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【就活生向け|面接質問例56選】一次~最終選考の傾向と回答案を解説

「次の面接では何を聞かれるのだろう」と緊張しながら本記事を読んでいる就活生も多いのではないでしょうか。  本記事では、選考フロー別の頻出質問例や面接官が見ているポイント、質問の意図について解説しています。  回答方法に関するフレームワークも掲載していますので、ぜひ自分なりの回答方法を作成し、面接の練習に活かしてみてください。 あなたの就活がうまくいくことを祈っています。 この記事のまとめ 一次は複数の応募者の絞り込み、二次は求める人物像の見極め、最終は企業とのマッチングを行うために面接をしている 質問内容の意図を理解しておくことで面接官が求める返答が可能となる 面接時は簡潔に結論から話すことを意識し、表情や態度にも気を付ける 話す内容は結果より過程を意識する 新卒の面接で見ているポイント(一次~最終面接別) 面接官が面接で聞いてくる質問には必ず全て意図があり、その質問の意図を考えることによって、面接官に刺さる回答を行うことができます。 一次面接・二次面接・最終面接によって見られているポイントが異なりますので、その点を意識して準備をしておくと良いでしょう。   一次面接 ■目的 多数の応募者をある程度の人数に絞り込む ■見ているポイント ・社会人としての基本的なマナーや素質があるかどうか ・会話力・論理的思考・ビジネスパーソンの基礎能力など 【具体例】 ・身だしなみやマナーは適切か ・明るくハキハキとした受け答えができているか ・ESと一貫性のある回答ができているか ・面接官の質問に対して的を得た回答できているか ・自社への志望度は高いか ■頻出質問 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機 ・ガクチカ ・逆質問 ■面接形式 ・グループ面接(集団面接) ・グループディスカッション ※個人面接もあり ■面接官 ・現場社員(20~30代の若手社員が多い) ・人事担当者 ■面接時間 30分~1時間 ※グループ面接の場合、人数により異なる。 ※一人あたり10分程度想定 ■質問数 5~6個程度 二次面接 ■目的 自社が求める人物像に合致しているかどうかを見極める ■見ているポイント ・面接している学生の性格や能力・スキルはどうか ・どのような価値観を持っている学生なのか ・企業にどれくらいマッチしているか ■頻出質問 ・自己紹介 ・自己PR(論理的思考能力・特徴) ・志望動機(入社意欲・業界理解・企業理解) ・将来のビジョン ・最近気になるニュースなど(基礎能力) ・逆質問 ■面接形式 ・個人面接 ・少人数制のグループ面接 ※深堀りする質問も増えていく ■面接官 ・現場の管理職 ・人事担当者 ■面接時間 30分~60分 ■質問数 質問数5~6個程度 POINT 一次面接・二次面接の違い 一次面接では多くの就活生をふるいにかけるため形式的な質問が多いですが、二次面接では、自社の求めている人・マッチしている人を探すため、質問に対し「深堀り」をされる傾向が強いです。自己PRや志望動機に関しても一次面接以上に「なぜ?どうして?」をしっかり考えて自分自身の軸や就活の軸を意識して回答内容を用意しておくと良いでしょう。面接では一貫性も大切ですので、ESの内容・一次面接、二次面接の回答に一貫性があるかも確認してください。 最終面接 ■目的 自社の社風に合う社員を採用する ■見ているポイント ・自社の社風に合うか ・社員になじめるか信念が企業理念にマッチしているか ・本気で自社に志望してるか  入社意欲があるか ■頻出質問 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機(入社意欲・業界理解・企業理解) ・入社後のイメージ ・キャリアプラン ・逆質問 ■面接形式 個人面接 ■面接官 社長や役員など ■面接時間 30分~1時間程度 POINT 最終面接でのポイント 「自社の社風に合うかどうか」を見極める場となるため、面接時間が30分~1時間程度の企業が多いですが、合わないと判断されると10分程度で短く打ち切られるケースもあります。 内定をもらうためには、「会社の理念・風土に対する理解を深める」「より具体的に入社後のキャリアをリアルに思い描く」ことが大切です。企業理念や入社後のイメージと自分自身のガクチカの経験とを紐づけて自己アピールをするように心掛けましょう。   就活面接頻出質問例(一次~最終面接別)~質問例56選~ ここでは、一次面接・二次面接・最終面接別の頻出質問についてまとめました。 またそれぞれの質問項目ごとに質問の意図と回答方法について解説していますので、自分なりの回答作成に活用してみてください。 頻出質問(一次~最終面接) 前述した通り、選考段階によって見られているポイントが異なり、それに合わせて質問項目も異なります。ただし、あくまで一般例ですので、一次面接でも最終面接と同様の質問をされることもありますし、逆もあります。面接を受ける際にはどのような質問を受けても良いように準備をしておきましょう。 下記に頻出質問例を挙げていますので参考にしてみてください。  【頻出質問項目】 ■一次面接 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機 ・ガクチカ(大学の勉強内容なども) ・長所・短所 ・逆質問 ■二次面接 ・自己紹介 ・自己PR(論理的思考能力・特徴) ・個人の性格・価値観 ・志望動機(業界理解・企業理解) ・ガクチカの深堀り ・長所・短所の深堀り ・仕事の価値観 ・入社後のイメージやキャリアプラン ・最近気になるニュースなど(基礎能力) ・逆質問 ■最終面接 ・自己紹介 ・自己PR ・志望動機(業界理解・企業理解) ・入社後のイメージやキャリアプラン) ・志望度 ・逆質問 質問のパターン11選 質問のパターンは大きく分けると下記の11種類となります。質問時の言い回しは様々ですが、面接官が確認したいことは同じなので、意図を理解しておくと仮に質問例にない質問を受けた場合であっても対処できるでしょう。 【質問のパターン】 ①自己紹介 ②自己PR~質問例5選~ ③ガクチカ(大学の勉強内容なども)~質問例4選~ ④長所・短所~質問例4選~ ⑤志望動機(入社意欲・業界理解・企業理解)~質問例9選~ ⑥個人の性格・価値観~質問例10選~ ⑦仕事の価値観~質問例3選~ ⑧入社後のイメージ・キャリアプラン~質問例4選~ ⑨最近気になるニュースなど(基礎能力)~質問例3選~ ⑩志望度~質問例3選~ ⑪逆質問~質問例10選~ 質問に回答する場合は下記のフレームに沿って簡潔に分かりやすく答えることを意識していきましょう。 質問①:自己紹介に関する質問 自己紹介では、第一印象や基本的なマナーを見ているケースが多いです。会話中のしぐさや表情、声のトーン、話すスピード、言葉遣いなどを意識しましょう。 その他にも時間に対する対応力もチェックされています。自己紹介は「1分以内」を目安に長くなりすぎないよう端的にまとめることが重要です。ただし、企業によっては30秒や2分といった時間の指定がある場合もありますので、複数の文例を考えて練習しておくと安心です。 【質問例】 「自己紹介をしてください」 【回答方法】 学校・学部・学科・氏名:「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します」    ▼ 学業で学んだこと:「大学では、〇〇を専攻しており、ゼミでは〇〇という役割を担っています」     ▼ 学業以外の特技や成果:「学業以外では、〇〇というサークルを自ら発足し、〇〇というイベントを開くなどの活動を行っています。この活動を通じ、▲▲という能力を身に着ける事ができました」    ▼ 企業に対するアピール(魅力に感じている点など):「学業以外の活動を通じ〇〇という業界に興味を持ち、■■という点で御社に魅力を感じ志望い致しました」      ▼ あいさつ:「本日はよろしくお願い致します」 自己紹介でコメントする内容は、面接の中で深堀りされる可能性がありますので、アピールしたい内容を盛り込んで自己紹介をすると好印象です。  POINT 自己紹介と自己PRの違い 自己紹介は、「あいさつや面接のきっかけ作り」、自己PRは「スキルや能力、志望意欲などのアピール」です。 自己紹介のみを求められたにもかかわらず、自己PRまで話してしまうと、質問の意図を理解していないと捉えられコミュニケーション力がない人だとみなされる可能性があります。面接官の質問をしっかり聞いた上で受け答えをするように心掛けましょう。 「自己紹介」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 就活の面接|好印象を与える自己紹介の方法【回答例あり】 質問②:自己PRに関する質問~質問例5選~ 自己PRでは、自分自身をどれくらい客観視できているのか、企業が求めている人物像とどのくらいマッチしているか、企業に対する熱意ややる気があるかという点を見ています。就活生にとっても「自分の魅力」をアピールする場ですので、自己分析を行い短時間でまとめて話せるように準備をしておきましょう。 【質問例】 「自己PRを1分でお願いします」 「あなたの強みを表すエピソードを教えてください」 「あなたは周囲からどのような人だといわれますか」 「あなたは集団や組織の中でどのような役割や立場を担うことが多いですか」 「これまでの経験の中で、どのような強みを発揮してきましたか」 【回答方法】 質問:「自己PRを1分でお願いします」 結論:「〇〇という点が私の強みです。    ▼ エピソード:「具体的には、〇〇(結論の根拠となる内容)というエピソードがありました。」    ▼ 入社後:「入社後は、〇〇という点を御社の〇〇に活かしていきたいと思っています。」 エピソードでは、「誰が・どんな時に・なぜ」という点を具体的に伝えることが大切です。 「自己PR」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接|魅力的な自己PRの答え方【回答例文10選】 質問③:ガクチカに関する質問~質問例4選~ ESで分からない具体的な行動や思いの確認や、ESの内容に信憑性があるか過大評価をしていないかといった一貫性の有無、自社にマッチした人材かどうかといった点を見極めています。さらに、分かりやすく説明する「論理的思考力」も問われています。 ■ガクチカに関する質問 【質問例】 「どのようなアルバイトをしましたか?」 「学校で頑張ったことは何ですか?」 「サークル活動について教えてください」 「ゼミの活動について教えてください」 【回答方法】 質問:「どのようなアルバイトをしましたか?」 結論:「私は〇〇というアルバイトをやっていました。この仕事を選んだ理由は〇〇だからです」    ▼ 具体的なエピソード: 「〇〇のアルバイトを通じ、〇〇という点で成長できたと感じています」    ▼ 入社後: 「〇〇というを御社の〇〇という業務に活かしたいと考えています」 結果はもちろん大切ですが、結果だけではなくプロセスを知りたいと感じている企業が多いため、自分のアルバイト経験なんてたかが知れていると萎縮せずに自信を持って答えましょう。 POINT ガクチカでのNGポイント 下記のようなガクチカは面接官に伝わらないので気を付けましょう。 ・専門用語が多い ・余談やエピソードが長すぎる ・エピソードを複数話す ・間髪入れずに一気に話す 質問④:長所や短所に関する質問~質問例4選~ 就活生がどのような人物なのか、どのような経験を積んできたのか、入社後どのような活躍が期待できるかなどを確認しています。自己分析を行い、客観的に自分自身の長所や短所を探索してみてください。 【質問例】 「長所を教えてください」 「短所を教えてください」 「主体性があると感じている点について教えてください」 「今後改善していきたいと考えていることはありますか?」 【回答方法①】 質問:「長所を教えてください」 結論:「私の長所は〇〇です」    ▼ 具体的なエピソード:「具体的には、〇〇を活かして〇〇を取り組み、〇〇といった成果を上げることができました」    ▼ 入社後のイメージ:「今後、御社に入社した際には、〇〇のように長所を活かして貢献したいと考えています」 「長所」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接で長所を質問された時の回答方法とは?長所一覧と回答例文15選 【回答方法②】 質問:「短所を教えてください」 結論:「私の短所は〇〇です」    ▼ 具体的なエピソード:「〇〇というエピソードがあり、短所だと感じています」    ▼ 改善策:「そのため、〇〇という点を改善できるよう、〇〇をするなどの行動をし、注意するよう心掛けています。(もしくは改善した)」    ▼ 入社後のイメージ:「短所に対して〇〇してきた経験を通して入社後も〇〇として取り組んでいきたいと考えています」 POINT 短所を聞かれる理由  短所は誰にでもあるもので、大切なことは短所に対し改善に向けてどのように行動したのかという点です。短所と長所は表裏一体ですので、短所から長所に結びつけ企業で働く上でどのように活かせるのかまでセットで答えられると良いでしょう。  「短所」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接で「短所」を質問された時の答え方とは?回答例文9選と短所一覧あり CHECK! 仕事に活かせない・抽象的な長所や短所はNG! あくまで面接ですので、「足が早い」といった仕事に関係のない長所や「遅刻癖がある」のような社会人として欠落していると思われるような短所はNGです。 また「好奇心」「探求心」といった抽象的な内容や「笑顔」「コミュニケーション力」など面接で見極められる内容もおすすめできません。 質問⑤:動機に関する質問~質問例9選~ 志望動機では、「なぜこの企業を選んだのか」「志望度がどれくらい高いのか」「就活生のやりたいことと企業の方針がマッチしているのか」という点を確認しています。なぜこの業界なのかという点に関しても深堀りして、自分自身の企業選びの軸を説明できるように準備をしておくことが大切です。  【質問例】 「志望動機を教えてください」 「当社に興味を持ったきっかけは何ですか?」 「当社では具体的にどのような仕事に取り組みたいですか?」 「当社の弱みを教えてください」 「当社の強みは何だと思いますか?」 「企業選びの軸を教えてください」 「希望の職種は何ですか」 「企業理念に共感する理由を教えてください」 「この業界を選んだ理由は何ですか?」 【回答方法】 質問:「企業選びの軸を教えてください」 結論:「私の企業選びの軸は、〇〇です」    ▼ 理由:「〇〇をすることで、▲▲となるからです」    ▼ 具体的なエピソード:「大学2年生まで××というアルバイトをしていました。~~というエピソードを通じ、〇〇となる喜びを感じました。」    ▼ 入社後のイメージ:「貴社の業務であれば、今までの◆◆という経験を活かし〇〇できると思い、志望致しました」 POINT 二次選考、最終面接では深堀りされるケースも多い 志望動機に関しては企業とのミスマッチを防ぐため、最終面接でも聞かれる質問です。なぜこの企業が良いのか、色々な角度から深堀りし、熱意を伝えることができるように準備をしておきましょう。 質問⑥:個人の性格・価値観を知る質問~質問例10選~ 自社が求める人物像に合っているか、自社で活躍できる人材かどうかを判断するためや、企業の文化や社風に合うかどうかを図るためにこのような質問をします。 【質問例】 「好きな言葉を教えてください」 「あなたを動物に例えると何ですか」 「休日の過ごし方を教えてください」 「キャッチフレーズ・キャッチコピーを教えてください」 「成功体験を教えてください」 「今までで一番うれしかったことは何ですか?」 「留年した理由は何ですか?」 「得意科目と苦手科目は何ですか?」 「今までで一番つらかったことは何ですか?」 「失敗談を教えてください」 【回答方法①】 質問:「成功談を教えてください」 結論:「私の成功体験は、〇〇ということです。」※簡潔に    ▼ エピソード:「成功するために、日々▲▲ということを意識して、××という取り組みを実施していました。その結果、××という成果を得ることに成功しました。」    ▼ 入社後:「この〇〇という成功体験を活かし、御社でも■■に取り組み貢献したいと考えています。」 成功経験を話す場合には、「結果」よりもなぜ成功できたのか、成功するためにどのような取り組みをおこなったのかといった「過程」を重視して答えるようにしましょう。 【回答方法②】 質問:「失敗談を教えてください」 結論:私の失敗は、〇〇ということです。」※簡潔に    ▼ エピソード:「(エピソード)してしまいました。結果として、〇〇となってしまいました。」 ※失敗談が薄いと結論に結びつかない場合があります。     ▼ 改善策:「このままでは良くないと思い、〇〇という対策を行うことでスムーズに〇〇できるようになりました」    ▼ 入社後:「〇〇を活かし、御社でも〇〇に取り組んでいきたいと思います。」 ネガティブなことを聞く意図は、トラブルや困難にぶち当たった時に乗り切ることができるのか、どのようなプロセスで乗り切ることができたのかを確認するためです。失敗から学んだことをどう企業に活かすのかに繋げ、前向きな姿勢で発言を終えることが大切です。  「失敗談」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 面接で就活生の失敗談を聞く理由や回答方法【回答例文13選】 POINT おもしろい質問をする意図は? 個性や価値観を図るために面白い質問をする企業も多数あります。就活生の緊張をほぐすためという理由でこのような質問をするケースもありますが、「素の就活生の個性や価値観を見たい」「学生の対応力を見たい」と考えている企業が多いため、落ち着いて柔軟に受け答えができるように心掛けましょう。  質問⑦:仕事の価値観に関する質問~質問例3選~ 就活生の仕事に対する価値観や人柄を知りたい、企業の理念や方針と合うかどうかのマッチングを図りたいといった意図で下記のような質問をするケースがあります。この質問に回答するためにも企業が大切にしているビジョンや企業理念を理解しておくと良いでしょう。 【質問例】 「仕事とは何か?」 「仕事で大切にしたいと思っていることは何ですか?」 「仕事のやりがいは何だと思いますか?」 【回答方法】 質問:「仕事とは何か?」 結論:「私にとって仕事とは、〇〇です」    ▼ 具体的なエピソード:「アルバイト経験の中で、■■という業務をしていました。その中で、▲▲という出来事が起こり、××をしたことから、〇〇という答えに行き着きました」    ▼ 入社後:「御社においても、〇〇という気持ちを大切に、貢献していきたいと考ています」 CHECK! NGな質問例 「生活費を稼ぐため」や「プライベートのため」といった回答は、仕事への意欲や企業への志望度を示す回答としてはふさわしくないためNGです。 お金を稼ぐだけであれば、他の企業でも問題ないのではと思われかねません。あくまで選考の場ですので、企業で働くイメージを持ってもらえる回答を用意しておきましょう。 質問⑦:入社後のイメージ・キャリアプランに関する質問~質問例4選~ 企業と就活生の間でのミスマッチがないかを確認しています。就活生が思い描く将来像が企業で実現可能なことなのかを確認することで、ミスマッチなく長く活躍しながら働いてくれる学生を探したいという面接官の意図があります。 その他にも、事業内容や企業理念を理解しているか、働くイメージが湧いているかどうか、成長意欲があるかどうかを確認する狙いもあります。 【質問例】 「10年後の自分について教えてください」 「入社後にしたいことを教えてください」 「あなたを採用するメリットは何ですか?」 「転勤は問題ないですか?」 【回答方法】 質問:「10年後の自分について教えてください」 結論:「私は10年後には、顧客に信頼してもらえるような提案ができる営業を担っていたいです」    ▼ 理由:「なぜなら、自社の売上に貢献できる〇〇という仕事は、▲▲であり、顧客にとっても◆◆であると考えているからです。そのため現在は、〇〇という商材に関する理解を自分なりに学んでおり、大学では〇〇という研究も行っています」    ▼ 入社後:「貴社に入社できたら、まずは〇〇として基礎をしっかり身に着けつつ、顧客との関係構築の方法を学び、お客様から選ばれる人材になれるよう精進していきたいと思っています」 理由を述べる際には、活かせる自分の強みも合せてアピールすると良いでしょう。 質問⑧:最近の気になるニュース等に関する質問~質問例3選~ これらの質問は、情報への感度の高さや社会問題に対する理解度などを確認していると捉えましょう。どんな仕事をする場合においても最新の情報をキャッチアップし仕事に活かすことは不可欠なため、そういった能力を兼ね備えているかもチェックされています。 その他にも選ぶニュースから興味の方向性がどこにあるのかを確認し、自社とのマッチ度を図る狙いもあります。 【質問例】 「最近読んだ本を教えてください」 「最近気になるニュースを教えてください」 「最近関心のあることを教えてください」 【回答方法】 質問:「最近の気になるニュースについて」 結論:「私が気になっているニュースは、〇〇です。」    ▼ 概要:「〇〇というものです。」    ▼ 自分なりの見解:「〇〇というのは、▲▲であり、◆◆であると感じています」    ▼ 企業:「入社後は、仮に〇〇というニュースが起こった場合においても、貴社の××という事業を、〇〇は▲▲できると考えており、そのために××していきたいと考えています」 「最近の気になるニュース」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 面接で就活生に「最近のニュース」を聞く理由とは?答え方と回答例文10選 質問⑨:志望度に関する質問~質問例3選~ 志望度に関する質問は最終面接などで多く聞かれます。内定辞退などを避けるためにも下記のような質問を通じ、就活生の企業に対する本気度を確認しています。 【質問例】 「第一志望ですか?」 「最後に一言ありますか?」 「他の企業の選考状況はどうですか?」 質問⑩:逆質問~質問例10選~ 逆質問は一次面接から最終面接までどのシチュエーションでも行われます。ただし、選考フローによって見られているポイントが異なりますので質問内容は選考プロセスに応じて変える必要があります。 【選考フロー別|おすすめの質問】 ■一次面接:基本的な能力や企業に対する基礎理解を見られることが一般的なため、入社意欲や熱意をアピールする質問 ■二次面接:面接官に就活生が企業で働いている姿をイメージさせられるような質問 ■最終面接:社長や経営層にしか聞けない、企業のビジョン、会社や事業全体に関する内容について質問 逆質問については、面接の途中で疑問が解消されることもあるため、5~6個程度を予め準備しておくことをおすすめします。 【一次面接での質問例】 「貴社で活躍している人に共通する点があれば教えてください」 「この職種に求められるミッションなどがあれば教えてください」 「〇〇部署の雰囲気について教えてください」 【二次面接での質問例】 「より早く即戦力として活躍したいのですが、入社前までに身に着けておいた方が良いスキルや資格などがあれば教えてください」 「業務内容については確認しておりますが、配属部署の具体的な仕事内容についてお聞きしたいです。1日のスケジュールについて教えていただけますでしょうか」 「業務の中で〇〇様が一番やりがいに感じていることを教えていただけますでしょうか」 【最終面接での質問例】 「経営者から見て御社の魅力何だとお考えですか?」 「経営者から見て現在自社で課題に感じていることや今後の解決策、就活生に求めることはどのようなことですか?」 「御社の〇〇というビジョンに共感しているのですが、どのような場面で発揮されていると感じますか?」 「新入社員の採用は初めてだと伺っているのですが、新入社員に期待することは何ですか?」 「逆質問」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 【新卒の面接】逆質問例38選|質問の終わり方や最終面接で使える例文も! 新卒の面接時に意識すべきポイント 面接では回答内容も大切ですが、受け答えの仕方も重要です。ここでは、面接時に意識しておいた方が良いポイントについてお伝えしていきます。 エピソードの過程をアピールする 質問に回答する際に重要なことは「過程をアピールする」ということです。 面接官は、人柄や価値観が知りたいので、実績を得るに至った過程で取った行動や考え方を重視して回答しましょう。 簡潔に話す 面接で回答する際は、基本的に簡潔に伝えてください。たくさんアピールしたい気持ちは分かりますが、盛り込みすぎるとかえって何を伝えたいのか分からなくなります。要点を絞って話すことを心掛けましょう。 簡潔にまとめて話すことが苦手な人は、日頃から話したい内容を1分以内に収める練習をしておくことをおすすめします。   表情・態度に気を付ける 面接では話す態度・聞く態度についてもチェックされています。 話す時は面接官の目を見て笑顔でハキハキ話すことを意識し、話を聞く際は、面接官の方へ視線を向け、相槌を打ちながら聞くようにしましょう。 結論から話す 面接の質問に答える場合、必ず結論から伝えましょう。 エピソードから話されると何の話をしているのかが分からず、仮に良い話をしたとしても、面接官にうまく伝わらないという事態が発生しかねません。そのためまず最初に結論を伝えるコミュニケーションを心掛けてください。 面接前日までに準備しておくべきこと ここでは、面接に挑む前にやっておいた方が良い準備についてお伝えします。 ニュースや新聞に目を通しておく 情報収集能力や基礎知識力を確認するため「最近の気になるニュースは?」という質問をされることが多々あります。ニュースの事前準備は前日では用意できないため、就活中には常にニュースや新聞をチェックしておきましょう。 日々の出来事に関するニュース以外にも、志望業界や企業に関するニュースも合せて確認しておくとさらに高評価に繋がる可能性が高いです。 ESを見返す 面接では一貫性があるかどうかもチェックされており、面接で企業はESの情報をもとに質問をしています。そのためESで書いた内容と違う話をすると軸がぶれている印象を持たれてしまうため、面接に臨む前に自分が書いたESを見直しておきましょう。  逆質問を考える 面接の最後に企業理解度や就活生の志望度を知るために「何か質問もはありますか?」と聞かれることが多々あります。 一次~最終面接までどの選考プロセスにおいても聞かれることを想定し、準備をしておくことをおすすめします。

2023.12.19