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【就活】面接で「集団の中での役割は?」と質問された時のベストな答え方~回答例8選~
目次
就活の面接ではあらゆる質問がなされますが、「あなたの集団における役割は何ですか?」という質問を投げかけられるケースもあります。
「私はサポートに徹することが多いけど、どう答えれば良いものなんだろう?」
「そもそも自分の役割が何かなんてよくわからない」
このようにお悩みの就活生へ向けて本記事では、就活の面接で「集団での役割は?」と質問された時のベストな答え方についてご紹介いたします。回答例9選もお伝えしますのでぜひ参考にしてください。
この記事のまとめ
- 企業が「集団での役割」を聞くのは「就活生の能力」を図るため
- 集団での役割はフレームワークに沿って答えると理解しやすい回答になる
- 「オールラウンダー」と答えるのはNG
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企業は就活の面接でなぜ「集団での役割」を聞くの?
そもそもなぜ企業は就活の面接において集団での役割について質問するのでしょうか?考えられる意図としては主に下記が挙げられます。

チームワークの能力が備わっているかを知るため
どういった企業においても、職種によって濃淡はあれどチームワークは必ず求められるものです。企業はその就活生が集団での役割としてどういった回答をするかによってチームワークが備わっているかどうかをチェックしようとしています。
チームワークが求められたシチュエーションのエピソードを就活生に聞くことにより、そもそもチームに貢献しようという意識があるのか、そのための努力がどの程度できる人材なのかを確かめることが、この質問の意図の一つといえます。
どのような活躍ができるかを把握するため
また、その就活生が入社後にどのような活躍をすることができるかを把握するためにこの質問を投げかけている節もあります。就活生のポテンシャルを把握したいのです。
面接官は就活生の回答を聞きつつ、企業の文化や方針、事業内容と適性があるかをイメージしています。
自己分析をしっかりと行えているかを確認するため
自己分析をしっかりと行えているかを確認するためにこの質問を投げかけている場合もあります。自分の集団での役割を把握しきれていない場合、その就活生はそもそもの自己分析を深く行えていないということになります。
自己分析をしっかりと行えていなければ、その分就活に対する熱意が低いのではないかと捉えられてしまいます。
また、就活生が答えた自分の集団での役割と自己PRの内容に一貫性がない場合、その場限りの回答をしているのではないかと思われ信用を失う可能性もあるため注意が必要です。
就活の面接で「集団での役割」を聞かれた時の答え方
集団での役割を答える際には下記のフレームワークに沿って答えるとより理解しやすい回答となるでしょう。

まず、結論としてどのような役割を果たせるか、チームに対してどのように貢献できるかについて端的に答えたうえで、その主張の根拠となるエピソードを具体的に述べます。
アルバイトや部活動、サークル活動など、これまでの人生におけるチームワークの経験を思い返してみましょう。そして最後に、その役割を入社後どのように業務で活かせるかを伝えます。
事前に調べた志望企業の事業内容や志望する仕事をイメージしながら話すことで、具体性を持たせることができます。「採用されたら〇〇の仕事で~~な役割を担いたい」など、入社後の配属希望を添えるのも一つです。
ただし、答える役割に関しては、率直に本来の自分の役割を答えるようにしましょう。ここで無理な回答をしてしまうと、入社できた際に実際の業務の中でミスマッチが起こる可能性があります。
もしどう答えればいいかわからない、あるいは面接になかなか受からず困っているという方は就活エージェントに相談するのも一つです。
就活の悩みを相談したい...そう感じていませんか?
就活の面接で「集団での役割」を聞かれた時の回答例
それでは、面接で「集団での役割は?」と質問された際の回答例をチェックしていきましょう。回答した後に追加で聞かれる可能性がある質問も掲載しておりますので、回答例をもとにご自身に当てはめて考えてみてください。
リーダー
私はリーダーとして周りをまとめる役割を担うことが多いです。今働いているレストランのアルバイトでは、6名のアルバイトメンバーをまとめるバイトリーダーとして働いています。
私が勤めだした頃は、常にバイトメンバーがお客様の愚痴をこぼしているような職場環境で、当初はその雰囲気に嫌悪感を感じ、辞めたいなと思うことも多かったです。
当時はバイトリーダー的な存在もおらず、店長に相談しても「仕方ないよね」の一言で特に何もしてもらえませんでした。
しかし、仕事内容自体は好きだったため簡単に辞めたくないと考えた私は、なんとかして職場の雰囲気を良くできないか工夫しようと考えました。
分析していくと、業務中に暇な時間ができた時に愚痴をこぼしやすい一部のメンバーがきっかけを作り始めることが、メンバーが愚痴をこぼす際の条件であることがわかりました。
そこで私は店長にかけあい、暇な時間にもできる作業を洗い出してメンバーに振り分けてもらったうえで、愚痴をこぼしやすいメンバーにはお客様と関わりにくいキッチン業務を多めに振り分けてもらいました。
結果、職場での愚痴は激減し、接客に対して強いストレスを抱いていたメンバーのモチベーションも高めることができました。
この経緯から私は店長からバイトリーダーとしてこれからもみんなをまとめてほしいと言っていただき、ポジションを確立することができました。
御社でリーダーとしての仕事をさせていただくことがあれば、メンバー一人ひとりの声に耳を傾け、やりがいを持って働ける場を整えるなどして貢献していきたいです。
【想定追加質問】
→その解決策に対してメンバーが反対した場合にはどう対処しますか?
→メンバーの声に耳を傾ける時に大事なことは何ですか?
サポーター
私は組織を陰で支えることで貢献できるよう立ち回ることが多いです。高校時代は野球部のマネージャーとして掃除や道具の手入れ、備品の回だしなどを行っていました。
マネージャーとして選手一人ひとりの成長を促せるよう、それぞれの強みと対策が必要な点を普段の練習を観察して洗い出し、ノートにまとめてコーチに提出し、個人の練習メニューに活かしてもらうよう提案したりもしました。
自分のそういった働きかけで選手が実際に成長を実感してくれ「いつもありがとう」と声をかけてもらえた時には何ともいえない充実感を覚えました。
直接的にチームの成長に貢献したのは選手やコーチであり、自分は間接的に支えているにすぎませんが、誰かのために工夫や努力をして貢献できることにとてもやりがいを感じます。
目立たない仕事であってもすべてに意味があると考えておりますので、どういった仕事であっても高い主体性を持って取り組みます。
【想定追加質問】
→目立つことには抵抗がありますか?
→なぜ選手ではなくマネージャーを選んだのですか?
→選手の強みや対策が必要な点はどのようにしてノートにまとめましたか?
相談役
私は誰かの相談役に回ることが多いです。高校生から続けていたレストランのアルバイトではその傾向が特に顕著でした。
その職場ではアルバイト数名の中で2つの派閥が存在し、違う派閥同士のアルバイトメンバーのシフトが被って同じ持ち場にいると、意図的に仕事を奪ったりやらなければならないことにわざと気づかないふりをして相手に押し付けたりするといった人間関係に紐づく課題がありました。
私は双方の派閥のそれぞれの中心人物と程よい距離を保てていたためどちらにも属さず中立を保っていたのですが、お店の業務自体が円滑に回らないということを受け、バイトリーダーや店長から相談を受けることが多くなりました。
そこで私は双方の派閥の人たちとのコミュニケーション量を増やし、それぞれの不満や意見をまとめて解決策を考え、店長に提案してみました。
結果、派閥自体は残っていますが以前のような業務の滞りは生じなくなり、従業員同士での陰口も激減しました。入社後にはリーダーやチームのメンバーを支える役回りを担うことで、より組織全体が円滑に回るよう貢献したいと思います。
【想定追加質問】
→解決策とは何ですか?
モチベーター
私は組織のモチベーションを高める役回りを担うことが多いです。
高校時代にはテニス部に所属していたのですが、その部は弱小で、一応顧問がおりましたがその先生はテニス経験がほとんどなく、コーチもいないためどのように練習を進めれば良いのかがあいまいな状況でした。
先輩も含め練習に対するモチベーションが下がっていたため、私は自分が元々好きだったテニスをモチーフにしたアニメを部員たちに教え、まずは気分を高められるよう働きかけました。
そのうえで年間の大会日程を顧問に全て教えてもらってスケジュールに落とし込み、それぞれの大会への出場を目標にした練習メニューを教則本をもとに組み、顧問に提案しました。
結果、選手たちに目的意識やチーム全員で目標のために努力することのイメージが芽生えたことで全体の士気が高まり、先輩を含め以前よりも部員のモチベーションが高まったことを実感しました。
入社後は自分も含め、職場のメンバーのモチベーションを高められる要素や価値が何かを考えたうえで、モチベーションアップのために率先して働きかけるようにしたいと考えております。
【想定追加質問】
→メンバーのモチベーションを高められる要素や価値はどのようにすれば見出せると思いますか?
→ご自身のモチベーションはどのように保っていましたか?
分析役
私は組織の強みと改善が必要な点を分析して洗い出し、メンバーの行動にまで落とし込めるような提案を行うことが得意で、そういった役割を担うことが多いです。
高校時代に野球部のマネージャーをしていた際には、試合がある度に各メンバーのプレーをその人個人での観点とチームへの貢献・影響という観点で観察し、どういった強みや弱みがあるかをノートに記録するようにしていました。
試合中に全員分を観察することは難しいためビデオカメラで記録し、観察が足りない部分は自宅に帰って再度チェックしていました。
そしてその分析内容をもとにこういった練習メニューを組んではどうかという提案を毎度コーチに投げかけ、練習量を増やしたり、時には削ったりするなどして調整してもらいました。
結果、メンバーそれぞれが「チーム内で自分がどういった役回りを行えば良いのか」を明確に意識できるようになったおかげで以前よりもチームの連携が取れるようになり、最終的には県大会で準優勝することができました。
コーチやメンバーからは「次の試合や練習で意識すべきことを整理して伝えてもらうことでチームの共通認識ができる」との評価を受けることができ、モチベーションアップに繋がったと感じております。
入社後も、的確にチームの強みや課題を把握して、メンバーに伝えていくことで貢献したいと考えております。
【想定追加質問】
→なぜ選手ではなくマネージャーを選んだのですか?
→ネガティブなプレーを分析し説明する際に気をつけていたことがあれば教えてください
アイディアマン
私は人より多くのアイデアを出すことができ、組織の中ではアイデアマンとしての役割を担うことが多いと感じております。
大学一年生から続けているカフェのアルバイトではその店のオリジナルメニューを毎月用意しているのですが、私はできるだけ既存商品のイメージにとらわれないよう留意しながら誰よりも多くアイデアを出すようにしています。
ただ、私のアイデアと他の人のアイデアを掛け合わせたメニューが採用されることは何度かあったのですが、自分の案がそのまま採用されることはありませんでした。
そこで私はできるだけドリンクやフードメニューとは直接関係がない情報でも興味を惹かれたものやたまたま知ったものについては掘り下げて調べるようにし、毎度自分の提案に何が足りなかったのかの分析も併せて次回に活かすように心がけていました。
その結果、自分のアイデアを直接メニューとして採用してもらうことができ、大きな達成感を得られました。将来的には発想力に磨きをかけ、御社の商品やサービスの企画に関わる仕事に就きたいと考えております。
【想定追加質問】
→アイディアを出す際に注意しているポイントは何ですか?
→アイディアが出なくなってしまったら、どのような役割を担いますか?
ムードメーカー
私は組織の空気を明るくするムードメーカーとして立ち回ることが多いと感じております。
高校時代はサッカー部に所属していたのですが、優秀な選手が多く試合ではベンチにいることが多かったため「何か自分でも部に貢献できることはないか」と考えた時に、持ち前の明るさでメンバーの応援に全力を注ぐことがその時の自分にできることだと感じ、練習中も含めて誰よりも明るく大きな声で応援するようにしていました。
メンバーが休憩している時にも「いつもより体を動かしにくそうだけど何かあった?」などと声をかけるようにし、メンバーのメンタルケアもできるよう努めました。
そんな中、自分が体調を崩して2週間ほど部の練習に参加できないことがあったのですが、復帰した際にはメンバーのみんなから声をかけてもらえて「お前がいると一気に場が明るくなる」と言ってもらえたことがとても嬉しかったです。
入社後も持前の明るさを発揮して、チームに活力を与えられるような存在になりたいと思っています。
【想定追加質問】
→活気のあるチームとないチームでは、結果にどのような差が出ると思いますか?
→自分と合わないメンバーとはどのように接しますか?
切り込み役
私はどのような状況においても先陣を切ることで組織のモチベーションを高め、視座を引き上げるような役割を担うことが多いと考えております。
私は元々控えめな性格で、できるだけ揉め事に巻き込まれないよう大変なことは他人任せにする節があったのですが、中学時代の部活でとある課題にぶつかった際にコーチから「人の嫌がることを率先してやり続ける人は物事に対するキャパシティが広くなって、嫌だなと思うことが減っていく。
そしてできることが増えていって人生の満足度が高まる」と諭されたことがきっかけで、面倒だな、嫌だなと思うことでも自分から解決に導けるように行動するようになりました。
たとえば居酒屋でアルバイトをしていた際にはクレーマーのようなお客様がいらっしゃれば店長が来れるまで自分が率先して対応してなだめたり、嘔吐してしまったお客様がいらっしゃった際にも自分が率先して片付けをしたりしていました。
このような行動を繰り返しているうちに、ある日店長から「〇〇さんのおかげで以前よりもバイトメンバーの動きが良くなった」とのお言葉をいただくことができ、意図していなかったことではありますが、自分の行動が周りに良い影響を与えていることに対する喜びを感じました。
入社後も、どんなことにも一番最初に挑戦し、周りの勇気になるような人材になれるよう努力いたします。
【想定追加質問】
→中学時代にぶつかった課題とは何ですか?
→先陣を切るために何か心がけていることはありますか?
→当社ではどんなことに一番最初に挑戦したいですか?
→周りがついてこれなくて、孤立してしまったらどうしますか?
就活の面接で「集団での役割」を聞かれた時のNGポイント
ちなみに、就活の面接で「集団での役割」を聞かれた際にマイナスイメージを与えかねないNGポイントがありますので、簡単に見ておきましょう。

「オールラウンダー」と答える
まずは「オールラウンダーです」と答えることが挙げられます。この回答では企業側にご自身の特徴を伝えることができずアピールになりにくいためです。
できるだけオールラウンダーであることをアピールしたい、という場合には「基本的にはまとめ役にまわることが多いですが、状況に応じてほかの役割を担うこともよくあります」と答えるなど、リーダーのエピソードと他の役割のエピソードを交えて説明すると良いでしょう。
仕事と結びついていない
また、ただ集団での役割とそのエピソードだけを伝えるだけでは意味がありません。自分が入社した際にどういった活躍ができるのかをアピールする必要があります。
そのため面接で集団での役割について聞かれた際には、最後のまとめの部分で自分の傾向と仕事をうまく結びつけてアピールできるように心掛けましょう。
就活の悩みを相談したい...そう感じていませんか?
この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ
大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、
就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。
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2025.03.28