インターン選考の評価基準や対策方法とは?本選考への影響についても解説!

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そろそろインターンの準備をしようと検索しているとインターン選考があることを知り準備に戸惑っている就活生もいるのではないでしょうか。

本記事では、インターン選考での評価基準についてや準備しておくべきポイントなどについてご紹介しています。

選考を控えている就活生はぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • インターン選考は8~9月のサマーインターン開催が多い
  • インターン選考で企業担当者が知りたいポイントは就活生の「人柄」「目的意識」
  • 選考方法は「書類(ES、履歴書、作文等)」「先約順」「抽選」「面接」「適性検査」
  • 書類選考や面接では「志望動機」「自己PR」に力を入れて対策をしよう
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就活生のインターン選考はいつから?

25年卒採用からインターンの定義が大きく変わりました。「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」は学生が主体的にキャリアを考えることができるように今までのインターンを見直し「学生のキャリア形成支援活動」を4つに分類しました。

■学生のキャリア形成支援活動


そのため、従来の企業が1dayインターンと題して行っていた企業説明会や座談会は「オープン・カンパニー」に分類されインターンの定義からは外れました。

インターンの定義に当たるものは就業体験ができるものに限定され「汎用的能力・専門活用型インターン」「高度専門型インターン」のいずれかをインターンと呼びます。 特に「汎用的能力・専門活用型インターン」は大学3年生から修士2年生までが対象となるため多くの就活生が参加するインターンはこれに該当します。

実施時期は、学業との両立に配慮し、夏休み・冬休み・入試休み・春休みといった長期休暇期間中に開催されることとなりました。

中でも8月・9月に実施するサマーインターンに力を入れている企業が多いため、インターンに参加したい就活生はサマーインターンへの参加を目指し、5月・6月頃から情報収集をスタートし、面接などの対策を行っておくと良いでしょう。

就活生のインターン選考の評価基準

インターン選考をする企業の目的として、「学生の人柄」と「目的意識があるかどうか」をチェックしているケースが多いです。

業界・企業研究があまり進んでいない就活生からの応募が多いことを企業側も理解しています。
そのため、インターン面接では、自社に対する熱意や志望動機を深堀する質問よりも、学生の性格・人柄が自社インターンの仕事内容にマッチしているかという個人のキャラクターをみる質問や「なぜインターンに応募しましたか?」というようなインターンに参加する目的を問う質問が多いです。書類選考も同様の点をチェックしているといえます。

インターン選考を受ける前には、自己分析を行い、自分が学生時代に取り組んできたことや強みをアピールする準備をし、なぜインターンに参加したいのかという目的を明確にしておきましょう。

就活生のインターン選考の方法

インターン選考の方法には、「書類選考(履歴書・ES)」「先着予約順」「抽選」「面接」「適性検査」などがあります。
ここでは対策可能な書類(特にESや履歴書)と面接についての対策方法をお伝えしていきます。

書類選考(履歴書・ES)

先ほどもお伝えした通り選考では、就活生の「人柄」「目的意識」についてチェックしている可能性が高いです。
履歴書やESを書く場合には、「志望動機」「自己PR」は特に力を入れて書きましょう。

志望動機

□志望動機を書く際のポイント
(1)その企業でなければならない理由を書く
(2)具体的に書く

(1)その企業でなければならない理由を書く

①自分に向いている仕事を探したい、興味のある仕事が見つかっていないという就活生の場合

「業界を理解するため・仕事を経験するため」を目的として書きましょう。 ただし、他の会社でも使いまわしができる文章になっていないかに気を付け、なぜその会社でなければならないのかが伝わるよう具体的に書くよう注意してください。 

②興味のある業界が決まっている就活生の場合
「なぜその業界を理解したいのか」「なぜその業務を経験したいのか」を深堀してみましょう。自分の中で「なぜ?」を繰り返し問いかけていくと、業界や企業探しの『軸』が見えてくるはずです。

(2)具体的に書く
過去のエピソードなどを交えて書くとより信憑性が増し、自分の志望度を伝えやすくなります。 企業はできる限り熱意や意欲の高い学生を採用したいと考えているので、志望動機は手を抜かずに自分の想いが伝わるよう心掛けましょう。

■例文
「〇〇業界に興味があり、理解を深めたいと思っています。〇〇業界に興味を持った理由は、△△という出来事がきっかけでした。 貴社のインターンでは〇〇業界の〇〇職を体験できると知り、将来の職業選択を考えるきっかけになるのではと思い、志願しました。」

自己PR

□自己PRを書く際のポイント
(1)エピソードは1~2つに絞り具体的に書く
(2)志望企業で活かせる強みを書く

(1)エピソードは1~2つに絞り具体的に書く

良いところをアピールしたいと思い、複数のエピソードを記載すると要点がまとまらず結局何が強みなのか理解できなくなってしまう可能性があります。
また、内容が抽象的だと「この学生は本当にその強みを持っているのか?」と不信感を持たれてしまうため、実例を交えて記述することで本当にその強みを持っているということを証明しましょう。

■例文
「具体的には、〇〇という目標を成し遂げるために△△をしました。結果は〇〇となり、このこことから、〇〇ということを学びました」

(2)志望企業で活かせる強みを書く
企業HPや就活サイトなどをチェックし、求める人物像について確認してみましょう。社員インタビューの内容なども参考にするとどんな人材が求められているのかを把握することができます。
企業が求めている素養とあなたのアピールしたい長所との間に一致するものがあれば、なぜあなたの強みが企業で活かせるのかという点も含めて具体的に記載すると良いでしょう。

面接

インターン選考の面接でも書類選考と同様によく聞かれる質問は「志望動機」と「自己PR」です。

志望動機

志望動機を伝える際は以下の順に話すと伝わりやすいでしょう。

❏志望動機を伝える際のポイント
(1)志望動機を簡潔に一言で
(2)背景・動機
(3)この企業のインターンを選んだ理由
(4)インターンへの意気込み

(1)志望動機を簡潔に一言で
最初に結論を提示することで、志望動機全体で何を伝えたいのか分かりやすくなります。

(2)背景・動機 次に過去の経験に基づくきっかけを話します。自分はどういう軸で就活を進めているのか、この業界に対して興味を持ったきっかけを丁寧に伝えます。
過去の自分の経験とインターンに参加したい理由は一貫性のあるものにしましょう。

(3)この企業のインターンを選んだ理由
業界の中でもなぜその企業のインターンを選んだのかという部分を伝えましょう。

■例文
「私の目標は〇〇を達成することで、そのためには、〇〇という能力が必要だと考えています。同業界の中でも、御社の□□という職種であればそれが実現できると考えたからです」

(4)インターンへの意気込み
最後に、このインターンを通してどんな能力を身につけたいのかやインターンに対してどのような気持ちで取り組もうと思っているのかなどの熱意や意気込みをアピールしましょう。

自己PR

面接官は自己PRを通して「人柄」や「自社で活かせる強み」をチェックしています。 自己PRを伝える際は以下の順に答えましょう。

❏自己PRを伝える際のポイント
(1)一言で人柄を伝える
(2)具体的なエピソード
(3)インターンでどんな活躍ができるか

(1)一言で人柄を伝える
自己PRを伝える際には冒頭で「私は○○することができます」といったように自分の長所を一言で端的に伝えます。

(2)具体的なエピソード
自分の長所を証明する具体的なエピソードについて話します。仮に何かを達成したエピソードなのであれば、達成までに生じた課題やその課題解決のために取った行動、その行動の結果などプロセスを具体的に話すことを心掛けましょう。
企業はその人の人柄や価値観を「結果」ではなく「プロセス」から判断することが多いという点を覚えておいてください。

(3)インターンでどんな活躍ができるか
最後に、企業担当者に「インターンに参加してほしい」と思ってもらうために、あなたの強みを会社やインターンにどう活かせるかを伝えましょう。

■例文
「私の長所である〇〇は、貴社の〇〇という業務に〇〇として貢献できると考えています」

就活生のインターン参加は本選考に有利になるのか?

25年卒採用からインターンのルールが変更となり、インターンの定義を満たしているインターンに参加した場合には、就活生の情報を採用選考活動に使用することが認められました。

企業はインターンに参加した就活生の連絡先を活用し、採用活動が本格的に開始した際にエントリーに関する案内を送付する、インターンでの活動の中で総合評価の高い就活生の採用プロセスの一部免除を行うといった対応が可能となります。

そのため、就活生からするとインターンでの評価次第では本選考で有利に働くケースも考えられるため興味のある業界や企業へのインターンには出来る限り参加しておいたほうが良いといえそうです。

就活生がインターン選考に落ちても本選考は受けられる?

本選考とインターンでは意味合いが異なるため、基本的にはインターン選考に落ちたとして 本選考への影響は少ないと考えて問題ないでしょう。

ただし、インターン選考時と本選考時の面接官が同じ人である可能性もあります。面接官がインターン選考時の印象を覚えているケースもあるので、インターン面接での内容を振り返り改善できる点があれば克服しておきましょう。

面接

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この記事を書いた人

元中途求人広告アドバイザー
こばさん

不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。

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