採用方法の多様化などにより、自社のみで採用活動を進めることに難しさを感じている企業は少なくありません。採用活動に行き詰まりを感じている場合は、採用代行会社によるサポートを活用するのがおすすめです。

本記事では

採用代行サービスの特徴

採用代行のおすすめ30社の特徴を比較

採用代行サービスを比較検討するポイント

について、採用代行の成功事例を交えながら解説します。採用代行の活用方法について、以下の記事でも詳しく紹介しています。あわせて参考にしてください。

1．採用代行（RPO）とは何か？

2-1．総合型採用代行（RPO）

2-2．新卒採用に特化した採用代行（RPO）

2-3．採用ブランディングに強い採用代行（RPO）

2-4．エンジニア採用に特化した採用代行（RPO）

2-5．そのほか特色のある採用代行（RPO）

3-1．総合型・実績豊富な企業

新卒採用や中途採用など採用領域に拘らず、多様な業界や職種の採用を代行する総合型採用代行を9社紹介します。

株式会社ネオキャリア

HeaR株式会社

HeaR株式会社は、採用担当者と採用コンサルタントがペアでサービスを運用し、採用計画立案から採用代行の実務まで戦略的かつ総合的にサポートしています。採用コンサルタントとのペアで運用されるため、採用ブランディングや、採用広報、組織開発などといった、企業ごとの課題に合わせた柔軟なサポートを受けることが可能です。採用コンサルティング事業も同時に展開しているため、採用代行（RPO）サービスだけでなく、採用活動全般にわたる支援が特徴です。

また、採用データを可視化した採用版データ分析ツール「HITOME」を活用し、スカウト媒体やエージェント活用における課題の改善をサポートしています。

マルゴト株式会社

マルゴト株式会社は、20〜150名規模のベンチャーやスタートアップから大手企業まで幅広く採用活動をサポートしている企業です。常時100社以上をサポートし、豊富な実績と知見を活かして、エンジニアや新卒、ハイクラス層の採用にも対応するなど幅広い採用ニーズに応えています。最短1ヶ月からサービス利用が可能で、採用課題や状況に合わせてボリュームを調整することもできます。採用代行以外にも、「採用ピッチ制作」や「採用代行広報」などサポートの幅広さが特徴です。面談・面接業務も追加として依頼することが可能です。

株式会社マイナビ

株式会社マイナビは、新卒や中途、アルバイトや派遣など、幅広い雇用形態に対応する総合人材サービスを提供しています。国内に5箇所の拠点を設けているため全国規模での採用支援が可能で、多くの大型案件の実績があります。採用サポート経験の豊富なスタッフが採用実務を支援し、企業の採用ニーズに応じた柔軟な対応が可能です。採用管理システム（AOLC）を活用した、応募者の一元管理も特徴です。

また、企業の状況に合わせて採用プランを提案し、効果的な採用活動をサポートします。企業の状況に合わせた提案が受けられるため、安心して導入を検討することが可能です。

株式会社リクルート

株式会社リクルートでは、豊富な採用支援実績を活かして、選考やプロセス設計から社内体制づくりまで幅広いサポートが可能です。日本最大級の転職エージェントサービスである「リクルートエージェント」や、転職サイト「リクナビNEXT」の運営で培った豊富な経験とノウハウを活かした支援が特徴です。企業の採用課題や状況に合わせて、リクルートグループ以外のサービスを活用するなど、最大効果を出すための手段選択を大切にしています。また、採用市場の流れを押さえたテクノロジー開発やマーケティングに、専門チームが携わっているのも特徴です。

株式会社ONE

株式会社ONEは、求人広告代理店として培った豊富な採用ノウハウを活かして、採用活動の運用や改善を支援しています。全国5箇所に拠点を設け、採用代行実績も約3,000案件 サポート実績も通算16,000社以上と豊富です。パッケージプランだけでなくカスタマイズも可能なため、より自社の状況に即した採用代行を依頼することができます。

対応領域は、職種に関係なく新卒・中途・アルバイトまで全領域に対応し、400以上の媒体を取り扱っています。採用代行のオペレーションのほか、サイト制作やindeedの運用も依頼できるのも特徴です。

株式会社キャスター

株式会社キャスターは、600社以上のサポート実績を持つ採用代行会社です。独自ツールで算出した豊富なデータとノウハウをもとにした、論理的な支援が特徴です。リクルーターや応募者対応、原稿担当といった役割を持つメンバーが4名体制でサービスを提供し、業務を分担することで各分野の担当者が迅速かつ丁寧に対応しています。

サポート内容も、戦略のプランニングから入社までの労務事務まで幅広いのが特徴です。企業ごとに異なる採用ニーズに応じた柔軟なサポートを受けることができます。問い合わせからサービス開始までオンラインで完結し、最短で問い合わせから1週間で運用が可能です。

株式会社トライアンフ

株式会社トライアンフは、自社実験で培った実践型ソリューションを通じて、採用強化や組織強化、人事・労務の効率化まで幅広く支援しています。採用コンサルティングからオペレーションの実行まで、採用に関するプロセスを幅広く効果的かつ安定的に対応可能です。幅広い業種や業界で3,000社以上にて導入実績があり、新卒・中途に関わらず幅広く採用業務を支援しています。

採用や教育、人事スタッフ常駐サポートをはじめ、採用担当者のトレーニングや、RPA業務の自動化など、人事や採用に関する幅広い支援が可能です。業務の効率化や難易度の高い人材確保に向けてPDCAを回すことで採用活動の最適化を図っています。

パーソルテンプスタッフ株式会社

パーソルテンプスタッフ株式会社は、生産性向上や業務見直しなどのコンサルティングから、業務設計、システム・デジタル化、業務アウトソーシングまで、幅広く対応します。40年の人材派遣サービスと18年のアウトソーシングで培った豊富なノウハウと知見が特徴です。応募者管理など一部の業務委託や、採用計画から入社対応まで一貫依頼など選択することができます。運用の鍵となるリーダーが業務体系や職種に合わせてスタッフを選定し、業務量に応じて人員を配置しています。また、業務量が増加しても対応できるよう体制の構築も可能です。採用規模の大きい、大型採用プロジェクトにも対応しています。

3-2．新卒採用に特化した採用代行（RPO）

新卒採用のサポートに特化した採用代行を、3社紹介します。

株式会社クイック

株式会社クイックは、採用戦略立案から、ターゲット学生を効率的に集める就職サイトの選定、コミュニケーションコンセプトの設計・企画、コンテンツ制作まで幅広く支援します。毎年200社以上の新卒採用に携わり、採用成功を目指して企業に伴走することで、企業に採用活動のノウハウを蓄積させることを大切にしています。採用力向上ツールである「採活力®」を活用して、定期的に応募状況など採用活動を定量的・定性的に分析を実施することもサポートの特徴です。採用担当者の負担軽減に向けて、企業の採用フローに合わせて採用業務をカスタマイズしてアウトソーシングすることにも対応しています。

株式会社マイナビワークス

株式会社マイナビワークスは、20代・第二新卒第二新卒をはじめ、エンジニア採用に特化した採用代行を提供しています。求人票作成や求職者への案内、企業説明会や、適性検査の運営、日程調整や合否通知、内定者の研修代行まで幅広いサポートを提供しているのが特徴です。20代若手社会人や第二新卒の採用に積極的な企業と、キャリアアップを真剣に考えている若手転職希望者を結ぶ人材紹介サービス、マイナビジョブ20’sも活用が可能です。

株式会社ツナググループ・ホールディングス

株式会社ツナググループ・ホールディングスは、新卒採用サポートをはじめ、アルバイトやパートの採用活動にも携わり、入社後の定着まで一貫サポートしています。支援実績は累計で330社、90,000店舗以上にのぼります。独自のビッグデータTSUNAgram（ツナグラム）を使用した採用コンサルティングが特徴です。サポート内容はカスタマイズが可能で、「採用コンサルティング」「伴走コンサルティング」「推進コンサルティング」の3つから要望に合わせてプランを提供しています。人材の定着を見据えた離職者分析やサイト運用や選考管理などのノンコア業務の代行から、説明会などの動画やパンフレット作成など、新卒採用に欠かせないオプションも豊富です。

3-3．採用ブランディングに強い採用代行（RPO）

採用ブランディングをはじめとしたコンサルティングに強い採用代行を、6社紹介します。

株式会社uloqo

株式会社uloqoは、コンサルティングサービスを、計画立案から実行面までワンストップでサポートする企業です。テクノロジー分野を中心に、東証一部上場企業からスタートアップ・ベンチャーまで幅広い企業の採用活動をサポートしています。累計60社以上のサポート実績があり、採用目標達成率は87%、継続率も90％以上と満足度の高さが特徴です。採用目標達成に照準を合わせて、想定工数を超えても提案や活動を継続することを大切にしています。費用は変わらず、目標達成まで追い続けます。従量課金制ではないため、目標を達成するまで追加費用はかかりません。

株式会社パソナ

株式会社パソナは、人材派遣や人材紹介で培った専門性を活かして、正社員や派遣スタッフの募集、契約管理、更新処理など採用業務を全般的にサポートしています。パソナグループのつながりを活かして、採用代行業務から中途採用支援、派遣管理まで、豊富なHRソリューションを提供しています。採用代行では、自社内のBPOセンターにて採用業務を集約するほか、企業のニーズに合わせてオンサイトでの運用にも対応しております。なお、業務品質が安定したら、オフサイトへ移行することも可能です。採用プロジェクトの迅速な立ち上げも可能です。採用市場や企業の状況を踏まえた採用戦略の策定から細やかに採用活動を支援します。

株式会社プロ人事

株式会社プロ人事は、採用代行に特化した採用設計などの採用コンサルティングに強い企業です。メンバーは全員が人事経験者や人材業界出身者であり、専門的な知識を活かして採用活動をサポートしています。求職者への説明会の代行も対応可能です。2019年の設立以来、導入企業数は累計300社、新卒採用の依頼数は累計4,000名以上、中途採用の依頼数も累計800名以上と実績は豊富です。新卒と中途採用のサービスをどちらも同時に利用することも可能で、特に中途採用に関しては、エンジニア採用に強い企業です。また、人材採用の分野で漫画を活用した「マンガマーケティング」も提供しており、とくに若い世代に向けたアプローチに優れています。

株式会社ポテンシャライト

株式会社ポテンシャライトは、採用ブランディングやエンジニア採用に強い企業です。とくに、スタートアップやベンチャー企業を中心に採用支援や人事組織のサポートを実施し、2017年の創業以来累計320社以上の実績があります。支援する企業のフェーズも、シード機から上場企業までと幅広いです。企業のパートナーとして活動をする姿勢を大切にした、企業ごとの特性や採用ニーズに合わせた柔軟なサポートが特徴です。eBookやブログにて自社の採用ノウハウを多数公開し、企業の採用活動を幅広く支援しています。なお、採用コンサルティング事業に加えて転職エージェント事業も展開し、企業だけなく求職者サポートも同時におこなっています。

株式会社リンクアンドモチベーション

株式会社リンクアンドモチベーションは、コンサルティング型の業務委託に強く、新卒採用に特化した採用代行を展開しています。採用設計、メディア戦略やシミュレーションの設計、採用フロー決定まで幅広く対応するほか、書類選考の代行や選考官の派遣などにも対応が可能です。採用業務を「オペレーション」でなく、「コミュニケーション」であると捉え、単なる実務代行でなく企業の採用チームと想いを共にしながら伴走することを大切にしています。採用活動成功に向けて、戦略の立案・PDCAサポート、オペレーション代行だけではなく、採用活動を振り返ることで次年度の採用テーマを策定するなど採用に幅広く関わります。

株式会社カケハシ スカイソリューションズ

株式会社カケハシ スカイソリューションズは、新卒・中途採用戦略の立案から実行、定着サポートまで採用コンサルティングサービスをワンストップで提供しています。とくに、求職者にアピールが難しい業界や地方での採用、有資格者採用など、難易度の高い中途採用に強みがあります。業種や職種、企業のフェーズ、経営戦略など、企業の状況に合わせてプランのカスタマイズが可能です。また、採用後の定着支援までを目的とした教育が充実しているのも特徴です。新入社員だけでなく、既存社員向けの企業研修も実施するなど、採用に関する支援だけでなく、長期的な人材育成もサポートしています。

3-4．エンジニア採用に特化した採用代行（RPO）

以下では、エンジニア採用に強い5社を紹介します。

ワミィ株式会社

ワミィ株式会社は、エンジニアやIT業界出身者のチームであるWamii Coachがエンジニア採用を全般的にサポートします。エンジニアならではの視点を活かし、専門的なスキルや知識を持つ人材と、ニーズに応じた人材を見極めます。採用・育成費用を抑えた精度の高い採用サポートを通じて、大手メーカーやSler、スタートアップなど、幅広い企業のエンジニア採用に携わっているのが特徴です。適切な採用代行サービスを判断する、無料相談会もおこなっています。また、人事担当者向けにITスキルの向上を目的とした研修も実施しているため、自社内でのITリテラシーの向上にもおすすめです。採用活動だけでなく、社内のデジタル人材育成を可能にする企業です。

株式会社hypex

株式会社hypexは、有効認知や、有効応募、採用ブランディングの強化を通じて、企業と候補者の両方にとってより良い採用活動となるようサポートをしています。年間1000名規模のITエンジニアの採用に携わっており、採用広報やブランディングに強いのが特徴です。大手企業や中小企業、スタートアップまで、「自社の魅力の伝え方」に課題がある企業の採用活動を支えています。採用広報コンサルティングをはじめとし、採用サイトの制作やSNS採用運用、SNS採用広告など幅広い支援を提供しています。在籍するコンサルタントが200以上のコンテンツを公開しており、採用広報から攻めるタイプの採用代行としては、知識と実績は圧倒的です。

株式会社プロリク

株式会社プロリクは、エンジニア採用に特化した採用代行をはじめとして、採用ブランディングから採用コンテンツ制作まで幅広くサポートする企業です。スタートアップから大手企業まで、100社以上の企業をサポートしています。スカウトメールの返信率の高さが強みで、最大で30倍改善した実績を有しています。単なる採用活動のサポートだけでなく、採用ブランディングや採用コンテンツの作成サービスも利用可能です。企業の魅力を効果的に伝え、求職者の関心を引きつけるサポートが特徴です。エンジニアを求める企業に対して、トータルで幅広く採用の成功にむけたサポートを提供しています。

ア・ロッカ株式会社

ア・ロッカ株式会社は、ITエンジニア採用に特化した採用コンサルタントが伴走し、エンジニア採用のプロセス全体をサポートします。採用戦略や採用広報、採用代行の3つでサポートが必要な分野で支援する「アイティ人事」のほか、中小企業用の「RecruitX Pro」も展開しています。エンジニア採用に特化した採用集団として、採用計画の立案から合否決定以外の採用実務まで企業ごとのニーズに合わせて一貫して対応できるのが特徴です。スカウトメールや、求人原稿のカスタマイズといった、面接や面談業務以外の業務も代行できるため、企業の採用担当者の負担軽減に繋がります。

株式会社シンギョク

株式会社シンギョクは、月額定額制スカウト採用支援サービスであるcore scoutを提供しています。採用計画や採用手法の決定、母集団の形成、スカウト運用、面接日程調整・合否連絡など幅広くサポートしています。実績の9割以上がエンジニア系であり、エンジニアやPM、CTOといったIT系の採用に強いです。ビズリーチやWantedly、Findy、LAPRASなどの20以上の媒体で、採用に成功した実績も豊富にあります。サービスの品質維持・改善に向けて専任ディレクターやクオリティーマネージャーを配置するほか、専門人材が人材の選定やスカウト文面の質の向上を図るなど、支援が細やかです。

3-5．そのほか特色のある採用代行

採用代行の中でも特色がある企業について、以下7社を紹介します。

ONX株式会社

ONX株式会社は、人事職特化型のエージェントであるCarryUPを運営し、正社員をはじめ、フリーランスの採用や活用をサポートしています。人事の専門家が、採用戦略の立案から実稼働まで幅広く支援するのが特徴です。正社員の採用だけではなく、フリーランス人材の活用もおこなっているため、問い合わせの翌週から人事シェアリングに対応するなど、申し込みから短期間での利用を開始することができます。人事の選定や提案までは、無料で試すことができ、契約もオンラインで締結が可能なため担当者の負担軽減やコスト削減にも有効です。人事特化型のエージェントとしての豊富なノウハウを活用して、企業にマッチする人材を提案しています。

株式会社レイン

LinkedInの公式パートナーである株式会社レインは、エンジニア採用をはじめとして、外国籍の人材を採用する日本企業や、外資系企業の採用支援に強みがあります。大手企業のDX人材からスタートアップのITエンジニア採用活動まで、幅広い支援が可能です。また、帰国子女や英語ネイティブなど、グローバルな採用をサポートできるメンバーが在籍しているため、国際的な人材を確保したい場合にもおすすめです。人材業界経験者や人事経験者のみで構成されたサポートチームが、実務からコンサルまでワンストップで採用課題解決を目指して支援しています。日系企業だけでなく、外資系企業での採用活動も支援が可能です。

株式会社VOLLECT

株式会社VOLLECTは、ダイレクトリクルーティングを支援する「PRO SCOUT」を提供し、ダイレクトリクルーティングの戦略立案から配信まで対応しています。スカウト文面や求人票の作成はもちろん、候補者選定やスカウト配信、定期的な振り返りやスケジュール・スカウト通数・返信数の管理など幅広い支援が可能です。中途採用だけでなく、新卒用の「PRO SCOUT 新卒」もあります。多様な業種・職種の採用サポートに携わり、導入実績も700社以上を有しています。スカウトの配信だけでなく、採用決定に至るまで伴走するのが特徴です。

タリスマン株式会社

タリスマン株式会社は、外資系IT企業を中心にサービスを展開しており、グローバル人材の採用支援に強い企業です。採用戦略の立案から、母集団形成、応募受付・書類選考や面接、クロージングまで細やかに支援します。専門分野ごとの担当制を採用しているため、各業界の特性やニーズを深く理解したサービス運用が可能です。サービスリリースしてからの6年間で、30社以上の日系・外資系企業やテック系ベンチャー企業、官公庁にて利用実績があります。日本語以外にも英語や中国語、スペイン語などといった多言語に対応しているため、日本企業でグローバル人材を採用したい場合や、海外進出を考えている企業にもおすすめです。

株式会社ミギナナメウエ

株式会社ミギナナメウエは、ベンチャーやスタートアップの採用代行に特化した、「即戦力RPO」を運営しています。50万件以上の豊富なデータと検証で培ったノウハウを活用して、戦略立案からオペレーションまで幅広く支援します。2018年の設立以来、支援企業実績は300社を超え、サービス満足度は97%以上です。面接以外の採用業務に携わることで、人事メンバーを新しく雇うよりも安い価格で成長企業が持つ採用課題の解決をサポートしています。数値面はもちろん、社内の採用担当の育成など目に見えない部分も細やかに支援します。

株式会社ダイレクトソーシング

株式会社ダイレクトソーシングは、ダイレクトソーシング採用に特化して、60万件の採用データを活用して戦略立案や運用をサポートする企業です。ビズリーチやLinkedIn、Green、Wantedlyなど40種類以上の採用媒体の運用に対応しています。とくに、日本初の正規代理店として、国内トップクラスのLinkedInの運用ノウハウを持っているのが特徴です。効果的なダイレクトソーシングのために、エンジニア中心に構成されたチームにてテクノロジーを活用して運用工数の効率化を徹底しています。採用ブランディングから、効果的にダイレクトソーシングを実施することが可能です。

株式会社クリーク・アンド・リバー社

株式会社クリーク･アンド･リバー社は、デザイナーやクリエイターの採用に特化しており、採用代行と人材紹介を活用して採用活動を幅広く支援します。大手ゲームメーカーやゲーム開発会社、テレビ番組制作会社、デジタルコンテンツ制作会社など、クリエイティブ業界において豊富な実績があります。デザインやクリエイティブなスキルを持つ人材の効率的な確保が可能です。依頼先でのオンサイトやオフサイトでのサポートはもちろん、スポットでの依頼にも対応するなど、柔軟なサポート体制が特徴です。8.5万人が登録しているクリエイターやIT人材データベースを活用して、人材を紹介することもできます。

4．採用代行（RPO）の導入を検討すべき企業

以下では、採用代行（RPO）を導入するべき企業について説明します。

4-1．採用ノウハウがない企業

人材不足や採用のノウハウがない場合は、採用計画の立案から応募者管理まで包括的に依頼できる採用代行を活用するのがおすすめです。採用難易度が高い職種の採用についても同様に、採用ノウハウがなくても採用プロセスの効率化を図ることが可能になります。また、採用代行に入ってもらいながらノウハウを共有してくれる会社もありますので、今後内製化を目指す企業はそのような特徴を持った採用代行を選ぶようにしましょう。

4-2．会社の知名度が低い企業

業界内では認知度が高くても世間的な知名度が低い企業の場合、応募数が少ないため母集団形成に苦労しがちです。採用代行を活用すると、採用のプロの知見を活かすことで世間での自社の認知度アップを図り、応募者増加に繋げることができます。

4-3．採用する職種が多い企業

募集する職種が多く、かつ専門性が高い職種を求人する場合は、採用代行を活用するのがおすすめです。採用代行では各領域や職種の採用に関する専門家が採用業務に対応するため、幅広い職種を募集していても的確な採用をすることが可能です。

4-4．採用目標人数が増えた企業

事業拡大や新しいプロジェクトの開始に伴って採用人数を増やす場合にも、採用代行の利用が効果的です。新たに社員を大量採用する際は、社内リソースだけでは採用業務に対応しきれない可能性があるからです。採用業務を採用代行に委託することで、業務の効率化に繋がり、採用担当者も重要なコア業務に専念することができます。

4-5．緊急の採用ニーズが発生した

採用代行に委託すると、急な退職者が発生した場合や、新規プロジェクトの開始で即戦力が必要な場合でも、企業は本来の採用業務に集中する環境を保つことができます。採用したい時期にスポットで採用代行を利用することで、無駄なコストを抑えることが可能です。短期間での迅速な人材確保に、採用代行は適していると言えます。

4-6．採用コストの削減を考えている

採用代行を利用することは、採用活動の不要なコストを見直すことにも繋がります。採用代行が持つ豊富な経験やノウハウを活かして、採用媒体の選定や人材紹介会社への手数料の見直し、採用プロセスの効率化を図ることができるからです。採用代行を通じて採用コストを見直し、コスト効率を高めましょう。採用コストの削減については以下の記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてください。

4-7．社内のリソース不足に悩んでいる

採用活動の一部を採用代行に委託することは、社内のリソース不足を解消することにも繋がります。特に、採用担当者が日常のコア業務に追われ、採用活動にしっかりと時間を割くことが難しい場合に効果的です。採用業務を委託することで、自社の採用担当者は採用の戦略的な業務や本業に集中できるため、効率的かつ効果的に自社に必要な人材を確保しやすくなります。

5．採用代行（RPO）サービス導入のメリット

採用代行を通じて、企業が抱える採用課題を解決し、採用プロセスの効率化を図ることができます。以下では、採用代行を導入するメリットを紹介します。

5-1．採用担当者がコア業務に集中でき採用力が上がる

採用代行に応募者管理や、日程調整、求人広告の作成など工数や時間がかかるノンコア業務を依頼することで、採用担当者のリソースを確保できます。候補者対応や面接対応など候補者と向き合うことに時間を使えるようになるほか、採用戦略などを検討する時間の確保にもつながるため採用力を上げることが可能です。

5-2．プロのノウハウを学び、採用の質を向上できる

採用代行が持つ専門知識やノウハウや技術、成功率の良い採用方法だけでなく、採用トレンドまで学ぶことができます。採用のプロからノウハウを吸収できるため、採用活動に行き詰まりを感じている場合は効果的です。

5-3．採用活動に関わるコスト削減につながる

採用業務の一部を委託することで、社内の工数や人件費などのコスト削減につながる可能性があります。年間のコストパフォーマンスを考えると、自社で採用活動を完結させるよりも採用代行に依頼した方がコスト削減に繋がる場合があります。採用代行のメリットについては、以下の記事でより詳しく紹介しています。あわせて参考にしてください。

6．採用代行（RPO）サービス導入のデメリット

以下では、採用代行を活用するデメリットについても紹介します。メリット・デメリットを知った上で、サービス導入を検討しましょう。

6-1．社内に採用ノウハウを蓄積しにくい

採用代行との連携の仕方によっては、社内にノウハウを蓄積するのが難しい場合もあります。依頼先に任せきりにするのではなく、自社の採用担当者が手綱を握り、依頼先との定期的な振り返りや考察の時間を設けましょう。

6-2．採用ミスマッチが発生し、期待した成果が得られにくい

希望する人材イメージが共有できていないとミスマッチが生じ、採用代行の成果が上がりにくい可能性があります。特に非対面でのやり取りが多い場合は、図を使用した資料作成など、認識の相違を防ぐことが大切です。

7．自社にあった採用代行（RPO）サービスを選ぶポイント

以下では、自社に適した採用代行を選ぶために大切なポイントを4つ紹介します。

7-1．委託可能な業務内容

自社にあったサービスを選ぶためには、採用代行サービスが対応する業務内容をしっかりと確認することが大切です。採用代行には、求人募集から内定者フォローまで幅広く対応するサービスが多く、中にはコンサルティング業務や、面接官の訓練なども対応している場合もあります。自社の採用の目的に適した採用代行を複数選定し、比較することから始めましょう。

7-2．サポート実績や専門性の高さ

サポート実績はもちろん、自社と同様の規模や業界で実績があるかも確認が必要です。市場動向や繁忙期、職種の理解がなければ、限られた期間で希望の人材を採用に導くのは難しいからです。効果的に採用代行を活用するために、自社が課題とする点で豊富な実績があり、専門性が高い依頼先を選定しましょう。

7-3．料金体系や基本プランに含まれる項目

料金体系や基本プランの内容はサービスによって異なるため、事前に確認しておきましょう。採用代行の料金体系は、主に以下の通りです。

スカウト配信や説明会サポート、SNS活用などについては、オプション扱いの場合もあるので注意が必要です。採用代行の料金については、以下の記事で詳しく紹介しています。合わせて参考にしてください。

7-4．コミュニケーションの丁寧さやサポート体制

採用代行を効果的に活用するためには、依頼先のコミュニケーションの丁寧さやサポート体制も鍵となります。採用の進捗や結果についての共有や、問題発生時に迅速に対処してくれるかもしっかりと確認しましょう。自社に採用ノウハウを蓄積するために、採用コンサルティングやノウハウ提供をしているかも確認するのもおすすめです。採用代行の選び方や比較するポイントについては、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。

8．採用代行（RPO）サービス導入の流れ

採用代行の導入は、以下の流れで進めます。

まずは、ヒアリングで採用業務における現状の課題を抽出します。課題の抽出後に、自社のニーズに合わせたプランを依頼先が提示してくれます。多くの場合、サービス開始まで申し込みから3週間程度です。採用活動を効果的に支援するために、自社に合わせてプランを調整します。採用代行を活用することで、採用課題を抱えている企業は課題解決に向けて迅速に対処でき、自社に必要な人材を確保しやすくなります。採用成功まで伴走するネオキャリアの採用代行については、以下で詳しく紹介しています。

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9．採用代行（RPO）サービスの成功事例

採用代行を導入したことで、効率的に採用を実施することができた事例を紹介します。以下では、ネオキャリアの採用代行を導入した企業がサービス導入前に直面した課題と、導入後の解決策を交えながら事例を解説します。

9‐1．スイスポートジャパン株式会社

採用代行を活用することで、コロナ後の採用において半年足らずで新卒・中途採用合計で1,000人の採用を達成したスイスポートジャパン株式会社の事例を紹介します。スイスポートジャパン株式会社では、コロナ禍が原因で新卒採用を停止していましていたものの、コロナ禍が落ち着いたことで新卒と中途採用で年間1,000人の採用を決定しました。採用代行を活用しようと決めたのは、採用再開にあたって十分な母集団を形成できないと判断したからです。採用代行とオウンドメディアリクルーティングを活用することで、新卒採用と中途採用の両方で採用活動の効率化を図りました。採用代行では、効率的に応募者の対応や面接のスケジュール調整を実施したことで、半年足らずで目標の1,000人採用を達成し、迅速に業務体制を整えることができました。

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9‐2．株式会社日本薬師堂

事業拡大に伴う自社コールセンター設立の際に、100〜120名程度の新たな人材の採用を決定した株式会社日本薬師堂を、採用代行によってサポートした事例を紹介します。採用代行を活用したのは、必要な採用人数を算出したところ、採用目標を達成するには300人以上を面接する必要があるとわかったからです。今まで自社でコールセンターを持っておらず、オペレーター面接も初めてであったことから自社だけでは対応が困難であることは明らかでした。オペレーターの母集団形成から面接支援まで包括的に対応してくれる、採用代行から専門的なサポートを受けることを決定しました。サービスを導入した結果、採用目標人数を達成するだけでなく、採用単価を削減することにも成功しました。外部の専門家による効率的な採用業務遂行が、短期間で成果に繋がった事例です。

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9‐3．株式会社ガーデン

採用代行を通じて採用業務の一元化と応募者へのレスポンスの向上に成功した、株式会社ガーデンの事例を紹介します。株式会社ガーデンでは、全国の店舗ごとにアルバイト採用業務を任せていたことで、採用ノウハウにばらつきがあり、一部の店舗では対応が難しい状況も見受けられました。店舗間での採用に関するノウハウやスキルのばらつきを解決するために、採用代行を通じて工夫したのは、採用業務を一元化することで応募者への迅速な対応を重視することです。コールセンターを外部に委託して応募者へのレスポンスを最優先する体制を整えたことで面接設定率が向上し、応募から採用までの歩留まりを改善することに成功しました。

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10．採用代行（RPO）をうまく活用するためのポイント

以下のポイントを意識しながら、採用代行を効果的に活用しましょう。

まずは、自社の採用課題を具体的に洗い出すことが必要です。自社課題にあったサービスを利用しないと、効果が出ないばかりかコストがかさんでしまうリスクがあるからです。自社の採用課題はもちろん、採用代行を活用する目的を明確にした上で、依頼すべき業務と自社で対応する業務を洗い出しましょう。また、自社に採用ノウハウを蓄積させるためには、採用代行会社の担当者と定期的にコミュニケーションを持つことが大切です。認識にズレがないか随時確認しながら一枚岩で採用活動を進めましょう。

11．まとめ

採用代行を選ぶ際には、サービスの特徴や料金、サポート内容を比較し、自社に最適なパートナーとなる依頼先を見つけることが大切です。自社にあった採用代行を導入するために、複数の企業を比較した上で依頼先を決めてください。自社の課題や採用ニーズに合ったサービスを活用することで、リソースの節約と業務の効率化が図れるため、採用の成功率が向上します。採用のプロである採用代行を効果的に活用して、自社が希望する人物を採用しましょう。