内定辞退はいつまでにどう伝える?マナー・例文・よくある質問にも回答!

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目次

内定承諾後の辞退は法的には入社2週間前まで可能とされていますが、企業への迷惑を最小限に抑えるためにも、決断後はできるだけ早く連絡しましょう。辞退を伝える際は基本的には電話で直接伝えるのがマナーです。これまでの選考への感謝と辞退のお詫び、理由を丁寧に伝え、誠実に対応しましょう。

本記事では、内定辞退はいつまでできるのか、辞退を伝える際のマナーや注意点、例文をご紹介します。また内定辞退に関するよくある質問にもお答えしていますので、参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • 内定辞退は法的に入社の2週間前まで可能とされていますが、決断した時点でできるだけ早く企業に伝えましょう。
  • 25卒の3月卒業時点での内定辞退率は60%を超えており、半数以上の就活生が経験しています。
  • 内定辞退の連絡は電話が好ましいですが、担当者が不在の場合はメールで伝えても問題ありません。

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内定辞退はいつまでにすべき?

就活では複数の企業から内定をもらうことも珍しくありません。そのため、内定を承諾した後に、さらに希望に近い企業から内定をもらい、辞退を検討するケースもあるでしょう。

しかし「内定辞退はいつまでに連絡すればいい?」「内定承諾後にサインをしたあとでも辞退はできるの?」と悩む就活生も多いと思います。

ここでは、内定辞退がいつまで可能なのかを法律的な観点も踏まえて詳しく解説します。

内定式までに辞退しよう!

繰り返しになりますが、内定辞退は決断後できるだけ早く企業に伝えることが基本です。早めに連絡することで、企業側も次の採用活動にスムーズに移行でき、双方の負担を軽減させることができます。

とはいえ、他の選考との兼ね合いですぐに判断できないという人もいるでしょう。そのような場合でも、遅くとも内定式までには自身の優先順位を整理し、辞退の意思を伝えるようにしましょう。

内定承諾書を提出した後でも辞退はできる!

「承諾書を提出したらもう辞退できない」と考える人も多いと思いますが、内定承諾書を提出した後でも、一般的には辞退することが可能です。

なぜなら内定承諾書は、企業との間で交わされる意思確認の一つであり、一般的な内定段階では法的拘束力が発生しないケースがほとんどだからです。そのため、提出後に進路を見直すことも可能です。

とはいえ、内定辞退は企業側にとっても大きな負担となるため、決断した際はできるだけ早く連絡し、誠意を持って対応することが大切です。

内定辞退から再スタート!おすすめの就活エージェント

内定を辞退したことで、1から内定を目指すという就活生もいるでしょう。ここではそのような人におすすめの就活エージェントを3選ご紹介します。

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参照元:就職エージェントneo

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よくある内定辞退の理由は?

内定辞退を考える際、「どういう伝え方をしたら失礼にならないだろうか?」「他の人はどんな理由で辞退しているのだろう?」と気になる就活生は多いでしょう。

ここでは、よくある内定辞退の理由をご紹介します。

家庭の事情

家庭の事情は、内定辞退の理由としてよくあるケースの一つです。

例えば、ご家族の急な体調変化や介護の必要性など、自分だけではどうにもできない事情によって、内定を辞退せざるを得ないこともあります。

このような場合、企業も事情を理解してくれることが多いため、正直に伝えることが大切です。しかし、だからこそ誠意ある対応が求められます。すでに辞退を決めた、あるいはその可能性がある場合は、できるだけ早めに連絡し、丁寧に説明しましょう。

大学を卒業できなかった

予定通りに大学を卒業できないことも、内定辞退のやむを得ない理由の一つです。例えば、単位不足や卒業試験の不合格などで卒業の見込みが立たなくなると、内定先の企業に入社することは難しくなります。

このような事態が判明した場合は、まず速やかに企業へ連絡し、正直に状況を説明することが大切です。また、大学側とも今後の対応(再卒業の見込みなど)について相談しておきましょう。

企業によっては、状況を理解し、入社時期の調整などに応じてくれるケースもありますが、過度な期待はせず、次のステップに向け準備を進めることが大切です。

志望業界・職種が変わった

就活を進めるうちに、当初とは違う業界や職種に魅力を感じ、志望が変わることは決して珍しくありません。

様々な企業や仕事を知る中で新たな興味が湧くのは、むしろ視野が広がり、自己理解が深まった証とも言えるでしょう。その結果、内定を辞退することになったとしても、それはあなたが納得して選んだ道です。

とはいえ、辞退の連絡は企業にとっても重要なことです。だからこそ、辞退を決めた時点でできるだけ早く企業に連絡し、感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。

より志望度の高い企業から内定をもらった

より志望度の高い企業から内定を得た場合、自分のキャリアプランを考え、その企業を選ぶことは自然な決断です。自分の目標や価値観により合致した環境で働くことは、長期的な成長や仕事への満足度にも繋がります。

志望度の高い企業への入社を決めた場合は、内定を辞退する企業に対して、誠意をもって対応することが大切です。できるだけ早く連絡し、感謝の気持ちを伝えたうえで、正直に辞退の理由を伝えるようにしましょう。

勤務地・転勤など雇用条件が合わなかった

勤務地や転勤の有無・頻度といった雇用条件が、自分の希望やライフプランと合わない場合も、内定辞退の理由となり得ます。特に、生活環境や家庭の事情を考えると、勤務地は譲れない重要な条件になる人も多いでしょう。

このような雇用条件を理由に辞退する場合でも、できるだけ早く企業に連絡し、内定をいただいたことへの感謝を伝え、正直に事情を説明するようにしてください。

内定承諾時の職種が希望と違った

事前に聞いていた内容や自分の希望と大きく異なる職種が提示された場合、キャリアプランとのずれや入社後のミスマッチを懸念し、辞退を検討するケースがあります。

ただし、すぐに辞退を決断するのではなく、一度企業に相談し、職種変更などの可能性を探ってみるのも一つの手です。

最終的に辞退を決めた場合は、これまでの対応への感謝と共に、「希望していた職種とのミスマッチ」が理由であることを正直に伝えましょう。

進学や留学をすることになった

大学院進学や海外留学など、自身のさらなる成長を目指すために内定を辞退するケースもあります。これは、将来のキャリアを見据えた前向きな決断であり、尊重されるべき選択です。

内定辞退の意思が固まったら、できるだけ早く企業の採用担当者へ連絡しましょう。その際は、内定をいただいたことへの感謝を伝えた上で、進学や留学といった具体的な理由を正直に説明することが大切です。

たとえ入社には至らなくても、最後まで誠意を持って対応することが、社会人としての信頼にも繋がります。

実際どのくらいの人が内定辞退してるの?

以下のグラフは、近年の就活における内定辞退率を示しています。

就職内定辞退率
参照元:就職プロセス調査(2025年卒)「2025年3月度(卒業時点)内定状況」/就職みらい研究所

これによると、3月卒業時点での内定辞退率は、25卒・24卒・23卒すべて、60%を超えていることがわかります。つまり、半数以上の就活生が内定辞退を経験していると言えるでしょう。

内定辞退を考えることは、自身のキャリアについて深く見つめ直す良い機会でもあります。焦らず、将来設計と照らし合わせ、心から納得できる選択をすることが何より大切です。

そして、繰り返しお伝えしていますが、辞退を決めた際には、できるだけ早く企業へ連絡するようにしましょう。

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内定辞退を伝える際に抑えておくべきマナー

内定辞退をする際には、相手企業への敬意を持ち、適切な方法で伝えることが大切です。たとえ辞退する場合でも、真摯な姿勢で対応することで、企業との信頼関係を維持し、将来的なキャリアにも良い影響を与えるでしょう。

以下では、内定辞退をスムーズかつ円満に進めるために押さえておきたい基本的なマナーについて、わかりやすく解説します。

できるだけ早く電話で伝える

内定辞退を決めたら、できるだけ早く電話で担当者に連絡をすることが基本的なマナーです。電話は、声のトーンや言葉遣いから誠意や感謝の気持ちがより直接的に伝わりやすく、相手に与える印象も良くなります。

電話をする際は、まず大学名氏名を名乗り、内定への感謝を述べたうえで、辞退の意思その理由を丁寧に、かつ簡潔に伝えましょう。

直接話すことで、相手の反応を見ながら誤解なく伝えることができ、質問があった際もその場で答えることができるため、スムーズで確実なコミュニケーションが期待できます。

担当者が不在だった場合はメールで伝える

電話で担当者が不在の場合や、どうしても電話が難しい場合は、メールで内定辞退を伝えることも可能です。メールは、相手が都合の良いタイミングで確認できるという利点があります。

メールで伝える際は、まずは件名に[内定辞退のご連絡/大学名・氏名]と明記し、本文では内定への感謝辞退の意思を丁寧に述べ、理由は簡潔にまとめましょう。

また、メールは記録として残るため、誤解を避けるためにも正しい敬語や丁寧な言葉遣いを心がけ、送信前には誤字脱字がないか必ず確認しましょう。

失礼になる内定辞退理由は避ける

内定辞退の理由を伝える際、相手企業への敬意と誠意を持ち、言葉遣いに細心の注意を払うことが大切です。

伝える内容は正直であるべきですが、相手を不快にさせるような表現や、一方的な不満、詳細すぎる個人的な事情は避けましょう。

例えば、「条件が合わなかった」「第一志望の企業から内定を得た」といった事実に加え、「家庭の事情で、希望する勤務地を優先せざるを得なくなった」といったやむを得ない事情であれば、企業側も理解を示しやすい傾向にあります。

最終的には、具体的でありながらも相手への配慮を忘れず、誠実な姿勢で伝えることが大切です。

入社予定の企業名は言わない方が良い

内定辞退をする際に、入社予定の企業名を伝える必要はありません。これは相手にとって必ずしも必要な情報ではなく、場合によっては予期せぬトラブルを招く原因にもなりかねないためです。

辞退の理由を説明する時は、具体的な企業名は伏せ、「自身のキャリアプランを熟慮した結果、別の企業への入社を決意いたしました」といったシンプルかつ配慮のある表現に留めた方が良いでしょう。

謝罪と感謝の気持ちは必ず伝える

内定を辞退する際には、まず内定をいただいたことへの感謝の気持ちと、辞退することへのお詫びを誠実に伝えることが大切です。これにより、相手企業への敬意を示し、最後まで良い印象を保つことができます。

感謝とお詫びの言葉は、電話であれば会話の最初と最後に、メールであれば冒頭と結びに記載すると効果的です。

例えば、「この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。大変申し訳ございませんが、検討の結果、内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。」といった形で伝えると良いでしょう。

そのまま使える!内定辞退を伝える際の例文

内定辞退を伝える際、「どう伝えればいいんだろう…」と悩む就活生も多いでしょう。ここでは、電話・メールなど状況に応じてそのまま使える具体的な例文をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

電話で内定辞退を伝える場合

以下は電話で内定辞退を伝える場合の例文です。

内定承諾前

先日御社より内定をいただきました、○○大学の△△と申します。採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか?

はい、担当の○○です。

お忙しいところ恐れ入ります。今お時間少々いただいてもよろしいでしょうか?

はい、大丈夫です。

先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。大変申し訳ないのですが慎重に検討いたしました結果、内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

かしこまりました。差し支えなければ、辞退の理由を聞かせていただけますか?

はい。他の企業からも内定をいただいており、自身の適性や将来のキャリアプランなどを総合的に検討した結果、大変恐縮ではございますが、別の企業への入社を決意いたしました。

そうですか。残念ですが、承知しました。

貴重なお時間を割いて選考していただいたにも関わらず、このようなご連絡となり、大変申し訳ございません。お忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。それでは失礼いたします。

内定承諾後

先日御社より内定をいただきました、○○大学の△△と申します。採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか?

はい、担当の○○です。

お忙しいところ失礼いたします。今お時間少々いただいてもよろしいでしょうか。

はい、大丈夫です。

先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。一度は貴社への入社をご承諾させていただいたにも関わらず、大変申し訳ございませんが、熟慮に熟慮を重ねた結果、この度の内定を辞退させていただきたく、ご連絡を差し上げました。

かしこまりました。差し支えなければ、辞退の理由を聞かせていただけますか?

御社と並行して応募していた企業から、先日内定の連絡があり、今後のキャリアを慎重に考えた結果、そちらの企業への入社を決断いたしました。

そうですか。残念ですが、承知しました。

本来でしたら直接伺ってお伝えすべきところを、お電話での連絡となり大変申し訳ございません。お忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。それでは失礼いたします。

メールで内定辞退を伝える場合

以下はメールで内定辞退を伝える場合の例文です。

内定承諾前

件名:【内定辞退のご連絡】○○大学 氏名

株式会社〇〇
人事部 採用担当 〇〇様

お世話になっております。
○○大学の△△です。

このたびは、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました。

このような光栄なお知らせをいただき大変恐縮ではございますが、
この度の内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

自身の適性や将来のキャリアプランなどを総合的に熟慮した結果、
誠に勝手ながら、別の企業への入社を決意いたしました。

選考に際しては貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、
このような形となりましたことを、心よりお詫び申し上げます。

本日お電話を差し上げましたが、あいにくご不在でしたため、
できるだけ早くお伝えすべきと考え、メールにてご連絡差し上げました。

本来であれば直接お伺いしてお詫び申し上げるべきところ、
メールでのご連絡となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

△△(氏名)
○○大学
メールアドレス:xxxx@xxxx.com
電話番号:xxx-xxxx-xxxx

内定承諾後

件名:【内定辞退のご連絡】○○大学 氏名

株式会社〇〇
人事部 採用担当 〇〇様

お世話になっております。
先日、内定のご連絡をいただきました、○○大学の△△と申します。

このたびは、内定承諾書を提出した後のご連絡となり、
大変恐縮ではございますが、この度の内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

自身の適性や今後のキャリアについて改めて熟考した結果、
他社への入社を決断いたしました。

選考に際して貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、
このような結果となりましたことを、心よりお詫び申し上げます。

本日お電話を差し上げましたが、あいにくご不在でしたため、
できるだけ早くお伝えすべきと考え、メールにてご連絡差し上げました。

本来であれば直接お伺いしてお詫び申し上げるべきところ、
メールでのご連絡となりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

末筆ながら、貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

△△(氏名)
○○大学
メールアドレス:xxxx@xxxx.com
電話番号:xxx-xxxx-xxxx

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内定辞退を決める前に確認したいポイント

ここでは、内定辞退を伝える際の注意点をご紹介します。 辞退を伝える前に注意点を学び、相手企業に失礼のないように心がけましょう。

慎重に考えた上で決断する

内定辞退は、あなたの将来に関わる大きな決断です。感情に流されず、自分が本当に大切にしたい価値観やキャリアプランを冷静に見つめ直す時間を作りましょう。

たとえ他の企業から内定をもらっていたとしても、その中でどれが自分にとって最善の選択かを改めて深く考えることが重要です。

考える際は1人で抱え込まず、家族や信頼できる友人、キャリアアドバイザーなどに相談することも有効です。客観的な意見から新たな視点が得られ、自分だけでは気づけなかった選択肢を見つけられるかもしれません。

また、一度内定を辞退すると、その取り消しは基本的にできません。後悔しないためにも、軽率な判断は避けるようにしてください。

内定辞退理由は正直に伝える

内定辞退の理由を伝える際は、正直かつ誠実な姿勢が大切です。曖昧な説明や嘘は避け、真摯に理由を伝えることで、企業側も状況を理解しやすく、円満な辞退に繋がりやすくなります。

例えば、「自身のキャリアプランを熟考した結果、別の企業への入社を決意しました。具体的には勤務地や職種の面で、より私の希望と合致すると判断いたしました」のように、事実を伝えつつも、辞退する企業への配慮を忘れないことが重要です。

その際、相手企業を批判するような表現は避け、あくまでご自身の希望や状況に基づいた説明を心がけましょう。

内定辞退で起こりえるトラブル

内定辞退には、企業側の反応や法的な問題など、様々なトラブルが発生する可能性があります。ここでは、内定辞退に伴う代表的なトラブルと、その対処法について解説します。

内定辞退を受け入れてもらえない

内定辞退を申し出た際、企業側がなかなか辞退を受け入れてくれない場合があります。企業としては、採用活動に多大なコストやリソースを費やしているため、自然な反応でしょう。

しかし、法律上は入社の2週間前までであれば辞退は可能とされているため、感情的にならず、辞退の意思と理由を誠意を持って伝えることが重要です。

直接会って話したいと言われる

内定辞退を伝えた際、企業から「直接会って話したい」と面談を求められることがあります。これは、企業が辞退の理由をより詳しく知りたい、あるいは引き留めたいという意図がある場合が多いです。

面談に応じる場合は、改めて辞退の経緯や理由を誠実に説明し、相互理解を深める機会と捉えましょう。しかし、どうしても面談が難しい場合は、その理由を丁寧に伝え、電話やメールでの対応をお願いするようにしましょう。

どのような対応を取るにしても、相手の立場を尊重し、自身の考えを明確かつ誠実に伝えることが大切です。

損害賠償を請求される

稀なケースですが、内定辞退に伴う損害賠償の請求は、全くないわけではありません。 すでに労働契約が成立していると判断される場合には、辞退によって発生した損害について請求される可能性があります。

具体的には、企業からの内定通知に対して「入社承諾書」や「誓約書」などを提出し、双方が入社の意思を明確に合意しているとみなされる場合です。

例えば、内定者のために研修費や転居費用を準備していた場合、そのコストを理由に請求されることがあります。しかし、企業側が損害を立証することは非常に難しく、裁判所でも内定辞退による損害賠償請求が認められることは少ないようです。

とはいえ、もしも損害賠償を求められるような事態になった場合は、慌てずに状況を整理し、速やかに弁護士や専門家に相談するようにしてください。

また、こうしたトラブルを未然に防ぐためには、内定辞退の意思をできるだけ早く企業に伝え、誠実なコミュニケーションを心がけることが重要です。

できるだけ早く内定がほしい…

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新卒の内定辞退に関するQ&A

ここでは、内定辞退に関するよくある疑問についてお答えしていきます。 内定辞退について疑問や不安があるという就活生は、参考にしてみてください。

内定はいつまでキープできる?

内定をいつまで保持できるか(キープ期間)は、企業ごとに異なり、明確な期限が定められているわけではありません。

一般的には、内定承諾書や入社誓約書の提出期限が1つの目安となります。これらの書類は企業との正式な労働契約の前段階にあたるため、この期限を過ぎてしまうと内定が取り消される可能性があります。

企業によっては早めに入社意思を確認したいと考えている場合もあるため、具体的な期限については必ず企業の人事担当者に直接確認するようにしましょう。

また、内定を保持しながら他社の選考を続ける場合は、正直で丁寧なコミュニケーションを心がけることが大切です。内定先企業への対応が不誠実だと、後々のトラブルに繋がるリスクもあります。

最終的には、双方にとって最善の形となるように、計画的に活動を進め、できるだけ早めの意思決定を心がけましょう。

とりあえずで内定を承諾してもいい?

「とりあえず内定を承諾する」という選択肢もありますが、その判断は慎重に行う必要があります。

内定承諾は企業との大切な約束であり、安易な承諾やその後の辞退は、企業に迷惑をかけるだけでなく、場合によってはトラブルに発展するリスクもあります。

また、一度内定を承諾してしまうと、企業によっては他社の選考継続を快く思わないケースもあります。

最終的に後悔しないためにも、内定を承諾する前には、「本当にこの企業で働きたいのか」「自分のキャリアにとって最良の選択か」をしっかりと考えることが重要です。

辞退理由で嘘を伝えたらバレる?

内定辞退の理由で嘘をついたとしても、必ずしもバレるとは限りません。しかし、企業の採用担当者は多くの学生と接しているため、曖昧な説明や矛盾する理由を伝えると、不自然に感じられることがあります。

特に、他の企業への入社が真の理由であるにもかかわらず、「家庭の事情」や「体調不良」といった異なる理由を伝えた場合、人づてに真実が伝わることも考えられます。また、同じ業界内での情報共有が行われるケースもあり、その際に嘘が発覚するリスクもゼロではありません。

一時しのぎの嘘は、あなたの信頼性や今後のキャリアに悪影響を及ぼす可能性があるため、辞退理由はできる限り正直に伝えるようにしましょう。

内定承諾したまま就活を続けることはできる?

内定承諾後も就活を続けること自体は法的に可能ですが、企業との約束の重みを理解し、慎重な行動が求められます。

まず重要なことは、内定承諾時に、その後の就活に関する企業のルール(他社選考の可否など)を確認することです。

その上で、もし内定承諾後に辞退を決めた場合は、できる限り速やかに企業へ連絡し、正直に事情を説明しましょう。

学校推薦の企業でも内定辞退はできる?

学校推薦で内定を得た場合でも、やむを得ない事情があれば辞退することは可能です。ただし、このケースではあなた個人だけでなく、学校と企業との信頼関係にも関わるため、通常の内定辞退以上に慎重な判断と極めて丁寧な対応が求められます。

まず最も重要なことは、辞退の意思が固まったら、速やかに学校のキャリアセンターや担当教員に報告し、指示を仰ぐことです。このステップを踏まずに直接企業に辞退を伝えると、学校側に迷惑をかける可能性があるため注意が必要です。

その上で、企業へ連絡する際には、学校と相談した内容も踏まえ、内定への感謝とお詫びの気持ちを誠実に伝えることが大切です。特に、辞退の理由については正直かつ簡潔に伝え、相手企業への配慮を忘れないようにしましょう。

この記事を書いた人

就・転職ライター

キャリアトラス編集部

キャリアトラス編集部は、就活・転職活動にまつわる情報をわかりやすくお届けすることをモットーにしています。あなたの「知りたい」に寄り添い、一人ひとり異なる現状に合わせ、多彩なキャリアプランを描く手助けとなる情報を提供していきます。本記事が少しでもあなたのキャリアのお役に立てば幸いです。

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