保育補助の給料っていくらくらい?初任給、年収、ボーナス事情を紹介

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「保育補助の仕事は無資格・未経験でできるらしい!でもその分お給料が低かったりしないかな」と不安ではありませんか?

本記事ではそういった方に向けて保育補助の給料水準について詳しくご紹介いたします。初任給や年収、ボーナス事情もお伝えしますのでぜひ参考にしてください。

この記事のまとめ

  • 保育補助は保育士などの保育資格保有者の業務全般のサポートを行う仕事
  • 保育補助は無資格・未経験でも就ける仕事
  • 保育補助の年収水準は約394.3万円で平均的

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保育補助の給料事情

保育補助は「保育補助者」とも呼ばれ、保育士などの保育資格を持っている人の業務全般のサポートを行う仕事です。保持者は認可保育所や認可外保育所、小規模保育園、託児所などの保育施設で働くことができます。

無資格・未経験でも働けるため未経験から保育の仕事に携わりたい方に人気となっていますが、ブランク明けの保育士さんなども活躍しやすい仕事です。

「無資格・未経験で働ける分給料が低いんじゃないか」と不安な方もいらっしゃるかと思いますので、ここからは保育補助の給料事情を見ていきましょう。

保育補助の年収

厚生労働省が運営している『職業情報提供サイト・jobtag「保育補助者」』によれば、保育補助の年収水準は約394.3万円となっています。

こちらはこのデータの元となっている『厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」』にある全体の平均年収・約382万円(賃金構造基本統計調査で算出されていた月収×12ヵ月分の数値)をわずかに上回っており、おおむね平均的な水準といえます。

同じく『jobtag「保育補助者」』によれば、ハローワーク求人統計データをもとにすると保育補助の平均月収は約18.1万円となっていますが、この数値自体は全体的に見てあまり高いとはいえません。

ちなみに同資料によれば保育補助として働いている方のうち、正規の職員・従業員として働いている方は35.6%、パートタイマーが71.2%、派遣社員が8.5%、契約社・期間従業員が3.4%、アルバイト(学生・それ以外計)が10.2%となっています。

『jobtag「保育士」』ではいわゆる正社員の割合が62.7%となっており、こちらと比較してもわかるように保育補助の正社員割合は少なめです。

無資格・未経験でも働ける分就業へのハードルが低いことが直接的な要因として考えられますが、賞与(ボーナス)は基本的に正社員しか得られないほか、職場によっては正社員に限り得られる手当などが存在しますので、この点には留意しましょう。

なお、保育補助は保育士などと比べると安定収入を得にくいため、保育補助の仕事をしながら保育士資格を取得して保育士へのキャリアアップを目指す方も多いです。

保育補助とは?本当に無資格・未経験でも働ける?

改めて保育補助とは、保育士などの保育資格を持っている人の業務全般をサポートする仕事です。無資格・未経験からチャレンジできることから人気がありますが、特別な資格が不要で学歴にも左右されにくい分、携われる業務範囲はある程度限られます。

【保育補助の主な業務】

保育室の片づけ、掃除
食事やおやつの準備、手伝い、片付け
保育日誌の記入
子どもの遊びの見守り(一緒に遊ぶことも)
子どものおむつ替え、排泄の手助け
お昼寝の準備、寝かしつけ
お散歩への同行
翌日の準備
おもちゃ、施設内の消毒作業
定期的なイベントの準備、当日の対応
保育施設内の装飾作業

保育補助と保育士の仕事内容に明確な線引きがあるわけではなく、上記をご覧いただければわかる通り、職場にもよりますが子供たちと触れ合えるタイミングはある程度あります。

保育士の業務負担を軽減して離職を防止するために保育補助の雇用費用を国と自治体が補助する事業(「保育補助者雇上強化事業」)を活用した採用もあるほど保育補助のニーズは高く、短時間勤務も可能で自分のライフスタイルに合った働き方ができることからパート・アルバイトでの募集が多い傾向があります。

保育の仕事の経験を積みたい学生のほか、未経験ではあるものの生活スキルの高い高齢の方も歓迎される仕事です。

保育補助のメリット・デメリット

そんな保育補助の仕事ですが、働くうえでのメリットとデメリットがそれぞれ存在しますので、ぜひこちらも仕事選びの参考にしてください。

保育補助の最大のメリットはやはり、保育士資格がなくても働ける点にあります。学歴も経験も問われないため、これまでとは全く違う新しい仕事にチャレンジしたいという方におすすめの仕事です。

また繰り返しになりますが、時短勤務が可能などシフトの自由度が高い傾向があるため、家庭やその他の仕事と両立しやすいという利点も見逃せません。働きながら勉強して保育士資格の取得を目指すことも十分可能です。

一方、保育補助は施設によっては保育士よりも子供たちと触れ合えるタイミングが少ない場合があるため、理想とのギャップが生まれやすいというデメリットがあります。また、正社員として勤めたとしても、同じく正社員の保育士と比べると得られる手当や賞与が少ない傾向にあります。

そのため「最終的には保育士の仕事に就きたい」「保育の仕事が自分に向いているか試してみたい」といった方には保育補助の仕事がおすすめといえるでしょう。

ちなみに、保育の仕事選びでお悩みの方は「ヒトシア保育」などの保育に特化した転職エージェントに無料相談するのがベターです。保育補助以外でも子供たちに携われる仕事を紹介してもらうことが可能ですので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。

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この記事を書いた人

保育ライター

キャリアトラス編集部

キャリアトラス編集部には、元キャリアアドバイザーが多数在籍しており、保育士の就活・転職にまつわる情報をわかりやすくお届けすることをモットーにしています。10年に渡り保育士の転職支援をおこなっている運営会社の実績をもとに一人ひとり異なる現状に合わせ、多彩なキャリアプランを描く手助けとなるよう、あなたの「知りたい」情報を提供していきます。 本記事が少しでもあなたのキャリアのお役に立てば幸いです。

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