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「就職浪人は不利になる?」今からでも間に合う選考対策を紹介

未だに内定がもらえておらず将来の進路に不安を感じている就活生の中には、このまま卒業して就活を続けるべきなのか、それとも留年するべきなのかといった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。  そこで、本記事では就職浪人をした場合のメリット・デメリットや就職浪人になる前にやるべきことや就職浪人をした場合の就活対策についてお伝え致します。 将来を考えるうえでの参考にしてみてください。 この記事のまとめ 就職浪人とは、「大学を卒業した後も就活を続けている人のこと」を指す 「時間がある」「就活に専念できる」「経験を活かせる」「社会人の友人からアドバイスを得られる」といったメリットがある 「エントリーできない企業がある」「スキルが求められる」「マイナス印象を持たれやすい」「大学の就活サポートを利用できない」「就活費・生活費がかかる」といったデメリットがある 就職浪人期間の間に「就職浪人になった理由を明確にする」「スキルを身に着ける」「早めに選考対策をとる」ということをやっておく必要がある 就職浪人と就職留年の違いとは?まずは、就職浪人と就職留年にはどのような違いがあるのかについて確認していきましょう。 就職留年との違い 就職浪人・・・大学を卒業した後も就活を続けている人のこと 就職留年・・・大学を卒業せずに留年し、次の年に就活をリベンジすること 就職浪人と就職留年の大きな違いは「大学に在籍しているかどうか」が大きくことなります。 これによって就活の入口も変わることがあります。 一般的に大学を卒業していない就活生のことを「新卒採用」として新卒枠で採用をします。 就職浪人のように一度大学を卒業してしまうと、新卒ではなく、社会人経験のある「第二新卒枠」と同等の枠での採用となるケースもあります。就職浪人の割合『文部科学省「令和元年学校基本調査」』によると、大学学部後の進路は下記のようになっています。 ※就職準備中=就職浪人(公務員志願者も含む) ※グラフは『文部科学省「令和元年学校基本調査」』の資料をもとにキャリアトラスにて作成 上記の表からわかるように、大学を卒業した後も就活を続ける人の割合は少ないということがわかります。とはいえ、就職浪人をするかを悩んでいるという就活生もいるでしょう。まずは就職浪人のメリット・デメリットをみていきましょう。就職浪人のメリットまずは、就職浪人のメリットについて考えていきましょう。 自分のやりたいことについてじっくり考える時間がある就活1年目には、自己分析や業界研究・企業研究に追われ、じっくりと自分のやりたいことと向き合うことができなかった場合でも、就職浪人をすることによって、自分と向き合う時間を増やすことができます。 就活で最も求められることは自分自身を理解しているかどうかという点ですので、自己分析が足りずに自分が将来やりたいことが分からず悩んだ経験を持っている就活生は、「自分の軸」「就活の軸」を見つけるための時間を得ることができます。就活だけに専念することができる就活浪人の場合、就職留年と異なり学業や部活動など就活以外の活動がないため、自己分析や業界研究、企業研究、OB訪問など就活だけに時間を費やすことが可能です。 そのため、学生時代には充分にできなかった業界研究・企業研究などを細かく行える、履歴書やESの作成に時間をかけることができるというメリットがあります。 次の年の就活を目指す場合であれば1年間猶予ができるため、より精度の高い志望動機や自己PRの作成に時間を割けるでしょう。就活の経験を活かせる一度就活を経験していると、就活の流れや雰囲気・面接でよく聞かれる質問などを理解しているため精神的に余裕を持ったうえで就活の準備をすることができます。 面接に対する慣れが、就活に対して余裕があるように見え、就活1年目とは異なる面を面接官にアピールできる可能性が高いです。社会人になった友人からアドバイスを得ることができる就職浪人の場合、1年のビハインドがあるため就職活動をする際には、学生時代の友人が社会人となっているケースが多いです。そのため、身近な友人から就職前のイメージと実際に働いてみた結果のギャップを知ることができ、それをもとに業界研究を行うことも可能です。 その他にも内定を取得するための具体的なアドバイスや方法を知ることもできるでしょう。 就活の乗り切り方を教えて欲しい就活生向け 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 就職浪人のデメリットでは、逆に就職浪人にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。  新卒としてエントリーできない企業がある企業によって異なりますが、就職浪人の場合、新卒採用ではなく「既卒採用枠」での応募になる可能性があります。そのため、新卒のみを採用している企業にエントリーすることはできず、応募できる企業数は限られてしまう可能性が高いです。 既卒採用枠の場合、経験者のある人や社会人経験がある人のみを採用しているケースも少なくなく、就職浪人にとっては非常に不利な状況となります。 ただし全ての企業へエントリーが出来ないわけではなく、企業によっては卒業後3年以内であれば新卒枠で採用しているケースもありますので、企業の応募条件を確認したうえでエントリーをしてみましょう。スキルが求められる場合がある前述したように既卒採用となる可能性が高いため、新卒のようなポテンシャル採用以外のスキルを求められる可能性があります。 選考を受ける企業の要項を確認し、志望企業が求めるスキルに足りない条件があるのであれば、就職浪人期間中にスキルアップを図るなどの努力が求められます。 また、就職浪人をした場合には、面接の際に「就職浪人中に何をしていたのか」を聞かれる可能性が高いため、就職浪人中の自己研鑽の質が評価に影響を与えるといえるでしょう。面接官にマイナスの印象を持たれやすい通常であれば、卒業と同時に就職をしていることが普通ですので、「なぜ就職浪人となってしまったのか」「就職浪人になるということは何か問題がある人なのか」など面接開始前から面接官にネガティブな印象を持たれたうえで面接をされる可能性が高いです。 「就職浪人すれば全て最初からやり直すことができる」という単純なものではないということを心にとどめておきましょう。 大学の就活サポートを利用できない学生時代であれば、学校内での企業説明会、面接対策、キャリアセンターへの相談といったサービスを受けることができましたが、卒業してしまうとこのようなサービスを利用することはできません。 また同じように就職を志す友達・仲間が周りに少ないため一人での就活に心細さや不安を感じてしまうこともあるでしょう。就活・生活費がかかるメリットで就活に大半の時間を割くことができるとお伝えしましたが、生活しながら就活を続けるためにはお金が必要です。そのため、就活と並行してアルバイトをしなければならない人もいるでしょう。 住んでいる地域によっても異なりますが、生活費・就活費の捻出のためにアルバイト三昧となり、結果的に就活する時間がなくなってしまうということがないように注意をする必要があります。就職浪人で失敗する人の特徴就職浪人をした結果、就活に至れば問題ありませんが、その後も就活先が決まらずフリーターとして生活することを余儀なくされるケースも少なくありません。そのような人にはどのような特徴があるのでしょうか。   なんとなく就職浪人をしている就職浪人をした場合、目標や期日を定めて行動しなければ就活先を探すことは困難です。しかし、やりたいことが見つからないままなんとなく就職浪人期間を過ごしてしまうと、いつのまにか2度目の就活も終わってしまう可能性も十分に考えられます。 就職浪人期間が長くなればなるほど、企業からマイナスの印象を持たれやすくなってしまうので、「なんとなく」就職浪人することは止め、メリハリのある行動をすることが大切です。就活仲間がいない就活を成功させるためには「情報」も極めて重要な要素です。一人で就活をする場合、インターネットに掲載されている限られた情報のみを頼りに就活をしなければならず、学生時代に比べると「知らなかった」と感じる事象によって不合格になってしまう可能性もあります。自分一人で得られる情報には限りがあるため、同じ業界を目指す就活仲間を探すかもしくは就活エージェントなど就活のプロに頼ることも大切になるでしょう。振り返りができていない怪我や病気などの特別な事情がない場合、就職職浪人ということは就活1年目であらゆる失敗をしてしまっているということに他なりません。その失敗の要因を自分自身の中で分析できていなければ、また次の年の就活でも同じ失敗を繰り返すこととなります。 1度目の就活では何が問題で内定に至らなかったのかを振り返り、その振り返りをもとに改善策を立てて実践していきます。面接が苦手であれば面接の練習を徹底的に行う、自己分析ができていないのであれば自己分析に時間を費やす、スキルが足りないと感じたのであれば資格取得を行うなど、就活生それぞれの状況によって異なるはずですので、まずは課題を洗い出してみましょう。 就職浪人になることを決める前にやるべきことここでは就職浪人を決定する前に行うべきことを紹介します。就職浪人という道を本当に選ぶべきなのかを今一度考え直してみましょう。 就職浪人が自分の人生にとってベストなのか考える「就職先が見つかっていないが卒業を迎えてしまった。就職したいから就職浪人をしよう」という考え方は非常に危険です。お伝えしている通り、就職浪人にはメリット・デメリットがありますが、デメリットのほうが大きく、就活が不利になる可能性が高いです。 就職浪人になるべきかを悩んでいる場合には、まずは自分の人生の目標や目的を改めて見直し、本当にその選択が一番自分の人生を考えたうえで最適な道なのか、就職浪人以外の進路はないのかを今一度考え直したほうが良いでしょう。通年採用している企業を探す毎年就活の形は変化しており、一括採用の就活の風潮も徐々に緩和が見られ、企業によっては新卒を通年採用をしている企業も出始めています。また、昨今はコロナ禍からの景気回復に伴い各社の採用予定人数も増加している企業も多く、4月の入社式を目指して採用を続けているケースも少なくありません。 就職浪人になると決定する前に今からでも就職できる道はないかを確認してみましょう。就活エージェントやキャリアセンターに相談する就活浪人をするかどうかについて悩んでしまった場合には、一人で結論を出さずに周囲に相談をすることをおすすめします。 相談するタイミングにもよりますが、今からでも間に合う就職の方法などを伝授してもらえる可能性もありますし、就活でのつまづきポイントを客観的目線から指導してもらえることにより、卒業までに内定を得ることができる可能性も高いでしょう。 このような記事も読まれています 【24卒25卒必見!】おすすめの就活エージェント9社を徹底比較! 就職浪人期間中にやるべきこと就職浪人になると決めた場合、不利な状況にならないためにやっておくべきことをお伝えします。 就職浪人した理由を明確にする就職浪人の場合、面接時に必ず「なぜ就職浪人をしようと思ったのですか」「就職浪人中に自分が成長したことを教えてください」などの質問をされると考えておきましょう。 「希望企業から内定が出なかったから」「どの企業からも内定がもらえなかったから」などの回答が本音だと思いますが、一般的にそのような回答をしてしまうと面接官はネガティブな印象を持つだけで、選考通過が厳しい可能性が高いです。 内定が出なかったために就活を継続している場合であっても、「その理由」と「その経験から学んだこと」を明確にしていることが明らかになるような回答をすることが大切です。 【パターン①】 (理由)就活に対して本気度が足りていなかったため内定が得ることができなかった (学んだこと)何事にも本気で取り組み、事前準備を怠らないことが大切である 【パターン②】 (理由)志望業界を絞り過ぎていた (学んだこと)固定概念にとらわれずに様々な角度から物事を捉え、まずは調べてみることが大切である 面接では「失敗談」について質問されるケースが多いですが、就職浪人も失敗談のひとつですので、理由と学んだことを明確にしたうえで行動がどう変化したのかまで伝えることを意識しましょう。就職浪人期間にスキルを身に着ける前述の通り、面接の場では就職浪人期間中の活動について質問されることが予想されますが、「就職浪人」という期間をどうアピールするかによって好印象を与えることができるかもしれません。 その一つが「スキル取得」です。1年目の就活を振り返った際に「アピールできるスキルや資格がなかった」と感じるのであれば、その反省を活かし、志望業界に役立つ勉強をしておくと良いでしょう。 たとえば、英語を使うことが多い業界の場合であればTOEICで高得点を取得する、不動産業界を目指す場合であれば宅地建物取引士(宅建)の資格を取得するなど、1年の就職浪人というブランクがあったとしても企業にとっては必要なスキルを身に着けることで、志望度の高さをアピールすることができるはずです。早めに選考対策をする就職浪人をすると決めた場合には早めに選考対策をスタートさせましょう。 1年の猶予があると感じているかもしれませんが、実際にはそんなに悠長な時間はありません。新卒採用枠の場合、大学3年の夏休みからインターンがスタートしており、ライバルとなる就活生は動きだしています。 「時間がある」とのんびり構えるのではなく、スケジュールを立て前倒しに行動していくことが大切です。 就活の乗り切り方を教えて欲しい就活生向け 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

2024.04.26

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自分って就活鬱・・・?今すぐできる5つの対処法と鬱を防止できる選考対策

「就活がうまくいかなくて気分が沈みっぱなし・・・」 「もう何もやる気が起こらない・・・」  このようにお悩みの方は、ひょっとすると”就活鬱”に陥っているかもしれません。そこで本記事では就活鬱に陥ってしまう原因についてお伝えしたうえで、有効な5つの対処法をご紹介します。   今後就活鬱を防止できる選考対策もお伝えしますので、「就活鬱かもしれない・・・」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 「就活鬱」とは就活のあらゆるストレスによって心身に影響が出て鬱状態になること 「真面目な人」「準備不足の人」は就活鬱になりやすい 就活鬱を防ぐには事前の選考対策が重要 就活鬱って何? 「就活鬱」とは、就活を進めていく中で生じる様々なものが蓄積してストレスとなり、精神的に大きな負担を抱えてしまう状態になることです。   ストレス要因は人によって異なりますが、「なかなか内定が出ない」「面接官に厳しいことを言われた」などが主なストレス源として挙げられます。就活鬱になってしまうと、主に下記のような症状が出てしまうと言われています。   ・常に焦りや不安を感じる ・常に気持ちが沈んでいる ・よくイライラする ・やる気が出ない ・注意力や集中力が続かない ・人に会うのが億劫になる ・眠れない ・食欲不振になる ・身体の不調が生じる └腹痛、頭痛、めまい、動悸、吐き気、耳鳴りなど 就活鬱だと感じるほど落ち込んでしまう人の特徴 では、具体的にはどういった方が就活鬱になりやすいのでしょうか?ここでは就活鬱になりやすい人の特徴をご紹介しますので、ぜひご自身に当てはめてチェックしてみてください。 周りの目を気にしている 就活鬱になりやすい人の特徴としては常に周りの目を気にしていることが挙げられます。   友人たちの中で唯一自分だけが内定をもらえていなかったり、周りの友人が自分よりもハイレベルな企業の選考に通過していたりすると、自分だけ取り残されているような焦りを覚えやすく、それが就活鬱に繋がりやすくなります。   そうなると就活に対する焦りに加えて「こんな自分を周りはどう思ってるんだろう」という心理に陥りやすくなり、より一層就活鬱に直結しやすくなるのです。   真面目すぎる また、真面目すぎることも就活鬱になりやすい人の特徴として挙げられます。真面目な方は目標達成のために細かく準備し、人一倍就活に本気で臨んでいます。   だからこそ、その努力が報われなかった時に受ける精神的なダメージが大きいのです。頑張りすぎが原因で無意識のうちに疲れが蓄積しているというケースも少なくありません。   一人でなんとかしようとする 上記のように真面目すぎる方は「これくらい自分一人でなんとかしないと・・・」と考えてしまう傾向も見られますが、こちらもまた就活鬱になりやすい人の特徴として見られるものです。   就活は自分一人で進めるものだ、人に頼っているようではダメだなどという思い込みに縛られ無理に自力で貫こうとするあまり、疲労が蓄積したり、なかなか内定に繋がらず苦しんだりしてしまうことに繋がります。   しかし就活は、家族や先輩、周りの友人など、周りの誰かに手伝ってもらった方が一人で進めるよりもうまくいくことがたくさんあるものです。   たとえば志望動機の内容や面接時の振舞いや声量、表情の作り方、質問に対する回答については、自分で十分にできていると思っていても、第三者にチェックしてもらったら改善ポイントがたくさん出てきた、というのはよくあることです。   コミュニケーションを取るのが苦手 また、コミュニケーションを取るのが苦手であることも、就活鬱になりやすい人に見られる特徴の一つです。   就活では初めて会う人に自分をアピールする必要がありますが、そもそもコミュニケーション苦手な方からすればこれは精神的に大きな負担となるでしょう。   また、「就活の面接では言動や振舞いの全てを評価されるのではないか」と考えている方は緊張から特に普段通りのコミュニケーションを取りにくくなり、余計に就活でストレスを感じやすくなります。   ネガティブ思考である 他にも、ネガティブ思考をしてしまう傾向のある方も就活鬱になりやすいといえます。   たとえばポジティブ思考の方であれば、たとえ面接で落ちてしまったとしても「きっとこの企業と相性が合わなかっただけ」「次の選考の練習になった」などと前向きに考えることができますが、ネガティブ思考の方は「自分は人から必要とされていないのではないか」「次の選考も落とされてしまうのではないか」などと後ろ向きな考えばかりが脳内を巡ってしまいます。   ストレス発散法を把握できていない 自分なりのストレス発散法を把握できていない方も就活鬱になりやすいといえます。就活ではやらなければならないことが多く、心身共に健康な状態で就活を進めていくためにもこまめにストレスを発散することが重要になります。   そこで自分なりのストレス発散法を把握できていないと、ただただストレスが溜まってしまい就活鬱に繋がってしまうのです。   完璧主義である 最後に、完璧主義であることも就活鬱になりやすい人に見られる特徴です。すべてを完璧にこなさなければ納得がいかないという方は、その分準備や対策を入念に行うためそれなりの結果を出しやすくなります。   しかし就活の準備や対策には終わりがありません。面接で質問される可能性のあるものは無数にありますし、企業によって特に注視しているポイントも異なります。   あれもこれも・・・と特に優先度をつけることもなく全てを完璧にこなそうとしていると、「こんなの全部終わるわけがない」という焦りやストレスを抱えやすくなるのです。   就活鬱になってしまった時に有効な5つの対処法 では、実際に就活鬱かもしれないと感じたら、どういった対処をすれば良いのでしょうか?ここでは代表的な対処法を5つご紹介しますので、就活鬱っぽいなと感じた方は症状が悪化してしまう前にできるだけ早く対処法を実践してみてください。 「相性が合わなかっただけ」と考える まずは、企業の選考に落ちても「自分とあの企業の相性が合わなかっただけ」と考えるというものです。   選考で落とされると「自分は社会に必要とされていないのではないか」といった、人格そのものを否定されたような気分になる就活生は少なくありません。   しかし、企業はその就活生の能力だけでなく、その就活生が将来見据えているビジョンをその企業で実現できるかについても細かくチェックしています。   将来的にそこを実現できなければその就活生にとってプラスになりませんし、それが短期離職に繋がって企業が不利益を被ることにもなるからです。   事前準備や選考対策が不足していた自覚がある場合は次回の選考に向けて準備・対策を徹底すれば問題ありませんが、対策を行った上で落ちてしまった場合は「相性が合わなかっただけ」「今回の学びを次の選考に活かそう」などと前向きに捉え、次回の選考に向けて気持ちを切り替えると良いでしょう。   キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば、2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒~2022年卒のエントリー数は平均21.5社となっています。   またリクルート「就職プロセス調査 (2022年卒)」によれば、22卒の学生の12月時点での平均内定取得企業数は2.35社となっており、内定取得企業数として最も割合が多いのは1社となっています。   これらのことから20社程度受けて1,2社しか内定が出ないのが相場で、選考では落ちることの方が圧倒的に多いということがわかります。必要以上に落ち込む必要はないのです。   気分転換をする また疎かにしがちですが、気分転換をするのも非常に重要です。たとえば下記のような方法を試すとうまくリフレッシュできるかもしれません。ぜひご自身に合ったものを実践してみましょう。   ・趣味に没頭する ・音楽を聞く ・運動する ・読書をする ・友達や家族と話す 第三者に相談する また、就活が辛いと感じた時には第三者に相談することも大切です。家族や友人など、信頼できる人に相談してみましょう。   すでに就活を経験している人であれば特に今の自分の悩みを理解してアドバイスをしてくれることでしょう。話すだけで気持ちが軽くなる可能性もあります。   もし話せる人が周りにいないという方や、より的確なアドバイスがほしいという方はキャリアセンターや就活エージェントを利用してみるのも一つです。   就活で鬱になりそう・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。 一旦就活を休む 場合によっては一旦就活をストップさせてゆっくり休むのも大切です。就活から一旦離れることで気持ちを落ち着かせ、就活でより納得のいく結果を得ることに繋がります。   ただし、ただ就活を休んでしまうと復帰するのが怖くなったり、復帰のタイミングを逃してしまったりする可能性があるため、休む前に復帰時期を決めておくのが得策です。   就活を休んでいる間は自分なりのリフレッシュ法を模索して、体も心もスッキリさせることができれば、その後の就活にも良い影響が出てくるでしょう。   心療内科に行く 上記の方法を試しても効果が出ないという方や、対処法を試す気力もないという方は心療内科に行きましょう。病院に相談することで解決策が見つかるかもしれません。   就活鬱を防ぐための選考対策 今はただストレスが溜まっているだけで就活鬱ではなくとも、今後いつそういった状況に陥るかわかりません。そのため、今のうちに就活鬱の防止策を講じるのが得策です。   就活がうまくいかない場合は特に就活鬱に繋がりやすいため、就活鬱を防止するには選考対策を徹底するのがベターといえます。そこでここでは書類選考と面接に分けて就活鬱を防ぐための選考対策をご紹介いたします。   【書類選考編】就活鬱を防ぐための選考対策 書類選考がなかなかうまくいかない場合、多くは自己分析、業界分析、企業分析が不足していることが考えられます。   自己分析や企業分析が不足していると、そもそも自分と本当にマッチした企業にESを提出することが難しくなり、まずここで選考に落ちる可能性が高まります。   そして業界分析や企業分析を細かく行っていなければ、なぜその業界を選んだのか、なぜその企業をを選んだのかという点を明確にすることができず、説得力のある志望動機を作成することすらできません。   そのため、改めて自己分析を細かく行ったうえでES作成に臨みましょう。   また志望動機や自己分析についても、自分の強みをアピールしつつ採用担当者が読みやすく理解しやすいものを作成する必要がありますので、改めて準備を行いましょう。   【面接編】就活鬱を防ぐための選考対策 面接については、事前に準備や練習を繰り返して本番環境に慣れておくことが大切です。まずは企業分析の内容ももとにしつつ、面接ではどういった質問がなされるかをある程度想定して回答を考えます。   この時、その回答を丸暗記するのではなく要素ごとに区切って頭に入れておくことで、本番で緊張して頭が真っ白になってしまうといったことを防ぐことができます。   質問と回答にある程度辺りをつけることができたら、家族や友人に面接官役をやってもらい模擬面接の形で練習してみましょう。   お願いできる人がいない方やお願いするのが恥ずかしい方は、面接官がいることを想定して自分が受け答えをしている姿をスマホなどで録画するのも良い方法です。自分の振舞いなどを客観的にチェックすることができます。   YouTubeにも、よくある質問を面接官が質問してくるシミュレーション動画などが多く公開されていますので、それを活用するのも一つです。   この時、回答にかかった時間をチェックしておくと、本番でダラダラと喋ってしまうことを防ぐことに繋がります。また、OB・OG訪問や就活イベント、就活エージェントなどを利用して社会人に自分の回答内容を聞いてもらい、アドバイスをもらうのも一つです。   就活で鬱になりそう・・・そう感じていませんか? 就職エージェントneoでは、一人ひとり異なる就活状況、強み、適性、思考を加味してあなたに合った最適なアドバイスをしています。ES、履歴書、面接など個別性の高い疑問や悩みについても、一緒に考え内定に向けて伴走します。一人で就活を続けることが辛いと感じている就活生はぜひ一度相談してみてください。

2024.04.26

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「就活が怖い・・・」就活恐怖症で動けない原因と5つの克服法とは?

就活の時期が近づくにつれて、次第に「就活が怖い・・・」と就活に一歩を踏み出せなくなってしまうケースは多々見られます。中には過去の面接での失敗が原因で恐怖心を抱いている就活生もいるでしょう。   何を質問されるのかがわからないことが怖かったり、人前で話すことに恐怖心を抱いていたりすることが直接的な原因として考えられますが、一体どうすればこの就活への怖さを克服することができるのでしょうか?   そこで本記事では就活が怖いと感じてしまう原因を見たうえで、5つの克服法についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活が怖いのは「自信のなさ」「将来への不安」が主な原因 就活が怖い時には「自己分析」「情報収集」「思考の工夫」が有効 就活が怖いと感じてしまう原因って? なぜ就活生の中には就活が怖いと感じてしまう人がいるのでしょうか?考えられるものとしては主に下記が挙げられます。 人前で話すことが怖いから まずは面接やグループディスカッション(学生を数人ずつのグループに分け、テーマを与えてグループごとに議論させ、各グループとして結論を出させる選考方法)などの際に人前で話すことに恐怖心を抱いていることが原因として考えられます。   特に面接では初対面の社会人に自分をアピールしなければならないため、さらにハードルが高く感じられるでしょう。   自分の発言の一つひとつに自信が持てず評価を下げられそうで怖い、他の学生に「的外れなこと言ってるな」と思われていそうで怖いなど、自分に自信を持てていない就活生によく見られる原因です。   人と比較されるのが怖いから 就活では他の学生と比較されることになりますが、人と比較されることに対して怖いと感じる就活生も少なくないでしょう。   自分に自信を持てない就活生は「出来の悪い学生だと思われないかな」「周りが優秀な学生ばっかりで悪目立ちしたらどうしよう・・・」などと劣等感を抱いてしまいやすく、それは恐怖心に変わりやすいです。   しかし就活においてエピソードの大きさは関係なく、何を得たか、どのような行動をしたのかのほうが重要なため、まずはそこを念頭に置いておきましょう。   面接に不慣れだから 面接に不慣れだと、その分面接はどういった雰囲気の中進むのかいまいち想定しきれなかったり、面接で何を聞かれるのかの想定がつかず恐怖心を抱く場合があります。   中には圧迫面接(面接官がわざと威圧的な対応を取ることで、就活生のストレス耐性をチェックする面接)を行う企業もあるため、「圧迫面接をされたらどうしよう・・・」と過度に不安になってしまう方もいるでしょう。   しかし、圧迫面接はわざと就活生に圧をかけることで本人のストレス耐性や切り抜け方をチェックしているだけですので、落ち着いて対処すれば問題ありません。   選考に落ちることが怖いから 特に一度選考に落ちた経験がある方に見られるものですが、選考に落ちた時の悲しさや悔しさを実感しているがゆえに、選考に落ちることに対して「また落ちたらどうしよう・・・」と過剰な恐怖心を抱いてしまっているケースもあります。   就活がうまくいっていないと「このままどこからも内定をもらえなかったらどうしよう・・・」という不安を抱いてしまうのも無理はありません。   選考に落ちることで自分を否定されているように感じ、自分はどこの企業にも必要とされていないのではないかとネガティブに考えてしまう就活生も多いです。   ブラック企業に入社してしまいそうで怖いから 新卒でブラック企業に入社してつらい目に遭ったという話はよく耳にしますが、そういった話を聞いていると「自分もブラック企業に入社してしまうことになるのではないか」と恐怖心を感じることもあるでしょう。   新卒で入社する企業はその後のキャリアを大きく左右するため、自分の選択に対して不安を抱くのは当然のことです。   ただ、人によってブラック企業の定義は異なるため、自分にとってどういった企業がブラック企業にあたるのかを明確に定義したうえで、企業研究を徹底してそういった企業には応募せずに済むよう工夫しましょう。   就活が怖い時に有効な5つの克服法 ここまでは就活が怖いと感じる原因についてお伝えしましたが、就活が怖いと感じた時には一体どのように対処すれば良いのでしょうか?   ここでは有効な5つの克服法についてお伝えいたします。ぜひご自身のケースに照らし合わせながらチェックしてみてください。 自己分析を基に”自分を詳細に知る” まずは自己分析を基に”自分を詳細に知る”ことが挙げられます。中でも下記に当てはまる方に有効な克服法です。 ・選考に落ちるのが怖い ・人と比較されるのが怖い これらに該当する方は、自己分析を徹底することで自分の強みやアピールすべきポイントを把握することができ、選考時の自信に繋がります。   具体的には下記のような流れで自己分析を行うと、より詳細に自分について把握することができるでしょう。   (1)モチベーショングラフを作成する (2)エピソードを深堀る (3)エピソードに対するアプローチ方法を考える (4)エピソードの共通点を探す (5)企業選びの軸を考える (6)優先順位を決める (1)モチベーショングラフを作成 まずはモチベーショングラフの作成です。これは過去の出来事の中で自分がどんな時にモチベーションが上がり、どんな時に下がったかをグラフに表したものです。   これを作成する際は、まず自分の中で印象に残っている出来事をある程度洗い出し、それを基にグラフに起こしていきます。   モチベーショングラフを作成し終えたら、洗い出した中からいくつかのエピソードをピックアップします。   (2)エピソードの深堀り   エピソードをピックアップしたら、それを深堀りしていきます。深堀りをする際には、下記のような質問に対して「なぜ?→なぜ?→なぜ?」と自分に何度も問いかけてみましょう。   【質問例】 ・一番嬉しかったことは? ・一番悲しかった経験は? ・一番の挫折経験は? ・一番誇れる経験は? ・一番感動した経験は? ・一番影響を受けたことは? ・一番影響を受けた人は? ・家族の中でどのような役割だった? ・家族との間での一番の思い出は? ・どんなアルバイトをしていた? (3)エピソードに対するアプローチ方法を考える   ここでは、先程深堀りしたエピソードに対して自分がとった行動を考えます。これによって面接官からの深堀り質問にも論理的に答えられるようになります。自分の新たな強みを見つけることもできるため、ぜひトライしましょう。   (4)エピソードの共通点を探す   次に、モチベーショングラフを見て、自分のモチベーションが高くなる時に何かしらの共通点が見られないかをチェックしてみてください。同様に、モチベーションが低くなる時についてもチェックしてみましょう。   ここまでで過去の振り返りが終わったら、次は自分に合う仕事内容や企業の特徴などを分類し、企業選びの軸について考えていきましょう。   (5)企業選びの軸を考える   企業選びの軸を考える際は、下記の流れに沿って行ってみてください。 まずは楽しかったことと苦しかったことのエピソードをいくつか書き出し、そのエピソードの中で共通点を探しましょう。   例) ~楽しかったこと・嬉しかったこと~ ・サークルで自分が考えた企画が盛り上がったこと ・部活でチームのみんなと毎日必死で練習したこと ・アルバイトでバイトリーダーに選ばれたこと ↓ (共通点) ・チームで動くことが好き ・人を引っ張ることが好き ・誰かのために動くのが得意 共通点を出したら、次はそれらの共通点を「働く際に求めること」に置き換えみてください。   例) ・チームで動くことが好き ・人を引っ張ることが好き ・誰かのために動くのが得意 ↓ (働く際に求めるもの) ・仲間と協力しながら働く環境 ・実力主義 これと並行して、辛かったことや苦しかったことについても同様に共通点を探します。これらは働く際に求めないものとして洗い出すことが可能になります。   このように共通点を見つけて考えていくと、自分が働く環境には何が必要で何が不必要かが明確になるはずです。   (6)優先順位を決める   働く環境に求めるものはいくつか挙げられると思いますが、それらを網羅するのは現実的に考えて難しい可能性が高いため、その中でさらに優先順位をつけていきます。   つまり、妥協できるものかできないものかを考えていくということです。ここで最終的に妥協できないと思ったものが、企業を選ぶ際の軸になります。   企業選びの軸が明確になれば、その分企業選びもスムーズに進みますし、先ほどの自己分析の内容をもとに、より企業に刺さるアピールをすることができるようになるでしょう。   業界・企業研究を徹底する 次に、下記に該当する方には業界研究や企業研究を徹底することも克服法として有効です。   ・選考に落ちるのが怖い ・面接でどんなことを聞かれるのかわからず怖い ・ブラック企業に入社してしまいそうで怖い これらに該当する方は、業界研究や企業研究を徹底することでその企業がどういった人材を求めているのかや選考の傾向が見えてくるほか、どういった労働環境なのかを知ることができるため、不安要素を解消しやすくなります。   業界研究を行う際は下記の流れに沿って行ってみてください。   (1)どのような業界があるのかを知り、気になる業界を選ぶ (2)業界のビジネスモデルを知る (3)志望業界の将来性、安定性を知る (4)興味のある業界を絞り、気になる企業を選ぶ (1)どのような業界があるのかを知り、気になる業界を選ぶ   業界研究を行う際はまずどのような業界が存在するのかを把握することが大切です。業界は主に下記の5つに分類することができます。   ・ものをつくる業界 ・ものを売る業界 ・サービス、情報を提供する業界 ・社会基盤を整備する業界 ・資金を動かす業界 志望業界をまだ決めていないという人は、まずこれら5つの業界の中で興味がありそうなものがどれかを考えてみましょう。   どの業界に興味があるか決まったら、その中でも具体的にどの業界に関心を持っているのか考えてみます。   同じモノづくりでも、食品系もあればアパレル系もあるため、具体的に興味のある業界の目星をつけていきましょう。 (2) 業界のビジネスモデルを知る   気になる業界が決まったら、次は下記の項目について調べてその業界のビジネスモデルを把握しましょう。   ・どんな商品・サービスか ・顧客は誰か ・どのように営業しているのか (3)志望業界の将来性、安定性を知る   業界研究においてその業界の動向を知ることは必須です。それによって、その業界の将来性や安定性を知ることができます。   業界の将来性を調べたい時は業界の動向や売上、市場規模などについて調べましょう。   (4)興味のある業界を絞り、気になる企業を選ぶ   気になる業界を絞ったら、その業界の中で気になる企業を探しましょう。興味があると感じた企業について調べる際は、下記の項目についてチェックしてみてください。   ・企業名 ・企業を選んだ理由 ・間近3年の売上、利益の推移 ・主力商品、サービス(3つ) ・メインの顧客(個人or企業/国内or海外/年齢層など) ・業界内における企業の強み ・代表的な企業の広告・CMのコピーなど ・企業に関する最新のニュース、動向 気になる企業の情報を書き出したら、それぞれの企業を比較して志望度が高い順に並べてみましょう。   とにかく面接は実践で慣れる 下記に該当する方は、とにかく実践経験を積んで面接に慣れる方法がベターです。   ・人前で話すことが怖い ・面接の雰囲気が苦手 ・面接で何を聞かれるのかがわからず不安 人前で話すのが苦手な方は、場数を踏んで慣れるのが一番です。   実際に選考を受けてみるだけでなく、模擬面接やグループディスカッション講座、業界研究系のセミナーなど、様々なイベントやセミナーがあるため、それらに参加してみるのも良いでしょう。   それと併せて自分で練習を繰り返すのも効果的ですので、ぜひトライしましょう。   「選考に落ちる=相性が合わなかっただけ」と考える 選考に落ちることが怖いと感じている方は、選考に落ちてしまった際に「自分が無能だから落ちたんだ・・・」「自分に魅力がないんだ・・・」と自分を責めてしまうケースが多いです。   しかし、選考に落ちるのは、企業がその就活生とマッチしないと判断しただけのことなのです。就活=企業が学生を吟味する場で、学生はあくまで選ばれる立場にある、と考えている就活生も多いかと思います。   しかし、たとえ優秀な学生であってもその学生が求める価値を自社が提供できないと企業が判断した場合には、お互いのために採用を見送ることがあります。   無理に採用しても短期離職に繋がってしまう可能性が高く、教育コストなどを考えるとあまり得策とはいえないからです。   そのため、選考に落ちたのは自分に非があるのではなく相性が合わなかっただけと考え、自己分析や業界分析、企業分析を徹底することで本当にマッチする企業を見つけられるようアクションを起こすのがベターです。   第三者に相談する 最後に、下記に該当する方は第三者に相談すると良いでしょう。   ・選考に落ちるのが怖い ・人と比較されるのが怖い ・面接で何を聞かれるのかわからず不安 ・ブラック企業に入社してしまいそうで怖い 就活に対して悩みや不安がある人は、家族や信頼できる友人に相談してみるのも一つです。すでに就活を経験している先輩に面接のアドバイスを仰ぐのも良いでしょう。   周りに相談できる人がいないという人は、キャリアセンターや就活エージェントを利用する方法もあります。   キャリアセンターでは就活相談やESの添削、面接対策など、幅広い就活支援を受けることができます。OB・OG訪問をしたいという人に向けて、OB・OG訪問を受けて入れている先輩の紹介もしてくれます。   大学内にあり誰でも気軽に利用することができるため、就活に関する悩みがある人は試しに利用してみても良いでしょう。   ちなみに就活エージェントでは、面談を通してそれぞれの長所や希望などを把握したうえで、その就活生にあった企業を紹介してくれます。   その後の選考までサポートしてくれるため、選考に落ち続け受けるのが怖いという人でも、自信を持って臨むことができるようになるはずです。

2024.03.22

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就活に出遅れても挽回できるノウハウ6選|周りを頼れた人に勝算アリ?

「え!みんなもう就活そこまで進んでるの!?」 「完全に出遅れた・・・どうしよう・・・」   このように、周りの友人と比較して就活に出遅れたと焦ってはいませんか?就活に出遅れたと察したと同時に「もうダメだ・・・」と諦めかけてしまった方もいらっしゃるかもしれません。   しかし就活に出遅れても、取るアクション次第で十分に巻き返すことができます。そこで本記事では就活に出遅れても挽回できる方法を6つご紹介します。   全く就活をしてこなかった方も、ESは提出したもののまだ面接を受けたことがない方もぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活に出遅れても挽回はできる まずは「本当に出遅れているのか」「自分が今どういう状況にあるのか」を確認する 就活の出遅れを挽回するには他者の力が必須 「就活に出遅れた」と思った時にまずやるべきこと 「就活に出遅れた」と思った時、焦っていきなり企業選びを始めたりESを作成したりといったケースはよく見られますが、まずは冷静になって下記の2点を明確にすることが必要です。   1.本当に”出遅れ”なのか確認する 2.”出遅れの状況”を確認する これらを明確にすることによって、今後取るべきアクションが変わってきます。ここではこの2点について具体的にお伝えしたいと思います。   1.本当に出遅れなのか確認する そもそも、ご自身が就活に出遅れたと感じているのはなぜでしょうか?もし周りの友人の就活状況や、なんとなく感覚で出遅れたと感じている場合には、一旦世の中の就活生の内定状況もチェックしてみましょう。   学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査によれば、就活解禁の2ヶ月後となる5月で就活を終えた学生はまだ34%ほどと少なくなっています。   その後夏頃になると徐々に就活を終了とする就活生が増え始め、8月には96%の学生が就活を終えています。   そのため、夏頃になってもまだ就活を進めていないという就活生は就活に出遅れているといえるかもしれません。 2.出遅れの状況を確認する ところで、「就活への出遅れ」とは具体的にどういった状況を指すのでしょうか?一般的には下記3つのケースが該当するため、ご自身がどのケースに当てはまるか、もしくはどれに最も近い状況であるかを確認してみてください。   ご自身の状況を明確にすることで、やるべきことが見えてきます。 出遅れ状況1.WEBテスト・ESを通過できない   まずは面接前のWEBテストやES提出の時点で選考に通過できていない状態です。基本的に筆記試験に関しては勉強不足が主な要因として考えられます。   問題自体の難易度はそれほど高くないためあまり勉強に力を入れていないという方もいらっしゃるかもしれませんが、傾向を知ったうえで細かい対策をしなければ制限時間内に終わらせることは難しいでしょう。1日10分でも効果はありますので、勉強する時間を作ってみましょう。   そしてESがなかなか通らないという場合には書いた後にすぐ提出してしまうのではなく、第三者に添削してもらうのがベターです。   ESでは相手が読みやすい文章になっているかどうかが重要であるため、客観的な意見をもらうことでさらに精度の高いESを作ることができるでしょう。   出遅れ状況2.面接を通過できない   すでに面接までは進めているという方は、面接を受けるごとに自分の面接中の態度や受け答えを細かく振り返り、改善点を探してみましょう。   面接の中でも特にどの段階で不合格のジャッジを下されているかによって対策すべき点が異なります。下記に選考のフェーズごとに落ちやすい就活生の傾向をまとめましたので、これを参考にご自身の課題を明確にし、対策を講じましょう。   【一次面接で落選する就活生の特徴】 ・基本的なマナーを把握できていない ・緊張や人見知りによってコミュニケーションを円滑に行えていない 【二次面接で落選する就活生の特徴】 ・志望度が低いことが先方に伝わっている ・社風とマッチしていない ・入社後に活躍できる能力を示せていない ・一次面接の回答との一貫性がない 【最終面接で落選する就活生の特徴】 ・志望度が低くいことが先方に伝わっている ・これまでの面接時の回答との一貫性がない 場合によっては面接の内容ではなく企業とのミスマッチが原因となっている場合もあるため、その場合は改めて自己分析と企業選びを行うのも一つです。   出遅れ状況3.全く就活を行っていない   最後に挙げられるのは、説明会にも参加したことがなく就活に関して右も左も分からない状況です。こういった方は非常に不安かもしれませんが、就活をしている人たちも最初は何も分からない状況からスタートしているため、不安になる必要はありません。   そういった方へ向けて、ここからは就活で”やるべきこと”を効率的に行う方法をご紹介します。   就活に出遅れても挽回できるノウハウ6選 就活に出遅れた際に可能な限りスムーズに挽回するための方法を6つご紹介いたします。ぜひ、チャレンジできそうなものから試してみてください。 出遅れを挽回する方法(1):自己分析ではなく他己分析を行う 他己分析とは、自分の性格や長所・短所を他の人に聞くことで自分について客観的に知ることができる自己分析のやり方の一つです。   家族や中学・高校の同級生、同じ部活やサークル、ゼミの先輩や同級生など、あなたのことをよく知っている人に頼むと良いでしょう。   自分の長所について確認する際には複数人に聞くのがベターです。人によって感じる長所や短所は異なるため、複数人に聞くことで情報の信憑性が増します。   加えて企業によって求める人物像は異なるため、企業ごとに合わせて強みをアピールするためにも、自分の強みは複数把握しておくと良いでしょう。   ただ頼める人がいない、人に聞くのは恥ずかしいという方は、自身で自己分析を行っても問題ありません。   出遅れを挽回する方法(2):業界・企業研究は社会人に頼る 時間がある場合は様々な業界について調べるのが理想ですが、就活に出遅れている場合は中でも興味のある業界や企業に絞って調べ、対策をしましょう。   ただ全く知識がない状態から一人で業界・企業研究を行うととても時間がかかるため、OB・OG訪問や知り合いの社会人への質問などを通して、効率的に情報収集を行いましょう。   出遅れを挽回する方法(3):ESは人に添削してもらう 中でも自己分析や業界・企業研究ができている方は、それらの情報を選考に向けて工夫していくだけでOKです。しかしここで問題になってくるのが、文章力と表現力になります。   元々文章が得意な方は問題ありませんが、そうでない方はESの通過率が良かった先輩や友人、社会人の中でも人材業界や人事職の人をみつけて添削をしてもらいましょう。   出遅れを挽回する方法(4):模擬面接でトレーニングをする 伝えたいことは定まっていても、いざ人前に立つとうまく伝えられないという方は多いです。中でも面接では想定外の質問をされることも多く、その場で回答を考えて答えなければならないため難易度が高いです。   自信を持って面接に臨むためにも、面接の流れを把握したうえで模擬面接を行って練習してみてください。先輩や友人に面接官役を頼むのも一つですし、一人でも練習は可能です(一人の場合は動画に記録して振り返るとより客観的に課題を把握できるでしょう)。   出遅れを挽回する方法(5):とにかくたくさん選考を受ける 中でも選考中の企業が少ない、まだ選考に進んでいる企業がないという方は、もっと多くの企業の選考を受けてみましょう。   早期に就活を開始している学生も、一般的に30~40社程エントリーしていると言われています。   「たくさん受けても意味がないのではないか」という意見も見られますが、それは行きたい企業や将来のビジョンが明確で、なおかつESや面接が得意な人の場合にいえることです。   就活に出遅れている方や苦手意識がある方は、より多くの選考を受けて経験値を高めるのが得策といえるでしょう。   出遅れを挽回する方法(6):”やったほうが良い”レベルの対策は後に回す また、就活に出遅れている方には時間の猶予があまりないため、”これもやった方が良いのでは”というレベル感の対策については優先度を下げ、後に回す形を取りましょう。優先度が低いものとしては例として下記が挙げられます。   ■大規模合同説明会への参加   就活に出遅れている方は必ずしも大規模な説明会に参加する必要はありません。   猶予がないタイミングではたくさんの企業をまんべんなく知ったり視野を広げたりといった時間がありません。気になる業界を絞ってその中で企業をリサーチしましょう。   ■初めから徹底的に企業研究をする   特に志望度の高い企業に関しては別ですが、ESの段階で数十社の企業研究を徹底的に行うことはできません。   口コミ情報や自社サイト、周囲からの情報をもとにリサーチし、面接が決まったタイミングでもう少し細かく対策を練るという形を取れると効率的です。   ■自己分析の深堀り   自己分析によって将来やりたいことを明確にすることはなかなか難しいもので、大半の就活生が「本当にやりたいことが不明瞭」な状態で就活に臨んでいるものです。そのため、一旦今の段階では漠然とした状態で問題ありません。   また自身の強みや弱みを見つけることは大事ですが、他の人と比べてインパクトがないからといって無理に考える必要はありません。   自分が考える強みや弱みの根拠となるエピソードなどや弱みの克服方法などを把握しておけば、面接で質問された際にもうまく立ち回れるでしょう。   ■WEBテストの勉強   タイミングにもよりますが、特に4年生の夏頃からはテストを設けていない企業も増えてきます。   テスト勉強に時間を割きすぎるとテストよりも大事な自己分析や企業研究、ES作成の時間が無くなってしまうため、参考書に一度目を通し、最低限の勉強時間を確保するに留めましょう。   就活に出遅れた時に大切な3つの「ない」 就活に出遅れてしまった焦ると視野が狭くなってしまいがちですが、就活ではポジティブな思考を持つことが大切です。ここでは、就活に出遅れたからこそ大切にしていただきたい考え方についてお伝えします。 就職を諦めない 4年生の夏頃の時点で就活を諦める方もいらっしゃいますが、まだ早すぎます。公務員試験に落ちた方や留学していた方、部活やゼミが忙しかった方など夏以降に就活を始める人は少なくありません。   また、採用目標人数に達していないことから採用を続けている企業もあるため、最後まで諦めないでください。どうしても行きたい企業に落ちてしまった、最後までやりきった上で納得できないという場合は、就職留年という方法もあります。   1人でやらない 就活は個人戦ですが、自分ひとりでやり切れる自信が無い方は、出遅れていなくても第三者に頼るべきです。少なくとも社会人はあなたよりも仕事に詳しいですし、就活エージェントなどに相談すれば就活の成功法を教えてくれます。   素直に助けを求めることで情報収集をスムーズにできたり、一人でやってたら知ることのなかった情報を得られたりなど、効率的に就活を進めることができるでしょう。   人との勝負ではない 企業名や内定獲得の早さでマウントを取ってくる人もいるかもしれません。しかし就活で大事なのは早さではなく、本当に自分に合っている企業から内定をもらうことです。   いくら早く内定を獲得できても、自分とマッチしていない企業に入社してしまったら、早期離職や強いストレスを抱えながら働くことに繋がってしまいます。   自分が「良い!」と思える会社と出会えるまで、ご自身の価値観を大切にしつつ悔いのないよう慎重に進めましょう。

2024.03.22

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就活がめんどくさい状況を脱却する5つのコツ|そもそも就職活動は面倒なもの

「就活めんどくさい・・・いっそのこと辞めちゃいたいけど、そうもいかないよな・・・」とお悩みではありませんか?   就活がめんどくさいと感じている自分に対して嫌気が指しているという就活生もいるかもしれませんが、実際のところ、就活は誰でもめんどくさいと感じてしまうものです。   やらなければならないこともたくさんありますし、そのどれもが初めて経験することばかりで、正直気が遠くなる瞬間もあるでしょう。   本記事では、就活がめんどくさいと感じてしまう原因についてお伝えしたうえで、就活がめんどくさい状況を脱却するコツをご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活がめんどくさいのは「納得感の欠如」「脳内の整理不足」「思い込み」が原因 就活のめんどくささを脱却するには「目的意識」「全貌の把握」「ゲーム感覚」などが有効 就活以外の進路を選ぶ際にはデメリットを考慮して判断するのがベター 就活をめんどくさいと感じる原因 そもそも、人はなぜ就活をめんどくさいと感じてしまうのでしょうか?考えられる原因としては主に下記が挙げられます。 就活を行うことに納得できていない 就活ではやるべきことが非常に多く、その都度調べながら時間をかけて進めなければならないものも多いです。   そのため「何のために就活を行うのか」「就活を行うことによってどうなりたいのか」を明確にし、就活を行うことに対して自分が心から納得できていないと、就活そのものが次第にめんどくさいと感じるようになっていってしまいます。   やることへのメリットや必要性を感じなければ、わざわざ時間と労力をかけてまで進めようと思えないのは当然のことです。   「周りが就活をしているから」「家族に就活をしなさいと言われているから」「とりあえずある程度の規模の企業に就職しないと世間体が気になるから」などといった理由で就活を進めている方は、必然的に就活がめんどくさいと感じてしまいます。   やるべきことを整理できていない 就活でやるべきことを整理できていない場合も、就活がめんどくさいと感じやすくなります。   就活では自己分析、業界研究、企業研究、ESや履歴書の作成、Webテストの勉強、面接対策など、やらなければならないことが非常に多いです。   しかしそれらの就活対策にゴールはありません。細部までこだわったり完璧を目指そうとしたりすると、「一体どこまで頑張れば良いんだ・・・」と終わりの見えない辛さを感じることになるでしょう。   応募した企業数が多いほどやらなければならないことも多くなり、次第に就活がめんどくさいと感じるようになってしまいます。   中には就活でやるべきことを整理できていないことで、そこまで時間をかける必要のないところに時間をかけて無駄に労力を費やしてしまっている就活生もいるかもしれません。   「就活=面倒なこと」という思い込みがある 周りの友人が「就活めんどくさい」「また面接行くのだるい」などと就活に対してネガティブな発言をしている場合などは特に、就活=面倒という思い込みを持ってしまっているかもしれません。   こういった思い込みがあると無意識のうちに就活を嫌々やらされているような感覚に陥りやすく、その中で特に苦手なことが求められた時に特に「めんどくさい」と感じるようになってしまいます。   就活がめんどくさい状況を脱却する5つのコツ では、就活がめんどくさいと感じている状況を脱却するには一体どうすれば良いのでしょうか?ここでは下記の5つのコツをご紹介いたします。 就活を行う目的を定める まずは就活を行う目的を定めましょう。たとえば「お金を稼ぎたい」「これくらいの生活水準に達したい」「〇〇事業に携わって社会に貢献したい」「花形の仕事に就いて自信を持ちたい」など、何でも構いません。   何か一つ目的や目標を持つだけで自分の進むべき道が明確になり、就活でやるべきことが多かったり様々な企業の選考を受けなければいけなかったりしても、常に目的意識を持てるようになることからモチベーションを保ちやすくなります。   また一つ目的が定まると、業界選びや企業選びをより細かく進められるようになります。   たとえば「モノづくりがしたい」という目的がある場合、「モノづくりができる業界は何がある?」「職種は何がある?」「どんな商材でのモノづくりに携わりたい?」などと、自問できる項目が増えるため、その分自分が仕事に求める価値を明確にしていくことができます。   就活の全貌を把握する 就活の全貌が見えていないことで就活がめんどくさいと感じている方は、最低限、就活の全貌を把握することが必要です。就活の全貌を把握するには下記の2点を実践しましょう。   (1)就活のスケジュールを把握する (2)TO DOリストを作成して脳内を整理する まずは就活スケジュールの全貌を確認し、どの時期に何が必要になるのか、いつまでに何を終えておかなければならないのかを把握しましょう。   ゴールが見えないままでは何に向かって頑張れば良いのかがわからず「めんどくさい」という気持ちが生まれやすくなりますが、就活スケジュールの全貌を把握すれば脳内を整理することができますし、「一つずつ順番にこなしていけば大丈夫」と安心することにも繋がります。 そして就活のスケジュール感を把握したら、今度はやるべきことをTO DOリストに落とし込みましょう。就活で必要なこととしては最低限、自己分析、業界研究、企業研究、ES作成、面接対策などが挙げられます。   リスト化することで自分が次何をすれば良いのかが直観的にわかるようになるほか、やり終えたものを線で消していくなどすると「あ、自分こんなに頑張ったんだ」と達成感を覚え、モチベーションUPにも繋がります。   タスクや企業に優先度をつける 先ほど就活で必要なことをTO DOリストに落とし込みましょうとお伝えしましたが、それらのタスクに優先度をつけるのも就活のめんどくささを解消するコツとして有効です   就活では応募企業数が増えるほどにやらなければならないことが増えるため、全てに全力投球していたら体力も時間も足りなくなってしまいます。   現時点で応募している企業の中で優先順位をつけてみましょう。優先順位が高い企業の選考対策はより丁寧に行うなどの工夫をすることで、就活にかける工数を効率化させることができます。   優先順位が低い企業の中でも特に低い企業は選考を辞退し、受ける企業数を減らすという方法も一つですが、その場合は後で後悔しないよう熟慮したうえで判断しましょう。   ゲーム感覚で就活をしてみる 場合によってはゲーム感覚で就活をしてみるのも有効です。「これがクリアできたら例の新作ゲームを買おう」などと自分にご褒美を設定するなどして、ゲーム感覚でこなすと、案外心の負担が軽減するかもしれません。   「次はもっと隙のない志望動機を書けるように頑張ろう」などと、自分がステップアップできるようなマインドに持っていくことも、ゲーム感覚で就活を進めるコツです。   こうすることによって、「めんどくさいからやりたくない」という思考から「もっと納得のいく状態にしたい」という前向きな思考に持っていきやすくなります。就活が長期化して疲れが溜まっているタイミングにも有効ですので、ぜひトライしてみてください。   就活以外のやりたいことに一旦チャレンジしてみる もし「留学をしてもっと語学を勉強したい」「声優として生きていきたい」などの就活以外でのやりたいことがある就活生は、そのやりたいことに一旦チャレンジしてみるのも一つです。   本当は就活以外にやりたいことがあるにもかかわらず、世間体を意識したり周りに併せたりして就活を進めている場合には、就活をすること自体に納得感を持てずめんどくさいと感じている可能性があります。   その場合には就活と並行しても大丈夫ですので、一旦自分のやりたいことの実現に向けて本気で挑戦してみましょう。家族や周りの意見も大事ですが、人生は一度きりしかありません。   周りの意見をそのまま受け入れて数十年後に後悔してしまう可能性もゼロではないため、少しでも後悔するかもしれないと感じる場合にはまずチャレンジしてみるのも一つです。   もしそれでうまく行けば周りを説得できる可能性がありますし、上手くいかなければ自分の中で折り合いをつけやすくなり、より就活に身が入るようになるでしょう。この過程を経ることで、後悔することを防ぐことができます。   ただし、就活以外の夢や目標にチャレンジする場合にはあらかじめ期限を設けておくのがベターです。   期限を決めないままダラダラと時間を過ごしてしまうと、いざ「やっぱり就職しよう」と考えた時にはすでに就活に不利な時期に入ってしまっている可能性があります。   就活以外にやりたいことがあるという方は、ぜひ「自分が後悔しないための行動」を目指しましょう。   就活以外の選択肢とそのリスクは? 中には「就活めんどくさいし、就職以外の道に進もうかな・・・」と考えている就活生もいるでしょう。就活以外の選択肢としては主に下記が挙げられます。 ただし、こうした就活以外の選択肢を選んだ場合、下記のようなデメリットを被る可能性があります。   ・安定した収入を得にくい ・社会保障が得られない ・社会的信用を得にくい ・人脈が広がりにくい ・就活留年・浪人をすると就活難易度が上がる 就活をしない場合のデメリットをまとめると「安定性や信頼性の得られにくさ」が大きいといえます。将来的な安定性や信頼性を獲得していきたい人は就活を辞めないほうが良いといえます。   また就活留年や就活浪人をした場合、就活を再開した時の面接で、就活留年をした人には”なぜ留年をしたのか”、就活浪人をした人には”浪人期間になにをやっていたのか”といった点を聞かれる可能性が高く面接官を納得させられる回答ができない場合には内定の難易度がグッと上がるため注意しましょう。   ちなみにフリーランスとして活躍したり起業して働く道も一つですが、就活に対して「やることが多くてめんどくさい」「イベントに参加したり面接を受けるのがめんどくさい」と感じている方の場合は、この道を選ぶ方がもっとめんどくさいと感じる可能性があるためこちらも注意が必要です。

2024.03.22

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【原因12種別】就活のストレス解消法|就活エージェント直伝「内定獲得のコツ」とは

「就活って準備が大変でストレス・・・」 「不採用通知が来るたびにメンタルがやられる・・・」   このように、就活でストレスを抱えている方は多いのではないでしょうか。納得のいく結果が出るまで就活を続けるためにも、こういった就活のストレスとは上手く付き合っていきたいところです。   そこで本記事では、原因別で就活のストレスの解消法をご紹介いたします。就活のストレスを軽減する際の3大原則についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活のストレスを軽減するには「原因の究明」「思考の工夫」「環境の整備」が重要 就活のストレスの原因を明らかにしたうえで適した対処を行うのが吉 就活のストレスを軽減する3大原則 就活のストレスを軽減するためには、大前提として念頭に置いていただきたい3つのポイントがあります。 ストレスの原因を明らかにする まずはストレスの原因を明らかにすることです。「そもそも自分が就活の何にストレスを抱えているのか」を明確にしてその原因に作用する対策を講じなければ、いつまでも同じようなストレスを抱え続けることになってしまいます。   自己分析に業界・企業研究、選考対策など、やることが多いことに対してストレスを抱えているのか、あるいはなかなか内定が出ないことに対してストレスを抱えているのかなど、本記事の後半の内容も参考にしながら考えてみましょう。   全貌を把握したうえでシンプルに考える 就活ではやらなければならないことが多いため、それぞれに対して悩みを抱えている就活生も少なくないでしょう。   「ESの提出期限が迫ってるのにまだ何も手をつけられてない・・・そもそも書き方もよくわからないし何をどうしたら良いんだろう・・・あ、適性検査の対策もしなきゃいけないんだった」などと、やらなければならないことを一気に全て意識してしまうと、焦りから何も手につかなくなってしまいます。   こういった方は、一気に全部を片付けようとするのではなく、一旦やらなければならないことの全貌と全体の流れを把握したうえで、シンプルに考えるのが得策です。   今やらなければならないことの重要度と緊急度がそれぞれどの程度かを振り分けたうえで、重要度と緊急度の高いものから一つずつ片付けていくようにすると頭の中を整理でき、ストレスを抱えにくくなります。同時に作業効率も高まるため、就活をもっと進めやすくなるでしょう。   ストレスを感じにくい環境を作る 最後に、ストレスを感じにくい環境を作るのも非常に大切で、具体的には下記の方法が挙げられます。   (1)自分の思考を工夫する (2)人に相談できる環境を用意する (3)周りの就活生の状況がわからない環境に身を置く 先ほどお伝えしたような脳内の整理整頓を定期的に行ったり、たとえ選考に落ちてしまったとしても「次の面接の良い練習になった」などとポジティブに捉えられるよう心掛けるなどして自分の思考を工夫したりすると、ストレスを感じにくくなっていきます。   誰にも就活の相談ができない状態にある場合もストレスが溜まりやすくなってしまうため、家族や信頼できる友人、大学のキャリアセンターなど、ある程度気軽に相談できる相手を見つけておくと良いでしょう。   なお、周りの就活生の選考状況がわかってしまう環境に身を置いていると無意識に自分と周りを比較してしまいストレスに繋がるため、就活中は自分の選考に集中するためにも、意識的に周りの学生の就活の状況が耳に入ってこないよう工夫することも大切です。   【原因12種別】就活のストレス解消法 では、就活でのストレスの原因としては一体どういったことが考えられるのでしょうか?ここでは原因と共にそれぞれのストレス解消法についてもお伝えしますので、ぜひご自身に照らし合わせながらチェックしてみてください。   何をすれば良いのかわからない そもそも就活で何をすれば良いのかがわからず漠然とした不安やストレスを抱えている方は、下記の方法を試してみましょう。   ・就活でやるべきことの全体像を把握する ・社会人や相談窓口に相談する 先ほどもお伝えしたように、まずは就活の流れとそれぞれのフェーズにおけるやるべきことを全て洗い出し、全体像を把握することから始めましょう。 DOの一例をまとめた図を挿入する やるべきことを把握したらそれぞれ重要度と緊急度をもとに優先順位をつけ、優先度の高いものから順に着手していくようにします。   もし自分一人ではいまいち全貌が見えない、不安だという方は家族やOB・OGなどの社会人に相談したり、大学のキャリアセンターや就活エージェントなどの就活に精通している相談窓口を活用したりすると良いでしょう。   就職したくない 中には、そもそも就職したくないからこそ就活に身が入らずストレスを抱えているという方もいらっしゃるかと思います。   人は必ずしも就職しなければ生きていけないわけではありませんので、就職しないという選択肢も一つです。ただし、就職をしない場合のデメリットを把握してから判断する必要があります。   ・社会的な信用を得にくくなる ・安定的な収入を得にくくなる ・福利厚生を受けられない ・就活再開時のハードルが上がる これらのデメリットを認識したうえで、それでも就職したくないと感じた場合には就職以外の選択肢を選ぶのもアリです。もし「やっぱり就職したほうが良さそうだな・・・」と感じた場合には、自分が就職することによって得られるメリットを考えてみましょう。   将来起業したいと考えている方にとってはビジネスの仕組みやビジネスを学ぶ場を得られることになりますし、今すぐには無理でもいつかやってみたい仕事がある場合には、その仕事に繋がるような職に就くことで夢に一歩近づくことになります。   やりたいことがない 将来やりたいことがないという方は、就活を行ううえでの目的が曖昧になりどのゴールに向けて頑張れば良いのかがわからなくなるため、必然的に就活に対してストレスを感じやすくなります。   やりたいことを見つけようとしても、数ヶ月の間に結論を出さなければと焦ることで気持ちが行動に追いつかず、さらにストレスを感じてしまうことになるでしょう。   実際のところ、やりたいことが明確になっている就活生の方が少数派であるため焦る必要はありませんが、就活を進めるにあたっては自分にとって納得のいくゴール(=目的)が欲しいところです。   そこでわかりやすいのは、自分にとっての”Can”から業界選びや企業選びを行い、それをゴールにしていくことです。   やりたいこと(Will)が見つからない場合には、できることや得意なこと(Can)から就活の軸を見出してみると、自分が活躍できる仕事に出会えるようになるため企業や仕事とのミスマッチを防ぎやすくなるほか、将来的な仕事への満足度も高まりやすくなります。   ぜひ過去の経験を振り返って、無意識に続けてこれたことや好きだったこと(苦ではなかったこと)にはどういったものがあったか、考えてみましょう。   たとえば「数学の授業は不思議と時間が過ぎるのが早かった」という感覚がある場合には、「数学=数値データを見ることや分析をすることが好き=マーケティング職やエンジニア職に適性がある」と考えることができます。   細かい自己分析を行って自分にとってのCanを洗い出し、そこから考えられる業界や企業を探してみてはいかがでしょうか?   プレッシャーを感じている 中には家族から「最低でもあそこ以上の企業には入ってほしい」「〇〇は優秀だから大丈夫だよ」などと声をかけられてプレッシャーを感じていることでストレスが蓄積しているという就活生もいるでしょう。   他にも、自分自身でプレッシャーをかけてしまっているというケースもあると思います。りや自分によるプレッシャーでストレスを抱えてしまうと、選考時に本来の力を発揮することも難しくなってしまうため、うまく解消しておきたいところです。   こうしたストレスは”良い企業に入社することがゴールではない”ということを理解できると解消に繋がるでしょう。   就活に対する不安や焦りは、真剣に取り組んでいるからこそ感じるものです。そしてそのネガティブな感情は「良い企業に入らなければ」という固定概念が仇となっている可能性があります。   「良い企業に入りたい」という気持ちは誰にでもあるものですが、ここでいう「良い企業」の定義は仕事にやりがいを求めるのか、大きく成長できることを求めるのかなど人それぞれの価値観によって異なります。   「家族の期待に応えないと」「それなりの水準の企業に受からないと」などとプレッシャーを感じている方は、無理に他人の敷いたレールに沿う必要はありません。   今後長く働き人生をより豊かなものにしていくためにも、いかに自分が納得できる企業に入社できるかを考えましょう。   そして就活はあくまでも人生を豊かにしていくための手段にすぎず、企業に就職すること自体がゴールではありません。自分が望んだ時期に望んだ企業から内定をもらえなかったとしても、それで人生が台無しになってしまうということはないのです。   今後、どれだけ自分が納得できる企業と出会えるかを楽しめるようなマインドに持っていけると良いでしょう。   自分に自信がない 自分に自信がないと、その分面接前には不安でいっぱいになってしまいますし、面接で自分についてアピールしきれないことが起因して不採用に繋がる可能性も高まります。   「みんなは自分よりもすごいガクチカを持ってるんじゃないか」「自分の志望動機や自己PRでは”使えない学生だ”と思われてしまうんじゃないか」といった不安が募ると、就活に対して恐怖心を抱くようになり、ストレスに繋がってしまいます。   自分に自信がなく周りの就活生に勝てる気がしないという方は、「面接=企業と学生が本当にマッチするかをお互いに吟味する場」であると捉えるようにしてみましょう。   面接は学生が企業から一方的にその有用性を判断される場所、と考えている就活生も少なくないかもしれませんが、面接はあくまで企業と学生がお互いに「本当にこの企業に入社して後悔しないか」「本当にこの学生はうちの企業で働くべき人材か」をチェックする場といえます。   企業は一般的に、どんなに有能な就活生であっても本人が望む将来の理想像が自社で叶えられないものであったり、本人が企業に求める価値が自社になかったりする場合には、その人材を採用しても短期離職に繋がる可能性が高いことから採用を見送る傾向があります。   たとえ選考で落とされてしまったとしても、それは自分を必要のない人材として判断されたのではなく「自社とマッチしない」と捉えられただけのことといえるため、過剰に心配する必要はありません。   劣等感を感じている 「周りは内定をもらえてるのに自分だけまだ一社もない・・・」「有名企業に就職が決まった友人がいて凹む・・・」などと、周りと自分を比べて劣等感を感じている就活生にも先ほどと同様のことがいえます。   劣等感にさいなまれてストレスを感じているという方は、無理に周りと比較するのではなく”前回の面接の時の自分”などと比較するようにしてみましょう。   そうすることで自分が着実に成長できていることを実感できるため前向きなマインドに持っていけるようになります。   また過去の自分と比較することで、周りと比較することによって本来自分が就活で目指していたゴールとは違う方向に進んでしまうといった現象を防げることにも繋がります。   自分の時間を取れない 就活が忙しくてなかなか自分の時間を取れないことでストレスを感じている就活生も多いでしょう。そういった場合には下記の3つの対処法が効果的です。   (1)本当に必要な予定なのか見直す (2)応募企業を見直す (3)意識的に休息を入れる 場合によっては、本来必ずしも必要ではない予定を組み込んでしまっている可能性があります。たとえば2つの合同説明会に行こうとしている場合には、「あの業界の話が聞ければ十分だから片方だけにしておこう」などと、予定を削ることが可能です。   滑り止めとして受けていた企業に気に入られてリクルーター面談によく呼ばれるといったこともあるかもしれませんが、入社するつもりがない企業のリクルーター面談は優先度が低いため、削る予定の一つとしてピックアップしても良いでしょう。   次に、応募企業を見直すことも場合によっては必要になります。就活に対する不安から50社以上の企業に応募している就活生もいるかと思いますが、応募企業数が多くなればなるほどやらなければならないことや面接の予定は増えていきます。   キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば、2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒~2023年卒のエントリー数は平均21.5社となっています。   あまりにエントリー数が多すぎるという方は、「第二志望以下の業界の応募企業数を減らしてみる」「事前に学歴フィルターに引っかかりやすいとわかっている企業へのエントリーをやめてみる」など、応募企業の見直しを行うのも一つです。   これらを実践したうえで、さらに意識的に休息を設けるようにするとなお良いでしょう。毎日就活漬けでは心も体も休まらず、選考で本来の力を発揮できなくなることにも繋がってしまいます。   面接を同じ日に複数受けるなどして時間を作り、一日就活から離れる日を設けると効果的です。   書類の書き方に自信がない 「志望動機ってこんな感じで良いのかな・・・?」「ガクチカってどんなことを書けば良いのかわからない・・・」などと、応募書類の書き方がよくわからずストレスだという方もいらっしゃるでしょう。   この場合は志望動機、自己PR、ガクチカなどの項目ごとに書き方を把握したうえで、それぞれ例文をモデルにして書き進めるとスムーズに作れるようになるでしょう。   面接で緊張する 面接がある度に緊張してストレスだという就活生もいると思います。「失敗したらダメだ」と考えすぎるあまり余計に緊張してしまうのはよくあることです。   普段のようにうまく話せなかったり、元々想定していた回答を思い出せなかったり、うまく自分をアピールできなかったりと、歯がゆい思いをすることもあるかと思います。   特にコロナ禍においてはオンライン面接が増えた関係で、選考が進むと途中から対面での面接に切り替わり余計に緊張してしまうというケースが増えています。   面接で緊張してしまってストレスだという方はぜひ下記の対処法を試してみてください。   (1)面接は対等な場であると理解する (2)面接対策を徹底する (3)複数企業の面接を受ける 面接で緊張しやすい方は「自分のあら探しをされるんじゃないか」「面接官から敵意を向けられるんじゃないか」などと不安に感じているかもしれませんが、先ほども触れた通り、面接はあくまでお互いに適性があるかをチェックするための対等な場です。   面接は面接官だけでなく、就活生もまたその企業が自分に合っているかを吟味できる場ですので、委縮する必要はありません。   また基本的な面接のマナーを確認したり、よくある質問への対策を講じるのはもちろんですが、家族や友人などに面接官役をお願いするなどして模擬面接で練習を繰り返すと本番を想定できるため、冷静に対応しやすくなるでしょう。   第一志望の企業を受ける前に複数の企業の面接を受けて場慣れをしておくことでも、より自分の振舞いや受け答えに自信をつけることができ緊張が和らいでいくため、緊張するという方は特にたくさんの企業の面接を受けるようにしてみましょう。   出費が多い 就活では面接に行くための交通費や参考書代などの出費がかさみます。アルバイトに入れるタイミングも限られる中、金銭面を気にしながら就活を進めていかねばならないことに対してストレスを感じている就活生も少なくないでしょう。   そういった就活生には下記のような対策が効果的です。   (1)志望度の低い企業は、Web面接を実施している企業に絞る (2)面接を同じ日にまとめる (3)参考書は中古品を購入する 面接では交通費が支給されないことがほとんどのため、中でも比較的志望度が低い企業については、Web面接を実施している企業に絞って選考を受けるようにすると面接に必要な交通費を節約できます。   また、可能な限り複数企業の面接を同じ日にまとめて受けるようにすることも交通費の削減に繋がります。企業サイドから面接日程を指定された場合は難しいですが、そうでない企業の面接をまとめて受けることで効率も高まります。   同じ日に複数企業の面接を入れる場合には、移動時間を加味したうえでさらに前後で30分ずつ程度余裕を持たせておくと、万が一面接が長引いたり電車が遅延したりしても安心です。   なお、Webテスト対策などの参考書については中古品を購入すると出費を抑えることができます。メルカリなどのフリマアプリであれば比較的新しい参考書を購入しやすいですし、自分が使用したあとにまた売りに出せば多少お金が返ってきます。   地方学生の都心部での滞在のサポートや選考対策などを実施してくれる就活シェアハウスというものもありますので、なるべく費用を抑えたい就活生はこちらをチェックしてみるのも一つです。   不採用通知を受ける度に落ち込む 不採用通知を受ける度に落ち込むというストレスは就活生であれば誰もが経験することですが、「自分は社会から必要とされていないのではないか」という、自分を否定されたような気持ちになりますよね。   こういった場合には下記の対応が効果的です。   (1)選考には落ちるのが当たり前と考える (2)次の選考の良い練習になったと考える (3)自分とマッチする企業ではなかったと捉える リクルート「就職プロセス調査 (2022年卒)」によれば、22卒の学生(4年生)の12月時点での平均内定取得企業数は2.35社となっており、内定取得企業数として最も割合が多いのはなんと1社となっています。   先ほど、就活での応募企業の平均値は20社程度とお伝えしましたが、20社受けて1社しか受からないほどに就活で内定をもらうのは難しいものなのです。   そのため、たとえ不採用通知を受けたとしても「そもそも選考には落ちて当たり前」という気持ちを持っておくと、ストレスをそこまで感じずに済むでしょう。面接で落ちてしまった際には、自分なりに振り返ることで多少なりとも反省点が見えてくるはずです。   「第一志望の企業を受ける前に気づけて良かった」などとポジティブに捉えることができるとストレスを避けることに繋がります。なお、企業が不採用通知を出すのはその学生と企業が真にマッチングしていないと判断したからにほかなりません。   その学生が求めている価値をその企業で提供できない場合や、その企業が求めている人物像とその学生の傾向に乖離があった場合には、たとえ採用しても短期離職に繋がるリスクが高いため企業は採用を見送る傾向にあるのです。   そのため、不採用通知を受けた際には「自分とあの企業には適性がなかったんだな」「もっと適性がある企業に出会えるチャンスがある」と前向きに捉えるのがベターです。   一向に内定が出ない 先ほどの内容と近くなりますが、中には一向に内定が出ず焦っている就活生もいるかもしれません。ESがなかなか通らない、なぜかいつも二次面接で落とされてしまうといったことが続くと、ストレスが溜まってしまうのも無理はありません。   周りの友人があっさり選考に通過していたりすると、余計に焦りを感じることでしょう。選考になかなか通過できないという場合、下記の2点が原因として考えられます。   (1)選んだ企業と自分との適性があまりない (2)企業に自分を十分にアピールできていない そしてこれら2つの要因にアプローチするには、特に下記の3ポイントが有効です。   (1)自己分析から見直す (2)業界・企業分析を徹底する (3)選考対策を徹底する 選んだ企業と自分との適性があまりないという場合については、そもそもの自己分析の段階で本当に自分の姿を把握しきれていない可能性があります。   企業が就活生を採用するか判断する際には、その就活生が優秀かどうかだけでなく、その企業で率先して働いてくれるか、この先長く働いてくれるか、といった部分にも重点をおいて見ています。   自分にはどういう理想があって、どういった考え方や傾向があるのかを明確にしたうえで企業選びを行わなければ、本当に合っている企業を受けることはできず、結果、不採用に繋がってしまいます。   自己分析が不足していそうだという方は、自分をよく知る家族や友人に手伝ってもらうなどして他己分析も併せて行うと良いでしょう。   そして業界・企業研究も徹底し、先ほどの自己分析の結果と照らし合わせて、本当に自分とマッチする企業に絞って応募するのが得策です。そのうえでその企業ごとに合った志望動機や自己PRを考えていけば、おのずと採用に繋がるでしょう。   就活エージェント直伝!内定獲得のコツ 就活のストレスを解消するにはやはり、内定を獲得して自分が納得のいく結果に結びつけるのが得策です。   就活では「書類選考→テスト→面接」という選考フローが一般的ですので、ここではそのフェーズごとに内定を獲得するためのコツをご紹介したいと思います。   ESを通過するコツ ES(エントリーシート)を通過するコツは、フレームワークを知ることになります。   ESにおいて必ず聞かれるのが志望動機、自己PR、ガクチカの3つになります。それぞれ様々なフレームワークが存在しますが、本記事では各質問ごとに一例を挙げてご紹介いたします。   ■志望動機   志望動機を作成する基本的なフレームは以下の通りです。 まずは「私が貴社を志望したのは、貴社の〇〇に強く共感したからです。」などと志望動機を一言で簡潔に記載します。続けてそう考えた背景やきっかけについて、具体的なエピソードを交えて説得力を持たせつつ書きましょう。   加えて同じ業界の中でもなぜその企業を選んだのかについて、先ほどの内容と絡めて書いていきます。その会社でしか自分の目標を叶えられないといった内容を書くことができると熱意が伝わりやすくなります。   ちなみに、その会社でしかできない理由については下記の観点をもとにすると探しやすくなるでしょう。   ・企業の社風 ・企業で働く社員の姿勢 ・企業の強み  ∟事業内容  ∟商材(コンセプト)  ∟社会貢献活動 ■自己PR   次に自己PRについてです。自己PRを書く際には下記の流れに沿って書くと内容がより一層伝わりやすくなります。 こちらもまず最初に結論を述べ、その後にその結論を根拠づけるエピソードを伝えます。そして後半はその経験を通して学んだことと、その学びや強みをどう仕事に活かしていくかをアピールして締めくくります。   ■ガクチカ   最後にガクチカです。ガクチカを書く際は下記の流れを参考にしてみてください。 まずは5W1Hで自分の取り組んだ内容について述べましょう。その後、その取り組みになぜ力を注いだのか(注ぐことができたのか)を説明したうえで、その取り組みの詳細説明を行います。   どんな困難にぶつかり、それに対して何を考え、どのように乗り越えていったのかを記載します。最後にはその活動を通して学んだことや、そこで得た学びを今後どのように活かすのかを記載して締めくくりましょう。   テストを通過するコツ テストを通過するコツは、繰り返し問題を解くことです。大手企業の選考では特にテストが用意されている可能性が高いですが、そもそも実施しない企業もあるため、まずは選考フローにテスト選考があるのかを確認しておきましょう。   テストが必要になる場合には下記の3ステップを踏襲し、筆記試験の対策を行ってください。   (1)参考書を一通り解く (2)間違えた問題の解説を理解する (3)間違えた問題を解きなおす (4)それでもできなかった問題を繰り返し解く まずは自分にとって解説がわかりやすい参考書を1冊選び一冊を全て解いてみましょう。勉強の必要なく解ける問題やそうでない問題の傾向がつかめてきます。   問題によっては効率的な解法が載っている場合もありますので、さらにスピードアップできるように対策をしておきましょう。   そして間違えてしまった問題のうち、ミスではなく理解不足のものに関しては解説をよく読んで理解し、もう一度解きなおしてみましょう。それでもできなかった問題に関してはより理解を深めて繰り返し解いていきます。   最終的に参考書を2〜3周する頃には、7~8割の問題を解けるようになっているはずです。   面接を通過するコツ 最後に、面接を通過するコツは面接官の思考を知ることです。面接官の思考を理解することで、面接攻略のためのヒントを掴めるようになります。   面接官に関わらず、人間は「感情(直感)で動き、論理(内容)で納得する」といわれています。これは面接を攻略するうえで非常に大事な考え方です。この原則を面接に当てはめると、面接官は下記のような流れで思考します。   (1)面接官が「この人材は非常に優秀そうだ」と直感的に感じる (2)なぜ優秀そうに感じるのかを様々な質問を通して論理で「やはり優秀である」と納得する (アルバイトの経験を通してリーダーシップがあると分かるなど) (3)面接通過 このように、いかに直感的に「優秀そう」と思ってもらえるかはとても大切です。身だしなみを整える、ハキハキと目を見て受け答えをするといった当たり前のポイントを踏まえるだけでも効果がありますので、そういった点を疎かにしないよう心掛けましょう。   もちろん直感的に活躍してくれそうな人材だと思わせることができたとしても、内容が伴っていなければ意味はありませんので、しっかりと面接対策を講じておきましょう。

2024.03.22

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「そもそも働きたくない」人が就活へのモチベーションを高めるコツ4選

「就活って準備が大変でストレス・・・」 「不採用通知が来るたびにメンタルがやられる・・・」   このように、就活でストレスを抱えている方は多いのではないでしょうか。納得のいく結果が出るまで就活を続けるためにも、こういった就活のストレスとは上手く付き合っていきたいところです。   そこで本記事では、原因別で就活のストレスの解消法をご紹介いたします。就活のストレスを軽減する際の3大原則についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 「そもそも働きたくない」と感じるのは就活の必要性を理解(納得)していないから 就活のモチベを上げるには「思考を工夫する」「アクションを起こす」の2点が効果的 就職以外の選択肢とそのデメリットも知ったうえで進路を考えよう 就活生が「そもそも働きたくない」と感じる理由 まず、どうして就活生の中には「そもそも働きたくない」と感じている層が一定数存在するのでしょうか?原因を知ることで就活のモチベーションを高めるヒントをつかめるかもしれませんので、ぜひご自身に照らし合わせてチェックしてみましょう。 就職の必要性を理解していないから 漠然と就職した方が良いとはわかっていても、「なぜ自分が就職する必要があるのか」を自分の口で説明できるレベルで詳細に理解しておかなければ、就活の中で面倒なことや辛いことにぶつかった際に全てを投げ出しやすくなります。   人は就職しなければ生きていけないわけではありませんので、就職しないという選択肢も一つです。ただし、就職をしない場合のデメリットを把握してから判断する必要があります。   ・社会的な信用を得にくくなる ・安定的な収入を得にくくなる ・福利厚生を受けられない ・就活再開時のハードルが上がる もし「やっぱり就職したほうが良さそうだな・・・」と感じた場合には、自分が就職することによって得られるメリットを考えてみましょう。   将来起業したいと考えている方にとってはビジネスの仕組みやビジネスを学ぶ場を得られることになりますし、今すぐには無理でもいつかやってみたい仕事がある場合には、その仕事に繋がるような職に就くことで夢に一歩近づくことになります。   やりたいことがわからないから そもそも働きたくないと考えている就活生の多くが「やりたいことがわからない」と感じているかと思います。自分でも何がしたいかわかっていない状況の中で就活を進めていくとなると、やる気が起きないのも無理はありません。   やりたいことがわからないとどの業界を選べば良いのか、どの企業の選考を受ければ良いのかがわからず、向かうべきゴールがわからなくなってしまいます。ゴールが見えない中で努力を継続するのは本当に大変です。   そもそもやりたいと考えていることがないと志望動機も思いつかないため、選考対策も思うように進まないでしょう。   やりたいことがわからないという方は、自分がやりたいことを見つけるか、今自分ができることを仕事にしていくことでより活躍しやすい場に身を置けるようになるため、自分の得意分野を探すところから始めるのも一つです。   漠然とした不安があるから 「自分でも社会人として働いていけるのかな・・・」「社会人って責任がついてまわるから大変そう・・・」など、はっきりとした理由はないもののなんとなく就職することに不安を感じているという就活生もいると思います。   学生と社会人では環境も立場も大きく異なるため、このような漠然とした不安を感じるのは当然です。   しかし中学生から高校生に上がる際や新しい習い事を始める時など、これまでにも環境の変化に不安を感じた経験はあるはずです。そしてそうした不安は新たな環境に慣れることで自然に解決することがほとんどだったのではないでしょうか。   働かないという選択肢を選んだところでずっと同じ環境で生きるということは難しいため、不安な気持ちとしっかり向き合っていくことが大切です。   仕事以外にやりたいことがあるから 中には「留学をしてもっと語学を勉強したい」「声優として生きていきたい」といった、就活以外でのやりたいことがあるという就活生もいるでしょう。   世間体を意識したり周りに併せて進路を決めようと就活を進めている場合には、就活をすること自体に納得感を持てずにやる気が出なくなっている可能性があります。   その場合には就活と並行しても大丈夫ですので、一旦自分のやりたいことの実現に向けて本気で挑戦してみましょう。家族や周りの意見も大事ですが、人生は一度きりしかありません。   周りの意見をそのまま受け入れて数十年後に後悔してしまう可能性もゼロではないため、少しでも後悔するかもしれないと感じる場合にはまずチャレンジしてみるのも一つです。   もしそれでうまく行けば周りを説得できる可能性がありますし、上手くいかなければ自分の中で折り合いをつける良いきっかけにもなるでしょう。この過程を経ることで、後悔することを防げます。   ただし、就活以外の夢や目標にチャレンジする場合にはあらかじめ期限を設けておくのがベターです。   期限を決めないままダラダラと時間を過ごしてしまうと、いざ「やっぱり就職しよう」と考えた時にはすでに就活に不利な時期に入ってしまっている可能性があります。   就活以外にやりたいことがあるという方は、ぜひ「自分が後悔しないための行動」を目指しましょう。   【働きたくないまま就活するのはリスキー】 働きたくないなと思いながら就活を進めてしまうと、面接官にその気持ちが伝わってしまい内定が遠のく原因になりかねません。 志望動機や自己PRの内容から熱意が伝わらなかったり、面接中の集中力のなさから面接官は「この人材はあまりやる気がないのかもしれない」と判断するのです。 また、就活が面倒だからととりあえず受かりそうな企業を手当たり次第に受けて早々に就活を終わらせようとする就活生もいますが、それでは本当に納得のいく環境で働けず後悔してしまうことに繋がります。 新卒入社する企業によってその後の自分のキャリアは大きく左右されるため、投げやりな気持ちのまま就活を進めてしまうのは大変リスキーです。ぜひ本記事の内容をもとに就活の重要性を理解し、モチベーションを高めてから改めて就活に臨みましょう。 「そもそも働きたくない」人が就活へのモチベーションを高めるコツ4選 では、そもそも働きたくないと考えている就活生が就活へのモチベーションを高めるには一体どうすれば良いのでしょうか?大きく「思考を工夫する」方法と「一旦アクションを起こしてみる」方法に分けてご紹介します。 思考を工夫する まずは自分の思考を工夫する方法です。   (1)なぜ働きたくないのか考える (2)将来どんな人生を送りたいのかを考える ■なぜ働きたくないのか考える   働きたくないと考えている就活生は、そもそもなぜ自分が働きたくないと考えているのかの理由を明確にしましょう。働きたくない理由が明確になれば、それ以外の働き先を見つけるという選択肢も出てくるかも知れません。   例えば「たくさんの人と関わりたくない」という理由であれば、不特定多数の人と関わる営業などの職種ではなく事務職など一定の人としか関わらない職種を選ぶという方法もあります。   「〇〇が嫌だから、〇〇がない仕事を探そう」という考え方をしてみると良いでしょう。この世にはたくさんの仕事が存在するため、考え方を変えるだけで自分に合う仕事が見つかる可能性があります。   ■将来どんな人生を送りたいのかを考える   働きたくないと考えている就活生は、将来自分がどんな人生を送りたいかを考えてみましょう。   たとえば自分が家庭を持った時のことを想像してみるとわかりやすいです。「一軒家に住みたい」「子供は2人以上ほしい」「子供には色んな習い事を経験させてあげたい」など、様々な希望が出てくると思います。   将来それを実現しやすくなるような仕事や稼ぎを得られる仕事に就くことを目標にすると、就活の必要性を実感でき、モチベーションが上がるでしょう。   一旦アクションを起こしてみる 次に、一旦アクションを起こしてみるのも良い方法です。   (1)説明会やインターンに参加してみる (2)社会人や相談窓口に相談してみる ■説明会やインターンに参加してみる   なんとなく働きたくないなと思っている人は企業の説明会やインターンに積極的に参加してみるのも手です。   就活生が働くことに漠然とした不安を持っているのは自分が経験したことのない未知なものだからです。知らないことだからこそマイナスなイメージを持ってしまい、どんどん不安要素を自分で作り出してしまいます。   就活生のみなさんが思っているより働くことは嫌なことばかりではありません。大変なことはもちろんありますが、それ以上に学生では経験できないこと、得られない感情など、得るものがたくさんあります。   働きたくないという人は、まずは説明会やインターンに参加し企業を身近に感じ、「働く」ということはどういうものなのかを考えてみてください。   ■社会人や相談窓口に相談してみる   働くことに抵抗感がある人は、家族や先輩などの身の回りにいる社会人に相談してみるのも良いでしょう。自分についてよくわかってくれている人に相談してみてください。   周りに相談できる人がいないという人は、就活に精通している就活エージェントを利用してみるのも一つです。これからの進路についての相談に乗ってくれたり、自分に合った仕事を紹介してくれたりするため便利です。   就活以外の選択肢と知っておくべきデメリット これまでの内容を読んでそれでも就活をしたくないと感じた方は、就活以外の選択肢についても知ることができると、より悔いのない選択ができるようになるでしょう。   ここでは就活以外の選択肢とそれぞれのデメリットをお伝えしますので、ぜひこちらも参考にしつつ今後の進路について考えてみてください。   進学 まずは進学です。大学院に進学し、しっかりと勉強すれば専門分野での能力を身につけることができるため、後々就活で有利になる場合もあります。ただし、進学するとなるとさらに莫大な費用がかかります。   専門分野について学びたいという目的があって大学院に進学するのであれば良い方法かと思いますが、ただただ働きたくないという理由だけで進学を選ぶのは経済面の観点からあまり得策とはいえません。   なんとなくの理由で進学を選択してしまうと、結果的に時間とお金を無駄にしてしまう可能性があるため、よく考えてから決断しましょう。   留学 留学を経験して文化が異なる人たちと触れ合うことで新しい価値観を得られるでしょう。さらに新たな価値観を得ることで、自分が本当にやりたいことや新しい自分を発見することができるかもしれません。   留学で語学力を高めておけば外資系の企業へ挑戦できたりなど選択の幅も広がるため、やりたいことを見つけるために留学に行くという選択肢も良いのではないでしょうか。   ただし、留学している人材=語学力が身についていて当たり前といったイメージを抱く採用担当者も多いため、留学中にそれなりのスキルを積むことができなければ留学をしたからといってそれがプラスに働くとは限らない点に留意が必要です。   資格を取得する 「今すぐには働きたくない」という人は、資格取得に向けて勉強するという選択肢もあります。資格は特定の分野に関する知識を持っていることのアピールになるため、業界によっては将来就活をする際に有利なアピールポイントになります。   しかし、資格取得のためだけに新卒ブランドを捨ててしまうのはもったいないといえます。本当に就きたい仕事があり、そのために資格の取得が必要だという方でない限りはあまりおすすめできない方法です。   フリーランスになるor起業する フリーランスや起業の場合は雇われではないため、自由度高く働くことが可能です。フリーランスとして働くことや起業して仕事を得るのは簡単なことではありませんし、たくさんのリスクが存在します。   安定的な収入を得にくくなりますし、場合によっては多くの負債を抱えることにもなりかねません。そのため、フリーランスや起業という選択肢を選ぶ場合は必ずやりたいことを明確にしてからトライするようにしましょう。   フリーター とりあえずフリーターとして働くという選択もあります。フリーターの場合は正社員のように厳しいノルマを課されたり、責任が重い仕事を任されることもないため、窮屈な思いをしにくいメリットがあります。   しかしその分、正社員との間に給与額や受けられる手当などの差があり、安定した収入を得られるという保証もありません。   将来のことを考えた際に自分の将来設計はフリーターでも実現可能なのか、深く考えてから検討してみてください。   【フリーターから正社員になるのは難しい?】 実際のところ、フリーターから正社員になるのは簡単ではありません。 というのも、企業の採用試験を受けても「すぐに辞めてしまうのではないか」「何か大きい問題を抱えているのではないか」などと面接官からマイナスイメージを持たれてしまうことが多いからです。 また難点として、ただなんとなくという理由でフリーターだった方は、採用試験で重要となる自己PRが薄くなりやすく、より一層就活に不利となります。 そのため、将来的に少しでも正社員として働きたいという気持ちがあるなら、新卒として就活した方が確実だと言えます。

2024.03.22

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就活に疲れた時に有効な”メンタルケア”と”工夫”。やってはいけない3つのこととは?

「就活疲れた・・・いっそのこと辞めちゃいたいけど、そうもいかないよなぁ」   就活を続けていく中でやることが多かったりなかなか内定が出なかったりすると、疲れてつい就活を辞めたいような気持ちになりますよね。   でも、ちょっと休んでいる間に周りと差をつけられてしまうのではないか、もっと就活が難しくなるのではないかと不安な方もいらっしゃるかと思います。   ただ、就活で疲れた時には一旦休むのも一つです。気持ちがついてこないまま無理矢理就活を続けても、自分が納得のいく結果には結びつかないでしょう。   本記事では就活に疲れたと感じる原因をお伝えしたうえで、就活に疲れた時に有効な”メンタルケア”と”就活の工夫”についてご紹介します。就活に疲れた時にやってはいけない3つのこともお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活に疲れたと感じるのは「選考の長期化」「タスクの多さ」「恐怖心」などが原因 就活に疲れた時には「メンタルケア」と「就活の工夫」の2軸で対処すると効果的 就活に疲れたら「周りとの過剰な比較」「完璧さの追求」「選択肢の絞りすぎ」に注意 「就活に疲れた・・・」と感じてしまう原因って? 就活に疲れてしまう原因は人によって様々ですが、ここではよくある理由を紹介していきます。ぜひご自身に照らし合わせながらチェックしてみてください。 選考が続いているから まずは選考が長く続いていることが挙げられます。人によって差はありますが、多い場合には一日に2社以上の選考を受けることもあるでしょう。   同じ日に何社も選考を受けるのは体力的にも精神的にもとても辛いですよね。また就活では選考を受けている時だけでなく、選考結果を待っている時間も緊張状態が続くため、疲れやすいといえます。   やることが多いから 就活では自己分析、業界研究、企業研究、ESや履歴書の作成、Webテストの勉強、面接対策など、やらなければならないことが非常に多いです。   しかしそれらの就活対策にゴールはないため、細部までこだわってしまったり自分なりの完璧を目指そうとしたりすると、「一体どこまで頑張れば良いんだ・・・」という終わりの見えない辛さを味わうことになります。   応募した企業数が多いほどやらなければならないことも多くなり、比例して疲れも溜まりやすくなります。   人事や面接官が怖いから 就活=企業が学生を吟味する場で、学生はあくまで選ばれる立場にある、と考えている就活生も多いかと思いますが、このイメージが企業の人事担当者や面接官に対する恐怖心を生じさせている可能性があります。   人事担当者や面接官へ恐怖心を抱いてしまうとそれは次第にストレスとなり、ストレス状態が続くことによって疲れを感じやすくなってしまいます。   また、多くの学生は社会人と接することに不慣れなものですし、初対面の人とのコミュニケーションに慣れているという就活生も少ないでしょう。   就活の選考では初対面の社会人に対して自分をアピールする必要があるため、余計にハードルが高く感じられる方が多いと考えられます。   自分を取り繕っているから 採用されたいという思いが強いと、自分を少しでも良く見せたいと考えつい取り繕ってしまうという就活生は多いです。自分を取り繕ってしまうと、本当の思いや考えを伝えられないため、次第に疲れてしまいます。   また、取り繕っていることで本当の自分を隠しているという事実に対して、負い目を感じてストレスになっている就活生もいるでしょう。   就活ではいかに自分とマッチする企業を選ぶかが重要であるため、自分を取り繕って内定をもらっても入社後のミスマッチに繋がり意味がありません。   「自分はこういう人間です」と伝えたうえで採用したいと思ってくれる企業との出会いを大切にしましょう。   自分についてアピールすることに不慣れだから ほとんどの就活生は自分についてアピールすることに不慣れでしょう。たとえば大学の授業で学生が自分について情報発信をする機会は少なく、自分をプレゼンする機会はほぼゼロといえます。   しかし就活では、自分の魅力を企業にアピールしていく必要があるため、アピールに慣れていない方や自己開示が苦手な方からすると、非常に疲れを感じやすいといえます。   第一志望の企業に落ちたから 頑張って就活を続けてきたにもかかわらず第一志望の企業の選考に落ちてしまったという方は特に、就活に対する疲れを感じ、ひどく落胆することでしょう。   他の企業よりも選考対策を入念に行い、入社後の働いている姿までイメージしていた企業だからこそ、精神的に大きなダメージを受けやすいといえます。   周りと比較して焦っているから 「自分はまだどこからも内定が出てないのに、周りは徐々に内定をもらい出してる・・・どうしよう」と焦りを感じ、それが疲れに繋がっている就活生もいるでしょう。   適度な焦りであれば「もっと選考対策を工夫しよう」「次この質問が来ても答えられるようにしよう」などとポジティブな思考に転換させやすいですが、あまりに強い焦りを感じてしまうと恐怖心から本来の力を発揮できなくなるといった悪循環に陥る可能性があるため注意が必要です。   就活に疲れた時に有効な"メンタルケア" では、就活に疲れた時になんとか気持ちを持ち直して就活を続けていくにはどうすれば良いのでしょうか?具体的には精神状態を落ち着ける”メンタルケア”と、実際に就活をより成功しやすい方向へ導く”就活の工夫”が有効です。   まずは就活に疲れた時に有効な”メンタルケア”についてお伝えいたします。 気分転換をする 最も手っ取り早い対処法は気分転換です。具体的には下記のようなリフレッシュ方法が効果的でしょう。   ・音楽を聴く ・読書をする ・趣味に没頭する ・アロマの香りでリラックスする ・運動やストレッチなどで体を動かす ・ゆっくりお風呂に浸かる ・友達や家族と話す 人間はストレスを抱えた状態が続くとストレスに対する抵抗力が下がってしまうため、ストレスを溜め込まないよう、できるだけ小まめに気持ちをリラックスさせることが大切です。   精神機能を安定させるためには身体的機能の正常化が非常に重要になるため、ぜひ生活リズムを整えたり睡眠の質を高めたりといった基本的な工夫も併せて念頭に置いておいてください。   一旦就活から離れる 一旦就活から離れることも一つの選択肢です。疲れている状態で無理矢理就活を進めても良い結果には繋がりにくいですし、焦りからあまり納得のいかない企業への入社を決めて後悔するといった事態にも繋がりかねません。   一度就活から離れてしまうと今よりもっと就活で厳しい状況に置かれるのではないか、もう戻ってこれなくなるのではないかなどと不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、事前に期限をきめ、短期間だけ休息を取るようにすれば問題ないでしょう。   就活から離れている期間には就活関連の情報のチェックは絶ち、できるだけ就活に関係ない人とのコミュニケーションを増やしてみましょう。それによって少しずつ心の緊張状態が和らいでいき、疲れを取ることができるはずです。   将来の目標について考える 就活に疲れた時には将来の目標について考えるのも良い方法です。将来自分のやりたいことや「こうなっていたい」という理想像について思いを巡らせるのです。   10年、20年先のことでも良いですし、あまり先のことは想像がつかないという方は社会人になった直後のことでも構いません。   将来の目標を改めてイメージすることで「自分は今このゴールに向かって頑張っているんだ」と、就活のゴールをより具体的に意識しやすくなります。   就活のゴールを意識できるようになると、就活で必要になる一つひとつのタスクも意義のあるものに感じられ、ただただ面倒くさい、疲れるといったネガティブな気持ちが軽減するはずです。   第三者に相談する 就活に疲れて「もう自分だけで続けていくのは辛い・・・」と感じている方は、誰かに相談してみると良いでしょう。就活は必ずしも一人でやらなければならないものではありません。   家族や信頼できる友人へ選考がうまく行かないのは何が原因なのかを相談するのも良し、選考対策を手伝ってもらうのも良しです。   相談できる相手がいない方や、より鋭い観点でのアドバイスが欲しい方は就活エージェントのキャリアアドバイザーに相談する方法も有効です。   励ましてもらいたいのか、ただ話を聞いてほしいのか、具体的なアドバイスがほしいのか、今自分に最も必要なものは何なのかを考えてから、相談する相手を決めると良いでしょう。   就活に疲れた時に有効な"就活での工夫" ここまでで就活に疲れた時に有効な”メンタルケア”について見てきましたが、ここからは”就活での工夫”についてお伝えいたします。 志望業界・企業を見直す 選考がなかなかうまくいかないという方は、受ける企業の選択肢を狭め過ぎている、あるいは自分にマッチしていない業界や企業を選んでしまっている可能性があります。   受ける企業の選択肢を狭めてしまうとその分受けられる企業の母数が減ってしまうため、おのずと内定を獲得しにくくなります。   また企業はあくまで「自社で長期的に活躍してくれる人材」を求めています。   どんなに有能な就活生であっても本人が望む価値を自社で提供できないとわかれば、採用したとしても短期離職に繋がる可能性があるということで採用を見送る傾向にあるのです。   そのため、なかなか就活がうまくいかないという方は自己分析、業界分析、企業分析を今一度細かく行い、志望業界や志望企業を選び直すところから始めてみましょう。   タスクに優先順位をつける 当たり前のことではありますが、応募企業が多いほどにやるべきことは多くなります。そのため「やることが多くて就活に疲れてしまった」という方は、現時点で応募している企業の中で優先順位をつけてみましょう。   優先順位が高い企業の選考対策はより丁寧に行うなどの工夫をすることで、就活にかける工数を効率化させることができます。   優先順位が低い企業の中でも特に低い企業は選考を辞退し、受ける企業数を減らすという方法も一つですが、その場合は後で後悔しないよう、しっかりと考えたうえで判断しましょう。   就活に疲れた時にやってはいけない3つのこと ちなみに、就活に疲れた時についやってしまいがちなNGポイントが3つありますので、さらに疲れを加速させてしまわぬよう、こちらも簡単に把握しておきましょう。 周りと比較し過ぎる 周りの就活生が自分よりもスムーズに就活を進められているのを目の当たりにすると、つい焦りを覚えてしまうものです。   この時、適度な焦りを感じる分には逆に就活へのモチベーションや緊張感に繋がるため問題ないとも取れますが、周りと比較し過ぎてしまうと強い劣等感にさいなまれて自信をなくしたり、就活に対して恐怖心を抱くようになってしまいます。   もし周りと比較し過ぎてしまっているなと感じた場合には、周りではなく昨日や前回の選考時の自分と比較するように頭を切り替えてみましょう。   「昨日よりも納得のいく志望動機が書けた」「前回の面接よりもスムーズに受け答えができた」などと振り返って自分の成長を実感することで、就活のモチベーションがUPすることに繋がります。   完璧を目指そうとする 完璧を目指そうとすることも、就活に疲れた時のNGポイントです。企業はそれぞれ異なる人材を求めており、独自の選考基準を敷いています。   そのため就活には具体的な正解や完璧な人材像といったものはなく、無理に完璧を目指そうとすると終わりが見えなくなったり無駄な対策が増えたりして、より一層疲れやすくなってしまいます。   就活のゴールはあくまで自分とマッチする企業に入社して納得のいく自分(人生)を形作れるようになることですので、無理に完璧を目指さず、ありのままの自分で臨みましょう。   選択肢を絞り込み過ぎる 最後に、企業の選択肢を絞り込み過ぎることも就活で疲れた時に気をつけたいポイントです。   中には「絶対にこの業界に就職したい」「少なくともこの水準の企業には入社しないと」などと狭い選択肢からしか企業を選んでいなかったり、ハイレベルな企業ばかりを選んだりしてしまっている就活生もいるでしょう。   しかし、あまり選択肢を狭めすぎると就活の難易度を自分で上げることになり、さらに就活の疲れが溜まってしまいます。そうなると、就活の疲れから本来の力を発揮することができず余計に就活が長引くことに繋がります。   実際、そこまで興味のなかった企業でも面接を受けてみたら印象がガラッと変わったというケースはよくありますので、選択肢を絞り込みすぎているなという自覚がある方は、多少興味を持てる業界や企業まで範囲を広げてみてはいかがでしょうか。   就活から長期的に離れたらどうなるの? 少し休憩するくらいであれば問題ありませんが、長期的に休んでしまうとその年に内定を獲得できる確率は減ってしまうため休む際はあらかじめ期限を決め、今後について思考を巡らせてから判断することが大切です。   ここでは長期的に就活を休んでしまった場合の、その後の選択肢についてご紹介します。 その年の就活を諦めて次の年にまた就活する場合、「就職留年」と「就職浪人」という2つの道から進むべき方向を決めることになります。   就職留年は「就活はしたものの就職せずに、再度来年度の就職に向けてもう一年学校に通うこと」で、就職浪人は「大学を卒業し、既卒として就活を継続すること」を指します。   また、就活から離れるという選択肢もあります。   ・進学 ・留学 ・資格を取得する ・フリーランスや起業 ・フリーター 今後自分がどういった道を歩むのがベストな選択なのか、今一度考えてみましょう。もし自分一人では考えがまとまらないという場合には、就活エージェントなどへの相談が有効です。

2024.03.22

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就活のやる気が出ない学生に効果的なモチベーションUP方法5選|就活が楽になるコツを紹介

「もういい加減就活しないとなのに全然やる気が出ない・・・」 「このままじゃ周りに先を越されて内定がもらえなくなっちゃうんじゃ・・・」 このように、就活のやる気が出ないとお悩みではありませんか?   本記事ではそんな就活生に向けて、就活のやる気が出ない原因とモチベーションUP方法をご紹介いたします。楽に就活を進められる方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活の開始時期が遅くなっても挽回することは可能 就活の序盤においてやる気が出ない原因は主に「就活の全体像を把握できていない」「やりたいこと・目標がわからない」「就職以外にやりたいことがある」「自分や過去の経験に自信がない」の4つ 就活のモチベーションを上げるには「自己分析と目標設定を行う」「就活の全貌を把握する」「就活の期限を定める」「就職のメリットを考える」「就職エージェントに頼る」などの方法が有効 就活のスタートダッシュが遅れても挽回できる   就活の開始時期が遅れてしまった就活生の中には「今から始めても内定がもらえないんじゃないか」と不安な人もいるかもしれませんが、就活のスタートダッシュが周りよりも遅くなってしまったとしても挽回することは十分可能です。   たとえ大学4年生の冬であっても採用を続けている企業は一定数存在しますので、周りよりも就活を始めるのが遅れてしまったからと焦りを感じすぎる必要はありません。   まずは就活に対するやる気が出ない原因を明確にし、それを解消したうえでモチベーションが高まるように工夫することから始めましょう。そのうえで、就活に必要なことを一つひとつ潰していけば問題ありません。   本記事では就活の序盤でやる気が出ない場合についての解決策をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。   就活のやる気が出ない4つの原因 「いい加減就活始めないと・・・」と感じているにもかかわらず、なかなか就活に対するやる気が出ないのはどうしてなのでしょうか?就活の序盤においてやる気が出ない原因としては主に下記の4つが考えられます。 就活の全体像を把握できていない まずは就活の全体像を把握できていないことが挙げられます。   就活を進めていくにあたって、まず何から着手して、どのタイミングでESを提出し、最終的にいつ頃内定を獲得することになるのかといったざっくりとした就活の全体像を把握できていなければ、脳内を整理することができず「就活って面倒くさい!」という思考に陥りやすくなります。   「就活ってやらなきゃいけないことが多くてやる気にならない・・・」と感じている就活生もこのパターンに当てはまります。   就活全体を通してやらなければならないことがおよそどういったものなのかを把握できていないと、その難易度すらも想像することができないため必要以上に億劫に感じられるのです。   やりたいこと・目標がわからない 「商品企画の仕事をしてみたい」「大手企業に入社して年収〇〇〇万円を達成してこんな暮らしを実現したい」など、やりたいことや将来の目標が明確になっている場合は就活に対するモチベーションがおのずと高くなるものです。   逆にやりたいことや目標がよくわからない場合「なんでこんなに大変な思いをしてまで就活しないといけないんだろう・・・」と、就活を行う理由がわからなくなりやる気が起きにくくなってしまいます。   こういった就活生は「周りが就活をしているから自分もなんとなくやることにした」「家族が就職しなさいっていうから仕方なくやることにした」など、受動的な理由から就活を進めることになりがちです。   しかし、どんな物事でも人に言われてやるのと自分の意思で積極的に進めていくのとではモチベーションに雲泥の差が生まれます。就活のやる気を出すには、就活を行うにあたっての”自分発信”の理由・目的が不可欠なのです。   就職以外にやりたいことがある 留学や部活、サークル活動、アルバイトなど、就職以外にやりたいことがある場合もなかなか就活に身が入らないでしょう。   つい就活が後回しになってしまい、周りの学生よりも就活の進捗が遅れることで余計にやる気が出なくなるというのは珍しい話ではありません。   「本当はこれにたくさん時間を使いたいけど、就活も進めないと・・・」というどっちつかずの状態の場合も気持ちの切り替えが難しく、なかなか就活のやる気が起きにくいです。   自分や過去の経験に自信がない 「自分なんて、就活をしたところでまともな企業に入社できるはずがない」「自信をもって話せるようなガクチカがない」など、自分自身や過去の経験に自信がない場合も、就活に対するモチベーションが低くなりがちです。   自分自身や過去の経験に自信がない就活生は「面接で突っ込まれたらどうしよう」「そんな薄いエピソードしかないの?みたいな空気になりそうで怖い」など、選考に対する恐怖心から就活をしたくないと感じることが多いのです。   周りに優秀な学生が多いことから自己肯定感が低くなっている就活生もこのパターンに当てはまります。 就活が楽になる!モチベーションUP方法5選 ここまでで就活のやる気が出ない原因について見てきましたが、一体どうすれば就活に対するやる気を出すことができるのでしょうか?ここでは就活が楽になるモチベーションUP方法をご紹介いたします。 自己分析と目標設定を行う まずは自己分析と目標設定を行う方法です。先ほど就活のやる気が出ない原因として「やりたいことや目標がわからない」ことを挙げましたが、まずは自己分析を行ってそれを探るヒントを得ましょう。   自己分析とは、自分のこれまでの経験や思考を洗い出して整理し、自分の考え方や価値観、備わっている性質や能力、強み、弱み、今後ありたいと考えている姿などを明確にする作業のことです。   もし自己分析ができているかいまいち自信がないという場合には、他己分析も活用してみると良いでしょう。他己分析とは、自分の性格や考え方を他の人に聞くことで自分について客観的に知ることができる自己分析のやり方の一つです。   家族や中学・高校の同級生、同じ部活・サークル・ゼミの先輩、同級生など、あなたのことをよく知っている人に頼むと良いでしょう。   人によって感じるものや観点は異なるため、自分の長所について確認する際には複数人に聞くことで情報の信憑性が増すためおすすめです。   さて、自己分析を通じて自分が人生や仕事に求める価値などを把握できたら、それをもとに自分が将来どうなりたいか、ライフプランやキャリアプランを考えてみましょう。   就職したあとその企業でどういった仕事をしていきたいのか、どんなビジネスパーソンになりたいのか、どんなことを成し遂げたいのか、どんなキャリアを築いていきたいのかを考えるのです。   もし可能であれば何歳で結婚して何人子供を作りたいのか、将来はどんなところで暮らしたいのかといった部分までライフプランを考えることができると、そこから逆算して「そのために年収〇〇〇万円を稼げるようになりたい」などの具体的な目標を洗い出しやすくなりますので、ぜひトライしてみましょう。   就活の全貌を把握する 就活の全体像をざっくりと把握して、どのタイミングでどういったアクションが必要になるのか、そのフェーズでは具体的にどういったことを行えば良いのかをあらかじめざっくりと把握しておくだけで「あ、意外とそんなもんなんだ」と幾分気分が軽くなります。   下記の画像を参考に、まずはざっくりと就活の全貌を把握しておきましょう。 また、余裕があれば自己分析や業界・企業研究、インターン、選考対策など、各フェーズにおいて具体的にどういったことを行うことになるのかも大枠だけで良いので把握しておくと、だいたいどれくらいの時間が必要になるのかなどの想定がつくためより脳内を整理しやすくなります。   就活の期限を定める テスト勉強でもスポーツの練習でもダイエットでも、何かしらの目標や期限がなければ「いつまでこの努力を続ければ良いんだろう・・・」と途方に暮れてしまいます。   特に就活は納得いくまでやろうと思えばいつまででも続けることができてしまいます。業界研究一つを取っても深く知ろうと思えばいつまででもリサーチし続けることができてしまうため、時間配分を見誤ると本当に使うべきところに時間を割けなくなる可能性があります。   そこで、自分の中での就活の期限を定めるのがおすすめです。   内閣府「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」によれば、5月までに内定を受けた学生が就活生全体の約74%、6月が約91%、7月が約99.8%となっており、就活の終了時期はだいたい大学4年生の6月前後であることがわかります。   ただ、4年生の春頃から就活を本格的に開始しようとしている学生がこの期限内に内定を得ようとすると納得のいく結果に繋がらない可能性もありますので、就活開始時期も考慮したうえでゴールとなる時期を考えると良いでしょう。   就活で大切なのは早期に内定を得ることではなく納得のいく企業から内定を得ることですので、時期的な期限を設けるだけでなく「本当に入りたいと思える企業から内定がもらえるまで」などの成果ベースでの線引きを行うのも一つです。   就活生の中には内定をいくつか貰えているにもかかわらず本当に入りたいと思える企業からの内定が一つもないと感じて悩んでしまう人もいますが、これは自分自身の就活(企業選び)の軸が定まり切っていないことが原因として考えられます。   本当に納得のいく企業に入社するためにも、就活(企業選び)の軸についてあらかじめ深く考えておきましょう。   就職によって得られるメリットを考える 就活を行う目的がいまいち定まっていないという就活生は、これを機に就職することによって得られるメリットが何かを考えてみましょう。   就職することに対して感じられるメリットは人それぞれですが、安定した収入を得られる、社会的地位を確保できる、スキルが上がって自信に繋がるなど様々なメリットが考えられます。   これらを洗い出したら、次はこうしたメリットから自分がどういった価値を得られるのかを更に深堀って考えましょう。   たとえば、安定した収入を得られることで家族を養える力がついたり定期的に旅行へ行けるようになったりするでしょう。他にも、若いうちにスキルを培って市場価値を高めることでセミリタイアを目指せるかもしれません。   企業に就職することで自分の人生が豊かになるメリットが必ず一つはあるはずですので、そこを見つけることでモチベーションUPを目指すのも良いでしょう。   就職エージェントに頼る 就職エージェントを利用することで、就活対策を全面的にサポートしてもらうのも良い方法です。   就職エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、自己分析から企業選び、選考対策までをまとめてサポートしてもらうことができるため、自分一人で進めるよりも楽に、スムーズに就活を進めることが可能になります。   自分一人では就活の進め方がよくわからず不安、誰かに手伝ってほしいという就活生は一度チェックしてみると良いでしょう。

2024.03.22

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就活生によくある不安10選と解消法。自己分析で就活の指標を見つけよう

就活は学生が社会人にステップアップするための第一歩です。初めてのことばかりでわからないことだらけだからこそ、就活を行っている方なら誰でも不安を感じるものです。   しかし、漠然とした不安を抱え続けていてはなかなか就活に身が入らないでしょう。そこで、不安の原因を明確にして言語化することで、”解決可能な一つの課題”として認識し、それぞれに合った対処を行うのが得策です。   本記事では就活生が感じる不安の代表例10選と不安の解消法をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 8割以上の学生が就活に不安を感じている 就活が不安なのは明確な指標がないから 自己分析で就活の指標を見つけるのが大切 周りを積極的に頼ることも大切 8割以上の学生が就活に不安を感じている 株式会社学情が2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施したアンケートによれば、就職活動について「とても不安がある」と回答した学生が60.4%、「やや不安がある」と回答した学生が24.0%で、8割以上の学生が就活に不安を感じていることがわかります。   中でも”志望する企業の内定を獲得できるか”に対して不安を感じている層が最多となっており、他にもオンライン面接が中心のため対面での面接で緊張してしまうなどの、コロナ禍だからこそのリアル面接への不安の声も多く上がっています。   就活を不安に感じる理由 他にも就活に対して不安を感じる原因があります。ここでは就活生が就活に不安を感じる原因を大きく3つご紹介しますので、これらをヒントにご自身の就活に対する不安の原因について考えてみましょう。 明確なゴールや指標がない 就活には明確なゴールや指標がありません。受験のように過去問のようなわかりやすい情報源もないため、何を指標に対策を寝れば良いのかが難しく、不安になりやすいでしょう。   特に就活を始めたばかりの段階では自分の立ち位置や今の自分に不足しているものを把握しにくいため、不安に陥りやすいといえます。   企業によって評価基準が異なる 企業の選考になかなか通らない時、自分が社会から必要とされていないから受からないんじゃないかと不安になる方もいらっしゃるかと思います。しかし、企業によって就活生に対する評価基準は異なります。   自分のアピールポイントがA社では評価されなかったとしても、B社では評価される可能性があるのです。採用は事業方針に紐づくモノのため、同じ企業でも年によって求める人材が異なることもあります。   選考に通らない状況が続くと「このまま就職先が決まらないんじゃないか」という不安にさいなまれるかもしれませんが、そういった時は焦らず、改めて自己分析と企業分析を徹底して本当にマッチしている企業を受けられるよう工夫しましょう。   ”人間性”を評価される 新卒採用において、企業の採用担当者は社内で敷いた一定の基準に加えて、学生を“人間性”や”ポテンシャル”といった抽象的で特定しづらい観点を属人的に評価しているケースが多いものです。   今までどのような人生を歩んできたのか、何を考え、どのように行動してきたのかといった視点から目の前の学生が自社で活躍してくれそうかどうかを”推測”し、判断しているのです。   そういった抽象的な観点で自分を判断されるという部分についても不安を感じる学生は多くいます。   当てはまるという方は、自己分析を通して自分の人間性や考え方について深掘って言語化し、同時に企業が求めている人物像に関してもリサーチして言語化することで、自分の中のどういった点をアピールすれば採用担当者に印象付けられるのかを考えられると不安も軽減するでしょう。   就活生によくある不安10選と解消法 ここからは、就活生によくある不安10選とそれぞれの解消法をご紹介しますので、ぜひご自身に照らし合わせながらチェックしてみてください。   いつから、何を始めれば良いのかわからない これから就活を始める、あるいは始めたばかりの方は、そもそもどのタイミングから何を始めれば良いのかわからず困りがちです。   就活では自己分析やWebテスト対策のほか、OB訪問などやるべきことがたくさんありますが、これらがどんなものなのかわからず就活を始める前から億劫に感じてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。   心当たりのある方はまず、就活の全体像を把握することから始めましょう。内定を獲得するまでにどのようなステップを踏む必要があるのか、何をすべきなのかを1つずつ明確にしていきます。   そして優先順位を付け、一つずつ対策を講じていきましょう。今まで抱えていた漠然とした不安が解消されているはずです。   やりたいことがわからない そもそもやりたいことが見つからず、どんな企業を受ければいいかわからない、就活へのモチベーションが上がらないという就活生もいると思います。   そういった方はまず自己分析を細かく行い、自分が人生においてどういった価値を求めているのか、どんな環境に身を置きたいのか、将来的にどうありたいのかなどを明確にしましょう。   これを行うことで自分がどういった企業に就職したいのかがわかるようになるでしょう。 同時に自分の強み、弱み、好きなこと、嫌いなことなども洗い出します。この作業によって志望企業にアピールしやすい志望動機や自己PRを作成できるようになります。   アピールポイントが見つからない ESを書き始めたタイミングや面接の対策を始めるようになったタイミングでは、「自分にはアピールできることがない」「どうやってアピールすれば良いかよくわからない」と感じる就活生も多いです。   中には周りの優秀な友人と比較して自信をなくしてしまう方もいらっしゃいます。このように自分にはアピールできることがないと感じている方は、まず過去の経験を振り返って、自分自身の人間性を誰よりも深く理解するところから始めましょう。   自己分析を徹底することで自分の長所や考え方が明確になり、それが企業の求める人物像と合致、あるいは企業が求める人物像に近づくように工夫できれば強いアピールポイントとなります。   自己分析の中でも自分の強みを見つけるために役立つ手法の1つとして”モチベーショングラフ”というものがありますので、ぜひこちらも活用してみましょう。   志望動機が思いつかない なかなか志望動機が思いつかなくて不安を感じるという就活生も多いです。   志望動機を書くにあたっては、自分がその企業を志望している理由を説得力をもって伝えることと、いかにその企業で活躍できる可能性を秘めているかをアピールすることが重要です。   これらを念頭に、下記のフレームワークに沿って書くことができるとより読みやすくアピールに繋がる志望動機を作れるでしょう。   (1)結論から書く (2)具体的にアピール、想像してもらう (3)自分を採用するメリットを伝える 最初に結論(なぜその企業を志望したのかの理由)を伝えることで読み手は情報を整理しながら読み進められるため、よりスムーズに内容を理解してもらうことができます。   そして具体的なエピソードと共に志望動機を説明できると、より内容をイメージしやすくなるだけでなく、志望動機の説得力が増します。   志望している企業で自分が働いている姿をいかに採用担当者にイメージさせられるかが重要ですので、志望動機は過去の経験を踏まえた上で書きましょう。   エピソードを伝える際には実績を数字で記載するなどすると、より具体性をもたせることができます。   そして最後に、志望企業で自分のどういった強みをもとにどう活躍していくかを明記することで、より説得力のある志望動機にすることができます。   過去の経験からどんな能力が身につき、入社後どの様に活かせるか、企業にどう貢献できるのかを伝えましょう。   インターンに受からない 実際に就活をスタートして夏や冬のインターンに応募したものの、なかなか受からずインターンに参加できないと悩むケースも多いです。   インターンは業界・企業研究があまり進んでいない状態の学生が応募することが多く、企業側もそのことを理解しているため、なぜインターンに応募したのか、という目的を問う設問が多くなっています。   そのためインターンの志望動機では志望動機の高さや企業の社風、ビジョンとマッチしていることをアピールすることに加え、インターンに参加する目的を明確にして書くのがポイントです。   Webテストが通過しない WebテストにはSPIや玉手箱、TG-WEBなどの有名な適性検査だけでなく、マイナーなものも多く存在します。また自宅で受けられる筆記試験もあったりと受験の方法も様々です。   内容は小学校から高校までの学習範囲で解けるレベルですが、対策をしていないと解き方を覚えていなかったり時間配分で失敗してしまうなど、本来の実力を発揮できない可能性があるため、事前準備を行っておきましょう。   志望企業が導入しているテストの過去問をまとめた書籍を購入し、合格点以上を出せるまで繰り返し勉強するのが得策です。   ESが通らない ESが通過しなければ面接を受けることすらできませんが、自己PRや志望動機がしっかり書けていればESの通過率は高まります。   なかなか通過できないという方は、そもそも選考倍率が高い企業を中心に受けているか、書く際のポイントがつかめていない可能性があります。   ESにおいて企業が特にチェックしているのは表面上のスペックと文章作成・情報伝達能力の2点です。   表面上のスペックは学歴や資格、所属団体や実績といったものを指し、文章作成・情報伝達能力は自身の経験や考えを背景と共に他者へ分かりやすく伝える能力を指します。   中でも後者については短期間でも努力次第で向上させることができるため、分かりやすい文章構成や表現を心掛け、設問の意図を汲み取って回答しましょう。   また、ESは他の人にチェックしてもらうことで精度を上げることができるため、友人や先輩、社会人など様々な人に添削をしてもらい、他者が読んでも分かりやすいESを目指しましょう。   面接に通過できない 面接に通過できない原因としては、「第一印象が良くない」「話が長い」「業界・企業研究が足りていない」などが代表例として挙げられます。   企業が求めている人物像と合致しなかったという場合もありますが、面接に通らないという方は自分自身に何か改善すべき点はないか考えてみましょう。   面接練習を繰り返すことで本番の面接にも落ち着いて臨むことができるほか、社会人にチェックしてもらうことで他者からの評価・見られ方を確認することも可能になります。   また基本的なマナーや面接の流れの理解、頻出質問への回答の確認を徹底することによって、面接でのパフォーマンスも向上させることができます。   面接で緊張してしまう 面接で緊張してしまうことが原因で就活に不安を感じている就活生も多いです。   強い緊張から本来のパフォーマンスを発揮できずうまくコミュニケーションを取れないと、「実際の業務でも同じ状況になるかもしれない」と捉えられてしまう可能性があります。そういった方はたくさん選考を受けて面接に慣れるのが最も確実な方法になります。   また、相手が何を考えているかわからないから不安だと感じる方は、面接官がどういう意図をもって面接に臨んでいるかを把握することで不安を軽減できるでしょう。   グループディスカッションが苦手 中にはグループディスカッションが苦手という人もいらっしゃいます。企業側が何をチェックしているのか分かりにくいグループディスカッションですが、一般的には下記の4点がチェックされています。   (1)議論に臨む姿勢 (2)議論のテーマや流れへの理解力 (3)自身の意見の主張力 (4)議論を統率するリーダーシップ これらを念頭において臨めば結果も変わってくるでしょう。グループディスカッションは普通の対面面接とはまた違った対応が求められるため、場数を踏んで慣れるのが近道です。   就活支援団体の主催するイベントやグループディスカッションを取り入れている企業の選考を積極的に受けて、グループディスカッションの経験値を増やしておきましょう。   就活の不安を解消するために持つべき視点 ここまで就活生が感じる不安の正体と対策を紹介してきましたが、上記はテクニックベースによるものです。ここからは就活に対する不安を解消するために持っておいていただきたい視点についてお伝えします。 自分と周りを比べない 選考で自分よりも凄いガクチカを話している学生がいた、倍率の高い大手企業への就職が決まった友人がいるなど、周りと比較して焦りを覚えている就活生は少なくないでしょう。   しかし、就活に正解は存在しません。就活はあくまでこれからの人生をより豊かにしていくための手段にすぎないのです。   周りと比較して自分の進むべき方向を見失ってしまっては、企業とのミスマッチを引き起こして就職後に後悔することになりかねません。   自己分析を徹底して自分にとって必要な価値や環境を言語化し、自分自身が本当に求めるものを実現できるようベストを尽くしましょう。   積極的に人の力を借りる 真面目な就活生ほど、悩んでも一人で解決しようとしがちですが、就活においては積極的に周りの人の力を借りるようにするのがベターです。   自分一人で抱え込んでいてはなかなか視野が広がりませんが、家族やすでに就職している先輩など、社会人として活躍している人の話を聞くだけで大きなヒントを得られるかもしれません。   また、就活エージェントにサポートをお願いするのも一つです。就活に詳しい人に助けてもらうことで、自己分析や企業選びをサポートしてもらえるほか、選考対策を講じてもらえたりと、より効率的に就活を進められるようになるでしょう。 リフレッシュする瞬間を作る 就活生だからといって、毎日就活を進めなければならないわけではありません。定期的にリフレッシュする時間を作りましょう。遊ぶときは遊ぶ、休む時は休む、就活を頑張るときは頑張るとメリハリをつけることでより集中力も高まります。

2024.03.22