「就職浪人は不利になる?」今からでも間に合う選考対策を紹介

目次

未だに内定がもらえておらず将来の進路に不安を感じている就活生の中には、このまま卒業して就活を続けるべきなのか、それとも留年するべきなのかといった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。 

そこで、本記事では就職浪人をした場合のメリット・デメリットや就職浪人になる前にやるべきことや就職浪人をした場合の就活対策についてお伝え致します。

将来を考えるうえでの参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • 就職浪人とは、「大学を卒業した後も就活を続けている人のこと」を指す
  • 「時間がある」「就活に専念できる」「経験を活かせる」「社会人の友人からアドバイスを得られる」といったメリットがある
  • 「エントリーできない企業がある」「スキルが求められる」「マイナス印象を持たれやすい」「大学の就活サポートを利用できない」「就活費・生活費がかかる」といったデメリットがある
  • 就職浪人期間の間に「就職浪人になった理由を明確にする」「スキルを身に着ける」「早めに選考対策をとる」ということをやっておく必要がある

就職浪人と就職留年の違いとは?

まずは、就職浪人と就職留年にはどのような違いがあるのかについて確認していきましょう。 

就職留年との違い

就職浪人・・・大学を卒業した後も就活を続けている人のこと
就職留年・・・大学を卒業せずに留年し、次の年に就活をリベンジすること

就職浪人と就職留年の大きな違いは「大学に在籍しているかどうか」が大きくことなります。 これによって就活の入口も変わることがあります。
一般的に大学を卒業していない就活生のことを「新卒採用」として新卒枠で採用をします。 就職浪人のように一度大学を卒業してしまうと、新卒ではなく、社会人経験のある「第二新卒枠」と同等の枠での採用となるケースもあります。

就職浪人の割合

『文部科学省「令和元年学校基本調査」』によると、大学学部後の進路は下記のようになっています。

※就職準備中=就職浪人(公務員志願者も含む)
※グラフは『文部科学省「令和元年学校基本調査」』の資料をもとにキャリアトラスにて作成

上記の表からわかるように、大学を卒業した後も就活を続ける人の割合は少ないということがわかります。とはいえ、就職浪人をするかを悩んでいるという就活生もいるでしょう。まずは就職浪人のメリット・デメリットをみていきましょう。

就職浪人のメリット

まずは、就職浪人のメリットについて考えていきましょう。

自分のやりたいことについてじっくり考える時間がある

就活1年目には、自己分析や業界研究・企業研究に追われ、じっくりと自分のやりたいことと向き合うことができなかった場合でも、就職浪人をすることによって、自分と向き合う時間を増やすことができます。 就活で最も求められることは自分自身を理解しているかどうかという点ですので、自己分析が足りずに自分が将来やりたいことが分からず悩んだ経験を持っている就活生は、「自分の軸」「就活の軸」を見つけるための時間を得ることができます。

就活だけに専念することができる

就活浪人の場合、就職留年と異なり学業や部活動など就活以外の活動がないため、自己分析や業界研究、企業研究、OB訪問など就活だけに時間を費やすことが可能です。
そのため、学生時代には充分にできなかった業界研究・企業研究などを細かく行える、履歴書やESの作成に時間をかけることができるというメリットがあります。
次の年の就活を目指す場合であれば1年間猶予ができるため、より精度の高い志望動機や自己PRの作成に時間を割けるでしょう。

就活の経験を活かせる

一度就活を経験していると、就活の流れや雰囲気・面接でよく聞かれる質問などを理解しているため精神的に余裕を持ったうえで就活の準備をすることができます。
面接に対する慣れが、就活に対して余裕があるように見え、就活1年目とは異なる面を面接官にアピールできる可能性が高いです。

社会人になった友人からアドバイスを得ることができる

就職浪人の場合、1年のビハインドがあるため就職活動をする際には、学生時代の友人が社会人となっているケースが多いです。そのため、身近な友人から就職前のイメージと実際に働いてみた結果のギャップを知ることができ、それをもとに業界研究を行うことも可能です。
その他にも内定を取得するための具体的なアドバイスや方法を知ることもできるでしょう。

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就職浪人のデメリット

では、逆に就職浪人にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。 

新卒としてエントリーできない企業がある

企業によって異なりますが、就職浪人の場合、新卒採用ではなく「既卒採用枠」での応募になる可能性があります。そのため、新卒のみを採用している企業にエントリーすることはできず、応募できる企業数は限られてしまう可能性が高いです。
既卒採用枠の場合、経験者のある人や社会人経験がある人のみを採用しているケースも少なくなく、就職浪人にとっては非常に不利な状況となります。

ただし全ての企業へエントリーが出来ないわけではなく、企業によっては卒業後3年以内であれば新卒枠で採用しているケースもありますので、企業の応募条件を確認したうえでエントリーをしてみましょう。

スキルが求められる場合がある

前述したように既卒採用となる可能性が高いため、新卒のようなポテンシャル採用以外のスキルを求められる可能性があります。
選考を受ける企業の要項を確認し、志望企業が求めるスキルに足りない条件があるのであれば、就職浪人期間中にスキルアップを図るなどの努力が求められます。
また、就職浪人をした場合には、面接の際に「就職浪人中に何をしていたのか」を聞かれる可能性が高いため、就職浪人中の自己研鑽の質が評価に影響を与えるといえるでしょう。

面接官にマイナスの印象を持たれやすい

通常であれば、卒業と同時に就職をしていることが普通ですので、「なぜ就職浪人となってしまったのか」「就職浪人になるということは何か問題がある人なのか」など面接開始前から面接官にネガティブな印象を持たれたうえで面接をされる可能性が高いです。
「就職浪人すれば全て最初からやり直すことができる」という単純なものではないということを心にとどめておきましょう。 

大学の就活サポートを利用できない

学生時代であれば、学校内での企業説明会、面接対策、キャリアセンターへの相談といったサービスを受けることができましたが、卒業してしまうとこのようなサービスを利用することはできません。
また同じように就職を志す友達・仲間が周りに少ないため一人での就活に心細さや不安を感じてしまうこともあるでしょう。

就活・生活費がかかる

メリットで就活に大半の時間を割くことができるとお伝えしましたが、生活しながら就活を続けるためにはお金が必要です。そのため、就活と並行してアルバイトをしなければならない人もいるでしょう。
住んでいる地域によっても異なりますが、生活費・就活費の捻出のためにアルバイト三昧となり、結果的に就活する時間がなくなってしまうということがないように注意をする必要があります。

就職浪人で失敗する人の特徴

就職浪人をした結果、就活に至れば問題ありませんが、その後も就活先が決まらずフリーターとして生活することを余儀なくされるケースも少なくありません。そのような人にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

なんとなく就職浪人をしている

就職浪人をした場合、目標や期日を定めて行動しなければ就活先を探すことは困難です。しかし、やりたいことが見つからないままなんとなく就職浪人期間を過ごしてしまうと、いつのまにか2度目の就活も終わってしまう可能性も十分に考えられます。

就職浪人期間が長くなればなるほど、企業からマイナスの印象を持たれやすくなってしまうので、「なんとなく」就職浪人することは止め、メリハリのある行動をすることが大切です。

就活仲間がいない

就活を成功させるためには「情報」も極めて重要な要素です。一人で就活をする場合、インターネットに掲載されている限られた情報のみを頼りに就活をしなければならず、学生時代に比べると「知らなかった」と感じる事象によって不合格になってしまう可能性もあります。自分一人で得られる情報には限りがあるため、同じ業界を目指す就活仲間を探すかもしくは就活エージェントなど就活のプロに頼ることも大切になるでしょう。

振り返りができていない

怪我や病気などの特別な事情がない場合、就職職浪人ということは就活1年目であらゆる失敗をしてしまっているということに他なりません。その失敗の要因を自分自身の中で分析できていなければ、また次の年の就活でも同じ失敗を繰り返すこととなります。

1度目の就活では何が問題で内定に至らなかったのかを振り返り、その振り返りをもとに改善策を立てて実践していきます。面接が苦手であれば面接の練習を徹底的に行う、自己分析ができていないのであれば自己分析に時間を費やす、スキルが足りないと感じたのであれば資格取得を行うなど、就活生それぞれの状況によって異なるはずですので、まずは課題を洗い出してみましょう。 

就職浪人になることを決める前にやるべきこと

ここでは就職浪人を決定する前に行うべきことを紹介します。就職浪人という道を本当に選ぶべきなのかを今一度考え直してみましょう。

就職浪人が自分の人生にとってベストなのか考える

「就職先が見つかっていないが卒業を迎えてしまった。就職したいから就職浪人をしよう」という考え方は非常に危険です。お伝えしている通り、就職浪人にはメリット・デメリットがありますが、デメリットのほうが大きく、就活が不利になる可能性が高いです。

就職浪人になるべきかを悩んでいる場合には、まずは自分の人生の目標や目的を改めて見直し、本当にその選択が一番自分の人生を考えたうえで最適な道なのか、就職浪人以外の進路はないのかを今一度考え直したほうが良いでしょう。

通年採用している企業を探す

毎年就活の形は変化しており、一括採用の就活の風潮も徐々に緩和が見られ、企業によっては新卒を通年採用をしている企業も出始めています。また、昨今はコロナ禍からの景気回復に伴い各社の採用予定人数も増加している企業も多く、4月の入社式を目指して採用を続けているケースも少なくありません。
就職浪人になると決定する前に今からでも就職できる道はないかを確認してみましょう。

就活エージェントやキャリアセンターに相談する

就活浪人をするかどうかについて悩んでしまった場合には、一人で結論を出さずに周囲に相談をすることをおすすめします。
相談するタイミングにもよりますが、今からでも間に合う就職の方法などを伝授してもらえる可能性もありますし、就活でのつまづきポイントを客観的目線から指導してもらえることにより、卒業までに内定を得ることができる可能性も高いでしょう。

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就職浪人期間中にやるべきこと

就職浪人になると決めた場合、不利な状況にならないためにやっておくべきことをお伝えします。

就職浪人した理由を明確にする

就職浪人の場合、面接時に必ず「なぜ就職浪人をしようと思ったのですか」「就職浪人中に自分が成長したことを教えてください」などの質問をされると考えておきましょう。
「希望企業から内定が出なかったから」「どの企業からも内定がもらえなかったから」などの回答が本音だと思いますが、一般的にそのような回答をしてしまうと面接官はネガティブな印象を持つだけで、選考通過が厳しい可能性が高いです。

内定が出なかったために就活を継続している場合であっても、「その理由」と「その経験から学んだこと」を明確にしていることが明らかになるような回答をすることが大切です。

【パターン①】
(理由)就活に対して本気度が足りていなかったため内定が得ることができなかった
(学んだこと)何事にも本気で取り組み、事前準備を怠らないことが大切である

【パターン②】
(理由)志望業界を絞り過ぎていた
(学んだこと)固定概念にとらわれずに様々な角度から物事を捉え、まずは調べてみることが大切である

面接では「失敗談」について質問されるケースが多いですが、就職浪人も失敗談のひとつですので、理由と学んだことを明確にしたうえで行動がどう変化したのかまで伝えることを意識しましょう。

就職浪人期間にスキルを身に着ける

前述の通り、面接の場では就職浪人期間中の活動について質問されることが予想されますが、「就職浪人」という期間をどうアピールするかによって好印象を与えることができるかもしれません。

その一つが「スキル取得」です。1年目の就活を振り返った際に「アピールできるスキルや資格がなかった」と感じるのであれば、その反省を活かし、志望業界に役立つ勉強をしておくと良いでしょう。
たとえば、英語を使うことが多い業界の場合であればTOEICで高得点を取得する、不動産業界を目指す場合であれば宅地建物取引士(宅建)の資格を取得するなど、1年の就職浪人というブランクがあったとしても企業にとっては必要なスキルを身に着けることで、志望度の高さをアピールすることができるはずです。

早めに選考対策をする

就職浪人をすると決めた場合には早めに選考対策をスタートさせましょう。

1年の猶予があると感じているかもしれませんが、実際にはそんなに悠長な時間はありません。新卒採用枠の場合、大学3年の夏休みからインターンがスタートしており、ライバルとなる就活生は動きだしています。
「時間がある」とのんびり構えるのではなく、スケジュールを立て前倒しに行動していくことが大切です。

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この記事を書いた人

元中途求人広告アドバイザー
こばさん

不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。

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就活エージェントというサービスを耳にしたものの口コミや友人の「利用はやめとけ」という話を聞いて、サービスの利用に不安を感じた人もいるでしょう。 そこで本記事では就活エージェントの利用に対して不安はあるものの自身の就活が理想的に進まない方向けに、就活エージェントが持つネガティブなイメージや利用のメリット、デメリットについてご紹介します。 \おすすめの就活エージェントを知りたい/ おすすめの就活エージェント3選までスキップ 就活エージェントの利用をやめとけと言われる4つの代表的理由「就活エージェントを使うのはやめとけ」という情報を目にしたことのある就活生は少なくないと思いますが、なぜ就活エージェントはこういったマイナスイメージを持たれているのでしょうか?  ここではその代表的な4つの理由をご紹介いたします。   希望に合わない企業を紹介される場合がある 就活エージェントを利用した就活生の中には「希望に合わない企業を紹介された」と語る人もおり、これが就活エージェントを利用しないほうが良いと言われている要因の一つです。   就活エージェントで希望に合わない企業を紹介されるケースがあるのは、主に下記の3つが原因です。   ・客観的な視点で企業紹介を行っているから ・担当者がスキル不足だから ・担当者が自分の成果を優先することがあるから 優良かつキャリアアドバイザーのレベルが高い就活エージェントの場合、就活生の希望に加えて面談を通して見えた就活生の適性・傾向も併せて、本当の意味でその就活生に適した企業を紹介する傾向があります。   希望に沿った企業が必ずしも適性のある企業であるとは限りません。   だからこそスキルの高いキャリアアドバイザーは第三者による客観的な視点をもとに企業紹介を行うことで、その就活生が長く働けるような企業に出会えるよう取り計らっているのです。   この場合には希望と多少異なる企業であっても、キャリアアドバイザーから詳細な説明を聞けば納得がいくかもしれません。   しかし中には一部ですが、キャリアアドバイザーのスキル不足が原因で的外れな企業を紹介されてしまったり、成果を優先したいというエージェント都合によって、あまりマッチしているとはいえない企業を紹介されたりするケースがあります。   もし、サービス自体に問題がない場合には担当者を変更してもらうよう問い合わせましょう。悪意のある対応を受けた場合には、別の就活エージェントを利用し直すと良いでしょう。 連絡頻度、連絡方法に不満を感じる場合がある 就活エージェントに登録をすると、初回の面談予約を行うまでに頻繁に連絡が来るケースがあり、これもまた就活エージェントを利用しないほうが良いと言われる原因です。   就活エージェントからすれば、面談を受けてもらわないことには企業紹介を行えないため面談予約を促すのは当然ですが、頻繁に連絡が来るとわずらわしく感じるのも無理はありません。   面談後も就活状況の確認や企業紹介などの連絡が頻繁に来るケースがあります。メールならまだ良いかもしれませんが、頻繁に電話がかかってくるような場合にはより一層ストレスを感じるでしょう。   また悲しいことに、「後日連絡しますね」と言いながら何の音沙汰もないような対応の悪いキャリアアドバイザーも一部います。   連絡頻度や連絡方法に不満を感じた場合、優良な就活エージェントであれば相談することできちんと対応してくれるはずですので、一度問い合わせてみると良いでしょう。 担当者の態度や対応に不満を感じる場合がある 就活エージェントを利用したことのある就活生の中には担当キャリアアドバイザーの態度や対応に不満を感じたことのある人も一定数おり、これもエージェント批判の要因の一つとなっています。   スキル不足のキャリアアドバイザーが担当になってしまった場合には、こちらの希望を理解してもらえなかったり、親身に話を聞いてくれることなく早々に企業紹介に移られてしまうなど、不快な思いをしてしまう可能性があります。   もし担当のキャリアアドバイザーの態度や対応に不満を感じたら、エージェントに問い合わせて担当者を変更してもらうと良いでしょう。   この際、どういった点で問題があったのかを明確に伝えておけば、次は自分に合った担当者を配置してもらえる可能性が高まります。   無料で利用できることに不信感を持たれている 就活エージェントのほとんどは就活生が無料で利用できるサービスとなっていますが、中には「無料で利用できるなんてなんか怪しい・・・」と懐疑的になっている学生もいるでしょう。   しかし、安心してください。就活生が就活エージェントを無料で利用できるのは、提携している企業が就活エージェントに料金を支払っていることが理由です。   エージェントや契約内容によって額は異なりますが、就活エージェントを経由して学生一人の採用が決まると企業は就活エージェントに報酬を支払い、これが就活エージェントの収入源となっています。そのため、就活生は無料でサービスを利用できるのです。   ちなみに企業は選考の手間を省きたい、自社に合った人材を効率的に募集したいといったニーズから就活エージェントを利用しています。そのため、無料で利用できることを理由に不安を感じる必要はありません。

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新卒の就活エージェントは闇が深い?メリットデメリットを踏まえて利用すべきか判断しよう

新卒エージェントについて調べていると、いい意見だけでなく、ネガティブな意見や闇が深いサービスという意見もあり、利用すべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。 そこで本記事でネガティブな意見を持たれる要因についてお伝えし、メリットも踏まえたうえで自分もエージェントサービスを利用すべきか、自分に最適なエージェントサービスはどのようなものがあるかご紹介します。 「新卒エージェントは闇が深い」と言われる理由 そもそも「新卒エージェントは闇が深い」という意見があるのはどうしてなのでしょうか?主な理由としては下記が挙げられます。 学生が無料で利用できる仕組みのため 大前提として、新卒エージェントのほとんどは無料で利用できる仕組みとなっています。   求人紹介や書類添削、面接対策、面接日程調整の代行などあらゆるサービスを受けられるにもかかわらず、これが全て無料となるのです。   「無料で利用できるなんてなんか怪しい・・・」と懐疑的になってしまう学生がいるのも無理はありません。しかし、これには全うな理由があります。   学生が無料で新卒エージェントを利用できるのは人材紹介業が提携している企業から紹介に応じて報酬をもらうというビジネスモデルであるためです。   本来であれば怪しい点はありませんが、無料で利用できるという点から求職者はつい怪しさを感じてしまいやすいのです。   エージェントや契約内容によって額は異なりますが、新卒エージェントを経由して学生一人の採用が決まると企業は新卒エージェントに報酬を支払い、これが新卒エージェントの収入源となっています。   特に新卒エージェントを利用したことのない学生などが「これだけのサービスを受けられるのに無料で利用できるなんて怪しいに決まってる」とネガティブに捉えてしまうことが、新卒エージェントは闇が深いと言われる一因となっています。   利益を優先し、サービスの質が著しく低い場合があるため 新卒エージェントの闇が深いと言われる原因には、新卒エージェントのビジネスモデルも関係しています。 先ほども軽く触れましたが、新卒エージェントは紹介した学生が企業に入社した時点で初めて企業からの紹介料を得ることができますが、これは「学生が入社するまで一切利益が発生しない」ことを意味します。   こういった仕組みになっていることから、中でも質の低い新卒エージェントは学生の将来を見据えたサービス提供を行うのではなく、「とりあえず入社させて成果を得よう」という利益優先の対応を行ってしまうのです。   具体的には本人の希望条件に関わらず内定が出やすい企業を紹介してきたり、本人の意向を尊重せず紹介した企業への内定承諾を迫るなどの対応を行う傾向が見られます。   こういった側面から、新卒エージェントに対して人身売買を行っているようなイメージを抱く学生がいるのも事実です。   もちろん、質の高いエージェントや担当者と出会うことができればそういった対応を受けることはありませんが、新卒エージェントを利用するうえではこういった仕組みから利益を優先しようとするエージェントも存在するということを念頭に入れておくと良いでしょう。   【本記事における「新卒エージェントの闇」の定義】 ・学生がサービスを無料で受けられる怖さがあること ・利益を優先され、著しく質の低いサービスを受ける可能性があること 悪質な新卒エージェントの特徴 では、悪質な新卒エージェントには具体的にどういった特徴があるのでしょうか?一つずつ見てみましょう。 面談の内容が薄い 悪質な新卒エージェントは利益を優先して「とにかく入社してもらえれば良い」と考えていることから、肝心の面談にあまり力を入れず、その内容が薄くなる特徴があります。   たとえば細かい選考対策を受けたいのに誰でも知っているような薄い情報だけを提供されてしまったり、紹介企業の説明が表面的で求人票に書いてあることを読み上げるだけであったりと、情報面、信頼面において質が低い傾向があるのです。   これでは本当に自分がその企業にマッチしているのかの判断がつかないため、入社後にギャップを感じて短期離職に繋がってしまうでしょう。   また、悪質な新卒エージェントの場合は「内定が出やすい企業を紹介すれば良い」と考え、希望条件や将来のキャリアプランなどについて担当者が深く聞いてくれない傾向もあり、本当に紹介して欲しい企業を紹介してもらえないこともあります。   自分にその求人を紹介した理由が曖昧 悪質な新卒エージェントはその学生に本当にマッチしているか、その学生が深く納得しているかなどに関係なく、自分たちの利益に繋がる求人を優先的に紹介してきます。   そのため、内定が出やすいなどの理由で性格や希望条件とは無関係な求人を紹介してきた場合には、どうしてその求人を紹介してくれたのかと聞いてもハッキリした回答を得られないでしょう。   この場合は、悪質な新卒エージェントであると判断して早々に利用をやめるのも一つです。   連絡がしつこい 悪質な新卒エージェントはできるだけ早く成果を上げるために、次の面談日程や企業紹介、内定承諾などの件について学生にしつこく連絡する傾向があります。   日中何度も電話やメールが来て鬱陶しいというSNSへの書き込みも少なくありません。他のエージェントで内定承諾をしてしまう前に自分たちのエージェントで囲い込もうとする意図もあるのでしょう。   連絡に反応しないことでしつこい連絡に繋がっている場合もあります。   連絡を折り返し、返答出来る日程があればその日程を伝え、連絡が不要な場合はその旨やサービスを終了して頂く手続きを踏むことで根本的な解決も可能となるでしょう。   内定や選考の辞退により対応が明らかに変わる 優良な新卒エージェントであれば、たとえ内定や選考を辞退しても対応の質が下がることはありませんし、あくまで本人が納得のいく選択ができるよう親身になってサポートしてくれます。   しかし悪質な新卒エージェントの場合はあと少しで得られた利益が流れてしまったということで、明らかに対応が粗雑になる傾向があります。   こういったエージェントは学生の将来を見据えた質の高いサービスを提供してくれませんので、違和感を覚えたら担当者を変えてもらったり、別のエージェントの利用を開始したりといった対策を講じましょう。   新卒エージェントを活用するメリット 新卒エージェントを利用するにあたってのメリットとしては主に下記が挙げられます。 書類の添削や作成のサポートを行ってもらえる 新卒エージェントでは求人紹介の他にも選考対策のサポートや選考後のフィードバックを受けられたり、面接日程などのスケジュール管理も代行してもらえたりするため、自分一人で行うよりも就活をスムーズに進められます。   選考対策のサポートでは、企業が求めている人物像や面接で聞かれやすい質問といった選考対策に直結する情報も得られるためとても便利です。   中には就活イベントを開催している新卒エージェントもあり、一次面接の代わりとして10社同時に採用担当者と話をすることができたり、いきなり社長と面接をさせてもらえたりするサービスもあります。   最短2週間(時期によっては1日のケースもあり)で内定を獲得できると謳っているサービスも少なくないため、就活に出遅れてしまっているという学生もぜひチェックしてみましょう。   自分で調べるだけでは出会えない企業に出会える 新卒エージェントでは企業の公式サイトや就職情報サイトなどで一般公開されていない「非公開求人」を取り扱っているところが多くあります。   そのため、新卒エージェントを利用することで自分で調べるだけでは出会えなかったはずの求人に出会える可能性があるのです。   良い人材を効率的に採用したい、応募が殺到するのを避けたいといった理由で求人を非公開にしている企業も多く、思いもよらなかった優良企業に応募できるかもしれません。   第三者からの評価を得られる 新卒エージェントを利用するにあたっては、第三者からの客観的な評価を得られるのも嬉しいポイントです。自己分析を細かく行っていたとしても、現状の自分の強みや課題を全て把握するのはなかなか難しいです。   自分自身を客観視するのはそうそう簡単にできることではありませんので、何百人もの学生の就活をサポートしてきたキャリアアドバイザーにカウンセリングをしてもらうことで、第三者目線での自分の強みや課題を知れるのは大きなメリットといえます。   個人の就職活動では知り得ることが難しい選考後のフィードバックも受けられるため、そこでの反省を次の選考に活かすことも可能です。   悪質な新卒エージェントを避ける方法   新卒エージェントには確かに闇がありますが、だからといって全ての新卒エージェントが悪質であるわけではなく、親身にサポートしてくれる優良なエージェントもたくさんあります。   では、悪質な新卒エージェントを回避するにはどうすれば良いのでしょうか? 利用前にサービス概要を確認する 悪質な新卒エージェントを避けるためにはまず、利用前に会社情報や支援実績、口コミなどのサービス概要を確認しておくのが重要です。   運営会社が信頼できる会社なのか(従業員数の大きさなどでも図ることが可能)、これまでどれくらい内定承諾の実績を積んでいるのかなどの情報をあらかじめ確認しておくことで、その新卒エージェントの信頼度をチェックすることが可能です。   また、ある程度の提携企業数があるかについても確認しておくのが望ましいです。というのも、提携企業数が少なければ少ないほど自分にマッチしていない企業を勧められる可能性が高くなるからです。   事前に口コミもチェックしておくことでさらに悪質な新卒エージェントを回避しやすくなるでしょう。   全てを任せない 悪質な新卒エージェントの場合、自分の意思や希望条件をこちらから積極的に伝えなければ相手の思うようにコントロールされやすくなってしまいます。   もっともらしい理由をつけてあまりマッチしているとはいえない企業に応募させられてしまう可能性もあるため、新卒エージェントを利用する際には自分の意思や希望条件をあらかじめ明確にしておき、積極的に伝えるようにしましょう。   複数のエージェントに登録し、比較する 悪質な新卒エージェントを回避するにあたっては、複数のエージェントを並行利用することも重要です。   複数のエージェントを同時に利用すれば、本当に自分のためを思って求人紹介や対策をしてくれているのかなど、それぞれのエージェントの質を比較することができるからです。   また、一つのエージェントが一人に紹介できる企業数にはどうしても限りがあります。   たった一社のエージェントを利用するだけで本当にベストと思える企業に出会うことは難しいため、ぜひ複数のエージェントを並行して利用すると良いでしょう。   新卒エージェントを選ぶ際のポイント では、数ある新卒エージェントの中から自分に合ったサービスを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか? 直近の口コミ評価をもとに選ぶ 新卒エージェントを選ぶ際には、Googleなどの検索エンジンでサービス名を調べ、どういった口コミが寄せられているかをチェックして振るいにかけると良いでしょう。   口コミの評価が低い場合には期待しているようなサービスを受けられない可能性があり、時間を無駄にしてしまいかねません。時間に限りがある就活生にとっては死活問題ですので、ぜひこちらもチェックしておきましょう。   ちなみに、口コミ評価の平均値だけを見て判断するのではなく、直近の口コミに注目するのが重要です。   というのも、評価の平均値が低いからといって必ずしもサービスの質が低いとは言い切れないからです。数年前に寄せられている口コミの評価が低く全体の評価を下げてしまっていたとしても、その後サービス内容が改善されている場合があります。   口コミ評価の平均値があまり高くない場合には直近の口コミもチェックすることで自分に合ったエージェントと出会う可能性を広げられることに繋がるため、覚えておくと良いでしょう。   場合によってはSNS上で実際にそのサービスを利用した就活生の感想を見れることもありますので、時にはそれを参考にするのも効果的です。   求める求人が充実しているか 求人についても重要です。まだ就活の軸が定まっていない就活生は、できるだけ求人保有数の多いサービスを選ぶのが得策です。   というのも求人保有数が多い新卒エージェントであれば選択肢の幅が広がるため、自分に合った企業に出会える可能性が必然的に高まるからです。   一方すでに志望業界が定まっている就活生に関しては、その業界に強みを持っているいわゆる「特化型エージェント」を選ぶことで自分が求めている求人を紹介してもらいやすくなります。   新卒エージェントを選ぶ際には、自分が求める求人を多く保有しているかどうかに着目してみると良いでしょう。   サポート内容が充実しているか サポート内容が充実しているかどうかも、新卒エージェント選びにおいては大切です。   新卒エージェントでは基本的に求人紹介、ESや履歴書の添削・作成、面接対策、企業との面接日程の調整などを行ってくれますが、中には就活セミナーやイベントを実施しているところもあります。   一次面接を免除してもらえたり、いきなり社長と面接をさせてもらえるような特別選考ルートを用意しているエージェントもありますので、こういったサポート内容を事前にチェックして特に充実しているところを選ぶと良いでしょう。

2024.03.29

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「就活エージェントは使えない」という噂は本当?利用のデメリットとサービス選びのポイント3選

就活エージェントについて調べている中で「就活エージェントは使えない」という意見を耳にして不安に感じている就活生もいるのではないでしょうか? そこで本記事では就活エージェントが使えないという意見がある理由をお伝えしたうえで、就活エージェントを利用すべきか否か、利用するべき場合はどういったポイントに留意すべきかについてご紹介いたします。 就活エージェントが使えないと言われる代表的理由 そもそも、就活エージェントが使えないという意見が見られるのは一体なぜなのでしょうか? 希望に合わない求人を紹介されるケースがあるため 就活エージェントが使えないと言われる理由には、「希望と異なる求人を紹介されるケースがある」という点も挙げられます。   就活エージェントでは面談(カウンセリング)を通して希望業界や仕事・企業に求める価値などについてあらかじめ確認してもらうことができます。自分では気づけなかったニーズを引き出してもらえるのも、就活エージェントを利用するうえでの魅力です。   しかし、中には自分の希望に合わない求人を紹介されるケースが少なくなく、これが就活エージェントが使えないと言われている一因となっています。   ただ、就活エージェントが希望に合わない求人を紹介するケースがあるのは、何も全てのエージェントが自社都合の求人紹介を行っているからであるとは限りません。   「自分に合う業界・仕事」が必ずしも「自分の希望する業界・仕事」であるとは言えず、今まで全く知らなかった業界や仕事の中に本当の適職がある可能性もあります。   就活エージェントのキャリアアドバイザーは可能な限り「本当にその就活生に合っている仕事」「中長期的なキャリア形成において、希望を叶えられそうな仕事」を紹介しようと努めているからこそ、場合によっては就活生の希望条件と異なる提案をするケースがあるのです。   ちなみに、就活エージェントの紹介で就職した学生が短期離職した場合、就活エージェントはその企業から得た報酬の一部または全額を返還しなければならないという契約を交わしているのが一般的です。   「とりあえず内定が出やすい企業に紹介しておけば良いだろう」といった目先の利益を優先した企業紹介を行っても担当者の評価がマイナスになることがに繋がるため、そういった点での心配は必要ありません。   ただし、悪質な就活エージェントの場合はそういったエージェントの利益を優先したサービス提供がなされる可能性があるため、就活エージェントを選ぶ際には本記事はもちろん、口コミなどを頼りに情報収集を行ってエージェントを振るいにかけるのがベターです。   連絡頻度、連絡方法に不満を感じる場合があるため 就活エージェントに登録をすると、初回の面談予約を行うまでに頻繁に連絡が来るケースがあり、これもまた就活エージェントが使えないと言われる一因となっています。   就活エージェントからすれば、面談を受けてもらわないことには企業紹介を行えないため面談予約を促すのは当然ですが、頻繁に連絡が来るとわずらわしく感じたり、強引に企業を紹介されてしまうのではないかと不安になったりするのも無理はないでしょう。   他にも、面談後に就活状況の確認や企業紹介などの連絡が頻繁に来るケースがあります。メールならまだ良いかもしれませんが、頻繁に電話がかかってくるような場合にはより一層ストレスを感じるでしょう。   他にも「後日連絡しますね」と言いながら何の音沙汰もないような対応の悪い就活エージェントも一部存在し、これも就活エージェントが使えないという意見に繋がっています。   連絡頻度や連絡方法に不満を感じた場合、優良な就活エージェントであれば相談することできちんと対応してくれるはずですので、一度問い合わせてみましょう。   担当者と合わない場合があるため 就活エージェントを利用した学生の中には担当のキャリアアドバイザーとの相性が合わずにストレスを抱えたという人も少なくありません。   たとえば、本当はもっとじっくりと自分だけでは気づけなかった希望や将来への展望などについて引き出してもらったうえで求人紹介を受けたいと思っていたにもかかわらず、ヒアリングは短時間で切り上げられすぐに求人紹介に移られてしまうというケースがあります。   他にも、本当に気になる企業だけに応募したいのに、妙にたくさんの企業の打診を受けてしまうというケースがあります。   担当者との相性が良くない場合には就活を進めていくうえで大きなストレスを抱えることになるほか、中には時間の無駄に感じられるといった学生も少なくないため、こちらも就活エージェントが使えないという意見を誘引しています。   ただし、これについては面談の序盤で自分がどういったサービス提供を求めているのかを担当者にあらかじめ簡単に説明しておくだけでも効果があるほか、途中で担当者を変更してもらうことも可能ですので、念頭に入れておきましょう。   無料で利用できることには裏があると思われやすいため 就活エージェントは企業紹介から選考対策、面接日程の調整の代行など、就活にまつわるあらゆるサポートを受けることができるサービスですが、多くのサービスを受けられるにもかかわらず就活エージェントの多くは無料で利用することができます。   「そんなにサービスが充実してるのに無料で利用できるなんてなんか怪しい・・・」と感じてしまう学生が少なくないのも無理はありませんが、心配は無用です。   というのも、就活生が就活エージェントを無料で利用できるのは提携している企業が就活エージェントに対して料金を支払っていることが理由であるためです。 エージェントや契約内容によって額は異なりますが、就活エージェントを経由して学生一人の採用が決まると企業は就活エージェントに報酬を支払います。これが就活エージェントの収入源となっているため、就活生は無料でサービスを利用できるのです。   ちなみに企業は選考の手間を省きたい、自社に合った人材を効率的に募集したいといったニーズから就活エージェントを利用しているため、無料で利用できることを理由に不安を感じる必要はありません。   就活エージェントを無料で利用できる理由 先ほども軽く触れましたが、就活生が就活エージェントのあらゆるサービスを無料で利用できるのは、就活エージェントと提携している企業が就活エージェントに料金を支払っているためです。   エージェントや契約内容によりますが、就活エージェントを経由して学生一人の採用が決まると企業は約50~100万円程度の報酬を支払うのが通例です。これが就活エージェントの収入源となるため、就活生は無料でサービスを利用できるのです。   ちなみに企業は選考の手間を省きたい、自社に合った人材を効率的に募集したいといったニーズから就活エージェントを利用しています。そのため「無料で利用できるなんて怪しいのでは・・・」と感じている就活生は不安を感じる必要はありません。   就活エージェントを利用するデメリット 使えないという意見も見られる就活エージェントですが、実際に利用するにあたってはどういったデメリットが見られるのでしょうか? 希望と異なる企業を紹介されるケースがある 繰り返しになりますが、「自分が希望している求人」が必ずしも「自分に合っている求人」であるとは限らないため、中には要望と異なる求人を紹介されることもあります。   自分の可能性を広げるという意味でそういった求人を紹介されることはある意味でメリットとも捉えられますが、望んでいない求人を紹介され仕方なく選考を受けなければならなくなった場合には、時間の無駄に感じられることもあるでしょう。   連絡頻度が高いケースがある 就活エージェントには面接の日程調整などのスケジュール調整を代行してくれるメリットがありますが、その分、面接日程が決まっていない場合には繰り返しエージェントから連絡が来ることがあります。   自分一人で就活を行っている場合は企業と一度連絡を取ればそれで完了となりますが、就活エージェントを介しているとその分連携に手間や時間がかかりやすいのがデメリットといえます。   担当者と合わない可能性がある こちらも先に触れましたが、中には自分を担当してくれたキャリアアドバイザーと相性が合わないといったケースもあります。   場合によってはキャリアアドバイザーの対応の質が低く不快な思いをする可能性もあるため、事前に口コミ情報を参考にしておくと良いでしょう。   ちなみに就活エージェントを介して内定を得た場合、必ずその企業に入社しなければならないというわけではなく、入社を辞退したい旨をキャリアアドバイザーに伝えれば問題ありません。   ただし就活生によってはその断りを入れにくくストレスを感じる可能性があるため、その点もデメリットの一つといえます。   就活エージェントを利用するメリット では、就活エージェントを利用するにあたってのメリットとは一体何なのでしょうか?代表的なものとしては主に下記が挙げられますので、ぜひデメリットと天秤にかけたうえで利用を検討してみてください。 自力では出会えない企業に出会える 就活エージェントを利用すると、自力では出会えない企業に出会える可能性が高まります。   というのも、就活エージェントでは企業の公式サイトや就職情報サイトなどで一般公開されていない「非公開求人」を取り扱っているケースが多いため、就活エージェントを利用することで本来であれば出会えなかった企業を紹介してもらえるかもしれないからです。   「良い人材を効率的に採用したい」「応募が殺到するのを避けたい」といった理由で求人を非公開にしている企業も多く、思いもよらなかった優良企業に応募できるチャンスをつかめる可能性があります。   選考対策のサポートを受けられる また、就活エージェントでは求人紹介の他にも選考対策のサポートを受けることができます。   就活エージェントを利用しない場合、書類準備や面接対策を自分一人で行う必要がありますが、就活エージェントではこれらを全面的にサポートしてもらうことができ、わからないことがあればすぐに相談に乗ってもらえるため非常に便利です。   他にも企業が求めている人物像や面接で聞かれやすい質問といった選考対策に直結する情報を得られたり選考後のフィードバックも受けられたりするため、就活を有利に進めることが可能です。   第三者からの評価を受けられる 就活エージェントでは選考後のフィードバックを受けることができるため、内定に至った場合もそうでなかった場合も、次の選考に活かすためのアドバイスをその都度キャリアアドバイザーから受けることができます。   より効率的に就活を進めたい、選考を受ける度にそこでの学びを次に活かしたいという就活生には特におすすめのサービスだといえるでしょう。   自力ではわからないリアルな情報を知れる また、入社後のミスマッチを防ぐにあたって企業の内部事情などを把握しておくのは重要ですが、Web上だけではなかなか深い情報を得られません。   その点、キャリアアドバイザーから企業のリアルな労働環境や社風、仕事内容について詳しく話が聞けるのは就活エージェントを利用するうえでの大きな利点といえます。   基本的にはどの就活エージェントも無料で利用できるため、中でも就職先とのミスマッチを起こしたくないと考えている就活生はぜひ利用を検討してみてください。   特別選考ルートに乗れるケースがある 中には就活イベントを開催している就活エージェントもあり、サービスによっては一次面接の代わりとして10社同時に採用担当者と話をすることができたり、いきなり社長と面接をさせてもらえたりすることもあります。   少しでも有利に就活を進めたい学生には大きな魅力といえます。   企業とのやりとりを代行してもらえる 就活では何十社もの企業に応募し、複数社の選考を並行して受けるのが一般的ですが、この時意外と大変になるのが企業との面接日程のスケジュール調整です。受ける企業が多ければ多いほどこの部分でのストレスは大きくなります。   その点、就活エージェントを経由して企業に応募すればそれぞれの企業との面接日程のスケジュール調整を代行してもらうことができるため非常に便利です。   面接日程以外の企業とのやり取りも基本的には就活エージェントが代行してくれるため、細かい手間を省くことが可能です。   就活エージェントを使うべき人の特徴 「自分は就活エージェントを利用したほうが良いのかな・・・」とお悩みの就活生もいるかと思いますので、ここでは就活エージェントを使うべき人の特徴を簡単にご紹介いたします。 書類作成の段階で詰まっている人 先ほどもお伝えしたように、就活エージェントでは書類作成のサポートを受けることができます。   志望動機の書き方がわからない、自分の強みがわからなくて自己PRの内容が思いつかないといった就活生も一から書類作成を手伝ってもらうことができるため、こういった初期段階で躓いている学生にはぜひ活用いただきたいサービスといえます。   自分に向いている仕事が明確になっていない人 就活エージェントでは面談(ヒアリング)を通して、自分では気づけていない仕事に求める価値ややってみたいこと、将来の目標などを明確にしてもらうサポートを受けることができます。   自分に向いている仕事が明確になっていない方は就活エージェントのキャリアアドバイザーのサポートを受けることで適職が見つけられるようになる可能性があるため、ぜひ活用していただきたいところです。   フィードバックなど選考を通じての評価を自身の成長に繋げたい人 こちらも繰り返しになりますが、就活エージェントでは選考後のフィードバックを受けることができます。   たとえば選考に通過できなかった理由について企業に問い合わせても、「自社の評価基準を一般に開示することで就活生のフラットな反応を見れなくなることに繋がる」などの理由で明確な返答を避けられてしまうことが多いです。   その点、就活エージェントを経由すれば企業がどういった基準で判断したのか、次回の選考に活かすべきポイントはどういった点かをアドバイスしてもらえるため非常に効率的です。   就活エージェントを選ぶ際の3ポイント では、数ある就活エージェントの中から自分に合ったサービスを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは就活生にぜひ押さえていただきたい3つのポイントをご紹介いたします。 直近の口コミ評価に問題がないか 就活エージェントを選ぶ際には、Googleなどの検索エンジンでサービス名を調べ、どういった口コミが寄せられているかをチェックして振るいにかけるのがベターです。   口コミの評価が低い場合には期待しているようなサービスを受けられない可能性があり、時間を無駄にしてしまいかねません。時間に限りがある就活生にとっては死活問題ですので、ぜひ確認しておきましょう。   ちなみに、場合によってはSNS上で実際にそのサービスを利用した就活生の感想を見れることもありますので、並行してチェックすると良いのではないでしょうか。   求める求人が充実しているか 求人についても重要です。まだ就活の軸が定まっていない就活生は、できるだけ求人保有数の多いサービスを選ぶのが得策です。   というのも求人保有数が多い就活エージェントであれば選択肢の幅が広がるため、自分に合った企業に出会える可能性が必然的に高まるからです。   一方、すでに志望業界が定まっている就活生に関してはその業界に強みを持っているいわゆる「特化型エージェント」を選ぶことで、自分が求めている求人を紹介してもらいやすくなります。   就活エージェントを選ぶ際には、自分が求める求人を多く保有しているかどうかに着目してみると良いでしょう。   サポート内容が充実しているか サポート内容が充実しているかどうかも、就活エージェント選びにおいては大切です。   就活エージェントでは基本的に求人紹介、ESや履歴書の添削・作成、面接対策、企業との面接日程の調整などを行ってくれますが、中には就活セミナーやイベントを実施しているところもあります。   一次面接を免除してもらえたり、いきなり社長と面接をさせてもらえるような特別選考ルートを用意しているエージェントもありますので、こういったサポート内容を事前にチェックして特に充実しているところを選ぶと良いでしょう。   おすすめの就活エージェント 就活エージェントを選ぶ際のポイントがわかったところで、ここからは口コミ評価の高さ、企業数の豊富さ、サポート内容の手厚さそれぞれに強みを持つエージェントとして就活生におすすめの就活エージェントをご紹介しましょう。(※各サービスの掲載順は五十音順となっており、順番は優劣をつけるものではありません)   キャリアパーク!就職エージェント キャリアパーク!就職エージェント 対応エリア 全国 オンライン対応 - 主な特徴 内定獲得まで最短1週間、ES集・志望動機作成ツールなどの対策資料が充実、面談5回以上 公式サイト こちらをクリック 「キャリアパーク!就職エージェント」は面談を5回以上実施しているなど親身なサポートを行っているのが魅力の就活エージェントです。   Googleの口コミ評価は4.5と高く、紹介企業数は6,800社と比較的規模が大きいことも特徴です。年間約1,000名以上の面談を行うキャリアアドバイザーが内定まで丁寧にサポートしてくれます。   ES集・志望動機作成ツールなどの対策資料が充実している点もこのサービスのおすすめポイントで、データレベルから企業に自分の魅力を最大限アピールできる選考書類を作成することができます。   面談を5回以上実施していると聞くと内定獲得までに時間がかかるのではないかと感じられるかもしれませんが、中には1週間で内定を得られるケースもあるとのことですので、内定獲得を急いでいる学生にもおすすめです。   全国の求人を紹介してもらうことができますのでぜひチェックしてみてください。   このエージェントのおすすめポイント 紹介企業数6,800社 面談は5回以上実施 年間約1,000名以上のアドバイザーが手厚いサポートを行ってくれる ES集・志望動機作成ツールなどの対策資料が充実 最短1週間で内定 キャリアスタート キャリアスタート 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 入社実績3,000人以上、定着率92%(公式サイトより)、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「キャリアスタート」は入社実績3,000人以上、定着率92%を誇り、その丁寧な対応からGoogleの口コミでは4.3という高評価を獲得しています。   こちらのエージェントは有名企業への就職支援実績も多数あり、最短2週間で内定を得られる点も魅力となっています。   全国の求人を紹介してもらうことができ、オンライン面談も可能です。中でもスピーディーに就活を進めたい学生、手厚いサポートを受けたい学生におすすめです。   このエージェントのおすすめポイント 入社実績3,000人以上 定着率92% 最短2週間で内定 有名企業への就職支援実績多数 【PR】就職エージェントneo 就職エージェントneo 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 東証プライム上場企業・大手グループ求人あり、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件 公式サイト こちらをクリック 「就職エージェントneo」は業界のパイオニアとして就活エージェントの中で最も歴史があり、一般的な求人紹介ではなく10年後を見据えた企業探しを共に進めていくれるのが魅力の就活エージェントです。   Googleの口コミ評価は4.5と高く、東証プライム上場企業や大手グループの求人を保有しています。加えて累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇り、信頼度の高いサービスといえます。   こちらのエージェントでは担当アドバイザーとLINEでスムーズなやり取りが行えるよう配慮しているほか、選考フェーズに合わせた面接対策や面接後の個別フィードバックも行っており、非常に手厚いサポートを受けることが可能です。   いきなり責任者面接を受けられる特別推薦枠や、書類選考・一次選考が免除になる求人の取り扱いもあります。最速1日で内定が出る場合もあるということで、就活出遅れ組の学生にもおすすめできるサービスです。   ちなみに就職エージェントneoでは無料の就活セミナーも開催されており、人事がESや面接でチェックしているポイントを元人事担当者からリアルな視点で解説してもらえるほか、ES添削や模擬面接も受けることができます。   オンデマンド配信も行われているため、好きな時間、好きな場所で就活レベルをUPさせることが可能です。   就職エージェントneoでは全国北から南まで幅広いエリアの企業紹介を受けることが可能で、オンライン面談が基本となっています。将来を見据えた手厚いサポートを受けたい学生はぜひチェックしてみてください。 詳細はこちら⇒ .original_button { margin: 50px auto; display: flex; justify-content: center; align-items: center; background-color: orangered; color: white; font-size: 14px; font-weight: bold; width: 200px; height: 40px; border-radius: 12px; box-shadow: 0 0 10px orangered; text-decoration: none; transition: transform .3s; } .original_button:hover { background-color: orange; } .original_button:active { transform: scale(.95); box-shadow: none; } このエージェントのおすすめポイント 累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇る業界のパイオニア的存在 東証プライム上場企業や大手グループの求人あり 選考フェーズごとの対策や選考後フィードバックなど手厚いサポートが魅力 いきなり責任者面接を受けられるなど特別推薦枠多数 時期によっては最短1日で内定が出るケースあり ツイング就活エージェント ツイング就活エージェント 対応エリア - オンライン対応 可 主な特徴 支援実績5,000名以上、内定率99%、協力大学数40校以上 公式サイト こちらをクリック 「ツイング就活エージェント」は支援実績5,000名以上、内定率99%と実績を着実に積み上げていっている就活エージェントで、協力大学数は40校以上に上ります。   ツイング就活エージェントではメガバンクや重工メーカー、ベンチャー企業において人事経験のあるキャリアアドバイザーから人事理論に基づく個別の就活対策を受けられるという点で、サポートの手厚さに定評があります。   ツイング就活エージェントの運営会社である株式会社ツイングの立ち上げの発端は、創業メンバーによる「学生と企業のミスマッチ」への問題意識とされており、こういった背景からも手厚いサービスを受けられることが期待できます。   面接はもちろん、ES・ループディスカッション・テスト対策、内定後のサポートまで、就活が完全に終了するまで就活生に寄り添ってサポートしてもらうことが可能で、オンラインでの面談も受けることが可能です。   外資・日系トップの企業から中小・ベンチャー企業まで幅広く紹介してもらえますので、手厚いサポートを受けたい学生、大手企業からベンチャー企業まで幅広くチェックしたい学生はぜひチェックしてみてください。   このエージェントのおすすめポイント 支援実績5,000名以上、内定率99% 外資・日系トップから中小・ベンチャーまで幅広く提携 人事経験者から個別で就活対策を講じてもらえる type就活エージェント type就活エージェント 対応エリア 全国 オンライン対応 - 主な特徴 取引企業数10,000社以上、上位大学の学生の割合70%、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「type就活エージェント」は取引企業数10,000社以上を誇り、大手上場企業の求人も多数取り扱っている信頼性の高い就活エージェントです。   type就活エージェントの運営会社である株式会社キャリアデザインセンターが創業の初期段階からエンジニア向けの転職支援を行っていることもあり、type就活エージェントの提携企業にはIT企業が多い傾向があります。   中でもコンサル、金融、商社、ITなどへ興味のある学生には特におすすめだといえるでしょう。キャリア志向の高い学生をターゲットにしていることから上位大学の学生の割合が70%となっている点も大きな特徴で、特別選考枠も用意されています。   全国の求人を取り扱っており、東京就活キャンプ(最大2週間、シェアハウスに滞在して東京での就職活動に専念できるサービス)も用意されているため、首都圏で働きたい地方学生にも向いています。   宿泊料金は無料なので金銭的に余裕がなくても安心して利用することが可能です。中には最短2週間で内定が出るケースもあるため、効率的かつスピーディーに就活を進めたい学生もぜひチェックしてみてください。   このエージェントのおすすめポイント 取引企業数10,000社以上 大手上場企業、IT企業多数 上位大学の割合70% 最短2週間で内定 地方学生が都内で就活を行うための無料宿泊サービスあり 就活エージェントを利用する際のポイント3つ 最後に、元キャリアアドバイザーへ実際に聞いた就活エージェントを利用する際のポイントを3つご紹介しますので、就活エージェントを最大限有効活用するためにもぜひ参考にしてください。 第三者から見た自分を把握する 就活エージェントを利用するにあたっては、第三者から見た自分を把握することが大切です。多くの方は自分を客観視することがなかなかできません。   本人は自分のことをよく理解しているつもりでも、実際には本当の性格や持っている強みに気づけていないことがほとんどです。   就活エージェントを利用するとたくさんの就活生のサポートをしてきたキャリアアドバイザーから自分の性格や傾向を元に自分だけでは気づけなかった強みや合っている環境についてアドバイスしてもらうことができるため、最初はピンと来なかったとしてもまずは耳を傾けてみましょう。   ただし、キャリアアドバイザーによってはこちらが求めるだけの深いアドバイスをもらえないこともあるかもしれません。   そのため、就活エージェントを利用する際には「自分のこの経験ってどういう観点で仕事に活かせそうですかね?」「〇〇の仕事に携わるためにはどんなスキルが必要なんでしょうか?」などと自ら積極的に質問するのがポイントです。   積極的に選考対策をしてもらう 自ら積極的にキャリアアドバイザーに働きかけて選考対策を講じてもらうのも、就活エージェントを利用するにあたっての大切なポイントの一つです。   たとえば履歴書やESなどの選考書類は企業との最初の接点となり非常に重要です。「就活エージェント=企業を紹介してもらえるサービス」というイメージが強いかもしれませんが、書類の添削も就活エージェントの持つ大きな価値です。   就活生サイドが企業紹介に重きを置いている場合にはキャリアアドバイザーも企業紹介に力を入れるため、その分書類の添削の比重が軽くなってしまうことがあります。   たとえ作成した書類に自信があったとしても自ら積極的に「添削してください」「志望動機はこんな感じで大丈夫ですか?」などと質問するようにすると、細かい対策を受けやすくなるでしょう。   面接対策についても同様です。「もっと深い部分まで対策をしてほしい」など、自ら積極的に声をかけることで就活エージェントを最大限有効活用しましょう。   気になること、聞きづらいことを確認する 企業の実際の労働環境や社風について教えてもらえる点も就活エージェントの魅力ですが、こちらも紹介してもらう企業数が多くなるにつれて詳細部分を教えてもらいにくくなる傾向があります。   第三者が仲介してくれているからこそ、給与や残業時間、実際の労働環境、人間関係といった企業には直接聞きにくいことでもはっきりと質問できるのが就活エージェントの便利なところです。   就活エージェントは基本的にこういった情報を網羅しているため、こちらから積極的に確認して上手く引き出していきましょう。

2024.03.29