面接で尊敬する人を聞かれた場合の回答例文6選|思いつかない場合の対処法もご紹介!

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面接を控えている皆さんは、万全の準備で臨もうと準備を整えていることと思います。

その中で、「尊敬する人」について聞かれた場合にどのように回答すべきか悩んでいる方も多いことでしょう。

ここでは、「尊敬する人」を聞かれる理由や回答する際の注意点などを解説しています。また、尊敬する人が思いつかない場合の探し方や回答例文も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事のまとめ

    「尊敬する人」を聞く質問は面接では、本来「配慮すべき質問」とされている。
  • 「尊敬する人」が思いつかない場合には、「人生のターニングポイントを振り返る」「自分が大切にしていることから逆算する」「自分の好きなものの中から探す」という方法を実践すると良い。
  • 「尊敬する人」という質問について回答する場合には、賛否が分かれやすい人・宗教や政治に関連する人を選ぶことは避け、説明に時間をかけすぎず、端的に話すことが大切である。

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「尊敬する人」は、配慮すべき質問の一つ

『厚生労働省「公正な採用選考の基本」』によると、尊敬する人物に関することは、本来自由であるべき事項(思想・信条にかかわること)であり、「配慮すべき質問」の一つであると明記されています。

そのため、尊敬する人物を面接で聞き、これを理由に選考を合否をすることは就職差別につながる恐れがあります。

現在は、これを考慮し、多くの企業の面接で「尊敬する人物」について質問されるケースは少なくなっていますが、中には、知らずに質問をしてしまう面接官もいるかもしれません。

面接で質問をされた場合には、よほどの理由がない限り回答をした方が無難ですので、念のため質問に対する回答を準備しておいたほうが良いでしょう。

面接で「尊敬する人」について質問する理由

尊敬する人について質問する理由そもそもなぜ「尊敬する人」について質問をするのでしょうか。ここではその理由について解説していきます。

人柄を知るため

「尊敬する人」という質問に対する回答から、応募者がどのようなことを大切にしているかを知ることができます。

たとえば、変革的なことを成し遂げた人物を尊敬しているなら、「人にはできない新しい分野に興味を持ちやすい人」であるといえるでしょう。また、感銘を受けたポイントが他人への接し方だった場合は、「人間関係を重視している人」であると捉えることができます。

このように、「尊敬する人」という質問を通じて、応募者の人柄を判断しようとしているのです。

説明力をチェックするため

著名人以外の人を「尊敬する人」に挙げた場合、その人物について多くの人は詳しく知りません。

そのため、誰にでも分かるように、その人物のエピソード・感銘を受けた部分、尊敬に至った理由などをまとめる必要があります。

このように「尊敬する人」という質問を通じて、応募者の説明力やまとめる能力を見ているのです。

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「尊敬する人」が思いつかない場合の探し方3選

尊敬する人が思いつかない場合の探し方尊敬する人といっても、誰もがすぐに回答できるわけではありません。ここでは、尊敬する人が思いつかないという方に向けて、尊敬する人を見つける方法について解説していきます。

人生のターニングポイントから振り返って探す

まず人生のターニングポイントを振り返ることからスタートしましょう。

人生の中で、考え方、価値観、行動、方向性が変わった瞬間が少なからずあるはずです。このようなタイミングには、誰かの影響を受けていることがあります。

人生のターニングポイントを作ったきっかけとなる人物について考えていくと尊敬するポイントが見えてくるはずです。

自分が大切にしていることから逆算する

自分が普段から大切にしている考え方や行動・価値観から逆算するという方法もあります。

その考え方や行動・価値観を持ち始めたきっかけを思い出してみます。おそらく自分自身で考えたというケースは稀でしょう。

著名人の本から得たことなのか、親や部活動の先生からの言葉なのか、いずれにしろ誰かしらの行動や価値観に共感している可能性が高いです。

そのため、まずは自分が大切にしている思考から逆算して考えてみても良いでしょう。

自分の好きなものの中から探す

自分の好きなものの中から探すという方法も一つです。たとえば、音楽やスポーツといった趣味でもかまいません。

普段から好きで生活に取り入れているものや応援している人に対して、なぜ好きなのか改めて理由を考えてみましょう。そうすると、その人物の生い立ちや活躍に至るまでの思考や考え方が好きであることが見えてくるのではないでしょうか。深堀りしてみることで、「好き」なだけでなく、「尊敬している」ということに気付く場合もあります。

なぜ尊敬しているのかまでしっかり落とし込んでおこう!

  • 「尊敬する人」が見つかったら、なぜ尊敬しているのかという点まで落とし込んでおくことが大切です。

    具体的には、尊敬する人が「自分の母親」であった場合、
    「尊敬する人に選んだ理由は?」
    「どういう点が尊敬に値するのか?」
    「なぜ、自分はそれを尊敬すると感じたのか?」
    「尊敬する人を通じて自分自身はどう行動していきたいと感じたのか?」

    という点まで深堀りをしておきましょう。

    紙に書き出すなどして言語化しておくと尊敬する人という質問された場合に回答しやすくなるでしょう。

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「尊敬する人」の回答例6選

ここでは、面接で「尊敬する人」を聞かれた場合の回答例文を紹介していきますので、自分自身の回答を作成する際の参考にしてみてください。

父親・母親

家族は誰にとっても身近な存在です。その家族の中に尊敬する人がいるということは、自分と関わりの深い人に関心を持っている人物であることがわかります。

尊敬する人の例文|父親・母親の場合 尊敬する人の例文|父親の場合

私の尊敬する人物は自分の父親です。父親のユニークなところは何でも諺にたとえるというところで、叱るときも決して大きな声は出さず、諺を使ってさりげなく伝えてくれます。

私が子どもの頃、教科書を失くしてしまったことがあります。私は同級生を疑いましたが、父親から「七度尋ねて人を疑え」と言われ、丁寧に探してみたところ机の中から出てきました。

大人になった今でも、何かあるとまず父親の諺が頭に浮かびます。以来、自分も誰かに注意するときは、声をあげるよりも何が必要なのかを説明することを心がけています。

尊敬する人の例文|母親の場合 尊敬する人の例文|母親の場合

私の尊敬する人物は自分の母親です。勉強熱心で向上心があり常に前向きな姿勢を尊敬しています。

今でこそ共働きが主流の時代となりましたが、母は公務員として働いており両親共に共働きでした。 母は仕事に対してやりがいを持っており、土日には同僚と一緒に講習会にいくなどし、業務の質を上げることを精力的におこなっていました。

これが私の仕事をする源泉にもなっています。仕事をするならやりがいを持って取り組みたい、土日も問わず夢中になれる仕事をしたいと感じるのは母の背中を見てきたからです。 わからないことも疑問を疑問のままにせず、勉強し続け、常にいいものを提供し続けられるよう向上心を持って業務に励みたいと考えています。

上司

働くうえで身近な存在といえば同僚や上司があげられます。特に上司は、業務に必要な相談をすることも多いため、尊敬の念を持てるということは仕事にも責任と愛着を持てる人物であるといえるでしょう。

尊敬する人の例文|上司の場合 尊敬する人の例文|上司の場合

私の尊敬する人は、初めて勤務した会社で内装プランニングに携わっていたときの上司です。理由は、気を遣わせない気配りができるからです。

あるとき、アイデアがまったく出せなくなり、大きな悩みになっていました。ただでさえ時間がないというときに、上司から「資料用の写真を撮ってこい」という理由だけで出張を命じられました。

行き先は景色のよい温泉地です。「写真はついででいいから環境を変えて考えて来い」と言われたときは、驚きと嬉しさで感激しました。

以来、自分も周囲の人間に何が必要なのか気付けるよう努力しています。

先生

先生(恩師)は、成長するうえで関わりの深い人物の1人です。尊敬する人に先生(恩師)をあげることで、社会に出るまでに人としてどのようなことを学んだのか知ってもらうことができます。

尊敬する人の例文|先生の場合 尊敬する人の例文|先生の場合

私が尊敬する人は、高校時代に所属していた美術部の先生です。人生のターニングポイントを作るきっかけをくれた存在だからです。

当時、進路で悩んでいた私に、先生は「〇〇の美術の作品は個性的なものばかりだ。他にはないということだから自信を持ったほうがいい」とアドバイスをくださったことがあります。

褒められたのはこのときが初めてということもあり、自信を持てるようになりました。もちろん、その後の進路を決めるきっかけにもなっています。

自分も誰かに声をかけるときは、その人の自信につながる言葉を選ぶようにしています。

歴史上の人物

歴史上の人物は、多くの人が知っていることから、面接官の中にも共感してもらえる可能性が高いといえます。

尊敬する人の例文|歴史上の人物の場合 尊敬する人の例文|歴史上の人物の場合

私は、新しい1,000円札の肖像画に選ばれた北里柴三郎を尊敬しています。どんな苦境にも負けず、自分の精神を貫き研究をし続ける姿勢に感銘を受けたためです。

ご存じの通り、北里柴三郎は、日本の微生物学者として知られる人物で、近代医学の発展に多大な貢献を果たした方です。今の日本・世界の医療があるのは彼のおかげであると感じます。

偉人といわれる人には、どうしても成し遂げたいと思う強い想いや熱意があります。

今回の転職活動は、〇〇という業務で絶対に成功したいという強い覚悟のもと行っています。私も北里柴三郎のように、自分がこれだと思ったことについては、どんな苦境な状況に合っても、自分の想いを貫き努力を怠らずに邁進し続けたいと考えています。

実業家

実業家は流通や経済などに直接関わる人物であり、それだけに尊敬する人としてあげることでビジネスへの関心度をアピールできます。

尊敬する人の例文|実業家の場合 尊敬する人の例文|実業家の場合

私が尊敬する人は、実業家の南原竜樹氏です。一度は失敗をするもののそれをバネに成功への執念を持って取り組み続ける姿勢に感銘を受けたからです。

南原氏は海外旅行先で得たヒントから20代で車の輸入販売会社で起業し、成功を収めています。

一時は経営が低迷し、従業員のほとんどを手放すという事態に陥っていますが、不屈の精神で事業の再建に成功しています。

南原氏の諦めない精神は多くの人の励みになっており、私もその一人です。私も南原氏のように、何があっても諦めることなく手段を考えるようにしています。

スポーツ選手

スポーツ選手の場合、知っている人が多いため共感が得られやすいという点でおすすめです。

尊敬する人の例文|スポーツ選手の場合 尊敬する人の例文|スポーツ選手の場合

私の尊敬する人は元サッカー選手の本田圭佑選手です。特にチームメイトへのサポートや声掛けなど気配りを大切にする姿勢に感銘を受け尊敬しています。

幼少期からサッカーをやっていたため、テレビなどでよくサッカーの試合を観戦していました。試合中や練習時に、チームメイトを励まし、サポートする姿勢やプレッシャーのかかる試合でも、本田選手は責任を感じ、リーダーシップを見て、いつしか自分も本田選手のように、周囲への気配りができ、チームに必要とされる人間になりたいと思うようになりました。

幼少期に芽生えたその気持ちは今も変わらず、自分がチームで活動する時の源泉となっています。入社後もチームで働くことが多いと思いますが、周囲への気配りを忘れず、責任感を持って業務に励んでいきたいと考えています。

「尊敬する人」と回答する際の注意点

尊敬する人と回答する際の注意点ここでは、「尊敬する人」と回答する際に注意すべき点について解説していきます。

説明に時間をかけすぎる

面接官はこの質問を通じて「説明力」も確認していますので、説明が長くなり過ぎることはおすすめできません。

尊敬する人物をより具体的に説明しようとすればするほど、話が長くなりがちです。「説明が長くなり過ぎるとコミュニケーション力を疑われてしまいます。

事前に話すポイントを定めておき、端的に1分程度を目安に回答できるように要約をしておくと良いでしょう。

賛否が分かれやすい人は避ける

たとえ著名な人物でも、明らかに好き嫌いが分かれる人は避けた方が賢明です。特に、否定的な意見が多い人物は絶対に避けるべきでしょう。その場では問題なく聞いてもらえたとしても、自分の人間性まで疑われることになります。

政治・宗教に関連する内容は避ける

政治・宗教に関する内容は避けたほうが無難です。『厚生労働省「公正な採用選考の基本」』によると、「宗教に関すること」「支持政党に関すること」についても配慮すべき事項の一つに指定されており、この回答をきっかけに選考の合否をすると職種差別につながるといわれかねません。

そのため、政治・宗教に関する回答をした場合、面接官からすると回答内容を無効とせざるを得なくなりますので、せっかくの面接の場ですので、有効な回答ができるように準備しておきます。

まとめ

尊敬する人に関する質問は、基本的に今後縮小していく可能性が高いです。

しかし、『厚生労働省「公正な採用選考の基本」』を知らずに質問をされる可能性は十分に考えられますので、どのような質問であっても冷静に回答できるように準備をしておくと良いでしょう。

面接対策の方法がわからずに悩んでいるという方は、転職エージェントなどの転職支援サービスを活用すると、自分の悩んでいるポイントを解決してくれる可能性が高いですので一度利用してみても良いかもしれません。

本記事が少しでも転職活動のお役に立てば幸いです。

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この記事を書いた人

就・転職ライター

元中途求人広告アドバイザー
こばさん

不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。

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