Indeedの費用・料金体系|無料掲載・有料掲載の違い、採用単価シミュレーション事例あり!
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Indeed

さまざまなCMのバリエーションで有名な世界No.1の求人検索エンジン「Indeed(インディード)」。
気になっているけれど仕組みや費用感がわからず、いまだに導入をためらわれている採用担当者様は多いのではないのでしょうか。
躊躇されている理由の1つ「料金の詳細がわからない」という問題について、実はIndeed(インディード)の公式ホームページにも料金の詳しい記載がありません。
そこで今回は、「Indeed(インディード)を活用する際に必要な料金」や「職種別クリック単価」についてわかりやすくまとめてみました。
Indeed(インディード)への掲載を検討されている方は、ぜひ本記事を参考にしていただけますと幸いです。
目次
1|Indeed(インディード)の仕組みとは?
Indeed(インディード)は企業と求職者をつなぐ「求人検索ツール」です。
Indeed(インディード)のトップ画面は下図のようになっており、ボックスに「職種」「業種」「会社名」などのキーワードを入れ、
隣の「勤務地」で場所を絞り込んで検索をかけると、さまざま求人サイトから集められた求人情報が表示されるという仕組みになっています。
従来の求人サイト(転職サイト)の場合は、それぞれの求人サイトを個別で訪れ、検索をおこなう必要がありました。
一方、Indeed(インディード)で求人を検索した場合は、Web上に公開されているあらゆる求人サイトの求人情報を一括で検索してくれるため、求職者に対してより多くの求人を提示することが可能になります。
また、Indeed(インディード)のトップ画面からの検索結果だけでなく、
GoogleやYahoo!のような検索エンジンでキーワードを調べた場合にも検索結果に表示されます。
- 無料DL|Indeedなどの求人検索エンジンサービスを徹底比較
Indeed(インディード)をはじめとする求人検索エンジンは、仕組みは同じでもクリック単価や掲載方法に違いがあります。
特に、近年ではIndeed(インディード)のクリック単価が上昇していることにより、他の求人検索エンジンを同時に活用するケースが増えてきています。
本資料では、さまざまな求人検索エンジンの特徴を比較。
また、求人検索エンジンの仕組みについても、わかりやすく説明しています
2|Indeed(インディード)の費用体系(料金体系)と課金の仕組み
Indeed(インディード)は大きく分けると、
スポンサー求人枠(有料広告枠)とオーガニック求人枠(無料広告枠)の2つから構成されています。
「注目の企業」枠は、有料掲載をおこなっている企業の広告費や、サイトの求人案件数などの条件に応じて表示される枠になるため、この枠のみに有料で広告を出稿することはできません。
2-1.有料掲載
- スポンサー求人枠(有料広告枠)
- ・クリック課金広告
- ・有料求人掲載の開始、停止は自由にできる
- ・無料オプションで効果強化が可能(※条件あり)
- ・広告効果をリアルタイムで確認&分析可能
クリック課金
Indeed(インディード)の料金体系は求人を掲載した期間には関係なく、クリックされるたびに費用が発生するクリック課金制になっています。
クリック課金制の最大のメリットは興味のない人にはお金をかけなくても良い点にあります。
求職者が求人に興味がなければそのページのクリックをしないので、当然費用は発生しないからです。
具体的には、掲載開始前にあらかじめ1クリック毎の金額を15円~1000円の間で設定しておきます。
掲載開始後は、求職者が自社の求人をクリックしたタイミングで費用が課金されます。
新規利用の初回のみ利用費用(料金)が2,000円に達した時点で請求されます。
それ以降は、利用費用(料金)が4万円に達した時点で請求される仕組みです。
なお、請求金額が4万円に満たない場合は、月末締め・翌月月初払いというサイクルになります。
上述の通り、クリックされた数によって掛かる費用が変わってくる仕組みですが、クリック単価は調整が可能となっています。
方法としては、「自動調整設定」と「手動調整設定」の2種類があります。
- 自動調整設定
日額や月額などで指定した金額をもとにAIが自動的に単価を調整してくれます。
- 手動調整設定
15円~でクリック単価と上限予算を自社で調整することが可能です。
チャージ制
Indeed(インディード)の支払い方法は、事前にお金を振り込むチャージ制(もしくはプリペイド制ともいう)です。
チャージ制の最大のメリットは、あまった費用は繰り越せる点にあります。
例えば、30万円をチャージして10万円を使った時点で求職者を確保できたとします。
その場合は残ったお金(20万円)は次回求人を出すまで使わないでおくこともできます。
クリック単価は入札制
基本的にクリック単価は入札制で決定するため、募集地域や業界、職種など様々な要因によって変動します。
そして企業は、上限クリック単価を設定できます。
より高い金額で設定されているものほど、様々な検索パターンに対して上位に掲載されやすくなり、クリックを獲得しやすくなります。
しかし、基本的にはGoogleなどの検索エンジンと同じで、ユーザーのニーズにあった求人を上位表示させるので、
クリック単価を高額にしたからといって上位掲載されるとは限りません。
この適切な価格を他社状況や表示数などを見ながら調整していくことがIndeed(インディード)の運用で行うことメインになります。
2-2.Indeed(インディード)の運用とメリット・デメリット
自分で運用をやる場合(直販)
・運用を自社でやるため手数料がかからない
・クリック単価調整や原稿の作成など工数がかかる
・運用ノウハウがないので効果が出しづらい
Indeed(インディード)を自分で運用する場合、自分で原稿を作成したり、自社でデータ分析を行う必要があります。
かかる費用が広告費用のみとなるため、比較的安価で求人を掲載できるのが直販のメリットです。
しかし工数がかかる上にノウハウがなければ採用が難しいのがデメリットとなります。
代理店に運用をお願いする場合
・一部の運用を任せられるので手間が省ける
・クリック単価調整やデータ分析などを運用ノウハウをもって行うので効果が得られやすい
・運用手数料がかかる(相場は15%~20%程度)
Indeed(インディード)の代理店を利用する場合、
運用ノウハウを持ったプロのマーケターやライターが原稿作成、応募数アップに向けた分析や施策などを講じてくれます。
運用手数料が別途かかりますが、採用担当者の方の手間や時間を掛けずに効果を見込めるのがメリットです。
運用手数料の相場は有料広告費の15%~20%程度となっています。
例えば、広告費が10万円であった場合、運用手数料が20%であれば
広告費の10万円に加え、別途2万円かかることになり、計12万円が費用となります。
※ネオキャリア「Indeed(インディード)の料金」
2-3.無料掲載
ここでは、オーガニック求人枠(無料広告枠)の特徴をまとめてみました。
- オーガニック求人枠(無料広告枠)
- ・掲載数や応募に関係なく無料掲載可能
- ・有料枠の下部表示になる
- ・オプション使用不可
Indeedに直接編集
Indeed(インディード)のTOPページにある求人広告掲載というリンクから、Indeed(インディード)の中に直接自社の求人情報ページを作成することができます。
実際に作成してみると基本的に文字が多いので、見た目が多少さみしい仕様となります。
これでは、いくらクリックされても応募率が下がってしまうと考えられます。
求職者目線で応募したくなるようなページの準備を心がけましょう。
読み込みをされる仕様のページを作成
Indeed(インディード)の検索結果として、数多く目にする企業の独自の採用サイトやホームページの求人情報などのリンクは、
Indeed(インディード)に読み込みをされる仕様になっていて、これが最も一般的な掲載方法です。
「Indeed(インディード)に読み込まれる仕様のページの作成」=「クローリング」といいます。
※「クローリング」とは、Indeed(インディード)の検索エンジンロボットが企業のHPや採用情報を読み込むことを言います。
クローリングされる掲載条件は下記8つになります。
また前提として「職種」「勤務地」「仕事内容」、この3つが1セットになったものが「求人情報」とみなされます。
1.ひとつの求人につき1職種名が簡潔に記載されていること
2.仕事内容の詳細を見るためにユーザーに登録を要求しないこと、応募するための課金などが無いこと
3.明確な勤務地が記載されていること
4.それぞれの求人ごとに別々のURLが割り振られていること
5.各求人ページに応募方法が明記されていること
6.求人情報はHTML形式であること(PDFやWordドキュメントはNG)
7.在宅勤務の求人情報を含んでいないこと
8.モバイルでも表示するには、モバイル最適化(リダイレクト設定/レスポンシブル対応)がされていること
注意点
Indeed(インディード)にクローリングされるためには以下の点には注意してください。
業務の詳細がわからない
仕事を探す側からすれば当たり前のことですが、単純に「営業」と記載してある求人よりも「○○のような特徴を持つ○○を販売する仕事」など、より具体的にイメージできる求人のほうが分かりやすいです。
明確な勤務地がない
勤務地に関しても、「関東」よりも「東京新宿区○-○」など、詳細な住所や、そこまで記載が難しい場合は市区町村レベルまで記載すると良いと言われています。
求人ごとにURLが分かれていない
1つのURLの中に複数の求人情報を入れてはいけない理由は、「営業」と検索したのに「監査業務」の求人も検索結果に出てしまうといったことがないようにするためです。
「職種」「勤務地」「仕事内容」、この3つが1セットのため、面倒ですが例えば同じ職種と仕事内容でも勤務地が全国47都道府県それぞれで違う場合、1件1件ページのURLを別にする必要があります。
応募方法が不明確
そのままWebから応募できるフォームなどがあったほうが間違いなく応募率は高くなることが見込めますが、ない場合は応募方法を明記しましょう。
モバイル対応は必須
日本では、全検索の85%がモバイルからの発生と言われています。
「PCでの検索の際にだけ掲載されるようになっていれば良い」という場合は、モバイル最適化は必須の対応条件ではないものの効果を出すという観点では対応したほうが良いと言えます。
- 関連記事|Indeed(インディード)を徹底解説!
Indeed(インディード)への掲載方法や効果の出し方について詳しく知りたい方はこちら!
Indeed(インディード)のメリットデメリットや無料掲載のために準備しておくべきこと有料掲載でより効果を出す方法などを詳しくご紹介!
3|職種別クリック単価事例
Indeed(インディード)の費用(料金)について疑問は解決しましたでしょうか。
Indeed(インディード)は求人サイトなどと違い料金が一定ではないため、なかなかイメージがしにくいかと思います。
そこで実際の職種別のクリック単価(CPC)事例をご紹介します。
3-1.営業・カウンターセールス
営業・カウンターセールスは、採用難のためクリック単価(CPC)が他の職種に比較して高騰化している傾向にあります。
出典:株式会社ネオキャリア
3-2.配送スタッフ
配送スタッフは、地域ごとにクリック単価(CPC)の差があります。
全国募集などの際はIndeed(インディード)を利用すると採用角度が高まります。
出典:株式会社ネオキャリア
3-3.一般事務
売り手市場の現在でも、バックオフィス職である一般事務職は人気になります。
そのためクリック単価(CPC)も他の職種と比較して安いです。
出典:株式会社ネオキャリア
4|一人あたりの採用単価
では、具体的にかかってくる採用単価がいくらになるのかシミュレーションしてみたいと思います。
今回は、クリック単価の合計費用÷採用人数=採用単価の式をもとにシミュレーションします。
クリック単価(CPC)は上記でご紹介したクリック単価事例を参考にします。
目安として100~150クリックで1応募と設定し、応募からの採用率は50%とします。
結果、関東エリアで営業職を1人採用したい場合、70,000~129,000円が採用単価となります。
ちなみに、採用率が変化すると採用単価も以下のように変わります。
こちらはあくまでも目安になるので詳しく知りたい方は是非ご相談ください!
5|おわりに
いかがでしたでしょうか。
Indeed(インディード)には無料掲載と有料掲載があり、クリック単価を高額にしたからといって上位掲載されるとは限りません。
適切な価格を他社状況や表示数などと比較しながら調整し、Indeed(インディード)の運用を行うことが重要になります。
もし、Indeed(インディード)をうまく活用したいけれどもやり方がわからないなどのお悩みがありましたら、代理店に相談してみるのもおすすめです。
最初に代理店をうまく利用し、軌道にのったら自社で運用を開始している企業もあります。
Indeed(インディード)の代理店について詳しく知りたい採用担当者様は、ご相談も承っていますので、お気軽にご連絡ください。

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