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【24年卒向け】冬採用で内定を取る方法とは?まだ間に合う就活の極意を伝授!

「卒業が目前に迫っているにもかかわらず、未だに内定がない」 「就職先に納得していない」 「留学から戻ってきたばかりで就活ができていない」 「公務員試験に落ちてしまい、民間企業への就職にシフトしたばかりで内定がない」 など様々な理由で就活を続けていることと思います。 本記事では、卒業までに就職先を決めたい就活生の皆さんに向けて、 冬採用の特徴や注意点、内定を取得するための方法についてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 冬採用とは12~3月に行われる採用のこと 就活生のライバルが少なく選考期間が短いというメリットがある一方、応募できる企業数も少ない 内定取得のために「就活の軸を定める」「定番の質問への準備する」「複数の企業にエントリーする」ということが大切である 冬採用とは そもそも、冬採用とはどのような採用のことをいうのでしょうか。 冬採用に関しては明確な定義はないですが、12月~3月までの間に行われている採用を一般的に「冬採用」ということが多いです。 余談ですが、8月~11月頃に行なわれている採用を「秋採用」といいます。 他の時期との違い 一般的な就活の時期と冬採用を比べるとどのような違いがあるのでしょうか。 ここではその違いを見ていきましょう。 ライバルが少ない 『リクナビ「就活準備ガイド」』によると、先輩たちの就活で最も忙しかった時期の就職活動のピークは大学3年生の2月~6月であり、10月以降に面接をしている冬採用の就活生は少ない傾向にあります。 ※参照:『リクナビ「就活準備ガイド」』 そのため、他の時期に比べるとライバルが少ない時期といえます。 応募できる企業数が少ない ライバルが少ない一方で応募できる企業数も少なく情報を得にくい傾向にあります。 先の『リクナビ「就活準備ガイド」』のグラフをみても、7月以降、試験や面接は実施されているものの、会社説明会などはほとんど開催されておらず、企業の情報は得にくいです。  冬採用を行っている企業は、臨時で募集をかけている企業も多く採用予定人数に達した場合すぐに応募が打ち切りになるため時間との勝負ともいえます。 就活のライバルが少ない一方、応募できる企業数も少ないため、内定倍率は決して低い訳ではないということを覚えておきましょう。 選考期間が短い 冬採用はピーク時の採用に比べると選考フローが短い傾向にあります。 前述の通り冬採用をしている就活生は少ないため集団面接は行なわず最初から個人面接のケースも多く必然的に選考期間が短くなります。 また、企業としても早めに内定者を確保したいという思いも強いことも選考期間が短くなる理由の一つです。 冬採用を行っている企業の特徴 冬採用をしている企業とはどのような企業なのでしょうか。ここでは、冬採用を行っている企業の特徴についてお伝えしていきます。 採用予定人数に達していない まず1つめに、「採用予定人数に達していない」という企業が挙げられます。  本来10月の内定式までに採用人数を確保しておきたい企業が多いのですが、採用予定人数が確保できなかったために採用を継続しています。 これには2つのパターンが存在します。「不人気企業」と「採用予定人数が多い成長企業」です。 昨今は売り手市場のため就活生は企業を選べる状態にあるため優良企業に人が集まる傾向が強く、企業としての魅力に欠ける企業やハードワークを強いられそうな企業などはどうしても採用に苦戦してしまいます。  また、コロナショックが落ち着き、通常年の採用予定人数以上の採用を計画しているため採用活動を継続せざるを得ないという企業も多いのです。 内定辞退が出てしまった 採用予定人数に達してたにもかかわらず、内定式以降に内定辞退がでてしまい欠員補充のために採用を再開しているという企業が多いというのも冬採用企業の特徴の一つです。 内定辞退を加味して採用計画を考える企業も多いのですが、前述の通り昨今は売手市場であり人の流動が激しく、内定をもらっても就職先に納得がいかずに就活を続ける就活生は一定数いるため、冬採用には欠員補充のための採用を行う企業が一定数存在するのです。 戦略的に冬採用を行っている あえて最初から冬採用に焦点を絞り採用活動を実施している企業もあります。 中小企業・零細企業などがその一例で、「大手企業などライバル企業が多い中で採用活動を行っても工数ばかりがかかる」「内定辞退が出る」と感じている場合や、採用にかける時間やコストにマンパワーを避けないケースが多いです。このような企業は、あえて冬採用での採用に力を入れ、短期間で採用人数を確保できるようにしています。 ただし、中にはブラック企業と呼ばれる労働環境がきつい、ノルマがきついような企業もこのような戦略を取っているケースもありますので、注意が必要です。 通年採用をしている 「冬採用」として採用を行っている訳ではなく、通年採用を行っている企業もあります。 『日本経済団体連合「採用と大学改革への期待に関するアンケート」』によると、新卒一括採用をしていた企業割合は90.5%から78.7%に減少、通年採用をしている企業は32.7%から55.2%に上昇していることがわかります。 ※参照:『日本経済団体連合「採用と大学改革への期待に関するアンケート」』 このように新卒を一括で採用するのではなく通年で採用をしていく企業が増えており、通年採用をしている企業が「冬採用」でも採用の募集をかけています。 冬採用をする就活生の特徴 前章では、冬採用を行なっている企業の特徴をお伝えしてきましたが、ここでは、冬採用でのライバルとなる就活生にはどのような特徴があるのかを確認していきましょう。 就活を続けているが内定がない 基本的に選考を受けている就活生の多くは内定を持っていないですが、「内定を持っていない理由」に違いがあります。 1つ目のタイプは「就活を続けているにもかかわらず」内定がないタイプです。 このタイプはピーク時に就活を行い、自分のやりたいことや就活の方向性が分からずに、途中で就活を辞めたケースが多いです。  一時的に就活から離れ、冬になり再度就活を開始しているため、自己分析や業界研究などはある程度行っており、面接にも慣れています。 また、一度就活から離れリフレッシュし自分を見つめ直しているため、就活への軸が固まり新たな気持ちで就活に挑めるタイプが多いでしょう。 留学から戻ってきた 内定がなく就活を続けている就活生に見られるパターンの2つめは「留学から戻ってきた」というものです。 海外外の大学などに留学しており、帰国してから就活を始めようと考えている学生なので、就活のピーク時に就活はしておらず、内定はありません。 このように、秋・冬採用には、留学から帰国したばかりの就活生が多いというのも一つの特徴です。 公務員試験に落ちてしまった 公務員試験の結果は毎年8~9月頃、一部の地方公務員では11月頃に発表されますが、 公務員を目指していたにもかからず、落ちてしまった場合、来年リベンジするか一般企業への就職にシフトするかの2択を選ばなければなりません。 公務員試験の結果を受けて就活をはじめる学生が多いことも冬採用の特徴の一つといえます。 内定先の企業に納得していない 冬採用を継続している就活生の中には、内定先に納得をしていないため就活を継続している人もいます。 内定は取得したものの希望業界からの内定ではなかった場合など就活生によって理由は異なりますが、冬採用には、入社までには自分が心から行きたいと思える企業と出会いたいと粘り強く就活を続けている就活生も多いです。 冬採用で内定を取るためにやるべきこと ここでは、冬採用で内定を取るためにやるべきことをご紹介していきます。 就活の軸を定めておく 冬採用の場合、通常の就活の時期と異なり選考の進むペースや合否の結果が決まるのがハイピッチとなります。 そのため、企業選択の軸が明確にあると悩むことなくスムーズに就活を進めていくことができます。 冬採用での定番質問に対する準備をしておく 冬採用では「なぜこの時期に就活を続けているのですか」という質問をされることが多いです。 そのためこの質問に対してどのように回答するべきか事前に考えておいたほうが良いでしょう。 「留学をしていた」「公務員試験に落ちてしまった」などの理由はストレートに伝えても問題ないと感じる就活生が多いと思いますが、それ以外の理由の場合には答え方に注意が必要です。 春から就職をしていて内定が貰えない場合、面接官は「何か理由がある」と就活生に対して懸念を持った目で見てしまう可能性があるため、春の就活で失敗した原因を分析し、現状どのように原因を改善して就活に取り組んでいるのかまで答えることができると面接官からの印象は良くなるでしょう。  内定先に納得していない場合も、根気強いというポジティブな印象だけでなく優柔不断で決断力に欠けるようにも捉えられるため、自らの就活の軸の話やどうなれば納得がいくのかまで答えられるよう準備をしておきます。 出来る限り多くの企業にエントリーをしておく 冬採用は通年採用をしている企業以外の場合、「採用の枠」が埋まり次第、終了となるケースが多いです。そのため、出来る限り多くの企業に応募をしておくことで、希望していた企業の面接が仮になくなった場合へのリスクヘッジを図ることができるでしょう。  冬採用をするうえでの注意点 冬採用を効率的に進めるために知っておいたほうが良い注意点をお伝えしていきますので、活動を始める前に確認をしておきましょう。 ブラック企業に注意 冬採用をしている企業の特徴でも触れましたが、不人気企業なども冬採用を実施しているケースが多いです。 そのため冬採用の企業の中にはブラック企業も採用を続けている可能性が高いことを念頭において就活を進めましょう。  おすすめの企業 企業を選ぶ際のおすすめの企業をご紹介しますので参考にしてみてください。 ①中小企業で社会的知名度は低いが優良企業 L隠れた優良企業 L社会的には知名度は低く名前は知れていないが、その業界内では知名度も高く賞賛されているような企業 L経営状態が安定しているため、福利厚生なども充実しているケースが多い。 ②大手企業の傘下の企業など L大手企業ではないが、大手企業の傘下に入っているような中小企業 L福利厚生なども大手企業と同等に手厚いケースも多く、また経営状態も安定しているため安心して働ける ミスマッチが起こりやすい 冬採用で多い問題が「企業と就活生のミスマッチ」です。 企業も就活生もどちらも早く就活を完結させたい意識が働いてしまうため、どうしても見極めが甘くなってしまい、ミスマッチが起こりやすくなりがちです。  時間がない中で大変だとは思いますが、企業を選ぶ際には、企業の社風やビジョン、仕事内容などは最低限確認し、自分のキャラクターに合った会社なのかを見極める習慣をつけるようにしましょう。  企業を探しにくい ピーク時の採用のように、リクナビやマイナビといった就活サイトに就活情報を掲載していない企業も多数存在するため、自分に合った企業になかなか出会えないという問題が発生する可能性があります。 企業選びの方法は就活サイト以外にもありますので、次の章で紹介していきましょう。 企業の探し方 ここでは冬採用におすすめの企業の探し方をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。 就活エージェント 冬採用という卒業が目前に迫った状況下で、自分に合った企業を探すのは時間がかかるし大変だと感じている場合には、就活エージェントを活用することも一つです。 就活サイトに掲載されていない求人情報の取り扱いも多く、自分に合った企業をおすすめしてくれるため、工数を削減しながらスピーディに就活を進めることができるでしょう。 就活サイト まずは王道の就活サイトです。ピーク時にはどちらのサイトにも就活情報を掲載していたとしても冬採用時にはリクナビ・マイナビどちらかにしか情報を掲載していないというケースも充分に考えられますので、どちらのサイトもチェックすることをおすすめします。 企業HP 就活サイトには情報がない場合であっても企業ホームページで募集をかけている場合もあります。1~2名程度の採用を検討している場合には特にこのようなケースが多いので、気になる企業が決まっている場合には、企業のホームページも欠かさずに見るようにしましょう。  24年卒(冬採用)でも間に合う就活エージェント3選 ここでは、24年卒の学生向けに就活エージェント3選をご紹介しますので、 ぜひ参考にしてみてください。 【PR】業界内のパイオニア・最速1日で内定も:就職エージェントneo 就職エージェントneo 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 東証プライム上場企業・大手グループ求人あり、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件 公式サイト こちらをクリック 「就職エージェントneo」は業界のパイオニアとして就活エージェントの中で最も歴史がある就活サービスです。 Googleの口コミ評価は4.5と高水準になっていることに加え、東証プライム上場企業や大手グループの求人を保有し、累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件と、信頼度の高い点が特徴です。 いきなり責任者面接を受けられる特別推薦枠や、書類選考・一次選考が免除になる求人の取り扱いもあり、最速1日で内定が出る場合もあります。 就職エージェントneoでは幅広いエリアの企業紹介を受けることが可能で、オンライン面談が基本となっています。将来を見据えた手厚いサポートを受けたい学生はぜひチェックしてみてください。 このエージェントの特徴 累計紹介企業数10,000社、内定支援実績45,000件を誇る業界のパイオニア的存在 東証プライム上場企業や大手グループの求人あり 選考フェーズごとの対策や選考後フィードバックなど手厚いサポートが魅力 いきなり責任者面接を受けられるなど特別推薦枠多数 時期によっては最短1日で内定が出るケースあり 取引企業数が豊富:type就活エージェント type就活エージェント 対応エリア 全国 オンライン対応 - 主な特徴 取引企業数10,000社以上、上位大学の学生の割合70%、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「type就活エージェント」は取引企業数10,000社以上を誇り、大手上場企業の求人も多数取り扱っている信頼性の高いサービスです。 type就活エージェントの運営会社である株式会社キャリアデザインセンターが創業の初期段階からエンジニア向けの転職支援を行っていることもあり、IT企業が多い点が特徴です。 キャリア志向の高い学生をターゲットにしていることから上位大学の学生の割合が70%であり、特別選考枠も用意されています。 全国の求人を取り扱っており、東京就活キャンプ(最大2週間、シェアハウスに滞在して東京での就職活動に専念できるサービス)も用意されているので、首都圏で働きたい地方学生からも支持されています。 このエージェントの特徴 取引企業数10,000社以上 大手上場企業、IT企業多数 上位大学の割合70% 最短2週間で内定 地方学生が都内で就活を行うための無料宿泊サービスあり 入社実績3,000人以上:キャリアスタート キャリアスタート 対応エリア 全国 オンライン対応 可 主な特徴 入社実績3,000人以上、定着率92%(公式サイトより)、最短2週間で内定 公式サイト こちらをクリック 「キャリアスタート」は入社実績3,000人以上、定着率92%を誇り、その丁寧な対応からGoogleの口コミでは4.3という評価を獲得しています。また、有名企業への就職支援実績も多数あり、最短2週間で内定を得られるケースもあります。 全国の求人を紹介してもらうことができ、オンライン面談も可能ですので、スピーディーに就活を進めたい学生、手厚いサポートを受けたい学生に向いています。 このエージェントの特徴 入社実績3,000人以上 定着率92% 最短2週間で内定 有名企業への就職支援実績多数

2024.04.02

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就活っていつまでやればいいの・・・?終了時期の目安と内定を得る3つのコツ

「いつまで経っても内定が出ない・・・」 「就活、一体いつまで続くんだろう・・・」     このようにお悩みではありませんか?本記事では就活の終了目安となかなか内定が出ない方向けに内定を得る3つのコツをご紹介いたします。   なかなか内定が出ない原因についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。   この記事のまとめ 就活の終了時期の目安は「4年生の夏」 夏・秋採用を行う企業もあるため焦らなくて良い 内定が出ない原因を明確にして適した対処をしよう 就活はいつまで?終了時期の目安とは 就活をいつまで続けるのかは人によって異なりますが、4年生の夏が一つの目安であるといえます。   マイナビ「2022年卒大学生活動実態調査」によると、7月末時点での内々定率は78.7%となっており、約8割の学生が4年生の夏頃までに就活を終了していることがわかります。   ただし、4年生の夏以降も「秋採用」や「後期採用」という形で採用を続けている企業は一定数存在し、就活を続けている学生も一定数います。   大手企業のグループ企業などの採用枠が多い企業において追加募集を行っているケースもあり、十分にチャンスが残されているといえます。焦らず、自分が納得いくまで就活を続けていきましょう。   就活のスケジュールをおさらい 現在就活中の方は、就活をより円滑に進めるためにも、就活の大まかなスケジュールを改めて確認しておきましょう。 インターンは参加必須ではありませんが、参加して実際に業務を体験することで、その職種で求められる能力や素養、必要な考え方について身を持って理解することが可能になります。   インターンに参加することで志望企業の社員と実際に関わる機会を得られたり、その企業の雰囲気を肌で感じられるため、まだ明確に志望企業が決まっていない方には特に貴重な機会といえます。   その時期にはより自分とマッチする企業に就職するための準備として自己分析や業界・企業研究を行います。それによってESの内容や面接での受け答えも説得力のあるものになっていきます。   そしてエントリーについてはできるだけ業界を絞りすぎずにまんべんなく応募することで、本当に自分とマッチしている環境に出会えるチャンスを得ることができるため、最初は視野を広げておくことを念頭におきましょう。   就活でいつまでも内定が出ない4つの原因 では、就活でいつまで経っても内定が出ないという方は、一体何が原因なのでしょうか?ここでは主に考えられる4つの原因についてみていきましょう。 自分のやりたいことを把握できていない 自分のやりたいことがある程度明確になっていなければ、「なぜその企業に入りたいのか」という志望動機を伝える際の説得力に乏しくなってしまいます。   ここが明確になっていないという方は、自己分析を徹底して自分のやりたいことを見つけるところから始めましょう。   とはいえ、就活生でやりたいことがしっかり明確にあるという方は少なく、どのように考えれば良いかわからないという方も多いことと思います。   そういう方は、CAN(得意なこと)とLIKE(好きなこと)を掛け合わせたものを念頭にやりたいことを見つける方法を試してみてください。   「CAN(得意なこと)」とは”自分が自然とできること”を指し、具体的には下記が例として挙げられます。   ・人の話を聞くのが得意 ・人をサポートするのが得意 ・相手の立場になって考えるのが得意 ・情報を取捨選択するのが得意 ・分析をするのが得意 「CAN(得意なこと)」は他己分析によってより客観的な情報を得られるため、両親や友人などに質問してみると良いでしょう。場合によっては就活エージェントを利用するのも一つの手です。 次に「LIKE(好きなこと)」とは、”自分が率先して「もっと知りたい!」と感じるようなもの”を指し、具体的には下記などが挙げられます。   ・ファッション ・ゲーム ・経済学 ・心理学 ・機械工学 ・会計 これら2つの要素が明確になったら、双方を組み合わせたものが自分にとってのやりたいことであるといえます。   たとえばCANが”分析する”こと、LIKEが”ファッション”だった場合には、ファッションにまつわる分析業務がやりたいということになり、具体的にはファッションブランドのマーケターや商品開発などの仕事が該当します。   まずは自分のCANとLIKEを洗い出し、それぞれを掛け合わせてやりたいことを見つけられるようトライしてみましょう。 そもそも受けている企業が少ない 受けている企業が少ないと、その分内定を獲得できる確率が各段に低くなります。   これには応募している企業の母数が少ないということに加え、選考を受けた経験値が少なく面接で本来の力を発揮しきれないということも影響しています。   キャリタス就活2023「3月1日時点の就職活動調査」によれば2023年卒の学生1人当たりのエントリー数は平均19.6社で、2020年卒から2022年卒のエントリー数は平均21.5社となっています。   そのため、エントリーしている企業が20社にも満たない方はもう少しエントリー数を増やして、経験値を増やしていきましょう。   そもそも受けている企業数が少ない方は、志望業界や企業を絞り込み過ぎている可能性があります。   志望度がそこまで高くない企業だとしても、面接を受ける中で印象がガラッと変わることも往々にしてありますので、初期段階ではできるだけ選択肢を広く持っておくのがベターです。   選考対策をしていない そもそも選考対策が細かくなされていなければ、企業にこちらの志望度の高さをアピールしきれず不採用に繋がってしまいます。   選考対策に力を入れていないなと感じる方は、これを機に志望動機や自己PRはもちろんのこと、そもそもの面接のマナーなどの根本的な部分から細かく見直しを行いましょう。   難易度の高い業界ばかりを受けている 最後に、大手企業や有名企業などの難易度が高い企業ばかりを受けていることも内定が出ない原因として挙げられます。   こういった人気が高いため倍率が高く、より差別化できる志望動機や自己PRなどを用意する必要があり、そもそものハードルが非常に高いです。   そのため、大手企業や人気企業を受ける際にはそういった企業だけでなく、その他にも自分とマッチしていると考えられる企業を並行して受けることをおすすめします。   就活で内定を得る3つのコツ では、まだどの企業からも内定が出ず就活が終わらないという場合には一体どうすれば良いのでしょうか?ここではそんな時に有効な対策をご紹介いたします。 これまでの就活を見直す 頑張って就活を進めているのになかなか内定が出ないという方は、そもそもの対策が不足していたり、対策の仕方そのものに原因があるのかもしれません。まずはこれまでの就活の内容を見直してみましょう。   具体的には自己分析や業界研究、企業研究からやり直し、そのうえで志望動機や自己PRの内容をブラッシュアップしていきます。   面接で落とされてしまうという方は、上記に加えて面接対策そのものをより細かく行うのが得策です。ここでは自己分析、業界研究、企業研究、面接の練習方法についてご紹介いたしましょう。   ■自己分析 自己分析を細かく行うことで本当に自分にマッチした業界選びや企業選びが実現するほか、志望動機や自己PRをより説得力のあるものにすることができます。   自己分析の方法は様々ですが、下記に挙げているような質問に対して「なぜ?」を繰り返す方法がわかりやすいでしょう。   例えば一番嬉しかった出来事として「コンテストで入賞できた」というエピソードがある場合は、下記のように自分の深層心理を深掘ることが可能です。   【なぜコンテストで入賞できて嬉しいの?】 →「自分の頑張りが認められたと感じたから」 →なぜ認められたいの? →「人から評価されたいから」 →なぜ評価されたいの? →「自分に価値があると実感したいから」 →なんで自分に価値があると実感したいの? →「人や社会から求められる人材でいたいから」 →承認欲求が根本にある このような流れでなぜ?と何度も繰り返していきます。   【なぜ?を繰り返す際のポイント】 目安としてマズローの欲求5段階説にある「生理的欲求」「安全欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現」のどれかに到達したらそれ以上は本能的なもので深掘れないため、ここをラインとして考えるとわかりやすいでしょう。 業界・企業研究 次に、業界・企業研究です。まずは業界研究で仕事内容や業界の特徴を把握することで自分の企業選びの軸とマッチしているかを調べます。   業界・企業研究を通してその業界や企業についての詳細を把握しておかなければ、企業に刺さる志望動機や自己PRはなかなか作れません。   “なぜその企業を選んだのか””その企業でどのように活躍できるのか”を説得力を持って伝える必要があるため、そのためには自己分析を行ったうえで細かい業か・企業研究が必要になるのです。   具体的には下記のポイントを意識してトライしてみましょう。   【業界研究】 ■選んだ業界のビジネスモデルを理解する └「どんな商品やサービスを、誰に対してどのように提供しているか」について調べる ■職種ごとに求められる素養を考える ■類似している業界と比較する 【企業研究】 ■Strength(強み) ■Wakness(弱み) ■Opportunity(機会) ■Threat(脅威) ※似ている企業と比較する際には下記の4Pのフレームワークを活用するのがベター <4Pのフレームワーク> ・Product(製品・サービス・品質) ・Price(価格・割引) ・Place(立地・流通・販路) ・Promotion(広告宣伝) ■面接練習 面接では想像以上に声が小さくなってしまっている、表情が硬いなど、自分ができていると思っていることが実際にはできていないということが少なくありません。   こういったギャップを防ぐには、家族や友人に協力を仰ぐなどして模擬面接で練習するのが得策です。人に頼みにくいという方は自分が受け答えしている様子を動画に記録して振り返るのも一つです。   面接の練習をする際にはぜひ、下記のポイントを意識してみてください。   ■表情:口角を挙げ、目を開き、明るい表情で話す ■言葉遣い:語尾は伸ばさず、丁寧に話す ■目線:面接官の目をしっかりと見て話す ■声のトーン・大きさ:ハキハキと明瞭に話す ■棒読み:暗記するのではなく、自分の言葉で話す ■身だしなみ:スーツの着こなし、清潔感を大事にする まだ採用中の企業にエントリーする 企業によっては夏採用や秋採用を行っている企業もあるため、夏になったのに内定が1つもないと焦る必要はありません。   夏採用や秋採用を行っている企業にはベンチャー企業や外資系企業が多い傾向があります。ベンチャー企業や外資系企業は通年採用の形をとっているケースが多いからです。   通年採用を行っている企業例としては、リクルートやメルカリ、楽天やサイボウズなどが挙げられます。   夏・秋採用は春頃と比較すると企業によっては競争率が低い傾向があり、中には東証一部上場企業であるにもかかわらずBtoB(企業向けのビジネスモデル)であることで認知が低く応募者が少ないところもありますので、ぜひ諦めずにチャレンジしてみましょう。   就活エージェントを活用する 最後に、就活エージェントを活用する方法が挙げられます。就活エージェントとは主に下記4つのサービスを行っている就職支援サービスのことです。   ・個別面談(就活相談) ・企業紹介 ・履歴書・ESアドバイス ・面接アドバイス 就活エージェントを活用することで就活対策のサポートを受けられるため、これまで就活が上手くいかなかった方はその原因と対策を知ることができますし、サービスによっては業界研究や企業研究についてもサポートしてもらうことができます。

2024.03.22