インターン後のお礼状は就活に有利?メール・手紙の書き方を解説〈例文付〉

「インターンのお礼状をどうやって書けばいいのか分からない・・・」
「そもそもメールで送るの?それとも手紙?」
など、初めてのお礼状に苦慮していませんか?

このような就活生向けに、本記事ではインターン後にお礼状を出すメリットやタイミング、お礼状の書き方や注意点についてご紹介しています。

メールと手紙それぞれの例文も掲載しているので、書き方のマナーが分からないという人はぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • インターンでお礼状を出すと好印象を与えるだけでなく、企業に熱意や志望度をアピールできる
  • お礼状はメールでも手紙でも良いが昨今ではメールで送るケースが多い
  • お礼状は、誤字脱字に気を付け自分の言葉で思いを伝える

インターンのお礼状を就活生が出すメリットは?

インターンにおけるお礼状とは、お世話になった相手に感謝の気持ちを文書で伝えるための手段として企業に送るものを指します。
ここでは、お礼状を出すメリットについてお伝えしていきます。

好印象を与えることができる

お礼状を出すことで「丁寧な学生だな」「礼儀があるな」と企業に思ってもらえる可能性が高いです。 お礼を言われて嫌な気持ちになる人はいません。むしろこの学生をインターンに受け入れて良かったなと思ってもらえると思います。
インターンに参加させてもらった感謝の気持ちをしっかりと伝えつつ、あなたの人柄をアピールしていきましょう。

企業に対する熱意や志望度をアピールできる

お礼状は、企業に対し自分の想いや気持ちをアピールするためにとても効率的なツールです。
インターンで気づいた企業の魅力や学んだことなどを具体的に書くことで熱意を届けることができます。お礼状を出すことによって、ただインターンに参加しただけの学生との間に就活の差をつけることができるかもしれません。

今後の連絡が取りやすくなる

インターンが終わってしまうと企業との関わりがなくなってしまうことはよくあります。しかし、お礼状を出すことによって企業担当者から返事をもらえる可能性もあります。
インターン中は他の学生もいるため、企業の方と2人で会話する時間が十分に取れなかった場合にも、お礼状をきっかけに、直接2人でやりとりをする機会を作ることができます。今後も関係を継続させるためにも、お礼状は送った方が良いでしょう。

POINT

  • お礼状は出したほうが良い

    お礼状は必ず出さなければならないものではありませんし、実際にお礼状を出さない学生も多くいます。そのため、お礼状を出さなくてもマイナスイメージを持たれることはありません。

    しかし、インターンに参加させてもらった感謝の気持ちを伝えることは、良いマナーであり、企業に対し良い印象を与えられるのでできる限り出しましょう。インターンの期間にかかわらず送ることをおすすめします。

インターンのお礼状を出すタイミングはいつ?

お礼状はできる限り早く、お互いに記憶が鮮明に残っているうちに出すことがベストです。 インターン参加の当日にメール文面を作成し、翌日までには出します。

翌日までに間に合わない場合でも、お礼状は送った方が好印象です。遅くなってしまった場合には、「ご連絡が遅れて申し訳ありません」などの文言を添えると良いでしょう。

インターンのお礼状はメールと手紙どちらが良い?

感謝の気持ちを伝えることができるのであれば、メールでも手紙でもどちらでも問題ありません。
メールと手紙それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、ツールを選ぶと良いでしょう。

ただ、手紙の場合投函から到着までかなり時間がかかりますので、基本的にはメールで十分です。どうしても熱意を手紙で伝えたい!という人は手紙で送っても良いでしょう。

インターンのお礼状の書き方【メール編】※例文あり

ここでは、メールの書き方を項目ごとにお伝えします。例文もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

(1)件名
件名はメールの内容と差出人がひと目でわかるように記入します。
採用担当者は数多くの就活生からメールが届いているため、メールを開かなくても誰から届いたのか件名で判断できるようにしておくようにしましょう。

■件名の例
「インターン参加の御礼 〇〇大学 ネオキャリア花子」

POINT

  • 返信する際は件名を変更しない

    企業から届いたメールに返信する際は、件名を変えないようにしましょう。 件名でメールを管理している場合もあります。件名を変更してしまうことで、企業側がメールを見失ってしまう可能性もあるので、届いた件名のまま返信してください。

(2)宛名
宛名には「企業名」「部署名」「担当者名」を書きます。
部署名が分からない場合は、「企業名」「担当者名」部署名は省いてもかまいません。 また、担当者名が分からない場合は、「インターン担当者様」と書きましょう。

(3)本文
本文の最初でまずは自分の自己紹介から始めます。インターンに参加した日時、大学名、学部名、氏名を書くと特定しやすいです。
次にインターンのお礼や感想を述べましょう。感想では、インターンで学んだことや心に残ったエピソードなどを具体的に自分の言葉で書くようにします。

❏例文
〇月〇日~〇月〇日までのインターンシップに参加致しました、
〇〇大学〇〇学部の就活太郎と申します。


この度はお忙しい中、貴重な経験をさせて頂き、
誠にありがとうございました。

貴社で職務体験をさせていただきたことで、
〇〇職の詳細を知ることができ、今後の学校生活で学ぶべきことが明確となりました。

今回のインターンシップを通じ社員の皆様と直に交流する中で、
貴社で働く魅力など生の声を聞くことができました。
また、どの社員さんも目標を持ちイキイキと働く姿が非常に印象的で、
御社で働きたいという思いがより一層強くなりました。

(4)結びの挨拶
最後に改めて感謝の気持ちを伝えましょう。

❏例文
心よりお礼申し上げます。
取り急ぎお礼申し上げたく、メールにて失礼致します。

このように感謝の気持ちを伝えたうえでメールの本文を締めます。

(4)署名
署名には「大学名」「学部学科名」「学年」「氏名」「電話番号」「メールアドレス」を書きます。

インターンのお礼状の書き方【手紙編】※例文あり

ここでは手紙の書き方・封筒の書き方・選び方についてお伝えします。メールの場合と異なる点がありますので注意が必要です。
例文も掲載しているのでぜひ参考にしてみてください。

手紙の書き方

(1)頭語
一般的に手紙は、「頭語」から始まり「結語」で終わります。
頭語には「拝啓」や「謹啓」などがありますが、ビジネスの場合は「拝啓」を使います。 お礼状で用いる場合は「拝啓」が無難です。
急ぎの場合は「前略」を使うこともありますが、お礼状の場合には使いません。

(2)時候の挨拶
頭語の次は時候の挨拶を書きます。
時候の挨拶は普段活用しない文言が多く、季節によって内容も変わるため難しく感じる人もいると思います。季節に関わらず活用できる挨拶として、
「貴社におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます」
「貴社におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます」
などがあります。就活生がお礼状で活用するには無難な挨拶ですので、行き詰った場合にはこれらの文章を活用しても良いでしょう。

(3)本文
本文の書き方はメールの場合と同様です。

(4)結びの挨拶
最後に結びの挨拶を書きます。結びの挨拶では再度お礼の気持ちを伝え、会社の繁栄を祈るあいさつを入れます。
結びの挨拶がないと、締りのない文章になってしまうため必ず入れるようにしてください。

❏例文
インターンに参加させていただいた御礼を申し上げたく、お便りを差し上げました。
末筆ながら貴社のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。

POINT

  • メールの場合と書き方が異なるので注意してください。

(5)結語
結びの挨拶の次は結語を書きます。
頭語で「拝啓」を用いた場合、結語は「敬具」と記しましょう。頭語と結語はセットとなりますので、間違いないように注意しましょう。 基本的には、頭語で「敬具」、結語で「敬語」が無難です。

(6)日付
日付には「手紙を書いた日」か「手紙を送る日」のどちらかを記します。 日付の前に和暦で「令和●年」と書きます。西暦ではなく和暦で書くという点にも注意してください。

(7)署名
「大学名・学部学科・学年・氏名」を書きます。自分の名前は左側に寄せて書きます。 署名はあなたを紹介する大事な情報ですので、間違いがないように気をつけましょう。

(8)宛名
宛名はメールの時同様、「会社名」「部署名」「担当者の名前」を書きます。 部署や担当者の名前がわからない場合は「会社名」「インターン担当者様」で問題ありません。 宛名を書く際は本文と同じ高さに書いてください。イメージがつかないという方は上記の画像を参考にしてみてください。

封筒の選び方・書き方

手紙の場合は封筒も気にかけたいポイントです。ここでは、封筒の選び方、封筒の書き方、封筒のマナーについて紹介します。

封筒の選び方

<おすすめの封筒の形>
□封筒の形 縦型
□封筒の色 白無地
□サイズ ナガカタ4号・90×205mm

横型の封筒は招待状や写真送付などカジュアルなシーンで使われるため、お礼状には向きません。 お礼状というフォーマルな用途の場合は白がおすすめです。「茶封筒じゃだめ?」と思う人もいると思いますが、茶封筒は一般的に事務用に使われることが多いため避けたほうが良いでしょう。

封筒の書き方

❏表面
(1)住所、(2)宛名
❏裏面
(3)封字、(4)差出人名、(5)日付

(1)住所
住所は必ず都道府県から書きます。番地を書く際は「1-2-3」ではなく、「一丁目二番三号」と漢数字を用いて書いてください。
長くなってしまう場合は、改行し2行に分けても問題ありません。 社名を書く場合には(株)と略さず「株式会社」と正式な表記で書くように注意しましょう。
 

(2)宛名
個人に郵送する場合は「様」、企業や部署に郵送する場合は「御中」を使います。 「様」と「御中」を併用するのは誤りです。
複数の部署にお礼状を送りたい場合は個別に送ることをおすすめします。それぞれにお礼状を出すことでお礼状を受け取った人が他の人に回す手間が省けるためです。
 

(3)封字
封筒を閉じる時はセロハンテープではなく、のりを使ってしっかりと閉じてください。のり付けしたら封字を書きます。
封字とは、封を閉じた後に第三者が中身を盗み見しないように防ぐものです。「×」と間違えやすいため注意してください。

(4)差出人名
自分の名前は封筒にある中央線の左に、住所は中央線の右に書きます。 自分の住所を書く場合も、省略せずに正式名称で書きます。
時折自分の名前を書き忘れてしまう人がいます。苦労して書いたお礼状が誰からのものか分からなくなってしまっては非常に勿体ないので、自分の名前が書かれているか必ず確認しましょう。

(5)日付
左上に日付を書きます。日付は「手紙を書いた日」か「手紙を出す日」にします。 手紙に記載した日付と合わせるようにしましょう。

インターン後のお礼状で就活生が注意すべき点

お礼状では感謝の気持ちを届けることができますが、場合によっては意図せず相手を不快な気持ちにしてしまうケースもあるため細心の注意を図る必要があります。

ここではお礼状での注意点をお伝えします。

自分の言葉で書く

何を書けば良いか分からないからという理由で、ネット検索で見つけた例文をコピペして送るということは、絶対に避けた方が良いです。
お礼状は上記の「インターンのお礼状を出すメリット」でもお伝えした通り、熱意や志望度のアピールや好印象を与えることのできるツールです。コピペで送ってしまってはむしろ逆効果になってしまうケースもあります。
お礼状を出すことを目的とするのでなく、感謝の気持ちや熱意をどれだけ伝えられるかを考え、自分自身の言葉で書くことが大切です。

誤字脱字・敬語表現に気を付ける

誤字脱字がないか、敬語表現は適切か念入りにチェックします。 敬語は自分では気付かないこともあるので、不安な人は敬語に強い友人や家族などに確認してもらいましょう。
業態によって書き方が異なりますので下記参考にしてみてください。

会社→貴社
銀行→貴行
市役所・区役所→貴役所
事務所→貴事務所
官公庁→貴庁・貴省
施設→貴施設
店舗→貴店

書き間違えたら新しい紙に書き直す

手紙でお礼状を出す場合、書き間違えたら新しい紙に書き直してください。
書き直すことが面倒で、修正ペンで消したり、間違った箇所に二重線を引いて書き直そうとする人もいますが、ビジネスマナーとしては正しくありません。
お礼状だけでなく、就活で必要となる書類は基本的にすべて書き直します。 印象が悪くなる可能性のある行動は避けるようにしましょう。

企業からのメールには必ず返信する

メールでお礼状を出した場合、企業から返信をもらえる可能性があります。 企業から返信が来た場合は必ず返信をしましょう。
返信文には「丁重にお返事をいただきましてありがとうございます」などの感謝の気持ちを伝えるようにします。自分の返信でメールのやり取りが完結するよう意識しましょう。

メール

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この記事を書いた人

元中途求人広告アドバイザー
こばさん

不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。

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2024.05.08

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面接のスーツ|色は?ボタンは?ストライプOK?女性・男性別におすすめを紹介!

転職の面接でどのようなスーツで行けば良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 本記事では、男性・女性別に面接用スーツの選び方についてお伝えしています。 さらに面接用スーツに関するよくある疑問についても回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接のスーツで意識すべきポイントは「清潔感」「TPO」である。 男性は、ネイビー・濃いグレーなど落ち着いた色合いで、ボタンはシングルブレストのスーツを選ぶと良い。柄はストライプでも良いが目立たないものか無地が理想である。 女性の場合は、色はネイビー・グレー・ベージュ、パンツorスカートは職種・業種に応じてスーツを選ぶと良い。 面接のスーツで意識すべきポイント面接時の着用するスーツは、面接官がチェックするポイントの一つです。ここでは、面接官に好印象を与えるために意識すべきポイントをお伝えしていきます。清潔感があるかまずは、スーツに清潔感があることです。身だしなみに気を配ることのできる人材は、仕事においても気配りができる人だと判断できるため、面接官にポジティブな印象を与えることができます。 シワや汚れ、タバコや汗の臭いがついている、スーツのサイズが体に合っていない場合には、清潔感がなくだらしなく見えてしまいます。 面接前にスーツをクリーニングなどに出しておき、面接前には、ボタンの掛け違いやホコリなどがついていないかどうかを確認して清潔感のある身だしなみを意識しましょう。TPOをわきまえているかどうか面接官は応募者がTPOをわきまえられる人物かどうかもチェックしています。 具体的には、ビジネスパーソンとしてコミュニケーションを取り合う場である面接に相応しい服装選びができる人材かどうかを見極めているのです。奇抜なデザインのスーツやカラースーツを着てしまう人はTPOを意識できない人だと判断される可能性が高いため、注意が必要です。 入社後にビジネスパーソンとして活躍できる人材であることをイメージしてもらうためにも、面接の場に合った服装選びを意識しましょう。面接のスーツを選ぶ際のポイントここからは、面接に相応しいスーツの選び方のポイントを紹介していきます。体のサイズに合ったものを選ぶまずは、体に合ったサイズのスーツを選ぶことです。 体に合うスーツかどうかは、着たときのシルエットで判断することができます。スーツを着てボタンを留めたとき、体のラインが綺麗に出ている場合はサイズが合っています。 体のサイズに合わないものは、清潔感がないように見えるため面接の場には相応しくありません。 年齢と共に体形も変わりますので、しばらくスーツを着用していない場合には、新調することをおすすめします。ネイビー・グレーなどの落ち着いた色を選ぶスーツの色はネイビーや濃いグレーなど、主張しすぎない定番カラーを選びましょう。それぞれの色が与える印象や特徴は下記の通りです。ネイビー多くのビジネスマンが着用している定番カラー。落ち着きと清潔感といった印象を与える。ダークネイビーネイビーよりも暗めの色合い。堅実・誠実・真面目といった印象を与える。濃いグレー知的・真面目・モダンな印象を与える。※企業によっては良い印象を与えない場合もあるため注意が必要。黒落ち着いた印象。就活生としての印象が強いため、少し明るさやツヤ感のあるビジネススーツを選ぶ。  ライトグレーやライトネイビー、チャコールグレー、ブラウン系のスーツは企業によって賛否が分かれる可能性があるため、避けた方が無難でしょう。 次の章からは、男女別々に細かいスーツの選び方についてご紹介します。 面接にふさわしいスーツを選ぼう!【男性編】 ここでは、男性のスーツ選びのポイントについてお伝えしていきます。 ジャケットの選び方 ジャケットは、サイズとボタンに注目して選ぶことが大切です。 サイズ サイズは下記に注意をして選びましょう。 ・肩幅に合っているか  ジャケットの肩の部分が指でつまめる程度 ・着丈は適切か  お尻が隠れるくらいの長さ ・胸周り  ボタンを留めた状態で横シワや膨らみがないか   ボタン ジャケットのボタンは、ダブルブレスト(ボタンが2列)とシングルブレスト(ボタンが1列)があります。 ダブルブレストは結婚式などフォーマルなスタイルで出席する場に適したジャケットなため、面接ではシングルブレストを選びましょう。 POINT ボタンの数にマナーはある? 面接では、ビジネス用スーツのボタンの数にマナーはありません。スーツのボタンの数には2つや3つといったパターンがあります。どちらを選んでも問題ありませんが、着用時にはマナーがあるので理解しておきましょう。 まず、ボタンをすべて締めてしまうと、座った際にスーツへシワが入ります。そのため、一番下のボタンは外しておき、ゆとりを持たせておくことがマナーです。 パンツの選び方 パンツを選ぶ際はサイズ以外にも裾とタックにも注目して選びます。 裾 パンツ裾には、裾を折り返すタイプと折り返さないタイプの2つがあります。 裾を折り返すタイプはオシャレな印象を与えますが面接では不向きです。面接では折り返さないタイプを選びましょう。スッキリとした見た目となり、誠実な印象を与えます。 タック タックとは、パンツのウエストのあたりにあるヒダのことです。ヒダのない「ノータック」とヒダが1つある「ワンタック」、ヒダが2つある「ツータック」の3種類があります。 面接では、ノータックタイプのパンツを選ぶと、シルエットを綺麗に細く見せる効果に期待できるため、おすすめです。 スーツの色の選び方 男性の場合は明るすぎないネイビーや濃いグレーを選ぶのがベターです。スーツの色は暗くなるほど落ち着いた印象をあたえ、 明るくなるほど爽やかさや若々しさといった印象を与えます。 転職の面接ではフレッシュさよりも落ち着きがり真面目な印象を与える色の方が好印象ですので、濃いカラーを選ぶことをおすすめします。 スーツの柄の選び方 基本的には無地のスーツがおすすめですが、スーツのメインカラーと同系色のストライプ柄など、目立ちにくい柄であれば問題ありません。 ただし、ストライプ柄であっても柄の主張が強すぎるものやチェック柄などの奇抜なものは面接には不向きですので、あくまで無地を基調とし、目立ちにくい柄を選ぶようにしましょう。 Yシャツの選び方 基本的には白色で無地、襟はレギュラーやワイドのシャツが面接には適しています。 ボタンダウンは襟の端にボタンがついており、カジュアルな印象になりがちなので、面接では避けましょう。 面接は1時間程度かかることもあるため、季節に合わせて過ごしやすいシャツを選ぶことも大切なポイントです。 春・夏であれば、薄く放熱性のあるリネンや吸湿性に優れたロイヤルオックスフォードなどが適しています。一方、秋・冬は、厚手のヘリンボーンや保温性のあるコットンが過ごしやすいでしょう。 ネクタイの選び方 色 着ているスーツのカラーと合わせて選びます。 グレーのスーツの場合:ネイビー・淡いグリーンなど ネイビーのスーツの場合:カーキやえんじ色など 組み合わせがわからない場合には、スーツとネクタイを同系色にしましょう。 柄 柄は、無地・ストライプ・小紋柄を選びましょう。特に、無地のネクタイはどのようなスーツにも合わせやすいためおすすめです。 奇抜な色や柄、イラストが書かれているような独特なネクタイは面接には不向きですので、印象を重視して選びましょう。 靴の選び方 ビジネスでも利用できるレザーの靴紐がついた革靴が面接に適しています。 面接官にビジネスパーソンとして見てもらうためにも、実際のビジネスシーンで利用されているタイプの革靴を選びましょう。 カラーはブラックやブラウンなど落ち着いたものがマッチしています。これらのカラーはスーツの定番カラー(グレーやネイビーなど)にも合いやすいです。濃い色合いのスーツはブラック・ブラウンの靴との相性が良くなっています。 靴のすり減りや汚れは目立ちますので、面接前には靴を磨き、汚れがないか確かめておきましょう。かかとがすり減っている場合には、靴の修理に出しておくことをおすすめします。 小物の選び方 スーツを選ぶ際には、全体的なバランスを重視し、身につける小物類にも気をつけましょう。腕時計やネクタイピン、カバンなどのファッション性が高いと、そこだけが目立ってしまい全体的なバランスが取れない恐れがあります。 カバンはブラック系統、ネクタイピンはネイビーやグレー、腕時計はシルバーなどのビジネスパーソン向けのカラーを意識しましょう。 面接にふさわしいスーツを選ぼう!【女性編】 ここからは女性のスーツ選びのポイントについてお伝えしていきます。 ジャケットの選び方 女性の場合、服のレパートリーが多いため悩む方が多いことでしょう。基本的には「シンプルで清潔感のあるタイプ」を選ぶことを意識します。 襟 ノーカラーか襟ありの2つのタイプのジャケットがありますが、志望企業に合わせて選びましょう。 ・襟ありのジャケット  印象:きちっとしたフォーマルな印象  向いている業界:金融関係など ・ノーカラージャケット  印象:エレガントでアクティブな印象  向いている業界:アパレル関係やベンチャー企業など 丈の長さ 丈の長さはヒップの最も高い部分にかかる程度がベストです。 ※短すぎるジャケットはカジュアルな印象を与えるため面接には不向き 袖 親指の付け根くらいの長さのものを選びましょう。 POINT 夏場もジャケットは長袖のものを選ぼう! 女性の場合季節に合わせて5分丈や7分丈のジャケットなどもありますが、面接の場ではカジュアルな印象を与えるため不向きです。 面接では基本的に長袖のジャケットを着用します。ただし、汗をかきやすい時期ですので、裏地の無いものを選ぶなど通気性を意識して服装を選ぶと良いでしょう。 パンツ・スカートの選び方 パンツ・スカートどちらを選ぶかは職種によって変更しても良いでしょう。それぞれの選び方のポイントをお伝えします。 パンツの選び方 テーパード(足首にかけて細くなっている)かストレート(膝から下にかけてラインがまっすぐ)を選びましょう。どちらもベーシックなタイプなので主張が強すぎず、シルエットも綺麗に見えます。 ・印象:動きやすいので活発な印象 ・向いている職種:営業職などの動くことが多い職種 スカートの選び方 スカートは座ったときに膝から5cm以内に収まるものを選びます。立ち上がったときは膝が隠れる程度の長さです。これよりも短すぎる、もしくは長すぎるとだらしない印象を与える可能性があります。 ・スカートスタイルの印象:真面目で誠実な印象 ・向いている職種:どのような業種・職種にも対応 パンツとスカートで迷った際にはスカートを選ぶと無難です。 スーツの色の選び方 女性用スーツのカラーは種類が豊富なので、自分のアピールポイントに合わせたカラーを選ぶと良いでしょう。 ・ネイビー:清潔感があり、誠実な印象を与えたい場合 ・ダークグレー:真面目で落ち着いた印象 ・ライトグレー:柔らかく、爽快な印象 ・ベージュ・ホワイト:華やかな印象(派手にな見た目になりやすいため注意が必要) ネイビーはビジネススーツとして初めて購入する場合に選ばれることの多い人気色です。定番色でもあり万人受けするカラーであるともいえます。悩んだ場合には、ネイビーを選ぶと間違いはないでしょう。 業種や職種によって色の許容範囲は異なりますので、志望企業で着用しても問題ないカラーかどうかは選考先の業種・職種に応じて判断するようにしてください。 スーツの柄の選び方 スーツの柄は基本的に無地なものがベストですが、目立たない柄や淡いストライプなどであれば問題ありません。ただし、太いストライプなど柄の主張が強いものは面接には不向きです。 インナーの選び方 インナーを選ぶ際には、前へかがんだときに、胸元が開かないタイプのものを選びましょう。 基本的には白色で無地がベストです。ボタンや襟のついたシャツでなくても問題ありません。季節に応じてカットソーやニットなど使い分けましょう。 ただし、ノースリーブなどは面接には不向きですので、ジャケットをはおっているからと油断せず、インナーにも気を配ります。 インナーの選び方 ヒールの高さ5cm未満のパンプスを選びましょう。なるべく太く安定したヒールを選び、カジュアルらしさのないタイプが適しています。 靴の色は黒、ベージュ、グレーなどで問題ありません。スーツの色に合わせて選びましょう。 面接によくあるスーツのQ&A この段落からはスーツのQ&Aを参考に、スーツ選びの疑問を解消していきましょう。 Q ユニクロで揃えても問題ない? A ユニクロで揃えても問題ありません。 ビジネスの場でユニクロを着用している方も多くいらっしゃるため、面接の場で着用しても違和感はないでしょう。 ただし、注意すべきは、着こなしです。丈があっておらずブカブカになってしまっているなど着こなしによっては、清潔感がなくみっともなく見えてしまう可能性があります。 そのため、ユニクロで揃えようと考えている場合には、寸法を自分の丈に合わせて調整してもらうようにしてください。 Q 夏場はどうすればいい? A 夏場の面接の場合、「クールビズ」を推奨する企業も多くあります。 面接の場では、クールビズで面接を受けさせてもらえたことに対するお礼を一言添えると良いでしょう。 男性の場合のクルーズビズの着こなしは、ジャケットなし、ノーネクタイです。女性の場合は、ジャケットなしの格好です。男女共に半袖やノースリーブはカジュアルすぎるので避けましょう。 「クールビズ」を推奨されていない場合には、スーツのジャケットとネクタイは着用することがマナーです。 Q 冬場のコートはどんなものがいい? A 冬の面接では、ビジネスシーンに合わせたコートを選ぶ必要があります。コートの色は、男性であればブラックやグレー、女性の場合はベージュなどのコートが無難です。 ダウンやダッフルコート・ファーのついたコートなどカジュアルな印象を与えるコートは避け、トレンチコートやステンカラーコート・チェスターコートなどを選びましょう。 Q 服装自由の時はどうすべき? A 服装自由と言われた場合には、TPOを意識できる人材かどうかを見極めようとしている可能性が高いため、基本的には「スーツ」がベストです。 ただし、ファッションやアパレル業界など、自分の個性を主張しなければならない職種の場合には、ファッション性の高い服、個性をアピールする服を推奨します。 Q アパレル系や美容師などはスーツを着るべき? A アパレル系や美容師など、応募者自身のセンスが問われるような業界・職種では、必ずしもスーツを着る必要はありません。一般的に私服を指定されるケースが多く、服装もアピールポイントの一つと考えられているためです。 あくまでも面接であることを意識しつつ、自分の強みを活かしたファッションセンスをアピールできる服装を選びましょう。 志望企業のブランドを取り入れる、企業のブランドイメージや雰囲気に合わせるといった工夫も必要です。 まとめ 面接という短時間の間に面接官に好印象を与えるためには、見た目は非常に重要です。 スーツの着こなし方によって印象は大きく変わってきます。好印象を与えるためにも自分に合ったスーツを選びをしておきましょう。 スーツ選びに迷った際には、スーツ販売店で相談するなどし、面接に相応しい格好をコーディネートしておくと安心です。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.08

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面接に「私服でお越しください」と言われた場合の服装は?男女別のポイントもご紹介!

転職活動を続けていると業界や職種によっては「私服でお越しください」といった服装の指定を受けることがあります。 このような場合「どのような服装で行くのが正解なのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。 そこで、本記事では、そもそも企業が「私服」を指定する理由や服装選びのポイントについてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接で「私服」を指定する理由は「TPOに合った服装選びが出来るかを確認するため」「個性を判断するため」「自由な社風をアピールするため」など企業により異なる。 私服を指定された場合、基本的にはオフィスカジュアルを選ぶと良い。 私服面接での注意点は、「ラフになり過ぎない」「清潔感を意識する」「季節に合わせた服装を選ぶ」「派手な小物やデザインは避ける」ことである。 面接で「私服でお越しください」と伝える理由とは?企業の中には服装を指定するケースがあります。ここでは、企業が「私服でお越しください」と伝える理由についてお伝えしていきます。TPOに合った服装選びができるかを確認するためまず、TPOに合った服装ができるかを確認するためです。面接というビジネスマナーが試される場で、どのような服装を選ぶのかを確認し、TPOや常識をわきまえた人材かを見極めようとしています。 そのため、「私服」だからといってTシャツやデニムなどのラフな格好で参加することは避け、オフィスカジュアルなどビジネスの場に合った服装を選ぶと良いでしょう。個性を判断するため私服を指定することにより「その人らしさ」を判断したいという意図もあります。スーツの場合、どれも同じようなデザインですので、服装から個性を見分けることは難しいです。 その点、私服の場合には、こだわりやセンスが表れやすいため、どのような人物なのかを判断する材料になります。アパレル・エンタメ業界などの業界の場合は私服を指定するケースが多いのはこのためです。 このような業界を受ける際には、応募先の企業の文化やカルチャーを調べ、企業に合ったコーディネートにより志望度の高さをアピールできる服装を選びましょう。自由な社風をアピールするためその他にも、自由な社風をアピールする狙いも考えられます。 企業によっては、従業員の服装に指定がない場合もあり、縛りが少なく、快適に働ける環境だということを面接を受ける人に伝えるために私服を指定しているケースもあります。IT企業やベンチャー企業などに多い傾向です。 ただし、面接であることには変わりないため、シワのよった服やカジュアル過ぎる服は避け、清潔感のある格好を選びましょう。応募者をリラックスさせるため中には、できる限りリラックスして欲しいという狙いから私服を指定するケースもあります。 普段、着慣れないスーツに身を包み、面接官の前に立つのは非常に緊張するでしょう。私服にすることで、少しでも応募者の緊張を和らげ、応募者の素を見たいと考えているのです。私服orスーツ?指定された場合の服装の選び方企業によって服装の指定の仕方は様々です。言い回しによっては、「これは私服で行くべきなのか?スーツで問題ないのか?」と悩んでしまうこともあるかもしれません。 ここでは、企業からの服装案内の表現別に適した服装をご紹介していきます。「私服でお越しください」と記載されている場合「私服でお越しください」の場合は、私服での面接を指定する表現ですので、私服が良いでしょう。ただし、私服といってもビジネスの場に即した服装を選ぶ必要があるため、基本的にはオフィスカジュアルが好ましいです。 私服で来るよう指示されているにもかかわらず、スーツで面接に行くと、「こちらの指示がよく理解できていない人」と反対に悪い印象を与えてしまう可能性があるため注意が必要です。 面接を受ける企業のサイトなどで社内の様子を確認し、実際に働いている人はどのような服装をしているのか確認しながら、オフィスカジュアルのコーディネートを考えてみてください。 アパレル関連などセンスを問われる業種の場合は、オフィスカジュアルにかかわらず、自己アピールできる服装が良いでしょう。「服装自由」と記載されている場合「服装自由」と記載されている場合には、スーツでも私服でもどちらでも問題ありません。私服で行く場合には、オフィスカジュアルを選択すると安心です。 ただし、中にはTPOのある人材かを確認するために、社交辞令として服装自由を指定しているケースもあります。 応募先企業で働く方々の服装を調べたうえで、場合によってはスーツを選びましょう。その他にも悩むようであれば、スーツを選んだほうがが無難です。「カジュアルな服装」と記載されている場合「カジュアルな服装」という記載は、「オフィスカジュアル」を指していると捉え、ビジネスの場に合うオフィスカジュアルな服装を選ぶと良いでしょう。 わざわざカジュアルと表記しているのは、服装からその人らしさを判断したい意図があると考えられます。 そのため、スーツスタイルで面接に向かってしまうと個人の人物像が服装から全く見えないため不向きです。また、あえて「カジュアル」な服装と指定しているにもかかわらず、フォーマルなスーツを着用すると、企業の指示を聞けない人物というイメージを持たれる可能性もあるため注意が必要です。「私服可」と記載されている場合「私服可」とは、「私服でも構いません」という意味です。つまり、スーツでも私服でもどちらでも構わないという意味になります。 ただし、この場合の私服は完全なる普段着ではなくビジネスにマッチする私服(オフィスカジュアル)です。もし自信がないようであれば、スーツを選んでも全く問題はありません。「あなたらしい服装」という記載の場合「あなたらしい服装」という記載は私服を指定するものです。 企業は面接を受ける人の個性や性格を服装から判断したいと考えている可能性が高いため、人物像が見えづらいスーツスタイルは基本的にNGだと考えたほうが良いでしょう。 私服面接の場合、オフィスカジュアルが基本ですが、この指定の場合には、一般的なオフィスカジュアルにさらに自分らしさを加えたスタイルが求められている可能性があります。 そのため、オフィスカジュアルの枠を超えたスタイルでも問題がない場合もありますので、企業のSNSやホームページなどを確認し、社風や文化に合わせたスタイルを考えてみましょう。 個性の出し方に悩む場合には、色や素材、カバンや小物などで自分らしさを表現してみるのも一つです。服装について指定がない場合服装についての記載がない場合、基本的にはスーツが基本です。「記載がないから何でもいいだろう」と私服を着て面接に向かうと、冷たい視線を浴びてしまう可能性があります。 私服での面接は、企業側が私服に言及している場合のみだと考えておきましょう。【男女別】オフィスカジュアルコーデ例私服で面接を受けるときには、基本的には「オフィスカジュアル」が無難です。オフィスカジュアルはスーツほどフォーマルではなく、ビジネスシーンに適した服装のことです。 ここでは、オフィスカジュアルコーデ例を男女別にご紹介します。男性の場合男性のオフィスカジュアルコーデの基本は、ワイシャツにジャケット、ボトムスはチノパンかスラックスです。ワイシャツ無地のものが無難で、色は白が無難ですが、企業によっては淡いブルーなどでも良い場合もあります。 夏場であれば、トップスをワイシャツから半袖ポロシャツなどに変えることもできます。ただし、企業によってはラフ過ぎるイメージを抱かれる可能性もあるため、注意が必要です。ネクタイはしてもしなくてもどちらでも構いません。ジャケットパンツとセットになっていないテーラードタイプのものを選びます。黒、グレー、ベージュなど落ち着いた色のジャケットが良いでしょう。ジャケットは季節に関わらず着用することをおすすめします。ボトムスチノパンやスラックスは、少し細身で無駄な余裕がないものを選びます。ボトムスもジャケット同様落ち着いた色を選びましょう。 オーバーサイズの服はだらしなくみえてしまうためサイズ選びに気を付けてください。靴革靴が基本です。黒や茶色だと服装に合わせやすいでしょう。ある程度ファッション性の高いデザインでも問題ありませんが、華美すぎるものは控えます。カバンA4サイズの書類などがすっぽり入るトートバックなどが良いでしょう。革製のものなど自立できるタイプを選びます。リュックなどは避けたほうが良いでしょう。女性の場合女性のオフィスカジュアルコーデもトップスに上着を重ねるのが基本です。トップスブラウスやカットソーを選びます。基本的には白色で無地なものが良いでしょう。胸元が空きすぎていないデザインのものを選びます。上着基本的にはジャケットを着ます。ネイビー、グレー、ベージュなど落ち着いた色を選びましょう。企業によってはカーディガンなどもOKな場合もあるため、社風を見極めたうえで判断してください。ボトムススカートとパンツどちらでも構いません。どちらも上着同様おちついた色のものが良いでしょう。 スカートの場合は膝丈のものがベストで、素足ではなく肌の色にあったストッキングを着用します。パンツの場合はオーバーサイズのものは避け、スリムなシルエットのデザインを選びましょう。靴足元はシンプルなパンプスを合わせましょう。ヒールは3~5cmほどの高過ぎないものが最適です。サンダルやブーツ、スニーカーなどカジュアル感の強いアイテムはNGです。カバンA4サイズがそのまま入る大きさの自立できるトートバッグなどを選びます。色は黒、ネイビー、ブラウンなどが良いでしょう。【業界別】私服の選び方業界によっては私服を指定されることの多い業界もあります。ここでは、業界別におすすめの私服の選び方について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。アパレル業界アパレル業界ではスーツスタイルでの面接はほぼ見られず、私服での面接が一般的です。そのため、服装の指定がない場合には、私服を着用しましょう。 アパレル業界の私服面接でまず抑えるべき点は、面接を受ける企業のブランドイメージに合った服装をすることです。ブランドのイメージや社風を学び、求められているファッションを表現しましょう。面接を受ける企業のブランドの服を面接時の私服に取り入れるのも一つです。 その他にもトレンドを意識したコーディネートを手がけることで最先端のトレンドをキャッチしている点をアピールできます。 服装が選考の合否に直結する可能性が高い業界ですので、全身でアピールできるように準備を進めましょう。エンタメ業界エンタメ業界とはテレビや映画、音楽、アニメ、ゲームなどジャンルが幅広い業界のことで、この業界も私服面接が多いです。 エンタメ業界では、楽しさやオリジナリティ、独創性が重視されているため、応募者の個性を面接時の服装から判断しようという意図もあります。 また、業界の雰囲気が非常に自由であり、普段着で業務を行う人も大勢いるため、面接時の服装にあまりこだわらないことも私服面接が多い理由の一つです。 この業界では、オフィスカジュアルにこだわる必要はありませんが、Tシャツとハーフパンツなどだらしなく見える服装は避け、人と接する場であるということを意識し、失礼のない服装にしましょう。私服面接における注意点最後に、私服面接に関する注意点についてお伝えしていきます。ラフになり過ぎないまず、1つ目はラフになり過ぎないことです。 シワやシミ、色褪せのある服などを選ぶとカジュアル感やプライベート感が出過ぎてしまい、面接には不向きです。 服装を選ぶ際には、出来る限り新しい服を選び、シワやシミがないことを確認した上で着用することをおすすめします。清潔感を意識するまた、清潔感があるかという点も注意が必要です。清潔感のない身だしなみは相手を不快にさせてしまうため、論外と判断される可能性があります。 衣服の清潔感も大切ですが、合わせて髪・ひげ・眉毛などもしっかり整え、全身を通して清潔感を演出できるように準備をしておきましょう。季節に合わせた服装を選ぶその他にも、季節に合わせた服装をすることもポイントです。たとえば、夏場なのに私服で厚着をしていたら非常に違和感があります。 季節に応じた適した服装ができるかもTPOの一つであることを理解しておきましょう。派手な小物やデザインは避ける私服といっても基本的にはオフィスカジュアルが主流です。オフィスカジュアルとはビジネスの場に適したスタイルですので、ショッキングピンクなど色が主張しすぎていたり、柄が大きすぎるものは避けたほうが良いでしょう。 また、仮に服装は落ち着いた色合いで整えていた場合でもあっても、小物の色や柄が派手過ぎる場合もいただけません。アクセサリーをじゃらじゃらとつけるなど華美な装飾は避け、全体の統一感を意識したコーディネートを目指しましょう。ヘアアレンジのし過ぎはNGオリジナリティを出そうとするあまり、ヘアアレンジをやり過ぎることも避けましょう。 男性の場合、スタイリング剤を付けすぎるとベタつき埃やゴミなどが付着し清潔感の無い印象を与えかねません。女性の場合も、気合いを入れて巻紙などのへアレンジをするとビジネスの場にふさわしくないと捉えられる可能性もあります。 あくまでの面接の場ですので、清潔感を意識したスタイリングにするよう心掛けましょう。まとめ面接の服装は第一印象を決める大切な要素の一つです。 服装で損をしないためにも、出来る準備はしっかりと整え、面接官に好印象を与えられるようにしておきましょう。 また本記事でお伝えした通り、私服の許容範囲は業界や職種によっても異なります。自分自身が受ける業界や企業の様子を事前にリサーチをしておくことで、失敗しない服装選びができるはずです。 一人で転職活動を続けていると分からないことも多いと思います。誰かに相談したいなと感じた場合には、転職エージェントなどの転職支援サービスを活用してみるのも一つかもしれません。 本記事が転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.08

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面接用カバンの選び方は?面接でのカバンの持ち方・置き方についても解説!

「カバンってどんなカバンがを使えばいいの?」 「リクルート用のカバンは使ってもいい?」 「会社に行く時に使っているリュックやトートバッグでもいい?」 このように、転職の面接用カバンに関して疑問に感じている方は多いのではないでしょうか。 本記事では、面接に向いているカバンの選び方を男女別にご紹介しています。面接に向かないカバンの特徴や面接中のカバンの持ち方や置き方などについても解説しています。 また、カバンに関するよくある質問にもお応えしているので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 面接用カバンは、A4サイズの書類が入り、自立するものを選ぶ。 男性の場合は、黒・茶・紺色で革素材の手持ちタイプのビジネスバッグがおすすめである。 女性の場合は、黒・紺・茶・ベージュ色で革素材の肩がけできるタイプのカバンがおすすめである。 リュックやトートバッグなどカジュアルな印象を与えるカバンや原色・柄があるなど華美なデザインのカバンは面接には不向きである。 【男女共通】面接用カバンを選ぶ際のポイントまずは男女共に共通する面接で使うカバンを選ぶ際のポイントについてお伝えしていきます。A4の書類が入る大きさにするカバンのサイズはA4サイズの書類がすっぽり入るくらいがちょうど良いです。 面接では企業へ直接履歴書や職務経歴書を渡す場合もあれば、逆に書類を受け取ることもあります。書類にシワが入ってしまったり、もらった書類を折ってカバンの中にいれるのはマナー違反にあたるため、書類を折らずに収納できるA4サイズを基準にカバンを選びましょう。 POINT 書類をカバンに入れる際にはシワだけでなく汚れも禁物ですので、書類はすべてクリアファイルに入れておきましょう。面接官に書類を渡す際にはクリアファイルに入った状態で渡すのがマナーです。 また、面接官からもらった書類もクリアファイルに入れてカバンにしまえるよう、予備のクリアファイルを1、2枚持っておくと良いでしょう。 自立するカバンを選ぶ面接では席に着席した後に床にカバンを置きます。そのため、カバンの底に鋲(びょう) がついているタイプのものを選ぶと、自立してくれるためすっきりと魅せることができ、おすすめです。 ふにゃふにゃとした自立しないカバンの場合には、どこかだらしない印象を面接官に与えてしまいます。また、カバンを椅子にもたれかけさせるのもあまり好ましくありませんので、面接用のカバンを選ぶ際には、自立するカバンかどうかも必ずチェックしましょう。男性におすすめの面接用カバンここからは、男性におすすめの面接用カバンの選び方をご紹介していきます。手持ちタイプのビジネスバッグ基本的にはいわゆるビジネスバッグを選びます。その中でも持ち手のタイプに注意して購入すると良いでしょう。男性の場合は、手持ちタイプのものを選びます。 片掛けタイプやトートバック、リュックサックなどはカジュアルな印象を与えるため避けた方が良いでしょう。色は黒、茶、紺が無難色は黒、紺、茶色などが良いでしょう。面接の場ではできるだけ、華美でないものを選ぶことが基本です。これらの色であれば主張が強くなく、ビジネス向きなカラーといえます。 黒系のスーツなら黒か紺のカバン、グレー系のスーツなら黒いカバン、茶色系のスーツなら黒か茶色のカバンを選ぶとコーディネートの統一感が増しますので、スーツに合わせて色を選んでも良いでしょう。素材は革がおすすめ転職においては革のカバンを選んでおくと、大人の余裕を演出しやすくなるためおすすめです。 ナイロンなどの薄手の素材の場合には初々しさを感じさせやすいため、就活時には好印象ですが、転職時には少々幼稚な印象を与えてしまうでしょう。 本革を選ぶと値段が張るため、合皮でも問題ありませんが、営業職など今後スーツを着てお客様と顔を合わせる機会が多くなるという場合には、先に良いカバンを買っておいても良いかもしません。新しく購入しようとしている場合には、ご自身の使用頻度と合わせて検討してみてください。女性におすすめの面接用カバン次に、女性におすすめの面接用カバンをご紹介していきます。肩がけできるもの女性の場合はカバンの種類が豊富なためどのようなものを選ぶか悩む方が多いかと思いますが、肩がけできるものを選ぶと良いでしょう。 身だしなみを整えるための化粧ポーチを入れるなど、男性に比べ荷物が多くなりがちですので、利便性も重視し、内ポケットがついているものや仕切りがあるもののほうが使いやすいです。 前述の通り、自立するものを選ぶことが面接用カバンの基本ですので「マチがあり、肩がけできるもの」を選ぶと覚えておきましょう。 POINT カバンの2個持ちはNG 化粧ポーチなど身だしなみを整える持ち物が多くなるため、普段からカバンを2つに分けている方もいらっしゃいますが、面接の場ではカバンは1つにまとめておくようにしましょう。 荷物が多くなることで、入室時の動作がぎこちなくなるだけでなく、面接時にカバンを置く際もごちゃついて見えあまり良い印象を与えません。面接中は荷物は1つにまとめ、スマートに魅せることが大切です。 色は黒、紺、茶、ベージュが無難カバンの色は男性と同じく黒、紺、茶色、ベージュなどの落ち着いた色を選びます。 ベージュのカバンはグレーのスーツに合わせやすいなど、スーツとのバランスを考え、手持ちのスーツの色から逆算してカバンの色を決めても良いでしょう。素材は革がおすすめ素材は革もしくは合皮がおすすめです。革のカバンは価格も高いため、使用頻度を考慮して合皮か革のいずれかを選ぶと良いでしょう。 エナメルなど光沢感のある素材は、華美な印象を与えるため面接の場には不向きです。面接に不向きなカバンとは?面接ではカバンなどの持ち物を含めた身だしなみも選考を決める重要なポイントです。限られた時間の中で、面接官に好印象を与えるためにも、面接に不向きなカバンを選ばないように注意をしましょう。リュックやトートバッグリュックやトートバッグは機能性に長けているため、出勤時に使う方も多いですが、これらのバックはカジュアルな印象を与えるため面接の場には不向きです。 また、リュックやトートバッグはスーツとの相性が良いとはいえませんので、全体的なバランスを考慮してもこれらのカバンは避けた方が良いでしょう。 CHECK! ショルダーバッグはケースバイケース 男性用のビジネスバッグの中には、2Wayタイプでショルダーと手持ちが選べるカバンもあります。ショルダーにすることで手持ちよりも運びやすく機能性にも優れているため多くのビジネスマンが活用しているグッズです。 すでにショルダーバッグを持っており、面接の場でも活用したいと考えている場合には、面接時には、肩ひもを外し手持ちタイプに切り替えて活用しても問題ないでしょう。 ただし、これらの2Wayバッグはナイロン製のものが多いため、革製のカバンも手持ちにあるようでしたら、革製のカバンのほうが面接には向いています。 原色や柄があるなど華美なデザインのカバン派手で華美な印象を与える、赤や黄色など原色を用いたカバンや柄の主張が強いカバンも不向きです。 「TPOに適さない」などネガティブな評価を与えないためにも、その場にふさわしいデザインのカバンを選びましょう。ブランド物のカバンその他にもブランド物のカバンも避けたほうが良いでしょう。特に20代での転職の場合、ブランド物を身につけていると見栄っ張りでプライドの高い印象を与えやすく、性格を誤解されかねません。 面接で使うカバンはシンプルなものを選ぶよう意識しましょう。面接前に確認!カバンの持ち方や置き方ここでは、面接を受ける前に面接中のカバンの持ち方や置き方についてお伝えします。マナー違反とならないよう事前にチェックをしておきましょう。カバンの持ち方男性の場合面接では、手持ちタイプのカバンを選んでいるケースが多いと思いますので、手に持って運びます。ショルダーとの2wayタイプのカバンの場合、肩にかけて持ち運ぶことは失礼にあたるため、面接前に必ずショルダーの肩紐は外して手持ちに切り替えておきましょう。女性の場合女性の場合も肩がけタイプのカバンであっても、基本的には肩にかけて持ち歩かず、手持ちにして持ち歩く方が良いでしょう。カバンを置くタイミング基本的に面接では面接室に入って軽く挨拶を行った後、目の前の席に腰をかけるよう促されますのでその際に「失礼します」と言って腰を下ろし、そのタイミングでカバンを床に置きます。カバンを置く場所カバンは着席した席のすぐ隣の床に置きます。右でも左でもかまいませんが、カバンの中からものを出し入れしやすいよう、利き手側に置くとスムーズです。カバンを置く時はカバンが倒れないようにゆっくりと置きます。 カバンをひざの上に置いたり、隣の座席に置くのはマナー違反ですので注意が必要です。 企業によってはカバンを置くための座席を用意してくれている親切なところもありますが、指示を受けるまでは必ず床に置くようにし、指示があってからはじめて「ありがとうございます。失礼します」などと声をかけて置かせてもらうようにしましょう。面接用カバンに関するよくある質問ここでは面接のカバンに関して一般的に質問の多いQ&Aをご紹介致しますので、参考にしてみてください。 Q ジッパータイプとボタンタイプはどっちを選ぶ? A ビジネスバッグには、カバンを締める金具部分が、ジッパータイプのものやボタンタイプのものなど様々なデザインがあります。面接に持参するバッグは中身がこぼれてしまうようなデザインでなければ、どちらの方が良いという指定は特にありませんので、ご自身の使いやすいタイプを選ぶようにしましょう。 Q 転職でリクルートバッグを使用してもいい? A 就活時に使用したカバンを転職でも使用したいという方もいらっしゃるでしょう。もちろん使っても問題ありませんが、リクルートバッグ独特のフレッシュ感が出てしまうため、社会人経験を積んでいる大人としての余裕を演出するという観点ではあまりおすすめできません。 可能であれば、就活感が出にくい通常のビジネスバッグを選んで購入するほうが良いでしょう。 Q 面接にカバンを持って行かなくてもいい? A 手持ちのカバンがないなどの理由からカバンを持たずに面接に参加したいと考えている方も中にはいらっしゃるかもしれません。 しかし、基本的にビジネスの場で手ぶらはマナー違反ですので、カバンは必ず持っていくようにしましょう。 また、仮に書類などを貰った際に、手持ちで持ち帰ったり、小さく折ってポケットにしまうなどは失礼にあたります。 値段の高いカバンでなくても問題ありませんので、インターネットやフリマアプリなどもうまく活用し、スーツに合うビジネスバッグを探してみてください。 まとめ面接用のカバンは、第一印象を決める身だしなみの1つです。 スーツや身なりには気を配っていてもカバンへの配慮が欠けている場合には、ネガティブな印象を与えてしまいかねません。 カバンも含めたトータルコーディネートにより応募者の第一印象が決まりますので、カバンなどの小物にも気を配り、好印象を与えられるよう準備をしてください。 面接前の準備について不安な点がある場合には、転職エージェントなどの転職支援サービスを活用してみても良いでしょう。 本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

2024.05.08