保育士の人間関係は最悪？解決策5選とストレスから解放される「最終手段」とは

保育士の人間関係は最悪？その原因とは

【体験談】保育士が人間関係に疲れた時のエピソード

では、保育士が人間関係に疲れたエピソードとしては具体的にどういったものがあるのでしょうか。Xには保育士同士の人間関係、子供たちの親との関係における体験談が投稿されていました。まず、保育士同士の人間関係においては下記のようなものが投稿されています。

知っている限り大半の保育士は日々誰かの文句、陰口、悪口を言っています。

最初の矛先は経営者や管理者、次は自分に反論する同僚や後輩、次はパートナー。

質が上がらない原因の一つには、自己研鑽よりも人の悪口を研鑽しているからかもしれません。

悪口の質は上がっています。

— syunsuke@fef@貧乏でも社長 (@syunsukefef5111) December 25, 2024

先月の27日から、子供の調子が悪いだの保育園に行きたがらないだので12連休かましてる同僚いるんだけど、そろそろキレていい？

— 🌳ななみんみんぜみ🦖🦕 (@nanami_3324) January 7, 2025

保育士たちほんとに親の前ではいい事しか報告しない。子どもに鬼の形相で叱って泣かせて同僚にもさんざん「この子マジ嫌い」とか言っておきながら、親の前では「◯ちゃんほんと可愛い〜☺️うふふ」みたいなの散々見た。
そして良い園と評判だったよ。

— 薄紫 (@ajrScdwEkr) January 7, 2025

仕事辞めた！

長いこと保育士やってました！

それなりにキャリア積んで気がついたらそれなりのポジションになり...
本当に毎日忙しすぎたのと、職場の人間関係に疲れ果てた！めんどくせぇ！ほんと！w

あと不真面目だからやっぱり向いてねぇわ！w よく耐えたわ！偉い！…

— ぽんぽこみ三毛猫Vstreamer@Twitch (@pon_summer) January 8, 2025

辞めたのはまさに、ストレスを溜めた同僚保育士達が分からない程度に2歳児以下を虐めていたからです。プールに落としたり、わかりにくくつねったり。私は学説的な話しではなくて、実際に話せない子を他人に預けるのは、しなくて済めばしない方が良いと考えています。

— にゃん (@tomotoku4321) January 6, 2025

保育士同士の人間関係の悪化の具体的な要因としては、お互いの考え方や価値観の違いのほか、日頃の行動が原因で同僚保育士を信頼できないことなどが挙げられるようです。

ちなみに保育士と保護者の人間関係に関する投稿も一部見られました。あくまで保育士側の視点での投稿内容になりますが、保育士は保護者に対して「周りの子供たちや保護者、職員への配慮に欠けている」と感じた場合などに過度のストレスを感じているようです。

保育士が人間関係に疲れた時の解決策5選

では、保育士の方が人間関係に疲れた時には一体どのように改善すれば良いのでしょうか。ここでは中でも効果的な解決策をご紹介いたします。

20代・30代の保育士向け転職サービス！

20万人以上の保育士さんが利用している「ヒトシア保育」は、東京・神奈川はもちろん、千葉・埼玉・大阪・愛知などの全国各地の求人を多数掲載しています。登録すると非公開求人も紹介可能です。各エリアに特化したコンサルタントが一人ひとりに寄り添い、無料で転職活動をサポートしてくれるため、初めての転職も安心してスタートできます。

あえてコミュニケーション量を増やす

人間関係がうまくいかない原因は意外にもコミュニケーション不足にあることが多いです。日々のコミュニケーション量が少ないと相手の思考・行動の傾向を把握できないまま付き合うことになり、必然的に相手の精神的な地雷を踏みやすくなってしまいます。

「なんでそんな言い方するんだろう」「急に謎のスイッチ入るよなこの人、何が気に食わなかったんだろう」などと感じた経験はないでしょうか。これは、相手がどのようなことを嫌い、苦手としているかを把握していないことに原因があるかもしれません。

たとえば周りからは自信があって強そうに見える人でも、実は自信のなさから自分を大きく見せているという場合があります。こういった方はプライドが高い傾向にあるため、さほど親しくない同僚保育士から特に気を遣った枕詞もないままぶしつけに注意を受けてしまうと、ただただストレスを感じて反発する可能性が高いです。

こういったタイプの方には、その人の尊敬できるところやその人に感謝している点を見つけ、気づき次第会話に織り交ぜてちょくちょく伝えるのがポイントです。

それにより相手は「この人はきちんと私を見てくれている、理解して認めてくれている」と感じるようになるため、ちょっとした注意も聞き入れてくれやすくなるだけでなく、無駄に敵対心を抱かれることも避けられます。

このように、人間関係を良好に保つにはまず相手の傾向を把握することが肝心であるため、周りとのコミュニケーション量があまり多くないなと感じている方は、ちょっとした合間に少しだけ会話してみるなど、コミュニケーションを積極的に取ることを心がけてみると良いでしょう。

挨拶、感謝、謝罪はきちんと伝える

「おはようございます」「おつかれさまでした」「ありがとうございます」「申し訳ございません」といった挨拶、感謝、謝罪の意ははっきりと相手に伝わる形で投げかけるようにしましょう。

一見当たり前のことではありますが、これが不足していることから人間関係の悪化に繋がっているケースは非常に多いです。特に一人あたりの業務量が多く職員がみな疲弊している環境などでは、こういった当たり前がどんどん希薄になってしまいます。

挨拶は相手の耳に届かなければしていないのと同義ですので、声が小さくて相手に届いていない場合、礼儀に厳しい先輩や上司からは良く思われないかもしれません。明るい表情でさらりと「おはようございます」と言われて気分を悪くする人は基本的にいないはずですので、最低限のコミュニケーションとして明るくはっきりとした挨拶を心がけてみましょう。

そして何か仕事をしてもらったら、それがその人の当たり前の業務であったとしてもひとまず「ありがとうございます」と伝えるだけでも随分と場の雰囲気が和みます。

もしミスをしてしまった場合には「申し訳ございません、〇〇が原因のようなので次からは注意します」などと明確な謝罪を入れるだけで、誠意が伝わり敵を作りにくくなります。ミスは誰にでもあることですから、同じミスを繰り返さぬよう心がけるだけでも信頼に繋がるはずです。

これらは保護者に対しても同様です。こちらが笑顔になるだけでも場の空気が良くなりますし、気遣ってもらった部分には感謝を、至らないと感じた部分には謝罪の言葉を添えるだけで関係性は少しずつ良化していくでしょう。

保育スキルをUPさせる

先ほど触れた内容にもリンクしますが、スキル不足で注意や嫌味を言われ、それがきっかけとなって人間関係が悪化することもあります。

「あの人はミスをしても謝らないよなぁ」「なんで同じミスを繰り返すんだろう」と感じる人に対して良いイメージを持つ人はいませんよね。また長く勤めているのになかなかスキルアップせず、ずっと要領が良くない職員に対しても周りはストレスを抱きやすいです。

そのため、一度したミスについてはノートにメモして時々見返し注意を心がけるなどの工夫のほか、具体的なスキルアップに努めることが有効といえます。

たとえばぐずっている子供への対応が上手い先輩を真似してみる、デスクワークの効率アップを図る、イベントの準備の際に積極的にアイディアを提案するなど、スキルアップを目指すことにより保育園全体の能率がアップすれば自分だけでなく周りの負担も軽減して、信頼を得ることにも繋がります。

頑張りが伝わることで職場に活気がわいてくるきっかけにもなりますので、ぜひこちらについても無理のない範囲でチャレンジしてみると良いでしょう。

必要最低限の関わり方に留める

保育園の職員全員と仲良くできればそんなに良いことはありませんが、中にはどうしても馬が合わない人や考え方を理解し合えない人もいるでしょう。その場合は「仕事上の付き合い」と割り切り、必要最低限の関わり方に留めるのがベターな場合もあります。

最低限の挨拶に留め、業務上必要な会話だけに限定し、休憩時間なども極力その人と同じ空間で過ごさないようにしましょう。

最初は勇気がいるかもしれませんが、意外と人は自分のことに精一杯で周りの動きにはさほど気を留めていないものです。保育園の運営に差し支えない程度に距離を置いてみると、お互い気が楽になるかもしれません。

それでもストレスが解消しなかったら

さて、ここまでで保育園の人間関係の悩みの解決策をお伝えしてきましたが、場合によってはそれでもストレスが解消しない場合があります。この場合は下記2つの方法を試してみると良いでしょう。

実際に転職する気はなくても、一旦転職サイトで求人検索をかけて「自分はいつでも転職できるもん」と考えるだけでも気持ちが楽になるものです。希望条件で絞り込んで検索をかけてみると、案外理想の職場が見つかるかもしれません。

また、転職エージェントで人間関係が良好な職場を紹介してもらうことも有効です。万が一内定が出ても辞退することはできるため、人間関係で悩んでいる方は一度転職活動をしてみるのも一つでしょう。結果として素敵な職場に出会えればそんなにラッキーなことはありません。

転職エージェントであれば求人選びのアドバイスや細かい選考対策を講じてくれるほか、企業との面接日程の調整や入社条件の交渉の代行もしてくれるため、働きながらの転職活動でもさほど負担はないでしょう。

特に「ヒトシア保育」などの保育士専門の転職エージェントであれば担当者から保育園のリアルな職場環境を聞けるため安心です。ぜひ一度無料相談をしてみると良いでしょう。