチームメンバーからも高評価を得ることができました。 また、貴社の採用ページから「挑戦する意欲を大切にする」という社風であることを知り、決められた枠の中で活動するのではなく、常に前向きに挑戦することを大切にしてきた私の性格にも合致しているのではないかと考え御社を志願しました。 未経験からの挑戦となりますが、前職で見つけた数値管理能力を活かすと同時に、現在は、〇月に〇〇試験の受験を目指し、スキルアップのための努力をしています。入社後は貴社の経理事務として改善すべき点については意欲的に挑戦し、業務を全うしていきたいと考えています。 異職種から経理事務を目指す場合には、なぜ経理事務を目指すのかという理由について詳細に述べることにより、経理事務への熱意を伝えることができます。 熱意だけでなく、前職経験で培ったスキルや経験をもとに、志望企業でどう貢献できるのかという点を詳しく述べることも大切なポイントといえます。 一般事務から経理事務を目指す場合の例文 多角的に事業を展開しており、今後新規出店を目指すなど成長を続ける貴社の経理事務として、前職経験を活かして働きたいと考え、貴社の経理事務を志願しました。 前職では、ベンチャー企業の一般事務職として、総務、人事、経理と幅広く様々な業務に携わってきました。その中でも、数値を正確かつ効率的に管理する経理の業務が最も自分に合っていると感じ、より専門的に経理事務としてスキルアップをしたいと考えるようになり、経理事務を志望しました。 現在は、経理に関する知識を深めるために簿記1級の取得に向けて勉強を続けています。前職の事務職経験から、基本的なパソコンスキルに関しては問題なくこなせると自負しています。また、現在急成長を続けている貴社だからこそ、より効率的に作業を進めていく必要なども出てくるかと思います。その際にも、前職のベンチャー企業で培った、業務を効率的に進めるためのスキルも活かせると感じてます。入社後は、いち早く経理事務として貢献できるよう尽力して参りますのでどうぞ宜しくお願いいたします。 企業を選んだ理由、経理事務を選んだ理由を明確に記すことができています。また、前職経験をどのように志望企業で活かすのかという点についても具体的です。 このように、未経験から経理事務を目指す際には、前職の経験をどう活かすのか、入社後に働くイメージが沸くような内容を伝えるとより好印象を持ってもらいやすいでしょう。 これらの例文を参考に自分オリジナルの志望動機を作成していきましょう。 POINT 志望動機を作成する場合のポイント 上記で説明した例文を参考に志望動機を作成するためのポイントをまとめると下記となります。 ・経理事務に対する熱意をアピールする ・未経験から経理事務を目指す場合には、現職で経理事務に活かせる能力を培ってきた点をアピールする ※仮にない場合には、経理事務に活かせる資格を保有している(もしくは、勉強中)ことをアピールします。 ・入社後にどのように貢献しようと考えているのかについて述べる これらのポイントを意識して志望動機を作成してみてください 経理事務の志望動機の書き方がわからない、添削して欲しいなど少しでも志望動機の作成に不安に感じている人は、転職エージェントなどを活用してみると良いでしょう。

2024.04.02

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【例文あり】イラストレーターの志望動機の書き方とは?ポイントを分かりやすく解説!

「イラストレーターの志望動機って何を書けば良いの?」 「未経験からイラストレーターを目指す場合の志望動機の書き方は?」 このように志望動機の書き方が分からず悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 そこで、本記事では、志望動機を書く際のポイントを分かりやすく解説していきます。 最後にイラストレーターの志望動機例文を経験者・職種未経験者・未経験者の3つに分けてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ イラストレーターの志望動機を書く際には「なぜ志望企業を選んだのか」「どんなスキルや経験を持っているのか」「入社後どのように企業に貢献したいと考えているか」 をアピールする。 イラストレーターの経験が無い場合には、「なぜイラストレーターを目指しているのか」についても志望動機に記載したほうが良い。 イラストレーターの志望動機を書く際のポイント まずは、イラストレーターの志望動機を書くポイントをご紹介していきます。 イラストレーターの採用で一番重視される点は、「イラストの方向性が企業と合っていること」ですが、志望動機では、イラストレーターとしての素養やスキルが備わっているのか、企業に対する入社意欲があるのかといった点を確認されていると考えておきましょう。 ここでは、志望動機に書いた方が良い内容をご紹介していきます。 なぜイラストレーターを希望しているのか(未経験者のみ) 業界未経験からイラストレーターを目指す場合には、必ず「なぜイラストレーターを志望しているのか」という点について説明する必要があります。 多くの場合、「絵を書くことが好きだから」という理由が一般的ですが、多くの業界未経験者が使うため、インパクトを残しにくい傾向にあります。 そもそも絵を書くことが好きになった具体的なエピソードや、転職をしてまでイラストレーターを目指すことになった背景などを記すことで、絵に対する情熱が伝わる内容にするとより良い志望動機となるでしょう。 なぜ志望企業を選んだのか 転職活動をするにあたって「なぜ志望企業を選んだのか」という点は極めて重要なポイントです。 イラストレーターといってもその仕事内容は企業によって様々です。本のカバーや中の挿絵、絵本、折込チラシなどの広告といった書籍印刷物関連の仕事、似顔絵の作成やゲームなどで用いるキャラクター制作の仕事、家電の説明書や人体の解剖図といった図版などを専門とする仕事など、業務内容も多岐に渡ります。 数ある仕事の中でも、どの分野で仕事をしたいのかを自分自身の中に落とし込んだ上で、なぜ志望企業を選ぶのかを明確に述べることが大切です。 イラストレーターの場合、デザインの志向性が合っていることが重要なポイントとなるため、「〇〇に使われているデザインに感銘を受けた」などその企業ならではの特徴にフォーカスを当てた内容にすると好印象です。その他にも社風や企業理念など、その企業だからこその魅力を志望理由にすると良いでしょう。 スキルや経験をアピールする イラストレーターのような専門性の高い職種の場合、実績や作品で合否を判断されることが多いです。 そのため、業界経験者の場合であれば、前職でどのような業務を行っていたのかを具体的に伝えることが大切です。「〇〇製品の〇〇というデザインを手がけた」「グラフィックデザイナーとして〇〇を作成した」「デザイン賞で〇〇を受賞した」など業務内容や実績、スキルが伝わる内容があればアピールしてください。 仮に業務経験がない場合には、イラストレーターに必要な素質をアピールすると良いでしょう。 イラストレーターに求められる人物像には下記のようなものがあります。 イラストレーターに求められる人物像 [向上心] 常に自分のセンスやスキルを磨き続けることができる向上心 [コミュニケーションスキル] 相手(クライアント)が求めるデザインを形にするためのコミュニケーション力 [探求心] 常にオリジナルな作品を造り続けることができる探求心 これらの素養があるのであれば、自分の強みとしてアピールしてみてください。 入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか 志望動機の文章を締める際には必ず「入社後どのように企業に貢献したいと考えているのか」という点を伝えて終えます。 「入社後は私の強みである探求心を最大限に活かしながら、ゲーム制作のキャラクターデザインの分野において、新しく革新的なデザインを考案できるように尽力していく所存です」のように、自分自身を採用するメリットや働くイメージが沸く内容を含めるように意識しましょう。 POINT ポートフォリオを提出する イラストレーターのようなクリエイティブな職種の場合、「ポートフォリオ」という作品集を提出することが一般的です。 志望動機ももちろん大切ですが、面接では、提出するポートフォリオの内容をもとに、制作期間・コンセプト・試用ソフトなどについて聞かれることが想定されます。 そのため、志望企業が求めるデザインイメージを汲み取ったうえで、一番自分自身をアピールできるポートフォリオを提出するようにしましょう。 イラストレーターの志望動機例文~経験者・未経験者別~ ここでは、志望動機の例文をご紹介していきます。経験者・同業界職種未経験者・業界未経験者の3つの例文をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 イラストレーター経験者の場合 貴社を志望した理由は、2点あります。1つ目は、〇〇のイラストを拝見し、自分自身のデザインの志向性と合っていると感じたこと、2つ目は、貴社では印刷物や販促グッズなど様々な商品を手がけており、イラストレーターとしてのスキルアップが見込めると感じたからです。 幼少期から漫画やアニメが好きで、アニメーション学科の専門学校を卒業後、前職では、キャラクターデザインを専門とする企業でゲームの〇〇などのキャラクターを制作していました。顧客からも高評価をいただいていたのですが、販促グッズのイラストを依頼された際に、以前の会社では取扱がないためお断りするしかできない現状があり、もっと様々なデザインを手がけられるスキルを身に着けたいと感じ転職を決めました。 学生時代にはイラストコンテストでの受賞歴があり、キャラクター以外のイラストにも自信があります。入社後は前職経験で培ったスキルと持ち前の探求心を活かし、貴社に貢献したいと考えています。 冒頭で志望理由を明確にすることで、伝わりやすい構成となっています。 仕事での実績や、受賞歴などを伝えることにより他の応募者との差別化も図れるため、アピールできるポイントがあれば積極的に志望動機に盛り込むようにしましょう。 同業界・職種未経験の場合の例文 イラストレーターへの転身を考える中で、デザインを拝見する中で、〇〇のデザインなど自分自身がの志向性とマッチしている作品が多い貴社に魅力を感じ志望致した。 前職では、雑誌を主としたDTPデザインをしていましたが、業務を行う中で、イラストレーターの方と関わることも多く、やり取りを進める中で、自分でイラスト制作をしたいと考えるようになりました。 イラストレーターとしての職務経験がないため、オンラインスクールなどを利用し、イラスト技術を身に着けてきました。 イラストレーターとしては未経験ですが、デザイン経験はありますので、求められたものを仕上げることは得意です。また、志向性がマッチしている貴社であれば、求められるデザインを作成することができる自負があります。即戦力となれるよう向上心を持って取り組み、貴社に貢献していきたいです。 転身をする場合には、転身するに至った背景が伝わるエピソードを交えることがポイントです。 また、実務経験がない場合には、「資格を取得した」「独学で学んだ」などイラストレーターとして働くための意欲や熱意が伝わる内容があると、志望意欲が伝わり好印象です。 業界未経験の場合の例文 貴社の作風と社風に惹かれイラストレーターとして活躍したく志願致しました。 前職では、広告業界で3年間営業職として従事してきました。幼少期からイラストが好きで、大学ではグラフィックデザインを専攻しました。営業職として就職後もイラストへの熱意が忘れられず、副業としてロゴマークやキャラクターデザインを中心にデザインを行ってきました。先日、企業が主催するデザイン賞を受賞したこともあり、より一層デザインを主軸に活動したいという思いが強くなりました。 数ある企業の中でも、貴社の作風は温かみがありものが多く、私の作風を活かせるのではと感じています。また、個性を尊重する社風にも魅力を感じています。 職種未経験ではございますが、デザインに対する熱意は人一倍あります。入社後は、自身の個性を存分に発揮しつつ、協調性を持って働く中でデザイナーとして成長し、いち早く貴社に貢献できるよう精進していきたいと考えています。 業界未経験の場合であっても、イラストレーターとして働くために学んだことや経験があるのであれば、必ずアピールしましょう。 未経験の場合には特に、イラストレーターとしての熱意を伝えることがポイントとなりますので、なぜイラストレーターを目指しているのかが伝わる内容にしてください。

2024.03.28

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未経験から製造業を目指す場合の志望動機の書き方とは?|例文やポイントを解説!

「未経験から製造業を目指しているけど書き方が分からない」このような方に向けて本記事では製造業の志望動機の書き方について解説していきます。 製造業の志望動機に含めた方が良い3つの内容や採用担当者が見ているポイント、NGポイントなどについてもご紹介しています。 製造業は主に「加工・組み立て」「生産・品質管理」「検品・検査」の業務に分かれますので、 最後に業務別の志望動機例文を紹介していますので、あなたに合ったものを参考に自分独自のオリジナルの志望動機を作成してみてください。 この記事のまとめ 未経験から製造業の志望動機を書く際には、「なぜ製造業を選んだのか」「なぜその企業を選んだのか」「入社後どのように貢献しようと考えているのか」という点を盛り込んだ方が良い。 製造業に求められる人物像は「コツコツと地道に作業を行うことができる」「正確な作業を行うことができる」「責任感がある」人である。 採用担当者は「前職を辞めた理由」「社風に合致しているか」「企業に貢献してくれる人材か」という点を確認している。 志望動機を書く際には、「条件面ばかりの志望理由を書く」「志望動機を使いまわす」ことは避ける。 未経験から製造業の志望動機を書く際の3つのポイント まずは、製造業の志望動機を書く際のポイントをお伝えしていきます。ここでは、アピールすべき3つのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 なぜ製造業を選んだのか 1つ目は「なぜ製造業で働きたいと考えているのか」という点です。 面接官は、志望動機を通じて「自社で長く活躍しながら働き続けてくれる人」を採用したいと考えています。そのため、製造業という職種を選んだ背景や理由に納得感があるかという点が非常に重要です。 志望動機を作成する前に、製造業という職種の何に魅力ややりがいを感じているのか、製造業という職種に興味を持ったきっかけや背景を思いだし、文章に書き起こしておくと良いでしょう。 なぜその企業を選んだのか 2つ目に、「なぜその企業を選んだのか」をアピールしましょう。 前述の通り、面接官は志望動機を通じて「自社で長く活躍しながら働き続けてくれる人」を求めていることから、自社への入社意欲の高い人を採用したいと考えています。  製造業といっても製造している製品は食品、衣類、家電、医療品など様々であり、これらの製品を製造する企業も多数あります。その中で、「なぜその企業を選んだのか」という点を明確にアピールすることができれば、面接官も自社への熱意を感じ、選考通過率が高まることが考えられるでしょう。 入社後にどのように貢献しようと考えているのか 最後に、「入社後にどのように企業に貢献しようと考えているのか」という点も必ずアピールするようにしましょう。 製造業で働きたい意欲や入社への熱意をアピールすることはもちろん重要ですが、面接官は志望動機を通じて「活躍できる人材かどうか」という点も確認しています。 そのため、志望動機を作成する際には、あなた自身が製造業に向いている理由やあなたが入社することで企業が得られるメリット、入社後どのように企業に貢献しようと考えているのか、といった内容を盛り込むことが重要です。  志望動機の最後には、必ず「企業の成長に貢献してくれる=活躍してくれる」人だという印象を与える一言を入れて文章を締めるようにしましょう。 例) 入社後は、〇〇という強みを活かし、御社の企業成長に貢献したいと考えています。 製造業が求める人物像 ここでは、製造業が求める人物像についてお伝えしていきます。 前章でお伝えした「入社後にどのように貢献しようと考えているか」という要素を書く際にも活かせるかと思いますので確認してみてください。 コツコツと地道に作業を行うことができる人 製造業では、同じ工程の業務を行うことが多いため長時間に渡り一つの業務を集中して繰り返すことが求められます。 同じ業務を続ける中で集中力が切れてしまうと組み立てミスなどを引き起こし、製品不備を起こし、消費者トラブルに繋がるといった事態を引き起こす可能性も考えられます。 そのため、ルーティンワークであっても地道にコツコツと作業を行い続けることができる人が求められます。 正確に作業を行うことができる人 製造業では不良品を出さないように地道にコツコツと取り組むだけでなく、正確に仕事を行うことが求められます。 同じ業務をやり続けることができたとしても正確性に欠けていると欠品や製品不良を起こしかねません。 また、生産管理業務を行う場合、スケジュールに沿って計画的に生産し、利益の出る価格を算出するといった業務が発生しますが、その際にも正確さが必要です。 このように製造業では、正確に正しい手順に則って作業を遂行できる力は重要視されています。 責任感がある人 製造業の業務は一見地味な業務に思われがちですが、製品の良し悪しを左右する重要な業務です。 製造物の出来栄えは、一つひとつの工程をきちんと管理し、規則に則った方法で正確に製造できているかによって変わってきます。 消費者が製品を手に取った時のことを考え、自分自身が作っている製品に対する責任感を持ち業務を遂行できる人は重宝されるでしょう。 POINT 製造業で活かせる資格 製造業を目指す場合には、適性があることをアピールすることはもちろんのこと、製造業に活かせるスキルや資格を持っているのであればそれをアピールすることも良いでしょう。 下記のような資格を持っているのであれば、積極的にアピールしてみてください。 ・品質管理検定 ・移動式クレーン運転士 ・フォークリフト運転資格 ・衛生管理者 ・電気工事士 ※製造する製品や勤務先によっても異なります。志望動機を作成する前に、企業が求める資格などを確認してみると良いでしょう。 採用担当者が見ているポイント ここでは採用担当者が見ているポイントについてお伝えしていきます。 志望動機の書き方でもお伝えした通り、採用担当者は「自社で長く活躍しながら働き続けてくれる人」を採用したいと考えています。  そのため、志望動機では、下記の点も確認されているということを意識しておきましょう。 前職を辞めた理由は何か 「自社で長く働いてほしい」と考えているため、前職を辞めた理由を通じてその点を確認しています。前職を辞めた理由によっては、自社でも長続きしない人なのではないか?と思われてしまう可能性があるため、前職を辞めた理由を述べる際には、前職に対する愚痴や不満を述べるのではなく、できる限りポジティブな理由を述べるように意識をしてみてください。 社風に合致しているかどうか 「自社で長く働いて欲しい」ため、社風に合致しているかどうかという点は極めて重要です。 『doda「転職理由ランキング2022」』によると転職理由の3位に社内の雰囲気が悪いとあるように、職場の雰囲気や環境に合うかどうかによって、長く働き続けることができる人間かどうかは大きく左右します。そのため、現場の雰囲気や社風に合うかどうかという点も確認しているのです。 企業に貢献してくれる人材かどうか 志望動機の書き方でもお伝えしている通り、採用担当者は「長く活躍しながら働き続けてくれる人」を採用したいと考えているため、入社後にどのような働き方をしたいと考えているのか、企業にどう貢献したいと考えているのかということが明確に伝わる人の方が優遇されるでしょう。 製造業の志望動機を書く際のNGポイント ここでは、製造業の志望動機を書く際に注意すべきポイントについてお伝えしていきます。 条件ばかりの志望理由を書く 志望動機では「企業を選んだ理由」についても触れる必要があるとお伝えしましたが、給料や福利厚生といった条件ばかりを述べることはおすすめできません。  実情はそうであったとしても、採用担当者からすると、「もっと条件の良い企業があればすぐに転職してしまうのでは?」と感じてしまい、採用を見送るケースも充分に考えられます。 採用担当者はあくまで、長く活躍しながら働き続けていくれる人を探しているため、企業の文化・企業理念・製品・社風などその企業ならではのポイントに魅力を感じており、その企業のために貢献してくれる人材であることをアピールするように心掛けましょう。 使いまわしの志望動機になっている 転職活動を行う中で、複数の企業へ志望動機を提出することはかなり大変だと思います。しかしながら、他の企業で提出した志望動機を別の企業に使いまわすことはおすすめできません。 繰り返しになりますが、企業は自社で長く働き続ける人を採用したいため、「自社を選んだ理由」が明確な人を採用したいと考えています。 使い回しの志望動機では、採用担当者に入社の意欲を伝えることが難しいため、本気で転職活動を成功させようと考えているのであれば、志望する企業に合わせた志望動機を作成する方が懸命といえるでしょう。 製造の志望動機例文 ここでは、今までお伝えしてきた志望動機の書き方やポイントを踏まえた志望動機の例文をご紹介していきます。 製造業の主な業務別に例文を紹介しますので、自分が志望したい業務に合った例文を確認してみてください。 加工・組み立て業務の場合の例文 前職ではIT関係の営業をしていましたが、小さい頃からモノづくりが好きで学生時代は工場でアルバイトをしていました。コツコツと地道に続ける作業が好きで、自分の得意なスキルを活かして働きたいと考えていた矢先に、加工・組み立て業務の求人に目が留まりました。 その中でも貴社の加工技術は業界内での評価も高く、高い技術を身に付けられる環境で自分の強みを活かして働きたいと思い、志願しました。 入社後には、即戦力として貴社に貢献できるよう現在独学で〇〇に関する基本的な知識を学んでいます。職種は未経験ではありますが、コツコツと学び続ける精神を活かし、貴社に貢献していきたいと考えています。 異業界・異業種からの転職の場合はアピールできる経験やスキルが乏しいため、製造業に適した資質を備えていることを伝えることが大切です。 製造業が求める人物像を理解した上で、自分の強みをアピールしていきます。また、資格を保有している、勉強中であるなど製造業として働く意欲が高いことをアピールすることで熱意を伝えましょう。  品質・生産管理の場合 幼少期から貴社製品のファンであると同時に貴社の顧客視点を第一に考える社風に惹かれ、品質管理業務に関わり質の高い商品を多くの人に届ける一翼を担いたいと思い貴社を志望しました。 前職では、製菓メーカーで3年間事務職として勤務していました。事務業務と並行して行っていた品質管理業務に興味を持ち、品質管理検定4級を取得しました。 品質管理業務はお客様の元に安心安全な商品を提供するために必要不可欠な業務であると感じています。 入社後は、事務職で培った集中力や正確性を活かし、貴社の商品の品質管理に責任を持ち、貴社の発展に貢献できるよう尽力していきたいと考えています。 品質管理業務を行いたい理由や背景などを述べる際には例文のように、過去のエピソードを交えて話すことでより具体性が増します。また、未経験からのスタートとなるため、適性があること、資格を取得していることなどを伝えることで、業務に対する熱意を伝えることができます。 検品・検査業務の場合 前職では食品業界の事務職として3年間勤務をする傍ら、趣味の一環としてハンドメイドアクセサリーの作成や販売も行っています。知人の紹介で、検品・検査業務の補助を任されたことがあり、その業務が細かなことが得意な私に非常に向いており、少しの違いにもいち早く気付ける点で高評価を受けたことがきっかけで検品・検査業務に興味を持つようになりました。 その中でも貴社の製品は、精巧さに長けており、また海外からも高評価を受けており、グローバルに展開する検品業務で、自分自身の強みを活かして働きたいと考え志願しました。 職種は未経験ではありますが、細かな業務を根気強く続けることには自信があります。いち早く即戦力として活躍できるよう尽力していきますのでどうぞよろしくお願い致します。」 製造業を選んだ理由、志望企業を選んだ理由、製造業が求める人物像であることの3点が明確に伝えられています。 また職種は未経験であっても、少しでも同じような業務を経験したことがある場合や、その時に得られた周囲からの反応やコメントがあればその内容を盛り込むことで、入社後に働く姿をイメージしやすくなります。 製造の志望動機の書き方がわからない、添削して欲しいなど少しでも志望動機の作成に不安に感じている人は、転職エージェントなどを活用してみると良いでしょう。

2024.03.28

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【例文あり】清掃業の志望動機の書き方とは?NGポイントについても解説!

この記事のまとめ 清掃業の志望動機を書く際には、「なぜ清掃業を選んだのか」「なぜその企業を選んだのか」「入社後どのように貢献したいと考えているのか」という3つのポイントを含むと良い 清掃業に向いている人は「整理整頓が好き」「効率よく作業をこなせる」「体力面に自身がある」「人の役に立つことが好き」な人である 清掃業の志望動機を書く際には「志望動機を使いまわす」「清掃業を甘く見た表現をする」ことは避けた方が良い 清掃業の志望動機を書く際の3つのポイント 清掃業の志望動機を書く際には下記の3つのポイントを盛り込む必要があります。 それぞれの項目について詳しく解説をしていきます。 なぜ清掃業を選んだのか 1つ目は「なぜ清掃業で働きたいと考えているのか」という点です。 面接官は、志望動機を通じて「自社で長く活躍しながら働き続けてくれる人」を採用したいと考えています。そのため、清掃業という職種を選んだ背景や理由に納得感があるかという点が非常に重要です。 「掃除が好きだから」という理由を述べる人が多いですが、清掃業を目指す人の多くは清掃に興味のある人ばかりです。そのため、他の求職者と差別化を図るために、清掃に関して「自らが考える清掃への思い」や「社会貢献度の高さ」など、自らが思う清掃感にを伝えることで、あなたの人柄も表現され、好印象を与える志望動機を作成することができるでしょう。 なぜその企業を選んだのか 2つ目に、「なぜその企業を選んだのか」をアピールしましょう。 前述の通り、面接官は志望動機を通じて「自社で長く活躍しながら働き続けてくれる人」を採用したいため、自社への入社意欲の高い人を採用したいと考えています。 清掃業といっても、ハウスクリーニングのような家庭内の清掃を代行する業務もあれば、大型ショッピングモールなどの施設の清掃、病院や介護施設の清掃、ホテル・旅館など宿泊施設の清掃、新幹線などの乗り物をメインとする清掃、公園の野外清掃など様々です。 自分自身が手がけたい清掃業は何かを理解し、その中でもなぜこの企業を志望するのかという点を考えてみてください。 複数の企業のホームページや採用ページを見ていると、企業の特徴や理念の違いなどが見てくるはずですので、同業界の情報をチェックしてみると良いでしょう。 入社後にどのように貢献しようと考えているのか 最後に、「入社後にどのように企業に貢献しようと考えているのか」という点も必ずアピールするようにしましょう。 清掃業で働きたい意欲や入社への熱意をアピールすることはもちろん重要ですが、面接官は志望動機を通じて「活躍できる人材かどうか」という点も確認しています。 そのため、志望動機を作成する際には、あなた自身が清掃業に向いている理由やあなたが入社することで企業が得られるメリット、入社後企業に対しどのように貢献しようと考えているのか、といった内容を盛り込むことが重要です。 志望動機の最後には、必ず「企業の成長に貢献してくれる=活躍してくれる」人だという印象を与える一言を入れて文章を締めるようにしましょう。 例) 入社後は、〇〇という強みを活かし、御社の企業成長に貢献したいと考えています。 清掃業に向いている人 前述の通り、志望動機には清掃業に向いていることをアピールする内容を含む必要があります。では具体的に清掃業に向いている人とはどのような人なのでしょうか。 ここでは、清掃業に向いている人の特徴をご紹介していきます。 整理整頓が好きな人 清掃業の役割は、担当分野の施設を綺麗に清掃することです。そのため、日頃から整理整頓をすることが好きな人や整理整頓・清掃をする癖がしみついている人は、清掃業の仕事に向いているといえるでしょう。 ただし、整理整頓が好きであっても潔癖症の傾向がある場合には、汚れが酷すぎると触れないなどの理由により業務に支障をきたすケースも考えられるため、仕事だと割り切って働けるかどうかという点が重要です。  効率よく作業をこなせる人 清掃する施設によっても異なりますが、基本的には勤務時間内に定められた施設・場所の清掃を全て終える必要があります。 時間内に終わらないことにより、施設との契約が打ち切りになることも充分に考えられますし、時間内に終わっていたとしても作業時間を気にするあまり、汚れが残っているなど業務が雑になってしまっても問題です。 そのため、自ら清掃箇所の時間配分を決め、契約時間内に全てを終わらせることができるよう効率よく作業を進めることができる力が必要となるでしょう。 体力面に自信がある人 その他にも体力面に自信がある人も向いているといえます。 清掃業の仕事は、頑固な汚れを落とす、ブラシやモップなどの清掃道具をまとめて運ぶなど体力を必要とする業務も多いです。 企業によっては、早朝からの勤務や深夜勤務を任される業務もあります。 そのため、体力面に自信のある人は重宝される可能性が高いですので、学生時代にスポーツをやっていた、アルバイトで引っ越しなど身体を使う仕事をしていたという経験がある場合にはアピールポイントとして志望動機に盛り込むと良いでしょう。 人の役に立つことが好きな人 清掃の仕事は、社会貢献度の高い仕事の1つです。 昨今は、共働き世帯も増え、ハウススクリーニングの需要も増加傾向が続いています。 また、施設の清掃においても、清掃する人がいなければ埃やゴミ・汚れまみれの施設となり、利用者が快適に過ごすこともできず利用者減少の要因となる可能性も考えられるでしょう。 このように清掃業は、清掃の仕事を通して社会を快適な環境にするための手伝いをしているのです。そのため、誰かの役に立ちたい、人の役に立ちたいという思いを持って清掃活動に望める人は清掃業に向いているといえます。 清掃業の志望動機を書く際の注意点 ここでは、清掃業の志望動機を書く際に注意すべきポイントについてお伝えしていきます。 使いまわしの志望動機になっている 転職活動を行う中で、複数の企業へ志望動機を提出することはかなり大変だと思います。 しかしながら、他の企業で提出した志望動機を別の企業に使いまわすことはおすすめできません。 志望動機の書き方でもお伝えした通り、企業は自社で長く働き続ける人を採用したいため、「自社を選んだ理由」が明確な人を採用したいと考えています。 使い回しの志望動機では、採用担当者に入社の意欲を伝えることが難しいため、本気で転職活動を成功させようと考えているのであれば、志望する企業に合わせた志望動機を作成する方が懸命といえるでしょう。 清掃業を甘く見た表現をする 清掃業を目指す人の中には、「清掃は楽そうだから」「簡単そうだから」など清掃業の仕事を甘く見て応募をしている人もいるかもしれません。 仮に志望理由がそうであったとしても、面接官からすると、「清掃の仕事を馬鹿にしている」「真面目に働いてくれるか不安」というネガティブな印象を与えてしまう可能性が高いでしょう。 そのため、志望動機を書く際には、「利用者に快適な空間を提供したいから」といった、前向きな表現を心掛けてください。 清掃業の志望動機例文 ここからは、清掃業の志望動機の例文をご紹介していきますので、自分自身の志望動機を書く際の参考にしてみてください。 未経験から正社員を目指す場合の志望動機 前職では、商業施設の清掃員として3年間従事してきました。商業施設の清掃は、多くの利用者が心地よく快適に過ごせる空間を提供するために、営業時間中はゴミが落ちていないかをくまなくチェックし、夜間業務の際には、営業中に行き届かなった清掃箇所を綺麗にするなど、効率的に業務にしてきました。 そんな中先日、貴社ホテルを利用したところ、今まで私が宿泊した施設とは比べ物にならないほど清掃が行き届いており、ホスピタリティの高さに感銘を受けました。 より高い清掃技術を身に着けたいと感じていたタイミングとマッチし、ぜひ貴社で働きたいと思い志願致しました。 ホテルの清掃は未経験ではありますが、入社後は、前職で培った効率性を活かし、顧客満足を第一とした清掃力を身に着け、御社の清掃員としての誇りを持ち、いち早く貢献できるように尽力していきたいと考えております。 前職で培った経験を活かして働きたいことが明確に述べられています。また、清掃員として働く意欲が高く、長く活躍しながら働き続けることができる人材だという印象を与えられています。 清掃業未経験の場合の例文 清掃業界で最もハウスクリーニング顧客満足度が高く、従業員のスキルアップに力を入れている貴社で清掃社員として働きたいと思い志願しました。 前職では、税理士事務所の事務職として3年間働いていました。事務業務以外にオフィス内の清掃なども自発的に行っており、私が入社以降続けていた清掃活動によって、オフィス内の雰囲気が良くなり、営業担当者からは、整理整頓が行き届き働きやすくなったといった言葉を貰うことが増え、それをきっかけに清掃が与える効果に気づき、いつしか清掃業に興味を持つようになりました。 清掃業界の中でも貴社であれば、より高い清掃技術を身に着けることができると同時に、清掃を通じてより多くのお客様のお力になれるのではないかと考えております。 職種未経験ではありますが、学生時代は6年間陸上部に所属していたため体力にも自信があります。前職で培った清掃への気配り力を活かし、顧客に喜んでもらえることをモットーに貴社に貢献していきたいと考えています。 清掃業を目指す理由が明確に述べられています。また、清掃業への熱意も伝わりますし、清掃業が求める人物像に即していることも述べられています。 具体的なエピソードがあることで、清掃員として活躍できる姿がイメージできるため好印象です。 上記の例文を参考にし、あなた独自の志望動機を作成してみてください。 清掃業の志望動機の書き方がわからない、添削して欲しいなど少しでも志望動機の作成に不安に感じている人は、転職エージェントなどを活用してみると良いでしょう。

2024.03.28