- キャリアトラスTOP
- 就職・転職記事をカテゴリから探す
- 就活
- ガクチカ
- ガクチカは意外と簡単!書き方を就活生向けにわかりやすく解説【テンプレ&例文】
ガクチカは意外と簡単!書き方を就活生向けにわかりやすく解説【テンプレ&例文】
目次
※本記事は弊社公式サービスのプロモーションを含みます。
※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
「ガクチカって何書けば良いの?」
「自分に評価されるようなガクチカなんて書けるのかなぁ」
このように、ガクチカをどのように用意すれば良いのかわからずお悩みではありませんか?そもそもどういったエピソードを書けば良いのか思いつかないという就活生も多いでしょう。
そこで本記事では選考を通過する就活生が実践しているガクチカの書き方とポイントをご紹介します。ガクチカが思いつかない時の考え方のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
▼先輩のガクチカが見れる!本選考情報はこちら▼
内定者・本選考通過者のESを見る ⇒
この記事のまとめ
- 企業はガクチカを通して「スタンス」「伸びしろ」「自社とのマッチ度」を見ている
- ガクチカのフレームワークは6STEP
- ガクチカでは「モチベーションの源泉」「取り組み内容」「乗り越えた困難」「人柄」を盛り込もう
- ガクチカを思いつかない時には「困難を乗り越えた経験」などから逆算するのがコツ
本選考を通過したESを見たい就活生必見!
伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。本選考に通過したいと考えている就活生はぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ
大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、
就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。
ガクチカとは?
ガクチカとは「学生時代頑張ったこと・学生時代力を入れたこと」の略称です。
就活の選考においては「学生時代に打ち込んだことは?」「学生時代に成し遂げたことは?」など、あらゆる言い回しで必ずと言っても良いほど質問される項目になります。
「自己PRと同じではないか?」と感じる就活生もいるかと思いますが、自己PRでは「企業に貢献できる能力を備えているか」のみをアピールすることに対し、ガクチカではそれに加えて「その能力をMAXまで引き出すモチベーションの源泉がどこにあるか」を書きます。
ガクチカと自己PRで同じエピソードを用いるとしても、ガクチカでは「なぜその活動に取り組んだのか」「具体的にどのように取り組んだのか」までを書く必要がある点において、両者は異なるといえます。
就活の選考でガクチカを聞かれる理由
では、なぜ企業は就活の選考でガクチカを聞くのでしょうか?具体的な理由としては下記が挙げられます。

何に挑戦し、どのような成果を出してきたのかを知るため
まずはその就活生が学生時代にどのようなことに挑戦し、どういった成果を出してきたのかを知ることが挙げられます。
特に一般的な学生にはまず経験できないような取り組みや素晴らしい成果を残している場合には、それ自体が評価の対象となります。
しかし、高い実績を出した経験は就活の評価基準の一部に過ぎず、それだけで周りの就活生と大きな差をつけられるわけではありません。
成果の規模にかかわらず、その経験からどういったことを学び、その学びをいかに次へ活かせるかが重要な指標となりますので、ガクチカでは「その経験から得た学びが志望企業の業務で活かせるものである」ということを示すのが大切です。
またガクチカでは「その経験に対してどのように取り組み、どういった課題や目標に対して行動し、どのように改善したのか」という点についてもチェックされています。
ここで主体性があるか、物事を自責で捉えてより高みを目指そうとする姿勢があるかなどを見ることで、その就活生の今後の伸びしろやポテンシャルをチェックしているのです。
自社が求める人物像とマッチするかを確認するため
企業はガクチカを通してその就活生の思考力やモチベーションの源泉が、自社が求める人物像とマッチしているかを知りたいとも考えています。
思考力については、物事に対してどの程度考えを巡らせ、それをどのようにアクションに落とし込むことができるのかを見ることで、社会人としてモノを売ったり課題解決のためのアイデア出しをどの程度行えるかをチェックしようとしています。
またモチベーションの源泉については、何にやる気を感じてモチベーションが高まる人材なのかを見ることで、自社での業務でも同様な効果を期待できるかを確認しています。
なお、企業は自社にマッチする人材かどうかを見るために、思考力やモチベーションの源泉についてのエピソードの端々に現れる就活生の人柄も同時にチェックしています。
就活に便利!ガクチカの書き方(フレームワーク)
ガクチカを通して企業が何を知ろうとしているのかを把握できたところで、ここからはガクチカの書き方について見ていきましょう。
ガクチカは基本的に下記のフレームワークに沿って書くと、企業側に理解してもらいやすくアピールに繋がる文章になると言われています。

ちなみに、ガクチカの書き方がよくわからないという就活生は家族や先輩などの周りの社会人に手伝ってもらったり、就活エージェントにサポートをお願いするのも一つです。
本選考を通過したESを見たい就活生必見!
伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。本選考に通過したいと考えている就活生はぜひ参考にしてみてください。
就活に役立つガクチカの書き方のポイント
実際にガクチカを書き始める前に、まずはガクチカを書く際に押さえておくべきポイントを、先ほどご紹介したフレームワークを確認しつつ把握していきましょう。

最初に結論を書く
まずは最初に、自分が学生時代に取り組んだことが何かという結論を端的に書きましょう。ここでは詳細な説明をせずに結論だけを伝えることで、この先の内容をイメージしてもらいやすくするのがポイントです。
中でも「目標達成能力」「リーダーシップ」「チャレンジ精神」のいずれかをアピールし、もし可能であればインパクトのあるエピソードを盛り込むことができると、高い評価を受けやすいと言われています。
モチベーションの源泉が読み取れるよう配慮する
なぜその取り組みを行ったのかの理由を通して、企業側はその就活生がどういったことに熱意を向けられるのかや、モチベーションの源泉がどこにあるのかを把握したいと考えています。
そのため、人から勧められたものではなく自発的に始めた取り組みについて取り上げるのがベターです。またその取り組みを始めたきっかけについても、具体的な目的意識や理由があることがポイントになります。
掲げた目標と達成するうえでの困難を明記する
ガクチカにおいては、自ら掲げた目標を明記したうえでその目標を達成するうえでぶつかった壁についても書くのがベターです。
ここでの内容が物事に対するモチベーションの源泉を把握するヒントとなることに加え、どの程度高い目標に対して努力できる人物なのかを測れる指標になるからです。
なぜその目標を設定しようと思ったのか、その目標の難易度はどの程度のものなのかを具体的に示しつつ、根拠も併せて伝えられるように留意しましょう。
またどの程度の物事に対して困難であると感じるのかもチェックすることで、業務上での困難を乗り越えられる人材かを見極めようとしている節もあります。
そのため困難に関する質問では、どの程度の困難レベルだったのか、その困難を乗り越えるまでのプロセスはどのようなものだったのか、乗り越えた結果どうなったのかといった要素を全て盛り込めると良いでしょう。
なぜそれを困難だと考えたのかという点についても言及できるとよりその難しさが伝わりやすくなります。
取り組んだ内容を具体的に書く
ここまでで述べた目標や困難に対して、実際に取り組んだ内容について具体的に書きましょう。
ここでは目標を達成したエピソードについて書く必要はありませんが、「どこに問題の本質があったのか・なぜそのアプローチを取ったのか」について考える必要があります。
「状況把握のために行ったこと→困難の根本的な要因・背景→原因解決のために実施したこと」の順番で書くことで、自分にしか書けないガクチカを作成することができるでしょう。
取り組みの中でどのような性格が活かされたかを書く
実際に行った取り組みについて書くことができたら、あとはその経験を通して自分のどういった人柄が発揮されたのかを明記しましょう。同じ事象に対しても人によって考えることや起こすアクションは異なります。
ここで自分のどういった人柄が起因してアクションを起こすに至ったのかを伝えることで、いかに自分がその企業にマッチしているかをアピールすることができるのです。
取り組みから学んだこと、どう活かすかを具体的に書く
最後に、これまで伝えた経験から得ることができた学びについて書きましょう。その企業に入社した後も活かせる学びであることを明確に伝えられるよう留意しましょう。
このようにフレームワークに沿って書くと採用担当者に伝わりやすい文章を書くことができます。書類選考を通過したESなど、過去の先輩達のES例文も確認しておくと、企業が確認したいポイントが分かるため対策を立てやすくなるでしょう。
unistyleでは、書類選考に通過したES7万件以上を無料で見ることができるため、本選考を控えている人は一度チェックしておくと安心です。
就活で使える!ガクチカのテンプレート
ここまでガクチカを書くためのフレームワークとポイントについてお伝えしましたが、それでもいまいちガクチカを書くイメージがつかめていないという就活生に向けて、ここではガクチカのテンプレートをご紹介します。
例文も掲載しておりますので、ぜひこちらをもとに自分にしか書けないガクチカを目指して作成してみましょう。
私は学生時代〇〇に力を注いできた。活動を始めたきっかけは〇〇だったからだ。そこで〇〇という目標を掲げ〇〇という活動を始めた。活動の中での一番の困難は〇〇なことだった。
そこで〇〇という背景から〇〇をする施策を行った。その結果〇〇という目標を達成できた。この経験では〇〇という人柄が〇〇の場面で活かされ、最終的に〇〇に繋げることができた。
この〇〇という困難な経験から〇〇が大切だということを学ぶことができた。
以下では上記のテンプレートと同様の流れで書かれている、みずほ証券選考通過者のガクチカを紹介します。
公認会計士試験合格に向けて勉強してきたこと。誰もが手に入れられる物ではない「専門的な知識」を持った人材になりたいと思い、昨年一年間を勉強に費やした。
しかし短期間で会計士試験に受かるためには一日八時間以上の勉強時間を高い質で確保する必要があり、大学生活と両立してこなすのは非常に困難だった。
そこで私は量を確保するには「モチベーションの維持」、質を高めるには「苦手範囲にかける時間の削減」が必要であると考え、公認会計士を目指す仲間たちと週に三回勉強会を開催することにした。
この工夫により、負けず嫌いの私は仲間と競い合うことでモチベーションを高く保つことが出来た。さらに公の場で自身の苦手分野を相談することで効率的に弱点を克服することも可能となった。
結果としては不合格だったが、この経験から継続的な努力と、目的達成に必要な要素を分析し実行に移していく力が身に付いた。
この例文では「試験合格に向けた勉強」として取り組んだことと目標をまとめて伝えていますが、取り組むことになったきっかけやぶつかった困難、それに対するアクション、結果と学んだことがテンプレートに則って書かれています。
他の例文を見たい方は、こちらからご確認ください。
ガクチカが思いつかない就活生向け!考え方のコツ
ちなみに、そもそもガクチカのエピソードが一切思いつかないという就活生もいるかと思いますので、ここでは空く地価が思いつかない時の考え方のコツをご紹介します。

困難を乗り越えた経験を思い出す
自分が頑張った経験や努力を重ねた経験としては思い出せなくても、困難を乗り越えた経験はなかったかと思いを巡らせてみると、いくつか思い当たるものがあるのではないでしょうか?
たとえば勉強や実習が上手くいかなかった経験や、アルバイト中での失敗、部活動やサークル活動でなかなか結果が出なかった経験などです。
うまくいかなかった経験があれば、何かしらのアクションを起こしてそれを乗り越えてきたはずです。
たとえば初めてのアルバイトで接客がうまくできずお客様に怒られてしまったという経験があれば、お客様からの評判が良い従業員の話し方や表情の作り方、気の配り方などを徹底的に真似してコミュニケーションを円滑に取れるようになった、などのエピソードを思い出せる可能性があります。
自分の強みを発揮できた経験を思い出す
すでに自己分析を終えている就活生が多いかと思いますが、その際に洗い出した長所について考えてみましょう。なぜ自分はそれを長所だと考えたのかを考えると、その長所が活かされたエピソードを思い出すことができるはずです。
褒められた経験を思い出す
自分では当たり前に感じていたことでも、周りの人からすれば十分に強みである場合があります。そのため、人から褒められた経験を思い出し、そこから自分がどういった行動を取り結果に繋げることができたのかを考えてみましょう。
本選考を通過したESを見たい就活生必見!
伊藤忠商事・任天堂・講談社・味の素・集英社・アサヒ飲料・大日本印刷・資生堂・イオングループなど全958社の本選考に通過をしたエントリーシート77,203枚(2024年3月時点)を無料で閲覧できます。本選考に通過したいと考えている就活生はぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ
大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、
就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。
同じ条件の就職・転職記事
履歴書の志望動機のポイント|元キャリアアドバイザーが解説
※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるプロモーションを含みます。 ※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
2025.04.11
【履歴書】封筒の書き方&入れ方マニュアル(郵送・手渡しの場合)
※本記事は弊社公式サービスならびにアフィリエイト広告によるプロモーションを含みます。 ※「キャリアトラス」は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業(許可番号13-ユ-313782)の許可を受けている株式会社ネオキャリアが運営する就職・転職情報サイトです。
2025.04.08