保育補助とは?仕事内容やなり方、保育士との違いをメリット・デメリット含めて徹底解説

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保育の現場の人手不足を解消するために、注目を集めている職種・職業が「保育補助」です。

保育士として働いているけれど現在の職場での仕事がしんどく、もっと負担を減らして働きたいという方や、無資格でも保育の仕事に関わりたいと思っている方に向けて、保育補助の仕事内容やなり方、保育士との違いなどを解説しています。

メリット・デメリットについても触れているので、保育補助になりたいと考えている方は必見です!

保育補助とは

まずは、保育補助という職種・職業の仕事内容となり方について解説していきます。

厚生労働省「職業情報サイトjobtag」』によると、一般的に保育補助と呼ばれている職業の正式名称は、「保育補助者」で、「保育施設などで、主に保育士をサポートして、子どもたちの世話や保育を円滑に進めるための環境を整える仕事」を行います

また、『総務省統計局「令和2年国勢調査」』によると、全国で保育補助者として働いている方は、456,590人います。同様の調査で保育士は634,080人いるというデータがあるので、保育補助の仕事が保育士の人手不足を解消していることがよくわかるでしょう。

保育補助の仕事内容

では、保育補助は具体的にどのような仕事を担当するのでしょうか。

厚生労働省「職業情報サイトjobtag」』には、

  • 子どもの着替え
  • 食事の世話
  • 食器や寝具の準備・片付け
  • 遊びの見守り
  • 施設内の整理整頓・清掃・消毒
  • 食事や昼寝の準備・後片付け
  • おむつ替えやトイレ・手洗いの介添え
  • 寝かしつけ
  • 散歩への同行
  • 保護者への連絡事項の伝達や電話応対

などが記載されており、保育補助の業務内容が多岐にわたることがわかります。

基本的には、保育士の業務をサポートすることが主な業務ですが、それぞれの園や施設の状況に応じて業務の範囲は異なるようです。

保育補助のなり方

保育補助の業務について見てきましたが、保育補助になるにはどうしたら良いのでしょうか。

保育補助に資格は必要ない?

厚生労働省「職業情報サイトjobtag」』によると、入職にあたって必須となる学歴や資格はありません

そのため、他業界や異業種から保育補助に転職する場合でも、資格がなく未経験の方であっても入職することは可能です。

保育補助になる際の注意点

ただし、求人によっては保育士資格を取得予定の方に限定しているものや、入職後に子育て支援員の資格を取得する必要があるといったように、応募要件に条件が付いていることもあります。

実際に保育補助の求人を探す際には、応募要件を事前にきちんと確認することが肝心です。

子育て支援員についてはのちほど解説します。

▼子育て支援員についての章へ移動する
子育て支援員の資格を取る

保育補助と保育士との違い

保育補助と保育士では、どのような点で違いがあるのでしょうか。

業務内容

保育士資格があれば、クラス担任になることができます。逆を言うと、保育補助はクラス担任を持つことはできません。なので保育補助は、連絡帳を書いたり、指導案を作成したりとクラスを運営するための業務は基本的には行いません。

また、イベントや行事企画についても保育士がメインとなって企画や運営を進めていくので、保育補助はそのサポートに回ることが多いでしょう。

先述しましたが、園や施設によって保育補助の業務範囲は異なります。具体的な内容については園見学や選考のタイミングで直接園の担当者に確認する必要があります。

雇用形態

保育士は正社員が多いですが、保育補助はパートやアルバイトの雇用形態が多い傾向にあります。

以前は保育士として働いていたけれど、出産や育休を経て復帰する際、短時間で柔軟な働き方が可能な保育補助が良い

といった、ライフスタイルの変化により保育補助を希望する方が多いです。

このあと、保育補助のメリットとデメリットについても解説するので、参考にしてみてください。

▼保育補助のメリット・デメリットの章へ移動する
保育補助のメリット・デメリット

保育補助の求人

ここでは、保育士専門の転職サイトであるヒトシア保育で取り扱いのある保育補助の求人例を3つご紹介します。

保育補助の求人例1

雇用形態 パート・アルバイト
応募条件 資格不問(保育士資格があると尚可)
給与 時給 1,200円 〜 1,300円(固定残業代なし、別途残業手当支給。昇給あり)
勤務時間 シフト制。15:00-19:00の間で1日実働3時間~相談可。
休日・休暇 土日祝に加えてシフトによる休み
運営元 社会福祉法人
求人の特徴 認可保育園。最寄り駅から徒歩7分。交通費一部支給。
業務内容 保育業務全般の補助。希望の勤務時間や経験、所持資格等に応じる。

保育補助の求人例2

雇用形態 パート・アルバイト
応募条件 資格不問
給与 時給1,082円〜(昇給あり)
勤務時間 シフト制。勤務日数、時間は応相談。短時間も可。
休日・休暇 日祝に加えてシフトによる休み
運営元 社会福祉法人
求人の特徴 認可保育園。交通費一部支給。未経験の方歓迎。
業務内容 有資格保育士の補助業務。

保育補助の求人例3

雇用形態 パート・アルバイト
応募条件 保育士資格(※無資格での応募も可)
給与 時給1,170円~(無資格の場合)
勤務時間 シフト制。週3日、1日実働4時間~相談可。
休日・休暇 日祝に加えてシフトによる休み
運営元 株式会社
求人の特徴 認可保育園。交通費全額支給。有給消化率高め。
業務内容 保育補助。日常生活や行事のサポート。

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保育補助のメリット・デメリット

保育補助として働くメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

保育補助に就職、転職するか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

メリット

まずは、保育補助のメリットです。

POINT

    資格がなくても保育の現場で働ける
    勤務時間の調整がしやすい
    保育士と比べて業務負担が小さい

資格がなくても保育の現場で働ける

先ほどの章でも解説したように、保育補助の仕事に就くには特に必要な経験や資格はありません。

したがって、他領域や異業種から子どもに関わる仕事をしたいと考えている方におすすめです。

一部の園や施設では、保育士資格の取得をサポートする制度を用意している場合もあるため、保育補助で入職をし、働きながら保育士の資格を取ることも可能でしょう。

勤務時間の調整がしやすい

保育補助は、基本的にはパートやアルバイトの雇用形態が多いです。

そのため、シフト制で正社員の保育士として働くよりも時間の融通が利きやすいでしょう。

残業が少なめの保育補助求人を選ぶことで、保育士として働くよりも働きやすくなります。

保育士と比べて業務負担が小さい

保育士の仕事で辛いと感じる点としては、労働時間の長さや業務負担の重さではないでしょうか。

保育補助は保育士と比べて、シフト制で労働時間の調整ができるうえに、クラス担任を持つことがないため、クラス運営に関わる業務をしなくてもよくなります。

特に、以前は保育士として働いていたが業務負担を減らしつつ、子どもに関わる仕事は続けたい、と考えている方には、保育補助がおすすめです。

実際に以下のような口コミがありました。

東京で転職

(省略)私も産後は保育士復帰考えてるんですが、前回の職場がブラックだったのと正社員で担任持つとなると心身共に持つかなあと不安で💭
保育補助が無難かなとかめっちゃ悩んでます😭(省略)(X(旧:Twitter)より)

ブランク歓迎の求人もあるので、復帰後のサポートもしてもらえるでしょう。

デメリット

次に、保育補助のデメリットです。

POINT

    子どもと関わる機会が減る可能性がある
    保育士と比べて給料が安定しない

子どもと関わる機会が減る可能性がある

お伝えしているように、保育補助はクラス担任を持つことができません。

したがって、保育士として働きクラス運営をする場合に比べて子どもと関わる機会が減る可能性があります。

園や施設によって業務範囲は様々ですが、子どもと関わることを第一に考えている方にはデメリットとなってしまうでしょう。

実際に、以下のような口コミがありました。

東京で転職

私も保育補助の仕事していて、園児や園児の兄弟が寄ってきたり、ぎゅーを求められたり、大好きって言われると本当幸せな気分になります。保育士資格無く、やってることは掃除、雑用ばっかりで心折れたりしますが、子供の笑顔は頑張る源です。(省略)(X(旧:Twitter)より)

保育補助の求人に応募する場合は、具体的な業務内容を確認するとともに、どのくらい子どもと関わる機会を持つことができるかも確認しておくことが得策です。

保育士と比べて給料が安定しない

保育補助は、パートやアルバイトの雇用形態が多いと解説してきましたが、正社員の保育士と比べると給与水準がどうしても下がってしまいます

また、時給制なので勤務時間が多い月と少ない月で、月あたりの給与に波が出てしまうこともあるでしょう。

業務負担量や働きやすさを天秤にかけて、どちらが自分にとって大切にしたい軸なのかは慎重に見極める必要があります

ただし、保育士の資格を保有している方は、無資格の方と比べて時給が上がる場合もあるので、気になる求人を見つけた際は直接園や施設の担当者に確認してみましょう。

関連記事

保育補助の給料っていくらくらい?初任給、年収、ボーナス事情を紹介

保育補助で給与を上げる方法

「保育補助として働きたいけど、給与が下がってしまうことは困る・・・」と考えている方もいるのではないでしょうか。

そのような方に向けて、ここでは保育補助で給与を上げる方法をご紹介します。

子育て支援員の資格を取る

無資格で保育補助に就職、転職することを考えている方には、子育て支援員の資格を取得することをおすすめします。

厚生労働省「「子育て支援員」研修について」』によると、子育て支援員とは、各自治体が実施している研修を修了することで認定される資格のことで、保育や子育て支援分野に関わるうえで必要な知識や技術を習得することができます。

8科目・8時間の基本研修に加えて、各コースに合わせた専門研修があります。

受講する自治体やコースによって、修了までにかかる時間や実施内容に差がある場合もありますので、各自治体の情報をチェックしましょう。

子育て支援員の資格を保有していると、手当が出る場合があるため、保育補助として働く際に給与がアップする可能性があります。

この点についても、求人に応募する際に確認してみると良いでしょう。

好条件の保育補助求人を探す

保育士資格を保有していて、保育補助として復帰することを検討している方は、保育士資格保有者を優遇している求人を探してみることをおすすめします。

求人によっては、資格の有無で時給が200円も変わります

求人の探し方については保育士転職サイトで、「保育補助」の条件で自分で求人を探すか、保育士専門の転職エージェントに自分の希望に合った求人を提案してもらう方法があります。

エリアや保育園の情報に詳しいアドバイザーから求人を提案してもらうことで、非公開の好条件求人に出会うことや、園とのミスマッチを防ぐことができるでしょう。

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保育補助とはについてまとめ

本記事では、保育補助の仕事内容やなり方、メリット・デメリットなどについて解説してきました。

異業種から保育業界に転職したい方や、保育士資格を持っていて出産、育休を経て保育の仕事に復帰したい方におすすめの職種・職業といえるでしょう。

メリットとデメリットを踏まえたうえで、就職・転職の決断をすることが大切です。

少しでも不安がある方は、保育士専門の転職エージェントを利用することができます。たとえばヒトシア保育では、キャリアアドバイザーが求職者の悩みに寄り添いつつ、希望に沿った求人の提案をしてくれるでしょう。

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この記事を書いた人

保育ライター

保育業界専任ライター
ゆいはん

大学時代に様々なテーマでライティング経験を積む。大学卒業後は、メディア事業を行う企業にてコンテンツマーケティングを学び、キャリアトラスでは保育領域の記事作成に従事。
保育士さん一人ひとりのキャリアに向き合い、個々人に合った保育園やお仕事選択を全力でサポートします。保育業界に関わる皆さんの明るい未来への一助になれば幸いです。

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