新卒採用の母集団形成手法比較|メリット・デメリット・料金一覧

新卒採用の母集団形成手法比較|メリット・デメリット・料金一覧

新卒採用を成功させるためには、さまざまな手法を組み合わせて検討する必要があります。
しかし、近年採用手法はますます多様化。「新卒紹介と就職サイト、どちらを使ったほうが良いの?」「どの採用手法がもっとも費用対効果が高いの?」など、疑問を持たれる採用担当者様も多いかと思います。
今回は、新卒採用で活用されることが多い5つの採用手法の特徴とメリット・デメリットをまとめてご紹介いたします。

採用手法その1 就職サイト

採用活動をおこなう企業や就職活動をする学生のほとんどがインターネットを介してそれぞれの活動を進めています。就職サイトは、お互いにとっての、情報収集やとアピールのできるプラットフォームとして認識されています。

企業側は求人内容や企業情報の発信、求人に対する応募の受付、登録学生の中から人材を探すことができます。学生の傾向・動向を知りたい、ある程度認知度のある企業様、採用人数が多い企業様は効果を見込める媒体です。

メリット
  • 掲載開始以降、何人採用しても最初に支払った金額で済む場合が多い
  • 支払う費用がある程度予測できるため、コストコントロールがしやすい
  • 自前の採用サイトがなくても、必要な情報は網羅されている
デメリット
  • 先行投資で費用がかかるため、費用対効果が見込めない場合もある
  • 初期費用で採用しきれない場合、追加投資を必要とする場合がある
  • 初期運用にある程度の手間がかかることがある

 

採用手法その2 新卒紹介サービス

中途採用では、人材紹介サービスは求人広告と並ぶ二大採用手法といわれています。新卒採用でも近年注目を浴びている人材紹介サービスですが、中途採用と異なり、文系や理系など募集企業の求める学生によってかかる費用が異なります。

一般的に文系学生の場合は70~100万円程度、理系学生の場合は100~150万円前後が平均的な相場となっています。
この他にも体育会系やエンジニア、デザイナーなど、採用企業のニーズに合わせた紹介サービスがあり、費用は活用する人材紹介会社によって異なります。

紹介サービスの手順については、人材紹介会社のデータベースにいる学生の中から、自社に合いそうな人をピックアップしてもらうのが基本です。書類応募受付をおこなう方法や、会社説明会と書類選考をセットでおこなうケースなど、募集企業の要望や利用会社のサービスによってもさまざまです。

メリット
  • 就活サイトで母集団形成が難しい企業でも、紹介会社経由での応募受付のため母集団形成にかけるコストを削減できる可能性がある
  • 成果報酬型で初期投資がかからずに開始することができるため、費用面で効率がよい
  • ターゲット学生が決まっている際には、必要なターゲットにだけ効率的にアプローチすることができる
デメリット
  • 採用人数が多いとコストが膨らみやすい
  • 紹介会社のデータベースを活用するため、紹介可能な学生数が限られており学生に全く会えないケースもある
  • 複数の紹介会社を使う場合、それぞれに合わせた対応が必要になる場合があり、その都度工数が発生する

 

採用手法その3 イベント・合同企業説明会 

新卒採用イベントと言ってもさまざまなタイプが存在します。大型の会場で企業がブースを設置し、そこに学生が訪問するマス型や、学生がプレゼンやグループワークなどを実施し、その様子から企業が学生を評価するスカウト型、また最近では新型コロナウィルスの影響でオンデマンド型も主流となってきています。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを説明します。

マス型イベント 

マス型イベントは、基本的には企業がブースを構えて、学生が各企業ブースを訪問する展示会形式のタイプのものです。
マイナビやリクナビ、キャリタスなど就活サイト運営会社が実施しているタイプのものが多く、大型のものでは1,000社以上の出展があり、学生来場数も数万人単位にのぼります。

1日で複数社を見比べて訪問することが可能なことや、業界問わずにさまざまな企業を見ることができるため、学生にとっては魅力的と言えます。

現在は【完全予約制】で【入場制限】を設けて開催されています。

メリット
  • 就活サイトや新卒紹介では接触できないような多くの学生に、一度に会える可能性がある
  • 認知度の低い会社でも、当日来ている学生に対して効率よくPRすることができる
  • 就活サイトと同じように活動時期が明確化しているため、スケジュールが立てやすい
デメリット
  • 1日実施のタイプのものが多いため、終日拘束される
  • 当日会って後日説明会や選考に案内しても、就活サイトや紹介と比べてつながりにくい場合がある
  • 出展時期によって会える学生の数に変動が出やすい

スカウト型イベント 

スカウト型イベントは、企業が自社紹介でプレゼンをおこなったあとに、学生が個別にプレゼンなどのアウトプットをする場合や、グループ単位でビジネスゲームや、グループディスカッションをするタイプなどがあります。

いずれも企業と学生が双方に評価をおこない、お互いに選考を進めたいとしてマッチングが成立すると、その場、または後日面談をおこなえるような仕組みのものが増えています。

メリット
  • マス型イベントと比較した際に、学歴や志向性などターゲットを絞った状態で学生に会える
  • 限られた時間の中で、学生の質を見極めることができるようになっている
  • 即日内定まで出せるイベントもある
デメリット
  • マス型と同じように拘束時間が長いものが多い
  • マス型と比べると、一度に会える学生の数が少ないことが多い
  • 学生からも自社を評価されるため、準備を念入りにする必要性がある

オンデマンド型イベント

オンデマンド型イベントは、「事前収録型」のWeb合同会社説明会です。事前に収録したWeb説明会を公開日を限定した上で学生に公開し、参加を促すことによってリアル合同会社説明会やライブ型WebEXPOと同様に、学生が主体的にイベントへ参加するようなコンテンツとなっています。

メリット
  • 遠隔の学生など今まで集客できなかったエリアの学生にも一斉にアプローチ可能
  • 地方遠征費などのコストを削減できる
  • イベント終了後には録画した映像をアーカイブURLとして発行し再度学生に視聴してもらうこともできる
  • 収録時期などは事前に確定しているので、スケジュールが立てやすい
デメリット
  • 対面で会えるわけではないため、学生がどれだけ自社企業に対して興味を持ってくれているかリアルタイムにわからない
  • 初めての動画撮影などで時間と手間がかかってしまう可能性がある
 

採用手法その4 ダイレクトリクルーティング

ターゲット層に逆アプローチする採用が主流となった今、注目が集まっている採用手法です。企業が自社にマッチする求職者を自ら探してアプローチする「攻め」の採用です。
採用コストをおさえつつ、より自社とのマッチ度が高い人材を採用したいという企業におすすめです。

メリット
  • 成果報酬型や月単位で費用が発生する料金体系のサービスが多いため、採用コストを抑えられる
  • 人材データベースから自社に合った人材を選んでアプローチすることができる
  • 自社の採用力が鍛えられる
デメリット
  • ターゲットの設定やスカウトメッセージの配信など手間や時間的コストがかかる
  • ノウハウが蓄積されるまでは成果が出ないこともある

 

採用手法その5 その他

近年の売り手市況から、新卒採用でも新たなサービスや手法がたくさん登場しています。これまでの4つの手法以外で、最近注目されているものをご紹介していきます。

学生送客サービス

学生送客サービスは、元々、人材紹介会社が始めたサービスです。人材紹介とは異なり、会社説明会または選考へ、予約した時点で課金となるケースが最も多くなっています。最近では人材紹介会社だけでなく、Web上で学生登録を集め、そこから企業の説明会や選考へと送り込むタイプのものも登場しています。

メリット
  • 人材紹介よりも安価な金額で実施できるケースが多くなっている
  • 合説等で出会うよりも少ない手間で、人を集められる可能性がある
  • これまで就活サイトで会えなかったような学生に出会えるチャンスができる
デメリット
  • 予約時点での課金が多いため、実際に学生が来なくても費用が発生するケースがある
  • 送客のみで集めた場合に予約が集まらない可能性がある
  • 紹介会社やサイトに勧められてくることもあり、志望度が低い可能性もある

リファラル採用

リファラル採用とは、自社の社員や知人・友人等から紹介をしてもらうタイプの採用です。中途採用ではこの2、3年活況となっており、新卒採用においても実施している企業が増えてきています。
※リファラル(referral)は英語で「紹介、推薦」といった意味です。

メリット
  • 自社をよく理解している人からの紹介であるため、社風や文化に適合しやすいと言われている
  • 採用時、紹介者に報奨金などを用意するケースが一般的だが、人材紹介などに比べると費用がかからないことも多い
  • 通年を通して実施することが可能である
デメリット
  • 地道な活動が必要で、すぐには効果が現れにくいと言われている
  • 社員へ協力を依頼するケースもあり、協力してくれる社員の時間的負担が発生することもある

新卒採用手法の一覧・比較表

主要な採用手法とそれぞれのメリット・デメリットを早見表にまとめました。自社に合ったサービスをうまく組み合わせて活用しましょう!

 コスト工数効率スケジュール管理採用可能性 特徴
就職サイト★★★★ 汎用性が高い
新卒紹介★★★ 成果報酬型
イベントーマス型★★★ 母集団数
イベントースカウト型★★★ 学生の質
イベントーオンデマンド型★★★ コロナ禍に
ダイレクトリクルーティング★★★ 惹きつけ
学生送客サービス★★★急ぎの際に 
リファラル採用×★★★★難易度が高い 

まとめ

新卒採用のサービスも多様化しており、新卒採用担当者がこれらを比較・検討し、自社に合うものをかけ合わせて使用することが当たり前になってきました。

それぞれのサービスの特徴を理解した上で、自社の最適解を見つけていくことが、超売り手市場と言われる今の採用を乗り越えていくポイントとなるのではないでしょうか。

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