今までもアルバイト採用はおこなっており、媒体選定から採用面談・合否判断まですべて自社内で実施していました。 採用担当者は1～2名で対応しており、内1名はコールセンターの管理者業と兼務している状況でした。

ネオキャリアにお問い合わせいただいた背景は？

事業拡大に伴い、流山市にコールセンターを作ることになったんです。 通販会社が自社でコールセンターを持つというのは非常に珍しいのですが、「自社の社員が自社商品の魅力を語ることで、お客さまにより解像度高く魅力をお伝えしたい」という思いから、今回の判断に踏み切りました。

ただ、今まで自社にコールセンターがなかったためオペレーターの採用をしたことがなく、加えて必要な採用人数を算出した結果100名～120名の採用（面接来社率、採用率などを考慮すると300名以上の面接）が必要だということがわかりました。これはとても自社リソースだけでは対応できないと感じ、採用業務をアウトソーシングするしかないと思いお願いできる会社を探している中でネオキャリアと出会いました。

アウトソーシング会社には母集団形成の提案から面接業務代行までお任せしたいと思っていたのですが、なかなか面接業務代行も含め希望する内容を網羅できる会社がいなくて困りました。 そのような中でネオキャリアは、採用代行・アルバイト媒体・Indeedの運用を扱っている3部署が集まってこちらの要望を網羅した提案をしてくれました。

また、採用から合格まで発生しうるアクションに対し「これどうするんだろう」と思って質問したことに対して非常に明確に答えていただき、ノウハウを感じたこともネオキャリアに依頼した理由の1つです。

現在ご利用いただいている弊社サービスを教えてください。

アルバイト採用における媒体提案から面接業務代行までをまるっとお願いしました。

まず媒体選定ですが、ターゲットをヒアリングしていただき、マッハバイト・求人ジャーナル・しゅふJOBを含めた4つの媒体を提案してもらいました。 弊社の商材は高齢の方をターゲットにしていることもあり、早朝・夜間にCMを打ちその対応が必要になることもあるため、早朝・夜間シフトと日中のシフトに入ってくれる人材が必要でした。

そこで、それぞれの時間帯ごとにターゲットがいる媒体を採用状況によって使い分けてもらいました。 例えばしゅふJOBは名前の通り主婦層が多く登録していますが、流山おおたかの森駅周辺はファミリータウンで主婦層が多く、日勤の時間帯で働きたいという方が多いため日中のシフトはこの媒体で多く集めました。

またなかなか早朝・夜間シフトが埋まらなかった際は、若年層が登録者の半分以上でありターゲットエリアの広範囲に訴求できるマッハバイトをブーストするなど、それぞれの媒体の特長を生かして採用支援をしてくれました。

類似企業の3分の1の応募単価でターゲット人材も獲得

Indeedはもともと無料版を利用していたのですが、無料版ではなかなか入っていただきたいシフトを希望する方の応募獲得がうまくできませんでした。そこで有料版の利用を開始し、運用代行も依頼させていただいたんです。

IndeedはWeb広告のため、日々使用される金額が変動します。例えば昨日1クリックあたり300円だった求人が今日は1,000円に上がってしまうということもあり、その原因と改善方法を模索しながら運用をすることが必要になります。 つまり、うまく活用するためには「こういう現象が起こった時はこう改善するとよい結果になることが多い」という運用ノウハウが必要なのですが、弊社にはそれがなかったのでノウハウと実績があるネオキャリアに運用をお願いしました。

応募数を集めることはもちろんですが、夕方のシフトに入ってくれる人材の獲得に注力してもらいました。 ターゲット像を改めて見直し、学生・フリーター層にターゲットを絞り原稿を修正してもらったり、予算配分を変え夕方の時間帯に一番予算を使えるように調整してもらったりしました。

その結果、相場よりも低単価で応募獲得ができました。夕方シフト希望も20名集まり、有料版を使用し始めた意図通りの結果が得られました。

採用支援ノウハウを生かした採用フローの提案

また応募者対応のフロー提案もありがたかったです。 今までオペレーターの採用をしたことがなかったこともあり、面接の予定1つ作るにも後追いや日程調整をするフローができあがっていなかったんです。

ネオキャリアでは会社全体でさまざまな会社の採用支援をしているので効率のよい最適なフローを知っていて、それをワークフロー表に落とし込んで運用をしてくれます。 そのワークフロー表でタスクの進捗がわかるようになっていてそれを全員で共有しているので、タスクが漏れないし対応に穴が開かない。 対応のフローをルーティン化して明確にできたのは今後の採用においても非常に良かったです。

クオリティに感動した面接業務代行

面接業務代行の対応には感動しました。 自分が応募者役になり事前確認をした際に、非常にクオリティが高くメンバーへ信頼感を得ました。 実際に面接業務を代行してもらった際の音声を聞いたのですが、対応してくださった方がとても丁寧に業務をやってくださっていて満足感を覚えました。 自分で対応したらあんなに丁寧に進められないと思います。

自社で採用可否を判断していたのですが、その判断をする際に必要な情報をしっかり確認してくれました。 自社と面接業務代行チームの管理者の間でしっかりと採用基準を明確化して共有し、その基準をしっかりと聞き出すための事前準備を管理者と面接業務代行メンバーの間で実施してくれていました。管理者OKが出てから実務デビューできるという仕組みになっているそうで、なるほどそれでこのハイクオリティなのか、と納得しました。

実際の効果はいかがでしたか？

採用目標人数を達成したことに加え、1名あたりの採用単価が計画に対して約6割程度まで抑制できました。

2つのKPI指標が達成できたのは、週1で必ず短い時間でもお打ち合わせをさせていただきながら双方さまざまな意見を出し合い施策を進めていたのが大きかったのではないかと思います。 たまたま元コールセンターの管理者というキャリアをお持ちの方がネオキャリアにいらっしゃって、よいご相談相手になっていただきました。

採用費を変動費にできたのも大きかったです。採用担当を抱えて固定費にするというのは現実的ではなかったので、繁閑に合わせて調整できているのもありがたいです。

採用した方たちはすでに研修を終えコールセンターで活躍していただいています。やはり自社の社員が受電対応をする際の熱量が違いますね。 自社の製品であるというオーナーシップが、対応品質ひいてはお客さまの満足度にも影響を与えていると思います。

まだ採用は続きますので、運用で出た課題について引き続き相談させていただきながら伴走いただければと思います。

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