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適当に就活をして内定を得たといっている人がやっていることとは?後悔しないために知っておくべきこと

「就活を適当にやったけど内定をもらったよ」という声を聞くと「なんだ適当に就活をやっても大丈夫なのかな」と思うかもしれません。 しかし「適当」という言葉を真に受けると後悔が待っている可能性があります。なぜなら、「適当」の基準は人によって違うからです。 本記事では、適当に就活をやって受かったといっている人が考える「適当」とは何かを理解したうえで、彼らがやっていることについてお伝えしていきます。 最後に、「適当」をはき違えないために、間違った「適当」な行動についてもご紹介していますので、後悔の就活のために参考にしてみてください。 この記事のまとめ 内定を取得している人がいう適当な就活とは「適度に力を抜きながら要領よく就活をすること」である 内定を取得している人がやっている適当なこととは「フォーマット化する」「とにかくエントリーをする」「面接の振り返りをする」「就活サイト以外の手法も活用する」である 間違った適当な就活には「志望業界を適当に選ぶ」「自己分析が不十分である」「ESを使い回す」「面接後に振り返りをしない」「面接の準備をしない」である 適当な就活とは何? 「適当に就活をしたのに受かった」という話を聞きますが、適当に就活をやるとは具体的にどういうことなのでしょうか。 内定をもらっている人達がいう適当な就活とは、「全く何もしないこと」ではなくて、「適度に力を抜きながら要領よく就活をすること」であることが多いです。 なぜ就活を適当にやって内定がもらえるのかというと、就活の力の入れどころを理解しており、気持ちのガス抜きがうまいからだと考えられます。 ご存じの通り、就活はやることがとても多く、業界研究、企業研究、自己分析、面接準備、面接対策などを行わなければならなず、これを全て全力でやろうとすると、体力的にも精神的にも病んでしまいます。 特に生真面目である人ほど適度に力を抜くことを忘れ、全力投球をしがちです。「絶対に志望企業からの内定をもらうために頑張るんだ」と思えば思うほど力み過ぎ、それが裏目にでて面接では緊張しすぎて自分の実力を発揮できず、頑張っているにもかかわらず、内定を獲得できないという負のスパイラルにはまってしまいます。 しかし、適当に就活をしている人は、やるべきことが多い就活の中でも「就活の核」となる点にだけ力を入れさえすれば、後はフォーマット化することで、効率的に就活を進めることができると考えているようです。 また、第一志望の企業に入社できる人は本当に限られたごくわずかな人だけであり、圧倒的に不採用となることのほうが多いのが就活だということも理解しており、適度に力を抜きながら就活に挑んでいるため、選考に落ちても心が疲れてしまうことなく就活を続けることができ、結果的に内定を取得することができるのでしょう。 適当に就活をやって内定をもらう人がやっていること では具体的に適当にやって内定をもらえる人がやっていることとにはどのようなことがあるのでしょうか。 フォーマット化している フォーマット化できることは全てフォーマット化しておくことで就活の効率は各段に上がります。 たとえば、ESの志望理由を書く場合には、 「貴社を志望した理由は〇〇です。なぜなら〇〇〇で、〇〇に惹かれたからです。」 など、こういう構文で書くというものを事前に作っておき、選考を受ける企業に合わせて中身を少しずつカスタマイズしていきます。 同じように面接で自己の強みに対する質問に回答する場合には、 「強み→理由→エピソード」の順で回答する、といった具合にこういう質問をされたらこういう流れで答えるというものを全てフォーマット化しているため、面接対策の時間を削減することができています。 このように適当に就活をする人は効率化を意識しているケースが多いです。 とにかくエントリーをする 正直どの企業と相性が良いかは採用されて入社してみなければ分かりません。自分がどんなに好意を持った企業があったとしても、企業側に合わないと判断されれば不合格なのです。 採用担当者は、就活生のスキルやポテンシャル以外にも企業の社風に合う人を採用しているので、適当に就活している人は採用担当者の判断を信じ、志望業界・興味のある業界などを中心に100社以上の企業にエントリーをしているケースが多いです。 エントリー前に1社1社を細かく企業研究をしたとしても書類通過しなければ意味がありませんので、まずは先にエントリーをして縁のある企業を調べる方法を取ることによって時間を効率化しています。 面接の振り返りを必ず行う 質問されて答えられなかった場合次はどように返答するか、選考の結果が出たあとに選考に通過した場合とそうでない場合の違いは何か、面接官はどんな雰囲気の担当者であったか、など次の選考に活かせることや改善したほうが良いことを面接が終わるたびに必ず振り返りを行います。 「毎回振り返りをするのは大変そう」と思うかもしれませんが、こうすることで効率的に面接慣れができ、内定への近道となります。 適当に就活をやっていくうえでも外してはいけないポイントがありますが、面接の振り返りはやるべき重要度が高いでしょう。 就活サイト以外の手法も活用する リクナビやマイナビといった大手就活サイトを活用して就活をする方法は王道中の王道ですが、昨今は企業から就活生にスカウトが届くスカウト型選考サービスや就活のプロに就活サポートを依頼し、内定までフォローしてもらう就活エージェントサービスなど、就活の方法は多様化してきています。 王道サービスだけを活用することなく、このようなサービスも併用して利用することにより効率的に就活を進めることができるでしょう。 これはNG! 後悔をしない就活をするために ここまで、就活を適当に進めて内定を貰っている人がやっていることについてお伝えしてきました。 ここでは、「適当」の意味をはき違えて就活を後悔しないために、間違った適当な就活とは何かについてお伝えしてきます。 志望業界を適当に選ぶ 適当な就活であっても最低限、自分が進みたい業界や興味のある業界を絞っている必要はあります。適当をはき違え、業界不問で手当たり次第にESを送っている人もいるかもしれませんがこれはNGです。 仮に就職が決まったとしてもやりたいことではないため早期離職に繋がりかねませんので、自分のやりたいこと、好きなことは明確にし、志望業界など就職の軸は必ず持つようにしておきましょう。 自己分析が不十分である 前章で適当に就活をして内定を貰っている人は、面接で回答する方法もフォーマット化しているとお伝えしましたが、フォーマット化する前段の自己分析は事前にしっかり行っており、自分自身の強みや弱み、好きなこと嫌いなこと、将来のビジョンなどを理解している人が多いです。 「適当な就活」を成功させるには、まずは就活の土台である「自己分析」は必ずやっておきましょう。 ESを使い回す フォーマット化したESを使い回すことは問題ありませんが、一言一句変更することなく使い回すことはNGです。当たり前ですが、企業のことを理解している、志望度が高いと感じられるESのほうが書類通過率は高くなります。 ESのフォーマットをうまく活用し、中身は企業に合わせて修正していく必要があるという点を理解しておきましょう。 面接後に振り返りをしない 面接後に振り返りをしないということもNGです。答えられなかった質問があれば次の面接では回答できるように準備をする、不得意なタイプの面接官だった場合には、次に同じタイプの面接官だった際に深呼吸をしてから返答するようにする、といった具合にPDCAを回すことによって、面接への免疫がつき、面接の選考通過率が上がっていくのです。  これを一切やらずに「ダメだった・・・」で終われば次も同じ結果しか訪れません。適当な就活を続ける場合には、振り返りは必ずやるべきことのひとつです。 面接の準備をしていない 面接に対する準備が全くできていないという状態も避けましょう。膨大な数のESを作成し、ようやく面接の機会を得ることができたとしても、全く準備をせずに挑めば当然ですが落選です。  面接は、企業に対する熱意をアピールする場ですので、面接をする企業の情報はしっかり事前に調べ、逆質問を用意しておくなど面接に対する最低限の備えはしておきましょう。

2024.03.22