就活生がガクチカでアルバイト経験を効果的にアピールするポイント4選【選考通過例文あり】

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「ガクチカでアルバイト経験をアピールしたいけどどう書けば良いんだろう?」
「そもそもアルバイトのどんな経験を書けば良いんだろう?」

このように、ガクチカでアルバイト経験をアピールしようと考えているものの、何をどのように伝えれば良いのかわからないという就活生は少なくありません。

本記事では就活生がアルバイト経験を効果的にアピールするポイント4選をご紹介いたします。実際に選考を通過したガクチカの例文も掲載しておりますので、ぜひ参考にしてください。

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この記事のまとめ

  • アルバイトのガクチカでは「企業名の明記」「略称・専門用語の使用」に注意が必要
  • アルバイトのガクチカでは「継続力」「リーダーシップ」「ホスピタリティ精神」などをアピールしやすい

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【例文】大手企業選考通過者によるアルバイト経験のガクチカ

では、具体的にはどのようなガクチカが評価されるのでしょうか?ここでは実際に大手企業の選考を通過した就活生のガクチカをご紹介いたします。

アルバイト経験のガクチカ回答例(アビームコンサルティング)

あなたが自分で考え行動し、成果を残した最も大きな経験を教えてください。
※入学試験を除く、大学入学以降の経験。(400文字以内)


私が成果を残した経験はSNSを用いた集客である。私が働いていた飲食店には、立地が原因で若者の来店数が少ないという課題があった。
金銭的に余裕がなく、失敗を避けたい気持ちが強い若者への知名度向上には直接的な口コミを増やすことが最適だと考えた。
そこで、若者に認知度が高いSNSであるInstagramのアカウントを開設し、そのフォローと写真投稿でドリンク一杯を無料にするサービスを立案した。
そして、社員に許可を得た上でアルバイトの協力を仰ぎ、来店した若者にこの無料サービスの提案を行った。
その結果、私の退職時には一日一組がInstagramを見て来店するようになり、その後もInstagram経由での来店が増え続けていると聞いた。
この経験を通して、前例がない分野に挑戦する抵抗がなくなり、人を巻き込んで計画を遂行する力を得た。入社後はこの力を活かし、挑戦心を持ち続けながら組織をけん引する人材でありたい。

引用元:unistyle「【内定】エントリーシート(ビジネスコンサルタント)」

アルバイト経験のガクチカ回答例(明治安田生命)

学生時代、あなたが1番力を入れたこと

塾講師アルバイトにて「お客様を深く知ること」に注力し、目標を達成したことである。当時、13名の生徒を担当させていただく中で、「生徒各々の特徴を考慮した授業」を提供できていないという点に課題意識があった。そこで、以下の施策を実践した。
1) 【信頼関係強化】のために保護者と必ず週一で電話にて意思疎通を図り、保護者の不安や要望をこまめにヒアリングし、授業内容の見直しをその都度行った。
2) 【生徒に寄り添う】ために授業時間後の10分間に「雑談タイム」を導入し、学校生活や部活や将来のことなど、勉強以外の相談も気軽に行える体制を整えた。
これにより今まで以上に「お客様を深く知ること」ができ、保護者の方との目線合わせを踏まえた、双方が納得のいく授業を実施できた。
その結果、13名全員を第一志望校合格に導くことができた。この経験から「積極的に相手を知り、ニーズを深堀りすること」が最適な提案につながるということを学んだ。

引用元:unistyle「【内定】エントリーシート(career A)」

アルバイト経験のガクチカ回答例(野村総合研究所(NRI))

学生時代、自身で最も"挑戦した"と思えることは何ですか?
※周囲を巻き込んだ・チームで取り組んだことがあれば優先してお聞かせください。(400文字以内


大学の部活動で、チームを輝かす「接着剤」になったことだ。私がこれに取り組んだ理由は、仲間を輝かせることに熱い想いがあったからだ。私たちの

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引用元:unistyle「【内定】エントリーシート(テクニカルエンジニア)」

就活の選考でガクチカを聞かれる理由

そもそも、なぜ企業は就活の選考でガクチカを質問するのでしょうか?具体的な理由としては下記が挙げられます。

何に挑戦し、どのような成果を出してきたのかを知るため

その就活生が学生時代にどういったことに挑戦し、どういった成果を出してきたのかを知りたいと企業は考えています。

もちろん、一般的には学生がまず経験できないような取り組みを行ったり成果を残したりしている場合にはそれ自体が評価の対象となりますが、そういった経験は就活の評価基準の一部に過ぎず、それだけで周りの就活生と大きな差をつけられるわけではありません。

成果の規模にかかわらず、その経験からどういったことを学び、その学びをいかに次へ活かせるかが重要な指標となります。

そのため、ガクチカでは「その経験から得た学びが志望企業の業務で活かせるものである」ということを示すことが大切です。

またガクチカでは「その経験に対してどのように取り組み、どういった課題や目標に対して行動し、どのように改善したのか」という点についてもチェックされています。

ここで主体性があるか、物事を自責で捉えてより高みを目指そうとする姿勢があるかなどを見ることで、その就活生の今後の伸びしろやポテンシャルをチェックしているのです。

自社が求める人物像とマッチするかを確認するため

企業はガクチカを通してその就活生の思考力やモチベーションの源泉が、自社が求める人物像とマッチしているかを知りたいとも考えています。

思考力については、物事に対してどの程度考えを巡らせ、それをどのようにアクションに落とし込むことができるのかをチェックすることで、社会人としてモノを売ったり課題解決のためのアイデア出しをどの程度行えるかを見ようとしています。

モチベーションの源泉については、何がきっかけでモチベーションが高まる人材なのかを見ることで、自社での業務でも同様な効果を期待できるかを確認しています。

なお、企業は自社にマッチする人材かどうかを見るために、思考力やモチベーションの源泉についてのエピソードの端々に現れる就活生の人柄も同時にチェックしています。

アルバイト経験をガクチカで伝える際のポイント4選

アルバイト経験をガクチカでアピールする際には特に念頭に置いておいていただきたいポイントがありますので、ここで簡単に把握しておきましょう。

数値などの定量的な表現を用いる

まずは数値などの定量的な表現を用いることが挙げられます。

たとえば「アルバイト先の飲食店の売上を上げることができた」とだけ伝えても、企業側からするとそれがどの程度のインパクトなのか、それがどれほど素晴らしい成果なのかがいまいちよくわかりません。

そこで「売上を前年比で40%UPさせることができた」などと数値で表現することで具体的かつ客観的に情報を伝えることができ、より強いアピールができるようになります。

アルバイト経験について伝える際には人数や件数、金額などがアピールしやすい指標として挙げられます。できるだけ抽象的な表現を避けて具体的に伝えるようにしましょう。

エピソードに自分の考えや想いを盛り込む

学生が経験できるアルバイトは種類が限られているということもあり、アピール内容や文章が他の就活生と似てしまいやすく採用担当者からは「また同じようなガクチカだな・・・」と思われてしまいやすい難しさがあります。

そこでアルバイト経験を伝える際に自分の考えや想いを盛り込むことで、他の就活生と差別化を図りやすくなります。

たとえば「アルバイト先の集客が伸び悩んでいる原因が20代のユーザーにアプローチできていないことだった。そこでSNSマーケティングを提案・実践し、新規顧客を前年比で25%UPさせることができた」という内容を伝えたいとします。

この時、下記のように「なぜSNSマーケティングを提案したのか」「どのように実践したのか」についても自分の考えや想いを盛り込みつつ具体的に触れることで、より説得力を持たせられ、人柄や行動力についても同時にアピールできるガクチカにすることができます。

アルバイト先のカフェが集客で伸び悩んでいる原因として、20代のユーザーにアプローチできていないことが挙げられました。
そのお店はアルバイトでお世話になる前から通っていた思い入れの強いお店だったということもあり、何か自分にできることはないかと考え、周りの友人十数名にヒアリングを実施し、どのようにしてカフェを探しているかを探りました。
すると、全体の8割がインスタグラムやTikTokなどのSNSでお店を探していることがわかり、私はお店にSNSマーケティングの実施を提案しました。結果、SNS運用を始めて4ヶ月経つ頃には新規顧客を前年比で25%増加させることができました。
私はこの経験から、困難にぶつかった時には自分たちでアクションを起こせる要因が明確になるまでリサーチを続け、着実に行動を起こしていくことの大切さを学びました。

企業名や店舗名は明記を避ける

ガクチカにおいては企業名や店舗名を明確に書くのを避けるのが無難です。

アルバイト先として挙げた企業が競合他社である可能性があるほか、「守秘義務を守れない人材なんだな」という印象を与えるリスクもあるためです。

略称・専門用語を使わない

つい使ってしまいがちですが、「バイト」「ファミレス」などの略称も避けるのが無難です。略称を使ってはいけないというわけではありませんが、こうした略称を使い過ぎると口語感が出てしまい、ラフな印象が強まりやすいからです。

また、専門用語も使用しないのが無難です。たとえば飲食業界であればバッシング(お皿を下げること)やトレンチ(お盆)、アパレル業界であればプロパー(定価の商品)といった専門用語は採用担当者に伝わらない可能性があります。

就活に便利!ガクチカのフレームワーク

ここからはガクチカの書き方について見ていきましょう。ガクチカは基本的に下記のフレームワークに沿って書くと、企業側に理解してもらいやすくアピールに繋がる文章になると言われています。

ちなみに、ガクチカの書き方がよくわからないという就活生は家族や先輩などの周りの社会人に手伝ってもらったり、就活エージェントにサポートをお願いするのも一つです。

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ガクチカでアピールしやすいアルバイト経験

さて、ここまででガクチカのポイントについてお伝えして参りましたが「アルバイトのガクチカってどんなことを取り上げれば良いんだろう・・・」と悩んでいる就活生も多いことと思います。

そこでここではガクチカでアピールしやすいアルバイト経験についてご紹介します。

一つのアルバイトを長期間続けた経験からアピールできる能力
→継続力・コツコツと努力をし続ける力
リーダー経験からアピールできる能力
→チームワーク・コミュニケーション能力・リーダーシップ力
接客経験者がアピールできる能力
→コミュニケーション能力・上昇志向・ホスピタリティ精神

一つのアルバイトを長期間続けた経験

一つのアルバイトを長期間続けた経験がある就活生は、その経験の中で継続力やコツコツと努力し続ける力を培うことができていると考えられます。

物事を続けていくうえでは時に大変だな、辞めたいなと感じる瞬間があるものですが、そんな思いを乗り越えて努力し続けられた就活生は、アルバイトを続けていく中で何かしらの価値をそこに見出せたのではないでしょうか。

顧客に喜ばれることに喜びを感じた、成果が数値で見えたことでやりがいに繋がった、自分のアイデアが形になっていくことに大きな達成感を感じたなど、就活生によってそのアルバイトを続けてこれたことに理由があるはずです。

その理由は就活において非常に重要になります。というのも、それがご自身がこの先働いていくうえで仕事に求めるものに直結していくからです。

企業は「この会社で長く働いてくれる人材か」という観点を持ちながら選考を行っています。そのため、アルバイト経験を通じて長期間働いたからこそ見えた課題やそれを解決したエピソードなどを書くことができると、より良いアピールができるでしょう。

リーダー経験

リーダー経験のある就活生や、組織をまとめる経験をしたことがある就活生は、自分がリーダー(まとめ役)に選ばれた理由やリーダーとしてどう仕事にあたったのかを具体的にまとめてみましょう。

人をまとめたり指導したりする能力は社会人になってからも求められます。中でも出世していきたい、自分主体のプロジェクトを立ち上げたいといった考えの就活生には必須ともいえます。

アルバイトリーダーとしていかに他のメンバーのモチベーションを高め、より良い職場づくりに貢献したかのエピソードを書くことができると、一層説得力のあるガクチカになるでしょう。

たとえば「アルバイトを休むメンバーが多く職場が回っていなかったため、シフト管理の見直しを行って働きやすい環境になるよう改善した」「メンバーそれぞれの強みを最大限活かせるよう、それぞれの傾向をヒアリングして把握したうえで持ち場の調整を行った」などのエピソードが考えられます。

接客経験

接客経験がある就活生であればコミュニケーション能力やホスピタリティ精神などをアピールすることができます。

商品やサービスを提供する際、ただ自分が売りたいモノを訴求するだけではユーザーのためになるベストなアクションといえません。顧客としっかりとコミュニケーションをとり、かゆいところに手が届くような価値提供が必要です。

またどうしたらより良いサービスを提供できるかを考える力や、どうしたら顧客とより良い信頼関係を築けるかを考えて工夫する力も評価されるポイントになり得ます。

このようにアルバイト経験はガクチカとしてアピールしやすいですので、自分自身のアルバイト経験を振り返り、アピールできる点がないかを確認してみましょう。

「アルバイト経験をアピールしたいけどどのようにアピールしたら良いか分からない・・・」と思っている人は、unistyleに掲載されている例文を参考にしてみても良いかもしれません。

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この記事を書いた人

就・転職専門ライター
さりぃ

大学時代は法学を専攻、卒業後は人材紹介企業にて約5年間就・転職専門ライターとして累計1,000本以上の記事を執筆。並行して、第二新卒層をターゲットとした就・転職支援事業のサービスサイトの管理責任者としてWebマーケティングも担当しておりました。
いわゆる「フリーター」というポジションから正社員としての働き方に切り替え、サービスサイトの責任者を任せていただけるまでになった経験を活かし、 就・転職のノウハウだけでなく、「人生の選択肢の多様性」「自身の選択への向き合い方」について発信することで少しでもお役に立てれば幸いです。

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