【就活生向け】面接で失敗しない!正しい受け答え方のコツやポイントとは?

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面接での受け答え方に不安を感じている就活生も多いのではないでしょうか。

本記事では、面接官に好印象を与える答え方のコツやポイントについて解説致します。

さらに、面接官のタイプ別の特徴や対策方法についてもご紹介していますので、これからの面接対策に役立ててみてください。

この記事のまとめ

  • 答える時は「結論→理由(エピソード)→まとめ」の構文で話す
  • 面接官の質問に対する意図を汲み取り、エピソードの過程を意識し、1分以内を目安に回答する 
  • 声のトーンや話すテンポ、表情や聞く態度にも気を付ける
  • 社交型、受け身型、圧迫型、論理型の4パターンの面接官の特徴を知っておく
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新卒の面接|正しい答え方をするための6つのコツ

新卒の面接で抑えておきたい6つのポイントについてお伝えしていきます。
面接では、下記6点を意識して受け答えをしましょう。

それぞれの項目に関して細かく確認していきましょう。

答える時は「結論→理由(エピソード)→入社後」の構文で話す

面接では、基本的に下記の構文に沿って回答します。

面接の答え方

①結論
 ・質問に対する回答を端的に
   ▼
②理由(エピソード)
・結論に至った理由や背景、それを裏付けるエピソード
 (1)取り組んだ出来事を伝える
 (2)その問題に対してどういう行動をとったかを伝える
 (3)結果を伝える
   ▼
③入社後
・②を通して最も伝えたいこと、入社後にどう活かせるのかなど

どんな質問に対してもまずは端的に結論から話すという点がポイントです。

要点をまとめずにダラダラと回答すると、最も伝えたいことが何なのか面接官には伝わらず、良い話をしたとしても好印象を与えることができません。
②で話すエピソードはあれもこれも盛り込まずに1つか2つに絞るとすっきりまとめることができます。

エピソードの大きさではなくその過程をアピールする

面接で答えるエピソードは「大きな成果を出したものでなければいけない」と考えている就活生も少なくないと思いますがそれは間違いです。大切なことは、「過程をアピールする」ということです。
面接官が知りたいポイントは、就活生が取った行動や考え方など人柄や価値観ですので、良い実績を残すことができた過程が分からなければ好印象を与えることができません。エピソードの大きさにこだわるのではなく、過程を重視して回答するようにしましょう。

1分以内を目安に答える

質問に対する回答は長くても1分以内と覚えておきましょう。冒頭にお伝えした構文に沿って、結論から端的にまとめて回答するよう練習をしておくと良いでしょう。

面接官の質問をしっかり良く聞いて回答する

面接官の質問の意図を組み、的を得た回答をするようにします。「自己紹介をお願いします」といわれたにもかかわらず自己PRをしたり、「サークル活動を通じて学んだことは何ですか」という質問に対してサークル活動を選んだ理由を回答したり、的外れな回答をしたりしないように面接官の質問をしっかり聞いて回答しましょう。
分かっていても緊張してしまいうまくいかないこともあるかも知れませんが、そのような時は、面接官からの質問後に1、2秒程度間を空けて頭を整理して回答するように意識することをおすすめします。

声のトーンや話すテンポにも気を付ける

受け答えをする場合には内容だけではなく、声のトーンやテンポも重要です。
声は明るくハキハキとした声を意識しましょう。また、緊張していると早口になりがちですので、自分が考えているよりもワンテンポ遅めに話すと相手には伝わりやすい早さとなります。

表情や聞く態度にも気を付ける

面接では話す時だけではなく、話を聞く時の態度も非常に大事です。
話す時は笑顔で、面接官の目を見てハキハキ話すことを意識し、話を聞く時は、話している面接官の方に視線を向け、あいづちを打ちながら聞くようにしましょう。面接中の態度もチェックされているので意識して臨むようにしてください。

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新卒の面接|正しい答え方の回答例

ここでは、2つのシチュエーションでの回答例をご紹介していきます。

回答例①|「自己PRをお願いします」

まずは、自己PRの回答例文を紹介していきます。自己PRでは基本的な構文に沿って回答していきます。自己PRの回答例

①結論
・質問に対する回答を端的に
   ▼
②理由(エピソード)
・結論に至った理由は背景、それを裏付けるエピソード
 (1)取り組んだ出来事を伝える
 (2)その問題に対してどういう行動をとったかを伝える
 (3)結果を伝える
   ▼
③入社後
・②を通して最も伝えたいこと、入社後にどう活かせるのかなど

■例文

【結論】
私の強みは、「相手の立場に立って物事を考えられる点」です。

【エピソード】
①私はガソリンスタンドでアルバイトをしており、来店されたお客様の殆どをリピーターにするという目標掲げていました。
②具体的には受付時に雑談を通したヒアリングを行い、お客様にとって最適なプラスワンの提案を徹底しました。
③その結果、お客様目線に立って相談から提案を親身になって行う私の人柄が認められ、リピーターが増えていきました。
このことから、相手の立場に立って物事を考えることは、信頼関係を構築するうえで非常に重要であると学びました。

【入社後】
この経験を生かし、社会に出ても顧客の目線から物事を判断し、相手のニーズに応えられる提案ができる社会人になりたいと考えています。

「自己PR」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら!

新卒の面接|魅力的な自己PRの答え方【回答例文10選】

回答例②|「短所を教えてください」

短所を回答する場合は「結論→理由(エピソード)」の後に「改善方法」を盛り込み回答します。短所などネガティブな点を質問された場合には「改善方法」も述べることが必須であると覚えておきましょう。

短所の回答方法

①結論
・質問に対する回答を端的に
   ▼
②理由(エピソード)
(1)結論に至ったエピソードを伝える
(2)その結果どういう問題が起こったのか
   ▼
③改善方法
その問題に対してどういう行動をとったかを伝える
   ▼
④入社後
・②を通して最も伝えたいこと、入社後にどう活かせるのかなど

【結論】
私の短所は、人見知りをしてしまうことです。 理由としては、相手にどう思われているのかを気にしすぎているからだと考えています。
   ▼
【エピソード】
①学生時代の焼き肉店でのアルバイトで初出勤の日に、分からないことを自分から聞くことができませんでした。
②その結果、無駄に時間を費やしてしまいアルバイトのメンバーに迷惑をかけてしまいました。
   ▼
【改善方法】
この経験から現在は、自分で頑張って分からないことがあったらすぐにメンバーに聞くようにしています。また、人見知りを改善するためにアルバイトの新人や、サークルの新入生たちに自分から声をかけるように心掛けています。このような取り組みの結果、以前よりも打ち解けるスピードが早くなったと感じています。

【入社後】
貴社に入社しても、プロジェクトをチームのメンバーと円滑に進めるためにも自分からコミュニケーションをとっていきたいです。

短所

「短所」に関してより詳しく知りたい就活生はこちら!

新卒の面接で「短所」を質問された時の答え方とは?回答例文9選と短所一覧あり

面接官のタイプ別特徴と対策方法

面接官のタイプ別特徴と対策方法

様々なタイプの面接官がいますので、それぞれの面接官の特徴や対策を知っておくと面接に役立つかもしれません。

社交型面接官

社交型の面接官は、就活生の話に対してあいづちを打ったり褒めてくれたりと良い反応をしながら聞いてくれるという点が特徴で、就活生からすると「採用されるかも!」と期待してしまいがちなのがこのタイプです。

このタイプの面接官にあたった場合には、「ダラダラと話さない」ということを意識してください。 面接官がフレンドリーに話を聞いてくれるとなると、安心感からか長く話してしまう就活生も少なくありませんが、社交型の面接官でも面接は評価をつける場であるため、簡潔に話すことを心掛け、緊張感を持って臨みましょう。

受け身型面接官

受け身型面接官の特徴は、あまり質問をしてこないということです。 たとえば「尊敬する人は誰ですか?」と聞かれた際に「母です」と答え、「そうなんですね…」と終わらせてしまう面接官は受け身型タイプです。
このタイプの場合、面接官からの「なぜ?」というような深堀り質問が少ない傾向にあるため、「母です。なぜなら~~」のように自らアピールする姿勢を忘れないようにしましょう。

圧迫型面接官

圧迫型面接官は、回答に対して否定的であったり、聞く態度が悪かったり、とことん深堀りをしてくるという特徴があります。
面接中に「圧迫面接だ」と感じて焦ってしまう就活生もいると思いますが、全く焦る必要はありません。このタイプの面接官は、圧迫面接を通して、就活生のストレス耐性をチェックしているケースが多いため、圧迫面接をされた時は「ストレス耐性をみられている」と理解し冷静に対応しましょう。

論理型面接官

論理型面接官の特徴は、就活生の回答に対して「なぜ?なぜ?」とたくさん深堀りをしてきます。
面接用に作られたエピソードではないかという点や就活生の素の価値観を確認するために深堀りをしていると考えられます。
面接を受ける前には、このタイプに当たることも予想し、事前に深堀りされた場合の回答案を用意しておくと良いでしょう。

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この記事を書いた人

元中途求人広告アドバイザー
こばさん

不動産会社での営業経験を経て、中途求人広告アドバイザーに転身。これまでに中小・ベンチャー企業を中心に100社以上の中途採用をご支援してきました。現在は3人の子供たちの子育てとキャリアの両立に奮闘中です。
自身の経験を活かし、転職・就職活動に役立つ情報だけでなく、働く女性のキャリアライフを充実させるコンテンツやFP2級の資格も保有しているので働くうえで役立つマネー情報をお届けしていきます。

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