面接代行サービス10社比較│費用や依頼可能な業務、利用するメリット・デメリットを徹底解説

新卒・中途採用

面接代行サービス10社比較 費用や依頼可能な業務、利用するメリット・デメリットを徹底解説

採用活動の通年化や採用競争の激化により面接業務がひっ迫し、面接代行サービス会社を活用して現状を打破したいと考える人事・採用担当者は少なくないでしょう。面接代行サービスとは、採用面接の専門会社が採用担当者に代わって面接業務をおこなうサービスです。面接業務の効率化や採用担当者の業務負担軽減などのメリットが得られるとして、近年、面接代行サービスへの注目度が高まっています。

 

 本記事では、

・面接代行サービスとは何か

・面接代行サービスのメリットとデメリット

・面接代行サービス10社の比較

について紹介します。面接代行サービスを的確に活用して、選考活動の迅速化や選考基準の統一を図りましょう。

 

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目次

面接業務代行を活用して良い人材を採用したい方は、以下の資料もぜひご活用ください。

面接業務代行サービスを徹底解説!

面接業務代行で実現する採用CXの高い面接とは

本資料では、面接業務代行サービスで依頼できる業務や、サービス導入のメリット、さらにサービス選定のポイントまで徹底解説!

さらに面接を通して採用CX(候補者体験)を向上させる方法まで詳しくご紹介しています。

1.面接代行サービスとは

面接代行サービスとは

 

面接代行サービスとは、企業に代わって採用面接に関する業務を請け負ってくれるサービスです。面接代行サービスを含め、採用に関する業務を外部の専門会社に委託することをRPO(Recruitment Process Outsourcing(リクルートメント・プロセス・アウトソーシング))と呼びます。採用担当者の不足に悩む企業が面接代行サービスを活用すると、面接対応の迅速化や面接のクオリティアップなどの効果が期待できます。

 

面接代行サービスを活用する場合、丸投げではなく依頼元企業と代行会社で役割分担するケースが一般的です。役割分担をするなら、委託した会社が勝手に面接を進めてしまうことはありませんし、自社でも面接のノウハウを吸収できるため、将来的に面接を内製化したいと思う企業にも適したサービスです。メリットが大きく面接業務を迅速化、効率化する有力な手段として、さまざまな企業で面接代行サービスの活用が広がっています。採用代行サービスについてもっと詳しく知りたい方は以下の資料もぜひご活用ください。

 

選考離脱を防ぐための採用代行活用法
選考離脱を防ぐための採用代行活用法

\本資料でわかること/

・選考離脱を防ぐための具体的な対策

・内製化すべき項目と外注すべき項目

・採用代行が選考離脱防止にもたらす効果

などについて解説しております。ぜひ採用活動にお役立てください。

1-1.面接代行サービスのニーズが高まっている背景

面接代行サービス会社のニーズが高まっている背景として、人手不足の中で人材獲得競争が激化し、採用担当者がより一層応募者とじっくり向き合う時間が必要になっているという状況があります。また労働人口が減り就職・転職市場が売り手市場となっている状況において、自社を選んでもらうためには他社との差別化が重要です。そのため、面接内容の定期的な見直しや面接内・面接後のフォローなどをじっくりとおこない、求職者に選んでもらえるようにさまざまな対応をする必要が出てきています

 

人手不足の中では、長く働いてくれる人材を確保することも非常に重要です。離職しにくい人材を求め、採用担当者が応募者を見極める工数が増しています。面接代行サービスを利用すれば、委託した業者と役割分担をすることで採用担当者が面接業務にかかる負担を軽減できます。結果、コア業務にも集中できるようになるでしょう。このような背景から、効率的で効果的な採用活動が望める面接代行サービスに注目が集まっています。

2.面接代行サービスで依頼できる業務内容

面接代行サービスで依頼できる業務内容

 

面接代行サービスの活用を検討するならば、代行してもらえる業務を的確に把握しておくことが大切です。なぜなら、いくら魅力的な実績を有するサービスでも、自社が悩んでいる面接関連業務を任せられなければ、採用成果の向上は見込めないためです。そのため、面接代行サービスを探すときには代行してもらえる業務を確認しましょう。一般的に代行してもらえる4つの業務について説明しますので参考にしてみてください。

2-1.採用したい人物像や採用基準を設定する

面接代行サービスでは、獲得したい人物像や採用活動における採用基準の整理などを依頼できます。特定の領域を得意とする人材を採用したい場合、必要とする経験やスキルなど具体的な採用基準を設けないとミスマッチが発生しかねません。たとえば、ITエンジニアであれば特定のプログラミングスキルや、論理的思考能力などが必須になるでしょう。さらにサーバーエンジニアであるなら、サーバーOSに関する知識やサーバー構築技術なども必須ですが、採用担当者の知識不足で必須となるはずの条件が抜け落ちてしまっては意味がありません。

 

また、面接代行サービスでは、ほかの企業での実績に基づく知見を活用し、依頼元企業と協力して人物像や採用基準の明確化を支援します。たとえば、依頼元企業の強み・課題・今後の展望・活躍する社員の特徴・採用したい職種などを踏まえながら、採用要件をすり合わせます。採用すべき人材の見極めを適切におこなうために必要な人物像の設定や採用要件の整理は、面接代行サービスが提供する業務の1つです。

 

2-2.面接でのインタビュー内容や評価ポイントを決める

面接代行サービスは、前述の採用したい人物像や採用基準を元に、採用面接でのインタビュー内容や評価ポイントの設定もしてくれます。採用業務に精通した専門家が、採用対象の職種や人物像に合わせて面接の質問項目や評価基準の作成を支援してくれるため、いままでよりも明確に定められるでしょう。たとえば評価項目に「クリエイティビティ」や「柔軟な対応力」「分析力」などを加え、これらを重視して評価してもらうことも可能です。最適化されたインタビュー内容や評価ポイントは、応募者の評価や見極めに役立つでしょう。

2-3.面接・面談・Web面接を実施する

面接代行サービスは、実際に採用面接・面談にも対応してくれます。代行会社によっては1:1の面接だけでなく、集団面接やグループワーク、Web面接(オンライン面接)に対応している場合もあります。たとえば、技術職など専門性の高い職種の場合、面接官に専門的な知識や経験が求められるケースは少なくありません。特定の業界や職種を得意としている代行会社ならば、応募者を的確に見極めるため、安心して面接を任せられます。

なお、面接・面談を代行してもらう場合、一次面接や技術面接を委託し、最終面接を企業が担うケースが一般的です。最終面接に集中することで採用担当者の負担を減らせるだけでなく、時間的な余裕が生まれ、コア業務へ集中することができるでしょう。

2-4.面接の結果を確認して評価する

面接代行サービスでは、面接・面談の結果や評価の共有にも対応してもらえます。候補者の絞り込みや見極めにかかる手間の軽減に効果的です。また、採用面接の専門家が、候補者の強み・弱み・適性などを具体的に報告してくれるため、企業は採用の判断に関する正確性を高められますWeb面接の場合は録画データも提出されるのが一般的です。そのため、自社の採用担当者が面接に同席していなくても、応募者の印象や良かった点などを把握でき、面接業務の負荷軽減につながります。

 

面接代行サービスによっては面接後の合否連絡や、面談・研修・職場見学などの内定者に対するフォローを依頼することも可能です。内定者へのフォローを依頼すれば、企業への理解を深めることに繋がり、内定辞退や早期退職の防止になるでしょう。

 

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3.面接代行サービスの料金体系や費用相場

面接代行サービスの料金体系や費用相場

 

面接代行サービスの料金体系は主に「従量課金タイプ」「月額一律料金(定額)タイプ」「成功報酬タイプ」の3つに分けられ、とくに多いのが従量課金タイプです。それぞれのメリット・デメリットや特徴を把握し、最適なタイプを選びましょう。面接代行サービスの料金体系や費用相場について詳しく解説します。

3-1.従量課金タイプ

従量課金タイプは面接代行サービスでもっとも多い料金体系です。業務の量や種類によって料金が変わります。任せたい内容を絞り込んで依頼できるのがメリットなので、予算に応じて任せる業務量を決めるのも良いでしょう。大きなデメリットはありませんが、任せたい業務によっては初期費用や追加費用が発生する場合もあるため注意してください。

 

面接官代行は1回につき1万円以上、採用条件通知書の発送は月に2万円以上、面接の日時設定は月に5万円以上が相場です。従量課金タイプの概算費用を知りたい場合は、以下よりお問い合わせください。無料で見積り可能です。

 

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採用代行にかかる費用を簡単依頼できます!「リソースがないので採用業務をトータルで依頼したい」「DMやスカウト配信など一部の業務だけを依頼したい」など、ご要望の代行内容に合わせた概算お見積りをいたします。

3-2.月額一律料金(定額)タイプ

月額一律料金(定額)タイプの場合では、はじめにプランや期間を決めます。プラン変更やオプション追加をしなければ、追加料金も発生しない点がメリットです。そのため、面接代行に関する予算が明確に定められている企業に向いています。一方で、月額一律料金(定額)タイプは初期費用が高いのがデメリットです。月額一律料金(定額)タイプの相場はプランの内容にもよりますが、10万円台が一般的です。多くの業務を委託する場合は30万円や40万円になることもあるでしょう。

3-3.成功報酬タイプ

成功報酬タイプの場合は成果が出た場合のみ料金を支払います。初期費用がかからず成果に応じた費用を払うだけで済むため、無駄な経費を最小限に抑えられるのがメリットです。ただし成功報酬タイプは、ほかのタイプと比べて1人あたりの費用がとても高額な点がデメリットです。大量採用したい場合には割高に感じる可能性があるため、少人数を採用したい企業に向いています。

 

成果報酬タイプの相場は「1人面接するごとに5,000円」「1人入社するごとに年収の30%〜40%」などで、成果や人数によって費用が決まります。たとえば料金が「1人入社するごとに年収の40%」だった場合、年収600万円の方を1名採用するのに240万円かかり、5名採用するとしたら1,200万円もかかる計算です。

4.面接代行サービスを利用すべき企業の特徴

面接代行サービスを利用すべき企業の特徴

 

面接代行サービスは、企業の状況や希望によって得られるメリットの大きさが変わります。そもそも、面接関連業務に関する悩みは企業によって異なり、問題解決の効果は一様ではありません。そこで面接代行サービスを利用すべき企業の特徴を6つ紹介します。いずれか1つでも当てはまるなら、面接代行サービスを検討する価値はあります。複数当てはまるなら、一度面接代行サービス会社に無料の相談や見積りを依頼してみましょう。

4-1.採用担当者が不足している

想定している採用業務を進める上で、採用担当者数が足りていない企業は、面接関連業務のアウトソーシングでメリットが出やすい企業です。なぜなら、面接関連業務の専門家に委託することで、業務の円滑化が図れるためです。応募者数に対して採用担当者数が足りないと選考が進まず、選考期間が長期化すると応募者の離脱を招きます。しかし、代行サービスの活用で選考対応する人手を確保できれば、選考遅延の原因が解決されて、自社の面接業務は迅速化・効率化します。面接代行サービスを利用するだけでなく、自社の採用担当者を新たに増やしたい場合は、下記の記事を参考にしてみてください。採用担当に向いている方の特徴や採用のコツを詳しく解説しています。

 

4-2.面接のノウハウがない

面接のノウハウが不足している企業は、面接代行サービスと役割分担をすることで、必要なノウハウを身につけられます。面接代行サービスに採用基準の設定や質問項目から実際の面接、評価の報告といった一連の業務を任せれば、面接業務の流れも理解できます。面接関連業務の専門家による面接は、心理的効果に基づいた面接や一定の高クオリティを保った面接が可能なので、そのような技術を習得すれば、将来的に面接を内製化するときも役立つでしょう。面接のノウハウを吸収したいという旨を、面接代行サービス会社に直接伝えても問題ありません。むしろ多くの提案を得られ、おすすめの利用方法も紹介してくれるでしょう。

4-3.選考辞退率や内定辞退率が高止まりしている

選考辞退率や内定辞退率が高い企業も、面接代行サービスの利用に適しています。たとえば、面接で応募者とのやり取りが的確におこなえず、応募者の採用CXを下げてしまうと、企業への関心が低下して選考・内定辞退を招きかねません。採用CX(Candidate Experience)とは採用候補者体験のことを指します。たとえば「採用CXを上げたい」とは、面接業務においては企業の認知から応募、内定から入社に至るまでの体験において、体験者(応募者)が企業に対して「応募して良かった」と思ってもらえるようにしたいという意味です。採用CXを上げることは、選考辞退率や内定辞退率だけでなく、入社後の定着や企業のイメージアップにも繋がります。

 

また、面接における会話の質の向上や面接に関する事務作業の効率化など、幅広い課題の解決を図れます選考や内定の辞退率が高い理由はさまざまですが、面接代行サービスの活用で複数の原因を同時に解決し、辞退率を改善しましょう。面接辞退を防ぐ方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

 

4-4.面接での評価基準が統一されていない

面接における評価基準が統一されていない企業であれば、面接代行サービスの活用により面接における評価品質の向上が見込めます。具体的には、面接官が独自の基準で面接の評価をしている、そもそもどのような評価基準を決めれば良いのか決めかねているなどといったケースです。面接代行サービスでは必ず評価基準具体化されます。なぜなら評価基準を決めなければミスマッチが発生しかねないからです。そのため、面接代行サービスを利用することで自社としての評価基準を整理や見直す絶好の機会にもなるでしょう。

 

評価基準を決める上では代行会社が評価基準の明確化をサポートしてくれるため、採用のプロの知見を借りながら採用基準を策定することができます。評価基準・選考基準が曖昧な場合、担当する面接官の判断に委ねられてしまい、採用したい・すべき人材の的確な評価・確保が困難です。しかし、面接代行サービスを利用すれば、企業が求める人材に応じて選考ポイントや評価方法を提案してもらえます。そのため、企業は一貫性のある評価基準が策定でき、属人化しない質の高い面接で採用候補者の選定を進められます。

4-5.選考期間が長い

選考開始から内定までにかかる期間の長期化に悩んでいる企業が面接代行サービスを活用すると、選考期間の短縮効果が期待できます。さらに採用担当者の業務過多なども解消され、コア業務に集中できるでしょう。面接代行サービスに一次面接や書類選考を任せれば、最終面接に力を入れる時間的な余裕も生まれます。一方で選考期間が長いと、応募者が自社よりも先に内定が出た他社に入社を決める可能性が高まります。長期化の典型的な原因は、以下の3点です。

 

POINT
面接の日程調整が遅い
面接がすぐにおこなわれない
面接の結果が出るまでに時間がかかる

面接代行サービス会社はいずれの問題についても適切に解決を図るノウハウを有しているため、遅延理由が解消され、選考活動の進捗が円滑になります。選考期間が長くなりがちな企業にとって、面接のアウトソーシングは効果的な解決策です。

4-6.面接代行サービス会社の選択を間違えると十分な効果が得られない

すでに面接代行サービス会社を利用しているとしても、面接代行会社の選択を間違えている場合は十分な効果が得られません。たとえば技術職など専門性の高い職種の場合、面接代行会社にも一定以上の専門的な知識や経験が求められるため、特定の業界や職種を得意としている代行会社に依頼すべきです。また現在委託している会社の面接に関するノウハウや実績・経験が不足している可能性も考えられます。いずれにしても効果が得られていない以上、ほかの面接代行サービス会社に切り替えるべきでしょう。面接代行会社を選び直したい場合は、以下の記事で代行サービスの選び方について、さらに詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

 

5.面接代行サービス10社を徹底比較

面接代行サービス10社を徹底比較

面接代行サービス会社の中でも、とくに知名度が高く実績の豊富な10社を紹介します。各会社の特徴だけでなくどのような企業におすすめなのかも解説しますので、参考にしてみてください。

5-1.ネオキャリア|面接代行サービス

採用代行ならネオキャリア

企業名

株式会社ネオキャリア

特徴

グループで年間10,000社以上(※)の採用支援実績があり、経験豊富。

セキュリティ性も高く、オペレーターも高品質である。

費用

初期費用:20万~

面接官代行:8,000円~/時間

このような企業におすすめ

手厚いサポートや柔軟な対応力を求める企業に向いている。

大規模採用にもおすすめ。

サービスURL

https://www.neo-career.co.jp/lp/rpo/

※集計期間:2021年10月~2022年9月

 

株式会社ネオキャリアは、自社保有の採用代行をおこなうセンターが国内に5拠点あるため、複数の拠点で同時募集するような大規模採用にも向いています。新卒や中途だけでなくアルバイト募集にも対応しています。面接代行はもちろん、採用戦略の立案や母集団形成など採用に関わる幅広い業務を代行可能なため、自社の悩みに適したサポートを依頼できるでしょう。

5-2.パーソルキャリア|RPOサービス

企業名

パーソルキャリア株式会社

特徴

採用活動の全工程をカバーできる。

求人情報・転職サイトdoda(デューダ)を運営しており、豊富な情報量・実績を持つ。

費用

要問い合わせ

このような企業におすすめ

面接代行サービスを中長期に利用したい企業や、母集団形成を求める企業に向いている。

大規模採用にもおすすめ。

サービスURL

https://www.saiyo-doda.jp/product/persol-career-rpo/

 

パーソルキャリア RPOサービスの最大の強みは、同社が運営する求人情報・転職サイトdoda(デューダ)が持つノウハウや情報を活かして採用活動をおこなえる点です。パーソルキャリア RPOサービスが持つノウハウを企業が吸収することで、面接レベルの向上にも繋がるでしょう。料金体系は月額固定型、成功報酬型があり、2つを組み合わせるといった方法も提案してもらえます。

5-3.HRアソシエ アウトソーシング

企業名

株式会社HRアソシエ

特徴

業界・業種を問わず面接代行ができる。

面接に関わるトータルサポートが可能。

費用

要問い合わせ

このような企業におすすめ

面接代行と同時に採用担当者や面接官のための研修をおこないたい企業に向いている。

大規模採用にもおすすめ。

サービスURL

https://www.hr-a.jp/

 

HRアソシエ アウトソーシングは面接代行だけでなく、採用担当者や面接官のための研修を用意しています。さらに内定者・新入社員に必要なトレーニングを依頼することも可能です。たとえば社会人としてのマナーや基本的なスキルのトレーニングを依頼すれば、企業への負担を大幅に削減できるでしょう。

5-4.bサーチ|採善策

企業名

株式会社bサーチ

特徴

Indeedの正規認定パートナー。

応募者対応・面接日程・合否連絡などの面接代行が可能。

費用

スカウト代行+運用支援プラン:2万9,800円

スカウト代行+応募者対応プラン:26万8,000円

スカウト代行+応募者対応+採用広報プラン:49万8,000円

このような企業におすすめ

求人広告や求人媒体を積極的に使い、母集団形成したい企業におすすめ。

サービスURL

https://www.bsearch.co.jp


採善策は求人広告(紙媒体・Web広告)や求人サイトの運用に長けており、それぞれの効果を分析して最適化したい企業に向いています。採善策が作成したフローマップを活かせば、サービス終了後の自走も実現できるでしょう。月1回以上の定例ミーティングを設けているため、採用の進捗も把握しやすいです。

5-5.ONE 採用代行

企業名

株式会社ONE

特徴

書類選考から適性検査案内、応募受付、面接設定、1次面接まで代行可能。

内定者への連絡や入社書類の作成も任せられる。

費用

月額7万円以上

このような企業におすすめ

面接代行に関して広範囲のサポートを求める企業に向いている。

母集団形成にもおすすめ。

サービスURL

https://one-group.jp/humanresource/outsource/index.html


ONE採用代行には、求人広告業界や採用コンサルタントなど採用のエキスパートであるスタッフが在籍しています。中途採用や新卒採用だけでなくアルバイト採用やパート採用にも対応可能です。オーダーメイド型なので、必要な部分だけを依頼することが可能なのも大きなポイントです。

5-6.ダイレクトソーシング

企業名

株式会社ダイレクトソーシング

特徴

ビジネスに特化したSNSプラットフォームであるLinkedInの日本初の正規代理店。

求人媒体の更新作業や日程調整などの面接代行が可能。

費用

要問い合わせ

このような企業におすすめ

LinkedInを利用して国外にアプローチし、面接をおこないたい企業に向いている。

母集団形成にもおすすめ。

サービスURL

https://directsourcing-lab.com/

 

株式会社ダイレクトソーシングはLinkedInp(リンクトイン)の日本初の正規代理店です。LinkedInpは、ビジネスに特化した世界最大級のSNSであり、世界中で10億人以上のユーザーが利用しています。国外にもアプローチしやすいため、とくに外資系・日系グローバル企業に向いています。

5-7.レジェンダ・コーポレーション|変革RPO

企業名

レジェンダ・コーポレーション株式会社

特徴

創業29年の実績を持ち、リピート率が高い。

面接代行を1ヶ月のお試しプランでも利用できる。

費用

要問い合わせ

このような企業におすすめ

面接代行がどのようなものか、まずお試しで利用したい企業に向いている。

採用ブランディングにおすすめ。

サービスURL

https://www.leggenda.co.jp/recruitment_support/rpo/

 

レジェンダ・コーポレーション株式会社の変革RPOは採用ブランディングを得意としています。2名以上の専属チーム制で常にいずれかの担当者が伴走しており、非常事態発生時も迅速に対応可能です。お試しで1ヶ月から利用できるプランがあるのも安心できるポイントです。

5-8.ジーズコンサルティング

企業名

株式会社ジーズコンサルティング

特徴

新卒に関する面接代行では、対学生のコミュニケーションのエキスパートを用意してくれる。

中途採用の面接代行も可能。

費用

要問い合わせ

このような企業におすすめ

新卒(学生)の採用に力を入れたい企業に向いている。

採用ブランディングにおすすめ。

サービスURL

https://gsc-japan.com/


株式会社ジーズコンサルティングは、採用成功のための幅広いサポートが可能です。面接業務に関しては、面接のセッティングや面接補助などもおこなっています。企業ごとの課題や状況に対して必要なサービスを高品質かつ迅速に提供してくれます。

5-9.ア・ロッカ|アイティ人事

企業名

ア・ロッカ株式会社

特徴

ITエンジニアの中途採用を得意とする。

面接代行のほか、AIを活用した採用戦略の策定も魅力。

費用

月額10万円以上

このような企業におすすめ

ITエンジニアの中途採用に力を入れたい企業に向いている。

面接代行のノウハウを習得し、内製化を目指す場合にもおすすめ。

URL

https://marketing.arocca.co.jp/


アイティ人事はITエンジニア専門の採用・面接代行サービスです。即戦力のITエンジニアを採用したい企業に向いており、面接代行だけでなくスカウト代行も可能です。最短3ヶ月からのプランを提供していますが、依頼元企業に合わせた柔軟な対応が可能です。

5-10.クリーク・アンド・リバー社|HIGH-FIVE[HR]

企業名

株式会社クリーク・アンド・リバー社

特徴

デザイナー・クリエイター専門の採用・面接代行サービス。

コア・ノンコア業務、オンサイト(常駐)・オフサイト・スポット対応が可能。

費用

月額20万円以上(ノンコア業務オペレーションの場合)

このような企業におすすめ

デザイナー・クリエイターの中途採用をしたい企業に向いている。

面接代行に関して細かいカスタマイズを求める場合にもおすすめ。

サービスURL

https://hr.high-five.careers/rpo/


HIGH-FIVE[HR]は、デザイナーやクリエイター採用に特化した採用・面接代行サービスです。大手ゲームメーカーやテレビ番組制作会社など、幅広い企業を支援してきた実績があります。コア・ノンコア業務やオンサイト(常駐)・オフサイト・スポット対応など、それぞれに適したサービスメニューが用意されています。

6.面接代行サービスの5つのメリット

面接代行サービスの5つのメリット

 

面接代行サービスを利用する際、採用担当者など自社社員だけで面接する場合では得られないメリットを豊富に得ることができます。採用担当者の不足をきっかけに面接代行サービスを検討するケースが一般的ですが、単なる人員不足の解消だけが活用メリットではありません。企業で面接をおこなう場合、面接の内容や応募者の様子などをデータ化するのは困難ですが、面接代行サービスであれば面接のデータ蓄積や可視化が可能です。集まった情報を基に改善していくことで、面接レベルの向上にも繋がります。面接代行サービスの活用で得られる主な5つのメリットについて詳しく解説しますので参考にしてみてください。

6-1.選考のスピードがアップする

面接代行サービスを利用するメリットの1つ目は、選考のスピードアップです。選考スピードや選考における合否連絡までの期間などは、応募者の志望度に影響する可能性が高く、重要なポイントです。少ない自社の採用担当者のみで対応する場合、応募者との日程調整や面接官の確保に時間がかかり、1日に実施できる面接回数も限られてしまいます。しかし、面接代行サービスを活用すると、面接担当の人員が増加するため、同時に複数の面接選考を進められるようになります。さらに、面倒な日程調整などの事務作業も依頼できるため、面接に関連する業務全体が効率化され、選考期間の短縮に効果的です。

 

選考のスピードアップは選考辞退率や内定辞退率にも影響します。複数の企業に対して応募をしている応募者は多く、選考のスピードが遅いとその間に他社への採用が決まってしまうことも珍しくありません。基本的に選考のスピードは速いに越したことはなく、返信は1営業日、遅くとも2日~3日営業日以内が好ましいでしょう。面接代行サービスに合否の連絡を任せてしまうのも1つの方法です。

 

6-2.面接業務の負担を軽減できる

面接代行サービスを利用すると、自社の採用担当者における面接業務の負担が軽減されます。なぜなら、面接業務の専門家に面接の準備・実施・評価を依頼できると、自社の採用担当者が面接業務のすべてに対応する必要がなくなるためです。面接業務は、実際の面接だけでなく事前の準備や面接後の対応なども含めると採用1名あたり4時間から5時間は必要になると言われています。

 

近年では採用活動が通年化し、面接に加えて応募者の管理や面接日程の調整などの業務の並行対応が求められ、採用担当者の負担は増えるばかりです。面接代行サービスを利用することで、面接業務に費やす時間や負担を大幅に軽減できる可能性があります。面接業務全般でなくとも、手間のかかりやすい業務を中心に面接代行サービスと役割分担できれば、採用担当者は常時多忙な状況から脱却することができます。面接代行サービスを活用し、面接や面接後の評価・見極めなど、採用の根幹を担う業務に集中できる環境を設けましょう。面接業務の負担軽減に関する実例を知りたい方は以下の事例紹介も参考にしてみてください。

成功事例を見る

6-3.面接での評価基準が統一される

面接代行サービスの活用は、面接における評価基準の統一にも有用です。統一化することで面接官ごとの評価基準の食い違いがなくなり、公平かつ公正な採用が可能となります。面接代行サービスを依頼する際には、面接での評価基準の整理・伝達が必要であり、その過程を通じて自社における面接での評価基準が具体的になります。また、漠然とした評価基準のみで面接内容の評価をしていた企業の場合、評価における属人性の抑制にも効果的です。その上で、面接代行会社に委託して、面接のプロの目による絞り込みをおこなえば、質の高い人材の絞り込み精度が一段と向上します。ぶれない評価基準に基づき、採用面接の専門家が公平かつ客観的な評価をおこなう面接ができれば、企業は採用品質や一貫性を高めやすくなります。

6-4.面接ノウハウが習得できる

面接代行サービスの活用は、自社採用担当者や面接を担当する社員が面接ノウハウを習得する貴重な機会です。代行会社が実施する面接に自社社員も同席すれば、プロのノウハウをその場で吸収でき、面接レベルの向上につながります。たとえば、実際の面接・面談の流れを踏まえた効果的な質問の仕方や評価方法を学べます。一方で、面接を代行会社に丸投げしてしまい、面接に自社社員が一切関わらない場合には、面接のノウハウが蓄積されない点は注意が必要です。

そのため面接代行サービスに面接を任せる場合には、自社社員が同席する機会を設けるか、面接に関するフィードバックをしっかりおこなうなどして、自社の面接力強化も図りましょう。面接レベルの向上を重視したい場合は、フローマップを作成してくれる面接代行サービス会社がおすすめです。

6-5.採用CXの向上につながる

面接代行サービスを利用すると、求職者における採用CXの向上も期待できます。選考活動で良い印象を得た体験が重なると、求職者の企業志望度が高まりやすくなるとされています。面接は企業と応募者が直接会話する貴重な場であり、求職者にとっても、企業の雰囲気などを見極める絶好の機会です。そこで、採用の専門家が的確な対応を面接で提供できると、求職者における企業イメージが向上して優秀な人材を引き寄せやすくなります。求職者における企業への信頼感や選考活動の満足度、内定者の定着度を高める上で、面接の重要ポイントを熟知している代行サービスの活用は有効な方法です。

採用CXの向上を重視したい場合は、面接後のフォロー(職場見学や各種トレーニングなど)を実施すると効果的です。面接代行サービスの多くは面接後のサポートも得意としていますので、頼りになるでしょう。採用CXを向上させ、離職率を改善したい方は以下の資料もぜひご活用ください。

 

離職率改善チェックシート
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・全76個のチェック項目で自社の課題がわかる

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ぜひお役立てください!

7.面接代行サービスの5つのデメリット

面接代行サービスの5つのデメリット

 

面接代行サービスの活用において、自社社員の面接関連業務への関与が少なくなったことにより生じるデメリットも知っておくことが重要です。ただし、デメリットの多くは代行サービスに丸投げすると起こりやすい事柄なので、企業と面接代行サービス会社で役割分担をおこなうなどして、対策をすると良いでしょう。代表的な5つのデメリットを紹介しますので参考にしてみてください。

7-1.応募者との接点が少なくなる

面接代行サービスの活用における懸念点として、自社採用担当者が応募者を直接把握しにくくなるデメリットが挙げられます。とくに、代行会社に委託する業務範囲が広がるほど、自社社員が応募者と直接やり取りする機会が減ってしまいやすいため、注意が必要です。たとえば、応募者の微妙な表情や態度、会話の進め方など、面接の場にいないと得られない情報があります。代行会社から提供される評価レポートに頼るだけになると、判断材料が限定的になり、企業が採用すべき応募者の見極めが難しくなります。

 

そのため、代行会社との頻繁な情報共有を求めたり、適宜面接に同席したりして、応募者に関する十分な情報の確保を図るなど対策をしましょう。採用面接に自社採用担当者を同席させるのも1つの方法です。同席が困難なら、面接の様子を録画してもらい、録画内容と評価レポートを合わせて判断材料とするのも良いでしょう。

7-2.採用コストが高まる

面接代行サービスを利用すると、自社社員のみで採用活動を展開する場合よりも費用がかかるデメリットもあります。たとえば、面接の実施や評価レポートの作成など、代行会社が提供するサービスには料金がかかります。自社社員のみでの対応であれば追加費用はありませんが、代行サービスを活用すれば費用発生は不可避であり、採用予算をひっ迫させかねません。一方で、質が高く円滑な面接業務を展開できれば、内定辞退や退職しにくい人材を確保できる可能性が高まります。そのため、一時的な費用増だけに着目せず、中長期的な観点で面接代行サービスの活用における費用対効果を判断しましょう。

 

面接代行サービスを利用することで、採用担当者の業務過多を改善したり、コア業務に集中できたりする点も見逃せないポイントです。面接代行サービスのノウハウを吸収すればサービス終了後の自走も可能になるでしょう。採用コストが適正かを判断したい方は以下の資料もぜひご活用ください。

 

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7-3.採用したい人材を見逃すリスクがある

面接代行サービスに業務委託したことで、採用したい人材を見逃す事態が生じる場合もあります。獲得したい人物像や採用活動における採用基準の設定や共有が不十分であったり、面接代行会社に面接業務を任せきりにしてしまうと、自社と代行会社の間で面接対応に関して認識のズレが発生しかねません。たとえば、代行会社の面接官との情報連携が不十分だと、依頼元企業の文化や求める人物像を十分に理解されない場合があります。そのため採用活動を成功させるためには、依頼主が評価基準などを細かく情報共有するとともに、活動状況を適宜チェックすることが重要です。

 

企業にとって理想的な人材を逃してしまわぬよう、面接代行サービスを活用する際は代行会社と綿密にコミュニケーションをとりましょう。面接代行サービスに業務委託するのは1次面接のみとし、2次面接や最終面接は企業でおこなうと、採用したい人材を見逃すリスクも大きく減るでしょう。

7-4.ハラスメントなど法に触れるリスクがある

面接代行サービスを利用したことが、応募者へのハラスメントなど法に触れる事象の発生につながるリスクがある点も把握しておくべきです。法に触れずとも、面接代行サービスの質が悪いと企業のイメージダウンに繋がる危険性もあります。代行会社が面接で評価項目と直接関係ない事項を質問した場合、内容によっては違法行為とみなされ、処罰の対象になりえます。たとえば、「どちらの出身ですか?」「恋人はいらっしゃいますか?」などの質問は、厚生労働省の定める『公正な採用選考』を満たしていません。


出典:厚生労働省「公正な採用選考の基本」

問題を防ぐには、選定時に代行会社が過去に問題を起こしていないかを調べるなどの対策をおこないましょう。さらに、面接業務を代行してもらっている間も、面接の録画を見たり同席したりして、問題の有無を直接確認すると安心です。面接のNG質問についてより知りたい方はこちらもご覧ください。

 

7-5.自社アピールが不足する恐れがある

面接代行サービスの活用によるデメリットとして、面接の中で自社に関するアピールが十分にできない可能性も挙げられます。代行会社は面接ノウハウを豊富に有していますが、依頼元企業の魅力など、働いていないと知りえない情報には当然ながら精通していません。企業の魅力を応募者に伝えきれないままだと、自社に興味を持ってもらう前に選考を離脱され、他社に流れてしまう可能性があります。そのため、面接を代行会社に任せるのであれば、事前に担当者に面接で伝えてもらいたい自社の魅力をあらかじめ整理しておき、共有しておきましょう。

 

自社のミッションやビジョンだけでなく、やりがいや社会貢献度なども共有すると自社アピール不足の防止に繋がります。また、企業説明会やOB・OG訪問の受け入れを積極的におこなうなど、面接以外で応募者との接点を活性化するのも有効な方法です。面接代行を含む採用代行サービス全体のメリット・デメリットも知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

 

8.面接代行サービス会社を選ぶ5つのポイント

面接代行サービス会社を選ぶ5つのポイント

 

市場にはさまざまな面接代行サービスが展開されており、自社に合う代行会社を選ぶのは非常に手間がかかります。代行会社選びを効率的に進め、かつ選定の失敗を防ぐためには、5つのポイントを押さえる必要があります。ポイントを押さえ面接代行サービス会社を数社に絞り込んだら、相見積りをして比較しましょう。費用の安さだけでなく、対応の善し悪しや担当者との相性も見極めることが大切です。自社の面接業務を的確に解決してくれる面接代行サービス会社を見定めて、面接の品質向上や対応の迅速化を進めましょう。

8-1.面接代行サービスの内容と自社課題との適合度

面接代行企業を選定する際の重要点の1つは、代行会社が提供するサービス内容と面接業務における自社の課題との合致度です。面接代行サービスは、代行会社により対応可能な業務は異なり、対応可能な業務の中でも得意不得意が分かれる場合があります。そのため、面接代行サービスの検討を進める際には、まず自社が困っている面接関連業務を具体的に洗い出しましょう。

 

そのうえで、複数の代行会社にサービス内容を確認し、自社の課題に対する解決策の提案内容を比較検討します。面接代行サービス会社に相談する際は、依頼したい業務内容をできるだけ具体的に伝え、自社の課題に合ったサービスを選定しましょう。たとえば、採用に関するWebサイトの作成や動画作成などに力を入れたいのであれば、採用ブランディングに精通した面接代行サービス会社に依頼すべきです。

8-2.情報共有の進め方

自社と面接代行サービス会社における情報共有の進め方も、面接代行サービスを選択する際の重要なポイントです。面接前の必要な評価基準や面接の進め方に関する認識合わせ、面接後における評価結果の共有など、面接代行をしてもらうには綿密なやり取りが重要です。そのため、代行企業が想定している情報共有の頻度・内容・手段などは、会社選定時に確認しておきましょう。

 

情報共有をスムーズにおこなう方法
・依頼元企業でも情報共有しやすい環境を作る
・情報共有のルールを依頼元企業と面接代行サービス会社の間で設定する
・情報共有できるツールを積極的に導入する
・依頼元企業からも情報を積極的に発信する

依頼元企業と面接代行サービス会社の間での円滑なコミュニケーションが、面接業務のスムーズな進行においては大切です。情報共有を的確におこなえる会社を見極め、適切な人材の確保を迅速に進めましょう。

8-3.実績内容

面接代行サービス会社を選定する際には、面接代行サービスの支援実績が豊富かどうかを確認しましょう。その理由は、業界や求人種別によって、面接担当者に求められるスキルや経験が変わり、面接の品質や対応に違いが生じやすいためです。たとえば、エンジニア職や営業職などの面接では、職種によって面接での評価事項や質問内容を使い分ける必要があります。そのため、自社に近い業種や募集職種の支援実績が豊富な面接代行サービス会社に知識や実績を求めるべきでしょう。自社のニーズに合ったサービスを提供できるだけでなく、信頼できる代行会社を選び、採用成功率を高めることも重要です。

8-4.面接代行サービスの柔軟性

面接代行サービスを選択する際には、対応の柔軟性を把握しておくことも大切です。選考の状況変化や依頼したい業務の増減・プラン変更などへの対応力が低い代行会社では、代行依頼しても十分なメリットを得られない可能性があります。たとえば、急な面接スケジュールの変更や突発的な面接に関する事務作業への対応など、さまざまな要求に応えられる会社が理想的です。さらに、代行会社の担当者から積極的な提案があると、企業が気づいていない問題解決が図れ、面接業務の迅速化や品質向上が期待できます。

 

提案力を把握する上では、いくつかの面接代行サービス会社に相見積りをおこない、比較するとわかりやすいでしょう。柔軟性のあるサービスを選択して、企業の採用活動を円滑に進めましょう。採用活動全般を支援してもらえる採用代行サービスに興味のある方は、以下の資料も参考にしてください。

 

3分でわかる!採用代行(RPO)活用ガイド|特徴・料金・事例解説
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8-5.信頼性やサポート力

信頼できるか、十分にサポートしてくれるかも重要です。たとえば面接代行を利用する場合、委託募集については、厚生労働大臣か各都道府県の労働局長へ書類を提出する必要があります。

 

委託募集の流れ(自社でおこなう場合)
・必要書類を記入する
・期日を守って書類提出する
・申請後の判断を待つ

募集受託者(面接代行サービス会社)が、募集主の代わりに申請をおこなってくれるかも確認したいところです。申請がいい加減だと法に触れる可能性もあるため、信頼できるかも確認しましょう。ちなみに、採用試験問題の作成・実施の委託や、エージェントに希望者を紹介してもらうケースなどは、募集や選考など採用に直接関わる業務を委託しているとは見なされず、許可は必要ありません。

9.面接代行サービスを利用する流れ

面接代行サービスを利用する流れ

 

面接代行サービスの基本的な流れは以下の通りです。

 

面接代行サービスの主な流れ
・採用基準の設定をおこなう
・面接での質問内容や評価基準を決める
・面接を実施する
・面接の報告を受け取る

採用基準設定と実際の面接を依頼する場合、最初に求める人物像やスキルなどを共有して、採用基準の設定をおこないます。採用基準が決まったら、面接に組み込むべき質問内容や評価基準を決めていくのが一般的です。面接への準備が整ったら、実際に面接を実施し、評価していきます。応募者の長所や短所、採用を推奨する者とそうでない者、そのほかにも評価基準で設定した重要な事柄をまとめた報告を受け取ります。ただし、面接代行サービス会社のプラン内容やオプションの有無によって流れは多少変わります。

10.面接代行に関するよくある質問

面接採用代行に関するよくある質問

 

面接代行を利用するにあたって気になる点や不安な点がある場合は、面接代行サービス会社と契約する前に解決しておくことが大切です。ここからは、少しでも不安を解消できるよう、面接代行に関するよくある質問を3つ紹介します。安心して面接代行を利用するため、ぜひ参考にしてみてください。

10-1.自社の面接官も育成してもらえる?

面接官のトレーニングに対応している面接代行会社もあります。面接官を育成したい場合はサービス内容を確認すると良いでしょう。面接代行サービス会社によっては面接官のトレーニングを目的としたセミナーを無料でおこなっている場合もあります。中にはオンラインで完結する無料セミナーもあるため、気になる場合は利用してみると良いでしょう。

10-2.スカウトや書類審査も代行できる?

面接代行だけでなくスカウト代行や書類審査代行も可能な会社もあります。スカウト代行のみや面接代行のみをおこなう会社もありますので、まずは相談をしてみると良いでしょう。スカウト代行特化の会社に依頼する際には、採用全般を代行する会社と比較して、具体的にどのようなメリットがあるのか、実績や専門知識の有無を確認しましょう。とくに差を感じないのであれば、採用全般を代行する会社に依頼したほうが採用業務全体を把握しやすく、スムーズに採用が進みます。

10-3.面接代行を依頼する前におこなうべきことは?

面接代行サービス会社との事前打ち合わせはもちろん、人事においての採用計画や目標の共有、代行業務範囲や予算、代行を依頼する期間などについて、あらかじめ検討しておくとスムーズに計画が進みます。予想以上に多くの準備が必要になる可能性もあるため、面接代行サービス会社との事前打ち合わせはできるだけ早くおこなったほうが良いでしょう。依頼を検討した時点で、無料相談を利用するのも1つの手です。

 

事例から紐解く採用成功のリアル 採用計画×採用代行
事例から紐解く採用成功のリアル 採用計画×採用代行

\本資料でわかること/

・採用代行を利用したら採用計画をどのようにサポートしてくれるのか

・採用代行を利用する際に実際にご提供する資料のイメージ 

・採用コンサルティングと採用代行の違い

11.まとめ

面接代行サービスとは、採用面接に関連する業務を専門会社が自社社員に代わって対応するサービスです。的確に活用できると、面接に関連する業務の効率が上がるだけでなく、選考辞退・内定辞退者が減り、採用人数の増加が見込まれます。そのため、採用担当者不足や面接の評価が統一できずに悩んでいる企業においては、面接代行サービスは短期間で問題解消が図れる有効な解決策です。

 

面接代行サービス会社を選ぶときには、自社が求める業務をおこなっているか、実績は豊富かなどを確認しましょう。また、料金体系も自社にあっているか見極める必要があります。自社に適した面接代行サービスを活用し、自社採用担当者の業務負担を軽減しつつ、面接業務を効率化して、採用計画の実現を図りましょう。株式会社ネオキャリアが提供する「みんなの採用部」は、200以上の採用ツールを取り扱い、累計約1万4,000社の採用支援をおこなっています。ご予算やご要望に応じたご支援も可能です。お気軽にお問い合わせください。

 

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アウトソーシングを通して本質的課題の解決を

新卒・中途・アルバイト領域の採用コンサルティングおよびアウトソーシングのご支援をしております。エンジニア採用支援の実績も多数あります。培った採用ノウハウをもとに、企業様の課題に合わせたプランニングが得意です。コスト削減や母集団形成などでお困りの際はご相談ください。

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