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【就活生向け】面接で失敗しない!正しい受け答え方のコツやポイントとは?

面接での受け答え方に不安を感じている就活生も多いのではないでしょうか。 本記事では、面接官に好印象を与える答え方のコツやポイントについて解説致します。 さらに、面接官のタイプ別の特徴や対策方法についてもご紹介していますので、これからの面接対策に役立ててみてください。 この記事のまとめ 答える時は「結論→理由(エピソード)→まとめ」の構文で話す 面接官の質問に対する意図を汲み取り、エピソードの過程を意識し、1分以内を目安に回答する  声のトーンや話すテンポ、表情や聞く態度にも気を付ける 社交型、受け身型、圧迫型、論理型の4パターンの面接官の特徴を知っておく 新卒の面接|正しい答え方をするための6つのコツ 新卒の面接で抑えておきたい6つのポイントについてお伝えしていきます。 面接では、下記6点を意識して受け答えをしましょう。 ①答える時は「結論→理由(エピソード)→入社後」の構文で話す ②エピソードの大きさではなくその過程をアピールする ③1分以内を目安に答える ④面接官の質問をしっかり良く聞いて回答する ⑤声のトーンや話すテンポにも気を付ける ⑥表情や聞く態度にも気を付ける それぞれの項目に関して細かく確認していきましょう。 答える時は「結論→理由(エピソード)→入社後」の構文で話す 面接では、基本的に下記の構文に沿って回答します。 ①結論  ・質問に対する回答を端的に    ▼ ②理由(エピソード) ・結論に至った理由や背景、それを裏付けるエピソード  (1)取り組んだ出来事を伝える  (2)その問題に対してどういう行動をとったかを伝える  (3)結果を伝える    ▼ ③入社後 ・②を通して最も伝えたいこと、入社後にどう活かせるのかなど どんな質問に対してもまずは端的に結論から話すという点がポイントです。 要点をまとめずにダラダラと回答すると、最も伝えたいことが何なのか面接官には伝わらず、良い話をしたとしても好印象を与えることができません。 ②で話すエピソードはあれもこれも盛り込まずに1つか2つに絞るとすっきりまとめることができます。 エピソードの大きさではなくその過程をアピールする 面接で答えるエピソードは「大きな成果を出したものでなければいけない」と考えている就活生も少なくないと思いますがそれは間違いです。大切なことは、「過程をアピールする」ということです。 面接官が知りたいポイントは、就活生が取った行動や考え方など人柄や価値観ですので、良い実績を残すことができた過程が分からなければ好印象を与えることができません。エピソードの大きさにこだわるのではなく、過程を重視して回答するようにしましょう。 1分以内を目安に答える 質問に対する回答は長くても1分以内と覚えておきましょう。冒頭にお伝えした構文に沿って、結論から端的にまとめて回答するよう練習をしておくと良いでしょう。 面接官の質問をしっかり良く聞いて回答する 面接官の質問の意図を組み、的を得た回答をするようにします。「自己紹介をお願いします」といわれたにもかかわらず自己PRをしたり、「サークル活動を通じて学んだことは何ですか」という質問に対してサークル活動を選んだ理由を回答したり、的外れな回答をしたりしないように面接官の質問をしっかり聞いて回答しましょう。 分かっていても緊張してしまいうまくいかないこともあるかも知れませんが、そのような時は、面接官からの質問後に1、2秒程度間を空けて頭を整理して回答するように意識することをおすすめします。 声のトーンや話すテンポにも気を付ける 受け答えをする場合には内容だけではなく、声のトーンやテンポも重要です。 声は明るくハキハキとした声を意識しましょう。また、緊張していると早口になりがちですので、自分が考えているよりもワンテンポ遅めに話すと相手には伝わりやすい早さとなります。 表情や聞く態度にも気を付ける 面接では話す時だけではなく、話を聞く時の態度も非常に大事です。 話す時は笑顔で、面接官の目を見てハキハキ話すことを意識し、話を聞く時は、話している面接官の方に視線を向け、あいづちを打ちながら聞くようにしましょう。面接中の態度もチェックされているので意識して臨むようにしてください。 新卒の面接|正しい答え方の回答例 ここでは、2つのシチュエーションでの回答例をご紹介していきます。 回答例①|「自己PRをお願いします」 まずは、自己PRの回答例文を紹介していきます。自己PRでは基本的な構文に沿って回答していきます。 ①結論 ・質問に対する回答を端的に    ▼ ②理由(エピソード) ・結論に至った理由は背景、それを裏付けるエピソード  (1)取り組んだ出来事を伝える  (2)その問題に対してどういう行動をとったかを伝える  (3)結果を伝える    ▼ ③入社後 ・②を通して最も伝えたいこと、入社後にどう活かせるのかなど ■例文 【結論】 私の強みは、「相手の立場に立って物事を考えられる点」です。 【エピソード】 ①私はガソリンスタンドでアルバイトをしており、来店されたお客様の殆どをリピーターにするという目標掲げていました。 ②具体的には受付時に雑談を通したヒアリングを行い、お客様にとって最適なプラスワンの提案を徹底しました。 ③その結果、お客様目線に立って相談から提案を親身になって行う私の人柄が認められ、リピーターが増えていきました。 このことから、相手の立場に立って物事を考えることは、信頼関係を構築するうえで非常に重要であると学びました。 【入社後】 この経験を生かし、社会に出ても顧客の目線から物事を判断し、相手のニーズに応えられる提案ができる社会人になりたいと考えています。 「短所」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら! 新卒の面接で「短所」を質問された時の答え方とは?回答例文9選と短所一覧あり 面接官のタイプ別特徴と対策方法 様々なタイプの面接官がいますので、それぞれの面接官の特徴や対策を知っておくと面接に役立つかもしれません。 社交型面接官 社交型の面接官は、就活生の話に対してあいづちを打ったり褒めてくれたりと良い反応をしながら聞いてくれるという点が特徴で、就活生からすると「採用されるかも!」と期待してしまいがちなのがこのタイプです。 このタイプの面接官にあたった場合には、「ダラダラと話さない」ということを意識してください。 面接官がフレンドリーに話を聞いてくれるとなると、安心感からか長く話してしまう就活生も少なくありませんが、社交型の面接官でも面接は評価をつける場であるため、簡潔に話すことを心掛け、緊張感を持って臨みましょう。 受け身型面接官 受け身型面接官の特徴は、あまり質問をしてこないということです。 たとえば「尊敬する人は誰ですか?」と聞かれた際に「母です」と答え、「そうなんですね…」と終わらせてしまう面接官は受け身型タイプです。 このタイプの場合、面接官からの「なぜ?」というような深堀り質問が少ない傾向にあるため、「母です。なぜなら~~」のように自らアピールする姿勢を忘れないようにしましょう。 圧迫型面接官 圧迫型面接官は、回答に対して否定的であったり、聞く態度が悪かったり、とことん深堀りをしてくるという特徴があります。 面接中に「圧迫面接だ」と感じて焦ってしまう就活生もいると思いますが、全く焦る必要はありません。このタイプの面接官は、圧迫面接を通して、就活生のストレス耐性をチェックしているケースが多いため、圧迫面接をされた時は「ストレス耐性をみられている」と理解し冷静に対応しましょう。 論理型面接官 論理型面接官の特徴は、就活生の回答に対して「なぜ?なぜ?」とたくさん深堀りをしてきます。 面接用に作られたエピソードではないかという点や就活生の素の価値観を確認するために深堀りをしていると考えられます。 面接を受ける前には、このタイプに当たることも予想し、事前に深堀りされた場合の回答案を用意しておくと良いでしょう。 このような記事も読まれています 新卒の面接で内定をもらうためにやるべき効果的な練習方法8選!

2024.03.21

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新卒の面接で内定をもらうためにやるべき効果的な練習方法8選!

本記事では、面接に対して不安や緊張を感じている就活生が自信を持って面接に挑むために必要な練習方法についてご紹介しています。 面接の本番はきっと緊張するかと思いますが、練習した努力は必ず本番での底力となりますので、自信を持って本番に臨むために準備をすることは内定への第一歩です。 面接時に面接官が見ているポイントや練習する前の事前準備なども紹介していますので、準備を万全に整えたうえで自分に合った練習方法を実践してみてください。 この記事のまとめ 自分の印象を客観視でき、落ち着いて面接に臨めるようになるため面接の練習はしたほうが良い 面接の練習は「自信がつくまで」何度でもやるべき 面接の練習を始める前に回答例を作成しておく 一人で練習する方法は「スマホで録画する」「時間を計る」「Youtubeを活用する」「アプリを活用する」の4つがある 客観的な態度を確認するためには「友達や家族に協力してもらう」「面接官役をやってみる」「社会人に協力してもらう」「就活イベントに参加する」「就活エージェントに頼る」という方法がある 新卒の面接|練習をしたほうが良い理由とは? 練習する前に、なぜ練習するべきなのかを知ってから取り組むようにしましょう。 自分の印象を客観視できる 面接では好印象を与えるために、視線や座り方、表情、話し方や話すスピードなどを意識する必要があります。本番の面接前に練習することで、自分自身の印象を客観的に捉えることができ、より良い姿勢に改善することができます。自分が思っている姿と客観的に見る印象とは乖離することもありますので、事前にチェックしておくことが大切です。  落ち着いて面接に臨むことができる 面接の基本的な流れは決まっているため、事前に流れに沿って練習しておくことで、本番で落ち着いて臨むことができます。また、面接で聞かれるであろう質問に関する回答を準備しておけば、慌てることなく落ち着いて対応できるため面接官に好印象を与えられるでしょう。   POINT① 面接の一連の流れ 面接の流れは下記の通りです。面接では基本的なマナーが確認されていますので、流れと共にマナーについてもチェックし、練習しておきましょう。 POINT② 面接時の質問の流れ 面接開始後の基本的な流れは下記の通りです。質問の仕方は変わるかと思いますが、下記のような流れで質問されるケースが多いため、事前に質問に対する回答なども準備しておきましょう。 新卒の面接|評価基準を確認しよう 面接の練習をする前に、どのような点を面接官がチェックしているのかを今一度確認し、練習に役立てましょう。 面接時の態度・姿勢と回答内容の2つに分けてお伝えします。 【面接官がチェックしているポイント】 ■態度・姿勢 ・第一印象や基本的なマナー ■回答内容 ・企業の価値観とのマッチ度・自社で活かせるスキルの有無 ・企業への志望度 各項目について詳しく確認していきましょう。 態度・姿勢|第一印象、基本的なマナー 面接で一番注意すべきポイントは、第一印象や基本的なマナーです。 ポテンシャル採用である新卒採用において、社会人として当たり前の行動やマナーを持ち、好印象な学生を採用したいと考えている面接官は多いです。この基準はどの企業においても変わらない点ですので、第一印象で好印象を与えられるよう、基本的なマナーをしっかりと練習しておきましょう。  POINT 第一印象で好感度を上げる方法 ①視線は面接官の目を見る(オンラインの場合はカメラ) ②少し口角を上げてにこやかな表情 ③面接官の聞き取りやすいスピードで話す ④面接官の聞き取りやすいトーンで話す ⑤背もたれに寄りかかったりせず、足を揃えて背筋を伸ばして座る ⑥適切な敬語表現を使う ⑦面接官が理解できない略語や専門用語を使わない  回答内容①|企業の価値観とのマッチ度、自社で活かせるスキルの有無 面接をする目的は、「自社の価値観にマッチしており、長期的に自社で活躍できる人材の採用」にあります。面接官は早期離職を防ぐため、企業の価値観と就活生個人の価値観が合っているのか、就活生が持っているスキルは自社で活用できるスキルなのかなどを総合的に判断しています。  同じ業界でも企業によって特色は異なりますし、求めているスキルも異なります。 なぜこの企業に就職したいのかを面接官に伝えるためには、業界理解だけでなく、「企業研究」をしっかり行い、企業とマッチしていると判断してもらえる回答を用意することが大切です。スキル面においても、企業が必要としているスキルを確認し、自分自身が活かせる強みと合っている点を面接でアピールするように準備をしましょう。(ESの内容も同様ですので、一貫性のある内容を記載するようにしてください。) 回答内容②|企業への志望度 企業は予め採用予定人数を決めて新卒採用を実施しています。企業が求める人物像であっても、企業への入社意欲が低い就活生に内定を出し、後々内定辞退者が大勢出てしまうと予定人数を割り込んでしまい、企業運営に支障をきたしかねません。 そのため、面接官は自社の価値観に合い、求めている人物像であるという点だけでなく、「自社に対する志望度が高い学生」かどうかも見極めています。 特に最終面接で企業への志望度を確認する質問が多いため、志望動機をしっかり伝えられるように準備をし、熱意の伝わる話し方を練習しておくと良いでしょう。 面接の練習は何日前から? ここでは、面接練習の日数についてお伝えします。 自信がつくまで何度でも 面接の練習について「何日前から練習すれば問題ないんだろう」と疑問に感じている就活生もいるかと思いますが、答えは、日数ではなく「自信がつくまで」です。 自分は自信があるから練習をしなくても良いという就活生であれば、無理に練習をする必要はありません(選考を通過するかどうかは分かりませんが)。大事なことは、自信を持って面接に挑める覚悟ができているかどうかです。 面接の本番は、自分が思っている以上に緊張するものです。ご自身の経験の中でも、練習せずにぶっつけ本番で成功した経験を持つ人は少ないのではないでしょうか。人生の大一番である就活面接とどのように向き合いたいかを再確認し、自信を持って臨めるまで練習しておくことをおすすめします。 新卒の面接|練習の前の準備 面接の練習をする前に、本番の面接で聞かれるであろう質問に対する回答例を作成することから始めましょう。 質問に対する回答を書き出す 面接で聞かれる質問はある程度決まっていますので、予め面接で聞かれそうな質問を書き出し、その質問に対する具体的な回答を書き出しておきましょう。 回答を書き出したら、書き出した項目に対して「なぜ?なぜ?」と問い直し、深堀りされた場合を想定した回答も用意しておきます。 POINT 新卒の面接でよく聞かれる質問例 ■自己紹介に関する質問 「自己紹介を1分以内でお願いします」 ■自己PRに関する質問 「自己PRを1分でお願いします」 「あなたの強みを表すエピソードを教えてください」 ■志望動機に関する質問 「当社に興味を持ったきっかけは何ですか?」 「当社の弱みを教えてください」 ■ガクチカに関する質問 「どのようなアルバイトをしましたか?」 「学校で頑張ったことは何ですか?」 ■逆質問 「最後に何か質問はありますか」 新卒の面接|一人でできる練習方法4選 練習の準備が整ったら、練習を始めていきましょう。 ここでは一人でできる練習方法をご紹介していきます。練習の相手がいなくてもできる方法は複数ありますので、ぜひ実践してみてください。 練習①スマホで録画する スマホの録画機能を活用し、自分が話している姿を録画し、確認するという方法です。 自分が話している姿を客観的に見ることができますし、今まで気付けなかった改善点を見つけることもできます。 POINT できているかチェックしよう! □姿勢:背筋が伸びているか □声の大きさ:大きい声でハキハキと話せているか □話すペース:速すぎず、聞き取りやすく話せているか □表情・視線:笑顔で、しっかりと面接官の目を見て話せているか 練習②時間をはかる 自己紹介は「〇分以内で回答してください」と時間に制限を設けられるケースもあります。自己紹介以外の質問においてもダラダラと話すのではなく、要点をまとめて簡潔に話すことが面接の場では鉄則です。1つの質問に対して「1分」を目安に回答できると相手にとっても伝わりやすいです。 練習をする場合には、タイマーをセットし、1分以内に回答できるかどうかを確認しておくと良いでしょう。 練習③YouTubeを活用する 様々な就活系の動画がYouTubeにアップされていますので、ぜひ活用してみてください。「面接練習」と検索すると、質問を投げかけてくれるものもあります。 自分では想定していなかった質問を投げかけられるケースもありますので、対人練習のような緊張感を持った練習ができるためおすすめです。 練習④アプリを活用する 面接練習用のアプリが普及していますのでこれらのサービスを活用するとより効率的な練習が可能です。 疑似面接官が質問をしてくれたり、回答内容を録音してくれたり、回答時間を計ってくれたりとかなり便利ですので一人で練習しようと考えている就活生は活用してみると良いでしょう。 新卒の面接|客観的にみる練習方法5選 客観的なアドバイスをもらうために、周りの人に協力を仰ぐ場合には下記のような練習方法があります。 練習①家族や友達に聞いてもらう 家族や友達に面接官役をお願いし、率直なアドバイスをもらいましょう。身近な存在であるため気軽に取り組めるという利点があります。 ただし、身近な人であるがゆえに気持ちが緩んでしまいがちですので、しっかり緊張感を持って練習してみましょう。 練習②友達との練習で面接官役をやる 友達と面接練習をする場合、面接官役で聞く人の立場を経験することで、どう話せば相手が聞きやすいかを理解することができます。姿勢や表情などを面接官の立場で見ることで「意外とこういうポイントが気になる」といった新たな発見があるでしょう。面接官役をやって得た改善策を自分に活かすことができます。 練習③社会人に聞いてもらう 面接では基本的なマナーや第一印象をみられていますので、社会人にチェックしてもらうとより面接官に近い視点からの評価やアドバイスを受けることができます。 家族や友達との練習方法と比べ難易度は高いですが、得られるフィードバックはより的確ですので、「具体的なアドバイスがほしい!」という就活生はOB・OG訪問などを利用し、社会人との面接練習を実施することをおすすめします。 練習④就活イベントに参加する 就活イベントでは、模擬面接やマナー講座など様々なイベントを開催しています。  自分に必要な講座を選んで参加することができるため、自分一人で練習することに少しでも不安を感じている人は積極的に参加してみると良いでしょう。 練習⑤就活エージェントを利用する 就活エージェントとは新卒の人材紹介などを行っている新卒採用のプロフェッショナルのことです。「個別面談」「企業紹介」「履歴書・ESアドバイス」「面接アドバイス」など一人ひとりの就活状況や人柄を把握したうえで就活のサポートをしてくれます。 一人で面接練習をしていて、行き詰ってしまった場合にはこのようにプロの力を借りることも選択肢の一つでしょう。 新卒の面接|練習をする場合の注意点 面接の練習をする場合にはいくつか注意点がありますので、先に確認したうえで取り組みましょう。 回答を丸暗記しようとしない 面接の練習で多い間違いは「丸暗記をすること」です。丸暗記は、ただ原稿を読んでいるような印象を与えてしまい、熱意を伝えることが難しくなってしまいます。そのため、回答を一語一句正しくいうということよりも、どう話したら相手に一番伝わりやすいかを考えて話す練習を心がけましょう。 結論から話す 面接では、ダラダラと話すのではなく、結論から話すことが鉄則です。「結論→エピソード→入社後の意欲」を伝えられるよう、要点を絞って話せるように準備をしましょう。 用意していた質問と全く同じ内容の質問が来るとは限りませんので、質問の内容に合わせて変更できるように練習すると安心して面接に挑めます。 緊張感を持って練習する 練習だからといって気が緩んでしまうこともあると思いますが、面接本番の緊張感の中で、話せるように準備をしなければ練習の意味がありません。 練習する際はできるだけ本番と同じ緊張感を持って取り組めるように環境を整備してみましょう。

2024.03.21

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圧迫面接をする理由は?面接官の意図や対処法・回答例もご紹介

就活を進めていく中で、圧迫面接を受けたという声を聞くことがあります。 本記事では、圧迫面接とはどんな面接を指すのかという基本情報や、面接官が圧迫面接を行う意図や圧迫面接と間違えられてしまう圧迫面接もどきについても解説します。 その他にも圧迫面接を受けた場合の対処法や回答例についてもご紹介しますので、面接を控えている就活生は一度確認しておくと安心して面接に臨むことができるでしょう。 この記事のまとめ 否定的な発言や執拗な深堀り、怒鳴るなどの威圧的な態度によって就活生を萎縮させる面接を圧迫面接という 圧迫面接を通して、ストレス耐性や思考力、コミュニケーション力を見極めている 圧迫面接を想定し、深堀り質問への回答を用意しイメージトレーニングをしておく 圧迫面接中は、面接官も仕方なくやっていると捉え、ネガティブ質問をポジティブに変換して回答する 圧迫面接とは?   圧迫面接とは、面接官が威圧的な行動をとったり、否定的な回答をしたり、意図的に意地の悪い質問をしたりすることで就活生を萎縮させる面接のことをいいます。 ここでは、一般的な圧迫面接の例を確認していきます。   回答に対して否定的な発言が多い 面接官の質問に対して自身の考えを述べたとしても、「その考えは間違っている」と否定してきます。どんなに就活生が良い回答をしても、その回答について重箱の隅をつつくような事柄を取り上げ、揚げ足を取ってくるケースもあります。 ■質問例 ・うちの会社に向いてないんじゃないですか? ・第一志望じゃないですよね? ・そんな考えで通用すると思ってるの? ・うちの仕事はきついから辞めたほうがいいんじゃない? ・あなたが当社にもたらすメリットはあるのでしょうか? 威圧的な行動 面接は本来、相互の理解を深める場ですが、明らかに上から目線な態度で就活生の話を聞く気のないような威圧的な態度を取ってくる場合も圧迫面接だと考えられます。下記のようなものが威圧的な態度例にあたります。 ■態度例 ・腕を組んだり、足を組んだり、背もたれにもたれかかったりしている ・貧乏ゆすりをするなどイライラした高圧的な雰囲気を出してくる ・就活生の発言に対してリアクションが全くない 怒鳴る 面接の場で本来はあってはならないことですが、面接官によっては無意味に怒鳴ることもあります。そういった面接を許容する企業は、怒鳴ることが常態化している可能性も考えられますので、仮に内定をもらったとしても入社をするかどうかを就活生は熟慮する必要があるかもしれません。  徹底的に深堀される この手の面接官は就活生の回答に対して5W1Hで何度も追及してきます。なんで?どうして?とそこまで聞いてくるかというところまで深く追求される場合も圧迫の一種である可能性があります。  質問のペースが速い 矢継ぎ早に次から次へと質問をしてくる場合も圧迫面接です。中には、答えを待たずに別の質問を投げかけてくるケースもあります。 興味を示さない 面接で何をいっても面接官が興味を示さず、向こうからの質問に答えても、「へえ」とだけいって会話を終わらせてしまうパターンもあります。 CHECK! 圧迫面接は企業側にもリスクがあり減少傾向 圧迫面接には以下のようなリスクがあります。 ・就活生から精神的苦痛を理由に「損害賠償請求訴訟」を起こされる可能性がある ・選考辞退・内定辞退・入社辞退をされる可能性がある ・企業イメージが下がる 近年コンプライアンス意識の高まりにより、社員を大切にする風土が主流ですので、圧迫面接は減少傾向にあります。しかしながら、全ての企業で圧迫面接がなくなったわけではないため、対策は講じておいたほうが良いでしょう。 企業が圧迫面接をする理由とは そもそも企業はなぜ圧迫面接を行うのでしょうか。ここでは、圧迫面接を行う企業の意図について確認していきます。   ストレス耐性があるかを確認したい 圧迫面接が行われる一番オーソドックスな理由は、就活生の「ストレス耐性」を把握するためというものです。ビジネスの場において、取引先から理不尽な指摘を受けることや、不愉快な態度を取られてしまうこともあります。 このような状況であっても忍耐強く感情をコントロールし、相手に不快な思いを与えずに対応できるストレス耐性を持ち合わせているかという点をチェックしています。 思考力を見たい 思考力をチェックしている場合もあります。顧客や取引先から予期せぬ質問をされる可能性があるため、繰り返し深堀り質問をしたり、質問攻めにしたりといった状況に対し就活生が即座に反応できるかといった点をチェックしていると考えられます。  コミュニケーション力を見たい 聞く気のない相手や威圧的な相手に対してどのようなコミュニケーションを取るのかという点をチェックしています。ビジネスの場においては、威圧的な態度で接してくる顧客に対して円滑なコミュニケーションを取らなければならない場合もあります。そのようなケースを想定し圧迫面接を通して、理不尽な相手であっても角の立たない会話ができるかというコミュニケーション力を見られていると覚えておきましょう。 POINT ビジネスの場で通用するかを見極めている ビジネスの場には圧迫面接と同じような態度を取る顧客や取引先担当者もいます。そのため、企業は圧迫面接を通してそういった顧客にも対応できるような、自社の業務内容に通用するスキルを持ち合わせているかを判断しているのです。  圧迫面接と勘違いしていることもある 何かしらの意図を持ったうえで圧迫面接を課しているパターンを紹介しましたが、圧迫面接には「圧迫面接をするつもりはないが、就活生が勝手に圧迫面接であると勘違いをしているパターンもあります。 質問への深堀りが多い 最も多いケースは質問への深堀りが多いというものです。企業側からすると、単純に就活生のことをより詳しく知るために質問の深堀りをしているだけだったにもかかわらず、様々な角度から予想だにしない質問をされ、就活生自身が勝手に萎縮しテンパってしまい、圧迫面接を受けたと思い込んでいるというケースです。 面接の場で面接官が質問に対して深堀りをすることは当たり前のことですので、事前準備をしっかり行うといった対策をしておきましょう。 面接官の表情が怖い 面接官が全く笑わず、無表情で睨んでいると感じると圧迫面接かもしれないと思う就活生も多いですが、これも誤解の可能性が高いです。 面接官にも様々なタイプの人がいますが、表情が固く見える面接官の場合には単純に表情筋が固く笑わない人であるだけで、特に年配の部長職以上の役職の方に多い印象です。面接官本人には威圧しているつもりは全くないため、冷静に落ち着いて対応しましょう。 圧迫面接の事前準備と対処法 ここでは圧迫面接の対処法についてお伝えしていきます。面接前に準備しておくべきことと面接中にできる対処法についてご紹介します。 事前準備①5W1Hで深堀りし回答を準備しておく 予め想定できる質問と回答を準備しておくことで冷静な対応ができます。5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのように)を意識した深堀り質問を自ら設定し、回答した内容に対しても「なぜ?」「なぜ?」とさらに深堀りを繰り返した回答案を考えておきましょう。可能な限り想定外をなくせるような準備は非常に重要です。 事前準備②イメージトレーニングをしておく 威圧的な態度をしている面接官を想定し、事前にその中で面接を受けている自分を想像してみます。イメージをするだけでも心構えが変わり冷静に対応できる可能性がありますので、試しておくと良いでしょう。 対処法①面接官も仕方なくやっていると考える まず圧迫面接をされたときに面接官も仕事で仕方なく圧迫面接をしていると考えることが重要です。面接官も好きで圧迫をしているわけではなく、「この人も仕事でやっているんだろうな」くらいの気楽な心持ちで受けることで気持ちが楽になるでしょう。圧迫面接は選考の過程の一つであると認識し、他の就活生も圧迫されていると考えてください。 実際に圧迫面接をされると冷静な対応はできないかもしれませんが、割り切ることが大事です。最初の段階で焦ってしまうとその後の受け答えも感情的になってしまう可能性があるので、冷静になることが大切です。 対処法②ポジティブな内容に変換する ネガティブな質問を受けた場合でも頭の中でポジティブな質問に変換して回答してみましょう。たとえば「あなたが当社にもたらすメリットは何ですか」という質問であれば「会社に入ったらどんな活躍をしてくれるか」といった具合です。 こうすることで、準備をしてきた返答ができますし、気持ちを落ち着けて返答できます。 CHECK! ポジティブ変換例 ■「うちの会社に向いてないんじゃないですか?」 →「うちの会社を志望した理由をおしえてください」 ■「第一志望じゃないですよね?」 →「うちの会社が第一志望ですか?」 ■「そんな考えで通用すると思ってるの?」 →「他にはどんな考え方を持っていますか?」 ■うちの仕事はきついから辞めたほうがいいんじゃない? →「うちの仕事は本当に大変ですが、耐えられる自身はありますか?」 圧迫面接時に回答する際のポイント 圧迫面接の際に回答する時のポイントについてお伝えしていきます。 堂々と自信を持って回答する どんなに相手が威圧的な態度であったとしても、就活生自身は通常の面接と変わらず、明るく元気にハキハキと話すことを心掛け、笑顔で大きな声で自信を持って回答するようにしましょう。通常の面接時よりも少し大きい声で話をしたほうがより堂々と自信があるように見えます。大きな声を出すことで自分自身の中にある不安を払拭できる効果もあります。 素直に質問を受け止める あえて意地悪ないい方をしてくることもありますが、けんか腰な反応をすることなく、まずは「おっしゃる通りです」といった具合に素直に話を受け止める姿勢が大切です。 一呼吸おく ネガティブな質問を多くされると、面接官の質問の意図を見失って的違いな返答をしてしまう恐れがありますので、一呼吸おいて質問内容をポジティブに変換したうえで面接官の的を射た回答をするように心掛けましょう。 冷静な態度で返答する 実際に圧迫面接を受けると焦ったりてんぱったり、萎縮したりしてしまうことも考えられますが、できる限り冷静な態度で返答できるように努めてください。 圧迫面接でのNG対応 圧迫面接をされると逃げ出したい気持ちになると思いますが、下記のような対応はNGです。 それぞれの項目について詳しくみていきましょう。 面接会場から勝手に退出する 冒頭にお伝えしたように圧迫面接ではビジネスの場での対応力を確認しているため、面接会場から勝手に退出するということは、顧客対応においても顧客をおざなりにして逃げる可能性があると判断されます。どんなに不快で逃げ出したい気持ちだったとしても勝手に退出することは避けましょう。 面接中に泣いてしまう 雰囲気に呑まれどう対応して良いのか分からずふと涙が出てしまうこともあるかもしれませんが、これもNGです。ビジネスの場では泣いたところで何も解決はしませんし、泣く前に解決策を提示して欲しいと感じる顧客のほうが多いものです。面接は社会人への第一歩ですので、たとえば質問のスピードが早いようであれば、「申し訳ありません、適切に回答をできるよう頭の中を整理しますので、少しお待ちいただけますでしょうか」など自分ができる最大限の対処法を伝え気持ちを入れ替えて毅然とした態度を心掛けましょう。 感情的になって怒る 不躾な態度や理不尽な質問についカッとなってしまうことも考えられますが、感情に任せて怒ってはいけません。感情のコントロールができなかった場合、顧客からの理不尽なクレームを受けた場合にも同じように怒ってしまうのではといった印象を与えてしまいます。 面接官はわざとこういう態度を取っていると冷静に判断し、落ち着いて回答するようにしましょう。 圧迫面接での回答例 ここでは、圧迫面接を受けた場合の回答例についてご紹介していきます。威圧的な質問に対してもこのように紳士的に返答していくことで面接官に好印象を与えることができるでしょう。 「うちの会社に向いてないんじゃないですか?」 「第一志望じゃないですよね?」 「そんな考えで通用すると思ってるの?」 「うちの仕事はきついから辞めた方がいいんじゃない?」 「うちの会社に向いていないんじゃないですか?」 ポジティブ変換例:「うちの会社を志望した理由を教えてください」 申し訳ありません。〇〇様のおっしゃる通り、勉強不足でした。 私は、御社の〇〇という事業で〇〇を作り出したいと思い志望しました。 ご指摘の通りまだまだ未熟な点が多くご迷惑をおかけするかと思いますが、 〇〇ということが好きで、御社では〇〇を通して貢献していきたいです。 また、御社の〇〇というビジョンに共感しており、今後〇〇の目標達成に向けても貢献できるよう精進していきたいと考えております。 「第一志望じゃないですよね?」 ポジティブ変換例:「うちの会社が第一志望ですか?」 いいえ、第一志望は御社です。 私はWebデザインが好きで、高校時代に叔父が経営する飲食店のホームページを制作しました。叔父からは「集客が増えた」と大変喜ばれ、その後ボランティアで知り合いの会社のホームページを作った際にも「よい広告になっている」と感謝されました。 この経験から、多くの中小企業やお店でデジタル化が遅れていることを痛感しました。の制作だけでなく、集客に向けたプロモーションに貢献できないかと考えるようになり、御社の仕事が目にとまりました。 集客を容易にするシステム開発において先端を行くという点だけでなく、御社の〇〇〇という考え方に共感をしています。御社で自分の能力を発揮し、会社と社会の両方に貢献できるように尽力したいと考えています。 「そんな考えで通用すると思ってるの?」 ポジティブ変換例:「他にはどんな考えを持っていますか?」 失礼しました。ご指摘の通りです。 〇〇様のお話をお聞きし、自分自身の考えの甘さを痛感しております。 確かに〇〇という点では社会に通用しないのかもしれません。 しかしながら、私は大学入学から3年間、5つ星ホテルでアルバイトをし実践を積んでまいりました。その中で〇〇という経験をし、お客様から感謝のお言葉をいただいたことがあります。 アルバイトを通して得た経験を活かしつつ、今後も学び吸収する姿勢を忘れずに努力し続け、御社の〇〇事業などでも活躍できるように努力していきたいと考えています。 うちの仕事はきついから辞めたほうがいいんじゃない? ポジティブ変換例:「うちの仕事は本当に大変ですが、耐えられる自信はありますか?」  いいえ、頑張れそうです。 私の強みは継続的に努力し続けられることです。私が所属していた〇〇部はインターハイの常連校だったのですが、私は高校から◯◯を始めたため、最初は練習についていくことすら厳しい状態でした。ですがチームメイトに負けないように毎日継続的に自主練習をし、懸命に練習に取り組んだ結果、高校3年生の時にはインターハイメンバーに選出されました。 このように、どんなにきつい環境であっても継続的に努力し続けられることが私の強みですので、社会に出ても最後まで諦めずにやり遂げます。 このような記事も読まれています 新卒の面接対策|緊張のほぐし方や事前にできる準備とは?

2024.03.21

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就活生向け|面接時に必須な持ち物をチェック!あると安心な持ち物も紹介

面接会場で焦ることがないように、周到に準備をして面接に臨みたいと考えている就活生は多いことでしょう。 本記事では、初めての就活で何を持っていけば良いのか分からないと感じている就活生向けに面接に持っていくべき必須の持ち物とあると安心な持ち物についてご紹介します。 その他にも、面接の前日までに行った方が良い準備についても記載していますので参考にしてみてください。 この記事のまとめ 必須の持ち物は「面接会場に行くために必要なもの」「最低限のマナーやエチケットのために必要なもの」 あると安心な持ち物は、「企業からの指定はないが面接時に合った方が良いもの」「万が一の事態を想定した場合に必要なもの」「より良いエチケットのために必要なもの」 面接の前日までに、面接会場への道順、持ち物、服装の確認を行う。企業の最新情報を確認し、面接のシミュレーションもしておく。前日は早めに就寝する 就活の面接|持ち物リスト 面接に必要な持ち物については企業から指定されることもありますので、企業からのメールは細かくチェックしておきましょう。指定がない場合には下記の【面接時に必須の持ち物】を用意しておきしましょう。 【面接時に必須の持ち物】 1:就活用のA4サイズのカバン 2:提出書類 3:履歴書・ESのコピー 4:クリアファイル 5:筆記用具、メモ帳 6:会場の地図(印刷したもの) 7:現金、交通系ICカード 8:携帯電話 9:腕時計 10:ハンカチ、ティッシュ 【面接時にあると安心な持ち物】 1:印鑑、朱肉、印鑑マット 2:スケジュール帳 3:企業研究や業界研究ノート、自己分析シートなど 4:学生証 5:モバイルバッテリー   6:折りたたみ傘 7:常備薬 8:ストッキングの予備 9:コンタクトレンズの予備や眼鏡 10:鏡、ヘアブラシ、整髪料 11:携帯用靴磨き 12:携帯用歯ブラシ POINT 持ち物の指定がなく、企業に確認したい場合 持ち物に関して指定がなく企業に確認したいという就活生は、メールで問い合わせてみると良いでしょう。ただし連絡を見落としてしまっている場合もありますので、メールを送る前に、迷惑メールフォルダや就活サイトのメッセージボックスなどを再度確認してください。 次の章で、必須の持ち物について詳しく説明していきます。 就活の面接|必須の持ち物    必須の持ち物は、面接に行くために必要なものや最低限のマナーやエチケットのために必要なものです。企業からの指定がない場合であっても必ず用意するようにしましょう。 1:就活用のA4サイズのカバン 就活ではA4サイズの書類が入るカバンが必要です。面接中は椅子の横にカバンを置きますので、自立するカバンを用意しておきましょう。 2:提出書類 企業から指定された提出類がある場合には必ず忘れずに用意しましょう。事前に記載漏れがないか入念に確認しておきます。 3:ES・履歴書のコピー ESや履歴書は提出前にコピーしておき、面接時に持っていきましょう。面接ではESや履歴書の回答との一貫性もチェックされていますので、面接で記入した項目と全く異なる回答をしないよう何を書いたかを見直し、信憑性をアピールできるように準備をしておきます。 4:クリアファイル 提出する書類や企業からもらった資料などは折れ曲がりやしわを防ぐため、クリアファイルに入れます。 5:筆記用具・メモ帳 提出書類に記載漏れがあった場合に備え、筆記用具は用意しておきましょう。また、逆質問で聞いた回答を面接終了後にメモを取れるよう準備をしておきます。 6:会場の地図(印刷したもの) 携帯電話でも確認できるので不要と考える就活生もいるかと思いますが、万が一充電が切れてしまった場合など、不測の事態を想定し、印刷しておくことをおすすめします。 7:現金、交通系ICカード ICカードには予め面接会場までの交通費をチャージしておきましょう。 また、電車のトラブルに巻き込まれタクシーを利用することも想定し、チャージを多めにしておくか、現金を多めに持っておくようにします。 8:携帯電話 万が一遅刻しそうになった場合に企業に連絡できるよう携帯電話は必ず持ち歩きましょう。事前に面接先の企業の電話番号を登録しておくと不測の事態にすぐに対応できます。 9:腕時計 面接で時間を確認する場合に、携帯電話を使用するのは良い印象を与えないためおすすめできません。ビジネスの場にふさわしいシンプルな腕時計を準備しておきましょう。 CHECK! 面接時におすすめの腕時計 面接におすすめの時計と不向きな時計は下記の通りですので、事前に理解したうえで身に着けるようにしましょう。 ■おすすめの腕時計 ベルト:革の場合は黒か茶色、メタルの場合はシルバー ■NGな時計 高級ブランドの腕時計、スポーツウォッチ スマートウォッチもカジュアルな印象が強いため、業種によっては避けた方が良い(ITやベンチャーであればOKな企業もある) 10:ハンカチ、ティッシュ ハンカチ、ティッシュは身だしなみの基本です。濡れた手でトイレから出てきてしまうとだらしない・不潔な印象を持たれてしまう可能性もあるため、ハンカチ、ティッシュは必ず持参しましょう。 就活の面接|あると安心な持ち物 あると安心な持ち物は、安心して面接を受けるために合った方が良いもの、万が一の事態を想定した場合に必要なもの、より良いエチケットのために必要なものです。必須の持ち物と合わせて用意することをおすすめします。 1:印鑑、朱肉、印鑑マット すでに提出している書類に押し忘れがあった場合などに対応できます。その他にも、面接の交通費を支給する企業の場合に押印が必要なケースもあります。このような場合、通常事前に告知されることが多いのですが、告知がなかった場合であっても用意しておくことでスムーズ対応できるため好印象です。就活のカバンの中に常に入れておきましょう。 2:スケジュール帳 面接中に次の面接の日程を決める場合もありますので、就活の予定を確認できるようスケジュール帳は持っておくようにしてください。 3:企業研究や業界研究ノート、自己分析シートなど 面接の前に見直しておきたい内容をまとめたノートや資料を持参しておくと安心です。移動中の車内の中で確認する事もできますし、ノートや紙であれば、面接会場の待合室などで確認しても不快な印象を与えることは少ないでしょう。 4:学生証 受付の際に身分証明を求められる場合もありますので、学生証は常に財布などに入れて持ち歩きましょう。 5:モバイルバッテリー 携帯の充電が切れてしまうと地図アプリが利用できなかったり、万が一企業と連絡がとれなかったりと不便です。地図アプリは通常よりも充電の消耗が早いため、モバイルバッテリーを用意しておきましょう。 面接以外でも、就活中は他の企業からの連絡や就活情報の確認を行うことが多いため、モバイルバッテリーは就活カバンの中に入れておくと安心です。 6:折りたたみ傘 雨でスーツがずぶ濡れになった状態で面接に行くのは絶対にNGですので、面接会場に向かう途中で突然雨が降ってきてしまった場合に備え、折りたたみ傘があると安心でしょう。 また事前に天気予報もチェックする習慣をつけておくことも大切です。 7:常備薬 極度の緊張によって頭痛や腹痛を起こしてしまうこともありますので、緊張しやすい就活生は、念のため常備薬を持っておくと安心でしょう。 8:ストッキングの予備(女性の場合) もしストッキングが破れてしまった場合に備え、予備のストッキングは持っておいた方が安心です。 9:コンタクトレンズの予備や眼鏡 コンタクトがずれたり取れたりしてしまった場合に備え、予備のコンタクトや眼鏡を準備しておくと安心です。 10:手鏡、ヘアブラシ、整髪料 清潔感のある身だしなみで面接に臨めるように手鏡やヘアブラシ、整髪料を用意しておくと安心です。受付を済ませる前に髪型や身だしなみの乱れがないか確認しましょう。 11:携帯用靴磨き 靴は家を出る前に綺麗にしておいても道中で汚れてしまいがちです。出先でも簡単に綺麗にできるような携帯用の靴磨きを持っておくと、綺麗な身だしなみをキープでき、良い第一印象を与えられます。 12:携帯用歯ブラシ 午後からの面接など外で食事を済ませる場合は、面接前に歯磨きをしておいた方が良いでしょう。 面接前日までにやっておくべきこと 面接本番が近づいてドキドキしている就活生のために、面接をうまく乗り切るためにやるべきことをお伝えします。 家(宿泊先)から面接会場への道順を確認する 面接での遅刻はマイナス要因となりますし、面接を受けさせてもらえない可能性もありますので、余裕を持って会場に着けるように道順を確認しておきましょう。電車を利用する場合には、何番出口から出るのかまで確認しておきます。特に都心では出口を間違えると道に迷ってしまう可能性があるので注意が必要です。 面接のシミュレーションをしておく 面接の流れをシミュレーションし、入室から退出までのマナーを確認しておきましょう。また、事前に考えておいた自己PRや自己紹介の内容をもう一度確認しておくと安心です。企業研究や業界研究などをまとめたノートを作成しているようであれば再度見直しておきます。頭の中で面接時をイメージトレーニングをして、不安要素があるようであれば、アプリなどを利用して面接練習をし、自信を持って面接に臨めるよう心の準備をしておきましょう。 CHECK! 企業のSNSやホームページも確認 企業のSNSやプレスリリースなどは日々更新されていますので、最新の情報をチェックしておき、その情報を含めた回答を面接時にできれば好印象を与えることができます。 持ち物を再確認する 持ち物がすべて揃っているか今一度確認しておきましょう。提出書類に記載漏れはないか、ESや履歴書は持っているか、腕時計の針は動いているかなど細部まで確認し、当日慌てることがないように確認しておきます。 服装を確認しておく 面接の当日に慌てることがないよう服装も確認しておきます。Yシャツにアイロンをかけ、靴は磨いておきましょう。スーツは粘着カーペットクリーナー(コロコロ)をかけるなどして埃や汚れがないか確認しておきます。 POINT スーツは事前に確認を スーツの汚れはクリーニングに出した方が良いケースもありますので、面接当日の服装については、時間に余裕を持って早めに確認しておくことをおすすめします。 早寝早起きをする 早寝早起きは脳を活性化させる効果がありますので、面接の前日は早めに就寝して心と身体を落ち着かせましょう。面接当日の朝は、時間に余裕があれば外を散歩するなどして気持ちをリフレッシュさせるのも効果的です。当日は緊張することもあるかと思いますが、すがすがしくポジティブな気持ちで面接に臨めるように工夫してみてください。

2024.03.21

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集団面接の対策方法を徹底解説|流れや入退室のマナー・質問例や注意すべきポイントなど

就活中に一度は経験することとなる集団面接。集団面接に通過しなければ次の個人面接に進むことができないため、就活生にとっては最初のハードルといえます。 個人面接とは異なり他の就活生の空気に呑まれてしまうこともあり、苦手意識を持っている就活生も多いかもしれません。 本記事では、集団面接で就活生が気をつけるべきポイントや知っておくべき流れやマナー、よく聞かれる質問例などを紹介しています。その他にも「自分の回答した内容と他の就活生の回答が被ってしまった場合はどうするべき?」といった就活生のよくある疑問に対しても回答していますので、ぜひ参考にしてみてください。 この記事のまとめ 集団面接を通過するためには「面接官に好印象を与える話し方をする」「長く話し過ぎない」「身だしなみ・姿勢を整える」「傾聴姿勢を意識する」「他の就活生に流されない」という点を意識する 集団面接では入退室のマナーが個人面接と異なるため確認しておく 集団面接で聞かれることが多い質問は「自己紹介・自己PR・ガクチカ・志望動機・逆質問」の5つ 周りの就活生の回答に合わせるのではなく、自分の用意した回答を自信を持ってアピールすることが大切 集団面接を知ろう!個人面接との違いを確認 そもそも企業はなぜ集団面接をするのでしょうか。また個人面接との違いはどういう点にあるのでしょうか。 集団面接を企業が行う理由とは? 集団面接とは、同時に複数の就活生が面接を受ける面接形態のことを言います。面接官の人数は複数の場合もあれば一人の場合もあります。質問内容は、全ての就活生に同じ内容を質問する方法が一般的です。 集団面接を企業が行う理由は、多くの就活生の中から効率的に自社の求める人材像を絞りたいためです。集団面接が一次面接で行われることが多いのは、このような背景によるものです。  同時に面接を受ける他の就活生と比較されることとなるため萎縮し通常のパフォーマンスを出し切れないケースもあります。 集団面接の心得をしっかり理解し、対策を行ったうえで面接に臨みましょう。 集団面接と個人面接の違い 多くの就活生を短時間で見極める集団面接は個人面接と異なり下記のような特徴があります。 一人ひとりのアピール時間が短い 個人面接では1人に対して30分程の面接時間が設けられますが、集団面接では、5~6名で1時間、30分で3~4名といったケースが多いです。就活生一人あたりに与えられるアピール時間は10分程度と、個人面接と比べるとかなり短いです。 深堀りされることが少ない 自己PRや学生時代に頑張ったことといった定番の質問をされることが多く、限られた時間の中で複数の学生を同時に選考するため深堀り質問はあまり多くないという特徴があります。 他の学生と相対評価されやすい 企業にもよりますが、集団面接の場合相対的に就活生同士を比較しより優れている学生を選出するケースもあるため、マナーを守り悪目立ちせずに個性をアピールすることが必要です。(集団面接でも、一人ひとりを見極めながら選考を行う企業もあります) そのため、一つの質問に対してどれだけ要領よく自分をアピールできる話を盛り込めるか、他の就活生に引け劣らない態度で臨めているかが重要となってきます。 集団面接を通過するために意識すべきポイント 集団面接でここでは選考を通過するために意識したほうが良いポイントをお伝えしていきます。 面接官に好印象を与える話し方をする 複数の就活生がいる中で好印象を与え、面接官の記憶に残すことを意識しましょう。そのためにも、話の構成、話す時の姿勢、気持ちを込めた話し方、伝わりやすい声の出し方の4点が重要です。 POINT 好印象を与える話し方 下記の点を意識すると好印象を与える話し方ができるでしょう。 ①面接官の質問に対して端的に分かりやすく回答する ②面接官の目を見て話す ③丸暗記した回答ではなく、意思持ち想いを込めて自分の言葉でアピールする ④大きい声でハキハキと話す 長く話し過ぎない 集団面接では一人あたりに与えられる回答時間が少ないため、他の就活生よりも自分を引き立たせようと長く話してしまうケースもありますが、これはNGです。他人への配慮が足りないと判断され逆効果となります。質問された内容には簡潔に1分程度で回答するように心がけてください。事前に練習をしておくと安心でしょう。 身だしなみ・姿勢を整える 身だしなみは準備次第で改善ができるポイントです。特に集団面接の場合、他の就活生と並ぶため比較対象が出来てしまうので、乱れがあると悪目立ちしてしまう可能性があります。姿勢も同様ですので、背筋を伸ばし正しい姿勢を意識しましょう。 CHECK! 身だしなみのチェックポイント 面接前に以下のポイントを確認しましょう。 ①シャツやスーツにしわや目立つ汚れはないか ②ボタンの留め方などスーツの着こなしに問題はないか (男性の2つボタンスーツの場合:上のボタン留めて下のボタンは空ける) ③髪型に乱れはなく、清潔感はあるか 他の就活生の話を聞く(傾聴姿勢) 集団面接ならではのポイントですが、他の就活生が話をしている時の傾聴姿勢も評価されています。 個人面接のように自分自身のことをアピールし終わったからといって気を抜いてはいけません。面接官の中には他の就活生の話を聞いているかを確認するため「〇〇さんは今の〇〇さんの意見を聞いてどう感じましたか?」といった質問をする場合もあります。このように追加質問されるケースは稀ですが、多くの面接官は就活生の傾聴姿勢をチェックしているということを覚えておきましょう。 CHECK! 傾聴姿勢のポイント 傾聴姿勢では「相手の話をあいづちを打ちながら聞く」という点はもちろんですが、質問を回答する際には、他の就活生の発言内容を反映させて返答するとより傾聴姿勢を面接官にアピールすることができます。 ■例①:他の就活生と話す内容が被ってしまった場合  「〇〇さんと同様で私の特技は〇〇です。ただ〇〇さんと異なり・・・」 ■例②:他の就活生の発言を否定する内容になりそうな場合  「〇〇さんのように1つのことを長くやり続けることも非常に重要ですが、私は興味のあることには何にでも参加挑戦することが重要だと感じています」 POINT Web(オンライン)面接の場合も注意 昨今Webを活用した集団面接も増えています。Webであっても面接官が見ているポイントは一緒です。特に画面越しだと表情が暗く見え、無表情だと興味がなく聞いていないように見えてしまうので、他の就活生が話をしている際にはうなづく、微笑むなどの傾聴姿勢を意識してください。 他の就活生の話に流されない 一緒に面接をしている就活生が、自分が用意していた自己PRより良い内容の話を自己PRしている場合、周りに流され良いことを言おうと用意していた内容を変えてしまう人もいますが、これはあまりおすすめできる行動ではありません。 プレゼン力には自信があり、まとめて話すことには長けているから挑戦したいという就活生であれば別ですが、一般的には慣れない環境のもとで変更するとうまくまとまらない可能性が高く、何が伝えたいのか分からない自己PRになってしまうこともあります。 周りに流されずに自分の意見を自信を持って伝えることが大切です。 集団面接の流れとマナー ここでは、通常の集団面接の流れとマナーについてご紹介していきます。 【集団面接(対面)の流れ】① 受付 ⇒ ②待機室 ⇒ ③入室 ⇒ ④面接 ⇒ ⑤退室 基本的な流れは個人面接と同様で上記のような流れで進みますが、集団面接では入退室の方法が個人面接と異なります。 ここでは集団面接の場合の入退室のマナーを確認していきます。 入室のマナー 入室する場合には、自分が何番目に部屋に入るのかによってマナーが異なります。 先頭の場合 ドアを3回ノックし、面接官に「どうぞ」と言われてからドアを開けるようにしましょう。ドアの前で「失礼します」と面接官に対してお辞儀をしてから入室します。 入室後は面接官の指示があるまで、椅子の横で立って待ちます。先頭の就活生はドアから一番遠い椅子の横に立ちます。 2番目以降の場合 すでに先頭の就活生がドアをノックし開けているのでノックは不要です。ドアの前で一旦立ち止まり、面接官に対して「失礼します」と言って一礼をしてから入るようにしましょう。 入室後は椅子の横で立って待ちます。椅子の横に立つ場合には、先頭の就活生と同様に奥から順に詰めていきます。 最後に入室 2番目以降の就活生と同様にドアの前で一旦止まり面接官に対して「失礼致します」と一礼し、面接官へ完全に背を向けないようドアに対して斜めに立ちドアを閉めます。 入室後は椅子の横で立って待ちます。 着席 全員が入室し、椅子の横に立った段階で面接官から「お座りください」といった声をかけられたら、それに合わせて座るようにしましょう。 CHECK! 着席時の姿勢 男性は足を軽く開き、手は軽く握り膝の上に置き、女性は足を閉じ、膝の上に両手を重ねて置きます。椅子に深く腰掛けたり、背もたれにもたれかかったりしないように注意してください。 退室のマナー 面接後も並び順によってマナーが異なりますので注意が必要です。 挨拶 面接官が「本日の面接は以上です」と面接終了の合図を出したら面接は終了となります。 着席したまま「本日はありがとうございました」と述べ一礼し、次は椅子の左側に立ち「失礼致します」と再度一礼し、最後に入室した就活生(ドアに一番近い就活生)から順番にドアの方に向かいます。 ドアの前で再度挨拶をし退出する ドアの前まで来たら、面接官のほうへ向き直り、「失礼致します」と元気よく言ってから深くお辞儀をし、退室するようにしましょう。 Web(オンライン)での集団面接のマナー ここでは、Web(オンライン)での集団面接のマナーについてお伝えします。 面接の流れは対面面接の場合と変わりませんが、Web面接の場合に注意すべきポイントについてお伝えしていきます。 【集団面接(Web)の流れ】 ①W面接準備 ⇒②オンラインルームにログイン ⇒ ③面接 ⇒ ④ログアウト オンラインルームにログインする前のマナー 個別面接とは異なりインターネット環境が悪くてログインができなかった場合、面接官はあなたがログインするまで待ってはくれません。遅刻とみなされ悪い印象を与えてしまいます。通信環境がよく面接にふさわしい静かな場所(できれば自宅)でログインするようにしましょう。 CHECK! ログイン時のポイント ログイン時には下記4つのポイントを抑えておくと安心です。 ①インターネット環境を確認しておく   ②画面に映る背景など周りの環境を整備しておく ③マイクやイヤホンの音量を確認しておく ④面接開始5分前にはログインをして待機する 面接中のマナー 面接中には下記の点を意識しましょう。 ①目線はカメラ ②表情は通常の面接よりも意識的に大きめに ③話し方も一般面接と同様に明るく元気にハキハキと ④Web面接でも傾聴姿勢を心がける 対面面接とは異なり、画面の面接官を見ながら話をすると目線が合っていないように感じてしまうため目線はカメラを見て話すことを意識してください。また、画面越しで無表情だと興味がないように映ってしまうため、他の就活生や面接官が話をしている時は意識的に口角をあげてうなづくなど対面面接以上に表情に気を付けて傾聴姿勢をみせましょう。  退室(ログアウト)のマナー 面接が終了し次第勝手に退室するのではなく、面接官の指示に従って行います。面接官が先に退出する場合もありますし、就活生に先に退室するよう促す場合もあります。指示がない場合には、面接官が退出するのを待ち、最後に自分が退出するようにしましょう。 退室する前には必ず「本日は貴重なお時間をいただきましてありがとうございました。失礼致します。」など一言を添えたうえで退室するようにします。 集団面接で聞かれることの多い質問 ここでは集団面接で聞かれることの多い質問5つをご紹介します。 自己紹介 集団面接は自己紹介から始まるケースが多いです。自己紹介では特に第一印象や基本的なマナーを確認していますので、緊張しているかと思いますが、笑顔を忘れずに明るくハキハキ元気よく話しましょう。 自己紹介で話すべき内容は以下の通りです。 ①学校・学部・学科・氏名 ②学業で学んでいること ③学業以外の特技や成果 ④企業へのアピール ⑤挨拶 自己紹介の時間は30秒・1分・2分といった具合に時間指定されるケースもありますので、これを見越して事前に練習をしておきましょう。 1分の場合には250~300文字程度の分量が適性ですので、まずは文章で書き起こしたうえで伝える練習をしてみてください。 自己PR 集団面接では、どれだけ面接官の印象に残せるかといった点が重要です。複数の就活生を同時に見極めるため、一般的なありふれた自己PRだと個性がないように感じられてしまいます。 たとえば、コミュニケーション能力、リーダシップ力といった自己PRはアピールをする就活生が多いため、どういった観点でコミュニケーション能力が高いのか、どんなリーダーシップ力があるのかを具体的にアピールすることが重要です。  そのため「コミュニケーション能力」の場合は「年齢層問わず、どんな人とでもすぐに打ち解けることができる」といったほうが他の就活生とも差別化もできますし、就活生自身の人となりも垣間見えます。  自己PRを確認するための質問パターンは複数ありますので、下記のような質問に対してどのように答えるかについても準備をしておきましょう。 CHECK! 自己PRを聞く質問例 ・あなたの長所・短所を教えてください。 ・アルバイトで頑張ったことを教えてください。 ・学生時代で一番の挑戦だと思うことを教えてください。 ・これまで直面した困難や挫折した経験と、それをどのように乗り越えたかを教えてください。 ・今までで一番辛かったことを教えてください。 ・今までで最も嬉しかったことを教えてください。 ガクチカ ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)を通して面接官が知りたいことは、就活生の活動に対する取り組み方や姿勢から就活生自身の人柄や性格です。 ガクチカを回答する際は、以下のフレームワークを参考にしてみてください。 ガクチカを答える際のフレームワーク ①何を頑張ってきたのか ②なぜその活動をおこなってきたのか ③その時の目標と進める中で起きた課題・問題 ④課題・問題に対する取組と結果 ⑤この経験から得た学び 集団面接の場では、全てを詳しく話す必要はないため1分程度にまとめて話せるようにまとめておきましょう。集団面接ではあまり多くはないですが、念のため深堀り質問をされることも想定して準備をしておきます。 志望動機 面接官は志望動機を通じて業界や企業への理解度、志望度を見ています。 志望動機を伝える際は以下のフォーマットを活用してみてください。 志望動機を回答する場合のフォーマット例 ①将来の目標・結論を端的に   「〇〇〇という業務に取り組みたいため御社を志望しています。」 ②将来の目標の理由・きっかけ  「なぜ〇〇〇に取り組みたいのかと言うと、〇〇〇という経験をしてきたためです。」 ③会社との一致点  「業界の中でも、御社は〇〇という点に力を入れており、私の目標である~~~により力を入れられると考ったからです。」 ④入社後の意気込み  「将来的には、〇〇部署で〇〇〇な力を活かし貢献していきたいです。」 就活生の目標を叶えるために企業の土台を借り、その対価として自分が会社にどのように貢献ができるのかを伝えることができれば面接官に納得してもらえる志望動機となります。 逆質問 逆質問は面接の最後に面接官から「何か質問はありますか?」といった具合に聞かれます。逆質問をする理由は、「①企業に対する志望度の確認をしたいから」や「②純粋に就活生の疑問点を払拭し企業への志望度をあげてほしいから」です。 集団面接では挙手性の場合もあるため、積極的に質問をしてみましょう。 逆質問をする場合のポイントはその面接官だからこそ聞けることを聞くということです。 集団面接の面接官は、「採用担当者」か「若手の現場担当者」の場合が多いですので、現場の社員だからこそわかる質問や、人事担当者だからこそ聞ける質問をすると良いでしょう。  逆質問例 ■人事担当者の場合 ・御社の求める人物像は〇〇とお聞きしましたが、採用をする際に最も重視するポイントは何でしょうか。 ・現場社員への評価基準を教えてください。 ・御社で活躍する人材はどのような人が多いですか? ■現場社員の場合 ・〇〇職の具体的な1日の業務スケジュールを教えてください。 ・〇〇職をするうえでのやりがいを教えてください。 ・このポジションに求める人柄やミッションを教えてください。 逆質問が思いつかないという場合や逆質問の仕方についてより詳しく知りたい就活生は下記の記事を参考にしてみてください。 こんな時はどうする?集団面接でよくある質問 集団面接でよくある質問についてご紹介していきます。面接中に対応方法を迷わないために事前に対策をしておきましょう。 話そうとしていた内容が前の人が話したことに似ていたら?   自分が用意していた内容を自信を持って伝えることをおすすめします。緊張している状況で突如回答を変更すると話がうまくまとまらず焦ってしまい逆効果となる可能性があります。 ただし、回答する場合には、他の就活生の話も聞いていたことをアピールしながら話すと好印象です。 ■回答例 「〇〇さんもお話していましたが、私の長所も〇〇です。〇〇さんと異なる点は〇〇という点です」 話が被ってしまったら、傾聴姿勢をアピールできる絶好のチャンスと捉え、自分が用意していた回答を自信を持って話しましょう。 他の学生にはリーダー経験があるが自分にはない 他の就活生が全員リーダー経験があり、自分だけない場合など自己PRを変更したほうが良いのかと悩んでしまうかもしれません。しかし、企業が求める人物像は決してリーダー経験のある人だけではないはずです。 他人の意見に惑わされず、企業が求める人物像に合った自己PRを自信を持って話せば問題ありません。 POINT 自信があるように振る舞うことが一番大事 相対評価が多い集団面接を優位に進めるために一番重要なことは、就活生の自信ある態度です。周りの就活生も緊張している中で、「大きな声で、胸を張って、ハキハキと」話しているとそれだけで好印象を与えることに繋がります。 「自分は自分の良さをアピールすれば良い」と割り切って、自信ある態度を意識してみてください。

2024.03.21