インターンメールの決定版!就活生がすぐに使えるシチュエーション別例文付

インターンに参加するまでの間、採用担当者や企業担当者とはメールでのやり取りが主流です。LINEやチャットとは異なるメールならではのビジネスマナーを知らなければ、非常識な就活生としてレッテルを貼られてしまう可能性もあります。 

そこで本記事では、インターンに参加したい就活生が知っておくべきメールに関するマナーや、インターンのさまざまなシチュエーションにあったメール文例をご紹介します。

メールの作成方法に不安のある就活生はぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • インターン関連メールは「宛先」「件名」「宛名」「挨拶・自己紹介」「本文」「署名」で構成されている
  • インターン関連メールは「就業時間内に送信する」「24時間以内に返信する」「自分の返信で終える」
  • インターン関連メールを送信する前に「宛先・宛名」「誤字脱字」「本文の改行」「署名」に誤りがないか再度チェックする

インターン関連のメールを作成する6つの手順

インターンに参加する場合、メールを活用することが多くなります。
ここでは、就活生がメール作成時に知っておくべき基本的なビジネスマナーについてお伝えします。

ビジネスメールは下記の6つの手順で構成していきます。

①宛先
②件名
③宛名
④挨拶・自己紹介
⑤本文
⑥署名

社会人になってもメールを使うことは多いのでしっかり理解しておきましょう。

①宛先

就活サイトやホームページなどにメールアドレスが記載されている場合はコピー&ペーストをします。名刺に記載されているメールアドレス宛にメール送信をする場合は、打ち間違いのないよう注意し、メール送信前に2~3度確認してください。
メール作成途中で間違って送信をしてしまわないように、宛先は最後に入力しても良いでしょう。 

POINT

  • 企業のメールアドレスは登録しておこう

    企業のメールアドレスはPC上に登録しておくと便利です。複数の企業にメールを配信すると返信が来た際に分からなくなってしまうケースがあるので、送信前にメールアドレスを登録する癖をつけておきましょう。
    登録する場合は「社名」「部署名」「氏名」を入力し、間違いがないかダブルチェックを行います。また、登録した内容通りに企業のメーラーに表示される場合もあるため、氏名には失礼のないよう「〇〇様」と敬称を付けましょう。

    【メールアドレス名の登録例】
    株式会社〇〇 人事部 就活花子様

②件名

件名には、メールの内容と差出人を記入します。
採用担当者には複数の就活生からメールが届いているため、メールを開かなくてもメールの内容や誰からのメールなのかが一目で分かるように配慮します。

■件名の例
「インターンの御礼 【〇〇大学 就活太郎】」

POINT

  • 返信する際は件名を変更しない

    企業から届いたメールに返信する場合は、件名を変えないように注意しましょう。 件名でメールを管理している場合もあり、企業側がメールを見失ってしまう可能性もあるので、「Re:届いたままの件名」で返信します。

③宛名

宛名は「企業名」「部署名」「採用担当者名」の順に記載しましょう。 項目別にチェックポイントをお伝えします。

企業名を記載する場合

・「株式会社」などの法人格は省略しない
・㈱などの略字も使用しない
・ホームページなどで正式名称を確認する

部署名を記載する場合

・正式名称で記載する
・部署名が不明の場合は省略も可
・部署宛の場合は、「御中」と記名する
 例)株式会社〇〇 部署名 御中

採用担当者名を記載する場合

・漢字の間違いなどがないか念入りにチェックする
 旧字体での表記の場合は、新字体に変更せずに旧字体を用いる
 例)〇髙山  ×高山
・採用担当者の名前が分からない場合は、「採用担当者様」と記入

宛名の間違いはマイナスイメージを与えてしまう可能性があるため、メール送信前に再度間違いがないか確認してください。

③挨拶・自己紹介

メールの本文を書く前に簡単な挨拶と自己紹介を記入します。
下記参考文例をご紹介します。初回と2回目以上の場合とで挨拶文面を使い分けましょう。

初めて連絡する場合

「初めてご連絡させていただきます。〇〇大学〇〇学部の就活太郎と申します。」

2回目以上の場合

「お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の就活太郎です。」

④本文

本文の冒頭で、メールを送った目的を伝えましょう。目的別の本文例は次の章でご紹介します。
本文を書く際に注意したい点は、「正しい言葉遣い」です。
就活では、正しい敬語が使えるかどうかもチェックされているため、メールを送る前にその表現は正しいかを確認してから送信してください。
正しい敬語表現についてわからないという就活生は以下を参考にしてみてください。

⑥署名

署名とは自分が何者かを伝えるためのもので、ビジネスメールの場合は必ず文面の最後に署名を付けます。
署名には「氏名」「大学名・学部・学科」「電話番号」「メールアドレス」を記載します。 採用担当者は署名の電話番号やメールアドレスを見て連絡するケースもあるため、連絡の取りやすいものを記入しておきましょう。
また、「-」や「=」などの記号を使用し署名を囲み、署名がひと目でわかるようにします。

■署名例

======================
就活太郎
〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科
携帯電話:090-〇〇〇〇‐〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇〇@〇〇.〇〇.jp
======================

POINT①

  • 就活用にWebメールアドレスを作成する

    インターンや就活で活用するメールアドレスはgmailやyahooメールなどの「Webメール」がおすすめです。 ドコモやソフトバンクなどのキャリアメールの場合、容量制限があり長文だと途切れてしまうことがあり、就活には不向きです。
    また、企業から届くメールにはパソコンでしか開けない添付ファイルが送付されている場合もあるため、Webメールアドレスを利用します。

    自分の愛称が入ったプライベートで活用しているメールアドレスは非常識という印象を持たれてしまう可能性があるため、就活用に新たにアカウントを作ることをおすすめします。大学のメールアドレスを使用しても問題ありません。

POINT②

  • 署名はメーラーに登録しておく

    作成した署名はメーラーに登録しておくと便利です。
    インターンだけではなく、就活でも今後活用することが多いため、 就活時に利用する予定のメーラーに登録しておきましょう。

インターンで就活生がすぐに使えるメール文例【シーン別】

インターンで就活生がメールを送るタイミングはいくつかあります。
ここでは、シーン別にメール文例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

インターン受け入れのお礼を伝えたい場合

インターン受け入れのお礼メールを送る際は、まず初めにインターンに参加する意思を伝えます。そのうえで、インターン参加に対する熱意や想いを伝え志望度の高さをアピールしましょう。

❏例文

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学科の就活太郎と申します。

この度は、貴社のインターンへの参加を
受け入れていただきありがとうございました。
貴社のインターンに精一杯取り組ませていただく所存です。

インターン参加に向けて少しでも貴社のことが理解できますよう準備して参りますので
当日は何卒宜しくお願い致します。

インターン選考やインターンを辞退したい時

インターン選考やインターンを辞退したい場合は、行けないと分かった時点ですぐに連絡するようにしてください。
メールで連絡する場合には、なぜ辞退をするのかをできる限り詳しく説明し、丁重に謝罪しましょう。

❏例文

お世話になります。
〇〇大学〇〇学科の就活太郎と申します。

非常に光栄なお話なのですが、
今回はインターンへの参加を辞退させていただきたくご連絡致しました。

家庭の事情でこの日にお伺いすることができないというのが辞退の理由です。
せっかく選考していただきましたのにこのような結果となってしまい
大変申し訳ございません。
私としても非常に残念です。

今後また機会がございましたら、
その際はぜひ何卒宜しくお願い致します。

POINT

  • 辞退をする際は必ず連絡を

    体調不良など直前でやむを得ず辞退する場合には、メールではなく電話で連絡することをおすすめします。その他の理由での当日キャンセルはNGです。また、ドタキャンなどは言語道断です。連絡は必ず入れることが社会人への第一歩です。

CHECK!

辞退をすることで本選考に影響をするのではないかと不安に思う就活生も多いと思いますが、マナーを守り常識的な手順で辞退をすれば、基本的には問題ありません。
ただし、一部の企業ではインターンが本選考の一部として組み込まれていたり、インターン参加者は特別選考されるなどインターンの参加が採否に影響するケースもあるので、辞退する場合はよく考えてから判断するようにしましょう。 

インターン選考やインターンの参加連絡を待ってほしい時

複数の企業へ同時に申し込みをしている場合など、日程調整がすぐに出来ない状況も発生することが想定されます。インターン選考やインターン参加の返答がすぐにできない場合には、なぜすぐに参加可否の連絡ができないのか理由を伝えしょう。
その際は、必ずいつまでに返事をするのかを明記してください。

❏例文

お世話になります。
〇〇大学〇〇学科の就活太郎と申します。


インターンの面接日程をご調整頂き、誠にありがとうございます。

あいにくですが頂いた日程での都合がつかず、現状だと参加が難しい状況です。
現在、予定の調整をしておりますので、暫しお待ち頂くことは可能でしょうか。
〇月〇日中には改めてご連絡させていただきます。

ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんが、ご確認の程宜しくお願い致します。

インターン日程変更・日程調整をしたい場合

スケジュールが合わない等の理由で別日程の提示をお願いしたい場合には、まず簡潔にスケジュールが合わないことを伝え、その上で別日程を提示しましょう。
別日程を依頼する場合には、自分の都合の良い日程を3通り程度提示します。そのほうが企業も日程を調整しやすくなります。

 

□例文

お世話になります。
○○大学〇〇学科の就活太郎と申します。

インターン面接の日程をご調整いただきありがとうございます。
あいにくですが、ご提示いただいた日程は大学の講義があるため、
面接に伺うことができません。

可能であれば、下に提示する3日程の内からご調整いただくことは可能でしょうか。
○月○日 10:00-14:00
○月○日 13:00-18:00
○月○日 15:00-17:00
以上です。

お手数をおかけしますが、ご検討の程よろしくお願い致します。

インターン参加後にお礼を伝えたい場合

インターン後のお礼メールを送る際は、感謝のメッセージ、感想、学んだこと、認識が変わったことなどについて自分の言葉で書きます。
またインターンで経験したことを今後どのように活かしていくのかについても伝えましょう。

❏例文

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学科の就活太郎と申します。

この度は貴社のインターンに参加させて頂き、ありがとうございました。

貴社のインターンで実際に〇〇業界の業務を経験させていただいたことで、
〇〇職の詳細を知ることができ、今後の学生生活で学ぶべき方向性が明確になりました。

今回のインターンを通じて、実際に勤務しておられる皆様の生の声をお聞かせ頂き、
イキイキと活躍しておられる姿を拝見できましたことで、
貴社で働きたいという思いが一層強くなりました。

今後の本選考においても、今回のインターンでの経験を活かして全力で取り組みたいと考えております。 この度は、誠にありがとうございました。

末筆ながら、貴社の一層のご繁栄と皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

インターン関連のメールを送る際のビジネスマナー

ここでは企業にメールを送るうえでの基本的なビジネスマナーをお伝えします。
メールの送信のタイミング次第で、好印象を抱いてもらえることもあります。

メールは就業時間内に送信する

特に気にしない人も多いですが、基本的には就業時間内に送るのがマナーです。
どうしても就業時間内に送ることができない場合は、早朝や深夜を避け非常識だと思われない時間に送るようにしてください。

メールの返信は24時間以内に送る

企業からのメールに返信する場合には、できる限り24時間以内に返信するよう心がけましょう。ビジネスの場では「仕事ができる人ほどメールの返信が早い」といわれているように即レスが基本です。 ただし、前述の通り送る時間帯には注意しましょう。

メールのやり取りは自分の返信で終える

企業からメールが届いた場合、必ず返信するようにしましょう。 返信文には「お忙しい中ご返信いただきありがとうございます」などの感謝の気持ちを伝えるようにします。
自分の返信でメールのやり取りが完結するよう意識しましょう。

インターンメール送信前に再確認すべきポイント

ここまでメールを返信する上でのマナーや例文についてお伝えしてきました。
実際にメールを作成したら、最後にこの項目を読み、再度メール内容に不備がないか確認してみましょう。

宛先・宛名に間違いがないか

前述した通り、宛名やアドレスの間違いは大変失礼な行為です。メール作成時に確認していると思いますが、送信前にも再度誤りはないか確認をしましょう。

誤字脱字や略字がないか

メールの本文を作り終えたら、送信前に必ず誤字脱字がないかチェックします。 誤字脱字は「注意力不足な人」というイメージを持たれかねませんので、最低2回はチェックしましょう。日頃からミスが多いという人は、少し時間を空けて確認すると脳内がリフレッシュされミスに気付きやすくなります。

適度に改行を入れているか

相手が読みやすい文面にするためにも改行は重要です。 いくら良い文章が書けていても、体裁が整っていなければ内容があまり入ってきません。
2~3行に1回は改行を入れ余白を作り、相手にとって見やすい文面になっているか確認しましょう。 

署名は適切か

前述した通り、採用担当者は署名に記載された情報を基に連絡をする場合があります。メールアドレスや電話番号に誤りはないか、送信前に再度チェックしておきましょう。

マナー

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この記事を書いた人

元中途求人広告アドバイザー
こばさん

不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。

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面接の入室・退室のマナーをチェック!「失礼します」というタイミングなども解説!

面接では入室・退室時のマナーも気を抜けないポイントです。 本記事では、入退室の仕方やマナーについて解説しています。 その他にも入退室に関するよくある質問にもお応えしているので、面接前に入退室の仕方をマスターしておきたい方はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 入室する際は、ドアを3回ノックする。ドアを開ける前と着席時に「失礼致します」という。 退室する際は、面接終了後に椅子の横に立った時と、退室直前にドアの前に立った際の2回「失礼致します」という。ドアは静かに開閉する。 入退室では、背筋を伸ばし、にこやかな表情でハキハキと話すことを意識する。 面接の入室・退室で面接官がチェックしているポイント面接官は、面接の入室・退室の仕草から「第一印象」と「社会人としてのマナー」の有無を見ています。第一印象はどうか第一印象は、その人の人柄を印象付ける大切なポイントです。面接では入室時の印象を意味します。 営業職や接客業など人と接する機会の多い職種の場合は特に、第一印象の良し悪しによって、その後の商談や接客の質は大きく変わりますので、面接官は入室時の仕草を通して、社会人としての第一印象を評価しているのです。社会人としてのマナーを理解しているかその他にも入室・退出時の動作から社会人としてのマナーを理解しているのかを確認しています。 一つひとつの所作を正確に行える人物は、社会人としてのTPOをわきまえた人だと判断できるため、入社後も安心して仕事を任せることができる可能性が高いでしょう。 面接で作法をチェックされることは暗黙の了解の中で、正しいマナーを理解していないとなると、ビジネスパーソンとしての素質が問われかねません。 そのため、面接の入室・退室時は細部にまで気を配り、社会人の模範となるような振る舞いを心掛けることが大切です。態度に変化はないか入室時には第一印象で好印象を残そうと作法を律儀に守っていた場合であっても、面接を進める中で、緊張が緩み、退室時には印象ががらっと変わってしまうような方も中にはいます。 そのため、面接当初の第一印象はもちろん重要ですが、退室するまで気を抜かず、ビジネスマナーに沿った行動を意識してください。入室の流れとマナーまずは入室の流れとマナーについて確認していきます。入室時にはドアを開ける前と着席時に「失礼致します」といいましょう。ドアは3回ノックする面接室に入室する際にはノックから始まります。ノックを軽く3回し、面接室の中から「どうぞ」「お入りください」などの声が聞こえたら、「失礼致します」と声をかけドアを開けて一礼してから入室しましょう。入室したらドアを静かに閉める入室したら、面接官に対して完全に背中を向けないよう斜めに立ち、ドアの方向を向いてゆっくりとドアを閉めましょう。 面接官に背を向けてはならないと前を向いたまま、片手でドアを閉めるのは、品が感じられにくいため推奨できません。この時、音を立ててドアを閉めたりせず、ゆっくり静かにします。ドアの前で面接官に向かって挨拶をするドアを閉めたら面接官の方向に向き直り、姿勢を正して「本日は宜しくお願い致します」と挨拶をし、お辞儀をしましょう。椅子の横に立ち、フルネームを名乗るその後、用意されてある椅子に向かって歩き、椅子の横に立ちます。この時ダラダラとした印象を与えないよう背筋を伸ばし、機敏に動くように心掛けましょう。 また、椅子の前を横切らないことも基本マナーです。 椅子の横に立つと面接官から「お名前をお願い致します」と指示が出るので、「本日はお時間をいただきありがとうございます、〇〇〇〇(フルネーム)です。宜しくお願い致します」といい、お辞儀をします。指示されたら着席するお辞儀を終えると面接官から「どうぞ、お座りください」と声をかけられますので、その指示を受けてから「失礼致します」といい、着席しましょう。 着席後、カバンを椅子の横の床に置きます。このとき、書類の出し入れを行いやすいように自分の利き手側にカバンを置くのがおすすめです。カバンを置く場所を指示されるケースもありますので、その際は、「ありがとうございます。失礼します」などお礼をいい、指示に従って動きます。 POINT コートはどこに置く? 冬場の面接の場合、コートの置き場に悩むこともありますが、コートは、カバンの上に重ねて置くようにしましょう。椅子の背などに掛けるのはマナー違反ですので注意が必要です。 入室に関するよくある疑問ここでは、入室をする際によくある疑問に関してお応えしていきます。 Q 挨拶とお辞儀ってどっちが先? A 明確なルールはありませんが、先に挨拶をしてからお辞儀を行うと、相手の目を見ながら挨拶をしやすくなります。 挨拶とお辞儀を同時に行うのは面接官に対して雑な印象を与えかねないため避けましょう。面接中には、挨拶とお辞儀のように2つの動作を同時に行わないよう意識してみてください。 Q 名刺を渡されたらこちらからも渡すべき? A 稀に面接官から名刺を渡されることもあります。その場合にはこちらから名刺を渡さなくてはならない規定やマナーはありませんので、「本日は現職の名刺を持参しておりません。申し訳ございません」と伝えましょう。 名刺を受け取る際には、机などの障害物を挟んで受け取ることがあまり好ましくないため、面接官の隣まで移動してから「ありがとうございます」と一言伝え、両手で受け取るようにしてください。 Q 面接室で面接官を待つ場合はどうする? A 案内係が先に面接室に誘導しているケースの場合、面接室で面接官を待つこととなります。案内係から特に指示がない場合にはカバンを持ち、立ったまま待つようにしましょう。もし指示があった場合には椅子に腰掛け、カバンは椅子の横の床に置き、姿勢を正して待ちます。 面接官が面接室へ入ってきたらすぐに立ち上がり、「お忙しいところお時間をいただきありがとうございます。〇〇と申します。本日は宜しくお願い致します」と一声かけます。 その後「どうぞお座りください」と面接官から指示をもらったら着席します。 CHECK! 待ち時間に携帯電話をチェックすることはNG 面接官が来るまでの間、どんなにその時間が長く感じられても携帯電話をチェックしたり書類を確認するなどの行為は控えましょう。 面接室に入室したらその時点から面接はすでに始まっているも同然ですので、静かに待っておくのがマナーです。 退室の流れとマナー次に退室のマナーと流れについてお伝えしていきます。退室時は面接の中で最も気が緩みやすくなるタイミングですので、気を抜かずに最後までマナーを守って行動するよう心掛けましょう。 退室時は、面接終了後に椅子の横に立った時と、退室直前にドアの前に立った際の2回「失礼致します」といいます。面接官からの終了の指示を待つ面接官から「本日は以上となります。お疲れ様でした」などと声がかかるので、面接官からの合図があり次第「本日はお忙しいところ、貴重なお時間をありがとうございました」と声をかけ、一礼してから席を立ちます。この時、合図を待たずに席を立ったり、面接官よりも先に席を立ってしまうと失礼にあたりますので注意してください。椅子の横に立ち挨拶をするその後、椅子の横に立ち、改めて「失礼致します」と声をかけてもう一度お辞儀をします。お辞儀をした後に、カバンやコートを持ってドアの方に向かいます。この時、コートは面接会場を出るまで腕に掛けて持つようにしましょう。ドアの前で再度お辞儀をするドアを開ける前に面接官の方に向き直り、もう一度「失礼致します」と声をかけてから一礼します。お辞儀のし過ぎではないかと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この一連の動作は最低限守っておくべきものですので、マナーだと捉え徹底しましょう。ドアを静かに閉めて退室するドアを静かに開閉し退室します。ドアを閉める際には、 面接官がお見送りで退出まで見届けていますので、面接官の目を少し見つつ静かに閉めるようにしてください。退室に関するよくある質問ここでは、退室に関するよくある質問についてお応えします。 Q エレベーターホールまで見送ってくれる場合はどうする? A 丁寧な企業の場合、面接終了後エレベーターホールまで見送ってくれることがあります。その場合には、エレベーターに乗り込む前に「本日はありがとうございました」と声をかけて一礼し、エレベーターに乗り込んだら面接官に向き直り、再度「ありがとうございました。失礼致します」と挨拶をして、エレベーターのドアが閉まるまでお辞儀をし続けましょう。 Q ビルの出入り口まで見送ってくれる場合はどうする? A ビルの出入口まで見送ってくれる場合には、「本日はありがとうございました。お見送りまで感謝申し上げます。失礼致します」と声をかけてお辞儀をしてから会場を後にします。 企業の中には、応募者の姿が見えなくなるまで見送ってくれるケースもあります。振り返って再度お辞儀をするなどは不要ですが、見られている意識を持ち、携帯電話を持ち出すなどの行動は慎むよう留意しておくことが大切です。 面接の入室・退室で大切な5つのポイントさて、ここからは面接室への入室や退室の際に抑えておきたい大切なポイントを5つご紹介致します。にこやかな表情を意識するこれは面接全般にいえることでもありますが、第一印象を決めるカギの一つは表情です。 緊張をしているかと思いますが、意識的に口角を上げ少しにこやかな表情を意識して入室するようにしましょう。背筋を伸ばす入退室の際は、立っている状態を面接官に見せることになりますので、猫背になっていると非常に目立ちます。背筋を伸ばすことを意識し、いつも以上に姿勢に気を配りましょう。ハキハキと話す入室時の一声は、第一印象を決める一言となるため、面接官にこちらの言葉がしっかりと伝わるよう、わかりやすい大きさでハキハキと話すように心掛けましょう。お辞儀の角度は30~45度面接室への入室や退室ではお辞儀をする機会が多くありますが、お辞儀には、会釈(15度のお辞儀)、敬礼(30度のお辞儀)、最敬礼(45度のお辞儀)の3つの種類があります。 面接では少なくとも30度から45度のお辞儀を心掛けるようにしましょう。 なお、お辞儀を行う際には頭を下げきったところで2秒ほど静止しておくと、より丁寧な印象を与えられるため効果的です。ドアの開閉は丁寧にドアの開閉は丁寧に静かに行うことが基本です。退室時には特に気が緩んでしまいがちですので注意しましょう。 ドアを雑に閉めてしまったり大きな音を立ててしまっては、それだけで面接官に不快感を与えてしまいかねませんので最後まで気を抜かずに対応してください。まとめ面接の入退室は選考の結果を左右する可能性もあるため、マスターしておきたいポイントです。 営業職などで普段からお客様先に訪問をしている場合であっても、転職面接のマナーほど細部にまでこだわり行動する機会はそう多くないため、面接前に練習をしておくことをおすすめします。 一人で面接対策を行っている転職者の中には、「入退室のマナーができている自信がない」と感じている方もいるかもしれません。このような場合には、転職エージェントなどの転職支援サービスを利用するとアドバイスを貰えますので活用してみても良いでしょう。 本記事が転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.14

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転職の面接に必要な持ち物を準備しよう!必須アイテムとあると便利なグッズもご紹介!

転職活動では企業から持ち物を指定されることは考えにくいです。 本記事では、ビジネスパーソンとして必要な準備を整え、安心して面接に臨むために必要な持ち物をご紹介していきますので、事前に揃えておきましょう。 この記事のまとめ 面接に必須な持ち物は、「カバン・応募書類や求人情報のコピー・応募先企業の連絡先・携帯電話・腕時計・筆記用具・現金・ICカード・ハンカチ・ティッシュ」である。 あると便利な持ち物は「携帯の充電器・面接会場の地図・折りたたみ傘・身分証明書・クリアファイル・印鑑・身だしなみを整えるグッズ・消臭グッズ・コンタクトレンズやストッキングなどの予備・常備薬」である。 面接に必須な持ち物9選!まずは、面接に必ず持って行くべき持ち物9点をご紹介します。 必須な持ち物9選 ・A4サイズの書類が入るカバン ・履歴書・職務経歴書などのコピー ・求人情報のコピー・企業情報 ・応募先企業の連絡先 ・携帯電話 ・腕時計 ・筆記用具 ・現金・ICカード ・ハンカチ・ティッシュ A4サイズが入るカバンA4サイズの書類が入るカバンを用意するようにしましょう。面接に手ぶらで行くことはビジネスパーソンとしての素質が問われかねませんので必ずカバンは持っていきましょう。 リュックサックやトートバックはスーツとの相性も悪くカジュアルな印象を与えるため避けたほうが無難です。企業側から書類をいただく可能性も想定し、A4サイズの書類が入るカバンを選びます。履歴書・職務経歴書などのコピー面接では、事前に提出した履歴書や職務経歴書の内容に沿って質問されることが想定されます。 提出書類で記載した内容と面接での回答に齟齬が生じてしまわないよう面接前に、提出書類を再度見直し、面接官からの質問にスムーズに応えられるよう用意をしておきましょう。求人情報のコピー・企業情報求人情報のコピーや企業情報などの書類も準備しておきましょう。これらの書類を面接前に確認しながら、面接時に聞かれる質問に対する回答のシミュレーションをします。 たとえば、求人情報のコピーを見ながら、企業がどのような人材を求めているのかを改めて再確認し、自己PRで回答することなどを確認します。その他にも仕事内容を読むことで入社後のイメージを膨らませ、企業に熱意を伝えられるようモチベーションを高めておくことも重要です。 企業情報では、企業の理念や自分がその企業に共感しているポイントを再認識しておきましょう。逆質問で確認したい内容なども合わせて見直しておくことで、落ち着いて面接に挑めるはずです。応募先企業の連絡先万が一電車が遅延した場合など、何かしらのトラブルによって、面接の時間に遅刻してしまう場合があるかもしれません。このような不測の事態には、早急に面接官に連絡を入れることが大切です。 そのため、時間に間に合わないことが分かった際にすぐに連絡が取れるように、応募先企業の担当者名と連絡先を控えておくと良いでしょう。 当日の連絡ですので、まずは電話で連絡をします。電車の中でどうしても通話が出来ない場合にはメールでの連絡となりますので、電話番号・メールアドレスのどちらも控えておくと安心です。携帯電話前述の通り、担当者に連絡をする可能性もあるため、携帯電話は必ず必要です。また、地図アプリや乗り換えアプリなど会場に向かうまでの道のりを検索するためにも携帯電話は必要ですので、必ず充電をしておきましょう。腕時計ビジネスパーソンとして時間管理をする上で腕時計は必須です。日常生活ではスマートフォンなど携帯電話で時間を確認することが多いですが、ビジネスの場では腕時計を使うことが一般的だと考えられています。 腕時計がない場合、ビジネスパーソンとしての常識が欠如しているとみなされる可能性も否定できませんので、腕時計は付けていくようにしましょう。筆記用具筆記用具も必ず用意しておきましょう。面接前に適性検査や筆記試験を受ける場合や面接の逆質問の際にメモを取る場合もあるためです。 あらゆる場面を想定し、メモ帳、ボールペン、シャープペンシル、消しゴムを用意しておくと良いでしょう。筆記用具は筆箱などに収納しておきます。現金・ICカード会場までの交通費を支払う際にICカードや現金は必要不可欠です。基本的に交通系ICカードがあれば問題ないですが、様々なトラブルにも対応できるよう現金も用意しておくようにしましょう。 チャージのし忘れ、交通機関の乱れにより急遽利用したタクシーで交通系ICカードが使えないなどのシチュエーションも考えられます。そのため交通系ICカードだけでなく、現金も必ず準備をしておきましょう。ハンカチ・ティッシュハンカチ・ティッシュを持参していることは社会人として最低限のマナーですので、必ず持参しましょう。 ハンカチ・ティッシュを持っていないからと服で拭いたりしているところを企業の従業員に見られてしまっては、「だらしない」と捉えられ減点対象に繋がりかねません。 ビジネスパーソンのエチケットとして、ハンカチ・ティッシュを持ち歩くよう心掛けましょう。面接に持っていくと安心な持ち物12選次に必須ではないですが、用意をしておくと安心な持ち物をご紹介します。 面接に持っていくと安心な持ち物12選 ・携帯の充電器 ・面接会場の地図 ・折りたたみ傘 ・身分証 ・クリアファイル ・印鑑 ・手鏡 ・身だしなみを整えるもの(整髪料・ブラシ・エチケットブラシ) ・口臭ケア用具 ・予備のストッキング ・予備のマスク ・常備薬 携帯電話の充電器(モバイルバッテリー)面接当日は、会場までの道のり検索、乗り継ぎ検索、企業への連絡などあらゆるシーンで携帯電話を使うことになるでしょう。万が一、携帯電話を使いたいタイミングで充電切れになってしまっても焦らず対応できるようモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。面接会場の地図携帯電話の充電をし忘れた、携帯電話を紛失したなど、何らかのアクシデントにより、携帯電話が使えなくなってしまったことを想定し、面接会場までの地図を用意しておくと良いでしょう。折りたたみ傘突然の雨にも対応できるよう、常に折りたたみ傘を持っておくと安心です。A4サイズのカバンに入る軽量かつ頑丈なものを選びましょう。身分証明書(運転免許証など)セキュリティの厳しいビルやオフィスの場合、本人確認の目的で身分証を提示するよう求められることがあります。このような施設で面接を行う場合には事前に身分証明書を持参するよう促されるケースが多いですが、万が一に備えて、身分証を用意しておくと安心です。 運転免許証、保険証、マイナンバーカードなどを用意しておきましょう。クリアファイル企業からパンフレットや書類を受け取ることもあります。その際にもそのままカバンにしまうのでは失礼にあたりますので、予備のクリアファイルを持参しておき、そこに収納してからカバンにしまうようにしましょう。印鑑企業によっては、面接会場に行くまでの交通費を清算してくれる場合もあります。その際に印鑑が必要になるため、予め用意をしておくと良いでしょう。手鏡面接前に身だしなみを整えるために持ち歩いておくと安心です。お手洗いで確認する方が良いですが、到着時刻がギリギリになってしまった場合に備えます。身だしなみを整えるグッズ(ヘアブラシ、整髪料、化粧ポーチなど)仮に身だしなみが崩れていた場合、整えなおせるようにヘアブラシ、整髪料、化粧ポーチなども持ち歩いておくと良いでしょう。衣類についた埃やゴミを取り除けるエチケットブラシなどもあると便利です。 夏場は汗をかきやすいため、汗ふきシートや制汗スプレーも用意をしておくと清潔感を保てます。消臭・口臭ケアグッズ見た目を整えておくことは大切ですが、対面の面接では「臭い」にも気を配りましょう。喫煙者の場合にはタバコの臭い、面接時間が食後の場合には、口臭にも注意が必要です。 そのため、衣類用の消臭スプレー、口臭ケアグッズ、歯ブラシなども常備をしておきます。メガネやコンタクトレンズの予備コンタクトをつけている方であればメガネとコンタクトケース、コンタクト保存液を持っておくと万が一の場合に備えることができます。特に花粉症の方の場合、春や秋はコンタクトがゴロゴロしてしまうことがあるため、目のトラブルに備えた準備も忘れずにしておきましょう。ストッキングの予備(女性)女性の場合にはストッキングが伝線してしまった時に備えて予備を持ち歩くことをおすすめします。 パンツスーツの場合は、ひざ下丈のストッキングを着用する方も多いと思いますが、この場合も不測の事態に備えておくと安心です。マスクの予備面接中のマスク着用は事前に面接官に確認をしておくことが望ましいですが、仮にマスクを着用したまま面接に行こうと考えている場合には、面接前に清潔なマスクに付け替えたほうが良いでしょう。 面接でマスクを付ける場合には、不織布で白色の使い捨てタイプのものを着用することを推奨します。常備薬偏頭痛持ちの方や緊張すると腹痛を起こしやすい方などは、面接をスムーズに受けるためにも、頭痛薬や下痢止めを用意しておくと安心です。面接前に確認しておくべきこと最後に、面接に備えて確認しておくべきことについてお伝えします。面接でよく聞かれる質問への対策面接でよく聞かれる質問について対策をしておきましょう。面接を行う一週間くらい前から確認しておき、面接の直前にもう一度確認するという流れが理想です。 転職理由・志望理由・自己PR・逆質問などは良く聞かれる項目ですので、これらの質問にスムーズに答えられるよう面接前に再確認をしておきます。身だしなみ面接の直前には、必ず身だしなみの最終チェックを行いましょう。スーツにシワやヨレがないか、化粧や髪型に崩れはないか、ネクタイが曲がっていないかなどを確認します。 面接の第一印象は非常に重要ですので、見た目で評価を落とさないためにも身だしなみには細心の注意を払い面接に挑みましょう。まとめ転職活動では、よほどのことがない限り、基本的に持ち物を指定されることはほぼありません。 面接に必要な道具は何かを自分で考えて用意する力もビジネスパーソンに求められるスキルの一つだと考えられているからです。 本記事では、面接会場に行くために必要なもの、面接をスムーズに進めるために必要なもの、ビジネスパーソンとして最低限必要なものを必須の持ち物としてお伝えしています。 面接先の企業や職種によってはこれ以外にも必要なものがあるかもしれませんので、ここで挙げたものにこだわり過ぎず、必要だと思うものがあれば追加で準備をしておきましょう。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.08

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面接のスーツ|色は?ボタンは?ストライプOK?女性・男性別におすすめを紹介!

転職の面接でどのようなスーツで行けば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 本記事では、男性・女性別に面接用スーツの選び方についてお伝えしています。 さらに面接用スーツに関するよくある疑問についても回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接のスーツで意識すべきポイントは「清潔感」「TPO」である。 男性は、ネイビー・濃いグレーなど落ち着いた色合いで、ボタンはシングルブレストのスーツを選ぶと良い。柄はストライプでも良いが目立たないものか無地が理想である。 女性の場合は、色はネイビー・グレー・ベージュ、パンツorスカートは職種・業種に応じてスーツを選ぶと良い。 面接のスーツで意識すべきポイント面接時の着用するスーツは、面接官がチェックするポイントの一つです。ここでは、面接官に好印象を与えるために意識すべきポイントをお伝えしていきます。清潔感があるかまずは、スーツに清潔感があることです。身だしなみに気を配ることのできる人材は、仕事においても気配りができる人だと判断できるため、面接官にポジティブな印象を与えることができます。 シワや汚れ、タバコや汗の臭いがついている、スーツのサイズが体に合っていない場合には、清潔感がなくだらしなく見えてしまいます。 面接前にスーツをクリーニングなどに出しておき、面接前には、ボタンの掛け違いやホコリなどがついていないかどうかを確認して清潔感のある身だしなみを意識しましょう。TPOをわきまえているかどうか面接官は応募者がTPOをわきまえられる人物かどうかもチェックしています。 具体的には、ビジネスパーソンとしてコミュニケーションを取り合う場である面接に相応しい服装選びができる人材かどうかを見極めているのです。奇抜なデザインのスーツやカラースーツを着てしまう人はTPOを意識できない人だと判断される可能性が高いため、注意が必要です。 入社後にビジネスパーソンとして活躍できる人材であることをイメージしてもらうためにも、面接の場に合った服装選びを意識しましょう。面接のスーツを選ぶ際のポイントここからは、面接に相応しいスーツの選び方のポイントを紹介していきます。体のサイズに合ったものを選ぶまずは、体に合ったサイズのスーツを選ぶことです。 体に合うスーツかどうかは、着たときのシルエットで判断することができます。スーツを着てボタンを留めたとき、体のラインが綺麗に出ている場合はサイズが合っています。 体のサイズに合わないものは、清潔感がないように見えるため面接の場には相応しくありません。 年齢と共に体形も変わりますので、しばらくスーツを着用していない場合には、新調することをおすすめします。ネイビー・グレーなどの落ち着いた色を選ぶスーツの色はネイビーや濃いグレーなど、主張しすぎない定番カラーを選びましょう。それぞれの色が与える印象や特徴は下記の通りです。ネイビー多くのビジネスマンが着用している定番カラー。落ち着きと清潔感といった印象を与える。ダークネイビーネイビーよりも暗めの色合い。堅実・誠実・真面目といった印象を与える。濃いグレー知的・真面目・モダンな印象を与える。※企業によっては良い印象を与えない場合もあるため注意が必要。黒落ち着いた印象。就活生としての印象が強いため、少し明るさやツヤ感のあるビジネススーツを選ぶ。  ライトグレーやライトネイビー、チャコールグレー、ブラウン系のスーツは企業によって賛否が分かれる可能性があるため、避けた方が無難でしょう。 次の章からは、男女別々に細かいスーツの選び方についてご紹介します。 面接にふさわしいスーツを選ぼう!【男性編】 ここでは、男性のスーツ選びのポイントについてお伝えしていきます。 ジャケットの選び方 ジャケットは、サイズとボタンに注目して選ぶことが大切です。 サイズ サイズは下記に注意をして選びましょう。 ・肩幅に合っているか  ジャケットの肩の部分が指でつまめる程度 ・着丈は適切か  お尻が隠れるくらいの長さ ・胸周り  ボタンを留めた状態で横シワや膨らみがないか   ボタン ジャケットのボタンは、ダブルブレスト(ボタンが2列)とシングルブレスト(ボタンが1列)があります。 ダブルブレストは結婚式などフォーマルなスタイルで出席する場に適したジャケットなため、面接ではシングルブレストを選びましょう。 POINT ボタンの数にマナーはある? 面接では、ビジネス用スーツのボタンの数にマナーはありません。スーツのボタンの数には2つや3つといったパターンがあります。どちらを選んでも問題ありませんが、着用時にはマナーがあるので理解しておきましょう。 まず、ボタンをすべて締めてしまうと、座った際にスーツへシワが入ります。そのため、一番下のボタンは外しておき、ゆとりを持たせておくことがマナーです。 パンツの選び方 パンツを選ぶ際はサイズ以外にも裾とタックにも注目して選びます。 裾 パンツ裾には、裾を折り返すタイプと折り返さないタイプの2つがあります。 裾を折り返すタイプはオシャレな印象を与えますが面接では不向きです。面接では折り返さないタイプを選びましょう。スッキリとした見た目となり、誠実な印象を与えます。 タック タックとは、パンツのウエストのあたりにあるヒダのことです。ヒダのない「ノータック」とヒダが1つある「ワンタック」、ヒダが2つある「ツータック」の3種類があります。 面接では、ノータックタイプのパンツを選ぶと、シルエットを綺麗に細く見せる効果に期待できるため、おすすめです。 スーツの色の選び方 男性の場合は明るすぎないネイビーや濃いグレーを選ぶのがベターです。スーツの色は暗くなるほど落ち着いた印象をあたえ、 明るくなるほど爽やかさや若々しさといった印象を与えます。 転職の面接ではフレッシュさよりも落ち着きがり真面目な印象を与える色の方が好印象ですので、濃いカラーを選ぶことをおすすめします。 スーツの柄の選び方 基本的には無地のスーツがおすすめですが、スーツのメインカラーと同系色のストライプ柄など、目立ちにくい柄であれば問題ありません。 ただし、ストライプ柄であっても柄の主張が強すぎるものやチェック柄などの奇抜なものは面接には不向きですので、あくまで無地を基調とし、目立ちにくい柄を選ぶようにしましょう。 Yシャツの選び方 基本的には白色で無地、襟はレギュラーやワイドのシャツが面接には適しています。 ボタンダウンは襟の端にボタンがついており、カジュアルな印象になりがちなので、面接では避けましょう。 面接は1時間程度かかることもあるため、季節に合わせて過ごしやすいシャツを選ぶことも大切なポイントです。 春・夏であれば、薄く放熱性のあるリネンや吸湿性に優れたロイヤルオックスフォードなどが適しています。一方、秋・冬は、厚手のヘリンボーンや保温性のあるコットンが過ごしやすいでしょう。 ネクタイの選び方 色 着ているスーツのカラーと合わせて選びます。 グレーのスーツの場合:ネイビー・淡いグリーンなど ネイビーのスーツの場合:カーキやえんじ色など 組み合わせがわからない場合には、スーツとネクタイを同系色にしましょう。 柄 柄は、無地・ストライプ・小紋柄を選びましょう。特に、無地のネクタイはどのようなスーツにも合わせやすいためおすすめです。 奇抜な色や柄、イラストが書かれているような独特なネクタイは面接には不向きですので、印象を重視して選びましょう。 靴の選び方 ビジネスでも利用できるレザーの靴紐がついた革靴が面接に適しています。 面接官にビジネスパーソンとして見てもらうためにも、実際のビジネスシーンで利用されているタイプの革靴を選びましょう。 カラーはブラックやブラウンなど落ち着いたものがマッチしています。これらのカラーはスーツの定番カラー(グレーやネイビーなど)にも合いやすいです。濃い色合いのスーツはブラック・ブラウンの靴との相性が良くなっています。 靴のすり減りや汚れは目立ちますので、面接前には靴を磨き、汚れがないか確かめておきましょう。かかとがすり減っている場合には、靴の修理に出しておくことをおすすめします。 小物の選び方 スーツを選ぶ際には、全体的なバランスを重視し、身につける小物類にも気をつけましょう。腕時計やネクタイピン、カバンなどのファッション性が高いと、そこだけが目立ってしまい全体的なバランスが取れない恐れがあります。 カバンはブラック系統、ネクタイピンはネイビーやグレー、腕時計はシルバーなどのビジネスパーソン向けのカラーを意識しましょう。 面接にふさわしいスーツを選ぼう!【女性編】 ここからは女性のスーツ選びのポイントについてお伝えしていきます。 ジャケットの選び方 女性の場合、服のレパートリーが多いため悩む方が多いことでしょう。基本的には「シンプルで清潔感のあるタイプ」を選ぶことを意識します。 襟 ノーカラーか襟ありの2つのタイプのジャケットがありますが、志望企業に合わせて選びましょう。 ・襟ありのジャケット  印象:きちっとしたフォーマルな印象  向いている業界:金融関係など ・ノーカラージャケット  印象:エレガントでアクティブな印象  向いている業界:アパレル関係やベンチャー企業など 丈の長さ 丈の長さはヒップの最も高い部分にかかる程度がベストです。 ※短すぎるジャケットはカジュアルな印象を与えるため面接には不向き 袖 親指の付け根くらいの長さのものを選びましょう。 POINT 夏場もジャケットは長袖のものを選ぼう! 女性の場合季節に合わせて5分丈や7分丈のジャケットなどもありますが、面接の場ではカジュアルな印象を与えるため不向きです。 面接では基本的に長袖のジャケットを着用します。ただし、汗をかきやすい時期ですので、裏地の無いものを選ぶなど通気性を意識して服装を選ぶと良いでしょう。 パンツ・スカートの選び方 パンツ・スカートどちらを選ぶかは職種によって変更しても良いでしょう。それぞれの選び方のポイントをお伝えします。 パンツの選び方 テーパード(足首にかけて細くなっている)かストレート(膝から下にかけてラインがまっすぐ)を選びましょう。どちらもベーシックなタイプなので主張が強すぎず、シルエットも綺麗に見えます。 ・印象:動きやすいので活発な印象 ・向いている職種:営業職などの動くことが多い職種 スカートの選び方 スカートは座ったときに膝から5cm以内に収まるものを選びます。立ち上がったときは膝が隠れる程度の長さです。これよりも短すぎる、もしくは長すぎるとだらしない印象を与える可能性があります。 ・スカートスタイルの印象:真面目で誠実な印象 ・向いている職種:どのような業種・職種にも対応 パンツとスカートで迷った際にはスカートを選ぶと無難です。 スーツの色の選び方 女性用スーツのカラーは種類が豊富なので、自分のアピールポイントに合わせたカラーを選ぶと良いでしょう。 ・ネイビー:清潔感があり、誠実な印象を与えたい場合 ・ダークグレー:真面目で落ち着いた印象 ・ライトグレー:柔らかく、爽快な印象 ・ベージュ・ホワイト:華やかな印象(派手にな見た目になりやすいため注意が必要) ネイビーはビジネススーツとして初めて購入する場合に選ばれることの多い人気色です。定番色でもあり万人受けするカラーであるともいえます。悩んだ場合には、ネイビーを選ぶと間違いはないでしょう。 業種や職種によって色の許容範囲は異なりますので、志望企業で着用しても問題ないカラーかどうかは選考先の業種・職種に応じて判断するようにしてください。 スーツの柄の選び方 スーツの柄は基本的に無地なものがベストですが、目立たない柄や淡いストライプなどであれば問題ありません。ただし、太いストライプなど柄の主張が強いものは面接には不向きです。 インナーの選び方 インナーを選ぶ際には、前へかがんだときに、胸元が開かないタイプのものを選びましょう。 基本的には白色で無地がベストです。ボタンや襟のついたシャツでなくても問題ありません。季節に応じてカットソーやニットなど使い分けましょう。 ただし、ノースリーブなどは面接には不向きですので、ジャケットをはおっているからと油断せず、インナーにも気を配ります。 インナーの選び方 ヒールの高さ5cm未満のパンプスを選びましょう。なるべく太く安定したヒールを選び、カジュアルらしさのないタイプが適しています。 靴の色は黒、ベージュ、グレーなどで問題ありません。スーツの色に合わせて選びましょう。 面接によくあるスーツのQ&A この段落からはスーツのQ&Aを参考に、スーツ選びの疑問を解消していきましょう。 Q ユニクロで揃えても問題ない? A ユニクロで揃えても問題ありません。 ビジネスの場でユニクロを着用している方も多くいらっしゃるため、面接の場で着用しても違和感はないでしょう。 ただし、注意すべきは、着こなしです。丈があっておらずブカブカになってしまっているなど着こなしによっては、清潔感がなくみっともなく見えてしまう可能性があります。 そのため、ユニクロで揃えようと考えている場合には、寸法を自分の丈に合わせて調整してもらうようにしてください。 Q 夏場はどうすればいい? A 夏場の面接の場合、「クールビズ」を推奨する企業も多くあります。 面接の場では、クールビズで面接を受けさせてもらえたことに対するお礼を一言添えると良いでしょう。 男性の場合のクルーズビズの着こなしは、ジャケットなし、ノーネクタイです。女性の場合は、ジャケットなしの格好です。男女共に半袖やノースリーブはカジュアルすぎるので避けましょう。 「クールビズ」を推奨されていない場合には、スーツのジャケットとネクタイは着用することがマナーです。 Q 冬場のコートはどんなものがいい? A 冬の面接では、ビジネスシーンに合わせたコートを選ぶ必要があります。コートの色は、男性であればブラックやグレー、女性の場合はベージュなどのコートが無難です。 ダウンやダッフルコート・ファーのついたコートなどカジュアルな印象を与えるコートは避け、トレンチコートやステンカラーコート・チェスターコートなどを選びましょう。 Q 服装自由の時はどうすべき? A 服装自由と言われた場合には、TPOを意識できる人材かどうかを見極めようとしている可能性が高いため、基本的には「スーツ」がベストです。 ただし、ファッションやアパレル業界など、自分の個性を主張しなければならない職種の場合には、ファッション性の高い服、個性をアピールする服を推奨します。 Q アパレル系や美容師などはスーツを着るべき? A アパレル系や美容師など、応募者自身のセンスが問われるような業界・職種では、必ずしもスーツを着る必要はありません。一般的に私服を指定されるケースが多く、服装もアピールポイントの一つと考えられているためです。 あくまでも面接であることを意識しつつ、自分の強みを活かしたファッションセンスをアピールできる服装を選びましょう。 志望企業のブランドを取り入れる、企業のブランドイメージや雰囲気に合わせるといった工夫も必要です。 まとめ 面接という短時間の間に面接官に好印象を与えるためには、見た目は非常に重要です。 スーツの着こなし方によって印象は大きく変わってきます。好印象を与えるためにも自分に合ったスーツを選びをしておきましょう。 スーツ選びに迷った際には、スーツ販売店で相談するなどし、面接に相応しい格好をコーディネートしておくと安心です。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.08