Instagram(インスタ)広告・Facebook広告とは?|特徴や採用方法をご紹介!

中途採用

Instagram(インスタ)広告・Facebook広告とは?|特徴や採用方法をご紹介!

採用活動が多様化する昨今、SNSを使った採用方法「ソーシャルリクルーティング」が注目されています。

その背景として、大多数の人が利用しているため、拡散力が高くリーチできる求職者の人数が格段に多いことが挙げられます。

さまざまなSNSがある中、今回はInstagram(インスタグラム)とFacebook(フェイスブック)を使った採用方法をご紹介します。

 

本記事では、

・Meta広告とは

・Instagram(インスタ)採用/Facebook採用の特徴

などについて紹介します。

 

事例なども含めてご紹介しますので、是非ご覧ください。

 

ブックマーク(1)

Facebook採用・Instagram採用

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・新しい採用方法を実施したい企業様
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1.Instagram(インスタグラム)・Facebook(フェイスブック)とは?

Instagram(インスタグラム)・Facebook(フェイスブック)とは?

1-1.Instagram(インスタグラム)とは

Instagram(インスタグラム)とは、写真や動画の投稿をメインとした無料のSNSです。

Facebookの運営会社であるMetaのサービスであるため、Facebookとの連携機能に強みがあり、利用者データの共有やFacebookと同じターゲット広告の仕組みを持っています。

メインのユーザーが10代~30代であるため、新卒採用や若年層の中途採用に向いています。

ハッシュタグ(#)」をつけてキーワードを投稿すると、そのキーワードに興味を持つユーザーに投稿内容を見てもらいやすくなり、集客が可能になります。

アプリ内の虫眼鏡マークの発見タブでハッシュタグを付けて検索すると、そのキーワードが付いた投稿が一覧表示され、ユーザーに投稿内容を見てもらいやすいからです。

社員の人柄やオフィスの様子を写真や動画で載せることで、通常の採用では伝えきれない自社の魅力やミスマッチ防止、企業認知度の向上を目指します。

Instagram

1-2.Facebook(フェイスブック)とは

Facebook(フェイスブック)とは、世界最大の実名登録制SNSであり、2,600万人もの国内ユーザーが使用しています。

13歳以上であれば誰でも登録が可能で、ビジネスページというものも作成が可能です。

ビジネスページとは企業や団体・ブランドが情報を発信するためのページとなっておりホームページのように利用することができ、個人アカウントを所有していれば無料で作成可能です。

to B向けの告知媒体としての活用が多く、たとえば法人向けのイベント集客では一定の効果があります。

海外では私的利用が一般的ですが、日本ではビジネス利用もされているプラットフォームなので、アカウントをフォローしているなど何かしらの関係性があればリーチしやすいと言えます。

Facebook

2.Meta広告(旧Facebook広告)とは

Facebook(フェイスブック)とInstagram(インスタグラム)は運営会社が同じMeta社です。

このFacebookやInstagramに広告を掲載できるサービスを総称してMeta広告といいます。

広告の配信先は主に4つあります。

インスタ広告・Facebook広告とは

2-1.Facebook広告

Facebook 広告とは、Facebook(フェイスブック)、Messenger(メッセンジャー)、Instagram(インスタグラム)、Audience Network(オーディエンスネットワーク)に配信される広告です。

Facebookフィード

フィードは、Facebookホームページの中央に表示される近況アップデート、写真、動画などのリストのことでここに広告を配信することができます。

Facebook採用・Instagram採用 フィード広告

Facebookストーリーズ

Facebookストーリーズとは、24時間で投稿内容が自動的に消える仕組みの配信です。

Instagramと連携することで、InstagramストーリーズをFacebookに投稿することも可能です。

Facebook採用・Instagram採用 ストーリーズ広告

Facebookリール広告

リールのコンテンツに表示される静止画像のシングル画像広告です。

Facebookオーバーレイ広告は、Facebookリールコンテンツの最初に表示され、リール下部のバナーとして表示することができます。

Facebook採用・Instagram採用 リール広告

Facebookインストリーム動画

Facebookインストリーム動画とは、Facebookの記事内の動画再生の途中や前後に流れる動画のことでここに広告を配信することができます。

承認された一部のゲームパートナー、エンターテイメントパートナー、スポーツパートナーによるFacebookライブストリーミングにも、広告を表示できます。

Facebook採用・Instagram採用 インストリーム動画

Facebook右側広告枠

Facebookの右側広告枠の広告は、デスクトップ専用の広告フォーマットです。

通常、このタイプの広告はFacebookの各ページの右側の枠に表示されますが、サイトの他の場所に表示されることもあります。

2-2.Instagram(インスタ)広告

Instagram(インスタ)広告とは、Instagram内でおこなう広告配信のことであり、配信できる広告にはさまざまな種類があります。

Instagram(インスタ)広告はfacebook広告の配信面の一部という立ち位置です。

そのため、Instagram(インスタ)広告を出すときはfacebook広告と同じ管理画面を使う必要があるという状態になります。

Instagram(インスタ)広告のみの配信も可能ですが、まずFacebook広告を始める必要があります。

フィード広告

まずは、フィード投稿に配信する広告です。

Instagramの機能でご紹介した通り、フィード投稿とは通常の写真を投稿する機能のことです。

フィード投稿と同じ形で広告を配信することができます。

フィード広告は静止画や動画はもちろん、下記のフォーマットでも広告配信ができます。

・静止画
・動画
・カルーセル広告
・コレクション広告
・ショッピング広告
・ブランドコンテンツ広告
カルーセル広告

カルーセル広告は、複数の画像や動画を掲載できる広告です。

横にスワイプすることで、複数の画像や動画を閲覧できます。

Facebook採用・Instagram採用 カルーセル広告

コレクション広告

コレクション広告は、メインビジュアルとその下部に複数の商品画像を掲載できる広告フォーマットです。

Facebook採用・Instagram採用 コレクション広告

ショッピング広告

ショップタブに表示される広告です。

広告をクリックすると、その商品の詳細情報や同じショップの別の商品を見ることができます。

Facebook採用・Instagram採用 ショッピング広告

ブランドコンテンツ広告

ブランドコンテンツ広告とは、インフルエンサーや有名人の投稿を、ブランドの広告として配信するものです。

その人の知名度を借りることができ、フォロワーが多ければ多いほど広範囲にアプローチできるというメリットがあります。

ストーリーズ広告

これはストーリーズで配信される広告です。

自分がフォローしているユーザーのストーリーズ投稿の間に配信されるため、違和感なく広告を見てもらえるのが特徴です。

静止画や動画などフィード広告と同じフォーマットで配信ができるため自由度も高いです。

ストーリーズは24時間で自動的に消えることもあり、フィード投稿よりもスピーディーに見られる傾向にありますが、その分リアルタイム性が求められるため目に留まりやすいデザインやわかりやすさなどがポイントとなります。

Facebook採用・Instagram採用 ストーリーズ広告

発見タブ広告

発見タブとは、Instagramアプリ内では虫眼鏡マークのページのことを指し、ユーザーの検索履歴などからパーソナライズされた投稿がレコメンドされる機能のことです。

発見タブで投稿をタップし閲覧し、次の投稿へスクロールすると投稿と投稿の間に広告が配信されます。

こちらも形式としてはフィード投稿と同じ形で広告配信されるため、静止画・動画問わずに配信することが可能です。

発見タブを閲覧しているユーザーは能動的に情報を探している状態であるため、新たな発見を求めているユーザーにリーチしやすいです。

Facebook採用・Instagram採用 発見タブ広告

リール広告

リール広告とは、リール動画投稿の間に配信される広告です。

ストーリーズ広告と同様に縦長のフルスクリーンで表示され、動画広告のみの配信が可能です。

音楽や効果音などを活かした広告を配信したい企業におすすめです。

若年層を中心に流行している動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」と形式が似ていることからも今後さらにリール広告は普及していくと思われます。

2-3.Messenger(メッセンジャー)

Messenger(メッセンジャー)とは、Facebookユーザー同士がリアルタイムでメッセージのやり取りをおこなえるアプリです。

受信箱

Messengerの受信箱に広告を配信することができます。

受信箱のスレッドとスレッドの間に表示される仕組みです。

ストーリーズ

Messengerストーリーズは、FacebookやInstagramのストーリーズと同じく24時間で消える仕組みです。

画像フォーマットを使用して、商品やサービス、ブランドを紹介できます。

2-4.Audience Network(オーディエンスネットワーク)

Audience Network(オーディエンスネットワーク)とは、Facebookが提携している数千以上のモバイルアプリに広告配信ができるアドネットワークです。

Facebookのターゲティング機能(年齢、性別、地域、趣味・関心など)を利用して、Facebook及びInstagramに加え、Facebook社と提携しているスマホアプリやスマホサイトへ広告を配信することができます。

Facebookが提携している数千以上のモバイルアプリに広告配信ができるため、Audience Netbookで配信される広告はフォーマットが豊富にあります。

Audience Netbook動画リワード

Audience Netbook動画リワードとは、動画視聴をする代わりにゲーム内で使用できるアイテムや特典などを得られる動画形式の広告のことです。

オウンドメディア、SNS・Web広告活用のヒント

このような企業におすすめ

・オウンドメディアリクルーティングやSNS・Web広告の活用を検討している
・何か新しい取り組みをしたいが、何からはじめて良いかがわからない

3.SNS採用とは?

SNS採用とは?

SNS採用とは、「ソーシャルリクルーティング」とも呼ばれており、SNSを通しておこなう採用活動のことです。

SNSを運用する上で、大きく2パターンの活用方法があります。

Facebook採用 Instagram採用

いずれもある程度、費用と工数のトレードオフになっています。

①は、アカウント運用者の工数はかかってしまいますが、運用自体に費用はかからない手法

②は、運用者は不要なため工数は減らせますが、広告配信費は発生する手法となります。

 

①の特徴として、アカウント運用は費用は掛かりませんが、SNSは新着順に投稿が表示されるため、投稿後に一定の時間が過ぎると見られづらくなってしまうという特徴があります。

一方、②は、広告は経過時間に関係なく何度でも表示される特徴があります。

 

では、ぞれぞれのパターンを詳しく解説していきます。

3-1.アカウント運用で認知と応募を獲得するパターン

アカウント運用で認知と応募を獲得するパターンとは?

まず、「アカウント運用で認知と応募を獲得するパターン」とはどういうことなのでしょうか。

SNSのアカウントを運用し投稿を増やしていくことで、フォロワーを増やすことができます。

フォロワーが増えることで自社で採用をおこなっていることを求職者に知ってもらうことができます。

これが認知へと繋がり、最終的に応募へと繋がっていくのです。

そのため、アカウントを運用するという工数はかかりますが、運用自体には費用はかからないのです。

POINT
特にアカウント運用する場合は、自社を認知してくれている人へより深い情報を発信したい場合に適しています。
例えば、新卒採用においてエントリー者に向けた自社のより深い情報発信をおこないたい場合などにアカウント運用はぴったりです。

アカウント運用の目的

では、どのようなコンテンツでアカウント運用をおこなえばよいのでしょうか。

よく見られるのは以下の通りです。

・新卒採用向けの情報発信
・中途採用向けのブランディング
・イベント案内 など…

SNSは、採用HPなどと比べると求職者により身近に感じてもらえ、目にも留まりやすいです。

自社の雰囲気が伝わるような投稿やイベント告知をおこない、自社を理解してもらうことが大切です。

アカウント運用は継続が大切

では、「SNSのアカウントを運用する」と一口に言っても、SNSにはさまざまな種類があります。

SNSアカウントを運用する上で大切なことは、継続することです。

即効性のある手法ではないため、継続していかなければ意味がありません。

そのため、アカウント運用を初めておこなう場合は、まず工数でSNSを選びましょう。

テキストを中心に発信するSNSはかかる工数が比較的少ないため初心者向けといえます。

【例:Facebook(フェイスブック)、X(旧Twitter)、LinkedIn(リンクトイン)など】

3-2.SNSの広告配信機能で集客するパターン

SNSの広告配信機能で集客するパターンとは?

SNSの広告配信機能で集客するパターンは、広告配信機能を使って広告からの集客を狙います。

広告配信機能では、機械学習を使用して、広告をいつどこで誰に表示するか決定しています。

そのため、一人ひとりに合った関連度の高い広告が表示されるためクリックされる確率が上がります。
これが認知へと繋がり、最終的に集客へと繋がります。

先ほどご紹介したアカウント運用パターンとは異なり、アカウントの投稿有無やフォロワー数などはあまり影響しません。

なぜなら、クリックした先にはLPに繋がるようにしておくことなどが多いからです。

POINT
広告運用をする場合は、アカウント運用とは異なり自社への認知の有無は関係なく配信されるため、より多くの人と接点を取り母集団形成に活用したい場合などに有効です。

広告配信の目的

では、どのような目的で広告配信はおこなわれているのでしょうか。

よく見られるのは以下の通りです。

・特定職種の母集団形成
・イベントの集客
・インターンシップの集客
・説明会の集客

広告配信は、一度に多くの人の目に触れるため、たくさんの人を集客したい場合に向いているといえるでしょう。

高精度なターゲティングが可能

広告配信が採用に使われているのは、Facebook(フェイスブック)Instagram(インスタグラム)が中心です。

より精巧なターゲティングが特徴なので、特定地域での募集や、特定の人へのアプローチに向いています。

その上、FacebookとInstagramは運営会社が同じであるため、使うデータベースも同じです。

つまりFacebook(フェイスブック)とInstagram(インスタグラム)両方で広告配信することも可能なのです。

これは、一般的なディスプレイ広告とFacebook広告・Instagram(インスタ)広告のターゲティング精度を比べたものです。

Facebook(フェイスブック)

Instagram(インスタグラム)

一般的なディスプレイ広告
エリア市区町村または緯度・経度都道府県
年齢登録データ(1歳単位)類推データ
性別登録データ類推データ
交換ステータス登録データ(既婚/未婚)ほぼ指定不可
大学名・学部登録データ指定不可

 

SNSを活用した採用活動 ソーシャルリクルーティング

このような企業様におすすめ!

・転職顕在層にもアプローチしていきたい
・新たな採用手法を検討している
・他社がどのように採用活動にSNSを活用しているのかを知りたい

4.Instagram(インスタ)採用・Facebook採用の特徴

Instagram(インスタ)採用・Facebook採用の特徴

Instagram(インスタ)採用やFacebook採用には、どのような特徴があるのでしょうか。

どちらにも共通する特徴としてメリットとデメリットをあげます。

メリット

・コスト削減が見込める

・ミスマッチ防止につながる

・歩留まりに効果的

デメリット

・大量採用に向いていない

・継続的な運用が必要

・アカウント登録者にしかアプローチできない

これらを踏まえたうえで、Instagram(インスタ)採用やFacebook採用のそれぞれの特徴についてご紹介します。

4-1.Instagram(インスタ)採用の特徴

写真や動画で視覚的にアプローチできる

Instagramは写真や動画の投稿がメインとなるため、視覚的なアピールに適したツールです。

ほかにもリールと呼ばれる短い動画もあるため使い分けて企業の魅力をアピールできます。

日常の一部や社員インタビューなどを投稿できるため、社風やリアルな職場の雰囲気を伝えやすいというメリットがあります。

また、コメントでのやり取りも気軽におこなえ、ストーリーやライブ配信で質問に対応することも可能なため、ミスマッチが起こりづらくなります。

若年層へのリーチが強い

Instagramは、全世代の中で10代~30代の利用者が圧倒的に多く、視覚的アプローチに特化しているため訴求力が高いと言えます。

就職・転職のメインターゲットとなる若年層へのリーチが強いことから効率よく採用活動をおこなうことができ、自社に興味のある方とコミュニケーションを取ったり、類似した属性へのユーザーへ投稿がレコメンドされたりするので、知って欲しい人に企業の特性を伝えられるという利点があります。

機能が豊富でさまざまなアプローチができる

Instagramといえば写真のイメージが強いですが、写真を投稿する以外にもさまざまな機能があります。

用途に合わせて使い分けることで、より多くのユーザーに拡散させることができます。

Instagramの機能
・フィード投稿機能(通常の写真を投稿する機能)
・リール機能(90秒以内の縦型の動画を投稿する機能)
・ハッシュタグ検索機能
・ダイレクトメッセージ(DM)機能
・ストーリーズ機能(24時間限定で画像や動画を投稿できる機能)
・ライブ配信機能(フォローの有無にかかわらず見てもらえるライブ機能)

ほかのSNSに比べて工数がかかる

Instagramの最大の特徴である写真の投稿ですが、テキストだけでの投稿はできないため投稿ごとに写真を用意する必要があります。

そして、ただ写真を用意するのではなく、いわゆる「映え」といわれる綺麗な写真や興味を持ってもらえる写真を用意する必要があります。

そのためターゲット層が興味を持ちそうな写真を準備しキーワードをハッシュタグに盛り込んだり、デザインやライティングの知識が求められます。

動画を投稿する場合もBGMやエフェクトを追加して動画編集する必要があるため、文字入れなどの編集もできる方が好ましいでしょう。

ただ、Meta社から「Threads(スレッズ)」というInstagramのアカウントを使ってログインするテキストベースのSNSが発表されています。

このThreads(スレッズ)とともに活用することも視野に入れてみても良いかもしれません。

スレッズ

4-2.Facebook(フェイスブック)採用の特徴

実名登録制のためターゲティング精度が高くアプローチしやすい

Facebookの最も大きな特徴が、実名登録制をとっているところです。

ほかのSNSと比較しても、投稿の信頼性が高く、学歴や職歴などの詳細を記載しているユーザーも多いです。

そのため候補者の人物像が読み取りやすく、ビジネスに関する投稿も見られるので、企業側としてもターゲットを絞りアプローチしやすいというメリットがあります。

広範なユーザーにアプローチできる

Facebookは世界中で幅広い年代に利用されており、世界29億人のユーザーを抱えるSNSであるため、求人を発信することで広範なユーザーにアプローチすることが可能です。

日本で働きたい外国人求職者にリーチできる可能性もあります。

また、求人情報がFacebook上でシェアされることで企業認知度を高め、応募者増加につなげることも期待できます。

候補者と気軽にやり取りができる

Messenger(メッセンジャー)」というFacebookの利用者同士でやり取りできるコミュニケーションアプリがあります。

グループチャット機能やスタンプ機能、無料通話、写真・動画の共有などができ、ビジネスシーンでの利用頻度が増加しています。

ほかのSNSに比べて若年層のユーザーが少ない

Facebookのメインユーザー層は30~50代となっており、ほかのSNSと比較すると10代~20代の若年層のユーザーは少ない傾向にあります。

若年層がメインユーザーのSNSとして、X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどが挙げられます。

そのため、新卒や若年層の中途採用には不向きな側面があります。

自社の採用ターゲットがユーザーかどうか、両方の側面から十分に検討が必要です。

4-3.SNS採用のポイント

Facebook採用とインスタ採用の特徴についてご紹介しましたが、これらのSNSを運用する上でのポイントはクロスメディア戦略です。

POINT
クロスメディア戦略とは……
様々なSNSや、自社のコーポレートサイト、採用サイト、広報によるプレスリリースなど、複数のチャネルを使ってターゲットへと総合的にアプローチする手法のことを指します。

つまり、自社の発信コンテンツをチャンネルをまたがって回遊してもらう戦略をとるということです。

SNSの投稿 → SNSに載せている自社HPのURL → 自社HP内のコンテンツ

このようにさまざまな自社のチャンネルを回遊をしてコンテンツを見てもらうことで、会社としての魅力を求職者に対して訴求することができ、結果として応募への動機形成を促進することができるのです。

これらを意識したSNS採用を心がけてみてください。

5.Instagram(インスタ)・Facebookの採用事例

Instagram(インスタ)・Facebookの採用事例

5-1.Instagram(インスタ)広告運用事例

新卒採用×保育士

企業概要
会社設立:1986年
資本金:4300万円
従業員数:462人
業務内容:関西地方での高齢者住宅の運営

こちらの企業は、自社採用サイトと媒体、フェア獲得にて採用に注力しており、より一層の認知が必要であると課題を感じていました。

そこで広告配信を開始するも獲得に苦戦をしており、効果の良いプロダクトのみの運用に切り替えるもより一層の母集団と認知が課題でした。

実施したプロダクトは、Instagramのほかに、YouTubeやLINEになります。

広告配信を継続しておこなっていくことで、結果、指名検索数での検索数が前年対比149%増加しました。

インスタ広告運用事例

5-2.Facebook広告運用事例

正社員×飲食店スタッフ

企業概要
会社設立:1977年
資本金:3000万円
従業員:5201人
業務内容:ファッション/飲食/家具/フィットネス/EC

こちらの企業は、媒体、求人検索エンジンは一通り手を広げきっていた中で応募数が不足していました。

そこでこれまでアプローチできていなかった潜在層に対してアプローチをする施策として、Facebook・Instagramに広告を掲載することで、これまで獲得できなかった層からの応募獲得を図りました。

クリック後に簡易応募フォームを設置し、配信エリアも店舗周辺のみならず、通勤可能エリアにも配信を拡張したことで目標応募単価2万円のところ約3800円にまで応募単価の抑制に成功しました。

媒体クリック率応募獲得率クリック単価応募単価

Facebook

Instagram

0.50%13.08%182円3847円

5-3.Instagram(インスタ)採用アカウント運用事例

JAL(日本航空株式会社)

JALスカイ採用アカウントではInstagramの特徴を活かして「働く社員」「仕事風景」「会社の雰囲気」の3つに重きを置いて発信をしています。

普段の業務内容や風景、社員へのインタビューはもちろん、地域のお祭りに参加している様子や海外出張の様子なども投稿されており、より親近感を持ちやすい内容となっています。

インスタライブも定期的に開催し、現役社員が質問に答えていくなど精力的に活動されています。

Facebook採用・Instagram採用 事例

株式会社サイバーエージェント

サイバーエージェントのアカウントは新卒採用向けの情報を発信しています。

選考情報などはもちろん、社員の一日密着動画や内定者対談、面接の体験談など学生の不安に寄り添った投稿を発信しています。

Q&Aなどのよく問い合わせがある項目については、ストーリーズを固定しいつでも見てもらえるような工夫もされています。

Facebook採用・Instagram採用 事例

5-4.Facebook採用アカウント運用事例

ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社では、新卒採用と中途採用のそれぞれでFacebookのアカウントがあり、それぞれに合ったコンテンツを配信しています。

働き方や企業理念などを発信することで母集団形成にも成功しています。

新卒採用

新卒採用アカウントでは、選考情報やインターン情報、インターン入社者のインタビュー、自社サービスの取り組み、福利厚生等の情報を高頻度で発信しています。

Facebook採用・Instagram採用 事例

中途採用

中途採用アカウントでは、中途入社者のインタビュー動画や管理職の方が登壇したセミナー動画、中途採用向けイベントの情報などを発信しており、新卒採用アカウントに比べてビジネス色の強い内容となっています。

Facebook採用・Instagram採用 事例

 

伊藤忠商事株式会社

伊藤忠商事株式会社のアカウントでは、写真や動画を交えながら、主にさまざまな取り組みをおこなっていることを高頻度に発信しています。

これに加えて、実際に勤務している様子やWBCを社内みんなで観戦している動画を投稿するなど社内の雰囲気が伝わるような投稿もおこなっています。

Facebook採用・Instagram採用 事例

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。

Instagram(インスタ)広告・Facebook広告を利用SNS採用を成功させるためには、媒体ごとの特徴やユーザー層を理解したうえで、自社の採用課題やターゲットにマッチしたSNSを選ぶことが重要です。

リスクを踏まえて正しく活用し、採用活動を促進させましょう。

Facebook採用・Instagram採用

SNS採用について相談する!

ネオキャリアではSNS採用の代行サービスをおこなっています。
Instagram(インスタグラム)・X(旧Twitter)・LINE(ライン)・TikTok(ティックトック)など、各種SNSの運用をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。
また、SNS広告の運用についてもお気軽にお問い合わせください。

この事例・記事に関わった営業担当

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