求人広告の費用比較22選!掲載料金の相場や効果を高めるポイントも解説
中途採用
中途採用の求人広告費用は、2022年の平均が約117.9万円でした。ただし、サービスの掲載期間や成果報酬、採用職種などによって大きく異なります。
そのため、求人広告の掲載を始める前に、十分なリサーチが重要です。
求人広告の選び方は費用比較だけではありません。求人広告の費用対効果を高めるためには、採用ターゲットを明確に設定して自社の採用ニーズに合う求人広告を選ぶことが大切です。
そこで、採用ターゲットや予算に合う求人広告選びのために、求人広告の種類・サービスごとの特徴や強み、費用を解説します。
本記事では
・求人広告の種類とそれぞれの費用相場
・料金形態ごとのメリット/デメリット
・おすすめ22サービスの料金・特徴比較
を解説します。
1.求人広告の費用相場と平均コスト
ここでは求人広告の費用相場と、求人広告費にかける年間コストの推移、また1人あたりにかかる求人広告費(採用単価)の平均などをご紹介します。自社のコスト見直しや求人広告費の予算策定などにお役立てください。
1-1.求人広告の費用相場
新卒・中途・アルバイトの雇用形態ごとの求人広告の費用相場は以下です。
- 新卒:80~300万円/1シーズン
- 中途:20~100万円/月
- アルバイト:2~40万円/月
利用サービスやプランによって料金の詳細は異なります。サービスごとの料金比較も後ほどご紹介しますので、ぜひご覧ください。
1-2.求人広告費の年間コスト
新卒採用・中途採用における求人広告費の年間コストをご紹介します。
新卒採用
マイナビの調査によると、新卒採用における2022年の求人広告費平均は全体で140.3万円*でした。中でも上場企業の平均は389.7万円、非上場企業の平均は約123.5万円で、企業規模により費用に大きく差がありました。
*出典:株式会社マイナビ「マイナビ2023年卒企業新卒内定状況調査」
中途採用
マイナビの調査によると、中途採用における2022年の求人広告費平均は117.9万円*でした。2021年の求人広告費平均は127.7万円*であったため、前年比約10万円マイナスという結果になりました。
一方で、中途採用におけるダイレクトリクルーティングの平均費用は2021年から2022年にかけて145.8万円から150.2万円*まで増加、また求人検索エンジンの平均費用も2021年から2022年にかけて105.0万円から113.1万円*まで増加しています。
このことから、近年は新しく登場した採用手法を取り入れる企業が増加しているといえるでしょう。
*出典:株式会社マイナビ「中途採用状況調査2023年版(2022年実績)」
1-3.1人当たりにかかる求人広告費(採用単価)
1人あたりにかかる求人広告費(採用単価)の平均を職種ごとにご紹介します。
マイナビの調査によると、中途採用における1人当たりの求人広告費は全職種平均で49.1万円*でした。
また職種別でみると、最も低いのが「美容・ブライダル・ホテル・交通」の23.8万円、最も高いのが「医薬・食品・化学・素材」の82.4万円でした。
※出典:株式会社マイナビ「中途採用状況調査2023年版(2022年実績)」
2.求人広告の料金形態
ここでは求人広告の料金形態について、それぞれの特徴・費用相場・メリットデメリットなどをご説明します。さらに本記事では「求人広告」の中でも活用率の高い「求人サイト」や「求人検索エンジン」などのWeb媒体に絞ってご紹介します。
2-1.掲載課金型
掲載課金型は求人サイトで一般的な料金形態です。掲載時に費用を支払うスタイルで、一定期間に求人を掲載することに対して料金が発生します。
費用相場
掲載課金型の求人サイトの費用相場は以下の通りです。
新卒:80~300万円/1シーズン
中途:20~100万円/月
アルバイト:2~40万円/月
メリット
・採用人数に関わらず費用が一定のため、大量採用しても費用がかさまない
・集客力の高いサイトが多いため、上位プランでは候補者に広く告知できる
デメリット
・先行投資型のため費用の掛け捨てリスクがある
・掲載期間に定めがあるため、期間中に採用できない場合は追加費用がかかる可能性もある
2-2.成果報酬型
成果報酬型は一部の求人サイトで使われている料金形態です。主に「応募課金」と「採用課金」に分かれており、それぞれ「応募が入った時点」「採用できた時点」で料金が発生します。
費用相場
成果報酬型の求人サイトの費用相場は以下の通りです。
新卒:50~100万円/人(採用)
中途:30~120万円/人(採用)
アルバイト:0.6円~5万円/人(応募)、4~20万円/人(採用)
メリット
・成果報酬型のため費用の掛け捨てリスクがない
・導入費がかからないため、気軽にサービスを試すことができる
デメリット
・掲載課金型に比べて接触できる候補者の数が少ない可能性がある
・大量採用したい場合はコストがかさむ
2-3.クリック課金型
クリック課金型は求人検索エンジンで一般的な料金形態です。掲載自体には費用がかからず、求人がクリックされるごとに料金が発生します。
クリック課金の計算方法は以下です。
- クリック単価×クリック数=発生する費用
クリック単価はキーワードごとに異なり、競合企業数などさまざまな要因によって常に変化しています。さらにサービスによってクリック単価の決定方法が異なり、入札制もあればAIが自動でコントロールしている場合もあります。
費用相場
月額費用は運用次第で調整可能のため、ここではクリック単価の相場をご紹介します。
クリック単価:50~700円/クリック
メリット
・ほかの料金形態に比べて費用の調整がしやすい
・クリック課金型のため、掲載課金型に比べて費用の掛け捨てリスクが少ない
・掲載期間の制限がないため、予算をかけるタイミングを細かく調整できる
・掲載自体は無料、かつ求人数の制限がないため、募集職種やエリアが多い場合でもコストがかさまない
デメリット
・クリック時に料金が発生する仕組みのため、採用まで結びつかない可能性がある
・求人の運用が必要なため、ノウハウがない場合は費用や工数がかさんでしまう可能性がある
3.【比較表付き】求人広告22サービスの料金比較
ここでは主要な求人広告サービスの料金や特徴についてご紹介します。さらに雇用形態ごとに分けてサービスを紹介しているため、自社の採用ターゲットに合わせて情報を活用いただけますと幸いです。
3-1.中途採用におすすめの求人サイト8選
以下は中途採用の求人広告8サービスの比較表です。掲載料金や特徴の比較にお役立てください。
※エリアで料金が分かれる場合は最安エリアで記載
※基本企画の料金を記載(長期掲載のチケット料金などは加味しない)
※スカウト機能の詳細はサイトにより異なる
マイナビ転職
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 20~120万円/4週間 |
マイナビ転職は会員数746万人以上を誇る、大手転職サイトです。プランごとに原稿量や表示順位が変わる仕組みです。オプションも豊富に用意されており、サイト内での露出アップやメールマガジンへの広告出稿も可能です。
若年層を採用したい企業や地方へのUIターン採用を考えている企業におすすめです。
エン転職
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 20~120万円/4週間 |
エン転職は会員数1,000万人以上を誇る、業界最大級の転職サイトです。どのプランを選んでも原稿量は一律のため、求職者とのミスマッチを防ぐことができます。オリコン顧客満足度ランキングでは6年連続1位を獲得しています。
若年層を採用したい企業や採用コストを抑えたい企業におすすめです。
doda(デューダ)
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 25~150万円/4週間 |
doda(デューダ)は会員数750万人を誇る、大手転職サイトです。営業・金融・メディカル・エンジニア・グローバル分野における経験者採用に強みを持ちます。
即戦力を採用したい企業や人材紹介と掛け合わせてサービスを利用したい企業におすすめです。
type(タイプ)
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 35~100万円/4週間 |
type(タイプ)はエンジニア採用に強みを持つ転職サイトです。大手転職サイトと比べてスカウトや「いいね」など、ターゲットへのアプローチ機能が充実している点が特徴です。
エンジニアを採用したい企業や、ターゲットとの密なコミュニケーションを重視している企業におすすめです。
女の転職type
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 20~80万円/4週間 |
女の転職typeは女性の採用に特化した転職サイトです。女性向けのオリジナル機能が充実しています。サービス・販売・事務・管理系・営業・企画・マーケティング・コンサル・クリエイティブ・ITなどさまざまな職種の人材が登録しています。
長く働きたいと考えている女性の採用や、女性の正社員・契約社員採用を強化したいと考えている企業におすすめです。
GREEN(グリーン)
料金形態 | 費用 |
初期費用+成果報酬型 | 60~120万円/初期費用+30~120万円/採用 |
GREEN(グリーン)はIT・Web経験者の採用に特化した、成果報酬型の求人サイトです。ITエンジニアやデザイナーなどの職種経験者がユーザーの60%を占めます。ダイレクトリクルーティングの機能が充実している点が特徴的で、全プラン無料で月400通のスカウト送付がおこなえます。
初期費用のみで永年利用できるため、費用リスクを抑えたい企業におすすめです。
Wantedly(ウォンテッドリー)
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 5~20万円/月 |
Wantedly(ウォンテッドリー)は「企業理念や価値観への共感」をコンセプトにしたビジネスSNSです。求人募集だけでなく、企業のブログ作成や求職者とのイベント開催、ダイレクトスカウトが可能です。
さらに採用広報としても活用できるツールのため、新しい採用手法を探している企業におすすめです。
バイトルNEXT
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 2.3~40万円/4週間 |
バイトルNEXTは「非正規雇用から正規雇用を目指す」というコンセプトを掲げる求人サイトです。フリーターの求職者が多く利用しています。日本最大級のアルバイト求人サイト「バイトル」の姉妹サイトで、中途採用としては安価で掲載できる点が魅力です。
非正規雇用から正規雇用を目指している人材を採用したい企業や、できるだけ費用を抑えて採用したい企業におすすめです。
3-2.新卒採用におすすめの求人サイト5選
以下は新卒採用の求人広告5サービスの比較表です。掲載料金や特徴の比較にお役立てください。
マイナビ
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 80万円~/1シーズン |
マイナビは文系・理系ともに学生利用率No.1*のインターンシップ・総合就職サイトです。インターンシップ期間から採用後半期まで年間を通して求人情報を掲載することができます。
企業認知を高めたい企業やインターンシップから募集したい企業におすすめです。
*引用:GMOリサーチ株式会社(2022年5⽉)
ONE CAREER(ワンキャリア)
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 40~60万円/月 |
ONE CAREER(ワンキャリア)は求人掲載やスカウトなどもできる企業口コミサイトです。月間利用者数は150万人以上、東大/京大学生の98%以上、早慶MARCH学生の75%以上が利用しているといわれています。
上位校の学生にアプローチしたい企業や、採用ブランディングを強化したい企業におすすめです。
キャリタス就活
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 50~150万円/1シーズン |
キャリタス就活は、学生と企業のマッチングを重視する就職情報サイトです。学生と企業が双方に「気になる」を送ることができ、コミュニケーションの深度を高めることができます。学校の求人票と連携するシステムやOB・OG訪問プラットフォームとの連携などにより、幅広い採用活動を可能にしています。
比較的安価な料金設定のため採用コストを抑えたい企業や、学校との連携を深めたい企業におすすめです。
チアキャリア
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 36~108万円/年 |
チアキャリアはベンチャー企業の採用に特化した就職サイトです。「ベンチャー企業へ就職したい」という意欲の高い学生が多く登録しています。
料金形態は業界では珍しいサブスクリプションモデルで、マッチングを重視する企業や採用コストを抑えたい企業におすすめです。
unistyle(ユニスタイル)
料金形態 | 費用 |
掲載課金型/成果報酬型 | 50万円~/月(掲載) |
unistyle(ユニスタイル)はイベント/インターンシップ/本選考などの情報掲載が可能な就職情報メディアです。登録学生のうち約55%がGMARCH・関関同立以上の大学卒という特徴があります。
料金形態は掲載料金型だけでなく成果報酬型も用意されているため、費用の掛け捨てリスクが心配な企業におすすめです。
3-3.アルバイト採用におすすめの求人サイト6選
以下はアルバイト採用の求人広告6サービスの比較表です。掲載料金や特徴の比較にお役立てください。
※記載の費用は最低金額ではありません。(4週間掲載した場合の金額に統一)
※エリアで料金が分かれる場合は最安エリアで記載
※基本企画の料金を記載(長期掲載のチケット料金などは加味しない)
バイトル
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 3~24万円/2週間 |
バイトルは抜群の知名度を誇る日本最大級のアルバイト求人サイトです。TVCMでアイドルを起用し、積極的なプロモーションを続けています。最短でお申込み当日から掲載可能で、何度でも原稿修正できます。
集客力が高いため応募数を確保したい企業や、スピーディーに掲載したい企業におすすめです。
マイナビバイト/LINEバイト
料金形態 | 費用 |
掲載課金型/成果報酬型 | 4~28万円/2週間(掲載) 0.8~1.5万円/応募 |
マイナビバイトは学生・フリーター層のユーザーが7割を占めるアルバイト求人サイトです。LINEバイトと連携しており、マイナビバイトに掲載された求人は自動でLINEバイトに転載される仕組みです。マイナビバイトではサイトに掲載する求人のクオリティを揃えるため、原稿チェックの体制が整っています。
マイナビブランドの安心感や原稿リテラシーの高さなどから、マッチングを重視する企業や長く働く人材の採用を目指す企業におすすめです。
マッハバイト
料金形態 | 費用 |
掲載課金型/成果報酬型 | 1万円~/応募 ※掲載料金は想定応募数より算出 |
マッハバイトは積極的なWebプロモーションにより若年層ユーザーに選ばれているアルバイト求人サイトです。2019年にはオリコン顧客満足度ランキング1位を獲得し、現在では大手アルバイト求人サイトに匹敵する求人数を誇ります。個社別に柔軟な料金プランを組むことができ、成果にコミットする姿勢が魅力です。
採用コストを抑えたい企業や、10~20代前半の若年層を採用したい企業におすすめです。
しゅふJOB
料金形態 | 費用 |
掲載課金型/成果報酬型 | 2.1~4.1万円/2週間(掲載) 0.65~3.5万円/応募 4.4~35万円/採用※月額利用料5,000円 |
しゅふJOBは主婦(夫)の採用に特化した求人サイトです。応募者の約90%が女性、かつ正社員経験のあるユーザーが75%と、30代以降の主婦(夫)層の採用に強みを持ちます。料金プランは掲載型・成果報酬型などの豊富な選択肢が用意されているため、企業の状況に合わせて費用をコントロールできます。
正社員経験のある主婦(夫)を採用したい企業や、長く働く人材の採用を目指す企業におすすめです。
イーアイデム
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 4.5~37.5万円/2週間 |
イーアイデムは、無料求人誌「Jobアイデム」が元になったアルバイト求人サイトです。紙とWebセットでの掲載も可能です。イーアイデムから派生して「フード」「ファッション」「医療・介護・福祉・保育」「派遣」などさまざまな専門サイトを持っており、Webマーケティングに力を入れています。
イーアイデムは紙媒体が元になったこともあり、ミドルシニア層の採用に強みを持っています。また、求人の更新が毎日できるため、スピーディーな採用活用におすすめです。
DOMO NET(ドーモネット)
料金形態 | 費用 |
掲載課金型 | 2~7万円/2週間 |
DOMO NET(ドーモネット)は静岡・愛知・岐阜の東海エリアに強みを持った求人サイトです。求人誌「DOMO」のWebサイト版で、紙とWebセットでの掲載も可能です。
DOMO NET(ドーモネット)では電話・PC・FAXの3種類で応募受付ができます。また、Indeed・求人ボックス・スタンバイなどの求人検索エンジンに求人が自動連携される点が魅力です。
3-4.全雇用形態に対応の求人検索エンジン3選
求人検索エンジンとは、Web上に公開された求人情報を集めて表示する仕組みのサイトのことです。
求人サイトではそのサイト内に公開された求人のみ閲覧可能ですが、求人検索エンジンではさまざまな求人サイトや企業の採用ホームページなどの求人情報も閲覧可能です。求人検索エンジンはその性質の違いから、圧倒的な求人数・ユーザー数を誇ります。無料で掲載できる方法もいくつかあるため、自社に合った方法を試してみましょう。
以下は全雇用形態に対応する求人検索エンジン3サービスの比較表です。料金形態や特徴の比較にお役立てください。
*弊社の運用実績をもとに算出(全職種合算)
Indeed(インディード)
料金形態 | 費用 |
クリック課金型 | 15円~/1クリック |
Indeed(インディード)は世界最大級の求人検索エンジンです。日本での月間訪問数は3,700万*で、ほかの求人検索エンジンにも圧倒的な差をつけています。
「勤務地×エリア」などのキーワード検索結果で上位表示されるため、ユーザーに閲覧されやすく、集客力が高いことが魅力です。一方、職種やエリアによって競合が多いため、クリック単価が高騰する場合もあります。
*引用:similarweb,総訪問数,2023年8月
求人ボックス
料金形態 | 費用 |
クリック課金型 | 25~1,000円/1クリック |
求人ボックスは国内発の求人検索エンジンで、「価格com」や「食べログ」などを提供するカカクコムが運営しています。2022年6月には月間利用者数が800万人*を超えました。
求人ボックスは日本人好みのサイト設計になっており、求職者が求人検索だけでなく適職診断や転職ノウハウを学ぶこともできます。Indeed(インディード)と比較すると競合が少ない傾向にあるので、クリック単価を抑えやすい点が魅力です。
*引用:求人ボックス公式HPより(2023年8月時点)
スタンバイ
料金形態 | 費用 |
クリック課金型 | 20~1,000円/1クリック |
スタンバイは国内発の求人検索エンジンで、ビズリーチの親会社である株式会社ビジョナルと、Yahoo!やLINEを傘下に持つZホールディングスの合弁会社が運営しています。2020年にはYahoo!しごと検索と統合され、幅広い層の候補者にアプローチ可能になりました。2023年5月には月間ユーザー数1,000万人*を突破しています。
スタンバイはYahoo!ユーザーにもアプローチできる点が魅力です。また、リターゲティング広告による追いかけも可能なため、ターゲットへのアプローチ方法を増やしたい企業におすすめです。
*引用:スタンバイ公式HPより(2023年8月時点)
4.求人広告の費用対効果を高めるためのポイント
採用競争が激しい昨今、求人広告に多額の予算を投じながらも、成果を上げられないというお悩みは多いです。優秀な人材を確保するためには、求人広告を選定・運用するための戦略が不可欠です。ここでは求人広告の費用対効果を高めるための3つのポイントをご紹介します。
4-1.採用ターゲットやペルソナを明確にする
まずは採用したいターゲットや求職者のペルソナを明確に把握することが必要です。
例えば、採用したい職種やポジションに求められる年齢層、性別、興味関心などを分析し、求職者の特性を把握します。これにより、適切な媒体を選定し、より効果的な求人広告を展開することができます。
4-2.感覚ではなく確かな情報をもとに媒体選定する
求人広告を選ぶ際は、感覚や経験に頼らず、データや統計に基づいた媒体選定が重要です。
インターネットの普及により、求職者はさまざまなツールから情報を入手しています。求人サイト、SNS、企業ホームページ、業界専門のメディアなど、選択肢は多岐にわたります。
効果的な媒体選定のためには、過去の採用データやWeb解析ツールを活用し、どの媒体が求職者にアクセスされやすいか、また応募数や採用率が高かったかなどを詳細に分析します。これにより、広告予算を無駄にせず、より効果的な媒体に投下することができます。
4-3.掲載開始後、効果分析と運用改善を繰り返す
求人広告は一度掲載すれば終わりではありません。効果的な採用活動のためには、掲載開始後に効果の分析をおこない、運用改善していくことが重要です。応募数や採用率、コンバージョン率などの指標を定期的にモニタリングし、求人広告の成果を評価します。
成果が得られない場合は、プランやメッセージの改善を図ったり、新しい施策に挑戦したりする必要があります。また、求職者の動向や採用市場の変化に目を光らせ、柔軟な対応をおこなうことが必要です。
5.まとめ
求人広告の費用相場や料金体系の種類などを、サービスごとに比較しご紹介しました。
費用対効果を高めるためには、適切な求人広告サービス選びとターゲット(ペルソナ)設定をおこない、掲載後の運用改善を欠かさないことが近道です。
自社の採用ニーズに合う求人広告サービスを選ぶためには各求人広告サービスの詳細資料や見積もりが手元にあると、比較検討をおこないやすくなります。
複数の求人広告サービスのうち、どのサービスを利用すればよいかわからないときや、どの掲載プランを選べばよいか迷っているときは、求人広告代理店に相談するのもいいでしょう。
求人広告代理店は無料で求人広告サービス資料の配布や見積もりの算出をおこなってくれます。
あらかじめ「このような人材の採用をいつごろまでに始めたい、予算はいくらぐらい」などの採用ニーズを伝えておくことで、自社の採用ニーズに合う求人広告サービスの選定サポートもおこなってくれます。
採用の費用対効果を高める方法の1つとして、ぜひ求人広告代理店の活用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
圧倒的な顧客視点をもったトータルサポート
2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。
- 名前
中島/中途領域
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