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職務経歴書の書き方マニュアル|元キャリアアドバイザーが項目別に解説
目次
※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるプロモーションを含みます。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
初めて転職活動をする、もしくは転職活動にあまり慣れていない方は、「職務経歴書」と聞いてもイメージがわかないのではないでしょうか。
応募にあたっての最初の難関である職務経歴書の作り方について、1.000名以上の求職者の転職支援を行ってきた筆者が解説します。
本記事を参考にして書類選考突破を目指しましょう。
この記事のまとめ
- 「職務経歴書」とは、業務経験やスキルをアピールするための書類である
- 端的にわかりやすくA4の用紙2〜3枚程度にまとめるのが一般的である
- 過去在籍したことがある企業は全て書く
- 自己PRは応募先企業ごとにカスタマイズする
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職務経歴書とは?
職務経歴書とは、業務経験とスキルをA4用紙2〜3枚程度でまとめた書類のことで、履歴書とセットで応募の際に提出を求められます。
この職務経歴書が書類選考においては重要になってきますので、書き方のポイントをしっかりおさえて合格に繋がりやすい職務経歴書を作っていきましょう。
職務経歴書の書き方のコツ

まずは、職務経歴書の基本的な書き方をご説明していきます。
箇条書きやカッコを使い見やすくする
職務経歴書は長く書けば良いというものではありません。
実は、採用担当者が求職者一人あたりの書類選考にかける時間はおおよそ3分といわれており、非常に短い時間で選考しています。
そのため、職務経歴書を作る際は箇条書きやカッコを駆使しながら、短くわかりやすく書くことが重要です。
具体的な数字を入れる
職務経歴や自己PRの項目で仕事の成果を書く時は、具体的な数字を用いるようにしましょう。
そうすることで、経験やスキルへの説得力が増します。
応募する企業に合わせた自己PRにする
自己PRは闇雲に書くよりも、応募する企業の求める人物像にマッチしたエピソードを書くほうが効果的です。
事前に求人票や企業のホームページを分析してから職務経歴書を作るようにしましょう。
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【項目別】職務経歴書の書き方

「職務要約」「自己PR」など、職務経歴書の項目ごとに書き方を解説していきます。
職務要約
これまでどのような業界・会社で、どのような職務経験を積んできたのかを、文章で200〜400文字程度でまとめます。
この項目では概要だけにとどておき、詳細な内容はその後の「職務経歴」や「自己PR」で書くようにしましょう。
職務経歴
「職務経歴」は過去在籍したことのある企業名と業務内容などを時系列にまとめる項目です。最終学歴を卒業後に在籍した企業は全て記載するようにしましょう。
業種や職種によって書き方は異なりますが、一般的なまとめ方は以下のような形です。
・【配属先】
・【役職】
・【担当業務】
・【成果】
・【成果を出すための取り組み】
資格・スキル
「資格・スキル」欄のある職務経歴書を書く場合は、取得した資格や免許、使えるツールなどを書きましょう。デスクワークの場合は「Word」「Excel」「PowerPoint」のオフィスツールをどのレベルまで使えるかを書くことが多いです。
また「Photoshop」「Access」などのその他のビジネスツールを使える場合も書いておきましょう。
自己PR
「自己PR」は人柄やスキルをエピソードとセットで伝える項目です。200〜300文字程度のエピソードを2〜3個程書きましょう。自己PRのエピソードは、応募先企業の求める人物像に添った内容にするとより書類選考の通過率がアップします。
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元キャリアアドバイザーが解説!職務経歴書で見られるポイント

大手人材紹介会社のキャリアアドバイザーとして、1,000人以上の求職者の書類添削をしてきた筆者が、採用担当者が職務経歴書の何を見ているのかについて解説していきます。
必要なスキルや経験があるか
採用担当者は、求職者が募集する仕事の遂行に必要なスキルや経験を持っているのかどうかを見ます。
そのため、「職務経歴」の項目では、経験したことがある業務・スキルを漏れなく書くように意識しましょう。
現職の仕事で成果を出しているか
転職希望者は、現職で何らかの不満を感じているケースがほとんどです。
そのため採用担当者は、「現職の業務でも成果を充分に出せていないのでは」とやや批判的な目で求職者の職務経歴書を見ていることが多いです。
そのような懸念を払しょくできるように、「職務経歴」の項目では業務の成果をなるべく定量的に書くようにしましょう。
社風に合いそうな人柄か
採用担当者がスキルや経験と同じく重視することは、「求職者の人柄が自社の社風とマッチするかどうか」ということです。
ミスマッチがあると、求職者がせっかく入社しても短い期間で退職してしまうことに繋がりかねません。
特に「自己PR」の項目では、応募先企業の求める人物像や社風にマッチするエピソードを選んで書くようにしましょう。
職務経歴書の書き方Q&A

その他に、職務経歴書についてよくある質問にお答えしていきます。
職歴は全て書かないといけない?
かなり前に在籍した企業の業務内容や成果について書く場合は、具体的な数字を書けないと思いますので、憶えている範囲で書きましょう。
以下は社歴が多い場合のまとめ方です。
時系列でまとめるパターン
一般的には、時系列順に社歴をまとめていきましょう。一番上が直近の経歴になるように書くと、採用担当者も見やすいです。職種別でまとめるパターン
社歴が10社以上ある場合は、業種や職種ごとに分けて書くことも一つの手です。そうすることで、採用担当者が求職者の経歴や経験を短い時間で理解しやすくなります。ただし、その場合も社歴を省略するのではなく全ての経歴を書くようにしましょう。
アピールできる実績が無い場合はどうする?
キャリアアドバイザーをしていた際、求職者から「アピールできるような成果や実績がありません。どうすれば良いでしょう」という質問をよくいただきました。事務や接客など、そもそも定量的な目標を持っていない場合などは、定量的な自己PRを書くことは難しいですよね。
また、第二新卒で会社の在籍期間が短い場合も同様の悩みをお持ちかと思います。
職務経歴書に書けるような成果や実績が思い付かない場合は、「自分なりに頑張ったこと」「力を入れて取り組んだこと」のエピソードでもOKです。
応募する企業ごとに作るべき?
可能であれば、職務経歴書は応募する企業ごとに作成できるとベストです。1社ごとでなくとも、応募する企業の業界や職種別に数パターン作っておけると良いでしょう。
アルバイトや派遣社員の経歴も書くべき?
正社員以外の雇用形態の場合も全て書きましょう。社歴が多く「職務経歴」の項目があまりにも長くなってしまう場合は、「職務経歴」の冒頭に以下のように箇条書きで概要を書くと見やすくなります。
・20XX年XX月~20XX年XX月 〇〇株式会社(正社員)
・20XX年XX月~20XX年XX月 〇〇株式会社(契約社員)
・20XX年XX月~20XX年XX月 〇〇株式会社(正社員)
・20XX年XX月~20XX年XX月 〇〇株式会社(アルバイト)
・20XX年XX月~20XX年XX月 〇〇株式会社(正社員)
学生時代のエピソードを書いても良い?
第二新卒でまだ社会人経験が浅い方のように、自己PRに書く内容が無くて困っている人は多いのではないでしょうか。転職活動の場合は、なるべく社会人経験の中で自己PRを書くことが好ましいですが、どうしても思い付かない場合は、学生時代のサークル活動やアルバイトなどのエピソードを書いても構いません。
まとめ
職務経歴書の内容によって書類選考の合格率は大きく変わります。
また、書類選考突破後の面接にも職務経歴書の内容が大きく影響するのです。
本記事を参考にして質の高い職務経歴書に仕上げましょう。
「一人では上手に作れない…」と不安な方は、転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。
転職のプロであるキャリアアドバイザーが、多くの企業の情報から適切なアドバイスをしてくれますよ。
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この記事を書いた人

元キャリアアドバイザー
えばちゃん
採用人事を経て、大手人材紹介会社のキャリアアドバイザーに転職。 第二新卒をはじめとした若手層を中心に、多くの方の転職実現をサポートしてきました。 人事の経験を活かした企業視点でのアドバイスと、十人十色の価値観に寄り添う姿勢が評価され、MVP賞、顧客満足度No,1などを受賞。 豊富な転職支援の経験を活かし、株式会社ネオキャリアでは就職・転職ノウハウを中心に発信しています。 変化が激しく、多様なキャリアの選択肢がある時代だからこそ、「就活・転活をもっと身近に、もっと楽しく。」をモットーに、皆さんのより良いキャリアの一歩をお手伝いしていきます。
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