採用代行(RPO)大手20社を比較|おすすめの企業一覧と選び方を解説【2025年最新版】
採用代行

採用代行(RPO・採用アウトソーシング)を請け負う企業の中には、実績が豊富で大規模な業務内容を請け負える大手企業もあれば、中小企業もあります。
それぞれの企業には特徴があり、サービスの範囲も異なるため、どの企業を選べばよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。採用代行(RPO)の企業選びは、採用活動の結果に強く影響しますので悩ましい問題です。
本記事では、
・採用代行(RPO)とは何か、似ているサービスとの違い
・採用代行(RPO)の業務内容や選び方・注意点
・採用代行サービス(RPO)の大手20社の特徴
ついて紹介します。採用代行を詳しく知りたい方は、下記の資料もご参考にしてください。
目次
1.採用代行(RPO)とは何か?
採用代行とは採用活動の一部、もしくはすべてを代行しておこなうサービスを指し、「RPO」や「採用アウトソーシング」と呼ばれることもあります。
はじめて新卒採用をおこなう企業でも、採用代行(PRO)を利用して採用の企画から母集団形成、採用選考や面接までを任せてしまえば、戸惑うことなく採用活動を進められるでしょう。
さらに、採用代行をおこなう企業から採用活動に関するノウハウを学ぶことも可能です。
1-1.採用代行(RPO)が注目される理由
日本では現在、労働人口が減少しているため、企業間での採用競争が激化しています。特に優秀な人材は引く手あまたで採用が難しく、プロである採用代行を利用する企業が増えています。
さらに、求人サイトだけでなくSNSや公式HPからの流入など、採用方法が多様化し業務が複雑になっているのも採用代行が注目されている理由の1つです。
採用代行にノンコア業務を委託し、自社は面接や判断などのコア業務に集中するという企業が多くなっているのです。
1-2.採用代行(RPO)とBPOの違い
採用代行(RPO)は、採用活動の代行に特化したサービスです。それに対してBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)は、採用活動だけでなくさまざまな業務を代行するサービスを指します。
バックオフィスの代行を求めるならBPOが適していますが、採用業務をアウトソーシングしたい場合は、採用代行(RPO)が向いています。
採用代行は採用活動に特化しているため、豊富な実績と経験があり、採用に関する課題を的確に解決しやすいという強みがあります。
1-3.採用代行(RPO)と人材派遣の違い
人材派遣は、人材派遣会社に登録しているスタッフを企業に派遣し、職場で働いてもらうサービスを指します。なかには、採用業務に慣れた社員を派遣してもらうことも可能です。
ただし、採用代行(RPO)と採用業務に慣れた派遣社員には、大きな違いがあります。採用代行の場合は、依頼した業務に関する指示をその都度出す必要はありません。
しかし、派遣社員の場合は派遣先の企業の指揮下に入るため、すべての業務に対して指示を出す必要があります。
また、採用代行(RPO)は専門家のチームで構成されるため能力が高水準で安定しています。一方で、派遣社員の場合は人によって能力や実績が異なるため、同じレベルの成果を得られるとは限りません。
2.採用代行(RPO)と人材紹介の違い
人材紹介は、企業が求める能力を持つ人材を直接紹介するサービスです。そのため、採用代行(RPO)のように採用計画の立案や母集団形成、面接の調整や実施を任せることはできません。
即戦力の人材をピンポイントで採用したい場合は人材紹介が向いていますが、継続する採用活動や新卒採用、大量採用に関しては採用代行が適しています。
採用代行と人材紹介の違いについて詳しく知りたい場合は、下記の資料をご活用ください。
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2.委託可能な採用代行業務の内容
採用代行(RPO)では、採用の準備段階にあたる計画・企画の立案から、応募者の管理や選考、面接や内定者のフォローにいたるまで、採用に関わるすべての業務が委託可能です。
すべての業務をを任せることもできますが、その場合は採用ノウハウを吸収しにくいというデメリットがあります。そのため、ノンコア業務を任せて、企業側はコア業務に専念するという使い方が一般的です。
2-1.採用計画・企画
採用計画・企画は、採用活動の方向性を決める大切なステップです。ここでは「どのような人材を・いつまでに・何人採用するのか」「どのような媒体に募集を出すのか・選考基準はどうするのか・面接を何回おこなうか」などを決めていきます。
採用計画・企画は、スタートからゴールまでの道筋を決めるようなものであり、採用課題を解決する上ではとても重要なフェーズです。しかし、採用代行と自社の間で計画や方針のすり合わせが不足していると、人材確保の失敗や採用後のミスマッチにつながる可能性が高くなります。
自社で採用計画・企画を立ててから採用代行を利用する方法もありますが、最初の段階から採用代行を利用し、プロの視点で一緒に方向性を決めていくと、より採用成功につながる採用活動になります。
採用計画・企画について詳しく知りたい場合は、下記の記事もご参考にしてみてください。
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- 採用戦略の成功事例5選|成功に導くポイントや効果的な立て方も紹介
2-2.母集団形成
母集団とは、自社の求人に興味を持っている方や、実際に応募してきた候補者を指します。母集団形成では、母集団の規模を大きくするために、求人広告や求人サイト、スカウトメールなどを利用するのが一般的です。
やみくもに求人広告を出稿すればよいわけではなく、自社の魅力が伝わる内容であることや、求めるターゲットが利用する求人サイトを選定するなど、戦略も重要になります。
大手の採用代行は豊富なノウハウを持っているため、母集団形成を得意としているケースが多く、より効率的に候補者を集めることができるでしょう。
母集団形成について詳しく知りたい場合は、下記の資料をご活用ください。
2-3.応募者の管理・スクリーニング
応募者の数が増えれば増えるほど、応募者の書類管理やスクリーニング(選定)、問い合わせへの対応などの事務作業が膨大になります。しかし、これらの業務を採用代行に委託することで、企業は面接や面談などのコア業務に専念できます。
特に大手の採用代行では全国規模の採用募集と管理・スクリーニングにも対応できる体制が整っており、多数の応募者への対応もスムーズです。
2-4.採用選考
採用代行(RPO)では、採用に関わる適性検査や実施、成績の管理など、採用選考業務を委託することも可能です。たとえば、「面接前にWebテストで振り分けたいが、どのような検査をおこなうべきか迷っている」というような場合に非常に頼りになります。
一般的なのは、外部機関による適性検査を選考に取り入れ、その結果をもとにスクリーニングをおこなうケースです。これにより、応募者の資質を客観的に評価でき、ミスマッチのリスクを減らせます。
2-5.スカウトメールの作成・送信・返信
スカウトメールは、企業側から求職者に直接アプローチできる手段ですが、文面作成やターゲット選定、送信、返信には莫大な時間がかかります。採用代行(PRO)を利用すれば、プロが魅力的な文面を作成してくれる上にターゲット選定も的確になり、返信や日程調整などの手間も省けます。
スカウト代行について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
2-6.面接日や説明会の日程調整
面接日や説明会の日程調整は、事務的で工数が多くミスが頻発しやすい業務です。しかし、このような業務を採用代行(PRO)に委託することで、正確な日程調整が可能となり、ミスと工数が大幅に削減できます。また、候補者への対応も迅速になるため、面接辞退を減らすことにもつながります。
調整後のレポートを確認すれば、全体像の把握も簡単なため、採用担当者の負担を減らすための有効な手段となります。
2-7.面接代行
一次面接のみや、本格的な面談の前のカジュアル面談代行はもちろん、すべての面接工程を採用代行(PRO)に委託することも可能です。採用代行企業のスタッフが面接官を務めることで、応募者は緊張せず自然なコミュニケーションが取りやすくなる傾向にあります。
採用代行に面接の主な進行を任せつつ、社員が同席したり、面接中に録画をおこなって重要な候補者のみを確認することも可能です。
2-8.内定者のフォロー
内定者のフォローには、レスポンスの速さときめ細やかなケアが求められます。対応が遅れると内定辞退につながりかねないため、プロのノウハウで安定したフォローをおこなってくれる採用代行(PRO)に委託すれば安心です。
内定者向けの説明会や研修を委託し、入社までの下準備を任せるのもよいでしょう。
3.採用代行(RPO)を利用する主な目的・メリット
採用代行(RPO)を利用する主な目的とメリットは、以下の5つです。
採用代行は、採用活動におけるさまざまな課題の解決を考えるうえで有用です。採用担当者の負担を減らせるだけでなく、採用活動のプロからノウハウを学ぶことで、自社の採用力を高めることにもつながります。
3-1.採用活動の課題を解決する
採用代行(RPO)は「応募者が集まらない」「希望する人材がみつからない」といった採用活動の課題解決に役立ちます。採用活動に慣れておらず、何をどうすればいいかわからないという場合も、採用計画の立案や母集団形成など委託すれば、方向性が定まり効果的な募集手段を把握できるでしょう。
内定辞退や面接辞退が頻発している場合も、採用代行が内定者や応募者に対して的確なフォローをおこなってくれます。まずは大手の採用代行に資料請求や見積りをおこない、運用方法を相談してみるのもよいでしょう。
3-2.採用活動にかかる負担を減らせる
採用活動の中には、とても時間がかかる工程もあります。特に重要な判断は必要としないものの手間だけはかかる業務については、採用代行(RPO)任せることで、採用活動にかかる負担が大きく軽減できます。
大量採用を想定した採用活動では、ノンコア業務を採用代行に委託することで、社内リソースをコア業務に集中させることが可能です。採用活動に精通した大手の採用代行に任せた方が効率が上がり、自社でおこなうよりも採用コストを抑えられる場合もあります。
なお、採用担当者の負担を減らす方法について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
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3-3.採用のプロからノウハウを学べる・採用活動の質が向上する
大手の採用代行(PRO)は、豊富な実績と経験に基づき、採用活動に関する膨大なノウハウを蓄積しています。自社内だけで解決を目指すよりも、プロから知識や手段、効率化の方法を吸収した方が、最適な採用プロセスをすばやく習得でき、採用活動の質もすぐに向上するでしょう。
「ノウハウを吸収したい」という理由で採用代行を活用するのは珍しいことでもなく、隠す必要はありません。見積りや相談の段階で、ノウハウを吸収したいという意図を伝えることで、より効果的な支援が受けられるでしょう。
3-4.採用担当者が不在でも採用活動を滞りなくおこなえる
採用担当者がいない場合や、ほかの業務との兼任で十分な時間を確保できない場合でも、採用代行(PRO)に業務の一部、あるいはすべてを委託することで、採用活動は滞りなく進められるでしょう。
特に大手の採用代行は、幅広い業務に対応できる体制とノウハウを備えているため、オールマイティーなサポートが期待できます。
さらに、複数の拠点をもつ大手採用代行は、自然災害などが発生した場合でも採用活動を止めることなく継続できるという、BCP(事業継続計画)上の強みもあります。
3-5.採用活動の成果を可視化できる
採用代行(RPO)にアウトソーシングした業務には、定期的に報告書などが提供されるため、自社で採用活動をおこなうよりも成果を客観的に把握しやすくなります。成果を可視化することで、費用対効果や課題が明確になり、今後の採用活動に向けた改善やステップアップにつながります。
また、次回の採用計画の調整を委託することも可能です。採用活動を長いスパンで考え、採用代行を信頼できるパートナーとして活用すれば、より効率的な採用体制が築けます。
なお、採用代行のメリットとデメリットについてさらに詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。
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4.採用代行(RPO)の費用相場
採用代行(RPO)の費用は、委託範囲だけでなく料金体系や雇用形態などによって異なります。一般的な料金形態は、「従量課金タイプ」「月額固定タイプ」「成果報酬制タイプ」の3種類です。さらに「新卒採用」「中途採用」「アルバイト採用」など、雇用形態の違いで費用が異なる場合もあります。
4-1.料金体系別の費用相場
主な料金体系(従量課金タイプ・月額固定タイプ・成果報酬制タイプ)の中で、特に多いのは従量課金タイプです。それぞれの特徴や費用相場を解説しますので、参考にしてみてください。
従量課金タイプ
業務内容 | 費用相場 |
求人広告への掲載 | 月額5万円~ |
面接日設定 | 1人あたり2,000〜5,000円程度 |
面接実施 | 1回あたり8,000〜15,000円程度 |
スカウトメールの配信 | 1通あたり50円~ |
応募者への合否連絡 | 1件あたり8,000〜40,000円程度 |
内定通知の発送 | 1通あたり3,000〜5,000円程度 |
従量課金タイプの場合は、委託した業務の量や種類、対応件数などに応じて費用が変動します。必要な業務だけを委託できるのがメリットなので、無駄を省いて予算を抑えることも可能です。
デメリットには、費用が変動しやすいため、予算の管理が難しい点があげられます。あらかじめ予算が決まっている場合は、見積りの段階で相談した方がよいでしょう。
月額固定タイプ
業務内容 | 費用相場 |
新卒採用 | 月額10万円~70万円程度 |
中途採用 | 月額20万円~80万円程度 |
面接代行 | 月額15万円~50万円程度 |
月額固定タイプでは、業務量に関係なく月ごとに固定の料金が発生します。オプションなどを追加しないかぎり料金は変動しないため、予算を管理しやすい点がメリットと言えます。
一方でデメリットは、状況に応じて業務内容を変更させにくい点、業務量が少なくても一律で料金が発生してしまう点などです。従量課金タイプのように委託できる業務内容が細かく分かれておらず、無駄な出費が増えてしまうことも考えられます。
成果報酬タイプ
採用者の想定年収 | 費用相場(採用者の想定年収の20%~45%) |
年収500万円の場合 | 1人あたり100万円~225万円 |
年収1000万円の場合 | 1人あたり200万円~450万円 |
成果報酬タイプの場合は、応募数や採用数などの成果によって料金が変動します。採用数による相場は採用者の想定年収の20%〜45%程度です。低リスクで優秀な人材を少人数だけ採用したい場合に向いています。
一方でデメリットは、1人あたりの費用が高額なため、採用人数が多ければ多いほど割高になる点です。また、成果指標を応募数に設定した場合、応募数が注目され、結果として採用活動全体の成果が落ち込む可能性もあります。
4-2.雇用形態別の費用相場
雇用形態 | 費用相場(従量課金タイプ・月額固定タイプ) |
アルバイト採用 | 月額1万円~30万円程度 |
新卒採用 | 月額5万円~70万円程度 |
中途採用 | 月額10万円~80万円程度 |
エンジニア採用 | 月額40万円~100万円程度 |
ハイレイヤー採用 | 月額40万円~100万円程度 |
雇用形態による費用相場の違いは「求める人材の難易度(ハードル)」に起因します。もっともハードルが低いアルバイト採用は費用も安い傾向にありますが、エンジニア採用やハイレイヤー採用はハードルも高くなるため、高額になりがちです。
なお、成果報酬タイプの場合は、採用者の想定年収を基準に費用が決まるため、雇用形態による料金差はあまりありません。ただし、アルバイトや新卒よりも、中途やエンジニア、ハイレイヤーの方が年収も高くなるため、おのずと費用も高額になります。
採用代行(RPO)の詳細な見積り額を知りたい方は、下記よりご依頼ください。
5.採用代行(RPO)で人気の大手20社を比較
ここからは、採用代行(RPO)で人気の大手20社(規模の大きい企業や、実績・経験の豊富な企業・母体が大きい企業など)を紹介します。各企業の特徴などを比較していますので、企業選びの参考になれば幸いです。
5-1.株式会社ネオキャリア
会社名 | 株式会社ネオキャリア |
企業概要 | 業界トップクラスの支援実績を誇る |
サービス詳細・特徴 | 採用に関わるあらゆる業務に対応できるオールマイティ型 |
料金 | 初期費用:20万~ |
主な顧客 | 上場企業からベンチャー企業まで幅広い |
おすすめの企業 | ・コストを抑えつつ効率的に採用活動をすすめたい企業 ・大規模採用をおこないたい企業 |
サービスURL | https://www.neo-career.co.jp/lp/rpo/ |
株式会社ネオキャリアは、大手の採用代行の中でも特に支援実績が豊富な企業で、採用に関わるあらゆる業務に対応できます。職種はもちろん、新卒・中途・アルバイトを問わず、どんな雇用形態にも向いています。予算に応じて最適なプランを提案してくれるため、まずは予算感を伝えて見積り依頼をしてみるとよいでしょう。
5-2.株式会社パソナ
会社名 | 株式会社パソナ |
企業概要 | 採用代行(RPO)を含む人材サービス会社の老舗 |
サービス詳細・特徴 | カスタマイズ型(従量課金)の採用代行プランと、パッケージ型(月額固定)の採用代行Lightがある |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | 官公庁・自治体・大手企業・中小企業など |
おすすめの企業 | 採用戦略の練り直しや、ノウハウを吸収したい企業 |
サービスURL |
株式会社パソナでは、さまざまな要望に応えるための「採用代行(カスタマイズ型・従量課金)」と、中途採用オペレーションのみの「採用代行Light(パッケージ型・月額固定)」が用意されています。中途採用で費用を抑えたいなら、採用代行Lightがおすすめです。
5-3.リクルートスタッフィング
会社名 | リクルートスタッフィング |
企業概要 | リクルートグループのノウハウを活かした採用代行(RPO) |
サービス詳細・特徴 | 採用オペレーションの設計から改善にいたるまで柔軟に対応でき、最短5日でスタート可能 |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | 金融・自動車・製薬・IT業界など |
おすすめの企業 | 柔軟さや対応速度を重視したい企業 |
サービスURL |
リクルートスタッフィングは、リクルートグループを母体とした採用代行です。採用目標の変動に対して柔軟かつスピーディに対応でき、採用活動の可視化も得意としています。
5-4.JAC Recruitment (ジェイエイシーリクルートメント)
会社名 | JAC Recruitment (ジェイエイシーリクルートメント) |
企業概要 | 採用代行(RPO)と人材紹介を兼ね備える企業 |
サービス詳細・特徴 | 中途採用やハイレイヤー採用に強い |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | 外資系企業、日系企業など |
おすすめの企業 | ハイクラス人材やグローバル人材を求めている企業 |
サービスURL |
JAC Recruitmentは、中途採用やハイレイヤー採用に強い採用代行です。海外ネットワークや英語に対応できるスタッフも多く、外資系企業や日系企業に向いています。
5-5.株式会社アイデム
会社名 | 株式会社アイデム |
企業概要 | 求人広告に強みを持つ採用代行企業 |
サービス詳細・特徴 | 自社媒体として、新聞折込求人紙「しごと情報アイデム」や総合求人サイト「イーアイデム」がある |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | アイデムの媒体に求人情報を掲載したい企業 |
おすすめの企業 | 母集団形成に力を入れたい企業 |
サービスURL |
株式会社アイデムは自社媒体(しごと情報アイデム・イーアイデム)が充実しており、母集団形成に最適です。特に地域密着型の採用活動に向いています。
5-6.パーソルキャリア株式会社
会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
企業概要 | 転職サイトdoda(デューダ)を運営する企業で、転職に関する情報が豊富 |
サービス詳細・特徴 | 月額固定タイプと成功報酬タイプがあり、組み合わせることも可能 |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | dodaを積極的に利用したい企業 |
おすすめの企業 | ・母集団形成を求める企業 ・大規模採用を考えている企業 |
サービスURL |
パーソルキャリア株式会社は、転職サイトdoda(デューダ)を運営しており、中途採用や母集団形成に強い採用代行です。大手の中では珍しく、成功報酬タイプでの料金体系を選べます。
5-7.株式会社マイナビ
会社名 | 株式会社マイナビ |
企業概要 | マイナビ転職のノウハウを活かして、採用代行をおこなう企業 |
サービス詳細・特徴 | ノンコア業務の代行を得意とする |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | 上場企業からベンチャー企業まで幅広い |
おすすめの企業 | ノンコア業務を委託し、コア業務に集中したい企業 |
サービスURL | https://saponet.mynavi.jp/service_career/detail/20210506191702.html |
株式会社マイナビの採用代行(RPO)はノンコア業務の代行に特化しており、スカウトメール配信や応募社管理、面接設定などを効率よくおこなってくれます。
5-8.株式会社トライアンフ
会社名 | 株式会社トライアンフ |
企業概要 | 採用代行(RPO)と採用コンサルティングを得意とする企業 |
サービス詳細・特徴 | 採用に関する実務の代行はもちろん、採用担当者の研修も可能 |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | メーカー、携帯キャリア、大手商社など |
おすすめの企業 | 採用業務の効率化やノウハウ吸収を求める企業 |
サービスURL | https://www.triumph98.com/solution/recruitment/recruitmentoutsourcing/ |
株式会社トライアンフは採用業務の代行だけでなく、採用担当者の研修なども得意としています。そのため、より早く自社での自走を目指したい企業に向いています。
5-9.株式会社ONE
会社名 | 株式会社ONE |
企業概要 | スタッフが求人広告業界や採用コンサルタント、企業人事出身などで構成されている企業 |
サービス詳細・特徴 | ノンコア業務だけでなく面接代行なども得意とする |
料金 | 月額7万円以上 |
主な顧客 | 求人広告掲載を検討している企業 |
おすすめの企業 | ノンコア業務だけでなく、コア業務のサポートも受けたい企業 |
サービスURL |
株式会社ONEは、採用計画から内定者のフォローまで、あらゆる採用業務に対応可能です。特に求人広告に強みを持ち、面接代行なども可能です。
5-10.キャリアマート
会社名 | 株式会社キャリアマート |
企業概要 | RPAを活用した効率的な採用業務をおこなう企業 |
サービス詳細・特徴 | 最短3日でスタート可能で、業務が多くてもサービスが安定している |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | 各種メーカー企業 |
おすすめの企業 | ・大規模採用を考えている企業 |
サービスURL | https://www.careermart.co.jp/outsourcing-service/ |
株式会社キャリアマートは、RPA(Robotic Process Automation・ソフトウェアによる定型的な業務自動化)を積極的に活用しており、業務の規模が大きくてもサービスが安定しているのが特徴です。
5-11.レジェンダ・コーポレーション株式会社(変革RPO)
会社名 | レジェンダ・コーポレーション株式会社 |
企業概要 | 企業の変革に必要な採用活動を得意とする企業 |
サービス詳細・特徴 | 1ヶ月のお試しプランがあり、リピート率も高い |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | 採用ブランディングを求める企業 |
おすすめの企業 | 試しに面接代行を試してみたい企業 |
サービスURL |
レジェンダ・コーポレーション株式会社の変革RPOには、1ヶ月のお試しプランがあるため、採用代行がどんなものか試してみたい企業に向いています。
5-12.マンパワーグループ株式会社
会社名 | マンパワーグループ株式会社 |
企業概要 | 世界で80カ国に拠点を持つ、アメリカ発の総合人材サービス会社 |
サービス詳細・特徴 | センターからの支援かスタッフ常駐、双方を組み合わせたサービスから選べる |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | 外資系企業、日系企業など |
おすすめの企業 | ・ノンコア業務をアウトソーシングしたい企業 |
サービスURL |
マンパワーグループ株式会社は、アメリカに本社を置くマンパワーグループの日本法人です。大手の採用代行の中では老舗の部類に入り、日本国内だけでも140以上の拠点を持ちます。
5-13.アデコ株式会社(Pontoon)
会社名 | アデコ株式会社 |
企業概要 | 世界で60カ国以上の拠点を持つ、スイス発の総合人材サービス会社 |
サービス詳細・特徴 | エンジニア採用やハイレイヤー採用を得意とする |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | 外資系企業や大手企業など |
おすすめの企業 | ハイクラス人材やグローバル人材を求めている企業 |
サービスURL |
アデコ株式会社は、スイスに本社を置くアデコグループの日本法人です。エンジニア採用やハイレイヤー採用など、難易度の高い採用を得意としています。
5-14.株式会社カケハシ スカイソリューションズ
会社名 | 株式会社カケハシ スカイソリューションズ |
企業概要 | 社員研修や定着支援など、採用後のサービスも充実している企業 |
サービス詳細・特徴 | 積極的に提案し、採用活動の課題解決に取り組む |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | サービス業・IT関連企業など |
おすすめの企業 | スカウトメールや、応募者・内定者のフォローに力を入れたい企業 |
サービスURL | https://www.kakehashi-skysol.co.jp/service/newgrad-support/16104.html/ |
株式会社カケハシスカイソリューションズは、指示待ちをよしとせず、積極的に提案をおこなう大手採用代行です。応募者を惹きつけるようなスカウトメールの作成も得意としています。
5-15.株式会社キャスター(CASTER BIZ recruiting)
会社名 | 株式会社キャスター |
企業概要 | リモートワークを前提としており、社員は国内外を問わず在籍している |
サービス詳細・特徴 | リクルーター・応募者対応・原稿担当の4人体制で業務をおこなう |
料金 | 月額:40万円~ |
主な顧客 | IT関連企業やベンチャー企業など |
おすすめの企業 | 採用活動のデータを蓄積し、腰を据えて採用活動の課題解決に取り組みたい企業 |
サービスURL |
株式会社キャスターでは、採用のプロが4名体制でサポートする大手の採用代行です。最低契約期間は3ヶ月以上で、カスタマイズも可能です。
5-16.ア・ロッカ株式会社(アイティ人事)
会社名 | ア・ロッカ株式会社 |
企業概要 | 愛知県名古屋市に本社を置く、ITエンジニア採用に特化した企業 |
サービス詳細・特徴 | 面接以外の採用活動業務を網羅している |
料金 | 月額:10万円〜 |
主な顧客 | IT企業 |
おすすめの企業 | ITエンジニア採用に力を入れたい企業 |
サービスURL |
ア・ロッカ株式会社は、ITエンジニア採用に特化した大手採用代行です。採用計画の立案やスカウト配信を得意としています。
5-17.株式会社ダイレクトソーシング
会社名 | 株式会社ダイレクトソーシング |
企業概要 | LinkedIn(リンクトイン)の運用に強みを持つ企業 |
サービス詳細・特徴 | 60万件の採用データを活用し、採用計画の立案や支援をおこなう |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | 外資系企業、日系企業など |
おすすめの企業 | LinkedInを活用したい企業 |
サービスURL |
株式会社ダイレクトソーシングは、ビジネスに特化した世界最大級のSNS「LinkedIn」の正規代理店です。LinkedInを積極的に活用したい企業に向いています。
5-18.株式会社キャリタス
会社名 | 株式会社キャリタス |
企業概要 | 新卒採用メディア「キャリタス就活」を運営する企業 |
サービス詳細・特徴 | 新卒採用や採用後の教育業務を得意とする |
料金 | 要問い合わせ |
主な顧客 | 新卒採用を希望する企業 |
おすすめの企業 | 学生に対し、積極的にアプローチしたい企業 |
サービスURL |
株式会社キャリタスは、新卒採用に関する業務を得意とする大手採用代行です。内定者の研修なども得意としています。
5-19.株式会社ミギナナメウエ(即戦力RPO)
会社名 | 株式会社ミギナナメウエ |
企業概要 | ベンチャー・スタートアップに特化している企業 |
サービス詳細・特徴 | 面接以外の採用業務をすべてサポートする |
料金 | 月額:30万円〜 |
主な顧客 | ベンチャー企業・スタートアップ企業 |
おすすめの企業 | コストパフォーマンスと解決速度を重視したい企業 |
サービスURL |
株式会社ミギナナメウエは、ベンチャーやスタートアップに特化している大手採用代行です。費用対効果が高く、課題の解決速度に重きを置いています。
5-20.株式会社アールナイン(人事ライト)
会社名 | 株式会社アールナイン |
企業概要 | 採用代行や採用コンサルティングを手がける企業 |
サービス詳細・特徴 | 面接や面談などのコア業務に関する代行に強い |
料金 | 月額:20万円〜 |
主な顧客 | 専任の採用担当者が不在の企業 |
おすすめの企業 | コア業務も含めてアウトソーシングしたい企業 |
サービスURL |
株式会社アールナインは、ノンコア業務だけでなく面接や面談などのコア業務も得意とする大手の採用代行です。最短1ヶ月から契約できるため、必要な時に必要な期間だけ運用したい場合にも重宝できます。
6.採用代行(RPO)の選び方
大手の採用代行(PRO)にもそれぞれ特徴があるため、どの企業を選ぶべきか悩む場合もあるでしょう。ここでは選ぶ際に重視したいポイントをご紹介します。
6-1.自社の採用課題を解決できるか
採用代行(RPO)を選ぶ前に、まず自社の採用課題を洗い出し、どの採用代行サービスであれば解決できるか、また得意としている分野なのかを確認しましょう。
たとえば、新卒の大規模募集を計画しているがマンパワーが不足している場合は、新卒採用や大規模募集の業務を得意としている企業を選ぶべきです。どんなに評判がよくても、中途採用専門の企業や成果報酬タイプの企業では、期待通りの成果が得られにくいです。
6-2.サービスの対応範囲
自社が求める業務がサービス範囲に含まれているかも重要です。特に面接や面談など、コア業務を委託したい場合は注意が必要です。なぜなら、サービス範囲がノンコア業務のみとなっている企業も珍しくないためです。
また、採用のノウハウを吸収したい場合は、採用担当者の研修・教育などを得意としている企業を選ぶとよいでしょう。
6-3.費用が予算内に収まるか
費用が予算内におさまるかも、必ず確認しておきましょう。月額料金や各種オプション料金だけでなく、最低契約期間も確認しておくべきです。企業によっては1ヶ月から契約可能な場合もあれば、6ヶ月の契約を求められるケースもあります。契約内容と費用のバランスをしっかり見極めて選定しましょう。
採用代行サービス(RPO)の選び方についてさらに詳しく知りたい場合は、下記の記事を参考にしてください。
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- 採用代行(RPO)の選び方と14の比較ポイントを徹底解説
6-4.大手の採用代行(RPO)を選ぶ前に押さえたいポイント
上記の3つのポイントを確認し、委託先候補をある程度絞り込めたら、以下の3点も確認してみてください。いずれも採用ミスマッチを防ぐうえで重要なポイントです。
柔軟性があるか
企業ごとに採用課題や最適なアプローチ法は異なるため、サービスのカスタマイズが柔軟にできるかどうかは重要です。
大手の採用代行(PRO)は実績や経験が豊富ですが、効率化重視のために柔軟な対応が難しい企業もあります。事前にどの程度まで対応してくれるのかを確認しておきましょう。
あわせて、契約期間中に課題や状況が変わった際、プランの変更や追加の調整ができるかも確認しておきましょう。
担当者の得意分野がマッチしているか
見積りまでの段階で担当者の候補がある程度きまっている場合は、その担当者の得意分野や実績を確認しておくとよいでしょう。
担当者との相性は、採用活動の成果に影響する重要な要素です。しかし、大手企業の採用代行(PRO)でも、すべての担当者がオールマイティとは限らず、経験や専門性に違いがあります。
もしも、不安や不満を感じたら別の候補者を数名ピックアップしてもらうと安心です。担当者を途中で変更できるかも、事前に確認しておくとよいでしょう。
支援体制が自社に合っているか
採用代行(PRO)によって支援体制の組み方はさまざまです。1社ごとに専任のチームを編成する企業もあれば、業務ごと(メール対応・母集団形成・面接調整など)に専門の担当者がつく場合もあります。
大手採用代行は、抱えている顧客が多いため「自社への注力度が薄れるのでは?」と心配になることもあるかもしれません。しかし、充実した専任のチーム編成が組まれているならば、そのような事態にはならないでしょう。
導入前にどのような体制でサポートされるのか、誰がどの業務を担当するのかといった点を詳しく確認することが大切です。
7.大手採用代行(RPO)を選ぶメリット・デメリット・中小サービスとの違い
大手企業の採用代行(RPO)は実績や経験が豊富で、大規模採用などの大量業務にも対応可能ですが、大手企業ゆえのデメリットも少なからずあります。メリットとデメリット、中小企業との違いを解説しますので、採用代行選びの参考にしてみてください。
7-1.大手企業のメリット
大手企業の採用代行(PRO)は、年間で数千件の案件を抱える企業も多いです。豊富な実績と経験に裏付けられた安定したサービスと、的確なサポート、アドバイスが期待できます。
特に大規模採用の場合は、大手でなければ対応できないケースもあります。さらに、利用者数が多い分、口コミ件数や評判を調べやすく、比較検討しやすい点も魅力といえます。
7-2.大手企業のデメリット
組織が大きい大手採用代(PRO)では、社内での承認事項が複雑になりがちです。各プロセスに時間がかかる可能性があるので、事前に対応スピードを確認しておく必要があるでしょう。
また、多くの企業は効率や実績を重視する傾向にあるため、斬新なアイデアや柔軟な対応を求めたい企業には、物足りないと感じるかもしれません。
7-3.大手企業と中小企業との違い
大手企業の採用代行(PRO)の多くはサービス範囲が広いため、どんな採用業務でもワントップで任せられるのが特徴です。また、マンパワーも豊富なため、対応力には定評があります。
一方、中小企業の採用代行は、得意分野がはっきりしている傾向にあり、ピンポイントの業務委託に向いています。ただしマンパワーが小さいため、大規模採用などには向いていません。
また、創業から日が浅く経験が十分ではない企業も少なくないため、導入前に実績や得意分野を確認することが大切です。
8.採用代行(RPO)を利用する際の注意点
採用代行(PRO)は便利なサービスですが、ときには期待通りの成果が得られない場合があります。ここでは、採用代行を利用する際によくある失敗例や注意点などを紹介します。注意点を知り、しっかりと対策することで、ミスマッチなどのリスクも減ります。
8-1.代行企業との連携・情報共有不足によるミスマッチ
採用代行(PRO)を利用する上で、代行企業との連携や情報共有はとても重要です。認識にずれが生じると、採用要件に合わない人材を紹介されるなど、ミスマッチの原因になります。
伝えたいことはすべて伝えきれるように事前ミーティングなどをおこない、採用方針や細かな役割分担、連絡系統、目標などを共有しておきましょう。
8-2.候補者とのコミュニケーション不足
採用代行(PRO)に面接や面談、内定者フォローなどをすべて任せてしまうと、候補者とのコミュニケーション不足に陥る可能性があります。コミュニケーション不足は内定辞退につながる恐れもあります。
このような事態を防ぐには、一次面接だけを任せて、二次面接以降は自社のスタッフで対応するなどの工夫が必要です。また、ノンコア業務を委託し、候補者と直接関わるようなコア業務は自社でおこなうのも1つの方法です。
8-3.代行企業に任せきりでノウハウを吸収・蓄積できない
採用活動の業務を代行企業にまかせきりにしてしまうと、ノウハウを吸収・蓄積できません。そのため、委託した業務のプロセスを可視化し、定期的にミーティングをおこなうなどして対策することをおすすめします。
採用代行(PRO)を「採用活動におけるパートナー」と位置づけて積極的に関わり合えば、おのずとノウハウも吸収・蓄積できるでしょう。
8-4.機密情報の扱い(セキュリティ)を確認する
採用活動では、応募者の個人情報を取り扱うため、機密情報の扱い方やセキュリティ体制はとても重要です。データの保存方法やアクセス権限など、基本的なルールが明確になっているかを確認しましょう。
また、自社の採用活動に関する計画や経営方針などが、漏えいするリスクも考えられます。万が一トラブル発生した時の対処方法や、機密保持のルールなどもあわせて確認しておくようにしましょう。
8-5.目標設定・委託範囲の定義
採用活動において「何を目指すのか」という最終目標を決めなければ、採用代行(PRO)をどう活用するのかも見えてきません。しかし、「内定者◯名を◯ヶ月で確保する」といった具体的な目標が決まれば、KPI(重要業績評価指標)や委託すべき範囲なども自然と定まっていくでしょう。
目標を立てるのが難しい場合は、採用計画の立案が得意な採用代行を利用し、目標設定・委託範囲の定義を明確化することをおすすめします。
8-6.RPO企業とのコミュニケーション(定例MTGなど)
採用代行(PRO)委託後のコミュニケーションも非常に重要なので、キックオフミーティングだけでなく定例ミーティングのタイミングなども決めておくことをおすすめします。
KPIの達成状況や計画変更の必要性があるかなどを確認し、採用活動の精度向上につなげましょう。
8-7.社内文化・求める人物像の的確な共有
採用代行(RPO)を活用する際は、社内文化や求める人物像の共有は重要です。ここの認識がずれていると、採用選考や面接・面談を委託した場合に、求める人材が集まらない可能性もあります。
採用ミスマッチを防ぐためにも、自社の社風や採用ターゲットを的確に共有しておきましょう。
8-8.導入前の社内準備・体制構築
採用代行(PRO)をスムーズに活用するには、導入前の準備が欠かせません。まずは自社の採用活動の課題をふまえて、採用代行の選定基準を明確化しましょう。そのうえで、複数のPRO企業を比較し、見積りや事前の相談を進めるとよいでしょう。
採用代行の導入が決まった後は、社内の運用体制を整え、採用代行企業と連携しやすいように人材の配置や社内ルールを決めます。このように準備しておくと、スムーズに計画がすすみやすくなります。
9.採用代行(RPO)の活用事例
採用代行(RPO)の活用事例を新卒採用、中途採用、アルバイト・パート採用に分けて紹介します。自社の採用課題に近いものがあれば参考にしてみてください。
9-1.新卒採用|不動産|営業職
企業情報 | ・不動産 ・従業員数は30~50名 ・採用エリアは関東 |
採用課題・ニーズ | ・はじめての新卒採用でやり方がわからない |
採用活動の結果 | 6名の学生の採用に成功 |
参考:はじめての新卒採用実施。当時10名規模の会社で、6名の採用に成功した秘訣とは?
この事例では「新卒を採用したいが、採用ノウハウが不足している」が課題であったため、まずは新卒に強く、コストパフォーマンスのよい就職情報サイトを活用することにしました。
さらに、学生を集めた説明会もおこない、企業と応募者が直接コミュニケーションを取れる場を設けました。相互理解が深まり、結果として10名規模の会社で6名の採用に成功しています。
9-2.中途採用|不動産|営業職・施工管理
企業情報 | ・不動産/建築・施工管理 ・従業員数は100~299名 ・採用エリアは福岡・佐賀・熊本 |
採用課題・ニーズ | 応募者が少ないため母集団形成をおこないたい 応募のミスマッチが発生している |
採用活動の結果 | 2クール運用し、合わせて11名の採用に成功 |
参考:ダイレクトリクルーティングの採用事例|施工管理・営業職の採用単価を半分以下に削減!
この事例では「応募者数が少なく、ミスマッチな応募が多い」ことが課題でした。そこで、企業からアプローチできるダイレクトリクルーティングを活用し、スカウト配信をおこなうことに決めました。採用したのは、スカウトメールの開封率が高い「doda Recruiters(デューダ・リクルーターズ)」です。
適切なターゲット選定と配信文面を工夫したことで、既読率を77%にまで押し上げ、2クールあわせて11名の採用に成功しました。
9-3.アルバイト・パート採用|飲食業|飲食店舗スタッフ
企業情報 | ・飲食業 ・採用エリアは全国 |
採用課題・ニーズ | スピードアップや的確な分析をおこないたい |
採用活動の結果 | 応募からの面接設定率が20%以上UP、歩留まりも以前と比べ圧倒的に改善 |
参考:アルバイト採用の面接設定率が20%以上改善!応募者データの分析で、より戦略的なアルバイト採用のパートナーに
この事例では「アルバイトの採用を一括でおこないたいが、工数が多く手が回らない」という課題がありました。そこで、ネオキャリアのエージェントコントロール代行を導入しました。
その結果、応募者へのレスポンスが大幅に早くなり、面接設定率は導入前と比べて20%以上UPしました。さらに、採用までの歩留まりも改善され、全体の採用効率が大きく向上しました。
10.応募者から見た採用代行(RPO)の魅力
企業にとって魅力の多い採用代行(PRO)ですが、面接や面談などを委託した場合、応募者側がどう思うのか気になるところでしょう。実際のところ、魅力を感じる応募者も多く以下のような感想を抱くようです。
(※ノンコア業務のみを委託する場合は、直接応募者の目に触れないため、採用代行の利用を認識されることはほぼありません)
10-1.第三者の目線から客観的な意見を聞ける
応募者側からしてみれば、採用代行スタッフは第三者であり、企業の社員よりも客観的な意見を聞ける存在として受け入れられやすいようです。
一次面接のみを委託した場合は、一次面接で第三者の意見を、二次面接以降では実際の社員から意見を聞けるため、多角的に企業を知ることができるのは応募者にとってメリットが多いと言えるでしょう。
10-2.緊張がほぐれ、本音を話しやすい
採用代行スタッフとの対話は、実際の社員と話すより気楽だと感じる応募者が多いようです。また、採用代行のスタッフであれば「実際のところ、どれくらいの意気込みなのか」「他社と比べてメリットを感じたのか」など、社員では聞きにくいようなことも聞けるでしょう。
10-3.就活・転職の相談ができる
採用代行のスタッフは、採用活動のプロであると同時に就活・転職のプロでもあります。これまで多くの求職者と接してきた経験と知識を持つスタッフは、応募者にとっても頼れる存在です。
面接や面談の際に応募者の不安や悩みをヒアリングしたり、企業との相性を分析すれば、企業と応募者双方のミスマッチを減らせます。
11.まとめ
大手の採用代行(PRO)は、経験と実績が豊富で頼りになる存在です。特に全国規模での大規模採用などは大手でないと対応できません。
今回紹介した大手の採用代行20社はそれぞれに強みや特色があるため、自社にとって最適なパートナーを選び、採用活動を成功させましょう。
みんなの採用部では採用代行のご相談について無料で承ります。自社に合った企業選びでお悩みの方は、ぜひ以下のページからお気軽にお問い合わせください。

アウトソーシングを通して本質的課題の解決を
新卒・中途・アルバイト領域の採用コンサルティングおよびアウトソーシングのご支援をしております。エンジニア採用支援の実績も多数あります。培った採用ノウハウをもとに、企業様の課題に合わせたプランニングが得意です。コスト削減や母集団形成などでお困りの際はご相談ください。
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