【就活生向け】面接時の入室・退室の基本|挨拶やカバンの持ち方など

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本記事では、対面面接時の入室・退室の流れや基本的なマナーについてまとめています。イラストや動画でも解説していますので、ぜひ参考にして練習してみてください。 また、カバンや傘、コートの置き方や持ち方についてや、面接官が出口やエレベーターまで見送りをしてくれた場合の正しい対応方法などについても紹介していますので、面接前に確認しておくと良いでしょう。

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この記事のまとめ

  • 入室時には、「ドアを3回ノックをする」「ドアを閉める時には後ろ手で閉めない」「面接官の指示を受けてから着席する」「ハキハキと挨拶をする」という点に気を付ける
  • 退室時は、「面接終了の合図を受けるまで退出しない」「ドアに向かって歩くときには背筋を伸ばす」「ドアを開ける時は完全に面接官に背を向けない」という点に気を付ける
  • カバンは椅子の横に立て置く、コートは畳んでカバンの上に置く、傘はカバンの横に寝かせて置く

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入室時の流れとポイント

まずは入室する際の流れを覚えましょう。

【入室時の流れ】
①ドアを3回ノックする
②ドアを開け「失礼致します」と挨拶をする
③ドアを閉める
④面接官の方を向いて挨拶をする
⑤椅子の横に立つ
⑥着席する

それぞれの項目ごとに細かく見ていきます。

①ドアを3回ノックする

名前を呼ばれたら、ドアを3回ノックします。強く叩きすぎると乱暴な印象になってしまうため手の甲を使ってノックするように注意しましょう。

面接官に「どうぞ」と言われてからドアを開けます。「どうぞ」という返答が聞こえない場合には、再度3回ノックして面接官からの反応を待ちましょう。

集団面接の場合
集団面接の場合、ドアをノックするのは、先頭の就活生のみです。

ドアがない、ドアが空いている場合

  • ドアがない、ドアが空いている場合には、空いているドアをノックしたり、ドアをノックをしているジェスチャーなどは必要ありません。次に紹介する「ドアを開ける」の動作からスタートしてください。

    ドアが空いている場合には、入室後に閉める必要もありません。

②ドアを開け「失礼致します」と挨拶をする

面接官から「どうぞ」と言われたらドアを開けます。ドアを開けたら「失礼致します」と会釈をしましょう。

集団面接の場合
前の人に続き、「失礼致します」と言って会釈をしてから入室します。入室した就活生から順に奥の椅子の横に立ち、他の就活生が入室し終えるのを待ちます。

③ドアを閉める

ドアを閉める際には、ドアに対して斜めに立ち、「面接官に完全に背を向けない」「後ろ手にならない」「大きな音を立てて閉めない」という点に注意しながら閉めましょう。

集団面接の場合
集団面接の場合、最後に入室する就活生がドアを閉めます。

④面接官の方を向いて挨拶をする

閉め終えたら、ドアの前で面接官の方を向き「本日はよろしくお願い致します」と大きな声で挨拶をします。
挨拶をしたら、その場で面接官に向かってお辞儀をします。この時、30度の角度で1秒間キープすると礼儀正しい印象を与えることができます。 面接官が複数人いる場合は中央の面接官に向かってお辞儀をするようにしましょう。

⑤椅子の横に立つ

一礼したら椅子の横に立ちます。この時、椅子の前を横切らないよう、後ろから椅子の左側に向かいます。
面接官から「学校名とお名前をお願いします」と言われたら、ハキハキと大きな声で〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します、本日はよろしくお願い致します。」と言い、深くお辞儀をしましょう。挨拶しながらお辞儀をしないように気を付けましょう。

集団面接の場合
自分以外の就活生が挨拶を終えるまで、良い姿勢で椅子の横に立って待ちましょう。

コート・傘の持ち歩き方

  • ■コート
    コートはカバンを持っている手と反対側の腕にかけて持ち歩きましょう。
    ■傘
    傘を持って入室する場合には、カバンを持たないほうの手で傘の柄を持ち、床を引きずらないようにしましょう。

⑥着席する

面接官から「お座りください」と言われたら着席しましょう。着席する前に「失礼致します」と会釈をしてから座ります。

椅子に座る際の注意点

  • 下記の点を意識して、姿勢を正して座るように気を付けましょう。
    ■椅子に深く腰掛けない
    ■背もたれにもたれない
    ■男性は足を軽く開き、手は軽く握り膝の上に置く
    ■女性は足を閉じ、膝の上に両手を重ねる

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退室の流れとポイント

退室の流れとポイントここでは、退室の流れとポイントについて確認していきます。
退室は下記の流れで行います。

①面接終了の合図があったら着席したまま挨拶をする
②椅子の横に立ってお辞儀をする
③ドアの前で挨拶をする
④退出

それぞれの項目ごとに細かく確認していきます。

①面接終了の合図があったら着席したまま挨拶をする

面接官から「本日の面接は以上です」といった挨拶が聞かれたら面接終了です。着席したまま「本日はありがとうございました」と述べてから一礼をします。

面接官からの合図がないうちに退室しようとするとマナー違反になるため、注意しましょう。

②椅子の横に立ってお辞儀をする

着席したまま一礼したら、次は、椅子から立ち上がり椅子の左側に立ち「失礼致します」と挨拶し、再度一礼します。一礼した後は、ドアの前まで歩いて移動します。この時、背筋を伸ばし綺麗な姿勢を意識しましょう。

集団面接の場合
集団面接の場合は、入室の逆で一番最後に入室してきた人(ドアの手前側にいる人)から順に退出していきます。

③ドアの前で挨拶する

ドアの前まで来たら、面接官のほうへ向き直り、「失礼致します」などの挨拶をした後、深くお辞儀をします。

④退出する

お辞儀をしたらドアを開けて退室しますが、入室の時と同じように面接官に完全に背を向けないように注意しましょう。またドアを閉める際は、面接官の目を見ながら閉めるようにしてください。

集団面接の場合
先頭の人から順に、面接官に向かって挨拶をして退出していきます。先頭の人はドアを開けたままにしておきます。2番目以降の人は空いているドアの前で、面接官の方に向き直り、「失礼致します」と挨拶をし、退出します。ドアは最後の人が挨拶をした後に閉めます。この時大きな音を立てて閉めないように注意しましょう。 

面接時に気になるマナーをチェック

ここでは面接時に気になるマナーについて解説していきます。

カバやコート、傘はどこに置く?

カバン

カバンは面接官からの指示がない限り、椅子の横に立てておきます。左右どちらでも構いませんが、利き手側のほうが良いでしょう。

コート

コートは、畳んでカバンの上に置きましょう。椅子の背もたれにかけたり、床の上に直接置くことは、ビジュアル面でも衛生面でもよくありません。 企業によってはハンガーラックが置いてあるところもありますが、勝手に使うのはもちろんNGです。企業の社員に勧められた場合にはお礼を伝えたうえで、使うようにしてください。

  傘

企業の傘立てがあり利用できる場合は企業傘立てを利用して構いませんが、傘立てがない、利用できないという場合は持って移動します。傘はカバンを持たない方の手で持ち、引きずらないように注意しましょう。しずくが垂れてオフィス内を濡らさないように、雫はタオルやハンカチなどで拭き取っておきます。
着席する時は、カバンの横に寝かせて置きましょう。背もたれにかけるのは面接中に倒れてしまう可能性もあるためNGです。

傘は折りたたみ傘が良い

  • 面接先の企業先に傘立てがあるか、持ち歩き方は不自然ではないかなど、気を遣うことが増えてしまいますので、折りたたみ傘を用意しておくと安心です。カバンにしまうことができますので、不安要素を排除できます。また、急な雨にも対応できますので、就活用のカバンに忍ばせておくと安心です。

面接官が出口やエレベーターまで送ってくれた場合の退出方法

企業によって面接官が面接後に出口やエレベーターまで見送ってくれるケースもあります。
このようなケースの場合には、企業の廊下で会った社員に挨拶をする、他の人の邪魔にならないよう廊下を歩く際は横並びではなく、少し後ろをついていく など、小さいことでも意識し悪い印象を持たれないように気をつけましょう。
エレベーターに乗った場合は、エレベーターのドアが完全に閉まるまでお辞儀をし続けます。 最後まで気を抜かないように気をつけましょう。

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この記事を書いた人

元中途求人広告アドバイザー
こばさん

不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。

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