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インターンを無駄にしない質問例50選!ポイントや注意点もご紹介

インターンに参加する就活生の中には、 「質問する時に気を付けた方がいいことってあるのかな。」 「より深く業界を理解するためにはどんな質問をすればいいんだろう。」 などインターンでの質問について悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 本記事では、インターンで質問するタイミングやポイント、すぐに活用できる質問例などをご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ インターンで質問するメリットは、「リアル情報の収集」「マッチング」「志望度アピール」「社員との関係構築」の4点 インターンで質問するタイミングは、「座談会中」「業務中」「インターン終了後」 インターンでの質問のコツは、「就職軸」「質問内容の整理」「仮説立て」の3点 インターンで就活生が質問するメリット インターンでは、実際に働いている社員とコミュニケーションを取る機会があります。就活生がこのような機会を活かし、社員に質問することで得られるメリットについてお伝えします。 リアルな情報を得ることができる インターン先で実際に働いている社員に話を聞くことで、企業のHPには載っていないリアルな情報を得ることができます。 直接コミュニケーションを取ることで、仕事内容や企業理解を深められます。自分にあった業界なのか、自分にあった仕事なのか、自分に合った社風なのか、など働くうえでの疑問や不安を解消することが可能です。 自分と企業とのマッチング度合いがわかる 就活では”自分にマッチしている企業を探すこと”が最も大切だといえます。 つまり、自分の就活軸と企業の情報を照らし合わせ、自分に適性はあるのか、社風や社内環境は自分にとって苦しいものではないかを確認する必要があるということです。 インターンでは、社員と直にコミュニケーションを取ることで、志望企業に対する疑問や不安を解消することができ、本選考前に自分の軸に合っているか、受けるべきかどうかを判断することができるでしょう。 志望度の高さをアピールできる 積極的に質問をすることにより、企業に対し志望度の高さをアピールできます。 企業担当者は、興味があるからこそ、積極的に質問をしてくれているのだろうなと評価します。 インターンでの評価が本選考に影響する場合もありますので、積極的な姿勢をみせましょう。 社員との接点を作ることができる 実際に働いている社員と直接話せる機会は貴重です。インターン中に積極的にコミュニケーションを取ることで、社員との接点を持つことができ、現場のリアルをより具体的に聞ける関係を作ることもできます。 インターンで就活生が避けたい質問例 たくさん質問することは良いことですが、内容によっては、聞くことでマイナスなイメージを持たれてしまうリスクのあるものもあります。予め避けたほうが良い質問内容を把握しておきましょう。 給与や待遇・福利厚生に関する質問 給与や待遇・福利厚生などの条件に関する質問はあまりおすすめはしません。 これらの条件に関する質問自体がNGなわけではありませんが、「この学生は条件面のことばかり聞いてくるな・・・」「仕事内容よりも待遇にしか興味がないんだな・・・」と誤解されてしまう可能性があります。 企業は採用活動を通して、自社に貢献してくれる人材を探しているため、仕事への熱量が少ないと判断されてしまうと選考を通過することは難しくなってしまうでしょう。 どうしても条件面に関する質問をしたい場合には、「将来的に家庭を持った場合、子供との時間も確保しつつ働き続けたいと考えています。子育てに関する福利厚生制度はありますか?」など質問の意図も添えると良いでしょう。 調べればすぐに分かるような質問 企業HPなどにも掲載されているような、自分で調べればすぐにわかる内容を質問することは避けましょう。 「この学生はうちの企業について何も調べてきてないのか…?志望度は低そうだな…」と思われてしまう可能性があります。 せっかくインターンに参加しても、マイナスなイメージを持たれてしまったり、インターネットでもわかるような情報しか得られず終わってしまっては非常に勿体ないです。 貴重な機会を有効活用するためにも、実際に働いている社員だからこそ聞ける質問をするように心掛けましょう。 インターンで就活生はいつ質問するべき? せっかく質問するのであれば、お互いに余裕のあるタイミングで適切な回答が得られる環境で質問することが大切です。 ここでは、質問しても良いタイミングについてお伝えしていきます。   座談会中 インターンのプログラム内には、社員と話すことができる座談会を設けているケースもあります。座談会では、学生がグループとなり、社員1~2名に対して質問することができます。 座談会に参加する社員は優秀な方や社内でも高い成果を残している方が多いので、企業や仕事内容をより理解することが可能です。 インターンに参加前に座談会があるかどうか、事前に確認しておきましょう。 インターン業務中 座談会のように質問する時間が設定されていないインターンに参加する場合には、インターンの業務の合間に質問します。 業務中には社員が近くにいる場合が多いです。この状況を活用し、社員の休憩時間や隙間時間を見計らい、積極的に声をかけてみてください。 インターン終了後 業務内でも、質問できるタイミングを見つけられない場合は、インターン終了後に社員に話しかけます。 忙しい社員が多いので、質問内容は端的にまとめ、「質問したいことがあるのですが、お時間よろしいでしょうか」と相手の状況をみて質問します。 POINT 事前前にメールをしておく いつ時間が確保できるか分からないという場合には、事前に質問内容を社員にメールしておくという手もあります。 もしくは、予め質問時間のアポをとっておくのも効果的です。 社員の業務の妨げにならないよう配慮することを心掛けましょう。 インターンで就活生が質問をするコツ 限られた時間の中で、自分の中の疑問や不安を解消する質問をするために、知っておいたほうが良いポイントを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 就活軸と照らし合わせながら質問する 先にも述べましたが、就活では”自分にマッチしている企業を探すこと”がゴールです。インターン先がどれだけ自分にマッチしているのかを知るために、自身の就活軸に沿った質問をしてみましょう。 たとえば就活軸が「年齢に関わらず能力によって活躍できる」なのであれば、「自分の強みは向上心と負けず嫌いなのですが、年齢にかかわらず昇進できる環境はありますか」などと聞くとマッチ度を測れます。 質問内容を整理しておく 質問したいことが多い場合は、事前に整理してから質問するようにしましょう。 内容のまとまっていない質問をすると、質問を受けた社員は何からどう回答すべきなのか分からず困惑してしまいます。 そのため、質問をする前に「いくつか質問させていただきたいのですがよろしいでしょうか?」「お聞きしたいことが2点あります」などと、今から複数の質問をすることを伝え、内容の順序を整理した上で質問するようにしてください。 自分の意見を持ったうえで質問する インターンで質問する際は、「自分の意見を持ったうえで質問する」ことが大切です。 ただ疑問に感じたことをそのまま尋ねるのではなく、企業のHPなどから得られる情報をもとに自分なりの仮説を立てたうえで質問することをおすすめします。 たとえば「〇〇について私はこのように思っています。御社の考えをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。」など、自分の意見を伝えたうえで質問します。 そうすることで、ただ「〇〇についてどう思いますか?」と聞くよりも、「この学生は自分の意見をちゃんと持ってる人だな」と効果的なアピールをすることができるでしょう。 インターンで好印象を与える話の聞き方とは? 話を聞く際は、聞く態度にも注意をしましょう。自分はちゃんと聞いているつもりでも、意外と相手にはその姿勢が伝わっていないこともあります。 相手に好印象を与える聞き方のポイント4点を意識してみましょう。 相手の目を見て聞く 相手の話を聞く際は、必ず話している相手の目を見て聞きましょう。相手の目を見ることで、話を聞いているという意思表示になります。 また、表情にも意識してください。真顔で聞いていると「つまらないのかな・・・?」と不安にさせることがあります。少し口角を上げながら話を聞くと良いでしょう。 うなずく・あいづちを打つ 前述の相手の目を見て口角を上げた表情にプラスをして、うなずきやあいづちを打つとさらに好印象です。 うなずきも話を聞いているというアピールとなります。相手の話しやすい空気感を作るよう心掛けましょう。 メモを取る 話してくれた内容を全て暗記するのは難しいですので、大事な情報を忘れないためにも、メモを取るようにしてください。社会人にとってメモをとることは当たり前です。メモをしないと基本的なビジネスマナーがなってないなと思われることがあるので注意が必要です。 メモを取る際は「メモを取ってもよろしいでしょうか」と一言伝えましょう。 相手の発言を遮らない 相手の話を遮ってしまうのはとても失礼な行為です。 遮ってしまうと「人の話を聞くのが苦手な人なのかな?」と思われてしまう可能性があります。何か発言したい場合は、相手の話が終わるまで待ちましょう。 話を遮ってプラスになることはないため避けるようにしてください。 インターンで就活生が質問をする際の注意点 積極的に質問しているにも関わらず、タイミングや言葉遣いによってはマイナスイメージをもたれてしまう可能性があります。 そうならないためにも、質問する際には、以下3点に注意してみてください。 業務の妨げにならないタイミングに質問する インターンのプログラムの最後に質問タイムが設けられている場合もありますが、そこで聞ける質問は1つか2つなどと限られています。 質問したい内容が複数ある場合には、業務の合間や業務後など社員さんの邪魔にならないタイミングで声をかけましょう。もしくは、個別に質問タイムを取ってもらえるよう事前に頼んでおくとよいでしょう。 言葉遣いに注意する 質問をする際は丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。 せっかく積極的に質問をしても、言葉遣いや質問態度が悪いとマイナスなイメージを持たれてしまう可能性もあります。 そのため質問する前に正しい敬語表現を身に着けておきましょう。 丁寧語:相手に対して丁寧な表現を使って敬意を表す敬語です。主に「です」「ます」「ございます」で表現します。 尊敬語:相手に対して敬う気持ちを表す敬語です。主に目上の方が主体になる時に使います。 謙譲語:へりくだった言い方で相手への敬意を表す敬語です。主に自分を下げて相手を立てる時に使います。 答えにくい質問は避ける 漠然とした質問や、その社員が専門外とする分野についての質問はやめましょう。 社員も何でもわかるわけではありません。直接質問できる機会はとても貴重であるため、その人だからこそ聞ける話を質問することをおすすめします。 インターンで就活生がすぐに使える質問例50選 ここまで、インターンで質問すべきメリットやポイントや注意点などをお伝えしてきました。しかし、いざ「積極的に質問するべきっていわれても何を聞けばいいんだろう・・・」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。 カテゴリー別におすすめの質問例をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。   ■企業理解を深める質問 経営戦略に関する質問 4選 社風に関する質問 10選 仕事内容に関する質問 8選 必要な能力に関する質問 5選 キャリアパスに関する質問 3選 人事担当者や面接官の方個人に関する質問 7選 ■自己アピールにつながる質問 自己PRできる質問 5選 志望度をアピールする質問 8選 企業理解を深める質問 経営戦略に関する質問 4選 ■今後注力していきたい事業を教えてください。 ■5年後、10年後に描いているビジョンを教えてください。 ■御社の強み、弱みを教えてください。 ■御社に今、不足しているまたは、課題に感じていることはなんですか? 社風に関する質問 10選 ■他部署との交流はありますか? ■社員の方同士で飲みに行くことはありますか? ■休日でも仕事仲間と過ごすことはありますか? ■社員の方はどのような人が多いですか? ■社内でよく使われている言葉を教えてください。 ■上司の方や先輩方に質問させていただける環境はありますか? ■御社は〇〇という社風だと伺いましたが、どう思われますか? ■御社には部署や事業部によって、組織風土などに違いはありますか? ■社員同士が自発的に教え合うような風土はありますか? ■社内では、上司の方をどのように呼んでいますか? 仕事内容に関する質問 8選 ■だいたいの1日の仕事の流れを教えてください。 ■仕事をしていて、楽しいと思ったことやつらいと思ったことを教えてください。 ■今担当している仕事は会社にとって、どのような役割を果たしていますか? ■仕事で最もやりがいを感じるのはどのような時ですか? ■どんな顧客を対象に、何人くらいのチームで仕事をしていますか? ■今の目標を教えてください。またそれを達成するために頑張っていることを教えてください。 ■今までの中で最も達成感を感じたエピソードを教えてください。 ■御社における、クライアントに対する姿勢について教えてください。 必要な能力に関する質問 5選 ■新入社員の間にやっておくべきことはありますか? ■御社で評価されている人はどのような人ですか? ■御社で働く際に最も大切にすべきことを教えてください。 ■働くうえでどんな能力が必要ですか? ■〇〇について学ぼうと思ってるのですが、このスキルは御社の役に立ちますか? キャリアパスに関する質問 3選 ■若手社員に求めることや、今後こうなって欲しいというイメージがあれば教えてください。 ■〇〇という事業に興味があるのですが、配属はどのように決まりますか? ■〇〇という役職に憧れているのですが、通常何年ぐらいかかりますか? 人事担当者や面接官の方個人に関する質問 7選 ■〇〇さんはなぜ御社へ入社したのですか? ■〇〇さんが入社前後に感じたギャップはありますか? ■今の目標と、それを達成するためにどのような取り組みをしているか教えてください。 ■〇〇さんの働くうえでのこだわりを教えてください。 ■〇〇さんが若手の時にぶつかった壁を教えてください。 ■これまでで最もやりがいを感じられた瞬間を教えてください。 ■〇〇さんが御社で最も魅力を感じているところはどこですか? 自己アピールにつながる質問 自己PRできる質問 5選 ■私は根気強い性格ですが、どのような資質が必要ですか? ■異なる価値観でも受け入れられる性格ですが、配属先の雰囲気を教えてください。 ■〇〇の資格を持っていますが、御社の仕事で活かすことはできますか? ■大学時代は100人以上の部員がいる部活動で部長として全体を統括していました。御社では若手でもこうした経験が活かせるチャンスはありますか? ■学生時代の留学経験を活かしたいと考えていますが、若手のうちから語学を活かす機会はありますか? 志望度をアピールする質問 8選 ■社員教育に力を入れているとお聞きしましたが、独自の研修などはありますか? ■(志望している部署の)仕事内容について、詳しく教えてください。 ■若手社員の方が、最初につまずくのはどんな場面が多いですか? ■入社までにさらに勉強をしておくことはありますか? ■入社までに〇〇以外で勉強しておくことはありますか? ■御社の〇〇という商品に憧れているのですが、その商品に携わることは可能ですか? ■御社の〇〇に強い興味があるのですが、どのような経緯で開発されたのか教えてください。 ■入社後は責任あるポジションを目指したいと考えています。御社の評価制度・昇進制度について教えてください このような記事も読まれています 就活生がインターン面接に向けて準備しておくべきこととは?【頻出質問例付】

2024.03.22

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就活生がインターン面接に向けて準備しておくべきこととは?【頻出質問例付】

インターン面接を前に、「インターン面接ってどんなことを聞かれるんだろう?」とドキドキしている就活生も多いのではないでしょうか。  本記事では、インターン面接で企業担当者がチェックしているポイントや、インターン面接でよくある質問例についてご紹介致します。 インターン面接に合格したい就活生がしておいた方が良い準備についてもまとめています。 面接を控えている就活生はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ インターン面接で企業担当者がチェックしたいポイントは「人柄」や「参加目的」 インターン面接でよく聞かれる質問は、「自己紹介」「参加理由」「逆質問」 インターン面接に合格するためにやるべきことは「自己分析・業界理解」「面接練習」「身だしなみ確認」 なぜインターン面接をするのか? なぜ企業はインターン面接をするのでしょうか? 面接を受ける前に、企業担当者がインターン面接で知りたいポイントを理解しておきましょう。 インターン面接では、学生の性格・人柄が自社インターンの仕事内容にマッチしているかという個人のキャラクターを確かめる質問や「なぜインターンに応募しましたか?」というようなインターンに参加する目的を問う質問が多いことから、多くの企業担当者は、「学生個人の性格・人柄・資質」と「インターン参加の意図・理由・目的意識」を確認してることがわかります。  面接を受ける前に、自己分析を行い自分が学生時代に取り組んできたことや強みなどをアピールする準備をし、なぜインターンに参加したいのかという目的を明確にしておくと良いでしょう。 インターン面接の流れ インターン面接の基本的な流れについて把握しておくと、当日落ち着いた状態で面接に臨めます。 少しでも良い印象を与えるためにも面接の流れに沿ってマナーを覚えていきましょう。 受付 面接会場に着いたらまず受付を行います。 企業のエントランスにある電話やモニターから担当者を呼び出すケースもあります。 受付の方法は企業によってことなりますので、事前に確認しておくとスムーズです。 受付では「学校名」「氏名」「目的」を必ず伝えてください。 例)〇〇大学の就活太郎と申します。インターンの面接でお伺いしました。 企業によっては受付での態度をチェックしている場合もあるので、ハキハキ話す、笑顔を意識するなど振る舞いにも気をつけておきましょう。 POINT 受付は面接予定時間の5~10分前が目安 あまりにも早く着きすぎてしまうと迷惑になるケースもあります。 目安としては、面接時間の5分~10分前と覚えておきましょう。 控室で待機 企業によっては面接が始まるまで控室で待つこともあります。 誰も見ていないだろうと気を抜いて「スマホをいじる、足を組む、椅子に深く座る、周りの人と雑談をする、読書をする」などの行為を行うのはNGです。常に「見られている」という意識を持って行動しましょう。 入室 (1)ドアを3回ノックし、入室する ドアを3回ノックし、面接官に「どうぞ」といわれたらドアを開け、「失礼致します」と会釈して入室し、面接官に背を向けないようドアに対し斜めに立ってドアを閉めます。 (2)面接官に向かって1秒間お辞儀をする ドアを閉めたらその場で面接官に向けて「本日はよろしくお願い致します」と大きな声で挨拶し一礼します。 お辞儀は1秒間キープすると礼儀正しい印象を与えることができます。 複数人面接官がいる場合には、中央の面接官に向かってお辞儀をするようにしましょう。   (3)椅子の横に立つ 一礼したら椅子の横に立ちます。その際、椅子の後ろから左側に向かい、椅子の前を横切らないよう注意してください。面接官に「お座りください」といわれたら着席します。 着席する前には「失礼します」と会釈をしてから座りましょう。 面接 面接では話し方などの態度もチェックされています。 □面接官の目を見て話す □大きな声でハキハキとしゃべる □簡潔に結論から答える □エピソードの大きさより、その過程をアピールする などの点を意識してみてください。 退室 (1)面接が終了したら椅子の横に立ちお辞儀をする 面接官から「本日の面接は以上です」など面接終了の言葉が聞かれたら面接終了です。 着席したまま「本日はありがとうございました」といい一礼し、次に椅子の左側に立ち「失礼致します」と再度一礼した後ドアの方へ向かいます。 (2)ドアの前で挨拶する ドアの前まで来たら、面接官のほうへ向き直り、「失礼致します」といってから深く1秒程度お辞儀をします。入室時と同様に面接官に背を向けないよう注意しながらドアを開け退出しましょう。 インターン面接でよくある質問例25選 ここからはインターン面接での頻出質問を紹介します。 インターン面接に臨む前に面接ではどんな質問をされるかを予め把握し、自分なりの回答を考えておきましょう。 ■よくある質問例25選 自己紹介・自己PRに関する質問例9選 志望動機に関する質問例6選 逆質問で使える質問例10選 自己紹介・自己PRに関する質問例9選 □自己紹介をお願いします。 □自己PRをしてください。 □学生時代に頑張ってきたことは何ですか? □あなたの強みと弱みを教えてください。 □友人からどんな人といわれますか? □最近感動したことは何ですか? □学校ではどんな勉強をしていますか? □これまでの人生で一番困難だった経験とそれをどう乗り越えたのかを教えてください。 □自分が目標を立て、それを達成した経験があれば教えてください。 POINT 「人柄」をアピールしよう 自己PRの質問を通じて企業側がチェックしているポイントは「就活生の人柄」「自社で活かせる強みがあるか」です。 そのため自己PRの回答を考える際は、あなたの人柄が伝わるようなエピソードを交えつつ、自己の強みが志望企業でどのように活かせるのかをアピールするようにしましょう。 志望動機に関する質問例6選 □この業界を選んだ理由を教えてください。 □なぜ当社のインターンに応募したのですか? □インターンではどのようなことをやりたいですか? □この業界を選んだ理由を教えてください。 □インターンを始めようと思った理由を教えてください。 □当社のインターンを通じてどんなことを学びたいですか? POINT インターンに参加をした「目的」を伝えよう 志望動機を通して企業側がチェックしているポイントは「インターン参加の目的」です。 そのため志望動機の回答を考える際には、なぜこのインターンに参加したいのか、このインターンで何を成し遂げたいと思っているのかまで伝えましょう。 また、業界研究はインターン面接前までに済ませておくと安心です。 逆質問で使える質問例10選 逆質問をする場合は、HPや就活サイトに掲載されているような調べればわかる質問や、「はい」「いいえ」で完結してしまう質問、待遇・福利厚生に関する質問などは避けるようにしましょう。 「どんなことを聞けばいいかわからない…」という人は、以下の質問例を参考にして考えてみてください。 □インターン生に期待していることや求めていることは何ですか? □インターンに万全の準備をして参加をしたいと思っています。どのような準備をしておくと良いでしょうか □入社までに自己研鑽をしたいと考えています。どのようなスキルを身につけると御社の仕事に役立てることができますか? □現在〇〇という資格を取得しているのですが、入社後の業務に役立ちますか? □働いていてうれしかったこと・苦労したことを教えてください。 □留学で培ってきた英語スキルは御社の業務で活かすことはできますか? □キャリアビジョンについて教えてください。 □御社のHPを拝読し、〇〇という取り組みについて興味を持ったのですが、この取り組みによって変わったことはありますか? □御社でインターンさせていただくことになったら、どのようなスキルが身に付きますか? □御社でインターンさせていただくことになったら〇〇のようなことはできますか? POINT 積極的に質問しよう 逆質問で企業担当者がチェックしているポイントは、「機会を積極的に活用する意欲があるか」「自社にどれだけ興味を持っているのか」です。 HPには掲載されていない情報を得るせっかくの機会ですので、自分が気になること、聞きたいことは積極的に質問してみましょう。 インターン面接に合格したい人がやるべきこと インターン面接に合格したい就活生に必要なことは事前準備です。 下記のことを準備し、万全の体制で臨むようにしましょう。 自己分析・業界研究をしておく 自己紹介や自己PRをするために、まずは自分自身のことをしっかり理解する必要があります。合わせて参加予定企業の業界についても把握しておくべきです。 面接の練習をする ぶっつけ本番では間違いなく失敗します。面接に臨む前には一度練習をしましょう。 身だしなみを整える(服装・髪型) 第一印象は非常に重要です。身だしなみの整っていない人はだらしなく見え、マイナスイメージを与えかねません。 好印象を抱いてもらえるよう身だしなみには細心の注意を払いましょう。 服装 インターン面接の際には、リクルートスーツが無難でしょう。 まだ購入していない場合には、黒や濃いネイビーなどのスーツが望ましいです。 面接の服装として私服が指定されている場合には、オフィスカジュアルでも問題ありません。 服装選びに悩んだ場合には下記記事を参考にしてみてください。 髪型(男性) 髪色は黒色にしておきましょう。髪型は、全体的にワックスを使って整えてください。前髪を上げ額を見せるようにし、サイドと襟足は短く揃えると好印象です。 髪型(女性) 髪色は黒か暗めの茶色にしておきます。女性は顔の印象が暗くならないようにするために耳を出します。ロングヘアの場合はポニーテールやハーフアップなど、お辞儀をしても崩れない髪型にするのがポイントです。 ヘアアクセサリーは華美でないものであれば問題ありません。 話し方・聞き方に注意する 面接では質問に対する回答内容も大事ですが、話し方・聞き方・コミュニケーション力もチェックされています。好印象を持たれる態度を心掛けましょう。 どんな時でも結論から伝える 面接の質問に答える場合、必ず結論から伝えましょう。 エピソードから話されると何の話をしているのかが分からず、仮に良い話しをしたとしても、面接官にうまく伝わらないという事態が発生しかねません。そのためまず最初に結論を伝えるコミュニケーションを心掛けてください。 成果より過程をアピールする 質問に回答する際に重要なことは「過程をアピールする」ということです。 面接官は、人柄や価値観が知りたいので、実績を得るに至った過程で取った行動や考え方を重視して回答しましょう。 簡潔に話す 面接で回答する際は、基本的に簡潔に伝えてください。たくさんアピールしたい気持ちは分かりますが、盛り込みすぎるとかえって何を伝えたいのか分からなくなります。 要点を絞って話すことを心掛けましょう。 簡潔にまとめて話すことが苦手な人は、日頃から話したい内容を1分以内に納める練習をしておくことをおすすめします。  表情・態度に気を付ける 面接では話す態度・聞く態度についてもチェックされています。 話す時は面接官の目を見て笑顔でハキハキ話すことを意識し、話を聞く際は、面接官の方へ視線を向け、あいづちを打ちながら聞くようにしましょう。 このような記事も読まれています インターン参加時に就活生が意識すべきマナー12選!

2024.03.22

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インターン選考の評価基準や対策方法とは?本選考への影響についても解説!

そろそろインターンの準備をしようと検索しているとインターン選考があることを知り準備に戸惑っている就活生もいるのではないでしょうか。 本記事では、インターン選考での評価基準についてや準備しておくべきポイントなどについてご紹介しています。 選考を控えている就活生はぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ インターン選考は8~9月のサマーインターン開催が多い インターン選考で企業担当者が知りたいポイントは就活生の「人柄」「目的意識」 選考方法は「書類(ES、履歴書、作文等)」「先約順」「抽選」「面接」「適性検査」 書類選考や面接では「志望動機」「自己PR」に力を入れて対策をしよう 就活生のインターン選考はいつから? 25年卒採用からインターンの定義が大きく変わりました。「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」は学生が主体的にキャリアを考えることができるように今までのインターンを見直し「学生のキャリア形成支援活動」を4つに分類しました。 ■学生のキャリア形成支援活動 そのため、従来の企業が1dayインターンと題して行っていた企業説明会や座談会は「オープン・カンパニー」に分類されインターンの定義からは外れました。 インターンの定義に当たるものは就業体験ができるものに限定され「汎用的能力・専門活用型インターン」「高度専門型インターン」のいずれかをインターンと呼びます。 特に「汎用的能力・専門活用型インターン」は大学3年生から修士2年生までが対象となるため多くの就活生が参加するインターンはこれに該当します。 実施時期は、学業との両立に配慮し、夏休み・冬休み・入試休み・春休みといった長期休暇期間中に開催されることとなりました。 中でも8月・9月に実施するサマーインターンに力を入れている企業が多いため、インターンに参加したい就活生はサマーインターンへの参加を目指し、5月・6月頃から情報収集をスタートし、面接などの対策を行っておくと良いでしょう。 就活生のインターン選考の評価基準 インターン選考をする企業の目的として、「学生の人柄」と「目的意識があるかどうか」をチェックしているケースが多いです。 業界・企業研究があまり進んでいない就活生からの応募が多いことを企業側も理解しています。 そのため、インターン面接では、自社に対する熱意や志望動機を深堀する質問よりも、学生の性格・人柄が自社インターンの仕事内容にマッチしているかという個人のキャラクターをみる質問や「なぜインターンに応募しましたか?」というようなインターンに参加する目的を問う質問が多いです。書類選考も同様の点をチェックしているといえます。 インターン選考を受ける前には、自己分析を行い、自分が学生時代に取り組んできたことや強みをアピールする準備をし、なぜインターンに参加したいのかという目的を明確にしておきましょう。 就活生のインターン選考の方法 インターン選考の方法には、「書類選考(履歴書・ES)」「先着予約順」「抽選」「面接」「適性検査」などがあります。 ここでは対策可能な書類(特にESや履歴書)と面接についての対策方法をお伝えしていきます。 書類選考(履歴書・ES) 先ほどもお伝えした通り選考では、就活生の「人柄」「目的意識」についてチェックしている可能性が高いです。 履歴書やESを書く場合には、「志望動機」「自己PR」は特に力を入れて書きましょう。 志望動機 □志望動機を書く際のポイント (1)その企業でなければならない理由を書く (2)具体的に書く (1)その企業でなければならない理由を書く ①自分に向いている仕事を探したい、興味のある仕事が見つかっていないという就活生の場合 「業界を理解するため・仕事を経験するため」を目的として書きましょう。 ただし、他の会社でも使いまわしができる文章になっていないかに気を付け、なぜその会社でなければならないのかが伝わるよう具体的に書くよう注意してください。  ②興味のある業界が決まっている就活生の場合 「なぜその業界を理解したいのか」「なぜその業務を経験したいのか」を深堀してみましょう。自分の中で「なぜ?」を繰り返し問いかけていくと、業界や企業探しの『軸』が見えてくるはずです。 (2)具体的に書く 過去のエピソードなどを交えて書くとより信憑性が増し、自分の志望度を伝えやすくなります。 企業はできる限り熱意や意欲の高い学生を採用したいと考えているので、志望動機は手を抜かずに自分の想いが伝わるよう心掛けましょう。 ■例文 「〇〇業界に興味があり、理解を深めたいと思っています。〇〇業界に興味を持った理由は、△△という出来事がきっかけでした。 貴社のインターンでは〇〇業界の〇〇職を体験できると知り、将来の職業選択を考えるきっかけになるのではと思い、志願しました。」 自己PR □自己PRを書く際のポイント (1)エピソードは1~2つに絞り具体的に書く (2)志望企業で活かせる強みを書く (1)エピソードは1~2つに絞り具体的に書く 良いところをアピールしたいと思い、複数のエピソードを記載すると要点がまとまらず結局何が強みなのか理解できなくなってしまう可能性があります。 また、内容が抽象的だと「この学生は本当にその強みを持っているのか?」と不信感を持たれてしまうため、実例を交えて記述することで本当にその強みを持っているということを証明しましょう。 ■例文 「具体的には、〇〇という目標を成し遂げるために△△をしました。結果は〇〇となり、このこことから、〇〇ということを学びました」 (2)志望企業で活かせる強みを書く 企業HPや就活サイトなどをチェックし、求める人物像について確認してみましょう。社員インタビューの内容なども参考にするとどんな人材が求められているのかを把握することができます。 企業が求めている素養とあなたのアピールしたい長所との間に一致するものがあれば、なぜあなたの強みが企業で活かせるのかという点も含めて具体的に記載すると良いでしょう。 面接 インターン選考の面接でも書類選考と同様によく聞かれる質問は「志望動機」と「自己PR」です。 志望動機 志望動機を伝える際は以下の順に話すと伝わりやすいでしょう。 ❏志望動機を伝える際のポイント (1)志望動機を簡潔に一言で (2)背景・動機 (3)この企業のインターンを選んだ理由 (4)インターンへの意気込み (1)志望動機を簡潔に一言で 最初に結論を提示することで、志望動機全体で何を伝えたいのか分かりやすくなります。 (2)背景・動機 次に過去の経験に基づくきっかけを話します。自分はどういう軸で就活を進めているのか、この業界に対して興味を持ったきっかけを丁寧に伝えます。 過去の自分の経験とインターンに参加したい理由は一貫性のあるものにしましょう。 (3)この企業のインターンを選んだ理由 業界の中でもなぜその企業のインターンを選んだのかという部分を伝えましょう。 ■例文 「私の目標は〇〇を達成することで、そのためには、〇〇という能力が必要だと考えています。同業界の中でも、御社の□□という職種であればそれが実現できると考えたからです」 (4)インターンへの意気込み 最後に、このインターンを通してどんな能力を身につけたいのかやインターンに対してどのような気持ちで取り組もうと思っているのかなどの熱意や意気込みをアピールしましょう。 自己PR 面接官は自己PRを通して「人柄」や「自社で活かせる強み」をチェックしています。 自己PRを伝える際は以下の順に答えましょう。 ❏自己PRを伝える際のポイント (1)一言で人柄を伝える (2)具体的なエピソード (3)インターンでどんな活躍ができるか (1)一言で人柄を伝える 自己PRを伝える際には冒頭で「私は○○することができます」といったように自分の長所を一言で端的に伝えます。 (2)具体的なエピソード 自分の長所を証明する具体的なエピソードについて話します。仮に何かを達成したエピソードなのであれば、達成までに生じた課題やその課題解決のために取った行動、その行動の結果などプロセスを具体的に話すことを心掛けましょう。 企業はその人の人柄や価値観を「結果」ではなく「プロセス」から判断することが多いという点を覚えておいてください。 (3)インターンでどんな活躍ができるか 最後に、企業担当者に「インターンに参加してほしい」と思ってもらうために、あなたの強みを会社やインターンにどう活かせるかを伝えましょう。 ■例文 「私の長所である〇〇は、貴社の〇〇という業務に〇〇として貢献できると考えています」 就活生のインターン参加は本選考に有利になるのか? 25年卒採用からインターンのルールが変更となり、インターンの定義を満たしているインターンに参加した場合には、就活生の情報を採用選考活動に使用することが認められました。 企業はインターンに参加した就活生の連絡先を活用し、採用活動が本格的に開始した際にエントリーに関する案内を送付する、インターンでの活動の中で総合評価の高い就活生の採用プロセスの一部免除を行うといった対応が可能となります。 そのため、就活生からするとインターンでの評価次第では本選考で有利に働くケースも考えられるため興味のある業界や企業へのインターンには出来る限り参加しておいたほうが良いといえそうです。 就活生がインターン選考に落ちても本選考は受けられる? 本選考とインターンでは意味合いが異なるため、基本的にはインターン選考に落ちたとして 本選考への影響は少ないと考えて問題ないでしょう。 ただし、インターン選考時と本選考時の面接官が同じ人である可能性もあります。面接官がインターン選考時の印象を覚えているケースもあるので、インターン面接での内容を振り返り改善できる点があれば克服しておきましょう。 このような記事も読まれています 就活生がインターン面接に向けて準備しておくべきこととは?【頻出質問例付】

2024.03.22

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【合格者例文5選】インターン用の志望動機の考え方4STEP|周りの就活生と差をつけるコツとは?

「インターンに応募したいけど、志望動機ってどう考えれば良いの・・・?」とお悩みの就活生へ向けて、本記事ではインターン用の志望動機の考え方を4STEPでご紹介いたします。 周りの就活生と差をつけるコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ インターンシップとは、就活生が興味のある企業での職業体験を指す インターンで企業が就活生に志望動機を聞くのは「熱意の高さ」「目的意識の有無」「求める人物像とのマッチ度」を確認するため インターンには「長期インターン」「短期インターン」「業務体験」「グループディスカッション」など様々な形式があり、実際に従事できる業務の種類も異なる インターン用の志望動機を考えるにあたっては「参加目的の把握」「業界・企業理解」「フレームワークに沿った内容整理」3点が重要 インターンシップとは? インターンシップとは就活生が興味のある企業で実際に働くなどする職業体験を指し、企業は主に下記のような目的でインターンシップを行っています。 ・自社をより多くの就活生に知ってもらうため ・自社に興味を持つ就活生と早期に出会うため ・より優秀な人材を早期に採用するため インターンで就活生が志望動機を聞かれる理由 では、企業はインターン参加者に対してなぜ志望動機を聞くのでしょうか?理由は主に下記の3点を確認するためです。 企業はインターンシップ参加者に対して業務を率先して行ってくれることを求めており、業務を率先して行う人材には必然的にその企業で働くことに対する高い熱意があることが考えられます。 ただ、その就活生の熱意を図るにあたり「貴社のインターンに参加したいです!」という本人の言葉だけでは説得力が不足しています。 そのインターンを通して学びたいことやなりたい姿が明確にあるような目的意識がある人材は、周りの就活生に流されてなんとなくインターンに参加しようとしているような人材よりも意欲的に働いてくれる可能性が高いという観点から、企業は志望動機を通してその就活生に具体的な目的意識があるかを見ています。 また企業ごとにインターンの形式や実際に着手する業務は異なり、業務が違えばそこで培える経験やスキルも変わってくることから、企業にはそういった点でのミスマッチを回避しようという考えもあります。 そのため、志望動機ではその企業での業務内容を踏まえたうえでその企業が求めている人物像と自分がいかに近いかを示せると効果的です。 【募集要項のチェックを事前に!】 先ほど軽く触れましたが、企業ごとにインターンシップの内容や形式は異なります。 3ヶ月~1年程度行われる「長期インターン」、1日から数週間で終わる「短期インターン」、企業や業界についてある程度把握している就活生がより理解を深めるために設けられている「業務体験」、セミナーやグループディスカッションなど種類は様々で、参加できる学年や学部が限定されているケースもあります。 せっかく志望動機を考えても自分の目的と合致していなければ意味がないため、実際に応募する前に必ず募集要項をチェックするようにしましょう。 周りの就活生と差がつく!インターン用の志望動機の考え方4STEP では、インターン用の志望動機はどのように考えていけば良いのでしょうか?ここでは4STEPに分けてお伝えいたします。 STEP1.そのインターンに参加する目的を明確にする まずはそのインターンに参加する目的を明確にするところから始めましょう。 将来の目標ややりたい仕事がある程度明確になっていて「実際の業務を通して経験やスキルを培い、将来に向けて準備したい」という就活生もいれば、その業界に対する理解を深めるためにインターンを受けたいという就活生もいると思います。 中にはその業界や企業のことをまだよく知らない状態でインターンを受けようとしている就活生もいるかもしれませんが、そういった就活生でも数ある業界や企業の中からそこを選んでいるという時点で、何かしらの興味関心を持っているはずです。 ここが志望動機を考えるにあたっての根幹部分となりますので、自分が何に興味があるのか、どんなことをやってみたいと考えているのかを自己分析を通して明確にし、言葉にして話せるように準備しておきましょう。 STEP2.細かい業界・企業研究を行う インターンを受ける時点では、実際に就活を行う時ほど細かく業界や企業に対する理解を深めておく必要性はありませんが、ここを多少掘り下げて置くことで周りの就活生よりも印象に残る志望動機を作成しやすくなります。 その企業の商品やサービス、主要事業についての理解が他の就活生よりも深く、そこと志望動機を絡めることができていれば「本当にうちの企業で働きたいんだな」ということがわかり採用担当者も好印象を抱きやすくなるのです。 現時点で志望動機のイメージがつかないという学生も、業界研究や企業研究を行う中でそのヒントが見えてくることもありますので、ぜひ時間をかけてトライしてみてください。 STEP3.企業が求める人物像を把握する ここまで完了したら、次にインターンを受けようと考えている企業がどういった人物像を求めているのかを把握しましょう。 どんなに良い志望動機を伝えられても、企業から「でもこの人材はうちが求めている人物像とちょっと違うんだよなぁ・・・」と捉えられてしまうと意味をなしません。具体的には下記の2点を行うと効果的です。 ・その企業のインターンの種類 ・形式を確認する ・採用ページを確認する 先ほども軽く触れましたが、インターンには「長期インターン」「短期インターン」「業務体験」「グループディスカッション」など様々な形式があり、実際に従事できる業務の種類も異なります。 携われる内容が違えば培える経験やスキルも当然異なりますので、まずはここを確認しましょう。その内容を念頭に志望動機を考えることができると、整合性のとれた内容にすることができます。 またその企業の採用ページの内容を見ることでどういった人物像を求めているかを把握し、それを念頭に置いた志望動機を考えるよう配慮することも重要です。 STEP4.フレームワークに当てはめる ここまでを終えたら、下記のフレームワークに沿って志望動機を考えてみましょう。基本的には本選考でよく使用されるフレームワークと同様でかまいません。 ただし、本選考とインターンでは参加する目的が異なるため、最後に「インターン参加に対する意気込み」を盛り込むことでアピールを強めるのがポイントです。 まずは一言で端的に結論を述べます。最初に結論を言い切ることで読み手がその先の内容を想定しやすくなるため、理解度が増す効果があります。 ここではそのインターンに参加したいと考えたきっかけを書くと良いでしょう。どういう軸で就活を行っているのか、その業界へ興味を抱くようになったきっかけは何かなどを伝えるとわかりやすいです。 結論を伝えたら、次にその結論に至った背景を伝えましょう。具体的な経験やエピソードとそのインターンに参加したい理由に一貫性があることに配慮しながら組むのがポイントです。 ここまでを終えたら同じ業界の中でもその企業を選んだ理由を述べます。その企業ならではの特徴に絡めることができると説得力が増すでしょう。たとえば下記のような内容が考えられます。 「~~という目標の達成には□□力が不可欠であり、同じ業界の中でも御社(貴社)の〇〇の仕事を経験することで培えると考えました」 こういった流れで書くことができれば将来の目標から逆算してその企業のインターンを受けたいと考えたことがわかり、計画性があることや熱意が高いことを示すことができます。 そして最後にはそのインターンを通してどういった経験や力を培いたいのかを盛り込んで締めくくりましょう。 もし余裕があれば、追加で「周りと協力しながら業務を遂行する」「どういった業務にも主体的に取り組むことで成果を最大化する」など、そのインターンに参加できた場合にどのように取り組んでいくかという意気込みを入れられると、より強いアピールができるはずです。 【インターンの志望動機の文字数目安】 インターンシップのESで志望動機を書く際、文字数制限がある場合はそれに準じつつ記入欄の8割以上を埋めるのが理想的です。あまり空白が多いと熱意を疑われてしまうため、できるだけ枠を埋めるように心掛けましょう。 もし文字数制限がない場合には、200字から300字程度に収めるのがベターです。あまり長すぎても最後まできちんと読んでもらえない可能性があるため、要点をまとめて無駄を省きながら作成すると良いでしょう。 【例文】実際にインターンに合格した就活生の志望動機5選 最後に、実際にインターン合格した就活生の志望動機の例文をご紹介いたしますので、ぜひこちらも参考に納得のいく志望動機の作成を目指しましょう(もっと例文を見たい就活生はこちら)。 パナソニックのインターンエントリーシート(300字以内) 私は「世界の人々の豊かな暮らし作りに貢献したい」と思っている。きっかけとなったのは、貧困に苦しむアフリカの人々のためにできることを探すための南アフリカ留学。 「小さな喜び」を大切にする現地の人々と交流する中で、それまで意識したことがなかった電化製品の存在価値を実感した。そこで、貴社の製品が人々の生活向上に与えるインパクトの大きさを体感し、彼らのよりよい暮らし作りに貢献したいと強く思うようになった。そのために南アフリカで培った1)語学力、2)柔軟性、3)環境適応力の3点を活かして、世界の一人でも多くの人に貴社の製品を提供することで社会に貢献したい。 unistyle「パナソニックのES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 野村證券(債券部門)のインターンエントリーシート(400字以内) 応募理由は3つあります。 1)債券や為替についての知識をより深めたいこと。私は定量的・短期的に結果が見えるマーケット業務に興味があり、その中でも理論的に価格や利回りを予測できる債券、または最も分かりやすいにも関わらず影響力の大きい為替のトレーダーを志望しています。そのため、インターンを通じてできる限り多くの知見を広げたいと考えています。 2)貴社で自分の力を発揮したいこと。私の強みは「精神力・体力」と「目標達成への執念」であり、その力を最大限発揮し、貢献できる企業で働きたいと思っています。そのため、インターンを通じてどこまで結果を出し評価を頂けるか挑戦したいと考えています。 3)貴社の文化・雰囲気を体感したいこと。今夏に2つの証券会社のインターンに参加し、HPやセミナーでは得られない会社の特徴を知ることができました。そのためインターンに主体的に取り組むことで貴社を知りたいと考えています。 unistyle「野村證券のES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 日本生命(全角300文字以内) 【動機】実際の業務を体感することで、この業界および貴社が私のファーストキャリアおよび夢の実現に適性かを考えたいからです。私の夢は「世界中で講演会を開き、人々の可能性を見出し広げること」です。その実現のために必要なスキル・経験・人脈を得られるかが私のキャリア選択の基準です。またこの時期からインターンシップに応募するような意識の高い学生と交流し、刺激し合って互いに良い結果を出せればと考えているからです。 【意気込み】5日120時間常に考え抜き、チームとしてベストなアウトプットを出せるように全力で取り組みます。また、社員の皆様と積極的に交流し徹底的にインプットしたいと考えています。 unistyle「日本生命のES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 野村不動産(400文字以内) 【不動産業界の志望理由】は、2点ある。 (1)多くのステークホルダーが関わる中で、先頭に立って周囲を巻き込みプロジェクトを進めていくという仕事が魅力的だからだ。そういった役割が自らの強みを生かし、高いモチベーションを維持できると考えている。 (2)「人々の人生に関わること」ができる仕事だと思うからだ。学生時代、中学3年生の受験指導や、大学生のキャリア支援を通して、誰かの人生の転機になれることに大きな喜びとやりがいを感じ、住宅や商業施設を通して、人々の生活に影響を与えられる不動産業務、特に法人事業に興味がある。 【資産運用事業の志望理由】は、現在金融業界の資産運用にも興味があり、バイサイドとセルサイドの業務内容・考え方の違いを知りたいと思い、志望した。 このインターンシップを通して、上述した私の考えの妥当性や他業界と比較した適性を確認し、社員の方から評価頂けるよう全身全霊で取り組みたい。 unistyle「野村不動産のES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! ソフトバンク(200文字以上) 新規事業に挑戦し人々の生活を豊かにしたい。 現在、新規Webサービスを立ち上げており、人とサービスを繋ぐ営業を始めとした仲介役に魅力を感じた。新規サービスはより人々の生活を豊かにすると感じ、やりがいを持った。 そこで私は新規サービスとして、これから日本はさらに高齢社会になるため、高齢者の方に特化したサービスを生み出したいと考えている。 unistyle「ソフトバンクのES・選考レポート一覧」も併せてご覧ください! 合わせて読みたい 就活生がインターン面接に向けて準備しておくべきこととは?【頻出質問例付】 インターンの志望動機の考え方や書き方を知り対策をたてられた方は面接通過のためのノウハウを身につけましょう!

2024.03.22