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【エントリーシート例文】実際に選考を通過した就活生の志望動機・自己PR・ガクチカなど8選まとめ

「エントリーシートをどう書けば良いのかよくわからない」 「自分のエントリーシートにいまいち自信が持てない」 このように、エントリーシートの書き方でお悩みの就活生は多いでしょう。本記事ではそういった就活生に向けて、実際に選考を通過した就活生のエントリーシート8選をご紹介いたします。 エントリーシートを書く際のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ エントリーシートを通して企業は就活生の考え方や価値観、人柄を見ている エントリーシートと履歴書の内容は被っても良い エントリーシートを書く際のコツは「アピールポイントを絞る」「結論ファーストで書く」「読みやすさに配慮する」の3つ エントリーシートでは「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」を問われやすい 就活における「エントリーシート」とは? エントリーシートとは、採用選考の材料とするために企業が就活生の考え方や価値観、人柄などを知るための書類になります。 採用を行うにあたり企業は、業務に適性があり自社の社風やビジョンとマッチしている、貢献してくれる可能性の高い就活生を求めており、そういった人材かを判断するために上記のようなポイントをチェックしておく必要があるのです。 もちろん書類を見ただけでその就活生の全てを把握できるわけではないため、エントリーシートの内容を参考にしつつ、その次の面接ではよりその就活生について深くチェックする動きが取られています。 ちなみに、エントリーシートにおいては読みやすい文章を書くことができているかを見ることで、ビジネスシーンで最低限必要となる「文章におけるコミュニケーション能力」もチェックされています。 そのため、本記事でご紹介するフレームワークに沿って結論ファーストで書くように心掛けると良いでしょう。 エントリーシートと履歴書の違い 「エントリーシートと履歴書って同じじゃないの?」と感じた就活生もいるかと思いますが、両者は若干異なります。 エントリーシートはあくまで採用のために活用する資料ですが、履歴書は入社後も氏名や住所、生年月日、連絡先、学歴などが従業員のデータとして保管されることが一般的です。 また履歴書と違いエントリーシートは企業が独自に用意することが多いため、質問される項目も企業ごとに異なります。 エントリーシートと履歴書の両方を企業に提出する場合には志望動機や自己PRなどの内容が重複してしまうかと思いますが、同じ内容を記載しても問題ありません。 この場合、企業はエントリーシートの内容を主軸に選考を進めると考えられるため、エントリーシートに詳細な志望動機や自己PRなどを記載し、履歴書にはその内容を要約したものを書くようにすると良いでしょう。 【就活初心者向け】エントリーシートを書く3つのコツ エントリーシートを書く際には、下記の3つのコツを抑えておくと読みやすい文章を書くことができるでしょう。 アピールポイントを絞る エントリーシートを書くにあたっては、いかに読みやすく理解しやすい文章を書くかが重要です。 「自分をたくさんアピールしたい!」という気持ちは大切ですが、だからといって1つの項目にアピールポイントを複数盛り込んでしまうとその分強みを説明するエピソードも増えてしまい、内容がごちゃついてしまいます。 採用担当者は1日に何十通ものエントリーシートをチェックしているため、少しでも読みにくければ最後まで目を通してもらえない可能性があります。 エントリーシートを書く際には、企業研究を通してその企業が求めている人物像をあらかじめ把握したうえで、盛り込むべきアピールポイントを絞るようにしましょう。 結論ファーストで書く 読みやすさを考慮するという意味で、結論を最初に述べるよう留意することも重要です。最初に結論を伝えることによって、この先どういった内容が展開されていくのか、読み手側が想像しやすくなるからです。 志望理由や自分の長所といった結論をまずは一言で伝え、その後にその根拠となるエピソードについて伝えるようにしましょう。 読みやすさ、見やすさに気を配る 読みやすいエントリーシートにするためには、理解しやすい流れで書くことに加え、直観的な見やすさに気を配ることも大切です。最低限、下記のポイントは網羅しておくようにしましょう。 ・誤字脱字、変換ミスに注意する ・専門用語を使用しない ・改行の仕方に留意する(改行のしすぎ、しなさすぎに注意する) ・改行できない時には■や●などの記号を上手く使う 専門用語はできる限り万人が理解できる言葉に置き換え、話題が移り変わる際には改行したり記号を入れるなどして直観的に理解できるよう工夫しましょう。 ちなみに、「バイト」「インターン」などの略語を使用するのは公式な文書を作成するにあたってマナー違反となりますので、「アルバイト」「インターンシップ」などの正式名称を使用するよう気をつけましょう。 就活におけるエントリーシートの書き方 ここからは就活におけるエントリーシートの書き方についてお伝えします。基本情報の書き方のほか、必須項目ともいえる「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」の書き方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 基本情報の書き方 まずは名前や住所といった基本情報を記載する欄について見ていきましょう。 生年月日については、もし指定がなければ西暦・和暦を統一するよう注意しましょう。 電話番号については書類によって「自宅電話番号」と「携帯番号」を分けて記載するケースがありますが、携帯電話しか持っていない方は携帯番号のみを記載すれば問題ありません。 またエントリーシートは公式な書類ですので、住所については「〇ー〇ー〇」と番地を省略するのではなく「〇丁目〇番地〇号」と正式名称で書きましょう。 この時、必須ではありませんが〇丁目の部分は漢数字、番地と号についてはアラビア数字を使用しておくと「細かいビジネスマナーを知っているんだな」と良い印象を与えられるかもしれません。 志望動機の書き方 就活のエントリーシートにおいて、企業は志望動機を通して下記の2点をチェックしています。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できないため、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしています。 そのため、上記の内容を念頭において志望動機を書いていきましょう。志望動機を書くにあたっては下記のフレームワークに従うとより読みやすい内容になります。 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト) ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。 自己PRの書き方 続いては自己PRの書き方についてです。自己PRでは主に下記のポイントをチェックされています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたり、就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ています。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしているのです。実際に自己PRを書く際は、下記の流れに従うと読みやすい文章を書けるようになるでしょう。 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 ガクチカの書き方 続いてはガクチカの書き方についてです。企業はガクチカにおいて下記の2点をチェックしています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。 実際にガクチカを書く際は、流れに沿って書いてみてください。 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。 【例文】実際に選考を通過した就活生のエントリーシート8選 最後に、実際に選考を通過した就活生のエントリーシートの例文をご紹介いたします。 ここでは「志望動機・就職活動に関する設問」「自己PR・ガクチカ、自分自身に関する設問」「業界ならではの設問」の例文をお伝えしますので、これらを参考にエントリーシートを作成してみましょう。 志望動機・就職活動に関する設問と回答例   Q 志望動機のエントリーシート(ES)例文:【金融業界】三菱UFJ信託銀行(450字) 当社の志望動機、実現したい夢や目標(450文字以下) 【人の想いに寄り添い、お客様の成長のサポートをしたい】という夢を実現出来る場所であるからです。私は、ボート部やアルバイトの経験から、誰かのために行動し、周囲の成長を支える役目にやりがいを感じてきました。そのために多くの人に必要不可欠である金銭を担う金融業界、中でも、お客様と長期的に信頼関係を構築し、幅広い提案が出来る信託銀行業界を志望します。特に貴社を志望する理由は、MUFGグループの総合力を活かし、より幅広い提案が出来るからです。故に、多様化するニーズに対し、包括的にサポート出来ると考えます。また、キャリア選択の幅が広く、自らの意思で「金融のプロフェッショナル」を目指せる点にも魅力を感じました。その上で、貴社で実現したい目標は、「新岡さんになら何でも託せる」と言って頂き、「総資産営業」が出来る行員になることです。そのために、お客様との窓口であるリテール業務に携わり、信頼関係を構築したいです。さらに、持ち前の「粘り強く目標達成する力」を活かし、業務に必要な専門知識と人間性を磨き続けます。 選考通過者本選考ES:23卒三菱UFJ信託銀行(総合職) Q なぜロレアルであるのか、またなぜ今回応募した職種を選んだのかをお書き下さい。その理由が自身の強み、または個性や経験とどのように繋がっているのか説明して下さい。(600字以内) 貴社を志望した理由は、人々の美しさを支え、多くの人々を笑顔にしたいという思いが実現できると感じだからである。私自身も日々の生活で「美」がモチベーションとなっており、美しくありたいという一人一人の思いに応えたいと考えている、またスポーツジムのアルバイトの経験から、相手を理解することの大切さを実感した。常に顧客目線の考えで、幅広い営業活動の中で深い信頼関係を築くことを目標にしている。なかでも、貴社の多様なニーズに応えている点に魅力を感じた。幅広い価格帯やその地域特性に合わせた商品展開でより多くの人のニーズに応えており、一人一人に寄り添ったものを提供できると感じた。 セールス職を志望した理由は、柔軟に行動でき、潤滑油的な存在である強みが最大限に活かせると感じたからである。高校での体育祭で幹部を務め、仲間と総合優勝を目指して取り組んだ経験で、衣装のデザインからパフォーマンスを作り上げる中で一人一人が自らの担当の仕事だけに集中していた為、私は各担当の連携が必要だと感じた。そこで、各担当と積極的にコミュニケーションを取り、お互いに進捗状況や課題を確認しながら進めた。その結果全体が見えるようになり、総合優勝を獲得できた。このような周囲と関係を築きながら行動できる力を、貴社で最大限に活かしたいと考えている。 選考通過者本選考ES:23卒日本ロレアル(セールス) Q 食品企業の中で当社を志望する理由を教えてください。(400文字以内) 私の「自身が携わった商品で多くのお客様を笑顔にしたい」という夢を叶えるためだ。 私の研究内容は食品成分の分析であり、将来食品開発に役立つ物質を農産物から探すことを目的としている。私は実験を進めるうちに、自身が製作に携わった商品を実際にお客様が笑顔で手に取ったらどんなに嬉しいのだろうと考え上記の夢を抱いた。それ以降私は将来食品業界で働くことを決意し、その中でも貴社に強い関心を持った。貴社はおいしさと健康だけでなく「楽しさ」にも焦点を当て、お客様のニーズに合わせた商品を多く提供しているからだ。人々が満足のいく食生活を送るためには、おいしさと健康の要素は欠かせない。貴社はその2つの要素を確立したうえで「楽しさ」という付加価値を加え新たな食生活の形を創出している。このことから貴社の商品は「多くのお客様を笑顔に」できる商品だと考え関心を持った。 私はぜひ貴社とともに自身の夢を叶えたいと感じ志望した。 選考通過者本選考ES:23卒明治(技術系) 自己PR・ガクチカ、あなた自身に関する設問と回答例 Q 自己PR(300文字以内) 【どのような環境でも最大限の力を発揮します】 チャットで大学受験生のサポートをするアルバイトで、生徒一人ひとりを最大限サポートするため、独自の取り組みを行いました。例えば、生徒の趣味や勉強における悩み、成績まで多くの情報を記録することで、約30名の生徒全員の課題や成長を可視化してフィードバックできるようにしました。結果として、多くの生徒のモチベーションが向上し、成績を上げることができました。さらに、これらの取り組みが評価され、90名から1名選ばれるベストコーチ賞を受賞しました。貴社で働く上でも、どのような状況でも自身が妥協せずに最大のパフォーマンスをするために、何ができるかを考え行動し続けます。 選考通過者本選考ES:23卒日清オイリオグループ(研究開発職) Q 自己PR (400文字以内) 私の強みは、“新しい視点から切りこみ、どんな困難とも闘える挑戦力と忍耐力”だ。 これは、競技ダンス部でペアが辞めた後も、自分なりの目的と方法で部活に向き合い続けた経験に表れた。 週6回の練習漬けの毎日を送っていたある日突然、ダンスのペアが部活を辞め、私は大学内の目標の大会に出られなくなった。しかし、大好きなダンスを中途半端な形で終わらせたくなく、先輩にしてもらったことをまだ後輩に返せていないと思い、以下の2つを行って部活に残った。 まず、卒業した先輩にペアを頼み込み、大学外の大会で勝利を目指して練習を再開した。 次に、練習会の前に1時間早く練習場に行き、悩む後輩に助言をした。ダンスの技術だけでなく個人的な悩みも聞き、精神面からサポートをした。 結果として、選手として活躍しつつ部活に貢献し、部活へのやりがいを取り戻した。 ここから、逆境でも諦めずに挑戦すれば道が開けることを学んだ。 選考通過者本選考ES:23卒西日本電信電話(NTT西日本)(事務系職種) Q 学生生活の中で力を入れて取り組んだ内容 代表を務める〇〇活動において、〇〇や〇〇に営業を行うことで「活動の認知度の向上」に取り組んだ経験です。大学の〇〇部の活動の一環で小中学生向け講習会を開いています。当初は年に3回の講習会しかなく小規模なものでした。活動を発展させるためにメンバーと話し合い、認知度の向上が必要であると考え複数の〇〇や〇〇に連絡し、直接お会いして講習会の開催への協力をお願いしました。その結果〇〇や〇〇の〇〇との合同講習会や紹介していただいた〇〇での講習会など昨年は9回の講習会を開催できました。また〇〇からは助成金もいただき、様々な用具を用いたより内容の濃い講習会を実現できました。様々な立場の人に対する営業活動を通して、自分たちの熱意を伝えるだけではなく相手の目的や利害を考えた上で提案を行うことの重要性を学びました。 選考通過者本選考ES:23卒三菱UFJ銀行 業界ならではの設問と回答例 Q 当社の事業内容や経営計画を踏まえて、このキャリアフィールドで実現したいことを教えてください。 Q その実現のために、あなたのどのような強みが活かせるか、どのようなスキルを身に着けていく必要があるかも合わせて教えてください。 【アプリケーションエンジニア】 私は家電量販店で来店したお客さんをキャッチし、携帯電話の料金事情をヒアリング、そして最適な料金プランを提案するアルバイトをしています。就職して働くにあたっても、そこで培ったヒアリング力や、提案力などの強みを活かした業務をしたいと考えていました。しかしアルバイトの仕事では、お客さんに興味付けした後は、オプションの組合せやより詳しい説明の工程を社員の方に任せる形になり、物足りなさを感じていました。そこで今度は私が一連のソリューションの奥の部分、つまりシステムの領域にも携わりたいと考え、システムエンジニアを志望しました。その中でも業務調査や分析を行い、要件定義や設計にも多く携わるアプリケーションエンジニアは、ニーズの把握が必要な点で自分の強みを活かせる仕事であると感じました。システムを通して課題解決へ、顧客のビジネスの成功へ、そして社会への貢献ができるような優れた技術者になりたいです。そのためにはITの専門性はもちろんのこと、問題の本質を捉え、システムに具現化するスキルを身につける必要があると考えます。 【テクニカルエンジニア】 私はもう一つの強みとして、諦めずに理解しようとする精神を挙げます。これまでも粘り強く理解しようと取り組んだ結果、成功に繋がった経験がいくつもあるからです。テクニカルエンジニアは、様々なシステムの基盤設計や開発、保守運用に深く関わるため、より高度で幅広い技術力をスキルとして有している必要があると思います。私は技術者としても理解することを諦めず、幅広い知識や経験を糧にして成長していきたいと考えています。そうして専門性を高めていき、将来はより技術的な視点から顧客に提言し、システムの実施までのソリューションを行うシステムコンサルタントの業務を行いたいと思っています。さらに経験を積むことで、プロジェクト全体を管理し成功へと導くプロジェクトマネージャーにもなれるようなキャリアアップを実現したいです。 内定者ES: 23卒 野村総合研究所(NRI)(エンジニア) Q 自己PRとしてキャッチフレーズをつけて教えてください 「寄り添い一緒に走れる名軍師」 学⽣時代部⻑を務めた際、困っている⼈や集団での発⾔が得意ではない⼈に対して、⾃分と2⼈のときに気楽に話してくれるようになるまで⾃分からコミュニケーションを積極的に取り、和やかな雰囲気を⽇頃から⽣み出すことを⼼がけた結果、何か起こったときに⾃分の所に話しかけてくれるようになりました。 チームで協⼒するためにたった⼀⼈の意⾒にも⽿を傾けて、寄り添って協働できる強みは貴社に⼤いに貢献できると考えます。 選考通過者ES: 22卒 テレビ西日本(総合職)

2024.03.22

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【項目別】オープンES・例文集|選考を通過した就活生の自己PRやガクチカも紹介

「オープンESってどんな風に書くのが正解なの?」 「一旦書いてみたけど、本当にこれで良いのかいまいち自信がない」 このように、オープンESの書き方でお悩みの就活生は多いのではないでしょうか。本記事ではそういった就活生に向けて、オープンESの例文を項目別にご紹介いたします。 実際に選考を通過した就活生の自己PRやガクチカも掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。 この記事のまとめ オープンESとは、あらかじめ登録したESデータを複数企業に転用できる、リクナビが提供しているサービスのこと 設問ごとに注意点やポイントが異なるため注意が必要 自己PR、ガクチカ、志望動機についてはフレームワークと例文を参考にするのがベター オープンESとは? オープンESとはリクナビが提供しているサービスで、あらかじめリクナビ上に登録したESのデータを複数の企業に提出できるシステムです。 複数の企業にエントリーする場合、本来であれば応募する企業分だけESや履歴書を作成する必要がありますが、オープンESを使用すれば一度作成しておくと他の企業にもそのまま転用できるため書類作成時間を大幅に短縮できます。 オープンESしか扱っていない企業もあるため、企業の選択肢を広げるという意味でオープンESを活用するのがベターといえるでしょう。 ただし、オープンESはリクナビと提携していない企業には提出することができません。エントリーした後に「OpenES提出可能」と表示された企業に関しては提出可能ですのでチェックしてみましょう。 オープンESでは下記の項目が用意されていますので、本記事ではこれらそれぞれの書き方と例文をご紹介いたします。 【例文つき】就活生がオープンESを書く際のポイント 先ほどお伝えした項目のうち、氏名と学歴はそのまま書くだけですので、保有資格以降のポイントと例文をご紹介いたします。 保有資格 保有資格について書く際には、下記のポイントに留意しましょう。 資格名は、認識のズレが生じないよう必ず正式名称で書きましょう。TOEICなどのスコアがある場合はその点数も記載します。 また、保有資格を記載したうえでその資格を取得した理由や、自分をアピールする内容なども書けると自分の人柄や価値観を伝えられ、採用担当者により印象付けられるでしょう。 【保有資格・例文】 実用英語技能検定2級 合格(語学力をつけるため)|24文字 宅地建物取引士 合格(知識を早くつけたかったため)|25文字 TOEIC 650点取得(語学力をつけるため)|23文字 趣味・特技 趣味・特技欄を記載する際には下記のポイントに留意しましょう。 趣味・特技欄を書く際にはテーマを一つに絞りましょう。 自分を強くアピールしたいからと部活動やインターンなどテーマを複数盛り込んでしまうと、読み手はどこに重点を置いて読めば良いかわからなくなってしまいます。 その企業が求める人物像に沿った強みをアピールできるテーマを一つだけ選ぶようにしましょう。そして、できるだけ具体的に内容を書いて自分の人柄や考え方を伝えられるよう留意します。 アピールする内容にもよりますが、たとえばテニス部に所属していた際のエピソードを盛り込む場合には、大会でどれほどの記録を残せたのか、自分が部内でどういった役割を果たしていたかなどを具体的に書けると良いでしょう。 なお、企業は趣味や特技、そしてそこから得た学びを通して仕事との適性もチェックしています。入社後、その強みや学びをその企業でどう活かせるかまでを明確に書けるとより良いアピールとなるでしょう。 【趣味・例文】 私の趣味は野球です。野球ではチームワークが重要となるため、いかに周りを活かす動きができるかを考えられるようになり、協調性と柔軟性を養えました。入社後もチームワークを大切にし、組織一丸となって成果にコミットできるよう尽力したいです。|115文字 【特技・例文】 私の特技は風景画を描くことです。風景画は空や緑など一つひとつの要素の積み重ねでようやく完成するものだからこそ、絵を通して日々の積み重ねの大切さを学びました。入社後は日々の積み重ねを大切にし、些細な業務にも愚直に取り組みたいと思います。|117文字 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容 学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容について書く際には下記のポイントを意識しましょう。 学業関連の取り組みについて書く際には専門用語を使ってしまいがちですが、採用担当者が理解できないことを避けるためにも避けるのが無難です。 オープンESでは万人が理解しやすい言葉を使って文章が書けているかという点もチェックされていますので、留意しましょう。 また、採用担当者はこの項目を通してその就活生の考え方や人柄を知りたいと考えています。この項目では学んだ分野についての説明をするだけで終わってしまいがちですが、自分をアピールするためにもどういったスキルや思考力が備わったのかまでを書くように留意しましょう。 そしてそこで学んだものや得たものを入社後どう活かせるかまで落とし込めるとより強いアピールになります。   【学業で取り組んだ内容・例文】 私は学業の中でも簿記の勉強に力を入れて取り組みました。それまで数字が苦手だったのですが、数字に強くなりたい、将来に繋がる資格を取得したいという思いから簿記の勉強を始めました。最初は回答に時間がかかり正答率も低かったのですが、毎日2時間勉強時間を設け、友人の助けを借りて勉強した結果、簿記の資格を取得できました。この経験から習慣化の大切さと、苦手なことも努力次第で克服でき大きなやりがいを得られることを学んだため、入社後は課題にぶつかっても習慣化を実践して乗り越えていきたいと思います。|242文字 【ゼミで取り組んだ内容・例文】 私はゼミでのプレゼンに力を入れました。人前での発表が苦手だったため、図解やグラフを多用して視覚的に情報を伝えるよう工夫したうえで、自分が話す様子を動画で撮影して話し方や身振りを細かく確認し改善を繰り返しました。結果本番ではスムーズに発表することができ、周りからも「わかりやすくて良いプレゼンだった」と評価してもらうことができました。この経験から事前準備の大切さと苦手分野は努力次第で克服できることを学んだため、入社後も常に事前準備を細かく行い、苦手な業務でも問題なく対応できるよう努めたいと思います。|250文字 自己PR 企業は自己PRを通して、主に下記のポイントをチェックしています。 ・性格や考え方などの人柄 ・自社で活かせる強みの有無 企業は自社に貢献してくれる人材を採用するにあたってその就活生の能力だけでなく人柄についても深くチェックしているため、その物事に対してどういったアクションを取ったか、どのような考え方を持っているかなども見ているのです。 そしてそれが自社に活かせるものであるのかも同時にチェックしています。実際に自己PRを書く際は、下記の流れに従うと読みやすい文章を書けるようになるでしょう。 自己PRでもまず結論として自分の強みを一言で伝え、その強みがあることを証明できるエピソードをできるだけ具体的に書きます。 その出来事の中で生じた課題や目標のほか、その課題や目標に対してどのようなアクションを起こしたかまでを詳細に書いてください。 ここまでを終えたら結果を書きます。ここでは第三者でもその結果がどれだけ大きなものであるかを理解できるよう、数字などを用いて定量的に書くようにしましょう。 最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて締めくくります。 【実際に選考を通過した就活生の例文】 私の強みは、“新しい視点から切りこみ、どんな困難とも闘える挑戦力と忍耐力”だ。 これは、競技ダンス部でペアが辞めた後も、自分なりの目的と方法で部活に向き合い続けた経験に表れた。 週6回の練習漬けの毎日を送っていたある日突然、ダンスのペアが部活を辞め、私は大学内の目標の大会に出られなくなった。しかし、大好きなダンスを中途半端な形で終わらせたくなく、先輩にしてもらったことをまだ後輩に返せていないと思い、以下の2つを行って部活に残った。 まず、卒業した先輩にペアを頼み込み、大学外の大会で勝利を目指して練習を再開した。 次に、練習会の前に1時間早く練習場に行き、悩む後輩に助言をした。ダンスの技術だけでなく個人的な悩みも聞き、精神面からサポートをした。 結果として、選手として活躍しつつ部活に貢献し、部活へのやりがいを取り戻した。 ここから、逆境でも諦めずに挑戦すれば道が開けることを学んだ。 選考通過者本選考ES:23年卒西日本電信電話(NTT西日本)(事務系職種) 学生時代に最も打ち込んだこと 続いてはガクチカの書き方についてです。企業はガクチカにおいて下記の2点をチェックしています。 ・困難への向き合い方 ・仕事への意欲や人柄 社会に出るとそれまでに経験したことのない壁に直面することが多く、大きな挫折を経験する人もいます。 そのため企業はガクチカを通して、その就活生がどのように困難を乗り越えてきたかを知ることで仕事への向き合い方をチェックし、今後の活躍に期待できるかを見ているのです。 また、周りの社員とうまくやっていけるかをチェックするという観点から、エピソードの内容からその就活生がどういった役回りに徹するのか、どういった人間性や価値観を持っているのかを判断しようとしている節もあります。 実際にガクチカを書く際は、流れに沿って書いてみてください。 ガクチカを書く際にも、結論として学生時代に頑張ったことを一言で伝え、なぜそれを実践したのかの理由を書きます。 その後はそのアクションを起こす際に立てた目標やぶつかった課題を伝え、それに対してどのような取り組みを行ったのかを書きましょう。 具体的な取り組みを伝えたら、それがどういった結果に繋がったのかを書き、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めくくります。 【実際に選考を通過した就活生の例文】 研究活動において、効率的に実験を進めることに苦労した。私は、紫外線によるダメージの軽減法の研究を行っている。実験では、ヒト皮膚の培養細胞を使用しており、1週間の前培養が必要であった。また、同じ細胞を用いて複数の実験を行っており、効率的に実験を行う必要があった。そこで私は、2つのことを意識して計画を立てた。1つ目は、計画に余裕を持たせることだ。実験が多少前後しても、同じ実験機器を使う時間帯が被るリスクが軽減された。2つ目は、実験の優先順位を明確にすることだ。これにより、重要度の高い実験に時間を割くことが可能となった。この経験から、リスクと効率を管理して計画を立てることの大切さを学んだ。 選考通過者本選考ES:23年卒NTTデータ 志望動機 志望動機はオープンESの必須設問ではありませんが、企業ごとに質問を3つまで追加できるため、こちらも問われる可能性が高いといえます。企業は志望動機を通して下記の2点をチェックしているため把握しておきましょう。 ・志望度の高さ ・自社の社風やビジョンとマッチしているか 企業としては、内定を出したとしても実際に入社してもらえなければ意味がありません。 「内定を出したら本当に入社するか」という点は企業にとって重要な判断材料となるため、エントリーシートをチェックする段階からその就活生の志望度の高さを見ているのです。 しかしその就活生の志望度がどんなに高くても、企業の社風やビジョンとマッチしていなければその企業で長く働いてもらうことが期待できないため、企業は志望動機を通してその就活生が自社とマッチしている人材かどうかもチェックしています。 上記の内容を念頭において、志望動機を書いていきましょう。志望動機を書くにあたっては下記のフレームワークに従うとより読みやすい内容になります。 まずは結論として一言で志望理由を伝え、なぜそう思ったのかの理由を書きます。ここでは、自分自身の経験に基づく具体的なエピソードを書くのがポイントです。 その後、数ある企業の中からなぜその企業を選んだのかの理由を書きます。どういった観点で考えれば良いのかわからないという就活生は下記を参考にしてください。 ●企業の社風から ●企業で働く社員から ●企業の強みから ∟業務内容 ∟サービス/商品(コンセプト) ∟社会貢献活動 そして最後に、入社後その企業でどのように活躍したいか、どういった形で貢献できるかを伝えて締めくくります。これらを念頭におくと、実際に下記のような志望動機を書けるようになるはずです。 【実際に選考を通過した就活生の例文】 私の「自身が携わった商品で多くのお客様を笑顔にしたい」という夢を叶えるためだ。 私の研究内容は食品成分の分析であり、将来食品開発に役立つ物質を農産物から探すことを目的としている。私は実験を進めるうちに、自身が製作に携わった商品を実際にお客様が笑顔で手に取ったらどんなに嬉しいのだろうと考え上記の夢を抱いた。それ以降私は将来食品業界で働くことを決意し、その中でも貴社に強い関心を持った。貴社はおいしさと健康だけでなく「楽しさ」にも焦点を当て、お客様のニーズに合わせた商品を多く提供しているからだ。人々が満足のいく食生活を送るためには、おいしさと健康の要素は欠かせない。貴社はその2つの要素を確立したうえで「楽しさ」という付加価値を加え新たな食生活の形を創出している。このことから貴社の商品は「多くのお客様を笑顔に」できる商品だと考え関心を持った。 私はぜひ貴社とともに自身の夢を叶えたいと感じ志望した。 選考通過者本選考ES:23年卒明治(技術系)

2024.03.22