スカウト代行サービス7社を比較|選び方や各社特徴、導入事例
- 中途採用
- 新卒採用
- 採用代行・アウトソーシング
- 採用の歩留まりの改善
- 行き詰まり・新たな手法
- 中小企業・ベンチャー・スタートアップ
- 採用コストの削減
- 採用工数の削減
- 母集団形成・ターゲットからの応募確保
更新日:
採用代行

優秀な人材の採用ができず、より効果的に採用をおこなうために、スカウトメールやダイレクトリクルーティングを運用し始めている企業が増えています。
ですが、未経験者が運用することにより思うような効果がでなかったり、リソースが割けず本格的な運用に踏み切れていないといった企業も多いのではないでしょうか。
採用の効率化を図るため、自社のかわりに運用をおこなう「スカウト代行サービス」を利用する企業が増えています。
この記事では
・スカウト代行サービスでできる業務範囲
・導入事例と効果が出る理由
・選び方とおすすめ企業
について解説していきます。
この記事を読めば、スカウト代行サービスが自社にメリットとなるのかどうかが分かるので、スカウト代行サービス導入の検討に役立ててください。
目次
1.スカウト代行サービスとは
「スカウトサービス」や「ダイレクトリクルーティング」のスカウト機能を使った採用を、企業に代わっておこなうサービスのことをスカウト代行といいます。
さまざまな採用業務をおこなってきた知見をもとに運用をおこなってくれるので、多種多様な業界や人材に対して、最も効果的なアプローチをおこなってくれます。
応募者対応や面接日程の調整などもすべておこなってくれるので、自社のリソース不足やノウハウ不足を補うことができます。
1-1.スカウトサービスとダイレクトリクルーティング
スカウトメールとは、スカウトサービスとダイレクトリクルーティングのことを指して使われることが多いです。
どちらもこれまでの待ちの採用ではなく、攻めの採用をおこなえることが注目を集めている理由です。
- スカウトサービスマイナビ・リクナビ・ doda などの転職媒体や就職サイトなどにオプションとして付いているサービス
- ダイレクトリクルーティングビズリーチ・Offerboxなどが提供するサービス
スカウトメールは、一人一人に向けて作成したメールを条件検索したターゲットに送信することができるため、候補者の興味を引きやすく採用成功率の高い手法ですが、かなりの工数が必要になります。
そこで採用工数を減らすため、自社に代わって応募者にアプローチするスカウトを代行してくれるスカウト代行サービスを利用する企業が増えています。
1-2.スカウト代行サービスを利用している企業とは
スカウト代行サービスを利用している企業には、どのような特徴があるのでしょうか。 理由としてよくあげられる4つの採用課題を紹介していきます。
スカウトをおこなったことがない
1つ目は、今までスカウトをおこなった経験がない、といった企業です。
そもそも自社での採用経験がなく、まず何からしていいのか分からないので、スカウト代行サービスから採用の方法を学ぶ目的で利用する企業も多いです。
スカウト代行サービスは、膨大な人材データから採用成功パターンを蓄積したノウハウがあるので、 採用に関する知識がある専門家といえます。
そのデータを元に、採用に関するアドバイスをおこなってくれたり、採用を成功させるための方法を教えてくれたりするので、自社で採用担当を育成したい場合にも、スカウト代行サービスはおすすめです。
忙しくてリソースを割けない
2つ目は、本来の業務が忙しくて、リソースが割けないという理由です。
採用業務は多くの工数を必要とし、たとえ採用担当者がいたとしても、追いつかないほどの業務量があります。
一年中採用業務をおこなっているわけではないという企業も多く、専任を雇うには人件費がかかってしまうため、兼任で業務をおこない、本来の業務に注力することができないといった理由で、スカウト代行サービスを利用しています。
必要な時だけ利用できるスカウト代行サービスを、上手く利用して採用効率を上げている企業が増えています。
人材紹介サービスで思った結果が出ない
3つ目は、人材紹介サービスが紹介してくる人材が、自社の条件にあわないといった理由です。
人材紹介サービスに、欲しい人材を伝えていたのにも関わらず、全くの素人を紹介されたり、逆に何の音沙汰もなく紹介してもらえなかった、ということもよくあります。
なので人材紹介サービスとスカウト代行サービスの併用をおこなったり、 スカウト代行サービスに切り替える企業も増えています。人材紹介サービスとのやり取りにもノウハウが必要で、優先的に良い人材を紹介をしてもらうのは、簡単ではありません。
人材紹介サービスとのやりとりも、スカウト代行サービスは得意としているので、併用したい場合は、スカウト代行サービスに一緒に任せることもできます。
スカウト代行サービスに任せることで、自社がやり取りをおこなう企業が一本化されて、工数を減らすことができます。
エンジニアが採用できない
4つ目は、エンジニア採用をおこないたいが、一向に応募がこないといった企業です。
近年エンジニアの需要が増え、採用したい企業とエンジニアの数があわず、エンジニア採用を思うようにおこなえないといった企業が増えています。
エンジニアといっても、開発経験年数や、使用する言語の種類、どの業界での実績があるのかなど、誰でもいいわけではありません。
エンジニア採用は、欲しい人材をピンポイントで狙うのが難しく、採用まで繋げることは困難になっています。
そこで、エンジニア採用に特化したスカウトをおこなえる、スカウト代行サービスを利用する企業が増えています。
2.スカウト代行サービスの導入成功事例
では実際のスカウト代行サービスの導入事例を3つ紹介していきます。
自社の採用課題と比較して、導入を検討してみてください。
2-1.外資系スタートアップ企業/エンジニア
・エンジニア・財務部長・人事など、複数職種の採用
■企業情報■設立:2012年/業種:パーソナルモビリティ製品の開発、生産、販売/従業員数:200名/本社所在地:東京都
■ターゲット■ 性別:男女/各職種経験者
<結果>
・メンバークラスから部⻑クラスまで18名の採用に成功
<課題>
・スタートアップ企業の為、人事が経験不足にも関わらず採用職種や人数が多く、現場の負担になっている
・他社でアウトソーシングを利用しているが、アウトソーサー任せきりになってしまい、採用が上手くいかない
<施策>
・(媒体)BIZREACH導入期間:6ヵ月
・エージェントコントロール導入期間:6ヵ月
・1ヶ月稼働時間:80時間
・週1の常駐サービスで、人事の教育と各部署の求人洗い出しと更新をおこなう
・DRとエージェントコントロールを併用する事で、多職種でスペックの高い人材獲得の効率化
- 【導入前】
- ◆BIZREACH◆
送信数:1320通
スカウト応募:57人
(移行率:4.3%)
内 定:5人
承 諾:3人
- 【導入後】
- ◆BIZREACH◆
送信数:1857通
スカウト応募:130人
(移行率:7.0%)
内 定:13人
承 諾:8人
※残り10名は紹介経由で採用成功
2-2.スタートアップ企業/SE・ITコンサル
・SE・ITコンサル
・採用目標:12名(月1名をコンスタントに採用)
■企業情報■設立:2016年/業種:ソフトウェア開発・販売/従業員数:56名/本社所在地:東京都
■ターゲット■ 性別:男女/50歳以下/開発経験3年以上/PL・PM経験
<結果>
・スカウト応募数が約4倍に増え、月1名〜2名をコンスタントに採用する事に成功
<課題>
・求人内容が弱く応募が来ない
・スカウトのノウハウがない
<施策>
・(媒体)BIZREACH導入機関:12ヶ月
・(媒体)Green導入期間:12ヵ月
・1ヶ月稼働時間:80時間
・他社と比較した際の会社の魅力(労働環境・能力が給与に反映される・裁量権の大きさなど)を反映
・採用したいポジション、スキル別にスカウト文面を作成
・競合他社の同ポジションの求人を分析した上で勝負できるポイントを盛り込んだ求人を作成
・HP、求人内容からスカウト文章まで一貫した内容で説得力を上げる
- 【導入前】
- ◆Green◆
送信数:3462通
スカウト応募:52人
(移行率:1.5%)
内 定:10人
承 諾:4人
- 【導入後】
- ◆Green◆
送信数:4000通
スカウト応募:120人
(移行率:3.0%)
内 定:22人
承 諾:10人
- 【追加導入】
- ◆BIZREACH◆
送信数:2411通
スカウト応募:82人
(移行率:3.4%)
内 定:14人
承 諾:6人
2-3.ベンチャー企業/営業職
・営業職採用
・採用目標6名
■企業情報■設立:2002年/業種:ITソリューション/従業員数:90名/本社所在地:東京都
■ターゲット■ 性別:男女・文理問わず/大学ランク:不問/希望勤務地:東京都・大阪府・転勤可
<結果>
・自社で運用していた時と比較して応募数195%、説明会動員数172%の獲得、承諾6名に成功
・潜在層からの応募により、応募数の大幅獲得に成功
<課題>
・採用担当で求人媒体のスカウト配信はしているがダイレクトリクルーティングが初めてのため、効果的なスカウトの活用方法が分からない
・自社でダイレクトリクルーティングのノウハウを蓄積し内製化していきたい
<施策>
・(媒体)キミスカ導入期間3ヵ月・1ヶ月稼働時間:160時間
・テンプレ使い分けによる効率的な母集団形成
・複数パターンのスカウト文面を作成し、ターゲットの志向性により使い分ける
・通数無制限のスカウトを今後ターゲットになり得る潜在層の学生に配信し、効果測定を実施
- 【導入前】
- ◆キミスカ◆
送信数:1842通
応募数:111人
(移行率:6.0%)
説明会参加:70人
内 定:4人
承 諾:2人
- 【導入後】
- ◆キミスカ◆
送信数:2219通
応募数:217人
(移行率:9.8%)
説明会参加:120人
内 定:10人
承 諾:6人
3.スカウト代行サービスのメリット・デメリット
スカウト代行サービスを利用することで、高い確率で採用効率を上げることができ、採用コストを下げることができます。
逆に、スカウト代行サービスを利用するデメリットは、理由を理解していれば回避できるので、スカウト代行サービスで失敗しないよう、なぜデメリットがうまれてしまうのかも説明していきます。
では実際にスカウト代行サービスを利用することで、どのようなメリットデメリットがあるのかを紹介していきます。
3-1.スカウト代行のメリット
採用にかかる工数を削減できる
スカウトメールやダイレクトリクルーティングは、高い採用率を誇りますが、その一連の作業にはかなりの工数がかかります。
スカウト代行サービスは自社にかわって、スカウトに関するすべての工程をおこなってくれるので、人事の負担を大幅に減らすことができます。
また採用に関する知識が豊富なスカウト代行サービスに任せてしまうことで、自社で採用業務に関する教育を一からおこなう手間が省けます。
採用の質が上がる
膨大な採用成功データを保有するスカウト代行サービスに任せることで、優秀な人材を高い確率で採用することができ、自社でおこなうよりも少ない工数で、より大きな結果を得ることができます。
「自社でスカウトをおこなっても上手く機能しなかった」といった企業も多く存在します。
理由はターゲット設定が間違っていたり、メールの文面に問題があったりなどさまざまです。
スカウト代行サービスは蓄積された過去の成功パターンから、自社に最適な方法でスカウトをおこなってくれるので、 ほとんどの場合で自社が欲しい人材を獲得することができます。
プロのノウハウが得られる
さまざまな企業の採用をおこなってきたスカウト代行サービスを利用することで、採用方法を学ぶことができます。
自社で運用をおこなった際に、うまく機能しなかったところなどを、実際に採用のプロと運用方法の比較をおこない吸収することで、自社の採用クオリティを上げることもできます。
採用に関して分からないところがあれば、アドバイスもおこなってくれるので、自社で採用の知識をつけることができます。
転職潜在層にアプローチできる
転職潜在層とは、「自分にあった企業があれば転職をしようかな」と考えている人達です。
とりあえず情報収集を目的に転職サイトに登録して企業情報を見ている、といった候補者も多く、「今より良い仕事があれば転職したい」と考えていても、行動には移していない人材が多くいます。
特にエンジニアは転職意欲はあっても、転職活動をおこなっていないといった人材も多いので、スカウトメールは必須といえるでしょう。
まだ動こうとしていない転職潜在層には、攻めの採用が効果的です。このような転職潜在層に積極的にアプローチをおこなってくことで、自社の欲しい人材に出会える確率が上がります。
訴求のあるときにだけ利用できる
「今だけ採用をおこないたい」という企業も多いと思います。スカウト代行サービスなら1ヶ月からの導入も可能なので、自社の採用のタイミングで利用することができます。
自社で採用担当者を雇うよりも人件費を抑えられるので、採用業務全般を外部に依頼して、人事のスリム化を行っている企業も増えてきています。
効果測定レポートで社内報告がしやすい
スカウト代行サービスなら、定期的に効果測定のレポートの提出をおこなってくれるので、採用業務をおこなう際に、採用の成果を自社に報告する工数が削減できます。
自分で作成するとなると、作成にも工数がかかりますし、比較するデータもないので、数値化をおこなったところで報告しにくいといったこともあると思います。
スカウト代行サービスに任せれば、過去データと比較した内容も教えてくれるので、レポートのデータと合わせて、社内報告もおこないやすいでしょう。
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3-2.スカウト代行サービスのデメリット
依頼する企業でレベルに差が出る
スカウト代行サービスをおこなっている企業は増えてきていますが、適当に選んでしまうと思うような結果にならないということがおきます。
まず確認したいのが、自社の業種と採用したい人材の職種のスカウト経験がどれくらいあるかです。
経験自体はあることはあるでしょうが、成功データが溜まっていなければ、費用対効果が悪くなってしまいます。
採用経験が少ないスカウト代行サービスに任せてしまうと、求職者に刺さるスカウトメールを送れないことがあり、自社の採用課題が未達で終わってしまったり、自社の採用工数が削減されず負担が大きくなる可能性もあります。
自社が 欲しい人材を獲得できる専門性のある知見と、保有するリソース重は要な基準になります。
採用成功率の高いスカウト代行サービスに任せられるように、採用支援社数や同業のスカウト成功経験があるかは確認しておきましょう。
スカウト経験数を確認する際は、採用支援社数と導入件数では意味が違うので、ここも注意しておきましょう。
また、スカウト代行特化型でスカウト代行サービスのみの提供をおこなう企業と、採用業務全般の代行サービスをおこなっていて全て任せることもできる企業があります。
スカウトのみを任せたいのか、他にも採用業務を任せたいのかも、業務範囲を相談して検討しましょう。
さまざまな採用の知見のある採用のプロが、採用全体の流れから、 自社に最適な採用活動をおこなってくれます。
いくつかの企業を比較検討し、自社に適したスカウト代行サービスを探すようにしましょう。
導入までのタイムラグ
スカウト代行サービスを導入するまでには、ターゲットのヒアリングや、その日程設定、条件のすり合わせや見積もりの算出など、思っていたより時間がかかってしまう場合があります。
業務内容にもよりますが、導入までに一週間から一か月ほど時間がかかる場合があります。
ターゲット設定などのヒアリングに時間をかけないよう、自社で前もって任せたい業務をまとめておくことで、導入を早めることはできます。
打ち合わせをおこなう中で「思っていた条件では欲しい人材が探しにくい」など、想定外のことがおきるかもしれないので、余裕を持って2ヵ月前くらいから、行動をおこしておくといいでしょう。
任せきりになるとノウハウが溜まらない
メリットでお伝えした「プロのノウハウが得られる」とは逆に、自社にノウハウが溜まらない場合もあります。
代行サービスに任せきりになってしまうと、サービス解除後に自社では採用業務ができない、ということになってしまうのです。
前提として、工数削減のため採用業務を委託するのであれば問題はありませんが、いずれ自社で採用業務をおこないたいのであれば、任せきりにならないようにしましょう。
定期的にmtgをおこない、分からないところなどあればアドバイスをもらうなどして、自社でもノウハウを溜めていきましょう。
4.スカウト代行サービスに依頼できる具体的な業務
では実際にスカウト代行サービスでは、どのような業務を依頼できるのでしょうか。
依頼できる業務はスカウト代行サービスやプランによっても変わりますが、最もベーシックな業務内容を紹介していきます。
業務内容は下記の図の順番におこなわれるので、01から順番に解説していきます。
4-1.使用する求人媒体の選定
スカウト代行サービスは、さまざまなメディアの特性など深い知識を用いて、さまざまなサービスをフラットな視点で比較し、自社の採用戦略にあった媒体を提案します。
ですが自社媒体を提供する企業にスカウト代行サービスを依頼すると、自社媒体のみしか利用できません。
自社にあった求人媒体を提案してくれる広告代理店に媒体の選択を依頼することで、より効果的な求人媒体を使用することができるでしょう。
4-2.スカウトメール文面作成
スカウトメールは、企業から候補者への最初のアプローチです。
スカウトメールの返信率を上げるために、採用ポジションやターゲット、求人媒体の特性に応じて、効果的なスカウトの文面を作成します。
配信の時間帯や文面の内容、文面の長さなどでもスカウトメールの返信率は変わり、専門知識がないと返信率を上げることは容易ではありません。
スカウト送信には「一斉送信」と「個別送信」の2種類がありますが、スカウト代行サービスでは個別送信がおこなわれていることが多いです。個別に作成した文面の方が候補者の興味を引き、返信率の向上に繋がるからです。
スカウトメールの返信率を上げるためには、いかに魅力的な文面を作成できるかが重要になります。なので、成功パターンを多く保有するスカウト代行サービスに依頼をおこなった方が、採用成功率は上がるでしょう。
4-3.スカウトメールのターゲット抽出
求人媒体や就職サイト・ダイレクトリクルーティングなどのスカウトサービスに登録されている人材データベースから、自社が求める人材の選定をおこないます。
スカウト代行サービスの品質に明確に差がでるのは、このターゲット抽出作業です。
採用したいポジションが専門的であればあるほど、スカウト代行サービスの知識と経験が問われます。
スカウト代行サービスは、過去の実績と膨大なデータに基づいて、自社に適した人材を選定する採用データを持っています。 そのため、自社で選ぶよりも確実かつ迅速に優秀な人材を見つけることができます。
また、スカウト代行サービスに依頼することで、膨大な数の候補者の中からターゲットを抽出する時間と労力をかけずに済みます。
ターゲットを具体的に設定しすぎると、候補者の人数が減少し、送信回数や返信回数が得られない場合もあります。 そのため、候補者の選考基準を幅広く設定したり、候補者が減った場合の条件を緩和したりするなど、事前に検討しておくことも大切です。
4-4.スカウトメールの配信設定
事前に設定をおこなっていたターゲットに、スカウトメールを配信します。
スカウトメールの開封率は職種や業種、時間帯によっても異なるため、適切なタイミングで効果的なスカウトメールの配信をおこないます。
スカウトメールの配信には、一斉送信と個別送信の2つの方法があり、ほとんどのスカウト代行サービスは個別にスカウトメールの配信をおこないます。
一斉送信
ターゲットに一致する候補者に、同じテキストのスカウトメールを配信します。
一度にたくさんの人にアプローチできますが、文面がテンプレートなので候補者に強く興味を持ってもらえるほどのアピールは望めません。母集団形成などで使用する場合があります。
個別送信
候補者ごとに、個別にスカウトメールを配信します。
スカウト代行サービスでは、主に個別の配信がおこなわれます。
対象者のプロフィールを確認した上で、個人に合わせたメールを配信するので返信率が高く、より少ない配信回数で多くの応募者を引き付けることが可能になり、採用成功率も向上します。
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4-5.応募者返信対応
応募者からの返信に、迅速な対応をおこないます。
応募をおこなった後の応募者は最も転職への意欲が高く、すぐに返信すると選考に繋がりやすい傾向にあります。自社への興味が高いうちに返信することが大切です。
そのため、スカウト代行サービスに任せることで、応募者からの連絡の取りこぼしやタイムラグを防ぎ、選考離脱率を下げることができます。
4-6.面接日程調整
面接日程の調整もスカウト代行サービスでおこなうことができます。
応募者は複数の企業に同時に応募していることも多いので、 比較的返信率の高い応募の直後に、面接の日程調整の連絡をおこなうと面接設定率が上がります。
キャンセルになってしまった際にも迅速な対応をおこなってくれるので、面接の再設定をおこない面接設定率をあげることができます。
面談の設定から内定の連絡までおこなってくれる企業もあります。
スカウト代行サービスによっては、カレンダーに直接面接の日程の入力をおこなってくれるところもあるので、自社にあった設定方法をおこなってくれるスカウト代行サービスを探しましょう。
4-7.リマインドメールの送信
面接の参加率を上げるために重要なのがリマインドメールの送信です。面接の前日などにリマインドメールを送信することで、 応募者を最終選考まで離脱させずにフローを進めることができます。
このリマインドメールの送信も、自社でおこなうにはかなりの工数がかかるので、スカウト代行サービスに任せてしまう企業も多いです。
4-8.効果測定/レポートの提出
スカウト代行サービスでは配信実績におけるレポートの提出が可能です。
返信率や面談設定率などの分析をおこない、現状のデータから運用方法を変えるかどうかを、過去データの比較と、採用市場を読みながらおこなってくれます。
運用データから今後の方針を決めることができるだけではなく、社内に向けた資料作成の手間を省くこともできます。
レポートの提出や情報の共有頻度などは、スカウト代行サービスによって異なります。
より綿密に情報共有を行ってくれるスカウト代行サービスに依頼することで、認識のズレなどを防ぐことができます。
5.スカウト代行サービスの4つの選び方
採用を成功させるため、スカウト代行サービスの導入を検討されていると思いますが、選び方を間違えると、思うような結果に繋がらないことがあります。
自社にあったスカウト代行サービスの選び方を紹介していきますので、採用を成功させるために、ぜひ参考にしてみてください。
5-1.運用実績数の多さ
まず、スカウト代行サービスを成功させている企業を見極めるために確認してほしいのが、運用実績数の多さです。
運用実績数が多ければ、多種多様な業界や職種でのスカウト代行サービスの経験があるので、運用実績数分の採用成功データが蓄積されています。なので運用実績数が多ければ、その過去実績に基づいた確実性の高い運用をおこなうことができるので、より採用効率を上げることができます。
ですが、運用実績数が人材紹介サービスだったり、スカウト代行サービス以外の運用実績の場合もあるので、注意が必要です。
スカウト代行サービスを始めたばかりのような企業に任せても、成功パターンが蓄積されていないので、求めていた結果には繋がりにくいでしょう。
5-2.サービスの柔軟性があるか
スカウト代行サービスの運用レポートの結果から、「スカウトメールの送信数を変更したい」「ターゲットを変更したい」など、状況に応じて急に内容を変更したい場合がでてくることがあります。
そのような急なフローの変更などにも、柔軟に対応してくれるのかも、スカウト代行サービス選びのポイントです。
変更の際に別途料金の発生があるのか、変更を依頼してから変更されるまでの期間などもスカウト代行サービスによって違うので確認しておきましょう。
5-3.同業または同職種での運用実績があるか
スカウト代行サービスをおこなっているといっても、企業によって扱っている採用領域や、得意な業種が違います。自社が「中途採用」「新卒採用」「アルバイト採用」のいずれの採用を考えているのか、「理系の学生の採用」「エンジニア採用」など、どのような人材の採用を考えているのかで、選ぶスカウト代行サービスは変わります。
スカウト代行サービスを選ぶ際は、自社が求める人材のスカウト経験があるのかなど、事前に確認しておきましょう。
5-4.スカウト代行サービスの料金
スカウト代行サービスの料金は、利用するスカウトメディア数と、 メールの配信数で計算をおこなう場合が多いです。
「月額固定制」や「従量課金制」という言い方をしていますが、月額固定制でもメールの配信数は決まっているため、配信数を追加したい場合は、追加でオプション料金を支払う場合がほとんどです。
ですができればメールの配信数は抑えて、優秀な人材を確保できるのがベストだと思います。
なので料金を気にするのであれば、スカウト代行サービスの運用実績の多い企業を選びましょう。
1配信当たりの料金より、採用成功率の高いスカウト代行サービスを選んだ方が、結果的に安く済むことが多いです。
6.スカウト代行サービスおすすめ7選
スカウト代行サービスのおすすめ企業を紹介しますので、依頼する企業を選ぶ参考にしてください。
6-1.ネオキャリア
- 総合評価★★★★★
- 運用実績★★★★★
- 導入スピード★★★★
- 業務範囲★★★★★
- 料金★★★★
- 特徴
・採用代行支援10,000社以上リピート率95%
・500名規模の自社内運用センターを保有し、アルバイトや派遣スタッフに頼ることなく、熟練度の高いスタッフの継続雇用を実現
・新卒/中途/アルバイト/エンジニア採用、全ての採用に強い
- 料金詳細
料金:オーダーメイド 3万~/月
初期費用:プランによる
導入期間:1ヶ月~
導入開始:最短1週間~
成果報酬:0円
- 提供企業:株式会社ネオキャリア
6-2.キャリアマート
- 総合評価★★★★★
- 運用実績★★★★
- 導入スピード★★★★★
- 業務範囲★★★★
- 料金★★★★
- 特徴
・業界ではいち早くRPAを導入。1日600件のスカウト配信もミスなく1時間で対応が可能
・前年採用状況分析も無料サポート
・採用数数名の厳選採用から100名以上の大規模採用まで対応可能
- 料金詳細
料金:スカウト配信代行
50円~/通
ミニマムプラン 3万円~/月
スタンダードプラン
10万円~/月
初期費用:記載なし
導入期間:1ヶ月~
導入開始:最短3日~
成果報酬:記載なし
- 提供企業:株式会社キャリアマート
6-3.Direct Sourcing
- 総合評価★★★★
- 運用実績★★★★★
- 導入スピード★★★★
- 業務範囲★★★
- 料金★★★
- 特徴
・LinkedInの日本で初の正規代理店
・海外にいる人材のダイレクト採用支援が可能
・運用工数をテクノロジーによって徹底的に効率化
- 料金詳細
料金:記載無し
初期費用:記載無し
導入期間:6ヶ月~
導入開始:最短2週間~
成果報酬:0円
- 提供企業:株式会社ダイレクトソーシング
6-4.CASTER BIZ recruiting
- 総合評価★★★★
- 運用実績★★★★
- 導入スピード★★★
- 業務範囲★★★★★
- 料金★★★
- 特徴
・累計450社以上の採用支援実績でリクルーター/応募者対応担当/原稿担当の3名体制で支援
・利用企業の月間内定数400件以上
・カレンダーを空けて待っていれば、会いたい人との面接が設定される
- 料金詳細
料金:レギュラー 41.8万円/1ヶ月
プレミアム 72.6万円/1ヶ月
カスタマイズプラン
初期費用:記載なし
導入期間:3ヶ月~
導入開始:2週間~1ヶ月
成果報酬:記載なし
- 提供企業:株式会社キャスター
6-5.PRO SCOUT
- 総合評価★★★★
- 運用実績★★★★
- 導入スピード★★★★
- 業務範囲★★
- 料金★★★
- 特徴
・導入社数250社以上
・上場企業やメガベンチャーの採用実績が多く、Webデザイナーの採用も得意
- 料金詳細
料金:スタンダード 1000円~/通
プラス 1500円~/通
プロ 2000円~/通
初期費用:10万円
導入期間:3ヶ月~
導入開始:最短1週間~
成果報酬:記載なし
- 提供企業:株式会社VOLLECT
6-6.CORNER
- 総合評価★★★★
- 運用実績★★★
- 導入スピード不明
- 業務範囲★★★★★
- 料金★★★
- 特徴
・業務求人掲載0円(登録者限定のWEBサービスに、無料で求人を無制限に掲載ができ、幅広く人材を集められるオンラインマッチングサービスがある)
・プロフェッショナル人材は数千人の登録があり、スタートアップCHROや大手企業での人事で経験者など経験豊富な人材が登録
- 料金詳細
料金:20万円/月(週2日)
(サンプル料金)
初期費用:0円
導入期間:記載なし
導入開始:記載なし
成果報酬:記載なし
- 提供企業:株式会社コーナー
6-7.uloqo DR
- 総合評価★★★★
- 運用実績★★★
- 導入スピード不明
- 業務範囲★★★★
- 料金★★★
- 特徴
・テクノロジー領域を中心に、東証一部上場企業からスタートアップベンチャーまで累計60社以上の様々な企業様にサービス提供実績
・採用目標達成率は87%超
- 料金詳細
料金:20万円/月~
初期費用:記載なし
導入期間:記載なし
導入開始:記載なし
成果報酬:記載なし
- 提供企業:株式会社uloqo
- 8.まとめ
スカウト代行サービスについて紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。
スカウト代行サービスをうまく利用することで、採用にかかる工数を削減し、かつ採用効率を上げながら自社のリソース不足を解消することができます。
あらためて、この記事で紹介したことを、もう一度お伝えします。
ぜひ一度、スカウト代行サービスを利用してみてください。
- スカウト代行サービスを利用した方が良い理由
1.攻めの採用で優秀な人材を確保しにいける
2.蓄積された採用データから、採用の成功パターンを知っている
3.候補者との全てのやり取りを任せることで、工数を大幅に削減できる
4.採用ノウハウを盗むことができる

アウトソーシングを通して本質的課題の解決を
新卒・中途・アルバイト領域の採用コンサルティングおよびアウトソーシングのご支援をしております。培った採用ノウハウをもとに、企業様の課題に合わせたプランニングが得意です。コスト削減や母集団形成などでお困りの際はご相談ください。
- 名前
小泉/アウトソーシング関連
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