求人媒体おすすめ10選|効果的な選定方法や料金まで徹底比較!
- 中途採用
- 求人サイト
- 行き詰まり・新たな手法
- コロナ
- 採用コストの削減
- 採用ミスマッチの低減
- 採用工数の削減
- 採用戦略の立案
- 通年採用
- スカウト・ダイレクトリクルーティング
- 有資格者
- 未経験者
- 経験者
更新日:
中途採用

日本の労働人口は1995年の8000万人をピークに、33年後の2060年には約半分の4000万人にまで減ると予想されています。
また昨今ではコロナウイルスの影響により、多くの企業が「中途採用活動」についての悩みを抱えています。
まん延防止措置等重点措置(まん防)も明けて採用活動を再開するにあたって参考にできるよう、本記事では、10個の求人媒体を場面別に比較しておすすめをしていきます。
・自社に適したサービスが知りたい方
・どんな求人媒体があるか見たい方
などなど、ぜひ、求人媒体の比較検討にお役立てください!
目次
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1. コロナ禍での中途採用市場の現況
すでに人材が不足している企業にとって、新人を教育するところからスタートすることは、費用と時間の両方で負担がかかります。
一方で就業経験があり、何らかのスキルを持っている中途人材は、即戦力となるため企業にとって魅力的です。
2020年は新型コロナウイルスの影響により採用活動を積極的に行う企業は減少する傾向となりましたが、2021年には景気回復を見据えた採用活動を開始する企業も増えています。
2022年1月に有効求人倍率は増加
厚生労働省が2022年3月4日に発表した「一般職業紹介状況」によると、2022年1月の有効求人倍率(季節調整値)は1.20倍と、前月より0.03ポイント上昇しました。
1月の新規求人数(原数値)は前年同月比で14.6%増加。
有効求人が前月に比べて2.6%増加したのに対して、有効求職者が0.7%の増加に留まったために有効求人倍率が上昇したことがわかります。
また、産業別に見ると、全ての産業で新規求人数の前年同月比がプラスとなりました。
宿泊業・飲食サービス業で38.8%、製造業で38.5%、情報通信業で24.7%と高い割合で増加しました。
求人活動は自動車品メーカーなど製造業を中心に回復が続いているということです。
出典:厚生労働省/一般職業紹介状況(令和4年1月分)について
転職を希望する人も増加
求人に対して、転職希望者数も増加傾向にあります。
「doda 2021年7月求人倍率レポート」によると、転職希望者数は2021年1~6月にかけて増加しています。
これは、失業率が上がっているほか、将来への不安などから転職活動が活発になっているからです。
さらに新型コロナウイルスの影響により、在宅勤務が可能な職種の需要は高まっています。
1-1. 都道府県別の有効求人倍率
全国・エリア別の有効求人倍率を、2022年1月と前年同月で比較しています。
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構/職業紹介-都道府県別有効求人倍率 ※季節調整値
表からわかる通り、すべての地域で有効求人倍率は増加しています。
全国的にワクチンの接種も行き渡り、日本全体で前向きな採用活動に力を入れていこうという情勢が伺えます。
関東・関西よりもそれ以外の地域の方が大きな伸び率を見せており、地方での採用活動も昨年より活発化しています。
中途採用に関する課題
新たな事業戦略のため人手が欲しい企業にとって、転職希望者が増加していることは好都合と言えます。
しかし、いま日本は少子高齢化による慢性的な人材不足なので、コロナ禍で一時的に求人倍率が下がったとはいえ人手が欲しい企業が多く、採用競争が激しくなっていくことは間違いないと考えられます。
「中途採用を成功させたいけれど、実際は多くの課題を抱えている」というのが企業の本音なのです。
中途採用に関する課題として、下記が挙げられます。
■ターゲット層の応募者を集めたい(51%)
■応募者の数を集めたい(33%)
■選考の負荷を減らしたい(18%)
■採用コストを抑えたい(17%)
■選考辞退者を減らしたい(16%)
出典:HR総研「キャリア採用とアルバイト採用に関する調査」結果報告 vol.1」
2. まずは中途採用の大手求人媒体3つを比較
以下では、国内最大級の登録者数と掲載企業数を誇る大手求人媒体である「エン転職」「doda」「マイナビ」をご紹介します。
「エン転職」「doda」「マイナビ」の3サイトの共通点として、登録者の年齢層・地域・経験職種の幅が広いことが挙げられます。
また、3つのサイトは全て国内最大級の登録者数を誇りますが、その中でも「エン転職」は857万人と、最多数となっています。
<1>エン転職

「使いやすさ」No.1の転職サイトで、日本最大級の会員数を誇る「エン転職」の登録者数は850万人以上。
34歳以下の割合が約70%と、若手採用に最適な求人媒体です。
大型プロモーションの実施により、毎月7万人以上の新規会員獲得に成功しています。
また、スマホユーザービリティが業界No.1と若手層から高い支持を獲得しているのもエン転職の大きな強みです。
<2>doda

日本最大級の約571万人という登録者数を誇り、経験者採用や即戦力人材の採用に強みを持ちます。
また、doda(デューダ)は求人サイトとしてだけでなく人材紹介サービスも提供しているため、幅広い業種職種で専門性を持った人材紹介利用者にもアプローチすることが可能です。
<3>マイナビ転職

マイナビ転職は全国各地の求人を取り扱う求人媒体です。
掲載件数は常時9000件以上と業界最大級を誇ります。
登録者数は623万人を超え、オリコン日本顧客満足度ランキング転職サイトNO.1と絶大な支持を得ています。
業界最大級の登録者数であることから、職種・業種のバランスが取れていることが「マイナビ転職」の特徴です。
3. ダイレクトリクルーティングに特化したおすすめ求人媒体
ダイレクトリクルーティング(ダイレクトソーシング)とは、ターゲット人材を獲得するために、採用担当者が自ら主体的に活動をする採用手法を指します。
ダイレクトリクルーティングのメリットは、転職潜在層にアプローチできることや、求人広告・人材紹介では出会えない人材を発掘できる可能性があることなどが挙げられます。
以下では、ダイレクトリクルーティングに特化した3つの求人媒体をご紹介します。
<4>Green

IT/Web業界・ベンチャー企業の採用に強い報酬型求人媒体「Green(グリーン)」。
「Green」で採用を成功させた企業のうち、9割がIT/Web業界の企業です。
エンジニア、デザイナー、ディレクター、営業、マーケティングを中心に、IT/web業界の経験者を採用しています。
特徴は「ダイレクトリクルーティング機能」が充実している点です。
<5>Wantedly

Wantedly(ウォンテッドリー)は、優秀な若手層へのリーチを可能とした採用マーケティングツールです。
また企業の理念やカルチャーなど給与や待遇などの条件ではない点で、求職者からの「共感マッチング」を通して採用活動を進めることができるため、意欲のある人材の採用が可能です。
<6>BIZREACH
BizReach(ビズリーチ)は、138万人以上の優秀な人材が登録する国内最大級のデータベースから「欲しい」人材を自ら探して直接スカウトできるサービスです。
経営幹部・管理職・専門職など次世代リーダーなどの即戦力人材をはじめとして、さまざまな職種・業種の方が登録しているため幅広い層の優秀な人材と出会える可能性があります。
4. 特定のキャリアを持つ人材に特化したおすすめ求人媒体
「Re就活」「Career Cross」「type」「女の転職@type」は、特定のキャリアを持つ人材に特化した求人媒体です。
どのような人材が欲しいかが明確で、ターゲットを絞って募集したい企業におすすめです。
<7>Re就活
Re就活(りしゅうかつ)は日本で唯一20代を専門とする中途採用の求人媒体で、会員数は150万人を超えます。
社会人経験があり、ステップアップなどを考えている「ヤングキャリア」層や「第二新卒・既卒」層など、「20代若手人材」のみをターゲットに絞り、集客していることが特徴です。
そのため、他の求人サイトでは採用が難しいとされる「伸びしろのある20代若手」にアプローチが可能です。
<8>Career Cross
Career Crossは日本最大級のバイリンガル求人サイト。
質の高いバイリンガル人材の登録者は25万人を超えています。
日本人と外国人の比率は7:3で、そのうち日本人登録者の英語レベルはビジネスレベル以上と、非常に高い英語力を持つ人材が70%を占めています。
事務、人事・採用、法務、会計・財務、秘書、通訳・翻訳のスキルを持った日本人のデータベースにも優れています。
<9>type

エンジニア採用に強みを持つ「type(タイプ)」は独自の集客方法で、ITエンジニア・モノづくりエンジニア双方の集客を実現しています。
また、定期的に開催されるエンジニア向け転職フェアなどによりエンジニアからの認知度が高いことも特徴です。
<10>女の転職type

「女の転職@type」は、女性の中途採用に特化した求人媒体で、生涯働きたいと考えている女性の登録者が多いことが特徴です。
大手総合求人サイトと比較すると正社員・契約社員の利用比率が圧倒的に高くなっています。
また、「女の転職@type」と連動した専門サイトが充実。
たとえば、アパレル・コスメ業界専門サイトの場合「ブランドから探す」「ファッションビルから探す」など大手総合求人サイトには無いカテゴリーから検索ができます。
5. 求人媒体を使って中途採用を成功させるポイント
転職市場では企業同士で優秀な人材の取り合いが生じやすいため、できるだけ応募人数を集め、欲しいターゲット人材に積極的にアプローチする必要があります。
そこで企業の採用活動に役立つのが「中途採用のための求人媒体」です。以下では「求人媒体を使って中途採用を成功させる3つのポイント」をご紹介します。
5-1. 欲しい人材に効果的にアピールできるか見極める
より的確に、効率的に求人募集を行うためには、媒体ごとの特徴を正しく理解し、貴社の採用ニーズに合った媒体を見極める必要があります。
大前提として採用ターゲットを明確化するプロセスが必要ですが、それができたら、次は媒体の選定をします。
この際に重要なポイントは「その求人媒体でアプローチできる人材の中に、自社の採用ターゲットがどのくらいいるか」を考えることです。
媒体ごとに、業種・職種・年代・性別などの会員属性がそれぞれ異なるので、求人媒体を選定する際には、この会員属性を必ずリサーチする必要があります。
また、その求人媒体が、採用ターゲットに対して効果的にアピールできる機能・サービス・プランを備えているかを見極めることが非常に重要です。
特徴や機能・プラン形態も、求人媒体によってさまざまです。
「無料だからとりあえずハローワーク」であったり、「大手求人媒体だから〇〇」といった選び方をすると、思うように効果が出なかったり、工数やコストだけが嵩む結果になってしまったりすることもあるので気を付けましょう。
5-2. 機能・オプション・プランを比較する
どのようなユーザーがメインで利用しているのかを確認することは大事ですが、求人ニーズが高まり続けている中、媒体に掲載するだけでは埋もれてしまい、なかなか応募が集まらなくなっています。
そのため、特徴的な機能やオプションなどをどのように活用できるかを考えて比較することが大切です。
スカウト無料、自動でメールを配信、成功報酬プラン等、媒体によってさまざまな機能やオプション・プランがあります。
媒体に掲載してただ待つだけではなく、それらをうまく活用することが採用成功にとって大切です。
また、無数に機能やプランがあってよくわからない場合は、複数の求人媒体を利用している求人広告代理店を活用するのもおすすめです。
直販業者は当然自社サービスを魅力的に見せるよう提案を行いますが、求人広告代理店はさまざまな会社の媒体を扱っているため、お客様の採用ターゲットや採用課題・要望などをしっかりとヒアリングした上で、もっともその企業に合った媒体を選んで提案してくれます。
代理店を利用した場合も、直販を利用した場合も、顧客側からすると料金が変わらないことがほとんどですので、自社にもっとも合った媒体を比較検討する際には、さまざまな媒体を取り扱う「広告代理店の活用」をおすすめします。
5-3. お得なチケットプランやキャンペーンなどを利用する
季節や時期に合わせて行われるキャンペーンを活用することで、お得に求人掲載を行うことができます。
求人媒体は、年中何かしらのキャンペーンが開催されていることがほとんどです。
また、「チケットプラン」と呼ばれるいわゆるまとめ買いプランで発注することによって、値引きなどのメリットを受けることができるケースもあります。
- 【例】
1. 新規お取引企業様限定の有料オプション無料キャンペーン
2. 3回の掲載をまとめ買いすることによって定価から30%以上OFFになるチケットプラン
3. 早期に申し込めば、掲載期間が無料で2週間延長できるプラン
広告代理店に相談することで、こういったお得なプランやキャンペーン情報を無料で教えてもらうことができます。
そして、求人媒体への掲載を検討する際は、まずは一度、問い合わせてみることをおすすめします。
媒体選定をよりスムーズに行うことができ、かつ間違いのない自社にとって最適な媒体選定が可能になるからです。
- キャンペーンのお問い合わせはこちらから
6. まとめ
いかがでしたでしょうか。
サイトといっても、ただ転職希望者と企業をつなぐのではなく、双方を確実にマッチングさせるための特徴や便利な機能があります。
「女性の正社員」「経験豊富なエンジニア」「語学スキルが高い人材」など、企業はできるだけ細かく、自社に欲しい人材の人物像を設定し、利用する求人媒体を絞ることがおすすめです。
また、サイトごとにさまざまなプランが用意されているため、「急を要する採用」なのか「高い費用でも確実に採用したい」のかなど、人材以外の課題とも向き合いながら最適なプランを選択するようにしましょう。
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2009年に新卒でネオキャリアに入社後、営業からマネジメントまで多岐に渡りトップレベルの業績を残し事業部長に就任しました。 「顧客視点」を第一に考え、市況感を先読みした革新的なアイデアで採用成功まで導きます。
- 名前
中島(中途採用担当)
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